霞ヶ浦町郷土資料館

2002.7


 昭和62年、出島村郷土資料館としてオープンし、平成9年町制施行により出島村が霞ヶ浦町と名称を改めた為現在は霞ヶ浦町郷土資料館となっています。でも建立の碑文は出島村のままです。
 霞ヶ浦町は霞ヶ浦に突き出す半島状の突出の中心部から先端までを占めており、霞ヶ浦町郷土資料館はその半島のほぼ先端の霞ヶ浦を見下ろす台地の縁に建っています。


<本丸大手門?>

 霞ヶ浦町郷土資料館を訪れたのは7月の土曜日でしたが、この手の施設としては決して狭くない駐車場は八割方埋まっています。
「結構賑わっているのかな?」
 と疑問を感じつつ大手門をくぐって本丸に入ります(大手門から即本丸ってのも変ですが)。天守の周りには空掘が巡り、本格的な城郭風となってます。


<天守の周りには空堀が巡っています>

 受け付けで210円払って下駄箱に靴を入れるとやはり多数の靴が有ります、しかし展示室には誰も居なかったので、隣接する集会所?に地元の方々が集まっていた模様です。 展示は、霞ヶ浦の帆掛け舟の2/3模型がメインで一、二階が吹き抜けになっています。その他、三階まで土器や民俗資料など、有り勝ちな物が一通り有りました。
 四階展望台からの霞ヶ浦の眺めはなかなかの物です、大概の物件で眺望は誉めてますが、ここの眺めは本当に良いです。わざわざ行くにはえらく不便な所ですが、近所まで行った際には寄ってみても良いかと思います。


<四階展望台から見た霞ヶ浦>

 霞ヶ浦町郷土資料館から湖畔に下ると水族館が有ります。が、そこには寄らず、水族館の入り口の横にある土産物屋さんで地元産の田螺の佃煮などを買って帰りました。

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