*模擬天守その3*


 川之江城は交通の要衝として何度も争乱の舞台になりましたが、秀吉の四国平定後に廃城となりました。

 昭和61年に天守が再建され、内部は資料館・展望台となっています。

 天守が建っている所は天守台という伝承が有るようですが、天守があったという確かな証拠は無いようです。
愛媛県川之江城

岡崎城天守(徳島県鳴門市) 昭和40年 
 阿波九城の一つ、撫養城跡に鳥居記念館として建設されました。
 鳥居龍造博士は地元の偉人らしいのですが、その記念館が何故天守風なのかは良く判りません。
日和佐城天守(徳島県) 昭和53年 
 日和佐城は蜂須賀家入封の際に廃城になり、かつての様子は良く判っていません。
 昭和53年に建てられた天守は「日和佐勤労者野外活動施設」とのことですが、中にはウミガメ関係や歴史関係の展示が有ります。 

 阿波九城は蜂須賀家が領内統治の為に整備した城ですが、元和一国一城令で廃城となりました。

 川島城はその一つですが、このクラスの城に天守に相当する櫓が有ったとは考えられません。

 昭和56年に建てられた天守は、川島公園のレストハウスで喫茶店・展望台となっています。
川島城(徳島県川島町)

羽衣石城天守(鳥取県) 昭和6年・平成2年 
 詳しくはこちらを。
 平成に木造で再建された不思議な模擬天守です。
中村城天守(高知県中村市) 昭和40年 
 中村城二の丸址に建つ幡多郷土資料館です。
杵築城天守(大分県杵築市) 昭和45年 
 杵築城は江戸時代に入ると山城は放棄され麓に居館が移されました。
 その山城の本丸跡に昭和45年に天守が建てられました。

高岡城(宮崎県高岡町)

綾城(宮崎県綾町)

月山日和城(宮崎県高城町)

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