*現存天守その3*


丸亀城天守(香川県丸亀市)
丸亀城天守は1642年頃に完成し、1660年頃に現在の姿になったようです。

現存天守で、最も小規模らしいですが、そんな事を謳い文句にしなくても良いような気がします。

松山城天守(愛媛県松山市)
松山城の天守は最初五層のものが建っていましたが、何故か三層のものに建てかえられます。
地盤が弱かったせいとも言われますが、正確には判りません。
その三層の天守も焼失し、江戸時代の末期の1853年に再建されたのが現在の天守です。
最後の本格的城郭建築と言われています。

宇和島城天守(愛媛県宇和島市)
宇和島城天守は1665年に建てられました。
それ以前に建っていた天守の修復という名目でしたが、実質的に新造だったようで、天守建築の最終形とも言えます。

高知城(高知県高知市)
高知城は山内一豊が築いた城です。
現在の天守は江戸時代の中頃の1747年に再建されましたが、一豊創建当時の天守を忠実に再現した為、古風な佇まいを現在に伝えています。

なお、ハワイに有るマキキ教会は高知からの移住者が建てた高知城似の教会です。

−参考図書:名城の天守総覧(学研)−


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