*HOTEL Corona跡*
2003.2
大垣市街から県道31号線を関ヶ原方面に向っていたところ、まもなく国道21号と合流する辺りでかなり立派な城郭風の建物が見えて来たので、車を止めて見に行ってみました。
最初の印象は”宗教関係”か”豪邸”かと思ったのですが、看板が立っていて、
「HOTEL Corona」
となっていたので、あやしい宿泊施設と判りました。
塀越しに建物を観察しつつ、歩いて行くと国道に出ました。県道と国道の2本の主要道路に挟まれている為か、大きな建物はその両側に建っていてどちらを通っても非常に目立つようになっています。
北側の国道に面する建物の天守?部分です。高欄?の付き方が強引です。
しかし、どうもこの辺りから荒廃した雰囲気が見て取れるようになって来ました。
<HOTEL Corona全景>
上の写真は国道沿いから撮影したもので、2棟の建物の位置関係が判ると思います。塀には若干落書きが見られます。
こちらは県道側の建物ですが、屋根の上には立派な金の鯱が乗っています。
門から中を覗いてみると、石でも投げられたのか、かなりの枚数のガラスが割れていました。また、内部にも多少落書があったようです。
ここに至って、ここが既に営業していないという事に気づきました。
まだ、それほど荒れて居なかったので営業を止めたのはつい最近の事ではないかと思われます。