*ホテルニュー黒石城見物記*
2003.12
東北自動車道を弘前から青森方面に向かっていた所、黒石インターの手前から前方左手になにやら塔のようなモノが見えてきました。
なんとなく天守のようにも見えますが、天守に似た模様が描かれたサイロのようにも見えます。
つまりメリハリが無い、書割っぽい風情を漂わせていたのですが、そもそも高速走行中の事なので、それほど詳細には観察できません。
そうこうするうちに通り過ぎてしまったので、どうせ帰りにまた通るので、もう一度確認してあやしければインターから降りて探索する事にしました。
そして、次の日今度は青森から弘前方面に向かって走行しつつ黒石辺りで右手を観察します。
今度はかなり天守っぽい様子が見て取れたので、黒石インターで降りて探しに行ってみました。
前日の晩に地図で確認してだいたい「りんご試験場」の辺りかなと当たりを付けておいたので、浅瀬石川を渡って県道268号線を東に向かうと直ぐに道端に「ホテルニュー黒石城」なる看板が立っています。
もうこれしかない、という感じのあやしい名称です。
そこから少し行くと、今度は「ホテルニュー黒石城、ココ→」みたいな看板が有ったので入っていくと正面に。
もうあんまり説明する気も起きないくらい見たまんまの物件です。
上の画像で奥側が南で、建物の先は浅瀬石川沿いの段丘崖になっています。つまり、南側から見ると崖の上にコレが聳えているという構図になります。
東側から見た(ほぼ)全体の様子。
城門や海鼠壁風の塀など、トータルで城らしさを表現してます。内部はどうなっているのか大変興味深いところです。
天守部分は、高さ推定4m程度で、人が入るスペースが有るかどうか微妙な所のミニチュア系のようです。