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「しらたまの掲示板」過去ログ No.1001〜1500 を古い順で表示します。
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1001 Re:「助けてくれる」用具と、「制約する」用具  しらたま 2002/10/29[tue]11:32:30
田吾作さん
>「助けてくれる」用具と、「制約する」用具
示唆に富むお題ですね!
>こうすると顎当てに顎が「べったり」ついて、首は右に傾きやすく、
>これが波及して、身体全体には「右向き(時計回り)」の回転能が与えられ、
>@ 低弦を弾こうと右肘を上げる、
>A 低弦を押さえようと左肘を入れる、
>いずれも「反時計回り」の運動が「しんどく」なるはずです。
>結果として姿勢を前かがみにした方が楽になってしまい、「楽器が上がらない」一因になります。
なるほど。
時計回り、反時計回りの運動のご説明のお陰でよくわかりました。
首を右に傾けて楽器をはさんだ場合、そういうことが起こっていたのですね。
>ベークライト製の顎当て・・・
>\1,400〜\1,500 の安価なものがこれです。
そういうものなんですか!
私も最初の量産楽器についていたもので、プラスティック製持っています。
表面が滑り止めの網目模様になっています。
なんとなく、弾いた後で顔(顎)に網目模様がつきそうでイヤでした(笑)。
ん?でも、これは通販価格800円だから、田吾作さんのとは違うかもしれませんね。
>但し、この材質のものでも私にはまだ厚く、手前の盛り上がりや、奥の膨らみが邪魔なので、
>プラスチック用のやすりで削るという、凡そ弦楽器の演奏とは縁のない工房的作業を要します。
>(大真面目でやっている自分が滑稽で、笑いたくなります。)
それを言ったら、オーボエ奏者なんてリードを削るのが演奏の大半だとか言いますし(笑)。
田吾作さんの用具に妥協をゆるさない姿勢、恐れ入ります。
そして演奏家はやはり、手先が器用な方が有利ですね。
そういえば、例の血の味を思い出すヴィオラの顎当て、
私も最初は工作用の紙やすりで削ってやろうかと思ったんですが、
良く見ると使われている材料が黒檀ではなく代用品を黒く着色したものらしく、
しかも借り物ゆえ、一削りしたら取り返しのつかないことになりそうだったので
やめておきました(笑)。
>(今までの過程で私も首を痛めたことがあって、あいにく冬のさなかに身体全体が不調になり、
>いつもはひかない悪質な風邪に悩まされたことさえあります。)
首は本当につらいですよねー。
私が首を痛めた時は「首の捻挫」と診断されたんですけれど、
塗り薬と痛み止め渡されただけで、痛めた首の上に何キロだかの頭がのっかって
一日中グラグラしているんだから、たまったもんじゃなかったです。
これから冬にかけて、筋肉はこわばりがちですから、
皆さんも練習の前後にストレッチ運動するなど、お気をつけて!
1002 ポジ移動等  Viol 2002/10/29[tue]14:59:14
こんにちは。
いろいろ読んでいくとしらたまさんの現在やっているやり方と私のやり方は
結局ほとんど同じようです。
>だから、今のところ、ヴィブラート無しの時とポジ移動の最中には
>人差し指の根元を楽器に沿わせてガイドにして、
>ヴィブラートをかけ始める時、また4ポジ以上に上がった時には
>支点を親指に移行しています。
楽器への接触点が多い方が当然安定しますので原則として親指と人差し指側を
V字型にして下から楽器を支え、必要に応じて親指側のみになるという感じです。
4ポジ以上とそれ以下の移動があまりに頻繁に出てくる曲の場合、親指だけだとどうしても
右側への楽器の横滑りが防ぎきれませんね。テレビで見ていても大半のプロ奏者が肩当てを
使っているのはそんな理由かもしれません。
「肩を前に出す」についてですが、言われてみれば確かにそうかもしれません。
スズキメソッドでも最初の最初に「右肩を左手でつかみ、その状態の左肩に楽器をのせる」を
全員が習いますね。
それにしても楽器を保持するということだけでこれほど悩まなくてはいけない楽器というのは
他に無いでしょね。そもそも肩に担いで弾くことだけでも難しいのに、それに加えて楽器を
水平より上に上げ、指板を長くしてハイポジションも使い、ビブラートも大きく使う、
というように初期から大幅な技術革新がなされたことでさらに難しくなっているのですが。
ただ、その苦労を乗り越えて獲得するものも大きいのでみんなやるんでしょうけど(^^;;
1003 Re:ポジ移動等  しらたま 2002/10/30[wed]10:59:28
Violさん
>4ポジ以上とそれ以下の移動があまりに頻繁に出てくる曲の場合、親指だけだとどうしても
>右側への楽器の横滑りが防ぎきれませんね。
やはり大技をつかうとなると肩当てなしは大変ですね〜。
慣れていないせいかもしれませんが、何が起こるかわからない怖さがあります。
>スズキメソッドでも最初の最初に「右肩を左手でつかみ、その状態の左肩に楽器をのせる」を
>全員が習いますね。
そうすると、この教え方の元祖はスズキメソッドかもしれませんね。
>それにしても楽器を保持するということだけでこれほど悩まなくてはいけない楽器というのは
>他に無いでしょね。
全くです(笑)。
ヴァイオリン・ヴィオラの場合、
楽器が本体と弓の2ピースに分かれているという点がまずスゴイことで、
その2ピースを、床に置くでなし、膝にのせるでなし
それぞれを動き続ける自分の体を使って「空中」で
結び付けなくてはならないというのがまた大変で(笑)。
でも、「自分の体全体」が音楽に関わっている感覚は、
他の楽器よりも強いのではないかと思います。
だから面白い!
ところで、今、「2ピースに分かれている」というところで気がついたんですけれど、
それで擦弦楽器は打楽器にも成り得るわけですね。
ハハハ。今更そんなこと言ったりして・・・。
1004 ヴァイオリンの難しさ 等  Viol 2002/11/1[fri]12:55:0
しらたまさん
>やはり大技をつかうとなると肩当てなしは大変ですね〜。
>慣れていないせいかもしれませんが、何が起こるかわからない怖さがあります。
そうですね〜。オケだと特に大技が情け容赦なく出てきますのでナシだと結構
キツイですね。ヴァイオリンの弾きやすさなど一切無視したようなパッセージが
頻出します。
>楽器が本体と弓の2ピースに分かれているという点がまずスゴイことで、
確かに。逆に言うと右手と左手の動かし方の組み合わせは無数になるのでそれだけ
表現の幅が広いということになるのかな?この点もそうですが、ヴァイオリンの
素晴らしさと難しさは全て表裏一体ですね。音程、音色、音量、音の長さ、速さ、
ビブラート等々全てをコントロール可能な楽器というのはそうそう無いと思いますが(重音
もできるし)、逆にそれらをコントロールする技術が無いと長所が全部短所になってしまい
ますね。それと、全くの素人も含めてみんなこれらがコントロールされた状態のヴァイオリン
の音を知っているのでそこからはずれてしまうと一発で分かっちゃうのもツライところですね。
どんな楽器でもその中で秀でるのは大変だとは思いますが、ヴァイオリンはある程度形に
するのに異様に手間がかかりますね。そのためには音階等の基礎練習を沢山やらなければ
ならないわけですが、そういうものをやっていると楽しむためにやっているのか、単に
上達するためにやっているのか、自分でもわからなくなることがあります(笑
1005 今晩は〜  四無 2002/11/1[fri]21:40:7
今晩は、四無です〜相も変わらず飲屋投稿でのダラダラ文章です。
これは、感想ですが、もうとっくに腐ってしまったのですが四無
は一応、工科系出身だったのです、で、感じているのですが、
楽器、私の場合は愛する楽器はヴィオラですが、響き箱、楽器本体
ですよね、に接続する付属品の重さ(質量)は最低がいいと思って
ますが、どうでしょうか〜理由は、これはまったく理論ではない
ですが、すべて付属品も含めた質量が共鳴系また振動系になっている
のではないか、勿論、楽器本体、指板、ネック周り、顎当、肩当、弓、
体自身も‥‥
だから、できるだけ本体には余分な質量はつけないほうが楽器の
狙いどおりの響きのポイントで鳴るんじゃないかな〜なんて感じます。
それで、肩当なんですが、やはり、ヴィオラの音域の場合は、何もない
場合と、肩当(空気袋は軽いのですがKunみたいなしっかりした物)
をつけた場合は振動系が変わって(なんか、鳴りが違うということ)
くるという感じあります。共鳴のポイントがずれちゃうだろうか、
多分、ヴァイオリンは高音なので、ほとんど変わらないと思いますが〜
ヴィオラはなにか、違う感じがしてならないです〜
はい、息切れです〜ではまた。
1006 お久しぶりです  きよ 2002/11/4[mon]14:7:17
久方ぶりにやってきました。
いろいろあって、しばらくVnから遠ざかっておりました。
しらたまBBSは変わらず、技術的探求心の塊のような場所で
うれしくなり、私もぞくぞく刺激を受けましたよ。
肩当てですが、なしで弾いてみると、確かに、微妙な響きが直接伝わってきますね。
肩に力が入りすぎる人はお試し、かも。
肩当どころか、顎当てなしで、楽々弾いている人を見て
驚いたことがあります。実にいい音でした。
(単に上手い人だったからか?)
1007 付属品の重さ  しらたま 2002/11/7[thu]12:52:19
四無さん
>付属品の重さ(質量)は最低がいいと思って
>ますが、どうでしょうか
私もそうだと思います。
ただ、響きのバランスの悪い楽器の場合、
ある部分の振動を抑えることで音の形を整えることも
必要なのではないかと思います。
全体的な音量は減ったとしても、響きのバランスが良くなれば、
音程が聞き取りやすくなり、「人の耳に訴えかける音」、いわゆる「通る音」になる、
と私は考えます。
そういう小細工が必要ない楽器に関しては、おっしゃるとおり、
付属品は軽いにこしたことはないと思います。
肩当ても楽器の響きにかなり影響しますね。
KUNと空気袋では音が変わりますよね。
ヴィオラもヴァイオリンも同じくらい音に変化があるように思います。
でも、私が計ったところによると、空気袋は48g、SUPER KUNは51gくらいで
(いずれもヴァイオリン用)その差はわずか3g、
「空気袋は軽く、KUNは重いから」という理由「だけ」では、
その大きな音の変化を説明しきれないと思うんです。
それに、両方とも楽器の両縁に引っ掛けるという装着のしかたで、
楽器外側の響きを多かれ少なかれ止めているわけですし。
ですから、この2つの決定的な違いは、
裏板の響きを止めているかどうかではないかと思います。
で、空気袋を通して肩が裏板(裏板の中心よりやや左側)の振動を止めることが悪いかというと、
そうではなくて、低い音の成分を抑制して、高い音の成分が強調されるのですね。
そうすると、ブリリアントで明るい音に変化します。
しかし、楽器によっては、音が細くなりすぎて音量が減ったように聞こえる場合もあります。
実は私の楽器がそうなのです。
それで、私は自分の楽器しか知らない頃は「ブリッジ式最高!」と思っていたのですが、
いろんな楽器を弾かせてもらううち、そうとは言い切れないな、と思うようになりました。
そんなわけで、
ブリッジ式と空気袋、どちらがよく響くかについては、
今のところ「その楽器による」という意見です。
きよさん
ホントにお久しぶりです〜〜〜。
>肩当どころか、顎当てなしで、楽々弾いている人を見て
>驚いたことがあります。実にいい音でした。
バロックをやる方は普通にそれをやるみたいですね。
モダン楽器、モダン弓でも、顎当てと肩当ては使わないとか。
顎当て外すと、音は変わりますね。
耳の位置が低くなるせいもあるのかもしれませんが、
軽くて甘い音になるように感じます。
実は私も時々顎当て外して弾いています。
結構弾けるもんですよ(笑)。
・・・と聞いて、早速顎当てを外そうとしてる方、
長く放置された顎当てはコルク部分がニスにくっついていて、
無理に剥がすとコルクが割れたりニスが剥げたりしますので、ご注意を!
1008 補足です〜  四無 2002/11/7[thu]23:34:25
しらたまさま←四無です、いつもの飲屋から、のんだくれで〜
あの、あの‥‥四無が言いたかったことは、共鳴箱に質量が
接続されると、多分、共鳴がずれるだろな? てな、実感触で。
共鳴箱の振動しなくする(裏板を押さえる)とは別のことと感
じてます。
もっと、感じていることをわかりやすく言うと、肩当はまったく
裏板の振動を邪魔しないのは、弾いてみて、わかってます‥‥
肩当なしはと時々、裏板を押さえます。
なんて言ったらいいかな、仮想実験=仮想的に空中に浮かんでいる
、二つの楽器、ひとつは、そのまま本体のみ、もうひとつは肩当が
ついている楽器、このふたつの楽器を仮想的な空中に浮かんだ弓で
弾かれた場合、同じ響きでは決してないのじゃないかということ
言ってます。要するに、肩当は裏板の振動は阻害しないけど、いく
ら接触部にゴムがついてていても、装着した場合は全体でひとつの
の振動系になりますよね。だから、鳴り方が変わると思います。
もし変な思いこみで、変なこと言っていたらすみません、ご迷惑です
ね。 でも、実感としては、肩当ないほうがヴィオラっていう楽器は
素直に鳴る感じがして、発音いいし、しかも、左肩で裏板を押さえて
もです、単純に楽器の響きが体に伝わってくるだけかもしれませんね。
もう、酔っぱらってしまった。
では
1009 横板??  しらたま 2002/11/14[thu]0:2:21
四無さん
>要するに、肩当は裏板の振動は阻害しないけど、いく
>ら接触部にゴムがついてていても、装着した場合は全体でひとつの
>の振動系になりますよね。だから、鳴り方が変わると思います。
あ、振動を止めることは抜きでのお話でしたか。
失礼しました!
それならわかる気がします。
箱が鳴るとき付属品もいっしょに振動していますものね。
*-*-*-*-*-*-*-*-*
ところで、最近気づいたのですが、
空気袋型の肩当ての空気を抜いてぺちゃんこの状態で着けて弾くのと、
肩当てなしで弾くのとでも音が違うのですね。
ほんの少しですけれど、音のキラキラしたところがカットされて聞こえるのです
(私にとっては大した問題ではないですが・笑)。
ゴムを限界まで緩めるとこの音の差は縮まる気がします。
空気袋の止め具が横板に触れて圧迫しているからでしょうか。
面積にしてみればほんの5mm角ぐらいなものだと思うんですが。
今まで横板(裏板ではなく!)が高倍音を生み出しているとは思ってもみなかったので、
ちょっと驚いています。
1010 右手指の感触について  uraitamiru 2002/11/23[sat]22:21:18
先日、3度の件で色々とお騒がせしたものです.
仲間内のアンサンブルでは、何とかヴィオラの音で
読むことができたようでした.でも、やはり、早いパッセージになると
何時の間にか、ヴァイオリンの音(3度上の音)で読んでしまいますね.
でも、お蔭様で、久しぶりに、室内楽を楽しむことができました.
ありがとうございました.
さて、今回の題目・・・弓を持った時の右手指の感触について、教えて頂きたいと思います.
親指・・・爪の近くの、棹に当たる部分にタコができる とよく聞きますが
それほどまでに、親指に力が必要でしょうか
それとも、単なる練習時間の問題(!)ということでしょうか
人差し指・・・第1・2関節の間に、同じようにタコができると聞きますが.
中指・薬指・・・この2本の指が弓にぴったりと、フィット(?)していると感じる時
しっかりとした音が出ているようです.でもそれは、
10日に1日有るか無いかの、まれな感触でして、どうすれば
再現できるか、分かりません.
小指・・・今のところ、この指については、不思議なくらい、何も感じないのです.
どのように、なれば(感触)いいのでしょうか?
1011 Re:右手指の感触について  しらたま 2002/11/24[sun]0:55:44
uraitamiruさん
こんにちは!
アンサンブル(ヴィオラ・デビュー?)上手くいったようで、よかったですね。
>何時の間にか、ヴァイオリンの音(3度上の音)で読んでしまいますね.
私もまだアルト記号でしばしばもどかしい思いをします。
先日は4本のヴィオラのためのバッハ・シャコンヌを友人と遊びで弾いたのですけれど、
初見で4人でスコアを見ながら弾いていて、自分のパートはなんとか読めるのですが
(でも瞳孔がかなり開き気味かも・爆)、
他の人が弾いている音はスコア上で一致させることができないんです。
だから音名は放棄して音型とおたまじゃくしの数を頼りに模様読みして(笑)。
こればっかりは数をこなさないと慣れないのでしょうね〜。
でも、後から考えて見るに、
普段目にしているスコアではヴィオラの段の上はヴァイオリン(ト音記号)、
下はチェロ(へ音記号)なので、その読みクセがアルト変換を邪魔してたのかもしれませんねー。
>「弓を持った時の右手指の感触」
ですが、私は、
・親指
指先の爪際、人差し指寄りにタコができています。
タコができるかどうかは、練習時間の長さと言うよりも、
やっている曲によるんではないでしょうか。
速くて激しい移弦が繰り返される時や、
弓先でffを弾く時には親指に負担がかかる気がします。
・人差し指
はじめて5年〜10年くらいのころは弾いた後に赤く痕が残るくらいに押し付けていましたが、
現在は赤くもならず、タコもありません。
意識的に人差し指で弓を押し付けるということ自体しなくなりました。
逆に、指の腹で弓を「すくい上げる」ことを時折しています。
・中指・薬指
私が弓を持つときに一番意識しているのが中指から手首にかけてのリラックスです。
中指と弓との接触面をなるべく広くし、かかってくる力を関節という「点」ではなく、
指の「面」に柔らかく分散して負担するようにしています。
中指の第一関節部分を弓と平行に近くして
指の腹(の一部)で弓の重さを感じ、あと第二関節までを軽く弓に巻きつけているカンジです。
力は積極的には入れていません。
薬指は、曲げて弓尻を自分側に引き寄せることで、弓先を指板側に向かわせ、
伸ばして(小指で)遠ざけることで弓先を駒側に向かわせていると思います。
ですから、その音を出すのに最適な弓の軌道と薬指の曲げ伸ばし(と小指との連係)が一致した時に
フィット感が生じるのではないかな?と思います。
・小指
弓のヘッドの重さを親指の支点を使ってテコの原理で持ち上げるという意味では、
小指は、先弓ではフリー、元弓では力がかかると思ってよろしいですよね。
そしてE線よりG線の方がより大きい力がかかるので、
E線先弓で弓が弦についている時は完全にフリー(にすることが可能)で
G線元弓で弓が弦から浮いている時に最大の力が必要
ということでいかがでしょうか。
また、薬指でも触れましたが、
小指は弓の軌道コントロールにも大いに関わっていると思います。
また、最近は、中指から手首にかけてのリラックスを発展させて、
小指から尺骨へのリラックスを試みています。
これが上手くいけば、肘の重みを効率よく使えるようになるんではないかと・・・。
まだ試行錯誤中ですが(笑)。
と、こんなところでいかがでしょうか。
これが正しいというのではありません。
私の現状、ということで。
1012 右手指の感触について(その2)  uraitamiru 2002/11/24[sun]23:37:21
早速、お答えいただきありがとうございました.
親指のタコは練習時間にもある程度、関係有るのかも知れませんね.
人差し指について
>意識的に人差し指で弓を押し付けるということ自体しなくなりました。
この辺の理由は、音を変えるため?・・・或いは時間の経過により、
自然とそうなった・・・ということでしょうか?
>逆に、指の腹で弓を「すくい上げる」ことを時折しています。
う〜ん、何か、こう、感覚の次元が異なるようです.
どんな時に「すくい上げる」のでしょうか?
中指・薬指について
>一番意識しているのが中指から手首にかけてのリラックス
>指の腹(の一部)で弓の重さを感じ
これもまた、言葉の意味から、或いは想像上、理解できますが、
だからといって、すぐに、体得できることではないことかな・・・と思います.
小指について
この指はおっしゃる通り、感覚というより、はっきりとした荷重と言って
良い、ということかと思います.
その昔、ボーイングの美しい、その結果、生まれてくる美しい音に
出会い、そのあまりの美しさにショックを受けた経験があります.
肩、腕の重さを如何にして、弦に伝えるか、ヴァイオリン弾きにとって、
生涯の課題(ちょっと大げさかな?)と言えると思います.
その先生、曰く、「盗め!」
教えられるものではなく、自分で、体得するものである・・・
そんな意味を無言の内に感じたのを、今、思い出しました.
うーん、まだまだです.がんばりますゾ〜〜!
1013 右手指の感触について(その3)  しらたま 2002/11/27[wed]0:54:1
uraitamiruさん
人差し指
>>意識的に人差し指で弓を押し付けるということ自体しなくなりました。
> この辺の理由は、音を変えるため?・・・或いは時間の経過により、
> 自然とそうなった・・・ということでしょうか?
4人目の先生について根本的にボーイングを矯正したことがきっかけになったと思います。
それ以前の私は、右肘の位置が高くてほとんど手首が使えていなくて、
その分を指の屈伸で補っていたらしいんです。
指で感じながら指を動かしていたとでも言いましょうか、
極端に意識が右手の5本の指に集中していたんですね。
そして、自分でも「大きい音を出すために人差し指で弓を弦に押し付けよう」と思っていました。
ところが、手首が使えるようになってからは、指での小細工をしなくても済むようになって、
これまで指に集中していた意識が肘→肩→背中と徐々に体の幹の部分に向かいはじめたんですね。
最近は弦に圧力が必要な時は、腹筋を意識するようになりました。
腹筋にぐっと力を入れるとあとは自動(連動)で弦に圧力が伝わります。
もちろん、必要な時に必要なだけ人差し指には圧力がかかっているんですが、
自分では特にそれを意識していません。
例えば、自分がどこかに行こうと思って歩いている時に
足の裏にかかっている圧力を意識しない、そんな感じです。
また、手首が使えるようになってからは
人差し指がほぼ弓にさわっているだけという時間が増えて、
最大圧力も以前ほど必要なくなったように思います。
その理由としては、弓の持ち方が変わって、
中指と同様、人差し指の「弓に接する面積」が増えて力が分散したということ、
「先弓〜元弓」「E線〜G線」という条件で変化していく弓の重さの受け渡しが
人差し指から小指の間でスムーズになったことがあげられるかもしれません。
>>逆に、指の腹で弓を「すくい上げる」ことを時折しています。
> う〜ん、何か、こう、感覚の次元が異なるようです.
> どんな時に「すくい上げる」のでしょうか?
いやー、そんなご大層なものではなく、
もしかしたら私の悪癖の一つかもしれないんですけれど(笑)、
どんな時にそうなるかといえば「最元弓」からのダウンボウでの弓の走り始め、ですかしら。
大きい音を出すためには最初数センチの圧力+スピードが肝心だと思うんですけれど、
私の場合、最元弓では人差し指を使わないと弓が暴れてスピードが出ないんです。
小指が弓の重さを支えきれていないからかもしれません。
最元弓で人差し指をほぼフリーにしてみると弦の上に構えると小指が弓の重さを制御できず、
まっすぐ突っ張った恰好になります(私はこういう状態を「骨で支えている」と表現します)。
小指のつっぱりは、親指や他の指、手首にも影響して、関節ががちがちに固まってしまいます。
それで弓が暴れるんでしょうね。
だから、ヘッドの重みを軽減して小指の関節を少々フリーにするために
「人差し指ですくい上げて」いるのでしょう。
(ただし、弓の真下からすくい上げているわけではありません。)
で、人差し指にしてみれば、圧力は受身で無意識だけれど、
この「すくい上げる」は能動的に「やっている」のです。
>小指について
>この指はおっしゃる通り、感覚というより、はっきりとした荷重と言って
>良い、ということかと思います.
荷重(加重?)と言い切ってしまうとちょっと能動的すぎるかもしれませんね。
私の場合は、どちらかというと「このままじゃ弓が落ちちゃうよ、おっとっとっと」という
受身の感じの方が強いです(笑)。
それから、弓が上手く走っているときの小指の感覚としては、
先に上げましたとおり、関節のどこにも少しもつっぱりがないこととか、
筋力を100%使いきっていない(余力がある)こと、また、
元弓から先弓の間で弓の位置を示すメーターのように小指関節が滑らかに動いている、
小指の頭が吸い付くように弓上に配置されている、など上げられるかなと思います。
>肩、腕の重さを如何にして、弦に伝えるか、ヴァイオリン弾きにとって、
>生涯の課題(ちょっと大げさかな?)と言えると思います.
全くですね〜。
響きを生かすも殺すも右手次第。
私もいつか美しい響きを手に入れるべく、精進いたします。
1014 右手指の感触について(その4)  uraitamiru 2002/11/27[wed]23:55:39
ありがとうございました.
しらたまさんの文章、言葉の端々から、ヴァイオリンに対する
真摯な態度、深い経験、それと止むに止まれぬ情熱を感じました.
ボーイングの、右手指の感覚について、これほどまでに、精緻に、しかも
丁寧に、わかりやすく、表現された文章はないのではないでしょうか.
でも、このような感覚は、前回も同様な言葉で書かせてもらったかと思いますが
技術、能力の向上の結果として「・・・のように感じる」ということでして
逆に、「・・・を感じるように弾く」ということは、かなり困難なことではないでしょうか
(私自身の矛盾も感じています・・・笑)
一つ一つの文章、言葉を、ありがたく戴き、同じ感覚が一刻も早く持てる様
がんばりたいと思います.
ありがとうございました.
1015 バイオリンを弾いてみました  Elie 2002/12/3[tue]1:39:50
現在バイオリンの購入をかなり真剣に考えているため、楽器屋さんから一台借りてきました(^^)
考えてみたらちゃんとバイオリンを弾くのは初めてなのでした!
で、弾いてみた結果・・・
けっこう面白いことに気付きました。
まず以前にも話題になった楽譜の読み替えですけど。
ビオラより1度上で実際の弦は5度違うから、、、、ということは考えずに、楽譜の実音を見て
「ドはここ」というふうに見ているみたいです。
ただし、ビオラを弾いているときよりも、音符を「記号」で捉えて「前の音から何度上だから
この指で・・・」と考える割合が上がるみたいです。
ビオラの場合はかなりの部分、音符を音名で考えてますが、バイオリンを持つと、半々くらい。
これは要するにト音記号に慣れてないからでしょうね。
なのでいきなり音域が飛ぶと、当然分からなくなります(苦笑)
それと、楽譜を見ずに耳コピで弾くばあいと、楽譜を見ながら弾く場合では、
明らかに後者のほうが音程、ポジションが安定しました。
これは、私は耳コピの場合は指板上にバーチャル鍵盤を想定して、そこから音を取りながら弾くので、
ビオラの場合はもう完璧にバーチャル鍵盤が出来上がっていてただそこを弾くだけなのですが、
バイオリンだと不完全なので、音の位置を探らないと弾けないからだと思います。
で、楽譜を見ていると、何度上、とか、この音だとポジションはどのくらい上がって、、、ということを楽譜から読み取って頭が司令を出しているようなのです。
それがあきらかに感じられました(笑)面白かったです。
また指番号もかなり助けになりました。
楽譜がよめない、指番号がないと弾けない、という人の気持ち、かなり理解できる気がしました(いいかどうかはまた別にして)
それと、こんかい弾いてみた曲は、もうほとんど聞き覚えのある曲なので、先の音符が予測できてしまうのですが、全然しらない曲を楽譜を見て弾いたらどうなるのかなーということも考えました。
こんど試してみよう(笑)
持ち替えですけど、しらたまさんも書いていたように、30分くらいで切り替わってくるかな?
私の場合主に右手のボーイングが苦労しました。どうしても遠くを弾きたがってしまうのでした(爆)
1016 Re:バイオリンを弾いてみました  しらたま 2002/12/8[sun]21:36:53
秋から冬は、アマにとっても演奏会繁忙シーズンでございます。
というわけで、しばらく登場できなくてすみませんでした。
Elieさん
ヴァイオリン購入計画がそろそろ実現しそうですね。
楽器選び、真剣にやり始めると時間もお金(交通費)もかかって大変だけれど、
お気に入りの一本にめぐり合うまでがんばってくださいねー。
Elieさんのヴァイオリン譜の読み方体験談、面白いですね。
私がヴァイオリン→ヴィオラで経験したその全く逆パターン(笑)。
やっぱり、ピアノからの転向だと「ド(C)」を中心に読もうとするのかな?
>ビオラの場合はもう完璧にバーチャル鍵盤が出来上がっていてただそこを弾くだけなのですが、
ところで、これ、1弦上でのたて並び鍵盤かしら?
それとも、1〜4の指で押さえられる範囲の2弦にまたがるオクターブの2段鍵盤??
私がヴァイオリン始めたての頃は、まずは1弦の上で鍵盤を想像していました。
でも、2弦を使って(ポジションを移動せずに)1オクターブが出せるということが
実用化されたのは大分後になってからで、そこから先は1オクターブは2段鍵盤として
捉えているみたいです。
でも、ヴィオラを始めた時は、すでに2弦を使ったオクターブが身に着いていたから
先に2段鍵盤が想像できました。
う・・・すっかり自分とElieさんの頭の構造がいっしょだと思って書きましたが、
この意味、わかります?
>全然しらない曲を楽譜を見て弾いたらどうなるのかなーということも考えました。
不思議なもんです。
長年ピアノでト音記号には親しんでいたはずなのに
ヴァイオリンとはすぐには結びつかないのね(笑)。
初見だと音名で解釈するのを放棄して、度数で(相対的に)読みはじめるのでしょうか。
脳の使う場所が変わる気がする。
興味深いわ(笑)。
:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-
最近、構え方が変わってきて、
今までの顎当ての形に不満が出てきたので、思い切って自分で削ってみました。
100円ショップで紙やすりセット(荒目・中目・細目)を買ってきて、
ガルネリ型顎当て(テールピースをまたぐタイプ)の、
テールピース上から右にかけてのライン、角張っているところをひと削りしてみました。
幸い私は同型の顎当てを2つ持っているので、
「もしダメでも、もう一つあるさ」という気持ちだったのですが、
削ったあとは、「痛さ」のために顎の動きが制約されることが少なくなり、なかなか快調です。
加工はすごく簡単でした。
所用時間は、顎当てを外すところから、5分ほど。
黒檀って、意外に柔らかいんですねー。
(その代わり粉末になった黒檀で手が真っ黒になりましたー。)
本来なら工房にお願いすべきなのかもしれませんが、当人の皮膚感覚が頼りなので、
こればっかりは説明しにくいと思うんですよね。
かなり冒険なので、皆さんにおすすめはできませんが、
やっちゃったことのご報告まで(笑)。
1017 私もです♪  あんず 2002/12/9[mon]18:37:58
しらたまさん、実は私も1年くらい前に同じことやってました(笑)。
顎当て作る人は自分で試してみないのかどうか、わかりませんが、
あの角ばっているところが、とっても痛いのですよね。
我慢してひいていたら、だんだんアザがひどくなってきて、
それに、やっぱり耐えられなくて、私は、東急ハンズで
4種類くらいのかみやすりを買って頑張って、削りました。
私のはローズウッドでしたが、案外結構簡単に削れました。
でも、100円ショップは思いつかなかったです。
本当によい時代になりましたね。
1018 はじめまして  PONG 2002/12/9[mon]23:35:21
来年の1月に20歳になる、大学2年のPONGです。
なんか先日地元で第九を合唱で参加してきたんですが、オケをみててなぜかバイオリンを弾いてみたいと思うようになり、現在どうすればよいものか考えているうちにこのサイトに着いてしまいました。
自分の大学周辺は地方なんで教室などもほとんどありません。バイオリンは独学でできるものなのでしょうか?一応音楽の経験(ピアノと合唱)はあるのですが・・・
1019 Re:私もです♪  しらたま 2002/12/10[tue]12:28:49
あんずさん
いやー、すでにやられていたのですね(笑)。
さすが研究熱心なあんずさんだー。
>あの角ばっているところが、とっても痛いのですよね。
そうそう^^。
だけど、削ること前提なら、
かえってフラットでシンプルな形のほうがいいという気もします。
自分の好みに削ればいいだけの話ですからね〜。
>私のはローズウッドでしたが、案外結構簡単に削れました。
ではローズウッド(紫檀)もOKということで(笑)。
あとはボックスウッド(柘植)の情報が欲しいところですね。
柘植は染色してあるらしいから、削ったあとに色の違いがでないか心配。
1020 Re:はじめまして  しらたま 2002/12/10[tue]12:41:13
PONGさん、いらっしゃいませ!
>なんか先日地元で第九を合唱で参加してきたんですが、
>オケをみててなぜかバイオリンを弾いてみたいと思うようになり・・・
他でも似たようなお話を聞いたことがあるような(笑)。
第九で楽器に目覚める合唱の方って結構いるのかも知れませんね。
というか、合唱が出番までずーっと待たされ続けている間って
やっぱりオケを眺めているわけで、洗脳されやすい状態にあるとか(笑)。
>自分の大学周辺は地方なんで教室などもほとんどありません。
>バイオリンは独学でできるものなのでしょうか?
バイオリンは一般に独学が難しい楽器だと言われますが、
私はバイオリン「だから」独学が困難だとは思わないんですよ。
どんな楽器も、お手本なしに学習することは難しいでしょう。
ただ、バイオリンはピアノよりは馴染みのない楽器ですし、演奏には多少の痛みを伴います。
その痛みの中にも「ガマンしなければならない痛み」と「ガマンしてはいけない痛み」があります。
その区別ができず、悪い痛みをこらえながら練習を重ねると、体のあちこちに支障がでてきます。
反対に、本当は良い痛みなのに不安になってその痛みから逃れるように体を使ってしまうと、
いつまでたっても本当のバイオリンの音は出せません。
便利な世の中で、「どうやって弾くか」という情報は
教本やビデオ、あるいはインターネットからでも得られますが、
「痛み」の種類を見分けるお医者さんとしての「先生」の存在は他に代われるものがありません。
また、あふれる情報の中から、その人の症状を改善するための必要な情報だけを選んで与える、
例えて言えば処方箋を書いてくれるのも先生の重要な役目だと思います。
PONGさんがバイオリンを独学ではじめた場合、
ピアノの経験がおありだとのことですから、
楽譜は読めるし(しかもバイオリンは単旋律・ト音記号なので楽勝!)、
耳で音を探すこともできる、しかも左手も苦労なく回るでしょう。
ですから、音楽を全くやったことのない人よりも危なげなく、曲も早くすすめていけるでしょう。
それは、楽しいと思います。
PONGさんの望みがここまでならば、私は独学に反対はしません。
しかし、その先を目指すなら、上級者(先生)たちの目はごまかせません。
上級者たちは大抵の場合、曲が進んでいることよりも、
バイオリンを弾くための動作が確実に行われていることの方を重視します。
自分ではかなり弾けていると思っていても、
下された評価はほぼ0ということもありえるわけです。
そんな時に初心に立ち返れる謙虚な性格であるかどうかというのも
独学が向くか向かないかの判断材料の一つになるかもしれません。
たぶんPONGさんは一人で遊ぶためだけにバイオリンをやりたいと思っているのではないでしょう。
合唱の経験からも、バイオリンを使って音楽の輪に入っていきたいとお考えだと思います。
そうすると、やはり最初から実用的なバイオリンの音を目指した方がいい、
遠回りするのはもったいないと思うんですね。
ですから、私としては、多少遠いところにでも先生を探して
月1ででも(最初の数ヶ月はできることなら月4で)レッスンに通われた方がいいと思います。
まずは、バイオリンを弾いている姿を間近に見て、実際の音を至近距離で聞けるような
機会をつくられるようおすすめいたします。
地方でバイオリンをはじめるにはいろいろと苦労があると思いますが、
求めていれば必ず道はみつかります!
がんばってください。
1021 バイオリンを弾く  Elie 2002/12/11[wed]1:54:54
こんばんは〜〜
PONGさん>>
バイオリンを弾いてみたいと思われたとのこと、ステキなことです!
ええと現在大学生とのことですので、ご自分の大学に、オケか弦楽サークルなどはないでしょうか?
あれば、そこに行って話をきくのが一番てっとりばやいかと思います。
その団体にもよりますが、途中から入団しても、弾けるようになると思います。
(ただ最初は一人で地道な練習をしなければならず、さみしいかとは思うのですが^^;;)
団体に入るまでの時間的余裕が無いならば、個人でということになりますが、
少なくとも楽器屋さんや先生を教えていただけるのではないでしょうか?
全くの独学は難しいと思います。
バイオリンに限らず、というのは、しらたまさんもおっしゃってることですけど、
とにかくバイオリンは構えて弓をもって音を出す、しかもきちんとバイオリンらしい音を出す、
のが非常〜〜に難しいです。
フォームは真似できても(本、ビデオなどで)、正しい音が出ているか、という指摘をしてくれる
方がいないと、、、難しいと思いますよ。
間違った方向に進んでしまうと、正すのはとても大変ですし。
うまく先生が見つかることをお祈りしております!
しらたまさん>>
>私がヴァイオリン始めたての頃は、まずは1弦の上で鍵盤を想像していました。
>でも、2弦を使って(ポジションを移動せずに)1オクターブが出せるということが
>実用化されたのは大分後になってからで、そこから先は1オクターブは2段鍵盤として
うーん、私がビオラで持ってるのは、各弦3ポジまでのバーチャル鍵盤、ですかしら。。。
ともかく、ビオラだと、「弦のココを押さえるとこの音!」ってのがあるんですよね。
最初の頃にそういう感覚で捉えていたからだと思います。
でも必ずしも弦楽器ではそれは必要ないと思うのですよね。あったらあったで便利ですが。
(前にもそういう話題、出たと思いますが)
なのでバイオリンではあえて「鍵盤」はイメージしてないです、たぶん。
>初見だと音名で解釈するのを放棄して、度数で(相対的に)読みはじめるのでしょうか。
たぶんそうだと思います。
楽譜を見るだけなら、音名で読めるのにーっ(笑)
バイオリンで弾こうとすると「度数」で考え出すみたいですねえ。
オクターブが1−4の指で取れる、というのがかなり役立ってますね。
>脳の使う場所が変わる気がする。
絶対変わってると思います(笑)あ〜〜おもしろいわ〜〜
それにしても、
黒檀の顎あてを自分で削るなんて!
あんずさんもしらたまさんもチャレンジャー〜〜
私だったら「この削りくずが幾らかしら(爆)」なんて考えて、もったいなくて出来ません(笑)
幸い、あんまり顎あてが当たって痛いってことはなかったので。
1022 同じ立場の仲間を探そう!  田吾作 2002/12/12[thu]2:20:8
> オケをみててなぜかバイオリンを弾いてみたいと思うように
なってしまった PONG さん、こん○○は。 がんばって、ぜひ Violin を始めてください!
皆さんがおっしゃっているとおり独学は決して不可能ではありませんが、少なくともある時点で
「第三者のチェックを受ける」機会が多いに越したことはありません。 一般的にはそれが
> 上級者(先生)に教わる
ことを意味するわけです。
ただそれが難しいからこそ、深刻に悩んでおられるのかもしれませんね・・・。
でも同じ問題を抱えている方々は、過去にもいた筈ですし、今でもどこかに必ずいる筈です。
ひょっとすると、あなたのすぐ近くにも!
Elie さんも言っておられるとおり、
> ご自分の大学に、オケか弦楽サークルなどはないでしょうか?
> あれば、そこに行って話をきくのが一番てっとりばやいかと思います。
そこで先生が見つかるかもしれませんし、少なくとも、同じ立場にある仲間から
参考になる話を聞く機会、また刺激を受けるチャンスなどが必ず生まれる筈です。
一人だけで考えているよりも、世界が広がり、行く手が開けることは疑いありません!
たとえもし、手近にそのような可能性がないように思えても、決して諦めないでください。
幸いにも、アマチュアのオーケストラや合奏団を紹介するサイトがありますよね。
ここでは、そのうち幾つか代表的なものを挙げてみますから、お住まいの地域を検索してみてください。
これぞと思う団体が眼にとまり、コンタクトを取る場合、別に「入団を決意」してから臨まなくてもいいではありませんか。 親身になってくれる温かい人々が必ずいる筈です。
"Freude"
< http://www2s.biglobe.ne.jp/~jim/freude/ >
「オーケストラ・ピット」
< http://www7.big.or.jp/~redpig/orchestra/links_i.htm >
「日本のアマチュアオーケストラ一覧」
< http://www2.joho-kyoto.or.jp/~ytaki/amaoke/
また、その結果がもし思わしくないとしても、諦めないでもう一度ここにお便りをください。
この掲示板を見ているたくさんの方々が、あなたを応援しています。
きっと誰かが、もっと素敵な情報をくれることでしょう!
1023 おすすめ♪  あんず 2002/12/23[mon]21:2:13
こんにちは。
突然ちがう話題で申し訳ないのですが、
皆様エバ・ピラッティをご使用になったことが
ありますか?
私はいまいろいろと弦を変えてみてるのですが、
この弦はすごく良いです。
音がよく出るのですが、バイオリンの響きを
適度に引き出してくれて、あまり輝きすぎず、
おとなしすぎず、楽器本来の音のような気がします。
あまり音もくるわず、調弦も楽です。
E線も全部試して見ましたが、組み合わせとしては、
ゴールドスチールのE線(0.26)が一番弦の摩擦音も
気にならず、よいと思います。
もし、よければ、ぜひお使いになってくださいね♪
1024 ピアノトリオ  しらたま 2002/12/24[tue]1:3:36
田吾作さん、遅くなりましたが、
PONG さんへの書き込みありがとうございました(^^)。
あんずさん、
私もエバ・ピラッティはすごく気になっています。
でも、懐の寒い最近はつい、安いドミナントを選んでしまって(笑)。
こんなことではいけませんね〜。
うん、次こそは試してみます!
E線は、ゴールドスチールのE線(0.26)がいいんですか?
ではその組み合わせで試してみよう〜!
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
23日、某ピアノのオフ会でブラームスのピアノトリオ2番第一楽章を弾いてきました。
(ご覧の皆さま、いつも事後報告でごめんなさい。何しろ自分に自信がないもので・・・。)
Vc.は「しらたまオフ」でもお世話になったベテランチェリスト・シュタルクさん、
Pf.はアマチュア・コンクールで優勝経験のあるHASSELさんでした。
私は直前まで音程が安定せず苦労しましたが、
会場の雰囲気がとてもアットホームだったこともあって、幸いあまりあがらずに済みました。
本番では大きな事故もなく、
ほぼ練習どおり(でも決して練習以上にではなかったのですが・笑)弾くことができて
ほっと胸をなでおろしています。
聴いていた方からは「3人で会話をしているようだった、楽しそうだった」
という感想をいただきました(^^)。
私にとって、これ以上の褒め言葉はありません。
今までがんばって練習してきてよかった!
でも、私自身は少々力みすぎたなーと反省しています。
弦に圧力をかけすぎて、音をつぶしてしまったところが何箇所かありました。
天井が高くて、自分の音が耳元に返ってこない舞台だったので、
弾いていてあまり手ごたえが感じられなかったのです。
それで「まだ足りないかな?」と不安になり、つい手に力をいれすぎて「ガリッ」っと。
勢いよくぶつけちゃった後は、その圧力を右手が持続できず、弓は空滑りしてしまいました。
一番おいしいここぞというフレーズの出だしが「ガシャッ、ふにゃらら」と情けない音に・・。
それがちょっと心残りです。
# 念のため申し上げておきますが、私が本番で音を外さなかったとか、
# リズムを完璧に弾いたというのではありませんよ。
# 自分レベルで何とかなるはずのことができなかったという心残りです(^^;。
また、今回、久しぶりに(10年ぶりくらいかしら?)
「セカンド」ではない立場に立たせていただいて、
「どう弾くべきか」を沢山考えなければいけませんでした。
弓順、フレーズの解釈、自分で考えるのって大変なのですねぇ。
(実は私は少々プロの知恵をお借りしたのですが)
しかし、「こうやりたい」という自分の考えを明確にして、その根拠を皆に説明して、
賛同を得られた時のうれしさは格別でした。
それに、自分では気づけなかったところを指摘してもらえる、ありがたさ!
アンサンブルの楽しみは舞台の上だけではないですよねー。
シュタルクさん、HASSELさん、よい経験をさせていただきありがとうございました!
1025 アンサンブルお礼と感想  シュタルク 2002/12/24[tue]6:19:8
しらたまさん、そして皆さん
この掲示板ではお久しぶりです。昨日は、どうもありがとうございました。
ピアノトリオ、特にブラームスのそれは、疲れますね・・・1楽章だけで
音を上げてどうする、と言われそうですが、やはり年かなぁ(笑)。打ち上げ
でも申し上げましたが、アニマートのソロになるところで、ピアノの三連符に
乗り切れず、ちょっと焦りましたが、しらたまさんも気づかれなかったよう
なので、大丈夫だったかな・・・録音にはばっちり入っていることでしょう
(笑)。あと、第一主題の取り扱い方、しらたまさんの提案通りに弾けたの
は、最初と最後だけだったのも、反省点です。
聴衆であった参加者の方々からは、概ね好評でしたし、あのシビアな(笑)
HASSELさんも良かったと言って下さったので、良しと致しましょう。アイン
ザッツが、上手くいったときの心地よさは格別でした。また、しらたまさん
HASSELさんの活発な提案・議論で、この曲をより深く理解できたような気が
しました。しらたまさんの演奏も、所々で、おお、大きな表情をつけて弾いて
いらっしゃるなと本番中に感心しておりました。あの深く大きな表情は、し
らたまさんのバイオリンならでは、でした。
3名が楽しげに語り合っているようだった、というコメントは、嬉しいですね。
仮令とつとつとした語り合いであっても、アンサンブルの楽しみの一つは、
そこにあるわけでしょうから・・・。また精進しなきゃ・・・。
また何か企画しましたら・・・何時になるやら・・・お相手下さい。ショー
ソンなんていう不埒な考えも、頭の片隅にはあるのですが、メンバー確保が
大変・・・。またどうぞよろしくお願い致します。
1026 Re:アンサンブルお礼と感想  しらたま 2002/12/25[wed]11:29:16
シュタルクさん
>あと、第一主題の取り扱い方、しらたまさんの提案通りに弾けたの
>は、最初と最後だけだったのも、反省点です。
私も、あの第一主題の弾き方については、1週間悩んで、
2週間かけて体に叩き込んだんですよ〜。
自分でもなかなかあの弾き方は成功しなかったもので(笑)。
# 出だしの、「ドーミードファー・・・」を、
# 「ターンタッタターン」とせず、「タータータター」としてもらったのです。>皆さま
ちょっと弓の使い方が自然ではないですものね。
もちろん、自然な弓なりの音にするやりかたもあると思うんですけれど、
私は冒頭で是非ブラームスの poco forte を実現してみたかったのです!
時間がなかったので提案はしませんでしたが、実は箇所によってタータータターと
ターンタッタターンを弾き分けようかとも考えていたのです。
だから、最初と最後を決めていただければ、ほぼ成功でございましょう!
わがままを聞いていただきましてありがとうございましたm(_ _)m。
>ピアノトリオ、特にブラームスのそれは、疲れますね・・・1楽章だけで
>音を上げてどうする、と言われそうですが、やはり年かなぁ(笑)。
同感です。
やっぱり体力的に大変な曲だったですよね〜。
ブラームスの重厚な響きを持続させなければならないという使命感に加えて、
3重奏という楽器編成による負担もあったかもしれませんね。
なにしろ容積の全く違う、モンスター楽器(失礼!)ピアノと対等に張り合おうというのですから。
私なんて翌日、体中が痛くてほとんど寝たきり状態でした。
(ああ、今それが許される状況でよかった・笑)
ところで、役割的にもボリューム的にもピアノは四声分(またはオーケストラ分!?)な楽器ですよね。
経験が少ないので想像の域ですが、もしかして編成が5重奏くらいになると
ピアノ対四重奏という形ができてそんなに気張らなくてもバランスがとれるのかしら?
今回は、HASSELさんが思いやりのあるタッチで工夫を凝らして弾いてくださったおかげで、
私のへなちょこヴァイオリン(技術・楽器ともに)も何とかその中に埋もれずにすんだようです。
ピアニストの力量に多分に助けられました〜。
1027 みなさんありがとうございます。  PONG 2002/12/26[thu]10:8:50
お久しぶりです。PONGです。
なんとか教室を探すことができ、しかも良い先生で月謝も安く(一年だけ6000円)で通うことができました。70過ぎのおじいちゃんですが、ばりばりDTMやっちゃってるような先生です。
(地元のバロック・アンサンブルというところで指揮をなさってるみたい)
バイオリンは先生と相談して、チェコのドボルザークというのにしました。予算15万しかなかったので、なんとか無理いって収めてもらいました。
昨日、初日のレッスンいきました。とっても楽しかったです。また、なにかあったらここに書き込みますね〜♪
1028 ブラームスのpoco f・室内楽  シュタルク 2002/12/26[thu]12:13:17
しらたまさん
ブラームスのpoco fは、しらたまさんから教示いただいたヒット
でしたね。今まで、resoluteに弾いていたけれど、何か違うなぁ
と感じていたところでした。ただ、再現部等での同じ旋律は、違う
発想でもよかったのかもしれません(私は、「結果として」そう
弾いてしまったのであって、自己正当化しているわけではありませ
ん(笑))。
HASSELさんのピアノは、無理して弾いているといった風情が全く
感じられず、とてもかろやかに聴こえました。当然のことながら、
意識せずに音符を音にできて、自己の表現しようとすることを実現
できる「運動能力」とでも呼ぶべきもの・・・生理学的には、
intrinsic memoryといったかなぁ・・・が、備わっているので
しょう。彼のような奏者に接すると、後天的に獲得される能力
以外に、天与のものがあると実際感じさせられます。それに加えて、
音楽性ですね。このバリアーも、私にとっては大きい・・・
自分がある音楽に共鳴するところを、表現することですね。
HASSELさんのピアノには、かろやかな豊潤さとでも呼ぶべき響きが
あるように聴こえました。それに包まれて、しらたまさんの歌うバ
イオリンとブラームスを弾く、愉悦の一時でしたね・・・弾く私に
とっては、ね(笑)。
そうですね、奏者の数が多い室内楽では、それだけ各人への
要求は、相対的に減るように思います。ピアノも、そのようです
よ。ブラームスのP5を弾いたとき、ピアノのポーさんが、ブラームス
のP3よりは楽だ、と言っておられました。
1029 Re:みなさんありがとうございます。  しらたま 2002/12/26[thu]21:5:45
PONGさん、
ヴァイオリンの好調なスタート、おめでとうございます!!
ここにお集まりの皆さん、お手を拝借して、バンザーイ\(^0^)/、バンザーイ\(^0^)/。
本当に、良い先生が見つかってよかったですね〜。
次は、バイオリンを弾いた感想でも疑問でも気軽に書き込んでくださいね。
1030 三日連続レッスン  PONG 2002/12/27[fri]23:23:23
こんばんは〜
早速レッスンですが、初回ということと、私が冬休みに入っていたので
三日連続でレッスンしてもらいました。
けど、ボーイングで腕に余計な力が入って筋肉痛になりそうです(特に肩)
いろいろ試行錯誤してるんですが、やればやるほど力が入ります(笑)
先生からは、力なんていらないんだからもっと力抜くようにと言われてます。
左手はなんとかなりそうですが・・・(といってもやるたんびに決まったところに指がいってないかも。)
でも、この休みにたくさん練習したいです。休み明けに大学のテストと、合唱団の定期演奏会が
ダブルであって忙しいですが(汗)
1031 Re:三日連続レッスン  しらたま 2002/12/28[sat]16:45:34
PONGさん
25日に初レッスンかと思いきや、それから3日連続でレッスンがあったんですね。
理想的だけれど、なかなかそんなには面倒を見てもらえないものです。
先生はかなり教えることに熱心な方とお見受けしました。
よかったですねー。
>いろいろ試行錯誤してるんですが、やればやるほど力が入ります(笑)
最初は弓を動かすだけで精一杯で力を抜くどころじゃないかもしれませんが、
動きに慣れてくると、段々と「必要な力」と「余計な力」の
仕分けをする余裕がでてくると思います。
今できなくても心がけていれば大丈夫でしょう。
一度、わざと最大限の力を入れて弾いてみて、その時起こる筋肉の緊張をよく味わって、
そこから弓をとり落とさない程度まで少しずつ脱力していく、
それを繰り返してみるのも一つの手かもしれませんねー。
1032 年頭のご挨拶♪  しらたま 2003/1/1[wed]18:49:17
皆さま、あけましておめでとうございます<寿>。
松の内からのご来訪、ありがとうございます。
昨年も、HPを通じて様々な出会いがあり、
寄せられたご意見・情報の数々は私にとって
大変価値あるものでした。
人と人とのつながりの大切さを改めて感じさせられます。
日ごろ応援してくださる皆様には感謝の言葉もありません。
頼りない管理者で申し訳ありませんが、
今年もご協力よろしくお願いいたします。
さて、今年の抱負は、マジメに楽典を勉強しなおすこと、
そして掲示板に必要な機能を追加すること(痛たたた・・・)。
どなたか楽典、音楽通論を独習するのによい本を教えていただけないですか?
実際使ってみてわかりやすかったとか、評判がよいとか、
内容の豊富さで選ぶならこれ、語り口で選ぶならこれ、など。
あまり専門的すぎず、かといって入門編よりは詳しくて、
飽きずに最期まで読みとおせそうなのが見つかるといいんですが(^^;。
1033 ウィーン・フィル  しらたま 2003/1/1[wed]23:21:6
ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートをTVで見たんですけど、
今年はいろいろびっくりすることがありまして。
まず、なんとAが442Hzだったですよね?
ピッチが高いことで知られるウィーンフィル、
以前はA-444Hzくらいでやっていたと思うんですが、
最近は442Hzでやるようになったんでしょうか??
それともこのコンサートでのみ、アルノンクールの指示なのかしら。
ご存知の方、情報求む。
皇帝円舞曲は随分コスモポリタン的なワルツになっていて、
いつものウィンナワルツとは趣が違いましたね。
私はとっても面白いと思ったんですが、
でも、本家にそういうワルツをやられてしまうと、
末端の私達(日本のアマオケ)はこれから先ウィンナワルツを
どう弾いたらよいのでしょう(笑)。
ただ、アンコールの「美しく青きドナウ」の方はいつもどおりで、
アンコールを弾き分けることでメッセージ性を持たせていたように思うのですが、
いかがでしょう。皆さま。
あと、
ブラームスのハンガリー舞曲第6番、私が普段親しんでいるのは二長調(シュメリング)ですが、
今回は変ロ長調(ライヘルト?)で、演奏が始まった時はびっくりしました。
ニ長調だと明るくてさわやかな印象の6番ですが、
変ロ長調では柔らかくて重厚、そしてリラックスした感じになりますね。
よく知らないんですが、管が響かせやすい調なんでしょうか。
いろいろな仕掛けに見事引っかかって、
2時間弱TVの前で釘付けになって見てしまいました。
とても面白かったです〜。
1034 ウィーン・フィル と・・  いちご 2003/1/4[sat]23:43:13
ウィーン・フィルでは、演奏会の花が白一色だったのが、不思議でした。
去年は色とりどりで華やかだったのに。
「シンプルに原点にたった演奏をしたい」
というメッセージなんだろうか?と思ったのですけど・・・。
また、お正月に、チャイコフスキーコンクールのをテレビでみて、
上原彩子さんの演奏に(特にラフマニノフ)感動して涙が出ました。
そんなこんなで、どこにも出かけないお正月でしたが、
幸せでした。
1035 楽典の本  sayaka 2003/1/5[sun]23:12:29
こちらの掲示板に書くのはほぼ始めましてのsayakaと申します。
実はしらたまさんが十余年の軌跡を藤原さんのページに連載された後に、
こちらのHPを作られたその直後、掲示板にも書き込みをさせていただいたことがあります。
それから2年半、いつも楽しくこっそりとROMさせていただいていましたが、
今年は皆さまの話の輪の中に入れれば、、、と意を決して(!?)書き込ませていただきます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
楽典の本をお探し、とのことですが、
独学で、入門でもなく応用でもなく、基本的なことをひととおり知りたい、というのであれば、
楽典 -理論と実習-,石桁真礼生 他,音楽之友社, 1965, ISBN4-276-10000-3
がお薦めです。
この本、音高・音大を受ける人が、必ずといっていいほど手にするバイブル的存在の楽典の本です。
でも、変に初心者向けになっておらず、かといって他書や先生の説明がなくてはわからない本でもなく、
本当にバランスのとれたよい本だと思います。
これを一通り身に付ければ、これよりも難しい本や和声の本などにも手を伸ばすことができます。
また、楽典にもいろいろな分野がありますが、
そのいくつかの分野は数学と一緒で、「問題を解いて身につく」タイプの領域です。
読んで「なるほどねー」と思っても、数学の公式とその解説を読んだのと同じで、
実際にはそれを使って問題を解かないと本当には身についていない、、、ということです。
この本は、問題が結構豊富に載っていて、別冊で回答もついているので、そのあたりもポイントが高いです。
私は中学時代にこの本をまず独習していって、
どうしてもわからない箇所や間違った問題だけをピアノの先生に解説してもらって勉強しました。
きっと、しらたまさんなら、問題なく独学でマスターできますよ。
ちなみに、有名な本なので、音楽専門書を扱っている書店・楽器店ならどこでもおいてあります。
書名を覚えていかなくても
「あの〜、黄色い表紙の有名な楽典の本、ありますか?」というだけで、
間違いなく、この本がでてくるくらいですから・・・
1036 Re:楽典の本  しらたま 2003/1/6[mon]9:43:40
いちごさん
>ウィーン・フィルでは、演奏会の花が白一色だったのが、不思議でした。
あ、そういえばそうでしたね!
白一色なのは珍しいことですよね。
>「シンプルに原点にたった演奏をしたい」
>というメッセージなんだろうか?と思ったのですけど・・・。
さすがはいちごさん^^。
白い花と、原点に立ち返った演奏で、
2003年は無色からの出発、という意味なのかもしれませんね。
(2003年の私は「無職」からの出発。ふふ。)
上原彩子さん、私はジルベスター・コンサートの
チャイコンの抜粋しか聞いていないんですけれど、
パワーのある方ですねー。圧倒されました。
しかし、あんな大変な曲をあんな時間に弾かされるのってかわいそう(笑)。
sayakaさん
こんにちは!
こちらの掲示板ではお久しぶりです。
今年はどしどしご投稿くださいね!
楽典の本のご推薦、ありがとうございました。
早速、手帳にメモしましたので
今度、お店に行った時見てみます♪
ちなみに、そこから先、応用のレベルで何か有名な本ってありますか?
私にはたぶん無縁だとは思うんですが^^;。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
昨日、雑誌ストリング1月号を手に入れました。
この掲示板にもおいでいただいた、
MAKIさんこと柏木氏のインタビュー記事が載っています(写真つき〜!)。
来月号から氏による、
『"レイト・スターター"あるいは"限界を感じている人"のための
ヴァイオリン講座』
の連載がはじまります。
(もう少し語呂のいいタイトルだといいんですけどねぇ・・・。)
悩んでいる皆さんの助けになることはもとより、
この連載によって、
あきらめてしまっている先生方には
今一度探究心を燃やしていただけるといいですねぇ。
私も改めて自分の欠点を見つめなおすことができそうで楽しみです。
なんにしろ、できないことを掘り下げずに、
まことしやかな理由をつけて逃げてしまってはいけないなーと思います。
MAKIさん、期待してます!
1037 あけましておめでとうございます。  すー 2003/1/6[mon]11:20:15
おひさしぶりです。
元気ですか?
今年は会いたいですね!
(^o^)丿
1038 今年は  いちご 2003/1/6[mon]18:46:8
私は、自分が子供の頃から弾いていなかったのを、
長い間言い訳にしていました。
(高校で始めたんですが)
そうすると、周りの人も「そうよね」
といってくれました。
でも、それは、
上手になるだけの練習をしてこなかったからだと、
去年気づきました。
ある人に出会ったからです。
その方は私と同じ51歳ですが、
始めた時期も同じです。
違うのは、猛練習をして、
プロオケに入り、
その後、結婚されて、転職したものの、
今でも、プロの方とカルテットの演奏会をしたり、
家では、ヴァイオリンやヴィオラの指導をされています。
年末にその方の家の前に行きましたら、
「ヴァイオリン、ヴィオラ教室」と
看板がでておりました。
私が、「毎日どのくらい練習なさいますか」
とおろかな質問をしたら、
しばし絶句されて、
「空いている時間はすべてです。」
といわれました。
(私は、そこまでの練習はしておりません。)
去年は良い出会いがあったと思います。
今年も初心に帰って、仕事に、ヴァイオリンに
向かいたいです。
これからもよろしくお願いします。
1039 30000でした!  Elie 2003/1/6[mon]20:20:54
しらたまさん、みなさま、今年もよろしくお願いします。
今ちょうど30000でした!(新春からエンギがいいわ〜〜♪♪)
やはりこれも、しらたまさんの、真摯にバイオリンと向かい、掲示板の書き込みにも
誠意をもって応えている賜物でしょう。
今年も、しらたまのヴァイオリン・メモ、ますますのご発展をお祈りいたします☆
ところで、ウィーン・フィル、
見ていたくせに、ぼへ〜〜〜と見ていたので、
ピッチのことや、ワルツの弾きかたの違いなんて気付きませんでした^^;;
ハンガリー6番の調の違いにも。。。あううっ
花が真っ白だったのだけ気付きましたけど(というか母が指摘していた。。。)
ただ、去年までがどうだったかなど、覚えていないんですが。
こんな私ですが^^;;
今年もどうぞよろしくお願いします☆
1040 お久しぶりです〜  yuki 2003/1/7[tue]11:9:30
しらたまさん、おはよーございます。
そして遅れ馳せながら新年おめでとうございます。
久しぶりに書きこみます。
あと、3万ヒット、おめでとうございます!
昨日訪れたときは、あと10ヒットで3万だったんですけどねえ。。
Elieさんに先越されちゃいました^^;;
次回の4万ヒットを(踏むのを 笑)目指してがんばります。
しらたまさんもHP更新がんばってくださいね。
期待しております!
ところでウィーン・フィルは以前は444だったのですね。
(ベルリン・フィルだけ特別ピッチが高いのかと思ってました。。)
ドイツ・オーストリア(だけでなく欧州全域に渡るのかな)では
全体的にピッチは高めなのかしら?
日本やアメリカは442が標準ですよね。
それにしても、私の場合真剣に聴いていてもピッチの高低に
気づかないような気がします。普段442の音に囲まれた
生活を送っていれば、「あ、高めだな」などわかってくるのかも
しれませんが。調音訓練が必要なのかしら??
1041 アーノンクール  ichiro 2003/1/7[tue]15:29:41
あけましておめでとうございます。
うろ覚えなんですが、古楽系の演奏はピッチが低めではなかったでしたっけ。アーノンクール氏ももともとは古楽系の方ですよね。
あと、氏はどの演奏を非常に個性的な(自分にひきつけた)演奏をする印象があります。顔も頑固そうですし。たとえニューイヤーコンサートでも妥協しなかったのではと想像してます。
ところで皆様にお伺いしているのですが、メトロノームはどのようなモノをお使いですか? 今は譜面台に乗せるために電子式のものを使っているのですが、どうも使い勝手がよくありません。やはり腕を振るやつの方がいいのでしょうか? ボリュームの調整とか音色とかいろいろ考えてます。ご意見をいただければ幸いです。
1042 祝・30000ヒット!  しらたま 2003/1/7[tue]19:19:46
すー、あけおめ。
まさか、ここに出てくるとは思わなかったわ(笑)。
スキーに行ったという情報を最後に消息不明で心配していたのよ。
1/2にメール送ったから受け取ってね。
(すーは私の元同僚です。>皆さま)
いちごさん
>「空いている時間はすべてです。」
これは、いいお話ですねー。
確かに「自分にはできない」と決めつける前に、
「できるようになった」人と同じ練習量をこなして
みなくてはですね。
しかし、プロになった人たちと同じ練習量をこなすことの
どんなに過酷なことか・・・。
それを乗り越えてプロになった方々は、さすがに精神的にも強いですね。
自分に厳しく、強くて前向きな人が生き残るんだろうな。
Elieさん
30000ゲットおめでとー!!
えーと、こういうとき、何か記念品を差し上げるのかな?
何がいい?と聞いてみる無責任な管理者(爆)。
今年もよろしく!
yukiさん
>昨日訪れたときは、あと10ヒットで3万だったんですけどねえ。。
あら、残念でしたねー。
でも、その運とっておいて4万にかけるべし^^。
>普段442の音に囲まれた
>生活を送っていれば、「あ、高めだな」などわかってくるのかも
>しれませんが。調音訓練が必要なのかしら??
そうそう。
日常的に固定ピッチ(私の場合442)を聞き続けて「合っている、合っていない」を
ウダウダ考える生活を送っていれば(つまり疑り深い耳で過ごしていると・笑)
神経が研ぎ澄まされてピッチの違いに敏感になるものですよ。
訓練というよりは聞き分けようとする意識と経験でしょうね。
ただ、私も演奏を聞きながら「これはいくつ」と断定できるほどの耳を持っているわけではありません。
調子のいいときはまぐれ当たりすることもありますが(笑)。
で、今回もたまたまです。
ヨーロッパのオケは全体的にピッチが高めだと言われますが、
私はそんなに沢山聞いたことがあるわけではないので、実際どうなのかはわかりません。
ただ、ウィーン・フィルに関しては、私にはいつも期待している響きがあるんですね。
それって超常的な輝きのある響きなんです。
ところが今回のニューイヤーコンサートのオープニングは期待していた音と違ったんです。
親しみのある日常的な響きだったんですね。
「あれれ?うちのオケに似た響きだなー」(わー、恐れ多いっ!!)
と思いましてチューナーで測ってみたんです。
だけど、442なんて自分でも信じられなかったので疑問形にして皆さんにお尋ねしてみました。
ichiroさん
今年もよろしくお願いします(^^)。
さて、アーノンクールですが、
ichiroさんの書き込みを見て、「おおそうか!」と思って、
早速私が持っているCD
(1990年、ヨーロッパ室内管弦楽団、ベートーヴェンの運命)
計ってみたらどうやら444みたいなのですよー。
10年以上も前のことで、指揮者の考え方が変わったのかもしれませんけれど。
それに古典を意識したにしては442では中途半端かもですね〜。
>メトロノームはどのようなモノをお使いですか?
私は電子メトロノームでSEIKOのSQ-66使っています。
以前はピッポッポッポという音程のある電子音のものを使っていましたが、
曲によっては音がかち合ってしまって聞こえづらいということがあり、
一番シンプルで打撃音が出るものに(テンポがダイヤル式で設定が速いことも気に入って)
買い替えました。
振り子式はタイミングが目で見えていいかもしれませんね。音も大きいですし。
でもネジ巻き式だと、時間に限りがあって、
長い曲ではここぞというところでネジが切れて悲しい思いをしたりしますので(笑)、
振り子式でも電池で動くほうがいいかもしれませんね(音量も調節できるらしい)。
1043 あけましておめでとうございます  MAKI 2003/1/8[wed]9:32:13
>しらたまさん
お読み下さいましたか(^ ^)ありがとうございます(_ _)
写真があまりにも酷いので、なんとかしなくちゃと思っている間に、
次の締め切りぎりぎり(^ ^;;間に合うか・・・
しらたまさんは実物をみていらっしゃいますから、
「もう少しだけましだ」とおっしゃってくださいませ(^ ^;;
タイトルは変わります。さすがにあれでは・・・
>sayakaさん
楽典の本、やっぱり「あれ」ですか(^ ^;;
他にないんですかねぇ・・・僕も紹介するときにはあれしか知らなくて、
いいかげん飽きてしまいました(^ ^;;
実は、僕は楽典を「系統立てて」習ったことがありません。
必要なことが出てくるたびに書いてありそうな本を買ってきては読む、
ということをくり返してきました。
だから、大事なことが「ぽっかり」落ちている可能性があるんです(^ ^;;
いまのところ大事故にはつながっていませんが・・・
時間に余裕ができたら、少し勉強し直してみようかなとは思っています。
>yukiさん
聴音訓練、おっしゃるような意味では必要ありませんよ。
ということを、実は連載でしつこく書きますが・・・
442と444を聞き分けられて得することは、演奏上ほとんど何もありません。
むしろ害になることの方が多い。
もしウィーンフィルの人たちが444で絶対音感をつけていたとしたら、
今回のニューイヤーは滅茶苦茶な音程だったでしょう(^0^)
今年はアーノンクールだったんですね。
なら見ておけばよかったか・・・
1044 続・楽典の本  しらたま 2003/1/8[wed]20:40:25
昨日、楽器屋さんに行ってきました。
sayakaさんおすすめの本はすぐに見つかりました^^。
でも結局私はその隣にあった白い本を買ってしまいましたー。
sayakaさん、せっかく紹介してくださったのにごめんなさいm(_ _)m。
でも、「黄色本が標準」という知識がとても役に立ちました。感謝です!
黄色本を基準に「より便利そうなもの」という目で見て、
私はこれ↓を選びました。
楽典 音楽家を志す人のための 新版 菊池有恒著 音楽之友社 3110円
ちょっとお高いのですが、買って損はない内容の豊富さです。
「今までの楽典書の概念から少しでも脱皮したもの」を目指しただけあって、
語り口がソフトで流れも自然です。
そして、学習者が読みながら持つだろう疑問にもちゃんと
答えを用意してある行き届き様。
また、出てくる音楽用語のほとんどには英あるいは仏・独・伊での
言い方が付記してあって、それには読みガナがついています。
そして、いくつかの用語についてはその語源にまで触れてより深い理解をうながしています。
私は今まで、楽典を勉強しなければならない機会があるごとに、
日本語の音楽用語に親しみがない上に本質を想像できないもどかしさを感じていたのですが、
この本では日本語がちっとも邪魔にならないです。外国語と結びついて自然に頭に入ってきます。
昨日は、一気に50ページほど読み進められました(私にしてみればすごいこと!)。
まだ最初の方ですが、それだけでも私の中に
点として散在していた知識が線で結びついた感じがあります。
拾い読みしても面白いです!
皆さん、筝(琴)が龍をイメージした作りになっていたなんてご存知でした?
専門家を目指していなくても、
音楽を日常的に楽しむ機会のある皆さんには面白い本だと思います。
興味のある方は是非、お店で見てみてください。
MAKIさん
今年もよろしくお願いいたします!
>写真があまりにも酷いので、なんとかしなくちゃ・・・
>「もう少しだけましだ」とおっしゃってくださいませ(^ ^;;
はい。
実物のMAKIさんはあんなに怪しい方ではございません(爆)。
私も気になっていて、でも言っていいものかどうかと迷っていたんですけれど、
あれ、メガネが光っちゃっててかなり怪しくなっていますものね〜。
拝見した時「あちゃー」って思いましたですよ。
誤解を解くためにも、次号ではカッコよく写っている一枚を載っけてください(爆)。
それから、上記の楽典の本、是非一度ご覧になってご感想を!
1045 お久しぶりです  Ryoko 2003/1/8[wed]23:2:30
しらたまさん
あけましておめでとうございます。
お久しぶりです。
最近余裕がなく、あちこちの掲示板もROMのみになっていましたが
しらたまさんの買った本が、私の持っているのと同じだったので
うれしくなり思わず書き込みしています。
私は黄色本も持っていたのですが、店頭で菊池有恒の本を見ておもしろそうだなと
思い買ってしまいました。
一度通読しその後は辞書的に使っています。しかし問題はほとんどやっていないので
たぶん身にはついていない...できればもう少し活用してみたいです。
またどこかでお会いできるとよいですね。
それではまた。
1046 Re:続・楽典の本  sayaka 2003/1/9[thu]23:11:10
>しらたまさん
気に入った楽典の本が見つかってよかったですね。
私がご紹介した本、MAKIさんもおっしゃっているように
「またこれ? 他になんかないの?」というような古〜い本ですから、
逆に、新しくてよさそうな本を見つけてくださってとてもうれしいです。
その本、タイトルは目にしたことありますが、
楽典の本は必要としていなかったので素通りした覚えが・・・。
なんだか気になりますから、今度、私も覗いてみます(^^)
あと「その先」ですが、
この楽典の基本知識をベースに「和声学」などの、各分野に細分化されていくのだと思います(きっと)。
楽典の勉強は、自分が興味をもった部分をもっと知りたい、と思って
より専門的な本に足を踏み入れる際の「ステップ」なんじゃないかと。
例えば、バロックで出てくる「数字付き低音」を理解したい、とか、「和声」を知りたいと思った時に、
それらの専門書を読む上で「前提」とされている基礎知識が、
一通り網羅されているのが「楽典」なんじゃないかと・・・。
>MAKIさん
私はひととおり楽典の勉強はやりましたが(入試のために^^;;)、
それが現実に楽器を演奏する・練習する上で使えるようになったのは、つい最近のことです。
まさに、実のともなわない、机上の知識でした・・・
最近は、すでにすっかり忘れてしまった和声学をもう一度きちんと勉強したいなぁ、
と思っています。
クロイツェル、曲によっては、ものすごくきれいな和声の動きをしていて、
譜読みしながら、頭の中で和声のつながりを考えられるようになったら、
またきっと違った面から音楽を捉えられるんじゃないかなぁ、、、なんて思うからです。
1047 遅ればせながら  Yue 2003/1/10[fri]12:48:22
あけましておめでとうございます!
かなりご無沙汰してしまいました。
昨年は仕事とオケ活動におわれて
なんだか音楽というものを楽しむのを
すっかり忘れて、ただ追われていた
だけのような気がしています。
今年は自分の腕UPのためにレッスンに
通おうかしら・・・っと思いつつ
あまりにもひさしぶりのことになってしまったので
ちょっとしり込みしちゃっています。
せめて、自分でなんとかメンコンから
さらい直してみようかしら・・・と思ったり
バッハのパルティータの楽譜を開いてみて
挫折したり・・・と新年早々、自分の中で
ゴチャゴチャが続いちゃっています(汗)
しらたまさんならば、こういうとき
なにからはじめられるでしょうか?
なにかいいアドバイスがあれば、ぜひ
教えていただきたいです!
今年もよろしくお願いいたします(^^)/
1048 Re:遅ればせながら  しらたま 2003/1/10[fri]20:40:39
Ryokoさん
本当にお久しぶりです^^。
>私は黄色本も持っていたのですが、店頭で菊池有恒の本を見ておもしろそうだなと
>思い買ってしまいました。
そうだったんですか〜!
それなら、私も自信を持って皆さんにもおすすめできますわ(笑)。
また、ご一緒にアンサンブルできる日を楽しみにしておりまーす。
Sayakaさん
>逆に、新しくてよさそうな本を見つけてくださってとてもうれしいです。
やさしいお言葉ありがとうございました。
Sayakaさんの文章って、いつも本当に柔らかで美しい。
書かれた文章から音楽が聞こえてきそうですよね。
ステキ〜。
私もちょっとは見習いたいです。
>なんだか気になりますから、今度、私も覗いてみます(^^)
ええ、ぜひ♪
>「その先」
丁寧なお答えいただきありがとうございました。
『バロックで出てくる「数字付き低音」』と言われても、「それ何?」という感じなので、
まだまだ私には必要はなさそうですね(爆)。
私も和声をある時期「ちっと」だけ(←ちょっとよりも少ない表現)かじりましたが、
今はきれいさっぱり忘れています(笑)。
譜面上の和声が追えれば、練習曲も全然違った味わいのものになるでしょうね。
楽典が終ったら、復習したいです。
Yueさん
こちらこそ、すっかりご無沙汰しちゃっててすみません。
今年もよろしくお願いいたします!
>しらたまさんならば、こういうとき
>なにからはじめられるでしょうか?
私はですね、数年来の課題があってそれが未だに仕上がっていないのですよ。
曲はクライスラー/プレリュードとアレグロなんですけれど。
たまにやる気を起こすと、迷うことなくそれを引っぱり出してきて
黙黙とさらいはじめます。
で、今はバッハ/パルティータに逃避中なんですけどね(笑)。
Yueさんはやりかけて途中になっている曲、何かないですか?
そういう曲をこういう時にきっちり仕上げてみるというのはどうでしょうねー。
例えば、あまり大曲じゃないものをどこかで発表することを想定して
丁寧にさらうと結構リハビリになると思うのですが。
# というのは、私の場合、頭の回転がかなりゆっくりなので、
# あれこれつまみ食い的弾き方をしていくと、
# 解決できない問題をどんどん抱え込んで自己嫌悪に陥ってしまうのです。
でも、初見で沢山の曲を弾き通していって、
それが一番面白いという方もいらっしゃるので、
復帰の仕方も人それぞれですよね〜。
とにかく、やる気のでる曲を早く見つけて自分のペースを取り戻してくださいね!
1049 ありがとうございました!  Yue 2003/1/14[tue]8:19:39
しらたまさん、みなさん、こんにちは。
いいアドバイスをありがとうございました!>しらたまさん
なるほど・・・やりかけて途中になっている作品を
練習に使うんですね。
で、しらたまさんは今パルティータに逃亡中なんですね(笑)
パルティータに逃亡できるのはうらやましいなぁ・・・。
私なんて、パルティータに逃げられてばかりで
とてもおいつけないんです(泣)
メンコンを弾いたらヴァイオリンから卒業できる!っと
思い込んでいた時期があって、入試も近づいていたことも
あって、ものすごく中途半端に弾いて終わっているんですよね・・・
そういえば。
なので、やはり一度レッスンで弾いている作品から
とりかかるのが、しらたまさんのおっしゃるとおり
一番近道なのかもしれません。
本当にありがとうございました(^^)/
1050 あぁ、E線が・・・。  あんず 2003/1/16[thu]12:59:10
こんにちは。あんずです。
昨日、練習していたのですが、ちょこっと(いや、かなり)
楽器に八つ当たりしてしまったのです。それも、E線に。
そうしたら、弦が怒ったらしく(笑)思い切りループのところが
割れて切れてしまったのです。
仕方なく、一度使用してすぐに楽器からはずしてそのままだった、
ピラストロNo.1のE線にして弾いてました。
ところが、今度は、別に楽器に当たったりしたわけではなく、
ケースにしまおうと、指板を布で拭いていたら、また、ぶちっと
切れました。しかも、またループのところです。
弦を変えたときに、アジャスターをあまり
緩めないまま張ったのがいけなかったのか、原因はわかりませんが、
今まで、すぐに切れることはないのです。
それとも、アジャスター自体が悪いのだろうか。
どなたか、同じご経験のある方はいらっしゃらないでしょうか。
ちなみに、とても気が立っていたのに、弦が切れたことで、
気分転換になったというか、とても落ち着くことができました。
で、なんだか気持ちがふっきれて、なぜ弾けなかったのか、
原因もすこしわかりました。
しらたまさん、私は、もう少し、自分に落ち着きというか、
冷静さが必要のようです(ー_ー)。
いつもすみません。
あんず
1051 アジャスター&パルティータ  Michelle 2003/1/18[sat]2:55:12
しらたまさんみなさまこんにちは。
あんずさん
私のE線のアジャスター(ちなみに英語では、ファイン・チューナーといいます)のループを引っ掛ける部分には、
透明のビニールのカバーのような物がついています。切断防止用だそうです。
私がいつも調整でお世話になっているJさんが、サービスでつけてくれました。
私もそこから切れそうな不安があったので、つけてもらってほっとしました。
楽器屋さんで探してみられては。
2度も続けてということは、やはりアジャスターが悪いのかもしれませんね。
私はなんと二日前に、楽器を落としてしまいました。
いつも一時的に楽器を置くことにしているテーブルの上に置いていたら、
気がつかないうちに、滑り落ちてたのです!
がが〜ん。下にたまたま弾いてあった、ケースの中に入れるカバーが、すごく滑りやすい物だったようです。
その下に楽譜が置いてあって、気がつかなかったけど少し傾斜がついてたんですね、、、、。幸い瑕やひびはありませんでしたが、ブリッジがずれてしまったらしく、楽器が鳴りません。
また調整にいかないと。私はそそっかしいので、気をつけないといけませんね。
私もパルティータやっています。3番のアルマンドです。
皆さんのおすすめの無伴奏のCDはどれですか?
好みとしては私はシゲッティのが一番好きなんですが、
自分が弾くための参考として聞くには、パールマンを聞いています。
バロックバイオリンのも持っているんですけど、テンポが速すぎて、
ついていけません。おすすめのを教えてくださると嬉しいです。
1052 Re:アジャスター&パルティータ  しらたま 2003/1/18[sat]17:25:16
あんずさん
>そうしたら、弦が怒ったらしく(笑)思い切りループのところが
>割れて切れてしまったのです。
あららら〜(笑)。
もし、八つ当たりした時にかなりな力がかかったならば、アジャスター側にも
傷がついてしまって、その「ささくれ」が張り替えた弦を切ってしまったのかもしれませんね。
アジャスターの弦が当たるところに異常がないか調べてみてください。
弦を長持ちさせるためにはMichelleさんがご紹介くださった方法はいいかもしれませんね。
もしかしたら、医療用テープなどをちょこっとつけるだけでもかなり違うのかもしれません。
ただ、弦の接点にクッションになるものを着けると音が以前と少し変わるかもしれません。
まあ、たぶん今回は偶然、もしくはあんずさんのイライラパワーに弦が負けたのだと思います(笑)。
「冷静になりなさい」というヴァイオリンの神様の思し召しかもしれないし(E線でまだよかったよね〜)。
いずれにしても、楽器に八つ当たりすると後始末が大変ですから、
イライラしたらまず楽器は片付けて、他のものに八つ当たりしましょうね(爆)。
めげずに練習がんばってください!応援しています。
Michelleさん
>私はなんと二日前に、楽器を落としてしまいました。
わー!!大変な事故でしたね。
でも大事に至らなかったようでなにより!
ところで、ヴァイオリンって肩当てをつけていないとコロコロと不安定で置き場に困りますよね。
ちょっとテーブルに置く時など、落ちる不安が全くなくても裏板が直接当たって嫌な感じです。
特にオケの練習などで、ケースを自席近くに持ち込めない時など、
席を立つ時は椅子に立てかけても座面に置いても不安定で、
楽譜に書き込みする時には膝にのせても床に置いても心もとないです。
>皆さんのおすすめの無伴奏のCDはどれですか?
私が持っているのはカール・ズスケの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全集(録音1983〜1988)
です。
これしか持っていないので、他と比べてどうということはわからないのですが、
人から聞いた話ではなかなかよい演奏だそうで、
自分としては正確で堅実、少々重めの演奏かな?と思って聞いています。
ところでアルマンド、ズスケの演奏では何分かな〜?と思って見たんですけれど、
私のCDではパルティータの3番にアルマンドがありません!!
何楽章ですか?
そういえば私の知り合いで、参考CDを買うときに必ずジャケットの裏面で演奏時間をチェックして、
「何楽章が何分くらいのもの」という選び方をしている方がいます。
その姿はじめて見たとき、そういう選び方もあるんだーって妙に感心してしまいました。
私はそれまで演奏者、指揮者、そしてなにより価格でしか選んでいなかったから(笑)。
ちなみに、日本ではズスケのCDは2枚組みで2000円でした!
シゲッティのやバロックヴァイオリンのも聞いてみたいですね〜。
シゲッティはどんな印象ですか?
1053 そおいや  Elie 2003/1/19[sun]1:47:39
こちらには報告しておりませんでしたが、はれてバヨリンを購入しました!
ああ、これでE線のお話にもついていけるわっ(笑)
とうぶんはビヨラと両立ですし、まだまだバヨリン弾きとしては、ひよっこなのですが、皆さんよろしくです^^
ところで、
パルティータ3番には、アルマンドは無いみたいです。。。
Michelleさん、もしやパルティータ2番では・・・
レレーミファソラシ、って。
でしたら私も大好きな曲です。
CDは、全曲じゃないのですがヒラリー・ハーンのが好きですね。
(というかそれと他に1種類しか聞いたことないんですけど^^;;)
1054 2番でした。ごめんなさい。  Michelle 2003/1/19[sun]3:24:20
アルマンドは、パルティータ2番でした。ごめんなさい。これで私のそそっかしいのが、おわかりでしょう、、、、。
しらたまさん、そうなんですよね。バイオリンって、置き場所に困る(笑)
テーブルにおいても、裏板とかスクロールの裏が当たって、気になるし。
レッスンの時なんか、置くところないですよね。
床に置くのも、なんだか踏まれそうで怖いし、、。
私は専用に小さいエンドテーブルを買ったのです。ソファーのとなりにおいて
電気スタンドや、コーヒーカップなどを置けるやつです。
でも、いつもつい楽譜とか、雑誌とか、置いてしまって肝心のバイオリンを置こうとすると、場所がない(笑)
昨日レッスンで、先生もいいバイオリンを借りていらっしゃるとかで、生徒の子供が少しでもおいてあるバイオリンに近づくと、
『おおっ』といって急いでバイオリンを守りにいっていらっしゃいました。壊れやすい物ですから、神経質になりますよね。
えーと、パールマンのは4分53秒です。パールマンのは、割とスピードも速すぎず遅すぎず、演奏の参考にするには、丁度いい感じなのです。
これから、子供の合奏会に行くので、またあとで書きますね。
1055 Re:2番でした。ごめんなさい。  しらたま 2003/1/19[sun]10:50:11
Michelleさん
>アルマンドは、パルティータ2番でした。
了解です^^。
私もよくいい間違いとか勘違いとかありますから、お気になさらずに!!
>えーと、パールマンのは4分53秒です。
カール・ズスケのパルティータ2番一楽章アルマンドは5分49秒。
思ったとおり、こちらの方がかなりゆっくりですね。
ゆっくりといっても少しも滞る感じはなく、
しっかり歌いこんであって一音一音がものすごく意味を持って濃いです。
素晴らしい解釈だと思うんですが、私は別の解釈をしているものも聞いてみたいです。
人間側からの訴えではなくて、人間を生かしている環境そのものであるようなものを。
悲しみも喜びもぶっちぎりで絶対的な存在をアピールしているような演奏、
どなたかご存知ないですかー?
Elieさん
>はれてバヨリンを購入しました!
おめでとうございます!
魅惑のSul E(E線)世界へようこそ!
両立は時間的に結構難しいですけれど、
ヴィオラがやきもちを妬かない程度にヴァイオリンも可愛がってやってくださいね(笑)。
1056 楽器は大切にします。(反省)  あんず 2003/1/19[sun]10:50:49
Michelleさん、お久しぶりです♪
アジャスターにビニールのカバーがあったのですね。
また切れるのではという不安をかかえているのも体に悪いので(笑)、
近いうちに、お店に聞きにいってきますね。
しらたまさん、
神様の思し召しです。まちがいなく(笑)。
かなり楽器に当り散らしてしまったのですよ。
今は、楽器にごめんね、という気持ちでいっぱいです。
先ほど急いでアジャスターを調べましたが、
ささくれではいなくて、見た目は大丈夫そうでした。
でも、もしかしたら、どこかおかしくなってるのかも…。
今は、ちょっと太めの0.27のゴールドスチールを張っています。
(やっぱり細いと恐いので。)
Michelleさん、楽器を落とされたそうですが、割れていなくて良かったですね。
以前、工房の方に、楽器を落とすと、どこか一点に衝撃が集中して、
ひびが入ったり、割れたりしてしまうらしいと聞いたことがあります。
Michelleさんの場合、ブリッジがずれただけというので、
塊柱も倒れていなくて、本当に、よかったですね。
ちなみに、私の楽器は、落としたりしていないのに、
なぜかどんどん塊柱がずれていってしまうらしいです(笑)。
おそろしいくらい、響きが悪くなることが、たびたびあります。
私も、パルティータ2番のジーガを弾いています。
とても、CDのようなテンポでは弾くことはできませんが、
綺麗な響きをもった音がでるように頑張っています。
CDは、クレーメルのとグリュミオーなどをもっています。
クレーメルは曲にメリハリがよくついていて、グリュミオーは
おとなしい感じで演奏されています。
でも、どのCDを聞いても、速いテンポのものはやはり、速いですね(笑)。
当たり前なのですけど。私も、演奏時間をみて決めれば良かったと
少々後悔。
今更ながら、テンポの遅そうなものを買いに行きたくなってきました。
1057 ピラストロのA線  あんず 2003/1/20[mon]12:56:32
Elieさん、バヨ購入おめでとう御座います♪
きっとビオラでバリバリ鍛えられているElieさんなら、
バイオリンもすごく弾けてしまうと思います。
ちょっと羨ましいです。
さて、E線のことを書き込んだついでに、おたずねたいことがあります。
ピラストロの弦、とくにA線についてなのですが、
数種類の銘柄がありますが、上駒(ナット)のあたりの巻が
どれもすぐにほどけてくるような気がするのですが、
私だけなのでしょうか。いつも、気になっています。
それと、ピラストロのE線についているあの黄色いカバーを
皆様はどうされていますか?
ペグボックスのほうに追いやって(?)そのまま使用されていますか?
私は、宙ぶらりんにくっついているのがイヤなので、
カッターで注意深くカットしているのですが、たまに失敗すると
ちょっと弦を傷つけてしまうことがあります。
しかも、カバーが細くて堅いので、割と時間がかかり、
ストレスになることもあります。
なにか良い方法があれば、教えてください。
1058 はじめまして。  kai 2003/1/25[sat]0:40:46
はじめまして。
時々HPを拝見していたのですが、なかなか書き込みをする勇気がなく、今日初めて書き込みます。
社会人になって仕事に少し余裕ができたので、最近バイオリンを習い始めました。
しかし、生来の不器用さのおかげで(?)進歩は全く見られません。
バイオリンを社会人になってから始められた方のHPを見て、習得度の低さに諦め気味になってきています。
そこで教えて頂きたいことがあります。
1.自宅で練習するときのメニュー
2.弦の上で弓が弾んでしまうのを直したいのですが、原因が分かりません。
何を直せばいいのでしょうか?
レッスンに通い始めて3ヶ月目です。
(10年前にちょこっと弾いたことはありますが完全に忘れています)
基本的な質問で恥ずかしいのですが、何か良いアドバイスをお願いします。
1059 Re:はじめまして。  しらたま 2003/1/25[sat]19:27:50
あんずさん
私もピラストロのガット弦とかオブリガートとかで
巻きが弱いと感じたことがあります。
巻き線が他のよりも、平たくて幅が広い分、薄くて弱いんじゃないかな?
でも私は最近ドミナントに落ち着いてしまって、使ってないからなんとも(笑)。
ちなみに弦にはまっている保護用のチューブは私もカッターで切り取っています。
あれはなかなか手間ですよね〜。弦に傷がついても、手を切ってもいやだし。
急いでいる時は、ペグボックスの方かテールピース側の色糸の上にぴったり押し込んで
使っちゃったりしますけれど。
世界的に見ると保護チューブを利用している人の方が多いのかな?
もし使わない人の方が多いならメーカーは簡単に外す方法を考えてくれてもいいのにね。
kaiさん
はじめまして!
>1.自宅で練習するときのメニュー
不真面目な私のは全然参考にならないと思うんですが(笑)、
kaiさんの先生はどんな課題をだされますか?
普通なら、
・音階
・練習曲
・小曲
を1セットとしてやりますよね。
これに必要に応じて、セブシック(特定の指使いや弓使いを繰り返す単調な練習曲)や
ポジション・チェンジ用の教材が加わることがあります。
レッスンに通っているならば課題が何もなしということはないとは思うんですが、
先生の出される課題に物足りなさを感じていらっしゃるのでしょうか?
それとも、出された課題をどうやってこなしたらいいのか、でしょうか?
その辺を教えていただければ、具体的なお答えができるかと思います。
>2.弦の上で弓が弾んでしまうのを直したいのですが、原因が分かりません。
何を直せばいいのでしょうか?
弾んでしまうのはどういう時でしょうか?
元弓の滑り出しでバウンドするのか、
全弓の弓の中ほどでバウンドするのか。
中弓の5cmくらいを使って速いダウンアップを繰り返す時なのか、
弓先を使うと必ずバウンドするのか。
ダウンでなるのかアップでなるのか。
フォルテの時かピアノの時か。
それが起こる条件が特定されると、
具体的なアドバイスができるかもしれません。
観察してみてください。
ところで、現代弓は元々跳ねるようにできています。
特に中弓ではバネが一番大きく働き、
支点と力点を固定して直線的に上げ弓下げ弓していればかならず真ん中あたりで弓が
跳びはじめるようになっています。
ですからヴァイオリン弾きは、跳ねるという機能をもった弓で、
真っ直ぐな音を出すために工夫するわけですが・・・
まずは圧力の調整。
曲線状で先と元では重さが違う弓の端を持って動かすため、
ただ単純に力をかけているだけだと力にむらが生じます。
弓の曲線に応じて力の向きを変えていかなければなりません。
親指を支点に、弓の弦に当たっている場所によって
小指側、人差し指へ力の入れ具合を変化させ(力点)、
弦にかかる圧力(作用点?)を一定に保つことが必要になってきます。
テコが十分利用できるような、関節の柔軟性が失われないような弓の持ち方でないと
十分にコントロールができません。
そして摩擦力の調整。
圧力をかけ弓毛と弦の間に摩擦力を持たせることで音を出すのですが、
摩擦力は圧力だけで決まるのではありません。
弦に当たっている弓毛の本数が多いほど摩擦力は強く、
当たっている本数が少ないほど摩擦力は弱くなります。
圧力×摩擦力が強いほど弓に返ってくる力は大きく、つまりバウンドの原因になります。
普通、元弓では自然に大きな圧力がかかるので、本数を少な目に(45度に弓を寝かせる)、
先弓では圧力がかかりにくいので本数を多く(90度に弓を立てる)、
中弓ではその中間くらいにします。
さらに弓筋。
弦に対して弓がどう交わっているかということです。
人間の腕は普通に動かすと円運動になるので、
中弓で直角に当たっていても、そのままダウンで腕を下ろせば、
フロッグが自分側に引かれ、弓筋は弧を描いて弦との接点がナナメになります。
斜めになるだけでなく、は大抵弓の当たる位置が指板側に滑り落ちることになります。
この力の方向(運動の方向)の乱れがバウンドの原因になることがあります。
右手首と指の柔軟性を利用してなるべく直角を保てるように心がけます。
最後に弓の速度。
弓が速く動くと、かかっている圧力が弱くても、ちょっとした軌道の
ぶれがバウンドの原因になります。
例えば、小さな段差が高速で走る車には大きな衝撃になるのと同じですね。
そのバウンドは弓をしっかりと持つことで解消します。
脱力は大切ですが、状況にあわせて必要なだけしっかり握らなければなりません。
以上、すでにご存知のことかもしれませんが、
原因を探るキーワードになるかもしれないので改めてここに書いておきます。
お役に立てれば幸いです。
でも、ヴァイオリンの上達って、長い試行錯誤の期間があって、
ある日突然どーんと自分にもわかるような進歩があるものなので、
レッスン3ヶ月目ならそれほど心配されることはないとは思いますよ〜。
1060 弦のチューブ  Elie 2003/1/26[sun]0:30:42
あんずさん
ピラストロのA線についてですが、
ここの過去ログに「オブリガートのA線は巻き線がほどけやすくて云々」という書き込みがありましたね。
私自身はビオラではA線はスチール弦なので分からないのです。
バイオリンではピラストロのものを使うかもしれないので、またそういうことがあったら御報告しますね^^
チューブですが、すでにご存知かもしれませんが、マイスター佐々木のHP.Q&Aの60番が参考になるかも。
kaiさん、バイオリンを始められたとのこと、おめでとうございます!
バイオリンはきちんと音が出せるようになるまで(ボーイングがある程度身につくまで)
日数が必要ですから、3ヶ月ではまだ諦める必要は全くないと思いますよ☆
そのうち、ひょいっと何か感覚をつかめるようになったりするものです!
1061 続パルティータ  Michelle 2003/1/26[sun]6:20:49
Elieさん
遅ればせながら、バイオリン購入おめでとうございます!私なんて、バイオりンだけで精一杯どころか、まともに弾けてないので
ヴィオラもバイオリンも出来る方は、すごくうらやましい、というかなんかすごいなあと思ってしまいます。
>>でしたら私も大好きな曲です
アルマンド、Elieさんもお好きなんですね。なんだか嬉しいです。
ヒラリーハーンのは私もテープですが、持っています。結構力強い演奏だなと思いました。
「アート・オブ・バイオリン」にも出演していて、彼女の率直な感想も結構面白かったですね。
あんずさん
クレーメルとグリュミオー、私はまだどっちも無伴奏聞いたことがないのですが、
ぜひ聞きたくなってきました。
ジーグ、私も大好きです。これをほんとはやりたかったんだけど、先生に却下されてしまいました。
でもアルマンドもやりがいがありますね。私も和音の響きを感じさせるような音を出すようがんばります♪
シゲッティの無伴奏は私の最も好きなCDの一つです。無伴奏全部がこの演奏が一番いいかどうかは分かりませんが、
魂のこもったこの演奏が好きです。人間精神の輝きを感じます。初めて聞いたときの感動は今でも忘れられません。
しかしアルマンドに限っていうと、参考にするのはちょっと難しいのです。テンポは割りとゆっくりで繰り返しなしです。3分12秒。
かなり力強くって、一音一音がぐっと迫ってくるような感じ私は普段からもっとリズムを軽く弾くよう注意されているので、シゲッティのはちょっと重い感じで。
パールマンのは、丁寧な、でも流れるような演奏です。
シゲッティのを聞いてしまうと軽く聞こえてしまうのかもしれません。
とても真似は出来ないけど、曲をどんな感じで弾けばいいかつかむには、いい参考になります。
バロックバイオリンのはクイケンのものです。思ったほどバイオリンと演奏の差はないようですが、
かなりテンポが速くて全体がどんどん流れていく感じです。でもパルティータ、ソナタ全体を考えると、この演奏が一番全体のバランス、構成にかなっているのかなと。
それぞれの曲がつながってどんどん展開していくみたいなのです。シャコンヌでさえ、全体の一部分のような感じを受けます。
それと音は素朴さを感じさせて好きです。
1062 有難うございます。  kai 2003/1/26[sun]13:16:37
こんにちは。
>しらたま さま。
アドバイス、有難うございます。
1.練習メニュー
課題は毎回出ています。
練習曲を次回までに練習する、という課題です。
ただ、曲を練習するにしてもボーイングや移弦、運指法がまだまだできていないのでそういう部分も練習したいと思うのですが、特に教本等がありません。
そのため、何をどういう内容で練習すれば良いのかがさっぱり分かりません。
現在は、開放弦でボーイング→音階→練習曲の順番で練習していますが、これで良いのかも分かりません。
メニューと併せてお勧めの教本も教えて頂けませんでしょうか。
2.弓が弾む原因
具体的には以下の通りです。
・全弓
・ダウン
・弓の元から5cmぐらい弾いたあたりから弓の先にかけて
という感じです。
力の加減や腕の動きに問題があるのかと思い、ボーイングの練習を繰り返してみていますが、どうしても弾んでしまいます。
分からないことだらけでどうしたら良いのか、これで良いのかと悩んでばかりいるので私にはバイオリンは無理なのかなっと思ってしまいます。
諦めるのはいつでもできるのでもう少し頑張ってみようかと思います。
>Elie さま。
はじめまして。
有難うございます。
私にも感覚が掴める日がくるのでしょうか‥ずっと先のことのように思えますが、Elieさんの仰るように「3ヶ月」を「まだ」と考えてもう少し頑張ってみます。
また何かありましたら宜しくお願いします。
1063 いくつか・・・  MAKI 2003/1/26[sun]18:33:12
>Kaiさん
はじめまして。しらたまさんが丁寧に書いていますから、あまり付け加えることもないのですが、少しだけ。
どのような教材をレッスンで使っているのか書かれていないのでわかりませんが、基本的なこと(運指法など)が書かれている教材(鈴木や篠崎などの日本の教則本やホーマンなど)をお使いなのでしたら、先生はそれを順にこなしていくことで基本的なことを教えるおつもりだと思います。移弦などの課題も順に出てくるはずです。
「移弦を全く習っていないのに移弦がある課題を出された」のであれば、少々状況が違います。この場合は、先生に説明と補助教材を要求された方がよいでしょう。
「こういうことをしたいのですが、よいテキストを教えて下さい」という質問はとても多いのですが、教材は「どれを選ぶか」よりも「どう使うか」の方がはるかに重要です。例えば、セブシクのポジション移動用のテキスト(op7や9)を見て弾いても、それだけではポジション移動の練習にはなりません。使い方を間違っては役に立たないのです。
例えば、セブシクは基本的に楽譜だけで、技術的なこと、身体の使い方などは書いてありませんし、篠崎のテキストで最初に二つの弦を使うところでは、「ここでは弓の使用部分を気にしないで、二本の弦に上手に弓が変わるように練習しなさい。A弦を弾く時は、D弦を弾く時よりも肘を下げる」としか書いてありません。ですから、こういった教材の「使い方」を指導してもらうことが重要なのです。
弓の「バウンド」についていは、どのようなボウイングシステムを教わっているかによって、考えられる原因が変わります。弓の持ち方、手首や指の使い方、肘の使い方が異なると、原因となる要素が変化するからです。基本的には、しらたまさんの書かれていることで理解されたと思いますが、その原因がどこにあるかはチェックしてみる必要がありそうです。特に、脱力ができていなくてボウイング筋が使えていないと、よく起きます。
>しらたまさん
あいかわらず、丁寧ですね(^ ^)
一つだけ気になりました。
>>普通、元弓では自然に大きな圧力がかかるので、本数を少な目に(45度に弓を寝かせる)、
>>先弓では圧力がかかりにくいので本数を多く(90度に弓を立てる)、
>>中弓ではその中間くらいにします。
これは、混乱するかも・・・
こういう指導をする先生もいらっしゃいますが、全部ではありません。こういう考え方を否定されている先生もいます。詳しく書くと長くなっちゃいますが、支点がある弓先に重みがかかるボウイングを教えている先生だと、全く違う言い方をしている可能性があります。
MAKI
P.S.写真は間に合いませんでした(; ;)次号は少しまともになります。
1064 Re:有難うございます。  しらたま 2003/1/26[sun]21:22:36
kaiさん
まず、「2.弓が弾む原因」から。
>・全弓
>・ダウン
>・弓の元から5cmぐらい弾いたあたりから弓の先にかけて
で起こるとすると、まずチェックすべきは弓の握り方だと思います。
弓からの反発を受け止めるための人差し指の体勢(位置と角度)が十分にできていない
のではないでしょうか。
NO.1059であげたポイントのうち「圧力の調整」にあたることです。
上のような現象は、例えば、右手全部の指を割合ぴんと伸ばして、4本の指がほとんどくっついた状態で
弓を上からつまみ上げるようにして持った方によく見受けられます。
弓の握り方にはいろんな流派があるので一概に「こうすればいい」
ということは私の口からは言えないのですが、
とりあえず人差し指の役割を確認するための実験として、
下記をためしてみてください。
--------------------------------------------------------------------------
■1
親指の「頭」を、中指第一関節の「側面」に当てて軽く輪をつくり、
肘は中弓の位置で固定して、右手の甲が自分からよく見えるように手首を内側に回し、
親指の頭と中指第一関節の側面の間に弓を挟み、楽器を構えて中弓をA線に当てる。
■2
自分から手の甲が見えることをもう一度確認。
中指の第一関節側面から指の腹のあたりまで広く弓の感触があることを確認して、
人差し指を真っ直ぐに伸ばす。
薬指・小指は軽く弓に触れてもいいけれどなるべく弓に干渉しないように(離れていてもいい)。
人差し指の第二関節あたりが弓に当たるように親指を曲げる。
中指の腹に弓の感触が強くなると、人差し指への圧力が強くなることを確認
■3
人差し指に意識を置いて中弓からダウン・ボウで弾いてみる。
常に自分の手の甲が見えるように(手の甲は床に対してほぼ水平に)元弓からダウン・ボウで弾いてみる。
人差し指にかかる力がはっきりわかったら人差し指を柔らかく曲げ、弓に沿わせる。
これをするとき、楽器は下を向かないように(弦がなるべく
床に対して水平になるように)気をつけてください。
--------------------------------------------------------------------------
やり方で分かりづらいところがあったらご遠慮なくお尋ねください。
この実験で真っ直ぐな音が出るようでしたら、私の推理はほぼ当たりかも♪
ただ、重ねて申し上げますが、この持ち方はただダウン・ボウを実験するためだけに
あげた例です。
ご自分では、先生の示してくださる手の形を基本に、
人差し指を積極的に使う方向で弓の持ち方を工夫されるといいと思います。
でも、もしかしたら素人考えの見当外れなアドバイスかもしれません。
そうでしたらご勘弁を!m(_ _)m
諸先輩がた、あとフォローをよろしくお願いしま〜す。
1066 kai さん、 あんず さん ・・・  田吾作 2003/1/27[mon]15:11:51
Re:No.1058 kai さん、
弓が弾む原因として@「圧力」、A「摩擦力」、B「弓筋」、C「速度」を
しらたまさんが詳細に指摘しておられる(No.1059)のでそれに尽きるのですが、
個人的にはBの「弓筋」が最も大事だと考えています。
要は、「弦の震動方向と弓の運動方向が一致していない」から、
「弦の運動エネルギー(真横方向)」が「弓の運動(斜め方向!)」に影響を与えて
弓(の位置)を揺さぶるのです。
「それに負けじ」と指で圧力を加えるのも一法ですが、根本的な解決法ではないようです。
音には無理がかかるでしょうし・・・。
弓筋が完全なときには「そのための如何なる加圧も不要」で、
言わば「弓がよく弦の上に乗って馴染んでいる」状態を体験することが出来ます。
当然の結果として、fでも pでも音は柔らかくなってくれます。
それでは「いい弓筋を如何にして得るか」という問題になりますが、
@ 弓の持ち方 (指)
A 運動方向 (指、手首、肘、・・・)
B 楽器の構え方(上下左右) (左手、姿勢、足の位置)
など、方法、チェック・ポイントは山ほどありますし、
付いておられる先生のお考え次第ですので、ここでは立ち入りません。
ただ個人的な見解では、@、Aだけでは根本的な解決に至るのは非常に困難だと思います。
B次第で、Aや@が大きく影響を受けるだろうということが
御想像いただけるでしょう。
ただ、身体にとって「楽で自然な」@、Aのやり方がそう何通りもあるとは思えないので、
@、A、Bが総合的にマッチした教え方、教わり方が大事だと考えられます。
具体的には、
> 全弓、ダウン、弓の元から5cmぐらい弾いたあたりから弓の先にかけて
起こるとのことですので、総じて、
「楽器が左方向に向きすぎている」か、
「楽器の先端が上を向きすぎている」か、
「右手の運動(弓筋)が身体から近すぎる」か
(相対的に!!!)
のいずれか、或いは一緒の状態が起きていることを念頭に置かれた上で、
先生の御指摘を上記@、A、Bごとに当てはめて行かれては如何でしょうか?
でも本当は皆様が言っておられるように、何でも「最初から出来る」ことはまずありません。
(そんなの、いいほうです・・・?)
プロのオケの大ヴェテランでも「PP で弓が震えて」困ることがザラです。
どうか長い目で「楽しんで」行かれますように・・・。
なお若干補足すると、
弓筋が (ある程度) 正しくても「弓が弾むことが無い」わけではありません。
その場合は、「駒からの距離」、「弓の重さ」、「弓の速度」がマッチしていない
からですが、問題が大きくなりますのでここではこの辺で・・・。
Re:Nos.1050 !and! 1057 あんず さん、
E線の問題、嫌ですね。
「ループ」が切れた件ですが、
もしアジャスターの本体や、取り付け方向のズレなどの問題がなければ、
一度目は「演奏者側が先にキレた」ためとして、
二度目は「既に使用した」弦だったためではないでしょうか?
一旦取り外した金属に、あらたに緊張・負荷を与えると、
「過去に疲労が貯った部分(ループ)に張力が集中しやすいから」
ではないかと考えているのですが。・・・。
その後は如何でしょうか・・・。
それから (黄色い) カバーの取り外し方ですが、熱では溶けないものでしょうか?
例えばドライバーの先端をガスの火などで加熱し、平らに押し当てたら溶けないかしら・・・。
うまく行けば、弦には負担がほとんどかからないと思います。
自分で試してからにしようと思ったのですが、不精でまたやっていません。
どなたか先におやりになったら御報告ください。
昔はニッパー(先の尖った、小さい、ペンチのような道具)で
弦に沿って切り取ったりもしたのですが。
片方の手に持ったペンチで平らに潰しながら・・・。
最近は面倒で糸巻き側に押し込んだまま使っています。
1067 練習メニュー  Michelle 2003/1/28[tue]2:53:5
kai さんはじめまして
悩みながらやっていらっしゃるお気持ち、私も良く分かります。
私もずっとそうでした。
持ち方から、弓の動かし方、力の入れ方、すべての”角度”、どれも疑問だらけでした。
そのときのレベルで納得できる演奏も出来ず、どうしてこんな音しか出ないのかいつも不満でした。
1年ぐらい前新しい先生について、自分が出したい音や、どうしたいのかについてはっきり見えてきて、
今はいくらかどんな練習が必要なのかも分かってきました。
バイオリンは難しい楽器です。難しい楽器、といってしまうと、自分がヘタな言い訳をしてしまうようでためらいがあったんですが、
正しく持つことで初めていい演奏が出来るバイオリンは、やはり難しい楽器だと思うのです。
まだ初めて3ヶ月との事、Elieさんも仰るように感覚が身につくまである程度どうしても時間がかかるものだと思います。
あきらめないで!みんなその時期を乗り越えてきていると思います。がんばりましょう!
練習メニュー、書こうかと思ったのですが、私のは参考にならないかしら、、、
小さな疑問でも練習中にメモしておいて先生に質問されてはいかがでしょう?
一辺には無理でも、一回ずつのレッスンで一つずつ疑問を解消していくように、先生に聞かれればいいのではと思います。
ここの角度はこれでいいのですか?というような具体的な質問なら先生は喜んで答えてくださると思います。
1068 E線  あんず 2003/1/29[wed]12:57:7
みなさま、こんにちは。
あんずは体調不良の高熱で寝込んでいました。
まわりでも、高熱でかなりの人が倒れていますので、
みなさまも、ご注意下さい。
Elie さん、以前、マイスター佐々木のHP.Q&Aの60番を見たことが
あります。写真でみると、簡単に弦チューブが抜けそうな気がするのですが、
実際、ピラストロの弦チューブは管が細くて、糸が巻いているところを
通過させることができないのです(悲)。
それて、カッターで切ってたのですが、プラスチックがすぐに切れてくれなくて、
手を切りそうになって、ちょっと怖いです。(私が不器用なだけかもしれない・・・。)
田吾作さん、
その後のE線ですが、懲りずに、新しいピラストロNo.1を張ってみました。
そのまま弾いているぶんには良かったのですが、他の弦を替えるため、
ちょっとテールピースが揺れた瞬間、ブチッと切れてしまいました。
この弦は割と細めに出来ているのですが、やっぱり、アジャスター自体を
交換するか、カバーをつけないと、危険な感じです。
弦チューブは、熱で溶かすというのは、考えた事がありませんでしたが、
もし、プラスチックがすぐに溶ける素材なら、手っ取り早いかもしれないですね。
今度、実験してみますね。
しかし、もう少し、管の穴さえ広げてくれれば、世界中の人が喜ぶのに(笑)
と思います。
1069 左手人差し指が  あんず 2003/1/30[thu]12:50:23
突然ですが、左手人差し指が痛み始めました。
昨日、やっと体調もよくなり、張り切って練習をしていたところ、
突然、弦を押さえている部分に鋭い痛みが走りました。
その後、お風呂にも入れば治るかもと思いましたが、たいして回復せず、
朝起きると、多少痛みは薄れたものの、今、キーボードを打っていても、
その部分にあたると、痛いです。
練習を休むわけにもいかず、困っています。
痛みは、トゲがささったような感じにも似ています。
このような痛みに襲われた方はいないでしょうか。
1070 指の痛み  yuki 2003/1/31[fri]8:20:23
しらたまさん、みなさま、こんにちは!
毎日寒いですねえ。
あんずさん>
その痛み、私も経験したことがあります。。
バイオリンを再開したばかりで毎日張り切って1時間以上練習していた
頃、突然中指と人差し指(だったかな)に刺すような痛みが。。。
キーボードを打つ時、確かに辛かったです、はい。
もしかしてマズイ痛みなのかも、、、と思いつつも病院に行く暇も
なく放っておいたら(練習も続けました、痛かったけれど)、
10日くらいで治ってしまいました。
今でもなんであんなに痛くなったのかよくわかりません。
突然指を酷使したから、ああなったのかしら。。。
私も原因を知りたいです。どなたかご存知でしょうか?
1071 治りました。  あんず 2003/1/31[fri]12:28:2
あんずです。
指の痛みですが、原因が少しわかりました。
昨日家に帰ってからも、やや痛くて、そのまま練習すると、
また段々痛くなりそうな状態でした。
手には、たこというのか、白い角質が堅くなっていました。
もしかして、ちょっと削ってみても、大丈夫かもと思い、
家にある角質取り(一応ドイツ製)で、おそるおそる、
削ってみました。
もっと痛くなったらどうしようと思いながら、
弦を触ってみたところ、なんと、痛みがなくなったのです。
でも、たこができたくらいで、痛くなったことはないので、
一体なぜなのか、良く解りません。
1072 Re:治りました。  しらたま 2003/1/31[fri]17:15:34
あんずさん
指の痛み、すぐ治ってよかったですねー。
yukiさんも同じような症状があったんですね。
私も同じような痛みの経験がありますが、
2〜3日でおさまったような気がします。
ヴァイオリンはじめたての頃の指の痛みとはまたちょっと種類が違うのですよね。
「何?これ」と思うような。
ただ私の場合、確かに痛いんだけれど、
弾いているうちになんとか妥協できるくらいなものだったので
あまり気にせず、揉みほぐすだけでした。
考えるに、指先のタコが偶然、局部的に神経を圧迫していたんじゃないのかな〜?
あと、指先といっても、爪の上のところ(爪が作られるところ)に
針を刺したような痛みが続いたことがあります。
こっちの方が深刻で、触らなくても四六時中痛かったです。
数日痛んで、治って、またぶり返すようなものでした。
自分では、ちょっとした神経痛のようなものかな?と思っているのですけれど。
本当のところはどうでしょうね?
1073 有難うございました。  kai 2003/2/2[sun]16:32:47
こんにちは。
先週から頚部疾患に悩まされ、殆ど練習がまともにできませんでしたが、やっと昨日から2時間ぐらいの練習は可能になってきました。
腫れはひいても痛みがまだ残っているので長時間弾けないところが辛いです。
先生から指や手の怪我には注意を、と言われていましたが、首も大切なんだということに今更のように気づきました。(首を怪我するというのもあまりないと思いますが)
色々なアドバイスを有難うございました。
>しらたま さま。
有難うございます。
弓の持ち方‥思い当たる節があります。
最初はきちんと持てているのですが、弾いているうちに形が崩れてしまいます。
先生からもレッスン時にもう少し深く、しっかり持つように注意されます。
夕方に再度練習する時に下記の実験を行ってみます。
結果は次回ご報告させて頂きます。
>MAKI さま。
有難うございます。
先日先生に「こういう練習をしたい」という要望を伝え、教材を準備してもらいました。
(今まで特に教材はなく、先生が弾くのを覚える、という形式でした)
教材を使用して初めてのレッスンが先週あったのですが、教材の有無は私にとっては大きかったようで、どこが分からないのかということを先生に伝えやすくなり、また、先生の説明も理解しやすくなりました。
雑誌のバイオリン講座(タイトルを覚えていなくて申し訳ありません‥)を拝読しました。
初心者の私にはちょうど合っている内容のようですので、次号も楽しみにしています。
>田吾作 さま。
有難うございます。
読みながら、またしても思い当たる節がありました。
「楽器の先端が上を向きすぎている」「右手の運動(弓筋)が身体から近すぎる」の二点です。
弓が弾む、というと弓にのみ問題があるのかと思ってましたが、楽器の構え方にも問題がある可能性があるんですね。
鏡で確認をしてみます。
弓筋が身体に近すぎるというのもレッスン時の先生の注意と重なる部分があります。
どうしても弓を手前に引いてしまうので。
このあたりを気をつけて弾いてみたいと思います。
>Michelle さま。
有難うございます。
Michelleさんの書き込みを見ていて安心しました。
なかなか上達せず、時間ばかりが経っていることに焦りを感じていた(自分には無理なのかもしれない、とさえ感じていました)ので、皆さんも悩みながら練習を積み重ねてきたのだと思うと「頑張ってみよう」という気持ちになってきます。
辞めるのはいつでもできるのでもう少し頑張ってみます。
練習をしていて分からないところをメモしておく、というのは早速実践したいと思います。
分からないことが山ほどあるので、レッスン時までに全部覚えておくことができないので‥。
練習メニュー、是非教えて下さい!
参考にさせて頂きたいと思います。
アドバイスをして頂いた皆様、有難うございました。
初心者のためまた基本的な(呆れてしまうような)質問をすることが今後もあると思いますが、その際には宜しくお願いします。
1074 Re:有難うございました。  しらたま 2003/2/4[tue]22:37:50
kaiさん
首の怪我大変でしたね〜。
ヴァイオリンは意外と首に負担がかかる楽器ですから、
全快するまではどうぞ無理なさらないでください。
教材も見つかって、レッスンはよい方向に進んでいるようですね^^。
ご自分で「何かが足りない」と感じて、それが「教本ではないか?」と推測できたあたり、
kaiさんはスーパー・スチューデントの素質ありですね!
# 遅ればせながら、最近、NHK「未来への教室」チョン・ミョン・フンの録画を見たのです・笑
# チョン氏は音楽を学ぶ小学生たちに「スーパー・ティーチャー[super-teacher]を求めるよりも、
# 君たちがスーパー・スチューデント[super-student]になりなさい。」とアドバイスしていました。
私もレッスンって先生と生徒が協力し合って面白くしていくものだと思います。
kaiさんの方でも積極的にいろんな工夫をして、レッスンを充実したものにしていってください!
MAKIさん、田吾作さん、Michelleさん
フォローありがとうございました!
いろんなご意見をいただけると私も助かります。
またよろしくお願いします!
1075 レッスンと練習  Michelle 2003/2/7[fri]1:55:15
KAIさん、あんずさん、お具合はいかがですか?
日本は寒くて、風邪が流行っているようですね。みなさま、ご自愛ください。
KAIさん、頚部疾患とは、首をひねられたのでしょうか?練習できないとつらいですよね。
教材がてきて、練習しやすくなって良かったですね。やはり人によって、教材がないほうが気楽ではじめやすい人と、
はっきりした「教材」的なものがあったほうがやりやすい人がいるでしょうから、
お話してしたい方向に行ったのはよかったですね。
>>弓の持ち方‥思い当たる節があります。
>>最初はきちんと持てているのですが、弾いているうちに形が崩れてしまいます。
>>先生からもレッスン時にもう少し深く、しっかり持つように注意されます。
最初から正しくきちんと持つって難しいですよね。はっきりこれが正しい、という確信ももてないし。
それで、子供の練習法ですがもしかしてお役に立つかもと思って、書いてみます。
先ず弓だけをきちんとした持ち方でもって、弓を立てて腕をまっすぐ前にのばします。
このとき周りに、ぶつかる物がないようにご注意ください。弓とものと両方壊れる恐れがあります。
この状態で、腕だけを左右に動かします。
ゆっくりでなくて出来るだけ早く、弓が風を切る音がぶんぶんと聞こえるくらい速く動かします。
出来たら10回ぐらいやって、休み、合計で5分ぐらい出来るようにします。注意するのは、上体を一緒に動かさないこと。動かすのは腕だけです。
それから持ち方が崩れたらすぐ直します。10回、崩れずに持ちつづけることが目標です。
これがしっか弓を持つための練習です。もしかしてロシア式の持ち方を習っている方には当てはまらないかもしれません。
基本的に親指と中指で支えられるようにするための練習です。かなり苦しいし、最初は音なんか、全然でないのですよ。毎日続けると、持ち方が安定してくると思います。
持ち方って、だいじなんですよね。今後、きれいな音を先ず出して、それからいろいろな音色を弾き分けられるようになるには。私も子供と一緒にやっています。
練習メニュー、参考になればいいのですが。
私は今はスケールと重音のエチュード、それにベートーベンのロマンスト長調とバッハの無伴奏からアルマンドをやっています。
私にはなぜかアルマンドは簡単で、ベートーベンがすごく難しく感じるのです。
えーと、先ずスケールか重音をやるのですが、大事なのは音程です。私の先生はすごく厳しくて「先ず音程」で、合うまでなんどでもやらされます。
重音のエチュードは4ヶ月くらいかかって、やっと1曲進む感じです。レッスンでも、それこそ1音ずつ確認しながら進みます。
一番最初のレッスンは3小節しか出来なかったことも(笑)
音程を確認しながらじっくっりゆっくりゆっくり弾くのです。音程が安定してきて、指使いに慣れてきてからスピードを上げていきます。
ちなみに重音の練習私は好きです。
それから曲ですが、バッハのほうは今は音程が取れたので、少し早く毎日たくさん弾くようにしています。今はフレーズとかリズムを作ることを考えるようにしています。
ベートーベンは、、、、。こっちはあまり練習してないので、大抵部分練習です。
今日はコードのところとか、後半のスケールみたいなところとか。一音ずつ音程を確認しながら。
ベートーベンは、いろいろ注文されているんですが、前半は厳かに、後半はいかめしくとか、到底そこまでいけません。まだ後半の音程が不安定で、、、。
こんな感じです。何か聞きたいことがあったら、遠慮なく言ってくださいね。
技術的なことはしらたまさんや他の方が、答えてくださると思うので、私はこんなことしかいえないんですが、、、、。
そうですね、私もつくづくゆっくり練習することの重要さを思い知りました。
単に弾けるだけでなく上手になりたいと思ったら、ゆっくり練習するってすごく大事なのです。
1076 7/8バイオリン  貴恵 2003/2/12[wed]3:23:1
はじめまして。
今年に入って初めてバイオリンを習い始めた三十路の超初心者の貴恵と申します。(音楽経験は小さい頃ピアノを少しやっていたので簡単な楽譜は読める程度です)
何度か、このHPを見ていてちょっと気になっていた7/8のバイオリンについてお伺いしたいのです。
バイオリンを始めて1ヵ月半、一週間前から左の小指(4th finger)の練習に入ったのですが、私の小さな手 (ピアノですと1オクターブがぎりぎり横からだと届く位、真上から弾くのは無理)では可也無理をしないと届きません。先生の指を見ていると1、2、3の指を押さえたまま4もきちんと届いているのですが、私の場合1、2を浮かせて3を軸にしてやっとなんとか4が届くという感じです。まだ始めたばかりなので練習すればもう少しは開くようになるとは思うのですが、それを考えた上でも先生がFullサイズのバイオリンは私には大きすぎるので7/8が良いのではとおっしゃっているのです。それで、近所のバイオリン専門店を回ってみたのですがやはり7/8ってなかなか入ってこないらしく、見つけた物は私の予算を3割くらい上回るものばかりなんですね・・・。それで悩んでいるのですが、少し奮発してでも7/8にした方が良いのか、このままFullサイズで頑張るか・・・頑張ったらなんとかなるものなのか?ちなみに今使っているFullサイズはレンタルなのですが流石に7/8は高価なのでレンタルは出来ないとのこと・・・
で、しらたまさんは、4年後に7/8に換えたのことですが、換えてみての違いはどうだったのでしょうか?もっと早くに小さめの楽器にしておけば良かったとか思いましたか?小さめの楽器の方が前のよりも絶対に弾きやすいとか感じましたか?
ちなみに私は身長150cmなので腕の長さや手のサイズ等もしかしてしらたまさんと似ているのかもと思いご意見いただけたらと思い書き込みさせて頂きました。
はじめてなのに長くなってしまって申し訳ありません。宜しくお願いします。
貴恵
1077 私も7/8持っています。  あんず 2003/2/12[wed]13:11:43
しらたまさん宛ですが、書き込みさせてください。
私も7/8(やや大きめ)もってます。
私の以前の先生が、かなり楽器のサイズに
こだわる方で、私も途中で迷ったのですが、
購入することになってしまいました。
はじめは、ちょっと不本意ながらも、きっと弾きやすいと
自分に言い聞かせて弾いていたような気がします。
しかし、後ほど、どうも、首と、腕が痛いような
感じになってきました。
私が思うに、楽器の長さと腕の長さの微妙な関係なんだと
思います。(私、腕は、割と長いのです。洋服の丈を詰めたことはないですし。)
しかも、これもひとによって違うのかも知れないのですが、
ネックが細くて、薄いと、私はどうもビブラートのかかりが悪い気がしてます。
トリルもしにくかったですし。
あと、弦の問題があります。
普通、弦はフルサイズの弦長に合わせて作られています。
なので、7/8だと、きちんとしたテンションが弦にかからず、
弦そのものの威力が発揮できません。
以前の先生は、自分が重音が取りずらかったから、絶対
楽器は小さいほうがいいと主張されていましたが、
私は、3度の重音なども練習と工夫次第だと思ってます。
始めたばかりというのは、本当に手ができあがっていないし、
弾くのに必要な筋肉もついていないと思うので、私としては、
すぐにはおすすめしたくないです。
私の身長は152cmですから、貴恵さんと
身体的条件はあまりかわらないかと思います。
ちなみに、左手の小指は5.5センチくらいです。
(ちなみに、バイオリン弾いてから、確実に3ミリ近くはのびてます。)
私もピアノをやってましたが、おそらく、親指と人差し指の
あいだの皮がのびているので、オクターブ+一音は届きます。
でも、極端に、小指だけ短いという方もいるので、一概に
フルサイズという訳にもいかないかも知れません。
体全体が小さいという方もいらっしゃいますし。
私の近所の楽器店(一応全国展開)では、以前、7/8をレンタルしてくれて
いたような記憶があります。きっと探せば、レンタルしてくる楽器店があると思います。
やっぱり、折角購入するなら、自分でよく納得できる楽器を購入したいですよね。
とりあえず、どこの楽器店でも1週間くらい、試奏という形で貸してくれるはずなので、
借りるだけ借りて見るのも良いと思うのですが。
実は、私も、かなりしらたまさんに、ご相談させてもらったのですよ。
その昔。
しらたまさん、たくさん、ご相談にのってもらったのに、
こんなこと書いてごめんなさいね。
1078 有難うございます  貴恵 2003/2/13[thu]10:7:14
あんずさん、お返事有難うございます。
7/8を使っての体験談をきいてまたまた悩んでしまいそうです。あとやはり7/8と言えど分数バイオリン、弦の威力を最大に引き出せないなど、初心者ではそこまで気になることではないのかもしれませんが、ある程度上達してくるとポイントになりそうです・・・。
実は小指の長さを測ってみたら私のは5cmでした・・・。う〜ん、このあと5mmが重要かも?でも、本当によく考えたら身長だけじゃ分からないですよね。私の母は身長は私と同じですが手は私よりも随分大きいんです。先生もそんなに身長がある方ではないですが手が大きいようです。
私の場合どの指が極端に短いとかでなく全体的に小柄な手なんだと思います。左腕の長さはそこまで短いと言う感じはなく、スクロールの部分に手のひらを当てて軽く腕が曲がるくらいの余裕はあるのですが、手のひら自体が小さいのかも・・・。でも弓も先の方は使えないですから、やっぱり短いのかな?そういえば先生が、楽器自体はFullサイズでも小柄なも物を見つけたら何とかなるかもしれないけれど、弓をもう少し短いのにしたら良いかもって言っていたのですが、そんなちぐはぐな揃え方ってするものなのでしょうか?
でも、あんずさんの7/8から生じた身体への不具合などをきくと、7/8へ換えることだけが答えではないのかも?と思ってしまいますし、まだまだ始めたばかりなので、もう少し4/4で頑張ってみようかな?という気がして来ました・・・。7/8も考えながら、小柄な4/4を探してみようと思います。
今後もよろしくお願いします。
貴恵
1079 弓の長さ  あんず 2003/2/13[thu]13:6:38
貴恵さん、
弓の長さについてですが、私の知り合いで7/8の弓を
使用している方がいますが、かなり体の小柄なかたです。
(150センチありません。)
先弓が届かないとのことですが、バイオリンを初めてまもなくのころは、
楽に先弓まで使えるひとの方が少ないのではないかと思います。
腕が長くても、先が使えないものなのですよ。
なので、貴恵さんは初めてからまだ1月半しか経ってないわけですから、
先弓がつかえなくても、全く悩む必要はありません。
弓が楽に使えるかどうかは、腕の長さ自体よりも楽器を体のどのあたりで
構えるかによるところが大きいと思います。
左手にも、右手にも負担のかからないベストポジションが人それぞれ違うので、
私もそのポジションを見つけるのに最初はとても苦労しました。
あとは、まだボーイングの動きを体が覚えている途中だと思います。
弦に直角に、全弓できれいに弾ききるのは、とても難しいのです。
でも、必ずできるようになるので、頑張って練習してみてください。
実際貴恵さんにお会いしていないので、なんとも言えないですが、
初めてまだ1月くらいしか経っていないなら、いろいろと可能性が
秘められていると、私は思います。
半年がだめなら、3ヶ月くらいでも、今のままで様子を見るのも
よいかと。
私は、最近になって、楽器を響かせることが少しできるように
なってきて、当たりまえかも知れませんが、やはり、私の小さな楽器は、
響きはあっても、音量は、フルサイズのものには届かないということが
はっきりと解りました。
今までは、きちんとボーイングが出来てなくて、音を出し切れて
いなかったのですねぇ(笑)。
貴恵さん、バイオリン楽しんでくださいね♪
1080 頑張ります〜  貴恵 2003/2/15[sat]9:58:48
あんずさん、
お知りあいで7/8の弓を使っている方身長150cmないのでしたら、かなり小柄な方ですよね・・・。ということは150cmある私は贅沢者で、Fullサイズの弓を使いこなせる様に頑張らないとダメかな?色々ネット等で情報を読んでいますと、皆さん始めたばかりは弓先を使えなくても当然ってことを書いてあるので、ちょっと希望を持っているのですが、私の場合、右腕を伸ばしきっても弓先はまだまだ遠いところにあるのです〜。でバイオリンの位置を変えると交わる角度が悪くなってしまったり・・・。本当に難しいですね。
でも、まだたった一ヶ月半ですけど、練習がとっても楽しい日々です。30過ぎて始めてどこまで弾けるようになるか分からないけれど、一生の趣味としていけるように頑張りたいですね。
貴恵
1081 Re:7/8バイオリン  しらたま 2003/2/15[sat]13:28:43
貴恵さん
いらっしゃいませ!(^^)
私のヴァイオリンは、お店から「7/8ヴァイオリン」として紹介されたものですが、
記事を読んで頂いてわかるように、実は小ぶりのフルサイズで
(弦長がフルサイズと1mmしか違わないので、7/8とは言えない・・・。)
音の幅は同じでしたから、持ち替えた時
「これはラクだぁ〜」という感じはありませんでした。
ただ、指板の幅はほぼ7/8サイズなので5度の重音はしっかりと押さえられるようになりました。
また、若干ですが全長が短いのでファーストポジションの位置が少々近づいて体がラクになった、
重量が軽いので首や親指にかかる負担が少なくなって筋肉のこわばりが少なくなった、とは感じました。
私は結局、いろいろ訳があって小ぶりのヴァイオリンを買ってしまったのですが、
本当は一時期でも7/8を使ってみればよかったと思っています。
ちなみに、私がヴァイオリンをはじめた時の身長は148cmでした。
手は華奢ではありませんが、小さいほうで、指も短いです。
思うに身長150cm前後って、フルサイズがぎりぎり扱える、
だけど人によっては結構大変、という微妙な線なのではないでしょうね。
私の周りでも、身長が150cm前後の大人はたいていフルサイズを使っています(ただし子供からはじめた人)。
でも、最初に手にする楽器として小さな大人にフルサイズが与えられた場合はどうかと思います。
身長150cmの人の感じる負担は160cmの人のそれとはかなり違うはずです。
筋力のない体でぎりぎりの大きさの楽器を扱うのはそれだけで大変なことです(特に力の弱い女性)。
子供が分数楽器からフルサイズに持ち替える時と同じようにはいかないでしょう。
レッスンの開始時点では、自分の体格に合った楽器ではじめるにこしたことはないと思うのです。
ですから、懐に余裕があるのでしたら、
7/8で始めるのはよいことだと私は思います。
なにしろレッスンの最初にやるのはファーストポジションで、
小さい人にとってはそのファーストポジションが一番の難関なのです。
適正サイズの楽器でファーストポジションをしっかり身に付け、
そして数年して筋力や柔軟性がある程度ついたときにフルサイズに持ち替えるのが
上達の近道ではないかと素人考えながら想像しています。
でも、パワー・バランス・音色ともに満足できる7/8を探すのは大変なことですから、
楽器探しにあたっては小ぶりのフルサイズも候補に入れられたほうがよろしいかと思います。
手工品は量産品と違い、ネックにもいろんなかたちがあり、大きさはフルサイズでも
ずいぶん扱いやすく感じるものがあります。
全体のバランスやネックの形によって、意外に体にフィットするものなのです。
まずは、楽器屋さんにでかけていろんな楽器を弾いてみることをおすすめします。
また、7/8は高額でレンタルしてもらえなかったとのことですが、先生のお名前をだして、
購入を真剣に考えているのだと言えば、数週間なら貸してくれるのではないでしょうか。
まずは7/8の弾きごこちがどんな感じか、使ってみたほうがいいと思います^^。
適正サイズの判断については、先生のご意見に頼るしかないと思うのですが、
ご自分で納得しないままに従ってしまうと、
あとあと楽器への不満をもち続けることになりかねません。
(あんずさん、7/8ヴァイオリンレポートありがとう!)
ご自分で「少々の苦労があっても私はフルサイズで弾きたい!」と思うなら、
先生にその気持ちをはっきりと伝えたほうがよいと思います。
弓に関しては、あんずさんのおっしゃるとおり、
誰でも1ヶ月の時点では先弓までつかえないのが当たり前なので、
もうしばらく様子を見られた方がいいでしょう。
ただ、どうしても「長くて、重くて、扱いづらい」とお思いになり、
7/8弓または3/4弓の購入を考えるなら、
選択肢として従来の弓よりも軽いカーボン弓はどうかしら?とも思います。
長さはフルサイズですが、軽いことと、手元が太くてしっかり持てることで、
普通のフルサイズよりかなり扱いやすくなっています。
実は私も最近はカーボン弓を使う機会が多くなっています。
何しろラクなので(笑)。
ちなみに私が使っているのは、この掲示板でもおなじみの田吾作さんからご紹介いただいた
ARCUSのコンチェルトです。
>私の場合、右腕を伸ばしきっても弓先はまだまだ遠いところにあるのです〜。
>でバイオリンの位置を変えると交わる角度が悪くなってしまったり・・・。本当に難しいですね。
体の小さい人は、先弓を使うために楽器の角度や手首の使い方など工夫する必要がありますが、
これは克服できますよ。
私も始めて5年くらいは弓の長さと重さに振り回されて、
「本当にフルサイズの弓が使いこなせるのかしら?」と不安に思っていましたが、
今はフルサイズで全く問題ありません(と、本人は思っています・笑)。
導入に3/4弓を使った方がいいかどうかは、私は経験がないのでわかりませんが、
楽器同様、適正サイズで始めて後でフルサイズに持ち替えたほうが、
弓の使い方が早く覚えられるのかもしれませんね。
なんにしても、まだ1ヶ月半、あせることはありませんよ〜!
1082 こんばんわ。  kai 2003/2/15[sat]21:33:35
こんばんわ。
>しらたま さま。
首は完治しました!
痛みも取れて、日常生活にもバイオリンにも支障はなくなりましたが、病院でも原因不明と言われたのが少々気になります。
結果として痛みもなくなったので良しとしようと思ってますが‥。
以前教えて頂いた弓の実験ですが、バウンドが抑えられるようです。
しらたまさんが仰る通りに私が弓を動かせているかどうか、という疑問はあるのですが、普段私が全弓を弾く時に必ず弾んでいたのがなくなりました。
この動きをヒントに普段の弓の使い方を考え中です。
子供の時のように身体で覚える、というのが難しくなってきているので頭を使って何とかしようと思っているのですが、なかなか上手くいかないです。
常に「super-student」であり続けたいですね。
先生から教えてもらうだけではなく、足りない部分を積極的に提案や質問していこうと思ってます。
そのためにもまずは練習を頑張らなくては!
>Michelle さま。
頚部疾患は完治しました。
リンパ腺が腫れていたため圧痛に悩まされていました。
病院でも原因不明ということで、とりあえず薬を飲みながら様子を見るという状態でしたが、腫れも引き、あとは放っておいても治る、ということでした。
原因は結局分からず終いですが、バイオリンも弾けるようになったので結果としては良いかなっと思ってます。
教えて頂いた弓の持ち方の練習は、早速明日から始めてみます。
腕を動かしても正しい持ち方が保てるようにしたいです。
練習メニュー、有難うございました。
参考にしたいと思います。
技術面以外にも疑問に思うことは多々ありますので、また色々と教えて下さい。
早速で申し訳ないのですが、挫けずに続けられるように目標を持ちたいと思うのですが、性格的に短期間ごとの目標の方が向いているので、半年後の目標を持ちたいと思います。
何か目標となるような曲などがあったら教えて下さい。
>貴恵 さま。
はじめまして。
私も最近バイオリンを習い始めたばかりで3ヶ月経過したところです。(ブランク10年ありますが)
私は特に身長とバイオリンの関係を気にしたことはないのですが‥身長154cmでフルサイズのバイオリンを使っています。
私のバイオリンは中学1年の時に使っていたものなので、当時の身長は150cmぐらいだったと思います。(下手をすると150cmなかったかも?)
バイオリン購入の際に、先生はフルサイズにするかどうかで迷ったそうですが、フルサイズでも大丈夫だろうということで今のバイオリンになりました。
当時は、弾きにくさを感じた記憶はありません。
私の場合、身長に比べて親譲りで手が大きいということが身長の低さをカバーしていたのかもしれません。
ちなみに、小指は6cm弱です。(当時はもっと短かったかも?)
そんな私でも今は小指で弦を押さえるのに苦労していますし、弓も先までちゃんと使えるようになっていないです。
この二点の問題は弾くことに慣れるまでは仕方がないのかなっと私は思います。
ただ、私は頚部疾患をしてから首から指までの大切さを痛感したので身体的な負担が大きくなければ、ということだけつけ加えさせてもらいます。
参考にもならないようなことをだらだらと書いてしましましたが、練習が楽しいというのはよく分かります。
私も最近はバイオリンを弾く時間が楽しくて仕方ありません。
そのために残業もせずに帰宅するという感じですから(笑)
レッスン、頑張りましょうね。
最近、新たに悩んでいることがあります。
レッスンについてなのですが、私が固く考えすぎなのかなっとも思いますので皆様の意見を聞けたらと思います。
私は現在、週1回30分の個人レッスンです。
レッスン内容自体は恐らく他のバイオリン教室と変わりはないと思うのですが、毎月1回は先生の都合で前日になってキャンセルになることがあります。
基礎を習っている状態なので私としてはこまめに先生にフォームや運指法をチェックして頂きたいと思うのですが、レッスンがなくなってしまうと2週間独自の方法で弾き続けるか市販のバイオリン関係の本を見ながら分からない部分をどうすれば良いのか考えて練習するしかありません。
また、私のレッスンのすぐ後に幼稚園ぐらいの子供のレッスンがあるのですが、私のレッスン終了時間10分前には親子でレッスン室内で待っていらっしゃるためにレッスンに集中することができません。
(小さい子なのでレッスン室内を動き回るためです)
最初、教室見学に行った際にレッスン前後の時間は余裕をもって取ります、というお話だったのでレッスンをお願いしたのですが‥。
先月からこの二点が気になっていたのですが、前回のレッスン時に社会人なので平日練習時間を取りにくいので楽器店でミュート(本来の使い方は違いますが)を教えてもらい、そのおかげで平日も少し弾けるようになったという話をしたところ「無理して練習しなくても‥」と言われてしまい、このままのレッスンで良いのかと疑問に思い始めました。
先生は社会人であることを気遣って仰ったのかもしれませんが、社会人にとって一番の問題は時間をいかに作るかというところにあると私は思うので(実際私にはこれが難問で何とか方法を考えてました)上のように言われたことで練習意欲が失われそうになりました。(先生は現役学生さんなので仕方がないのかもしれないとも思います)
ピアノを習っていた時や以前のバイオリンの先生は、レッスンには練習してくるのが当然という考え方で、私自身も練習をしてレッスンに臨み、練習しても分からないことや上手く弾けないところを質問したいと思っていましたが、違うのでしょうか‥。
安月給の私にとって月謝を大きな支出の一つですので、ちゃんとレッスンをできる環境に少しでも近づけたいと思っています。
とりとめのない書き方と内容で申し訳ないのですが、ご意見を頂けたらと思います。
宜しくお願いします。
1083 訂正。  kai 2003/2/15[sat]21:39:44
何度もすいません。
下の書き込みで一部訂正です。
「ミュート」ではなく、「消音器」です。
失礼しました‥。
1084 悩みますね  貴恵 2003/2/18[tue]15:38:0
しらたまさん、
7/8で楽〜ってのはないのですね…。(考え甘すぎな私…)
でもやはり指板の細さなどの違いは大きい見たいなのでやっぱり考えてしまいます。
で、7/8からはじめて後にフルサイズに持ち替えるアイデアは良いようですが、本当のところどうなんでしょうね?小さな子供達は分数バイオリンから始めて、だんだんと大きいサイズに上手に移り行くと思うのですが、大人の私達は1年毎に体がどんどん老化していくので、このフルサイズに持ち替えるのを延ばせば延ばす程、持ち替えが苦しくなるってことはないのでしょうか?それとも、歳をとっていても、練習で指の柔軟性はできてくるものなので大丈夫なのかしら?
ある意味この歳でバイオリンを始めて、7/8をこの地点で選ぶことは、多分この先ずっと7/8でしか弾けないのではないかも?っていう不安みたいなのがあるのです…。でも、折角バイオリンをするのであればフルサイズを弾きこなせるようになりたいって思うのです。
しらたまさんやあんずさんはフルサイズから7/8への持ち替え経験ありですが、大人からはじめた方で分数からフルサイズへの持ち替えをされた方っているのでしょうか?
今の時点でちょっときついので7/8への魅力はあるもののフルサイズで頑張りたい気持ちも大きいですね…。ところでしらたまさんやあんずさんは今は7/8とフルサイズの両方使われるのでしょうか?
弓は特別重いと感じることはないのですが、やはり長すぎる感じで弓先10cm位使えてません…。あとなんとなく安定が悪いのは多分私のボーイングがなっていないからでしょう。とりあえず、後一ヶ月で今のバイオリンのレンタルの契約が切れるので、その時にしらたまさんやあんずさんのアドバイスをもとにじっくり見てみたいと思います。
Kaiさん、はじめまして。
Kaiさんの以前の書き込みを読みましたら、頚部疾患に悩まされていたようですが、完治されたのですね?良かった良かった。でも、この歳でバイオリンを始めると新しいことを習うたびにその練習をすると腕や肩のどこか筋肉痛になったりしてしまうので体に全く負担がないとはいえませんね…。私もいくら練習が楽しいからと言っても身体を壊さないように頑張らないとだめですね。でも難しいのが、まだまだ筋肉がついていないから単に筋肉痛なのか、無理がかかって痛いのかのみ分け方…。実はバイオリンとともに、ピアノも再開してしまって、今私の上半身にかかる負担はかなりのモノかと思います…。私もバイオリン始めて以来、仕事中もついついバイオリンの練習がしたくなってしまって困ってしまいます。
数多く難関ありですが、お互いに頑張りましょう!
1085 Re:悩みますね  しらたま 2003/2/18[tue]21:59:24
貴恵さん
>7/8で楽〜ってのはないのですね…。
いえいえ、私のは4/4なのでそんなにラクではありませんが、
7/8ならかなりラクに感じるはずですよ。
あんずさんもおっしゃってましたが、
指の長い人には小さすぎてかえって弾きにくいくらいです。
ちなみに楽器を選ぶ時にもっとも重視すべき
2箇所のサイズ、
ボディレングス(箱の長さ)と
ストップ(箱の縁から駒までの距離)はそれぞれ、
4/4 355mm/195mm
7/8 345mm/189mm
3/4 335mm/183mm
です(平均値)。
そして、私のはどうかというと、
ボディレングス352mm、ストップは195mmで、
全くフルサイズの範囲なんだそうです。
>ある意味この歳でバイオリンを始めて、7/8をこの地点で選ぶことは、
>多分この先ずっと7/8でしか弾けないのではないかも?っていう不安みたいなのがあるのです…。
その心配はいらないと思います。
私だって、よもや自分は弾くまいと思っていた巨大なヴィオラを30過ぎて弾きはじめましたし、ね。
それよりも、最初から大きなサイズを使うことで、しなくて済む苦労を背負い込んで
この年代の貴重な時間を大きさとの格闘のために費やさなければならなくなることの方が心配なのです。
私がここまでサイズにこだわるのは、
「もし〜だったら」という言い方しかできませんが、過去を振り返って、
自分が最初に7/8を与えられていたら倍の速度で上達していたんではないか?と
強く思っているからです。
>しらたまさんやあんずさんは今は7/8とフルサイズの両方使われるのでしょうか?
ということで、私は7/8は人から借りてちらっとしか弾いたことがないのです・・・。
そんななのに、大きな口たたいててごめんなさい〜。
ホント、身長150cmとはいっても個人差があるので、
フルサイズでも全く問題ない人もいるのですから、
先生ともよく相談して決めてください。
それから、はじめて1〜2ヶ月くらいだと、まだ楽器を一人で選ぶのは難しいと思います。
できれば先生と、または先生と同じくらいに上手いお友達といっしょに選ぶよう
おすすめします。
貴恵さんに、楽器とのよい出会いがありますようお祈りしております!
1086 若い先生  しらたま 2003/2/18[tue]23:58:9
kaiさん
>以前教えて頂いた弓の実験ですが、バウンドが抑えられるようです。
それはよかったです^^。
私としても、そっくり真似をするのではなく、
これを材料に「なぜ?」と考えていただけるのは嬉しいことです。
この実験のポイントは
「いかにして弓の進行方向を妨げないか」ということです。
親指の頭を中指の側面につけるようにすると、自然と親指のつっぱりがなくなります。
これで親指の(そして連鎖的に全部の指の)関節がフリーになるわけです。
そして中指で弓身を広く包み込むことで、弓の側面だけでなく、
弓の下(本来親指の仕事)、弓の上(本来人差し指の仕事)までカヴァーして、
他の指が担うべき負担を軽くします。
右手薬指・小指をなるべく弓に干渉させないというのも、
手首の関節をフリーにするための一手段です。
また、重さを全く弦の上に預けてしまえる時(元弓以外)は、
安心して預けてしまおう(無駄に支えない)という意味でもあります。
必要以上に薬指・小指が弓の上に踏ん張っていると弓先が軽くなりすぎて、
バウンドの原因になります。
常に手の甲を地面に水平に保つよう心がけるのは、
手首の関節を常にフリーにしておく意味があります。
手首の関節がフリーになると、腕全体のギクシャク感が少なくなります。
手首のサスペンションが弦と弓との整合性を保ち続けてくれるので
肘、肩の関節の動きは極めてシンプルになります。
肘、肩の関節の動きがシンプルになると、腕の付け根である
背中からの安定した力を手先に集め、利用することができます(人差し指への圧力)。
以上のこともご参考に!
>レッスンについてなのですが、
ただでさえ短い30分レッスンが、先生の都合や途中からの入室などで削られるの、
たまらないでしょうね。
たぶん、先生はまだKaiさんの情熱を理解されていませんね。
若い先生ではよくあることなのですよ。ましてや現役音大生ならなおさらかも・・・。
全部がそうとは言いませんが、幼い頃から専門教育を受けて順調に育ってきた先生方って、
大人からヴァイオリンをはじめる行為自体が理解できないのです。
私も2番目の先生には「旅行へ行ったり、服を買ったりにお金を使いたいとは思わないの?」
「なぜ、ヴァイオリンを弾きたいの?」と真顔で聞かれました(^^;)。
私は「真剣なんだ」ってことをわかってもらうために、毎週課題を完璧に
仕上げて持っていくぐらいの覚悟で練習しました。
それで、半年くらいしたら先生の態度がガラッと変わりました。
それ以降は、たびたびレッスン時間を延長して教えてくれたりもしました。
(その分、あとの子供のレッスン時間が短くなってたので、いい事とはいえないんですが。)
ですから、もし今すぐのあてがないのなら
もう半年ほど今の先生の元で、全力でがんばってみてはいかがでしょうか。
それで先生が本気になってくれればよし、そうでなければ、教室を変わる準備を!
>最初、教室見学に行った際にレッスン前後の時間は余裕をもって取ります、
>というお話だったのでレッスンをお願いしたのですが‥。
この教室、総合音楽教室のようなものでしょうか?
総合音楽教室ならば、管理事務所に訴えるといいかもしれません。
先生も教室に雇われる立場なので、すぐに改善されると思います。
あと、先生の都合でレッスンがキャンセルになった場合、普通なら振替レッスンがある
はずなんですけれど、先生からそういう申し出はなかったですか?
月4という約束ならば、それは守られて当然です。
よっぽど高名な先生で、1レッスン単位で予約を入れる場合は別ですが。
(ただ、年間で何レッスンという決め方かもしれないので、その辺は確認してください。)
1087 貴恵さんへ  あんず 2003/2/19[wed]14:10:39
貴恵さん、こんにちは。
バイオリンは、楽器だけで本当に悩みますね。
私は、前にも書きましたが、やっぱり腕というか肩の付け根あたりに
不具合を感じるのが一番の原因で、無理して構えていると首まで
痛くなってくるので、今は7/8は弾いていません。
一応7/8メインの時期も1年くらいはあったかもしれませんが、
よく4/4をひっぱり出してきて弾いたりしてました。
修理に出すのが結構頻繁だったという事実ありますが、
はやり、どうも腕にしっくりこないなぁと、どこかに
疑問を抱えていたため、ついつい4/4に手が伸びていました(笑)。
今の楽器は昔買った量産品(スズキではないです)といわれている
11万の楽器です。ふふふふ(笑)。
7/8に出資したため、余裕をもって新しい楽器を買えない状態。悲しい…。
(多分、腕と首が大丈夫なら、7/8で、いまもバリバリ弾いていたはず。)
もともと私の楽器は、7/8でも、ボディが347mmで、これだけでも
かなり4/4にくらべて、小さいです。
構えた時には、ファーストポジションの位置が1cmは違うので、
その時点で、腕に負担がかかっているのです。
しかも、最近は4/4の指の感覚に慣れてしまって、
7/8をたまに弾くと、かなり小さく感じます。
重音が合わないのです(笑)。
ハイポジションになると、音の距離が4/4よりも
さらに狭いので、音をとるのが、ちょっと面倒です。
まぁ、慣れなのですけども。
だから、本物の7/8になると、弦長がどうこうと言うよりも、
楽器本体自体がきっとかなり小さいのでしょうね。
もともと小さな楽器だけに、1mm、2mmの差って、かなり大きい
と思います。比率でできてますから。
でも、人によっては、やっぱり、しらたまさんが書かれている様に、
7/8から始めたほうがよいという方がいらっしゃると思います。
中国では小柄な女性が多くて、7/8を使用することが多いと
聴いたこともあります。
(そういえば、しらたまさんの7/8も中国産だったような。
中国産なら、お手ごろ価格の7/8があるかもしれないですよね?)
私のように、体自体、腕とか首に不具合が生じなければ、
7/8を使用したほうが、上達が早いと思います。
そういえば、どこかのホームページ(お医者さん作成)でみたけれど、
大きくなってからは、じつはビオラのほうが弾きやすいと書いてありました。
よく覚えていないのですが、腕の捻りがポイントらしいです。
子供からやっていると、それなりに体が出来上がってくる
から問題ないらしいのですが。
バイオリンから、ビオラに転向して、急にのびのびと
演奏できるようになったと言う人が結構いるらしいです。
しらたまさん、ビオラ効果(?)はありますか?
貴恵さん、なんといっても、やはり一度7/8を試奏させてもらったほうが
感じがつかめると思いますよ。
本当はレンタルがあれば一番よいですけどね。
あと、しらたまさんもおっしゃっていますが、もし、購入するのなら、バイオリンが弾ける方と
一緒に楽器を選んだほうが良いです。
ちなみに、お店の方は結構バイオリンを弾けない人が多かったりします。ははは。
1088 先生について  あんず 2003/2/19[wed]14:15:43
kaiさん、こんにちは。
先生についてお悩みですね。
私も、かつて、音楽教室のようなとことで、グループレッスン
に参加していたことがありました。
そこは、若さが売りなのかしれませんが、ほぼ、ほとんどの先生は
音大出たての方が多かったです。
やはり、グループレッスンでは上達はしないので、とりあえず、
そのグループレッスンの先生に個人的にレッスンをしていただきました。
しかし、どう見ても、大人と子供では教え方が、全く違いました。
あきらかに、適当さ加減がうかがえて、これではだめだなぁと、
すごく真剣な気持ちを伝えた時、
「どのような場所で、どのように弾きたいのかよく考えてください。」
と言われてしまいました。
この私のつたない表現力ではわからないと思いますが、
この言葉には、「大人からはじめて、趣味でやってるんだし、
練習したとことで、プロになって、お客さんに聴かせたりするわけではないでしょ。
だから、そんなに練習してなんになるの?上達の度合いもしれてるし」
というようなことが隠されているのです。
この先生のところへは2度ほど伺い、グループレッスンも辞めました。
もしかすると、kaiさんの先生も、こんなような感じの方かしら。
しらたまさんもおっしゃっていますが、エリート街道まっしぐらというかたは、
大人は弾けないのはあたりまえ、練習しても上達しないとか思っている傾向が
つよいです。
それを表にださずに教えてくれる方もいるとは思いますが。
その後、次の先生になるのですが、これが、またかなりヤバイ(笑)。
とっても商売に走りすぎていて、「バイオリンは子弟関係がつよく、
違う教室に替わっても、すぐにわかる、(つまりこの教室以外のところへ行くなら、
バイオリンを辞めろ(脅迫)といわんばかり)」
と、最初に言われ、ちょっと、やめたほうが良いかもと思いつつ、
人の紹介もあって、通う羽目になったのですね。
で、この押しの強い先生のもとで7/8を購入しました。
やはり、こんな先生のもとでは、上達するわけがありませんから、早々に
辞めました。
この先生は、とりあえず、あまり曲が仕上がってなくても、
7割くらいできていれば、次にすすむといったタイプの方で、
子供はそれでもよいかもしれませんが、大人は絶対それでは上達しません。
セブシックなども使用してましたが、ただだらだらと毎週一つずつ
弾いていると言うだけで、初めは良かったかもしれませんが、
ある時からは、効果的に使用しないと意味がありません。
あとは、ご自分が先週言われたことを全く覚えていないとか、
発表会で私がどの曲を弾くのだったとか覚えていないとか、レッスンはかならず
何がなんでも、時間通りと、カチンとくることが山ほどありました。
あと、高価な楽器を生徒にすすめるのも、ちょっと問題でした。
他にもここには書ききれないくらいあります(笑)。
そういえば、演奏も、とってもへたでした。本とに音大
行ってるのかなぁと思うくらい。
なにか演奏してくださいといっても、普通だったら、
ちょっとしたコンチェルトくらい
すぐに弾けなければ、おかしいのに、何も弾けないなんて…。
演奏はできる人に習うに越したことはないです。やっぱり。
あと、数人見学などにも行きました。
いろいろありましたが、今は、とっても素晴らしい先生に習っています。
友人の紹介ということもあるのですが、
それ以前に、演奏会に行った時に、大勢の中で一人だけ、私の目に
とまるほど素晴らしい演奏をされている方がいたのです。
(オケの中なので、本人の音はわかりませんが、その演奏姿勢がとても
きれいだったのです。)
初めは、お名前などわかりませんでしたが、友人に紹介
された先生がその方だったので、とても驚きました。
この先生は、大人だからとか、区別はしません。
アマ、プロ関係なく、音楽を求めるかたです。
できなければ、できるようになるまで、絶対前にはすすみません。
そのため、進みは遅いのですが、音は確実に変わります。
おそらく、1年くらいは、ほとんどロングトーンのボーイングだけで
終わってしまいます。
なので、逆にいうと、とても厳しいかもしれません。辛いというか。
kaiさんの先生は、どのような方かわかりませんが、
どうしても、先生への疑問が拭い去れないなら、
とりあえず、今の先生に習いながら、他のところへ見学に
行かれるのも、一つの手です。
結構、初めに、ダメかもと思う人って、やっぱりダメだったりします。
もしかすると、しらたまさんのように、情熱を受け止めてくれて、
態度が変わるかもしれませんが。
見きりをつけるのは、結構勇気が要りますが、いろいろと考えて頑張ってみてください。
1089 ありがとうござます!  kai 2003/2/19[wed]21:58:12
こんばんは。
>しらたま さま。
ありがとうございます。
薬指と小指に必要以上に力を入れない、というのは改善のヒントになりそうです。
弓から滑り落ちないようにしようと無意識に小指に力が入っていることがあります。
まずは、ここをポイントに持ち方を考えてみたら、良い方法が見つかりそうです。
この後、少し(残業だったので15分か20分が限界ですが)弾くつもりですので、実際に弾きながら考えてみます。
先生の件ですが、私がお話した際の情報不足があったのでまずはそれを‥。
私が習っている先生は一般大学に通学中で、スズキメソードで幼い頃からバイオリンを弾いていた方です。
最初にお会いしたときに確認すれば良かったのですが、この辺も指導方法に現れるのかなっと思います。
一人目の先生は音大卒の先生で指導も上手く、熱心な方でした。
そのときのイメージがあるせいか今の先生の指導には疑問点を感じてしまうのです。
しらたまさんご指摘の通り、「大人から始めて趣味なのだから」というニュアンスを感じさせるところがあります。
生徒である私の意欲>先生の指導意欲、という感じでしょうか。
レッスンに物足りなさを感じるだけではなく、最近はこのままではいつまでたってもちゃんと弾けるようにならないのではないかと不安になってきます。
教室は個人教室です。
個人のため余計に先生の気分や考え方次第という感じなので、突然のキャンセルが多いのだと思います。
生徒にも都合があるように先生にももちろん都合があると思いますし、体調が悪い等のどうしようもないこともあると思いますが、こう頻繁に前日の20時、21時になって連絡がきてキャンセルとなると、このままで良いのかと悩む部分も出てきます。
振替レッスンはあるのですが、先生が指定する日時が私の仕事の都合と合わないこともあり結局保留のままお休みになったりします。
こういうレッスンが普通なのかどうか分からないので、教室変更に踏み切るべきか迷います。
一応、地元でレッスンを持っている方を紹介して頂いていたので、試しに他の教室を覗いてみようかと考えています。
他を知らないために不安になっている部分もあると思うので。
やはり、音大卒の先生に習うのが良いものなのでしょうか?
別件ですが、カーボン弓を使用されているという書き込みを見ましたが、使用感はどうなんでしょうか?
カーボン弓に興味があるので教えて下さい。
>あんず さま。
ありがとうございます。
あんずさんが仰る通りです!
私が前回書きたかったことがきれいに代弁されていて「そういう感じだ!」とPC前で頷いてしまいました(笑)
私の先生も「大人なんだし、趣味なのだから」というニュアンスがレッスン中に伝わってきます。
のんびり弾いていきたい場合にはこれでも良いのかもしれませんが、ちゃんと弾けるようになりたいと思っている私にはもどかしい部分もあります。
あんずさんの2番目の先生のように先週レッスンで仰ったことや教えたことを忘れていることも普通にあります。
平日は仕事があるため練習できないという問題を解決するために楽器店で消音器を紹介して頂いた話をしたところ、突然機嫌が悪くなってしまい、恐らく私が先生ではなく楽器店に相談したのが気に触ったのだと思いますが‥それぐらいで機嫌を損ねられてしまっては困るというのが正直なところです。
これ以外にも演奏の自慢話のようなものが多いのもあり、月謝を払っているのに先生のご機嫌を取りながら教えて頂くというのが自分にとって疲れる部分でもあります。
(仕事以外で何故、ここまで‥?と思ってしまうことがあります)
年下なので仕方がないと思っていましたが、レッスンにいっても面白さが感じられなくなってきています。
今、他の先生のレッスンも見ようかと思っています。
上手く予定があえば週末に見学にいく予定です。
でも、先生を変えるという勇気がないので、なかなか踏み切れないです。
まずは、色々教室を見てから‥と思ってますが。
あんずさんはそれぞれの先生にはどれぐらいの期間ついていましたか?
先生選びのポイントはどこに置きましたか?
教えて下さい。
>貴恵 さま。
ありがとうございます。
頚部疾患から回復して、何とか練習をしています。
でも、時々3時間ぐらい弾いてしまうと翌日肩を痛めてしまって腕が上がらないことがあったりするので練習も適度に、を心がけています。
参考までに、貴恵さんの先生はどういう方ですか?
差し障りのない範囲で教えて頂ければ、と思います。
お願いします。
1090 先生 その2  あんず 2003/2/19[wed]23:13:35
kaiさん、
先生は普通大学へ通われている方なのですね。
個人で教えられているとのことですが、先生のご自宅ですか?
その先生は演奏はどのくらい素晴らしいですか?
音大といっても、ピンキリだし、例え高名な
音大を出ていなくても、立派な指導者はいると思います。
でも、昔はどうか知りませんが、やっぱり、音大をきちんと
でられている方のほうが、良いと思うのですよ。
実際音楽の知識もしっかりとしているはずですし。
まぁ、これも、人によるんでしょうけど。
でも私個人としては、音大を出ずに、よく教えられるなぁと
思うんです。
やっぱり責任あると思うのですよ。
音大在学中に教えているのとは、全く違いますしね。
たとえば、私は英語系の大学だったので、学生時代に塾で
英語を教えてましたが、それ以外は専門外なので、
教えられないこともありませんが、断っていました。
免許も英語しかないですし。ちょっとプライドもありましたしね。
あと、そんなに頻繁にしかも前日になってキャンセルされるのは、
とてもつらいです。
無理なら無理で、きちんと前のレッスンのときに言うべきです。
これは人間としての、礼儀だと思います。
先生の期間ですが、グループレッスンの先生に個人で見てもらったのは、
2回なので、2週間くらい(笑)でしょうか。(会社を辞めた直後です。)
ちなみに、グループ時代は残業月に100時間は
ゆうにある(もちろん残業代なし)会社でしたので、全く練習はできず、
ただ休みの日に音楽教室に行くだけでした。
その次の先生には、賞味1年くらいかしら。最後数ヶ月は、とりあえず月謝は
お支払いしていたものの、お休みすること多かったです。
かなり先生が嫌になっていて、練習するのも、ばかばかしかったのです。
本当は、もう、行き始めてから2ヶ月くらいで辞めたかったので、
1年もどうしようか悩んでないで、さっさと辞めれば良かったです。
それに、指導方法が、よくないので、(構えからして、良い音が出るような
形ではなかったです。)かなり練習しましたが、いまいちでした。
一番いやだったのが、本人が教えられないから、そんなこと言ってるんだと
思いますが、私がメンコンを弾きたいと言った時、そんなものは、
弾く必要がないと言われた時でした。
チャイコンは手が届かないから、弾けないとかも言われましたし。
そんなことを言われて、一体だれが習いに行く気がするでしょうか?
だれも、オケをバックに弾くといっているわけではないのに、
すべてを否定されたようで、この一言で、辞めたわけです。
それから、今の先生になるのですが、まだ10ヶ月くらいでしょうか。
今の先生はプロオケ所属の方なので、かなり忙しいはずなのに、
来ている生徒さんが、演奏会前(アマで室内楽やってる人も、
かなり来ます)とかになると、ご自分のお仕事の数時間前でも、
レッスンしてくださいます。
それに、時間に余裕があるときは、レッスンはかなり長時間になります。
時間がきたから、さようならということはありません。
おそらく、このような方はかなり稀だとは思いますけども。
それにとても研究熱心で、いつも自分の演奏について、
どこを改善すべきか、考えつづけているような方です。
絶対無理とわかっていても、最後まで、否定的なことは一切
おっしゃったりしません。
自分も教えるだけ教えるから、練習しなさいと言うかたなのです。
(でも、ついていくのが、本当に大変なのですけどね。(笑)。
なんどもくじけそうになる、あんず。ね、しらたまさん、ははは。)
ひとそれぞれだから、断言できませんが、
オケに入られている方は、やはり、日ごろも演奏活動されているし、
きちんと教えてくれる方が多いように思います。
必要なときは、オケ曲や、カルテットなどの室内楽もすらすらと教えていただけますし。
アマオケなどのトレーナーに行かれている方なら、さらに良いかも
しれません。
先生は、実際、習ってみないと、良いのか悪いのかわかりません。
他の生徒さんが、良くても、自分に合わないこともあります。
本当に大変ですが、良い先生に出会うには体感するしか、方法はないと思います。
頑張って、見学など、たくさん行ってみてください。
1091 私の先生  貴恵 2003/2/21[fri]3:10:34
Kaiさん、こんばんは。
私が通っているのは近所の個人教室なのですが、先生は60才位のお婆ちゃん先生です。この方は元々はバイオリン、その後ビオラに移った方で週末も教えているとのことで決めた先生なのです。今は教室以外はパーティーなどで演奏したりしているようです。私を含めて大人の生徒さんも何人か受け持っている方なのでそれもプラスです。(学歴は詳しくは知らないのですが、何年かイタリアへ音楽留学していたこともあるみたいです)
まぁ、私も初心者ですので、先生が良いかどうかはこの時点では何ともいえないのですが、私はこの先生で良かったと思います。というのも、私の弱点など(手や指が短いとか・・・)をよく見て考えてくれますし、教本以外にも色々と練習用に良いからと毎週別個にプリントして下さったりと、私のような初心者にも良くしてくれます。あとやはり教えている年数が長いとせいか、皆の変な癖になる部分等よく分かっているので、それを防ぐちょっとした手の訓練等も教えてくれます。
実はこの先生の前に一度だけ近所の大学の音楽系学部が開いている個人レッスンを一度受けたのですが、レッスン料が高い割に、若い先生で教材なども、私がやりたいのでいいですよ〜みたいな、そんな初心者の私にどうやって教材決めろっていうの???みたいな感じだったんですよね・・・。で、こりゃだめだ〜って思って、また探して見つけたのがこのお婆ちゃん先生なのです〜。
大人だから上達しなくて良いとか全然そういう考えはなくって、1年後くらいには、アマオケ等に入って弾けるように頑張ろうねって言ってくれて、とてもやる気が出てきた私でした・・・。誉め上手でおだて上手な先生です。
私は運良くこの先生にめぐり会えて本当に良かったと思います。Kaiさんは今の先生との関係がうまく行っていないようですが、どうか良い先生が見つかると良いですね。大人だから程々で〜って考える先生はやっぱり嫌ですよね、大人だからこそ出来るんですもの。
では、忙しい中練習頑張りましょう〜♪
1092 Re:ありがとうござます!  しらたま 2003/2/22[sat]20:39:46
Kaiさん
>やはり、音大卒の先生に習うのが良いものなのでしょうか?
「ヴァイオリンの先生」というのは国家試験があるわけでもなく、
自分がそう名のればなれてしまうものです。
ですから、極端な話、自分は全く弾けなくても「教える(ふり?)」はできるのです。
世知辛い話ですが、そういう困った先生についてしまわないため、
教わる側も慎重にならざるを得ないのです。
そして、その判断材料の一つとして「経歴(音大卒)」や「所属(楽団)」は
ある程度使えるのですね。
つまり「××大学のヴァイオリンを出たんだから、十分な演奏能力があるだろう」
ということです。
また、音大を出たってことは、入試にはじまり、その折々に出された何十という課題曲を、
音大の先生が首を縦に振るくらいにまで弾きこなしてきたってことですしね。
また、音大を出ていればヴァイオリンだけに限らず、楽典やアンサンブル、指揮法など
幅広く一通りの音楽の知識を習得してあるはずだから偏りがないだろうというのもあります。
もちろん、学歴や肩書きがすべてではなく、音大を出ていても教えられない先生もいるし、
音大を出ていなくてもわかりやすく教えてくださる先生もいます。
だから、本当なら学歴にこだわらず、その先生が育ててきた
生徒たちのしあがり具合を(発表会とかで?)見るのがいいんでしょうね。
しかし、入門する前からなかなかそうもいかないでしょう。
非常に若い先生なら実績があるはずもないですし。
そこで事前にレッスンを見学させていただくことが必要になると思うんですね。
そして、演奏の良し悪しがわからないまでも、その場の雰囲気とか
先生と生徒の表情を観察するといいと思います。
「楽しそう」とか、「厳しい」とか「レッスンの進め方がテンポよかった」
とか「はっきりしたアドバイスがあった」とか。
レッスン中「実演」があるかないかも重要なポイントですね。
私がついた先生は、たまたま皆さん音大を出た方でしたが、
人がなんと言おうと自分を親身に効率よく育ててくれる先生こそがいい先生なのです。
学歴はその先生の努力の証でもありますから、無視しろとは申しませんが、
偏重しすぎるといい先生を逃すかもしれませんのでご注意を!
>別件ですが、カーボン弓を使用されているという書き込みを見ましたが、
>使用感はどうなんでしょうか?
>カーボン弓に興味があるので教えて下さい。
私が使ったARCUSのコンチェルトについてですが(カーボン弓にもいろいろあります)、
一言で言うと、「軽くて扱いやすい」です。
最初は「こんな軽くてG線が鳴らせるんかいな?」と疑い半分でしたが、
慣れたらGも問題なくなりました。
Gを上手く鳴らそうとしているうちに、私の弾き方も変わってきました。
具体的には弓の初速が速くなりました。自分としてはいい傾向だと思います。
今は、私が弓をどうこうするというのではなく、
弓に体の使い方を教えてもらっている感じです。
また、2ヶ月ほど使う間に、普通の弓ではこころもとないワザがより確実にできることに
気づきました(速いスピカートとか)。
軽さと弾力、握りの太さ、そしてレスポンスのよさによる相乗効果だと思います。
今まで、弓の重さに振り回されて使うにいたっていなかった
「弓の力」(圧力ではなく弾力?)を利用することも覚えました。
はじめ、通常の弓よりも反りが少なく、見た目無骨な感じで、
返ってくる手ごたえも固くて不満を感じていたのですが、結局それが弓の力なのですね。
これらは、感覚として身に付きはじめているので、普通の弓に持ち替えた時も
同じように扱えるようになりました。その代わりカーボン弓よりも神経を使いますが。
出てくる音は、しっとりと安定していて表現をつないでいきやすく、
広がりがあり、きめが細かい感じです。
(他のメーカーのカーボン弓はもっと音が太かったような気がします)
ただ、このきめの細かさ(線が細く感じる)は、好みの分かれるところかもしれません。
普通の弓との音の差は、楽器を取り替えたくらいの違いを感じます。
弾き心地がかなり個性的なので、
満足するかどうかは、その方の受け止め方、柔軟性によると思いますが、
使いこなしていくとかなりな収穫を得られる弓なんじゃないかなと思います。
ただ、あくまでこれは私が使ってみた限り、しかも現在の率直な感想で、
これから先どう変化するのかはわかりません。
また、初心者が使ってどう感じるかというのも想像できません。
貴恵さんには、「3/4弓を選ぶのであれば」という前提でご紹介しました。
3/4なら、どっちにしろ確実に音が変わるし弾き心地も違う。
それなら、私がかなり「ラク」だと感じるカーボン弓を紹介してみようかな、と。
全国どこでも試奏できるらしいですからね(宅急便で)。
それで、3/4と比べてカーボン弓の方が使いやすいと感じたなら、
選んでもらえばいいかなと思って。
弓も、扱えるなら4/4を持つにこしたことはないですからね〜。
1093 NO.1092の訂正  しらたま 2003/2/23[sun]12:6:10
NO.1092で
>全国どこでも試奏できるらしいですからね(宅急便で)。
と書きましたが、全国どこからでも「注文ができる」が本当みたいです。
勘違いしてました。ごめんなさいm(_ _)m。
詳しくはこちら↓
http://www.stringed.net/
1094 先生探し。  kai 2003/3/1[sat]15:16:17
こんにちは。
先週、別の個人講師の方のレッスンを見学してきました。
指導も丁寧ですし、フォームのチェックも細かくしていましたが、この先生に指導をお願いしたいかというと‥そうは思えませんでした。
時間的にも地理的にも良かったのですが、やはり実際にレッスンを受けるとなると迷うものがありました。
すぐに見つかるものでもないので今の先生に指導して頂きながら、時間をかけて探していこうかなっと思っています。
しらたまさん、あんずさん、貴恵さん、アドバイスを有難うございました。
みなさんから頂いたアドバイスを参考にして先生探しをこれからも頑張ってみます。
>しらたま さま。
カーボン弓と普通の弓では違う部分が結構あるんですね。
以前に広告を見かけて「そんなに違うものなの?」と疑問に思っていたので、実際に使用されている方の感想を聞いて納得しました。
ヤマハでも出していましたよね?
やはりメーカーによって音は違うんですね‥。
しらたまさんの話を聞いてまた興味が湧いてきたので実物を見るために楽器店で探してみます。
1095 はじめまして  Toyorinn 2003/3/6[thu]12:52:36
はじめまして。
30過ぎてからヴァイオリンを始めようと思い立ち、
いろいろなサイトを巡り巡ってここへ来ました。
一通り拝見させて戴いたのですが
特に「十余年の軌跡」は、とても励みになる記事でした。
掲示板も活発なご様子で良いですね。
初めてのレッスンが今度の日曜ですから、
まだ何も知らないのですが、
何かあったら書き込みさせて下さい。
ではでは。盛り上がっているところ、お邪魔してすみません。
#あ、32323ってキリ番扱いですか? > しらたまさん
1096 Re:はじめまして  しらたま 2003/3/6[thu]21:40:23
Toyorinnさん
いらっしゃいませ!(^^)
32323番おめでとうございま〜す(パチパチパチ)。
>初めてのレッスンが今度の日曜ですから、
>まだ何も知らないのですが、
>何かあったら書き込みさせて下さい
日曜日楽しみですね!
初レッスンの感想、是非書き込んでくださいね。
お待ちしております。
1097 Re^2:はじめまして  Toyorinn 2003/3/10[mon]9:41:26
おはようございます。
> 日曜日楽しみですね!
> 初レッスンの感想、是非書き込んでくださいね。
行ってきました。
楽器を買ったお店が催している体験レッスン(1回45分×4回)なので
まだ本格的に習い始めた訳ではないのですが。
#目下、近所の教室を探索中…
講師1:生徒3のグループ・レッスン。みな未経験者です。
「取り敢えず楽しんでみましょう」というコンセプトのようで、
楽器の構え方や弓の持ち方などを“通り一遍”教わって、
あとはガンガン弾く、という内容でした。
なので、フォームは相当おかしなものになっているはず。
きっと、正式に習い始めたら全部手が入ることでしょう。(>_<)
A線だけ弾くはずがうっかりE線にも触ってしまったり
左指で弦を抑えるタイミングがめちゃめちゃになったり、と大変でしたが、
形はともかく、初めてヴァイオリンでまともな音を出すことができて、
嬉しい一日でした(講師の方には拷問だったでしょうけど;(笑))。
レッスンはあと3回残っていますので、音を出す楽しみを味わってから、
キビシク鍛えてもらいに行くことにします。
1098 はじめまして  ビギナーママ 2003/3/11[tue]1:18:25
はじめまして
「大人から始めるバイオリン」のサイトからリンクをたどっておじゃましました。
以前に1年ほど教室に通っていて、出産のためやめて、最近また引っ張り出して
家でキコキコやっています。まだしばらくは先生につく事もできないと思いますが。
しらたまさん 始めて半年でオケ入団なんてすごいですね!
私は小学校1年生の音楽の授業レベルから始めたもので(しかも30過ぎて)1年間やっても
人に聞かせられる曲はなかったです(笑)
なにせ楽譜はハ長調の「ド」から順番に数えていかないと読めない(_ _;) 今もだけど。
それでもご近所に「騒音公害ごかんべん!!」と心で手をあわせつつ、以前に習った
メソッドをおさらいしています。(ちなみに篠崎メソッドです)
Toyorinnさん
初レッスンのお話 楽しく拝見しました。
ちゃんとした曲を弾くにはもちろん基礎も大切でしょうけど、何よりも「楽しく」
弾けたらいいですよね。せっかく大人になってから始めたんだから。
いい先生にめぐり会えるといいですね。(^_^)
1099 遅くなってすみません!  しらたま 2003/3/18[tue]22:39:20
このところ、ちょっと忙しくて、レスが遅くなってすみません。
Toyorinnさん
初レッスンリポートありがとうございました!
また、近況など気軽に書き込んでくださいね。
ビギナーママさん
いらっしゃいませ!
>私は小学校1年生の音楽の授業レベルから始めたもので(しかも30過ぎて)1年間やっても
>人に聞かせられる曲はなかったです(笑)
あら、私だって1年たっても人にお聞かせできるような曲はなかったですよ(爆)。
ヴァイオリンってそーゆーもんだと思います。
それでも、弾いている本人は楽しいんですよね〜!
楽譜読むのに苦労なさっているようですが、
基本になるのはドレミファソラシの7つですから、目がなれるまでの辛抱ですよ。
とりあえず、五線の間に位置する音を下から「ファラドミ」、
五線の上に位置する音を下から「ミソシレファ」と
呪文のように覚えてしまうのはどうでしょうね?
自分のさらっている曲や好きな曲を市販の五線紙の上に
書き写してみるのもかなり効果あると思います。
(私はピアノを習っているころによくやっていました。)
そうすると、なにげなく見ているだけでは気づかないような、
いろんなことが見えてくるかもしれません。
そうそう、ト音記号の渦が、その名のとおり「ト音(ドレミで言うとソ)」を囲んでいる
なんてご存知でした??
# No.1099のあんずさんの投稿はご本人からの希望で削除いたしました。
# ちなみに、無事連絡はとれたそうです。よかったですね(^^)。
1100 初レッスン後  Toyorinn 2003/3/19[wed]11:19:29
> 初レッスンリポートありがとうございました!
この前の日曜日に、体験レッスンの2回目を受けてきました。
講師の方、拷問度がアップしてしまってお気の毒… (@_@;
わずか4回の講座の中で(形はどうあれ)曲らしい曲を弾こう、ということで、
移弦も伴う曲(「キラキラ星」です)が課題に出たりして大変です。
左手に気を取られていると、ボウイングが崩壊してしまいます。
ま、とにかく、今は「楽しく」弾けているからいいや。(苦笑)
次回はアンサンブルに取り組むそうです。
#そうそう。遅くなりましたけれど、メッセージ有り難うございました。
“何よりも「楽しく」弾けたら”に、ちょっと気が楽になりました。
> ビギナーママさん
この体験レッスンの後で教わる先生を捜さねば。
できれば家から片道15分以内で行ける所にしよう、と思って電話帳をめくっています。
楽器を買ったお店の人が、「その街なら、(付き合いのある)教室がありますよ」と
言ってくれているので、紹介してもらうのも悪くないかも知れません。
> そうそう、ト音記号の渦が、その名のとおり「ト音(ドレミで言うとソ)」を囲んでいる
をを、確かに、美しく囲んでいますね。
ヘ音記号やハ音記号もそうでしょうか?
これらも、そんなふうに見えなくもないと思うのですけれど。
1101 ミソシレファ  ビギナーママ 2003/3/19[wed]22:53:37
しらたまさん
>>ト音記号の渦が、その名のとおり「ト音(ドレミで言うとソ)」を囲んでいる
なるほど〜 「ト音記号」の語源はそれなんですね。
あれってあまりにも当たり前の様に見慣れているもんだから「意味があるべく
そこにあるんだ」という事を失念していました。(でもなんで「ソ」なんでしょう?!)
楽譜の頭に書かれる記号は「ト音記号」だけじゃないですよね。
なんか見た事もない変な形のものをバイオリンの先生の所で見た記憶があります。
音符は指の位置と同調して覚えていっている様です。
音の読み方はすぐに解らなくても、指の位置は解るという変な状況です。
線の間と上のそれぞれ一個とばしの音階暗記ってテもいいですね。
さっそく呪文を唱えるとしましょう(笑)
>>Toyorinnさん
全4回という事もあって、2回目で「きらきら星」、3回目にしてアンサンブルとは
まさに一気に体験してしまおうというワケですね。
私は個人レッスンだったので、先生と以外は合奏した事がないです。
人には聞かせられないとは思いつつ、そんな事ぁ気にしない同士の友達と一緒に
アンサンブルを楽しめたらいっそう楽しいだろうなぁ と思います。
1102 しらたま  音部記号 2003/3/20[thu]1:30:33
Toyorinnさん
>をを、確かに、美しく囲んでいますね。
>ヘ音記号やハ音記号もそうでしょうか?
ホントにそういう意味があるらしいです。
ヘ音記号の黒丸の位置がヘ(ファ)、
ハ音記号の真ん中のくぼみがハ(ド)。
ビギナーママさん
ト音記号
>(でもなんで「ソ」なんでしょう?!)
想像ですが、ドから上向きに数えて5番目の音だからじゃないですかしらね。
ちなみにへ音記号のへはドから下向きに数えて5番目。
ドレミファ[ソ]
ドシラソ[ファ]
1オクターブのほぼ中間点なので譜面上で音をつなぐのに便利なのかもですね。
それから、音階の中では、上下に5つ離れた音同士は非常に相性がよく(響きがよい)、
音楽的に大きな意味があるらしいです(この関係を完全5度と言います)。
そうそう、ヴァイオリンの弦の並びも完全5度の関係ですね!
>なんか見た事もない変な形のものをバイオリンの先生の所で見た記憶があります。
それは、きっとハ音記号ですね。
記号の調度真ん中がハ(ド)になるんですが、
この記号は上下に動いて5線のどこでも「ド」にしてしまえるちょっと特殊なものです。
記号の名前はハ音記号なんですが、書かれた位置によって、
5線の下から1番目の線がドになる時は、ソプラノ譜表、
5線の下から2番目の線がドになる時は、メゾソプラノ譜表、
5線の下から3番目の線がドになる時は、アルト譜表、
5線の下から4番目の線がドになる時は、テノール譜表、
5線の下から5番目の線がドになる時は、バリトン譜表、
と呼び方が変わるんですよ。
ちなみにアルト譜表はヴィオラ譜でよく使われます。
1103 RE:音部記号  田吾作 2003/3/20[thu]15:35:19
Toyorinnさん、 ビギナーママさん、 しらたまさん、
音部記号は、
@ 表す音の高さの位置を、確かに
> 美しく囲んでいる
と同時に、
A 記号そのものの形は、それぞれ"G"、"F"、"C" の字体を崩したもの
だということを、どこかで読んだ覚えがあります。
たとえばヘ音記号の ":" の部分は、
"F"の字の「横棒2本」の「なれのはて」だそうです。
1104 音部記号  sayaka 2003/3/21[fri]0:11:44
しらたまさん、おひさしぶりです。
田吾作さんのおっしゃるとおり、G,F,Cの字体を崩したものなんですよね、この音部記号って。
そもそも、最初に音高をあらわした記譜法としては、現在のような5線ではなく、
Fの音ただ1線のみが引いてあって、その上下に音符を並べたものが使われていました。
それも最初は赤い線で引いたらしいです。
その後、FだけではなくCについても黄色い線を引くようになったのですが、
これだと色インクがない場合に困りますよね。
それで、「そうか、それなら線の最初にこの線が何の音かを書いておけばよいじゃないか!」というわけで、
音部記号の前身となったわけです。
なぜ、2本の線がFとCであったか、というと、
当時はグレゴリオ聖歌よりももう少し前の時代で、楽譜は「歌うため」のものでした。
C,Fそれぞれの音の下は半音関係なので、「音程を意識せよ!」と注意を向けるのによかったとか。
あとは、Fの音は、平均的男性が楽に発生できる音域のちょうど中央あたりで、
譜面の上下に音符がいいぐあいに分散する、都合のよい音だったそうです。
Gの線については、当時使われていた6音音階「ヘクサコルド」と関係があります。
ヘクサコルドはCをスタートとするド・レ・ミ・ファ・ソ・ラですが、
音程関係としては「全音・全音・半音・全音・全音」となりますよね。
で、幹音(ピアノの白鍵)のみで考えた場合に、
もう一箇所、この配列になる箇所がありますよね。
そう、ソ・ラ・シ・ド・レ・ミ の部分です。
で、この部分が第二のヘクサコルドとして使われており、
それが3つ目の音部記号、ト音記号の由来となったらしいです。
こういう「雑学」って、結構面白いですよね。
知っているからって、うまく弾けるようになるわけじゃないんですけど(^^;;
1105 演奏会の御案内  ゆう 2003/3/24[mon]16:44:58
突然の書き込み失礼いたします。このたび茨城県つくば市でビオラを中心とした室内楽コンサートをやります。お近くの方、興味のある方是非いらしてくださいませ。
よろしくお願いいたします。詳しくはhttp://www1.accsnet.ne.jp/~yuyu/に書いてあります。
しらたまさんビオラも弾かれるのですね。ビオラ人口が最近増えてうれしいです。
1106 初心者用のレディースサイズ  snoopyx 2003/3/25[tue]2:32:6
しらたまさん。
随分のご無沙汰です。
近頃、安い初心者用の楽器でもレディースサイズがあるのを見つけましたが、ご存知ですか?
(そんなこと、知らないわけ無い?(^^;)
この間、生徒の楽器の持ち替えが迫っているので、楽器屋さんへ出向き、3/4サイズをいくつか出してもらったところ、一つ、ラベルをみると、7/8と書かれていたので、『あっ、ここのって、レディースサイズあるんですね!!(嬉)』と思わず、お店の方に言ってしまいました。
単に、3/4と間違えて、奥から出してきただけだったのですが。。。
とても定価12万とは思えない軽さで、とりあえず音も、すっと出るし、楽器屋さんからの帰り、思わず、『ホントにヴァイオリン入っている?!』と、途中でケースを開けてしまったくらいでした。
ところで、この間からですが、毎月の東京出張の際に、都内でプライベートレッスンをして帰る事になりました。
とても熱心なアマチュア奏者がいたりして、すごい意欲だなと関心している今日この頃です。
ウチのサイト内、『だいあり』のページにも書きましたが。。。
今週も、都内へ出向きます。
ではでは、また。
1107 Re:初心者用のレディースサイズ  しらたま 2003/3/26[wed]18:54:34
田吾作さん、sayakaさん、音部記号についての補足、面白いお話をありがとうございました!
>知っているからって、うまく弾けるようになるわけじゃないんですけど(^^;;
いえいえ、やっぱり知っているのと知らないのとでは違うでしょうね。
意識の置き所というか、何をどう見れば(弾けば)いいのかということが。
また面白い雑学があったら、教えてくださいね!
ゆうさん
>ビオラ人口が最近増えてうれしいです。
確かに10年前と比べたら、ビオラ人口増えた気がしますよね〜。
そして全体的に上手くなっている(笑)。
私がオケをはじめた頃なんて、ビオラ弾けるといったら
引っ張りだこだったのに、今はどこもそんなに困っていない様子。
日本にも「弦楽器」が浸透してきたってことでしょうか。
snoopyxさん
お久しぶりです^^。
>近頃、安い初心者用の楽器でもレディースサイズがあるのを見つけましたが、ご存知ですか?
中国製でかなり本数が出てきているとは聞いていますが、
それは普通見かけるようなメーカーもので7/8だったんですか?
私も常々、「量産品で7/8があれば」と思っていたんですが、とうとう現実のものとなったかしら?
>とても熱心なアマチュア奏者がいたりして、すごい意欲だなと関心している今日この頃です。
「なんとなくやっている」という人から「事情があってプロになるのを断念した」人まで、
アマもいろいろです。
私の周りにも、食べるためにサラリーマンをやっている、
だけど音楽が生活の中心になっている、という人は沢山います。
費やしてきた努力と時間はプロとは比べようもないとは思いますが、
そういう人たちの音楽に対する気持ちは本当に真剣です。
少々屈折しているかもしれませんが、「余暇」とか「息抜き」の為に音楽をしているのではないことは確かです。
どうぞ手加減しないで、ビシバシしごいてやってください(笑)。
1108 はじめまして  Moderato Strings モデラートストリングス 2003/3/28[fri]23:41:10
突然の書き込み、失礼致します。 弦楽器関連商品のオンラインショップ、「Moderato Strings」 モデラートストリングスと申します。 当サイトでは、弦・ケース・松脂・ミュート・パーツ他、年中スペシャルプライス(例:弦39%〜off・ケース49%〜off他)にて多数掲載しております。 さらにお得な月代わりの「今月のお買い得商品」のページもご用意致しておりますので是非、一度ご利用下さいませ。 又、各ショッピングカートに掲載されてない商品に関しましても、ほとんどの商品はご用意出来ますのでお気軽にお問い合わせ下さい。 では、アクセスお待ちしております。
(管理人様へ この書き込みが不適切でしたら、お手数ですが、削除の方お願い致します。)
1109 Re:初心者用のレディースサイズ  snoopyx 2003/3/29[sat]1:12:5
こんばんは、今朝(といっても既に昨日か。。。)東京から帰りました。(^-^)
>中国製でかなり本数が出てきているとは聞いていますが、
>それは普通見かけるようなメーカーもので7/8だったんですか?
>私も常々、「量産品で7/8があれば」と思っていたんですが、とうとう現実のものとなったかしら?
私が出入りしている楽器工房の社長が、以前、ずっと北京(以前は韓国でもやったらしい。)へ技術指導に行っていたということらしいですが、中国で中国人の技術者(を養成して。)が作っているそうで、量産といっても、全て手作りなので、同じ品番でも少しずつ見てくれも違います。
中国製といっても、良く近頃、ネットで超安売りされているものは、中国国内向けに(昔から)作られている、粗悪品が多いのでネックが平気で曲がっていたり、指板なんか絵の具で塗ったようだったり(笑)、コマが曲がりそうだったり(笑)、、、私もいくつか見たことがありますが、それはそれはひどいですが、私が楽器屋さんで見せてもらってきたものは、(イーストマンといブランドで出ています。)全く違います。
この間、社長がいたので、それぞれの楽器のランクの違いを聞いてきたら、材料と技術者のレベルが違うらしいです。
お金をいくらでもかけられる人は、色々といい楽器を探せば良いですが、そうでは無いのなら、なかなか良いできばえの楽器だと思います。(兎に角、このランクで、超軽いですしね。)
それに、レディースサイズが用意されていますが、普通のいわゆるフルサイズの分も、サイズ的には小さくはありませんが、他の(価格的に)似たようなランクの楽器からすると、見た目もスマートで、若干ですが、ネックを握った感じもしまっている感じでした。
弓は、今のところ7/8サイズを作ってないらしいですが、このあいだ頼んでみたところ、『こんど、安い弓も7/8サイズ、作ってもらっておくわ。』って言ってましたが、ホントかいな。(笑)
>費やしてきた努力と時間はプロとは比べようもないとは思いますが、
>そういう人たちの音楽に対する気持ちは本当に真剣です。
>少々屈折しているかもしれませんが、「余暇」とか「息抜き」の為に音楽をしているのではないことは確かです。
>どうぞ手加減しないで、ビシバシしごいてやってください(笑)。
手加減なんて、考えたことありません。(笑)
自宅でのレッスンでもそうですが、下は2歳から上はそれなり(笑)の年齢の社会人(今までにウチの父と同じくらいの方もいましたが。)まで、それぞれ、みんな違うし、それなりに、本当に弾けるようになる感覚をつかんでもらう為には、時間もかかってしまうのです。
ヘタすると2、3時間はかかってしまうことも少なくありません。
昨日のレッスンもそうですが、何せ、私が出向いた時の時間内にレッスンをしなくてはいけないので、1回3時間です。
しかし、彼女と私にとっての3時間なんて、あっという間なんです。
でもこの間からたった2回のレッスンでしたが、体の状態が随分変わってきたようなので、このまま、頑張ってもらえれば、と思っていますが。。。。
時間だけではなく、どうしたら、今の問題を解決し、上手く弾けるように導いていけるか、を当然の事ながら、一人ずつに合わせて考えてこちらもアプローチしないといけませんから、毎回、それこそ格闘です。
でも、爆笑しながらのレッスンも結構多いんですけれどね。
この頃、ウチのサイト内の『VnのおけいこBBS』への書き込みを見ていて、不思議なのは、以前と違い、今、現にちゃんと先生に習っているのに、色々な悩みを相談しにやってくるケースが多いですね。
私にしたら、何故、直接習っている先生に、とことん聞けないんだろう、と素朴に思いますが、教えている側がグローバルなモノの見方や考え方の出来ない人が、ひょっとしたら多いのかもしれませんね。(これは、私自身にも課せられる事ですが。)
そういう事が影響しているのか、近頃、余所の教室から、『本当にヴァイオリンを弾けるようになりたい!』という思いに駆られて、私の所へかわって来られるケースが多いです。
そうだ、昨日、ちょっと驚いたのは、先ほどの都内でのレッスンの事、今、彼女が通っている音楽教室で、丁度、ポジション移動を習っているらしいですが、(私なんかと違い、T学園卒の立派な先生らしいですが。)未だに、親指の先行なんて事をやっているらしい、、、他ではどうなんでしょうね。
長い書き込みになってしまいました。m(__)m
では、また。
1110 Re:Re:初心者用のレディースサイズ  しらたま 2003/4/3[thu]23:16:28
snoopyxさん
お返事遅くなってすみません!
量産タイプの7/8ヴァイオリンの詳しい情報ありがとうございました。
snoopyxさんの発言のおかげで7/8弓が世の中に出回るのも時間の問題かもしれませんね(笑)
楽器自体にいろんなサイズがあって、いろんな体格の人がストレスなく演奏できるということが
弦楽器の魅力の一つだと思うので、他のメーカーさんにも是非7/8の生産を検討していただきたい!
(そして、弦のメーカーさんには7/8用の弦の製造を検討していただきたい(笑)。)
>彼女が通っている音楽教室で、丁度、ポジション移動を習っているらしいですが、
>(私なんかと違い、T学園卒の立派な先生らしいですが。)未だに、親指の先行なんて
>事をやっているらしい、、、他ではどうなんでしょうね。
先生自身がそのやり方で上手くなって今まで何の疑問ももたなかったならば、
そのまま生徒に教えるかもしれませんね〜。
今まで試みられてきたやり方は、
どれもが新しい視点からの斬新なアプローチだったと思いますが、
アイディアは日々生まれてきていますからね。
泥沼にはまっている生徒を救うためにも
先生がたには情報収集に力をいれていただきたいものです。
1111 Re:初心者用のレディースサイズ  snoopyx 2003/4/4[fri]3:44:29
今晩は。(^-^)
>量産タイプの7/8ヴァイオリンの詳しい情報ありがとうございました。
いいえ。(^-^)
ただ、確かに安い楽器なので(ということも無いのかな…。)、この間から、そのイーストマンの楽器(特に12万円の分。)を何度か試奏しましたが、音の質を問いたい人には、どうだか。。。です。
だけど、価格帯考えたら、ハコなりで音が出ない楽器より、兎に角、楽器が軽く、ビックリするくらい音も軽く出るし、パッと見(笑)そんなに安物に見えないのは、やはりコストパフォーマンスが高いでしょうね。
>snoopyxさんの発言のおかげで7/8弓が世の中に出回るのも時間の問題かもしれませんね(笑)
そうなると嬉しいですね。
(念押しに、社長に頼んでおこう。(笑))
>(そして、弦のメーカーさんには7/8用の弦の製造を検討していただきたい(笑)。)
弦は、なかなか作ってもらえそうにないかな。(^^;)
私は、普段、全部細めのオリーブを張っていますが。。。
(この間、おそるおそる本番ではじめて、ナイロン弦張りましたが。。。(T.T))
それより、肩当てと顎当てですね。
なんで、こういう(自分が思っているカタチね。(^^;)のが無いわけ?っと思ってしまうのですが。。。
久しく、この間、そのコンサート直前に、新しい肩当てを買ってきて、それも、丸一日使っただけで、ガマンできずに、改造してしまいました。(興味ある方は、ウチのサイト内『RTだいあり』(←チルダありですが、Netscape7から入れるとちゃんと入らないので。)に、写真入りで上げました。(笑)
顎当ても改造してしまいましたが、、、。
しばらく、改造プロジェクトばかり書きそう。(爆)
1112 薬指の痛み。  kai 2003/4/4[fri]6:42:16
おはようございます。
昨日、練習している時に突然薬指に刺すような痛みが‥。
練習を開始して1時間ぐらい経過した時でした。
弦を押さえようにもあまりにも痛むので練習は中止し、お風呂で温めてみましたが、痛みは取れませんでした。
一晩置けば治るかなぁっと思っていたのですが‥今朝も痛みは取れず、ちょっとでも指先に何かが触れるだけでも痛いです。
指の表面に傷でもあるのかと思いましたが、そういったものも見当たりません。
何故、急に痛みだしたのか分からないので不安です。
こういった経験のある方、いらっしゃいますか?
夜になっても痛みが取れなかったら今日もバイオリンが弾けそうにないです。
それが一番辛いです‥。
1113 Re:薬指の痛み。  しらたま 2003/4/4[fri]23:20:56
kaiさん
No.1070前後でも話題になりましたが、たぶん神経痛のようなものだと思います。
熱心に練習する大抵の人が
ヴァイオリン弾きの指になるまでに何度か繰り返し経験する痛みのようです。
酷使するために神経が過敏になっているか、指先の皮膚(筋肉)の状態の微妙な変化で
部分的に神経が圧迫されてしまっている状態ではないかと想像しています。
放っておいてもたいていは3〜4日で痛みに慣れる、もしくはあまり気にならない
程度に落ち着くものですが、痛む部分にタコができているなら、
やすりなどで「少し」削ってやると早くよくなるかもしれません。
私は自分がそうなった時
気休めにヴァンテリンとか塗っていましたが、あまり効き目はなかったような・・・。
何かいい薬があったら、教えてほしいですね。
とりあえず上達の過程に起こる痛みであって、心配いらないと思います。
でも、痛みが長引いたり、患部が腫れたりするようだったら
お医者さんに相談してくださいね。
1114 安心しました。  kai 2003/4/5[sat]14:21:15
こんにちは。
早速のレス、有難うございました。
放っておいても大丈夫なんですね。
バイオリンを弾いてる人が経験する痛みであるのなら、このまま様子を見てみます。
今は、バンドエイドを貼ってなるべく直接指先にものが触れないようにしていますが、タコを削ることで痛みが緩和するのであれば、後でちょこっと削ってみます。
塗り薬も何か探してみますね。
突然のことだったのでかなり不安になっていました。
無理な弾き方をしていたのか、弾き方が間違っていたのか‥と色々考えてしまいましたが、バイオリンを弾くのに大きな支障はないことが分かって安心しました。
練習も痛みの状態を見ながらやってみます。
1日でも弾かないと指の感覚が狂ってしまうので‥まだ弾き始めたばかりのせいというのもあると思いますが。
有難うございました。
1115 教室さがしにあたって  Toyorinn 2003/4/7[mon]16:11:50
3月中旬に何度か書き込ませて戴いたものです。
楽器屋さんでの体験レッスンが終わりました。いや、楽しかった。
「もっとヴァイオリンが弾けるようになったら、もっと楽しいことだろう」
と思わせてくれるものでした。
…で。これから正式に師事する先生を捜さねば!
(体験レッスンの先生も良い方ですし個人レッスンも開講しておられるそう
なのですが、ちょっと地理的に無理なのです)
楽器屋さんが、出入りしている音楽教室に当たってくれると言っているので
お言葉に甘えてしまおうかと思っていますが、
大人が初めてバイオリンを習う教室をさがすのと、子供の教室をさがすのとでは、
少し質が違うように思います。教室の方針などに関して
「こういう点は確認しておいた方が良い」
ということがありましたら、お教え戴けないでしょうか。
手前勝手な書き込みですが、宜しくお願い致します。
1116 またまた7/8  貴恵 2003/4/8[tue]1:29:2
ご無沙汰しております。量産品の7/8につられて〜また出てまいりました。
snoopyxさま、
はじめまして。以前この掲示板で7/8について相談したものです。(でも7/8には手がでなくていまだに4/4で頑張っています・・・)
このイーストマンとはEastman Stringsと同じ物なのでしょうか?じつは今のレンタルがこのEastmanでも安い方のSamuel Eastmanの物なのですが、これと同じお値段で7/8があるのなら使い捨てでもいいので欲しい〜などと思うのですが、12万位ということは、同じイーストマンでも少し上の方のモデルでしか7/8は製造していないのでしょうか?
Kaiさん、
おひさしぶりです。指の具合はいかがですか?
この、皆さんが一度は経験すると言う痛みを感じたことの無い私はまだまだ練習が足りないのかしら(笑)。それとも、まだ習い始めて3ヶ月では、まだ難しいことを習ってないからかな?
私の場合は左手よりも右手の方が問題みたいです。毎日コンピュータのマウスとキーボードで酷使して、その上バイオリンのボーイングしているためか、先週一週間ほど、右手の薬指に痺れた感覚出てきて、ちょっとあせりました。今はもう何ともないので、何故だかなぁ〜って思っているのですが、くれぐれもお気をつけ下さい〜。
1117 Re:またまた7/8  snoopyx 2003/4/8[tue]20:6:58
貴恵さん、はじめまして。(^-^)
しらたまさんを差し置いて、ここのBBSでお答えするのは恐縮ですが、私が分かる範囲の事だけお答えしておきます。
雑誌『ストリング』に、毎回、広告が掲載されています。
その12万円の分は、VL-305(定価!and!#165;120000円)という品番がついていますね。
****
アメリカボストン、イーストマンストリング社の企画・設計により北京の自社工場にて一貫製作されています。
長いシーズニングを経たメープル材、スプルース材を使用し、全ての工程は手作業による削り出しにて製作されており、その品質の高さと完成度には驚くばかりです。
***
といううたい文句ですね。(笑)
>はじめまして。以前この掲示板で7/8について相談したものです。(でも7/8には手がでなくていまだに4/4で頑張っています・・・)
>このイーストマンとはEastman Stringsと同じ物なのでしょうか?じつは今のレンタルがこのEastmanでも安い方のSamuel Eastmanの物なのですが、これと同じお値段で7/8があるのなら使い捨てでもいいので欲しい!and!#12316;などと思うのですが、12万位ということは、同じイーストマンでも少し上の方のモデルでしか7/8は製造していないのでしょうか?
ラベルには、『Andreas Eastman』書かれています。
ということで、ブランド名としては、アンドレア・イーストマンとなりまね。
それぞれのランクの楽器に7/8が用意されているようです。
超初心者で本当に一番安い楽器しか買えない(?)方の場合には、広告に掲載されている一番安いセットでも仕方がないかもしれませんが、私が実際に見て、コストパフォーマンスが高いと思ったのは、12万円のVL305ランクのヴァイオリンです。
たまたまですが、ウチの合奏団(アマオケ)のヴィオラの人が(それこそ自分で何でもやってしまう知識人ですし。(笑))、自分の行きつけの楽器屋さんで、イーストマンの15万のヴィオラを購入して使っているようですが、こちらも良くなるようですよ!
実際に、ちょっと前の練習から、持ってきて使っています。
この間、書かせてもらった、それぞれの楽器のランクの違いについては、実際に、北京に技術指導に行っていた技術者(社長なんですが。(^^;)から聞いたので、間違いないと思います。
余談ですが、昨日、楽器屋さんへ行ったついでに、自分で改造した顎あての事やら楽器の事を相談しているウチに、新しい顎当てを、『しばらく試して良いよ!!and!#12316;。』という社長のお言葉に甘えて、その顎あてをつけたまま(笑)、帰ってきてしまったのですが、そのときにいろいろと話しを聞いていて、昔は、このサイズ(今のレディースサイズ)が別に当たり前だったけれど、結局、ストラディヴァリウスが出て来だして(以前に弾かせてもらいましたが、ストラッドは大きいですしね。アマティ等は小さいので丁度良いですが。)、あれが業界標準(?!)になってしまったので、今のフルサイズ(4/4)っていうのが、(逆に)レディースサイズより、ちょっと大きい、(っとわかるようなわからないような(^^;))ということらしいです。
だから、私の愛器みたいなのも、残っているのですね。
(また何かあれば、ウチのサイト内、『ヴァイオリンのおけいこBBS』で聞いてもらえれば、いつでもお答えしますし、分からないことは一緒に考えます。)
では、また。
1118 こんばんは。  kai 2003/4/9[wed]20:48:9
>貴恵 さま。
お久しぶりです。
ありがとうございます。
薬指は、まだ時々痛みますが、痛み始めた頃に比べると軽くなりました。
しらたまさんが仰っているように慣れた、もしくは落ち着いたのかもしれません。
私もそんなに練習しているわけではないですよ。
平日は仕事があるので殆ど弾けませんので‥週に15時間ぐらいでしょうか。
最初の頃は、指先にタコができるまで指先が弦に当たる痛みがあったのですが、タコができてしまってからはそれもさほど気にならなくなりました。
その後は、肩に少し痛みがあったこともあったのですが、指先はとりあえず無事でした。
それがこの間、突然今までに経験したことのない痛みに襲われたので焦りました‥。
幸いにして右手は今のところ特に痛みが発生したことがありません‥ボーイング練習に力を入れてないことがばれてしまいますが(笑)
何にしても痛みなどでない方が良いわけですから、貴恵さんも無理しないようにして下さいね。
さて、今日も練習を頑張ります♪
1119 有難うございました  貴恵 2003/4/10[thu]15:9:3
snoopyxさま、
詳しい情報を有難うございます。雑誌「ストリング」に広告載っているのですね。広告の部分はいつも飛ばして読んでいるため気がつきませんでした。
早速Eastman Stringsにメールで問い合わせてみましたら、snoopyxさんが言われているように、それぞれのランクに7/8があるようです。近所の弦楽器専門店で取り寄せできるようなので可也魅力的です…。
今私がレンタルしているのは、イーストマンのVL100の4/4で格安の4万円位のものなのですが、音も悪くないし(あくまでも初心者の耳にはですが)、割と気に入っているのです〜。でも同じランクで7/8となるとやはり音がかなり悪くなってしまうのかしら?在庫でお店にないと、注文する前に弾けないのが困りますよね…。特注しても気に入らなかったら買わなくてもいいか交渉の価値ありですね。
では、こんどsnoopyxさんのHPの方へもお邪魔しますね。
1120 Re:有難うございました  snoopyx 2003/4/11[fri]0:23:14
こんばんは。(^-^)
もうひとことだけ。。。(^^;)
>今私がレンタルしているのは、イーストマンのVL100の4/4で格安の4万円位のものなのですが、音も悪くないし(あくまでも初心者の耳にはですが)、
>割と気に入っているのです!and!#12316;。でも同じランクで7/8となるとやはり音がかなり悪くなってしまうのかしら?在庫でお店にないと、注文する前に弾けない
>のが困りますよね…。特注しても気に入らなかったら買わなくてもいいか交渉の価値ありですね。
注文しないと入ってこない楽器屋さんの場合、仕方がないかもしれませんが、在庫が豊富なお店もあると思うので、そういうところで試奏させて貰うことも可能なのではないかと思いますが。。。
関西の場合は、たまたま、私が行き着けている楽器屋さんが発売元だったので、各楽器(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、、、)ともに、サイズも豊富に置いているようですが。。。
関東圏なのであれば(それ以外でも)、一度、発売元へ問い合わせてみれば、どこの楽器屋さんへいけば、さわれるとか、分かるのではないでしょうか?
しかし、7/8だから音が悪いということは決してないと思いますよ!
それは関係ありません。
音(楽器)の良し悪しは、材質と楽器を作る技術だと思います。
1121 Re:教室さがしにあたって  しらたま 2003/4/17[thu]21:8:33
Toyorinnさん
お返事がものすごーく遅くなってしまってすみません。
>大人が初めてバイオリンを習う教室をさがすのと、子供の教室をさがすのとでは、
>少し質が違うように思います。教室の方針などに関して
>「こういう点は確認しておいた方が良い」
>ということがありましたら、お教え戴けないでしょうか。
私は、本当によい先生は大人も上手く育てられると思っていますので、
「大人ならこういう教室がおすすめ」というのはないのですが、
一度も大人を教えたことがない若い先生だと、
お互いに探り合いになってしまって少々の時間のロスがあるかもしれませんね。
若くても人間的にできた先生ならば大丈夫だと思うのですが。
また、先生が限度を超えてお忙しい方だと(演奏活動で全国を飛び回っているとか、生徒を100人近くも持っているとか・・・)、レッスンもどちらかといえば教わるというより「盗む」ことが主体になると思うので、導入時には向かないでしょうね。
特に習い始めは、ヴァイオリンがどういう楽器かを知るためにも、先生と一緒にいる時間を少しでも長くして、頻繁にフォームをチェックしてもらった方がいいのです。
それを考えると、必要であれば1時間レッスンに変えてもらえるような、レッスンパターンにも柔軟な教室がいいかもしれませんね。
(そういえば、私も今まで一度も「30分きっかりレッスン」ということはなかったです。)
あと、この掲示板でもよく話題になりますが、生徒の熱意と先生のやる気がつりあうことが、楽しいレッスン=長続きするレッスンになるかと思います。
生徒と先生、どちらが熱すぎてもダメなのです(笑)。
同じ温度になれる先生を探してみてください。
1122 Re:教室さがしにあたって  Toyorinn 2003/4/18[fri]17:46:6
しらたまさん、お返事有り難うございます。
ものすごーく答えにくいことを書いてしまったようで、恐縮です…
楽器屋さんが紹介してくれた教室は、
一応「大人のヴァイオリン」と銘打ったコースを設けているところでした。
来週末に、面談して色々話を聞いてくることになっています。
> 若くても人間的にできた先生ならば大丈夫だと思うのですが。
であることを期待したいところです。
> 特に習い始めは、ヴァイオリンがどういう楽器かを知るためにも、
> 先生と一緒にいる時間を少しでも長くして、頻繁にフォームをチェックしてもらった方がいいのです。
なるほど、そういうものかも知れませんね。
はじめに悪い癖がつかないように、
「基礎の基礎」が身に付くまでは時間を長めに取るか回数を増やすかして、
丁寧に見てもらえるように話してみます。
> 生徒と先生、どちらが熱すぎてもダメなのです(笑)。
> 同じ温度になれる先生を探してみてください。
なかなか含蓄の深いお言葉。(^^)
そういう先生に巡り会いたいものです。
しらたまさんの「10余年の軌跡」のように、良い方に良いタイミングで…。
ご助言、有り難うございました。
1123 一緒に Sibelius を奏でませんか!  田吾作 2003/4/21[mon]15:22:5
こん○○は、
この場をお借りして恐縮なのですが、
東京およびその近郊の方々へ、オーケストラへのお誘いをさせてください。
オーケストラの名前は「アイノラ交響楽団」といい、
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスとも仲間を大募集中です!
Sibelius の作品を中心に演奏しようという愛好家たちが集まっており、
学生さんも社会人もいますよ。
演奏会は来年の2月29日(日)で、指揮者には新田ユリ先生をお迎えし、
第5交響曲、「フィンランディア」などの練習に励んでいます。
私もここでは一緒に Violin を弾いています。
次回の練習は5月10日(土)夕、大田区民センター(東急多摩川線の下丸子駅前)です。
「とりあえず見学だけでも・・・」という方も、大歓迎です!
上記URL(アイノラ交響楽団)を御覧の上、詳細はどうか私の方までお問い合わせください。
御連絡をお待ちしています!
田吾作@Violin@アイノラ
1124 大したモンだ!  バイオリン好きのオジサンより 2003/4/29[tue]23:40:3
バイオリン好きのオッサンです。私もlate starterと言えるのかな?始めたのが高校1年の時。今となっては長いつきあいですが、未だに上手くありません。したらまさんのページを読んで刺激されて、マジで練習することにしました。楽器の当たり外れ大いにアリですね。今まで弾いていた楽器がベストだと思っていたのが大間違い!ある日他の用事で東京に出たときに楽器屋さんにふらふらと入り、物欲しげに眺めていると、店の親父が手もみをしながらお客さんこれはいいよと、イタリア製新作を持ってきた。かの有名なモラッシーという人の楽器らしい。弾いてびっくり。今までとまるで違う。イタリアはやはり凄い!只とてもこれは買えんな、だって250万もするのだよ。カーちゃんが怒る顔が目に浮かぶ「住宅ローンはどうするの!!」。店の親父には「新車を買うのと同じですね」といわれたけど・・・。でもね・・・。特価品クレモナ新作を勧められた!モラッシーに比較すると落ちるが、やっぱええ音や。気に入った!と迷わず購入(3年がかりで作ったへそくりでね)。そして弓はこれもなぜかイタリア製。弓はフレンチと聞いていたが、なぜか弓もイタリア製。取りあえず役者は揃った。後は練習のみ。Bruch良いですね。メンコンより男性的!?でもフィナーレの10度のコードは指が脱臼しそうだ!大変ですら!ここでめげて楽譜はお蔵入り!
結局オケ(アマオケ)の曲に戻り練習。てな感じ。
しかし、高々6年でメンコン弾くとはね、貴女は天才ですね。
ほんとに大したたまげた!
素晴らしい!バイオリン好きな人好きです!
では
1125 Re:大したモンだ!  しらたま 2003/5/6[tue]0:56:20
(バイオリン好きの)オジサマへ
ご来訪ありがとうございます。
>・・・マジで練習することにしました。
マジになっていただけるとは光栄です^^。
ヴァイオリンって手強いですが、真剣に向かい合えばそれだけの収穫がある面白い楽器ですね。
どんな楽器でもそうなんでしょうけれど、ヴァイオリンで感じる達成感って格別だと思います。
上手くいった時は自然の理を手中にもてあそぶココチでございます。
(その大方が勘違いであろうことはさておいて・笑)
楽器も良いものを手に入れられたようですね。うらやましいです・・・。
最近は興味がもっぱら奏法&ボウイングに向いているので、
私の楽器探しは休止中ですが、予算の範囲で良い楽器があったら買い替えたいです。
先日は弦を買いに出たついでに、
イタリアの結構有名な製作家のもので手ごろな値段のがお店にあったので
弾かせてもらいましたが、その価格帯にしては信じられないくらい
雑なつくりで、表板も極端に薄くて箱鳴りしていて、ちょっとびっくりでした。
こういう楽器でも「お買い得!」って買っちゃう人がいるのかなぁ?
半額以下でも量産品の方がよっぽどしっかりした音がでそうだけど。
それとも私のヴァイオリンを見る目がないのだろうか??
自分で高い楽器を選ぶのってやっぱりコワイですねー。
>でもフィナーレの10度のコードは指が脱臼しそうだ!
そこまで行ったら残りあと1ページくらいじゃありませんか〜?
是非もう一度お蔵から引っぱり出して完走してくださいませ(笑)。
10度は頭を柔らかーくして「上から押さえる」のではなくて、
とりあえず正確な位置で弦の振動を止められるように工夫すれば
きっと突破口が見つかりますよ!
って、きっと目指しているところが私よりもずっと高くて
いらっしゃるのですよね。スミマセン。
>バイオリン好きな人好きです!
ありがとうございます。
また、バイオリンの話やオケの話、いろいろ聞かせてくださいね!
*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*
ということで、
新しく買ってきた弦を試してみました。
今回は奮発してEvah Pirazzi。
G、D、AがEvah Pirazzi、EはOlive Goldの組み合わせです。
(今まではDOMINANTのMITTEL。)
とっても華やかです。
今までにないくらい華やかで明るい。
音量や倍音も豊かだし、レスポンスもGood。
これでモーツァルトのコンチェルトとか弾きたくなりました。
弦の伸びは1日強でほぼ落ち着きました。
指の感触(張力?)はDOMINANTとあまり変わらないみたいです。
そして、たぶん、Obligatoよりは巻きが丈夫そう。
私の楽器では一段階音量が上がった感じに聞こえます。
音はバランスのよいきれいな形なのですが、深みには欠ける気がします。
しっとりとした丸みがないというか、
「陰」の音が作りにくいかも。
例えばブラームスなんかは合わないんじゃないかしら〜?
まだ私が弦に慣れていないだけかもしれませんが。
ところで、
>アイノラ交響楽団
田吾作さんはアマの面倒をとても親身になって見てくださる方です。
もしご一緒できれば、目からウロコ、収穫が沢山あるはずですよ〜。
オール・シベリウスプログラムで初心者にはちょっと難しいかもしれませんが、
音楽的勘に優れている方、オケ経験者で興味をお持ちの方は是非アイノラにコンタクトとってみてください!
1126 バイオリンのメーカーについて  ひろちゃん 2003/5/9[fri]22:49:10
初めてお便りします。今年からバイオリンの習う事にしたチョー初心者です。早速楽器を購入しようかと思っていますが、教室からのおすすめは、鈴木バイオリンか、カールヘフナーの二つです。値段はどちらもバイオリンが10万くらいのものですが、しらたまさんはどちらがいいと思われますか?
1127 Re:バイオリンのメーカーについて  しらたま 2003/5/10[sat]10:14:40
ひろちゃん
いらっしゃいませ!
>教室からのおすすめは、鈴木バイオリンか、カールヘフナーの二つです。
カールヘフナーは触ったことがないのですが、3年くらい前に弾かせてもらった
鈴木の新作15万くらいのは結構よかったですよ。
それは、ある大手楽器メーカーのヴァイオリン・ショールームでのこと、
プロのヴァイオリニストがバイトでアドバイザーをやっているのに出くわして、
その方とお話したんですが、
「皆さんスズキを従来のイメージから避けられるけれど、
スズキだって最近がんばっている。
この価格帯(20万ちょっと欠け)まで出せるなら、結構「当たり」がある。
そういうのを『イメージだけで』選択肢から外してしまうのはもったいない。」
っておっしゃっていました。
で、「10万のを探しているお客さんにも、よいものがあれば一つ上のランクを
すすめている。10万が15万になると言えば高いと思われるかもしれないけれど、
5万でより豊かな響きを10年楽しめるとしたら安いものでしょう?」とも。
こういうのは、営業トークか本気かを見極めるのが難しいんですけれど(笑)。
でも、その時は、
私がそのランクのものを購入する気が全くないことを十分知っていた上での雑談だったし、
彼女はバイトだったので(たぶん)営業成績とか関係ないから
本音と思ってもいいんじゃないでしょうかー。
そして、私がこのエピソードを引っ張ってきたからといって
「鈴木を選んだ方がいい」というのではありませんよ。
鈴木だから、カールヘフナーだから、というメーカーのおおよその傾向はあるのでしょうけれど、
問題は自分が手にするその一本がアタリかハズレかなんだと思います。
まずは、(わからなくても)両方の音を実際に聞いてみた方がいいと思います。
それから、面白いエピソードをもう一つ。
YAMAHAがブラビオールを出した当時、
大手楽器店(弦楽器コーナーあり。店員もヴァイオリン出身)で
店頭で自由に試奏できるようになっていたんですが、
弾いて見るとどうにも弦のバランスが悪く、音階を弾いていても、
途中で急に弱音器をつけたようになって気持ちよくない。
「なーんだ、ダメじゃん」
って思ったんですけれど、他のお店で同じ型番のものを弾かせてもらったら、
「買ってみようかな」と思うぐらいな素直でパワーのある音がでました。
そこは、一人の職人さんが販売から製作・修理までするお店で、
聞けば「量産品でも店頭に出す前に必ず自分で手を入れている」んだそうで。
もともとの楽器の能力の限界というのは確かにあるんですが、
調整一つで、鳴るようにも鳴らないようにもなるんです。
大事なのは、そのお店の心意気かもしれません。
信頼できるお店での購入をおすすめします。
その先はお好みで!
うーん、余計に悩ませてしまうかしら?
ごめんなさい・・・。
1128 7/8入手!  貴恵 2003/5/15[thu]1:59:18
しらたまさん、こんばんは。
先日7/8のバイオリンをやっと入手しました。
snoopyxさんが言っていたイーストマンストリングスのものです。
今までレンタルしたいたものと同じモデルの7/8なので、
音もなんとなく今までの物に似た感じです。
この値段で7/8が手に入るのを知っていたら、
もう少し前に買っていたのに〜って感じです。
が〜、7/8でもまだまだ指がとどかない〜(涙)。
私の手ってそんなに小さかったのね・・・とつくづく感じております。
本当に、こころもち、ちょ〜っとだけ届きやすいかな?って感じです。
あと、弦の間隔が狭くなったせいで、違う弦まで触ってしまうので、
慣れるまでちょっと手惑いそうです。
色々とご相談にのっていただいたので、ご報告まで〜。
貴恵
1129 肩当ての改造プロジェクトその後。(笑)  snoopyx 2003/5/15[thu]3:51:11
しらたまさん、こんばんは。。。(^-^)
そう、ウチのWelcomeBBSへカキコに来て頂いたのに、丁度、忙しくて、お愛想ナシでした。(^^;)
マッハワンのおにゅうをやっとデジカメに納めたので、(実は、生徒が一人購入。(^^;)サンプル取らせて貰いました。(笑))何処が、どう変わったかを比べられるようにしてみたのですが。。。
良ければ、またご覧下さい。(RTだいあり■のコーナーです。※■部分←チルダありますが、ネスケ7では化けちゃうので。(T.T))
おっと、貴恵さん、7/8サイズ購入されたのですね!
タイムリーだ。(笑)
>が!and!#12316;、7/8でもまだまだ指がとどかない!and!#12316;(涙)。
>私の手ってそんなに小さかったのね・・・とつくづく感じております。
>本当に、こころもち、ちょ!and!#12316;っとだけ届きやすいかな?って感じです。
私自身、そうとう手が小さい方だと思うので大丈夫です!!(笑)
単に手の大きさだけであきらめてしまう人が結構いますが、(確かに多少の苦労は付き物です。)指の長さや手の大きさというより(勿論、それも大事だけど。)手の広がり具合です。
手の甲の巾が広い方がいいですが、私はコレもあやしい。
最終的に、指の付け根の広がり具合、それに、親指の力を抜けば(これが、一般的には難しいかもですが。)弾けますよ!!
腕や手の筋肉、筋の仕組みを(つまり体の仕組み)分からずに弾いている人が多いからです。
あぁ、、、ゴメンなさい。ウチのVnBBSみたいになってきた。m(__)m
>>職業病ね。(汗)
まあ、ではまた。
貴恵さん、大丈夫ですから、頑張ってね!!
1130 親指・・・  貴恵 2003/5/17[sat]2:12:39
snoopyx様、
親指に力が入っていると言うお言葉がグサグサと突き刺さっています。
他の指を広げるのについつい親指で支える感じになってしまうんですよね。
なので、いつも練習の後、親指の付け根が痛くって、これってまずいんだろうなぁ〜
と思っていた所なので、はっきり言われてしまうと、真面目に直さなくてはいけないと思います。
あと、皆さんのおっしゃる手の広がり具合ってのがいまいちつかめないんですよね。
私の手、自分で見て思うのですが、小さいし、薄いし、
これ以上伸びる肉もないって感じなんですよね・・・(昔から手だけは痩せてるんです)
どのくらい腕を回しこんだら指が楽になるとか、試してみたりしていまが、
まだまだ試行錯誤がつづきそうです。
とりあえず、親指の脱力頑張ります。
では、また。
貴恵
1131 Re:親指・・・  snoopyx 2003/5/17[sat]7:23:22
>他の指を広げるのについつい親指で支える感じになってしまうんですよね。
勿論、親指は支えの指です!!
>なので、いつも練習の後、親指の付け根が痛くって、これってまずいんだろうなぁ!and!#12316;
う!and!#12316;ん。。。その通りですね。。。
つまり、(言わないでも言い??)親指の付け根あたりに力が、連動してはいっちゃうんですね。
>と思っていた所なので、はっきり言われてしまうと、真面目に直さなくてはいけないと思います。
でも、そんな事思う必要有りません!!
ほとんどの人が、おそらくは経験していることで、そこから、変わっていけるかどうかだけが問題なんですから。
>あと、皆さんのおっしゃる手の広がり具合ってのがいまいちつかめないんですよね。
>私の手、自分で見て思うのですが、小さいし、薄いし、
>これ以上伸びる肉もないって感じなんですよね・・・(昔から手だけは痩せてるんです)
ただ、無理しないことですね。
人によって、筋力も何もかも違います。
私自身の事をいうのは恐縮ですが、私は、おそらく拳も1つの口で、筋力もどちらかというと(勿論トレーニング積んでいるので、アマチュアの方よりはいささかあると思いますが。。。)弱いです。
筋力トレーニングというと、何か凄いことをヤルみたいですが、はっきり言って、ヴァイオリンを弾くという行為は、
スポーツをするというのと、何ら変わりない行為(というと語弊がありますか。。。)です。
ですから、自分の体がどうなっていて、筋肉、筋、などどうつかっているかをきちんと考えることが大事です。
そうして自分の体を痛めずに、鍛えていく方法を考えて行かなくては!!
ゴメンなさい、ついつい職業病かな(^^;)、答えてしまう!and!#12316;。
(まあ、しらたまさんに叱られなければ。。。。。(^^;))
兎に角、条件の悪い私が、プロでやっているのです!!!
体の使い方、(勿論、それには沢山の試行錯誤もあるし。。。。。)精神の鍛え方、等々によって違うということは知って頂きたいですね。
はっきり言って、(今、東京でレッスンを受けている彼女は多いに分かってくれていると思いますが。。。)本当に随分ちがいます。
しらたまさん、いつも、ごめんなさい!and!#12316;。m(__)m
でも、まあ、プロとアマの意見が聞けるということで、理解していただければ。。。。(^^;)
1132 Re:Re:親指・・・  しらたま 2003/5/17[sat]14:26:2
貴恵さん
7/8バイオリンの入手おめでとうございます!
こんな短期間でお望みのものにたどり着けるなんて、
ネットの力ってやっぱりすごいですね〜。
>が〜、7/8でもまだまだ指がとどかない〜(涙)。
そうそう(笑)。音の間隔はわずか数ミリ狭いだけですからね〜。
フルサイズがきつい人にとっては7/8だってきついと思います。
指が開くように努力しなければならないことにはかわりないです。
だけど、たかが数ミリ、されど数ミリ!
7/8のほうがゴールが近いんですよ。
がんばってください!
snoopyxさん
>マッハワンのおにゅうをやっとデジカメに納めたので、
拝見しました。
私のわがままなリクエストに答えてくださってありがとうございました〜(笑)。
改造したところ、よくわかりました!
>あぁ、、、ゴメンなさい。ウチのVnBBSみたいになってきた。m(__)m
いえいえ、いろんな方からご意見をいただけるのは、私としても嬉しいです。
自分のHPだからといって、自分の主張だけに固執するものではありません。
沢山のご意見をいただいた上で、
受け手が情報をチョイスして自己責任で活用してくださればいいと思っています。
>でも、まあ、プロとアマの意見が聞けるということで、理解していただければ。。。。(^^;)
では、親指について「アマ」の意見を少々・・・(笑)
親指は、ネックを支えるだけではなく、指を開くための支点にもなります。
その二つを同時にこなさなければならないために、しばしば矛盾が生じます。
先生が示される理想の手の形は初心者にとっては理不尽とも思えるくらいです。
さて、では効率よく「支え」「開く」ためには、どうしたらよいでしょうか。
ここで、一番問題になるなのは
多くの方が自分の「手」の構造を誤解されていることです。
見た目、5本の指は手のひらからにょきにょき生えていますが、
実はそうではありません。
指の骨は5本とも、「手首」から伸びて、
手のひらの中を通過して、突き抜けて、指になっています。
だから指の付け根は実は手首です。(ちなみに手首は8つの骨で構成される複雑な関節です)
指は手首を中心に扇型に開くようになっています。
では、手首を中心に指を開くには、どこの筋肉を使うでしょう。
多くの人は「指を開け」と言われると「指」に力を入れます。
しかし「指」しか見ていない限り、指を十分に動かすことはできません。
実験です。手首と肘との中間を右手で軽く握ってみてください。
「パー」の手を、思いっきり開いたり、力を抜いたりしてみてください。
指は折りません。パーのままです。
腕の内側の筋肉と外側の筋肉が動いているのがわかりますか?
ここがあまり動いていない人は、もっともっと指が開く可能性が残されています。
このように、指は前腕の筋肉によって開かれるのです。
(ハンドグリップやゴムマリなどで「握力」を鍛えると、
主にここの筋力が発達します。
指や手のひらの筋肉が鍛えられるのは、副次的な効果です。)
そして、親指の第二関節のお話。
ヴァイオリンの上手い人はこの親指の第二関節が、手のひらよりもかなり外側に
「出ている」ことが多いです(構えた時に親指の形がくの字)。
私は、何となくその手の形にあこがれて、自分もそうしていましたが、
最近になってようやく、そうした方がいい理由がわかりました〜。
親指以外の4本の指の筋肉を全くフリーにするため!
親指の動きが手のひらに影響しないように、親指を「外に出す」んです。
例えば、筋力の弱い女性でよく見かけるのですが、
ネックの重さを支えきれずに、親指の関節を手のひらの中に入れて、
親指をつっぱって重さを第2関節で直接受け止めていることがあります。
(親指の形が「逆」くの字)
これをやると、手のひらの筋肉、特に人差し指側の筋肉は固まります。
そうすると、指を開く支点が上の方で固定されてしまい、
4本の指の可動域が第3関節から上だけになってしまうんですね。
プロでもまれにこういう親指のまま弾いている方がいらっしゃるので、
「絶対ダメ」とは言えないのですが、
手の小さい人は避けた方が無難ですね。
・・・以上のようなことを知っていただいた上で、
「なぜ、親指に力が入りすぎているのだろう」
と考えてみていただきたいと思います。
その原因は、おそらくは「楽器の構え方」に行き着くのではないかと想像します。
数ヶ月ですっきりと解決するようなことではないでしょう。
だけど、これが解決したら、ヴァイオリンの半分くらいは「ものにした」も同然。
だから、気長に、だけどあきらめずに試行錯誤していってください。
・・・・
ちなみに、握力の筋トレ、私はやりましたですよ。
一時期は、器具の鋼が折れるまでやりました(笑)。
ヴァイオリンに余分な筋力は必要ありませんが、
必要な筋力は補ってやらなければならないと
思っています。
何をするにも、土台が大切です!
以上、「アマ」からの意見でした(笑)。
1133 ハイポジの押さえる力  sayaka 2003/5/18[sun]2:33:31
ご無沙汰しておりますが、いつも楽しく拝見させていただいています。
いつもながら、しらたまさんの研究心は本当にすごいですね。
私も思わずやってみましたが、「パー」を開いたり閉じたりすると、本当に気持ち悪いくらい腕の筋肉が動きます。
何十年も楽器弾いてきて、指を開くのにここに筋肉を使っていたなんて、初めて知ったわ・・・(^^;;
お恥ずかしいかぎりです。
でも本当にスポーツのトレーニングもそうですが、
「鍛える」ためにはむやみやたらとそれっぽいことをやってもダメなんですよね。
ちゃんと根拠・理屈をもって、ピンポイントでそこに焦点を当てたトレーニングをしなくては、
トレーニング量に見合う効果は期待できない。
これって、別に筋トレにかぎらず、実際の楽器の練習でも同じ事、言えると思います。
最近は、目的のない音階練習ほど時間つぶしの練習はないなぁ、と感じているのですが、
でも、私には不足しているものがありすぎるので、それを全部練習目的にしてしまうと、
いくら時間があっても音階練習、終わりません(笑)
で、筋トレの話が出たので、最近気になっていることを便乗質問していいでしょうか?
最近、練習曲や楽曲で、あたりまえのように5ポジ以上を使うようになってきました。
そこで気になってきたのが、ハイポジを押さえる時の指の力。
ポジションが上がるほど、弦と指板の間隔が広がり、その上で左手の姿勢に無理がかかってくるので、
下のポジションのように、思うような脱力と加力(?)が共存しません。
その結果は、ビブラートが思うように掛からない、という事象としてはっきりと現れます。
あとは下から駆け上がるような時はいいのですが、
6ポジだけを使って移弦しつつ弾く速いパッセージなどになると、
弦をしっかり押さえきれていなくて、半分フラジオっぽい、気の抜けたスカスカの音になってしまいます。
このハイポジでの押さえる力の件、原因はわかっているのだけど、それを解決するピンポイントの解決方法、練習方法が見つからなくて、
日々、「まぁ、そのうち何とか慣れてくるかな」と解決を先延ばしにしている漠然と練習している状態です。
このあたりのこと、なにかアドバイスになりそうなヒント、お持ちではありませんか?
ちなみに、先日、毛替えにいったら、そこの技術者の方に、
「この楽器は駒が高すぎて、ハイポジションを押さえきるのがつらいでしょう。駒調整をお薦めしますよ」
と言われました。
その時は、他のお店の意見も聞いてみたいと思ったので、そのままにして帰ってきましたが、
先日、オフ会で他の方の楽器を複数弾かせて頂いたら、やっぱり私の駒は高めかなぁ、というのが実感でした。
きっとそういう楽器側の事情もあるのでしょうけど、でも弾き手側にも改善の余地があるなぁ、と思う今日この頃。
もし、ハイポジの押さえについて、具体的にトレーニングされた経験があったら、是非、教えてくださいませ。
1134 Re:ハイポジの押さえる力  しらたま 2003/5/19[mon]1:25:47
sayakaさん
>「この楽器は駒が高すぎて、ハイポジションを押さえきるのがつらいでしょう。
>駒調整をお薦めしますよ」と言われました。
いらない苦労は背負い込まないに限ります(笑)。
調整の余地があるなら早めにやっておいた方がいいですよ〜。
特にsayakaさんの楽器は新作だから(ですよね?)、まだ当分は木が落ち着かないだろうし、
こまめに調整する必要があるのかも。
ちなみに私の楽器では、指板の端でのE線の高さが3mm、
G線は4.5mm弱です。
>ポジションが上がるほど、弦と指板の間隔が広がり、
>その上で左手の姿勢に無理がかかってくるので、・・・
そういう風に感じていらっしゃるのでしたら、
まずは、ハイポジションでの姿勢を見直してみたほうがいいかもしれませんね。
ヴァイオリンって本来、ポジションが高くなれば、「左手」への負担は軽くなるはずなんですよ。
例えば、手を真っ直ぐ前に伸ばしてすばやくグー&パーを繰り返すよりは、
腕を縮めて顔の付近でグー&パーをするほうが、ずっとラクではないでしょうか。
それと同じように、ハイポジは「登る」というよりは、むしろ「降りる」感覚に近いのです。
もちろん「降りる」ための道は用意しなければなりませんが。
今はもしかしたら、
体を開いたまま(ローポジションの姿勢のまま)腕だけでハイポジションへいっているとか、
「難しい」と思うあまり、楽器の上に覆いかぶさるようになって重心が体の中心から外れていたりは
しないでしょうか。
というのも、ピアノを長年やってこられたsayakaさんなら、
指の力が足りないということはまずなさそう(笑)。
だから、指が自由に動ける空間を確保して、
打ち下ろした力を受け止めるしっかりした土台
を用意すれば自然に解決の方向に向かうんじゃないかと思うんですよね。
例えば、ハイポジで、左手の第3関節が弦を打ちおろすのに十分な高さにあり、
手首からの大きなストロークで弦を打てるように肘の位置がセットされて
いるか。
打ち下ろした指の重みがエンドピンを通って自分に返ってきているか。
(↑この感覚には反対意見もあるかと思いますが・・・)
この辺をチェックしてみたらいかがでしょうか。
ヴィブラートの問題もしかりですね!
ヴィブラートがかけられないほど余裕のない手首の位置では
弦を上から叩くことは難しいですよ。
で、以上のような調整や姿勢のことをクリアされたあとでのことですが、
ハイポジをしっかり押さえるコツですね。
私は、特にハイポジで悩んだことがないので、
そのためのトレーニングとは言えないのですが、
効果があるんじゃないかと思われる練習例を挙げておきます。
■1の指でローポジ〜ハイポジ間のポルタメントを繰り返す。
例えばE線では「ファ〜ドード〜ファー」をなめらかに繰り返す。
移動はゆっくり、速く、両方。
もちろん、最初と最後の音は指板まで押さえ込む。
最初の音と最後の音でヴィブラートをかけると効果的。
できる範囲からはじめて、だんだん高い音へ幅を広げていく。
これをやると二の腕がムキムキになります(^^;)。
■普段から、弦を左指で叩いて音を出す。
勢いよくスナップをきかせて、パンッ、パンッ、パンッ、です。
実用的な音でなくてもしっかりした音程が響けばOKです。
ピツィカートではありません。
これもやりやすいポジションからはじめて、できる範囲でハイポジへ。
先生に「左手で叩いて音を出してみてください」ってリクエストすれば、
きっと実演してくださいます(笑)。
■ハイポジでは力の強い指であらかじめ押さえこんで、他の指の負担を軽くする。
1の指で弦を下まで押さえ込んで、
あらかじめ弦高を低くしておいて、その弦の上で他の指をパラパラと動かす。
ただ、弦を指板まで押さえ込まなくても、一定以上の力が弦に加わっていれば、
フラジオになることはまずないです。
しっかりと十分に押さえることは必要ですが、あまり「指板まで」にこだわることはないと思います。
私も「超ハイポジでは無理に指板まで押さえ込む必要はない」と教わりました。
ちなみに弦が指板に着いていない状態でもヴィブラートは十分かかります
1135 左手の親指  屋根の上のFiddler 2003/5/19[mon]7:6:58
つい最近、演奏中に自分の左手の親指を見たら、第一関節から曲がって
いるのに気がつきました。従ってネックと反対の方向に外向きになって
曲がっているということです。
人がみると、親指の指紋がよく見えるという状態です。
これって、いけない指の形なんでしょうか。
特に小指を伸ばそうとするとこうなるのです。
アメリカのフィドル掲示板で同じ質問をしているのですが、
レスが返ってきそうにないのと、基礎的な質問ならしらたま
樣の掲示板でお受けしていただけるかと存知まして書き込み
させていただきました。
よろしく。(・_・?)
1136 Re:左手の親指  しらたま 2003/5/20[tue]14:26:38
屋根の上のFiddlerさん、はじめまして^^。
>これって、いけない指の形なんでしょうか。
フィドルでのことはわかりませんが、
クラシックではいけない手の形だと思います。
親指に限らず「つっぱる」「反らせる」という動きは
筋肉や関節を固めて、動きを制限することにつながり、
また、せっかく備わっているサスペンションが機能しなくなるので、
避けた方が無難なのです。
また、普通は、親指の第一関節から上の一部分、
第一関節から下の一部分の2つのポイントでネックをサポートしますが、
親指を反らして、第一関節から上がネックに触らなくなると、
側面の壁がなくなり、親指の上でネックが転がりやすくなります。
そうすると楽器は不安定になります。
それでも、楽器の角度を変えたり、首の力や肩の力で補えば
弾けないことはありませんが、
普段からそうしていたら疲れちゃいそうですね。
もし、親指がネックの側面についた状態で小指が届かないのでしたら、
1と2を抑えた状態でフッと親指の力を抜き、
ネック方向に倒してみたらどうでしょうか。
小指は親指の対極にありますから、親指がスクロール側に倒れれば、
伸ばしやすくなります。
親指はややネックの下にもぐることになりますが(でも、なるべく真下にはならないように!)、
関節は反らさずにすみます。
1137 ありがとうございました  屋根の上のFiddler 2003/5/20[tue]20:50:13
しらたま様
ありがとうございました。
Kato Havasという人のStage Frightという本を読んでいたら、
楽器の持ち方というのがでていまして、自分の持ち方をもう一度
よく観察してみたら「変だぞ!」ということに気がつきました。
アメリカのフィドルサイトでも、同様の質問をしましたところ
Tony Ludiker(フィドルコミュニティーでは有名人なんですが(^_^; )
という人が、親指の形よりも指板よりどれくらい指がでているか
がポイントだよと教えてくれました。実際彼の親指はほんの少し外に
曲がっている状態だそうです。
親指の第一関節と付け根の間で楽器を支えるように彼は自分の生徒には
教えているそうです。
でも、不思議です。そんなに苦労しなくてもちゃんとした指の形になって
しかも小指がきれいにポジションに届く人もいるのに、気がつくと変な形に
なってる人もいるなんて。では。
\(^o^)/
1138 押さえる力の不足ではなくて・・・  sayaka 2003/5/21[wed]1:27:0
しらたまさん、いつもながら丁寧なお返事、ありがとうございました。
お返事の中にとてもヒントになるエッセンスがいくつも含まれていました。
私はハイポジでの弦の押さえきれなさとそれに伴う自由度の低下を
漠然と「指の押さえる力が足りない」と解釈していたのですが、
しらたまさんのお返事を読んでいく内に、
押さえる力というよりも、押さえている腕や手の姿勢の方に改善の余地があるのかしら、
と感じるようになり、ここ2日間、再度自分の動きに細かくチェックをいれてみました。
それでわかったのは、やはり指の力不足というよりも、腕から手全体のフォームとそれへの慣れ、がポイントのようです。
音階等で慣れた動きを比較的ゆっくりと捉えた場合には、特に問題はないのですが、
曲の中で慣れない動きが速いパッセージでてくると、まずはその音を捉えることに精一杯で、
もっとも自由度の高い理想的なフォームではない状態で弾いている時があり、
その不安定なフォームが余分な力を入れ、必要な力を逃しているようです。
また、音階練習や曲などで使用頻度の高いA,E線のハイポジでは問題ないのに、
G,D線となるととたんにフォームが定まらない一面もあり、これもまた力のバランスを崩している様子。
特に、基礎練習等でも頻繁に使うE,A線を弾くフォームで親指の位置が定まっているようで、
そのままの親指の位置ではG,D線にビブラートをかけられるだけの余裕をもって指を回しきれていませんでした。
それでハイポジションの同一ポジションで移弦しながら音を回そうとすると、いつもの慣れた親指の位置では指に余裕がなくなったり、
余裕を持たせようとすると親指の位置をずらす必要があって、そのためにいつものフォームが崩れて力が入るようです。
しらたまさんのアドバイスのおかげで、自分自身の問題点をより正確に深くとらえることができました。
問題を解決するために必要な練習も見えてきたので、そのあたりの自分に足りない部分を補うことを念頭に置きつつ、
また、少しずつトレーニングしていきたいと思います。
駒調整の件ですが、その場で受けなかったのには理由がありまして・・・。
その楽器店はいつも120%の状態を目指して調整を薦めてくださるんです。
それ自体はとてもうれしいことですし、信頼も置けるのですが、
まぁ、アマチュアにとっては対費用効果、というとちょっと露骨ですが、
「どこまでこだわるか。どこまでの状態を維持するか」という部分があるのも事実。
そのあたりを見極めるのに、ちょっと他の技術者の意見も聞いてみようかな、と。
でも、やっぱり駒、高いかもしれません。
>>ちなみに私の楽器では、指板の端でのE線の高さが3mm、G線は4.5mm弱です。
とのことですが、
今、測ってみたら、私の楽器ではE線で5mm弱、G線は6mmありました。
もちろん、指板の長さ等にも微妙な差があるでしょうから、一概には比べられないのでしょうけれども、
以前の楽器(知り合いに格安で直してもらっておととい手元に戻ってきました)を弾き比べても、
明らかに弦高に差が感じられます。
フォームの研究と合わせて、楽器の調整の方も気にかけてみます。
1139 ブリッジと絃の間隔  屋根の上のFiddler 2003/5/21[wed]7:47:20
自分は楽器を実際に修理したり、作ったりすることはできませんが、
バイオリン制作にはすこし興味があります。
昔買った本で、kitchen Table Violin Repairs by Dalton Potterという本
があります。(日本語にすると「お台所で簡単修理」?)そこに、絃高について
は次のようにあります。
E線との間で1/8インチ(3.1mm)
G線との間で3/16インチ(4.7mm)
1インチを25mmで計算
以前に工房の人と話をしたら、「バイオリン制作については名器を採寸した
青写真があってその寸法とおりに作ればいいのですが、実際はそんなうまく
いかない」とおっしゃってました。
あと、20〜30万円くらいの楽器でも解体すると中の寸法がまったくいい加減と
いうものもあるそうです。(あるリペアーマンの話)
最終的には、信頼のおけるリペアーさんにたまに見ていただくということになるの
ではと思います。もちろん、楽器の値段ということもあります。
また、10万以下の楽器だと細かい調整をするとかえって高くつくこともお忘れなく。(だからそんな楽器はダメといっているのではありません。最低自分が弾き易いコンディションにしておかれるのはいいことです。)
言葉足らずのところがありますが、では。
1140 親指の関節  貴恵 2003/5/21[wed]12:6:26
しらたまさん、こんにちは。
しらたまさんの親指の話を読んで、ここ数日ほど、親指の第二関節をくの字にしようと、気をつけながら練習に励んでいるのですが、なかなか上手くいかないもですね。
私の親指の第二関節は逆くの字まではいかないのですが、まっすぐな感じになってしまうんです。というのも、親指の第一関節のくの字をネックに引っ掛けて、それを支えにして、小指をぐぅ〜っと延ばしているからなんですね…。そのせいか、はじめはくの字でも、気づいたら第二関節が伸びた状態でカチンカチンになってるって感じなのです。
昨日は、親指と人差し指の間のV字にハンカチとかをはさんで、無理やり、第二関節が伸びないようにして弾いて見たりしたのですが、そうすると、ハンカチがあるときは何とか、くの字を保てるのですが、取ってしまうとすぐ、また元に戻ってしまうという…。ちょっと情けなくなってしまいました…。
ちょっと落ち込み気味…。
はぁ〜。
でもあせってもどうしようもないので、頑張って、握力トレーニングのあのにぎにぎ(?)するのを使って、筋力トレーニング中です…。
貴恵
1141 小指の伸ばし方  S_Yako 2003/5/22[thu]1:57:49
貴恵さん、こんにちは。
左手の広げ方に関する一連の書き込みを読ませてもらいました。
私はバイオリン歴4年で、まだまだ初心者なのですが、私なりのコツみたいなことを
書いてみます。
「左手は横に広げるのではなく、前後に広げる。」
です。
ハイポジションではちょっと違うのですが、ファーストポジションでは、手のひらは
バイオリンのネックと平行ではなく、若干、角度をもたせます。
人差し指はネックに近く、小指側はネックと離れる感じです。
で、小指は広げるというよりは自然に前に(手の平に対して垂直方向へ)伸ばすと
弦が押さえやすいです。
それでもまだ届かないときは、手の角度は変えないで人差し指を引くとさらに小指が伸びます。
しらたまさんのお話しだと親指と小指が対極ということでしたが、私の感覚では、
親指の力を抜いた状態では人差し指と小指が対極、という感じがしています。
「対極」という言葉の定義が違うかもしれません。
私の感じ・感触で書いているので、うまく伝わらないかもしれませんが
参考になれば幸いです。
1142 Re:小指の伸ばし方  しらたま 2003/5/22[thu]11:51:35
S_Yakoさん、こんにちは!
ご指摘ありがとうございます。
>「左手は横に広げるのではなく、前後に広げる。」
そのとおりです!
手の小さい人は、指を横に開くのではなく、縦に開いた方が自由度が増しますね。
私も日ごろから「手が小さくて指が開かない」と悩んでいる方には、
以下のような「チョキからの変形」を試してもらっています。
*-*-*-*
左手で「チョキ」をつくり、小指を手首側にぐっと伸ばします。
人差し指の第3関節を後ろに反らせ、第2、第1関節は自然に曲げます。
親指を薬指から離し、軽く回して親指の緊張を解きます。
その手の形のまま腕を前に伸ばし(楽器のスクロール方向)、
1本の弦の上に指がうまくのるように肘を少し内側に回します。
この時、人差し指、中指はスクロール向きに倒れながら
指先の真ん中よりもかなり側面の方で弦をとらえることになるかと思います。
#必要のない音形では、人差し指を後ろに反らすことはありません。
#「届かない!」と思ったときに、人差し指の第3関節も使えることを思い出せばよろしいです。
#ただ、普段から第3関節が利用できるように「縦さばき」にしておかないと、
#いざ使おうと思った時に準備が間に合いません。
*-*-*-*
ですから、S_Yakoさんがおっしゃる
>親指の力を抜いた状態では人差し指と小指が対極
というのも実感しています。
ただ、私が「対極」と申し上げたのは、
屋根の上のFiddlerさんになんですね。
親指の第一関節の下でネックを支えて小指を伸ばせるということは、
結構手の大きいかたじゃないかと勝手に想像しまして。
だから「縦さばき」をする必要はなく、
手を「横向き」に使った場合の「対極」。
あとは親指の位置の問題じゃないかなー、と思って、
すこし大げさに書いたのです。
(ちなみに、ハイポジの時は、手の小さい人も親指が小指の対極になります。)
この掲示板、時系列で並んでいるので、
話題が混ざっちゃってわかりにくかったですねー。
ご指摘いただいてハッといたしました。
また、コメントお願いします!
1143 手は大きくないと思います  屋根の上のFiddler 2003/5/22[thu]19:54:49
手は大きくはないと思います。
しらたまさんやS_Yakoのお話を読んで大変参考になりました。
今まで、1弦上でシラソシ・ラソファ#ラみたいなフレーズを
弾くたびに指が開かなくて、一所懸命に親指をそらせて小指
を伸ばそうとしていましたが、かえって突っ張るのはなぜ?
という疑問に答えが出たような気がしています。
ちなみに、1ポジションで小指がとどきにくいと思うのは、1弦上で
Cナチュラルの音を取ろうとした時です。2ポジや3ポジでとっても
いいのですが、次の展開の関係で小指で取った方が雰囲気がいい
場合があるので。教えていただいた指の開き方で努力してみます。
ありがとうございました。
1144 NO.1136の訂正!  しらたま 2003/5/22[thu]23:26:52
NO.1136で私は
>また、普通は、親指の第一関節から上の一部分、
>第一関節から下の一部分の2つのポイントでネックをサポートしますが、
と書きましたが、実際にやってみたら第一関節の「下」は触れていませんでした。
混乱させる発言をして、申し訳ありませんm(_ _)m。
以下の通り、訂正いたします。
○普通は親指の第一関節から上の親指の腹がネックにあたります。
貴恵さん
>私の親指の第二関節は逆くの字まではいかないのですが、まっすぐな感じになってしまうんです。
それでいいんだと思いますよ!
その関節のゆるみは必要なときのためにとってあるのですから、使っていいんです。
使ったあと(必要がなくなったら)は脱力して速やかに&なめらかに戻す、
というのを心がけていれば問題ないと思います^^。
>というのも、親指の第一関節のくの字をネックに引っ掛けて、それを支えにして、
>小指をぐぅ〜っと延ばしているからなんですね…。
私はこれがちょっと気になりました。
親指の第一関節をくの字というと、もしかして親指の先が指板より上にちょっぴり
出ているんじゃないでしょうか?
手が「極端に」小さい方がこの形をとると、指板の幅分、距離を損するんですよ。
楽器の向きが定まっていないとちょっと不安定に感じるかもしれませんが、
親指を普通の位置からそのままネックの曲面にそって倒していって、
人差し指のつけ根とほぼ同じ角度あたりまで倒して、
(親指と人差し指でつくるV字の下半分はくっつくかも)、
ネックの左半球(真下よりちょっと左側)に親指の頭をつけて、
小指を伸ばしてみてください。
第一関節がくの字になりますが、
親指の緊張はかなり軽くなり、他の指も動きやすくなるはずです。
必要がないときは、元の場所に戻します。
G線、D線を弾く時も、この親指の位置は重宝します。
(4本の弦の角度分、親指の位置は肘といっしょにネックの左半球を回る!)
また、想像でモノを言っています。
違ったらごめんなさいね。
屋根の上のFiddlerさん
>手は大きくはないと思います。
あら〜。失礼しました。
>ちなみに、1ポジションで小指がとどきにくいと思うのは、1弦上で
>Cナチュラルの音を取ろうとした時です。
1ポジE線のCですね!!
これ、手が小さいとつらいんですよね〜。
私は今も密かに2ポジ移動してごまかしています(笑)。
1145 有難うございます  貴恵 2003/5/23[fri]1:34:23
しらたまさん、S_Yakoさん、
アドバイス有難うございます。
ところで、「前後」に開くというのは、
扇子を開くみたいな感じでよいのでしょうか?
あと、しらたまさんのおっしゃる通り、私の親指は
確かにちょっとだけ指板より上に出てます・・・。
先生の親指が出ていたので、こんなものなのかな?って
思ってたのですが、やっぱり、手が小さいと、この持ち方は
不利なのですね?あ、でも、先生は、親指と人差し指のV字に
鉛筆一本入るくらいのスペースをもってともおっしゃっていたので、
その点を重視すると、親指をもうちょっと下げないとスペースが
出来ないんですよね・・・。
↓でしらたまさんのおっしゃっている、持ち方、今晩にでも、
また試して見ます。
>使ったあと(必要がなくなったら)は脱力して速やかに&なめらかに戻す
これが私は上手くできていないんだと思います。小指を使う時で、
特に、A線上で、CナチュラルとEの様な間隔の時に、中指と、小指の間が開かなくって、
その時に力んでしまって、その後もそのまま固まってしまうんですよね。
使って、脱力を練習しなくてはいけませんね。
いつもいつも、詳しく説明していただいて本当に有難う御座います。
まだ始めてから5ヶ月なのですが、今までで一番苦しいなぁ〜って思っています。
多分、今までと違って、ちょっとした、曲や、エチュードなどを始めたせいで、
今まではその場しのぎでなんとか乗り切っていたところにボロが出てきているのかなって、思います。
まだ1stポジションでこれですから、この先もっと難関が控えているんでしょうねぇ。
でも、その時その時に持ち方とかきちんと直していかないと、
その場しのぎでは、後で絶対に痛い目を見そうで不安です。
これからも宜しくお願いします。
貴恵
1146 re:小指ののばしかた  S_Yako 2003/5/23[fri]13:30:51
貴恵さま、こんにちは
>ところで、「前後」に開くというのは、
>扇子を開くみたいな感じでよいのでしょうか?
そうです、そうです。
しらたまさんの「チョキからの変形」も判りやすいので、是非お試しください。
鏡に映してチェックするのもいいですよ。
自分が思っているほどには先生の構えと似てない〜なんてことも。(^_^;)それは私
しらたまさま
>ただ、私が「対極」と申し上げたのは、
(中略)
>手を「横向き」に使った場合の「対極」。
なるほど、よく判りました。
目的と反対側をのばすとよい、というのは人体の不思議というか
人体はバランスで出来ているのが体感できました。
この掲示板は参考になることが多いので、いつもこっそり利用させてもらっています。
今後ともよろしくお願いします。
1147 人差し指の伸ばし方  田吾作 2003/5/25[sun]4:7:25
これは私の場合ですが・・・、
各ポジションの手の身体からの距離は、
「小指を空中から真下へ素直に降ろしたときに正しい音が取れる位置」を基準にして決めるようにしています。
別の言い方をすれば、「黙って坐ればピタリと当たる」、つまり
「(最も自由度の低い)小指の音程が、果たして高いのか低いのか?」という思い煩いがなくてもいいように、
「小指をいたわる手の形」を取っていると言えます。
小指の音程が最も自然に取れた位置が、そのポジションの手の位置だ、という感覚です。
そしてそのときの親指、手首、腕などの位置は、人差し指を基準にして定める通常の位置よりは、
当然のことながら多少「音程の高い側」にシフトしていることになります。
なぜ自分がそうなってしまったかと言えば・・・、私は Violin/Viola 奏者なのですが、
かつて胴長 44.5cm という Viola を入手した際、音程がまともに取れずにてこずった時期がありました。
この楽器は今でも手元にありますが、私は身長が 164cm なので私にとっては「特大」と言ってもいいでしょう。
しかし当時は(20年以上前ですが)「音量」に憧れていた時期でもあり、何としてもこれをものにしたかった・・・、
とにかくすごい音がする楽器だからです。
でも、Violin や小さ目の Viola なら「ごまかる」かもしれない多少の音程の悪さも、
このサイズの楽器を手にするとすべてが致命的に「バレバレ」でした。
そこで、何か自分にとっては革命的とも言えることでもしない限りは、まともな音程が取れるようにならない・・・、
そのような重圧の下で試行錯誤を重ねた結果、自分の手の形はそれまでとはまるで違ってしまったのです。
そして、私の場合こういうきっかけで巡り会った「手の広げ方」は、
今様々なサイズの Viola を手にする際にも、また Violin を弾くときにも役立っています。
なぜならね「広げる度合い」にこそ差がありますが、根本の原理はまったく同じだからです。
もちろんお弟子さんに楽器のレッスンをする際にもそのように教えています。
さて、鋭い皆様方はここで当然の疑問をお持ちのことと思います。 そのような手の形では
「人差し指などの音程も同時に高くなってしまうではないか!」
そうです、そのとおりなのです。
ですから(!)人差し指などを低い方向へ伸ばす努力(!)が必要になるというわけなのです。
この場合の手の形の詳細は、S_Yako さんが No.1141 で、またしらたまさんが No.1142 で触れておられることと
恐らく同じやり方だと思いますが、これをより日常的なものとしつつ、
さらに私流の表現を付け加えることをお許しいただければ、
「長方形の対角線は、縦の辺よりも、また横の辺よりも長い」感覚で取るということになります。
おわかりいただけるでしょうか、指は「対角線の方向に広げる」というわけです。
(小指を手のひら側に伸ばし、人差し指の付け根は手の甲の方向に引く・・・。)
(余談ですが、このようにして得られた手の形、「指の傾き」は、Vibrato のためにも極めて有効だと考えています。)
ただ、これをアイデアとしてわかっていただくだけでなく、実際に「ものにする」には
幾つかの関門を越えなければなりません。
その最たる物が、「各指先の、特に人差し指のどの部分で弦を押さえるか」の意識を変えねばならないという問題でしょう。
演奏者の手が小さいほど、また手にする楽器が大きいほど、正しい音程を取るためには
弦に触れる人差し指の位置は
「爪に沿って親指方向にシフトした位置」になるからです。
そして、親指と向かい合う指は「2または3の指」になります。(人差し指でなく!)
さらに、そのような指の形をとるためには指の付け根を柔らかくするだけでなく、
「肘の位置を、姿勢を、構え方を、足の位置を・・・」と、
問題はどんどん身体の体幹側へと波及していきます。
これだけでは「にわかには信じがたい」という方も多いかもしれませんが、少なくとも、
「1の指は指先の頭で押さえるものだ」という「一般的公式」を疑ってみる必要があります。
なぜなら、スケールを弾く際には通常「0、1、2、3、4」と押さえていくわけですが、
まず1の指を「指の頭で押さえる」という「手の形」が、
「以後の指を押さえるための理想的な形でもある」という保証はまったく無いからです。
言い換えれば、1の指を押さえるときには、「他の指の将来性を妨げない」ようにしなければならない
ということになります。
例えば極端な例で 10度を取る場合ですが(Violin でも Viola でも!)、
第1ポジションと第3ポジションにまたがる音程を取るとして、
「手の位置を第3ポジションに置いて1の指だけを下げる」方法以外には、少なくとも私には取れません。
(第1ポジションで小指だけを伸ばそうなんて・・・、想像しただけで「痛く」なります。)
字句による表現が難しく、言いたいことのごく一部しかお伝えできず、申しわけありません。
1148 Re:人差し指の伸ばし方  しらたま 2003/5/27[tue]12:13:41
田吾作さん
小指を起点とする指の配置、大変参考になりました。
人体の構造から考えて理にかなった方法だと、私も思います。
私が持っている「アレクサンダー・テクニーク」という本の中にも、
尺骨(しゃくこつ)の延長上に小指の付け根の関節がある時に
手〜肘は一番リラックスできる、というような記述がありました。
また、余談になりますが親指の付け根の関節を橈骨(とうこつ)の延長に配置すると、
手首に負担がかかりそのまま無理をすれば故障の原因にもなるようです。
田吾作さんが言われるように「(最も自由度の低い)小指をいたわる手の形」であるとともに
他の筋肉を無駄に緊張させないためにもよい手の形なのだと思います。
#前腕の構造ご参照ください↓(無断リンクで失礼します)
http://www.sports-n.com/injr_bsc/htm/03a-j.htm
・・・と、賛同しておいてなんですが、
私の場合は、それだけでは足りなかったんです(笑)。
一般的にすすめられている人差し指を固定して小指側を伸ばす方法はもとより、
小指をリラックスした位置に固定して人差し指を引いても、
1stポジションでの必要な距離が確保できませんでした。
そこで、試行錯誤を繰り返した結果、
人差し指を後ろに引いた上に小指も伸ばす
(指をつっぱるのではなく、手のひらの中での人差し指の骨と小指の骨を開く)
という方法にだんだんなっていきました。
これはイレギュラーな形だと思います。
上腕の筋肉に負担がかかりますから
(※注:手のひらや指の筋肉が緊張しているわけではありません)
そんなに長時間手をそのままにしておけるものではありませんし、
しないですむならば避けた方がいいのでしょうけれど、
背に腹はかえられないので・・・。
ただ、これから続けていくうちに、徐々に手の柔軟性がついてきて
田吾作さんの方法でできるようになるのかもしれません。
なにしろ44.5cmのヴィオラでもお使いになった方法ですものね。
ですから反対するのではなく、「私の現状」ということでの
コメントです。
これからも、できるだけ「小指をいたわる」形できるように
工夫していきたいと思います。
1149 Re:人差し指の伸ばし方  田吾作 2003/5/27[tue]13:19:34
しらたまさん、
御指摘ありがとうございます。 私の言い方が不充分でした。
> 小指をリラックスした位置に「固定して」人差し指を引く
だけではなく、確かに
> 人差し指を後ろに引いた上に小指も伸ばす
方法を自分も取っています。
小指が伸びるのはもちろん「手のひら」の方向で、
小指の付け根と人差し指の付け根の格好(折れ曲がり方)は、ちょうど対照的になるはずです。
そうしないと、(人差し指を引いただけでは)
4本の指先(弦を押さえる部分)は一直線上に並びませんものね・・・(バカ!)。
余談ですが、例の特大 Viola、私の場合人差し指の付け根(第3関節)を引いただけではまだ足りず、
人差し指の他の関節が両方ともほとんど伸び切る(もちろん身体と反対側の方向に)ほどです。
「人間の手って、広がるもんだな〜」と痛感しました。
さて、前回、「人差し指のどの部分で弦を押さえるか」が「第一関門」だと申しあげました。
「人差し指を引こう」と試みると他にも色々困ったことが起るはずですが、
次の主要問題点は、「人差し指が指板から浮いてしまう」ということではないでしょうか。
(先日来話題になっている、親指の「位置、ポーズ」、さらには「向き」とも深い関係があります。)
解決法は、もちろん「肘を反時計回りの方向に入れる」しかないのですが、
「それでは無理してでもねじ込むぞ!・・・」だけを試みるのは、私としてはお薦めしません。
肘や方の関節をやわらかくするためには鍛錬が必要なことは言うまでもありませんが、
「楽器の構え方」や「姿勢」にも注意を払って、少しでも効率のいい環境を整えてあげた上で
挑戦されては如何でしょうか?
ヒントを一つ・・・、
左手の指の付け根を曲げ伸ばししながら、
その度合いによって指先の間隔が変化するのを(音程の幅が変わるのを)御覧になってください。
すると曲げ伸ばしの程度によって、四本の指先が成す直線の「方向」も変るでしょう?
これを「弦の方向」と考えてみると、
楽器の構え方、構える方向と何か関係がないでしょうか?
さらに、「音程の幅が広い楽器と狭い楽器は、同じ構え方でいいのでしょうか?」
これはつまり、「手の小さい人と大きい人では、構え方が同じでいいのか?」
という問題になるような気がするのですが・・・。
1150 あごかたあて  Elie 2003/6/1[sun]0:9:14
白状します!今はじめて。画像の部屋3の更新に気づきました(自爆)
ところで、あごあてから横板、裏板の一部までをすべて覆ってしまうことで、やはり
響きは多少、変わりますか?
それを差し引いても、やっぱり肩当なしのほうがよかったですか?
いまさらっぽいですが(^^;;感想をきかせてください。
1151 Re:あごかたあて  しらたま 2003/6/2[mon]0:22:29
Elieさん
>画像の部屋3の更新に気づきました(自爆)
ははは。
たまには掲示板だけでなくトップページも見ていってくださいね〜
(って、本当にたまにしか更新しないので気にしなくていいですけど・笑)。
>ところで、あごあてから横板、裏板の一部までをすべて覆ってしまうことで、やはり
>響きは多少、変わりますか?
弾いている本人には柔らかい音になったように感じられました。
傍で聞いていてどう感じられるかはわかりません。
セーム皮はハンカチなどに比べたらかなり重さも厚みもあるので、
楽器表面に起こる細かい振動が押さえられるのかもしれません。
そのかわりハンカチよりも体へのフィット感はあります。
>それを差し引いても、やっぱり肩当なしのほうがよかったですか?
私はとりあえず、音を犠牲にしてでも、
楽器と自分の体の自由な関係を探ってみたかったです。
ブリッジ型の肩当ては、左手を自由にしてくれますが、
それって肩当てによって作られた「限られた空間の中での自由」でしかないと思うんですね。
その与えられた空間の中で不自由なく何でもできちゃう方は
疑問にも思わないんでしょうが、ある時期から私はそれが苦しくなってきてしまったんです。
で、去年秋ぐらいから家で弾く時は肩当てなしになっていたんですが、
完全になしだと楽器が滑って体力を消耗するので、はじめは
風船式肩当てをぺちゃんこにして使ったりしてました。
でも、風船式だと少し音がくもってしまうし、今ひとつフィット感がないので、
とにかく楽器が滑らない方法、ということでセーム革の「あごかたあて」を
作ってみたんです。
で、それは以降2ヶ月くらい使ったでしょうか。
今では、楽器を支えるコツがだいたいわかったので、
オケでも全くナシでやっています。
自分としては、肩当てをしなくなってから、いろんなシバリから
解き放たれて、自由になれたんではないかなーと思います。
音については、もしかしたらマイナスの面もあるかもしれませんが、
効率よく弓を動かせる、左手は余裕をもって叩ける、という点から見れば、
総合点はプラスになるんではないかと思います。
例えば、今やっている曲の中で、
G線、8thポジション、4の指でDを、ffでVib.、全弓でたっぷり伸ばすところがあるのですが、
これ、肩当てを使っていた頃の私ならD線に逃げていたと思うんです。
肩当てで作られた楽器の角度で、なおかつG線のハイポジだと
私の腕の長さでは弓を抜ききることができないですから。
だから、やっても、音がツマるか、痩せるか、つぶれるか。
成功はまずありえなかったでしょう。
でも、肩当てがなければ、
弓先を抜けるように、楽器を回すこともできるし角度もつけられるんですよね。
工夫すれば何とかなりそうなんです。
今まであきらめていたことが色々できそうなので、
かなり楽しいです^^。
1152 さわやかクラシックコンサート  mcp 2003/6/2[mon]0:52:31
ご迷惑でなければ、アマオケのコンサートを案内させてください。
今週の土曜日、6月7日、17:00から、大阪は守口市のムーブ21、エントランスホールにて、守口シティ・フィルのコンサートを行います。
モーツァルトのディヴェルティメント、バッハのVn協奏曲、Pf協奏曲など演奏します。
詳しくは、『ログメック・タウン』内『守口シティ・フィル』のページ、又は、コンサート情報ページをご覧下さい。
入場無料で、整理券なども必要ありません。
お気軽にお越し下さい。
1153 はじめまして!  Yukiko 2003/6/2[mon]9:33:21
はじめまして。私もレイトスターターですが、充実のコンテンツ、明快な説明にうなってしまいました。とっても参考になりました。
左手について最近思うことがあるのです…「指板」を「上からおさえる」という今までの感覚は違うのではないか、と。あたかも、指板が無いかのごとくに、指板を透過するかのように、地球の中心に向かう重力線にそって指をおくと、無駄なこわばりもなくなるような感じがします。これって、東急ハンズなどにおいてあるバランスボードに乗って、体のセンターラインを重力線に重ねるエクササイズをしたことがきっかけで思い至ったのですが。ピアノをひく友達には「重力奏法に似ているね」といわれました。いかながもんでしょう?
はじめて伺ったのに長文で失礼致しました。
自分のHPも徐々に充実させるべく、努めておりますので、よろしかったらお立ち寄りくださいませ。
1154 はじめまして!  しらたま 2003/6/3[tue]22:4:59
Yukikoさん、いらっしゃいませ!
せっかく面白そうな話題を提供してくださったのに、
お返事が遅れてすみません。
今週はちょっと忙しいので、週明けに改めてお返事したいと思います。
少々お待ちくださいm(_ _)m。
1155 はじめまして  にしやん 2003/6/9[mon]1:37:13
はじめまして。楽しく拝見させて頂きました。
(過去ログを読むのに丸一日かかってしまいました(*_*))
先月からバイオリンの個人レッスンを受けております。
教材は「ステップ式バイオリン入門」山岡耕筰:著
左手のA型2番線、1番線と進み、前回4回目(週一・30分)で
ようやく1オクターヴの音階が完成しました。
(最近、4分音符と8分音符の混ざったリズムに苦手を感じ、
メトロノームを買おうかと思案してます。←リズム音痴かも)
音が出るだけでひたすら楽しい毎日に、どうしてもっと早く
始めなかったのだろう!と後悔しきりです。
楽器はさんざん見て回ったものの、結局一年間はレンタルを
お願いしました。(カールへフナー)
お教室は3件見学し、一番家から近い所に決定。
(ご夫婦ともにヴァイオリンをなさる方で、見学は奥様の授業
だったのですが日程の関係上、旦那にご教授頂くことに。)
まずは8月の発表会目標に練習です。
ネットのほうは土日しか見れないのですが、またちょくちょく
見学に伺いたいと思います♪どうぞ宜しくお願いします。
1156 重力線  しらたま 2003/6/9[mon]20:59:55
にしやんさん、いらっしゃいませ!
>音が出るだけでひたすら楽しい毎日に、どうしてもっと早く
>始めなかったのだろう!と後悔しきりです。
この気持ち、すごくわかります!
自分がこの音をだしているのかって思うだけで、誇らしかったです。
なんというか、私はそう感じられる自分がいとしかったです。
そして、それを手伝ってくれるヴァイオリンがいとしかったです。
上手く弾けなくても楽しいなんて、不思議ですよね。
でも、上手く弾ければもっともっと楽しい(笑)。
また、何か変化があったら書き込んでくださいね!
Yukikoさん、おまたせしました〜。
>地球の中心に向かう重力線にそって指をおくと、無駄なこわばりもなくなるような感じがします。
重力を感じ、利用することには賛成ですが、
私は「力」について、こんな風に考えています。
■地面と自分との関係
四肢と背骨でつくられるバランス&重力
■モノと自分との関係
重力で地表につりあっている自分、落ちようとするモノ、
筋力によって重力と人間とつりあっているモノ
■モノに瞬間的に力を加える
体のどこかを中心とした円運動で発生する遠心力
体の部分を重力に向かって落とす
■モノに一定の力を与え続ける
筋肉の収縮
または、踏む、押さえつけるなど、自分の体の重みの利用
ざっと言えばこんな感じで。
もし、指板が地面に対して常に水平であって(ピアノの鍵盤のように)、
肘よりも下に位置していたなら、腕からの重み、つまり重力も使えると思います。
でも、実際は脱力して顔の前に手を浮かせると指は力なく曲がりはしますが、
指先が手のひらにポトンと落下してくることはないですよね。
脱力した状態でも、手の筋力は指の重さよりも強いのです。
それをあえて落とそうとするならば、
重力の利用以上のことを積極的にしなければならないのではないかと思います。
指板に指を落とすために、腕ごと重力線に向かって落とすというのも
考えられないわけではありませんが、
それでは首にものすごい負担が・・・。
では、どうするか!
おっしゃるとおり、闇雲に力で弦を押さえにいっては
「無駄なこわばり」が発生しますよね。
そこから考えはじめてみてはいかがでしょうか。
でも、重力を利用するもっといいアイディアをご存知だったら、
私にも教えてくださいね!
それでは!
1157 指板の上の指の動き  Yukiko 2003/6/13[fri]16:59:49
お返事ありがとうございました。とても分析的で面白かったです。わたしはどうも「意識の濃淡」の「むら」を利用して「指板にぶらさがる」と言っているような気がしてきました。
そして、いまいちうまく説明できないのが、指板のうえを往来する指の動きです。ピアノの鍵盤上とはあきらかに運動の中心として意識される部位がちがうだろうと思うのですが…肘?それとも?う〜んよくわかりません。
なんだかこのごろ練習中にうなってばかりです。もっと無心になったほうがいいのかしら。
1158 幸運にも。  kai 2003/6/14[sat]10:14:12
久しぶりに掲示板を読みに来たら、カウンタが36000でした。
梅雨入りして憂鬱だったところにちょっと幸運が紛れ込んだようです。
掲示板のトピックスも面白そうなものが増えてますしね。
今からレッスンに行くので、帰宅してからゆっくり読みたいと思います。
簡単なご報告で失礼します♪
1159 Re:指板の上の指の動き  しらたま 2003/6/16[mon]19:46:45
Yukikoさん
>わたしはどうも「意識の濃淡」の「むら」を利用して
>「指板にぶらさがる」と言っているような気がしてきました。
ああ、わかる気がします!
意識の「むら」を補正するためのイメージとして
「指板にぶらさがる」というキーワードを使うんですよね?
たとえば必要以上に肩が上がっていたり、ネックを握りしめてたり、
それに、左手とネックとの関係が確立していなくて、
空中でアタフタしてしまう症状にも効果がありそうです。
でも、そればかりに固執してしまうと、
逆にそのキーワードにしばられて身動きがとれなくなるかもしれません。
キーワードは薬といっしょで、
与えるべき人と与える量、そして与える時期をまちがえれば
害にもなることもあります。
でも、きっと「指板にぶらさがる」でハッと思った方もいらっしゃるはずです。
>なんだかこのごろ練習中にうなってばかりです。もっと無心になったほうがいいのかしら。
Yukikoさんのその探究心は、とてもすばらしいと思います。
でも、まだ体の準備が整っていないために、
答えにたどりつけないってこともあります。
ヴァイオリンは「理解してから弾きはじめる」にはあまりにも
やることが多すぎますからね(笑)。
だから、少々のことには目をつぶりヴァイオリンを楽しみつつ、
もっと楽しむための方法を少しずつ考えていければいいですね!
がむしゃらに回数をこなすだけが能ではありませんが、
無心や偶然をあなどってはいけませんよ〜。
Yukikoさんは、もうおわかりになっているかもしれませんが、
無心になるって、漫然と弾くことではなく、
音と、筋肉の動きと、楽器にかかる力を、
体で感じて調整していくことだと思うんです。
そういう時ってただぼーっとしているんじゃなく、
右脳がフル回転しているはずです。
で、いろいろとやっていく中で偶然
意識と体と楽器の関係がピタッと合うことがあって、
「今一瞬うまくいった。どうしたらもう一度再現できるだろう」と考える。
これが大事だと思うんです。
考えて実践して、考えて実践して、
多くの人はそうやって、楽器と自分の体の関係を
理解していくんじゃないでしょうか。
*-*-*-*-*-*
kaiさん
36000番おめでとうございます!
近日中にキリ番登録させていただきますので、
少々おまちください。
レッスンがんばってくださいね!
1161 レンタル料  にしやん 2003/6/23[mon]7:9:18
こんにちは。
バイオリンのレンタルに関して質問させてください。
レッスンを受けるにあたり、楽器をお借りすることになりました。
レンタル料が一番安いものを願いし、
ドイツの半工業製品Karl Hofnerがきました。
二週間ほど使用しまして、
まあこの楽器で一年間やっていこうという事になったのですが、
この時点で、料金が30,000円に上がりました。
先生曰く、この楽器は結構いい音がでるので、23,0000円でお貸し
できる楽器ではない。
私はてっきり一番安い楽器と思い使用していたので、
音もいまいちだけど、贅沢は言えないなあと感じていたので、
些か不満です。
最初から知ってれば10万の国産工業製品Suzukiの方が音も聴けるし、
新品だし、コストパフォーマンスも高いし、で練習用に一、二年
使うならこっちを購入したと思うんです。
まあ漸く始めたレッスンだし、良好な師弟関係を維持したいので、
この件はそのままでいきますが、
これを機に世間の相場を知りたいと思ったり。
最初歩のお話で恐縮です。
>意識と体と楽器の関係がピタッと合うことがあって、
>「今一瞬うまくいった。どうしたらもう一度再現できるだろう」と考える。
>これが大事だと思うんです。
なんだかはやくplayに専念したいです。
1162 レンタル料:補足  しらたま 2003/6/23[mon]19:24:52
NO.1161
ちなみに、レンタル料は年間分だそうです。
1年間で23,000円と言われていたのに、いきなり7,000円アップの30,000円にされてしまった。
「でも、金額だけの問題ではなくて」とのこと。
土日しかアクセスできないそうですので、おせっかいながら代理で補足させていただきます。
1163 工業製品を馬鹿にしたらいかん  屋根の上のFiddler 2003/6/24[tue]21:0:19
にしやん 様
私は直接、バイオリンを作っている工場を
見たことはないです。が、工業製品を軽く
見てはいけません。
さる工房のクラフトマンいわく、下手な手工
品よりも工場製品のほうが質が均一だそうです。
(つまり当たり外れが少ないということ)
「工業製品」と書くとまるでプレス型から
バイオリンがでてくるように思ってしまい
ますが、実際はそんな簡単なものではないはず
です。
私の使っているのは、5万円程度の中国製で、
リペアーにもっていったら、「これきっと、バイトの
おばちゃんが作っているんやで。」などと言われ
たのですが、BluegrassやIrishなど民族音楽系ならこれで
十分!と開き直って弾いてます。
どうか、今ご使用のレンタル楽器の持ち味を十分引き出して
あげてください。では。
1164 Re:レンタル料  森野たぬ 2003/6/25[wed]22:53:46
しらたま様、皆様、こんばんは。
にしゃん様のお尋ねの
>これを機に世間の相場を知りたいと思ったり
という件ですが、決して相場かどうかは分からないんですが
私が通っている教室で 主に分数楽器のお子さん方がお互いにレンタルしあっている相場を御参考までに書かせていただきます。
先生も複数楽器を持っていて、その楽器を借りる場合もありますし、ほかの御家庭の楽器を先生の紹介で借りることもあります。
私の通っている教室は スズキの(定価56000円でしたっけ)の一番グレードの低いタイプの楽器を持っている方と、楽器20万・弓5〜10万くらいの少し質の良いものを持っている方がいて、それぞれにお借りする場合の申合せが違います。
スズキの一番グレードの低いタイプのものだと お礼は 半年5000年という申合せになっています。
楽器20万・弓5〜10万くらいのものをお借りする場合は、半年25000円、1年5万円。
元値は もともとすべて同一ではないでしょうけど、「この価格帯の楽器」ということで レンタル料は一括りになってます。
いずれの場合も、借りている期間に調整が必要なときは 借りている側が負担することになります。
1165 ごめんなさい。  森野たぬ 2003/6/25[wed]23:1:4
1164の書き込みで
にしやん様の 「や」を小さい文字にしてしまいました。ごめんなさい。
1166 レンタル料  Elie 2003/6/26[thu]20:26:34
にしやん様 はじめまして。
大人のバイオリンのおけいこで、楽器をレンタルしてくれるというシステムは
まだあまり確立されていないのではないかなあと思います。
少なくとも私の見聞きしている範囲では、あまり聞きません。
皆さん最初は最低限のものを買って、あとから買い換えるか、最初からそこそこのものを買ってそれを使い続けるか、そこそこのものを買ってもあとで買い替えしたくなるか、最初からがんばってよいものを買うか・・・ともかく最初から「購入」が割合前提になっているような気がします。
個人的には、ある程度、弾けるようになってから購入したほうが自分の好みも分かってくることですし、レンタルシステムがあるなら利用したほうがよい、と思うのです。
最近、YAMAHAが、レンタル制をはじめたそうですが、レンタル料は月4000円だそうです。(あれ、4500円だったかな?)ものはブラビオールの140000円のものです。それは、レンタル後に、レンタル料を差し引いて買取できるようなシステムらしいです。
カールヘフナーですが、さほど悪いものではないと思いますし、それが年間23000円で借りれるとしたら結構おとくなような気がします。
それで1年後には、かなり弾けるようになり、楽器個々の音の違いなども分かってくるでしょうから、その時点でご自分のお気に入りの楽器を購入されれば、もっとも金銭的ロスが少ないのではないかなと思うのです。
今、スズキの10万円のものを購入しても、もしかしたら数年で買い替えしたくなるかもしれませんし。。。ひとくちに10万円の楽器といっても、個体差はかなり出てくると思いますから、分かるようになってから購入されたほうがよいと思います。
レンタル料がいきなり値上げされたということですが、先生が最初からヘフナーを貸すつもりだったのか、それとも平均的なレンタル料を提示しておいて、ものによって値段を変えているのか、レンタル楽器が決まるまでの経緯が分からないので、なんともいえません。が、決して損なお話ではないと思いますよ^^
1167 Re:レンタル料  しらたま 2003/6/27[fri]1:42:53
レンタル料について
ネットで調べてみたら、レンタルシステムのある教室で
「初心者用の楽器を月2〜3千円」でというのがいくつか見つかりましたから
皆さんのおっしゃるとおり、まあまあのようですね。
ただ、にしやんさんの場合、金額そのものよりも
頼んでいたランクのものではなかったこと、
楽器(のランクと値段)について納得のいく説明がなかったこと、
それから、にしやんさん自身がその楽器を「いい楽器」だとは思えないことが
引っかかっているのでしょう。
もし金額だけの問題ならば、やりくりすれば何とかなりそうな金額だし、
いろんな楽器を弾くことはいい経験になるから、
楽器をレンタルしてもらえたこと自体ラッキーだと思って
1年くらいは使ってみるべき、
と私も申し上げるべきところなんですが(笑)。
頼んでいたランクの楽器がこなかったことや、レンタル料が予告なしに
変わってしまったことについては、
その教室でまだレンタル・システムが確立していないのかもしれませんね。
例えば、
「借りたい」というにしやんさんの要望に答えようと、
先生が知り合い中に頼みまわってやっと見つけた楽器で、
人づてにあまり親しくない方から借りてしまって
「謝礼」として渡すのに23,000円ではちょっと少ないと思った、とか。
先生自身は23,000円のつもりだったのに、教室の運営会社が違う金額を言ってきたとか。
先生は口下手でそういうことが上手く説明できなかったとか。
そんな想像もできなくはないです。
でも、悪い方に考えると・・・・(^^;)。
そして、
その半工業製品Karl Hofnerが「いい音に思えない」件については、
・Karl Hofnerは元々にしやんさん好みの音ではない。
・技術がなくて楽器の魅力を十分にひきだすことができない。
・いい音をキャッチできる耳がまだできていない。
・調整がされていない、もしくは、長く寝かされていた(うーん)。
・楽器自体の材質やつくりがよくない。(ううーん)
・「いい音」だという先生に問題がある(うううーーん)
ということが考えられるかと思いますが、
実物を見てみないとなんとも。
とにかく、楽器自体には罪はないです。
せっかく出会ったはじめての相棒ですから、
可愛がってやってくださいね。
1168 購入かレンタルか。  kai 2003/6/27[fri]23:48:43
こんばんは。
>にしやん さま。
はじめまして。
購入かレンタルかは迷うところですよね。
私のバイオリンはにしやんさんが購入候補に挙げているSUZUKI(しかも、木曽鈴木。名古屋の方が良いのでしたっけ?)です。
値段もフルセットで10万円くらいです。
10年以上前に購入し、その後ケースの買い替え等はしていますが、バイオリンと弓は購入時のままです。
>10万の国産工業製品Suzukiの方が音も聴けるし、
屋根の上のFiddlerさんも書いてますが、工業製品という一言で括って欲しくないなぁと思います。
私のバイオリンは安いですし、良いものとは決して言えませんが私に一番応えてくれるバイオリンだと思います。
バイオリンの価値は決して値段やグレードではないと思います。
もちろん値段の高いものは質も良いでしょうし、音も良いでしょう。
でも、それがバイオリンの一番の価値なのでしょうか?
バイオリンは体の一番近くで弾く楽器、体の一部として弾く楽器ですから「自分」に応えてくれることが一番の価値だと私は思います。
あと、どんなに高い楽器、良いとされる楽器を持っていても演奏技術がそれに見合うものでなければ楽器の持つ魅力を最大限に活かすことはできないでしょう。
>新品だし、コストパフォーマンスも高いし、で練習用に一、二年
>使うならこっちを購入したと思うんです。
最初から1、2年使用したら買い換えると決めているならば、むしろレンタルの方が良いのではないでしょうか?
1年ぐらい弾いていれば自ずと相棒の性格も自分の癖とのバランスも分かってくるものです。(最近、ちょっと見えてきました)
分かってきた頃に買い換えるのは勿体無いですし、バイオリンにとっても最初から使い捨ての感覚で購入したらかわいそうですよ。
音へのこだわりは大切ですが、レッスン初歩の段階では良い音を出すのは難しいのが現実です。
にしやんさんはレッスン開始から間もないようですから、そんなに音にこだわらなくても良いのではないかなっと思います。
大人になってからの習い事というのは子供と違って、時間的な部分ではレッスン時間が取りにくい分、進歩は遅いですし、身体的能力でも子供のようには行きませんし、何よりも仕事や家庭の事情でレッスンを断念せざるを得ないという状況もあり得ます。
レンタルした楽器でしばらくレッスンを続けて、続けられると見極めた?時点で購入しても遅くはないですし、ある程度弾けるようになってからの方が選択の基盤がある分だけ良い買い物ができると思います。
バイオリンは決して安いものではないですから。
レンタル料が値上がりしたのは確かに最初と話が違うので先生もそのあたりのフォローを入れるべきだと思います(先生に対して少しでも不満を持ってしまうと後々まで気持ちの上で引きずってしまうので注意を)が、料金自体は平均かそれよりも安いようですからそんなに損?してると思いませんよ。
私が購入した当時にレンタル制度がもっと普及していたらきっと購入せずに暫くはレンタルしていたと思います。
各個人で考えは異なりますが、色々な楽器を弾いてみるのも良いことだと思います。
購入した身では、色々な楽器を長期的に弾く機会はそうそうないですから‥。
‥と、ひよっこが生意気なことを言いましたが、個人的に思ったことを書きました。
>しらたま さま。
キリ番の掲載、有難うございました。
メヌエット3番をレッスン中ですが、1番から3番まで指導するのに30分のレッスン
時間では足りないことに先生も気づいたようで、最近は45分〜1時間ぐらいレッスン
時間を取ってもらえるようになりました。
レッスンも最初の頃よりも大分やりやすくなったような気がする今日この頃です。
まずは1巻のクリア目指して明日もレッスンを頑張ってきます!
1169 はじめまして  みふふ 2003/6/28[sat]23:57:7
十余年の軌跡を興味深く読ませていただきました。ヴァイオリンを始めてあとすこしで一年。第三ポジションを習い始めたところですが、先生からオーケストラやりたい?と聞かれ、やりたいですーいつかはーなどと言っているうちに、本当に入ることになってしまいました。曲はサン=サーンスのオルガン付の曲です。千里の道も一歩から、と言い聞かせて譜読みをしています。でも、あんな大曲、あんなに速く、弾けるわけないのです。それでもやってみたいから、がんばって練習します。何かアドヴァイスをおねがいします。
1170 レンタルの件  にしやん 2003/6/29[sun]18:16:55
こんにちは。
>森野たぬ さま&Elie さま。
舌足らずな文にも拘らず、ご示唆に富んだアドバイスを頂き、有難く存じます。
色々知ってなんだか安心しました。本当に。
今の先生からレンタルを勧められる前、楽器を購入するつもりでお店をまわった
のですがその時に、素人には解せないことに多く遭遇し、少し、疑心暗鬼気味に
なっていたところでした。
でも、音楽を愛する人に悪い人はいないんだと今は思い直しています。有難う。
>しらたま さま
要因を箇条書きにする方法は、考えが一気に整理されていいですね。すごいです。
へフナーが「いい音に思えない」件については、多分心理的なものだったと思います。
というのも、今、私の周りでバイオリンをする友人は一人だけなのですが、
彼女に今のお教室の話をしたところ、とても否定的だったのです。
それは、三つあって、
・バイオリン教室にピアノがないのは変。電子ピアノで調律は出来ない。
・指盤にテープを張るのは初心者でも絶対してはいけないこと。
・楽器は購入するもの。
自分で選んだ先生だし、すごく素敵な方とお人柄をみて決めたはずだったのですが
ここまで言われてしまうと私には返す言葉がないのです。彼女は音楽に造詣が深く
楽曲分析・ピアノ等もたしなんでいますので、いちいち含蓄を帯びて響くのです。
そんな折、レンタル料が説明不足のまま上がり、疑問が頂点に達しました。
お稽古を始めるにあたり、私が見学した別の教室では、楽器は無料貸与でした。
そのような訳で意を決して、此方の掲示板に参加させて頂きました。
皆さまの意見を聞けてよかったです。
今は、そんな堅苦しく考えず、音楽をもっと楽しんでやろうと思っています。
別に修行してるわけじゃないんだし。
>kai さま
猫じゃないですけど三週間も一緒にいれば自然と情が移るものですね。
まったく仰るとおりです。一年間の期間限定付きお付合いのバイオリンですが
この子からきれいな音がでるように、まずは腕を磨きます。σ(^_^;
>屋根の上のFiddlerさま
前回の、自分の書いた文を読み直してみました。半工業製品という、
言葉の語感がきつい響きを与えてますね?馬鹿にするつもりは毛頭なかったので、
思いがけない反応に吃驚してしまいました。お許しください。
職人の手からなる物とそれ以外の物に関しての認識は、多分ノーマルだと思います。
>さる工房のクラフトマンいわく、下手な手工
>品よりも工場製品のほうが質が均一だそうです。
ええ、同感です。私の場合は佐々木朗の著書を読しました(^-^)
ただ、バイオリン制作に関心の高い屋根の上のFiddlerさんの口から伺うと
言葉に重みが増して、実感が湧きますので、とても参考になります。
1171 私の先生もそうです。  kai 2003/6/29[sun]19:59:30
こんにちは。
>にしやん さま。
しらたまさん宛ての書き込みの中で書いてる
>・バイオリン教室にピアノがないのは変。電子ピアノで調律は出来ない。
>・指盤にテープを張るのは初心者でも絶対してはいけないこと。
>・楽器は購入するもの。
ですが、3番目は別として、1番目・2番目は私の習っている先生にも当てはまってます。
1番目ですが、先生の自宅でレッスンを受けてますが、ピアノは電子ピアノです。
先生は自分の耳で覚えている音で調弦をしているため、電子ピアノで音を合わせているのは前回のレッスンの時以外見たことないです。(湿度の影響で大幅に狂っていたため)
先生のバイオリンを調弦した後、そのバイオリンの音をもとに私のバイオリンを調弦しますが、レッスン後自宅に戻って練習前にチューナーで調弦しても音は合ってます。
2番目ですが、私のバイオリンは指盤にテープを貼ってます。
これは今の先生に限らず、以前の音大卒の先生の時もそうでした。
関係ないかもしれませんが、先日放送していた『芸術に恋して』という番組でバイオリンがテーマだった時に泉谷しげるさんがバイオリンを弾く、ということでフェリス女学院大学の水野先生(ストリングスで対談されていた方です)のレッスンを受けていました。その時、泉谷さんが弾いていたバイオリンにも1の指と3の指にテープが貼ってありました。他にもこういった例はあります。
少なくとも指盤にテープが貼ってあれば初心者でも正確な音階を掴めますし、繰り返し正しい音階の指の位置を押さえて練習することで次第に体(指?)が正確な位置を覚えていきます。
私の先生との比較しかできませんが、ピアノがない、指盤にテープを貼るというのがにしやんさんの先生に限られたことではないです。
確かにバイオリンに詳しい人から言われると不安に感じるものですよね。
私も以前はそうでしたが、不安に感じてもバイオリンが上達するわけではないので、レッスンに支障がないことはとりあえず見なかったことにしてしまってます(笑)
しらたまさん宛ての書き込みに勝手に自分の意見を書いてしまってごめんなさいでしたm(_ _)m
1172 がんばれ「にしやん」さん  屋根の上のFiddler 2003/6/29[sun]20:59:17
にしやん 様
屋根の上のFiddlerです。ちょっときつく書きすぎました。
いつも、書いてから反省してます。へこまないでください。
>バイオリン制作に関心の高い屋根の上のFiddlerさんの
>口から伺うと言葉に重みが増して・・・
リペアーしている人や楽器製作者にちょっと知り合いがいるだけです。
自分で作ってるわけじゃありません。にしやんさんも楽器をいじって
いる人と直接話をされる機会があれば、いろいろなことを教えてもらえる
と思います。
アメリカンフォークの曲を長いこと弾いてますが、そんなに上手になりません。
上手な人たちと自分との違いについて最近ひとつ思うのは、自分がどんな音を出したいかというイメージを持っていることと、良い音のイメージに自分の出している音が近づくような努力や工夫ができるかということかな。
しらたまさんの手記を読むとそのあたりがよくわかります。
>・バイオリン教室にピアノがないのは変。電子ピアノで調律は出来ない。
???そうのなの???どうして電子ピアノで調律できないのかな。
>・指盤にテープを張るのは初心者でも絶対してはいけないこと。
???そうなの??? まあ、耳で聞いたほうが音感はよくなると思いますが。
最初はいいんじゃないですか。
お互い、ジャンルは違いますが、がんばりましょう。
1173 Re:はじめまして  しらたま 2003/6/30[mon]14:46:8
みふふさん
こんにちは。
>曲はサン=サーンスのオルガン付の曲です。
初っ端から大変な曲にあたっちゃっいましたね〜(爆)。
でも、初めて1年未満だということをあらかじめ言ってあるのなら、
団の人もそれを納得の上で迎え入れてくれているはずですから、
変にものおじすることはないと思いますよ。
オルガン付をやるくらいの規模のオケならその人の腕前を
考慮せずに入団を許可することはまずないですからね。
しかしオケ曲の練習ってはじめは途方にくれますよね。
長いし、難しいし、渡されるのは休符だらけのパート譜だし(笑)。
どこから手を付けていいやらという感じじゃありませんか?
よくわかりますよ。私もそうだったから!
>千里の道も一歩から
そうそう。結局は地道な努力しかないんですよね。
でも、たぶん1小節づつ確実に弾けるように練習していっては、演奏会に間に合いません。
まずは、一通り目を通して、できそうなところとできなそうなところを
仕分けをする作業をし方がいいかもですね。
もうやっていらっしゃるかもしれませんが、
参考CDを聞きながらスコア(総譜)を目で追えるようにします。
自分のパート(セカンドヴァイオリンかしら?)のラインをCDと同じ速さで指でなぞっていく。
そして、自分のパートが長い休符のところは指は自分のパートのところを指しておいて、
メロディーをやっている他のパートを目で追います。
最初は曲の速さでページをめくるのさえ難しいです。
たぶん途中で何回も落ちる(迷子になる)と思いますがあまり気にせず、
わかりやすいメロディーのところから再スタートとかして
何回か挑戦してみてください。
そうすると、自分にとって、どこがわかりやすくて、どこがわかりにくい部分かはっきりします。
弾ける弾けないにかかわらず自分にとって「わかりやすい」ところが抜き出せたわけです。
その部分には鉛筆で印をつけて実際にパート譜を見ながら練習をしてみます。
本来ならば「できない」ところから練習していくべきですが、
テクニックが絶対的に不足している人がその方法をとると、
あまり効率がよくないのです。
そうやって抜き出した「わかりやすい」ところは、メロディーばかりではなく、
他のパートの「伴奏」の役割のところもあると思います。
そういうところは、CDを聞きながら小節線を意識して、拍子のとおり、
またゆっくりなところは、4拍子を8つ、4拍子を16と分割していって
できるだけ細かく細かく叩いてみます。
それができたら、パート譜の上のおたまじゃくしの上を鉛筆かなにかでコツコツと叩いてみます。
今まで叩いていた細かい8つ刻みとか16刻みが頭の中で鳴るようになったら尚良しです。
そうやって音とリズムを体に叩き込んでおくと、実際に楽器を持った時にもメロディーが頭に浮かんできて練習もぐっと楽しくなります。
また16分音符のいわゆる「刻み」の部分や、とても早い箇所は全部は叩けませんから、逆に叩ける数(4つワンセットとか)にまとめてカウントします。
そうやって、自分が積極的に関われる部分をところどころにつくっておくと、
よい足がかりになって、曲が身近に感じられ、その他の部分もすんなり受け入れられるようになるんですよ。
時間はかかりますけどね〜。
で、全体練習では「わかりにくかった」ところは無理に弾こうとせずに、
指揮者と上手い人の動きを観察して何をやっているのか把握します。
意識してみていると、CDを聞いたときも映像として指揮者の動きが見えてきます。
で、個人練習では
例えば、小節の最初の音だけは弾くとか、弓のダウンだけは合わせるとか、
自分に小さな課題を与えて、できる範囲から克服していかれるといいと思います。
それから個人練習でテンポを落としてゆっくり弾くのはいいことですが、
当然のことながら全体練習では、自分の都合のよいテンポで音を出してはいけません。
遅れたり、速くなったりするよりは、少々音を間引いてでも拍の頭をきっちりととらえた方がいいのです。
演奏中に楽譜を目で(頭で)追えるようにすることと、
演奏の邪魔にならないように気を配れるようになることが合奏上手の第一歩だと思います。
そして、熱意をもって謙虚な気持ちで練習に参加していれば、きっと救いの手が伸ばされます。
以上、みふふさんのヴァイオリン以外の音楽経験を知らずに書きましたから、
もし失礼があったらご容赦!
がんばってください!
1174 しらたまさん ありがとう!  みふふ 2003/7/2[wed]0:35:39
とてもとてもよくわかりました!
拍の頭をとらえるように練習してみます。やっと、CDを聞いていてセカンドヴァイオリンの音が捉えられるようになってきました。ペンで叩きながらきくとはすごい。ホームページに書き込みをしたのは初めてでしたが、書いてよかった!これからもよろしくお願いします。ちなみに、わたしはバッハが好きで今はフランス組曲を弾いています。
1175 Re:レンタルの件  しらたま 2003/7/4[fri]14:31:43
にしやんさん
>・バイオリン教室にピアノがないのは変。電子ピアノで調律は出来ない。
>・指盤にテープを張るのは初心者でも絶対してはいけないこと。
>・楽器は購入するもの。
kaiさん、屋根の上のFiddlerさんのおっしゃるとおりだと思います。
だいたいのヴァイオリンの先生の頭の中にはいつでもAの音がありますし
(あまりに日常なことなので記憶として耳に残っている。)、
たとえそれが1〜2ヘルツずれていようと、相対音でとれば音楽的には全く問題ないので、
私も必ずしもピアノは必要ないと思います。
まあ、あればデュオをしてもらったりして、それは楽しいでしょうけれどねー。
ところで、電子ピアノが表現力不足なことは否めませんが、
調律したてでないアコースティックピアノよりは
デジタルサンプリングされている電子ピアノの方が「音程に関しては」信頼できそうですよ。
ヴァイオリンといっしょで、ピアノも木でできていますから、ちょっとした温度変化や湿気で音は狂います。
例えばピアノ・コンサートでは、本番前には必ず調律してますでしょう?
本来なら、ハープなんかと同じく、ピアノも弾く前に
ピアニスト自身が調律するべきなんですよ(笑)。冗談ですが。
だから、Aの音をとるためだけならば、電子ピアノを使っても問題はないと思います。
ただ、どちらにしてもピアノは平均率で調律されているので、
ヴァイオリンの音階やメロディーをお手本で弾いて聞かせるには不向きでしょうね。
その生徒がものすごく音程に弱くて、先生のヴァイオリンよりピアノの音によく反応するならば、
「だいたい」を教えるためには使うかもしれませんが。
>指盤にテープを張る
私の4番目の先生も、(子供にですが)張って教えていました。
目に頼らない方が音や筋肉の動きに対して意識を集中でき、最終的にはそれを目指すべきですが、
子供、大人に関係なく、音のメモリ(記憶、目盛両方の意味で・・)が白紙の人が
ヴァイオリンを楽しく快適に学ぶためには、あってもがいいんじゃないかな、と思います。
そうでないと、姿勢にしろ音にしろ頼るものがなにもないですからね、ヴァイオリンって。
しばらくやって姿勢が落ち着いてきてから、目に頼らないこと、
音に集中することを教わるのではないでしょうか。
だから、もし、にしやんさんがすで音のメモリをもっていらっしゃるか、
音に敏感で日々身についていっているようであれば、
「自分には必要ない」と先生に申し上げるといいでしょう。
>すごく素敵な方とお人柄をみて決めた
その直感を大事になさってください。人の意見は参考程度に。
きっとその先生は、にしやんさんが楽しんでヴァイオリンを学べるように、
レッスンの時間外もいろいろと考えてくださっていると思いますよ。
みふふさん
>ちなみに、わたしはバッハが好きで今はフランス組曲を弾いています。
フランス組曲っていうと、ベテランのピアノ弾きさんですよね。
な〜るほど。だから1年でオケに入れるのですね。
いや、それでもオルガン付が大変なことは間違いないですけれど(笑)。
>拍の頭をとらえるように練習してみます。
そうですね。速いフレーズで引っかかりを感じたり、
リズムがヨロヨロするようだったら、ピアノといっしょで
試しにいろんなところにアクセントとかタメをつけて練習してみるといいですよ。
そうすると何が原因で(どの指、どの弓が、どうなるために)ヨロメいているのか
わかることがあります。
1176 はじめまして  しまけん27 2003/7/4[fri]22:50:5
はじめまして
田吾作さんのご紹介で、時に訪れて拝見させて頂いています。
掲示板の書き込みは初めてです。
私は、大学からVnを始めました。
現在、卒業して数年経ちます。学生の頃と違い、量(時間)よりも質に念頭をおいて練習しなければ、と考えるようになりました。
この頃気にかかるのは、ヴァイオリン君の居場所です。
学生の頃の楽器庫と異なり、夏は気温が30℃近く、室内ではそれ以上になります。冬は逆に低温、そして乾燥の時季です。
独り暮らしで、戸締りをしていかなければならないアパートの一室で、今の時期、外出中に、ニスなどが溶けやしないかと心配です。ヴァイオリン君は大丈夫でしょうか?
初めての訪問で恐縮ですが、お詳しい方がいらっしゃいましたら、教えて下さい。
1177 Re:私の先生もそうです。  にしやん 2003/7/6[sun]23:35:50
あ〜、そうなんですね!安心しました!
週末しかPCに向かえないにしやんです。レス遅くて恐縮です。
『芸術に恋して』のその回は私も見てました。でも当時はまだVnを始める前だった
ので、じっくり見ていたつもりでも、演奏してる人とは視点が違うんですね。
指盤のテープには気が付きませんでした!
最近思うことは、Vnを始めたお陰で俄然音楽鑑賞が面白くなったことです。
随分、鑑賞の視点が変わりました。先日も大学のオケのチケットを頂いたので
見てきたのですが、そりゃ楽しかったです。
全体のバランスだけでなく、細部にも注意が向くので二時間があっという間でした。
>自分がどんな音を出したいかというイメージを持っていることと、良い音のイメージ>に自分の出している音が近づくような努力や工夫ができるかということかな。
屋根の上のFiddlerさんが仰ってましたが、私も、
演奏の姿勢というか、音楽に対するスタンスに理想がありまして、これは言葉にする
のは難しいとおもってたのですが、映画の『ガッジョ・ディーロ』を見て、これだ!
と。音じゃないんですけど、理想なんですよね。
>しらたま さま
目から鱗です。
>その生徒がものすごく音程に弱くて、先生のヴァイオリンよりピアノの音によく反応>するならば、「だいたい」を教えるためには使うかもしれませんが。
これを読んでひとつ気が付くことがありました。
私に色々アドバイスしてくれた友人は、Voで音程をとるのに最初はピアノの音を頼りに
練習するようにバイオリンの先生に言われていたのでした。
ご存知のようにVoは完全五度ですからピアノとは違うのですが、
彼女は絶対音感の持主なのです。
音程に弱い訳ではないのですが、それが一種の枷になっているのかも?
だから彼女にとってはピアノは必須なんですね。きっと!
みなさま色々ありがとう。
これで漸く疑問が一蹴されました。あとは練習のみだ。
1178 Re:はじめまして  しらたま 2003/7/7[mon]0:10:47
しまけん27さん、いらっしゃいませ!
>独り暮らしで、戸締りをしていかなければならないアパートの一室で、
>今の時期、外出中に、ニスなどが溶けやしないかと心配です。
>ヴァイオリン君は大丈夫でしょうか?
うちのアパートは冬は暖かくていいんですけれど、
梅雨から夏にかけては高温多湿で本当に大変です。
でも、ほぼ新作の楽器を蒸し風呂状態になる部屋に置いていて、
今まで一度もトラブルはないです(地域は関東)。
ただ、新作でもニスがよく乾いていない状態のもの(作られて1年以内のもの、
ニスが柔らかいもの)は、溶けて楽器ケース内部のケバケバが痕になってついて
しまうことがあるので、楽器屋さんと同じようにショーケースに保管したり、
吊り下げて保管するなどの工夫が必要みたいです。
たぶんですが、今までの経験からいって人間の体温あたり、
40度くらいまでは平気なんではないでしょうか。
でも、私も一応置き場所には気をつけています。
部屋の北側、一番涼しそうなところ、南の窓にはカーテン、です。
そして、どうしても気になるようなら、クーラーつけっぱなしですね。
タイマーで一番暑くなる時間帯にはつくようにしておくとか、
30度キープとか、最近のクーラーにはいろんな機能があるので、
そういうのを利用するといいのかも。
ちなみに、私の知り合いのピアニストは、ピアノのためだけに夏の間ずっと除湿機を
かけ続けるそうです。
私が、最近使わない弓にうっすらカビが生えてしまったことを言ったら、
「除湿機かけっぱなしにしときなさい!それくらいケチるんじゃない!」と
怒られました(笑)。
そうであるべきなんでしょう。でも、電気代もったいない〜。
余談ですが、炎天下に駐車している車の中はとても危険です。
ニスどころか、膠まで溶けて楽器がバラバラになってしまった人がいます。
盗難も心配ですから、邪魔になってもできるだけ楽器はもって出ましょうね!>皆さま
1179 はじめまして  まっしゅ 2003/7/7[mon]10:4:22
いろいろ読ませていただき、参考になりました、ありがとうございました。
と思いながらトップにもどったら、あら、これって、キリ番?
何だか、宝くじにでも当たったみたでうれしいけど、ちょっと照れくさいな。
学生オケでバイオリンを弾いて以来、10年以上も楽器が押入れに眠ったままなのを、
今年の春、近所の楽器屋を通じて調整に出してもらい、久々に練習を始めました。
楽器自体は、先輩が「いい楽器」を買うときに、練習用だったものを譲ってもらった
ものなので、そんなに高価なものではないのですが、忙しくてレッスンには行けない
ながらも、自分であーだこーだと弾いております。
学生オケの経験者、とはいっても、ひどい落ちこぼれだったので、ティンパニの前が
指定席(?)だったし、もうすっかり指の動きも、ボーイングも忘れていて、
今弾けるのは、鈴木の教本の2巻程度、かなあ。
ところで、今の鈴木の教本は、CDがついているのですね!これは、とっても参考に
なりました。たいくつな(?)トナリゼーションも、美しい音色で入っていて、
耳からもいい勉強になっています。
またお邪魔させてくださいね。
1180 Re: ヴァイオリン君の居場所  田吾作 2003/7/7[mon]22:18:4
しまけんさん! お変わりありませんか? 頑張っておられるようで何よりです!
冬は乾燥、夏は高温・・・、楽器クンに厳しい季節がまたやってきました。
「人間と同じ環境がいいんだよ」と教えられていつも気をつけていたんですが、
かつて大失敗をしたことがあります。
> 楽器屋さんと同じようにショーケースに保管したり、
> 吊り下げて保管するなどの工夫が必要みたいです。
私は部屋の壁から吊るしたワイヤーに楽器をいくつもかけているのですが、
ある真夏の酷暑の日中、留守中に自室を締め切り、もちろんクーラーはつけていませんでした。
(> 40度くらいまでは平気なんでは。)
吊り下げた高さが床上2mぐらいだったので、多分それ以上に温度があがってしまったのでしょう、
> ニスどころか、膠まで溶けて楽器がバラバラになってしまった人がいます。
はい、「それは私です」、なんて古いことを言っている場合じゃないですね、
車の中ではなく、室内でやってしまったのです!
ネックの付け根の膠が融け、弦の張力に負けてひん曲がってしまいました。
いくら人間と同じ、通気性の良い環境でも、その空気が熱くては・・・。
> 南の窓にはカーテン、そして、どうしても気になるようなら、クーラーつけっぱなしですね。
はい、そのとおりですが、電気代がバカにならなくて・・・。
倹約家の私としては、せめて締め切らずに扇風機を回して気温を平均化し、
熱がこもらないようにするだけでも大分違うのではないか・・・、と思っていますが、まだ甘いかな?
「このぐらい大丈夫だろう」は何でも禁句ですね・・・。
ある夏の日の失敗談でした。
ところで、
> 炎天下に駐車している車の中はとても危険です。
これは車内の客席でしょうか? それとも・・・。
車のトランクに入れておいて、やはり融けてバラバラになった例も聞いています。
(これは私ではありませんが。)
真夏の車内は、寒冷地での「真冬の暖房」と同じく、乾燥による板割れの危険もあります。
1181 ほんと、あとは練習のみ  みふふ 2003/7/7[mon]23:17:21
しらたまさんのアドヴァイスを参考に、練習してますが、
やってみると、思ってた以上に難しくて参ってます。
臨時記号が山盛りついているところなど、30分も譜読みすると、
頭がもうろうとして、爆睡してしまいました。
それでも最初に比べると弾けるところが少しずつふえてきたかな。
オケ経験者のみなさん、すごいですね〜
にしやんさんの言うように、あとは練習のみ、ですね。
1182 Re:ほんと、あとは練習のみ  しらたま 2003/7/9[wed]14:33:1
まっしゅさん
はじめまして!
キリ番おめでとうございます。
ところで36900番ですか?念のため。
>ところで、今の鈴木の教本は、CDがついているのですね!これは、とっても参考に
>なりました。たいくつな(?)トナリゼーションも、美しい音色で入っていて、
>耳からもいい勉強になっています。
そうそう、レコードがCDに変わったのは私が最終巻に近づいた頃でした。
同時に本のお値段も上がって「え〜っ!」と思い、
わざわざレコードのやつを探して買ったような記憶が(笑)。
その時収録内容もかわったのでしょうか。
ちなみに、私が持っているのは全部レコードで、聞くのがメンドーだったので
最初の方の巻のを少し聞いただけでやめてしまいました(笑)。
そういえば、私の1番目の先生は、一度もレコードを聴けと言わなかったし、
トナリゼーションもすっとばして(いや、曲もところどころ・・・)進めていました。
便利な小曲集として使っていたようです。
なつかしいなぁ・・・。
>ティンパニの前が指定席(?)だったし
ああ、わかります。
初心者は、あのヘンに配置されることが多いんですよね。
でも、他のヴァイオリンの音は聞こえてこないし、打楽器の振動が直撃するし、
実はあの辺りで弾くのが一番難しかったりして(爆)。
田吾作さん
>車の中ではなく、室内でやってしまったのです!
室内も安全ではないんですねー。
ちょっとびっくりです。
>これは車内の客席でしょうか? それとも・・・。
うーん、座席の上と聞いたような・・・。記憶が定かではありません。
みふふさん
>臨時記号が山盛りついているところなど、30分も譜読みすると、
>頭がもうろうとして、爆睡してしまいました。
ちょっとずつでも、その努力は決して無駄にはなりませんからね。ファイトです。
それに練習したあと眠るというのは、私からもおすすめです。
寝ている間にも脳が体験を分析&整理して記憶の箱に仕分けてくれるんでしょうね、
テクニックが身につくんですよ。
一人で弾いている分にはあまり弾けた気にならないかもしれませんが、
全体練習参加の回数を重ねていくと、どんどん伸びていくと思いますよ。
個人の努力は欠かせませんが、集団の力、生の音楽のパワーってものすごいです。
で、そのパワーの恩恵にあずかれるか、あずかれないかは、その人の姿勢によります。
耳をふさいで勝手に弾き散らかすタイプの人は、オケに拒絶されて孤立するし、
下手でもオケという存在が見えている人は、オケの内部にとりこまれて音楽を動かしはじめる。
面白いですよ〜。
1183 36900番です、たぶん  まっしゅ 2003/7/10[thu]13:34:11
しらたまさん、レスありがとうございます。
なかなか余裕がないのでレッスンには行くことが出来ず、あちこちのHPをのぞいて
勉強している挙動不審者(?)ですが、これからも時々お邪魔しますね。
先日はひとつひとつ音程を確かめながら弾いていたら、ガボット1曲、1回だけで
30分もかかってしまいました・・・でも「これを弾くぞ」という目標を立てただけで
ずっと前向きになったようで、ようやく左手の指先が硬くなりはじめました。
あ、ちなみに、鈴木の3巻の、最初のガボットです。
ティンパニの前でもいいから、いつかはまた、オケやりたいなあ。
1184 ありがとうございます!!  しまけん27 2003/7/10[thu]23:31:16
ありがとうございます!!
しらたまさん、田吾作さん、様々なアドヴァイスありがとうございます。
帰宅時、部屋のムッとする暖気に思わず一瞬仰け反る毎度の私。そんな時,いつも気にかかるのはヴァイオリン君です。ケースの中でニスが、水あめのようになってべとべとになっているのでは、と心配になっていました。
友人には『押入れがいい』、と教わりました。
>「人間と同じ環境がいいんだよ」と教えられていつも気をつけていたんですが、
かつて大失敗をしたことがあります。
・だとすると押入れは、きっと居心地は良くないですね。
>ニスどころか、膠まで溶けて楽器がバラバラになってしまった人がいます。
・私、ますますケースを開けるのが恐ろしくなってきました。
>南の窓にはカーテン、そして、どうしても気になるようなら、クーラーつけっぱなしですね。
>タイマーで一番暑くなる時間帯にはつくようにしておくとか、
30度キープとか、最近のクーラーにはいろんな機能があるので、
そういうのを利用するといいのかも。
ちなみに、私の知り合いのピアニストは、ピアノのためだけに夏の間ずっと除湿機を
かけ続けるそうです。
・私もいろいろ試してヴァイオリン君にも快適な環境にしたいと思います。
いろいろと勉強になりました。
また、お邪魔させてください。
1185 ヴァイオリン君のかくれんぼ・・・  田吾作 2003/7/12[sat]14:33:1
しまけんさん、
> 友人には『押入れがいい』、と教わりました。
「なるほど!」
確かに「人間と同じ環境」ではありませんが、長期間放置するのでなかったら問題ないですね、
完全密閉状態でなく、ある程度「呼吸できる」環境であれば。
何よりももってこいの「日陰」ですし、中身の布団・毛布・衣類などが(これは拙宅の場合ですが)
断熱、断湿材として働いてくれるかもしれません。 (給湿材にならぬよう!)
また、手元に「袋入り乾燥剤」などがあれば、一緒にケースに入れておけば如何ですか?
市販の「湿度調整剤」という手もありますが、夏ですし、
「クーラー・ガンガン」状態でなければこれで充分でしょう。
余談ですがスペアの弦を保存するとき、私は上記の乾燥剤に加えて、
やはり食品のパックなどに同封されている脱酸素剤 (商品名「エージレス」など) を
捨てずに利用するようにしています。
弦を入れるパイプなど、細いものの中にも、やり方次第で入れることが出来ます。
どの程度効果があるかわかりませんが・・・。
1186 お気軽に  kuma 2003/7/17[thu]23:15:30
ご迷惑でしたら削除してください。
ただいま楽器の種類を問わないで、練習方法などの普段楽器に対して思っていることを募集しています。それは後々みなさんでお互いに参考になれたらと考えているからです。
どうご興味がありましたら下記アドレスまでいらして気軽に好きなだけ書き込んでください。
なお、書き込むフォームはTOPの「YourLesson」の中にあります。
http://www.ne.jp/asahi/fiddle/violin/
それではよろしくお願いします。
1187 除湿  いちご 2003/7/19[sat]17:52:20
お久しぶりです。
実は、あまり弾いていなかったのです。
今日、忘れていたヴァイオリンを思い出して弾きました。
すると、なんか音がへん・・。
そこで・・田吾作が除湿について書かれていたので、
部屋の除湿をしてみました。
音が変わって明るくなりました。
乾燥しているのもよくないと思うけど、やっぱり湿度が高すぎるのもよくないのかしら?
ただ、私は1時間ほど弾いてそのまま、楽器をおいて、すっかりヴァイオリンを忘れていました。
5時間くらいして、「そうだ!」と見に行ったら、弦がびろ〜んとしていて、
ペグがゆるんでしまっていました。
除湿しすぎもよくないのかなぁ?
多分急なのはだめなんでしょうね。
1188 ごめんなさい  いちご 2003/7/19[sat]19:30:15
田吾作さま、ごめんなさい。
お名前を呼び捨てにしてましたね。
訂正してお詫びします。
1189 おじゃまします  mimi-fritz 2003/7/20[sun]11:40:14
はじめまして。mimi-fritzと申します。
わたしは30代でヴァイオリンをはじめて、途中2年ほど中断しながらも7年目くらいです。
不定期のレッスン(平均月一回)で、一回一万円(先生はプロオケのセカンドトップ)の謝礼が、メンコンも弾いてないのに突然2000円アップになりました。
先生との関係は良好ですので、このままレッスンを続けようとは思っていますが、、、。
こちらのホームページで、もっとがんばらなきゃ!と自分の日ごろのお稽古を反省しました。
更新されるのを楽しみにしています。
1190 弓について。  kai 2003/7/21[mon]0:37:4
こんばんは。
またまた面白い書き込みがいっぱいで楽しみつつ、頷きつつ読んでました。
最近は暑くなってきたので楽器の保管に気を遣う日々を過ごしてますが、車内の放置が危険なのが分かって、先日は意地でも持って歩いて良かったと安堵してしまいました(笑)
早速、本題です。
弓の買い替えを考え中です。
先日、楽器店に行き、弓の種類やメーカーの特徴を伺い、実際いくつか試奏してみました。弓と言ってもここまで違うものなのかと実感しましたが、いざどれがいいのかというと自分では良く分かりませんでした。
楽器との相性や自分自身の好みもあるとは思いますが、どういうものが良いのでしょうか?
趣味で弾いてますし、まだまだひよっこなので、なるべく安価なものを選びたいと思ってます。
弾いてみた感じでは国産のものがバランスに優れていて、音が柔らかかったような気がします。逆にドイツ製はしっかりした造りだけあって音も重くてしっかりしてるな、と思いました。中国製は‥申し訳ないのですが論外でした。
オススメのメーカーがありましたら教えて下さい。
お願いします。
1191 気難しい楽器クン  田吾作 2003/7/21[mon]11:56:38
いちごさん、
> 田吾作さま、ごめんなさい。
> お名前を呼び捨てにしてましたね。
とんでもないです、お気遣いなく。
どうせ「隣村の田吾作でごぜぇますだヨ」。
> 部屋の除湿をしてみました。
> 音が変わって明るくなりました。
> 乾燥しているのもよくないと思うけど、やっぱり湿度が高すぎるのもよくないのかしら?
「水分を含むと、木の振動に負担がかかる」ということなんでしょうね。
水分でもそうなのですから、
ましてやニスの種類や塗り方は影響が大きい、というのも納得できます。
弓でさえ、多かれ少なかれ
「塗装すること自体が音質に悪影響を及ぼす」ことがわかっています。
> ペグがゆるんでしまっていました。
> 除湿しすぎもよくないのかなぁ?
本体へ影響があったのではなくてよかったですね。
乾燥の度合いにもよるでしょうが、除湿機による程度でしたらまったく心配ないと思います。
ところで楽器ケースの中に乾燥剤を入れる話ですが、
「楽器に密着させるとよくない」という話を聞いたことがあります。
乾燥の程度に局所的な差が出来てしまうから・・・ということなのでしょうか。
「そのくらい気を遣え」と言われたと思い、使うときは私も
ケースの中の内カバーの上に置くようにしています。
「木」の呼吸って、本当に敏感なんですね。
1192 教えてください  いちご 2003/7/21[mon]19:16:54
田吾作さま、教えてください。
部屋を除湿したのです。そのとき湿度計は60ぱパーセントでした。
除湿後は40パーセントでした。1時間くらいでそうなりました。
あまり、こんなことしないほうがいいでしょうか?
それとも。問題ないでしょうか?
1193 上を下にも置かぬ扱い・・・  田吾作 2003/7/21[mon]20:36:47
いちごさん、
湿度が高いのは楽器の響きに良くないだけでなく、
楽器表面や箱内の湿気はまたニスの剥がれや、極端な場合はカビを誘発するそうです。
演奏後にきれいに拭き取ったり、水分を吸い込みやすいホコリから守ったりするのは、
このためにも必要なことなのですね。
そう言えば、
> 最近使わない弓にうっすらカビが生えてしまった
と書かれたのは (No.1178) しらたまさんだったかしら。
(ごめんなさい・・・。)
また反対に、「音響にいいから」と言ってあまり湿度が低いのも、
木と言う「材質の長期保存」という観点からは問題があるようです。
私自身は目安を 50%〜60% の間に置いています。
もちろん通常では、そのような最適な環境を厳密に保つことは出来ませんから、
あくまでも、「せっかく除湿機を使うなら」ということです。
また湿度の「急激な変化」も避けた方がいいでしょうから、
一時間で湿度が 60% → 40% に変化したということになると
あまり望ましくはないかもしれませんね。
でも、「わ〜っ、どうしよう!」と心配されなくても大丈夫です。
いちごさんの楽器がもっと悪条件に絶えてきたことだって、
これまでに一度や二度はあったかもしれませんから。
ということで、今後は
湿度を設定するなら 50〜60% を保つようにされてはいかがでしょうか?
皆さんはどのような工夫をされていますか?
湿度対策、断熱、清掃、破損防止、・・・、
完璧を期そうとすると本当に神経を使いますね。
数ある方法の中で「一番大事で効果的なのは、頻繁に弾いてあげること」だと
どこかで読んだことがあります。
楽器(の箱)内の空気が入れ替わるのは、湿度対策の上でも有効なのだそうです。
人間と一緒で、同じ環境にいるわけですし・・・。
白状しますが、かく言う私自身の楽器ケアを自己採点すると、
どう見ても「満点」には程遠いようですね・・・。
ところで
> 田吾作さま
なんて言われると、「おらァ、どうも居心地が悪いなァ。」
1194 弾いてあげる  いちご 2003/7/24[thu]21:3:38
田吾作さん(これでいいですか?)
ご親切にありがとうございました。
>数ある方法の中で「一番大事で効果的なのは、頻繁に弾いてあげること」
何だか重い言葉ですね・・頑張ります!
1195 発表会どうしよう〜!!  ゆみっぺ 2003/7/25[fri]23:58:19
はじめまして!8月に娘のピアノ教室の発表会にデュオで出るのですが、今日ピアノ教室で、合わせることになり、行ってきたのですが、ほかの生徒さんがいたこともあって、緊張しまくりで、弓がぶるぶるしちゃいました。こんなことで実際の発表会はどうなるのか・・・この弓ぶるぶるって、どうにかなりませんか?今までアンサンブルでしか人前で弾いたことないんです。藁おもつかむ思いです〜。つぼも試そうと思ってます。良いアドバイスありましたらおねがいします。
1196 弓は震えるもの(^_^;)  S_Yako 2003/7/28[mon]15:43:39
ゆみっぺさま、はじめまして。
1週間前に発表会を終えたばかりの S_Yako といいます。
やはり私も弓ブルブルしました。
仲間うちでは、この現象をビブラートならぬ「ビビラート」を呼んでいます。
それだけポピュラーな現象ですので、もう、開き直って弾くしかないです。
「あ、震えてる」って思うと、余計ふるえてしまいますので、私の場合。
発表会の経験を積めば緊張にも慣れて、緊張していてもいつものような演奏ができる
ようになると、先生には言われましたが……
ツボとかに興味があるのでしたら、以前、ここでしらたまさんが紹介されていた
神原泰三・著「ヴァイオリン体操」音楽之友社・刊
という本が参考になるかもしれません。
本番前の緊張した身体をほぐすツボや体操も載っていますよ。
1197 ビビラートやっちゃいます!  ゆみっぺ 2003/7/28[mon]20:28:0
S_Yakoさま、ありがとうございます!!娘も右手のビブラートなんだから、いいじゃん!!とかいってましたが、なんだかもう開き直ります。 第三者に言ってもらうと、肩の荷がおりるかんじがして・・・お返事うれしかったです。やるだけのことはすべてやって、あとは、ビビラートやっちゃいます!!
1198 オケ変わりました  みふふ 2003/7/29[tue]14:37:52
この前入れてもらったばかりですが、オケを変わることになりました。
先生が新しくトレーナーをされるところで、立ち上げたばかりらしく
のんびり、ゆっくり練習できそうです。
一気に重圧から開放されて、しばらく腑抜けになってました。
だけどほんとにちらっとだけど、参加させていただいて
とても勉強になりました。
新しい目標もできたしー。
とにかく正しい音程でひけるようになりたい!
それと、移弦です!
弓が真直ぐ上下し、ノイズもなくひくには
鏡をみながらゆっくり練習するしかないでしょうか。
ゆみっぺさん
発表会がんばってね。わたしも4月に大人ばかりのピアノの発表会に
行ってきたけど、み〜んな手が震えていました。
私もいいところではずしまくって悲しかった。
でも、とっても楽しかったよ!
1199 ゆみっぺ 様  屋根の上のFiddler 2003/7/29[tue]21:0:38
かくいう私も、人前での演奏には自身がありません。
「屋根の上」どころか「たんすの中」のフィドラーであります。
弓が震えるというのは、腕や手首に力が入っているからです。
もちろん、ドキドキして振るえる場合もあります。
今、演奏者にとってのメンタルな障害について本を読んでいます。
参考になればと思いますので、いくつか対応策を書いておきます。
指や手首が震える場合は、どの指がどれくらい震えるかを人前で
見せてみるのです。実際に震える指をお子さんや先生に見てもらって
この指がこんなに震えているのよ、なんてね。
ドキドキするときには、深呼吸してみてください。
あと、「もし音が震えたらどうなるか」一番悪いことを想像してみてください。
きっと、音がふるえっぱなしでも、人生が180度変わるような結果があなた
を待っていることはないことに気づくでしょう。
演奏については、リラックスしながら集中するということが大切です。
また、自分の中にある「音楽」を信じて演奏するということも大切です。
こんな方法も紹介されていました。
自分の大好きなバイオリニストのことを思い浮かべで自分がその人になった
かのような気分で演奏するというものです。そのときは、テレビカメラが
憧れのバイオリニストの役を演じているあなたを撮りはしますが、音は
CDで流されていると想定するそうです。
いかがでしょうか。
何か参考になればと思います。
1200 いろいろまとめてレス  しらたま 2003/7/30[wed]15:1:33
皆様、お返事遅くなりましてすみませんデスm(_ _)m。
mimi-fritzさん
はじめまして^^。
>メンコンも弾いてないのに突然2000円アップになりました。
あらら〜。一体何があったのでしょうね。
私がメンコン弾いて値上げになったのは「音楽教室」の料金規定(初級・中級・上級の区分、
メンコンで上級に分類されるらしい・・・)
だったようですが、1レッスン単位でレッスンを引き受ける先生は
滅多に値上げはないはずなんですけどね〜。
ただ一回一万円というと、オケ主席にしてもそんじょそこらの先生ではないんでしょう。
私が聞いた話では、オケに所属している方だと、自分だけが安すぎても高すぎても
周囲から顰蹙をかうようです。
団内での(暗黙の?)レッスン料規定があるようで(笑)。
レベルが上がったから値上げというのではないのでしたら、
オケで一斉に値上げしたとか、今までが安すぎたとか??
何かの折に値上げの理由をさりげなく聞いてみたらいかがでしょうか。
言い回しが難しいですが(笑)。
でも、先生の生活を支えることも弟子のつとめと、私は思います。
私も、もしその先生が大好きならば少々の値上げには黙ってつきあってあげるでしょうね。
あるプロの方は、一生独身を通して身寄りのなかった恩師が病気で寝たきりになったとき
介護して、最期まで看取ったそうです。
そんな風に家族みたいな、もしかしたらそれ以上の師弟関係もあるんですよ。
値上げに納得できるかできないかも、先生の魅力と、生徒の気持ちのバランスと思います。
よい師弟関係を保って、お稽古ますますがんばってくださいね!
kaiさん
>弓の買い替えを考え中です。
>オススメのメーカーがありましたら教えて下さい。
国産だとARCHETなんか評判がいいようです。
私の3番目の先生はこれをすすめてくれました。
ただ、材料の仕入れ状況や会社の方針などで
品質は変わるので今がどうかはわからないのですが。
で、ARCHETの持ち味としては「音、色ともに明るい」ことかな?
どーでしょう、皆様。
>逆にドイツ製はしっかりした造りだけあって音も重くてしっかりしてるな・・・
ドイツ弓、と大きくくくってしまっていいかどうかはわかりませんが、
ヴィオラ弓を選んだ時、私も同じようなことを思いました。
>中国製は‥申し訳ないのですが論外でした。
中国製は同じ価格帯でもいろいろあるようです。
おっしゃるとおり「論外」(爆)なものと、すごくお買い得なものと。
プロでも中国弓にほれる人はいるんですよ。
以前、プロの人から、
「中国製の弓を買いたいからサブ弓を売りたいの。あなた、サブ弓買わない?」
なんて話も持ちかけられたことがありました。
ただ、目利きの人に選んでもらうか、
懇意にしているお店から買うのでなければ、
中国製には手を出さない方が無難かもしれませんね。
大穴狙いは危険もいっぱい(笑)。
いずれにしても、なるべく安価なものを探すならば、「音の好み」で選ぶよりも
「テクニックの習得に支障のないもの」を選んだほうがよろしいでしょうね。
弓の性能については初心者ではまず判断がつきませんから、
確かな腕と耳をもったアドバイザーに一緒に選んでもらったほうがいいです。
できれば、先生と!
マージンをとられて多少高くなったとしても、それなりの価値はあると思います。
また、この掲示板でもNo.916〜940あたりで弓のことが話題になりました。
その中で田吾作さんが弓の性能や共振性のことについて詳しく解説してくださっているので、
ご参照ください。
ゆみっぺさん
こんにちは!
人前で弓がふるえちゃうのは普通のことなんですよ。
プロでもppとかでは震えることがあるんですって。
だけど、響きのよいホールならば、程よく音が丸くなって
聞いている人にはあまり気にならない程度になるんですって。
だから、ゆみっぺさんも怖がらずに堂々とビビラートしてきてください(笑)。
で、こういう時に大切なのは意外にも左手なんです。
右手のコントロールが多少利かなくなっても
左手で、正確に、丁寧に指板を叩ければ音楽はなんとかつながっていくんです。
右手のふるえを抑えることばかりに夢中になっていると、左手まであたふたして、
音楽どころではなくなってしまいます。
左手は右手と違って、少なくとも寄りどころがあるのですから(楽器のネック)、
ブルブルがはじまっても左手だけは死守いたしましょう。
そして、こういうブルブルを何度か経験して「どーせ、そうなる」というのがわかって、
それを自分の実力だと認められるようになると、かえってハラが座ってくるものです。
ツボもお試しください^^。
その他に、この掲示板でも話題になったラベンダーの香料を嗅ぐとか、
本番前に顔を洗面器の水につける、なんていうのもありますよ^^。
みふふさん
>先生が新しくトレーナーをされるところで、立ち上げたばかりらしく
>のんびり、ゆっくり練習できそうです。
よかったですね〜^^。
>弓が真直ぐ上下し、ノイズもなくひくには
>鏡をみながらゆっくり練習するしかないでしょうか。
見た目だけからだけではなく、人間の関節や筋肉が
どういう風に動くのか観察して理解することも大切かもしれないですね。
例えば、弓を動かしているときどこの筋肉が緊張していて、その緊張は必要なのか不要なのか、とか。
あと、「音」にも注目です。
きれいなボーイングができている時は、均一でいい音がでているはずですからね。
逆に、ムラがあったりノイズがでているときは何か原因があるはず。
その原因を取り除けばいいんですから・・・ってそれができれば苦労はないのですが(笑)。
はっきりいって、これには時間がかかります。
ただ、弓がまっすぐでなければ弾いてはならないというわけではなく、弓が滅茶苦茶であっても、
音を出したその瞬間から音楽ははじまるんです。
あまり窮屈には考えずに、今あるテクニックの範囲で自分の音楽を構築しつつ、
さらに自由度と表現力を広げるために弓を正す、と、
そういう風にお考えになったほうがいいかもしれません。
また、とかく人間って視覚から得る情報に支配されがちですから、
(言い換えれば、目に入っていても自分のわかるものしか見ようとしない)
いっそのこと、目をつぶってやってみるというのもひとつの手ですよ。
1201 レスありがとうございます  みふふ 2003/8/1[fri]14:36:30
しらたまさんのレスにはいつもドキッとさせられます。
いろんな視点でみてるんだな〜って。
ほんとに、目をつぶって弾いたらまた違ったものがみえそうですね。
でも私の場合、むちゃくちゃになってしまうかも。
まず目をつぶる練習がいるか、なんて考えちゃったりして。
1202 重ね重ねありがとうございますっ!  ゆみっぺ 2003/8/1[fri]23:3:21
しらたまさま、屋根の上のFiddlerさま、レスありがとうございます。しらたまさんの左手の指摘は、そのとうりでした。ピアノ教室で緊張して右手がふるえて、音がひどい上に音程までみだれて、本当に穴があったら入っていたでしょう(^-^;)屋根の上のFiddlerさんのおっしゃるように、音が震えても、人生かわるわけじゃなし、死ぬわけじゃなし(そんなこといってないよ〜)なんかすごい大袈裟になってきましたぁ〜?でもみなさんの励ましのお言葉、それがなによりの特効薬です!!発表会終わったら結果報告しますね。
1203 ハンブルクでも練習してます  ねこひさ 2003/8/7[thu]8:24:6
ねこひさ@ドイツ国ハンブルクです (^^;
しらたまさん,みなさん,こんにちは。ご無沙汰いたしております。
8/1から,仕事でドイツのハンブルクに来ています。たった一ヶ月間の
滞在ですが,プライベートの時間をそれなりに捻出して,こちらでも
ヴァイオリンの練習をしています。
# なーんていうとちょっと優等生すぎますが,実際は,
# 前もって知人を通じて,ハンブルクの音楽大学に
# 「一ヶ月間に計4回のレッスンをしてくださる方募集!」という貼紙
# を掲示してもらっていたら,すぐさまある人から「教えてあげてもいい
# ですよ」という返事をいただいた,という経緯がありました。
# 私の側からは,教えてくださる際の条件の一つとして「楽器および弓
# も貸してくれること」を挙げていました。(荷物の総重量やボリューム
# の点からいって)自分の楽器を持参する余裕はありませんでしたので
# (いうまでもないでしょうが私は「エコノミー」クラスでフライトして
# ます(^^;)。
私(ごとき)に教えて下さっているのは,何と「ハンブルク
交響楽団」の「主席ヴィオラ奏者」である Helmut Stuarnig さんです。
# Stuarnig 先生はヴァイオリンも弾かれます。
貼紙を掲げた私の思惑としては,(音楽を学びに世界中から)ハンブルク
に来ている「学生」さんたちに,いくらか金銭面での貢献でも出来れば・・・
というくらいの軽い気持ちでした。まさか,現役のプロフェッショナルから
このようなオファーを頂戴しようとは夢にも思いませんでした。なお,
Stuarnig さんから申し出があった3日後くらいに,さらにハンブルク在住の
別の「ソリスト」からも同種の申し出を受けました。こちらの方は,「あなた
には制作後150年経ったヴァイオリンを貸与できます」とおっしゃってくれました。
これにもたまげました。
レッスンは「1時間40ユーロ(1ユーロ=140円とすると5600円)」です。この金額
は先方が「条件として一番最初に提示してきた」ものです。ヴァイオリンの借賃と
しては「300ユーロ(42000円)」を払いました。こちらは私が提示しましたが
Stuarnig 先生は「満足以上の額である」とおっしゃいましたので,もっと安くても
よかったかな,と思っています (^^;
持参した曲は「バッハのイ短調協奏曲」の第1楽章と,エチュードとしてカイザーの
29番です。カイザーでは,「サルタートを教わりたい」と強調しておきました (^^;
レッスンの最後には,次のような「レッスンメモ」を頂戴しました。
--------------------------
2003.08.06.水曜日
カイザーエチュード29番
全ての音符について4回,6回,3回,2回というふうに,常に
「タ・タ・タ」というリズムを保って練習せよ。強・弱を
意識せよ。弓を回せ(弦に弓毛を多く当てたり少なく当てた
せよ)。
バッハのイ短調コンチェルト
アーティキュレーションを明瞭に。まずは「ゆっくり」と
練習せよ。
次回のレッスンは
2003.08.12.火曜日 10時10分から。
--------------------------
最後に,ここのところ「やたら天気が良すぎる,つまり,日差しが強くて
暑すぎる」異常気象に見舞われているドイツですが,それでも日本と違って
「湿気」がなく楽器がよく鳴り,したがって「ひょっとして上手くなったんじゃ
ないか」と錯覚しそうになることを付け加えておきます (^^;
部屋の天井も「やたら高く」,この点も,よく響くことに一役かっている
ような気がいたします。
ではまた。
P.S.
今日8/6(あ,もう8/7になってます!)は広島に原爆が投下された日です。
ここハンブルク市内でも「核兵器保有反対」のプラカードを掲げた市民団体が
静かに抗議をしていました。
1204 Re:ハンブルクでも練習してます  しらたま 2003/8/8[fri]11:55:16
ねこひささん
ドイツからの書き込み、ありがとうございます^^!
>私(ごとき)に教えて下さっているのは,何と「ハンブルク
>交響楽団」の「主席ヴィオラ奏者」である Helmut Stuarnig さんです。
うわー、すごい!
いいなー、いいなー、うらやましいー。
>さらにハンブルク在住の
>別の「ソリスト」からも同種の申し出を受けました。
さらに、びっくりです〜。
まあ、ヴィオリストは「極端な世話好き」が多いのでさもありなんと思うのですが(爆)、
ソロ・ヴァイオリニストが名乗りをあげてきたというのは、どーいう訳なんでしょうね??
ねこひささんの語学力に安心したのか、はたまた「日本」に興味があったのか。
もしくは、その貼り紙を作ってくださったお知り合いの方に、アドのセンスがあったのかも(笑)。
しかし、なんでもやってみるもんですね〜。
「自分から積極的に行動しなければおいしい話にはありつけない」とはよくいわれますが、
こういうお話をうかがうと、本当にそうなんだなーと。
レッスン料も日本とくらべたらお安いですね。
ただ、
>ヴァイオリンの借賃と
>しては「300ユーロ(42000円)」を払いました。
これはちょっと払い過ぎなのかも(笑)。
良い楽器なんでしょうけれど、1ヶ月だけならその半分くらいでも、ね??
私、ケチかしら。
>それでも日本と違って
>「湿気」がなく楽器がよく鳴り,したがって「ひょっとして上手くなったんじゃ
>ないか」と錯覚しそうになることを付け加えておきます (^^;
>部屋の天井も「やたら高く」,この点も,よく響くことに一役かっている
>ような気がいたします。
それも得がたい経験ですね!
ヨーロッパに留学経験のある音楽家がその体験を語るときクチを揃えていうのが「響きの違い」です。
体験してみなければ、ヴァイオリンがもともとどういう状態で、どういう空間で、
どういう空気を振動させる楽器だったのかわからないですものね。
たぶん、それは演奏会の客席で体験できる心地よさとはちょっと違う質のもので。
でも、一度耳が覚えてしまえば、ご自分のヴァイオリンの音に対するイメージが変わるはず。
じめじめ&しっとりの日本に帰ってきてもそのイメージが今後の演奏にいかされることでしょう!
>次回のレッスンは
>2003.08.12.火曜日 10時10分から。
お時間ありましたらレッスン体験リポートまた書き込んでください^^!
<皆様
↓ちなみにハンブルク交響楽団のHPはこちら
http://www.hamburgersymphoniker.de/
メニューの「DAS ORCHESTER」をクリックするとHelmut Stuarnigさんのお名前が!
私にはそれ以外は読めないんですけれどー(笑)。
1205 ひじのストレッチ  Elie 2003/8/8[fri]23:54:24
こんにちは。ネットサーフしていて見つけた記事なのですが、
バイオリンを弾きつづけることによって起こりうる
怪我の予防ストレッチの紹介です。
私も最近「手首がいたい・・・(右手)と感じることがおおく←PCの
やりすぎも多分にあると思いますが(爆)
練習後にはストレッチをしようかなーと思いました
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/life/li380601.htm
ねこひさ先生>
貴重なお話をありがとうございます^^
外国(・・・に限らないのかもしれませんが)のプロ奏者は
驚くほど気さくに、そして熱心に私達アマチュアに対しても
教えてくれる方が多いですよね。
しかもヴィオラ奏者に、よりその傾向が強まるかもしれません(笑)
ぜひ、4回分のレッスンレポートを期待しております☆
1206 発表会無事?終了。  ゆみっぺ 2003/8/10[sun]8:22:24
こんにちは。先日お邪魔して、みなさんにたくさん励ましをいただいで、きのう発表会を終えてきました。まず、弓はもちろんふるえましたよ〜。でも、自分のなかでは、最小限に抑えられたような気がします。緊張に慣れるために、いろんな人にとにかく恥を覚悟で聞いてもらったり、会場の雰囲気にも慣れるように、早めに会場に入りました。あとは、一緒に出演する方とコミュニケーションをとって、リラックスするようにしました。とにかく、演奏というより、緊張との戦いでした。いや〜普通の主婦のままでは味わえない良い経験だったと思いました。つぼもやりすぎて手が赤くなるくらい、とにかく良いと言われることはやりつくして、どれが効いたのかわかりません(汗)後日先生から、当日の演奏のテープがいただける予定なのですが、それまでは、発表会無事終了ということで(^-^;)皆さんにご報告させていただきます。
1207 おつかれさま  屋根の上のFiddler 2003/8/10[sun]21:42:15
いやーよかったよかった。
終わりましたね。他人ごとなのにはらはらするのはなぜ?
私のほうは、宝塚ブルーグラスフェスティバルでいっしょに
演奏してくれる人がいて、たのしく、且つ緊張して10分のステージ
をこなしました。では。
1208 ハンブルクでも練習してます (2)  ねこひさ 2003/8/11[mon]5:12:32
しらたまさん,皆さん,こんにちは。
> まあ、ヴィオリストは「極端な世話好き」が多いのでさもありなんと思うのですが(爆)、
> ソロ・ヴァイオリニストが名乗りをあげてきたというのは、どーいう訳なんでしょうね??
その方は Vladimir Anohin というロシア出身のまだ若いソリストで,日本でも
有名なザハール=ブロンに師事したこともあるようです。ご自分で Web サイトを運営
されています。
http://www.anohin.de/
> もしくは、その貼り紙を作ってくださったお知り合いの方に、アドのセンスがあったのかも(笑)。
実は「私」が書いたものを,そのまま音楽大学の掲示板に貼っておいたもらった
だけなんです (^^; 最初は,ハンブルク在住の日本人達が運営している BBS に
「ヴァイオリンの先生求む!」といった内容の記事を投稿しておいたのですが,
# ハンブルクには,日本の音大生が少なからず留学しているはずですから
残念ながらちっとも返事をいただけなかったので,同趣旨の文言を急遽ドイツ語
に直したものをハンブルクの知人に送り,これをハンブルク音楽大学の構内掲示板
に直接貼っておいてもらったところ,何と3日目に Helmut Stuarnig 先生から「教えて
あげましょう」という内容の E-Mail をいただいたというわけです。ドイツ人の
知人は,その後すぐ私用でカナダに飛んでしまいましたので,先生が見つかった
後も私の貼紙は「掲示されたまま」となっており,その2日後には Anohin さんからも
「教えてあげてもいいですよ」というメールをいただいたのです。
こんなに素早い返事を立て続けに頂戴しようとは思ってもいなかったので,Anohin
さんにはこの間の経緯を詳しく説明した上で,非礼を詫び,さらに「貼紙を撤収
しておいていただけませんか」ということまでお願いしてしまいました (^^;
ちなみに,貼紙の中身は以下のとおりです。
--------------------------------
ヴァイオリンのレッスンをしてくださる方はいらっしゃいませんか?
ハンブルク在住の皆様,はじめまして。私は「ねこひさ」といいます。
仕事で 2003.08.01.(金) から 2003.08.31.(日) まで Hamburg
に滞在します。
この間,3--4 回,以下に記す条件で,私にヴァイオリンの
レッスンをして下さる方はいらっしゃらないでしょうか?
私はアマチュアのヴァイオリン弾き,40歳男性です。
# ヴァイオリン歴:1977--1978, 1999--現在
1. 楽器を携行できないので,楽器と弓も貸してください。
# 楽器を「きわめて丁寧に」扱う術は心得ています。
# 万一,楽器を破損してしまった場合は,もちろん,弁償
# 致します。
# 肩当も借りられたら有難いですが,これは私自身が携行
# できます。
2. 1 レッスン 45--60 分くらいでお願いします。
「スケールとエチュードと楽曲」を見ていただけたら
と思います。
3. レッスン料及び楽器賃貸料をお支払いします。謝礼金
の額については,充分なお応えができる用意があると思い
ます。ご相談させてください。
4. 先生の母語は問いません。なお,日本語・ドイツ語・英語で
あれば,完全(に近い)な意思疎通が出来ると思います。
[私の演奏レヴェル]
現在練習しているのは
スケール:3オクターヴ
エチュード:カイザー第3巻29番
楽曲:ヘンデルのソナタ第4番第4楽章(スズキ第6巻)
といったところです。宜しくお願い致します。
メールアドレス:
通常のアドレス:
TEL:
--------------------------------
> レッスン料も日本とくらべたらお安いですね。
> ただ、
> >ヴァイオリンの借賃と
> >しては「300ユーロ(42000円)」を払いました。
> これはちょっと払い過ぎなのかも(笑)。
> 良い楽器なんでしょうけれど、1ヶ月だけならその半分くらいでも、ね??
> 私、ケチかしら。
やはり,そうでしたか (^^; 私もちょっと気前が良すぎたかなー,と。
貸していただいたヴァイオリンのラベルは
Jan Bobak
Chicago 1995
となっており,弓は
E.M. Penzel? (後ろ3文字は磨耗のため判読不能)
です。自分の楽器でないので,ちょっと違和感があります(特に弓)。
> ヨーロッパに留学経験のある音楽家がその体験を語るときクチを揃えていうのが「響きの違い」です。
日本にもニュースとして多少は伝わっているかもしれませんが,今のドイツ
は「異常な好天続き」で,びっくりするほど暑いです(南西部は連日37度だの
39度だの報道されています)。ドイツには(通常はその必要が全くないので)「冷房」
がなく,また夏至を過ぎたとはいえ20時くらいまでは太陽光線がじりじりとさして
くるため(21:30くらいにようやく暗くなりはじめます),部屋の中にいても
結構暑いです。楽器の練習をする際には,一応窓を全部閉めますので,余計に
暑く感じられます。もっとも日本とは異なり驚くほど乾燥していますので,すぐ
に喉が渇き,従ってついついビールに手が伸びてしまいます (^^;
# そのへんのスーパーマーケット等で普通に売られている瓶ビールは 330ml
# が標準ですが,皆,無茶苦茶安く,一本50セント(1ユーロ=140円とすれば
# 70円)です(16%の付加価値税込みでこの値段です)。ワインもびっくりする
# くらい安値で買えます。日本だったら最低でも5000円はするようなモーゼル
# の白ワインが,7ユーロちょっと(1000円くらい)で普通に手に入ります。
さほど酒豪でもない私ですが,連日2リットル以上ビールを飲んでいます。それでも
体調は絶好調ということから,当地の「乾燥ぶり」をイメジしていただけることと
思います。おっと,真剣に練習もしなくては (^^;
12日の予定であった次回のレッスンは,私の方の都合で,急遽明日11日に変更して
いただきました。また,報告いたします。
P.S.
1. ハンブルク滞在中に,何とか時間をやりくりして,ブラームス博物館も訪ねたい
と思っています。
2. http://www.cis.fukuoka-u.ac.jp/~ynagata/geige/hamburg2003.html
に部屋とヴァイオリンの写真を載せておきました。
1209 暑中お見舞いです!  あんず 2003/8/12[tue]13:12:51
しらたま様、皆様 お久しぶりです。
暑い中、お元気でいらっしゃいますか?
(あんずのところは、ちょっと寒くて、長袖着てます(笑))
ねこひささん、ドイツにいらっしゃるのですね。
一ヶ月滞在なんて、すごくうらやましいです。
それに、とても素晴らしい先生に教えていただいている
のですね。
他の方のお話なども聞いたことがありますが、やっぱり、
外国人方、それが、トップの方でも、とても親切に
教えてくださるように思います。
やっぱり日本では、ちょっと敷居が高いなぁと感じますもの。
レッスン料も高いですしね(笑)。
音の響きも、素晴らしいと言うことで、帰国までぜひ、いろいろと、
楽しんで下さいね。
(お部屋の照明は、日本ぽいですね??)
さて、私事ですが、最近べト8をさらっています。
しかし、4楽章の3連符が、なかなか手ごわいのです。
まだ、連続して1音を弾いているならまだしも、
移弦を伴っての3連符は、とても弾ききれません。
私の場合2連符(笑)になってしまいます。はぁ。
最近やっと、弾けないかったものをピックアップして、
毎日しつこく、しつこくさらって、普通の速いパッセージが
弾きやすくなってきたのに、この3連符の嵐はなかなかうまくいきません。
無理すると、右手に力が入りすぎて、固まってしまうし・・・。
なにか、弾けるようになるコツがあるのでしょうか・・・(悲)。
1210 冷夏お見舞い申し上げます  しらたま 2003/8/20[wed]15:2:30
また、まとめてレスでごめんなさい。
Elieさん
ひじのストレッチの情報ありがとうございました。
うん。これ気持ちいい。効いている気がする。
ゆみっぺさん
発表会無事終了でよかったですね。おつかれさまでした^^。
一つの発表会を成功させるために、それだけちゃんと考えて準備をする
ゆみっぺさんの姿勢には頭が下がります。
>当日の演奏のテープがいただける予定なのですが、
>それまでは、発表会無事終了ということで(^-^;)
もし録音が満足いくものでなくても、がっかりしないでくださいね。
確かに録音は正直ではありますが、
人間のものさしはそれほど単純なものではないんですよー!
録音には記録されないいろんな要素も「音楽」のうちです。
ゆみっぺさんの真剣さはそのまま演奏にも現れて、
居合わせたお客さんはきっと満足なさったと思いますよ。
これからも人前で演奏する機会をできるだけ多くもたれて、
あがった状態を上手くコントロールしてください!
ねこひささん
詳しいお話ありがとうございました。
このところの異常気象は本当に困ったものですね。
こちら日本も冷夏で大変です。
寒がりの私としては冬用のコートを引っ張り出してきて着たいくらいなんですが、
いくらなんでも「8月」では人目が許しませんよね(爆)。
でも、半袖なんてとても無理なので、夏物を重ね着してしのいでいます。
皆様も「夏」という言葉にだまされて体調崩されませんよう!
>さほど酒豪でもない私ですが,連日2リットル以上ビールを飲んでいます。
暑くて大変なんでしょうけど、ドイツでビール、おいしいでしょうね〜。
なにしろ日本(関東)ではビア・ガーデンも海の家もひどいことになっているもんで、
ちょっとうらやましかったりして。
でも、毎日2リットル以上って大丈夫なんですか??
健康のために麦茶を差し入れてあげたい・・・って、余計なお世話かしら(爆)。
あんずさん
お久しぶりです!
オケの方もがんばっていらっしゃるようですね。
レスができない間にこちらもすっかり寒くなってしまいました(笑)。
>移弦を伴っての3連符は、とても弾ききれません。
ベト8のスコアをもっていないんですけれど、
3連符って、頭の音符の弓順だけ意識して、あとは惰性にまかせると
力が抜けて案外上手くいくかもですよ。
ダウン・・アップ・・ダウン・・アップ、って。
常に3を意識し続けるのは大変で、コントロールを失って
2つになってしまったり4つになってしまうことがありますが、
そういう時は必ず頭がダウンの連続になっている。それを避ければいいんです。
そして、移弦があるときはなるべく動きやエネルギーを抑えて省エネモードで。
弓のあばれがおとなしくなります。連符表情をつけるのは、体が動きを覚えてから、ね。
お試しください^^。
1211 シャコンヌ記念日  しらたま 2003/8/20[wed]22:59:6
今日、はじめてバッハのシャコンヌが通りました〜。
バッハの無伴奏は今まで簡単なところだけ
ちょこちょこと拾い弾きはしていたのですが、
シャコンヌなど重音が長く続く曲は、最後まで通ったことがないのです。
それなのになぜか今日はスラスラ通ったんです!
その理由の一つは、最近知人が側でシャコンヌを弾いてくれたからだと思います。
難しい曲ってCDを聴いていても今ひとつ現実感がないんだけれど、
近くで知り合いが弾くのを目のあたりにすると
「ああ、この曲って本当にこの世に存在していたんだ〜」って(爆)
急に身近に感じられるんですよね。
ナマの音楽の威力ってすごい。
そして、もう一つの理由は、今日は監修版(?)の楽譜を使っていたから。
指使いとか弓順がついていると目が迷ってかえって落ちるので、
私は今まで原典版を使っていたんですが、
今日はたまたま原典版が床に落ちていて、
拾うのがめんどーなので譜面台にのっていた監修版の方を見ながら弾いていました。
そう、原典版だと90小節目くらいからは arpeggio と書かれて
31小節の間はコードの動きだけ示して細かい弾き方は省略されているんですよね(爆)。
私はいつも無意識にそこで断念していたんです。
だけど気にもとめませんでした。
弾けないのは自分に力量がないせいだと思っていたので。
しかし、監修版の方ではその31小節が32分音符で延べ書きされているんです。
原典版の方では4段ちょいなのに、それが2ページにわたってオタマジャクシが真っ黒、ぎっしり(笑)。
たった4段にこんなにも沢山の音楽が詰まっていたんですから、生半可な心構えで
読めるわけがないし、弾けるわけがなかったですね。
譜面づらが涼しいからといって、バッハをなめてはいかんのです(爆)。
そして、改めて自分の力量にあった楽譜を使うべきだと思った次第です。
それにしても、つい2〜3年前までは
シャコンヌなんて(手の小さい私には)一生弾けないだろうと思っていましたが
あきらめずにやってみるもんですね。
ヴァイオリンを続けていてよかった。心底そう思いました。
今日は私にとって記念すべき日です♪
あ、ただし、通ったとは言っても決して人様にお聞かせできるような
出来ではありませんのであしからず(^^;)。
練習への足がかりというか、「弾けるかもしれない」手ごたえを感じた、ということなのです。
だから、まだまだこれから。
いつか皆さんにご披露できるよう、がんばりまーす。
1212 私もいつの日か・・・  sayaka 2003/8/21[thu]8:0:7
しらたまさん、おひさしぶりです。
シャコンヌ記念日、おめでとうございます(^^)
シャコンヌは私もあこがれの曲のひとつ。
でも、ここ2ヶ月間、8度の重音のスケール&クロイツェルNo.24ですら四苦八苦していて、
「私って、重音、苦手なんだろうか・・・・」と思っていたところ。
ついでに言えば、指先が細くて、5度にもいつもとても苦労しています。
やっぱり、人間、曲の向き不向きというのが、好き嫌いとは別にあります、、、よね。
だから、いくら好きな曲であっても、
単純な8度すら取れないのに、シャコンヌのような曲は弾けるようにならないかもしれない、と
ちょっと自分の限界を感じていた、今日この頃。
でも、しらたまさんのご報告を伺って、私なんてまだまだ入り口にも入っていないわ! と反省。
HPを拝見している限りでは私などよりも、しらたまさんの方がずっと手が小さそう。
私は細いけど長い指をしているので、ヴァイオリンの先生が届かないところも届く手のサイズ。
体格がマイナスにならないんだったら、あとはトレーニング積む努力のみ。
もちろん、ま〜だまだ、とても手の届く曲ではないのですけど、
10数年後に、私にもシャコンヌ記念日が訪れたらいいなぁ、、、と思いつつ、
日々、練習に励むことにします!
1213 Re:私もいつの日か・・・  しらたま 2003/8/21[thu]15:37:1
sayakaさん、コメントありがとうございます!
>8度の重音のスケール&クロイツェルNo.24ですら四苦八苦していて、
私もそうでした〜。8度の重音は何ヶ月何年練習しても身もだえするほど音程が
合わなかったし(未だにそうだし・・・)、
その他の重音でも単発はなんとかなっても連続になるともう無茶苦茶で、涙がでそうでした(笑)。
ピアノからの転向組ってそれまでの道のりが比較的順調なだけに
重音スケールがでてくると突然「私って才能ないんじゃないだろうか」とか
「体格的に、努力しても無駄なんじゃないだろうか」とか不安になりはじめるかもしれませんね。
だけど、たぶんそうじゃないんです。
ヴァイオリンの重音って、ピアノ弾きの想像をはるかに超えて、
ほんっとうう〜に難しいんです。
極端な話、重音スケールがぴたり手の中にはまるようになった時は、
左手のテクニックはほぼ完成だったりして(爆)。
姿勢や左手右手の悪い癖や弱点、ほとんどの問題が解決して楽器が体の一部みたいになったとき、
ようやく重音がものになるんだと、十数年やってようやく私にもわかりました。
ピアノが重音あたりまえの楽器なだけに、なかなかヴァイオリンにおいての
重音の「重み」が理解できず、その間はとても苦しかったです。
>HPを拝見している限りでは私などよりも、しらたまさんの方がずっと手が小さそう。
>私は細いけど長い指をしているので、・・・
指が細いのも大変なんですよね〜。
私の指は極端に細いわけではなく、使っている楽器のネック幅が少し狭いのでなんですが、
やっぱり5度ではちょっと苦労しています。
指先を平ら気味に置いてぎゅっと押さえるとつぶれてお肉が回りに広がりますでしょう?
そのはみ出たお肉の輪郭で2弦をとらえています(笑)。指先ではなく、結構ハラのほうですね。
その他、コードによってはナナメにしてみたりとか真横に倒してみたりとか、
いろいろ工夫しています♪
そういえば、この間借りたフルサイズのイタリアの楽器は、
普通よりも弦の間隔がほんの少し(0.2mmくらい?)広かったんですが
それだけでしんどかったです(T T)。普通のフルサイズなら弾けないことはないんですが。
そうそう、同じフルサイズでも楽器によって弦の間隔がビミョーに違うんですよ。
今まで私が見たかんじでは全般的にフランスものの方が狭く、イタリアものは広いようです。
皆さんも楽器屋さんで見比べてみてください。
1214 Re: シャコンヌ記念日  ねこひさ 2003/8/21[thu]19:16:28
しらたまさん,皆さん,こんにちは。
> 今日、はじめてバッハのシャコンヌが通りました〜。
おめでとうございます。
うーん。すごいなあ。何か,私にも,深いところから感動がやってきます。
> それにしても、つい2〜3年前までは
> シャコンヌなんて(手の小さい私には)一生弾けないだろうと思っていましたが
> あきらめずにやってみるもんですね。
> ヴァイオリンを続けていてよかった。心底そう思いました。
「継続は力なり」とはよく言われますが,その姿勢を貫徹されるしらたまさん
には本当に脱帽です。私も「決して止めない,決して諦めない」つもりです。
今,こちらでレッスンしてくださっているシュトゥアルニヒ
先生も,私のサルタートの「まずさ」に正面から向き合ってくれて,「決して
諦めるな。改善・(欠点を)克服する方策を一緒に考えようじゃないか」と
おっしゃってくださいます。
私の場合,弓を「ある点で固定して自動的に弾ませる」ことは「何の申し分もなく
(Stuarnig)」できています。が,問題は,音を出すため,いざ弓を上下運動させる
と途端に「上腕までが不必要に動いてしまうことがある」ので,サルタートに安定
性と正確性が欠けることです。先生は自ら模範演奏を示してくださった後,「しかる
におまえのはこうだ」といって私のまずい演奏のマネをしようとなさるのですが,
「ちっ,ちっ,へたくそのマネをすることは,わしにはどうしてもできんわい」
と爆笑されます (^^;
次回までの宿題は,「『弓をある点で固定して自動的に弾ませる』ときの感覚を
『弓を上下運動させて実際に音を出す場合』にも同様に感じ取れるようにすること」
って,結局はサルタートを出来るようにしてこいっていわれているのと同じこと
なのですが (^^; これは,私には,本当に難しいです。壁によりかかって上腕が
動かないように固定してみたり,いろいろと試行錯誤はしているのですが。特に
E線でのサルタートが乱れます。
# シュトゥアルニヒ先生は「サルタート」とはいわず「ソティエ」といって
# います。彼はオーストリアの出身です。
> でも、毎日2リットル以上って大丈夫なんですか??
> 健康のために麦茶を差し入れてあげたい・・・って、余計なお世話かしら(爆)。
有難うございます。でも,それだけ飲んでいても「絶好調」でした。体が欲して
いたのだと思います。もちろん,「水」も飲みました。ただ,ドイツの水道水は
「硬水」ですから,「水だけを飲む」場合,人は一般に「店でミネラルウォータ
ーを買って」飲みます。水とビールの値段はそんなに変わりませんので,やはり
ビールを飲みたくなるのが自然ではないでしょうか。
# 調理の際や,コーヒーを入れるときには,もちろん水道水が使われます。
もっとも,ここへきて,
ようやく「気の狂ったような暑さ」も峠を越えましたので,私のビール消費量も
通常のものに戻っています。風呂場・便所にはもう「(セントラルヒーティングの)
暖房」さえ入っています。何しろ「極端」です (^^;
# 朝・晩は 14度くらいです。
> ねこひささん、ドイツにいらっしゃるのですね。
> 一ヶ月滞在なんて、すごくうらやましいです。
有難うございます > あんずさん
でも,「仕事」もありますから,楽しいことばかりではないのが玉に瑕です (^^;
> 他の方のお話なども聞いたことがありますが、やっぱり、
> 外国人方、それが、トップの方でも、とても親切に
> 教えてくださるように思います。
良い意味でも悪い意味でも「契約社会」であるのが西ヨーロッパだと思います。
最初に「契約(ルール)」をビシッと決めてから事に及びますので,私としては
とても居心地がよいです。ヘンにベタベタもしませんし (^^;
> (お部屋の照明は、日本ぽいですね??)
この提灯みたいな奴は,実は「おっそろしく高い天井」から「ぶらーーん」と
中空に垂れ下がっています。私はこの照明を必要としませんので,取り外して
しまいたいのですが,残念ながら「梯子」でもない限り,天井まで手が届かない
のです (^^;
来週はベルリンに行きますので,にわか「墓参らー(=墓参りをする人)」と
なって,メンデルスゾーン,ヨーゼフ=ヨアヒム,マックス=ブルッフの墓に
詣でてこようと考えています。時間が許せば,という条件付きですが。
1215 指の腹・・・  貴恵 2003/8/22[fri]5:35:15
しらたま様、皆様、こんにちは。
↓でしらたまさんが言っていた指の問題、タイムリーです。
>指先を平ら気味に置いてぎゅっと押さえるとつぶれてお肉が回りに広がりますでしょう?
>そのはみ出たお肉の輪郭で2弦をとらえています(笑)。指先ではなく、結構ハラのほうですね。
>その他、コードによってはナナメにしてみたりとか真横に倒してみたりとか、
>いろいろ工夫しています♪
説明下手なので、分かりにくいかもしれませんが、今、指三本をD線上においたまま、残り一本をA線上で動かす(ナチュラルから♯か♭にスライドさせる感じ)練習をしています。で、1と2の指はなんとかなるのですが、3(薬指)が全くダメ!なんです。D線においてきている小指の腹がA線にもろに当たってしまうんですよね。極度に倒してみたりするのですが、なんとか小指はA線に当たらないようにもってくると、薬指が動かないんです・・・(他の指を動かさずに薬指だけ動かすのってとても難しいと思うのは私だけ?)ここ数日程、どういう風にしたら、3本の指をA線に当てずに、指一本だけ動かすことが出来るか色々と工夫しながら試しているのですがなかなか上手くいきません。何か良いアドバイス/練習方はないでしょうか?
小指の話でついでですが、皆さんの小指の形(弦を押さえるときの)って綺麗にアーチ型になってますか?私は、自分でみてもお世辞にもアーチ型とは言えず、第一関節だけ曲がって、第二関節がまっすぐな、とても変な力の入り方なのですが、これってやはり今のうちに直した方が良いのでしょうか?
ここへ来る度に、質問ばかりですみません。
(バイオリンをはじめてまだ8ヶ月ですが、どうも2ヶ月おきくらいに、色々問題にぶち当たっている感じです)
貴恵
1216 しらたまさん、はじめまして。  セイ 2003/8/24[sun]11:11:41
私は、12歳の中1で、もう1年前からヴァイオリンにあこがれていました。
思い切って親に言ってみると、「誕生日に買ってあげるよ」と、
あっさり言ってくれました。(^ー^)
ちなみに、私の誕生日は9月23日なので、そこからヴァイオリンとの人生が始まる
わけです。
ヴァイオリンをうまく弾くために、ここでしっかり勉強させていただきます。
わからないこともたくさん出てくると思いますので、よろしくおねがいします。m(__)m
1217 弓の買い替え・結果  kai 2003/8/24[sun]13:46:14
こんにちは。
結局ドイツ製の弓を購入しました。
今まで使っていたものよりもワンランクアップという感じの価格だったのですが、
弾きやすいものを選べたので良かったです。
楽器店で何本か試奏させてもらって、最終的にドイツ製(購入した弓)と国産の
弓のどちらにするかでかなり迷いました。国産の弓の方が軽く、バランスが取れ
ていて、音も明るい‥弾きやすいと言えば弾きやすいのですが、どうも物足りな
さ(軽すぎる?)を感じてしまいました。価格面ではこちらの弓の方が助かった
のですけど(笑)ドイツ製の弓は前回と同じ感想なのですが、やっぱり作りが
しっかりしているだけあって持った時、弾いた時に安定感があって、しっかりと
した音が出ました。関係ないかもしれませんが自分の手に馴染みやすかったです。
一緒に選んでもらった先生も数本試奏して、弾きやすさ、楽器との相性等から
ドイツ製の弓が良いのでは?ということで購入を決めました。
その時に先生は私が提示していた予算よりも高いものも試奏していたのですが、
「価格の高いものよりもこの弓(購入した弓)の方が良い」と言っていたのを
聞いて、「価格=良質(良いもの)」ではないのだな、と改めて実感しました。
しかも、以前の弓(国産)に比べて「重い!」と思っていたこの弓の重さは約65g。
以前の弓は約63g‥2gしか変わらなかったのです^^;たった2gなのにここまで
重みを感じるものなのでしょうか?日常生活の中で2gの違いなんて大したことが
ないのに、不思議と弓の重さの違いはとても大きく感じます。重さに慣れるまでに
時間がかかりそうです。
重さもですが、最近弓の持ち方を変えました。
以前、しらたまさんにボーイングについてご相談したのですが、どうも私の持ち方
だと指の能力を活かしきれず、弓も安定性に欠ける部分がありました。その後も色々
と思考錯誤していたのですが、最近になって思い切って全ての指の持ち方を変えて
みました。変えてみた結果、人差し指でのコントロールがしやすくなり、少しは良く
なったかも?という感じです。手首の動きも柔らかくなったような感じもしますし。
ただ、習慣というか癖は怖いもので、10年以上前に初めて習った手の形を体が
覚えてしまっているので意識していないとすぐに元の形に手が戻ってしまいます。
暫くの間はボーイングの練習に力を入れないとダメですね‥弓の持ち方を変えた
影響か今日は手首から肘にかけての筋肉(筋?)が痛いです^^;先週は左手首を痛めて
たのですけど。
やっと鈴木1巻から卒業できそうです。
先生から1巻が終了したら弾きたい曲を1stで弾けるようにアレンジして弾きま
しょう、という話を頂いているのでそれを励みにまた頑張りたいと思います。
(「ムーンライト・セレナーデ」をリクエストしてます♪)
しらたまさん、弓のメーカーについてのアドバイスをありがとうございましたm(_ _)m
個人的な内容の書き込みで申し訳ないです。。。
1218 Re:指の腹・・・  しらたま 2003/8/26[tue]14:45:9
貴恵さん
>指三本をD線上においたまま、残り一本をA線上で動かす
>(ナチュラルから♯か♭にスライドさせる感じ)練習をしています。
>(他の指を動かさずに薬指だけ動かすのってとても難しいと思うのは私だけ?)
これは難しいですよ。私にとっても難しい(^^;)。
はじめて数年だとできない方が普通なんじゃないかな(手の大きい人はわからないけれど)。
でも、これができないからといって、大抵の曲は弾けないわけではありませんから、
がっかりなさらないでくださいね。
ただ、今の段階であえてこの難しいプラクティスをやることには意義があると思います。
各指が自由に動ける姿勢や手の形・親指の位置などを自分なりに考えて試してみることができるからです。
自分が弾ける範囲だけで弾いていると、なかなか指や体の柔軟性が育ちませんが、
たまに「無理!」と思えるくらいな背伸びをしてみると、
今までちょっと難しかったようなことがラクになったりするものです。
>何か良いアドバイス/練習方はないでしょうか?
そうですねー。たとえば、こんなのはどうでしょう。
まず、弓は持たないで、
1と2の指をD線1stポジションのミ・ファにおいてリラックスし、
空いている右手で左のひじを5cmくらい内側(右側)に引っ張ってみてください。
このとき左手の肘から手首までがまっすぐになっているように。
すると、肘は人差し指の付け根を中心とした円弧の一部を描いて移動します。
それにつられて、小指の付け根は指板よりも2〜3cm高くなるはずです。
小指の付け根も円運動になるので、「高く」はなっても
指板から「遠く」はならなないはずです。
(人差し指を頂点、肘の軌跡を底とする円すいの外周運動のイメージ)
背中の左側(肩甲骨)は凹んで前向きにひっぱられる感じになるでしょう。
その状態で小指をD線に下ろします。
これでとりあえず、小指はアーチ型になりませんでしょうか。
爪が長めの方だとじゃまになって押さえにくいかもしれませんが、
爪はだんだん削れてヴァイオリン弾きの指になっていきますから、心配はいりません。
もし、力を入れるとマムシ指になってしまうならば、今の段階では弦の張力に対して
小指の筋力が足りないということですので、無理をせず
気長に小指を鍛えるプラクティスを続けてください。
つまり、
小指の[付け根]の関節を十分な高さまであげる、
その高さは肘の内側への回転運動から派生させる、
回転を腕だけで処理しようとせずに背中の力を使って(肩ではない!)安定した位置を確保する。
ということです。
そして、小指がきれいなアーチを作れるようになったら、
D線上でかるく薬指を動かしてみます。
#側に動かす時と、♭側に動かす時、親指の位置をかえても構わないと思います。
(私が1音の範囲を動かすには2の指は離さざるをえなかったです・・・。)
それができたら、薬指だけをA線におきます。
指の角度はD線に合わせてありますから、A線に移した薬指だけは
垂直よりもかなり鋭角に弦を押さえることになります。
ちょっと違和感があるかもしれませんが、気にしないで
同じように#側と♭側、動ける親指の位置を探ってみてください。
こんなんで、どうですか?お役にたてます?
#その他のみなさん、書き込みありがとうございます。
#レスもう少しおまちくださいね(^^;。
1219 Re:弓の買い替え・結果  しらたま 2003/8/27[wed]14:35:47
ねこひささん
>おめでとうございます。
>うーん。すごいなあ。何か,私にも,深いところから感動がやってきます。
ありがとうございます〜。
他にも、何人かの方から「おめでとうメール」いただきましたm(_ _)m。
ヴァイオリンを知らない人にとっては、
いや、ヴァイオリンで苦労していない人にとっては
私が狂喜乱舞して「シャコンヌ通ったよ!」と言っても
「なんのコッチャ」だろうと思うのですが、
さすがこの掲示板にお集まりの皆さんは心情察してくださって、
報告した甲斐があるというもの。
嬉しいかぎりです。
普通ならレッスンで課題として与えられた段階での喜びとか、
発表会で上手く弾けたという喜びになるんでしょうけれど、
私の場合なにしろ「通った」だけですからね(爆)。
思いきり地味です。
しかし「もうダメかな?止まるかな?落ちるかな?」
と思いながも綱渡りのように音符にしがみつくがむしゃらな気持ち、
「お願い、最後まで弾かせて」というストイックな願い(爆)、
なかなか新鮮でした〜。
セイさん
もうすぐヴァイオリンが手にはいるんですね!
私は高校生のとき親に「ヴァイオリンやりたいんだけど・・・」と
言ってみたことがあるんですが、「ピアノがあるんだから2つもいらないでしょ」と
とりあってもらえませんでした(笑)。
中学生からはじめられるなんてうらやましいです。
私は、最初についた先生に「君は小さいころからヴァイオリンをやっていれば、
OLにはならなかったかもね」
と言われたことがあります。
やっぱり芸事の習得は早いにこしたことはないのでしょう。
# ただ当時、OL(これって死語かな?女性事務員のこと)という職業に誇りをもっていたので、
# おだてられて嬉しい反面「OLをバカにするな〜」とも思ったのですが(笑)。
これから一生懸命練習して、
ヴァイオリンを通じていろんなことを知って、いろんなことを感じて、
将来の役に立ててくださいね。
楽器を手に入れたら、ぜひご感想をお聞かせください。
kaiさん
いい弓が見つかったようで、よかったですね!
>たった2gなのにここまで
>重みを感じるものなのでしょうか?
実は弓の2gってあなどれないんですよ〜。
職人さんは「弓は重さじゃない、バランスだ」って言いますけれど、
やっぱり激しく動かせば余計な負担がかかってくるは否めない(笑)。
もしかしたら、速い移弦なんかでは扱いづらいところが
でてくるかもしれませんが、それがかえっていい練習になるかも。
>重さもですが、最近弓の持ち方を変えました。
私も最近ほんの少し弓の持ち方を変えました。
知人から借りた弓を使っているときにたまたま「おっ!これか?」という持ち方ができたので。
弓にボーイング(のコツ)を教えられることってよくあります。
自分の持ち方を弓に押し付けず、弓と相談しながらBestな持ち方を探ってみてください。
1220 出来ました!  貴恵 2003/8/28[thu]1:31:1
しらたまさん、
アドバイス有難うございます!
先週ずっと、この練習をしていて、左腕を内側に持ってくるようにして、
指は余裕があるくらいに届くのですが、薬指が固まってしまって、全く動かない状態から脱出できないでいたのに、しらたまさんの↓
>背中の左側(肩甲骨)は凹んで前向きにひっぱられる感じになるでしょう。
の一言で「あっ、動く!」って自分でも驚くくらいに薬指の自由がきくフォームに持ってくることが出来ました。腕だけでなく背中からぐっと前に持ってくるだけで指の動きがこれだけ違ってくるんですね。我ながら感動してしまいました。つくづくバイオリンって全身使って構えないといけないなぁって思わされてしまいました。
しらたまさんの言うとおり、今私がやっている練習って、私が弾いているレベルの曲では出てこないような指使いなんですよね。この教本はアメリカの物で、フィドルマジックと言うのですが、子供向けの可愛い絵が沢山載っているテクニックの本で、一つ一つの練習は短くてわりと簡単なものが多いのですが、今回のような難しいものが所々にちりばめられているんですよね。子供向けとはいえ侮れないです。この本が終わった段階でセブシックに入るらしいです。
本当にしらたまさんにはいつもいつも助けていただいて感謝です。
以前教わった、親指が「くの字」になる持ち方も普通に出来るようになりました。
この持ち方のおかげで、親指にあった痛みが消えて随分楽になりました。
これから、次のレッスンまでに、この構えをマスターしたいと思います。
有難うございました。
貴恵
1221 ありがとうございます〜  セイ 2003/8/28[thu]16:58:6
お返事、とてもうれしかったです!
身内に音楽の知識を持った人がいないし、近くにヴァイオリンの教室なんかも
まったくないので、完璧独学になります。
もとから独学が好きなので、ピアノも独学で、パッハルベルのカノンを完璧に
弾けるようになりました。
もともと、クラシックが好きなので、それでやる気もかなり出ていたと思います。
それと同じで、クラシックでよく使われるヴァイオリンにあこがれてしまったんです。
独学で本当にできるようになるかはわかりませんが、自分の力で頑張ろうと思います!
1222 はじめまして  玉木宏樹 2003/8/29[fri]17:20:12
弦楽器を始めとするプレイヤー及び、愛好家のみなさま、初めまして。
私はヴァイオリン奏きで作曲もやり、
純正律音楽研究会を主宰している玉木宏樹です。
9月号の『ストリング』誌から
「音階と音程、その歴史と謎」という
タイトルで新連載を開始しました。
みなさまの御感想をお待ちしています。
また、9/15には
「音程のワークショップ――純正律入門」
を開催します。
名古屋、布池教会コンコルディアホール
14:00〜、入場料1000円(予約不要)
私・玉木が編曲した2台のヴァイオリンの為の小曲集をもとに、
玉木の2nd vln演奏に合わせ、純正律を体感してもらう集いです。
〈問合せ先:tel. 058-273-2363 事務局/堀江〉
↑これを皮切りに「音程のワークショップ」を全国展開していきます。
ついては協力者を募集しております。
関心のあるみなさま、どうぞお気軽にお声をかけて下さい。
◎純正律音楽研究会
e-mail : archi@ma.rosenet.ne.jp
Tel. 03-3407-3726(月〜金の平日11時〜19時)
1223 CGIをちょっとだけ変更  しらたま 2003/8/29[fri]19:58:6
ログが大分たまったので、ファイルを分割しました。
テストを兼ねて告知投稿。
キーワード窓の上のラジオボタン
最新〜1001
1000〜0501
0500〜0001
を選んでキーワード抽出してください。
その番号の範囲内でヒットした書き込みが表示されます。
あまりに大量なログゆえ抽出も上手くいかなくなっていたようで・・・。
もっと早く気づけでしたね。
す、すみませんっ。
今まで放ったらかしにしてて申し訳ございません!!
そろそろ、本格的に改造やります。いえ、やるつもり・・・で・・す。
不具合等ございましたらトップページにあります管理者アドレスにメールください。
よろしくお願いします。
あっ、玉木さん!!
いらっしゃいませ。書き込みありがとうございました。
お名前は以前から存じ上げております。
「音程のワークショップ」おもしろそうですね。
名古屋はちょっと無理ですが、東京近辺でしたら是非うかがいたいです。
また情報よろしくお願いいたします。
1224 質問です。  ばいおりん 2003/8/29[fri]21:45:2
あの...音楽って全く苦手なんですが...バイオリンを弾いてみたいなと思ってテキストを買ってはみたのですが..ハ長調やト長調などの違いによってバイオリンの弦を押さえる位置が変わって何でかちんぷんかんぷんで...誰かバイオリンの弦を押さえる位置や長調について詳しく教えてください。レベルの低い質問でごめんなさい。
1225 長調と左手指の位置  S_Yako 2003/8/30[sat]3:19:41
ばいおりんさま、はじめましてこんにちは
私でもお教えできる内容だったので、しゃしゃり出てきました。
楽器歴はいろいろあれど浮気性なのでバイオリン歴は長くない S_Yako といいます。
ハ長調から始めるが、ト長調から始めるかは教本によってそれぞれ主張があって
どちらが判りやすい、修得しやすいかは人それぞれのようです。
私のカンでは、ピアノの経験があったり、楽譜が読める人はハ長調から、
音楽そのものの初心者はト長調からが、指の位置がわかりやすいのでは?
と思っています。
E線(一番細い)ミ|○●●○●○●…… ミ、ファ#、ソ、ラ、シ
A線 ラ|○●●○●○●…… ラ、シ、ド、レ、ミ
D線 レ|○●○●●○●…… レ、ミ、ファ#、ソ、ラ
G線 ソ|○●○●●○●…… ソ、ラ、シ、ド、レ
縦線を指板の端と思って見てください。
黒●がト長調のときの押さえる位置です。
規則的で覚えやすいと思うのですが、いかがでしょ?
ミ、ラ、レ、ソは開放弦(押さえてないとき)の音です。
一番右の黒●は、隣の開放弦と同じ音になります。
次に「長調」とはどういう「並び」なのか、という話。
判りやすいと思うので、ピアノを例に。
ピアノの鍵盤を一列に並べることができたら。。。
□■□■□□■□■□■□□■□■□□■□■□■□□
こうなります。
この、白いところだけを順番に弾くのがハ長調です。
「ハ」とは「ド」の日本語(?)です。
「ハ長調」を翻訳すると「ドから始まる長調」です。
ドレミファソラシド=ハニホヘトイロハ=CDEFGABC
という対応になってます。
(本当は全くのイコールではないのですが、ここでは難しいことは省略)
上のピアノの鍵盤にドレミを書くと
(ハ長調) ド■レ■ミファ■ソ■ラ■シド■□…
規則性が見えにくいですね。(^_^;)
では、同様にト長調を書いてみましょう。
「ト」とは「ソ」のことです。
「ト長調」とは「ソから始まる長調」という意味です。
(ト長調) □■□■□□■ソ■ラ■シド■レ■ミ□ファ#ソ■□…
ここでちょっと、専門用語を使います。
隣り合う音と音の間に弾かない鍵盤があるとき、たとえばソとラ、
この二つの音は「全音」の関係。
バイオリンでは指ひとつ分、離して押さえる。
二つ音がすぐ隣にあるとき(たとえばシとド)は「半音」といいます。
バイオリンでは指をくっつけて押さえます。
ピアノで黒鍵を使うとき「半音上げる」とか「半音下げる」とか言います。
白い鍵盤のすぐ隣にある黒鍵を使う、という意味です。
で、「長調」とは「全全半全全全半という間隔で音が並んでいる」という意味です。
つまり「ハ長調」とは「ドから始まる全全半全全全半」
「ト長調」とは「ソから始まる全全半全全全半」です。
べつにこんな理屈は知らなくても、
ト長調はハ長調のファだけが#(シャープ=半音上がる)
あるいは逆に
ハ長調はト長調のファ#だけ、指をさげる
って覚えてもいいのですよ。
本当の初心者が独学に使える本ってなかなかないですね〜
まがいまさこ著
「初めての人のバイオリンの弾き方」西東社
が説明文が多くて、CDもついて、判りやすいと思いますが、
楽譜が読めない友人はこれでもまだ、難しい、よく判らないと言っていました。
ばいおりんさん、がんばってください。
質問歓迎。
調子に乗って長く書きすぎちゃいました。
しらたまさま&みなさま、すみません。説明って難しいです。m(_ _)m
1226 ありがとうございました。  ばいおりん 2003/8/30[sat]14:2:49
S_Yakoさま ありがとうございました。
こんなに詳しい説明をして頂いて感激です\(^o^)/
ピアノの白いところだけを順番に弾くのがハ長調!ん..なるほど!
まだぼんやりですが何となく見えてきました。本当にありがとうございます。
早速、本屋へGO!o(^ー^)o
1227 あの・・  セイ 2003/9/1[mon]17:48:10
ヴァイオリンのことをよく知るために、参考書を買いたいのですが、
どの本がおすすめですか?
私は中学1年生なんで、そのぐらいの年齢用がいいです・・・
1228 バイオリンの参考書  S_Yako 2003/9/4[thu]23:57:43
セイさん、こんにちは。
バイオリン歴4年(だったっけ?)の S_Yako です。
なかなかコメントがつかないですね。
バイオリンの本は年齢には寄らず、どのくらいバイオリンのことを知っているか、
また、どういう方面について知りたいのかによると思うので、紹介しづらい
のではないでしょうか。
セイさんは、これからバイオリンを始めるのでしたっけ?
とりあえず私が知っている本の中から入門者向けと思われる本を
いくつか紹介します。
「ヴァイオリン各駅停車」
森元志乃(著)、レッスンの友社
この本はヴァイオリンの構造から、楽譜の読み方、ヴァイオリンの弾き方の基本、
日頃の取り扱い方まで、"入門のための入門書"という感じの本です。
弦や松脂(まつやに)などの価格表もあるので、財布にいくらくらい
入れて楽器店に行けばいいのか見当もつかない超初心者には便利です。
「弦楽器のしくみとメンテナンス」
「弦楽器のしくみとメンテナンス2」
佐々木朗(著)、音楽之友社
楽器の購入や日頃の取扱い方やお手入れについて、上記の本では
ものたりない人におすすめ。
ちょっとマニアックかも。
一度、この著者のHPを覗いてみては?
http://www.din.or.jp/~sasakivn/
「ヴァイオリンを読む本」
(発売元)ヤマハ、(発行所)トーオン
この本はバイオリンを弾く人に限らず、バイオリン音楽に興味がある人
向けの雑学集です。
これ以外にもいい本はあるとは思いますが、とりあえずこれだけ。
セイさんは独学でバイオリンをやるとおっしゃってますが、
独学では間違ったやりかたをしていても気が付かないでヘンなクセを
つけてしまいがちです。
まだ若いのですから、それはちょっともったいない気がします。
電話帳(タウンページ)でも見つかりませんか。。。
1229 チャイ5を一緒に演奏しませんか?  MFL管弦楽団 2003/9/5[fri]13:12:5
突然の書き込み失礼します。指揮をしております宮野谷といいます。
ヴァイオリンとチェロ奏者の方が不足しておりまして、団員募集をちょこっとさせてください。
MFL管弦楽団では次回コンサートに向けての団員を募集しております。
プロ、アマ合同での演奏になります。ご興味のある方は是非ご一報ください。
日時:2004年1月31日(土)三鷹市芸術文化センター風のホール
曲目:チャイコフスキー 交響曲第5番
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番
グリンカ ルスランとリュドミラ序曲
指揮:宮野谷 義傑 http://tokyo.cool.ne.jp/miyanoya/
演奏:MFL管弦楽団 http://music.for-xx.com/mfl/
練習は主に月2回です。練習場所は三鷹市内になります。駐車場はあります。
団費は月額500円です。
全曲のりでなくても構いません。
アンサンブル経歴の多少等は問いません。
現在、弦楽器パートトップの方は皆さん、プロで活躍中の方ですので、いろいろ勉強にもなると思います。
ご興味のある方はぜひご気軽に練習にご参加してみてください。(練習日程・募集パートは上記URL参照下さい。)
ちょこっとといいながら長くなりましたが・・・(笑)
皆様からのご連絡をお待ちしています。
1230 ドレミ、参考書、チャイ5  しらたま 2003/9/6[sat]11:9:10
ばいおりんさん
すぐにレスできなくてすみませんでした。
S_Yakoさんがすでに丁寧な解説してくださっていますね。
うんうん、これならわかりやすいですね〜。
私だったらこうは説明できないかも。
S_Yakoさん、どうもありがとうございます!
セイさん
そうですね〜、ただ質問をなげるだけではなくて
今までどういった探し方をしたか、どういうところでつまずいたのかとか
書いていただけると、皆さんもレスをつけやすいと思いますよ。
じゃないと、
「じゃー、まずYahooで検索して〜、Googleで検索して〜、
初心者向けのサイトをのぞいて〜、お店で探してみてね。」
みたいな回答になっちゃいますからね(笑)。
世の中には、自分で努力せずに人に聞けばラクだからという理由で
乱暴に質問を連発する人もいるので、
そういう人といっしょにされたら損ですよ〜。
それはさておき、私も子供用の本って知らないんですけれど、
S_Yakoがご紹介くださっている「ヴァイオリン各駅停車」は
弾き方だけでなく楽器の扱いかたなど、
広くヴァイオリンのことにふれられていて、イラストも豊富、
文章もやさしいので(たぶん高校生以上を読者の対象にしているのでしょう)
中学生でもわかるのではないかなと思います。
あと、鷲見三郎さんの「ヴァイオリンのおけいこ」(音楽之友社)。
古い本なのですが、お手本の写真が充実していて、
初心者にはとっても参考になります。
また、内容のほとんどが鷲見先生とお弟子さんとの対談形式ですすんでいくので、
とても読みやすいです。
なにしろ20年以上前に出た本なので最新の情報というわけにはいかないのですが、
日本のヴァイオリン界がどんな道のりを歩んできたのか、
当時プロを目指す子供たちがどんな練習をしていたのかなど、
読んでいて歴史を感じさせられる一冊です。
MFL管弦楽団さん
あれ、指揮者の宮野谷さん自ら書き込んでくださったのですね(爆)。
はじめまして!
プロ・アマ混合オケうらやましいですね〜。
比率は今のところどのくらいなんですか?
そして団費が500円とは、超お安い〜。
どうしてそんなことができるんでしょう・・・。
お近くの方、いかがですか?
1231 弦を変えてみました♪  kai 2003/9/7[sun]0:6:18
こんばんは。
弦のストックがなくなったので買いに行ったのですが、会社近くの
楽器店で済まそうと思ったら、いつも買うお店よりも高いっ( ̄□ ̄;)!!
ということで‥普段使っている弦(ドミナント)ではなく、別のメーカーの弦
を購入してみました(高いのが分かっていてドミナントを買う気にはならな
かったので^^;)
A線だけ試しにインフィールド(赤)に変えてみました。
ドミナント以外の弦を使うのは初めてで不安もあったのですが、クリアな音が
でて、音量も大きいような感じがしました‥弦を変えて音が変わるなんて面白い
ですよね。
機会があれば他のメーカーの弦も試してみたいです。
とりあえず、E線をラーセンの弦に変えてみます。
どんな音になるのか楽しみです^^v
弦のメーカーについて過去の書き込みを見ましたが、オススメのメーカーが
あったら教えて下さい!
>セイさま
独学で、ということですが、先生に師事する気持ちがあるようであれば、
ネット検索、電話帳などいくつかの方法で探すことができると思いますよ。
あと、これから楽器購入をするのであれば購入の際に楽器店に聞いてみるのも
良い方法だと思います。
私の場合は、音楽教師を紹介するセンターを通じて条件に合う(場所、
レッスン時間、料金など)先生を見つけました。
セイさんの住まいがどちらか分かりませんが、探し方次第では良い先生に巡り
会えると思います。
もし、気持ちがあるならがんばってみて下さい^^
ちなみに、ネット検索のサイト↓
http://www.fstrings.com/mts/
などがあります。
横レスで失礼しましたm(_ _)m
1232 はじめまして、自称宮野谷です  MFL管弦楽団 2003/9/7[sun]16:11:24
団員募集の書き込みなのにわざわざレスくださりありがとうございます。
>あれ、指揮者の宮野谷さん自ら書き込んでくださったのですね(爆)。
暴露しますと初めは宮野谷と私で共同でweb上での団員募集活動をしていたのですが、途中からなぜか私が宮野谷の名を語りすべて書き込みをするようになった次第です。
宮野谷のほうは見るからにまじめでカタカタの文章を書くので宮野谷を知ってる人は「これ、やつの文章か?」と疑問を抱くことでしょう(笑)
文章はカタカタでも中身は女に弱い軟弱野郎なんですけどね♪(あ、失言でした)
ちなみに私はMFL管弦楽団のHP製作および自称web広報担当のJubelといいます。
が、あくまでも宮野谷ということで通しておきます(笑)
団費が安いのは指揮者である私本人が主催しているオケだからです。
でも、もちろんこれですべてまかなえる訳はありませんので自腹ありです。
プロ・アマ比率の件ですが、プロの方は弦楽器一プルト目のみで、あくまでアマチュアオーケストラとして活動しています。と、こんな感じです。
↑この文章は宮野谷本人の言った事とちょこっと付け加えたもので虚偽ではありません・・・。
またまた場汚しで失礼しました。
1233 ヴァイオリン買い替えました!  みふふ 2003/9/8[mon]23:6:48
しらたまさん、みなさん、こんばんは
スズキの一番下のランクのヴァイオリンを、しつこく使い続けてきましたが、
とうとう、というか、やっとというか、お金もたまったし、もっともっと
いい音がでるはず、という思いもあって買い替えをしました。
先生が三本取り寄せてくださって、その中から選びました。
本当に自分で選べるのか不安でしたが、弾いてみてびっくり!
これがいい〜!と思えるのがあり、決めました。
その日は、自分で選べたことに感激してたけど、
考えてみれば、先生がいろいろ注文をつけてくださって、
楽器屋さんも予算内でいい楽器を選んでくださっていた訳で
もう感謝の気持ちでいっぱいです。
この初心を忘れないように、私のヴァイオリン記念日に
しちゃいます。
しらたまさん、まねしてごめんなさい!
1234 はじめまして  まる 2003/9/9[tue]22:47:12
まる と申します。はじめまして。
チラッと覗かせていただいてビックリ!!
どうして始めて6ヶ月でオケに入れるの!!??
しらたまさんは凄い人です。
私は、中学の音楽の授業でオケがあって、たまたま
ヴァイオリンを手にしたのが忘れられず、
子供と一緒に始めました。
2年半になり、鈴木の教本6巻に突入し、
楽しくはなっているのですが、アンサンブルなど、
私が入ったら絶対迷惑!と思い、二の足を踏んでいます。
ううーん、しらたまさんは凄い。。。
1235 Re:ヴァイオリン買い替えました!  しらたま 2003/9/10[wed]12:16:13
kaiさん
>(高いのが分かっていてドミナントを買う気にはならな
>かったので^^;)
その気持ちよくわかります(爆)。
>A線だけ試しにインフィールド(赤)に変えてみました。
>ドミナント以外の弦を使うのは初めてで不安もあったのですが、クリアな音が
>でて、音量も大きいような感じがしました‥弦を変えて音が変わるなんて面白い
>ですよね。
弦によって、音色や音量が変わるだけでなく、
押さえやすさや音程のとりやすさ、弾きごこちがかなり変わりますよね。
いろいろ試してみると、おもしろいです^^。
ただ、弦は張りたての時が一番音量が大きくきらびやかな音がするので、
それは差し引いて評価したほうがいいです。
同じドミナントでも1ヶ月張っていたものと新品では全然違う音がしますからね。
だまされてはいけません(笑)。
ナイロン弦だと、張ってから数時間は生々しい音、2〜3日後がベストで、
1週間後には安定、1ヵ月後ではそろそろ劣化の兆し?というカンジ変わっていくと思います。
また、1本の弦の響きは他の3本の弦の共鳴が影響するようで、
4本ともインフィールドにすると、また違った印象になるかもしれません。
>オススメのメーカーがあったら教えて下さい!
私は今エヴァ・ピラッツィですが、
楽器との相性やその方の好みもありますから、
kaiさんが、今のドミナントの音からどういう音に変えてみたいか、
または自分の楽器のどのヘンに不満があるのか、教えていただけると
少しはお力になれるかも。
華やかな音にしたいのか、温かい音にしたいのか、鋭い音にしたいのか、
丸い音にしたいのか、味のある音にしたいのか、
パワーを重視するのか、どの音域が弱いのか、など。
ただ、最近の新製品についてはモニタしていませんので、
その辺の情報お持ちの方は是非お教えくださいませ>皆様。
自称宮野谷さんのJubelさん
>団費が安いのは指揮者である私本人が主催しているオケだからです。
>でも、もちろんこれですべてまかなえる訳はありませんので自腹ありです。
なるほどー。
どうにか会場費だけまかなって、あとは指揮者さんの自腹ってことですね。
すごいなぁ〜。
>プロの方は弦楽器一プルト目のみで、
んんん?管・打にプロの方はいないのですか?
みふふさん
「ヴァイオリン記念日」おめでとうございます^^。
>これがいい〜!と思えるのがあり、決めました。
うらやましいなぁ。
「中ではこれが一番ましかな?」ではなくて
「これがいい〜!」って思えたのですものね。
あまりないことですよ。
記念日にしたくなる気持ちもわかります。
NEWヴァイオリン、これからたくさん弾き込んで、
最高のパートナーに育てあげてください。
まるさん
>どうして始めて6ヶ月でオケに入れるの!!??
いやいや、ぜんぜん凄くはないんですのよ。
たまたま、そんな人でも入れてくれる寛大なオケが近くにあった
というだけなんです。
当時は結構弾けてるつもりだったのですけど、今思い返せば冷や汗モノ、
オケにはすごい迷惑をかけていたと思います。
まあ、ピアノをやっていたので、全く関係ないタイミングで音を出したり、
全く違う音程だったりすることはなかったのかもしれませんが、
ベテランをのけぞらせるには十分すぎだったことは確かです(爆)。
そのとき使っていた楽器が音量小さめだったのがせめてもの救いです(^^;。
>2年半になり、鈴木の教本6巻に突入し、
>楽しくはなっているのですが、アンサンブルなど、
>私が入ったら絶対迷惑!と思い、二の足を踏んでいます。
2年半で鈴木の6巻なら優秀ではないですか〜?
オケは度胸とヒマと愛嬌(?)がないと続けるのが難しいですが、
まずは単発のアンサンブルの会などに参加されてみたらいかがですか?
私も関東の方では時々参加させてもらいますが、
はじめて数ヶ月の方ものびのびと楽しんでいらっしゃいますよ。
早くまるさんの「アンサンブル記念日」が来ますように!
#はっ!私って「アニバーサリー女」??
1236 今頃  まる 2003/9/15[mon]2:8:52
夏は、仕事が殺人的な忙しさで、観たい!観たい!と思いながら、bunkamura
での「北京バイオリン」が終わってしまいました。
ヴァイオリンの先生に是非観てください!って言われていたのに、、、。
調べたら小さいところで上映していたので、
行ってきました。
物語はともかく、(賛否両論のようですが、、、。)
とにかく曲がいい!
帰ってきてヴァイオリンを弾いてみたら、
何だかその気になって、上手くなったような、、、。
その気になると暗譜も出来るようなので自分で驚きました。
しかしながら効力は4日しか続かず、
5日目に米元響子さんのリサイタルに行ったら、
圧倒されて腑抜けになって今に至ります。
さ、さすがロン・ティボー3位、、、、。
もう一回映画を見に行ってその気になりたい、、、。
早く日本語版がでないかな、、、
子供にも見せたいです!!
その気になって欲しいから。
1237 Re:今頃  しらたま 2003/9/17[wed]9:44:37
まるさん、こんにちは!
>帰ってきてヴァイオリンを弾いてみたら、
>何だかその気になって、上手くなったような、、、。
音楽関係の映画を見たり、コンサートにいくと
いい刺激になりますよね〜。
>5日目に米元響子さんのリサイタルに行ったら、
>圧倒されて腑抜けになって今に至ります。
うん。逆のこともあります(爆)。
「北京バイオリン」私も観ました♪
ラストシーンでは不覚にも泣いちゃいました。
中国ものの映画を今まで見たことなかったので、
どちらかと言うと、音楽よりも「中国」の日常生活(?)に「20へぇ」でした(笑)。
あまり詳しくいうとネタばれになってしまいますが、
この作品、邦題は「北京バイオリン」ですが、
原題は「和 [ni] 在 一起」(いっしょにいよう)、
英題で「Together」なんですよね。
で、ヴァイオリンは一貫して登場する大切なアイテムで、音楽もとても面白いのですが、
どちらかというと原題のとおり親子関係に重きを置かれていたように思われます。
例えば、深読みしすぎかもしれませんが、中国の一人っ子政策からすると
「お父さん」は少年を××るために△△しなかったのかもしれないわけで、
その背景にはお父さんの不器用なまでの人のよさがあると思うんですね。
そんな「お父さん」のかっこわるい愛情と、
その愛情をどこか鬱陶しく思ってしまう少年♪
登場人物全員がとても人間くさくって、
「ああ、人間ってしょうがないなぁ〜(笑)」って。
中国の豊かな部分と貧しい部分、近代化された部分とそうではない部分、
昨今過熱しているらしい早期教育ブームの様子も垣間見れて、面白かったです。
>早く日本語版がでないかな、、、
>子供にも見せたいです!!
>その気になって欲しいから。
でも、ラストがアレだから見せて逆効果にならないかと心配(爆)。
1238 Re.Re.今頃  まる 2003/9/20[sat]20:21:28
お返事ありがとうございます。
その後、何とか意識を高めたくて、
努力するも、
なにやら音の出も悪い。
弓のせいにしてみたりして、
(確かに私の弓は音が出ない。何といっても、
総すかん食らっちゃいそうだけど、子供の頭をピシャっとやって
折っているのです。しかも二回、、、、。
さすがに、もうしませんが、、、、
先生は「子供の頭は弓ではなく蠅たたきで、、、。」
と、苦笑されていました。子供が何でもしゃべってしまうので
うそもつけません、、、。)
月に3回のレッスンで、しかもそれが前半で終わってしまった今月は
特に始末が悪い!!!
後半をどう乗り切ったらよいのか、、、。
子供はだらけきり、
母は、低迷モード、、、。
そんなこんなで、昨日アマゾンにて、
北京ヴァイオリンのサントラ盤を取り寄せてみました。
不思議です。
全然盛り上がりません(TT)
映画の中ではトテモ素晴らしい演奏が沢山盛り込まれていたように
思うのですが、サントラ盤はやはり、、一通り。
そんなかんじがして、、、。
逆に考えると、映像と音で、あれだけ感動できたというのは
監督の力量だったのかなー。と思いにいたりました。
しらたまさんの仰る、
一人っ子政策〜
なるほど!その通り。甘やかされた子供に喝!
うちのも甘やかされた、親のありがたみを
解っていない一人っ子。
はたしてうちの子がこの映画を観て泣けるかどうか疑問です。
世話を焼きすぎてしまう私も悪い、、、。
お稽古の前、「肩当ていれた?松脂は?」
言わなくてもよいのに言ってしまう。
そういえば、
最後にシーンに行く下り。
あんなに慌てて飛び出して、
(松脂、、、。松脂はもったの?)
いらないお世話でしょう。でも気になってしまうのだから仕方が無い。
(いつもポッケに入れているのかしら。でも、溶けて形が崩れると
ぬりにくいわよ!)
本当にいらないお世話でしょう。
それはそうと、はた!と思いました。
弓をケースから取り出すときにかっこよく
カチッとあの止め具を外してだす、、。そんなシーンはある。
でも、松脂を塗るシーンがない。
他の映画でも、観た事が無い。
今回、意識を高める為にミュージック オブ ザ ハートを
借りてみたのですが。やはり、松脂を塗るシーンは無かった。
かっこいいと思うのですがねえ、、、。
ところで、レンタルショップで借りてきたこのビデオ
「パールマンとドッペルを共演できるわよ。」
と娘を炊き付けたものの、
トコロテンの娘、合格した曲はさっさと忘れている。
しかもかなりの速さに一回で断念。
さっさと返却したのでした。
ここまでだらだらと書いてなんですが、
しらたまさんの、
△△と、××、を考えていたらその間に
色々な事が起こりました。
だらだらついでにもう一つ。
私たち親子は鈴木メソードでお世話になっているのですが、
あす、支部のアンサンブルに参加をすることに、、。
娘はリンパ腺が腫れて熱を出しそうなので、
主人に預けて母一人で、、、、。
かなり不安です。
言って参ります、、。
1239 Re:弦を変えてみました♪  kai 2003/9/21[sun]0:14:50
>いろいろ試してみると、おもしろいです^^。
先週、E線をラーセンに変えてみました。
柔らかい音(チェロ弦で)という楽器店のコメントと封蝋に惹かれて
選んだのですが‥ちょっと好みではありませんでした^^;
安定するのが早く、音の立ち上がりも良かったので、「ちょっと良いかも‥」と思って
いたのですが、どうもしっくりこないのです。
結局、数日後には外してしまいました。
「見た目(封蝋)に騙されちゃいけない」ことを学習しました(笑)
>ナイロン弦だと、張ってから数時間は生々しい音、2〜3日後がベストで、
>1週間後には安定、1ヵ月後ではそろそろ劣化の兆し?というカンジ変わっていくと思います。
一ヶ月で劣化の兆し‥寿命が長い弦ってあるのでしょうか?
長期間使えても音が悪くなってしまうのは良くないと思うのですけど、
財政状況を考えると少しでも長く使える弦があれば、と思います。
>また、1本の弦の響きは他の3本の弦の共鳴が影響するようで、
>4本ともインフィールドにすると、また違った印象になるかもしれません。
E線をラーセンからインフィールドに変えました。
ドミナントに戻すのに抵抗があったので^^;
まだ日数も経ってませんし、あまり弾いてないのでよく分からないのですが、
ドミナント、ラーセンに比べるとパワーがあるように感じました。
今のところインフィールドが個人的な好みにも楽器にも合っているようなので、
暫くは浮気せずに使ってみようかと思います。
近々D線もインフィールドに変える予定です。
価格面では少し懐が痛むのですが‥。
>私は今エヴァ・ピラッツィですが、
買ってみました!
‥が、インフィールドが良いみたいなので外せずにいます^^;
>今のドミナントの音からどういう音に変えてみたいか、
>または自分の楽器のどのヘンに不満があるのか、
ドミナント→インフィールドで違うと感じたのは雑音(?)が消えたこと、
音量の違い、弾きやすさです。
先生の影響かもしれないのですが、やはりパワーを今は重視しています。
弦以前の問題だと思うのですが、音の弱さが目立つので、その点を変えたい
なぁと思います。
欲を言えば音の伸びやかさも欲しいです。
やっと来週からスズキ2巻に入ります。
1巻を初めてから約9ヶ月‥亀のような歩みですが、教本が進むと
着実に弾ける部分が多くなってきているようで嬉しいです。
1240 「五線譜に登場する悪魔たち」  しらたま 2003/9/26[fri]13:21:16
昨日なにげなくTVのチャンネルをまわしていたら、ヴァイオリニストの若林暢さんが、
楽器片手にものすごい勢いで話しているところに出くわして、思わず手をとめました。
NHK総合の「視点・論点」という番組で、「五線譜に登場する悪魔たち」というテーマでした。
なんであんなに切羽詰ったしゃべりかたをしているのかと思ったら、時間が「10分」と超短いのですね(爆)。
その短い時間内で「五線譜に登場する悪魔たち」を紹介するのはとても大変だったみたい。
内容も面白かったですが、あの緊迫感を是非皆さんにも味わっていただきたいので(笑)、
再放送のご案内です。
関東では今日の16:05〜16:15に再放送があるようです。
(ここに書いても見れる人は少ないかもなぁ・・・。)
1241 残念!  sayaka 2003/9/26[fri]18:7:29
しらたまさんの下の投稿、今見ました。
昼に掲示板チェックしていれば、録画セットして出かけたのに、、、残念。
(さすがに再々放送はないですよね、きっと)
で、どんな内容だったのでしょうか?
1242 Re:残念!  しらたま 2003/9/26[fri]19:15:58
>(さすがに再々放送はないですよね、きっと)
うーん、ないでしょうねぇ。
私も最初からもう一度見たいのですけれど(笑)
で、私が見始めたところからだと、
三全音(増4度、例えばファとシの不協和音)は人の心を不安にさせるので教会音楽では禁じられていた。
三全音はその頃の音律に従うと今よりももっと不気味に響いたことだろう。
ベルリオーズが「幻想交響曲」の中で使った戦慄「怒りの日」のルーツについて。
サン=サーンスの交響詩「死の舞踏」について。
・・・などなど。
音楽を悪魔的にするために作曲家がほどこした工夫みたいなことについてでした。
sayakaさんなら、すでにご存知のことかもしれませんね。
私は「三全音」という言葉をしらなかったので(それに若林さん、早口だったので)
「さんぜおん」と聞きまちがって
「三是音?三世音?どんな字を書くんだろう」ってずーっと悩んでいたので、
実は最初から話についていけなかったです。
いや、それに、ほんと、すごい機関銃トークだったんですよ(爆)。
楽器をとりあげるのも、弾くのも、降ろすのも、ぱっぱと速くて
見ているほうがドキドキしてしまいました。
もしこの番組ご覧になってた方いらしたら
私のこのめちゃくちゃな説明に補足をお願いします(笑)。
1243 Re:残念!  kiku 2003/9/28[sun]9:53:11
NHKにメールを送っておくと、再放送の時、丁寧にメールでご連絡くれますよ。
是非お試しください。
1244 色々とPR事項。。。m(__)m  snoopyx 2003/9/28[sun]18:34:55
しらたまさん、ご無沙汰です。
大変恐縮ですが、色々とお知らせ事項をちょっと書かせてください。m(__)m m(__)m
その1) 『VnのおけいこBBS大阪オフ会』をなんとなく計画中! (笑)
詳しくは、『RogMecc Town』内、『ヴァイオリンのおけいこBBS』をご覧下さい。
その2) 守口シティ・フィル(アマオケ)では、11/9(日)本番のコンサートに一緒に出演して頂けるエキストラ奏者を緊急募集しています。(活動エリア=大阪府守口市)
詳しくは、『RogMecc Town』内、『新着情報』ページをご覧下さい。
http://rogmecc.nu/new/rtnews.cgi
その3)10/4 安田ファミリー・ピアノ・トリオが、お客様からのアンケート結果により、土曜ステージ500回記念コンサートに出演することになりました。
詳しくは、『RogMecc Town』内、『新着情報』もしくは『コンサート情報』ページをご覧下さい。
以上、よろしくお願いします。
話しは違いますが、以前に、こちらの掲示板でお話した、イーストマンのレディースサイズ、なかなか好評で、ウチの生徒さんでもついに購入する人が出てきました。
(勿論、他にある量産楽器も、全部、比べてみて。。。)
特に、プロでは無いのだから、無理して大きな楽器を持つ必要などないですね。
かといって、分数サイズだと音も子供サイズ(笑)ですしね。
12万円の分は、音の事が気になってしまうひとには、正直、好まれないと思いますが、その上へ行くと、絵に描いたように(爆)価格通り、良くなってきます。(笑)
兎に角、楽器が超軽くって、音がスッと出るので初級!and!#12316;中級者には打ってつけですね。
宣伝と雑談で失礼しました。(^^;)
では、また。
1245 NHK  しらたま 2003/10/1[wed]12:48:17
kikuさん
>NHKにメールを送っておくと、再放送の時、丁寧にメールでご連絡くれますよ。
そうなんですか!便利な世の中になったもんですね〜。
今度やってみます。ありがとうございました!
*-*-*-*-*-*
友人に誘われて、某アマオケのエキストラをひきうけ、
先日初顔合わせしてきました。
私は楽譜を受け取り見学しているつもりだったのですが
(急なことで私はCDとスコアを用意するだけで精一杯)
雰囲気的に降りて見ているわけにもいかなかったので
とりあえず末席に座ったのですが、お隣は某アマオケのコンマスでした。
その方がおっしゃるには「私、今日が初見なんですよ〜。この曲、知ってます?」。
彼も私と同じく急遽呼ばれて来たのでしょう。
アマオケでは滅多にとりあげられることのない曲なので、無理もありません。
で、私「一応CDは聞いてきました〜」といったのですが・・・。
ところが、ところが、指揮棒が振り下ろされると、曲を全く知らないという初見な彼は
首をかしげながらも頻繁に変わる拍子を完璧に数え、弓順、楽譜の指示を守り、
近代曲の臨時記号(最初から最後まで結構びっしり)をクリアにトレースしたのでした。
(ちなみに、本番のテンポで全曲一回通し)
私はといえば、「スコアを見ながら」CDを聞いてきたにもかかわらず、
なんどもフリーズし(目は楽譜を追っているけれどどう押さえればいいかわからない^^;)
、すかすかに音を間引いて、息もたえだえ。
実力の差歴然で、隣に座っているのがはずかしいほどでした。
ただ、弾き終わっても彼は首をかしげていました(笑)。
不協和音の多い曲なので、自分でも合ってたんだか合ってなかったんだか
自信がなかったのかもしれません。
で、私に向かってしきりに謝まるのです。
「次はちゃんとさらってきます、すみません」
だけどね、私にはわかっている。
あやまらなければならないのは絶対的に私の方なんです(爆)。
アマでここまで見事な初見を見せていただいたのははじめてで、びっくりでした。
頭の回転がにぶい私が彼のようになるには一生無理な気がしますが、
あんな風に弾けたら気持ちいいだろうなーと思いました。
1246 アマといっても…  みふふ 2003/10/7[tue]23:38:32
しらたまさん、こんばんは。
一口にアマと言っても、本当に上手な人っているんですね。
この前オケの練習に来ていたお母さん、子供さんについて来ていたのが、
急に弾くことになったようで、楽器を借りて弾かれたんです。
三十年ぶりーと言いながら、なんと美しい音よ。
やっぱり子供の頃にしっかり習った人は、違いますね。
それにひきかえ私の音は…。
この音程の甘さだけはどうにかしなくちゃ。
と、今日は自分に厳しめに(厳しく!とは言えない)練習してみました。
疲れたー。
1247 Re:アマといっても…  しらたま 2003/10/9[thu]15:38:40
みふふさん
>三十年ぶりーと言いながら、なんと美しい音よ。
わははは!
みふふさんのおっしゃり様のなんと面白いことよ!
でも、そのお母さん、お子さんが習っているのなら
30年間全くさわっていなかったというわけでもないんでは??
オケは30年ぶりでも、きっと普段から少しは・・と思いたい(笑)。
ほんと、「アマ」の世界は懐が広いなーと思います。
だから「プロより下手なのがアマ」という固定観念にとらわれている私は
度々痛い目にあっています(爆)。
よそのオケにお邪魔するといろんな方に出会えて面白いです。
*-*-*-*-*
先日、NHK-FMでケラー・カルテットの演奏を聞きました。
曲はラベルの四重奏曲だったのですが、1stヴァイオリンの方がすごく上手い!
その音色の使い分けにうっとりでした。
上手いカルテットは他にもいろいろあるでしょうけれど、
ケラーのは、「これなんていう楽器だったっけな?」って思うような、
不思議な色、不思議な雰囲気だったんです。
何が違ってそう聞こえたのかわかりませんが、
聞きながら漠然と、私はこういう演奏を目指したいなと思いました。
(「なる」と言っているのではなく「目指す」だけなので、許してください・笑)
ただ、他のメンバーが1stヴァイオリンの自由なイマジネーションから打ち出してくる微妙な
イントネーションに若干ついてこれていないように聞こえました。
これがピッタリ合ったらすごいことになるだろうな。
ケラー・カルテットについて今調べ中ですが、
1st Vn.がケラーさんだということ、
1987年にフランツ・リスト音楽院の卒業生によって結成されたこと
ぐらいしかまだわかっていません。
ケラー・カルテットについて何かご存知の方がいらっしゃったら是非教えてください!
そういえば、
ちょっと前に同じNHK-FMでやっていた
ルビン・カルテットのドビュッシー四重奏曲の演奏もすごかったです〜。
これも今まで聴いたことのないドビュッシーで(笑)。
そのパワーと説得力に圧倒されてしまいました。
演奏というよりは、山とか、海とか、そのものずばりに近い。
それ自体に主義主張があるわけではないんだけれど、
それを見た人間側は自分の記憶を掘り起こされずにはいられない(笑)。
あ、それが印象主義なの?
1248 そうですよね!  みふふ 2003/10/11[sat]0:10:45
しらたまさん、こんばんは。
言われてみれば、確かにそうですよ!
子供がヴァイオリンを習う時って、親もついているんですものね。
自分の時と、子供の時と、二回習ったことになるんですね。
そんな事にも気が付かなかったとは…。
いろんなオケに呼ばれるってすごいですね。
私もそれぐらいうまくなりたいーいつかは。
初めてエキストラで行ったとき、どうでしたか?
きっとドキドキでしょうね。
あ、しらたまさんは違うかな?
1249 探しています  チロル 2003/10/13[mon]20:3:10
こんにちは。
久石譲作曲「冬の夢」の楽譜を探しています。
どこを探しても見つかりません。誰か教えてください。
1250 Re:そうですよね!  しらたま 2003/10/14[tue]17:42:21
みふふさん
>いろんなオケに呼ばれるってすごいですね。
いえいえ、滅多にお声はかからないんですよ〜。
今回はたまたま。
だから余計に新鮮なんです^^。
>初めてエキストラで行ったとき、どうでしたか?
ドキドキでしたが、初めての時のほうが気が楽でした。
なにも知らなかったですからねー。
だけど自分がトラを呼ぶ立場になってからはすごく怖くなりました。
少額とはいえお金がからむと、弾けてあたりまえ、
「それ以下」だと陰でいろいろ言われたりします。
本人が言われる分にはまだいいのですが、
紹介した人が立場をなくすこともあるので、
結構責任重大です(^^;。
さて、今回はご満足いただけるかしら・・・。
チロルさん
こんにちは!
>久石譲作曲「冬の夢」の楽譜を探しています。
ピアノ用のは見つけました。
http://www.gakufuya.com/zoom.php?code=77002
これを元に必要な編成にご自分でアレンジされてはいかがでしょうか?
人気のある曲ならば、ピアノ譜が出たあと
いろんな楽器でのソロ版とかアンサンブル版が出版されるみたいですけどね。
1251 オケのこと  みふふ 2003/10/18[sat]23:10:28
しらたまさん、こんばんわ。
エキストラって聞けば聞くほど刺激的な世界ですね。
続けて書き込みして申し訳ないのですが、
聞いてください。
オケの練習の時どこに座るかなんですけど…。
まだまだへたなので、時間には遅れないように行くと
パート(1st)の中では一番のことが多いんです。
それで2列目の左側に座ると、次の子が一列目の左にすわる。
そして練習が始まって、先生に”前に出て”と言われ
このどへたな私がコンマスの席に座ることに…。
その後ぽつぽつと、後ろにじょうずな人が来たり来なかったり。
自分からここに座ったわけじゃない!と思っても、
他のパート(管とか)の人の視線が、なんだか、、、。
しらたまさん、解ってくれます!?
なんだか書いていてますます落ち込んできた。
それでもみなさん優しいし、”音程狂っても、間違ってもいいから
大きい音で弾いて”と、言ってくれるから、がんばります。
でも、あ、音程が変、って思ったら、
大きい音なんて出せないですよね
1252 Re:オケのこと  しらたま 2003/10/20[mon]12:53:51
みふふさん、こんにちは!
>自分からここに座ったわけじゃない!と思っても、
>他のパート(管とか)の人の視線が、なんだか、、、。
>しらたまさん、解ってくれます!?
わかりますよー!
私もはじめて入ったオケがそんな感じで苦労しました。
練習のときの席取りは難しいですよね(笑)。
でも、今になって思うのですが
一番悪いのは時間どおりに来ないコンマス&トップサイドですよね。
そのことはオケの経験の長い皆さんはよくわかっているはずです。
二番目に悪いのは、そういうコンマス&トップサイドを選んでしまった、
または選ばざるを得ない状況のまま放置してあるパートや団の姿勢でしょうか。
だから、後ろからの視線を感じてもそれはみふふさんへではなくて、
1stVn.というパートに対して向けられているのだと思いますよ。
で、問題は一握りの「こなれていない」アマ・プレイヤーです。
オケの事情が飲み込めていなくて、ただ型どおりに
コンマス席に座る人を厳しい目で評価しちゃう人。
そういう人たちと仲良くやっていくための工夫なんですが・・・
しかたなく前列に座るにしても、
なるべく下がろうと努力はしてみてください。
最後まで1〜2人のときはどうしようもないですが、
時々後ろをチラチラみて、弾けそうな人がきたら
楽譜も道具も全部持って立ちあがって、
決然と「替わってください!」って言うといいかもですよ。
この時、切羽詰った表情でお願いすることがポイント(笑)。
相手が替わってくれなくてもいいんです。
自分がどういう気持ちでそこに座っているのか、回りに伝えるための
パフォーマンスです。
それから、コンマスやトップサイドの人がきたら、曲の途中であっても
席を明け渡したほうがいいかも。これはマナー。
ただ、コンマスやトップサイドに役割意識がなくて、
ゴチャゴチャもめるようなら休憩時間まで待ったほうがいいです。
うちのオケもたまに各パート2〜3人ということがあります。
ある人は前に座りたくないがために「必ず」30分遅刻して
来るんだと堂々と言ってのけました。
気持ちはわかるけれど、そういうネガティブな姿勢は
実際の演奏にもあわられちゃいますね。
その点、時間通りにきていらっしゃるみふふさんは
エライ。
とかく「まじめな人」が損をする世の中ですが、
実は最前列の輪の中で弾くことはとても勉強になります。
人数が揃ってて上手くまわっているオケだと、それこそ何年待っても
その席には座らせてもらえないんです。
指揮もよく見えるし、音も聞きやすい。
中低弦のトップの人たちもきっと、みふふさんが弾きやすいように
ザッツを送ってくださっていると思いますよ。
人間関係をさらっと処理して、
あとは役得と思って楽しんでください。
1253 教えてください  ミニカ 2003/10/20[mon]21:8:21
こんにちは。バイオリンやチェロなどの中古楽器のお店を探しています。
誰かご存知なら教えてください。東京近郊で(・_・?)
1254 Re:教えてください  しらたま 2003/10/21[tue]11:28:9
しらたま@人力検索エンジンです(笑)。
こんなんどうでしょうか?
http://www.guitarra.co.jp/
たぶん、ネットに慣れておられないだけだろうとは思いますが、
コミュニティに参加するときは、
できるだけ自己紹介から入ってくださいね!>ミニカさん&その他、質問のみされた皆さん
この掲示板には特にルールは設けておりませんが、
参加者の良識と思いやりによってここまで維持されてきました。
発言の前には、なるべく過去ログに一通り目を通していただきまして
趣旨を汲み取っていただければと思います。
今後もご協力のほどお願いいたします!
1255 Re:Re:教えてください  しらたま 2003/10/21[tue]14:50:21
ミニカさん
ごめんなさい!
中古楽器を古楽器と読み違えてしまいました(^^;。
えーと、中古楽器ですね。
弦楽器専門店ならどこでも中古楽器は扱っています。
yahooなどで「弦楽器 販売 東京」で検索すればいくつかお店が
ヒットするかと思います。
でも、なるべく安く楽器を手に入れたいという理由で中古をお探し
ならば期待はなさらない方がよろしいかもしれません。
残念ながらヴァイオリンやチェロは「中古楽器=安い」ではありません。
もちろん、量産品で使い古しならば価値が下がるのですが、
そういう初心者向けの楽器の中古品は弦楽器専門店では扱わないのです。
詳しくはこちら↓
http://www.sarasate.net/f-hole/tyuko.html
無断リンク、ご容赦!
どうしてもということならば、知り合いに譲ってもらうか、オークションですね。
でも、この方法にはいろんな危険が潜んでいますから気をつけて!
1256 オケのこと  みふふ 2003/10/23[thu]16:25:5
しらたまさん
パフォーマンスをしながら、開き直って楽しむ、といったところでしょうか?
”わかりますよー”と言ってもらえて、なんだかふうっと楽になりました。
できたばかりのオケに入れて、本当にラッキー。
この一ヶ月の間で、ずいぶん上達したと思うし、
思い切ってやってみて本当に良かったと思います。
しらたまさんのアドヴァイスにも、感謝!です。
これからも、頼りにしてます!
ところで、しらたまさんのお知り合いに名古屋近郊の方
いらっしゃいませんか?
Vn.パート、ホント少ないんです。
1257 Re:オケのこと  しらたま 2003/10/24[fri]14:21:18
みふふさん
>できたばかりのオケに入れて、本当にラッキー。
あ、そうでしたよね。
できたばかりで、まだ体勢が整っていないだけでした。
コンマスさんや団の姿勢を疑うような発言をしてごめんなさい!
新設のオケは活気があるし、友達も沢山できそうでいいですね。
団の活動を軌道にのせるのは大変ですけれど、誕生当時から参加していて
日々成長していくオケの姿を見られるのはきっと面白いでしょう。
>この一ヶ月の間で、ずいぶん上達したと思うし、
>思い切ってやってみて本当に良かったと思います。
よかったですね!
もしかしたら人数が少ないことも幸いしているのでは?
少ない人数でやると、
切実に「上手くなりたい、上手くならねば!」って思いますものね(笑)。
だって自分が弾かないとそのパートにポッカリ穴があいて音楽にならないんだもの(爆)。
かなーりなプレッシャー。
そこで「今はダメだけど、いつかきっと、このパートをリードしてやる」
って思える人は上手くなるでしょうね。
>ところで、しらたまさんのお知り合いに名古屋近郊の方
>いらっしゃいませんか?
おお、自ら問題解決の行動にでましたね(笑)。すばらしい!
残念ながら私は名古屋に知り合いはいませんが、
よかったらこの掲示板で宣伝されてもかまいませんよ。
宣伝のみの書き込みはご遠慮願っていますが、
常連さんが関わるオケの宣伝・募集ならOKです。
みふふさんのメルアドか団の代表のメルアドを入れてもらって、
興味のある方はそちらに連絡してもらってもいいですしね。
それでは、練習と団員集め、がんばってください。
1258 お言葉にあまえて…  みふふ 2003/10/26[sun]0:21:36
しらたまさん
謝ってもらっちゃって、恐縮しちゃいます。
それでは、お言葉にあまえて、
名古屋近郊にお住まいの方、一緒にオケで弾きましょう!
興味のあるかた、メールください。
どうぞよろしくお願いいたします。
こんなんで、いいでしょうか?
たったこれだけ書くのにすごく時間がかかってしまいました。
書きたいことはいっぱいあるのに、
なんだか文字になりません。
読んだ人は、なんだコレ?、って思うでしょうね。
なんでもいいので、質問してください!よろしく!
1259 弓をもつ指が痛い!  屋根の上のFiddler 2003/10/26[sun]21:42:19
バイオリンを弾かれてる皆様へ
弓を持つ手の人差し指が弓にあたるところが痛くなりませんか。
最近とても痛くて。ちょっと休んでは練習しています。
あと、親指の関節。これも痛いんです。
練習中はさほど感じないのですが、あとで痛くなります。
持ち方が悪いんでしょうか。
弓とフロックの間ではなくて、フロックの下側に
親指を置いたほうがいいでしょうか。
同じ症状でお悩みの方がおられましたら、レスください。
1260 Re:弓をもつ指が痛い!  しらたま 2003/10/28[tue]11:28:53
屋根の上のFiddlerさん
>弓を持つ手の人差し指が弓にあたるところが痛くなりませんか。
昔ですが、私も右手の人差し指痛かった時期があります。
長く弾いたあとは弓のあとがついて赤くなっていました。
そのころ右手のシステムがよくわからなくて、持ち方もすっきりしていなかったのですね。
だけどオケなどで弾くときのために大きい音は出したいので、
無理やり人差し指で弓を弦に押し付けるようにして弾いていたのだと思います。
今は、赤くもなりませんし、痛くありません。
人差し指自体を弓から離していることもあります。
>あと、親指の関節。これも痛いんです。
もし、親指の第一関節をつっぱった状態で持っていらっしゃるなら、
曲げるようにしたほうがいいです。
第一関節が伸びたままで持つと親指の付け根が緊張するんですね。
親指の付け根が緊張していると、右手全部の指の自由が利かなくなって弓があばれるんです。
弓があばれると、余計に力をいれようとしますよね。
そして、右手指はさらに動けなくなり、弓がふらつき・・・。
そこで、右手の指を自由にするために親指を軽く曲げるわけです。
中弓の位置で弓をもって(先弓を左手で支えてもいいです)、
中指・薬指・小指を軽く屈伸すると親指はいい具合に曲がります。
また、弓を親指と中指だけで持って、ゆっくり全弓を繰り返し弾いてみると
(音はあまり均一にはなりませんが)、
親指と中指が先弓〜中弓〜元弓でどういう角度になり、どう曲がっていくのか、
その関係が理解できます。
そうして親指の関節が上手く使えるようになって、他の3本の指が働きだすと、
人差し指も本来の役割にもどれて、負担が軽くなります。
実際は指だけの問題ではなくて、手首・肘・肩、構え方、立ち方すべて関わっていますから
根本的に直すならばすべてをチェックしなくてはいけませんけどね。
>弓とフロックの間ではなくて、フロックの下側に
>親指を置いたほうがいいでしょうか。
フロッグの箱の底に親指をあてるということですよね?
実験としては面白いので是非試していただきたいですが、
それを解決策とするのはおやめになったほうがいいです。
弓はがっちりと!and!#25681;まれて安定しますが、
せっかくの右手指関節のバネとテコの力が失われて
音がとっても薄っぺらで雑なものになってしまうんです。
初心者だとこの持ち方のほうがかえっていい音がでたりするんですが(笑)、
せっかくの表現力を捨てることになります。
弓筋を研究するためとか、左手に集中するためとか、
そういう場面で適宜使われる分にはよいかと思います。
1261 指が痛い  屋根の上のFiddler 2003/10/28[tue]16:56:22
しらたま 様
丁寧なお返事ありがとうございました
>長く弾いたあとは弓のあとがついて赤くなっていました。
そうなんです。赤くなって、かたがつくんですよ。
>だけどオケなどで弾くときのために大きい音は出したいので、
>無理やり人差し指で弓を弦に押し付けるようにして弾いていたのだと思います。
自分の場合も大きな音を出そうとして押し付けていると思います。
>今は、赤くもなりませんし、痛くありません。
>人差し指自体を弓から離していることもあります。
えっ、それで十分な音量もでますか。
>もし、親指の第一関節をつっぱった状態で持っていらっしゃるなら、
>曲げるようにしたほうがいいです。
第一間接は曲げています。
>際は指だけの問題ではなくて、手首・肘・肩、構え方、立ち方すべて関わっていますから
>本的に直すならばすべてをチェックしなくてはいけませんけどね。
うーんちょっとおおごとになりそうですね。
>フロッグの箱の底に親指をあてるということですよね?
はい。その通りです。
>それを解決策とするのはおやめになったほうがいいです。
>弓はがっちりと!and!#25681;まれて安定しますが、せっかくの右手指関節のバネとテコの力が失われて
>音がとっても薄っぺらで雑なものになってしまうんです。
やっぱりね。
親指の間接が痛くなるのは、使いすぎているからかなあと思うのです。
練習を止めればいいと思いますが,なるべく動かないようにするためには
この方法がいいのかなとふと思ったのでご質問させていただきました。
とりあえず、痛くなったらすこし休みをとるようにして見ます。
ありがとうございました。
1262 Re:指が痛い  しらたま 2003/10/29[wed]13:37:20
屋根の上のFiddlerさん
>>今は、赤くもなりませんし、痛くありません。
>>人差し指自体を弓から離していることもあります。
>えっ、それで十分な音量もでますか。
本人もびっくりなんですけれど(笑)、意外に音量もしっかりでるんですよ〜。
やろうと思えば離したままで簡単な曲1曲くらい弾けそうです。
でも、人差し指を離すことでのメリットは今のところ感じていないので、
完全に離れるのは元弓での返しの一瞬だけです。
普段は「触れる」程度、ffなどで「ペンで文字を書くくらい」ですんでいます。
こうなれたのは、人差し指以外の3本の指が動きだしたから、
今まで人差し指に集中していた負荷を
分担して受け持つようになったからなんじゃないかと思います。
>>もし、親指の第一関節をつっぱった状態で持っていらっしゃるなら、
>>曲げるようにしたほうがいいです。
>第一間接は曲げています。
そうでしたか。失礼しました。
私は、今まで親指の頭が皮膚レベルで痛いことはありましたが、
関節が痛くなったことはまだないのでちょっと原因はわからないですね〜。
ところで、痛いのは付け根の関節ですか?それとも第一関節?
>親指の間接が痛くなるのは、使いすぎているからかなあと思うのです。
ああ、そうか!
親指曲げていても、弾いている間ずっと同じ角度のままだと、
そこに負荷がかかり、疲労するかもしれません。
>とりあえず、痛くなったらすこし休みをとるようにして見ます。
炎症を起こしていないといいんですが。
早く治るといいですね!お大事に!
1263 私は歯でした  みふふ 2003/10/30[thu]16:28:36
こんにちは
屋根の上のFiddlerさんは右手にきたんですね。
私はこの夏、急に歯が痛くなり、あわてて歯医者に行ったんです。
そうしたら、噛み合わせの関係で、その歯に負担がかかっていて
おまけに左側の歯がだいぶ磨り減っているとのこと。
これはもうVnのせいに違いありません。
かなりショックでしたが、今はくいしばらないように気をつけて
練習しています。
体の余分な力を抜いて弾くのって難しいですね。
1264 みふふ 様  屋根の上のFiddler 2003/10/30[thu]21:28:23
私も歯やあごのあたりが痛くなることがあります。
特に、強く弾くとあとで浮いたような感じになる
ことがあります。
肩こりの場合は整骨院なんかで電気治療してもらう
と楽になることがありますね。
1265 Re:指が痛い  杏 2003/10/31[fri]20:5:21
ロシア式(手首主導)の場合には人差し指に結構力がかかってしまいます.この場合,型もつくし,赤くもなるみたいですよ.知り合いはタコができた,といってますもの.屋根の上のFiddlerさんのHPのFAQの一番上の写真の持ち方はロシア式に近いです.あれだとしらたまさんの書かれているような重心移動は出来ません.小指もほとんど使ってないですよね?HPの写真,アップになっているのは多分,ウェブマスターでしょう,,私の先生の先生がロシア式であんな感じで弾いておられました.
ロシア式では重心は常に人差し指にかかり,支点は弓の接点って感じ.重心の移動は人差し指から中指経由ではなくて手首経由で小指に移動する感じ.というより,元弓になって,弓先を重く感じたら,手首で吊り上げるみたいです.
重心をかけるポイントが中指になる,という奏法の場合には,人差し指はあんまり使いません.しらたまさん式ですね.多分ベルギー式だと思います.
したらまさん式にするなら,もう少し小指が棹に近づく(指の付け根が棹の上面と平行に近い)状態が理想.中指の傾斜がもう少し毛箱に対して直角.薬指も深め(中指と薬指で毛箱をしっかり支える感じ.).小指を内側に入れて持っている写真がありますよね,あの中指,薬指の位置が結構良い位置だと思う.親指は悪い持ち方(親指が伸びている状態)の写真と同じ位置でそのまま少し曲がっているのが丁度良い位置だと思います.
親指も少し中に入りすぎな気がします.私は親指の先端が棹の中心くらいですから,棹の太さ半分は違いますね.親指を入れ込みすぎると,棹を下から持ち上げてしまう.ロシア式なら,親指はもっと外に逃がさないと,手首の反動をもろに喰らって,辛いです.ロシア式で弾いていたときは,棹の側面に当たるくらいでした.深く入れすぎると,曲げて痛いのじゃなくて,関節を左右に振られて痛いって感じ.ベルギー式だとあまり左右に触れないので,あのくらい深く持つ人もいますけど,私は駄目です.
写真撮影の都合だと思いますけど,FAQの一番上の写真の手の甲から腕にかけてのラインみたいになったら,手首下がりすぎ.手の甲から手首は自然に伸びていなくてはいけない(人間だから,少し手首でくぼむのですが,折れ曲がる,じゃ下がりすぎ).手首が下がると弓をつまんでしまい,結果として指に力が入って痛い!ということが多くなります.
また,右肩が上がっている状態でも無理な力が入って指が痛くなります.肩が上がるのと手首が下がるのは連動するみたいで,大体同時に起こってますし,肩が上がった状態で手首を平らにするのは難しい.左肩を上げていると右肩は連動して上がるので,肩当の調節も必要かもしれません.
多分,私と同じで,いろいろ聞いて,中途半端に絡まってる状態だと思います.私は最初ロシア式で途中から自己改変型ロシア式→ベルギー式.そーだ,年も同じくらいです(^_^;)
それで,,ちゃんと一貫して習った方が良いと思います.ベルギーとロシア,どっちが良い悪いではないと思いますが,両方絡まってると,何故か両方の悪いとこばっかり積み重なってしまう.いろいろ故障が増える年頃でおまけに体も堅くなってくると,やっぱり,きちんとしたシステム=無理無駄がない方法,を習うのが,結局は近道だと思います.
今からでも,結構,ちゃんと補正できますよ.私は去年の11月から月一回補正してもらって,半年で基礎ボウイングはどうにかなりました.,それから身について,細かく補正していくのに半年.先月辺りからようやく滑らかに動くようになってきました.同時にあちこちの無駄がなくなって,音量も上がって,右手が自由になったら音程がいきなり良くなった(左手のフォームも改善してたのだけど,右手が??だと左手は動かない,です)
良い先生を探せるといいですねー.(私は関東なんで,,)
1266 エヴァ・ピラッツィE線ゴールド0.27  しらたま 2003/10/31[fri]22:43:51
本番も近くなってきたので弦を張り替えました。
半年くらいぶりです(^^;。
今回も引き続きエヴァ・ピラッツィなんですが、
E線をいつものオリーブ・ゴールドからエヴァ・ピラッツィのゴールド0.27にしてみました。
やや神経質ですが、華やかだしレスポンスもいいし結構いいかな?
と思っていたのですが・・・。
ハイポジションの強いピツィカートが音にならないのです〜。
自分の練習不足だろうと思って1週間ほどそのままやっていたのですが、
今日になって「あれ?やっぱりおかしいな」と思いました。
なんか、指の感触が卵切り器(ゆで卵をまるごと一個輪切りにするやつ)の
ワイヤーそっくりなんです。
ハイポジションのffをはじこうとすると指がスライスされそう(^^;。
痛いのがまんしてはじいてもきれいな音がでてこないし・・・。
慣れの問題でしょうか。
そういえば弦を押さえる左手の指先もハイポジになるにつれて痛いです。
0.27だから径が小さいわけではないですものね?
張力もそれほど強いというわけでもなさそうですよね?
この感触の違い、なんなんでしょう??
どうも「ねばり(弦の伸縮)」のあたりが疑わしいんですが、いかがでしょう。 >お使いの皆さま
ということで、またオリーブ・ゴールドに戻してしまいました。
エヴァ・ピラッツィのE線でピツィカート苦労している皆様、
変えてみる価値ありですわよっ!
あ、杏さん、こんにちは!
屋根の上のFiddlerさんのところ、弓を持っている写真があったんですねー!
私はたどりつけなかった。それでヘンなこと言ってしまいましたごめんなさい。
ふむふむ。わぁ、おっきい手だ〜。
指の太さとか私の2倍くらいありそう、ってこれが普通なのかな(笑)。
フィドルにクラシックのやり方をそのままあてはめていいのかどうかわかりませんが、
まさにその持ち方の人、私の入っているオケにもいて、人差し指が痛いと悩んでいました。
がっちりとした体型のおじさまでヴァイオリン歴なんかン十年なんですが、
その人なんかね、本番前になると人差し指が弓にあたるところ内出血しちゃうんですよ!!
で、「どうしたらいいんだ!」と相談されて、
私は手っ取り早く(オケではそんなに長くおしゃべりできる時間はないので)、
「てのひらを弓身にもう少し近づけられるようにしてみたら?」と
アドバイスしてみたのですが、その後改善したかどうかは未確認。
ちなみに、私の持ち方フランコ・ベルギー式ではないんです。>杏さん
中指はロシア式と同じく(それ以上に?)弓先に向かって倒れています。
最近の若手ソリストの間ではやっているやつ、の真似から生まれたオリジナルかも?
ですから、「痛くない」持ち方であることだけは確かですが、
私の言うことが正しいといは絶対申しません。いえ、申せません(笑)。
そして、今日は5時間ほど弾いて、私も歯が痛い・・・。
1267 歯のこと  みふふ 2003/11/1[sat]21:51:45
みなさま、こんばんは。
この前歯が痛くなった時、某HPでそれについて書かれているものはないかと
捜したんです。一件見つけたんですが、全くレスがなかったんですよ。
だから、歯が痛くなる人はいないんだ、って思ってました。
うちの近くの歯医者さん曰く、
マウスピースを作りましょう。
私がいやだと言うと、
じゃあ、様子をみることにしましょう。でも、もし今度痛くなったら
すぐに来てくださいね。全部の歯が、いっぺんに抜けてしまうことも
ありえますからね!
先生は、よほどマウスピースが作りたかったのかも。
でも、痛くならないように、気を付けたほうがいいですよ。
1268 その後・・・  屋根の上のFiddler 2003/11/2[sun]22:10:11
土曜日に近所の整骨院に行って、見てもらいました。
親指の第一関節の人差し指側が痛いということは、
人差し指と反対の方向に第一関節に力が加わっている
とのことです。
テーピングをして固定していただきました。
(親指が曲がらないように。)それで、今日は「WIC」という
奈良で活動しているブルーグラスの会の35周年記念コン
サートだったのです。
明日は「ハーベストの丘」という農業公園の野外ステージで
演奏します。
杏様、しらたま様には貴重なご意見ありがとうございました。
痛くならないような持ち方を探ってみます。
1269 エヴァ・ピラッツィE線と歯痛  sayaka 2003/11/3[mon]0:47:10
しらたまさん、みなさま、こんばんは。
エヴァ・ピラッツィE線は私も「するどい」印象があります。
まさにゆで卵スライサー(笑)
逆に、今使っているオブリガートのE線はとても柔軟性がある感じです。
私の場合、毎日、E線の1ポジから13ポジ(だったかな?)まで使って、
同一指のスケール&アルペジオを4本の指全部に対してやるので、
それをやり終わった時の「左指の状態」が全然違ってました。
それと歯痛の話に関連して。
先月、私は「楽器の保持方法」を再検討していました。
それこそ1ヶ月ちかく時間をかけて、いろいろな肩当てをいろいろに調整し、
楽器の角度から左手の具合、それに伴う右手のボウイングの具合まで、
本当に総合的に検討した1ヶ月間でした
(途中で、迷路の中で迷子になりそうになって、すごくしんどい1ヶ月でしたけど・・・)。
で、その過程でこれまでなかった痛みを経験しました。
それは顎の関節の痛み、いわゆる「顎関節症」というやつです。
最初は、歯磨きで奥歯を磨く時に気付いたんです、「あれ、左の顎の関節が痛い」。
で、次はハンバーガーを食べる時に気付き、
その翌日には、普通にものを食べる時にも痛みを感じ、
最後には話をするときにちょっと大きく動かしても痛みを感じるようになりました。
で、「これは、まずい!」と思ったのです。
痛くなる要因として考えられたのはただひとつ、楽器の保持方法を変えたことしかありませんでした。
それまで肩を持ち上げて、がっちり挟み込んでいたのを、
肩を上げずに保持しようとしたら、これまで以上に顎で挟みこまなくてはならなくなった。
その上、肩当てが肩の関節の上に大きく乗っかるのを避けるように調整した関係で、
これまでよりも顎を前に出す(歯の噛み合わせで、下の歯が上の歯よりも前にでるような感じ)状態になり、
それらが顎の関節に負担を与えていたようです。
これではこの保持方法は長くは続かないな、ということで、
1日、練習を休んで、体と気持ちを休めた上で、再度、保持方法を検討。
別の持ち方を編み出したところ、あっという間に顎の関節の痛みは直りました。
出てきた症状に対して対症療法をするのも必要ですが、
そういう症状を引き起こしている元を取り除いてやる方が、長い目でみたら大切な気がします。
楽器の持ち方、弾き方というのは、ひとつの型に無理に押し込めるようなものではなくて、
それぞれの体の状態に合わせて、柔軟に変型させていくものだと思います。
皆さま、どうぞ体の叫び声、真剣に聞いてやってくださいね〜♪
1270 Re:歯のこと  しらたま 2003/11/4[tue]19:32:36
みふふさん
>だから、歯が痛くなる人はいないんだ、って思ってました。
あらら。それは心細い思いをされましたね。
私の身近では「歯が浮く、痛い」とはよく聞きますよ〜。
ヴァイオリンと「かみあわせ」の問題は結構深刻で、
私たちは骨格ができあがったオトナだからまだ顎関節症や歯痛ですみますが、
子供だと自分の痛みをうまく表現できなくて
気がついたら顔の骨格自体がゆがんじゃってたってこともあるんだそうです。
そこまでいくと体のあちこちに障害がでてきて大変みたいです。
で、あまりひどいと外科手術やらマウスピースで矯正したりが必要になるらしいのです。
たかが歯痛とあなどることなかれ、ですね!
>うちの近くの歯医者さん曰く、
> マウスピースを作りましょう。
もともとの歯並びやかみ合わせに問題があるなら別ですが、
原因がヴァイオリンで「痛いならすぐにマウスピース」ってどうなんでしょうねぇ(笑)。
でも、スポーツの世界では結構あることみたいなんです↓
http://www.tasukaru.ne.jp/tasukaru/saitama/home/medical/den16.htm
ヴァイオリンでもあったほうがいい演奏できるのかなぁ??
>全部の歯が、いっぺんに抜けてしまうことも
>ありえますからね!
ちょっと、こわい・・・・。
屋根の上のFiddlerさん
>土曜日に近所の整骨院に行って、見てもらいました。
>親指の第一関節の人差し指側が痛いということは、
>人差し指と反対の方向に第一関節に力が加わっている
>とのことです。
わ、やっぱりかなり深刻な痛みだったんですね。
コンサートはいかがでした?
野外って、なんだか演奏もハードそうなんですが
テーピングで大丈夫でしたでしょうか。
sayakaさん
貴重な体験お聞かせいただいてありがとうございました。
>1日、練習を休んで、体と気持ちを休めた上で、再度、保持方法を検討。
>別の持ち方を編み出したところ、あっという間に顎の関節の痛みは直りました。
顎の痛み、なくなってよかったですね〜。
>(途中で、迷路の中で迷子になりそうになって、すごくしんどい1ヶ月でしたけど・・・)。
自分で答えを見つけるのってしんどいですよね〜。
けもの道を迷走してきたものとしては、その苦労はよくわかります(笑)。
でも先生についていたとしても、人任せではダメなところってありますよね。
おおまかな指針は先生に教わるにしても、自分の体を納得させるには、
痛みを感じている自分自分と対話していくしかないと、私も思います。
>皆さま、どうぞ体の叫び声、真剣に聞いてやってくださいね〜♪
ホント「痛み」に限らず、体は実にいろんなことを教えてくれますよね!
体の叫び声に耳をすませば、答えが見つかるかも!
1271 お久しぶりです  PONG 2003/11/5[wed]17:23:18
一年ぶりにカキコしてみます(笑)覚えてますでしょうか?PONGです。
バイオリンを習いもうちょっとで一年たとうとしてます。
大学の合唱や勉強と両立しながらなんとかここまでやってきました♪
音程がまだまだ不安定ですが、それなりに弾けるようになってます。
ボーイングもぜんぜんだけど・・・(汗)
今はホーマンの第二巻+ドレミのヴァイオリンスクール2という組み合わせでやってます。
再来年、実は青森から仙台の大学院行こうと計画なんですが、バイオリンどうしたらいいでしょうか。そのとき新しい先生紹介してもらえたらいいですが・・・
また、そのときになったらこちらで相談してもらおうかな(^^;)
1272 Re:お久しぶりです  しらたま 2003/11/6[thu]14:27:22
PONGさん、お久しぶりです!
覚えてますですよ〜^^。
どんな楽器でもそうですが、まずは1年続けられるかどうかが
最初のハードルになるかと思うんですが、見事クリアなさいましたね!
文面からも楽しんでレッスンを受けていらっしゃる様子がうかがえて、
私までうれしくなっちゃいます。
>ボーイングもぜんぜんだけど・・・(汗)
私自身の経験から申し上げますと、
音程もね、ボーイングもね、1〜2年でどうにかなるもんじゃないみたいです(笑)。
難しいです、長いです、遠いです、深いです(遠い目・・・)。
だけど、悩みながらも練習を続けていくと、
ある日突然「ああ、これか?!」という日が来ます。
その日を迎えるために、今後もじっくり取り組んでいかれますよう!
>再来年、実は青森から仙台の大学院行こうと計画なんですが、
>バイオリンどうしたらいいでしょうか。
仙台にはプロオケもありますし、アマチュアの音楽活動も盛んなようですよ。
気のあった今の先生から離れるのは心配でしょうけど、
音楽を勉強する環境としては決して悪くはならないはずです。
仙台でもいい出会いがあるといいですね!
また、引越しが決まったらお知らせくださいね!
仙台近辺の方から、何かいい情報をいただけるかもしれません。
1273 そして、11月6日はブラコン記念日  しらたま 2003/11/6[thu]23:35:23
手前味噌覚悟でご報告します。
本日、ブラームスコンチェルトの1楽章が通りました〜!
最後のDを弾ききった時は感動で涙がでそうになりました。
埋蔵金を掘り当てたくらい嬉しかったです(例えが貧弱で情けない・・・)。
ブラコンには今までにも何度かチャレンジしていたのですが、
数小節読むのにも数時間、まるで歯が立たず玉砕し続けていました。
そして、先日幸運にも間近でブラコンをじっくり聞く機会に恵まれ
「私もこんな風に弾けたらいいのにな・・・」と思いながら
目をハートにしてその方の機敏な弓さばきを見ておりました。
# ・・・・とは言っても自分で弾くことは想定していなかったので、
# 別に楽譜を引っ張りだしてくるでもなく、弓順をチェックするわけではなく
# 1ファンとしてただ漫然と見ていただけだったんですが(^^;)。
でも、聞いたその日からずーっとその方のブラコンが自分の頭の中で鳴り続けていて、
それは手持ちのCDで再現するわけにいかず、苦しくて苦しくて
とうとう自分で楽器を取るにいたったのです。
(いや、当然のこと自分で再現できるだろうなんて思っちゃおりません。
心情として「違うブラームス」で間に合わせるわけにはいかなかった!)
そしてご近所迷惑な不響和音を撒き散らしながらチビチビと、
昨日は1時間かけてようやく3ページ目に到達し、
今日は調子にのって「もうちょっと先まで♪」と思って弾いておりました。
そうしたら、例のシャコンヌ記念日(2003年8月20日)と同じようなことがおきました。
弾きなおしあり、ごまかしありの、ボロボロブラームスではありますが、
1ページ、2ページ、そして未踏の5ページに突入し、野越え山越え、
ヨアヒムのカデンツァも越えて、坂道、トンネル、草っぱら、
(5ページから先は未踏なので現在地も残りページもわからない・笑)
予期せずして聞き覚えのあるフレーズが自分の指の間に生まれてくる面白さに
背中を押されてずんずんと進んでいくと、なんとそこには終止符が・・・・。
すごいですね、すごいですね!
長年やっているとそういうことも起こるわけです。
そして何より、本物の音楽の影響力のすごさを痛感しました!
楽譜は記号であり、CDで聞く音楽もデジタルな信号でしかないんですね。
だけど、生の演奏はその人の「生き様」そのもの。
説得力が全く違います。
音楽を専門に勉強している人たちは、音大とかで日常的にそういうエネルギーに
ふれられるんでしょうね。
もちろん、自分でもエネルギーを出して、先生や仲間たちと交換しあい、
そうやって上手くなっていくのでしょう。
だけど、意識していなくても、必要としていなくても、
「真の演奏」のエネルギーはそこに居合わせた万人に降り注いで何らかの「形跡」を残すのですね・・・。
私は全く意識していなかったクチ(爆)。
音楽ってすばらしい!
1274 すごい^^  Elie 2003/11/7[fri]0:12:37
しらたまさん、ブラコン記念日おめでとうございます。すごい、すごいよ!!
なんだか私までじーーんときちゃいました(^^)
(でも、埋蔵金って・・・爆笑)
シャコンヌもすごいけど、ブラコンのほうが、さらにすごいと思う!
そして、しらたまさんにそこまでの影響をあたえた、そのソリストのエネルギーも
素晴らしいものですね。
太陽みたいだなあ☆
また一つ、大きく前進しましたね、しらたまさん♪
ああでも。自分の頭の中で鳴っている音楽を再現するのには自分で楽器をもつしか・・・って分かります。
CDとかでは必ず「別物」になってしまいますもんね。
多少ぼろぼろであろうが(^^;;とにかく、「自分の思う音楽」に近づいていっている満足感はあると思います。
ええと、ところでバイオリン弦G,Dををトニカからオブリガートに変えてみました。(Aはオイドクサ、Eはオリーブゴールドです)
私の楽器にはこちらのほうがあっている気がしました。音量が増し、奥行きのある音に
なったように感じます。とくにG線で。
D線の音色はトニカのほうが好きなのですが・・・トニカのD線はやや細めでクリアな音色、オブリガートは少し「ごつい」音色に思います(両方ともシルバー巻きを選択)
しかしG線の音色を優先することにしました。
過去ログをみてみると(検索機能がべんり!)しらたまさんは逆のことを書いていますね。(トニカのほうが重厚と。。。)
やっぱり楽器やプレイヤーによって、印象も違うのね、と面白かったです^^
そして、質問です(これが本題)
E線にはオリーブゴールドを使用しているのですが、(いずれ全弦オブリガートに揃えるつもりではいますが)D,A、Eの3重音でE線が開放弦の場合、E線が裏返ってしまうのです。9割がたの確率で(^^;;・・・
ボーイングはダウンダウンでやっています。
何か攻略のヒントや、アドバイスなどありましたらよろしくお願いします。
具体的には、クライスラーの「前奏曲とアレグロ」のアレグロ最後のほうの部分の3重音連続のところです。
1275 Re:すごい^^  しらたま 2003/11/7[fri]12:42:48
Elieさん
>なんだか私までじーーんときちゃいました(^^)
いっしょに感動してくれてありがとう!
「CDではダメ」な気持ちも、わかっていただけてとてもうれしいです。
>・・・そのソリストのエネルギーも
>素晴らしいものですね。
>太陽みたいだなあ☆
ホントにねー!!
しかも届くのは可視光のみにあらず、
遠赤外線もしっかり届いて体の芯から暖まります(笑)。
弦、
>やっぱり楽器やプレイヤーによって、印象も違うのね、と面白かったです^^
そうなんですよね。
だから一概に、「この弦はこういう音」とは言い切れません。
表現した言葉からイメージする音も人によって違うでしょうしね。
だから、私の感想はほんの参考まで。
さて、ご質問の件。
>D,A、Eの3重音でE線が開放弦の場合、
>E線が裏返ってしまうのです。9割がたの確率で(^^;;・・・
>具体的には、クライスラーの「前奏曲とアレグロ」のアレグロ最後のほうの部分の3重音連続のところです。
あの3重音には私もずいぶんお世話になりました(笑)。
あれをしつこく&しつこく練習したからこそ、
ブラームスがなんとかなったんでしょうね。
難しいけれど、Eliさんもがんばってくださいね!
で、私はその3重音を以下のようなことを考えながら練習していました。
高さの違う3本の弦をいかにして一気に均一に弓の毛にふれさせるか。
まず意識しなければならないのは弾く場所。
4本の弦の高低差は駒近くが一番大きく、
指板(スクロール)側に降りるにつれ平坦になる。
だから、3重音は指板側の方が成功する確率が高くなる。
ただし、指板側では当然音が柔らかくなるので、特にこの曲のこの部分では
できるだけ駒寄りを弾くことが求められる。
少しでも駒寄りにするために、能動的に弦の高さを揃える。
真ん中の弦を弓圧で「押し下げ」て3本を平らの状態にできれば、
より駒寄りが使えるということ。
つまり「3重音は真ん中の弦をねらって弾け」。
最初のインパクトの瞬間、
3本の弦の反発力に押し返されないために弓は普段以上にしっかり持つ必要がある。
でないと、弓がぐらついて3本の弦の鳴りはじめが揃わない。
さらに、同時に鳴らすためには3本分の摩擦力に負けない体根幹の裏づけが必要。
足腰の土台の上にお腹。腹筋で上腕を弾き付ける。その力を弦の上へ。
弦に受けた圧力は鎖骨経由で腰に返ってきて、そして足に落ちる。
力は循環する。
こんなカンジです。
ご参考になりますでしょうか。
ところであの部分、オールダウンで間に合います?
1276 すごい!  みふふ 2003/11/10[mon]23:7:50
しらたまさん
このまえシャコンヌ記念日だったのに、それ以上の曲がまたまた
弾けてしまったのですね。あまり知識がないので、よくは解りませんが
すごいですね。ひとつ山を登ると、急に視界が開けるような、
そんな風に、いろいろな曲が弾けるようになるのでしょうか?
このまえ、オケの超ミニミニ演奏会に参加してきました。
大音響に包まれ、とても幸せでした…。
トラで来てくれた方の音もすばらしかったです。
もっと上手になりたーい、です。
1277 ありがとうございます  Elie 2003/11/11[tue]0:47:45
しらたまさん、さっそくのアドバイスをありがとうございました。
>ところであの部分、オールダウンで間に合います?
すみません、ちょっと、説明をはしょってました。16分音符の部分は、弓順でやってます。
あとはオールダウンで。
たしかに真ん中の弦をめざすようにして弾いてみると、均一に鳴らせる確率が上がってきました!
それと、ふだんよりも弓をしっかりホールドし、小指で圧力を絶妙にコントロールする
努力をしてみると、
なんとか3割までは鳴らせるようになりました(まだまだですね。笑)
私は2重音は、まあなんとか出来るのですが、「3重音コワイ病」にかかっていて
どうしても無意識のうちにビビって、弓が逃げてしまってるみたいです(^^;;
早く通り過ぎたいと思うあまりに弾き捨てているので、一番高い弦にしっかり弓が
乗らないうちに弓を離してしまってるんですよね。
実際には、ふだん以上にしっかりとした弓づかいが求められるんですよね、3重音、4重音は。
これもよい練習の機会だと思ってがんばりますね☆
1278 純正律音程ワークショップ開催  玉木宏樹 2003/11/11[tue]17:47:6
みなさま、こんにちは。
ヴァイオリンの玉木宏樹からのお知らせです。
なお、不都合な場合はお手数ですが削除してください。
ご好評いただいている純正律音程ワークショップ&ミニコンサートを
東京で開催します。
2003年11月17日(月)18:30〜
TAスタジオ(JR「目白」駅下車)にて
先着50名様、要予約です。
ヴァイオリンはもちろん、
メロディの演奏できる楽器なら何でもお持ちください。
玉木宏樹とのデュオ体験を通して純正律の響きを体感していただきます。
ゲスト水野佐知香さんと玉木のミニコンサートもお楽しみに。
関心ある方は、純正律音楽研究会事務局
〈e-mail : archi@ma.rosenet.ne.jp〉
までお問い合せください。
1279 Re:ありがとうございます  しらたま 2003/11/11[tue]20:16:48
みふふさん
>それ以上の曲がまたまた
>弾けてしまったのですね。
いやいや、まだ「弾けた」と言っちゃいけないレベルなんですけどね(笑)。
>ひとつ山を登ると、急に視界が開けるような、
>そんな風に、いろいろな曲が弾けるようになるのでしょうか?
そうですね〜。
ある一定の条件が揃うと、いろんな問題が連鎖的に解決して
今まで手の届かなかった曲が一気に弾けるようになるのかもしれません。
>もっと上手になりたーい、です。
はい!いっしょに、絶対に、上手くなりましょーね!!
Elieさん
>16分音符の部分は、弓順でやってます。
な〜んだ(笑)。
>一番高い弦にしっかり弓が
>乗らないうちに弓を離してしまってるんですよね。
あ、ごめんなさい。
そうなんです。弓が弦の上ですべっちゃっているのが
E線の裏返りの原因だという前提です(^^;)。
で、もしヴァイオリン自体がE線側に傾きすぎていたら、
余計にE線には重さがのせにくいです。
高弦3本の3重音を弾くときは、エスプレシーヴォを弾くときみたいに胸をはって、
いつもよりちょっとだけ楽器の底辺を水平ぎみにしてみるといいかもしれません。
3本の真ん中の弦をねらうということは、弓の角度だけで合わせるのではなく、
楽器の角度にも気を配ると安定するんです。
>早く通り過ぎたいと思うあまりに弾き捨てているので、
うんうん。気持ちが負けていては3重音は弾けないですわね(笑)。
それから、3重音が鳴らせる弓の角度というのは、2重音に比べて
ものすっごく狭くなっているので、弓の角度と方向を正確に、
練習の時はなるべく長く、大げさに全弓使ってやるぐらいがいいかもです。
で、ダウンを弾ききる直前、少しE線側に重さを移動して、
弓を離したあとにもE線の響きがはっきり残るようにしてやると様になります♪
1281 なんちゃってシャコンヌ記念日・・・かもしれない(爆)  Elie 2003/11/21[fri]1:44:59
今日、はじめてバッハのシャコンヌ、最後まで音が取れました!
今まで、ちょっと手をつけてはすぐ投げ出していたんですけど、
今日、ひさびさに「ちょっとやってみるか」と思ったら、
思ったよりも、音が取れるんです。もちろん重音のところは、
とっさに取れずに考えてしまったりもするんですが。
それで「え、、、これは、もしや、行けそう?」と、譜面に喰らいついていきました。
ともかく、たどたどしいながらも、なんとか「これは
シャコンヌだな」とは分かるくらいのテンポで
よろよろと弾きつづけ、
楽譜を見ながら自分の指から「あの」シャコンヌの
旋律が生まれてくることに嬉しさを感じつつ、
ついに終止符をみたときには、じーんと感動しちゃいました。
よくがんばった自分!(笑)
「通った」とも言えないレベルなんですが(^^;;
でも、今まで「歯がたたない」と投げていた曲に
かすかな可能性の光が差してきた、そんな感じがしました。
しらたまさんの書いていた「綱渡りのようにがむしゃらに音符に
しがみつく気持ち」。。。まさしく、まさしくそのとおりでしたよ(笑)
。。。と、えらそうに書いていますが、実は「ずる」です(^^;;
しらたまさんも書いている96小節からのアルペジオ指定、
私はシェリング監修のショット版を使っていたんですが、楽譜の
下の部分に、小さく弾きかたの例が書いてあるだけなんですね。
なので、まずそこで立ち往生してしまい、見比べながらやってみたのですが、
さすがに、無理でした(^^;; なのでそこは半分くらい飛ばしてしまい。。。
あと同じようなところがもう1箇所ありますよね。
しらたまさんが使ったのは何版の楽譜ですか?
私も、その延べ書きしてある楽譜じゃないと、無理です(^^;;
ああ、あと2ページ分あるのね、ほんとは(ぼそっ。笑)
まあ、だから、正確には「まだ譜読みおわってない」レベルなんですが、
でも今までの「虫食い、つまみぐい」段階とは明らかに満足感、達成感が違いました☆
この感動を誰かに聞いてほしくて!(笑)
「絶対むりだろう」という諦めの境地から「もしかしたら何とかなるかもしれない」という
可能性が見えてきただけでも(錯覚かもしれませんが。爆)とても嬉しいものだったんです。
・・・そんなことやってて、まだクライスラーの3重音も攻略できてないんですけどね(爆)
でも3重音のとき楽器を水平ぎみにしてみたら、なかなか良いカンジです♪
ひきつづきがんばってみます^^(今、かなり上機嫌・・・笑)
1282 スタッカートのこと  みふふ 2003/11/21[fri]17:19:46
しらたまさん、みなさん、こんにちは。
私なんてまっだまだですが、バッハのドッペル第一楽章の第二Vn.、
だいぶ弾けるようになってきました。
止まらないで、隣の弦をひっかけるのもだいぶ減って、
とりあえず、最低レベルの’弾ける’ところまできたかな、と。
それにしても、冴えないのはスタッカートです。
ピアノだと、真珠のような丸い粒のイメージをもっていたんですけど、
Vn.だと全然違いますよね。
ナイキのマークのような感じ?
ちょっと重過ぎるか。羽では軽すぎる気がするし。
もっとピリッとした音を出したいんです。
それでいて憂いがあったらもう感激!なんですが。
1283 Re:なんちゃってシャコンヌ記念日・・・かもしれない(爆)  しらたま 2003/11/21[fri]17:48:57
Elieさん
>今日、はじめてバッハのシャコンヌ、最後まで音が取れました!
すごい、すごい〜!
おめでとうございます!
ヴィオラ歴が長いとはいえ、
Eliさん、Myヴァイオリンを手に入れてまだ1年でしょう?
なのに、もうシャコンヌが弾けちゃったんですね〜。
ヴィオラとヴァイオリンの両立って難しいんじゃないかと思うんですが、
(いや、HPの日記を読むと実際かなり大変だと思いますが・笑)
がんばって両方やっていると楽器をさわる時間も2倍になって、
特に鍛えられるのかも〜。
>この感動を誰かに聞いてほしくて!(笑)
でしょう!私もでした。
そうそうは味わえないエキサイティングな体験ですよね。
例えて言うなら、はじめて補助輪なしで自転車に乗れた時のような。
大したことじゃないんだけれど、本人は大喜びです(笑)。
>しらたまさんが使ったのは何版の楽譜ですか?
私のはヘンレ版です。
原典版と監修版のセットで、監修版の方では延べ書きされています。
アーティキュレーションや指使いはあまり私の好みではないのですが、
あの部分では大変お世話になりました(笑)。
この楽譜使えば、Elieさんもきっと通せますよ!
確か監修版だけのバラ売りもあったんじゃないかな〜??
ヘンレ版使って、是非ホンモノのシャコンヌ記念日を迎えてください。
みふふさん、
書き込みありがとうございました。
お返事はのちほど!
1284 Re:スタッカートのこと  しらたま 2003/11/23[sun]2:10:6
みふふさん
>それにしても、冴えないのはスタッカートです。
バッハのドッペルなら、スピッカートではなく、
弓を弦につけたままの「スタッカート」でしょうね。
私もかなりニガテでした(^^;)。
大抵の人がそのスタッカートでつまずいて、バッハの難しさに気づき、
完全には克服できないまま課題を抱えて先にすすむんじゃないでしょうか。
だけど、自分のことを振り返ってみると、
ピアノの経験があると特にそうなのかもしれないとも思います。
なぜならば、おっしゃるとおりヴァイオリンでのスタッカートは
ピアノのそれとは大分違います。
ピアノは「溜めて」「打つ」「(反動で)離す」でスタッカートの動作は完結します。
意識しないでも楽器のシステム「ダンパー」が自動的に音を止めてくれるので、
ピアノ弾きは弾いた音一つ一つについて「止めなきゃ!」とは意識していない場合が多いです。
しかし、ヴァイオリンの場合は音一つ一つについて意識的に「止め」ていかないと
語尾ならぬ「音尾」はあいまいになってしまいます。
つまりヴァイオリンの弓(右手)は、
「ハンマー」であり、「ダンパー」でもあるんですね(ピアノの部品名、合ってます?)。
そして、弾き手に「止めるぞ」という強い意志がないと「ダンパー」は動きはじめません。
それゆえダンパーの働きがキメテになるスタッカートの音ってヴァイオリンでは難しいのだと思います。
>もっとピリッとした音を出したいんです。
というわけで、
音程は合っている、音もかなり短くしている、それなのになぜかピリッとしないという場合、
引き終わりにしっかり弓圧かけて振動を消してやるように心がけてみるといいかもしれませんね。
・・・と、言うのは簡単ですが、これがまたなかなか難しい(^^;)。
>それでいて憂いがあったらもう感激!なんですが。
憂い・・・、憂いのあるスタッカートですかっ!
それは考えたことありませんでした。
うーむ、弓速を落として平坦に、引きずるようにしたら「憂い」が少しは表現できるかな?
ちょっと研究してみよう。
1285 つながったスタカート、切れたテヌート  田吾作 2003/11/24[mon]1:49:17
アンサンブルやレッスンなどの際に、
「そのスタカートは、音楽的につながるように!」(???・・・)
との指摘を受けることが、皆さんありませんか?
これは、単に観念的な注文なのでしょうか?
「振動が継続していながら、"切れたように聞こえる"」
ようなスタカートというのもあるようです。
(実際は「切れていない」のに!)
音を言葉で描写するのは危険なことですが、
スタカートの習得に欠かせないのは、「音の形」を意識しながら
いい意味での「抜いた音」を体験することのように思います。
「減衰」と言ってもよく、いわゆる「語尾の軽い音」です。
確かに楽典を見ると、
スタカート : 音を短く切る
とあり、これを文字通りに解釈して教えたり教わったりすることが多いようですが、
気をつけないと大変危険な面があるように思います。
「休符のあるところでは、如何なるときでも音が鳴っていてはいけない」
という誤った考えと相俟って、
「せっかくの響きを止める」ことにつながりかねない。
なぜならこれらの考え方は、音を
「あるかなしか」、"ALL or NOTHING" 的に捉えて、
いわば「定性的に」定義しているだけで、
「定量的に」見ていないからです。
「100 と 0 しかない」のではなく、その間には
たくさんの段階があるとすれば、例えば
「50 で始めた音を 50 のまま終え、プッッと切って 0 にする」よりは、
「10 なり 2 まで落として終える」
方が「自然なスタカートだ」という感覚も存在します。
それが先ほどの「抜いた音」、「減衰」、「語尾の軽い音」という意味です。
(響きがあっても、邪魔にならない音・・・。)
これはピアノという、減衰が宿命である楽器では感じにくく、
何か「別の調節法」で「スタカートを演出しなければならない」わけです。
しらたまさんのおっしゃるように、
ピアノのダンパーによるストップのイメージで、
> 弓圧かけて振動を消してやる
のもスタカートに違いありませんが、この場合、どの程度
> しっかり
弦を押さえつけて響きを止める必要があるのか
も、大事なことのように思えます。
なぜなら、
「少ない力で弾いて、少ない力で止める」ことが出来れば
それはすなわち「効率がよい」ことになり、
「綺麗な音」、「響きの豊富な音」につながるように思えるからです。
楽典にはまた
テヌート : 音の長さを一杯に伸ばす
ともありますが、これも吟味を要するようですね。
1286 スタッカートのこと  みふふ 2003/11/24[mon]22:31:0
しらたまさん
弾き終わりに弓圧をかけて止める、うーん、なるほど。
確かに今の私は弾きっぱなしです。
さっそくやってみます。
止めるのは、一瞬ですか?
こちらに書かせていただいてから、自分なりに考えていて
なんというか、光の線のようなイメージかな、と思ったんですが
それだと、田吾作さんのを読んだら、テヌートに近いのかもと
思えてきました。
ドッペルのスタッカートは、しらたまさんも言うとおり
弓を弦につけたまま勢いよく弾く練習なんですよね?
先生にもそう習ったし。
だけど、一音ずつ弓を弦から放したほうが響きがあって(残って)
いいような気がするんですけど、どう思いますか?
田吾作さん
音を言葉で描写するのは危険、というのは
人に説明する時のことですか?
自分の中でもしないほうがいいのでしょうか。
小さい時にソルフェージュをしたくらいで
あまり専門的な知識がないので
もしよければ、教えていただきたいのですが。
1287 Re:つながったスタカート、切れたテヌート  しらたま 2003/11/25[tue]11:35:45
田吾作さん、フォローありがとうございました。
文字数をケチる私のレスは端的になりがちなので、
別の見方を出していただけて大変助かります。
おっしゃるとおりスタッカートにはいろんなものがあり、
最終的に目指すべきは響きを止めない洗練されたスタッカートであると私も思います。
しかし、その前提として弓を弦から離さずに「動かす」「止める」の
スタッカートの連続運動は習得できていなくてはならないのではないでしょうか。
スタッカートの「止める」という動作は特に初心者にとって難しくて、
習熟するまではピアノ弾きには耐えられないような雑音が伴います。
それで、みふふさんもおっしゃるように
>だけど、一音ずつ弓を弦から放したほうが響きがあって(残って)
>いいような気がする・・・・
と思って弓を浮かせてしまいがちです。
みふふさんの「真珠のような、ナイキのマークのような」というイメージの
対比でなんとなくそうじゃないかなーと思いました。
私もそうだったんです。
弾き終わり弓を弦から放してしまえば、耳元ではきれいに聞こえるんですよね。
だけど、どうもパリッとした感じがしないし、拍感もはっきりしない。
これって音のきれいさを優先するあまり、
弦のテクニックの一つである「打楽器的要素」を放棄してしまっているんです。
オケなど、技量以上の曲があたえられて、
どーしても雑音を出しちゃいけない場面で「ごまかし」としてそれを
使わなくちゃならないというのは確かにあるんですが、人に迷惑をかけていないから
それでよしと思ってしまうといつまでたってもそこから先に進めないです。
だから、少なくともレッスンでは先生の言われるとおり「ギッ、ギッ、ギッ」と
やっておいたほうがいいんです(笑)。
逆に、全く楽器の経験がなくヴァイオリンをはじめた方は、
音を止めすぎる傾向にあるかもしれません。
先生の弾いている姿を見たまま、真似されるんでしょうね。
だけど、音のイメージはまだできていないから、
動きはパリッとしているけれど音はちょっと・・・ということがあります。
素人耳にはどちらかと言うと、ピアノ上がりの弾き方の方が
上手に聞こえます。
だけど、本質的には止めている人のほうが弦らしいんじゃないかなーと、
私は思います(笑)。
>止めるのは、一瞬ですか?
弾き始めに「弓のこのあたりまで」とゴールを目測しておき、
十分タメたあと、一瞬でゴール3cmくらい手前までいって、急ブレーキ(背中の筋力必要です)。
そのあとちょっとブレーキを緩めて、3cmくらい徐行して(響きを残す部分)、
弓を返しがてら急速に次のタメに入ります。
この「タメ」の一瞬で弓圧をかけ弓をしっかり止めます。
いかに質のいい「タメ」をつくるかが、
よいスタッカートにするポイントになるかと思います。
で、ゴールまでの道のりで弓圧を急速に減少させると短いスタッカートになり、
ある程度の弓圧を残したままにすると長いスタッカートになる、と思っていますが、
いかがでしょう? >田吾作さん
1288 お久しぶりです/スタッカート  Ryoko 2003/11/26[wed]12:58:40
お久しぶりです。
下のお話、”そうそう!”という感じです。
私もピアノ弾きなので、スタッカートの時どうしても弓を弦から離して
しまいがちでした。その方がとりあえずはきれいに聴こえてしまうのですよね。
先生から、”弓を弦から離さないできちんと止めるように!”と厳しく言われました。
機会があればまたどこかでアンサンブルしたいですね〜
私自身は、諸事情によりヴァイオリンのレッスンは再開できていないのですが。
またお会いできる日を楽しみにしています。
それでは。
1289 ご無沙汰しています〜  Yue 2003/11/27[thu]12:38:23
しらたまさん、かなりお久しぶりです!
相変わらず、こちらの掲示板はものすごく
盛り上がっていますね〜。
久しぶりでしたが、またまたスタッカートの
ことなど、なるほど・・・と
勉強させていただきました。
実は私もバッハが好きなくせにスタッカートが
超苦手でして(^^;;
実は今週末にオケの本番がありまして
そのまえに弦だけでもかえておこうと
ネットどはじめて頼んでみました。
最初はいつも使っている「オブリガート」
にしようと思ったのですが、探しているうちに
「エヴァ・ピラツィ」という同じスチール弦を
みつけまして、説明をみていたところ
スチール弦の派手さにさらに華やかさを
加えた音質とあって、オブリガートの方は
「温かみのある音質」になっていたんです。
どうしよう、、、一度試しに!っと思って
「エヴァ・ピラツィ」にしてみたところ、
最初はあまりにも響きすぎるために
ビンビン頭にきて、弾いていても苦しいくらいだった
のですが、1週間弾いてみて、ようやく華やかな
(になっているのかどうかは疑問が残りますが^^;;)
いい感じに音がでるようになってきました。
うぅ、でも、これって値段高いんですよね・・・。
しらたまさん、みなさまは何をおつかいでしょうか?
参考までに教えてくださ〜い(^^)/
1290 ピアノ弾き独特の弾き方?  しらたま 2003/11/28[fri]11:21:19
Ryokoさん、お久しぶりです〜。
>下のお話、”そうそう!”という感じです。
おお、Ryokoさんもそうでしたか(笑)。
で、
>先生から、”弓を弦から離さないできちんと止めるように!”
と言われても、「だって、こっちの方が音きれいだもん」って
頑なに自分のやり方を通したりするんですよね(いや、自分の場合)。
なまじ左手が動くもんだから(ピアノ弾きにとって単音なんて楽勝!)、
先生によっては曲もどんどんすすんじゃって、
右手のテクニックが追いつかないんでしょうね。
それで、ギャップを埋めるために下手な小細工をしてしまう。
「こんな難しげな曲弾いている自分なんだから、右手ができていないはずはない」って思い込んで。
ある程度のところで異変に気づいて先生が「ストップ」をかけてくださればいいんですが、
私の最初の先生は大人のピアノ弾きを教えるがの初めてだったらしく、
ただ「すごいね〜」っていってらした(笑)。
# 実は左手も、最初からよく動くとはいっても、
# あとで根本的な修正が必要になったりするんですけどね(^^;)。
>機会があればまたどこかでアンサンブルしたいですね〜
ホントに!是非またご一緒させてください。
Yueさん、こんにちは!
わたしもエヴァ・ピラッツィ使い始めてかれこれ1年になります。
華やかな音ですよね〜。
↓ピラストロ社に関する、こんなページを見つけたのでご紹介。
http://www.okada.de/music/pirastro/pirastro.htm
>最初はあまりにも響きすぎるためにビンビン頭にきて、
>弾いていても苦しいくらいだったのですが、
そういえば、張り替えた翌日オケで弾いたらちょっと生々しい音で苦労しました。
本番じゃなくてよかったと思いました。
これはドミナントにもいえることですが、張り替えてすぐの音はきびしいですね。
ガットでなくても、できれば3日は置いてなじませたいものです。
ところでオブリガートもエヴァ・ピラッツィもコアはスチールではなく、
シンセティックファイバー、つまり合成繊維を寄り合わせたものようです。
(同じ銘柄でもヴィオラ以下になるとスチールコアになること多いですけれどね。)
1291 24300番でした!  みふふ 2003/11/29[sat]14:32:50
しらたまさん、みなさん、
スタッカートのこと、いろいろ教えて下さって
ありがとうございました。
ぎっ、ぎっ、とがんばって練習してます。
それで解ったことが一つあって、特にアップのスタッカートのとき
弓が大きく使えていなかったんだ、ということ。
だからすくいあげるように(ひっかけるというべきか)
弓を弦から離さないと、音がでなかったんですね。
右手もまだまだですが、しらたまさんのを読んでいて
左手にも不安が…
1の指の横に2の指はくっつけて置けるけど
2の指の横に1の指をくっつけようとすると
2の指が逃げちゃうんです。
解りにくい書き方でスミマセン。
指を開いて置くの以上に、狭いところに指を置くのは
難しいと感じています。
とにかく、ゆっくり練習します。
1292 三浦研の発見録  三浦研 2003/11/30[sun]22:18:23
私は現在67才のアマチュアバイオリン弾きですが、ひょんなことからワン・ボウ・スタッカートでホラ・スタッカートを弾けるようになりました。そしてこのたびその続編として、下げ弓でのワン・ボウ・スタッカートの弾き方をアップしました。ご覧の上、ご批判、ご感想などお寄せいただければ幸いです。
1293 Re:24300番でした!  しらたま 2003/12/1[mon]11:12:0
みふふさん
24300番GETおめでとうございます!
>1の指の横に2の指はくっつけて置けるけど
>2の指の横に1の指をくっつけようとすると
>2の指が逃げちゃうんです。
その手の形をする時に、少し左肘を手前に引くようになさるといいかもしれませんよ。
同じポジションのまま1だけ上げると、てのひらの向きが指板と平行に近づきます。
そうすると、指の付け根の関節分指先の距離は離れようとするんですね。
それが2の指が逃げる原因だと思います。
狭い半音を押さえる時はそうではなく、1の爪の上に2の指を重ねるイメージなのです。
具体的には小指の付け根の関節を心持ち高くして、かつ指板に少し近づけるように肘の位置を調整します。
例えば、1の指の音が上がるタイミングで半音上のポジションに変わったと考えるんです。
ポジションが上がるんだから、当然肘の位置は少し手前に引いて上がり気味になります。
親指も2以下の指も離しはしませんが、肘が上がると親指も弦を押さえている指の角度も変わります。
2の指が弦を押さえる場所はかなり爪のほうになり、爪の面がG線側に傾きます。
そうすると2の指の下に1の指を滑り込ませるスペースが生まれるんですね。
すかさず1の指を平らにして2の指の下に滑り込ませます。
2の指のお肉が1の指の爪の上に半分のって、
2の指ははみ出た半分のお肉で弦が押さえることになります。
このコツを覚えていれば狭い半音も楽勝です^^。
で、1の指を元にもどすときは動かさずに置いておいた親指を支点として
なめらかに逆の動きをすれば、安定して元の位置に戻せると思います。
三浦研さん
書き込みありがとうございます。
お返事はのちほど!
1294 不思議なくらい  みふふ 2003/12/4[thu]14:48:56
しらたまさん、
ほんの三行書いただけなのに、こんなに的確な
アドヴァイスが頂けるとは驚きです。
肘をぐっと前に出して構えるのを
最近は忘れていたようです。
肘を上げることにより、外側の指をもぐりこませる
こつが解りました。
でも、楽々できるようになるのは、ちょっと先かな。
半音楽勝の日は来るか!?…失礼しました。
1295 Re:三浦研の発見録  しらたま 2003/12/5[fri]13:9:21
三浦研さん
私、ワンポウスタッカートは割合得意なんです〜^^。
ナンチャッテ、まだ難曲にあたってないだけなんですが、
なぜかこれまであまり苦労なくきています。
でもホラ・スタッカートはさすがに難しいでしょうね!
譜面見たことありませんが、1弓で32回のバウンドですか!!
弓50cmとすると一回分約1.5cm。
一度すべって3cm使ってしまうと
最後は弓が足りなくなっちゃうんですね(爆)。
面白そう!今度楽譜を買ってきてやってみよう!
ワンポウスタッカート、
弓の持ち方にポイントがあるというのは、プロが弾いている姿を見ていると
なんとなくわかる気がしますね。
弓が親指の上で自由になっていて、人差し指は上から押さえつけない、
だけど弓のバウンドの高さ制限はしっかりと人差し指でコントロールされている。
子供が工作で作るおもちゃに似てますね。
垂直に立てた棒にスプリングを通して、
そのスプリングの側面につけた「キツツキ」が棒をつつきながら落ちていくやつ。
あれって棒の太さに対するスプリングの巻きのきつさが肝心ですよね。
ゆるすぎると、2〜3回のバウンドでストンと落ちてしまうし、
きつすぎると動きが棒の途中で止まってしまう。
三浦さんのリポートを読みながらその原理を思い出しました。
興味深かったです。
また、発見があったら教えてください!
みふふさん
お役にたてたようで、よかったです!
>ほんの三行書いただけなのに、こんなに的確な
>アドヴァイスが頂けるとは驚きです。
なぜなら、私もそれで悩んだことがあるからです(笑)。
やってみればどうってことはないコツなんですけれど、
例えば「指は弦に対して45度に置くべし」というのが頭にあると絶対にたどりつけない答えなんですよね。
実は私、かつてそこで身動きとれなくなってしまったんです。
原則は原則としてふまえておかなくてはならないのですが、
ヴァイオリンの動きって原則ですべてが解決できるほど単純なものではないですね。
原則が言い及んでいないところもあって、そういうのは自分で研究して補わなくてはならない。
特に個々の体格差はもっとも原則が通用しないところです。
一般的な「やっちゃダメ」にしばられず、なんでもやってみるといいですよ。
もし間違っていて後戻りすることになっても、やったことは決して無駄にならないと思います。
1297 ホームページのご紹介  tyako 2003/12/14[sun]10:12:37
ホームページのご紹介です。
楽器のガレージセールの無料ホームページを新規開設しました。
そろしければちょっとお立ちよりくださいませ〜?
http://www.cablenet.ne.jp/~jirin/hinmoku/garage1.xls
1298 バロック入門  しらたま 2003/12/15[mon]20:37:16
ある教会のクリスマス・コンサートのために
臨時の室内合奏団が組まれ、そこで弾くことになりました。
曲目はバッハの管弦楽組曲です。
メンバーはあちこち(アマオケ・音大)からの寄せ集めです。
このコンサート出演のお話をいただいた時、室内楽ができてうれしい♪と思う反面、少々不安に思いました。
というのは、バロックというのは奏法にしろ音符の解釈にしろ「これが正解」というのがなく、
アマが下手に手を出すと意見の相違で滅茶苦茶になってしまう場合が多いからです。
常設オケであれば、普段の活動である程度スタイルが固まっていますからそれに従えばいいんですが、
臨時オケの2〜3回の練習で、異論の多いバロック音楽をなんとかできるものかしら、と思ったのです。
例えば、[ 符点4分音符+8分音符 ] が記譜してあっても、
現代風に音符を読んで、3対1の音価で弾くとは限りません。
他のパートが刻むリズムにすり寄って、
[ 二重符点4分音符+16分音符 ]で弾くべきであるという解釈があります。
一方、他のパートとわざとずらして3対1を守るべきという意見もあります。
楽譜解釈のよりどころは豊富な知識と、蓄積された経験と、個人のセンス、
そしてなによりその人の説得力のようです(笑)。
そんなわけで私ごとき素人には手を出せない分野だなーと思いながら傍観していたのですが・・・。
幸いこの合奏団には古楽のエキスパートが指導者としてつきました。
長年バロックを研究し演奏を行ってこられたプロの管楽器奏者の方です。
初顔合わせの時、最初の8小節をクリアするのに1時間が費やされました。
いわく、「弾くな!弾くな!弾こうと思って弾かないでください!」。
天井が高く残響の多い場所に適した奏法を厳しく要求されました。
最初、何をどう弾いても「No!」と言われるので正直戸惑いましたが、
その先生の解説と実演を聞くうちに次第に何を目指しているのかが
飲み込めてきました(たぶん)。
調性が持つ特定の意味や、一音一音に象徴されるもの&イメージが細かく説明されました。
この音は神である、この音は人間である、これは罪、これは喜び・・・。
感情とは別の次元にある伝統の力関係により、自然に、シンプルに。
そして、必然の「にごり」を恐れるな。
バロックとは「にごり」が混在する音楽である。
バロックの音は古楽器だからでるのではなく、奏者の音程のとり方と音のイメージによる。
バロックの音は奏者の頭の中から出てくるのですとおっしゃいました。
感動でした。
なんとなくそのやり方が体に馴染んできたところで、大聖堂での練習になりました。
石造りで数十メートルはあるかと思われる天井の下で、オケの音はわんわんと反響しまくりました。
なるほど、がりがり弾いていてはわけがわからなくなるわけです。
なるべく短く、つぶを立てて弾くように心がけてみました。
しかし、オケのタイミングはなかなかまとまりません。
そこにチェンバロが加わりました。
すると、不思議とそのチェンバロの音がクリアにリアルタイムに「立」って聞こえて、弾きやすいのです。
ドラムセットのようだと思いました。
今までホールなどで聞く印象で「なんて力のない弱々しい楽器なんだろう」って思っていましたが、
なるほど石造りの空間ではチェンバロってすごく力を持つんですね。
普段のオケでは考えられない、よい体験をさせていただきました!
Eさん、誘ってくれてありがとう!
1299 できましたら・・  森野たぬ 2003/12/18[thu]7:59:47
しらたまさん、皆さま、お久しぶりです。
長い間、御無沙汰している間に、私、ビオラを手に入れて
ビオラのレッスンを受けるようになりました。(^^)
>ある教会のクリスマス・コンサートのために
>臨時の室内合奏団が組まれ
響きを感じて弾く合奏のお話、とても興味深く読ませていただきました。
その本番のコンサートは一般の人も聴けるものでしょうか?
もしそうだったら聴きに行きたいなー・・などと思ってしまったのですが
障りがないようでしたら、お知らせいただけないでしょうか?
すみません、いきなり図々しいお願いで。m(__)m
先日私は教室の発表会で、林野庁(とは今は言わないんでしたっけ。。)の
木場にある「木のアトリウム」で弾く機会がありました。
ホールのように閉ざされていなくて、天井はないにも等しいくらいに高くそびえていて
音が広がっちゃうんじゃないかなーなんて心配してましたが
木と石に囲まれた空間だからかしら、
弾く音がプワンと自分の周りに広がるようで
とても心地よかったです。
(最初に練習で弾いたときは、自分の音の聞こえ方がいつもとまるで違って、音を出すのが何だか怖いくらいでしたが。)
自分のことまで長々と書いてしまいましたが、
こちらの掲示板、いろんな要素を細かく分析して皆さんが書かれていらっしゃるので、
いつも じっくり読ませて頂いてます。
1300 Re:できましたら・・  しらたま 2003/12/18[thu]16:37:59
森野さん
お久しぶりです〜。
>ビオラのレッスンを受けるようになりました。(^^)
楽器を手に入れたことまでは伺っていましたが、とうとうレッスンまで(笑)。
これで森野さんもびおら〜仲間ですね!
ちなみに私の「ヴィオラ・メモ」は昨年末で更新がストップしておりますが、
その後1回だけヴィオラのレッスンを受けました(^^;)。
先生は米国のヴィオリストで、来日の折、その方のお弟子さんから声をかけてもらったのです。
しかし、全然心の準備ができていないまま受けたので
(レッスン室のドアをあけるまで見学のつもりだった)、
曲の用意もなく、頭の中もヴァイオリン・モードのままで
ひじょーにもったいなかったです。
弓が駒に近すぎる(ヴァイオリンのつもりで弾くとそうなる)とか、
弓圧が軽すぎるとか(ヴァイオリンの圧力)、
そういう基本的なことを沢山注意されてしまいました(ぐすん)。
でも、表現の仕方などいろいろ勉強になったので(先生には失礼だったかもしれないけれど)、
無理にでもレッスンを受けてよかったと思います。
>その本番のコンサートは一般の人も聴けるものでしょうか?
一般公開のチャリティーコンサートなので来て頂いてよかったんですが、
申し訳ありません!!それは、もう終ってしまったのです。
いつも事後報告でご迷惑おかけしますm(_ _)m。
先の話ですが、恒例になっているらしく来年もまたあると思いますので、
その時には是非!
>木場にある「木のアトリウム」で弾く機会がありました。
私はまだ行ったことはありませんが、あそこも評判がいいみたいですね!
>弾く音がプワンと自分の周りに広がるようで
>とても心地よかったです。
よい響きのホールはよいオケ(演奏者)を育てるといいますが、
本当にそういう部分ってあるんですよね。
響きがいいと、ヘンに力んだり気を使ったりする必要がないので
表現の幅や音の精度を上げる余裕がでるんでしょうね。
# ちなみに後日聞いた話では、その聖堂の残響は「7秒」だそうです。
# ヨーロッパには残響11秒という聖堂があるそうですが、
# それに迫るものがありますね!
# すごーい。
1301 うわ〜残念。。  森野たぬ 2003/12/18[thu]23:25:14
しらたまさま、
今年はもう終わっていたとは 残念ですが
来年も演奏されるようでしたら、是非御案内くださいませ♪
>弓が駒に近すぎる(ヴァイオリンのつもりで弾くとそうなる)とか、
>弓圧が軽すぎるとか(ヴァイオリンの圧力)
あー、何だか分かる気がします。(おこがましいですが。)
あと私は、移弦のときに本当にしっかり 肩〜上腕〜肘を動かすつもりでないと 良い角度で次の弦に移れないという点で、ビオラの大きさを実感しました。で、頑張って移弦しようと思うと、今度は気合いを入れすぎて ほかの面がいろいろ崩れてしまったり。 (^^;)
私のビオラは39.5センチで小さめ?のようなんですが、それでもなかなか苦労してます。
レッスンは、カイザーのビオラ版をまず見てもらっています。カイザーはバイオリンでも途中迄やってたんですが、ビオラ版は♭が多くて、余計に指がうろうろしちゃいます。
バイオリンにも弾きたい曲がたくさんあるんで、またじっくり戻りたい気持ちも温めてますが、まずはビオラに専念してます。
>よい響きのホールはよいオケ(演奏者)を育てるといいますが
私、家での練習について「家で一番響く場所はどこ? お風呂場でやってみたら?」なんて、先生に勧められたことあるんです。私の先生は、学生のころ?よくお風呂場で弾いていたんだとか。ただ、うちのお風呂の場合、湿気と狭さがネックで実践してませんが。。
>ヨーロッパには残響11秒という聖堂があるそうですが
こだまが返ってきそう・・なんて思ってしまいました。
早速の御返事有り難うございました。m(__)m
1302 謹賀新年!  しらたま 2004/1/1[thu]11:23:59
皆さま、あけましておめでとうございます。
昨年の目標は「楽典強化」だったけど、あまりできてないなぁ(笑)。
今年の目標は、「鈴の音のような」ヴィブラートをかけられるようになること。
皆さまにおかれましても、素晴らしい進歩・発見がありますように!
今年もよろしくお願いします!
1303 あるレッスン風景  しらたま 2004/1/3[sat]11:21:8
昨年末、プロ奏者のTさんと知り合って、Tさんが音大の先生のレッスンを
受けるところを見学させていただくことになりました。
Tさん(40歳代男性)と駅で待ち合わせ、H先生のお宅へ。
H先生は有名音大の教授です。
先生のお宅は閑静な住宅地にありますが、
1階が全室レッスン室になっていて、その日はすべて使用中でした。
前の人のレッスンが終わるまでの間、Tさんと私は廊下で待っていました。
レッスン室からは流暢なプロコフィエフのコンチェルトが聞こえていました。
弾いているのは音大生の女の子です。
その堂々とした弾きっぷり、安定感から、音大生の中でもかなりできるかたとおみうけしました。
私が「さすが、音大の先生!噂には聞いていたけれど来ている人のレベルが違うや」と
感心して聞いていると、そこに閃光ように射しこむまぶしいほどの音。
ダイヤモンドのように硬い輝きを放つ、全く異質な音が割って入ってきました。
それがH先生の音でした。
女の子の演奏はたぶんコンクールで入賞してもおかしくないレベルと思います。
しかし、先生の演奏は、それのはるか1万メートル上をいくがごとく、
他に追随することを許さない高貴さがありました。
防音室のドア越しにもわかるその違いに、
「世界に認められる演奏というのは、こういうものなのか」と
目が覚める思いがしました。
順番がきて、Tさんと私がレッスン室に招き入れられました。
音楽に関する穏やかな、だけど示唆に富んだ雑談が交わされたあと、、
なごやかな雰囲気の中レッスンが始まりました。
Kさんがパガニーニのカプリースを弾きはじめました。
先生は部屋の隅にはまり込むように席をとり、黙って一通り聞き、
それで問題点と解決法は洗い出されたようでした。
そのあと、怒涛のような指導がはじまりました。
フィンガリング、ボウイング、イントネーション、曲想の捉え方、
そのレッスンのテンポの速さと濃さに私は目が回りそうでした。
先生はほとんど言葉で説明されず、Kさんから5メートルほど離れたところから
暗譜でお手本を弾いてみせます。
私は圧倒されて全くついていけていなかったのですが、
Tさんは先生の言われることをその場で理解し、どんどん音に変えていきます。
後でTさん曰く「H先生、今日はあなたに見せるために大サービスしてたよ」。
H先生、いつもはそんなにわかりやすくは弾いてくれないそうです(笑)。
また「H先生のレッスンはあのとおり内容が濃いので受ける方もものすごく疲れるんだけど
生徒の方は自分のレッスンが済んだら帰ればいい。先生は朝起きてから夜寝るまで、
一日中ずっとあのテンションのままなんだよ。信じられないでしょ??」。
以前、有名なオボィストと同席した時、同じことを感じました。
流れている時間の速度が違う、一日の密度が常人と全く違う。
生まれつきそうだったのか、周りの期待がそうさせたのか、
いずれにしても、短い人生で大きな仕事をするには、
そんな風に時間を濃く使わなくては無理なんでしょう。
私がそういうテンションで過ごしたら一日で音を上げるだろうな(笑)。
というか、できない〜。
さて、バッハの2番コンチェルト。
先生はいきなり暗譜でtuttiのファーストヴァイオリンで前奏を弾き始め、
Tさんのsoloを招き入れます。
だんだんセカンドヴァイオリンの旋律も入ってきました。
H先生の名人芸、一人オーケストラです。
重音ですが、よどみやもつれは全くありません。
なんという贅沢。これは気持ちいいでしょう!
H先生は長年コンマスをやっているだけあって、弾く方のプロだけでなく、
弾かせる方のプロでもあるんだなと思いました。
Tさんは、先生の奏でるコードの響きとビートにのって、
活き活きとソロを奏でます。
とても自然です。
よく、音楽もなにもない寒々としたレッスン室で、
萎縮している初心者の生徒に「さあ、どうぞ」と
いきなり弾くように命じる先生がいます。
冷たい楽譜のインク上を指して「これは、高すぎる、低すぎる」と
指摘する先生がいます。
そして、「なぜできないの?」「なぜわからないの?」。
生徒は途方に暮れてしまいます。
先生くらいの経験を積むと、頭の中に仮想合奏団が常駐していていつでもtuttiを
奏でてくれるようになっているので、どんな時でもどんな場所でも困ることはありません。
即座に音楽空間を結ぶことができるんです。
でも、初心者にはそんな便利なものありません。
どうやったら音楽の入り口が開くのか、どうやったら音楽が流れ始めるのか、
何と比べたらいいのか、それがわからない。
レッスン室で「音楽」を提供してくれる味方は先生だけだというのに。
その点、このH先生のレッスン室には音楽があふれています。
生徒が欲しいと思うところでガイドがでてきます。
レッスンを重ねていくうちに、生徒の頭の中には自然に
「先生オーケストラ」が常駐するようになるでしょう。
これは強い!
「音楽は一人でやるものではないんだ」
高度なレッスンを見学しておきながら低レベルな感想で申し訳ないんですが(笑)、
改めてそう思わされました。
レッスンの合間にH先生ぽつりとおっしゃいました。
「生徒が難しいスケールなんか弾いていると、
それに合わせて「ガンバレ、ガンバレ」と自分の指も動いちゃう。
音を出すわけじゃなく、指だって生徒の視線からは見えてないのに。
我ながらバカだなぁと思うけど、動いちゃうんだな。
レッスン終わる頃にはこっちがヘロヘロになってたりしてね(笑)。」
日本の音楽界を引っ張っていく地位にありながら、この温かさ、気さくさ。
あまりにサービス精神旺盛なので、
ご自分の立場をどう考えているのかと、こちらの方が心配になるくらいです(笑)。
超ご多忙でアマを教える時間はないのですが(音大生も順番待ちの状態)、
私のような素人にも分け隔てなく接してくださる、素晴らしい演奏家さんでした。
レッスンを見学させていただけてラッキーでした。
このような機会をつくってくださったTさん。
本当にありがとうございました。
1304 あるレッスン風景  いちご 2004/1/7[wed]19:16:7
素敵な体験をされましたね。
読んでいて、深く心に残るものがあります。
1305 あけまして  Yue 2004/1/8[thu]12:38:5
おめでとうございます〜。
今年もしらたまさんやみなさまからいろいろな情報を
教えていただき、ヴァイオリンがんばろうと
思っています〜。
・・・っといいつつ、なかなかケースを開けられないで
いる私ですが(^^;;
管弦楽組曲を演奏されたとか!
バッハ大好きYueといたしましては
うらやましいかぎりです!!
チェンバロがはいるとそんなに雰囲気が
かわるんですねぇ♪
2回ほど2番を弾きましたが、いずれも
チェンバロなしで、ちょっぴり残念。
いつかは1番も含めて演奏できたらいいなぁ(^○^)
今年もよろしくおねがいいたします〜(^^)/
1306 いいお話♪  Elie 2004/1/9[fri]1:18:8
しらたまさん、皆さん、あけましておめでとうございます(遅)
今年もたくさん皆さんと音楽や楽器の話をできれば、と思います。
よろしくお願いします♪
しらたまさん、新春からよいお話をありがとうございました☆
H先生、ほんとにすばらしい先生ですね。
一人オーケストラすごすぎ〜〜贅沢な時間ですね!
そして最後のコメントに「H先生ってなんて人間的にすてきな方なのかしら♪」と
強く思いました!
それにしてもプロ奏者の方ってほんとにお忙しい毎日を過ごしてらっしゃいますよね。
オケで弾いて、生徒も何人もいて、さらに音大で教えたりアマオケのトレーナーをしたり。。。。すごいエネルギー。
きっとCPUが私の何倍、いや何十倍(笑)もあるんだろうな〜〜
#アジャスターをヒル型のに変えてみました。理由は、「かっこよさそうだから(爆)」
しかし一度はずしたE線を再度、張ったときにループの部分からぶちっとやってしまいました。
あああ、オリーブだったのに(涙)
しょうがないのでオブリガートのE線を張りました。
これで全弦、オブリガートに揃ったわけなんですけど、E線が変わると、他の3弦の響きも明らかに変わりますね。
アジャスターにより弦長が変わったことよりも、たぶん弦による差が大きくて、
アジャスターを変えた効果がよく分かりませんでした(^^;;
ちなみに、オリーブのほうが鳴りがいいかな、、、と思いました。同じ金線だけど、
オリーブのほうが輝かしく艶やかな音がするし、他の弦も鳴りがいいような、、、
しばらくしたら再びオリーブのE線を張って比べてみたいと思います。
バイオリンではなるべくいろんな弦を試してみようとは思うのですが、
まさか、そんなにしょっちゅう張り替えてばかりもいられませんし(^^;;
弦がなじむのにもあるていど時間がいりますしね。
1ヶ月くらい張れば「試用期間」としては充分かなあ?
次はインフェルトのどっちか、を試したい、とは思っているのですが。(でもそうそうお金もない。爆)
1307 Re:いいお話♪  しらたま 2004/1/9[fri]20:42:54
いちごさん、Yueさん、Elieさん
コメントありがとうございます^^。
まずは、いけすかない自慢話と取られなくてホッと一安心です(爆)。
私も全くそういう世界とは無縁の人間ですが、
今回はTさんのご好意でちょっとだけ覗き見させていただけたので
皆さんにもおすそわけ(笑)。
Yueさん
>2回ほど2番を弾きましたが、いずれも
>チェンバロなしで、ちょっぴり残念。
ホント、チェンバロって石造りの空間でこそ映える楽器だと思いました。
私も管組は今まで(曲がりなりにも・笑)何度かやる機会はあったんですけれど、
べたべたバロックでチェンバロ付なのは今回がはじめてでした。
で、結構身構えてて、初回の練習の前に
ガーディナー/イングリッシュ・バロック・ソロイスツのCDで
勉強してから行ったんですけれど、それが大当たりで(爆)。
先生の要求は、ほぼそういう速度だったんです。
(ガーディナーってテンポが超速いことで有名ですよね〜。
私も前知識なしでガーディナー指揮の交響曲(ベートーヴェン)を聞いたときはぶっとびましたが、
上記ガーディナーの管弦楽組曲(バッハ)はとっても爽やかで軽快でとても好きです♪)
で、そういう速度での演奏だったことも、
チェンバロがその威力を発揮できた一要因なんじゃないかな、
と思います。
Elieさん
>アジャスターを変えた効果がよく分かりませんでした(^^;;
私は職人さんに薦められるままにヒル型アジャスターにしてしまっていますが、
同じく弦もかえてしまったので違いがわからなかったのですよ〜。
やっぱり弦長が変わると音も違うんですかねー。
>E線が変わると、他の3弦の響きも明らかに変わりますね。
これは、私もそう思いました。
共鳴のせいなんでしょうか。
それとも張力によって駒と表板の接点に変化が起きるのか・・・。
>しばらくしたら再びオリーブのE線を張って比べてみたいと思います。
は〜い。実験したらこちらの掲示板にもリポートしてくださいね〜!
1308 はじめまして(キリ番です)  ひやむぎ 2004/1/16[fri]20:35:12
しらたまさん、はじめまして。以前から時々このHP見させて頂いてます。
幸運にもキリ番…、ということで初めての書き込みです。
私はいま大学3年生で、大学オケでビオラ弾いてます。
初心者で入団して、まだ全然弾けなかった1年のときにこのHPを見つけ、
大人になってからバイオリン始めたなんてすごい人だなー、と思っていました。
6年目にしてメンコンを弾いたなんて!数年後の私がそこまでできるとは
とても思えませんが、これからも地道に頑張っていくつもりです。
またHP見に来ます、これからもよろしくお願いします。
1309 Re:はじめまして(キリ番です)  しらたま 2004/1/16[fri]21:38:45
ひやむぎさん、キリ番おめでとうございます!
後ほどお名前をアップさせていただきます。
>初心者で入団して、まだ全然弾けなかった1年のときにこのHPを見つけ・・・
ということは、2年前からご覧頂いていたのですね〜。
ありがとうございます〜。
>数年後の私がそこまでできるとは
>とても思えませんが、これからも地道に頑張っていくつもりです。
上達の過程は人それぞれです!
難しい曲を弾いた人が必ずしもエライわけではありませんよ〜。
音楽に近道なし!です。次のステップのために力をためてください。
基礎力がたまっていれば、
ヒントを得たとたんにぐんと伸びたりします。
これからも当HPをよろしくお願いしま〜す。
1310 久しぶりに書いて見ます♪  PONG 2004/1/18[sun]21:27:35
>しらたまさん
自分のHPのリンクに載せちゃいましたけどいいでしょうか??
>ひやむぎさん
同じく私も今大学三年生です。いいですね〜大学のオケ入りたいんですが、もうそろそろ卒論が控えているので・・・・私は、去年の正月にはじめて、ようやく一年が過ぎました。のこりの1年間、所属の合唱団を休んで楽器練習+卒論に励もうかなと思ってます。同じ大学生ってことで話が長くなってしまいました。すいません(^^;)お互い頑張りましょう♪
1311 「黒ネコ」の名前の由来は?  S_Yako 2004/1/21[wed]10:4:0
発言するのは久しぶりの S_Yako です。
今日は技術的なことじゃなくて、雑学的な質問なのですが、ご存知のかたが
いたら教えてください。
松脂に「黒ネコ」と呼ばれているものがありますが、どうしてこのように
呼ばれているのでしょう?
確かに松脂そのものの色は黒ですけど、フタに描かれているネコは赤い色を
しているので、ハテナ?と思いました。
あちこちのサイトを見てまわったのですが、「通称、黒ネコ」としか書いて
なかったので、質問させてもらった次第です。
1312 Re:「黒ネコ」の名前の由来は?  Yuki 2004/1/22[thu]10:19:59
みなさまはじめましてこんにちは。m(__)m
この松脂作ってる人は The "Cat Brand"; Millant Deroux rosin と呼んでいるので、別に黒くはないみたいです。 http://www.rosinmakers.com/contact.html に猫の写真がありますがどちらかというと灰色というか三毛猫というか。 やっぱり猫マークの黒い松脂だからではないでしょうか?
ちなみにうちでは「ねこまつ」と呼んでいます。
1313 Re:「黒ネコ」の名前の由来は?  S_Yako 2004/1/23[fri]11:48:31
Yuki さま、回答をありがとうございました。
紹介していただいたサイトを見てきました。
「黒ねこ」というのは日本独自の愛称のようですね。
1314 ヘキサコード  しらたま 2004/1/23[fri]20:8:24
去年のクリスマス・バロックコンサートに参加したことをきかっけに
今年からバロック音楽の講座に通い始めました。
今は、ヘキサコードのソルミゼーションなんかをやっています。
ヘキサ、つまり6音からなる音階は、
例えば、
今ならドレミファソラシドと歌う音階を、
ドレミファソレミファと歌うそうです。
(現代風に考えれば、途中から移調して移動ドで歌うかんじ。)
ドレミファソラシドが当然のことになっている今の世の中からは想像がつかない
柔軟で色彩豊かな音の世界です。
バロックなど古い音楽を勉強していると、
「音」に意味がつけられて「音楽」になっていく
過程が見えるようで面白いです。
※上記、声に出せばなんとかなりますが、頭の中で歌おうとすると意外に難しい!
皆さんも是非お試しください。
ちなみに
ヘキサコードについてもっと知りたい方はこちらのHPをご参照ください
http://www.mab.jpn.org/lib/exp/index.html
*-*-*-*-*-*
「黒ネコ」って何気なく呼んでいるけれどほんとにマークは黒いネコじゃないんですね!
よくお気づきになりましたねぇ!>S_Yakoさん
そして、お久しぶりです〜。
Yukiさん、はじめまして!
「ねこまつ」←こ、これ、いいですね〜。気に入りました♪
ところで、この掲示板には小文字の「yuki」さんがすでに書き込みされているので、
もしよろしければ少々ひねっていただいて、お名前を識別しやすくしていただければと思います。
せっかく書き込みいただいたのに、うるさいこと言ってすみませんが、
どうぞよろしくお願いいたします!
1315 おはようございます  Yukiあらためゆうき? 2004/1/24[sat]8:5:39
しらたまさん、みなさんおはようございます。
>もしよろしければ少々ひねっていただいて、お名前を識別しやすくしていただければと思います。
はい、失礼しました。
ぜんぜんひねってないですけどゆうきさんはいらっしゃらないようなので
かぶってなければこっちにしたいとおもいます。
1316 オフ会、や、やります??  しらたま 2004/1/26[mon]20:57:19
えー、今年4月17か18日あたりに軽〜くオフ会なんぞ開こうかと思っておりますが、
皆さんご都合いかがですか〜?
楽器持参になるか、ただの飲み会になるかはまだわかりません。
場所は東京駅から30〜40分以内のところを予定しております。
ご希望を、オフ会専用掲示板またはメールでお知らせくださいませ。
*-*-*-*
ゆうきさん、ご配慮いただき、どうもありがとうございました!
これからもよろしくお願いします♪
1318 オフ参加します  シュタルク 2004/1/29[thu]19:13:4
しらたまさん
当BBSではご無沙汰しておりました。
4月のオフ会参加します。そのころになれば、少しは時間が出来るでしょう。
楽しみにしています。場所はどこになるのでしょうか。実際に開催する際に
お手伝いできることがあったら、おっしゃって下さい。
1319 初心者のビブラート練習法は?  貴恵 2004/1/30[fri]2:37:33
こんにちは。
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
バイオリンを始めて1年、あっという間でした。
昨年、秋からは、アマチュアストリングオケにも参加するようになって、
下手ながらに、楽しくバイオリンを弾いています。
で、やっと最近ビブラートの練習に入ったのですが、
そこで、皆様に聞いてみたことが一つあるのです。
こちらにいらっしゃる皆様が最初にビブラートを習ったとき、
指、手首、肘のどのビブラートから入りましたか?
上達するに従い、違うビブラートのかけ方って教えてもらえるものなのでしょうか?
先生によって、違ってくるみたいなので、興味がるのです。
あと、教えてもらったときの練習法なども聞けたら嬉しいです。
私の先生は、「指を弦の上で(手首から)回転させる感じに〜(私には、指先をこねる感じに思える)」っていうのですが、手首が硬くて、なかなかスムーズに回転出来ないんです。
あと、初心者によくあると思うのですが、楽器まで揺れてしまって、中々上手く出来ずに苦戦の毎日です。こればかりは日々練習あるのみと思いますが、皆さんの練習法などありましたら宜しくお願いします。
貴恵
1320 Re:初心者のビブラート練習法は?  しらたま 2004/1/30[fri]13:10:48
貴恵さん
今年もよろしくお願いします^^。
>指、手首、肘のどのビブラートから入りましたか?
私の最初の先生は結構早い時期(1年未満)から手首のビブラートを教えてくれましたが、
楽器が揺れて上手くいかず、自分なりに工夫して、できるところは手首で、上手くいかないところは指で、
と使い分けていました。
(当然、均質なビブラートはできませんでした。)
腕のビブラートは10年すぎて4番目の先生から教えていただきました。
「今のかけかたなら(指ビブラートにもいろいろあるのです)そう悪くはないけれど、
情熱的な表現には向かないから」ということでした。
私見ですが、
腕が短く、手も小さく、しかも「指の第一関節が短い」方だと、
手首でのビブラートは難しいように思います。
特に第一ポジションは余裕がなく、きついです。
腕が短いと第一ポジションではかなり肘の関節が開くことになるんですが、
その状態で指板の上で指を立てようとすると(ビブラートは指をスクロール側に倒すことで音程を変えるため)、
もういっぱいいっぱいで、手首の関節が固まってしまったり、親指の位置が悪くなったり、
指の関節の向きがビブラートには不適な方向になってしまうんじゃないかなーと思います。
自分の努力不足とか不器用さを正当化する言い訳にしてはいけないんですが、
体格的、物理的に無理と言うこともたまにはあります。
先生にもそれを見抜けないことがあるので、自分から積極的に試してみることも必要と思います。
先生の言うとおりにやってみてどーしてもできなかったら、
なぜ自分にはできないのか、どういう条件ならできるのなど
状況をよく分析した上で、周りの人たちのビブラートの仕方を
参考にいろいろためしてみられるといいと思います。
私もビブラートでは長いこと悩んでいましたが、
結局最後に教えられた腕のビブラートによって救われました。
最終的にはすべてのビブラートができた方がいいのでしょうけれど、
やっぱり体格によって「入りやすい」ビブラートというのはあるんだと思います。
ただ、子供の頃からやってきた人でさえ、美しいビブラートをかけられる人は稀です。
そういうものですから、時間をかけてじっくり取り組んでいってください♪
練習方法の方は、どなたか、よろしく!
*-*-*-*-*-*-*-*
シュタルクさん
オフ会への参加表明ありがとうございます!
これで弦4部そろいましたね〜(笑)。
もうすこし話がまとまったら、お手伝いをお願いすることがあるかもしれません。
その時には、どうぞよろしくお願いします。
1321 ビブラートの練習方法  Elie 2004/2/2[mon]0:48:46
貴恵さんへ
1年目でビブラートの練習とのこと。順調ですね(^-^)
私が習ったのは腕のビブラートでした。私的にはこちらのほうが
楽なような気がしました。なぜかというと、手首ビブラートは
回転(揺らし)の方向を勘違いしているととっても習得が難しくなってしまいますが
腕のビブラートは揺らす方向が比較的、体感しやすいように思うからです。でも
私見ですし、先生の方針もありますので。先生はご自分のされているビブラートを
教えてくださるものだと思うからです。
とりあえず、予備練習として、指の第一関節を柔軟に動かせるようにしておくといいです。
左手の親指と人差し指で軽く輪をつくり、人差し指の関節をぺこぺことへこませたり
戻したりを連続でします、(このとき支える親指は動かさない)
ゆっくりからなるべく速く動かせるようにします。これを各指でします。
それから手首ビブラートの予備練習で、楽器をもたずに左手のひらを顔の前に上げ、
ノックをするように手首を軽く振ります。
ノックと違って、向こう側にだけ倒し、戻ってくるときは手のひらが手首よりも
前に戻らないようにします。
なぜならビブラートは基本的に基準音から低いほうにかけるものだからです。
実際に楽器をもってやるときは3ポジの位置に左手をおいてやるのがよいらしいです。
しらたまさんも書いているように、1ポジの位置でビブラートをかけるのは
(左手が遠い位置になるのは)腕の短い人にとっては苦しいからです。
練習方法としては、メトロノームを60くらいに設定して、
1拍に 2つ 3つ 4つ 6つ 8つ できるだけ細かく
とだんだん入れる数を増やしていくようにします。こうすると
ビブラートのコントロールが出来るようになる、でしょう。。。
ある音をとって、そこからほぼ半音下までぐいっと下げます。
この幅が細かいといわゆる「ちりめんビブラート」になってしまうのですね(^^;;
手首のビブラートはおそらく先生が教えてくださっているものだと思います。
腕のビブラートですけど私的には、「ポジションを降りる気持ちで、しかし指は動かない。」みたいな感じ。指の柔軟性(とくに第一関節)でビブラートが成立しているような気がします。
いろいろ書いてしまいましたが、先生の指導に従うのが一番と思いますので、参考程度にお読みください^^
1322 有難うございます  貴恵 2004/2/3[tue]16:54:24
ビブラートの知識を分けていただいて有難うございます。
しらたまさん、
毎度のこと、しらたまさんのご意見は私のような手、指の短い者の弱点をついていて、思わず頷いてしまいます。
そうなんです、第一ポジションでの人差し指のビブラートが難しいです。
手首をこれ以上向こう側へ動かす余裕がないと言うか・・・
もともと指が倒れたような感じなので、これ以上倒せないみたいな感じなんですよね。
仕方ないので、以前Simplisity of Playing Violinで読んだ練習法(いわゆる腕ビブラートなのかな?)で
シフティングをする要領で、段々シフトの幅を小さくしていくと最終的にビブラートになるというような感じのことが書いてあったので
それっぽい練習もしてみたり、今はいろいろと試している段階です。
でも、やはり、指か手首のどちらかだけで、すべては難しいと聞いてちょっと安心しました。
Elieさん、
指の第一関節を動かす練習は、以前どなたかのHPで見たことがあるのですが、
私は、これが一番難しいと思ってるのです。親指と人差し指で輪を作って練習すると、親指まで動いてしまって・・・。
あと、これを楽器の上でやろうとすると、第一ポジションでは人差し指を伸ばすだけの場所がないのです。
第三ポジションや中指でならなんとかなりそうなんですけど。
これは、ぜひとも、誰かが指ビブラートをかけているのを見てみたいです。
あと、やはりコントロールできるようになるには、適当にこんなものかなぁ〜ってやっていないで、
きちんとメトロノームを使って練習したいと思います。
ビブラートって、それだけの練習をしている時はなんとかなっても、
曲を弾きながらビブラートをかけようとするとボロボロになってしまって、
それでなくても下手なのが、更にひどくなってしまって、聴いている人に申し訳ないです。
まだまだ、練習始めたばかりなので、うまくできなくても、落ち込まずに、
お二人のアドバイスをプリントアウトして、気長に練習します。
1324 オフ会決定!  しらたま 2004/2/5[thu]19:10:23
snoopyxさんに先越されちゃいましたね(笑)。
「しらたま」のオフ会は
4月18日(日)13:00〜ティアラ江東(東京都江東区)になりました。
1曲はポジションチェンジを習いはじめた方なら楽しめる程度のものを用意する予定です。
その前の段階の方も簡単な曲(ホーマンなど)のデュエットなどでご参加いただけます。
このオフは、ヴァイオリンを本気で上手くなりたい方々の
集いの場とお考えいただければと思います。
情報交換とコミュニケーションが目的で、現在の腕前を問うものではありません。
アンサンブルの経験のない方、日ごろROMなさっている方も、
是非エントリーしてください。
部屋の広さの都合で、上限16名としたいと思います。
現在以下6名様のエントリーを頂いています。
Vn.3(私含め)、
Va.2(お二人とも持ち替え可)
Vc.1
ヴァイオリン中心の弦楽アンサンブルになりますが、
チェロもしくはバスの方であと1名様、お手伝いいただけると大変助かります。
ヴィオラの方もどうぞ〜!
参加表明は「オフ会掲示板」に書き込んでいただくか、
shiratama@website.co.jp
へご連絡ください。
(但し、このメールアドレスは3月末で使えなくなりますのでご注意ください!)
1325 レオポルト・モーツァルト  しらたま 2004/2/19[thu]18:10:29
バロック音楽の講座での話で興味をもって、
レオポルト・モーツァルトの「ヴァイオリン奏法」を読んでみました。
この本は私も初心者の頃に書店で手に取ったことがあるんですが、
「みやび」な顔立ちのイラスト(ヴァイオリンの構え方の図)に
びっくりして「あ、ダメ、これは古すぎて参考にならないや」と
思ってしまって、それ以来(^^;)。
レオポルトが、かのアマデウス・・・のお父さんだということは知っていましたが、
失礼ながら読む前にはこんなにすごい人だとは思っていませんでした。
この「みやび」なイラストだって、
じっくり見てみると顔以外はとてもリアルに描かれているのですね。
それに説明されている奏法自体、全然古くはないと思いました。
また「こうであってはならない」の描写には、
皮肉がたっぷりこめられていて思わず笑ってしまいました。
今の初心者が読んですぐにピンとくる内容ではないかもしれませんが、
「へぇ〜、この時代からこういうこと言われてたんだ!」って
思うようなことが沢山書いてあります。
長年弾いてきた方にはおすすめです♪
現在の奏法の原点なんでしょうね。
未だに広く出版されている理由がわかる気がします。
まだの方、是非読んでみてください!
対象物を鋭く的確にとらえているあたり、
このお父さんがいたからこそ、あのアマデウスが育ったんだろうと
思わずにはいられません。
1326 お久しぶりです  みふふ 2004/2/29[sun]22:9:36
しらたまさん、こんばんは。
すっかりご無沙汰しておりましたが、今日は聞いてほしいことがあって
やってまいりました。
先日、オケの練習に参加して、とっても不完全燃焼というか、
満足できない気持ちになってしまいました。
しらたまさんも知ってのとうり、私はまだまだへたくそです。
でも、ピアノをやってきたおかげで、まわりの音はきこえるつもり。
その日は、上手な方が久しぶりに練習に出ていらっしゃって、
となりで弾いたんです。わたしが言うのもなんですが、
周りの音を聞いてないみたいで、マイペースというか…。
指揮とずれてきた、と思うと、どうにも弾き続けることができず
落ちまくりでした。かといってその人の音を聞かずに弾くのも
難しいし、これからもずっとこんなことが続くとなると
ちょっと、真剣に対策を考えなくては、と思うんです。
もちろん、自分がもっともっと弾けるように練習しなくては
いけないことは解っているつもりなんですが。
書くだけ書いて、ちょっとほっとしました。
乱文お許しください。
頭をひやして、またおじゃまします。
おやすみなさい。
1327 きのうの続き  みふふ 2004/3/1[mon]20:39:9
しらたまさん
二日続けておじゃまします。
きのうは、なんだかオケの仲間のことを悪く書いてしまったなって
反省しています。
昨日書いたA氏も私も、弾くだけで手一杯で、
なかなか指揮を見ていられない。
ちゃんと指揮を見ながら弾けるように練習すればいいんじゃないかって
思えてきました。
しらたまさんは、どう思いますか?
レオポルト モーツアルトの本、おもしろそうですね。
でも、うちの近くの本屋には置いてないだろうな。
しらたまさんは普通の本屋さんで買われたんですか?
YAMAHAには、おいてあるかしら。今度行ってみます。
1328 Re:お久しぶりです  しらたま 2004/3/2[tue]10:45:57
みふふさん、こんにちは!
>その日は、上手な方が久しぶりに練習に出ていらっしゃって、
>となりで弾いたんです。わたしが言うのもなんですが、
>周りの音を聞いてないみたいで、マイペースというか…。
わかりますよ〜。その気持ち。
こういう方って大体において音も大きいし、自己主張も激しいし(笑)、
隣になると引きずられちゃってものすごく弾きにくいんですよね〜。
A氏、ヴァイオリンの腕前自体はみふふさんより上かもしれないけれど、
アンサンブル力はみふふさんの方が上ってことはありえます。
>ちゃんと指揮を見ながら弾けるように練習すればいいんじゃないかって
>思えてきました。
そうですね!
正しいテンポがわかって、それを自分の方から発信できるようになればもう怖いものなしです。
そこまでいけば、間違ったテンポ、リズム、音程を「無視」できるようになりますし、
正しい音楽を演奏している仲間たちの音が鮮明に耳にはいってきます。
オケの「どこに」正しい音楽があるのか見極めて
(それは、アマオケの場合コンマスではなかったりする)、
どこにもなければ「私がつくる」くらいな気構えでやってみてください。
自分勝手な人の隣で弾くことが不快なことに変わりはありませんが、
そういう状況でも弾けるようになればかなりな実力がついたということです。
よい修行の場を与えられたと思えば腹もたたない・・・かも(笑)。
どんな状況でも安定して音楽ができる実力と精神力を培ってくださいね!
>レオポルト モーツアルトの本
私は銀座のYAMAHAで買いました。
楽譜を扱っているようなところなら取り寄せてくれると思います。
1329 がんばるぞ  みふふ 2004/3/5[fri]23:2:31
しらたまさん
超プラスのアドヴァイス、ありがとうございます。
自分の方から音楽を発信できたら、本当にすばらしいですよね!
すぐには無理でしょうけど、それを目指してがんばります。
管の人たちはとっても上手なので、そちらの音が聞こえるように
ならなくちゃ。先回は、全然耳にはいってこなかったです。
銀座のYAMAHA、いい響きですね〜。
私も4年ほど、東京にすんでいたことがあります。
でもあの頃は音楽にあまり興味がなかったから
銀座にヤマハあったかな?どこだっけ?っていう感じ。
いいな〜いきたいな〜。
1330 レオポルドさんのバイオリン奏法  yuki 2004/3/15[mon]23:0:10
しらたまさん、こんにちは!
こちらの掲示板では1年以上ぶりのような気がします。
レオポルド・モーツアルトの「バイオリン奏法」読みました!
あの時代に書かれたものにしては、現代の奏法にも通じることばかりで
思わず頷きながら一気に読み進めることができました。
基本というのはいつの時代も変わらないのですね。
特に最後の第12章は、合奏に携わる人は皆読んでほしいと
思いました。
私にとっては耳の痛くなる言葉ばかりだったのですが(笑)
それにしても、「〜奏法」と名のつくものは小難しい文章で
専門家が読むものだと思っていましたが、この本はとても分かりやすい
ですね。訳者の貢献度も高いかと思いますが、訳者いわく、これでも
殆ど直訳だというのですから、レオポルドさんの知性を感じます。
素晴らしい本を紹介してくださってありがとうございました。
取り急ぎ御礼まで♪
1331 Re:レオポルドさんのバイオリン奏法  しらたま 2004/3/18[thu]21:26:35
yukiさん、書き込みありがとうございました!
>あの時代に書かれたものにしては、現代の奏法にも通じることばかりで
>思わず頷きながら一気に読み進めることができました。
ね!ね!面白かったでしょう?
文中で揶揄されていた奏者って特定の人物を指していて、
あの本が出版されてからいろいろあったんじゃないかなーって想像しちゃいます。
本人がわざわざ「特定の人を指しているんじゃない」って言っているところが
またすごく怪しい〜(爆)。
揶揄といえば、サンサーンスの動物の謝肉祭が思い出されます。
有名なチェロの曲「白鳥」があるやつ、ね。
子供向けの教育用の音楽かと思ったらそうじゃなくて
実在の音楽家をおちょくった曲なんですってね。
それが予想外にヒットしてしまって、
本人はこれが演奏会にかけられることをすごくイヤがったんだとか。
そういえば、「ぞう」とか「かめ」みたいに弾くピアニストってほんとにいるもんねー(笑)。
その見方でいけば、レオポルトさんも「特定の人」を指したのではないかもしれない??
>特に最後の第12章は、合奏に携わる人は皆読んでほしいと
>思いました。
レオポルト先生も、お仕事や、レッスンの場で、
ずいぶんストレスをためていらっしゃったんでしょうね。
文中で時々「熱すぎる」口調になるのはそのためでしょう。
で、「いかん、いかん」とまた冷静になってみたり(爆)。
天国のレオポルトさんは、現代のアマの演奏を聞きながら
「ずーっと昔から口をすっぱくしていっているのに!」と
嘆いていらっしゃるかもしれませんね(笑)。
1332 お客様募集  しらたま 2004/3/29[mon]20:26:35
4/18(日)のオフ会ですが、演奏者枠の方はもうしめきらせていただいたのですが、
もし、15:45〜17:00 の私たちの演奏を「聞いてもいい」という方、
いらっしゃったら私、しらたままでご連絡ください。
shiratama@website.co.jp
これからヴァイオリンをはじめようかな〜と思っている方もよかったらどうぞ。
5名様分くらいは席をご用意できるかと思います。
(終演後、二次会にも参加いただけます。)
*-*-*-*
引き続きレオポルトさんネタ。
先日、楽器屋さんで弓の毛換えをしてもらっている間にバロックバイオリンを弾かせてもらいました。
弓もバロックボウで、レオポルドさんの挿絵と同じ形でした(ただし、新作)。
で、A線、D線が裸ガットだったんですが、実際に弾いてみて、
「D線、G線はE線、A線を弾くときよりも指板寄りで弾かなければならない。」
というレオポルドさんの言葉がすごく実感できました。
裸ガットって駒寄りは、本当に鳴らないんですね〜!
モダン楽器+巻き線ナイロン弦で弾いた感じからはそんなこと想像もできませんでした。
そして、思ったよりしっかりした大きな音が出て、
弓も張力十分で、スピッカートもできました。
ワンボウスタッカートなんてできないんだと思っていましたけれど結構できましたよ!
できないのは弯曲弓だけなのかな??
1333 アゴ当てを外してみました  しらたま 2004/4/28[wed]21:29:22
ご無沙汰してます。
2004年春のオフ会がおかげさまで無事おわり、
ほっとしたのも束の間、
仕事関係であれやこれや勉強しなくちゃならないことがあって
掲示板に書き込む余裕がありませんでした。ごめんなさい。
このトシになるとさすがになりふり構わず音楽三昧というわけにはいきませんねー。
残念なことに・・・。
オフ会とても楽しかったです^^。
ご参加の皆さんがすごくやさしくってねー、気をつかってくれてねー、
とても居心地がよかったです。
さてさて、実はその日、私は迷いに迷った末、
肩当なし&あご当てなしで、セーム革1枚を滑り止めに使って弾きました。
体力的にどうかな〜?と思っていたのですが、
なんとか一日持ちこたえました。
7時間ほど、ほとんど楽器を下ろすひまもなかったのですが、
後日どこかが痛くなるということもなく、
ただ「全身がだる〜い」というだけで済んだので、
一応実用の一歩手前までこれたかな?という感じです。
あご当てを外すにいたったのは、別にだれかに勧められたわけではなく
皆さんご存知の通り、私は昨年末からバロックをかじっているのですが、
その先生の要求する音がどうやったら出せるんだろうと自分なりに
探っていてそこに行き着きました。
あご当てを外すと思ったとおり響きは甘く暖かくなり、バロック風な音になりました。
楽器の重さも、びっくりするくらい軽くなって、すごく素朴なものに感じられます。
しかし、弾いているとき体にかかる負担は若干あるみたいです。
私は以前にも、ヴィオラではあご当てナシでやっていたことが
あるんですが(高さが合わなかったため)、
ヴァイオリンは厚さが薄い分不安定で慣れるまでに時間がかかりました。
だけど、あご当てを外した楽器は意外なフィット感と音色の変化が楽しめて、
その感覚がやみつきになり、元にもどすのがもったいなくなって
ここ数箇月は何を弾くにもその状態でやっていました。
(今はオケをやっていないからできたっていうのもあるんですけれどね。)
初めは1時間も練習しているとぐったりしてしまっていたんですが
だんだん体力がついてきて、長く持てるようになりました。
で、今回のオフはまだ不安定なので、皆に迷惑かけちゃうかな〜と思いつつも、
せっかくのバロックの選曲なので、あえてそのスタイルでやらせていただいました。
案の定、移弦が続くときなど隣の弦を鳴らしちゃったりしたんですが、
皆さん気になりましたかしらね〜。
まあ、もともとがそんなにきちんと弾けるほうではないので、
どっちでも同じという気もしますが(笑)。
音量的にはたろうさんに合わせられなくて、それも一つの反省材料であります。
楽器の性能か、腕か、はたまたあご当てを外したことによる影響か・・・。
変わったことやると、判断が難しいですね。
そのうち、またあご当てを戻すかもしれませんが、
外して弾くことによっていろんな発見があって面白かったです。
初心者にはすすめませんが、10年すぎて悩んでいる人は気分転換にやってみるといいかも!
と思います(^^)。
1334 こんばんは。  さきこ 2004/4/29[thu]23:32:17
先日はとても楽しいオフ会に参加させてもらえて、素敵な思い出ができました。
しらたまさんをはじめ、皆様ありがとうございました。
あごあてをはずしていらした、しらたまさんは、楽器が身体に吸い付いているみたいで,すごく自然に演奏されてました。とてもうらやましいです。
なかなか進歩しない自分に焦るばかりですが、
めげないで続けていこうとおもってます。\(◎o◎)/
1335 え〜〜〜〜っ!  森野たぬ 2004/4/30[fri]21:43:45
1日合奏をご一緒してた・・というのに
なんと私、しらたまさんの楽器に顎あてがないことに気づきませんでした。(^^;)
指板に向かってテールピースより随分右側にあごを当てていらっしゃるなぁ・・
古楽器アンサンブルのDVDの映像で観る人たちと似た構えをしていらっしゃるなぁ・・と
しらたまさんの引く姿に漠然とした印象を持ってはいたのですが
あのセーム革の下には 顎あてがなかったんですね?
口をあんぐりとあけて 今更びっくりしております。 (゚O゚)
私のバロックボウを試してみていただく時間がなかったのが とっても残念!
・・・あっ、私のはビオラ用でしたが〜(^^;)
バロック好きの先生に乗せられて?
結局今、バロックボウをメーンに使うようになってます。
1336 Re:え〜〜〜〜っ!  しらたま 2004/5/1[sat]0:46:1
>なんと私、しらたまさんの楽器に顎あてがないことに気づきませんでした。(^^;)
え、ええ〜〜??
森野さん気づいていなかったんですかぁっ?
時間中にElieさんがニヤニヤしながら
「森野さん、次はあご当てですかね〜」って
話し掛けていたのでてっきり森野さんだけは気づいているものと思っていました(爆)。
(注:森野さんは元々バロック好きで肩当てをしない方)
>指板に向かってテールピースより随分右側にあごを当てていらっしゃるなぁ・・
そうなんです。
左にあごを置くバロック奏者の方もいらっしゃるようなんですけどね、私の場合は結果としてそうならざるを得なかったです。
以前からレオポルトさんが「ヴァイオリン奏法」の中で、
「あごは右に置くべし」のようなことを書き残したことは雑学として知っていて
そんなことできっこないと思っていましたが、実際にやってみると・・・(笑)。
私は最初の楽器が左側だけのあご当てだったので、
あごの位置は左からスタートしたんですけれど、
だんだん左から真ん中になっていって、
近年この掲示板で田吾作さんにヒントをいただいて
(右側あご当てを自作して実際にお使いになっている)
自分で加工して(ガルネリ型のあご当ての右側に傾斜をつけた)
あごが真ん中よりも少し右にこれるように工夫しました。
そして、昨年末バロックに出会ってから
解釈と奏法について悩み、藁にもすがる思いで
「ヴァイオリン奏法」を読んでいたら
「E線のある側があごの下にくるようにします」
って、お父さん、ちゃんと書いてるじゃないですか〜。
その部分を少し引用すると、
まず、あごで全く挟まないスタイルの挿絵を示して
「これは楽で見栄えがいいけど、弾くのは難しい」、
次に右にあごを置いた挿絵を示して
「このように持てば、手がどんなに上下してもバイオリンは安定しています」
となっています。
で、あご当てをとってみると確かにその通りだったんですよ。
>私のバロックボウを試してみていただく時間がなかったのが とっても残念!
私も弾かせていただきたかったです〜。
今度機会があったら、是非!
さきこさん
>あごあてをはずしていらした、しらたまさんは、楽器が身体に吸い付いているみたいで,すごく自然に演奏され>てました。とてもうらやましいです。
ありがとうございます^^。
「楽器が身体に吸い付く」なんて最高の褒め言葉をいただいて光栄です。
さきこさんには二次会でも沢山ほめていただいて、うれしいやらくすぐったいやら(笑)。
でも、ほめてもらうと私は単純だから「よし、やるぞ〜」って思っちゃうんですよね〜。
これからも、精進してまいりますのでよろしく!
1337 ビックリ!  田吾作 2004/5/1[sat]1:5:19
皆さん、御無沙汰しています!
久しぶりにこちらを覗いてみたら、
何と、数分前にしらたまさんがお書きになったばかりで、
しかも私の名前まで載っているではありませんか!
幽霊・・と言われないよう、
またお邪魔させていただきたいと思います。
オフ会も盛り上がったとのこと、何よりです!
私も実はお邪魔したかったのですが、
あいにく野暮用で、宴会にも(?)伺えませんでした。
機会がありましたら、ぜひご一緒させてください。
たぬさん、お見えになったんですね?
また、森のどこかでお会いすべ〜。
隣村の田吾作
1338 しらたま様 田吾作さま  森野たぬ 2004/5/1[sat]2:8:7
しらたま様
>「ヴァイオリン奏法」を読んでいたら
>「E線のある側があごの下にくるようにします」
>って、お父さん、ちゃんと書いてるじゃないですか〜
今もちょうど 古楽器のアンサンブルをDVDで観てたんですが
E線の延長線あたりに あごがある感じでした。
何となく視覚に入っていたものが 言葉になって理解できて
ちょっと嬉しいです。「なるほどぉ、これね〜」って。
ちなみに、私の持っていたバロックボウ、
実際に買ったお店は違うんですが 例えば
http://homepage3.nifty.com/gengakki/
↑こちらさんのお店で扱ってらっしゃるバロックボウと同じシリーズみたいな気がします。
(URLを書き込んでしまいましたが、障りがあったら削除してください)
バイオリンのスネークウッドの弓も、弓の重みが すーっと自然に流れるみたいな
とってもいい感じがしました。
田吾作さま
このあいだ 田吾作さんの横で弾いていたときも、私、
2次会で顎当ての話題になるまで 田吾作さんの楽器の工夫に気がつかなかったんですよね〜
きっと しらたまさんも 田吾作さんも
とっても自然に 美しいフォームで弾かれてらっしゃったから
何も違和感を抱かなかったんじゃないかな?って思います。(・・・弁解。^^;)
また 一緒に楽器を弾いていただける機会を楽しみにしています♪
1339 あご当て  まっしゅ 2004/5/1[sat]22:52:5
ごぶさたしております。しらたまさんが肩当てなし、というのは、以前から
ここのページで知ってはいたのですが、あご当てもはずされたんですね!
実は先日、あご当てを換えたのですが、私もだんだんとあごを当てる位置が
左から中央よりになってきたものだから、しらたまさんのあご当てなしの話は
興味深く読ませていただきました。あご当てを換えるときに、工房のご主人から
「昔はあごをこっち(E線側)に当てていたんだよ」ということを聞いていて、
私も新しいあご当ては、テールピースの真上にくるタイプを考えたぐらいです。
(結局、テールピースに少し乗るタイプのにしましたが)
今はとりあえず私は、基本的な楽器の持ち方や弾き方をきちんと習う段階なので、
(独学を卒業してレッスンを受け始めたので)あご当ても肩当てもしていますが、
しらたまさんのような方もいらっしゃる、ということは、何だか、とっても参考に
なりそうです。
1340 あご当ての歴史  しらたま 2004/5/4[tue]8:47:48
まっしゅさん
お久しぶりです!
>実は先日、あご当てを換えたのですが、私もだんだんとあごを当てる位置が
>左から中央よりになってきたものだから、しらたまさんのあご当てなしの話は
>興味深く読ませていただきました。
今は左にお皿のあるあご当てが当たり前に売られているので、
知らない人が見たらもともとそうやって構えるものだろうって
誤解しちゃいそうですよね(笑)。
でも、工房のご主人が言われたとおり、レオポルド・モーツァルトは
右側に置くことをすすめていましたし、
1820年ごろシュポアによって発明された当時、
あご当ては真ん中につけるものだったそうです。
左につけるようになったのは1930年以降だそうで
(森元志乃著「ヴァイオリン各駅停車」より)
左側あご当ての歴史は意外に浅いのですね。
で、左側あご当てが一番機能的で完成形なのかというとそうでもなくて
現代のヴァイオリニストの多くは左にお皿のあるあご当てを使いながら、
演奏中のほとんどの時間、真ん中にあごを置いているようです。
そして、左のお皿に「あご」がのることはほとんどないように見えます。
私の個人的な意見ですが、体ができていない初心者が
左にあごをおいて構えるのは真ん中よりも難しいと思います。
特に体格の小さい人がその位置にあごを置くと、
G線側に指が届かなくなったり、ポジション移動でも苦労しそうです。
バランスも取りにくいので
(底が丸いものの一端をあごと肩で挟むのですから
楽器が右下に落ちようとする力が生じるのは必至。)
落とさないようにしようとするあまり肩から首にかけてが緊張して、
それが左手の動きに影響するかもしれません。
最終的には総合的な力の使い方と柔軟性によって解決するのだと
思いますが、それを身につける前に、
あちらを立てればこちらが立たずという悪循環にはまりがちで
なかなか努力の方向が見定めにくいのでは、と思います。
>今はとりあえず私は、基本的な楽器の持ち方や弾き方をきちんと習う段階なので、
>(独学を卒業してレッスンを受け始めたので)あご当ても肩当てもしていますが、
>しらたまさんのような方もいらっしゃる、ということは、何だか、とっても参考に
>なりそうです。
この情報をそういう風に扱っていただけると、私も公表した甲斐があります(笑)。
そう、安易にはまねしないでくださいね。
矯正している最中や、まだ伸びている段階では先生の指導にしたがってください。
そして、もし今後伸び悩んで道を失ったとき
「そういえば、そんな奴もいたな・・・」と思い出して
研究材料の一つにしていただければと思います(^^)。
田吾作さん
掲示板ではお久しぶりです。
オフ会、ごいっしょできなくて残念でした。
また機会がありましたら是非!
森野さん
>2次会で顎当ての話題になるまで 田吾作さんの楽器の工夫に気がつかなかったんですよね〜
だって、田吾作さんは自作あご当てを恥ずかしがって楽器を隠すんだもの(笑)。
同じプルトに座っても(隣で弾いても)、なかなか見せてもらえないんですよ。
森野さんは二次会で見せてもらえてラッキーでしたね〜。
ちなみに、田吾作さんはご自分の生徒さんを指導するときも
それとなーく、なにげなーく右側あご当てをすすめて、
生徒が欲しいと言いだしたら作ってあげるんだとか。
右側あご当ての道は険しいんです(笑)。
1341 はじめまして  カラーチェ 2004/5/24[mon]17:58:2
はじめまして、しらたまさん。
いつも楽しく見させてもらってます。
私は学生時代からずっとマンドリンを弾いていて(5年間くらいかな)、
今度ヴァイオリンを始めようと思っているのですが、
しらたまさんが最初に購入したヴァイオリンはどのようなものですか?
差し支えなければ教えて下さい。
どの価格帯からが使い物になる楽器なのか検討もつきません。
大手の楽器屋さんを回ったのですが、みんな言うことがまちまちで…。
大抵100万くらいの高価なものを薦められます。
レッスンにつく予定の先生は30万円のものを薦めますが、
とてもそんなに払えません。
もちろん、価格と性能が比例することは知っていますし、
確かに高価な楽器の音色はぜんぜんちがいます。
でも、そのような楽器は、将来の楽しみにとっておきたいと思ってます。
今の段階では音の好みもハッキリしないし、
なにより自分で弾いて選べないからです。
大人の初心者が真剣に上手くなりたいと始めるにあたって、
最低のラインの楽器はどれくらいのものなのかを知りたいのです。
現在、候補に上がっているのは文京楽器のピグマリウスの9万円代のものです。
このくらいのものでも、演奏技術を習得する上で支障はないのでしょうか?
どうかよいアドバイスを下さい。お願いします。
1342 Re:はじめまして  しらたま 2004/5/25[tue]22:14:16
カラーチェさん、こんにちは!
>しらたまさんが最初に購入したヴァイオリンはどのようなものですか?
フューメビアンカという中国製の楽器で当時8万くらいでした。
http://www.rnac.ne.jp/~verse/syhn/strng/strng.htm
私は「弓・ケースつけて10万以内で」と先生に頼んで取り寄せてもらいました。
先生はスズキをあまり評価していなかったので、ドイツ材をつかっているということが
売りのこの楽器になったようです。(ちなみに弓は5万でした。)
先生がお店に出向いて試奏したのではなく、
なじみの楽器店から直での取り寄せ(宅配便!)でした。
まあ、確かなお店だったから任せたのでしょうけれど
今思い返してみるとちょっと乱暴ですよね・・・。
ただ、弓の方はノーブランドですが、今でも使えるほどよいものでした。
>大抵100万くらいの高価なものを薦められます。
それはちょっとひどいですね。
プロを目指す(かもしれない)子供だって大抵は量産品の分数楽器からはじめます。
大人だって始めて数年で100万クラスの楽器が必要になることはまずないですよ。
最近は大手の楽器店が大人の初心者をつかまえて高価なイタリアン・ヴァイオリンを売ろうとする
動きがあるみたいなので、注意です。
先生のおっしゃる30万というのは、わからないでもないのですが(完全手工品の最低ライン)、
それにしても中途半端な買い物には違いないので、
自分にこだわりがないならば無理をすることはないと思います。
>現在、候補に上がっているのは文京楽器のピグマリウスの9万円代のものです。
いい選択だと思います。
私は弾いたことがありませんが、ピグマリウスは割と評判がよいようですし。
あと、YAMAHAのブラビオールやスズキにも当たりがあるみたいですよ。
あまりネームバリューにしばられずに、同価格帯のいろんな楽器を
弾いて(聞いて)みられるといいと思います。
そして、もう聞き飽きた情報かもしれませんが、
一番重要なのは、値段ではなく、どこでだれと買うかじゃないかと思います。
ヴァイオリンというのは調整ひとつで音も弾きやすさも変わる楽器です。
もちろん、もともとの性能やキャラクター(音量、明るい、暗い、高音がきれい、低音が豊か、など)を
全く別ものにはできませんが、そのキャラクターを生かすもコロスも調整しだいだと
私は思っています。
調整がきちんとされていない楽器はたとえ高価あっても
弾きにくかったり(ネックの角度とか駒の角度、ペグの回しやすさ)
音が出にくかったりします(主に魂柱の長さと位置)。
だから沢山楽器を置いてあっても入荷したそのままを飾っているような
店は避けなくてはいけません。
逆に置いてある本数が少なくても、
量産品や高級品のわけ隔てなく店頭に出す楽器には職人さんが一度手を入れて、
ベストの状態にして売っているお店はその後もアフターケアをきちんとしてくれます。
そういうお店は大抵、お店の中(または外)に工房を持っていて
職人さんが待機していますからこれも一つの目安に・・・。
そして、
調整がどう、弦のバランスがどうというのは、
いろんな楽器を弾いてきた経験豊富な人でないと判断がつきません。
だから、是非先生かもしくは経験の長い人といっしょに買いにいってください。
私の考えるヴァイオリンの最低ラインというのは、
ヴァイオリンの寸法をきっちり守って作られていること、
重すぎないこと・軽すぎないこと(私の最初の楽器は重かった・・・)、
材料がいい加減でないこと、
調整がきちんとされていること、
健康であること(セカンドハンズの場合要注意)、
全部の弦の音が均一に響くこと、
そして、大事にしたくなる値段であること(その後のメンテナンス費用を惜しまないように)、
だと思います。
あ、その前に身体のサイズに合ったものを選ぶことは結構重要ですよ!
それだけ揃っていれば、最初の楽器としては十分だと思います。
ただ、先生もよかれと思って30万のものをすすめているのだと思います。
先生の意見もよく聞いて、なるべく先生の力を借りるようにしてくださいね。
そして、早く楽しくレッスンが開始できるといいですね。
1343 ありがとうございます!  カラーチェ 2004/5/26[wed]2:38:40
こんなに丁寧に回答して頂いて、なんか恐縮です…。
>高価なイタリアン・ヴァイオリンを売ろうとする動きがあるみたいなので、注意です。
そうなんですか!?
道理で、イタリアンの新作を薦められると思いましたよ。
確かに音の立ち上がりとか、ビブラートの利き具合とか、
量産品とは比べ物にならなかったですが、車が買える値段なもので…。
ちなみに、マンドリンもイタリアンは高価です。
お金を渋っている訳ではないですし、
楽器も始めてではないのでレッスンを続けられるかどうか迷ってるわけではないんですが、
最初の選択肢としてあまりにも高すぎるなぁと思いまして。
「本気で上手くなりたい」と話したら、高価なものでなくてはダメだみたいに言われて。
確かに楽器から教わるって部分もあるのでしょうが、うーん…。
>ただ、先生もよかれと思って30万のものをすすめているのだと思います。
そうなんです、先生はある程度長く使えるようにってことで薦めてくれるんですが
それなら30万では、やはり中途半端な気がします。
量産品でも、調整次第なんですね。
もう一度先生とよく相談して決めたいと思います。
丁寧なアドバイス、ありがとうございました。
1344 楽器の重さ比べ  しらたま 2004/5/30[sun]3:7:27
メールで「楽器の重い・軽いってどのくらい?」という質問をいただいました。
そういえばサイズについては本やネット上から情報が得られるけれど、
なかなか重さについての情報は見当たりませんよね。
で、もしよろしければ皆さんの楽器の重さを量っていただき、
この機会にこの掲示板にお寄せいただければと思いますm(_ _)m。
私の楽器の重さは以下の通りです。
(あご当てナシの重さです。ちなみにあご当ては大体50g〜60gです)
フューメ・ビアンカ ピエトロ 1987(日本ラベルだけど中国製)
ボディレングス 355mm 460g
l'Atriel Du Val d'Arol 1987(フランス)
ボディレングス 352mm 365g
わー、何だか自分の体重を公開するくらい恥ずかしいのはなんでだろう(笑)。
重さは、表板裏板の厚さのみではなく、ネックの太さやスクロールの大きさ、
あと根本的な胴長、そして板の乾燥具合によっても変わりますので、
一概に重ければだめ、軽ければだめとも言えないのですが、
自分的には「重すぎる楽器代表」と「軽すぎる楽器代表」
両極端の二本を所有していると自負しております(爆)。
さて、これを超える個性的な楽器、ありますでしょうか。
1345 楽器の重さ  まっしゅ 2004/5/31[mon]20:15:21
しらたまさん、こんばんは。
「楽器の重さ」って、そういえばあまり話題に上りませんね。
何だか面白そうなので、私のも量ってみました。典型的な国産量産楽器です。
SUZUKI VIOLIN No.300 1972(日本)
ボディレングス 352mm 525g
うわ、何だか重〜い!(あ、もちろん、小さいあご当てつきです)
楽器が軽いと、すこしは体への負担が減るのかなあ・・・?未知の世界です・・・
1346 Re:楽器の重さ  しらたま 2004/6/1[tue]23:55:27
まっしゅさん
ご協力ありがとうございましたm(_ _)m。
>ボディレングス 352mm 525g
むむ、早くも強敵現る!!(爆)
あご当て分を引いてみても結構重いですね〜。
サイズも小さめなのに。
あ、でも・・・そうそう、思い出しました!
私、1度調整に出して指板の裏側を削ってもらったんです!
その楽器をメインで使ってた頃は調整になんか一度も出したことなかったのですけれど
(そんな知恵すらなかった)、
二台目を買った後しばらく知人に貸していて、5年ぶりくらいに手元に戻ってきた時に
妙にいとおしくなって職人さんに「できるかぎりのことをしてやりたいのでお願いします」
って言って出したんです。
それで「指板の裏を削って全体的な重さを軽くすれば響きが変わかもしれないから」
と言ってやってくれました。
返ってきた時、劇的な変化ではないのですが確かに響きは変わっていました。
(この時、あご当ても極力軽くなるように、それから楽器との接触面が小さくなるように
削ってくれました。)
ですから、元々のフューメ・ビアンカはマッシュさんの楽器よりも若干重かった
のではないかと思われます。
国産の量産品はこれぐらいの重さなのかな?
>楽器が軽いと、すこしは体への負担が減るのかなあ・・・?
軽「すぎる」と今度は雑音が多くなったり
構えた時の安定感がなくなっちゃったりするので程度の問題なんですけれど、
やっぱり重いよりは軽めの方が疲れないですね。
国産の量産品を使っている私の友人は、
私の(軽い方の)楽器を持ってショックを受けていました。
持ったとたんに「うわぁ〜ラク!私も軽い楽器を買おう!」って決意したらしいです。
日ごろ楽器の重さに苦しめられていると、その反動で必要以上に軽い楽器が
欲しくなっちゃうのかもしれません。
だけど、軽さだけで選んではいけないのはもちろんのこと。
軽すぎる楽器にはリスクがあることを忘れないでくださいね!
*-*-*-*-*-*-*
皆さんも、メーカーとか作者とか出さなくても構いませんので、
どんどん重さ比べに参加してくださいね!
ちなみに、私は楽器をキッチンスケールにのせて計りましたよ〜。
1347 重さくらべ  Elie 2004/6/2[wed]1:8:35
ウチには「体脂肪計付き体重計」しかなかったんですが(爆)
いちおう、
バイオリン(50年〜100年くらい前のヨーロッパ製)359mm
ローズウッドのあごあて(ガルネリ型)
400グラム
ビオラ(1989年 ドイツ工房製)395mm
黒檀のあごあて(ガルネリ型)
600グラム
でした。
体重計なので概算ですが、まっしゅさんのや、しらたま1号機よりは軽いですねー。
実際は400数十グラムなのではないかと思われます。
もった感じも、明らかに「あー軽いな〜」って感じです。やや表板が薄めですし、
年数がたってるので水分が抜けているのかなって感じです。
ビオラは標準と思われます。
キッチンスケールか郵便物量りがあるといいんだけどなー。
1348 私の場合。  森野たぬ 2004/6/2[wed]21:34:41
楽器の重さなら 参加できます〜
(職場で 郵便物用の秤がある隣の部屋に「重さ量らせてください」って入っていったら
ドキッとするから その言い方はやめろ」と言われ、以来
「郵便の重さ、量らせてください」と正確に言うようになりました。^^;)
バイオリン 1996年 顎当て等ローズウッド
(フューメ・ビアンカ アンドレア って入ってるんですけど
しらたまさんのフューメ・ビアンカ ピエトロ とは親戚でしょうか?
同じく in Tokio と入ってる中国製です。)
352mm (30センチを超える物差しがなかったんで、誤差ありかも。) 375g
ビオラ 1991年 顎当て等 黒檀
三軒茶屋の マツオ楽器というところが扱っているもので Pinoとラベルにあります。
395mm 630g
台所用の秤で量りました。
これから ヒューメ・ビアンカの検索の旅に行ってきます〜
1349 私も参加できます。  江崎 2004/6/2[wed]23:54:7
こんばんは。これなら私も参加できます〜。
ヴァイオリン 1999年 クレモナで修行中の方の作。
重さ (顎当て付き) 483g
ボディ・レングス 358mm
でした。
ちょっと重めかな。
1350 はじめまして  もり 2004/6/3[thu]21:44:58
江崎さんちのHPからリンクでやってまいりました、もりと申します。
とても楽しそうに盛り上がっているようなので
ついついおじゃまさせて頂きました。
私のヴァイオリンは、
顎当て付きで、515g(こんなに重かったなんて気付きませんでした・・)
ボディ・レングス 355mmでした。
下倉のオリジナルブランドのもので、一応ドイツ製らしいです。。
ところで、私は、Vnの先生に、「重い弓使ってますね〜」とよく言われます。
確かに、弾きにくいなあと思うこともままあるんですけど。
軽ければ良いというわけではないみたいですが、
自分の身体と力に合っているかどうか、なのでしょうね・・・
近いうちにへそくりが貯まったら、新しい弓を、ともくろんでおります。
皆様の弓についても、いろいろ聞かせていただけると嬉しいです。
・・ちなみに、わたしの弓は、SUGITOのもので、55gもあります。
1351 重さくらべ  杏 2004/6/3[thu]22:58:22
こんにちはー.
ヴィオラ:395mm弱 スズキNo5 1979年 640g 一部機械削りの量産手工品
やっぱ重いわなー.これでも購入時より随分軽くなったし,テールピースも顎当ても削ってくれてるんだけど,,顎当ては金具込みで50g弱.職人さん曰く,,破損返品が起きないように,板が厚いんだそーです.
ヴァイオリン:4/4 ピグマリウスDV9(一番安い奴) 2002年 当然中国製.でも,明らかに手工品.機械ならもっとちゃんとなってるはず・・510g
顎当てがねーヴィオラのより大きくて重いです.サイドタイプのくせに60gもあります.テールピースはプラスチック.ペグも指板も密度の低い黒檀なので,軽そうなんですけど..この楽器は指板上げしなきゃいけないので,来年にはもっと重くなる予定です..
顎当ての重みで響きが死んでいる気がしてたので,ついでに削ろうと思って外したら,金具締めすぎで本体の縁がつぶれてました.気づくのが遅れて可哀想でした.顎当てはずしたら,もうがたがた,,サイド取り付けだからバランスが崩れて,駒が動いて弦が落ちました.しばらくフリーにしてゆがみとらないと駄目かな,,再調整出さないと,,こういうところが量産は怖いですねー.購入先では調整済みだと言ってたんだけど.
どっちの楽器も鳴る,のではなくて,鳴らす,ですね.量産品は格闘技.
森野さんのヴィオラは弾かせていただいたことがありますが,私には重たいです.同じ重さなのねー.あと,高級イタリア大型楽器を持たせてもらったときも,受け取ったときはヴァイオリンみたいにすっごく軽かったんですけど,弾いてみたら重かった.やっぱり実重量より持ちやすさ,じゃないですかね(どちらの楽器も顎当てと相性が悪い),,
米5kgは重いけど,自前脂肪5kg増は気づかなかったりするもの.(違)
弓は,2g重くなったら,結構な騒動でした.(ヴィオラ弓なので68g→70g)重いな,強いな,とは思ったんだけど,気づかないうちに体全体に負担がかかったんでしょう,,なぜか左手に力が入って,左人差し指,中指と肉離れおこしました.弓を持ち替えると,左指の痛み方が違うので,明らかに弓によって影響されてます.弓は振り回すから重量が増えるんですかね,,
1352 楽器の重さ  あんず 2004/6/4[fri]13:41:10
こんにちは。
私も書きこみしますね。
スズキ No.300 1996 355mm 重さ450g
ピグマリウス ST−02 1998 355mm 重さ450g
日本人作家の製作 7/8 1997 348mm 重さ 415g
となっていました。(すべて顎あてなし)
よく、観察してみると、楽器の大きさもありますが、
7/8と、他の2本は全く指板の創りが違うのです。
厚みや、幅がかなり小さいです。
指板はバイオリンを作る人によって、結構大きさが違うのかも
しれませんね。
また、顎当ての重さもあなどれないかもしれません。
家にあるものすべて測ってみましたが、45g〜65gと、
20gも差があるものもありました。
それに、Hillタイプの金具はやはり結構重量あります。
弓の重さについても下で書きこみされていますが、たしか標準で62g前後
だったかと記憶しています。
私の弓3本ともほぼ62gぴったりに創られています。
フランスのもの、日本のものも、同じです。
また、フロッグと、ピンの重さは合わせて15gくらいで、これもどれも
同じでした。
弾きやすさは、弓のバランスも大きく関係しているようです・・・。
1353 楽器の重さ・まだまだ募集中!  しらたま 2004/6/4[fri]19:1:5
皆さん、重さ比べにご協力いただきまして誠にありがとうございます。
Elieさん
>ウチには「体脂肪計付き体重計」しかなかったんですが(爆)
ちなみに楽器の体脂肪率はどのくらいでしょう(笑)
>バイオリン(50年〜100年くらい前のヨーロッパ製)359mm
>ローズウッドのあごあて(ガルネリ型)
>400グラム
切捨てか、切上げか、ハタマタ四捨五入か・・・(爆)。
ただElieさんのバイオリンはサイズ自体が大きいですから
なかなか軽い方の楽器だと思います。
森野さん
>しらたまさんのフューメ・ビアンカ ピエトロ とは親戚でしょうか?
同じメーカーですね!
そして、森野さんのの方がランクが上と思います。
私も検索してみましたが、No.1342でご紹介した
http://www.rnac.ne.jp/~verse/syhn/strng/strng.htm
しかヒットしませんでした。
そのメーカーが今も存在してるかどうかは疑問です(笑)。
>352mm (30センチを超える物差しがなかったんで、誤差ありかも。) 375g
あれ?おもいきり軽いぞ〜っ!
顎当てついて、その重さだと私の2号機をしのぐかも?
同じメーカーでも上位クラスになると、
素材や削り方が違うので多少は軽くなるとは思っていましたが、
これほどとは・・・。
江崎さん
>ヴァイオリン 1999年 クレモナで修行中の方の作。
>重さ (顎当て付き) 483g
>ボディ・レングス 358mm
あ、江崎さんの楽器って結構大きめなんですね!
でもさすがに完全手工品。軽いんですね!
もりさん
はじめまして!
今後ともよろしくお願いしま〜す。
>顎当て付きで、515g
顎当て分を引くとたぶん私の1号機と同じくらいですね。
>・・ちなみに、わたしの弓は、SUGITOのもので、55gもあります。
確かヴァイオリン弓の標準は60gで前後5gぐらいが許容範囲だと聞いたことがあります。
だから、もし本当に55gならばかなり軽い方だと思われるのですが・・・。
あとで、私の弓たちの重量も計ってアップしますね。
先生が「重い弓」といわれるのはもしかしたら「反応が重い(遅い)」弓という
意味じゃないでしょうか。
弓のバランス(重心)が悪くて重量としては適切なのに
手元では重く感じるという場合もあります。
杏さん、あんずさん(偶然にも同じ読みの方による続けての投稿!)
のちほどレスいたします。少々お待ちを!
1354 重さ間違えてました・・・  もり 2004/6/4[fri]23:3:33
重さ、65gと書いたつもりで、間違えてました。
念のため、今日もう一度きちんと量りなおしたら62gになってました・・??
重心が結構フロッグ寄りなので、重く感じるのはそのせいでしょうか。。
まぁ、技術的な問題も大きいかもしれませんけどσ(^_^;)
良い楽器も手に入れたいし、それに見合う技術も欲しい!!
日々これ精進するしかないですね。
1355 何度もすみません・・  もり 2004/6/5[sat]0:59:26
あらためまして、しらたまさん、皆さん、こんばんは。
楽器の話題に夢中になって、自己紹介を忘れていました。。
この春で、ヴァイオリン歴6年目に突入しました、もりです。
中1の娘と主人の3人家族です。
娘の通っていたピアノ教室に、大人のためのVn教室が出来たのをきっかけに
ヴァイオリンを始めました。
週1のレッスンの他に、ボランティアの音楽団体に所属していて
時々、養護施設への訪問演奏や、小学校での音楽会などに参加させてもらっています。
子供の頃、ピアノをやってはいたんですけど、楽器や楽曲についての知識はあまりないので
みなさまの書き込み等で、勉強させていただいてます。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
1356 ルーツ探し?   森野たぬ 2004/6/5[sat]18:3:43
重さくらべで盛り上がってるところ、私信でごめんなさい。
しらさまさん、
フューメビアンカの検索で
http://www.violin-art.co.jp/products/violin_FIUMEBIANCA.html
というページを見つけました。
でも、これだと しらたまさんの ピエトロってシリーズは今はもうないみたいですね。
私の アンドレアはありましたが
私が買ったのは 今あるアンドレアの2つのタイプとはこれまたラベルが違うんです。
#D-20 でも #D-20 SDX でもないの。
ヨーロッパの木で中国製、ラベルに in Tokio とあるのは
「企画(設計?)は日本でやってるんですよ」って
買うときに聞いたような気もします。(^^;)
でも、しらたまさんと不思議な御縁があって?ちょっと嬉しかったです。(^^)
1357 楽器の重さ比べ  S_Yako 2004/6/5[sat]23:4:15
あ、なんだか出遅れてしまった S_Yako です。
私のバイオリンはYAMAHAのブラビオールで、ボディーレングス352mm,
重さは顎当てつきで460g(台所用のはかりにて)でした。
Hillタイプの顎当てだからかしらん、どちらかというと重い部類のようですね。
さらに重いバイオリンも持っていまして、ちょっと反則ですが(笑)
YAMAHAのサイレントバイオリン、ボディーレングス352mm,
顎当てつき、乾電池入りで640gでした。
カタログには「乾電池入りで605g」って書いてあるのに、なぜ?
ついでに弓も測ってみました。
杉藤の安いの63g、
フィンケルのちょっといいやつ65gでした。
まあ、弓の場合は全体の重さよりも、バランスのほうが持った感じに影響すると思います。
同じ重さでも重心が先に寄っていると重く感じるだろうし、手元のほうに重心があると
軽く感じるのでは。。。
と理屈をこねていますが、大雑把な性格の私には、自分の持っている2本の弓の違いも
(見れば反りが違うのでわかるのですが)
持っただけではよく判らなかったりします。(^_^;)
1358 はじめまして  ゆうちち 2004/6/6[sun]1:34:43
しらたまさん、はじめまして。「ゆうちち」ともうします。
37歳でバイオリンを始め、つい先日4?歳の誕生日を迎えたおじさんです。
色々と教えていただきたくて投稿しようと考えていたのですがとりあえず流れに乗って私のバイオリンを紹介いたします。
産地:ラベルによるとフランスのボルドーということです。
製作者:Charles Re'suche
製作年:1905年
ボディレングス:357mm
重さ:430g(顎当て含む)
楽器を構えた時に感じる重さは楽器の重量とは違いますよね。肩当てをつけたってそれほど重くなったように感じないけど肩当てを渦巻きに引っ掛けて構えたら相当重く感じるでしょうね。もちろん肩当てを渦巻きにぶら下げて演奏する人なんかいないでしょうけど何が言いたいかというと、同じ430gでもネックが細くて顎当てが重いのとその逆では構えた時の重さが随分違ってくるんじゃないかと思うんです。そこで重心の位置を測ってみました。指板の裏側に糸を通して釣り合うラインとボディの端(エンドピン側)の距離を測ってみました。
ボディ端から重心までの距離:222mm
私の楽器の場合、指板の端から2mmのところで釣り合いました。顎当てが大きくてネックや渦巻きが軽い楽器はこの方法では測れないかもしれませんね。
それではまた。
1359 追加報告(重量級!)  江崎 2004/6/6[sun]22:20:11
こんばんは。
もう一本あったのを忘れておりました。
サイレントヴァイオリン。これは番外編ですね。
ヤマハ SV−100 625g(電池有)
590g(電池無)
重いです(笑)。
弓も測ってみました。
サイレントに付属でついていた杉藤の安いもの。 60g。
その後買ったRoderich Paesoldの弓。 60g。
どちらも全く同じ重さですが、持った感じはPaesoldの方が断然軽いです。重心を測ってみたことがあるのですが、それほど大きく違わなかった(数mm)と記憶しています。重さでも重心でもない、別のファクターがあるように思えますね。
1360 重さいろいろ  しらたま 2004/6/7[mon]15:4:56
杏さん
こんにちは!
>テールピースも顎当ても削ってくれてるんだけど
あ、そうそう、重量調整で工房で削ってくれる場所、
指板、顎当て、そしてテールピースの裏側もですね!
>職人さん曰く,,破損返品が起きないように,板が厚いんだそーです.
そーでした。私の1号機も鬼のように頑丈です。
>自前脂肪5kg
うんうん。そのとおりですね(笑)。
>弓は,2g重くなったら,結構な騒動でした.(ヴィオラ弓なので68g→70g)
>重いな,強いな,とは思ったんだけど,気づかないうちに体全体に負担がかかったんでしょう,,
>なぜか左手に力が入って,左人差し指,中指と肉離れおこしました.
うわー、そんなことがあるんですかっ!
ちなみに私のヴィオラ弓は72gです。
でも、あんまり長時間弾かないからでしょうね、
何事もなく過ごせています(笑)。
あんずさん
>よく、観察してみると、楽器の大きさもありますが、
>7/8と、他の2本は全く指板の創りが違うのです。
>厚みや、幅がかなり小さいです。
>指板はバイオリンを作る人によって、結構大きさが違うのかも
>しれませんね。
指板やネックのラウンド(丸み)は確かに
作家によっていろいろ特徴がありますね。
ただ、指板の幅に関して言えば標準サイズが決まっているので
7/8の幅が狭いというのは作家が意図したのではなく分数楽器であるがゆえかも。
厚さについては、やはり量産品よりは手工品の方が
細かい配慮がしてあると思います。
量産品は必要以上に分厚いことが多いです(笑)。
もりさん
>重さ、65gと書いたつもりで、間違えてました。
あ、そうでしたか。
65gなら納得。重い方ですね。
>念のため、今日もう一度きちんと量りなおしたら62gになってました・・??
へぇ〜。それはミステリー。
だけど湿気とか毛の本数(使っているうちに切れたり抜けたり)とかで
1〜2gは変わるのかもしれませんね。
森野さん
URLありがとうございました。
>でも、しらたまさんと不思議な御縁があって?ちょっと嬉しかったです。(^^)
私もで〜す(*^^*)。
そのほかの皆さん、お返事もう少々お待ちくださいね。
1361 サイレントには敵わない  しらたま 2004/6/8[tue]0:37:19
えー、重量級の勝負では
S_Yakoさん所有の
「YAMAHAのサイレントバイオリン乾電池入り640g」
に軍配が上がりそうですね(笑)
江崎さんのヤマハ SV−100 625g(電池有)は
わずかに及ばず。惜しい!
>カタログには「乾電池入りで605g」って書いてあるのに、なぜ?
ホントになんでなんでしょーね(爆)。
それにしてもYAMAHAのサイレントVn.は重いです。
私も弾いてみたことありますが、その重さにびっくりしました。
体のできていない初心者が使うにはかなり無理があるんじゃないかな〜?
640gっていうとちょうど杏さんのヴィオラと同じ重さなんですね。
すっごーい。
YAMAHAのサイレントにはヴィオラスケールもあるらしいですが、
さらに重いのかしら?
考えるだけで恐ろしい(笑)。
ゆうちちさん
はじめまして!
書き込みありがとうございます。
>同じ430gでもネックが細くて顎当てが重いのとその逆では構えた時の重さが
>随分違ってくるんじゃないかと思うんです。
確かにそうですね。
どちらかというと顎当てがしっかりしていた方が、左手に感じる負担は少ないでしょうし、
安定感もあるんじゃないかと思います。
杏さんもおっしゃってますが、体に密着した状態の500gなんて対した重さじゃないですものね。
江崎さん
>重さでも重心でもない、別のファクターがあるように思えますね。
弓の重さの感じ方は、持つ場所の「太さ」によってもかなり変わると思います。
私の持っているカーボン弓は持つところがちょっと太くなっているので、
すごく軽く、扱いが簡単なんです。
一方、70年ほど使い込まれたもう一本の弓の方は持つところが磨耗して細くなっているので
上手く持たないとフラフラして実際よりは重く感じるようです。
あ、まだ私の弓の重さを報告してませんね。
ごめんなさい。また次回〜。
1362 あご当てなしの楽器の重さ  まっしゅ 2004/6/8[tue]13:13:23
こんにちは。今日、あご当てをちょっとはずしたので、あご当てなしの重さを
量ってみました。(前回と同じ鈴木300です)
480gでした。・・・やっぱり、重いですね。
弓は、杉藤の一番安いの(たぶん)ですが、これは59gでした。
実際の重さ以上に、弾きここちは軽い・・・軽すぎる感じすらします。
重い楽器に、軽い弓・・・そろそろグレードアップしたいものです。
1363 弓の重さ  しらたま 2004/6/9[wed]0:22:45
お待たせしました。
私の弓の重さはこんな感じです。
新作 ドイツ 角弓 63g
新作 ノーブランド 丸弓 62g
1930年 フランス 丸弓 59g
新作 ノーブランド 角弓 55g
AUCUS カーボン弓 角弓 47g
でも、うちのキッチンスケールで計った弓の重さはかなり怪しいです。
計る前からだいたいの重さを知っていたのでまだよかったものの、
のせかたによっては平気で5gくらいの幅で重さが変わっていました(爆)。
1364 私の弓は・・  森野たぬ 2004/6/9[wed]23:28:32
バイオリン
3980円セットの付属弓 60g
Roderich Paesold(独)の ♯365 64g
フランス製と言われた詳細不明のちょっと古い弓 65g
(弾いてて一番軽く感じるのは 実際は一番重い65gなんで、不思議です)
ビオラ
杉藤 ♯300 72g
中国製バロックボウ 45g
(バロックボウの毛の量は、普通のビオラ弓の2/3くらいしかないんです。
まだ毛替えに出したことないけど、値段はやっぱり普通のビオラと同じかな〜)
今回の重さ比べ、ほんとに面白いですね。
自分の楽器でさえも 量ったことなんてなかったんで
印象と現実の違いにびっくりしました〜
1365 練習見学会があります。  さきこ 2004/6/10[thu]22:38:46
しらたま様、皆様、お久しぶりです。
今度ティアラ江東で、東京シティフィルの練習見学会があるそうです。
日時 7月14日水曜日
時間 pm5時20分から
入場無料
電話申し込み ティアラ江東 03−3635−5500
プロのオケの練習が無料できけるので、かなりお得ですよ。
前回行きましたが、とてもよかったです。
8月1日 日曜日 には、シティフィルによる、楽器の公開レッスンもあるそうです。
個人でも、グループでもよいそうです。参加費2000円で、締め切りは7月11日だそうです。
見学のみでもよいそうなので、参加してみようかな・・。
1366 白玉さん好き  ヴァイオリン弾くタヌキ 2004/6/11[fri]7:47:11
変な題名でご免なさい。私はおばあさんですから安心して。子供の時やったヴァイオリンを。中年で再開?したけど、仕事、家事その他で忙しくて、中断(>_<)。その後大病をして、仕事をやめ、リハビリには好きなことをしようと絵筆と、Vn.構えたけど、顎のリンパ腺痛くてとても楽器もてず断念。(+_+)手首と指のためにピアノ弾いてみたけど、思い断ちがたく、体調も良くなって最後のお稽古。こういう素敵なホームページに行き当たって幸せ。大人になってからこんなに熱心にヴァイオリンやっておられる方があると思うと、とても、うれしく励みになります。中高年ではじめられた方のページも拝見しています。私の場合、昔終わった処をまたやってできないでいる哀しみがありますが、今だからの良い音をだすために最後まで続けたいと思います。肩当ては私の歴史的収蔵品様々あります。でも、白玉式を試すべく、セーム皮かってきましたよ。\(^o^)/
1367 NO.1363 訂正です。  しらたま 2004/6/13[sun]21:55:50
×AUCUS カーボン弓 角弓 47g
○ARCUS カーボン弓 角弓 50g
お店の記録によると私の弓は50gだそうです。
この掲示板を見てわざわざ連絡いただきまして(笑)。
うわ、3gも違うのか・・・。
やっぱりうちのキッチンスケール(アナログ)は
あてになりませんねぇ〜。
それから、ブランド名も正しくは「ARCUS」です。
大変失礼しました。
森野さん、さきこさん、ヴァイオリンを弾くタヌキさん
書き込みありがとうございます。
レスはのちほど!
1368 教えて下さい。  もり 2004/6/20[sun]1:42:20
こんばんは、
ちょっとご意見をお聞かせいただきたいことがありまして・・
先日、訪問演奏に行った時の事なんですが、
ご一緒してくれた、他のオケのチェロ奏者の方から
「バロックやってるんですか?」と訊かれたんです。
どうも私の音がバロックっぽいって言うんですね。。
バロックバイオリンというと、ピッチが低いとか、音が小さめとか
ビブラートかけないとかって聞いたことはあるんですけど、
実際に演奏を聞いたことがないもので・・・
最後に「まあ、僕はそういう音結構好きですけどね。はっはっは」って
ほめられたんだか、なぐさめられたんだか・・(涙)
そもそもバロックの音ってどういう感じなんでしょう?
普通のヴァイオリンで出せるものなのでしょうか?
あ、ちなみに演奏した曲は、パッヘルベルのカノンとか
あとは老人施設ということで、懐かしの映画音楽から演歌っぽいのまで様々でした。
カノンはともかく、映画音楽でバロックっぽいって言われても・・って感じです。
しらたまさん、皆さん、どうかご意見聞かせてください。
1369 Re:今だからの良い音  しらたま 2004/6/20[sun]16:35:43
皆さま、お返事遅くなってすみませんでした。
森野さん
>中国製バロックボウ 45g
うわっ!そんなに軽いんですか!
>バロックボウの毛の量は、普通のビオラ弓の2/3くらいしかないんです。
そうなんですか。
私がお店で弾かせてもらったヴァイオリンのバロックボウの毛の量は
今のものとあまり変わりがないようにみえました。
店員の方も、
「毛の張り方、どのくらいが適当かわからないんですけど・・・」って言ってましたし(笑)。
バロック楽器の調整や毛替えは専門の工房に頼んだ方がいいのかもしれませんね。
さきこさん
情報ありがとうございました!
プロオケの練習見学会、おもしろそうですね〜。
私も興味はあるんですけれど
大体が平日なのでなかなか行けないでいます。
シティフィルは、公開レッスンもやっているんですね〜。
知りませんでした。
外国オケの公開リハ(抽選)には行ったことがあるんですけれど、
本番と変わらない気迫のこもった演奏を聞かせてくれました。
素晴らしかったです。
指揮者がオケに与える指示を直接聞けたのもよかったです。
その演奏で何を伝えようとしているのかがよくわかりました。
無料でしたけれど、お金を払ってでも見る価値があると思いました。
ヴァイオリン弾くタヌキさん
いらっしゃいませ!
お返事大変遅くなってしまって失礼しました。
>昔終わった処をまたやってできないでいる哀しみがありますが、
>今だからの良い音をだすために最後まで続けたいと思います。
小さい頃にやっていらっしゃったとのことなので、
体がほぐれてきたらすぐに挽回されることでしょうね。
そして「今だからの良い音」ってとてもステキな考え方ですね。
私はヴァイオリンの音は、その人の生き様を映し出すと思います。
どんなに沢山練習しても、年を重ねなければ出せない音って絶対にあるんだと思います。
もちろん若いから出せる「素直な音」というのもあるのでしょうけれどね(笑)。
どうぞ無理のない範囲で練習していって、ご自分の芸術をつきつめていってくださいね!
ところで「しらたま式あごかた当て」はいかがでした?
1370 Re:教えて下さい。  しらたま 2004/6/20[sun]17:49:15
もりさん
こんにちは!
>そもそもバロックの音ってどういう感じなんでしょう?
>普通のヴァイオリンで出せるものなのでしょうか?
本格的にバロックを勉強したことのない方の一般的なイメージとしては、
音量がない(軽くて薄い音)
弓の上半分しか使わない
弓が円を描いて弦の上をすべっている
アタックがなく、メッサ・ディ・ヴォーチェを多用している。
加えて、
右手の手首が曲がっている
指先だけで弓をつまんでいる
右手肘から先しか動いていない
楽器が低く構えられている
などがあげられるかもしれません。
上記で何か思い当たることがございますか?
もりさんは、ヴァイオリン歴6年とのことですが
年数の割にはかなり達者に弾かれるのではないかと思います。
そういったところに上記のような奏法があると、
「初心者ではなさそうだし、何か意図があってやっているのだろう」
と思われることがあるかも。
ただし、上記は一昔前の、
まだバロックの研究があまり進んでいない頃の偏ったイメージです。
最近のバロックはね、すごいですよ!
モダンの音楽よりも色彩豊かで、エキサイティングに演奏されることが
多いです。
「バロック=変わり者&落ちこぼれ」というイメージを持っている方、
ニコラウス・アーノンクールの
「古楽とは何か」音楽之友社
を是非ご一読ください。
ついでに一言。
私のバロックの師匠曰く、
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
バロック音楽はバロック楽器から出てくるのだろうか。
例えばバロック時代の人がモダン楽器を手にしたとして、
すぐさま今風の音を出しはじめるだろうか?
否。そうではないはず。
はじめは音の大きさや音質にびっくりするかもしれないが、
その楽器の能力を使ってすぐにバロックの美意識にのっとった演奏をしはじめるだろう。
それは正にバロック音楽ではないのか?
バロック音楽とはその時代を生きた人、またはその時代を意識した人の頭の中から
生まれてくるのあって、古い楽器によって生まれてくるものではない。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
1371 ありがとうございます  もり 2004/6/20[sun]21:8:19
しらたまさん、
早速の丁寧なお返事ありがとうございます。
確かに、いくつか思い当たります。。
音が軽いねってその方にも言われた事があります。
訪問演奏だと、Vnが1人とか2人の時もあって
自信の無い私などは、だんだん小さくか細く、動かないように
弾いてしまいがちなんです・・・
オケで、2ndVnが10人ぐらいいるとガンガン弾いちゃったりもするんですけど。
なんせ多少間違っても、あんまりめだたないし(^_^;)
それともう1つ、レッスンの時、先生に肘の動きをよく注意されますねぇ。
逆に、先弓もっと使ってとか、弓はもっと軽く持ってってのもありますが・・・
やっぱり音量がないっていうのと、肘から先しか使ってないっていうのが
理由かもしれませんね。
でもでも、達者に弾けるなんてとんでもないですっ!
みんなにまぎれて弾く真似事はうまいんですけど(笑)
ちょくちょく音を外してあわてて直すもんで、「うぃん」ってなるんです。。
ごまかせるほどビブラートもうまくないし・・
な〜んて、小手先ばっか達者になっちゃだめですよね。
やはり、地道な練習するのみ!ですね。
いろいろ教えていただいて、ほんとありがとうございました。
私も、もう少しバロックについて詳しく知りたくなっちゃいました。
機会がありましたら、しらたまさんの演奏もきかせていただきたいなぁ
「古楽とは何か」ぜひ読んでみますね。
1372 ヘミオラ?  しらたま 2004/7/11[sun]0:20:54
大変遅くなりましたが、
今年4月に行ったオフ会のリポートをアップしましたので
よろしかったらご覧ください。録音も公開しています。
しかし、3ヶ月もたって今更・・・・ってカンジですよね(笑)。
はい。笑い事じゃないですね。
ごめんなさい!ごめんなさい〜!
さて今日は久しぶりにバッハの管弦楽組曲第2番を聴きました。
そしてハッと気づいたことがあるんですが、
序曲の最後の部分、4分の3になったところ(Lentement)。
もしかしてこれってヘミオラでしょうか??
去年冬のクリスマスコンサートでやったとき、
なんか拍がとりづらいな〜とは思っていたんですけれど、
自分では解決できなくて時間もなかったんでわからないまま
やり過ごしてしまったんですが、
今日改めてスコアを引っぱり出してきて線を引いてみたら
各パートが1拍ずつずれてヘミオラをやっていて、その差で
全体として3拍子がきざまれているようなんですよね〜。
いや、もしかしたら全然間違っているかもしれないんですけど・・。
もし何かご存知の方いらっしゃったら、ご教示いただけると幸いですm(_ _)m。
1373 ボウイング2種  麻季 2004/7/12[mon]21:8:14
はじめまして。大人になってヴァイオリンとヴィオラを
始めた麻季と申します。楽器が振動する感覚が面白くて、
最近はどちらかというとヴィオラを触る事の方が多いです。
これまでも色々と試行錯誤してきましたが、最近の悩みは、
今のレッスンの先生と、前の先生のボウイングが違うことです。
以前の先生は、かなめは中指であって、弓先になっても
人差し指で押さえつけるな、というお考えでした。
(文章を拝見すると、しらたまさんはこちらですよね)
今の先生は、もっと人差し指に力を入れて、とおっしゃいます。
指示どおりの力加減で練習すると、10分もしないうちに、
人差し指の側面が赤くなる位です。
反対の事を言われて迷います。正直、中指をかなめとした
ボウイングの方が、無理のない形のように思うのですが、
今の先生の音が素晴らしいので、さらに迷ってます(笑)
いい音を出せれば、それが正しいボウイングかな、と。
でも、ちなみに昨今、主流なのは、どちらのボウイング
なのでしょうか? 皆様のボウイングはどちらですか?
なんて、やっぱり気になったりします。
ただしどちらの先生も、とても熱心に教えて下さって、
ある意味、幸せな悩みです。なにより大人になって、
こんなに一生懸命になれることに出会えるなんて、、。
悩みつつも、楽しいです。
初投稿なのに長くなりました。どうぞよろしくお願いします。
1374 Re:ボウイング2種  しらたま 2004/7/14[wed]23:46:42
麻季さん、書き込みありがとうございます。
すみませんが、レスもう少々お待ちくださいね。
週末には必ず!
1375 Re:ボウイング2種  しらたま 2004/7/17[sat]19:14:58
麻季さん、お待たせしました!
>最近の悩みは、
>今のレッスンの先生と、前の先生のボウイングが違うことです。
実際に見てみないとはっきりしたことは言えませんが、
今の先生の弾き方はロシア式なんじゃないかな〜と思います。
前の先生のはそれより古いドイツ式か、もっと新しいものか、
2つの可能性がありそうですね。
でも、どちらも「極めれば」素晴らしい音色がでます^^。
最初はとまどうことあるかもしれませんが、
麻季さんが今の先生の音楽に魅力を感じているならば、
先生と同じボウイングで学習していったほうがいいでしょうね。
なぜなら、そのボウイングはその先生が自分の音楽を表現するために
選んだ最良の方法だからです。
先生の音楽をそっくりそのまま受け止めるためには、
そのボウイングであることが必要なのです。
ですから、まずはそのとおり学んで、十分に身に付いたところで、
前の先生のボウイングシステムのよいところを取り入れて、
自分なりにアレンジしていかれるのがいいのではないかと思います。
>指示どおりの力加減で練習すると、10分もしないうちに、
>人差し指の側面が赤くなる位です。
前の先生のボウイングシステムのままで、
今の先生の端的な要求(人差し指に力を入れる)を実現しようとすると、
人差し指だけに無理がかかって必要以上に痛くなるかもしれません。
確かにロシア式は、人差し指が大活躍するボウイングだと思いますが、
そんなに痛くなく、よりラクにできる、親指の位置、手首の向き、肘の高さ、
弓の軌道、弓の速さがあるはずです。
また、機会があったら、何分か弾いたあとでの先生の人差し指を見せていただくといいかも
しれません。案外そんなには赤くはなってはいないかもしれませんよ。
力を入れろとはいっても、本当に必要なのは発車の一瞬だけ。
あとは力が入っているように見えても、実際には次の返しに備えて手の形を維持しているだけで、
動いている間は響きを止めないように2〜3割引きされていることがほとんどです。
それにしても熱心に教えてくださる先生に
連続でめぐりあえるなんて
麻季さんはラッキーですね〜。
これからもがんばってください!
1376 ボウイング?種、奏法?種  田吾作 2004/7/18[sun]20:41:17
麻季さん、しらたまさん、こん○○は!
>以前の先生は、かなめは中指であって、弓先になっても
>人差し指で押さえつけるな、というお考えでした。
>今の先生は、もっと人差し指に力を入れて、とおっしゃいます。
実は、他にも色々な考え方があるんですよ。 たとえば、
@ 三点支持。 親指、人差し指、小指による。
A かなめは、親指。
かえって混乱してしまいますね、すみません。
それだけ色々な考えがあるということなのです・・・。
私個人的には、強いて言えば上記Aに近いと考えますが、
調子のいいときには、それらをまったく意識しません。
ちょうど、
「異常が無いときには、身体の部分や臓器の存在を意識しない」
と言われるのと同じだと思います。
突然話は変わりますが、山登りをするとしましょう、
頂上を極めるという目的は同じでも、山の麓のどちら側から登り始めるかによって
気候も傾斜も、果ては装備も所要時間も異なる、
という話を聞いたことがあります。
ボウイングを含む演奏スタイルは、これと似たところがあるような気がします。
ボウイングは、もしかしたら究極が同じものでも、
自分が今どこに立っているかによって、「意識、強調する事柄が違う」
という意味で申し上げています。
さらに、これを楽器演奏の面で考えてみると、
他の諸要素によって、ボウイングのスタイルはいくらでも変わってくるのではないか
ということです。
しらたまさんは
>そんなに痛くなく、よりラクにできる、
>親指の位置、手首の向き、肘の高さ、弓の軌道、弓の速さがあるはずです
とおっしゃっていますが、
ごれらも、姿勢や、楽器の構え方次第で大きな影響を受ける、と私は考えています。
物事は何でも、「各部分は全体に従う」と仮定すれば、
楽器演奏でも同じことが言える筈だからです。
これらを樹木に例えて「幹」だとすれば、ボウイングは「枝」に過ぎませんね。
枝は幹の影響を受けます。
一例を挙げれば、レッスンをしていてよくある悩みに
「小指が曲がらずに突っ張ってしまう。 私の小指はどうしてこんなに駄目なんだろう」
というのがありますね。
そんなとき、私はよく言います、
「小指は犯人ではない、それどころか被害者なんです。 真犯人は別にいますよ。
指の形や位置関係に影響を与えてしまう、腕の構え、ひいては姿勢、楽器の構え方に
もっと注意を払いましょう!」
もう一つ余談ですが、昔「ルービック・キューブ」というのが流行りましたね?
六面体の色を、面ごとにすべて揃えるという、あれです。
一面や二面だけが揃ったのでは駄目で、すべての面を満足させるためには、
一旦完成した面でもぶち壊さねばならないからです。
楽器を構えるという難しさにおいて、ヴァイオリン、ヴィオラは、
「左手+右手」という足し算の関係で上達するものでは「ない」のでは?
そう考えることすら可能であるように思われるからです。
色々申し上げてきましたが、結論としては、
お二人の先生の、ボウイング以外の要素、
すなわち「姿勢や構え方など」はどのように違うか
ということも併せて考慮に入れ、その全体の相互関係から、
もう一度ボウイング自体の差を捉えてみることをお勧めします。
もしかして、ボウイングだけ考えてみても、結論は出ないかもしれません。
さらに、麻季さん流のボウイングの考え方があってもいいし、
極端に言えば、「先生対生徒という意識に固定される必要は無く」、
>大人になってヴァイオリンとヴィオラを始めた
麻季さんには、充分にその資格があると考えるからです。
もちろん、謙虚である必要はありますが、
「せっかく大人になってから始められたのだから」
という面を、大いに意識されていいのではないかと思います。
しらたまさんが、
>前の先生のボウイングシステムのよいところを取り入れて、
>自分なりにアレンジしていかれるのがいいのではないかと思います
と言っておられるのは、このことではないでしょうか?
(しらたまさん、違う?)
ただし、しらたまさんが、
>そのボウイングはその先生が自分の音楽を表現するために選んだ最良の方法だ
と言っておられることも、もちろん大変重要です。
音楽の表現手段の個々も、
「どちら側から山に登るか」というアプローチの一つに過ぎないし、
先生を含む我々すべてが、一登山家だからです。
とは言っても、現実に
>指示どおりの力加減で練習すると、10分もしないうちに
>人差し指の側面が赤くなる位です。
という悩みは深刻ですよね。
人差し指に力を加える必要があるとして、それでは
「どのようにしてその力を作り出せば、最も省エネ的か?」
を考えてみられるといいかと思います。
単純に「上から下に」力を加えるのではなくて・・・。
>先生の人差し指を見せていただくといいかもしれません。
>案外そんなには赤くはなってはいないかもしれませんよ
と、しらたまさんは言っておられますが、
力の量だけでなく、効率も含めて「観察」なさることをお勧めします。
と言って私自身、大きなことは言えないんですよ。
せっかく人差し指が楽になっても、その結果、
「親指が腫れあがってしまった」
なんてことが、以前ありましたから。
でも、本当に
>熱心に教えてくださる先生に連続でめぐりあえるなんて麻季さんはラッキーですね〜。
何か発見されたら、また御報告ください!
1377 いい話  いちご 2004/7/19[mon]12:56:28
田吾作さんの、、、いい話だなあと思いました。
先生に「先生の音が好きである」ということと、「その音を出したいので、努力しているが、ボーイングがなじまなくてつらい」ということを伝えられてはいかがでしょう?
体格の違いや楽器の厚みなど、ちょっとしたことで構え方や、ボーイングは違ってくるかもしれない。
先生の音が好きだ、とはっきり言われれば、先生も悪い気はしないはず、、、きっといい方法を考えていただけるのではないでしょうか。
今まで慣れた弾き方をすべて捨てるのも、、、ねぇ?
1378 RE: ボウイング2種  たまご 2004/7/19[mon]22:50:29
お初にお目にかかります(?)たまごと申します。私自身はバイオリンを弾けないのですが、娘がバイオリンを習っていて、バイオリン曲などとても好きです。よろしくお願いします。
麻季さんのお悩み、お察しします。私の娘は麻季さんとは逆のパターンで苦しんでいます。3ヶ月ほど前にアメリカから日本に引っ越してきたのですが、むこうでは、ロシア式のボウイングを習っていました。先生(26歳くらいの女性)が、以前はずっとベルギー式で弾いていて、手首から肘にかけて痛くなり(腱鞘炎のように)バイオリンが弾けなくなってしまったそうです。(練習時間もかなり長かったらしい)で、大学のバイオリンの先生にロシア人の人がいて、その人はハイフェッツの弟子だったそうで、そのロシア人の先生から、ロシア式のボウイングを習って、それからは一切腕の痛みに悩まされなくなったそうです。そういうわけで、うちの娘もロシア式のボウイングを教わりました。ところが、こちらに来て今の先生(40歳の男性ー桐朋を卒業して、ボウイングは江藤俊哉さんから習った人です)は、「そのボウイングは変えられませんかねえ〜??」といいます。この二人の先生の言うことを聞いていると、まっこうから対立していて、それぞれ、自分の習った方法が一番!と信じているので、どうしていいのかわかりません。うちの娘は、14歳ですが、身長が172cmあり、腕もとても長く、どちらのボウイングでもたぶん大丈夫だとは思いますが、長年親しんだロシア式を変えたくないのです。。でも日本ではロシア式のバイオリニストあまり見ませんよね?どなたか、ロシア式のバイオリニスト御存知でしたら教えてください。
麻季さんもボウイングのスタイルをかえるのは大変だと思いますが、自分にとって、いちばん「しっくりくる」やり方を見つけ出してください。うちの娘も両方の先生のおっしゃることを自分なりに考えて、アレンジできればそうしたいなと思います。
1379 たまご様   森野たぬ 2004/7/21[wed]20:46:30
たまご様、はじめまして。
正確にロシア式かどうかは分かりませんが
ちょっとだけ心当たりがあります。(東京です)
メールアドレスを入れておきますので
連絡いただけれは、と思います。
1380 ありがとうございます  たまご 2004/7/22[thu]23:19:11
たぬ様
御親切にありがとうございます。メールを送らせていただきました。よろしくお願いします。
毎日暑くて、どうにかなりそうですね。人間だけでなく、バイオリンにとっても辛い季節ですね。以前住んでいた場所がとても乾燥していたので、あまりの湿度の変化に、バイオリンがついていけなかったのでしょうか、あちこち具合が悪くなり、先日修理に出しました。フィンガーボードを上げるほうがいいと言われたのですが、かなり時間がかかるとのことでしたので、応急処置として、ブリッジを低いものに取り替えてもらいました。バイオリンって、ほんとうに生きているんですね。。。
1381 皆様、ありがとうございます!  麻季 2004/7/26[mon]21:33:14
> 熱心に教えてくださる先生に連続でめぐりあえるなんて麻季さんはラッキーですね〜。
はい、その上、突然の投稿にも、こうして親身になって
御意見を聞かせていただけるなんて、わたくし本当に
幸せ者でございます〜。
皆様それぞれ、とっても深い、大事なことをおっしゃって
下さったので、ゆっくり役立てていこうと思います。
まだ考えがきちんとまとまっておらず、断片的なお返事に
なってしまいましたが(しかも長いです)、どうかお許し
ください。
1382 まずは流派について  麻季 2004/7/26[mon]21:39:19
しらたまさん wrote:
> 今の先生の弾き方はロシア式なんじゃないかな〜と思います。
> 前の先生のはそれより古いドイツ式か、もっと新しいものか、
> 2つの可能性がありそうですね。
先週のレッスンでお尋ねしたところ、意外なことに今の先生は
ドイツ式を中心に勉強してきたのだそうです。確かに先生の
人さし指が弓と接する位置は浅めで、これってドイツ式の特徴
でしたよね。
ただし最近は純粋に○○式ということは少なく、どの流派も、
他の流派のいい所を取り入れて、折衷的になっており、
先生自身も純ドイツ式というわけではない、というお話でした。
ちなみに前の先生は、「いろいろなものを組み合わせて考えた、
私のオリジナルだ」とおっしゃっていました。ということは、
しらたまさんの「もっと新しいもの」かもしれません。
1383 やっぱり気になる人さし指  麻季 2004/7/26[mon]21:56:10
そしてさっそく先週のレッスンで、先生の手を観察して
きました。まずは人さし指の力加減なのですが、、
しらたまさん wrote:
> そんなに痛くなく、よりラクにできる、親指の位置、手首の向き、肘の高さ、
> 弓の軌道、弓の速さがあるはずです。
> また、機会があったら、何分か弾いたあとでの先生の人差し指を見せていただくといいかもしれません。案外そんなには赤くはなってはいないかもしれませんよ。
ところが、なんと先生の人さし指には、赤黒い「あざ」が
ありました! そこまで強く押さえるべきなのだろうかと
あらためて疑問に思ってしまったのですが、もしかしたら
先生は尋常でない練習量のせいで、余計な力を入れていない
にもかかわらず、あざができてしまったのかもしれません。
田吾作さん wrote:
> 力の量だけでなく、効率も含めて「観察」なさることをお勧めします。
> 他の諸要素によって、ボウイングのスタイルはいくらでも変わってくる
> のではないかということです。
はい。今回のレッスン1回では、まだ、他の色々な要素との
関連を見抜くことはできなかったのですが、今後、じっくり
観察&研究しようと思います。
ただ直感的に、先生の弾く姿勢や動作は、無駄がなくて、
スマートだと感じます。と同時に、筋力のある方なので、
さほど力を入れていないように見える部分も、意外と力を
加えている可能性もあります。そのあたりも気を付けて
観察して、また御報告いたします〜。
田吾作さんのルービックキューブや登山の例え、とても
分かりやすかったです。ありがとうございます!
1384 先生との対話を楽しみに、、  麻季 2004/7/27[tue]18:16:42
いちごさん wrote:
> 先生に「先生の音が好きである」ということと、「その音を出したいので、努力しているが、ボーイングがなじまなくてつらい」ということを伝えられてはいかがでしょう?
あ、愛とその苦悩の告白ですねっ(笑)。実は今までも、
折に触れて「先生の音、素敵ですね〜」とは申し上げて
きましたが、後半部分は言いにくかったのです。単なる
自分の努力不足かもしれない、という不安もありましたし。
でも、「こういう音を出したい。そのためにはどうしたら
良いのか」という点こそ、レッスンの目的ですよね。
タイミングを見計らって伝えてみます。ありがとうございます!
たまごさん wrote:
> この二人の先生の言うことを聞いていると、まっこうから対立していて、
> それぞれ、自分の習った方法が一番!と信じているので、どうしていいのかわかりません。
この状況はきついですね、、。お嬢さんが14歳ということで、
まだまだ柔軟にボウイングを変えられると思って、厳しく
おっしゃるのだと思います。
上手に質問すれば(これがけっこう難しいから、私も悩んで
いるのですが (^_^ゞ)、それぞれのボウイングのメリットと
デメリットや、今のボウイングを強くすすめる理由などを
詳しく説明して下さるのではないでしょうか?
これは私自身へのはげましですが、「こんなこと言ったら、
先生の気に触るだろうか」という不安よりも、先生の知性を
信頼して、色々考えたことをお話してみようと思います。
先生自身も、今のような音を出せるようになるまでには、
色々な先生から、違うことを言われて悩んだはずですし。
1385 弓の持ち方  杏 2004/7/27[tue]23:2:46
ヴィオラですが,,
私の前の先生はロシア式の影響が強くて,手首で引っ張って人差し指に常に重心がかかり,手全体が人差し指側に傾斜しているので,先弓では小指が離れて元弓でだけ小指を使います.痣,タコのできやすい体質(指先とかすごかった.爪が埋没してた..)なので弓タコも出来てました.
今の先生は中指重視で,小指は離れることなく,4本の指が弓の長さ4等分した各パートにおいて主導権を握るそうです.先1/4で主導権を握っているのは人差し指ですが,人差し指に傾けるように圧をかけることはなく,腕は常に中指に重みを掛けていて,その重みをどの指に配分するか,が違うって感じです.タコの出来ない体質だそうですが,レッスン中に手を見せてもらうと人差し指に弓の痕はつきます.で,私が痕がつかないくらい,へろへろ弾いていると,「もっとしっかり!ヴァイオリンじゃないんだから!ヴァイオリンならそれで良いけど!」と,,レッスンでこれだから,演奏会の後なんかはすごいに違いない,,ですが,タコにならないお得な体質なようで,,,
で,,私の先生方の場合は中指重視で弾かれる今の先生の方が断然音が良いです.それは奏法によるものではなくて,キャリアとか演奏分野とか,楽器とか,,によるものだと思います.
私自身は田吾作さんの書かれていた3点支持タイプの持ち方で,人差し指に偏っていう弾き方だったのですが,中指主体の持ち方に変えました.主な理由は3点支持だとモダンのヴィオラを弾くには力が足りないから (^_^;) 先生から要求される「裏板までしっかり鳴らしきる」なんて3点支持でやったら,人差し指の骨が曲がるよーな気がします.
最初の頃は持ち方変えなさいといわれなかったので,そのまま3点支持手首だけロシア崩れみたいな弾き方で弾いてました.低い弦が鳴らしきれなくて,音出して!と注意され,骨まで曲がりそーなくらい圧かけてるつもりなんですけどーって訴えたら,先生も椅子から落ちるくらい爆笑した挙句,「音色の幅を増やすために,中指でしっかり支える持ち方も練習してみましょう」と...で,やってみたら,中指を締めた方が音に迫力があるし,早い弓の返しのときに音が抜けないんです.なので,こっちに変えよーこっちが楽だーーと,,
でも,そんな音でモーツァルト弾いたら,結構,すごいことになる,,,曲によって,出したい音によって弾き方が変わり,当然持ち方も変わる,というのが今の先生の考えであり,私もそれが合理的だと思います.(もちろん,基本となる持ち方があるんですけど,いつでも,どこでも,その持ち方で弾く必要はない,ということです)同じ十六分音符が延々と楽譜に書かれていても,ブルックナーは中指で締めて重い音,モーツアルトは人差し指に少し傾斜させて手首使って,軽い音,ベートーベンはわりとまっすぐ真上から圧をかけてかっちり,と力配分を変えるそーで,結果として持ち方も微妙に変わります.
で,私の場合は中指重視の持ち方に変えても,一弦飛ばしで移動するときには特に,人差し指にしっかり力入れて圧かけて(力入れないで圧かけると宙に浮く),と指示されます.また,低い弦へダウンのスラーで移動していくときも,先弓で音が抜けやすいので,「弦に沿わせる」「ねちーっとねじ込む」という指示が出ます.結果として,人差し指にかなりの力がかかる場合も多く,痕ついてますねー.1年でタコになりかかり...第二関節の傍で押さえていてこの硬さだったら,第一関節寄りで押さえたらもっとすごいことになるだろうなあ,,結局,骨曲がるかも・・
同じ中指重視の奏法であっても,ヴァイオリンであったり,手の大きな,腕の重い男性なら,意識しないで圧がかかるんだろうな,と思います.実際,同じ先生に習っていて,私よりもう少し腕のしっかりした方(肝っ玉母さんって感じ,,)では,人差し指に圧かけて,とは言われないそーで,,,でも,私も腕の太さと重みだったら,大抵の男性には負けないはずなのだけどなあ,,,
1386 弓の持ち方について  通りすがりですが 2004/7/29[thu]1:23:9
皆さんの話からみればもう過ぎた話かもしれませんが
私は親指の位置と感覚を改めると非常に弓が楽になりました。(ヴィオラですが)
その感覚は親指が「無い」感覚です。
チェロの人とか、あとヴィオリストのプリムローズが言っていますね。
中指・薬指で弓のフロッグあたりを引っ掛け、人指し指は巻き線にかけるだけにして
弓のほとんどの重さを小指に預けると、親指無しで弓持てます。
その状態から、親指の内側の爪辺りをほんの少しだけ巻革に触れさせるくらいで
弾いてみてください。
そうすると意外に人指し指と薬指に負荷がかかると思います。
でも親指に弓や手の重みは乗ってきません。
それが腕の重みが弦に乗る(乗りやすい)状態の感覚に近いと思います。
そのあとは人指し指と薬指との負荷のバランスを意識することによって
弾く弦や音量、表現に対する弓の使い方を掴むヒントになるかもしれません。
長々と失礼しました。
1387 勉強になりますね。  たまご 2004/8/2[mon]22:25:5
この掲示版を読むと、出版されているヴァイオリンノウハウ本などより
ずっと勉強になりますね。
皆さん、試行錯誤を重ねながら、一生懸命練習を積んでいらっしゃる
のがよくわかります。
杏さんのおっしゃったこと、思わず「う〜〜ん!」と
うなってしまいました。なるほど、曲のイメージによって、
ボウイングも変えるのは、効果的かもしれないですね。
しか〜し、そんな器用なことできるのでしょうか?
ジネット・ヌヴーというヴァイオリニストは、
「あるときは弓をハイフェッツのように持ち、あるときは
ティボーのように持った」らしいですが、本当に
自由自在に弓を操れたのですね。。。
一つの種類のボウイングでも、きちんとマスターするのは
難しいのに、何種類ものボウイングを使い分けるというのは
至難の業だと思います(@@)
でもそれができたら、音の幅がうんと広がるでしょうね。
麻季さん、アドバイスありがとうございます。今度のレッスンの
時に、今の先生のボウイングの利点について、詳しく教わろうと
思います。
前の先生は、「腕の細い女性には、ロシア式の方が負担がない」
「ロシア式は肩から肘の筋肉(つまり二の腕)を使う。この
筋肉は、手首から肘の筋肉に比べ大きく強いので、長時間弾き
続けても筋肉を傷めない。」と言っていました。
今の先生は「そんなに肘を上げて、疲れませんかね〜?」といいます。
娘は「別に疲れません。」(この弾きかたで慣れてしまったので)
私もロシア式を見慣れてしまったせいか、「ロシア式の方が綺麗」
と思っています。
この掲示版の色々なお話を読んで、色々な角度から「美しい音」を
追求することの大切さを感じました。
ボウイングだけでなく、左手のテクニックも、(これも今の先生と
前の先生で言うことが違っています)研究して、自分の個性を大切
にしながら、負担や無駄の少ない弾きかたを探し出す努力を(時間
がかかっても)していくことが必要なんですね。
それにしても、音楽って奥が深い!私には深すぎて見えません(+。+)
1388 前よりよくなってるね  しらたま 2004/8/19[thu]21:42:41
先日、練習中に首のすじを違えてあまり痛かったので、はるか昔(うんと若い頃)に
一度診てもらったお医者さんに行きました。
そのお医者さんは東洋医学が専門で、痛む場所といっしょに丁寧に骨の状態を見てくれる方で、
いつも最初にレントゲンを撮ります。
そして、撮った後、13年前のカルテをひっぱりだしてきて見比べて、
一言、「前よりよくなってるね」ですって。
首を痛めて来ているのに「よくなってる」なんておかしな話ですが、
当時、私は無理な弾き方をしていてとても首のトラブルが多かったので、
私には「前よりヴァイオリンが上手くなったんだね」というほめ言葉に聞こえました。
前よりもフォームが良くなったことを、骨に証明してもらったかも。
とはいっても、また首のすじを違えてるんだから、手放しでは喜べないけど〜(笑)。
痛めた首の方ですが、半日でほぼ完治しました。
このお医者さんは治療に鍼を使うので
診察室を出た頃にはすでにかなり良くなっていて、ほとんどの場合通う必要もないのです。
普通のお医者さんでは、薬も痛み止めと塗り薬もらって、温めたり揉んだりして、
大抵は長く通うことになって大変なんですよね〜。
よいお医者さんにめぐりあえてラッキーです。
1390 ワークショップ  玉木宏樹 2004/9/14[tue]16:9:21
みなさま、こんにちは。
ヴァイオリンの玉木宏樹からのお知らせです。
なお、不都合な場合はお手数ですが削除してください。
ご好評いただいている純正律音程ワークショップ&ミニコンサートを
東京で開催します。
2004年9月25日(土)/ 10月17日(日)/ 11月23日(祝)/ 12月12日(日)
9/25 開場18:30/スタート19:00
10/17 11/23 12/12 開場14:00/スタート14:30
◎参加費 一般3000
純正律音楽研究会正会員1500円、ネット会員2000円
(お申し込みと同時に入会されますと会員料金となります)
先着50名様、要予約です。
ヴァイオリンはもちろん、
メロディの演奏できる楽器なら何でもお持ちください。
玉木宏樹とのデュオ体験を通して純正律の響きを体感していただきます。
ゲスト水野佐知香さんです。
関心ある方は、純正律音楽研究会事務局
〈e-mail : archi@ma.rosenet.ne.jp〉
までお問い合せください。
1391 お尋ね申しマス!  こーねん 2004/9/21[tue]23:36:30
こんばんは^^初めてカキコさせていただきますこーねんといいます。今日はしらたまさんにお聞きしたいことがありまして、この掲示板に来ました。
なるべく簡潔に話したいと思います。私は今20歳の学生なのですが、幼いころからずっとヴァイオリンをやってきまして、将来も音楽の方面で考えていました。しかし、普通高校に入って1年の夏、徐々にですが、今までさらっていた曲のある部分が弾けなくなるという状況が起き始めました。3ヶ月もたつと、その不具合はどんどんひどくなり、音階すらもまともに弾けなくなりました。
しかし、この弾けない箇所というのはある決まりきった動きをする部分だけなのです。それは、中指を押さえると薬指が力なくグニャリと内側に巻いてしまい、中指から薬指に行く連続したパッセージが弾けないというものでした(なので、階段状に音が上昇していく音型は速遅に関わらず弾けないのです)。
この、突然起こり、痛みもなく、原因の心当たりもない現象をどうにか治療できないかと思い、様々なその手の専門の整形外科などをまわったりしましたが、結局精神的なストレスにされてしまうのが常でした。
ただひとつ、「もしかしたら」と思う診断名がありました。それは「ジストニア」というもので、無意識に特定の筋肉が緊張状態になってしまうというもので、ピアニストでごくまれになるということです。そこで「ジストニア」で検索してみたところ、症状が私とよく似た人(ピアノを専攻する人でしたが)がいたので、いまではもしかしたらこの類の疾患かもしれないと考えています。
これはまだ原因もよく分かっておらず、これといった治療法もないのが現状です。自然に治る人もいるようですが、いつまでたっても治らず、そのままピアニストとしてのキャリアを閉ざしてしまう人もいるようです。
私自身もできる限り回復すべく、手段を尽くしたいと考えています。そこで、針治療を試したいと思い、この掲示板を見つけました(キーワード検索なのですが(笑))
しらたまさんがno.1388の書き込みでお書きになっている、いきつけの医院を教えていただけませんか?私自身も楽器の構えが独特で、肩当も使わないせいか、よく首を痛めていたもので、もしかしたら首から指まで連動している筋肉か神経に刺激を与えることで、よくなったりするのではないかと考えているのです。
一方的なお願いで申し訳ありませんが、よろしくお願いシマス>_<
1392 Re:お尋ね申しマス!  しらたま 2004/9/22[wed]21:36:57
こーねんさん、はじめまして!
痛みもなく原因もわからず何年も続いているのは心配ですね。
お力になれるかどうかわかりませんが、私の行った診療所のアドレスを後でメールでお送りしますね。
中国人のお医者さんで、日本語は流暢ではないので、
診察の時にその状態を実際に再現できれば話が早いかもしれません。
それから、もしかしたらもう訪ねられたかもしれませんが、
「手の外科」という診療科目を置いている病院があります。
私はお世話になったことはないのですが、
他よりは丁寧に診てくれるのではないかと思います。
特にどこがよいというのは知らないのですが、ご興味がありましたら
検索エンジンでキーワード「手の外科」で探してみてください。
その他、なにかよい情報をお持ちの方は是非こーねんさんにレスしてあげてください。
1393 Re:お尋ね申しマス!  しらたま 2004/9/22[wed]22:3:37
こーねんさん
こういうのも見つけましたヨ!
http://plaza.harmonix.ne.jp/~acuthera/music.htm
1394 Re:  こーねん 2004/9/23[thu]1:42:45
しらたまさん、貴重な情報ありがとうございます(>_<)この種の疾患にかかっている人はネットで調べると結構いるもんだということにはびっくりしました!だけど根本的な治療法もない現在では、いつまでたっても回復せずに、悩み続けている人もいると思います。
そんな方々のためにも自分のためにも、いい治療法が見つかればと思います^_^
1395 桐朋学園音楽学部の学園祭のお知らせ  こーねん 2004/9/23[thu]1:59:12
9月25,26日に桐朋の学園祭が行われます。内容は、音楽を主体とした催しで、演奏だったり、ミュージカルだったりするようです。
25日は午後から、技巧に自身のあるヴァイオリン専攻の学生が出演する、「超絶技巧コンテスト」なるものがあるとか。
26日は午後3時からチェロアンサンブル(チェロだけでチャイコの弦楽セレナーデをやるそうです(驚!))、5時からはヴァイオリニストの加藤知子さんを迎えての学生オケによるコンサートがあります(加藤さんはショーソンのポエムを弾きます)。
野外でやるそうなので、雨降ったときどうするのか詳しくは聞いてませんが、もし興味のある方いらっしゃいましたら、是非聞きに行ってみてくださいな。もちろん学祭なんで無料ですよ!!
交通アクセスは下記のURLに載ってますヨ〜。
http://www.toho.ac.jp/college/access/index.html
1396 はじめまして  ぶどう 2004/9/29[wed]16:8:14
しらたまさん、はじめまして。こんにちは。
しらたまさんの前の楽器は、大きくて重いそうですね。私の楽器は、スズキの量産品ですけど、これも私にとっては、重くて。あごが疲れます(+。+)
ところで、私のHPでリンクをはらせて頂いても良いでしょうか。
バイオリン始めたばかりの私ですが、宜しくおねがいしますm(__)m
1397 久しぶりの発表会  しらたま 2004/10/8[fri]10:10:38
久しぶりに発表会に出演しました(*^^*)。
十数年ぶりかなぁ??
といっても、ヴァイオリンの発表会ではなく、今通っているバロック講座の先生(フルーティスト)の発表会で、十数人がフルート(またはトラベルソ)で、私はアンサンブルで参加の3組のうちの1組で出ました。
会場は住宅街にあるこじんまりとした教会で、伴奏(通奏低音)にはパイプオルガンが使われました。
私たちのグループはパッヘルベルのカノンとジーグをやったのですが、
さすがに、バロックの先生が指導したカノンは、今までやってきたカノンとは全く違う味付けに仕上がり、私もはじめてバロックの語り方で(指示記号や感情や感覚ではなく)音楽ができてとてもうれしかったです。
まだ、完全には消化しきれていないんですが、先生の言われるままにやってきて、このカノンが何を言わんとしているのかがボンヤリと見えてきた気がします。
カノンはニ長調ですが、決して楽しい雰囲気の曲ではないんですねぇ。
発表会後、先生からこんなメールを頂きました。
「君たちの演奏は、特に好評でしたよ。わかる人には大変インパクトを与えました。」
「わかる人には」って(笑)。でも、そうなんでしょうね〜。
バロックって勉強していないとつまらない。
きれい&汚いは大体わかるとしても、メッセージを受け取ることができない。
まあ、それはクラシック音楽全般に言えることかもしれませんが、特に古い音楽は言語的要素が強いのでしょう。
ある意味外国語の習得に似ているんじゃないかなと思いました。
ところで、今回おどろいたことに私は全然上がりませんでした。
いや、失敗はいくつもあったんですけれど、それは予測の範囲で(笑)。
先生曰く「電車でお年寄りが立っていたらすぐに席をゆずれる人は上がるんです」。
なるほど。確かに最近そういうことに無頓着になったな、私。
*-*-*-*-*-*
ぶどうさん
お返事遅くなってすみません。
週末にはサイトに遊びにいかせてもらいます〜。
1398 Re:久しぶりの発表会  sayaka 2004/10/11[mon]21:40:5
しらたまさん、おひさしぶりです。
バロックの語り方のパッヘルベルのカノン、、、とても魅力的な感じですね。
私はこの曲、冗長な感じがして、実はあまり好きな曲ではないのですが
(出だしはよいのですが、弾いているうちに飽きがきてしまって、
最後までほどよい緊張感が保ちきれないのです、、、、未熟な証拠です(^^;;)、
そのような切り口で捉えることができたら、もしかしたらとても面白い曲なのかもしれない、
としらたまさんのレポートを読んで思いました。
古い音楽が言語的要素が強い、というのは、ニコラウス・アーノンクールも言っていることですね。
本で読んで、頭ではなんとなくわかるような気がするのだけれども、
実際に体感する、というシーンがないので、
しらたまさんが通っていらっしゃるバロック講座、とても興味深いです。
もし、バロック音楽関係で、お勧めの書籍などをご存知でしたら、是非教えて下さいね。
#最近、楽器の持ち方を変え、腕からのビブラートも使うようになったら、
#指先のタコが少しずつ消えてきました。
#これまで、弦を押さえるためにいかに余分な力を使っていたかが判明。
#しらたまさんの経験と重ねあわせることができて、ひとり喜んでいます(^^)
#以前、タコのことでご相談させていただいたので、ご報告まで♪
1399 百読は一聴にしかず?  しらたま 2004/10/14[thu]21:42:26
sayakaさん、こんにちは^^。
>私はこの曲、冗長な感じがして、実はあまり好きな曲ではないのですが
そうなんですよ。
私も、プロの演奏でもいいなーと思うのに当たったことがなくて、
今風の指示記号がつけられた譜面で身近な仲間たちとやるとみんなが歌いまくっちゃって(みんな自分が主役だと思っているから・笑)収拾がつかなくなっちゃうし、
同じ旋律を2小節ずらして3つ重ねて一つの曲になっているという面白さ以外の
よさは全然わからなかったんです。
だから、先生がこの曲を出してきたときは正直
「え〜、そんなベタな」って思いました(笑)。
だけど、レッスンのはじめに先生がぽつりと
「これは決してきれいな曲ではないんですけれど」って言ったんですね。
それで、この曲に対する私の見方はガラっと変わりました。
えっ?この曲はきれいじゃないの?
じゃあ、どこがどうきれいじゃないのかしら、って断然興味がわいてきました♪
>本で読んで、頭ではなんとなくわかるような気がするのだけれども、
今回急遽通奏低音を手伝ってくださったチェロの方も同じことを言っておられました。
今までいろんなバロックの本を読んだけれど、今ひとつピンとこなかった。
だけど今回実際に先生の演奏を聞いて、自分で弾いてみて、やっと納得した、と。
百聞は一見にしかずといいますが、
音楽に関して言えば、百読は一聴にしかず、かもしれませんね。
>もし、バロック音楽関係で、お勧めの書籍などをご存知でしたら、是非教えて下さいね。
それが、先生に聞いても「読んじゃいけない本」は教えてくれても、読むべき本はなかなか教えてくれないんですよね〜。
いや、正確にいえば、当時の原書・原文を読みなさい、だって(爆)。
でも、そんなこと私には絶対無理なんですけど〜。
>#最近、楽器の持ち方を変え、腕からのビブラートも使うようになったら、
>#指先のタコが少しずつ消えてきました。
>#これまで、弦を押さえるためにいかに余分な力を使っていたかが判明。
>#しらたまさんの経験と重ねあわせることができて、ひとり喜んでいます(^^)
>#以前、タコのことでご相談させていただいたので、ご報告まで♪
うんうん。
今、とっても、とっても楽しい時期じゃないですかぁ〜(^^)。
最近の日記を拝見しててもそれが感じられます。
長いトンネルを抜けて(?)、ついに一つ階段をのぼられたんだなーって思ってました。
たぶん、今までは広げる、押さえる、叩く、といった能動的な動作に
努力の方向が向いていた思うんですが、これから先しばらくは、
「その場所に留まる努力」に注意が向くんじゃないかと思います。
そして、留まる(める)ことと、動かすことが表裏一体だと気づいたとき、
楽器はどんどんsayakaさんの方に近づいてきますよ!たぶん。
1400 こんばんは  ぶどう 2004/10/14[thu]23:38:35
しらたまさん、こんばんは。
電車で、お年寄りに席をゆずれる人はあがる・・・
うーん、なるほど、私は席をゆずれるだろうか?(・・;)
まだ、ゆずったことがありません。。。
ところで、こちらのサイトは、リンクフリーでしょうか。
確認したほうがいいかな、と思いまして。すいません。
それでは、また来ます!
1402 sayakaさんにお尋ねなんですが。  森野たぬ 2004/10/15[fri]18:13:48
しらたまさん、sayakaさん、皆さま、こんばんは。
思いきり 横レスで申し訳ないんですが m(_ _)m
sayakaさんの
>#これまで、弦を押さえるためにいかに余分な力を使っていたかが判明。
という 書き込みを読んで お尋ねしたくなってしまいました。
sayakaさんは フルートをなさっていましたよね?
フルートの指遣いと バイオリンを弾くときの左手って
動きとしては 別のものなんでしょうか?
・・というのは、先日 フルートの演奏を聴く機会があったのですが
上手な方が弾くときの指の動きって(アマチュアの方ですが)
上手な方がバイオリンを弾いているときの左手の動きに重なって見えるような気がしたんです。
余分な無駄なものがない 合理的な動きとか演奏って
例えば バイオリンとか バレエとか やっているものの範囲を超えて
どれも皆 美しいもののようにも思うから
別に バイオリン と フルートに関連するものに限ってのものではないかもしれませんが。。
私の単純な印象からの質問で申し訳ないんですが
こちらで フルートを吹いてらしたsayakaさんが 左手のことについて書いてらしたので
つい伺ってみたくなってしまいました。
見当違いな質問かもしれませんが
よろしかったら 教えてください。
1403 Re:こんばんは  ぶどう 2004/10/15[fri]20:52:59
おじゃまします。
しらたまさん、了解しました。ナイショにさせて頂きます〜。
ホントにすいません、メールアドレスなくてm(_ _;)m
とっても素敵なサイトだと、思います!動画がスゴイですね。
すいませんでした。また遊びにきます。
1404 Re:sayakaさんにお尋ねなんですが。  sayaka 2004/10/19[tue]0:8:1
森野さん、おひさしぶりです。
>>フルートの指遣いと バイオリンを弾くときの左手って動きとしては 別のものなんでしょうか?
ある部分では、森野さんがお感じになったように共通項があるように思います。
たとえば、ピアノなどは、鍵盤からかなり高く指を上げ、そこから打ち下ろす動作が起こりますが、
ヴァイオリンでは、必要以上に弦から指をバタバタと離すことは、あまりよくないと言われますよね。
フルートもヴァイオリンと同様、指はキーから必要最小限の範囲で離すことがベターとされています。
ですから、見かけ的には、ヴァイオリンとフルートの理想の(=美しい)指の動作は、
かなり似ているのではないかしら?
ちょっと脱線しますが、
これは、速いパッセージを弾くときの意識の持ち方と関係するように、私は感じています。
ピアノで速いパッセージを弾くときには、「指を速く打ち下ろす」ということに意識が向くのですが、
ヴァイオリンやフルートでは、打ち下ろす事よりも、
「指を速く持ち上げる」という動作の方に意識を向けるとうまくいくことがあります。
やはり、ある部分の動作が似ている証拠かしらね。
ただ、まったく違う面もあると思います。
一番差を感じるのは、力の方向性。
フルートは、左手人差し指の付け根・右手親親指の横腹で楽器本体を支える上向きの力と
唇を乗せる&指でキーを押さえることによって生ずる下向きの力のバランスによって支えられています。
つまり、指でキーを押したその力を、手で受け止めていて、
↓↑の2方向の力が手に生じていると思います。
それに対してヴァイオリンというのは、
基本的には指で弦を押さえた力は、手ではほとんど受け止めていないはずです。
たとえば、私などは、
左手で数を数えるときの「4」のフォーム(親指を手のひらに折りたたんで残りの指を立てた状態)をつくり、
そのまま親指をたたんだ状態で弦を押さえて簡単な曲や音階を弾く、ということができます。
手だけでみれば、↓のみ、一方向の力で、↑の力は手ではなくて肩〜首で支えることによって作り出しているのではないかしら。
ここまで書いてふと思ったのですが、
ピアノやヴァイオリンでは「脱力」ということを言われることがありますが、
私はフルートでそれを言われたことはいまだかつてありません。
いろいろな楽器、共通項があったり、違う面があったり、、、、それぞれですね。
面白いことを考えるきっかけをくださって、ありがとうございました(^^)
1405 御礼  森野たぬ 2004/10/19[tue]20:47:38
sayakaさん、
私の興味本位な質問に、丁寧な返信を有り難うございました。
>ピアノやヴァイオリンでは「脱力」ということを言われることがありますが、
>私はフルートでそれを言われたことはいまだかつてありません。
脱力のお話とか
力の方向性のお話とか
私には思いもつかなかったお話で
とても興味深く読ませていただきました。
しらたまさん、
勝手に場所をお借りしちゃって、ごめんなさい。
でも、フルートの演奏を見た(聴いた)ときの 「んー?」という感じの思いが
実際にフルートを吹くsayakaさんに伺えて
有り難かったです。
1407 ハーモニーディレクター  しらたま 2004/11/25[thu]10:55:31
ここ2年くらい、なかなか練習時間がとれないので
できるだけ朝練をするようにしています。
出がけの5分〜10分、消音器つけてなんですけどね。
といっても、これが結構あなどれないんです。
やらないよりは、絶対やったほうがいい!
そして、毎日ほんの少しづつですけれど自分に変化がみられるのがウレシイです。
今日はクリスマスコンサートで弾くカノンをさらいました。
皆さんにお聞かせするなら、音程をもうちょっとなんとかしたいところです。
録音したのを聞くと、自分の音程のとり方は素人くさいな〜と思います。
特にバロックの音程は、きれいに整列させてはいけないと言われているので、
難しいです。
音の幅が不均等なところから、独特の調性感が生まれるんだそうです。
でも、まだ全然身についていなくて、先生が範奏してくれるときはともかくも、
一人で練習するときは手探り状態で、
前進してるんだか後退してるんだかもわからないくらいです。
ところで、先日うわさのYAMAHAのハーモニーディレクターを
さわらせてもらいました。
以前、この掲示板でも話題になりましたアレです。
あれって音律だけでなく基準音を変えられるんですね。
はじめ使い方がよくわからなくて、
純正律のドミソがハモらないのでなんでだろ〜と思ったら、
基準音がGisになっていました(爆)。そりゃ、ハモらないさ!
ただ、音が妙に安っぽくて聞き取りづらい(スピーカーのせいかしら?)のと
ピッチが+-10しか変えられないところが、気になりました。
バロックやるなら+-30欲しいよな〜。
きっと半音とか1音とか下げて、対応できるんだろうけれど。
うん。でも、これは説得力ありますよ。
これを一緒に弾かれたらぐうの音もでない(笑)。
欲しいな、欲しいなー、ハーモニーディレクター。
これがあったら、少しは古典の音律が身につくかしら?
1408 残響との戦い  しらたま 2004/12/1[wed]18:49:20
昨日はじめて、聖堂でパッヘルベルをあわせました。
開放弦で「ターン」と弾くと「アーーアーーアンンンンンンン」と音が響きわたります。この聖堂で単独で音をだすのは昨日がはじめてで、
正直これほど響くとは思いませんでした。
面白くて、何度も「ターン」とやって遊んでしまいました(笑)。
パッヘルベルの弦のメンバーが都合で一人でられなくなってしまったので、
1stを先生(フルート)、私は2ndをやることになりました。
練習がはじまって、先生が「あわせて!あわせて!」とおっしゃるんですが、
なにしろ全体がわーんと鳴ってしまって、
ほんの1メートルほど離れているだけなんですが先生の音さえ
モコモコと聞こえてしまいます。
耳が慣れなくて、いったいなにをどう聞いたらいいのかわからず、
おろおろしてしまいました。
しかたなく、チェロさんの身体の動きにあわせようとするんですが、
これまたチェロさんの身体の動きと耳に届く音がシンクロして聞こえないから、
ますます不安になりました。
「お客さんが入ると少し響きは落ち着くから」と先生はおっしゃいますが、
・・・むずかしいです(^^;)。
で、反響して返ってきた音は非常にまろやかなんですが、
発信源(耳元)では妙につやがなくがさつに聞こえるんです。
いや、元々そうなのかもしれないけど(笑)。
で、練習の録音を聞いて「トラベルソでも音デカっ!」って思いました。
今朝、ヘッドホンで聞いていたんですが、結構つらかったです。
「朝ピッコロ」とはよくいったもんですが、「朝トラベルソ」もナカナカ・・・。
私はトラベルソってもっと音量のないものと認識していたんだけれど、
録音とか立ち位置のせいかなぁ?
これだとヴァイオリンは相当がんばらないとバランスとれない感じだなぁ。
※最近、私の日記のようになっていますが、どうぞご遠慮なく書き込んでくださいね。
1409 久々コンサートにいってきました  しらたま 2004/12/9[thu]9:52:21
いただきものチケットで
12/7 読響定演に行って来ました。
中プロの村治香織さん目当てにファンがつめかけたのか、
会場は8〜9割がた埋まっていました。
はじめてみたナマ村治さん、か〜わ〜い〜い〜。
そして、ほっそーい!
もちろん演奏もすてきでしたよ。
ギターの前にはマイクがあって、小さなスピーカーが
村治さんを囲むように内向きにおいてありました。
たぶんオケの中で演奏者が自分の音をモニタするためだろうけれど、
バックや左右のお客さんのために少しは増幅してたんじゃないかな?
前プロのハイドンの交響曲では、チェンバロがふたをとっぱらって演奏してたけど、
全然音が届いてこなかったのに、村治さんのギターはビンビン聞こえたから。
本当のところはどうなんでしょうね。
メインはレスピーギのローマ3部作から「泉(噴水)」と「松」で、
パイプオルガンが舞台上におかれ、私の席から見下ろせる位置にあって
よく観察できました。
パイプオルガンって、たぶんそうなんだろうとは思っていましたが、
今はコンピュータ制御なんですね。
音量を操作するペダルを踏み込むと、右上の電光パネルの数字が変わるの。
音量ペダルは2つあるんですね。手の鍵盤用と、足の鍵盤用でしょうか。
で、足鍵盤の方は最後に踏んだペダルの音のランプがつきっぱなしになる
仕組みになっていて、下を見ずに何を踏んでいるか確認できるらしい。
いろんなストップも全て四角いプラスチックのプッシュボタンでした。
見た目、かなり電子オルガンに近いです。
で、電子オルガンとどこが違うかと言うと、
その制御装置がアンプ(スピーカー)につながっているか、
パイプたちにつながっているかという点なのかな??
舞台上のオルガニストはなんだか楽しげでした。
正面向いて演奏するのはあんまりないことで、視界が開けてうれしいのかもしれませんね。
自分がお休みのところでは、指揮やオケを見ながらノリノリで、
おとなりのパーカッションの人が「ギリギリ」とかを手に持つと
「お、やるの?やるの?」という感じで一生懸命見てた(笑)。
オルガニストは結構なベテランさんらしいんですが、
その様子が初々しくて(普通オケの人たちは周りを見ないですもんね)よかったです(^^)。
それにしても、オルガニストはどの楽器よりも全身運動だな〜と思いました。
弾き始めると、とにかく忙しい。
足鍵盤の操作とか、お世辞にも優雅とはいいがたいです。
この日オルガニストはパンツ姿でしたが、
ドレスだと足裁きに支障がでるんじゃないかな・・・。
で、松の最後はホルン8本使って大音量でのフィナーレ(これが普通なの?)。
私は「こんなしかけに引っかかるもんか!」と思っていたけれど、
音の厚みに圧倒されたのか不覚にもなんかじーんときちゃいました。
ちょっとくやしい・・・。
それから、松ではフリューゲルホルン(トランペットの1種)が聴けてよかったです。
つい最近トランペットのレクチャーコンサートで聴いて、私も知ったばかり
なんですが、今のトランペットの音とは全然違う、
やわらかい、あたたかい響きなんですよ。
なるほど、オケの中でこういう響きになるのか〜って思いました。
1410 近況報告  ねこひさ 2004/12/10[fri]18:47:20
しらたまさん,みなさん,こんばんは。
ここの掲示板は,一年以上,ずっと「拝見」するばかりでした。すみません。
今回は,ちょっとばかり,その後の進展について報告させていただきたいと思います。
ほんの少し前に,カイザー3巻を終え(第何番だったか,「オクターヴ」のヤツは
除きます,こいつばかりは --- ばかりじゃないけど --- 今の私の力ではこなせ
ません),クロイツェル教本に入りました。また,スズキ教本7巻も終えました。
折から,決まった時間帯の定期的なレッスンを受けることがいささか難しくなって
きており,先生と相談した結果,今の教室を今月いっぱいでやめることにしました。
その代わりに,不定期ではあるけれども,一か月に2回ほどレッスンをしてくださる
という先生に出会うことができ,新年からは,この新しい先生の元で,さらなる道
を歩んでいけることになりました。
現在の先生は,(オヤジ&レイトスターター)である私が心に秘めている最終目標
(「いつの日か,メンコンとバッハの無伴奏パルティータ第3番を弾けるようになり
たい」)をよくよく理解してくださり,この目標にいたるまでの基礎的な道程を,
私とともに忍耐強く歩んでくださいました。素晴らしい先生でした。心から感謝しており
ます(4年と8か月もの間,私の面倒を見てくださいました)。そして,新しい先生
の元で学ぶことを,「メンコンとバッハを弾けるようになるためには是非必要なこと」
として,快く了承してくださいました。
新しい先生は,ソリストとしても活躍なさっている方のようです。今週の水曜日に,
はじめて私のヴァイオリンを聴いていただいたのですが,「よかった,音(程)は
分かってらっしゃるようだ。もし,そうでなかったら,(ねこひささんが真剣な
だけに)こちらも真剣にお断りさせていただくつもりでおりました。ヴァイオリン
は決して簡単に習得できるというものではないですから」というような意味のこと
をおっしゃってくれました。
ちょっと感激しました。今度の先生からも「本気で(オヤジ&レイトスターターである)
私と向き合ってくださる」という確かな手応えを得ることができたからです。
一月からは,いきなり「メンコン」をやります(だそうです)。「相手は既にそこに居る
のだから,まずはやってみましょう。そこで明らかとなってくる『なすべきこと』は,
その都度,いっしょに考えていきましょう」ということになりました。
以上です。また,報告させていただきます。新しい先生の元での初レッスンまでの
課題は Schradieck の基礎的なトレーニングです。
1411 祝・メンコン到達!!  しらたま 2004/12/13[mon]0:41:27
ねこひささん、お久しぶりです〜。
まずは、メンコン到達おめでとうございます!
いや〜、ねこひささんならそんなに先の話にはならないだろうとは思っていましたが、
とうとうそこまでいかれたのですね。
お話を聞いて、私も嬉しくなってしまいました♪
やったー!!
>ちょっと感激しました。今度の先生からも「本気で(オヤジ&レイトスターターである)
>私と向き合ってくださる」という確かな手応えを得ることができたからです。
そう、それなんですよね。大切なのは。
高名な先生にせっかくついても「大人にできるはずがない」が前提で、
表向き丁寧ではあってもいつまでも「お客様」扱い、
そして言葉には出さないまでも「お情け」で相手されてしまう場合が多いんです。
そんな中、初めから真剣な取り組みの姿勢を見せてくださった新しい先生は
とても頼りがいがありそう!
連続でよい先生に出会えて、ねこひささんは本当にラッキーですね。
さあ、ねこひささんはあこがれのメンコンで何を歌い、
何を訴えられるのでしょう??
完成の折には是非何かの形で発表してくださいね!
1412 Re: 祝・メンコン到達!!  ねこひさ 2004/12/13[mon]12:52:26
ねこひさです。
しらたまさん,コメントをどうも有難うございました。
# ホントは,ご報告したものかどうか,少々躊躇したのですが
## といいますのは,いざフタをあけてみれば「やっぱり,もう少し
## 後にしましょう」という展開にならないとも限らないですから・・・
# ストレートにとても嬉しくて,思い切って書き込んでしまいました (^^;
> あこがれのメンコンで何を歌い、
> 何を訴えられるのでしょう??
私がメンデルスゾーンのコンツェルトから感じ取るものは,喩えようのない
「気品」です。どこまでも「美しい」。「上品」とはこのことをいうのだ,
という具体例をまざまざと見せ付けられる思いがします。『真夏の夜の夢』,
『春の歌』,『歌の翼に』,『イタリア』,『フィンガルの洞窟』等々,好きな
曲は沢山ありますが,「メンコン」に一番溜息が出ます。
カントと同時代の啓蒙哲学者「モーゼス・メンデルスゾーン」を祖父に持つ家系
に育ち,その出自のゆえに,ユダヤ教からキリスト教への改宗問題にも悩んだ
音楽家。バッハ,ベートーベン,モーツァルト,ブラームス等々とはまた違った
意味で,とても好きな作曲家です。水彩画の腕前も,なかなか。
メンデルスゾーンの墓には,昨年,挨拶を済ませておきました (^^;
http://www.lg.fukuoka-u.ac.jp/~ynagata/2003hamburg/20030826/030826.html
20030826034.jpg --- メンデルスゾーンの墓
20030826051.jpg --- ヨーゼフ・ヨアヒムの墓
20030826063.jpg --- マックス・ブルッフの墓
1413 メンコンのホ短調  しらたま 2004/12/14[tue]12:36:11
>私がメンデルスゾーンのコンツェルトから感じ取るものは,喩えようのない
>「気品」です。どこまでも「美しい」。「上品」とはこのことをいうのだ,
>という具体例をまざまざと見せ付けられる思いがします。
「気品」ですか!なるほど〜。
聞きかじりの知識ですみませんが、
メンデルスゾーンは音楽家にしては珍しく裕福な家庭で幸せに育ったということで、
その音楽の「陰のなさ」「明るさ」がよく言われますよね。
ところがメンコンは「ホ短調」。
この短調をどう弾けばいいのだろうかと考えたことがあります。
# といっても、私が弾いた当時は音を追うのが精一杯で、それを考えはじめたのは
# 結構最近なんですけれどね(笑)。
で、ねこひささんに今回「気品」というキーワードをいただいたおかげで、
一つ思い出したことがあります。
今年から通いはじめたバロック音楽の教室で、
「短調」でまず示されるのは暗さでも悲しみでもなく
「ノーブル」であると教わったんです。
時代的に直接その考え方があてはまるとは限りませんが、
研究熱心なメンデルスゾーンが古典をふまえて作曲したと言うことは十分ありえますよね。
わ〜、これは是非使わせてもらおう!
でも、はためには幸せそうなメンデルスゾーンにも改宗という悩みがあったとのことで、
あるサイトには、そのことで「石をなげられた」と書かれてもいましたし、
決して手放しで幸せであったわけではないのかもしれません。
それも踏まえて、弾いてみたら面白いだろうな〜。
メンコンにもう一度挑戦してみたくなっちゃいました。
>メンデルスゾーンの墓には,昨年,挨拶を済ませておきました (^^;
わはは〜!
弾いた後は報告にいかなくちゃですね!
1414 Re: メンコンのホ短調  ねこひさ 2004/12/14[tue]13:57:7
> メンデルスゾーンは音楽家にしては珍しく裕福な家庭で幸せに育ったということで、
> その音楽の「陰のなさ」「明るさ」がよく言われますよね。
経済的なバックグラウンドを「そのまま」芸術表象の原因に還元してしまう
解釈は,(メンデルスゾーンに対するヴァーグナー以来の典型的な態度なのかも
しれませんが),大抵は底の浅いもので,その背後にはほぼ間違いなく評者の
「やっかみ」や「嫉妬」が潜んでいるといってよいと思います (^^;
> ところがメンコンは「ホ短調」。
> この短調をどう弾けばいいのだろうかと考えたことがあります。
いうまでもないことでしょうが,私の場合は弾く「以前」です・・・(^^;
> 「短調」でまず示されるのは暗さでも悲しみでもなく
> 「ノーブル」であると教わったんです。
メンデルスゾーンという人物そのものが,私にとっては,「ノーブル」
です。ヨーロッパ貴族の鼻持ちならない態度(---> これは私のやっかみ)
とは異なり,啓蒙主義的教養に支えられた中産階級(ヨーロッパの「正統的」
な貴族ではないという点で,メンデルスゾーン家を範疇化してみると,
どれほど金持ちであるとはいえ,社会史的には「中産」階級となるのだと
思います,他意はありません)に特徴的な「抑制の効いた物腰」を,私は
メンデルスゾーンのあちこちに感じ取ります。
> 研究熱心なメンデルスゾーンが古典をふまえて作曲したと言うことは十分ありえますよね。
「ロマン派の古典主義者」とは,よく用いられる比喩ですね。実際,彼は
ゲーテと直接交流があったし(11歳だか12歳くらいのときに,ヴァイマールの
ゲーテを訪問し,彼の前でピアノの即興演奏をしているし,20歳だか21歳くらいの
ときに,天国に近いゲーテ --- この約2年後に死んでいる --- にベートーベン
の『運命』をピアノで聴かせ,老ゲーテを思いっきり混乱させたというエピソードは
あまりにも有名です),「古楽」復興のイニシアチブを取っていました。
「大バッハ」の再発掘も,明らかにメンデルスゾーンの功績ではないでしょうか。
彼が各方面に働きかけて,バッハの『マタイ受難曲』を復活上演したのは,
まだ彼がベルリン大学の学生であった頃(20歳!)だったと思います。
『マタイ受難曲』の筆写譜を,メンデルスゾーンは,14歳のクリスマスに
おばあちゃん(母親系ザロモン家)からゲットしています。何という早熟!
> でも、はためには幸せそうなメンデルスゾーンにも改宗という悩みがあったとのことで、
> あるサイトには、そのことで「石をなげられた」と書かれてもいましたし、
「原理主義者」は,やはり,石を投げてしまうのでしょうね (^^;
ハインリヒ・ハイネ(『歌の翼に』の作詩者)ですら,メンデルスゾーンに
嫌味を言っています。
> 決して手放しで幸せであったわけではないのかもしれません。
> それも踏まえて、弾いてみたら面白いだろうな〜。
> メンコンにもう一度挑戦してみたくなっちゃいました。
私は,かつて,ナタン・ミルシティンのメンコンに一番影響を受けました。
現役組では,ギル・シャハムです。「ギル様」とでも呼びたいくらいです (^^;
1415 Re: Re: メンコンのホ短調  しらたま 2004/12/17[fri]19:20:3
ねこひささん
>その背後にはほぼ間違いなく評者の「やっかみ」や「嫉妬」が潜んでいるといってよいと思います (^^;
やっぱりそうなんでしょうね〜(笑)。
真相は本人に聞かないとわからない!
それにしても、時代が求める(押し付ける?)作曲家のイメージってありそうですね。
ベートーヴェンも、ちょっと前までは重く、力強く、無骨というイメージだったのに、
最近はなんだか、軽く、速く、繊細に演奏されるようになってきたように思います。
>『マタイ受難曲』の筆写譜を,メンデルスゾーンは,14歳のクリスマスに
>おばあちゃん(母親系ザロモン家)からゲットしています。何という早熟!
『マタイ受難曲』を復活上演のことは、ちょっとだけ知っていましたが、
14歳の少年が「筆者譜が欲しい〜」っておばあさまにおねだりしたんでしょうか?
なんか、・・・世界が違いますね。
それにしても、「ゲット」って・・・・(笑)。
#私は、最近高校生の女の子と話す機会があって
#「ありえない」「っていうか〜」の正しい使い方を教えてもらいました!!
#いつか使ってやろうと思っています。
>現役組では,ギル・シャハムです。「ギル様」とでも呼びたいくらいです (^^;
私はFMで聞いたのみなんですが、ギル・シャハムってすごいですよね!
誰が弾いているか知らずに聞いてて「なんだ?なんだ?この完璧な音楽は〜!」って思いました。
*-*-*-*-*
内輪連絡
*-*-*-*-*
コンサートにいらしてくださる皆様
明日、19:00、目黒です。
よろしくお願いしま〜す(^^)/。
1416 Re: メンコンのホ短調  ねこひさ 2004/12/18[sat]11:12:42
> 14歳の少年が「筆者譜が欲しい〜」っておばあさまにおねだりしたんでしょうか?
「筆者」譜(オリジナル)は,さすがのメンデルスゾーン家でも手に入れることは
できなかったでしょうね。念のため「筆写」譜です。
『マタイ受難曲』楽譜をめぐる経緯は次のようです。
オリジナル手稿の推移:バッハ ---> カール・フィリップ・エマニュエル(バッハの息子)
---> ペルヒャウ(オリジナル楽譜収集家)
この後,ペルヒャウはコレクションを携えてベルリンに移住(それまではハンブルク在),
ベルリンの「ジングアカデミー(合唱協会)」の著名な指揮者ツェルターと出会う。
# ツェルターはメンデルスゾーンの音楽教師,メンデルスゾーンがジングアカデミー
# に入会したのは11歳のとき,愛弟子をゲーテに紹介したのもツェルター
ツェルターがメンデルスゾーンに『マタイ受難曲』を「部分的に」聞かせてやると,
この14歳の早熟生徒は「総譜」がどうしても欲しくなる。
で,おそらく,この天才児は「欲しいよー,欲しいよー」と周りの大人たちに主張し続
けたのでしょうね。それでは,ということで,可愛い孫のためにおばあちゃんが一肌脱
いでくれたというわけです。少年は,その年のクリスマスに,念願かなって「筆写譜(総譜)」
をゲットできました。この筆写譜は,後の『マタイ受難曲』復活上演の際に用いられます。
# 「誰」が筆写したのか,ということは,私は知りませんが・・・
# この筆写譜は,現在,オックスフォードのボードリアン図書館にあります
# なお,バッハのオリジナル手稿は,ペルヒャウの死後,王立図書館(現在のベルリン国立
# 図書館)に売却され,今に至ります
P.S.
コンサート,成功しますように!
1418 クリスマス・コンサート御礼  しらたま 2004/12/19[sun]21:6:33
無事終了いたしました。
ご来場の皆さまありがとうございました!
概ね成功だったのですが、
パッヘルベルでは、電子オルガンの電源が入らないというアクシデントがあり、
私達は舞台の上で5分くらい立ち往生。
しまいに先生は「オルガンなしでやる!」とか言い出すし・・・。
結局最後の最後でオルガンの電源が入ったからよかったんですが
(後で聞いたら、会場の右半分のブレーカーが落ちていたそうです!)、
その間に私の緊張はピークに達し、
はじめっから右手がブルブル震えて以降おさまらず曲がおわっちゃいました(^^;)。
止まったりはしなかったのですが、なんだか不本意な出来でした。
それが実力だといわれればそれまでなんですが・・・。
いや、緊張の原因はそれだけでなく、前日の最後の練習での出来が悪く、
先生に「君たちはコンサートをなめているんじゃないか?そんなんで出演する資格はない。」
くらいの厳しいことを言われ、
すっかりびびってしまっていたというのもあります(笑)。
その時「長年悪い音程でやリ続けてきたのがクセになっている」という話から、
「いったい君たちいつから楽器はじめたの!」と聞かれ、
私が「20歳から・・・」といったら絶句していました。
だって、先生今まで一度も聞かなかったんだもの(笑)。
先生は、私たちのことを「子供の頃から英才教育を受けてきて
音楽の道を選ばなかった人」と思っていたらしいです。
かれこれ1年になろうというのに。
こんな風に、ヴァイオリンも長年やっていると「大人からはじめた」というのが
言い訳にはならなくなってくるんですね。
一緒に出演した友人も18歳から弦楽器をはじめた人なんですけれど、帰り道
「そうだよねー、こういうコンサートに来るお客さんは出演者がプロだかアマだか知らないわけだし、私たちも『大人から始めました』って看板首から下げて出演するんじゃないんだから、甘えちゃいけないよね」と言っていました。
全くその通りです。
私もそろそろ、自分の音楽に責任持たないとなーと思いました。
まあ、きびしく叱られたおかげで当日のリハではかなりよくなっていました。
前日の夜の練習からリハまで練習する時間はほとんどなかったはずなのに、
気持ち次第でこうも変わるのかと思いました。
ほどよい緊張は集中力を生みます。
ただ肝心な本番では緊張しすぎてブルブルしまったのですけどね(笑)。
そして、本番あとの打ち上げで先生、
「君たちが大人から始めたって話を聞いたあと、急に力が抜けちゃってさ・・・。
なんか私ひどいこといっちゃったなーって思って」ですって。
相当ショックだったらしい(笑)。
だけど、私はそれを理由に手加減して欲しくはないんだな〜。
手加減されるくらいなら、「下手クソ」とののしられて泣かされたほうがまだまし!
1419 謹賀新年  Viol 2005/1/3[mon]0:53:56
あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。今年もよろしく
お願い致します。
私も今年は少しずつ弾く機会を増やして、1年で進歩があったと
思える年にしたいです。昨年はリハビリと整備で終わった
感がありましたので。
いろいろ練習していると、やはり基礎練習が一番大事だと日々感じています。
特に音階。音程、シフティング、ボーイングなどの欠点が如実に
現れます。音階や分散和音だけ弾いても美しく聴こえるくらいに
磨かないといけませんね。
いくらなんでもそろそろ基礎くらいはできていないといけないの
ですが、逆にやってもやっても課題が後から出てくるという
感じです(^^;;
1420 新年のご挨拶  しらたま 2005/1/3[mon]23:17:23
いつもこの掲示板にアクセスしてくださる皆さん、
あけましておめでとうございます。
昨年はいろいろお世話になりましてありがとうございました。
今年も、マイペースながら続けさせていただきますので、
どうぞ応援してやってください。
今年一年、皆さまにとって実り多き年となりますように!
1421 Re:謹賀新年  しらたま2 2005/1/3[mon]23:18:35
昨年中はいろいろお世話になりました。
今年も楽しい音楽の場が持てるといいですね!
> 昨年はリハビリと整備で終わった感がありましたので。
わー、去年ってリハビリ期間だったんですか?
そうは思えない弾きっぷりでしたよ!
やっぱり土台が違うなぁ。
うん、でもそういえば、2年くらい前でしたっけ?初めて某オフ会で
お見かけした時と最近ではなんとなく弾き方が変わったなーとは
思っていました。
去年あたりで本来の勘を取り戻されたのかもしれませんね。
> いろいろ練習していると、やはり基礎練習が一番大事だと日々感じています。
> 特に音階。音程、シフティング、ボーイングなどの欠点が如実に
> 現れます。音階や分散和音だけ弾いても美しく聴こえるくらいに
> 磨かないといけませんね。
おっしゃるとおりで(笑)。
私は習っていた期間が短いうえに(通算6年くらい?)、
最初についた先生がガンガン曲を進めるタイプの方だったので、年数の割には
できていない部分が多くて、曲中で障害にぶちあたってはじめて足りないことに
気づくみたいなことばかり。
耳が痛いです〜。
それで、基礎をちゃんとやりたいなーと常々思っていたんですが、
オケをやっていた時は定演に忙殺され、
オケを休団してからはついバロックに足をつっこんでしまって、
なけなしの自分の音感を根こそぎくつがえされ、今では
怖くて音階さえまともに弾けなくなってしまいました(^^;。
そして、バロック講座の先生の紹介で、
今年からはバロック・ヴァイオリンの先生につくことになりそうです。
バロックの基礎ってなんでしょ〜。
音階はあっても均等ではないかもしれません。
ついていけるか心配・・・。
> いくらなんでもそろそろ基礎くらいはできていないといけないの
> ですが、逆にやってもやっても課題が後から出てくるという
> 感じです(^^;;
基礎の中にも自分で課題を見つけられるとは羨ましいかぎりです。
自分で自分を育てる力がある証拠ですよね。
あるプロの方も、セブシックのop.1-1をことあるごとに引っ張りだしてきて、さらうそうです。
素人には、完璧に弾けているにように見えますが、本人にしてみれば粗だらけなんだそうです。
弾ければ弾けるだけ、自分に対する要求がどんどん厳しくなっていくのでしょうね。
もしかしたら、基礎に終わりはないのかもしれないのかもしれません。
1422 Re:謹賀新年  Viol 2005/1/5[wed]22:51:40
こんばんは。
>わー、去年ってリハビリ期間だったんですか?
まぁリハビリというか、上達のためのベースを作ったという
感じかもしれません。現状把握と練習方法の模索を経て、
今年は上達の軌道に乗りそうです(希望的観測ですが)
>去年あたりで本来の勘を取り戻されたのかもしれませんね。
「本来の勘」など無かったということに気付いたことが収穫だった
かもしれません(笑 勘ほどアテにならないものはないですね。
今年はメトロノームと録音機材などをフル活用して感覚の修正に
つとめようと思っています。
>できていない部分が多くて、曲中で障害にぶちあたってはじめて足りないことに
>気づくみたいなことばかり。
私ももちろんそうですよ。この間もメンコンの2楽章を録音してみて
どうも変だなぁと思ったら、ビブラートが次の音に移る直前に止まって
しまっていることに気がつきました。次の音に移る際に無駄な力が
入っていたりとか、ポジション移動がスムースでないところからおきる
現象のようです。音の出だしから終わりまできちんとビブラートをかける
というのは結構難しいものですね。
>なけなしの自分の音感を根こそぎくつがえされ、今では
>怖くて音階さえまともに弾けなくなってしまいました(^^;。
これまた大変なことになりましたね。疑いだすとキリが無くなる
ということもあるのでしょう。
>今年からはバロック・ヴァイオリンの先生につくことになりそうです。
どんどん世界を広げていって、すごいですね。またいろいろ教えて
下さい。
>あるプロの方も、セブシックのop.1-1をことあるごとに引っ張りだしてきて、さらうそうです。
>素人には、完璧に弾けているにように見えますが、本人にしてみれば粗だらけなんだそうです。
出ている音が完璧でも、指の動きが納得のいくものになっていないのでしょうね。
セブシックを弾いているときはよくともそれを曲の中で応用しようとしたり、
もっと速くなるとボロが出ます。指が速く動いているように見えないけども
実際は速く動いている、というのが私の理想です。指板をたたくのではなく、ムカデ
が這うように最小限の動きをスムースにできたらいいのでしょうけど、なかなか
そうもいかないです。
>基礎に終わりはないのかもしれないのかもしれません。
結局そうなのかもしれませんね。我々、趣味の選択を間違えたかもしれ
ませんね(笑 基礎の習得にこれほど苦労する趣味というのは他にあまり
無いように思います。
1423 お客さんの力  しらたま 2005/1/6[thu]11:1:51
クリスマス・コンサートの録音が手に入りました。
緊張して右手が震えてしまったパッヘルベルのカノンとジーグ。
おそるおそる聞いてみたら、やっぱり手のふるえがバッチリ録音されてましたil||li _| ̄|○ il||li 。
ノン・ヴィブラートなのに、弓がバウンドしてかけているように聞こえる。
ああ、なんのためのノン・ヴィブラートだったのか(号泣)。
だけどそんなボロボロでも、リハの録音と聞き比べてみると
本番の方が音楽的に力があるように思えるんですよ〜
不思議ですね。
もちろん、リハは自分で、
本番は業者の方が専門の機材を使って高い位置で録音したものなので、
同じクォリティではないのですが、
本番の方がクォリティが高い分だけよりシビアに音を拾っています。
右手がビビッていて、完全な音になっていないのだけれど
音楽はより多くのことを語っている。
これってなんなんでしょうね??
集中力?
それとも、お客さんたちのプレッシャー?
つくづく、音楽って演奏者だけでつくるもんじゃないんだなーと
思わされる出来事でした。
1424 はじめまして、なのに長くてすみません  さい 2005/1/6[thu]23:40:43
はじめまして。
随分前からこの掲示板は覗いていたのですが
35歳でヴァイオリンを始めて4年そこそこの初心者で、
中々カキコむ勇気が出ませんでした。
ヴァイオリンがもう少し上手くなったら、
もう少しわかるようになったら、と思い続けて早や二年。
でも新年、上達を待っていては永遠にここに入れないと思い直し
おじゃましました。
35歳の時、マレーシアに住んでいたのですが
通りがかりに1万円足らずのヴァイオリンセット(マレーシアでは標準)
を見て本当に何の気なしに習い始めたのです。軽い気持ちで。
最初の先生はどう考えてもひどい先生で一月半でやめてしまいましたが
その後運良く(その時のわたしにとって)いい先生にめぐり合い
3年程毎日1時間程の練習ですが続けることができました。
1年半前に帰国し何ヶ月かたった頃
また近所に素敵な先生を見つけ、
お願いして教えてもらえることになりました。
今は月に二度ほどのレッスンを何とか受けていますが、
日本の生活は忙しさも住宅事情も厳しく
中々練習ができず、すこし悲しい気分です。
マレーシアでの先生は、上手な素人という方が近い
若い中国系の男性でしたが、
子供の頃バイエルでピアノにつまずいて以来
全く興味のなかった音楽に対して
素晴らしいと思う気持ちを一緒に分け合う楽しさを
感じさせてくれた大好きな先生でした。
でも技術的にはやはり基礎が甘く、その分今苦労はしています。
時々、もうやめてしまったらどんなに気楽だろうと思うこともあります。
初心者で下手なのは仕方ないのだけど
ほんの簡単なことがいつまでもできないときとか。
でもここのみなさまのカキコミを見て
やっぱりがんばろうと思うのです。
今日は練習できなかったけど
明日はスケールだけでもさらっておこう、と。
しらたまさまのホームページは情報の少ないマレーシアで
とても参考になりました。ありがとうございました!
これからもよろしく。
1425 Re:はじめまして、なのに長くてすみません  しらたま 2005/1/7[fri]11:15:28
さいさん、はじめまして!
書き込みありがとうございました(^^)。
そうですか、私のHPをマレーシアからご覧になっていたのですか〜。
インターネットって面白いなぁ(笑)。
> マレーシアでの先生は、上手な素人という方が近い
> 若い中国系の男性でしたが、
> 子供の頃バイエルでピアノにつまずいて以来
> 全く興味のなかった音楽に対して
> 素晴らしいと思う気持ちを一緒に分け合う楽しさを
> 感じさせてくれた大好きな先生でした。
技術よりもなによりも、「その時」、「その人」に
一番必要なものを与えてくれるのがよい先生です!
さいさんが、音楽を再開するに当たって、
めぐりあわなければならなかった重要な人なのでしょう。
そういう出会いは大切で、また別れも大切なステップとなりますね。
> 時々、もうやめてしまったらどんなに気楽だろうと・・・
> 今日は練習できなかったけど
> 明日はスケールだけでもさらっておこう、と。
「練習しなくちゃ!」と気負うから楽器をなかなか構えられないというのが
あると思うんですよ。
練習には苦痛がともないますからね。
気力や体力が充実していないとなかなかその巨大な敵に
立ち向かっていく気がおきないんです。
だから、もう何も考えず、ちょっとしたヒマがあったら
楽器ケースは開けちゃえばいいんです!
消音器も活用してくださいね!私も家ではナマ音だせないので消音器使っています。
そして、おもちゃで遊ぶように、楽器で遊ぶんですよ!
簡単で大好きな曲を数小節だけでも暗譜しておきましょう!
そうしたら楽譜を探したり、譜面台の前に立つ面倒もありません。
テレビみながらでもOK。
その曲をひとしきり弾いて楽しんで、
それでやる気が起きなかったら、その日は楽器をしまっちゃってもいいじゃないですか。
でも、大抵人は楽しいと感じると「もうちょっと!」って思うものなんです(笑)。
気軽に、そして親しい友達のように楽器にさわってあげてください。
楽器はさいさんのことをいつでも待っていますよ♪
年齢が近いのがうれしくて、ついついお節介なこと書いてしまいましたが、
お許しくださいね。
今後ともどうぞよろしくお願いします!
1426 銀なら5枚  しらたま 2005/1/14[fri]1:3:50
今週末ヴィオラの出番なので、久しぶりにちょっと構えてみたらやっぱり肩当てが合いません。
ヴィオラに関しては続けられるかどうかもわからなかったので
「とりあえず安いの」と思ってSUPER KUNを買ったのですが
全体的に高さがありすぎて苦しかったので、
昨年秋MachOne(L)に替えました。
MachOneにして音はよくなったのですが、胸側の足が高すぎました。
そして、カーヴがきついので肩が肩当てのくぼみにはまってしまうと楽器が動かせなくなり、
ただでさえ無理をしているハイポジションやC線に指が届かなくなっちゃうんです。
これには参りました。
で、悩んだ末先月思いきってViva La Musicaのブラックも買って試したのですが、
これも私には高すぎました。
音は断然いいので、なるべくならMachOneを使いたいなと思っているのですが
ヴィオラは重いだけに、下手に足を削ったら折れそうな予感です。
どうしたもんか、と肩当てをながめていたら、まだパッドがついているじゃありませんか。
ヴァージョンにもよりますが、パッドの厚みは5mmくらいあります。
実は、私はヴァイオリンもMachOneを使っているのですが、ヴァイオリンの方は
すでにパッドをはがしてあるんです。
そうか、ヴィオラもはがしちゃえばいいじゃん!と
ついさっきはがしてみたところ、
な、な、なんと!パッドに隠されていた木の上に
鉛筆書きの文字があらわれました。
OXX.MARCEL
(XXの部分は判読できず)
作った人の名前でしょうか〜。
もー、びっくりです。
しかも、あのつるつるの塗装面にわざわざヤスリをかけて
鉛筆で文字が書けるようにしたみたいな形跡があるんですヨ。
(まあ、すこし表面がザラザラしてた方がすべりどめになって
私にとってはありがたいんですけどね・笑)
どなたか、同じようにMachOneにサインをみつけた方いらっしゃいますか?。
ちなみに私のヴァイオリンのMachOneの方にはなにも書かれていませんでした。
今、チョコボールで銀のエンゼルがでちゃったようなビミョ〜な気持ちです。
・・・とはいっても、新品のうちにパッドをはがしちゃう人なんて
あんまりいないんだろうな(笑)
まだ確認していない皆さんも
いつかパッドがボロボロになってはがすときは、お楽しみに!
1427 邪道(?)なスタートでしたが真面目に続けていきたいです  さい 2005/1/14[fri]20:24:6
しらたま様
アドバイスありがとうございます。
実はわたしもマレーシアに住んでいたときは、毎朝とりあえずケースを開けて
10分でも30分でも時間があるとちょろっと弾いたりして
1日に何度も楽器をさわっていました。
マレーシアは家も広かったし、楽器も1万円ヴァイオリンだったし。
でも日本の狭い家では中々ヴァイオリンを出しっぱなしにしておいて
安全な場所がないんですよね。男の子(元気いっぱい)がいるし。
でもそろそろ考えなきゃと思います。
しらたま様のように楽器の指定席を作って
練習と云うんじゃなく、気楽にさわれる環境を作らなきゃ。
ちなみに1万円ヴァイオリン(弓・ケース込み)ですが
まあ、あれも悪くはなかったと思います。
先生のヴァイオリンは何てきれいな音なんだろうとは思っていましたが
自分の楽器に関しては音がどうと言う状態では、長い間なかったし。
1年半ほど弾いた後、鈴木の3巻あたりで今のヴァイオリンを買いました。
今のも特に高価なものではない(日本で約30万円位)のですが
1万円ヴァイオリンと格闘してきたわたしには
ものすごく軽く小さく弾きやすくきれいな音で、
試し弾きしながらあまりの違いに、うれしくて声をたてて笑ってしまうほどでした。
その後、ヴァイオリンが一層楽しくなったし
1万円ヴァイオリンから始めたと思うと、自分の下手さに対しても気が楽になります。
とはいえもう、2,30分の練習でも
前のヴァイオリンを弾く気にはなれないのも事実ですが。
35歳過ぎて、1万円楽器で、経験も少なく素人に近い先生で始めたという
邪道だらけのヴァイオリンですが、
そういうのもありだと、もっとたくさんの人に思ってほしいです。
日本にずっといたら、ヴァイオリンなんて恐れ多くて
(子供のうちから、良い楽器、良い先生、良い環境で
きっちり音楽を目指す人の楽器と思ってました)
始めようとは思わなかったでしょうから。
1428 Re:邪道(?)なスタートでしたが真面目に続けていきたいです  しらたま 2005/1/18[tue]16:35:18
お返事おくれてすみません。
> でも日本の狭い家では中々ヴァイオリンを出しっぱなしにしておいて
> 安全な場所がないんですよね。男の子(元気いっぱい)がいるし。
私もNO.1425 を送信してしまってから、
「ん?これはモチベーションの話ではないかも」と気づきましたが
すでに後の祭りで・・・。
今はやる気はあるのに、できない状況なんですね。
ごめんなさい、早とちりで。
> 1万円ヴァイオリンと格闘してきたわたしには
> ものすごく軽く小さく弾きやすくきれいな音で、
> 試し弾きしながらあまりの違いに、うれしくて声をたてて笑ってしまうほどでした。
あらら、笑っちゃいましたか(笑)。
いや、だけど本当にすごい違いだったんでしょうね。
なにしろ30倍以上のお値段違うんですからね〜(爆)!!
そうそう、ヴァイオリンは、音もそうですが、
その作りによってすごく弾きごこちが
変わりますよね。
例えばスクロールの重さ一つ、ネックの微妙な太さ一つで
今までできなかったようなことができるようになったり。
価格だけの問題じゃなく、弾く人の立場に立って作られた楽器というのは、
楽器から「こうやって弾いてください」と要求してくるかのようです。
私も初心者用の楽器で苦労しましたが、買い換えたことで
それに気づけたのはよかったなーと思います。
おかげで初心者用の楽器を使っている人の苦労がよーくわかる。
調弦一つとっても、ペグの形悪いし、止まらないし、回らないし、すっごく難しい!
(テーパーの具合じゃなく、材質の問題!)
これで、よくやってたな〜と思います。
> 35歳過ぎて、1万円楽器で、経験も少なく素人に近い先生で始めたという
> 邪道だらけのヴァイオリンですが・・・
いえいえ、3年間、毎日1時間の練習をしてこられた方を
邪道なんていう人がいたら私が説教してやりますよ!!
1429 再スタート  しらたま 2005/1/24[mon]19:34:46
バロック・ヴァイオリンのレッスンにいってきました。
曲はバッハ/無伴奏パルティータ3番プレリュードをもっていきました。
今この曲を見てもらおうというのではなくて、この曲だと私の悪いクセが
よくわかるだろうと思ったからです。
とりあえず「よく弾けている」とは言ってくださいました(お世辞だろうけど、ホッ)。
でも、肘の位置が高すぎる、右手の指のバランスが悪い、
左手指が弦から離れるということを指摘され、
開放弦の全弓ボーイングと、
開放弦での移弦を30分くらいやりました。
しらたま、3回目のやりなおしです(笑)。
ファイト〜〜〜!!
音階とセブシックの移弦、ポジション移動、それからフォ・・なんとかという
練習曲集の中から一曲を課題にもらいました。
教本はすべて「数ページしか使わないから」といって、ご自分が子どもの頃使っていた
教本を貸してくださいました。
そして、バロック・ボウも貸していただきました。
バロック・ボウは短くて普通の楽器ケースに収まらないんですね。
ダンボールで手作りした「さや」もお借りしました。
初対面なのに、気前よすぎ〜。
1430 Re: 再スタート  ねこひさ 2005/1/25[tue]12:22:2
しらたまさん,みなさん,こんにちは。
> 曲はバッハ/無伴奏パルティータ3番プレリュードをもっていきました。
憧れの曲の一つです (^^;
いつの日か,ヴァイオリン全体が共鳴して「ワンワン」鳴り始める,そのよう
な演奏ができるようになりたいです。
> 左手指が弦から離れるということを指摘され、
> 開放弦の全弓ボーイングと、
> 開放弦での移弦を30分くらいやりました。
>
> しらたま、3回目のやりなおしです(笑)。
私も,先の1月17日が,新しい先生のもとでのはじめてのレッスンでした。
立ち方,体の重心の置き方(落とし方?),楽器の構え方,弓の持ち方等々,
沢山のコメントを頂戴しました。
もっとも,指摘・改善されるべき点は多々あれど,私の側の受容・消化能力に
も限度がありますので,さしあたっては「左手」(の改善)に重点を置いた
レッスン内容となっていく気配です。
# 最初の面接(演奏)で,先生は,このあたりのことを「見抜かれて」いた
# のだと思います。従って Schradieck 教本となったみたいです。
# 「Schradieck は Sevcik よりはまし(やる気が殺がれない)でしょ?」
# というようなことをおっしゃってました (^^;
で,「左手指が弦から離れるということを指摘され」としらたまさんが
書かれている点を,まさに私も注意されたのでした。「そのような指使いでは,
直に立ち行かなくなる」と。
先生の運指は,流石に見事です。無駄がない。押さえるべき箇所をビシッと
捉え,ちっともブレていない,安定している。各指も,不必要に指板から離れ
ない。
「Schradieck はやればやっただけ,すぐに効果となってあらわれるから」
という先生のコメントの裏には「だから,四の五の言ってないで,黙って
やれ!」という静かな気迫がこもっています。敷衍して解釈すれば,
「音楽(メンコンの演奏)はその先にあるのだから」ということをおっしゃり
たいのだと思います。もちろん,「あしたのジョー」や「巨人の星」といった
スポコン世代に育った私には,先生のご指導は非常に頼もしく思えます。
また,無理をいって,私の楽器も弾いていただきました。「達人の手にかかれば
こんなにも素晴らしい音が出るんだなー」と感動も一入だった私に,先生は
あっさりと一言:「これ,コマと上コマが高すぎますよ。これじゃ,Schradieck
は弾きにくいでしょうね。楽器屋さんで削ってもらってください。」
即物的。良いです。安っぽい感情移入を排しているのも,私好みです (^^;
(重心を落とすため)ヒンズースクワットのような姿勢を課せられ,私の額にも
脂汗が浮かび上がってきた(翌日「腰痛」で大変でした。「四十腰」^^; かしら)
頃,時間はちょうど一時間を刻みました。が,先生は「それじゃ,今度はメンコン
の楽譜を出してください。」
メンコン(第一楽章)は,まず,一音一音,音の長さとスピードと弓使いは無視
して,その場で一緒に弾きました(約1ページのみ)。その際先生は,リアルタイム
に私の運指を横目でチェックされ,その後,楽譜に「指番号」を書き込んでくれました。
「とりあえず,この指番号で弾いてきてみてください。不具合があれば,再考
しましょう。」
といった具合の盛り沢山の初レッスンでした (^^;
ところで,質問なのですが,しらたまさんやみなさんは,メンコン第一楽章はじめ
に現れる「オクターブ」をどういった指使いで弾いてらっしゃいますか?
私は「1と4」のままポジション移動させていく「一体オクターブ」ですが,
カール・フレッシュは「1と3」次に「2と4」というような「指変えオクターブ」
が(音の安定という点から)望ましい,と言っています。
後者は,私の場合,一層安定しません (^^;
1431 バロック・ボウ  森野たぬ 2005/1/26[wed]7:31:40
おはようございます。
なぜかバロック・ボウを持っている私です。(^^;)
>ダンボールで手作りした「さや」
弓自体に さや を付けていらっしゃるんですね?
私は 綺麗な厚手の紙(たまたまそのとき先生のお宅にあった小さなカレンダーでした)を適当なサイズにくるくるっと丸めて ケースの弓先が収まるところに差し込んで、ケースの弓先を入れ込む部分を延長させる形にしています。
弓につける「さや」って やっぱり 弓先側に付けるんですよね?
大き過ぎたら 今度は ケースの弓先を収める部分に入らなくなっちゃうだろうし・・なんて 興味津々です。
しらたまさんの再スタートの妙なところに興味持っちゃってすみません。 m(_ _)m
これからも バロックレッスン記を楽しみにしてます♪
1433 レスありがとうございます!  しらたま 2005/1/27[thu]0:6:53
ねこひささん、森野さん、レスありがとうございます。
オケのトラで苦戦中です。
お返事ちょっとお待ちくださいね!
あ、森野さん、お名前とタイトルあとで直しておきますね〜。
1434 重心  sayaka 2005/1/27[thu]0:19:25
しらたまさん、皆さま、こんばんは。
ねこひささんが書かれていらっしゃる
>>(重心を落とすため)ヒンズースクワットのような姿勢を課せられ,
という一文に惹かれて出てまいりました。
実は、ほんの2週間ほど前に、
ヴァイオリンを弾くフォームの中で、実は「重心」って大切なんだわ、
と、自分で試行錯誤を重ねる中で発見しました。
ねこひささんが書かれているのとまったく同じく、
ヒンズースクワットの要領で、重心をストンとお腹の底(脚の付け根)に落とし、
そこに重心の意識を保ったままに膝を伸ばして、そのままの重心感覚で弾く、というやり方です。
自分で実験するに飽き足らず、娘にもこの方法を試してやらせてみたら、
みるみるうちに音がよくなってきたのですが、
ねこひささんの投稿を拝見して、同じように教える先生がいらっしゃることを伺い、
なんだか自分の発見にプロの方の同意を得たようで、とてもうれしくなりました(^^)
重心の位置って、足の裏のどこで地面(床)を捉えているか、に密接に関係していますよね。
重心が低い位置にあるときには、足の裏の親指の付け根部分がしっかりと地面を捉えています。
それに対して、重心が上がって後ろにずれているようなときは
(感覚的には背中の「かゆくても手が届かないあたり」にある感じ)、
足の裏の、小指とかかとを結ぶラインで地面を捉えている感じです。
私は普段から、靴のかかとが均等に減らずに、いつも外側ばかり減ってしまいます。
「あぁ、日常的に体の重心が高い位置にあったのね」と、今回はじめて気づいたのでした・・・
1435 Re: 重心  ねこひさ 2005/1/27[thu]15:16:6
sayaka さん,
> ヒンズースクワットの要領で、重心をストンとお腹の底(脚の付け根)に落とし、
> そこに重心の意識を保ったままに膝を伸ばして、そのままの重心感覚で弾く、というやり方です。
私の体験は,もうちょっと過激なものでした (^^;
[先生曰く(言葉遣いは私なりに書き換えています)]
1. はい,肩幅くらいに両足を開いてー
2. 体の重心を意識しながら膝を軽く曲げてー
3. そのままの姿勢で「うんっ」と尻を後ろに突き出してー
# 尻の上にモノが置けるくらいの「でっちり(出尻)」
# にしろ,との先生のコメント
4. そのままの状態で,さらに背筋を,後ろに反らすくらいの気持ちで,
「ピンッ」と伸ばしてー
# って,先生,そんなの簡単に出来ませんがな。今,私の体の内部から
# ピキッという異音が・・・。
第三者がこのときの私の横からのシルエットを見たなら,
a. 鳥の物真似?
b. 能の摺り足?
c. 大阪の地見師?
と思ったに違いありません。
「体の重心を意識し,体内に一本スジを通すには,腹や腰にサラシを
巻いてみるのも一つのヒントになるかも」とも。同じようなことを,千住真理子氏
もおっしゃっていた気がします。
いずれにせよ,私は,私なりの(楽な)重心の意識の仕方を見出したいと
思います。でなきゃ,体がもたない・・・(^^;
P.S.
後は,「腹筋を鍛えてください」とも。うーむ,私の場合,生活習慣から
根本的に見直す必要がありそうです。
1436 重力&重心  しらたま 2005/1/28[fri]11:29:32
ねこひささん
> 立ち方,体の重心の置き方(落とし方?),楽器の構え方,弓の持ち方等々,
> 沢山のコメントを頂戴しました。
イイ先生ですね〜。
一目で悪いところを見抜いて、
この症状には、この処方が効くというのがちゃんといえるあたり、
頼もしいですね!
>翌日「腰痛」で大変でした。「四十腰」^^; かしら
わははは!筋肉痛じゃないんですか〜!
私の方は、もっと薬指・小指で弓の重みをコントロールしなさいという指示がでていて、
また握力を鍛えなおさなくちゃならないかなーと思い始めたところです。
夜中、音を出せなくても、正しく弓をもって振り回すだけでも効果がありそうとか。
これって・・・素振りですかね?ああ、だんだんスポ根に近づいてきたかも(笑)。
そして、昨日セブシックの移弦の練習を30分くらいしていてはやくも
左手(!)小指に痛みがでてきているのでした(左手の形を直していたため)。
こんなゆっくりの、こんな単純な音形なのに、なさけない。
> ところで,質問なのですが,しらたまさんやみなさんは,メンコン第一楽章はじめ
> に現れる「オクターブ」をどういった指使いで弾いてらっしゃいますか?
>「1と3」次に「2と4」というような「指変えオクターブ」
フィンガリングオクターブというんですかしら。
そう、本当はこれが理想なんですよね。
でも私はできなくて、この時は先生(2番目)が見逃してくれました。
ただ、シベコンの時の先生(3番目)は、
「できない?どーしてもできない?」
「できるといいんだけどな・・・」と押してきたので、
不安定ながら部分部分では試みていたような・・・。
これができれば、速いオクターブのパッセージで困ることがないので
できるだけやったほうがいいのは理解できるのですが、
何しろ、手が極端に小さいと1-3で弾くときの親指の位置と
2-4で弾くときの親指の位置が違うから(特に低いポジションで)
かえって複雑なことになっちゃうんですよね。
いや、修行をつめばなんとかなるの、かも、しれないけれど・・・。
その方法はだれにも教えてもらえなかったです。
それに、やっぱりこの運指は普通に考えても難しいですよ。
手が大きくてもはじめは安定しないもんなんだろうと思います。
だから、(先生が許してくれるならば)最初は曲をつなげるために1-4を使い、
一方では部分的にとりだしてフィンガリングオクターブも練習しておき、
安定したところで使いはじめる、というのがいいのかも。
できない自分が言うのもなんですが、こういう大変な手の形で弾く
練習って、自分にとっての左手の一番いい形を知るきっかけになることが多いので、
あきらめずにがんばってください!
森野さん
あ、「さや」ってどこかで話には聞いたなーと思っていたんですけれど、
森野さんだったかもしれない!
>私は 綺麗な厚手の紙(たまたまそのとき先生のお宅にあった小さなカレンダーでした)を
>適当なサイズにくるくるっと丸めて ケースの弓先が収まるところに差し込んで、ケースの
>弓先を入れ込む部分を延長させる形にしています。
あ、そうそう、それです。
長さにして20cmくらいの、鉛筆キャップならぬ、弓キャップのようなものです。
でも、刀のさやみたいなのもあったら面白いですね。
「バロック弓ケース」というのを作って販売したら売れるかも!?
と「さや」の話をしていたら
sayakaさんが(笑)。ごめん、オヤジギャグ。
sayakaさん、ねこひささん
>重心、ヒンズー・スクワット
わかります!
重心がジャスト真ん中にあるときの方が、
芯のある音がでるような気がします。
でも、ヴァイオリンって、夢中になってくる、
どうしても前へ、前へと意識がいって、
足元がおろそかになっちゃいますね〜。
私がいつも思うのは、
「人は立っているのではない。重力によって立たされている。」
楽器だって、人間だけで音が出せているわけではなんですよね。
重力と楽器と人間のコラボレーション!
重力を味方ににつけられれば、とても楽なはずなんです。
私が持っている「ヴァイオリン体操」という本の中でも重心の大切さが
繰り返し述べられていて、自分の重心を知るための体操もいろいろ
紹介されています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4276144574/250-5345637-3935450
> 4. そのままの状態で,さらに背筋を,後ろに反らすくらいの気持ちで,
> 「ピンッ」と伸ばしてー
> # って,先生,そんなの簡単に出来ませんがな。今,私の体の内部から
> # ピキッという異音が・・
ごめんなさい、爆笑してしまった(笑)。
このポーズもどこかで見たなーとおもったんですが、ヴァイオリン体操の中では
「バタフライ体操」という名前で紹介されていました。
ねこひささん、お大事に〜!
1437 Re: 重力&重心  ねこひさ 2005/2/1[tue]18:7:35
しらたまさん,ご回答 & コメントをどうも有難うございました。
> 私の方は、もっと薬指・小指で弓の重みをコントロールしなさいという指示がでていて、
> また握力を鍛えなおさなくちゃならないかなーと思い始めたところです。
> 夜中、音を出せなくても、正しく弓をもって振り回すだけでも効果がありそうとか。
> これって・・・素振りですかね?ああ、だんだんスポ根に近づいてきたかも(笑)。
私は,あらゆる「部位」に課題があります (^^;
右手に関しては,
1. 小指で弓をしっかりコントロールできるようにすること
# 「このためだけ」というわけでもないのですが,「こんなことをやってみると
# よいかもしれない」といって先生が実演してくださったのは,「親指と小指だけ」
# で弓を持ち,小指に力を入れたり,また抜いたりしながら,弓のバランスを
# 取る練習でした。私もやってみましたが,これが,結構難しい。
2. 下げ弓と上げ弓で「同音量」になるべく,特に「上げ弓」に気を配る
# その際のキーワードは「押す」でした。「押さえる,ではないんですか?」
# という私の問いに,「いえ,押す,です」と。何か禅問答のようですが,
# 私なりに,先生のいわれる,その「押す」のコツを体得していかねばと
# 考えています。
という二点が,とりあえず指摘された点ですが,私の場合は,まずは,「左手」
の(徹底)矯正からレッスンが始まっています。
# つまり,「右手」はまだまだ先の話・・・ということです (^^;
> >「1と3」次に「2と4」というような「指変えオクターブ」
> フィンガリングオクターブというんですかしら。
> そう、本当はこれが理想なんですよね。
> ・・・
> それに、やっぱりこの運指は普通に考えても難しいですよ。
> 手が大きくてもはじめは安定しないもんなんだろうと思います。
> だから、(先生が許してくれるならば)最初は曲をつなげるために1-4を使い、
> 一方では部分的にとりだしてフィンガリングオクターブも練習しておき、
> 安定したところで使いはじめる、というのがいいのかも。
詳細なコメント,有難うございました。昨日が,第2回目のレッスンでしたが,
当該箇所は,「1, 4」でずんずん上がっていく運指法でよいことになりました。
# 今回の先生も女性で,かなり手の小さな方です(ご自分でもそのように
# おっしゃってました)。でも,10度なんかを押さえるときは,人差し指と
# 小指が(関節が外れたのではないですか? といいたくなるくらい)「ガバッ」
# と開く様には圧倒されました。
で,私の問題は,重音オクターブのまずさ(酷さ)・・・
「f と書いてあるからといって,がなった音を出して,正しい音を出している気に
ならないように」,「むしろ,最初は,静かな音で,よく,重音の響きを体得して
ください」とのコメントを頂戴しました。そのための練習(曲)として『小野アンナ』
の重音関連ページから,宿題までいただきました (^^;
> でも、ヴァイオリンって、夢中になってくる、
> どうしても前へ、前へと意識がいって、
> 足元がおろそかになっちゃいますね〜。
ああ,おっしゃる通りです。ややもすると,弾くだけで精一杯で,
譜面の方にほぼすべての意識が向いてしまっている私は,特に,注意
しなくちゃいけないな,と感じました。
練習あるのみ (^^;
# でもやっぱり,バイオリンって,楽しい!
1438 しらたまさん  りん 2005/2/11[fri]15:16:1
はじめまして。私は今年音大を卒業する者です。今日初めてこちらのHPを拝見させていただきました。私は、学生の時一度社会人の生徒さんをとったのですが、初心者に教えるのは初めてで、結局大したお手伝いもできずに生徒さんの仕事が忙しくなったこともあり、レッスンは終わってしまいました。それから人に教えるにはどうしたらいいのか....と、頭を悩ましていました。まだ教師になる予定はないのですが、行く行くは教える仕事もしようと思っていたのでしらたまさんの10年の軌跡は大変勉強になりました。うちの母もだいぶ年をとってから楽器を始めたのですが、大人になってから楽器を始めた人には本当に頭が下がります。これからもHP楽しみにしています。
1439 Re:しらたまさん  しらたま 2005/2/13[sun]23:29:9
りんさん
書き込みありがとうございます!
お若いのに、ご自分の経験を真正面にとらえて、
冷静に考えられていますね〜。
当時の私がりんさんの立場だったら子供すぎてそういう風には考えられなかった
だろうなと思います。
> 私は、学生の時一度社会人の生徒さんをとったのですが、
> 初心者に教えるのは初めてで、結局大したお手伝いもできずに・・・
あらら!
それって一番難しい組み合わせだと思いますよ!
その社会人の方も、りんさんも、ちょっと気の毒でしたね。
自分が普通にしていることを、人に説明して
同じようにやらせるのは本当に難しいですよね。
私の知り合いのヴァイオリンの先生たちの本音を聞くと、
「私の昔のレッスンはひどかった。当時の生徒に申し訳なく思う。」
とおっしゃる方もいらっしゃいます。
ちょっと聞き無責任な、って思われるような発言かもしれませんが、
そうではないと思うんです。
きっとその先生は、その時々、誠心誠意で教えられていたからこそ、
「何でだろう?」「どうして伝わらないのだろう」と悩んで
新しいやり方、教え方を見つけられたのだと思うのですね。
間違いはだれにでもあるし、一番いい方法なんて人それぞれです。
だけど、「教える」って生徒のその後の人生を180度変えてしまうかもしれない
デリケートな仕事です。
教え方一つで、その人を音楽から遠ざけてしまうかもしれないし、
もっともっと音楽がスキになるかもしれません。
そういうことも踏まえて、
演奏活動と同じように、教えるのも100%本気で取り組んでほしいです。
それが、私達大人の初心者たちからのお願いです♪
ぜひ大人からはじめた人にも
わかりやすいレッスンができる先生になってください。
1440 姿勢と発表会  さい 2005/2/18[fri]22:36:7
昨日二ヶ月ぶりにレッスンを受けてきました。
仕事や勉強やインフルエンザで二ヶ月も空いてしまった。
レッスンでわたしも先生にまた、姿勢について指摘され
ちょっと前に皆さんが書かれていた姿勢や重心のことを思い出しました。
必死になって楽譜を追っていると
本当に体が前へ前へゆがんでいるのですね。
つんと後ろからつつけばぐらりとしてしまいそうな姿勢です。
わたしはエアロビクスの時の姿勢を参考にしています。
からだの芯は真直ぐで、お腹をひっこめて、
そうするとぴょこんと飛び出てしまうお尻もひっこめて
お腹のなかの胃を持ち上げるような意識で
膝はやわらかく、胸は開く感じで、重心も意識して・・・。
ああ難しい。
でも、完全にできていなくても意識しただけで
音は随分変わるのでびっくりしますね。
確かに1年目には1年目の、5年目には5年目なりの理解が
姿勢という基本の基本にもあるんだなあと思います。
毎年春に小さな発表会があるのですが、
(とはいえわたしは去年からの参加ですが)
この1年は本当に練習ができなくて
自分なりに納得できる進歩もないので
今年は不参加のつもりでした。
でもやっぱりでることにしました。
去年より大してうまくなってない自分は情けないけれど
発表会があると練習も必死になるし
発表会で少し上手くなる部分もあると思うので。
小さな子供や、音大生に混じって弾くのも
結構勉強になるし。
発表会はわたしの先生の先生という人が開いているのですが
この先生も素敵な人で、
1年ぶりにお会いするのも楽しみなのです。
直接教わらなくても、素敵な先生というのは
良い影響を与えてくれそうに思います。
若くても経験の少ない先生でも、
ベテランの先生でも、
それぞれの先生の良さから少しでも学べる生徒になれそうなのは
年の功でしょうか、
わたしの先生運が良いのでしょうか?
1441 Re:姿勢と発表会  しらたま 2005/2/22[tue]10:43:33
さいさん、こんにちは!
>わたしはエアロビクスの時の姿勢を参考にしています。
>からだの芯は真直ぐで、お腹をひっこめて、
>そうするとぴょこんと飛び出てしまうお尻もひっこめて
>お腹のなかの胃を持ち上げるような意識で
>膝はやわらかく、胸は開く感じで、重心も意識して・・・。
ダンスの基本姿勢ですよね。
私もかつて器械体操をやっていたので、なんとなくわかります。
骨で立たず、背筋と腹筋で頭を持ち上げるかんじ、かな?
しかし、おっしゃるとおり美しく立つことのなんと難しいことか!
そんなわけで、邪道といわれるかもしれませんが、
私はかなり早い時期から「正座」して弾いていました。
これが、結構安定するんですよね〜。
足の位置や重心を気にすることもないし、
ヴァイオリンを高く構えて、背筋を真っ直ぐにしていないと弓が床にあたってしまうので、
背筋は自然に真っ直ぐにのびます。
もちろん、その先には、立つ姿勢ならではのダイナミックな動きを身に着ける
ことが必要なのですが、どーしても「立ち」がしっくりこないという方にはおすすめです。
たまに正座して、全弓ボウイングをやってみるといいですヨ。
あ、ちなみに椅子はかえって難しいです。
>確かに1年目には1年目の、5年目には5年目なりの理解が
>姿勢という基本の基本にもあるんだなあと思います。
そうですよね。
確かにうわべの取り繕いでは乗り越えられない壁というのがありますね。
1年目は、弾くために「立つ」。
5年後には、いい音をだすために「立つ」。
大きな壁にぶつかった時こそ、根本を見直すいいチャンスなのだと思います。
>直接教わらなくても、素敵な先生というのは
>良い影響を与えてくれそうに思います。
私もそう思うんですけれど、素敵な先生というのは会うだけで影響をうけます。
そのひと言ひと言が、栄養であり、貴重なお薬のようです。
いっしょにいていっしょの空気を吸うだけでもいい(笑)。
>若くても経験の少ない先生でも、
>ベテランの先生でも、
>それぞれの先生の良さから少しでも学べる生徒になれそうなのは
>年の功でしょうか、
>わたしの先生運が良いのでしょうか?
さいさんは、教わる能力(教えさせる能力)が高いのだと思いますよ。
それも才能の一つ!
発表会、がんばってくださいね!
1442 ラ・シャープとシ・フラットは,同じでしょうか?  ねこひさ 2005/3/2[wed]16:27:55
しらたまさん,みなさん,こんにちは。
相変わらず,メンコン第一楽章40小節に出てくる「重音オクターブ」に苦戦して
います。
単音での左手(指)コントロールでさえきちんと習得しているわけでもないのに,
重音ともなると,押さえる指をちょっと寝かしたり立てたりするだけで,すぐに
音程が変わってしまい,これに手首の曲げ方・ひじの入れ方等々がかかわってくる
と,文字通り「何が何だか,わけが分からなく」なりつつある状態です (^^;
先生は,「個々の音に関して“高い・低い”と判断しようとするよりも,頭の中
で描いている(鳴っている)“和音そのもの”のイメジに少しでも近づけていこう
とするアプローチを取ってみてはどうか」というヒントをくださいました。
当該箇所に関して,私の抱えている問題点をまとめてみますと,
1. 重音(完全8度)の音程が不正確である
2. 跳躍進行間の音程(短3度?)も不正確である
ということになります。派生音等が絡むと満足に視唱のできない私は,問題箇所を
改めてピアノの音で確認してみました(CD に録音されている一流ソリスト達の演奏
を聞いてその部分を「じっくりと確認・吟味」することは,私にはできません)。
まずは,「和音そのもの」のイメジを自分なりに把握・納得しようと思ったわけです。
で,ふと,ひとつ疑問がわいてきたのですが,ピアノの平均律では,
1. 完全8度のオクターブ
はよいとして,
2. 跳躍進行間の和音
では「ais1 -- cis2 -- e2 -- g2(ラ# -- ド# -- ミ -- ソ)」も
「b1 -- des2 -- e2 -- g2(シb -- レb -- ミ -- ソ)」も異名同音として
同じ音となってしまいますが,ヴァイオリンで当該箇所を弾く場合は,
どのように解釈したらよいのでしょうか? ラ# -- ド# となっていて
シb -- レb となっていないのは,単なる「記譜」上の問題でしょうか?
あるいは,そこにはやはり演奏上の真理(あるいはヒント)が潜んでいるので
しょうか(たとえば,平均律に対してちょっと高めに音を取るとか)?
「和音そのもの」のイメジを正しくつかむためにも,是非,知りたいと思いました。
1443 Re:ラ・シャープとシ・フラットは,同じでしょうか?  しらたま 2005/3/4[fri]0:21:15
ねこひささん
お〜!なんて難しいことをっ!(泣)
私も普段、不思議だなーとは思いつつ、そんなこと考えていたら
前にすすめないので後回しにしていた部分です。
だけど、まさに音楽の根っこの部分なんでしょうね。
で、久しぶりにメンコンの譜面みたらゴチャゴチャしていて、びっくり。
こんなの弾いていたのかしら私・・・(笑)。
それはともかく、
まずは、調性判断から、でしょうかっ?
基本的に私はできないんですけど・・・。
画像だけみて、なけなしの音楽知識をひっぱりだしてみると、
なにやら属七の和音というキーワードが思い浮かびます。
そして、エンハーモニック・チェンジ→平均律ゆえに可能な移調というキーワードも。
全然間違っているかもしれないんですけど。
楽典にお詳しい方、あとはどうぞよろしくお願いいたします。
で、記譜上というよりは、作曲家が前後の和声的な動きから
その部分ではシャープによって伝えたい思いがあったのだと、
私は思います。
私のバロックの先生曰く、
シャープが示すのは緊張であり、
フラットが示すのは弛緩である。
だから、音の意味が全く逆になるのですね。
FisはFに象徴される音の緊張であって、
Gの弛緩した状態ではないのです。
また、平均律以前の音楽は、
シャープの音域がフラットの音域にまではみでることはなかった、
とのことです。
つまり、低めのシャープというのは表現上ありえても、
フラットの音域にまで食い込むシャープはありえなかった。
音程にも節度があったのですね。
(ただ、これは私の先生の説であってバロックの一般的な説であるかどうかはわかりません。)
そして、時代がすすむにつれ、旋律的な動きではシャープはより高く、
フラットはより低く、刺激的に扱われるようになったとのことです。
で、該当のシャープの音の取り方ですが、
私だったら、開放弦Eを基準に、下に、短3度、長3度でとって、
最後に上のGを短3度の響きに合わせますね。
e-mollだからでしょうか。最後にピュアなeに戻る必要があるから。
ただ、分散和音になると、なんとなーく
aisを高めにしたくなります。
なぜでしょう?
緊張感をだすため?
いずれにしても、ねこひささんの先生がおっしゃるように、
音のイメージが決まっていないと、その音のところに指がいかないというのは
納得できます。
この分散和音で何を訴えたいのか。
それがはっきりすれば、
「ここだ!」という音程が決まるかもしれませんね。
つまり、心にぐっとくるところがジャストの音程じゃないでしょうか。
まずは単音からいじってみてください^^。
1444 NO.1443の訂正!  しらたま 2005/3/4[fri]9:51:54
>なにやら属七の和音というキーワードが思い浮かびます。
×属七→○減七
>私だったら、開放弦Eを基準に、下に、短3度、長3度でとって
×長3度→○短3度
・・・ですね(^^;)。
失礼しました。
わかってないことがバレバレ(笑)。
詳しくは楽典の白本(音楽之友社)、P.316あたりご参照ください。
1445 Re: ラ・シャープとシ・フラットは,同じでしょうか?  ねこひさ 2005/3/4[fri]18:37:6
しらたまさん,
いつもいつも,親身なご回答を,本当に有難うございます。
> まずは、調性判断から、でしょうかっ?
> 基本的に私はできないんですけど・・・。
> 画像だけみて、なけなしの音楽知識をひっぱりだしてみると、
> なにやら減七の和音というキーワードが思い浮かびます。
> そして、エンハーモニック・チェンジ→平均律ゆえに可能な移調というキーワードも。
なるほど。減七は短3度を限りなく積み重ねていく「転回」が可能ですから,
例の部分で「不安・危機」といったような印象を増幅させていって,
この部分のクライマックスとして「属音 dominant」の「シ h3」に至り,一時の
収束感を得る,といった感じでしょうか。
シャープ# の代わりにフラットb を用いると,楽理上の音程としては「増2度」
となるため,理屈の上ではあくまでも「不協和音程」となり,短3度の場合の
「不完全協和音程」とは一応区別する,ということもあるのでしょうか。
# 楽理に詳しい方,ご教示くださると有難いです。
> で、記譜上というよりは、作曲家が前後の和声的な動きから
> その部分ではシャープによって伝えたい思いがあったのだと、
> 私は思います。
> ・・・
> だから、音の意味が全く逆になるのですね。
> FisはFに象徴される音の緊張であって、
> Gの弛緩した状態ではないのです。
> ・・・
> で、該当のシャープの音の取り方ですが、
> 私だったら、開放弦Eを基準に、下に、短3度、短3度でとって、
> 最後に上のGを短3度の響きに合わせますね。
> e-mollだからでしょうか。最後にピュアなeに戻る必要があるから。
>
> ただ、分散和音になると、なんとなーく
> aisを高めにしたくなります。
> なぜでしょう?
> 緊張感をだすため?
具体的なヒントを,本当に,有難うございました。
私自身も,もう少し,考えてみます。
ただ,あのカール・フレッシュは,なぜか,あの部分を「シb」で記譜して
いるんです。私の持っている楽譜(フランチェスカッティ校訂版)とは異なって
いるので,混乱してしまっているというのが実状です (^^;
1446 さらに補足  しらたま 2005/3/4[fri]18:55:3
例えばEに対して、Aisは短3度、
Aisの異名同音であるBは増2度ですね。
http://homepage2.nifty.com/Klarinette/harmony2.html
こちらのサイトの数値を参考にさせていただくと、
この2つの音は平均律では同じ鍵盤を叩くことになりますが、
純正律では、高さの違う2つの音として扱われます。
つまりEを基準に(動かさずに)純正律でハモらせるには、
Bは平均律のBよりもやや高めに、
Aisは平均律のAisよりもやや低めにとる必要が、ある、らしいデス。
今回のねこひささんの疑問に対しての答えになるかどうかは全く自信はありませんが、
自分のための覚書として(^^;;)。
1447 なんとなく感じたこと  sayaka 2005/3/4[fri]23:56:8
しらたまさん、ねこひささん、こんばんは。
メンコンなぞ、まだまだ遠い存在の私ですが、いつか弾く時のために、
とても興味深く、拝見しています。
私も楽典や和声は表面的なことしか知らなくて、いつももっと知識が欲しいな、と思っている部分なので、
とてもお二人の会話の間に入れるものではないのですが、
もし、私が感じていることが、次の思考のきっかけやヒントになれば、、、とも思うので、
かなりの勇気を出して(!)、ちょっと感じていることを書きますね。
ねこひささんのカール・フレッシュとフランチェスカッティ版での記譜の違いですが、
私は、校訂者がこの部分の不安定な調性感をどう解釈しているかの表れかしら、と思いました。
減七の和音はねこひささんがおっしゃるとおり、減3度を積み重ねて転回が可能ですよね。
ということは、同じ響きでも複数の調性で使われうる、ということになります。
簡単な例でいうと、
(1)
(2)
は、(1)と(2)の最初の音は、ラ♭とソ#がエンハーモニック(異名同音)なだけで、
ピアノで叩くと同じ響きです。
でも、その減七の和音を「短音階の導音上の七の和音」と捉えると、
(1)はシを導音とするc mollに解決するのに対して、
(2)は転回してだんご状態にしたときの根音がソ#となり、これを導音とするa mollに解決します。
だから、響きは同じであっても、記譜として、ラ#なのかシ♭なのか、というのは、
その部分の和音をどのような調の何の和音として捉えているか、、、ということの表れになるのではないかな、
なんてボンヤリと考えたのです。
このことはしらたまさんが、
> ただ、分散和音になると、なんとなーく
> aisを高めにしたくなります。
と書かれていらっしゃることにちょっとつながるように思います。
しらたまさんは、実はこの部分の分散和音、
e mollの中で感じているのではなくて、
h mollの中での、導音(ラ#)上の七の和音、と感じていらっしゃるのではないかしら。
だから、ラ#の音を高めに取りたくなる、と。
それと、もし、私がこの部分の音程の取り方で悩んだらどうするかな、、、と考えてみたのですが、
私の場合には、個々の音を「低め・高め」と捉えようとはせずに、
直前のピアノ・オケの響きの中で弾くようにする、響きに乗せるようにする、というアプローチになるかしら、と思います。
私はオケのスコアを持っていませんが、ピアノ譜を見る限りでは、
この分散和音部分、2回とも直前に、同じ減七の和音をピアノやオケが鳴らしています。
その余韻が残る中に、どうソロの音を弾いていくか、、、、そんなことを考えるだろうな、と思います。
・・・というよりも、本当のことを言うと、どの音が高め・低め、という話、
何度聞いても、何度理解したつもりでも、ちっとも身につかないので・・・(^^;;
以上、まったく根拠も自信もないつぶやきなのですが、なんとなくお話に参加させていただきました(^O^)
1448 Re: なんとなく感じたこと  ねこひさ 2005/3/6[sun]19:10:32
しらたまさん,sayaka さん,コメントをどうも有難うございました。
> メンコンなぞ、まだまだ遠い存在の私ですが、いつか弾く時のために、
> とても興味深く、拝見しています。
私なぞは,むちゃくちゃ「背伸び」をしてこの曲にとりかかっている
という段階です。併せて,
1. ホ短調と,平行調の関係にあるト長調の3オクターブスケールを
全弓ロングトーンで毎回「みっちり」とやらされています。
# 全弓は,文字通り全弓で,上は楔の打ち込んである箇所から5ミリ,
# 下は半月リングのある箇所から5ミリ,というぎりぎりのところまで
# 隈なく弓毛を使うことを要求されます。
# 実際の演奏では,弓のそんなところまで使わないけれども,弓先でも
# 弓元でも,均一の弓圧と音量を保つというテクニックを習得する
# ためには,こうした極端な練習法が有効である,と先生はおっしゃい
# ます。これを実践しますと,今まで自分が行っていたボウイングとは
# かなり異なった印象を覚えます。弓先に至っても右手小指を弓から離す
# ことをさしあたって禁じられていますので,最初は右手がつりそうに
# なっていました。
## 先生曰く:「そうやって肩甲骨を伸ばしていってください。私の右腕
## は左より2センチ長いんですよ。」
# ところで,肩甲骨って,伸びるんですか?
# また弓元では,特にG線を弾くときは,右手首がほとんど鼻に接触します。
2. シュラディーク教本を使って,左手(特に拡張位置を押さえる場合も含
めた小指)の運動の敏捷性を養う訓練を,これまた「みっちり」とやらされ
ています。ヴァイオリンの演奏に関しては,実に多くの人達が「右手」の
重要性を強調しますが,私の先生は「まず左手」と断言されました。メン
コン第一楽章のあちこちに出てくる「3連符」の粒を揃えることを考えた場
合,先生のおっしゃることは実に説得力を持つように思えます。
> 私も楽典や和声は表面的なことしか知らなくて、いつももっと知識が欲しいな、と思っている部分なので、
今回の疑問にぶちあたったとき,私も楽典本のあちこちをひもといてみたの
ですが,「暗号を解いている」ような感覚しか得られず,どうしても身にし
みて「分かった」という気になれなかったし,今でもなれません (^^;
> もし、私が感じていることが、次の思考のきっかけやヒントになれば、、、とも思うので、
> かなりの勇気を出して(!)、ちょっと感じていることを書きますね。
どうも有難うございます。これからも,是非,お願いいたします。
> ・・・カール・フレッシュとフランチェスカッティ版での記譜の違いですが、
> 私は、校訂者がこの部分の不安定な調性感をどう解釈しているかの表れかしら、と思いました。
> ・・・
> ・・・同じ響きでも複数の調性で使われうる、ということになります。
> だから、響きは同じであっても、記譜として、ラ#なのかシ♭なのか、というのは、
> その部分の和音をどのような調の何の和音として捉えているか、、、・・・
> ・・・
> このことはしらたまさんが、
> > ただ、分散和音になると、なんとなーく
> > aisを高めにしたくなります。
> と書かれていらっしゃることにちょっとつながるように思います。
> しらたまさんは、実はこの部分の分散和音、
> e mollの中で感じているのではなくて、
> h mollの中での、導音(ラ#)上の七の和音、と感じていらっしゃるのではないかしら。
> だから、ラ#の音を高めに取りたくなる、と。
なるほど。しらたまさんの感覚は,例の部分をラ#ではなくあえて「シb」で記譜
したフレッシュと同根のものだったということになりましょうか。
つまり,純正律ラ# < 平均律ラ# = シb < 純正律シb (<: より高い,の意)
> 私はオケのスコアを持っていませんが、ピアノ譜を見る限りでは、
> この分散和音部分、2回とも直前に、同じ減七の和音をピアノやオケが鳴らしています。
> その余韻が残る中に、どうソロの音を弾いていくか、、、、そんなことを考えるだろうな、と思います。
スコア(音楽之友社)で確認してみましたら,当該部分は,
最初の重音オクターヴ進行のとき:
オーボエ・クラリネット・ホルン・ヴァイオリン・ヴィオラは「ミ・ソ」を分奏
チェロ・コントラバスが「ラ#」を担当
次の分散和音進行のとき:
フルート・オーボエ・クラリネット・ホルン・トランペット・ヴァイオリン・ヴィオラ
が「ミ・ソ」を分奏
バスーン・チェロ・コントラバスは「ラ#」,クラリネット・ヴィオラは「ド#」を担当
しており,sayaka さんのおっしゃるとおり,たしかに,オケも減七の和音を
鳴らしていました。
# 余談ですが,移調楽器(例えば Clarinets in A など)の記譜を読むのは
# 私にとっては「暗号解読」と何ら異なりませんでした (^^; ヴィオラのハ音記号
# も同じ (^^;
> ・・・というよりも、本当のことを言うと、どの音が高め・低め、という話、
> 何度聞いても、何度理解したつもりでも、ちっとも身につかないので・・・(^^;;
私の場合は,まさに,それなので,楽譜に記載された「正しい音」をまずは
どうしても理屈で理解しておきたかった,というわけでした。
しらたまさん,sayaka さん,どうも有難うございました。何となく,自分自身の
理解も固まりそうかな,という感じです。さらにもう少し続けて考えてみます。
1449 Re: なんとなく感じたこと  しらたま 2005/3/6[sun]23:42:28
sayakaさん、フォローをありがとうございました(^^)。
>h mollの中での、導音(ラ#)上の七の和音、と感じていらっしゃるのではないかしら。
>だから、ラ#の音を高めに取りたくなる、と。
なるほどー。きっとそうですね!
わかりやすい説明をありがとうございました。
私は普段、他の音からの引力や反発力のようなものを感じながら
個々の音程を定めているようです(だから絶対音感ではなく、だいたい音感)。
で、この場合のAisは、分散和音で動きはじめたとたんに、
Hに吸いつけられるように感じるんですね。
それは、もう自分ではどうにもならないようなすごい力で。
# それを理性でもって、元来の位置におしとどめ、
# ハーモニーを優先するのが、バロックの音律感なのかもしれません。
# そうだとすれば、私はまだまだモダンの耳から抜けられていないんだなぁ・・・。
>私の場合には、個々の音を「低め・高め」と捉えようとはせずに、
>直前のピアノ・オケの響きの中で弾くようにする、響きに乗せるようにする、
>というアプローチになるかしら、と思います。
sayakaさんったら、なんて謙虚なっ!
私だったら、「ここをこう弾きたいから、このAisをください」って
オケに注文するでしょうね〜。
「あんたたちが合わせなさい!」ぐらいな勢いで(笑)。
いや、そういう状況になることは絶対ありえないけど、
空想の中では自由ですから(爆)。
逆に、ここは緊張感のあるところだから、
調和したオケのAisの上に、
スパイスのきいた厳しいAisをぶつけてオケに反発するというのもありかも。
そういう駆け引きを考えるのも、また面白いですね〜。
それにしても、
「なぜか」というところを改めて考えなおしてみると、
周辺のいろんなことが見えてきてなかなか面白いです!
ねこひささんの疑問に感謝!
1450 暗号  さい 2005/3/9[wed]0:9:4
みなさんのお話、わたしにはまだまだ暗号
・・・それも知らない外国語で書かれた・・・ですが
わからないなりに面白いです。
いつか、そうか!こういうことか!と
膝をたたく日が早くきますように。
それにしても、音楽の話は専門外の人間にとって
詩のような禅問答のようなところがあるように思います。
少し前も、テレビ(NHK)でピアノのマリア・ジョアン・ピリスの
マスタークラス・ワークショップ(?)らしきものを目にして
見入ってしまいました。
ピリスのアドバイスの言葉がまさに詩のようなのです。
強調していたのは「間」(フランス語でスィロンス)という
言葉でしたが、わたしには抽象的すぎるその言葉で
学生の音が確かに変わっていくのです。
同じ音楽に向かっているその学生には十分に具体的な
言葉だったのでしょう。
昔、楽器をなにもしていない時に、現代音楽の
ジョン・ケージの本を読んで
なんて詩的なんだろうと思ったこともありました。
無知の特典でしょうかね?
それはそれとして(いつまでも無知の特典に甘えていてはいけないかな、と)
わたしも途中で投げ出していた
楽典の本をまた解読してみようと思います。
1451 Re: 暗号  ねこひさ 2005/3/9[wed]19:23:55
さいさん,
> みなさんのお話、わたしにはまだまだ暗号
> ・・・それも知らない外国語で書かれた・・・ですが
老婆心ながら,ひとつだけ,誤解の無いように付け加えさせてください。
私にとって重要な事柄は,ずばり「実技だけ」なんです(^^;「きれいな音,
美しい音程でヴァイオリンを奏でたい」というその一点だけが,私の関心事の
全てです。それさえできれば,実は,楽理なんてどうでもいい (^^;
ところが,残念なことに,私は子供の頃に「専門的な音楽・音感教育」を
受けてこなかったという「事実」がある。これはもう「事実」ですから,
いまさらどうしようもありません。
# 幼稚園時にヤマハ音楽教室でオルガンを習っていた程度,しかも
# 面白いとはぜんぜん思わなかったので,よくサボってました (^^;
このような制約のあるオヤジ(レイトスターター)が,にもかかわらず,上達
したい,と真剣に思ったなら,楽典であれ何であれ貪欲に取り組み,これらを,
上達するための「手段・道具」とするしか道が残されていないんですね (^^;
たとえば,今回私が苦戦している「減七分散和音」箇所についていえば,
1. 楽譜を見ただけで頭の中で理想の楽音がちゃんと鳴る
2. CD や先生の模範演奏を聞いただけで細部にいたるまで「音・音程」を
しっかりと記憶でき,さらに自分一人でもそれを再現でき,自分自身で追試・
吟味できる
ような人であれば「楽理」なんて持ち出してくる必要はないのかもしれません。
ところが,悲しいことにそのいずれでもない私にとっては,この場合,楽理だけ
が当該箇所にアプローチするための唯一の拠り所なんです。逆説的ですが,
本当に,それしかないのです。
> それにしても、音楽の話は専門外の人間にとって
> 詩のような禅問答のようなところがあるように思います。
おそらく,音楽そのものは背後に数学(おおげさにいえば宇宙規模での真理)
を忍ばせているので,あらゆる主観を排した純客観的な記述が可能な構成物なの
だと思います。また,きちんと体系化するには,そうするより他に方法がないの
だとも思います。「(音)楽理(論)」がどうしても「無味乾燥」になりがちなのは,
こうした「客観描写」という要請から帰結される結果なのでしょう。
が,音楽は,一方で,人間にとっては,「実際に音が奏出されてなんぼ」の
世界でもあります。少なくとも,私にとっての音楽体験とは,奏出された音
を媒介としてはじめて成立します。
客観描写の楽理が必ずしも人間に分かりやすいわけではないですから,
音楽家たちは,「理論」と実際の「音楽の奏出」との隙間を埋めるべく,
音楽とは別の「言語」というメディア(媒体)を使って,重要なことを
私たちに伝達しようとしてくれます。
そして,音楽そのものではない「言語」を使って音楽を語ろうという際には,
(楽理による客観描写を除けば),どうしても「比喩」に頼らざるを得なく
なるのだと思います。だからこそ,
> ピリスのアドバイスの言葉がまさに詩のようなのです。
ということになるのでしょう。しかし,
> ・・・わたしには抽象的すぎるその言葉で
> 学生の音が確かに変わっていくのです。
> 同じ音楽に向かっているその学生には十分に具体的な
> 言葉だったのでしょう。
ということからも窺えるように,こうした「言語」も,受け手の受容力に
よっては,十分以上に効果のあるものである,というところがまた面白い
点でもありますね。
> それはそれとして(いつまでも無知の特典に甘えていてはいけないかな、と)
> わたしも途中で投げ出していた
> 楽典の本をまた解読してみようと思います。
おお,それは有難いです。宜しくお願いいたします (^^;
P.S.
楽典の本には,私にはすらすらと読み進めていけない箇所が,あまりにも
多すぎます (^^; あちこちで疑問点が噴出します。
1452 Re:Re: 暗号  しらたま 2005/3/10[thu]14:17:34
さいさん、お返事が遅くなってすみません。
ホント、私だって楽理全然だめですよ。
さらに言えば大嫌いだし(笑)。
楽典の1ページを理解するのにも2〜3日かかったりするので、
読む読むといいながらも白本はまだ読みきれていないんです。
で、常々自分の頭の悪さ加減にはあきれ果てていたのですが、
ねこひささんが「すらすらとは読めない」と
書いてくださったんで、ちょっと安心しました。
学者さんであるねこひささんにさえ大変なもの、私に簡単に読めるわけがない〜(爆)。
このスローペースで正解だったんだな〜って妙に納得してしまいました。
だけど、今回みたいにどう弾こうかと迷った時に、
楽理に答えがある場合もあるんですね。
そして、アンサンブルするときには、
音楽仲間になぜ自分がそうしたいのか楽理をひっぱりだしてきて説明すると
説得力があるんです(笑)。
ですから、手元に置いて、あせらず、あきらめず、
興味をもったところから勉強していかれることをおすすめします。
ああ、私も読まなくちゃ〜。
1453 好きと理解できるは別ですが  さい 2005/3/11[fri]0:58:28
しらたまさま、ねこひささま、
楽理、嫌いじゃないのです。
こんなにわからないくせにですが。
いつまでたってもひどい音しか出してくれない楽器にはもちろん
読んでも考えてもうすらぼんやりしかわからない楽典の本にも
片思いのようなものなのです。
ねこひささんは、音楽を(音楽それ自体とは別の方法で)説明する場合を、
主観を排した純客観的なもの(楽理)と、比喩的なものとにわけて、
前者を無味乾燥になりがちだけど一つの、そして必要なアプローチと
とらえているのですね。
わたしもそう思います。
何も知らなくても、弓と弦からすらすらと美しい音楽を生むことができるなら
理論の勉強なんてしたくもない人も多いでしょう。
ところが、わたしはこの純客観的なものも
また詩のように見えるときがあるのです。
音楽も数学もどちらもシンプルな記号で世界や音楽という美しいものを説明しますが
数学なら、人間の感情を排した数字の羅列が
たくさんの決まりに従って世界を説明したり
自然の摂理のいくつもが、シンプルな式に集約したりする様を
なんて美しいと思ってしまいます。
それで楽理も同じように美しいと思うのです。
小学校の音楽で、ハ長調の音階の階段とピアノの鍵盤の関係が
やっとわかった時に、何てすっきりときれいな仕組みなんだろうと
感動したのがその第一歩でした。
そこからたいして前進していないのは
手が届かない片思いだとあきらめてしまっていたからです。
でもヴァイオリンをはじめて1年目くらいに
上達のアプローチ(わたしも音楽の素養のないレイトスターターです)
として必要になるなあと思って楽典を開いてみたら、
美しくも難しく、苦戦しています。
まあ、私の場合、実技の進度もそうとうゆっくりなので
理論もゆっくりやっていくつもりです。
とはいえ、
わたしも確かに、きれいな音でヴァイオリンを弾けるなら
魂も頭の中のわずかな楽理も悪魔にちょびっと売る位のことはしかねませんが。
1454 Re: 好きと理解できるは別ですが  ねこひさ 2005/3/12[sat]23:50:33
しらたまさん,さいさん,
> ねこひささんが「すらすらとは読めない」と
> 書いてくださったんで、ちょっと安心しました。
> 学者さんであるねこひささんにさえ大変なもの、私に簡単に読めるわけがない〜(爆)。
学者なんぞという呼称ははやめていただけると有難いです。
いたたまれない恥ずかしい思いで一杯になってしまいます (^^;
しらたまさんの「掲示板」がオープンした際に,インターネットがこれほどまでに
普及するとは予想だにしていなかった私は,ほぼ,実名でこのコミュニティに
参加してしまいました(文責の所在を明らかにしておきたい,という気持ちだけが
先にありました)が,「ねこひさ」はあくまで「ねこひさ」であって,
「ヴァイオリンを上手に弾けるようになりたい」という切なる気持ちを
持ち続けている一レイトスターター以外の何者でもありません。
> ・・・音楽を(音楽それ自体とは別の方法で)説明する場合を、
> 主観を排した純客観的なもの(楽理)と、比喩的なものとにわけて、
> 前者を無味乾燥になりがちだけど一つの、そして必要なアプローチと
> とらえているのですね。
私は,自分自身が人間であるにもかかわらず,人間中心的 (anthropocentric) な考え方
に時々違和感を覚える性向を持っています。ですから,「人間などが存在しなくとも
宇宙は存在し,さらに,三平方の定理(ピタゴラスの定理)も厳然として存在する」
というような事実に,妙に感嘆することがあります。
「音楽」自体も,私などが「音」を媒体として鑑賞している「表象物」以上
の存在 --- それは(おおげさに言えば)宇宙に連なる何か --- であると
予感していますし,この予感は,特にバッハを聞く時,いつもほぼ確信へと高まります。
私は,(狭義の)宗教でいうところの信者ではありませんから「神」というコトバ
は使えないのですが,神を宇宙といったようなものに等置してよいなら,バッハの音楽には確かに
神を感じ取ります。そこには,単なる表象的な美しさを超越した,名状しがたい,何か
とてつもないものを感じ取らないわけにはいきません。メンデルスゾーンは,
私が覚えるこの感情を,次のような,名文句に集約してくれています。
「バッハの音楽は,それが鳴り響く空間を,教会へと聖別する」
# 思い入れが強すぎるのかもしれませんが,バッハの自筆譜(のコピー)
# を見るときにも,私は同種の感慨を覚えます。
> ところが、わたしはこの純客観的なものも
> また詩のように見えるときがあるのです。
> 音楽も数学もどちらもシンプルな記号で世界や音楽という美しいものを説明しますが
> 数学なら、人間の感情を排した数字の羅列が
> たくさんの決まりに従って世界を説明したり
> 自然の摂理のいくつもが、シンプルな式に集約したりする様を
> なんて美しいと思ってしまいます。
おお,全く,同感です。たとえば,数学史上最も美しい定理とされるオイラーの公式
e^(iπ)=-1 (e の iπ乗はマイナス1)
という超有名な公式がありますが,これなどは,「円周率」・「ネイピア数(自然対数の底)」・
虚数(自乗するとマイナス1になるという数)単位を,実に見事としか形容のしようのない
シンプルな形でダイレクトに結び付けているものです。
円周率・自然対数の底・虚数などというのは,人類が,長い歴史を費やして,全く別々に
発見してきたものなのに,それらが,実は,根底で,それぞれ密接に結びついていたという
驚愕の事実!!
人類が発見した数学史上最もうつくしい公式と言われるこのオイラーの定理も,バッハ
の音楽も,それらの背後に潜むとんでもない「なにもの」か(「神」という言葉遣いを
する人もいるでしょう)を示唆している,という点で,私達人間に,何か崇高な気持ちを
抱かせずにはおきません。
私自身は,ピアノでもオルガンでも人声でもなく,なぜかは分かりませんが,
ヴァイオリンという楽器の音色に音楽の表象物としての最も美しい部分を覚え
ました。
ですから,(もちろん限界はあるでしょうが),私自身も,単に聴くだけではなくて,
自分でも何とかそこに「参画」したいんです。
> わたしも確かに、きれいな音でヴァイオリンを弾けるなら
> 魂も頭の中のわずかな楽理も悪魔にちょびっと売る位のことはしかねませんが。
ゲーテの『ファウスト』,あるいは,ドイツ啓蒙主義時代の文学者レッシング
のパロディですね (^^;
# レッシングの戯曲作品『賢者ナータン』は,メンデルスゾーンのおじいさん
# モーゼス=メンデルスゾーンをモデルとしたものです。
「もし神が,その右手には全ての真理を,左手には,お前を始終また永久に
迷わすぞと付け加えながら,真理への常に活動的でひたすらな衝動を握り持ち,
私に向かって「選べ」と仰せられるとすれば,私はうやうやしくその左手にすがり
つき,こう言うだろう:「父なる神よ,どうかこちらのほうをくださいますように。
いうまでもなく,純粋な真理はただあなただけのものなのですから」-- レッシング --
私なら,即刻「右手」にすがりついてしまうかも・・・
P.S.
ちょっとだけ訂正があります。
カール・フレッシュ版のメンコン楽譜(ペータース版)では,フランチェスカッティ
版同様「シャープ記譜」でした。
「フラット記譜」としていたのは,彼の『ヴァイオリン演奏の技法』という書物
の中だけでした。(上巻,譜例600番)
1455 音楽の真実  ひらばやし 2005/3/13[sun]22:32:35
突然にメールいたし、横レスで失礼いたします。
ねこひささん、さいさんお二人の余りにも美しい文面に触れ、つい投稿する気になってしまいました。
ファウストは学生時代に読み、その美文に感嘆したことを、つい先日のごとく思い出してしまいます。
”(時よ)止まれ、お前はいかにも美しい”
こう思える瞬間がいつ自分に訪れるか、そんな瞬間とは一体自分の人生にとって何が起こるときなのか、期待に胸膨らませ、その瞬間を待ち続けて早何十年。
残念ながら私はいまだ魂を売り渡すこともできず、それどころか悪魔と合まみえ、パンドラの箱を開け放したエピテウスを呪うばかりです。
ねこひささんは数学がご専門なのでしょうか。私は最近あらゆる物事に真実とは何なのかということを絶えず考えてしまいます。
オイラー定理の美しさ、そういったことを感じられるねこひささんやさいさんはきっと「真実」のベールを剥がしつつあるのでしょうね。
古代ローマがハンニバルと戦ったポエニ戦争、シチリアの都市シラクサの知将で知られたアルキメデスはローマに陥落せられたときも、数学に没頭していて一兵卒と間違われ、ローマ兵にあっけなく殺されてしまったそうです。真実の瞬間を垣間見て悪魔に魂を渡したのでしょうか。
音楽の真実 さても汝は悩ましき
”希望”という名の下、私の苦悩は一体いつまで続くのやら。
しらたまさん、つまらない書き込みお許しください。心洗われる文に誘われての投稿です。
1456 Re: 音楽の真実  ねこひさ 2005/3/14[mon]18:49:8
ひらばやしさん,
世界(宇宙)の「すべて」を知りたい(=つまり,真理を丸ごと手中に収めたい。
でもそれって,「神」に等しい存在となること?),しかし人間である限りそれ
は不可能である,ということを知っているファウストは,どんな手を用いてでも,
この欲求を貫き通したいと考えます。
そこに付け入るのが悪魔のメフィストーフェレス。で,二人は「賭け」をします。
「すべて」を知るとは,個別の知の集成をいうのではなく,原理的には,宇宙に関
する根元知を得ることを指していると考えられます。が,さしあたってファウストが
求めることは地上の世界における「無制約の行為」。つまり,彼はあらゆることを,
何の制約もなく,無限に経験していきたいといいます。
# そして,たとえば,「魔女の厨」で若返りの薬を処方してもらい,若くてハンサムな
# 男に生まれ変わり,「純」なグレートヒェンをたぶらかします・・・
だから,ファウストが
> ”(時よ)止まれ、お前はいかにも美しい”
# = 今のままで満足だ,これ以上,もう,何もいらない,ということ。
と,現状に満足してしまうセリフを吐いたなら,そのときは,魂なんか
悪魔にくれてやる,と彼は考えます。無限を欲する男が,有限にこじんまり
と収まってしまうようでは,もはや,死んだも同然だから。
# むかーし,化粧品会社のコマーシャルに「時間よ,止まれ,まぶしいハゲハダに」
# なんていうのがありました (^^;
# 私の後頭頂部は,だんだんと時間が止まりつつある方向に進んでいるようです。
なーんてというゲーテの『ファウスト』はさておき,ヴァイオリンを上手に演奏できる
ようになりたい,と思ったら,とにかくファウストのように,飽くことのない向上心
(=常に「その上」を,「その先」を,目指す)を持ち続けるしかないようです (^^;
> ねこひささんは数学がご専門なのでしょうか。
いえ。一時期,少しだけ,学んだことがある程度です。
> ・・・「真実」のベールを剥がしつつあるのでしょうね。
とんでもないことです。
戯曲『ファウスト』の始まり部分は,この点に関して,非常に象徴的です。
ファウスト:
ああ,これでおれは哲学も,
法学も,医学も,
また要らんことに神学までも,
容易ならぬ苦労をしてどん底まで研究してみた。
それなのにこの通りだ,可哀そうにおれという阿呆が。
昔よりちっとも利口になっていないじゃないか。
(岩波文庫,相良訳)
P.S.
これくらいで止めておきます。しらまさん,すみません。
1457 オイラーとバッハとラファエロ  さい 2005/3/21[mon]18:49:21
ねこひささん、ひらばやしさん、
数学もオイラーの公式まで行くと、
やっぱりもう詩と呼んでいいのではないかと思うのですが、
数学者にすると、詩どころじゃない。美だ真理だということになるのでしょうか。
自分の携帯番号さえ中々覚えられないわたしには、オイラーの公式は
世界の隠された完全な何かの幻程度にしか理解できないのですが、
(わたしも特定の神を信じるものではないのですが
神を信じていたなら、こういうことの説明がうんと簡単にできるのに)
街中の雑踏で、電器屋の店先のスピーカーからふと聞こえた
バッハの無伴奏に、その幻が一瞬近くに見えたような気がするのは
美も真理もつきつめると同じところにあるものだからかなあと思います。
ちなみにこういう状況の時に見上げる空が、
ルネッサンス絵画の色に見えるのもわたしだけじゃないですよね?
と、わたしもこの話はこれくらいにしておきます。m(__)m。
1458 ついに!  しらたま 2005/3/25[fri]20:1:31
ついにICレコーダーを購入しました。
http://www.sanyo-audio.com/icr/rb100/
実はSANYOってどうかな〜と思ってたんですけれど、
本体付属のちゃっちいマイクでもかなりクリアに音が拾えて満足です。
他社のがどちらかというと会議などの声を録ることに重きをおいているところ
こちらは全体的に音楽を楽しむというスタンスのようです(音質は比べてないのでわかりません)。
ちっちゃいし、単4でもかなり長時間録れるし、FMも聞けるし(録れるし)、
Excelやらのデータを持ち歩けるし、結構イイですよ〜!
(だけど、ほんの時たまですがピーと鳴ったままOFFスイッチもきかなくなって
しかたなく電池を抜いて止めます。え、それでもイイのか?)
ということで、先日音楽仲間の飲みの席で披露したら
みんなの反応が意外ににぶく、悔しいのでここでもう一度自慢します(爆)。
住環境が悪く自宅では音が出せないのでたまーに公共の施設をかりて
練習しているのですが、その時の録音です。
本体内蔵のモノラルマイクで、5mくらい離れて録りました。
MP3 16kbps(最低音質。35時間録れるらしい。)、401KBです。
SANYO ICR-RB100RM
練習中の録音なんで演奏の方はホントに期待しないでくださいね(^^;)。
あくまでレコーダー自慢です。
# 自分的にはかなりリアリティ〜で笑えます。
# 最後の方、投げやりになってるし!(爆)
# ちなみにモダン楽器、ナイロン弦、バロックボウ、肩当なしの
# 組み合わせで弾いています。
なんか、技術の進歩に感動しちゃって・・・。
昔はね、テープレコーダぐらいしかなくってね、
演奏よりもうるさいザーザーノイズの中から
ようやく聞き取っていたのよ。しみじみ。
1459 Re:ついに!  森野たぬ 2005/3/28[mon]7:10:19
>悔しいのでここでもう一度自慢します
おもいきり 自慢されました〜 \(◎o◎)/
私、未だに録音は モノラルの
「演奏よりもうるさいザーザーノイズ」たっぷりの
簡易なカセットレコーダーで済ませているもので
常々 録音できるMDが欲しいなぁ・・と 思ってはいたんです。
まるっきり こういう関係にはアンテナ低いもので
「そうか〜、こういう選択肢もあるのね・・」と 感心しきりです。
しらたまさんが機械セットしてから 演奏する楽器のところまで歩いていく足音まで(多分)
クリアー!に入っているのに まず感心しました。
すみません、褒めてるように聞こえないかな?
演奏もバイオリンの「生」の音に限りなく近く聞こえました。
素敵でした〜♪
1460 スピーカーもついているの♪  しらたま 2005/3/28[mon]11:20:18
森野さん、レコーダー自慢されてくれてありがとうございました!(爆)
ヘタクソな練習録音まで使った捨て身の自慢だというのに
皆さんから全く反応がないので、ひょっとして知らなかったのは
私だけだったのか?とちょっと心配になりました。
(確かに、最新のネタとは言えないですもんねぇ)
昨日は四重奏の練習で使って、その場でICレコーダーを囲んで反省会を開き、
好評でした。
(本体にちっちゃいスピーカーもついているのでその場で皆で聞ける!音は割れるけど。)
そして、その日のうちにメンバーにデータ配布。
16kbpsだと10分くらいで1MBなんですよ。
ああ、便利、便利〜。
メンバーの一人は、その足で電器屋屋さんに見に行ったそうな。
ふふ。大満足♪
1461 私も♪  Eli 2005/3/28[mon]23:35:45
自慢されてあげましょう(笑)
いいなあ、いいなあ!!(本音)
私も前から欲しいと思いながらいまだにMDで。。。(^^;;
このくらいの音質で録れればオッケイですよねえ。
で、なにより、データの配布がラクなのはすばらしい☆
私なんてMDをダビングしてましたですよ(笑)
(まあ、数回ですが)
あとスピーカー付きというのもよいですね!
私も「その場で聞けたらなあ」と思い、MDに繋げる超ミニスピーカーまで
買ってみたですよ(笑)
ただ、音質が超ちゃちくなってしまい実用にはあまり適しませんでした(^^;;
ところで、サンヨーのICレコーダーの音質には定評?があるらしく
周りで何人かこれをもっている人がいます。
しらたまさん、機器のセレクトはなにげに上手いですよね(笑)。マイクもいいのを持ってるし。
1462 Re:私も♪  しらたま 2005/3/29[tue]20:22:36
Eliさん
>いいなあ、いいなあ!!(本音)
えへへ〜。
>MDに繋げる超ミニスピーカーまで
>買ってみたですよ(笑)
私も以前買ったですよ!
でも同じく使い物になりませんでした!
サンヨーのは元々期待していなかったからか、性能が少しはいいからか
(あ、このスピーカーにはUSB端子から電気が供給されているのかもしれない!)、
なんとかかんとか聞ける気がしましたですよ。
実際、先日は本体から約3メートルくらい離れて皆で聞きました。
>ところで、サンヨーのICレコーダーの音質には定評?があるらしく
>周りで何人かこれをもっている人がいます。
え?ホント?ホント〜〜?
なんかとってもうれしいわぁ!
実はSONYに心が決まりかけていたところ、
メモリが256MBだということとFMが聞けるということ、
何よりも在庫処分で安かったということでフラフラっと選んだんです。
ちなみにお値段22,000円でした〜。
1463 ヨドバシ、ジョーシン、待っててね  さい 2005/3/30[wed]22:7:2
発表会を週末に控えているというのに、今回、
まだ自分の演奏を録音して聴いていないんです。
ちゃちなミニカセットレコーダー(夫が仕事の会議用に使ってたお下がり)を
使ってたのですが、とうとう壊れてしまい・・・。
新しいのを買おうと思っても
何しろ発表会が迫っていて
そんなひまがあれば練習しなきゃというあせりで。
でもしらたまさんのICレコーダーゲットの報告に心は乱れ、
練習のできない夜中にネット検索(サンヨーね)にふけってしまいました。
発表会の後になるだろうけど
わたしもICレコーダー買おう!っと思いました。
1464 Re:ヨドバシ、ジョーシン、待っててね  しらたま 2005/3/31[thu]18:21:46
さいさん
> でもしらたまさんのICレコーダーゲットの報告に心は乱れ、
> 練習のできない夜中にネット検索(サンヨーね)にふけってしまいました。
わはは〜!それは申し訳ない!
> 発表会の後になるだろうけど
> わたしもICレコーダー買おう!っと思いました。
はい!なんだかんだいってもやっぱり便利だと思いますから是非
実物見てくださいね!
(操作は、覚えるまでちょっと面倒です)
ところで私、最近横向き寝をすると決まって肩関節が痛くなるんですが、
これって○十肩でしょうか?
放っておいても2〜3日で痛みは治まるんですけれど、
ここ2週間で、右、左、右と3日ずつ痛かったです。
さすがに3回目から横向き寝はやめてみたんですけれど、
何か対策が必要かしら?
経験者の体験談求む。
1465 最高音質(最高なのは、音質)  しらたま 2005/4/3[sun]8:32:45
ICレコーダの件、今日もある方から熱烈に感激されましたです。
うんうん、よしよし。
それですっかりご機嫌になった私は、他からもご要望があったので、
同じ会場で、ステレオマイク(SONY ECMS907)を使って最高音質で取ってみました。
是非ヘッドフォンで聞いてみてください。
(演奏に痛いところは沢山あるけどがまんしてください。あくまでICレコーダ自慢ですから!)
ただ4.7MBあるので(同じ曲だし)、興味のない方は全く聞く必要ないですよ〜。
SANYO ICR-RB100RM (192kbps)
↑これは重いのであとで削除させてもらいます。
1469 参考になりました!  りさ 2005/4/9[sat]0:48:8
40歳を超えて、ヴァイオリンを始めたばかりの者です。
人前で演奏できる様になると言われる10年も続けられるかどうか・・・ なんて考えてもいましたが、しらたまさんの日記を読ませて頂いて、「情熱があればすごい進捗もあるんだ!」と感動。なにしろ私の憧れのシベリウスを弾くまでになられたんですものね〜 とっても励まされました。(しらたまさん程の努力を継続出来るかどうかが問題ですが)
さて、始めたと言っても、実は2回目(3人目の先生)です。
10年程前、最初に始めた時は3ヶ月も続きませんでした。
その後、お一人の先生に体験レッスンをして頂きましたが、それでも気乗りせず。
3度目の今、まだ2回しか伺っていませんが、ウキウキ楽しい と言うか、
ちょっとは続けられるかな・・・なんて思っています。
何故か・・・
★まず、レッスン環境が良い事。
今思うと、前のお2人に習った場所は、いずれも都下のマンションのご自宅で、
そこは生活の場でもありましたので、大人2人が楽器を構えて動けるスペースは無く、
私一人が構え(又は見本を見せて頂く為に、自分は楽器を降ろして)、言葉で教えて頂く感じでした。またマンションなので防音してあると判っていても、どこかで遠慮していました。
それが今は小さな音楽学院(個人のですが。管楽器もある)なので、広々としたスペースの中、先生も楽器を構えて下さいますし、姿見もあります。
見本を見て、鏡の自分の様子と見比べて、教えられる事を理解する事が出来ます。
また、酷い暴音も気にせず思い切りやれます。
なにより、先生も一緒に楽器を弾いて下さるのでイメトレ? にもなります。
★自習の場
私もマンションに住むので、以前は防音装置の無い自宅では昼間もオチオチ練習出来ず、結局、先生の所でしか、練習らしい事が出来ませんでした。
その経験を生かし、今回は、お教室よりもレッスン出来る場所* を先に確保しました。
習った事を思い出し練習し、ちょっとでも慣れて来る事を感じると楽しくなりますね。
「消音機をつけても練習は非常識」な夜に帰宅しても、毎日楽器を触りたくなります。
* 実は、自宅から近く一番安いレンタルスタジオとしてHITしたのが今通う学院で
(ついでにそこで習う事にした)ピアノもメトロノームも譜面台も使わせて頂けます。
★先生との相性
今の先生は、教えられる事の意味をちゃんと教えて下さいます。
(弓の持ち方における各指の機能とか、なんとか・・・)
勿論、その場では体感・実践できなくても、アドヴァイス頂いた事を意識して実践する
事で上達も早くなるのかな・・・と期待しています。
また、音が好きと思える先生でないと、尊敬の意識が希薄になりますね。
その点、今の先生は、期待ができます。
尊敬する気持ちが薄まってしまうのは、どの職員差さんに説明しようとするのかな・・・
1470 参考になりました!  りさ の訂正 2005/4/9[sat]0:50:9
上記の、最終行は無視してください。関係ないものです。ごめんなさい。
1471 Re:参考になりました!  しらたま 2005/4/10[sun]11:18:59
りささん、はじめまして!
よい環境とよい先生にめぐりあえて
よかったですね〜!
>私一人が構え(又は見本を見せて頂く為に、自分は楽器を降ろして)、
>言葉で教えて頂く感じでした。
>またマンションなので防音してあると判っていても、どこかで遠慮していました。
わー、それは大変だ。二人が同時に構えられない狭さというのは厳しいですね。
音もワンワン響いちゃうだろうし、心臓に悪そう。
そうすると、前の時は二重奏もしてもらえてなかったわけですね。
それは楽しさ半減だなぁ。
>私もマンションに住むので、以前は防音装置の無い自宅では昼間もオチオチ練習出来ず、結局、
>先生の所でしか、練習らしい事が出来ませんでした。
私もピアノをやっていたころ、壁のうすい賃貸の一戸建てでアプライトを弾いていましたが、
弾くのは楽しい、だけどこんなに周りに迷惑をまきちらし、
同居の家族にガマンを強いて、何がこの先にあるというのだろうと、
本気で一人悩みました。
上手い下手にかかわらず、楽器の音が誰も傷つけない環境があってこそ、
音楽ものびのび育つわけで、そうでなければ好きだからこそつらくて
これ以上続けられないってことありますよね。
で、ヴァイオリンは衝撃音が伴うピアノよりは迷惑かからないだろうと私も思っていたのですが、
年末に階上の住人がかわって、
最近は昼間消音器つけて10分くらい弾いていても窓開けて「うるさい!」っていわれるんです。
鉄筋コンクリートの一応はマンションなんですけれどね。
私からすれば、上の人の生活音(今もすごく暴れている)のほうがよっぽどひどいと思うんですが、
まあそれぞれの感じ方だから仕方ない。
だけど、レッスンははじまっちゃったし、新しい住居は見つからないし、
自宅で弾く時についただろう常に弓を浮かせて弾くクセを指摘されちゃったし、
どーしたもんかと悩み中です。
私も早くよい環境がほしい〜☆
1472 これからよろしくお願いします!  まさあき 2005/4/10[sun]18:41:28
しらたまさん、はじめまして(じゃないんですけど…)
覚えてらっしゃいますか?
一年くらい前、先生探しについて相談のメールを書いたものです。
マンドリンからヴァイオリンに転向したもので、
先生を探してるものの、なかなかよい先生にめぐり会えず、
途方に暮れて、面識もないのに突然しらたまさんにメールして…。
思い出していただけたでしょうか?
その説は大変失礼しました!!
一方的な思いから、大変失礼なことをしてしまって。
本当にお世話になりました。そして、申し訳ありませんでした!
いつかお礼とお詫びをしたかったんですが、
きちんと自分のヴァイオリン生活が軌道に乗ってからと思いまして。
あれからずいぶん先生を探したんですが、
結局しらたまさんのアドバイス通り、相性の合う先生に決めました。
マンドリンのときのような「音楽家」って感じの先生ではなくて、
「フツーのおねーちゃん(先生ごめんなさい!)」って感じの先生で、
最初は不安だったんですが、今では逆によかったと思ってます。
今の先生でなければ気づかなかったことにもたくさん気づきましたし。
しらたまさんを見習って
「5年でメンコン弾いてやる!」なんて意気込んでたんですが、
すぐにそれが思い上がりだということに気づかされました。
ヴァイオリン、想像以上に難しい…。
今は目標を「10年(20年?)でメンコン!」に修正しました。
やる気はマンマンなんですが、少々からまわり気味です。
思いかえせば、しらたまさんは、
こんな程度の人間に、あんなに親切にアドバイスをくれたんだなあと、
今では顔から火がでそうです…。
こんなぼくですが、これからも度々おじゃましようと思ってますので
どうか、よろしくお願いしますm(__)m
追伸:本当に本当に申し訳ございませんでした。
1473 練習場には困りますよね。  りさ 2005/4/10[sun]21:19:41
しらたまさん
階上の方に理解がなさそうで、困りましたね・・・
消音機を付けても聞こえるって、ある意味すごい方!
しらたまさんは既にご存知でしょうが、私と同じように始めたばかりの方の
ご参考までにお伝えすると、
「貸スタジオ」の他、市町村の「地区センター」でも出来る所があるようです。
横浜の地区センターでは、1週間前迄に予約が入っていなければ、
個人にもお部屋を貸して下さる様になった様です。
防音設備のある音楽室でなくても、会議室でも練習して良いと。
(会議室の場合、周囲に迷惑にならない事もないと思うのですが。)
料金も、賛助費?みたいな形で200円が数時間分として必要な程度だそうですから、
お近くに同様の施設があると助かりますね。
毎日は無理としても、1週間に少しでも、思い切り練習出来したいですよね。
それにしても、よくよく読むと、しらたまさんってすごい努力家!
1日に5~8時間とは!
私は、1時間の間にも、休憩を入れないと持ちません。(特に左手が・・・)
余分な所に力を入れたりしなければ続くものなのかな。
全てしらたまさん見習う事は難しそうですが、私も「弾きたい曲」を作って
頑張りたいと思いました。
また、いろいろ教えて下さい♪
1474 Re:これからよろしくお願いします!  しらたま 2005/4/11[mon]12:47:10
おお!まさあきさん、お元気そうでなにより!
レッスンも軌道にのってきたようで、よかったですね!
ブログも読ませていただきましたよ〜。
>思いかえせば、しらたまさんは、
>こんな程度の人間に、あんなに親切にアドバイスをくれたんだなあと、
>今では顔から火がでそうです…。
文面からしっかり真剣さが伝わってきましたからね(笑)。
ちっとも失礼だとは思わなかったですよ。
私自身、始めた頃ちっとも謙虚じゃなかったし、
スマートな振舞いができていたとはいいがたいので気にしないでください(爆)。
自分自身の中に、燃えるような(ちょっとMADな?)部分があるって素敵なことじゃないですか〜。
クールな人間ばかりでは世の中面白くならないです。
りささん
>階上の方に理解がなさそうで、困りましたね・・・
>消音機を付けても聞こえるって、ある意味すごい方!
そうなんですよ。
窓を閉めていれば私には
上や下の階の話し声やテレビの音、全然聞こえないんですよ。
だけどヴァイオリンの音は上に飛ぶっていいますからね。
前の人はがまんしてくれていたのかも?
>毎日は無理としても、1週間に少しでも、思い切り練習出来したいですよね。
そうそう。
先日も周りに気兼ねなく練習できる環境って大切だなって思いました。
公共の練習室借りた時は、一つの調のスケールをぶっ続けで1時間以上弾いていました。
他の曲もさらいたかったからそれで終わりにしたけれど、時間制限なければ軽く2時間はいきましたね。
本人が言うのもなんですが、どう考えてもクレイジーです(爆)。
関係ない人が強制的にヘタなスケール1時間も聞かされたら気が狂うでしょう。
私もそこんとこわかっていて、家で練習するときは本能的に手加減しているみたいなんです。
圧力抜いたり、時間も短くしたり。
それじゃなかなか上手くはなれないよなぁ。
>私は、1時間の間にも、休憩を入れないと持ちません。(特に左手が・・・)
>余分な所に力を入れたりしなければ続くものなのかな。
取り組んでいる曲や課題にもよりますよ!
それに上達していく過程で、とても苦しい時期とそうでない時期が繰り返し訪れます。
練習時間だけでは自分を評価しちゃいけません。
私だってセブシックの練習曲なんかは10分以上もちません(笑)。
疲れたら休む、それは鉄則です。
ずーっと長く楽しんでいくために♪
1475 ICレコーダー  さい 2005/4/13[wed]18:11:18
しらたまさまー!
わたしもとうとう買っちゃいました!
(すみません。話がずいぶん前に戻っちゃって)
いやあ、中々面白いもんですねえ。
昔20年も前に、録音再生ウォークマンを買った時を思い出しました。
そのときもうれしくて、
街の音とか、海外旅行先のカフェの音とか、
友達との会話とか録音したりしたものです。
でもカセットはあたまだしとか面倒で整理が難しく
しかも結構重たくてそのうち使わなくなりました。
しかし!ICレコーダーは小さい!めんどくさくない!
音も中々良い!のでびっくりしました。
とびぬけて小さく(9,5×3×2,5くらい)UBS端子内蔵で
FMが聞ける(録音も)というので選んだら
わたしのもサンヨーでした。
メモリ容量その他も、多分しらたまさんのと同じだと思うのですが
わたしのは3万円近くして(@ジョーシン宝塚)、
でも買う気満々で行ったので
たまっていたポイント総動員で買っちゃいました。
別に最新モデルにこだわりはないのですが、
旧モデルの在庫がなかったので・・・予算オーバー(T-T)。
早速いろいろ録音してみました。
スケールの練習と、先日の発表会で弾いた曲も、始めて自分の演奏を聴きました。
う〜ん。発表会の曲はとりあえずわたしのレベルとしては
音程はひどくはないかな・・・でもこまごました欠点弱点一つ一つ、
いつも先生に指摘されていることがしみじみとよくわかりました。
スケールも、弾いてる時にはわかりにくかった音程のずれが耳につきますね。
やっぱり自分の演奏を聴くのは本当に良い勉強になると
(今さらですが)思いました。
今月から参加させてもらっている合奏のグループ
(バイオリン3人、チェロ1人、
クラリネットとフルートが数人のアンサンブルです)
の練習にも持っていって録音してみます。
合奏もうまく録音できるか楽しみです。
1476 Re:ICレコーダー  しらたま 2005/4/13[wed]20:56:53
さいさん
わーい!おめでとうございます。
とうとうICレコーダー仲間になれましたね!
>しかし!ICレコーダーは小さい!めんどくさくない!
>音も中々良い!のでびっくりしました。
ね、ね、便利でしょ〜♪
私も感動して言わずにはいられなかったんです!
>わたしのは3万円近くして(@ジョーシン宝塚)、
>でも買う気満々で行ったので
>たまっていたポイント総動員で買っちゃいました。
そうなんですか〜!
じゃ、本当に私が行った時、お買い得だったんですね。
確かに256MB積んだ他のメーカーのものは、3万くらいしていました。
ちなみにそれはコジマでした。
>今月から参加させてもらっている合奏のグループ
>(バイオリン3人、チェロ1人、
>クラリネットとフルートが数人のアンサンブルです)
>の練習にも持っていって録音してみます。
>合奏もうまく録音できるか楽しみです。
おお、それはきっと役に立ちますよ。
私もまだまだ実験中なんですが、
合奏を取る時、内蔵マイクを使うなら2メートル以上離さない方がいいみたい。
この前、音割れを気にして3メートルくらい離してとったら
ちょっとモヤモヤした感じになりました。
音割れについてはレベル調整、できるんでしたっけね?
録音中に音量を下げればいいのかな?
きれいに録れる方法がわかったら私にも教えてくださいね!
1477 ギコギコ  りさ 2005/4/20[wed]21:53:21
しらたまさん方のやり取りを拝見し、私も以前から持っていたICレコーダーに、
練習中の音をちょっと入れてみました。
・・・ヒドイ・・・
ただ、ボーイングしているだけなのに。
弾いている時は、耳元で音がしているからでしょうか、
もうちょっとマシに聴けるのに、なんだこのギコギコは・・・
自分じゃ判らないものですね。 はあ〜
VNはボーイングが命だと言いますが、仮に左手を使わないで、
ボーイングの音だけでも、それだけ練習していれば
変わって行くものなのですか?
1478 自分の出す音って・・・  さい 2005/4/20[wed]23:50:45
自分の話し声を録音したものをきくと
誰しも「何、この声!?」と思うようですが
演奏もそうですよね。
スケールなんて、後で聞くとなんでこんなにはずれてて
何で気がつかないんだろうと、自分にあきれるばかり。
右手もしかり。
あんなにしっかり歯切れ良く弾いたつもりなのに
もわもわした発音でがっかり。
(わたしの場合これは右手のせいばかりじゃなくて
左手が微妙に遅れているからだと思いますが。)
合奏にも持って行きました。
正面の、自分のヴァイオリンの音ばかり入るかなと思ったら
結構ちゃんと全体の音が入ってました。
しかしヴァイオリンたった3人(フルート9人!)で
それぞれ別のパートなので
(わたしは第3ヴァイオリンのパート)
音程悪いのもちゃんとわかる・・・。
でもとにかく弾いている時に気づかないことが
かなりよくわかるので
どんどん活用したいと思います。
1479 Re:ギコギコ  しらたま 2005/4/21[thu]11:12:42
りささん
>自分じゃ判らないものですね。 はあ〜
今でこそ慣れましたが、
最初は私もかなりショックでしたよ(笑)。
>VNはボーイングが命だと言いますが、仮に左手を使わないで、
>ボーイングの音だけでも、それだけ練習していれば
>変わって行くものなのですか?
ボーイングだけでも練習していれば変わると思います。
ただ、実体が不確かなまま汚いところだけ削ってしまうような練習のしかただと、
悪いところはないけれど美しいところもあまりない
こじんまりしたボーイングになっちゃうかも?
ボーイングは(ヴァイオリンの音は)もともと
「ガリッ」「ギッ」というきっかけの音からはじまり、
弦が震えだしたらその振動を止めないように
弓で弦をマッサージして振動を助ける(響きをころさない)というのが基本だと思います。
私もそうだったんですが、
大人はなかなかこの「ガリッ」「ギッ」というのがガマンできなくてフワフワ無難に弾いちゃうことが
多いんですね。
だから、フワフワ弾くほうが「良い」と思ってはいけない、というのが一点。
そして、ボーイングの実体をつかむまでは、時には汚い音もうけいれなくてはならない、というのが一点。
それを踏まえた上で、スピードと弓の軌道のコントロールに着目されて練習なさるといいと思います。
>VNはボーイングが命だと言いますが、仮に左手を使わないで、
>ボーイングの音だけでも、それだけ練習していれば
>変わって行くものなのですか?
開放弦だと楽器が不安定になるので、
1本の弦の難しくない音の組み合わせでやるほうがいいかなーと思います。
A線だったら、シ〜、ド〜、シ〜、ド〜
みたいな繰り返しとか。
あ、そうそう。
よくあるのが、%丁寧に弾こうと思うあまりに、
弾きながら音を止めてしまっているケース。
圧力と弓のスピードがつりあっていないと、
鼻づまりみたいな音になるんです。
そういう時は、弓3分の1でもいいので、
グッと弦に弓をかませて(ここが大事!)、できるだけ一瞬でゴールにたどりつくような練習も
効果があるかもしれません。
1480 Re:Re: ギコギコ  りさ 2005/4/21[thu]23:32:15
★弦が震えだしたらその振動を止めないように
弓で弦をマッサージして振動を助ける(響きをころさない)というのが基本だと思いま
す。
ありがとうございます。
う〜ん 素敵なイメージ!
★スピードと弓の軌道のコントロールに着目されて
★グッと弦に弓をかませて(ここが大事!)、できるだけ一瞬でゴールにたどりつくような練習
私なんて、まだまだ始めたばっかしで、まともな音出せる筈無いですよね。
実技は思うに任せませんが、イメージは大いに参考にさせていただいて
いろいろ試して頑張りたいと思います♪
1481 Re:Re: ギコギコ  まさあき 2005/4/24[sun]15:48:2
しらたまさん、こんにちは。
> 大人はなかなかこの「ガリッ」「ギッ」というのがガマンできなくて
僕、この音大好きなんですよね。
CDで昔の巨匠の演奏を聴くと、
かなりこの「ガリッ」ってのが入ってるじゃないですか。
自分で練習するときも、この「ガリッ」ってヤツを言わせながら宙に舞う松脂を見ては
「フッ」っと笑って悦に入ってます。
レッスンでは「やりすぎ。キタナイ音出さないで」と怒られますが(^_^;)
1482 ドイツ語では何でしょうか?  さい 2005/4/24[sun]22:35:3
外国人(英語圏)の先生にバイオリンを教わっていた時よく、
「嫌な音と思ってもバイト(bite)させることを恐れないで」
と云われました。
バイトって言葉、とてもあの「ガリッ、ギッ」を
表しているなあと感心していたのですが
日本語では「弓をかませる」?でしょうか。
はやく「ガリッ」が「コツン」くらいになって、でも
きっぱりと音が立ち上がるようになりたいですね。
1483 白煙  しらたま 2005/4/25[mon]19:34:39
まさあきさん
>自分で練習するときも、この「ガリッ」ってヤツを言わせながら宙に舞う松脂を見ては
>「フッ」っと笑って悦に入ってます。
大物(爆)。
でも私も最近、バロックボウの元弓で
ポワ〜ンと松脂の白煙がたったときはニヤッとしましたよ。
ほんと絵に描いたような丸っこい「ポワ〜ン」で(笑)。
弓の毛が少ないからでしょうかね。今までみたことのない愛らしい形でした。
写真にとっておきたかったわ。
さいさん
>「嫌な音と思ってもバイト(bite)させることを恐れないで」
なるほど〜。
やっぱり外国でも同じように教えられるのですね(あたりまえか)。
ど、ドイツ語だと??ねこひささ〜ん。
>はやく「ガリッ」が「コツン」くらいになって、でも
>きっぱりと音が立ち上がるようになりたいですね。
そうそう。
そして弓を早く往復させると、返すたびにカン!カン!カン!って、
吸い付いていたものが無理やりはがされるような音がする。
ああ、それができたら気持ちいいだろうなぁ〜。
1484 Re: 白煙  ねこひさ 2005/4/25[mon]23:28:18
皆さん,こんばんは。
>>「嫌な音と思ってもバイト(bite)させることを恐れないで」
> なるほど〜。
> やっぱり外国でも同じように教えられるのですね(あたりまえか)。
> ど、ドイツ語だと??ねこひささ〜ん。
私自身は,ドイツ語母語者かつヴァイオリン奏者でもあるような
人から当該音を表す言葉遣いを特に耳にした経験を持ちませんので,
# この種の言葉遣いには,そもそも,個人差があるのが普通だと
# 思います
一応,文献からの「表現」をご紹介しておきます。
カール・フレッシュは「引っかく kratzen(クラッツェン)」音
と呼んでいるようですが,主に,ネガティヴな意味で用いている
ように思われます。ほかには,圧力アクセント Druckakzent(ドゥルック
アクツェント)という言葉遣いも見られます。
ガラミアンは pinching という言葉を用いており,ドイツ語版
では「つねる・つまむ kneifen(クナイフェン)」と訳されています。
1485 かじる、つまむ  しらたま 2005/4/27[wed]22:1:54
ねこひささん、お忙しい中突然お呼びたてしましてすみません。
フォローどうもありがとうございましたm(_ _)m。
>ガラミアンは pinching という言葉を用いており,ドイツ語版
>では「つねる・つまむ kneifen(クナイフェン)」と訳されています。
これも結構ヒントになるイメージですね。
「かじる」も「つねる・つまむ」も、2つの対になる力で対象物を挟みこむ感じですね。
上あごと下あご、もしくは親指と人差し指に相当するのは、
弓で言えば、弦に押し付けられてわずかにテント状になる弓の毛の上部と下部でしょうか?
面白いですね〜。
そう考えてみると、対にならない動きであるkratzen(クラッツェン)→引っかくというのが
ネガティブな意味で使われていたいうことも納得できたりして!
1486 Re: かじる、つまむ  ねこひさ 2005/4/28[thu]14:33:49
> ねこひささん、お忙しい中突然お呼びたてしましてすみません。
いえいえ,そんなことは全くありませんので,いつでも御気軽に声をかけて
ください。
私はといえば,相変わらずメンコンの第1ページで足踏みしています (^^;
一番のネックは,もちろん,例の重音オクターヴの箇所ですが,最近では,
冒頭の「付点四分音符・八分音符メッゾスタッカート・二分音符のアップボウ
・ダウンボウによるスラー部分」の音出しについても,「音が均一になるように」
と厳しい要求を受けております (^^;
私には,ちと,早い気もするのですが,弓だけではなく,楽器の方も動かす
ニュアンスを求められます。
それから,私は,「音のでかさ」に関しては,それなりの自負もあったの
ですが,まだまだそんなものではないということを,身にしみて分からせて
もらっています。
今度の先生は,目の前で実演してくださるので,迫力があります。
私のヴァイオリンもビンビン共鳴します。これは驚きでした。
後は,右手の「小指」ですね。小指だけで弓の上げ・下げのコントロールが
できるようになることも要求されています。
先生と私との間にある「差」を思うと,くらくらっとしますが,嘆いていても
始まらないので,地道に練習を積んでいくつもりです。
しらたまさんに続いて,私も,いつの日か,大人から始めてもメンコンが
弾けるようになりました,と言ってみたいです (^^;
1487 腹式呼吸  しらたま 2005/5/2[mon]11:34:31
ねこひささん
>私には,ちと,早い気もするのですが,弓だけではなく,楽器の方も動かす
>ニュアンスを求められます。
楽器の動きで弓の動きを助けられるようになると、表現が広がりますよね。
私は今、逆に楽器を動かさないように指導されています(笑)。
顎当てを外した不安定な楽器でも自由に指がまわるように、
だそうです(これからバロック・ヴァイオリンをやるつもりなので)。
体格が小さいと、楽器を動かさないですべての指使いを網羅するの難しいのですけれどね〜。
苦しみながらも、前向きに?チャレンジしています。
で、ところどころ
「ホラね、先生。そうするとこっちが届かないんですっ!」って実際にみせて
「あら、ホントね。じゃあ、そこはいいですよ」って感じでフォームを作っていきます。
「私ができるから、あなたにもできるはず」でかたづけられてしまう
ことが多い中、今の先生は柔軟に考えてくださるので助かっています。
物理的に不可能と思われる部分を、
解決策なしに延々とやらなくてはいけないことほどつらいことはないのです。
これは全くの私見ですが、
思うに、バロックの先生方は、ヴィオリストに近い雰囲気をもっていらっしゃる。
いろいろこだわりはあるんだけれど、フレンドリーで、アマと同じ目線で話してくれる。
それが私にとっては結構居心地がいいのです♪
例えば、
「私たちは舞台で緊張した時のために、腹式呼吸するように教えられて・・・」
というお話の中、
今までの先生は「私たち」という言葉を使われるときの対極には当然「アマ」があって、私はそれを言われるたびにつきはなされたような気持ちになっていたんですけれど
今の先生は「『あなた』は緊張して失敗するなんてことはないかもしれないけれど」
と一言付け加えてくださったんですね。
そういう思いやりがとてもうれしい。(わかる?)
ということで、
今の私の最大の課題は、呼吸と腰の力です(爆)。
私が腹式呼吸しようとすると、ポッコリとお腹がでちゃうんです。
だけど器楽にしろ声楽にしろ
呼吸するたびにお腹がふくれている演奏家なんて見たことがないじゃないですか。
じゃあ、腹式呼吸ってどこでどうやったらいいんだ〜と思い悩んで
ついにこれを買ってしまいました。
http://www.seishinshobo.co.jp/
『音楽家ならだれでも知っておきたい「呼吸」のこと』
以前にご紹介した
『音楽家ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと』
の続編ですね。
内容は主に声楽をやっている人向けなのですが、「からだ」同様、面白く興味深い内容でした。
肺が鎖骨の上にまで達しているなんて、知らなかった・・・。
これでお腹ぽっこり呼吸を卒業できるかな??
1488 『音楽家ならだれでも知っておきたい「呼吸」のこと』  sayaka 2005/5/3[tue]15:3:47
しらたまさん、皆さま、こんにちは。
『音楽家ならだれでも知っておきたい「呼吸」のこと』、しばらく前に私も読んだことがあります。
所属しているコーラスの声楽の先生に
「最近、買って読んだんだけどおもしろかったわ。こういう本、あなた好きでしょ? 貸してあげる。」
と言われて(^^;;、お借りして読みました。
本読んですぐに何かができるようになるわけじゃありませんが、
なかなか面白い内容だし、へぇ〜と思うことがありますよね。
>>私が腹式呼吸しようとすると、ポッコリとお腹がでちゃうんです。
「おなかを使わなきゃ」「肺じゃなくて、お腹に空気を入れなきゃ」って
吸う時に意識しすぎていません?
そうじゃなくて、まず、
自然な状態から、お腹がぺたんこになって、背中とくっつくくらいまでゆっくり口から息を吐きだす。
(この時、肩や首に力が入らない方がよいのだけど、最初は絶対無理(笑))
「あ〜、もうこれ以上無理だわ〜」と思ったところで、
さらにもう一段階息を吐き出す。
そうしたところで、フッと体とお腹をゆるめると、自然に体に空気が入るはず。
これが腹式呼吸。
吐き出すときの「緊張」に対して、空気が入るときは「弛緩」。
「吸う」とか「空気をお腹に入れる」と思うよりも、この方がうまくいく気がするのですが・・・。
1489 Re:『音楽家ならだれでも知っておきたい「呼吸」のこと』  しらたま 2005/5/3[tue]22:34:12
sayakaさん
>そうしたところで、フッと体とお腹をゆるめると、自然に体に空気が入るはず。
おお!入った、入った〜(^0^)。
なるほど、肩は下げたまま吐くことに集中すればいいのですね。
わかりました♪ありがとうございます。
『・・・「呼吸」のこと』の本からは、
お腹だけでなく、背中も膨らんでいいのだということを学びました。
さて、これでバッチリなはず・・・
・・・なのに、楽器を構えたとたんにできなくなるのだな、これが(爆)。
そうか、腰を入れて呼吸をするというところがまだ解決できてないんでしょうね。
立ち方?結局はそこまで戻るのかぁ〜(笑)。
それにしても呼吸って何度も練習していると、意識が遠のいて倒れそうになりますね〜。
声楽や息を使う楽器の人はすごいなーって思います。
1490 長年染み付いた  しらたま 2005/5/16[mon]18:53:3
おかげさまで先日のレッスンでは、「立ち」「呼吸」ともに注意されなかったです。
sayakaさん、ありがとうございました^^。
弾いている間の腹式呼吸ですが、ヴァイオリンの場合少し身体にひねりが入るからか、
左右対象に空気を入れるイメージでは上手くいかず、
結局、右の下腹から左の肩甲骨にかけてを楕円状に拡張させるイメージにしたら安定しました。
そして、この日はスケールもセブシックも一発合格でした。
先生には「音程がすごくよくなった。いつもより沢山練習できたのかな?」と聞かれました。
実際はいつもと練習時間は変わりません(^^;)。
2週間に1度のレッスンの中で、スタジオ2回(2時間づつくらい)借りるのが
やっとなので、レッスンからレッスンの間、楽器をさわるのはせいぜい
5時間くらいです。
だから自分としてはスケールにしても曲にしてもまだやりたりないところがあって、
ほめられて嬉しい反面納得いかないところがあります。
それで、なんで急にほめられるようになったんだろうって考えていたら
レッスンの開始はピッチが440Hzだったことに思い当たりました。
自分ではそんなに442Hzに固執しているつもりはなかったんですが、
ヘタなりにも20年近く442ばかりでやってるとそれが染み付いちゃうんでしょうかね。
気を抜くと、指が442に行っちゃうみたいなんです。
前にアップしたICレコーダの録音も440ですが、弾き始めのCをバカ高くとっちゃって、
あわててズリズリとピッチを下げてます(笑)。
いや、単にはずしている音の方が圧倒的に多いんですけどね(爆)。
もちろん構え方や左手の形を直した成果が
そろそろ現れてきているんだとは思いますが、
前回から先生がモダン楽器に持ち替え、ピッチが442Hzになってから
「よくなった」が連発されはじめたので、原因の一つではあるんじゃないかと思います。
自分が柔軟にピッチに対応できていなかったことがわかってちょっとショックでした。
バロックピッチ、こんなで大丈夫なんだろうか・・・。
1491 おけいこBBSなにわ=ミニ=オフ会  snoopyx 2005/5/18[wed]21:29:48
こんばんは。(^_^)
アレキサンダーで話題沸騰でしたか!
昨年の春から定着してきました定例オフ会に加えて、ミニオフ会を開催する事になりました。
『第1回おけいこBBSなにわ=ミニ=オフ会』
【開催日時】2005年6月18日(土)
・10:00〜17:00(フリーアンサンブルまたは、フィッティング&フォーム・チェックにもFull参加の場合。)
・12:00〜17:00(ワークショップ&アンサンブルに参加の場合。)
【場所】守口シティ・フィル練習場
→大枝神社内会館(大阪府守口市、京阪守口市駅徒歩5分)
詳しい情報、参加表明などは『みんなのヴァイオリンのおけいこBBS』内、ミニオフ会関連スレッドへ
http://ogmecc.nu/vn/bbs/vnbbs.cgi?mode=view;Code=127
午前中は、前回の定例オフ会で行い好評だった『フィッティング&フォーム・チェック』を体験参加として時間を取り、
午後からは『自分で出来る楽器のメンテナンス』をワークショップとして取り入れます。
また、午前中、体験参加以外に、参加者同時自由気ままにできる『フリーアンサンブル』も行います。
詳しい内容、申込み方法、参加表明等については、直接、『ヴァイオリンのおけいこBBS』内、
《『第1回おけいこBBSなにわ=ミニ=オフ会』(6/18)参加受付開始!(No.127)》スレッドをご覧下さい。
今までの定例オフ会の方には、和歌山県、滋賀県、姫路、愛知県、倉敷、東京など、遠方組の参加者及びリピーターもいます。
(今回も、早速、遠方組が参加表明してくれています。)
できるだけ、同じようにヴァイオリンを演奏している人と交流が持ちにくい方、習っているけれど、色々と疑問を抱えている方等にも、
一歩踏み出して、色々な事をもっと知って頂きたいと思っています。
また、このオフ会は、『ヴァイオリンを楽しもう実行委員会』のメンバーが参加&支援してくれています。
同メンバーのBBSはこちらです。
『♪げんよんひろばBBS』
http://rogmecc.nu/vn/ev/sf_bbs.cgi
どうぞ宜しくお願いします。m(__)m
1492 ミニオフ会の案内についてm(__)m  snoopyx 2005/5/19[thu]12:15:44
しらたまさん、こんにちは。
ヴァイオリンを習い始めたけれど、これで良いのか?、と思っていたり、演奏経験はあるけれど、もっと上手くなるのには
どうしたらいいの?と思っている方々に、自分に合った楽器の構え方、演奏法の基礎を知って頂いたり、、また、楽器を
習い始めてそんなに時間がたってない方にも、経験を積んでいる人にも、素朴なアンサンブルの楽しみを味わってもらえれば
等と思い、できるだけ多くの方々にオフ会という場を作り提供してきました。
オフ会に来られる人達を通じて、私も驚かされるばかりです。
みんな、自分の身体に合った楽器の持ち方をしている人が、ほとんどいない!
しかし、参加者のほとんどは、みんなレッスンに通っています。
おそらく、一番の理由は、レッスン時間が短いからでしょう。
でも、それを理由に自分の身体を痛めている事を知らない人もいます。
少なくとも、そういう事は知って頂きたいし、レッスンは受け身では成立しないというのも知って頂きたいですし。。。
そのような訳で、ヴァイオリン関係のBBSへ、お知らせするつもりで書き込みさせて頂いていました。
今回も、ミニオフ会の案内を(そういえば全部書くことないですね。(=_=))させていただきましたが、大変、ご迷惑をおかけ
したようで、申し訳ありませんでした。m(__)m
1493 Re:ミニオフ会の案内についてm(__)m  しらたま 2005/5/19[thu]19:31:40
お返事ありがとうございました。
きちんとしたルールを掲げていないにも関らず、
勝手なお願いをしまして申し訳ありません。
こちらは、私「しらたま」と会話していただくためにおいている
ごく私的な掲示板ですので、趣旨ご理解いただきまして
常識的な範囲でご利用いただければと思います。
今後私をオフにお誘いいただく場合は、メールでいただければ
お返事いたしますのでよろしくお願いします(^^)。
申し訳ないのですが、マルチポストだけでなく、趣旨にそぐわないもの、
一方的な書き込みであると判断されたものについては
予告なく削除させていただく場合がございますのでなにとぞご了承くださいませm(_ _)m。
1494 タタタ、ターターター  しらたま 2005/5/20[fri]15:32:14
今日英語の教材を聞いていて思ったんですけれど
下の一文ってヘミオラのリズムにそっくりだと思いません?
The manager had a regrettably brief stay in France during his business trip.
タ、タタタ、タタタ、ターターター、タタタ
英語以外のラテン語系言語にもこのリズム共通するでしょうか。
もし英語だけに特有だとしても、
イギリス起源の3拍子の舞曲ジーグ(jig)でよくでてくるので、
関係があるかも?って思いました。
バロック音楽は「語る」音楽だと聞かされていますが、
なんとなくその意味がわかった気がします。
(他にもいろいろ深い意味があるだろうけれど・・・)
#ヘミオラはバロック音楽の3拍子の曲の中に出てくる変拍子のようなもので、
#四分音符の3拍子が、一部分だけ2分音符の3拍子になることです。
#こちらで、わかりやすく解説されています。
# http://menuet.net/bc/data/hemiola.html
1495 呼吸はどうなんでしょう?   森野たぬ 2005/5/21[sat]2:5:19
>タ、タタタ、タタタ、ターターター、タタタ
>英語以外のラテン語系言語にもこのリズム共通するでしょうか
その昔 高校生のころ
一所懸命!私は英語を勉強してたんですが
そのときに 「英語を話すって、日本語のときと呼吸が違う」みたいな印象を持っていたのを思い出しました。
でも・・英語を話す人は腹式呼吸で話しているってわけじゃないですよね?
ものすごく 馬鹿なことを言ってるかもしれませんね、ごめんなさい。m(_ _)m
少し下のほうで バイオリンを弾くときの 呼吸の話の書き込みもあったので
なんとなく あっちとこっちが 自分の頭の中でつながってしまって
書き込みに割り込んでしまいました。
(強引な話のもっていき方で すみません。)
それとも 日本語は母語だから
ふだんの生活でも 話すときでも 呼吸を意識しないでいるだけなのかしら?
1496 リズム・呼吸・言葉  さい 2005/5/21[sat]13:28:24
ますますリズムから離れてしまいますが
呼吸。日本語だけでなく英語やフランス語を話す時も
わたし自身は大して腹式呼吸してないと思うのですが、
韓国語は少し違うようです。
つまった音や破裂音が語頭にくることもあり、
(例えば小さな「っ」で始まる単語とか)
脱力していても、喉は緊張しているような。
そうすると、結構おなかから呼吸をすることになっていたりします。
とはいえ韓国語のせいで腹筋が筋肉痛になったこともないので
いいかげんな感想ですが。
韓国は激しい打楽器のリズム音楽が伝統的にあり
言葉の中に感じる強い響きとつながりがあるように思います。
「日本には遠い時代に金属の打楽器がなかったせいか
民族の伝統の中にリズム音楽が発達しなかった。」と
司馬遼太郎が友達の言葉を述べたくだりがありました。
これも日本語の響きの感じと無縁ではないように思います。
また、英語でも、アメリカ英語の響きは歌が
イギリス英語の響きは詩の朗読が向いているように
わたしには(個人的感想ですが)聞こえます。
だとすると古典の音楽は確かに「語る」音楽なのでしょうね。
1497 Re:呼吸はどうなんでしょう?  しらたま 2005/5/23[mon]14:0:18
森野さん
>でも・・英語を話す人は腹式呼吸で話しているってわけじゃないですよね?
> ものすごく 馬鹿なことを言ってるかもしれませんね、ごめんなさい。m(_ _)m
なるほど、それには私も気づきませんでした(笑)。
どうなんでしょうね〜。
そうそう、子どものころに何かで読んだのですが、
昔のヨーロッパでは、女性は胸で、男性は腹で呼吸すると考えられていたとか。
当時、女性はコルセットをきつくしめていて自然な呼吸ができなかったかららしいんですけれど、
それでいくとお腹で呼吸しなくても、しゃべる分に支障はない??
1498 Re:リズム・呼吸・言葉  しらたま 2005/5/23[mon]14:40:32
さいさん
>また、英語でも、アメリカ英語の響きは歌が
>イギリス英語の響きは詩の朗読が向いているように
>わたしには(個人的感想ですが)聞こえます。
なるほど、私はしゃべれないですけれど、その感じわかる気がします!
イギリス英語の方が、淡々としたリズムで母音の響きがよく聞こえるのに比べて、
アメリカ英語の方は、子音と細かい複雑なリズムが強烈に感じられます。
英語といってもいろいろですね。時代もあるだろうし。
私の聞いたのはもちろん現代のアメリカ英語ですから
そのままjigのリズムに結び付けるのはちょっとムリがあるかもしれません。
「アメリカ」で思い出しましたんですけれど、
ウエストサイド物語(West Side Story/Leonard Bernstein)の「アメリカ」という曲の中で有名な
I like to be in America !
というフレーズは
アイ|ライク|トゥ|ビ|イン|ア|メー|リー|カー|
タタタ、タタタ、タータータ
ですね♪
これはどこの国のリズムなのかな?
思いつきで書いています。許してください(笑)。
1499 Re:リズム・呼吸・言葉  森野たぬ 2005/5/24[tue]1:1:8
しらたまさん、
私の思いつきのような書き込みに レスつけてくださって 有り難うございました。
さいさんのお話も
興味深く読ませていただきました。
日頃 ぼーっと感じていることを 改めて文字にするのは難しいんですが
こちらのサイトでは いろんなことに いろんな角度からの発見があって
いつも楽しみにさせていただいてます。
本当に思いつきで書き始めてしまったんで
すみません、 これ以上 突っ込んだ分析とか書けないんですが
また どうぞ よろしくお願いします。
1500 なんちゃってブラコン  しらたま 2005/5/28[sat]19:51:27
先日練習中にふと思いついて、
モダン・ボウ、バロック・ボウ、
そして肩当て(MachOne)の組み合わせで、どのくらい音が変わるか実験してみました。
興味のある方はどうぞお聞きになってみてください。
1.モダンボウ、肩当てナシ(MP3 64kbps 566KB)
2.モダンボウ、肩当てアリ(MP3 64kbps 511KB)
3.バロックボウ、肩当てナシ(MP3 64kbps 538KB)
曲は、大胆にもそのとき偶然頭の中を流れていた
ブラームスのヴァイオリンコンチェルト2楽章冒頭部分です。
1年以上前に遊び弾きしただけで、しかも楽譜ナシなので
弓順とか指づかいとかメチャクチャで音程もかなり怪しい・・・(^^;)。
お耳汚しで申し訳ないんですが、音の大きさとか、
響きとか、音色の変化とかに着目して聞いていただければと思います。
ご感想はどうぞご自由に!お待ちしております♪
(いつもいろいろと気を遣わせてしまってすみませんです。)
END---