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「しらたまの掲示板」過去ログ No.0501〜1000 を古い順で表示します。
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501 音名フランス版  Elie 2001/7/18[wed]11:24:1
しらたまさん、10000ヒット超えおめでとうございます!(^。^)v
きよさん、ヴィオラ購入おめでとうございます♪
さあ、これであなたもヴィオラの魅力から抜けられなくな〜る〜(笑)
でも、ここ、両方やる人が増えてきましたね!
ヴィオラしかやっていない私が言うのもなんなのですが、ヴィオラをやることによって、
アンサンブルが、よりよく分かるようになると思うし、バイオリンの魅力もまた再発見できると思うのです。
ヴィオラは大きさも個体それぞれですが、形もVnに比べて差が大きいですよね。
スリムだったり下膨れだったり、厚みがあったり。
一般論として体積が大きいほうが、よりヴィオラらしい音が出るので、体格に無理がなければ
下膨れで厚いものは、良いと思います。
よっちんさん、しらたまさん>>
>5線上のシャープの位置で最も右に位置しているシャープの半音上が長調の主音になる。
>フラットの場合は、五線上の最も右に位置するフラットが第4音、つまりfa=Fの音になり
なるほどぉぅ!
ひとつお利口になりました(笑)
そういえば音階の読み方が話題にあがってましたが、そうか、ラが基準だったんですね。
で、わたしがいま使ってる教本がフランス語版なんです。
で、フランスの音名は
Ut、 Re(eにアクセント)、 Mi、 Fa、 Sol、 La、 Si 長調=majeur 短調=mineur でした。
・・・ドが「Ut」って何〜〜〜!?(笑)
そういえば、ラヴァルスをやったとき譜面に Sur la Ut という指示があり、
思わず辞書を引いた記憶が・・・
そして#や♭はそのまま記号で書かれていました。
つまり、変ホ長調 なら Mi # majeur です。
そう考えると、アルファベットだけですべてを表せるドイツ音名はやはり便利かもしれません。
ドイツ音名が「公用語」っぽくなったのは、その便利さゆえではないでしょうか?
しらたまさんがおっしゃってたように、タイプライターとの関連もあるんじゃないですかね。
印刷上の問題というか。
(間違っていたらすいませーん^^;;)
502 ハ音記号・・・  Yue 2001/7/18[wed]12:44:9
しらたまさん、みなさん、こんにちは♪
本当にElieさんのおっしゃるとおり、
VlaとVn両刀使いの人がけっこういらっしゃるのには
びっくりします。
でも、私はどうしても「ハ音記号」が読めないんです。
今のところカルテットのときしかVlaを
弾いていませんが、オケではまず無理!!
っと断言しちゃってます。
♪読めないですから・・・(^_^;)
オケってかなりの「初見能力」が要求されますよね?
その初見が超苦手な私はオケに入ってから
苦労してます・・・。
そうそう、話がそれてしまいましたが、
「ハ音記号」の読み方、なにかいいアイディアが
ないでしょうか??
>Elieさん
>一般論として体積が大きいほうが、よりヴィオラらしい音が出るので、体格に無理がなければ
下膨れで厚いものは、良いと思います。
→私もそう思い、154pしかない身長&手が小学生よりも小さい
という超ミニサイズで、おそらく40cmはあると思われる
Vlaを買ってしまいました・・・。
でも、弾いてみたら、やっぱり大きな下膨れのヴィオラの方が
いい音してましたもん♪
でも、長時間弾いているとさすがに、ヴァイオリンの倍以上
疲労度が感じられますけど・・・(^_^;)
503 「ヨハネ讃歌」  しらたま 2001/7/19[thu]12:14:32
Yueさん
>小学生だったころから使っていて、新しいWolfを買ったのですが、
>どうしても、古いものに愛着がわいてしまって
>そのまま使っています(^^ゞ
ほう、Wolfって昔からあったんですね。
私は最近のものかと勝手に思っていました(^^;。
>「ハ音記号」の読み方、なにかいいアイディアが
>ないでしょうか??
私もハ音記号苦手なんですが、
最近、やっと5線上のおたまじゃくしは何とか読めるようになってきました。
真中の線がド、そして上向きにドミソ、下の線からはファラドって覚えました。
5線からはみだした音は、まだダメなんですけど(せまい!)。
Elieさん
>・・・ドが「Ut」って何〜〜〜!?(笑)
私も「何だそれ?」と思って調べてみたのですが、Utの方が元祖らしいですよ。
「ドレミ」はイタリアの修道僧が、「ヨハネ讃歌」の歌詞(ラテン語)の頭文字をとって、各音にあてはめたのが始まりだそうですが、その歌詞は
Ut queant laxis
Resonare fibris
Mira gestorum
Famuli tuorum
Solve polluti
Labii reatum
Sancte Johannes
・・・って、頭はUtなんです。
イタリアではのちにUtがDo(dominus の do だそうです)に取ってかわられましたが、
フランス語では今も元祖Utが使われ続けているんですって。
http://www.orh.go.jp/oto/unncssry/snd.html
を参考にさせていただきました。↑すごい!
>Sur la Ut
これってC線で弾けって意味ですよね。
今は頭がヴァイオリンモードなんで、一瞬ピンとこなかった。
ヴァイオリンにはC線ないからー(爆)!
504 なるほど!  Yue 2001/7/19[thu]12:43:9
しらたまさん、みなさん、こんにちは♪
最近、妙にチャイコフスキーにはまっているYueです(^-^)
>真中の線がド、そして上向きにドミソ、下の線からはファラドって覚えました。
なるほど!その手がありましたね♪
私はなんとか5線上の真中がド、一番上の空間がファ、一番下の空間がソというのだけ
頭にいれて、がんばっているのですが、
やっぱりどうもだめですねぇ・・・。
重音がでてくると、さっぱりわからなくなります。
あ、これはト音記号の時も同じですけど・・・(^^ゞ
それにしても、「ドレミの歌」面白いですねぇ!!
イタリア語にすると、あ〜(↓)なってしまうんですねぇ♪
ちなみに某交響楽団の指揮者先生は
「ドはドーナツの”ミ”
レはレモンの”ファ〜”♪」っと
全部こんな調子で歌われます・・・(^_^;)
505 #10200  Yue 2001/7/20[fri]17:59:18
でした(^-^)/
これも、一応きり番になってくれますか?
506 知らなかった・・・!  Elie 2001/7/21[sat]1:31:2
#ドレミの起源
ラテン語だったんですか!!
本来はUtだったんですね・・・知らなかった。
「何コレ?」で済ませていた自分がはずかしい・・・(^^;;
しらたまさん紹介のサイトもすごいですね。すごく詳しい。
これが「耳鼻科のサイト」だなんてびっくりです。書いた人はかなり音楽に詳しいのでは??
またひとつ、かなりお勉強になりましたー!!
#ハ音記号
えっと、私は、最初は「ト音から一音上げて」読んでました。
これは「ド」だから「レ」→1の指ね。
という具合です。
それと前の音からいくつ上がるか、で判断したり、、、
でもいきなり高く飛ぶと思わず数えてしまいます(笑)
数えずに読める範囲は・・・「ソ」くらいまでかしら(笑)
ともあれビオラパートにはト音記号も出てくるので、切り替え力は必須なのです。
507 祝10200番  しらたま 2001/7/23[mon]18:55:42
Yueさん、10200番おめでとうございます!
>これも、一応きり番になってくれますか?
OKです。次が20000とかだったらちょっと遠すぎるし!
あ、お陰さまでアクセス数10000突破です。
10000番の方はたぶんカウンターの小さな数字に気づかれなかったのでしょう。
お名前うかがえなくて残念!
>最近、妙にチャイコフスキーにはまっているYueです(^-^)
チャイコフスキー、いいですよねー。
美しいメロディー、細やかな動き!
でも、できれば私は冬にやりたいのです(笑)。
実は今チャイコのシンフォニーの練習やっています。
選曲委員は冬の定演ということでこの曲を選んだんだと思うんですけれど、
練習がはじまるのは真夏なんだなー。
ただでさえ暑い時期に、熱くて重い曲はかなりしんどい。
夏にはもっとさわやかで涼しげな曲がやりたい〜って思うのはわがままかしら?
額の汗が目に入って臨時記号が見えないし・・・。(←これはただの言い訳)
Elieさん
>#ハ音記号
>えっと、私は、最初は「ト音から一音上げて」読んでました。
私も「1音上にずらせばいいんだよ」って教えられて、はじめはそれをやっていたんですが、
1音上げていたつもりがいつのまにか下げて読んでて・・・(爆)。
508 チャイコフスキー  Yue 2001/7/24[tue]8:2:29
しらたまさん、みなさん、こんにちは♪
最近チャイコフスキーのシンフォニーを演奏される予定の
学生オケが私のまわりでは多いんです。
しかも「1番」!!
実はまだきいたことがないYueなので、なんともいえないのですが、
チャイコフスキーって、基本的にとってもメロディが
弾きやすく・・・ではないかも(^_^;)、わかりやすく
できるていますよね?
弦セレなども、いつか演奏できるといいなぁ・・・っと
機会をうかがっているYueなのです。
しらたまさんは何番を?
509 実は私でした…。  あんず 2001/7/24[tue]18:0:11
しらたまさん、こんにちは。いいそびれて、どうしようかと思いましたが、
実は私が100000番だったのです。(^。^)v
おそくなってしまし、申し訳ありません。
Yueさん、チャイコフスキーのシンフォニーの1番はとっても良いですよ。
弦楽器がとても良い。
1楽章なんて、低音の響きがなんとも言えませんわ。
題名の情景が目に見えるようですよ。
私信ですが、最近はじめたスピッカートもやっと右手になじんできました。
弓が手についてきてくれています。ありがたや。
弓の弾力って素晴らしい!!
しかし、今度はハイポジで左手首が死にそうになってます。(;_;)
あぁ辛い…。しかも、ポジ移動がうまくいかない…。
とくに、スラーをかけたままのポジ移動が超ぎこちないです。
しらたまさん、なめらかになる方法はありませんか(T_T)。
いつも助けを求めてしまい申し訳ありません。
510 偶然にも…。  あんず 2001/7/24[tue]20:12:1
今、ちょうどカウンターが10400でした…。
やっぱりきり番なのかしら…。
511 では、ぜひ♪  Yue 2001/7/25[wed]18:23:29
>あんずさん
なるほど!チャイコ1番、弦楽器にはむいているんですね?
それはそれは、ぜひぜひチェックをしてみなくっちゃ!!
教えていただき、ありがとうございましたぁ(^o^)丿
>しらたまさん
最近、ヴィオラ復活のYueです。
それにしても、どうしてあんなに弾きづらいのでしょう・・・。
ちょっと大きすぎたかなぁ・・・σ(^_^)には・・・。
Bowもやっぱり重いし・・・。
ヴィオラのスピッカートなど、みなさん、どうされているのでしょう??
なにか、いいアドバイスがあれば、ぜひぜひお願い致しますm(__)m
512 ポジション移動  しらたま 2001/7/25[wed]20:23:51
Yueさん
>しらたまさんは何番を?
何番まで言うと、どこオケだかわかってしまうので、
それは、ヒ・ミ・ツ♪
私も弦楽セレナーデ、やってみたいです。
超初心者の頃、誘われてさわりをやったことがあるんですけど、
難しすぎて1ページ目で挫折。無謀すぎた(笑)。
>ヴィオラのスピッカートなど、みなさん、どうされているのでしょう??
私も弓を買い換えてやっとスピッカートの練習ができるようになりました(笑)。
重いですよねヴィオラ弓。
私もまだまだですが、ヴィオラの時はいつも中指の第1関節と向かい合っている右手親指の頭をほんの少し薬指よりで持つとちょっとは楽かもしれませんよ(親指の関節を曲げて持つ人に限りますが)。
あんずさん
10000番、10400番、おめでとうございま〜す。
スピッカートはコツがわかってくると楽しいですよね。
「これぞヴァイオリン」って感じで(^O^)。
>しかし、今度はハイポジで左手首が死にそうになってます。(;_;)
>あぁ辛い…。しかも、ポジ移動がうまくいかない…。
>とくに、スラーをかけたままのポジ移動が超ぎこちないです。
スラーをかけたままのポジ移動がぎこちなくなるのは、左手がネックをぶれさせているからかもしれません。
普通に動くとネックがぶれるから弓が暴れ、ネックがぶれないように恐る恐る移動していると目的のポジションに到達できない、っていう感じはありませんか?
ポジションを移動する時、「手首の曲げはなるべく使わないで」って思ってたほうが安定するかもしれません。
もちろんポジ移動のとき手首は自然に曲がっていいのですが、ポジ移動の軌道を手首が先頭きって処理しようとすると、楽器の位置が不安定になります。
あらかじめ肩甲骨と肘の位置でネックの筋に沿った動きを作って、左手手首は補助的に働かせるといいのかも。
513 なるほど!  Yue 2001/7/26[thu]18:5:53
しらたまさん、みなさん、こんにちは♪
>しらたまさん
ヴィオラのスピッカートについて、いいアドバイスありがとうございます♪
ちょっと親指を薬指がわにですね?親指でちょっと深く持つ感覚でしょうか?
とにかく、家に帰ってからがんばってみることにします♪
弓の張り具合って、どうでしょうか?
Vnの場合はかなり弓がしなっている状態で弾いていますが、
そのままヴィオラで実行すると、ぜんぜん音がでなくって・・・。
けっこう張った状態で弾くと、まーまーでるんですけど、
そんな状態をずっと続けていても、大丈夫なのでしょうか??
514 ヴィオラ弓の張り加減  しらたま 2001/7/30[mon]17:43:10
Yueさん
>Vnの場合はかなり弓がしなっている状態で弾いていますが、
>そのままヴィオラで実行すると、ぜんぜん音がでなくって・・・。
>けっこう張った状態で弾くと、まーまーでるんですけど、
反りがまっすぐになるほど張らなければならないというのは、気になりますねー。
弓はどんなものをお使いでしょうか?
もしかしたら、かなり材質のやわらかいものをお使いではないですか?
私も以前の弓はかなり張らないと、C線を鳴らそうと圧力をかけた時に木部が直接弦に当たってしまって音になりませんでした。
新しい弓は、その点をふまえて選んだので、ヴァイオリンと同様弓の真中あたりで木の太さ分(1cm弱?)張れば余裕を持って音を出すことができるようになりました。
それから、ヴィオラメモにも書きましたが、ヴァイオリンと同じ弓さばきではヴィオラは鳴りはじめないんだそうです。
弦の上をなでるのではなくて、弦をひっかけて振動させるんだそうで。
右手で弓をガシッとと鷲づかみして、ガリッという寸前のところまで弦に圧力をかけて、楽器の振動で脳みそがくらくらするくらいに「ブリブリ」と・・・と知り合いのヴィオリストに教わりました(やだ、お下品だわ・笑)。
515 う〜ん・・・  Yue 2001/7/30[mon]18:7:39
しらたまさん、みなさん、こんにちは♪
先週末、久しぶりに「元祖カルテットメンバー」(?)と
集まっての練習でした。
まずは、中途半端になっていた「アメリカ」からの再開。
σ(^_^)はヴィオラ担当。
昔よりは、いくぶん進歩したかなぁ?という程度に
私の腕はおわってしまいましたが、
やはり、弓を張りすぎても、弾きにくいことが判明。
しらたまさんのおっしゃるとおり、弓を弦にひっかけるようにして
弾くと、C線G線あがりが、ものすごくいい音で響きます。
あとは、Vibの問題。
あんなに遠くにあると、なかなかVnほどかけられなくて・・・(^_^;)
はやいパッセージになると、かなりごまかしで弾いている
なんちゃってヴィオラ奏者のYueなのでした・・・。
516 アンコール曲変更  しらたま 2001/7/31[tue]22:57:3
Yueさんへ
ベテランYueさんに弓の話なんてして、私ったらバカ〜。
そんなやわな弓、Yueさんが買うはずないのにねえ。
ご無礼お許しください。
それにしても、
ハ音記号は苦手とおっしゃりながら、「アメリカ」やっちゃうなんてすごい・・・。
もしかして全暗譜ですかー??
>あとは、Vibの問題。
>あんなに遠くにあると、なかなかVnほどかけられなくて・・・(^_^;)
ヴィオラのローポジションだと指が立たないですものね。
特にC線のハーフポジションとか!
・・・といいながらもYueさんは、結構かけてらっしゃると見た(笑)。
私なんか、はやいパッセージではかけようとすら思わないですもの。
早く情熱的なヴィブラートをかけられるようになりたいです!
私の方の四重奏は、本番1週間前になってアンコール曲(ポピュラー音楽)が変更になってしまいました。
いや、曲は同じなのですが、アレンジが全く違う楽譜が配りなおされたのです。
「こっちの方がアレンジがいいから、こっちをやろうね。はい。」
バサバサ(楽譜が配られる音)。
って・・・、ちょっ、
ちょっとまって〜!!
私の弾けなさ加減も考慮してちょうだい〜(泣)。
一週間後にまにあうのかな・・・私。
517 ビオラのボーイング  Elie 2001/8/1[wed]0:24:50
こんばんはです。
Yueさん、アメリカいいですねえ♪
ビオラ弾きならやっぱり憧れちゃう。
#ビオラのボーイング
えーと、ちょっと気になったので・・・
「右手でガシッと鷲づかみ」
これって比喩だとは思うんですけど、
いくらビオラでもガシッと掴んじゃだめです。
弓を持つのに右手の指には力を入れない!(お箸を持つのを想像してください)
そして手首が水平になる位置まで肘を上げる。(肘が下がって手首が曲がっていませんか?←それは私)
・ダウン前半は上腕から動かし、肘が直角まで開いたら肘先が開いていく。
・アップ前半は肘先が上がっていき、肘が直角まで戻ったら腕ごと上がっていく。
返しのコントロールは薬指と小指で微妙〜にします。
手首が折れ曲がったりはしないです。
圧力をかけるというよりも弓の重みと腕の重みそして重力(?)をフルに利用する感じで。
(それを「圧力をかけて」と表現しているのかもしれませんが)
とにかく手首ー肘ー上腕のラインをフラットに!そして指はラウンドに!だそうです。
ボーイングのときに肘から先を誰かに厚い本で下から支えてみてもらってください。
「手首がフラット」の感覚がよく分かると思います。
なぜこんなに偉そうに書いているかというと。。。
先日、アメリカのプロ奏者の方にビオラのレッスンをしていただく機会があったのです。
そしてみっちりボーイングを直されました(^^;;
もー、ほんと、弦楽器はボーイングにつきる!って感じ・・・ふはは。
でも、正しいボーイングすると、びっくりする位すんごい音量が出ますよ、ほんと。
しかーし、正しいボーイングって例え開放弦で出来てても曲になると、そっちのけになってしまうし。
まだまだ修行が足りないってことね(笑)
518 なるほど・・・  Yue 2001/8/1[wed]12:51:46
しらたまさん、Elieさん、みなさん、こんにちは♪
こちらにくると、本当にいろいろみなさん
ご存知のようで、特にヴィオラのアドバイス
いっぱいいっぱいいただけるのは、とっても
助かります(^-^)/
>しらたまさん
σ(^_^)なんてぜんぜんベテランではないですよぉ。
よっぽどしらたまさんの方がVnに関してもとても
詳しく知っていらっしゃいます!!
年数ばかりがたってしまって、今までどれだけ自分が
いい加減に弾いてきたのか、ほんと、恥ずかしいです(^^ゞ
しらたまさんも今週末本番なんですね?
曲はなにを演奏されるんですか?
カルテット、はまると、ほんと泥沼にズボズボ・・ですよね(^○^)
>Elieさん
ボーイングの使い方、本当にいいアドバイス、ありがとうございます。
私も「肘から先を誰かに厚い本で下から支えて」という言葉を
うかがったことがあります。
意識しているつもりでも、やはりどうしてもVn弾きに
なっちゃうんですよねぇ・・・。そうなると、明らかに音が
違ってきてしまうので、まだまだ修行が足りないなぁ・・・っと・・・。
「アメリカ」もまだまだ実は私にとっては早すぎる課題なのですが、
他のメンバーがかなりのベテランで、みなさんにのせられちゃって
やっちゃってます(^^ゞ
3楽章が意外にあわせるのが難しいのにはびっくり!
4楽章の軽快さには、圧巻!!
なかなかいい作品ですよねぇ・・・ほんと。
519 カルテットは面白いです  しらたま 2001/8/2[thu]15:55:6
Elieさん
>「右手でガシッと鷲づかみ」
>これって比喩だとは思うんですけど、
>いくらビオラでもガシッと掴んじゃだめです。
すみません。ちょっと乱暴すぎましたね。
たぶん、私の知り合いは手首をくの字に曲げてはいけないというニュアンスで「鷲づかみ」、弱々しい持ち方を戒める意味で「ガシッと」、という言葉を使ったのだと思いますが、
確かにこれはふわふわと上すべりするような奏法をする人には有効でも、
そうじゃない人が誤解して実行すると悪い結果になってしまうかもしれませんね。
いいフォローをありがとうございました。
勉強になるわー。
Yueさん
>曲はなにを演奏されるんですか?
ハイドンの「ひばり」です。
>カルテット、はまると、ほんと泥沼にズボズボ・・ですよね(^○^)
弦四は面白いです。はまります(笑)。
弦四やっていると音楽って本当にソプラノ(1stVn.)、アルト(2ndVn.)、テノール(Va.)、バス(Vc.)でできているんだなーって思います。
弦三もやったことがありますが、何かもの足りないんですよね。
弦四って音楽の必要不可欠なものを残していった場合の究極の姿のような気がします。
520 ひばり!  Yue 2001/8/3[fri]19:1:41
しらたまさん、みなさん、こんにちは♪
ハイドンの「ひばり」、いい作品ですねぇ!!
しばらく前に「日の出」にはまったことが
あります。あ、でも、弾いてないんですけどね(^^ゞ
ハイドンのカルテットの楽譜、全てのパートを
もっていらっしゃる方にコピーさせてもらって
ちらほらっと家で1人で弾いてみました。
ハイドンは、とりかかりやすい作品が
多いですね。でも、実際に弾きこなしてゆくと
なかなか・・・手ごわくなるような感じがします。
しらたまさん、ぜひぜひがんばってくださいね(^-^)/
521 こんにちは  おくとふ 2001/8/5[sun]13:0:27
始めて投稿します。
何気にカウンタ10900番踏んでしまいました。これではROMばっかりできません。
妻と一緒にバイオリンを始めて1年がたちました。
7月には発表会がありグループ演奏として、「主よ人の望みの〜」を
弾きましたが、何度も頭の中が白くなり落ちてしまいました。
まだ、1stポジションの音程はもちろん、全弓ボーイングも へろへろの
超初心者ですが よろしくお願いします。
523 四重奏本番  しらたま 2001/8/6[mon]0:1:36
おくとふさん、いらっしゃいませ!
10900番おめでとうございます。
奥様と一緒に、なんですね〜。
練習の楽しさ苦しさを日々分かち合えていいかもしれませんね!(実はライバル?)
>7月には発表会がありグループ演奏として、「主よ人の望みの〜」を
>弾きましたが、
発表会で弦楽アンサンブルができる教室っていいですね。
>何度も頭の中が白くなり落ちてしまいました。
落ちても、また戻れればそれでよし!
さらに言えば、最後の一音が合えば、それでよし!
私は初心者の頃、そんな風に自分をはげましていました(笑)。
「上がり」も場数を踏めばある程度コントロールできるようになりますよ、きっと。
:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:
四重奏の本番が終わりました。
以下、報告です。
まず、午前中に会場近くの公民館で練習をしたんですが、
「これ持ってきたんだけど」
メンバーの一人がニコニコしながら楽譜を取り出しました。
そうなんです。
な、なんと、当日になってアンコール曲が一曲増えてしまったのです(泣)。
全く初見の状態から30分ほどで、弓を合わせ、ポイントをチェックし、
「じゃ、あと本番でね」
どへー(冷汗)。
さて、午後になりました。
会場に着くと前の団体のステージリハーサルがまだ終わっていませんでした。
「無理やりやってもしょうがないね」ということで私達はステリハをあっさりパスしました。
これが敗因の一つでした。
そして、直前になって司会進行役に
「演奏前に一言お願いします」って言われて、
誰が代表でしゃべるのかでもめて心乱れて、これも敗因の一つ。
買ったばかりのMDでこの日の演奏を録音しようとしていた私。
操作に慣れていなかったのが、敗因の一つ。
客席でMDを録音モードにセットして舞台に上がったものの、
ちゃんと動いているか心配で・・・。
それに加えて、
ステリハをしていなかったために、舞台に上がっても、
目が慣れていない(現実感がない)、
耳が慣れていない(隣の音が遠い)。
そして「ひばり」1楽章でアインザッツ(出だしの合図)を出すのは2ndの私。
本来なら舞台ソデであらかじめテンポをつくっておくべきなのに、
楽器を構えた私の頭にテンポは全くありませんでした。(おくとふさんの「頭の中が白く」に同じく!)
しかたなく、えいや!で入って・・・
あ、頭がずれた。
やっちゃった(泣)。
すぐに皆の支えでもちなおしましたが、皆緊張してるのが良くわかるんです。
演奏前の挨拶を引き受けた1st.Vn.もいつになく力んでいました。
不安で手が震えるとかいう緊張ではなくて、自分が曲に集中できてないということへの焦りのようなものだったかもしれません。
皆でなんとか流れを作ろうと人に合わせにいくんだけれど、合わせにいった先がくずれたりして、探りあいをしているまま終わってしまった感じです。
止まったりはしなかったんですけれど、不本意な出来で終わってしまいました。無念!
あまり手をかけなかったアンコール2曲はまずまずの出来だったんですけどね。んー。
ちなみにMDでの録音の方は上手くいきました。
出演者に聞かせたら「本物よりも臨場感がある!」と、好評でした(爆)。
お店ですすめられるまま購入した高性能マイクが良かったのかもしれません。
店員さん曰く、「ミニマイクは安くて携帯に便利だけど、音楽の録音向きではない」んだそうです。
店員さん、ありがとう!
524 カルテット♪  Elie 2001/8/6[mon]0:51:43
しらたまさん、
カルテットの本番おつかれさまでした♪
やっぱりリハは必要なんですね。
その舞台で、自分の音と相手の音がどのように聞こえるかを把握しておくのが
必要なんでしょうね。
しらたまさんのカルテットメンバーは皆さんベテランと思われるんですが、
それでも緊張してしまうものなんですねー。
それにしてもカルテットは音楽の究極の形・・・ほんとうにそうですよね。
私もいつかやってみたいわ♪(憧)
>たぶん、私の知り合いは手首をくの字に曲げてはいけないというニュアンスで「鷲づかみ」、弱々しい持ち方を戒める意味で「ガシッと」、という言葉を使ったのだと思いますが、
> 確かにこれはふわふわと上すべりするような奏法をする人には有効でも、
あ、そっか。「ふわふわと上すべりするような奏法の人」のことはあんまり念頭にありませんでした(^^;
Vnと両方弾く人にとっては、たしかにこちらのほうが陥り易い間違いかも・・・
弓を弱々しく持ってはいけないし、ふわふわ上すべりもいけないんだけど、
ただ、指に必要以上の力が入っていたり、力まかせで圧力をかけたり、する必要はないのよ、
と言いたかったのです(^^;;
で、最近はボーイングの改善により、大きな響く音が出るようになったような気がするんですが、
どう考えても近所迷惑になってるような・・・(汗)
525 これは軟骨?  しらたま 2001/8/7[tue]11:16:44
昨日、左手中指の付け根(てのひら側)に軟骨(と思われる)がぽっこり出ているのに気づきました。
見た目は重い荷物を持ったときにできるマメくらいなんだけれど。
実は2ヶ月くらい前から、ヴィオラのネックを握りしめたときに中指の付け根に違和感を感じていたんですが、
「きっとこのヴィオラのネックの形が悪いんだろう」くらいにしか考えていませんでした。
でも、昨日はヴァイオリンのネックを握ったときにも痛かったので「これは、おかしい」って。
ヴァイオリンの練習で腱鞘炎になったとか関節が痛くなったっていう話は聞くけれど、
軟骨っていうのはどうなんでしょうか?
今は触ったら痛いくらいで大したことないんですが、この先どうなるのかちょっと心配です。
Elieさん
>しらたまさんのカルテットメンバーは皆さんベテランと思われるんですが、
>それでも緊張してしまうものなんですねー。
楽器経験30年以上のベテランたちなんですが、曰く「年を重ねるごとに怖くなる」んだそうで(笑)。
周りからは「弾けて当然」くらいに思われていますしねー。
耳も年々鋭くなっていて、自分のアラがまる聞こえだから余計にそうなんでしょう。
私は、その点、ぜ〜んぜん怖くない(笑)。
まだ「これが弾けた、あれが弾けた」って無邪気に喜んでいるだけだから!
(↑実際は「弾けた」とは言えないらしい・・・)
>「ふわふわと上すべりするような奏法の人」のことはあんまり念頭にありませんでした(^^;
私も力が入りすぎている人のことは頭になかったので、ご指摘いただいてよかったです。
>で、最近はボーイングの改善により、大きな響く音が出るようになったような気がするんですが、
>どう考えても近所迷惑になってるような・・・(汗)
きっと、ソリスティックな弾きかたになってきたんでしょう。
やっぱりソリストは、向こう三軒まで聞こえるくらいじゃないと(笑)!!
いやいや、それは冗談ですが、ボーイングを見直すのって大事なんですねー。
526 大ベテラン!  Yue 2001/8/8[wed]18:7:14
しらたまさん、みなさん、こんにちは♪
しらたまさん、演奏会お疲れ様でした。(ちょっと遅いですね・・・すいませんm(__)m)
カルテット、緊張しますよねぇ・・・。
私なんて、練習段階でも、すでに緊張気味に弾いちゃってます。
自分の音がまともに音色の中に反映されてしまうので
それが、恐かったり、うれしかったりもするのですけどね(^-^)
それにしても、楽器経験30年以上の方ばかりというのは
すごいですねぇ!!
そんな中にまざって、がんばっていらっしゃるしらたまさんは
もっとすごいですよぉ♪
私もカルテットをはじめてから、とてもいい勉強を
させていただいています。
明日も練習なんです(^-^)
がんばろっと§^。^§
527 きんちょ〜  しらたま 2001/8/9[thu]23:5:31
Yueさん
>自分の音がまともに音色の中に反映されてしまうので
>それが、恐かったり、うれしかったりもするのですけどね(^-^)
四重奏って一人一人が大切な役割を担っていますよね。
オーケストラの弾き方とはちょっと違うみたいだし(そう思うのは私だけ?)。
私は最初その感覚がわからなくて、オケと同じ弾き方していたら注意されてしまいました。
「四重奏は一人一人がソリストなんだから、もっと主張のある音を出しなさい。」、
「パート譜にp(弱く)って書いてあっても、オケのpとは違うよ。四重奏全体の音量としてのpを考えて。」
難しい〜。
>そんな中にまざって、がんばっていらっしゃるしらたまさんは
>もっとすごいですよぉ♪
自分から「やらせて」とお願いした手前後には引けなくって(笑)。
普段の練習でも、手がふるえるくらい緊張しています。
間違いなくみんなの足引っ張ってるから、オケ仲間からはなんで私がメンバーに入っているのかわからないと言われます。
本番の失敗も、私のへっぽこアインザッツが主な原因だったと言えなくもない(^^;。
私が育つのが先か、見限られるのが先か・・・微妙なところです。
>明日も練習なんです(^-^)
>がんばろっと§^。^§
Yueさんのところはコンスタントに発表の場があっていいですね〜!
しかも平日に集まって練習ができるなんて、いいな、いいな♪
528 十年の軌跡 感動しました!!  あきひさパート2 2001/8/10[fri]20:55:35
はじめまして
あるHPよりリンクを辿って
やってきました
はじめまして よろしくお願いします
私はバイオリンを始めて1年弱の初級者です
鈴木メゾットの2巻に入った所です
32歳で突然 バイオリンに目覚め
楽譜すら読めない 全く盲目の状態で始めました
しらたまさんのたどった軌跡
しかと 拝見させてもらいました
私の胸に沸き起こった感動を伝えたくて
このド素人が
恥ずかしげも無く掲示板に書き込みをさせて頂いたしだいです
バイオリンの難しさを
早くも痛感しています
えらいこと始めちゃった・・・と
しかしそれを覆す魅力があるのも事実
しらたまさんが当時感じた事
大変共感する物があって
涙が出そうな程です
ありがとうございました
529 ご感想ありがとうございます  しらたま 2001/8/10[fri]22:37:44
あきひさパート2さん、いらっしゃいませ!
>私の胸に沸き起こった感動を伝えたくて
ありがとうございます(^o^)。
よく、ヴァイオリンは「大人からでは遅すぎる」と言われますが、
それは一般論であって、「例外」というのは必ず存在します。
あきひささん、一般論の呪縛に負けないでください。
一般論に負けて自分の不可能を認めたら、できるかもしれなかったことが本当に不可能になるんです。
決して諦めず、だからといって欲張りすぎず、続けてまいりましょう!
(私は最近欲張りすぎー)
>しらたまさんが当時感じた事
>大変共感する物があって
>涙が出そうな程です
どのあたりのエピソードでしょう?
よかったら教えてください。
それから、
No.528のURLからあきひささんのHPにたどり着けないようです。
ご面倒様ですが、もう一度URLを入れていただけますか?
530 レスありがとうございます  あきひさパート2 2001/8/12[sun]8:42:42
しらたまさん こんにちは
レス有り難うございました
初級者にとって
しらたまさんの存在は
本当に 頼りになる存在です
勇気が出るし 大いなる道しるべになります
ひかり と言っても良いです
さて URLですか あれ?おかしいなあ ちゃんと入れたんだけど
私のHPのアドレスは http://www.daiku0913.hoops.livedoor.com
大工さんの個人的 趣味的なページ です
しょーもないHPですが 是非いらしてくださいませ m(__)m
531 度々すいません(汗)  あきひさパート2 2001/8/12[sun]18:17:44
どうも上手くいきません
下記のURLを直接コピーして移動してみてください
http://daiku0913.hoops.livedoor.com
532 歌劇「○×茶」序曲  しらたま 2001/8/13[mon]12:17:15
あきひさパート2さん
HP拝見してきました。
楽器をご自分で作ってから、弾き始められたのですね〜。
さすがは大工さん!すごい。
#No.530のURLは修正したので、URLクリックであきひささんのHPに飛べます。
先日のオケの練習での出来事
オペラの序曲を「楽譜の指示どおりの速度」で通しました。
普段は、練習用の緩い速度でやっているんですが、
「本番の速度を体験してちょっとは危機感を持って」という指揮者の意向で。
速い、速い!
ちょっとでも弱気になったら、落ちたまま終わっちゃいそうです。
必死で数えて、食らいついていました。
よく冷房が効いている部屋ですが、それでも指揮者も演奏者も汗びっしょり。
「こんな大変な曲だったのねー。」と実感。
さて、休憩時間になって、
いい汗悪い汗沢山かいた私は持参したペットボトルのお茶をグビグビ飲んでいたんですが、
「ゴック、ゴック、ゴック、ゴック(いっち、にーい、さーん、しっ)、???」
・・・お茶、噴出しそうになりました。
また無意識にしょーもないもの数えてる私(No.418 カラス協奏曲参照)。
しかも一つ振りで(速い曲などで指揮者が1小節を1拍として振ること)、
さっきの曲のテンポに合わせてお茶を飲んでいました(笑)。
病んでいるぞ〜。
533 誤字がありました  しらたま 2001/8/15[wed]20:8:8
ちょっと前の話で申し訳ないのですけれど、
私の書き込みで誤字を発見しましたので、ご報告します。
No.512 ポジション移動
誤→ 右手手首は補助的に働かせるといいのかも
正→ 左手手首は補助的に働かせるといいのかも
文脈からなんとなくお察しいただけたかとは思いますが、ご覧の皆様大変失礼しました。
現在No.512の誤字は訂正済みです。
*-*-*-*-*
久しぶりにコンテンツに手をいれました。
「指弓アニメーションページ」の
〜肘から指の間で意識的に発生させるプラスアルファーの推進力〜「指弓」
です。(長い・・・改題の必要あり)
常連の皆さん(に限らずどなたでも)、やってみてわかりにくいところがあったら指摘してくださいませ。
よろしくお願いします。
534 曲  あんず 2001/8/16[thu]20:46:25
しらたまさん、こんにちは。
今やってみたいことがあるのです。
それは、ピアノ3重奏もしくは、5重奏
などピアノが入った曲をぜひやってみたいのです。
(と言っても、まだ誰と演奏するのかわかりません(^_^;)
念のため、私はピアノです。)
そこで、しらたまさん、なにかご推薦の楽譜はありませんか?
あまり難しくないのがよいのですが。
もし何かあれば教えてください。
535 Re:曲  しらたま 2001/8/16[thu]22:30:47
あんずさん
ごめんねー。
私、ピアノとはデュオしかやったことがないのです。
それに、もともと曲の知識がないからお役にたてないわ〜。
ここは是非、皆さんのお知恵をお借りして・・・
何かおすすめがありましたら、レスよろしくお願いしますm(_ _)m!
ところで楽譜通販「カモス」さんのHPはもうご覧になりましたか?
「室内楽へのご案内」ページに「ピアニストに優しいピアノ三重奏曲」という
コンテンツがあります。
http://www.kamos.co.jp/
#この他にもカモスさんのHPはアンサンブルに関する情報満載です。
#是非訪れてみてください。
536 大変ですね。  あんず 2001/8/19[sun]10:59:30
しらたまさん教えていただき、ありがとうございます。
いろいろと参考にいたしますね。
しかし、以前、私もピアノを弾いて、バイオリンと
スプリングソナタを合わせたことがありましたが、
伴奏も結構大変ですね。伴奏というよりもバイオリンと
協奏しなければならないので、互いに音を聞き合わなければ
よい音楽にはならないですよね。
3重奏、5重奏はもっと大変!ですね…。
頑張らなくては。
その前に、カルテットデビューしたいです。
(これもいつのことになるのやら。)
しらたまさんは、すごいなぁ。
537 大変なのよ  しらたま 2001/8/20[mon]23:41:25
あんずさん
>しらたまさんは、すごいなぁ。
いえいえ、私だって初めからアンサンブル上手くいったわけではありませんよ!
6年目くらいに組んだ最初のカルテットなんか悲惨でした・・・。
もー、無茶苦茶。
私が1stVn.だったんですけどね。
その頃の私は、アインザッツ(入りの合図)さえまともに出せなかったんです。
原曲が想像できないほどのゆっくりのテンポでやっているにもかかわらず、音程もリズムも聞けたモンじゃなくて。
でも、弾いている本人たちも何がいけないのかわからない。
誰が悪いのかもわからない。いや、誰も自分が悪いとは思っていなかったりして。
誰も口を開かないので、私が「こうしたらいいんじゃない?」という提案はするんですけれど、
十中八九は的外れ。泥沼です。
それでも私自身は十分楽しかったんですけれど、他のメンバーはそうではなかったみたい。
そのカルテットは私に沢山の宿題を残して自然消滅しました。
悔しかったですよ。自分の力不足は自分が一番知っていましたから。
でもその時、本当に上手くならなきゃダメだって思ったんです。
カルテットやるんなら抜群に上手くなって皆をぐいぐい引っ張っていかなきゃダメだって。
未だにそうはなっていないんですけれど、その時課された宿題のおかげで、今の私があります。
ちょっと長い昔話をしてしまいましたが(「十余年の軌跡」外伝?)、
まずは何でもやってみることをお勧めします。
自分が行動しなければ、よい宿題はもらえませんよ〜!
538 ボーイングって難しい(涙)  Elie 2001/8/21[tue]1:26:26
しらたまさん、みなさん、こんばんは。
ふぅ・・・また今日、レッスンでボーイングをみっちりと注意されてしまいました(涙)
うーん、自分では治ってきたつもりだったんだけど、まだまだみたい・・・
力を抜こうとするあまり、こんどは「ふわふわと上滑り」な奏法になってしまっていたようです。
「そんな音(音質)じゃステージで弾いても客席まで届かない!」と言われてしまった。
音量じゃなくて音質の問題らしいです。
大きくてもスカスカしていたらダメだと。
とにかく私は、指の力は抜けていても手の甲の部分が強張ってしまっているのです。
それで色々試してみて、親指の角度をほんの少し変えたら、ちょっとやりやすくなりました。
ほんの数ミリなんだけど。。。
ボーイングってほんと、繊細な感覚を要求されますよねえ。って今更にして思う・・・
私がやってるのはビオラですが、これはバイオリンでも同じことですよねえ。
あと、先生が弾いてくれた音は、ほんと同じ楽器とは思えないくらいイイ音だし、
先生が手を添えてくれると、かなりそれらしい音が出るので、
その音をいかに自分の中に保っておき、その音を目指して弾くか、がカギかな、と。
はー、しかし、ちょっとどよよ〜〜ん。。。。
539 試行錯誤  しらたま 2001/8/21[tue]11:2:50
Elieさん
>力を抜こうとするあまり、こんどは「ふわふわと上滑り」な奏法になってしまっていたようです。
わたしも以前、右手のひじの上げすぎを注意されたので特にひじに気をつけて練習していったら、
今度は先生「ひじ下げすぎだよ。そんなに下げろって誰かいった?」ですって。
この頃忙しくて前のレッスンとの間が3ヶ月あったので、
どうやらその3ヶ月のうちに薬が効きすぎてしまったみたい。
薬(レッスン)の処方には有効期限があると思いましたね。
私は必要以上に飲みつづけたのでかえって害になってしまった(笑)。
でもElieさんの場合は先生の思惑どおりに順調に成長しているんだと思いますよ。
まずは一番難しい脱力が成功したからこそ、音質を要求されるようになったのですよ。
う〜ん、私だったら喜んでいるはずの場面なんだけどなー。
「もう音質作りに入っていいんですか?」ってなもんで。(←能天気)
>色々試してみて、親指の角度をほんの少し変えたら、ちょっとやりやすくなりました。
>ほんの数ミリなんだけど。。。
ほんと、その数ミリ、ほんのちょっとの角度の微調整でボウイングは変わるんですよね。
ほんの少しの変化で指、手首、ひじ、肩までが連鎖反応で自由になる。
でも体格や筋力によって適正位置は人それぞれだから(微調整の域で)、先生もそこから先には立ち入れない。
理想の音を目標に、試行錯誤あるのみです!ファイト!
540 ピアノ3重奏  Yue 2001/8/21[tue]18:22:19
しらたまさん、みなさん、こんにちは♪
先週はずーっとお休みをいただきまして、
今週からまた復活いたしましたYueです。
みなさん、いろいろな意欲をもって
楽器を演奏されているんですねぇ・・・。
すごいわぁ・・・。
私なんて、今ごろになって、もっと前から
カルテットなどいろいろ勉強しておけば
よかったぁ!!って後悔ばっかりです。
>あんずさん
ピアノ3重奏は実は先日オケの団員さんに
おつきあいいただき、
メンデルスゾーンの1番の1,2楽章を
お遊びで合奏してみました。
おっもしろいですよぉ!!
弦だけのあわせとはちがい、ピアノがはいると
ちょっと縦の線を合せるのが大変になってきたり
するのですが、ピアノが入るとあんなにも
引き締まるものなんだぁ・・・って感じでした。
だた、この作品はヴァイオリンとチェロは比較的
弾きやすいのですが、ピアノ担当の方が苦労されるようです・・・(^^ゞ
それからピアノ5重奏ならば
これまたお遊びでしか弾いたことがないのですが、
ドヴォルザーク、お薦めです!!
でも、これは、どのパートもかなり難しく、
私はヴィオラをちょっぴりでしたが、
これまた、泣かされましたぁ(T_T)
ただ、とてもいい勉強にはなったと自分でナットク
させているのですけどね(^^ゞ
541 12121!  Elie 2001/8/22[wed]9:11:42
12121!これってキリ番!?
あんずさん、
ピアノが入ったアンサンブルは、弦だけのとはまた違う楽しさがありますよね〜
でも私が知ってるのは、「ます」とかブラームスのピアノトリオとか
シューマンのピアノ四重奏とか、超有名曲ばっかりなので、あんずさんも、とっくに知ってらっしゃることでしょう。
お役にたてなくて(^^;;なにかよい曲があるといいですね!
Yueさん、
いや〜やっぱりYueさん、そうとう弾けるんじゃ・・・?
やってる曲を聞くとそう思います(^-^)
ドヴォルザークは、弦5もいいみたいですが、ピアノ5重奏もいいんですね?
覚えておこう〜いつかやれるとよいのですが・・・
しらたまさん、
そうですね〜、どよ〜としてしまったのは、
この1ヶ月どちらかといえば開放弦のボーイングなどをみっちりやってきた(と自分では思っている)
だけに、「うーん、まだまだ先は長いのか・・・」「弓の持ち方すら定まってなかったんだあ・・・」
などと考え、おちこんでしまったのです。
でも、そうですね、
>まずは一番難しい脱力が成功したからこそ、音質を要求されるようになったのですよ。
と考えればいいのですよね!(いや、脱力もまだ完全ではないのだけど(^^;;)
それと自分だけでボーイングのやり方をあれこれ考え過ぎ、薬が効き過ぎてしまったというのも、あるかもしれません。
なるべく、こまめに先生に見てもらうようにしようと思いました。
ともかく、前向きにがんばります♪
それと、指弓アニメーションの追加コンテンツ、すごく良いと思いましたよ!
ボールペンでイメージを掴むのはいいと思います。
私の先生も「イメージトレーニングをしろ」って言ってました。
どうしても右手が強ばってしまうので「楽器をおいて弓だけ持って、左手を楽器にみたててボーイングをしてみろ」
って言われてやってみると、
あらふしぎ〜なぜか右手の力は抜けるんですよね。
そのイメージを保ったまま今度は楽器を構えて弾いてみなさい、という練習をしました。
ただこれは弓の毛に手の脂がつくから、あんまりやるとよくないとは思うけど(^^;;
542 いろいろ演奏したいです。  あんず 2001/8/22[wed]21:38:53
Yueさん、
すごいですね。いろいろとお弾きになっているのですね。
ドボルザークなら3重奏と5重奏の曲は聞いたことがあります。
しかし、やっぱりピアノ難しいです。弾きこなせないかも(^_^;)
でも、とてもよい曲なので、ぜひ挑戦してみたいです。
メンデルスゾーンは聴いたことがなのですが、素敵な曲ですか?
明日あたり、CDを探しに行ってみますね。(私は短調の曲が好き)
Elieさん、
ますやってみたいです。しかし、かなり練習しなくては。
ブラームスも好きです。
私も、最近弓の練習をしていますが、なかなか上達しません。
挫折しそうです。
しかし、バイオリンとピアノを毎日練習するのは
結構きついです(笑)。
それだけで一日がおわっています(^_^;)
543 スプリングソナタ  Yue 2001/8/23[thu]18:20:31
しらたまさん、みなさん、こんにちは♪
今日は暑かったようですね・・。
でも、私の仕事部屋はなぜか寒いのですけど・・・(^_^;)
>Elieさん
私、なんでも試したがりやなので、自分の実力が
まったくついていっていないのに、首をつっこみたがる
性格のようです・・・(^_^;)
ドヴォルザークはほんと難しいですね。
>あんずさん
いろいろと弾くようになったのは、つい最近からなんです。
ヴィオラをはじめるようになって、いろいろ勉強してみたくて
あちこち顔をだすようになっちゃいました(^^ゞ
メンデルスゾーンはとてもいい作品だと思います。
ん?でもあれって短調だったかしら・・・??(^^ゞ
ところであんずさんもピアノ、そうとうお弾きになるようですね。
先日うちのオケのコンミスさんがスプリングソナタを
これまた団員さんにピアノを弾いてもらいあわせていらっしゃいました。
これは、ヴァイオリンソナタではなく、「ヴァイオリン&ピアノ」ソナタだと
私は思いました。お互いの掛け合いがとてもおもしろく
またどちらも難しそう(^_^;)
これが弾けるあんずさんはすごいですよぉ!!!
544 はっけん  すーぎー 2001/8/24[fri]16:22:1
はじめまして。しらたまさん。
音楽ってすばらしい
545 初心者のアンサンブル  しらたま 2001/8/27[mon]14:27:2
みなさん、こんにちは!
先週はヴァイオリン・アンサンブル合宿にいっていました。
大人の初心者中心の集まりだったんですが、皆さん熱心でびっくりでした。
私はそこで、指導者役をさせていただいたんですが(大先輩もいる中で恐縮でしたが)、
皆さん、くどい練習(できるまで同じ場所を繰り返し続ける)にも、いやな顔ひとつせず付き合ってくださって助かりました。
素人の指導なんで、どうしても進行がモタつくんですが、そのイライラ感もまたいい刺激になったみたいで、
あとで参加した方から「このアンサンブルのおかげで、もっと上手くなりたいって本気で思うようになりました」って言っていただきました。
ふふふ、指導者がへぼだとメンバーに自立心が芽生えるんですよね〜。
「自分がやらなきゃだれがやる!」って(笑)
レッスンに通っているだけだとなかなか湧いてこない貴重な気持ちです。
実はそれを狙ってたんだー、・・・ってそれは冗談ですが、
私ももっと勉強してきちんとアドバイスできるようになりたいです。
指導は難しい〜。
それから、初心者用といわれるヴァイオリンを何本かさわらせてもらいました。
音はなかなか良かったのですが、総じてペグ(糸巻き)の状態が悪かったです。
4弦にアジャスターをつけていて、あまり回さないせいもあるのでしょうけれど、固くてまわらなかったり、ゆるすぎて止まらなかったり。
その状態で初心者が調弦するのはかなり困難と思われる。
難しいと言われる調弦の難易度をさらに上げている感じでした。
「調弦が苦手」って思っている初心者の皆さん、ペグの手入れをすればもっとラクに調弦ができるようになるかもしれませんよー。
Elieさん
12121番おめでとうございます!頭から読んでも、後ろから読んでも12121番♪
>それと、指弓アニメーションの追加コンテンツ、すごく良いと思いましたよ!
ありがとうございまーす。
#時間がなくて絵を入れられなかったんですけれど、皆さん、文章だけでわかりましたか?
#わからなかったら遠慮なく言ってくださいね。
Yueさん
スプリングソナタって楽譜にも「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ」って書かれていますね。
ソナタでピアノをソロ楽器と同等に扱うようになったのは確かベートヴェンあたりからじゃなかったですかしら。
ピアノにも見せ場(聞かせどころ)がたくさんあるので、ピアニストも楽しめる曲ですよね。
すーぎーさん
↑すーぎーって、よっぷのお隣のすぅぎぃ?
発見されてしまった(笑)。
私の職場仲間です。
546 私は新人ハ-ピスト  emlko 2001/8/29[wed]21:8:6
こんにちわ、しらたまさん。
ホーム・ページを見つけたので、お便りします。
先日は、本当に楽しい時間を過ごせました。ありがとう。
皆さんはじめまして。私は、ヴァイオリンのことは、
全くわかりませんけど、他の楽器はいろいろ手を出していて
毎日、音楽を楽しんでいます。
私の楽器は、ピアノがメインで、その他、フルート、ハープを
遣っています。パイプオルガンも弾いたことがあります。
ヴァイオリンを楽しんでいらっしゃる皆さん、
私とも、お友達になってください。
547 わー、emikoさんだ!  しらたま 2001/8/30[thu]10:31:13
emikoさん、いらっしゃいませ!
お越しいただけて光栄です。
emikoさんはプロのピアニスト(&フルーティスト&ハーピスト)です。
先日のアンサンブルで伴奏をしていただいたんですが、
アプライトピアノで完全に背中を向けているのに、アインザッツ(入り)をピッタリ合わせてくださるの、感動でした。
演奏している時でも、後ろを向いているはずのemikoさんの視線が肌にピリピリと感じられるんですよ。
振り返って見ているわけでも、ピアノにこちらの姿が映っているわけでもないのに、不思議〜。
>私とも、お友達になってください。
この掲示板もemikoさんに来ていただけると心強いです。
ピアノを含めたアンサンブルの話題も出ていますので、よろしければいろいろアドバイスお願いします。
音楽に関する雑談も大歓迎です!
548 はじめまして♪  Yue 2001/8/30[thu]18:33:53
しらたまさん、みなさん、こんにちは♪
そしてemikoさん、はじめまして_(._.)_
今日はすごい夕立でしたねぇ・・・・。あ、
まだ今でも降っていますけれども・・・。
emikoさん、ピアノにフルートにハープですか?
すごいなぁ・・・。
私も昔はちらっとピアノを弾いていましたが、
最近はまったく触ってもいなくて、まったく
指が動かなくなっているんだろうなぁ・・・(-_-;)
死ぬまでに一度でいいから、パイプオルガンと
チェンバロ、弾いてみたいんです。
バッハ好きなんです♪
きっとemikoさん、いろいろな作品を演奏されたこと
あるんでしょうね(^-^)
弦楽器とのアンサンブルでお薦めなどあれば
ぜひぜひ教えてください!!
>しらたまさん
すでに教える立場にあるしらたまさんって
やっぱりすごいんだぁ・・・っと改めて
思いました。いろいろなイベントに参加できるって
とてもうらやましいです♪
また、いろいろ教えてくださいね(^-^)/
あいかわらず、ヴィオラの大きさについてゆけない
Yueでした(^^ゞ
549 そんなに喜んでいただけたなんて!  emiko 2001/8/30[thu]19:46:42
しらたまさん。先日のアンサンブル、あんなに誉めていただいては
恥ずかしいです。
伴奏者としては、後ろ向きであろうと、演奏者が見えないところで
プレイしていても、同じです。
楽譜があって、ソロ奏者の音が聞こえさえすれば、あわせられなくては
役に立ちませんもの。
ところで、クリスマスには小さなコンサートを開く予定です。
私と、妹(江レクトーンと、ピアノを教えています)の生徒たちの
発表会なのですが、アトラクションに、ハープとフルートの
アンサンブルをする予定です。
そのフルートのパートをヴァイオリンで演奏したらどうかしら、と
今、考え始めたところです。
これも、しらたまさんと知り合ったおかげ、と思っています。
いつか、同じ舞台で、弾けたらいいですね。
ところで、ヴァイオリンの音域って、フルートと近いでしょう?
違いますか?教えてください。
550 お世話になりました  きよ 2001/8/31[fri]7:39:18
しらたまさん、皆さん、おはようございます。
emikoさん、この掲示板では、はじめまして。(実は知り合い)
初心者アンサンブルでは大変お世話になりました。
我々だけではとても無理かな、と思っていた曲も
しらたまさんの辛抱強い指導のもとに
何とかまとまったのは大変な感激でした。
マジメに弟子入りを希望したい位です。
断わられそうですが・・・
ペグの件、おっしゃる通りですね。
この季節の湿気のせいもありますが
ケースの中にのり等に入っている乾燥剤を入れておくだけでも違う
と以前聞いたことがあります。
我々初心者は曲を弾くことだけに精一杯になり
多くの事をおろそかにしたままになりがちです。
これからは楽器のメンテナンスにも気をつけるように
心がけます。
これに懲りずに、またご指導くださいね。
551 パートナーの健康状態  しらたま 2001/8/31[fri]13:45:35
Yueさん
>すでに教える立場にあるしらたまさんって
>やっぱりすごいんだぁ・・・っと改めて
>思いました。
「指導」と言っても司会進行役をつとめたってだけですよー。
教えたうちには入らないと思う(笑)。
emikoさん
>楽譜があって、ソロ奏者の音が聞こえさえすれば、あわせられなくては
>役に立ちませんもの。
そうですよね。プロの立場からすると、それは基本中の基本でしかないんでしょう。
でも、emikoさんの伴奏は本当に心地よかったです。
>そのフルートのパートをヴァイオリンで演奏したらどうかしら、と
>今、考え始めたところです。
ヴァイオリンの音域はg(ト音)からa4(上4点イ音)です。←上限はたぶん、ですが。
フルートは確かc1(上1点ハ音)からc4(上4点ハ音)ですよね。
フルートの音域を余裕もってカヴァーしていますので、問題ないと思います。
emikoさんと妹さんのクリスマスコンサート素敵でしょうね!
>いつか、同じ舞台で、弾けたらいいですね。
はい。いつかそういう日が来ることを夢見て、さらに練習にはげみます!
きよさん
こちらこそ、いろいろお世話になりありがとうございました。
>ケースの中にのり等に入っている乾燥剤を入れておくだけでも違う
>と以前聞いたことがあります。
私のオケ仲間でもこれやっている人はいますが、乾燥させすぎると木が割れることもありますから、
十分気をつけてくださいね。
ヴァイオリン用の湿度調整剤も市販されています(Violin Pet)。
乾燥しすぎたときに水分を放出するタイプの乾燥剤なのでこのほうが安全です。
その他、私はケースに竹炭を入れていたこともありますが、効果は???です。気休めかなー?
>我々初心者は曲を弾くことだけに精一杯になり
>多くの事をおろそかにしたままになりがちです。
よくぞ、おっしゃいました!
どの状態がベストなのかわからないうちは、気をつけようがないでしょうけれど、
わからないなりにも、できるだけ楽器を自分の「パートナー」として、
また「生き物」として日々気遣ってあげてください。
1日世話を怠ったら死んでしまうか弱いペットを飼っているくらいの気持ちで。
値段にかかわらず、どんな楽器に対してでもそうあるべきですよね。
相棒が健康でなければ、いい演奏はできないですから。
552 人前で弾ける曲  Elie 2001/9/3[mon]9:46:3
おはようございます。
emikoさん、はじめまして。
私はビオラを弾いています。
ピアノに加えハープ、フルートそしてパイプオルガン!
どれも憧れの楽器です〜・・・
ところで弦楽器などやってると、「なんか弾いてみて」と言われることがありませんか?
それも、クラシックの曲をあまり知らない人から頼まれると、
「・・・何、弾こう。。。」と考えてしまいます。
そういうときって、ピアノ伴奏とかがあるわけではないので、
良く知られていて、無伴奏でもサマになる曲ってなにがあるでしょう?
(ビオラで弾ける音域の曲で)
昨日も親戚に頼まれて弾いたのですが、我ながら「・・・とほほ(^^;;」でした(^^;;
弾いたのはグノーのアヴェ・マリアとG線上のアリアだったのですが、
どうもピアノ伴奏がないと間がもたないというか。(言い訳ですね)
やっぱり人前で弾くからには聴いた人に「弦楽器って素敵♪」と思ってもらえるような演奏がしたい!
と思うんですが・・・
なんか、「あーまだまだじゃん自分・・・(とほほ〜)」でした。
「なんか弾いてみて」と言われて、さくっと「ツィゴイネルワイゼン」かなんか弾けちゃえば、
カッコ良いんでしょうけどねえ(^^;;
なにか良い曲、ないでしょうか?
553 Re:人前で弾ける曲  しらたま 2001/9/3[mon]11:50:59
Elieさん
>なんか、「あーまだまだじゃん自分・・・(とほほ〜)」でした。
同じく!
閉ざされた空間の中で1人のお客さんのために弾くことのなんてムズカシいことか。
ある意味、舞台で弾くよりも難しいんじゃないでしょうか。
ほら、自分が「普通の人」から「演奏者」に変身する瞬間ってあるじゃないですか。
自分の普段を知っている知人・親戚の前だと、その「変身」ができないんですよね〜。
照れくさくって・・・。
やっぱり、そういう場合の対策は、電話ボックスで舞台衣装(できればお姫様ドレスね)に着替えてから弾くこと、かしら・・・(爆)。
>弾いたのはグノーのアヴェ・マリアとG線上のアリアだったのですが、
ああ、確かにこれらの曲は危険。私も何度か失敗して懲りてます。
最初の一音伸ばしている間にお客さんが飽きちゃうのよね(笑)。
伴奏がない場合は、最初から動きがあってビート感が継続する曲の方がウケがいいみたいですよ。
554 フルートでは  emiko 2001/9/4[tue]0:33:33
こんにちわ、Elieさん。はじめまして。
私も、フルートで、同じような経験が何度もあります。
そんな時、私は、『アルルの女』とか、『金と銀』、
新しいところでは、サティの小曲などを、お聞かせしています。
楽器を知らない人でも、どこかで聞きなれていて、
割合、評判がよいようです。
ヴィオラのことは、音域もよくわからないのですが、
ご参考にはならないでしょうか。
それにしても、このページに参加して以来、ますます
弦楽器が遣りたくなってきてしまいました。
でも、あまりろ手を広げすぎるのもねえ・・・
555 Re:人前で弾ける曲  よっちん 2001/9/4[tue]23:5:1
しらたまさん、みなさん、こんにちは。ご無沙汰しております。
>Elieさん
クライスラーの小品なんてどうでしょうか?
有名な曲も多いし、さわりだけでも形になるし、さすがはバイオリン弾きの作った曲という感じですし。
556 初めの一音から魅了する演奏を  Elie 2001/9/5[wed]9:6:34
みなさん、アドバイスありがとうございます。
よっちんさん、ん〜クライスラーですか。確かに有名だしキレイな曲が多いですね。
問題は、私にはちょっと難しいかもということかしら(爆)
emikoさん、アルルの女いいですねー。フルートで吹いてもらえたら、ほんと、ウットリです。
「金と銀」は知らないんですが・・・聴いたら分かるかな?
弦楽器はいいですよ〜管楽器や、ピアノとはまた別の楽しさがあると思います!(勧誘・・・笑)
しらたまさん、たしかに知人親戚の前で弾くのは照れます(笑)
演奏者モードになりきれないまま弾いてしまったのも原因のひとつかも。
>最初の一音伸ばしている間にお客さんが飽きちゃうのよね(笑)。
まったくその通りでした!(爆)自分でも「う、、、なんだこの音色は」と思ってしまい曲に入りこめませんでした。
メヌエットとかガボット系がいいかも、と思い付きましたがどうでしょうね。
ただ、、、本当なら、その、伸ばした最初の一音で聞き手を魅了するような、そんな演奏ができれば、、、と思っています。
(いつになるやら・・・^^;;)
557 お伺い。  しらたま 2001/9/5[wed]11:23:42
この掲示板のオフ会やるぞ!と宣言してからずいぶん時間がたってしまいましたが、
今、東京駅から30分以内の場所でオフ会を開けないかと会場を探しています。
ところで、この掲示板のオフ会に参加希望の皆さん、
11月17日(土) AM10:00〜12:00
12月8日(土) AM10:00〜12:00
12月8日(土) PM17:30〜20:00
あたりってご都合いかがですか?
非常識な時間帯ですみません。
出足が遅かったので普通の枠では取れなさそうなんですよ〜。
最終的には私の独断で日時を決めさせていただくことになると思うのですが、
参加ご希望の方は掲示板またはメールでご都合をお聞かせ願えれば幸いです。
尚、私が直接お会いしたことのない方は、簡単に音楽歴・アンサンブル経験などを教えていただけると助かります。
また、会を開くにあたってお手伝いいただける方がいらっしゃればご一報ください(場所とり、楽譜発送、連絡、選曲&指導など)。
ただ、開催自体まだ決定ではありません。
まずは、だいたいの人数の把握ということで。
#はあ〜、オフ会の主催なんて私にできるのかなぁ。どきどき。
558 は〜い、お手伝いしま〜す  きよ 2001/9/6[thu]17:10:0
オフ会参加したいです。
但し、11月17日は私の教室の発表会なので、12月ならば、ということで。
また、施設探しなどのお手伝いも出来ます。(指導は逆立ちしても無理ですが)
詳しい事は別途メールさせていただきます。
559 私も行きたい!!  Yue 2001/9/6[thu]17:53:33
しらたまさん、みなさん、こんにちは♪
すっかり秋らしく涼しくなってきましたね。
ところで、しらたまさん主催のオフ、行きたいっ!!
でも、11月は定演間近・・・12月は翌日第九が・・・(-_-;)
今回は残念ながら無理そうですが、ぜひぜひ
また来年にでもみなさんにおめにかかりたいです!!
うぅ〜・・・それにしても残念すぎるっ!!!
560 ありがとうございます(T_T)  しらたま 2001/9/6[thu]18:37:3
きよさん、Yueさん、
反響がないので、ちょっとへこんでおりましたが、レスありがとうございます。
きよさん、お手伝いいただけるとのこと、感謝感激です。
Yueさん
私もお会いしたいです!
遠いところ大変ですけれど、ご都合が合えば是非ご参加ください。
やっぱりもう少し具体的に内容をお知らせしないと、皆さん参加表明しにくいですかしら?
今私がイメージしているのは、自己紹介して、お話して、ちょっとしたアンサンブルを楽しみましょうという会です。
アンサンブルは、1stポジションで弾けるパートもある曲を用意するつもりです(ホーマン1巻の後半レベル)。
編成は今のところヴァイオリン+ヴィオラ。
前に「アンサンブル経験」と書きましたが、パート分けや選曲の参考にするだけで、
アンサンブルの経験がなければダメという意味ではありません。
思いやりとやる気のある方ならOKです。
ということで、他に何か質問ありますか?
561 参加します!  江崎 2001/9/6[thu]20:55:36
しらたま先生、皆さんこんにちは。
お久しぶり@ROMっておりました。
ぜひ参加させてください。
できることがあればお手伝いさせていただきます。(「指導」以外!)
私は1stポジションしかできませんがきっと大丈夫です。皆さん参加しましょう。
562 11月なら  emiko 2001/9/6[thu]21:31:13
しらたまさん、皆さん、こんにちわ。
私も、アンサンブルなら伴奏のお手伝いが
できるかしら、と思ったのですが、
12月は、9日がハープの発表会、翌週16日は、ピアノと
フルートの生徒たちの発表会と、忙しく過ぎて
どうにもなりません。
11月なら、とは思いますが、準備もあることなので、
それも確かではありませんので、
今回は、残念ながら、ということにしておきます。
きよさん、又別のチャンスに、お会いしましょうね。
今回は、みなさまによろしく。
emiko
563 続:オフ会  しらたま 2001/9/7[fri]10:57:54
江崎さん、
>しらたま先生、皆さんこんにちは。
こんにちは!江崎さん。
・・・でも、[先生]はよしてくださいよー(笑)。
>できることがあればお手伝いさせていただきます。
ありがとうございます(^o^)/。
emikoさん
>私も、アンサンブルなら伴奏のお手伝いが
>できるかしら、と思ったのですが、
うわー!emikoさんに参加を考えていただけたなんて、うれしいです。
ピアノが入ると、選曲の幅が広がりますね。
次回、ご都合がよろしければ是非!
564 おさそい  しんや 2001/9/8[sat]12:51:18
以下のページはヴァイオリンのメーリングリストページです。是非ヴァイオリンを演奏なさる方にご参加いただきたく書きこませていただきました。宜しくお願いいたします。
ヴァイオリンがすきで作ったMLなのですが,最近なかなかの盛り上がりを見せるようになって参りました。さんにんよればなんとやら みたいな感じで お互いにお互いのヘルパーになれたり、ヴァイオリンが共通の趣味と言うことで雑談できたらたのしいかとおもいます。
http://www.elegantpeople.com/ENJOYVIOLIN/
------------------------------------------------------------------------
そしてもう一つこちらは掲示板です
http://www.elegantpeople.com/VIOLIN_Q_A/
演奏練習上のお悩み相談掲示板です。ぜひともカキコお願いします。
自作CGIなんですか?すごく綺麗にデザインされてますね。
565 日時決定のお知らせ  しらたま 2001/9/8[sat]23:18:13
オフ会の場所がとれました。
日時:12月8日15:40〜18:40
場所:かつしかシンフォニーヒルズ 練習室3
京成青砥(あおと)駅徒歩7分
人数にはまだ若干余裕があります。
掲示板で発言したことのない方もよろしければご参加ください。
しんやさん
はじめまして!
>自作CGIなんですか?すごく綺麗にデザインされてますね。
ありがとうございます。
でも、実はNNで見るとぐちゃぐちゃ(笑)。
NNユーザさん、ごめんなさいー。
年内にはなんとかしたいと思っています。
566 ぜひ参加させてください  杏奈 2001/9/8[sat]23:31:23
はじめまして、こんにちは!杏奈と申します。じゅんな♪さんのページ
からしらたまさんの存在を知り、以前から時々拝見させて頂いてました。
(足跡残さないですみません!)
十余年の軌跡は何度も読みました。5年でメンコンには本当にびっくりしました。
アマチュアでもすごい人がいるんだなあ〜と、どれだけ励まされたことか。
東京でオフ会を開催されるとのこと、ぜひぜひ参加させてください!
最初はアンサンブル経験が必要で、かなり高度な合奏会なのかしらと思って
迷っていたのですが、未経験でも大丈夫だとのことなので、思いきってカキコ
しました。
音楽歴についてです。
ヴァイオリン練習歴は子供時代に10年くらいありますが、ブランク歴
も同じくらいあり、しかも最近再開したばかりです。技術が恐ろしく
後退していたので、今はオケに入らず個人レッスンで基本から鍛え直し
ています。アンサンブル経験はありません(昔合奏会に何度か参加しただけ)。
参考になるかわかりませんが、スケールはゆっくりであれば3octavesまで
なんとかなります。
12月8日、絶対に空けておきます。
(横浜市在住なので時間帯も問題ありません)
それから私も指導以外ならお手伝いできます!
それでは、よろしくお願い致します。
567 私も参加で〜し  Elie 2001/9/9[sun]20:19:47
参加表明が遅れましたが、私も参加します♪♪
しらたまさん、いい時間帯が確保できましたね!やった!!
もちろん何なりとお手伝いさせていただきま〜す。
杏奈さん、じゅんな♪さんの掲示板でお名前は見てます(^^)
こういう形でアンサンブルが実現するなんて嬉しいですね!
子供時代に10年やっていらしたことは、きっと今でも残っているはず!すぐに取り戻せますよ(^^)
本格的なアンサンブル、というより皆で楽器をもちよって楽しく遊びましょう、という主旨の集まりだと思いますので(しらたまさん、違います?)
楽器歴、技術などは全く問いません(と思います・・・・)ので、迷ってるそこのあなたもぜひ参加しましょう♪
568 オフ会の話題、移動しまーす。  しらたま 2001/9/10[mon]11:7:47
杏奈さん、はじめまして!
オフ会への参加表明ありがとうございます!
ヴァイオリン歴10年とのこと、頼もしい限り。
私だけの力ではたいしたことはできないと思うんですが、楽しい雰囲気で、
だけど各人が「今後の目標」を持って帰れるようなアンサンブルにしたいです。
お手伝いよろしくお願いします。
お会いできるの楽しみにしています。
Elieさん、参加ありがとうございます。
ヴィオラさんが入ると、音に厚みがでますよね〜。
>しらたまさん、いい時間帯が確保できましたね!やった!!
そう。二次会へ流れ込むにはちょうどいい時間帯(笑)。
ただね、練習室3って電気楽器用の部屋だから、ちょっとデッド(残響が少ない)かも。
それを知りつつも、時間帯で選んでしまった。
すんませんー。
オフ会に参加できない皆さん、話題がオフ会のことばかりですみません。
そろそろオフ会の話題を別の場所に移したいと思います。
トップページに「オフ会掲示板」リンクを張りました(旧・NEW掲示板テスト中)ので、
ご利用ください。
569 除湿機の振動  しらたま 2001/9/11[tue]10:29:57
皆さん、おはようございます。
雨続きだと楽器が鳴りませんね〜。
あまりに湿度が高くて、楽器自体がべたべたするような時、
私は楽器を除湿機から出る乾いた風にかざして数分間水分を飛ばします。
そうすると音が軽くなり、ネックもすべすべになって、快適です。
また、うちの除湿機は本体が結構ぶるぶると振動しているのですが、
楽器を乾燥させるとき、エンドピンを除湿機の1部分に押し付けて、
楽器にそのぶるぶるを伝えてやったほうが、心なしか音の抜けが良くなる気がします。
「新しい楽器は弾き込むほど鳴るようになる」と良く言われますが、
それが振動による変化であるなら、この除湿機効果もあながち気のせいではないのかしら?
ヴァイオリンに有益な振動を研究すれば、新作楽器育成マシンが作れるかも(笑)。
570 特許取れるかも  江崎 2001/9/11[tue]16:19:50
こんにちは。
「新作楽器育成マシン」で特許が取れるかも。(笑)
以前どこかのHPで、弦楽器をスピーカボックスの代りに使っているというのを見かけました。
楽器の駒のところに振動子を取り付けて鳴らすのだそうですが、弦楽四重奏なんかすごくよく聞こえるそうです。
逆に新作楽器をそのように使って、名演奏を鳴らせばいい音にできるかもしれませんね。
571 人為的エイジング  Elie 2001/9/12[wed]11:30:31
除湿機、家には無いのですが先生の家にあります。
梅雨どきなんかには、先生の家についたら、まず楽器を風にあてて乾かす!
ということをさせられてました(笑)
振動を与えて人為的にエイジング(経年変化)させ、鳴りのよいバイオリンを作るという研究、
イトカワ博士(ロケット博士の糸川英夫さん)がやっていたような気がします。
最終的に、E線側にバスバーをもう1本付けると鳴りが良くなる!ということで
試作品を作ったのだけど、たしかに鳴りはよくなったのだが数十グラム重くなるので
演奏しずらい、さあどうしよう、、、
という所まで書いた本を読んだことありますが、その後どうなったんだろう。。。
バスバーの2本ついたバイオリンが実用化されたという話は聞きませんねえ。
572 振動  きよ 2001/9/13[thu]0:44:31
しらたまさん、江崎さん、Elieさん、こんばんは。
湿気を取ることは音によいだろうなぁ、くらいは漠然と思っていましたが
振動を与えること、そして経年変化・・・これは思ってもみませんでした。
ここのBBSは深いなぁ。
振動を与えると木の密度が高まるという事なのでしょうか?
思わず携帯のバイブを当ててしまいましたよ(^O^)
ところで、スポーツクラブでベルトぶるぶるの常連の私としては
人体の経年変化が心配になってきました。ははっ
世界中がきな臭くなってきているというのに、
平和な話題だなぁ。
573 Re:振動  しらたま 2001/9/13[thu]12:1:47
江崎さん
>逆に新作楽器をそのように使って、名演奏を鳴らせばいい音にできるかもしれませんね。
私も、それに似たことをちょっと考えていました。
自分の楽器を良い演奏の振動にさらしたら、鳴りが良くなるんじゃないかと。
オケでは自分が弾いていなくても、他の楽器の響きが楽器に共鳴して、
持っている手がビリビリすることがあります(弦がワーンと鳴っちゃうときもある)。
だから大音量の音楽を楽器に聞かせれば(音にさらせば)いいかなって思ってましたが、
駒を直接振動させて鳴らすならさらに効率いいでしょうね。
でも、私、オーディオ関係疎くて・・・。
・・・振動子てなんですか?(爆)
Elieさん
「新作楽器育成マシン」がすでに開発されていたとは知りませんでした。
特許取れかると思ったのに、残念・・・。
バスバーの2本ついたバイオリンの話は、どこかで読んだことがあります。
ちょっと弾いてみたい気がする。
数十グラム増くらい、ヴィオラと思えばどうってことないもんねー(笑)。
きよさん
>思わず携帯のバイブを当ててしまいましたよ(^O^)
その他にも震える家電は、冷蔵庫、掃除機などがございますよ。
実験してみてください。
でも、くれぐれもその姿、他人に見られないように(笑)。
>振動を与えると木の密度が高まるという事なのでしょうか?
その辺の仕組みは私もよくわからないんですけれど、木質変化の他に、
魂柱の表板・裏板との接触面の変化っていうのは考えられませんかねー。
それまで浮いた感じになっていたのが、振動によってぴったりはまるっていう。
(あ、だからといって魂柱は自分で動かさないでくださいね。>初心者の皆様)
>世界中がきな臭くなってきているというのに、
>平和な話題だなぁ。
本当に、そうですね。
この平和な生活が長く続くことを切に願います。
この度の「対米同時多発テロ事件」に関しましては、ショックが大きすぎて言うべき言葉も見つかりませんが、命を落とされた方々のご冥福と、被害に遭われた方々の早い回復をお祈り申し上げます。
574 振動子  江崎 2001/9/13[thu]23:47:36
皆さん、こんばんは。
Elieさん
糸川さんなら特許取ってるでしょうね。残念!
きよさん
>ところで、スポーツクラブでベルトぶるぶるの常連の私としては
>人体の経年変化が心配になってきました。ははっ
思わず笑ってしまいました。ベルトぶるぶるでヴァイオリンがうまくなったらいいかもですね。
しらたまさん
オーディオ用語ではボイスコイルとかドライバーと言っているものです。スピーカのコーン紙(と言ってもわからない?=振動して音が鳴っているところ)や
ラッパを駆動する大元になっているものです。ここで発生した振動が伝わって大きな音が全体から出るということですね。
オーケストラの音響ってすごいんですね。
575 オケの音  しらたま 2001/9/17[mon]11:18:27
>オーケストラの音響ってすごいんですね。
客席で聞くのとはちょっと違うかもしれないですね。
金管楽器、打楽器が練習をはじめると隣の人の声も聞こえません。
その中で自分の音が聞こえているのですから、
耳元で響いている自分の楽器の音だってものすごい音量のはずです。
練習後は耳がボワーンとなって人の声がよく聞こえなかったりします。
これって、耳の健康にはよくないでしょうねー(笑)。
オケの演奏会を聞きにきてくれる友人は、前の方の席に座りたがります。
前の方に座ると「体にビリビリきて楽しい」んだそうで(笑)。
そんな友人も振動のせいで経年変化しちゃってたりして・・・。
576 ご無沙汰してます♪  Yue 2001/9/18[tue]18:50:29
しらたまさん、みなさん、こんばんは♪
しらたまさん主催のオフに参加できないことが
わかり、ショックでこちらから少々ご無沙汰して
しまいましたYueです(^^ゞ
オケの音響って、確かに凄いんでしょうねぇ・・・。
でも、弦楽器の音って、やはりかなり吸収されやすいので
しょうか・・・?
弦楽器だけのアンサンブルをすると、どうしても
反響板がないとうまく客席に音が伝わらないことが
多いと思い始めている私です。
あと、いつもききにいっているピアノトリオを弾かれている
グループがあるのですが、
彼らの演奏会はいつも客席が段段になっている会場備え付けの
もの(っという説明でおわかりになるでしょうか?)だった
のですが、先日のコンサートでは、備え付けのものでない椅子を
平にならべてあったんです。そして、そのわけが彼らの演奏を
きいて、理解できました。
こちらに響いてくる音が、以前の彼らの音とはまったく違っていたんです!!
これにはさすがに驚きました。さすがはプロですねぇ・・・。
備え付けの段段の椅子には、ご用心を!!
577 Yueさん、始めまして。  emiko 2001/9/18[tue]19:16:16
Yueさん、私も、ピアノ講師になって以来、何10回と、小コンサートを
開いていますが、ここ数年は同じ会場を使っています。
そこが、例の、段段造りつけ椅子のホールなのです。
リハーサルの時に、客席で聴いてみると、本当にがっかり。
その椅子を取り外すこともできず、悩みの種です。
今、別の会場を検討しているところです。
Yueさんのお話を聞いて、やっぱり、と思いました。
会場チェンジ、真剣に考えます。
578 弦楽器の響き  しらたま 2001/9/18[tue]20:33:33
Yueさん
>しらたまさん主催のオフに参加できないことが
>わかり、ショックでこちらから少々ご無沙汰して
>しまいましたYueです(^^ゞ
ああ、そんなに真剣に考えてくださっていたとはつゆ知らず、
勝手に日程を決めてしまってすみませんでしたっ!m(_ _)m平謝り!!
次は必ずお会いできるように日程を組みたいと思いますので許してください〜。
>でも、弦楽器の音って、やはりかなり吸収されやすいので
>しょうか・・・?
私も弦楽アンサンブルの成功って会場の響きに大いに関係していると思います。
管楽器のアンサンブルやオケも会場によって響きは変わるんですけれど、
弦楽器はそれ以上に微妙ですよね。
以前行った、あるチェリストの定例ミニ・コンサート会場は、
平面なフロアに高さ20cmくらいの仮設舞台を置いてあって(チェロ台ではなく)
チェリストはその上で演奏していたのですが、音が散ってしまって輪郭がぼやけた感じになっていました。
そしたら、何回目かの時、チェリストは舞台から降りて、
「見えにくくて申し訳ありません。でも、こちらの方が響きがいいと思うので。」と言って
客席と同じ床で弾きました。
そうしたら格段に音の通りがよくなったのです。
また、ウチのオケが時々利用していたある音楽ホールのリハーサル室が、
ある日突然響かなくなってしまったことがあります。
何かと思ったら、知らないうちに木の床がカーペット張りになっていたんです。
カーペットは本当に薄いものだったのですけれど、まわりの音も聞こえないほどの
超デッド空間になってしまいました。
「響きのいい部屋だったのに、もうここはダメだね」ってオケの仲間と話していたら、
その後カーペットは撤去されました。
やはり、他からも苦情があったのでしょう。
Yueさんのおっしゃるように、客席のイスも同じような理由で音響を左右するようです。
イスは金属性や深いクッションのついたものよりも、素材に木が使われているシンプルなもの
の方が響きを助けるようです。
イスも含めてきちんと音響設計されている音楽用ホールは心配いりませんが、
多目的ホールや古いホールを使う時は要注意です。
あるヴァイオリニストが、舞台衣装について、
ベルベットのような起毛のものは避ける、靴はクッション性のあるものは避ける、
と言っていたように記憶しています。
そういう素材は弦楽器の音を吸収してしまうんだそうです。
いい音を聞かせるためには、研究と工夫が欠かせませんね。
579 なるほど・・・  Yue 2001/9/19[wed]18:31:17
しらたまさん、みなさん、こんにちは♪
>emikoさん
はじめまして♪
やはりピアノも同じなのですねぇ・・・。
いい会場がみつかるといいですね(^-^)
そして、emikoさんのコンサートにもいつか
足を運ぶことができたらなぁ(^o^)
>しらたまさん
さすがはしらたまさん!
もうすでに、弦楽器の音の吸収され力(??)を
よくご存知でいらっしゃいますね!!
プロの方でも、それくらい、音の反響について
気を遣われるくらいなのですから、
私たちアマチュア組は、もっと音のことについて
考えなければいけないのでしょうねぇ・・・。
でも、現実はなかなか難しい・・・。
自分達で会場を選べないし、実際に演奏してみて、
それを聴いてくれる人がいないと
どれくらいの音が反映されているのか、
なかなか自分達ではわからないものですものね・・・。
あ、オフですが、本当に首をながぁ〜くして、
来年まで待ってま〜っす(^-^)/←ずーずーしい(^_^;)
いろいろな方とお知りあいになれて、
しかもアンサンブルまで楽しめちゃうオフなんて
しらたまさんだからこそ、できる「技」だと思います♪
ほんと、楽しみです♪♪
580 ホールの響き  シュタルク 2001/9/20[thu]14:24:58
皆さん、このBBSでは、初めて発言させていただきます。
12月のしらたまさんのオフに参加させていただくことに
なりました、チェロ弾きです。よろしくお願いいたします。
さて、演奏ホールの残響は、(弦)楽器奏者にとって、大
きな関心事ですね。気持ちの良い残響があり、自分の音が
明瞭に聞こえ、さらに他のパートの音も聞き分けられると
いうホールがベストですね。渋谷の某練習スタジオの残響
は、過剰で、そこで気分よく練習したあとに、比較的デッ
ドなホールで本番を経験したりすると、がくっと落ち込み
ます(笑)。練習は、比較的デッドな環境で、その後の
本番は、気持ちの良い残響のホールで、というのが理想
でしょうか。
581 Re:ホールの響き  しらたま 2001/9/20[thu]20:51:10
emikoさん
ピアノは楽器自体ホールのものを使うことになるので、
会場選びが余計に大変そうですね。
でもいいなぁ、ピアノは反響板が備え付けで。(←グランドピアノのふたのこと)
あ、そうだ!
ピアノに対抗してヴァイオリニストは全員亀の甲羅みたいなのを背負うことにしたらどうかな・・・。
ん?・・・だめですか?やっぱり。
Yueさん、
>いろいろな方とお知りあいになれて、
>しかもアンサンブルまで楽しめちゃうオフなんて
>しらたまさんだからこそ、できる「技」だと思います♪
いやいや、「私だからこそ」なんてことはないんですが、
インターネットの力ってすごいですね。
人の輪がどんどん広がっていく!
シュタルクさん
こんにちは!
>気持ちの良い残響があり、自分の音が
>明瞭に聞こえ、さらに他のパートの音も聞き分けられると
>いうホールがベストですね。
ああ、確かに残響とはまた別に、舞台の上で音が聞き取りやすい・聞き取りにくいってありますね。
あれは、音の跳ね返ってくる方向によるものなんでしょうか。
練習会場でも、天井がおしゃれなカタチにくりぬいてあったりすると、
まわりの音はおろか自分の音さえも聴こえなかったりします。
そういう場所での練習は大変つらいです。
>練習は、比較的デッドな環境で、その後の
>本番は、気持ちの良い残響のホールで、というのが理想
>でしょうか。
デッドな空間ではごまかしがききませんから、きっと鍛えられるでしょうね(笑)。
そして、本番はホールの響きにも助けられて、大成功まちがいなし!
582 お久しぶりです  Michelle 2001/9/23[sun]4:31:32
しらたまさん みなさま
お久しぶりです。
日本に帰ったりしてあわただしい夏を過ごして
いました。そうしたらテロ事件が起きて、(私は田舎なので影響は少ないんですが)
何だかこれからどうなるのか、不安ですね、、、。
オフ会をなさるそうで、いいなあ-----。
私も日本に居たらぜひ参加したいところです、、、。
最近ヴァイオリンを買い替えました。
といっても偉そうなものではなくて、あるアマチュアの方が、
ぼろぼろの古いヴァイオリンを再生させたものなのです。
元の楽器はかなり、傷、へこみ、ヒビなどがありますが
きれいに直して、ニスを塗り直してありまして
見た目はわるくありません。何より音がやっぱり
私のもとの楽器より、ずっといいのです。一度弾いたら
もうもとの楽器は弾く気がしなくなってしまいました。
50年くらい前のドイツ製だそうです。
でも元がそんなのなので、値段は私でも買えるくらい安かったんですよ。
音がいいとうれしいですね。腕はほとんど変わってないはずなんだけど、、、。
この響きのよさって、古いことから来るものなのか、
もとの使われている木がいいのか、工作がいいのか、、、。
前のヴァイオリンは楽器店に買い取ってもらいました。
これも愛着はあったんですが、自分でもっと良いのを持ってしまったから
人に売る気がしなかったのです。楽器店で、レンタルとして使ってくれる
らしいので、それが一番いいかなと思いました。
>>何かと思ったら、知らないうちに木の床がカーペット張りになっていたんです。
私もレッスン室ですが経験があります。カーペットって驚くほど音を吸うんですね。
ホールも、見た目だけでなく音響をちゃんと計算しているのかしらと疑問に思うところが
たまにあったりしますね。
583 ヴァイオリンの再生  しらたま 2001/9/25[tue]19:19:26
Michelleさん、ほんとにお久しぶりです!
掲示板で「日本で夏を過ごします」とお聞きしてからずいぶんたつので
心配していました。
悲惨なテロ事件の後で手放しで喜ぶのは憚られますが、
まずはMichelleさんがお元気そうでよかった!
>最近ヴァイオリンを買い替えました。
いい楽器を手に入れられたようですねー。
>この響きのよさって、古いことから来るものなのか、
>もとの使われている木がいいのか、工作がいいのか、、、。
う〜ん、全部じゃないですか?(笑)
でも、何よりその楽器を再生したアマチュア職人さんの技術とセンスによるものかも。
木材がただ古ければいいってものでもないでしょうし、
バラバラのものをただヴァイオリンの形に組み立てれば、元の音がでるっていうわけでもないでしょう。
その職人さんに、いい素材を見抜く目があって、修理する腕があって、
理想の音に微調整できたからこそ、いい音が出ているんですよ。きっと。
古くて割れやヒビのあるヴァイオリンは、いい音でも買ったあとの維持が大変と聞きますが、
それも面倒を見てくださるとおっしゃるのですから(HPで拝見しました)、
安心ですよね。
ああ、その楽器の音、聞いてみたいなぁ。
584 発表会前の練習法について  ねこひさ 2001/9/29[sat]17:22:9
ねこひさです。
しらたまさん、皆さん、こんにちは。
大変ご無沙汰しています。とはいえ、もちろん、ここの掲示板はほぼ毎日拝読しており、皆様方の議論からいつも有形無形のアドヴァイスを戴いておりました。
12月8日のアンサンブル、楽しく実り多い会となりますこと、ここ福岡の地より祈念しています。
私も丁度その頃(前日の12月7日)三回目の発表会をすることになりました。曲目はバッハの「ドッペル」第一楽章です(スズキ第5巻)。
実は四半世紀前にヴァイオリンを止めたとき、最後に練習していたのがこの曲でした。1999年3月にヴァイオリンを再開して以来、二年半かけてようやくここまで辿り着いたことになります。今回の発表会は、従って、私の中では今までのブランクの総決算として位置付け、さらなるヴァイオリン演奏・音楽の向上のための契機としたいと願っています。
で、早速お知恵を拝借したいのですが、皆様は「課題曲」が決まった後の日々の練習は、どのようにされていますでしょうか。
私に関していえば、通常のレッスンでは「音階・エチュード・曲」と三つのカテゴリを先生は見てくださっています。しかし、発表曲が決まると「曲」オンリーのレッスンへとその教授形態は変わります。日常の練習としては、発表日までにどのようなことをなすのが「効果的」なのでしょうか。
# 目先の「効率」だけを追求するな、というお声もあるでしょうが、
# ここは一つ「私のレヴェル」で「具体的な」アドヴァイスを戴けます
# と助かります。
毎日のメニューとして今行っていることは、
1. ニ短調の音階練習(「小野アンナ」から. オクターヴ, 2オクターヴ
[3オクターヴは曲に出てこないのでやらない])
2. クロイツェル教本第2番をデタッシェで(左手・右手の(それなりに早い)
連動練習として)
3. 当該曲
で、毎日一時間です。
宜しくお願いいたします。
ねこひさ 拝
585 Re:発表会前の練習法について  しらたま 2001/9/30[sun]2:12:26
ねこひささん、お久しぶりです(^O^)/。
>曲目はバッハの「ドッペル」第一楽章です(スズキ第5巻)。
>実は四半世紀前にヴァイオリンを止めたとき、最後に練習していたのがこの曲でした。
ブランクを取り戻して、新たなる出発ですね!
おめでとうございます。
>日常の練習としては、発表日までにどのようなことをなすのが
>「効果的」なのでしょうか。
私が発表会に出ていた時分は、直前になるまで先生のレッスンメニューに何ら変わりがなく、特に練習曲に工夫はしなかったです。
私はどちらかと言えば、音階練習や基礎練習などはパスして発表会の曲だけに集中したかったクチです。その頃、休日にしか練習ができなかったので「とりあえず弾けるようにしなきゃ」って焦っていたからかもしれませんが、やっぱり元々が不真面目なんでしょうねー(笑)。
そして、もし今、私が発表会に出ることになったとしても、やっぱり曲を集中的にやるでしょう。
ただ、その曲だけに集中するとはいっても、漫然と弾くのではなく自分なりに工夫して苦手箇所をつぶしていくのです。
その場その場で自分に必要な練習曲を即興でつくるとでもいいますか。
私にとっては既成の練習曲から探すより、それが一番効率よく、手っ取り早いのです。
あんまりいいお手本ではないかもしれませんが。
でも、もし私が先生だったら、生徒には
こういう練習曲を押し付けるかもしれません(笑)。
●セブシックOp.1-1‥‥‥‥
11番(移弦の安定のために)
15番、16番(弦をまたぐ移弦のために)
29番(弓の場所の使い方の練習)
●クロイツェル‥‥‥‥
2番(デタシェだけでなく、1〜29を適宜。)
7番(弦をまたぐ移弦のために。長いので後半だけでもいいかな?)
●カイザー‥‥
27番(ポジション移動と、耳の訓練)
●小野アンナ‥‥
Scales and Chords of two Octaves d-moll(1音全弓のロングトーンから、1小節1弓まで。)
Scales in Third d-moll(フレームの安定のため)
Scales in Sixth d-moll(フレームの安定のため)
Change of the 1st,3rd and 5th Position(ポジション移動の安定のため)
ただし、人それぞれ必要な練習曲は違うと思うんです。
どんな練習曲も無駄にはなりませんが、
効率を第一に考えるなら、練習曲を選ぶ前に、
何が苦手なのかを見極める必要があると思います。
そして、何よりオススメしたいのは、
練習前や練習の合間に自分の得意な曲を暗譜で弾くこと。
余裕をもって自由に弾くことで、
体がほぐれるし、頭をリフレッシュすることができます。
(私がテクニックのヒントを得るのは、概してこういう時です。)
ところでドッペルのセカンドはどなたが弾かれるのですか?先生??
586 Re:発表会前の練習法について  ねこひさ 2001/10/1[mon]17:9:35
しらたまさん、ご回答有難うございました。
> そして、もし今、私が発表会に出ることになったとしても、やっぱり
> 曲を集中的にやるでしょう。
> ただ、その曲だけに集中するとはいっても、漫然と弾くのではなく自
> 分なりに工夫して苦手箇所をつぶしていくのです。
これについては、私も一日の練習の中で、「ちょっともたつくところ」、「リズムが狂いがちなところ」などを取り出してやった後で、全曲を通してさらうようにしています。
> その場その場で自分に必要な練習曲を即興でつくるとでもいいますか。
> 私にとっては既成の練習曲から探すより、それが一番効率よく、手っ
> 取り早いのです。あんまりいいお手本ではないかもしれませんが。
そうですね (^^;
私の場合は「自分で即興で作る」というレヴェルまでは、まだまだ。Kayser は、レッスンではまだ第二巻の18番までしか終わっていないので、既習分からニ短調曲を探し出してくることが出来ませんでした。
> でも、もし私が先生だったら、生徒には
> こういう練習曲を押し付けるかもしれません(笑)。
> ・・・・・・
リストアップしてくださったものは、早速検討させていただきます。
> 効率を第一に考えるなら、練習曲を選ぶ前に、
> 何が苦手なのかを見極める必要があると思います。
現時点で自覚している点は、
1. ポジション移動を伴った場合に音程を外すことがある、
2. 発想記号の実現(特に Piano)に甘いところがある
3. 左手を早く動かすパッセージ箇所で、逆に「暴走(苦手箇所を
早く切り抜けようとして)」するときがある
といったところです。
> そして、何よりオススメしたいのは、
> 練習前や練習の合間に自分の得意な曲を暗譜で弾くこと。
バッハの「ドッペル」昔から好きなんです。「得意」とまでいえるかどうかは自己判断できませんが。暗譜は一応済んでいます。
> ところでドッペルのセカンドはどなたが弾かれるのですか?先生??
はい、先生です。伴奏にピアノの方もついてくださいます。11月下旬頃に三名で合わせる予定です。どうも有難うございました。これからも「練習」あるのみ?!
ねこひさ 拝
587 面白い本  しらたま 2001/10/3[wed]1:23:8
題名:音楽家ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと
副題:アレクサンダー・テクニークとボディ・マッピング
著者:バーバラ・コナブル(誠信書房 2000円)
先日この本を楽器店の本売り場で見つけまして購入しました。
楽器を特定しないですべての音楽を演奏する人に向けて書かれています。
人間の体の構造をイラストにした絵本(図鑑?)のようなものです。
私ははじめこの本を子供向けの絵本程度に思って、立ち読みで
パラパラとめくっていたのですが、読み始めると
これがなかなか深い!
なるほど、体のしくみを知らずしていい音楽はできないのですよ。
体育会系ヴァイオリン弾きには特にオススメ。
(本からの抜粋)
・鎖骨は腕の一部です。
・肩甲骨は腕の一部です。
・肉体をともなわない精神はピアノを弾けない。
・わたしたちのめざすところは本来の大きさです。
あなた本来の大きさをしりましょう。
ねこひささん
>これについては、私も一日の練習の中で、「ちょっともたつくところ」、
>「リズムが狂いがちなところ」などを取り出してやった後で、
>全曲を通してさらうようにしています。
そうですよねー。
ねこひささんのことだから、既にやってらっしゃるだろうとは思っていました。
>1. ポジション移動を伴った場合に音程を外すことがある、
>2. 発想記号の実現(特に Piano)に甘いところがある
>3. 左手を早く動かすパッセージ箇所で、逆に「暴走(苦手箇所を
>早く切り抜けようとして)」するときがある
1.は本番までに回数をこなして当たる確率を上げていけばいいのですが、
2.や3.はイメージの問題かもしれませんね。
指揮をする自分と演奏する自分を分けて、指揮をする自分の方に主導権を握らせるといいと思うんですが。
>バッハの「ドッペル」昔から好きなんです。
あ、暗譜がもうお済みなんですか!
それなら、じっくりと仕上げができますね。
でも、私の言う「得意な曲」って、一生懸命になる必要のない息抜きの曲のことです。
今やっているレベルより下の、何も考えなくても手が勝手に動いちゃうくらいの曲。
左脳と右脳、交互に刺激したほうがいいだろうなーと思っているのです。
(本当に効果があるかどうかはわかりませんが・笑)
>はい、先生です。
それはよかったですね。
すてきなアンサンブルになりそう。
ご成功お祈りしてます!
588 バッハのドッペル  Yue 2001/10/4[thu]18:26:41
しらたまさん、みなさん、こんばんは♪
またまたしばらくご無沙汰してしまいましたYueです。
家のPCの液晶モニターのご機嫌がしばらく悪く
とうとう一昨日、入院することになりました。
なんとなく、ものさみしい気がしています(^_^;)
ところで、バッハのドッペル、
私も大好きでした♪
ちなみに、私のオケのコンミスさんもお好きで
彼女が楽譜を手に入れてくださって
2人で全楽章、挑戦したことがあります。
ピアノ伴奏は私の友人にたのみまして(^^ゞ
1楽章はスズキの教本に両方とものっているため
お互い割と合せやかったのですが、
3楽章にはやられてしまいました(^_^;)
それぞれのパートがそれぞれに難しいんですねぇ・・・。
自分達が弾くのに必死で、はじめはあわせるどころでは
なかったんです(^^ゞ
でも、何度か練習をしてゆくうちに、私は3楽章が
一番お気に入りになってしまいました(^^ゞ
っといっても、「好き」と「弾ける」はぜんぜん違うんですけど・・・はい。
2楽章はとてもキレイなメロディで比較的弾きやすいかな?
でも、スローテンポほど、お互いの音色をあわせないと
なかなかうまく聴こえないということも
ありますよね。そういう面で、とてもいい勉強を
させていただきました。
それにしても、こちらにいらしているみなさんも
かなり「復活組」の方が多いのですね♪
私もそうですから、なんだか、余計に親近感が
わいてきてしまいます(^-^)
589 Re:バッハのドッペル  しらたま 2001/10/5[fri]11:15:14
Yueさん
>ちなみに、私のオケのコンミスさんもお好きで
>彼女が楽譜を手に入れてくださって
>2人で全楽章、挑戦したことがあります。
Yueさん、いろんな経験をされてますねー。
Yueさんだからかもしれないけれど、コンミスさんと合わせられるなんて素敵。
遊びではなくて、3人で舞台に立たれたのですか?
私はこの曲、発表会でも弾かなかったので、経験と言えば
レッスンで先生と合わせただけです。
それも鈴木の教本でだったので3楽章の難しさもわからないんのですが、私も全曲やってみたいなー。
それにしても時間がない(^^;。
Yueさんは、オケやってて、アンサンブルやってて、
エキストラもやってて、そういったデュオも楽しんでいらっしゃるのに、
私は、せいぜいオケ+四重奏。
これに何か一つでも加わるとヒイヒイ言っちゃう。
比べるのもおこがましいですが、まだまだですね。
ところで、一流の演奏家(ソリスト)は演奏技術が優れているだけでなく
頭の回転がすごく速いですね。
沢山の演奏会をこなせるのだから、当たり前と言えば当たり前なんですけれど、
秒単位で頭の切り替えができるのって、人並み以下の私には信じられないです。
彼らは、1時間の間に私の何倍の情報量を処理しているのでしょう。
「時間の密度が違う」「人生の濃さが違う」って思いました。
実は先日、オケの関係で一流の演奏家とお話できるチャンスがあったのですが、
話の展開が速すぎてまったく会話に参加できず、ショックを受けたしらたまでした(笑)。
590 「ドッペル」に関して色々と有難うございました  ねこひさ 2001/10/5[fri]12:19:44
Yue さん、しらたまさん、
バッハのドッペルコンチェルトに関して、色々とどうも有難うございました。
私も、Yue さんのおっしゃるように、「全楽章」とも好きです。ただ、残念ながら、現在の私では、技術レヴェルで既に第三楽章はムリです。でも、「いつかは・・・」と夢想しています。
「一流の演奏家」をしらたまさんが話題にされましたが、私にとって彼らは「神々しく」さえ映ります。私が始めてプロのヴァイオリン演奏を生で聴いたのは、今から丁度20年前、1981年10月29日(木)東京文化会館(上野)における「カラヤン・ベルリンフィル+アンネ=ゾフィー=ムター」の「ベートーベン・ヴァイオリンコンチェルトとベートーベン交響曲第5番」でした。
# 18歳のムター、可愛かったです。
当時奮発して S 席を購入しましたが、「26000円」というブッとんだ値段は貧乏学生の身にはこたえました。このときの演奏は何週間か後に FM ラジオで再放送されましたので、私はこの日のものと、また、11月8日(日)[こちらは NHK ホール] に演奏された「ベートーベン交響曲第6番とチャイコフスキー交響曲第6番」をカセットテープに録音し、これを頻繁に聴いたものでした。
最近では、来福された小林美恵さんの「チャイコフスキー・ヴァイオリンコンチェルト」を「最前列かぶりつき」で聴いてきました。指揮者は「炎のコバケン」です。周りの「ブラボー連呼おやじ」に揉まれながら(もちろん私も「おやじ」ですが)、ソリストのすさまじい「(鼻)息づかい」を垣間見させて戴きました。どんな小さな物音でさえ立てることを憚られるような、ソリストの物凄いテンションの高さがこちらにも伝わってきて、私は「カチコチ」に緊張し、奏会後は体の節々がちょっと痛かったほどです。小林さんは大変美しい方ですが、演奏される時のお姿の印象は、「研ぎ澄まされたナイフ」そのものでした。
私は、小林恵美さんの演奏中に切れた「弓毛」を後で舞台から一本頂戴してきました。今は「お守り」としてヴァイオリンケースの中に収めてあります。
# いつか是非「ギル=シャハム」を聴いてみたいと思います。
ねこひさ 拝
591 弦  あんず 2001/10/5[fri]18:53:53
皆様こんにちは。
最近、弦を替えようと思ったのですが、いつもドミナントしか使用したことがない
(経済的な理由です(T-T)…。)のですが、次は、絶対違うものにしようと思って
います。が、どれにしようか迷っています。
そこで、ナイロン弦でお勧めのものを教えてください。
592 最近、不安で。  あんず 2001/10/6[sat]21:7:27
度々すみません。
最近、また、不安になってきました。
今まで、先生の言うとおりに、セブシックや音階教本を
練習してきましたが、なんだか先が見えないのです。
できれば、今、自分のどこどこが悪いからそこを改善するため、
このような練習をしたらよい。
などと、的確なアドバイスが欲しいです。
ただ漫然とエチュードをこなしていけばよいとは
思いません。
ボーイングについても、ほとんど注意されることがなく、
不安です。絶対直すべきところがたくさんあるはずです。
ついでにいうと、ヴィブラートとか、きちんと教えてくれないものなんでしょうか。
最初、少し練習方法を教えてくれましたが、それきりです。レッスンでは2回くらい
しか、やってません。
その後、かけてもかけなくてもどうでもよいといった風です。
曲だけが、どんどん進んで行って、肝心なことがおざなりになってはいないかと
とても悩んでいます。
それに、レッスンの時の電話、私はかなり気になるんですが、
普通、あまり電話とかかかってこないですよね。
(いつも2回はかかってくる気がする。)
なんだかとても嫌です。
ぐちぐちとごめんなさい。
593 Re;最近、不安で。  シュタルク 2001/10/7[sun]6:58:11
あんずさん
はじめまして。私はチェロを弾く初心者にちょっと毛の生えた程度の者なので、ご発言にコメントする立場にはないのですが・・。
練習をしながら、不安になってこられた、というのは、上達しているのかどうか実感できなくて不安だ、その原因は、お師匠さんが、的確な注意を与えて下さらないからだ、とお考えなのでしょうか。
楽器等の上達は、脳の中で新しい回路(確か、implicit memoryと呼ばれる、意識せずにできる動作の回路)が、出来上がるのを、意識的な動作を繰り返すことによって待つことだろうと、思います。それで、練習を続けても、全く上達の感じられぬ時期を経て、「ある時」ぱっと目の前が開けるように、あるテクニックなり、表現ができるようになるのでしょう。あんずさんがどのようなレベルにいらっしゃるのか分かりませんが、上達しなければならないということを具体的に自覚なさっている、そしてそのために練習を繰り返していらっしゃる、ということで、必要条件は、整っているように思えます。大人になって楽器を始める場合、この点を強く自覚する必要があるように思います。
また、お師匠さんの指導方法について、あんずさんは、希望や疑問を彼/彼女に提起なさっていらっしゃいますか?文面から拝見しますと、お師匠さんがただ仰るがまま、しかし、レッスンが終わると不満が残っている、ような状況に思えます。教えていただく立場から言い難いことがあるのは、重々承知の上ですが、まず率直に疑問点を口に出して見られたら如何でしょうか?レッスンでは、特定の曲目で重点的に教えるべきことは、一つ二つだけのように思います。そうした練習曲のもつテーマをおっしゃっては下さらないのでしょうか。一回のレッスンで、あれもこれもとたくさんの要求をされる先生もいらっしゃいますが、一回一回のレッスンでテーマを絞って、教えてくださる先生の方が、教えを受ける立場からは、ありがたいとも言えます。まずは、受身の姿勢から脱却なさって、積極的に先生と、レッスンを組み立てて行くことが必要なのではないか、と考えました。
レッスン中に先生に電話がかかってきたら、休み時間がもらえたラッキーと思うことに致しましょう(笑)。
ピントはずれなコメントになっていましたら、どうぞお気になさらないで下さい。練習を続ければ、何時かは・・・と希望を持ちながら、ゴーゴーと音を立て続けている(笑)へぼチェリストからのささやかなアドバイスです。
594 ごめんなさい。  あんず 2001/10/7[sun]18:40:25
シュタルクさん、初めまして。
レスありがとうございます。
シュタルクさんはいろいろとご存知なのですね。
Implicit memory というのは初めて知りました。(そのような研究をされているのですか?)繰り返し練習することで、脳に回路ができていたなんて!!
(もしかして、あんずの脳はかなり老化してるのかも…。)だから、子供は上達が早いのかしら。脳が柔らかくて、すごいスピードでいろいろなものを吸収して行きますものね。
シュタルクさんがおっしゃるように、もうすこし、自分から先生に疑問をぶつけて見なければならないのかもしれません。でも、以前もこれができないといっても、あまり的確なアドバイスをもらえず、頑張って練習してとだけしか言われませんでした。
その練習方法がわからずに、困っているのに…。
最近、もしかして、この先生は、月謝泥棒?かも…と思うようになりました。
ただ、漠然と毎週1曲、1小節ずつ進んでいっているだけのような気がしてなりません。
まだ初心者だし、そのようにすすんでいくのが普通なのかもしれませんが、それだけを普通にやっていて、はたして大人に効果があるのだろうかと疑問なんです。それならいっそのこと、先生を変わったら?と思われるかもしれませんが、なんだか勇気が出ません。
焦ってはいけないと思いつつ、練習の割に、あまりにも上達しておらず、私には、やっぱり無理なんだろうかと考えてしまうことがあります。でも、あんずにはあまり時間がないのです。
個人的なことをくだらなくも書き込んでしまい申し訳ありません。
しらたまさん、前にも励ましていただいたのに、ごめんなさい。
595 弦のいろいろ  しらたま 2001/10/7[sun]20:43:49
あんずさん、こんにちは!
まず、弦の話ですが、
私が使ったことのある弦は以下のとおりです。
それぞれの使用感をあげておきますので、
あんずさんの「どういう音にしたい」という要求に合う弦があったら
使ってみてください。
ただし、これは私の楽器に張ってみて私が感じたことであって、
あんずさんが同じようにお感じになるかどうかはわかりません。
でも、いろんな弦を使ってみることは、
自分の楽器をよく知ることにつながるので、
是非いろいろ試してみてください。
○ヘリコア
柔らかい音色で雑音が少ない。
自分の音程がよく聞こえるので、私はこの弦で新境地を味わいました。
ppのメロディーを歌いやすい弦。
だけど、ドミナントほどの迫力はでない。
○ザイエックス
力強い迫力のある音からppまで。
若干弦が太めなので指の力の弱い人にはちょっと大変。
弦の能力を最大に利用するためには右手の力も必要。
○オブリガート
ガット弦のオリーブと弾きごこちが似ている。
さわやかでコーンと抜けた明るい音。
音量はドミナントの方が上。
○トニカ
ドミナントほどザリザリ感がなくて、
音量、迫力ともにある。
ただ、ドミナントよりも弦の劣化は早いらしい。
○インフェルトのブルー
きらびやかな広がりのある音。
新しい音色。
○インフェルトのレッド
ブルーのきらびやかな広がりの頂点を少し下の方に設定したような、
暖かな太い響き。
ちなみに、私はトニカを使い始めて1週間。
なかなかいい感じです。
596 Re;最近、不安で。 2  よっちん 2001/10/8[mon]8:51:55
とある舞踏家の芸談の中で、「芸事の上達は階段状だ」というくだりがあっ
た。「なんて自分は上手いんだろう!」と思うときは、階段の水平なところに
いて(つまり全然進歩していない)、「努力してもちっとも上手くならない」
と悩んでいるときは、階段を上がる一歩手前なのだそうだ。それを我慢して努
力すると一段高いところへ到達するという。
597 Re;最近、不安で。 3  よっちん 2001/10/8[mon]9:13:4
しらたまさん、みなさん、こんにちは。
お久しぶりです。あんまり久方ぶりなので、緊張してミスしてしまいました。ごめんなさい。
直前のResの文章を貼りつけたまま送信してしまったのですが、かなり前、何かの雑誌(音楽関係ではありません)に載っていたのを見つけ、何だかいいなぁ、と思ったので書きとめておいたものです。確か落語か何かの記事だったと思います。
私はいつも、煮詰まった時、練習が嫌になった時、反対に天狗になりそうに(なった)なった時など、これを思い浮かべては、今は階段を上るところなんだ、とか、今は踊り場にいるだけなんだから、と自分に言い聞かせます。
受け取り方は人それぞれなので、今のあんずさんのお役には立てないかもしれませんが、こんな言葉もあるんだね、ということで聞いていただければ、と思って紹介させてもらいました。
あと、これは現実的な話ですが、先生方の中には、いわゆる音大等を目指す生徒さんにはかなり熱心に教えてくれるのですが、そうでない生徒さんにはあまり…、という方がいらっしゃるのも事実です。もちろん、あんずさんの先生がこのタイプの方だとは断言できませんし、お気を悪くされたら、本当に申し訳ありません。
私が言いたいのは、シュタルクさんがおっしゃっているように、まず先生にぶつかってみて、それでも自分の求めるスタイルと違うようなら、先生を変えてみるというのも1つの選択肢だということです。
誤解を恐れずに言えば、お稽古事はどうしても師弟関係の側面が強くなってしまうのですが、先生から見れば生徒であると同時にお客です。お店を選ぶのと同じように、せっかくの時間とお金をかけるのですから、お客にはお店を選ぶことが許されると思います。(もちろん、いつもいつもこんなふうに思っているわけではないですよぉ。選んだからには先生には教えてくださってありがとうございます、という気持ちを忘れずに教わっているつもりです…。(^_^;))
598 参考までに  杏奈 2001/10/8[mon]14:13:32
あんずさん、はじめまして!
あんずさんの不安な気持、私も経験したことがあるのでよくわかります。あんずさんの先生は私が7歳の時に約1年間教えてもらっていた先生にとても似ています。
技術的な部分を具体的に教えないまま、曲だけが進んでしまうというレッスン法には要注意かもしれません。私はこのレッスン法でありとあらゆる悪癖を身につけ、その後先生を変えてから悪癖直しに苦労し、ヴァイオリンが嫌になり、練習しなくなって、結局15歳でやめてしまったという苦い経験を持っています。
ただ、シュタルクさんのおっしゃるように、積極的に具体策を訊いて見ることも必要だと思いますよ(^^)。それでも先生への不信感を拭い去れないようでしたら、早めに先生を変えた方が良いかもしれません。先生との信頼関係は上達に欠かせないものの一つだと思うので・・・。また、もし変な癖がついているな、と自覚しているのならなおさらです!ヴァイオリンに限りませんが、新しいモノを作るより、モノを修正する作業の方が数倍苦労します。傷は浅いうちに治した方が良いです^^
よっちんさん、こんにちは>
よっちんさんの引用文に感動しました。毎日練習しているのに、最近ちっとも進歩が見られず、へこんでいたので励みになりました。今上達の1歩手前にいるんだと思って頑張る気力がわいてきました。ありがとうございました(^^)
エラそうに語ってしまってすみませんでした。一つの意見として参考にしていただければ・・・と思います。
それでは♪
599 あんずさんへ  Elie 2001/10/8[mon]23:59:15
あんずさんが、どのくらい練習してきて、いまどのくらい弾けるのか、また
先生がどういう方なのか、実際に見ていないので、なんとも言えないのですが。
それでもあえてアドバイスするなら、
まず、バイオリン(に限らず楽器)の、上達度って、毎回毎回、目に見えて
上達する、なにか手ごたえがつかめる、というものではないと思うのです。
どっちかというと、練習を重ねても、なんだか一向に上達しないように思える、
停滞しているように思える、そういう一定の期間を経て、あるとき、ぽんっと
階段を1段、登るように、「あ、そうかー!」と「何かを掴む」。
そういうような感じがします。
バイオリンの進度は、かなり個人で違いますから、他人と比べてどうこう、ということは
言えないと思います。
あんずさんは、たぶん、自分の思い描く「理想の上達度」から見れば、
自分はまだまだ全然そこに達してない!と思って、もどかしく感じているのかもしれませんが、
他人から見たら、もしかしたら、充分に(習っている期間から考えて)上達している
のかもしれませんよ。
あとは、ちょっと厳しい言い方かもしれませんが、ある程度は年数を重ねなければどうしようもない
部分って、どうしてもあると思います。
弓を思い通りに操ったり、(以前言っていらしたスタッカートもそうですが)
左手を完全に脱力してビブラートをかけたり、自在にポジション移動をしたりするのには、
やっぱり、バイオリンを構えて弓を握るのが、本当に自分にとって、
自転車に乗るくらい、気楽な、無意識の状態になってないと、
どこかに力が入ってしまいます。
その状態までもっていくには、時間だけでなく日数がかかります。
意識的に無意識状態を作ろうとしても、それはやっぱり、ある意味「つくりもの」になってしまいます。
私が大学から始めて、2年目、3年目というのが、ちょうどそんな感じでした。
たとえば一日2時間練習してきて10年やってる人に追いつくのに、一日10時間練習して
2年で追いつけるかというと、やっぱり単純にそういうわけにはいかないと思うのです。
(もちろん、練習時間数が多いほうが、速く上達するのは確かですが!)
ですから、先生があまりアドバイスをしないのは、「いまはとにかく経験値を上げていくしかない」
と考えているのかもしれません。
曲の完成度が低いのに進んでいく・・・と考えているのかもしれませんが、
とりあえずその時点で求められている要求はクリアしているのではないでしょうか。
エチュードでは(ましてや初心者のうちなら)、例えば、音程・ボーイング・
フォーム・・・など、たくさんの気をつけるべき点から、特にここだけ出来ていればよい。
みたいなポイントがあると思います。
最初から全てを正確にこなすのは、無理です。
もちろん、漠然とエチュードを練習するよりは、ここがポイント。と知って練習するほうが
効率が良いでしょうから、まず、先生に、「これはどんなことを練習するエチュードですか?」
「どのくらいまで出来るようになればOKなのですか」と聞いてみるのがいいと思います。
あと、上達していないように思えて不安ならば、どなたかに客観的に聞いていただく
ということは可能なのでしょうか?もしくは同じくらい習っている生徒さんの演奏を聴く機会などは??
いろいろ書きましたが、ともかく、あんずさんの弾くところが見れない以上、
どうしても一般論的なアドバイスになってしまいます。
また、先生についても、どうしても、かばうような書き方になってしまいます
(そんな不熱心な先生がいるとは思いたくないので・・・)
でも、杏奈さんが書いているとおり、悪い癖がついているとしたら、直すのは大変!ですし、
基礎的なことをあまり教えてくれずに、また、基礎的な練習をせずに、
教本の曲だけがどんどん進んでいく・・としたら、これも考え物です。
(でも、あんずさんはセビシックと音階教本をやっているようですから、この点については
大丈夫ではないかと思うのですが・・・)
ともかく、不安があるなら、まず先生に率直に訴えてみることが大切だと思います。
私も一介のアマチュアでしかないのに、偉そうにいろいろ書いてしまって本当にすいません(^^;;
あせらずにがんばりましょう(^^)
600 Re弦のいろいろ  あんず 2001/10/10[wed]19:12:47
しらたまさん、弦の詳しい解説ありがとうございました♪
しらたまさんは、すべての弦を使用されたのですか?
自分の音程がよくわかるというヘリコアと、オリーブ(永遠の憧れ)に似ている
オブリガート、それと、トニカもよさそうですね。この中から決めます!!
(しかし、私の楽器、ちょっと小ぶりなので、やっぱり音量小さいです…。)
いつか私も全部の弦を制覇してみたいです。
601 皆様、ありがとうございます。   あんず 2001/10/10[wed]19:15:28
よっちんさん、
とても素敵なことばありがとうございます。
“上達は階段状になっている”というのは、本当ですね。
昔、小学生のころ、ピアノを習っていて、コンクール、発表会という山場を一つこえると、
とても上手になっていたようなことを思い出しました。でも、中学のころ、コンサートに出た時、そのようにはあまり感じなかったので、年があがるにつれ、上達度は低くなっている気がします。
よっちんさん、私もかなり天狗になってしまう人間です(笑)。自分が思うほど、実は大して弾けてなかったりする…。それに、ちょっと一喜一憂しすぎかも(反省)。
師弟関係。う〜ん、最初入門(?)したときに、習いに来る人は、お客さんだから、
どこに習いに行くのも自由だけど、ことバイオリンに関しては、師弟関係がつよく、
すぐにどこで習っていたか、どこに習いに行ったかわかってしまうとかで、あんまり移動できないと脅された(言いすぎ?)ことがあります…。
やっぱり、良くない先生なのか…。
安奈さん、はじめまして。
先生は、いろいろなかたがいらっしゃいますよね。
安奈さんも、かなり苦労されたんですね。でも、その先生が元々の原因になって、
途中でやめざるをえないというのも、残念ですね。
実際、私も、先生のせいで、ピアノをやめてしまいました。人間的に、あわなくて、ピアノを弾くことが苦痛になってしまったんです。確かに、実力もつけていただいたのは確かですが。
話は戻りますが、本当に、レッスンの時に、あまり注意されなさすぎなんですよ。
でも、1年くらいで新しいバイオリン教本の2巻と3巻が終わってしまうのは
早すぎではないのか?と思うのです…。
Elieさん、
とりあえす、進度としては、今新しい教本の3巻最後のほうと、セブシック1-1(もう少しで全NO.制覇)、同じく1-2、シュラディック、音階教本はスケールのみ、ウォルフォールトなどを練習しています。(演奏はお聞かせできないので、なんともいえませんが)
練習は1日3時間くらい練習しています。多いと5、6時間…。(時間が長ければ良いとはおもいませんが、スケールだけでも、かなり時間が過ぎてしまうんです。それにセブシックも結構たいへんで、曲に行きつくころには、2時間はゆうに過ぎてるんです…。)
私も、毎日何か自分で実感できるほど上達できるとは思っていませんし、実際そうです。
スケールの練習していても、ポジション移動がなかなかなめらかにはいかず、同じところを何度も練習しています。レッスンではとりあえず〇をもらっても、自分で納得が行かなければ、いつまでも練習しています。
ただ、なんとなく、中途半端で丸をもらうのは、本当は嫌なんです。なんだか先を急いでいるというか、てきとうな感じがするのです。おそらく、子供ならきちっとやっているのだと思うのです。
Elieさんがおっしゃるように、私の理想の上達度がちょっと高いかもしれません。
それに、バイオリンを構えて、弓をもつのが、どれくらい無意識にできているかは、自分ではよくわかりません。(他人に見てもらえばわかりますか?チックしてもらいたいです。)弓の扱いや、ポジション移動は私もまだまだ月日がかかると思っています。ハイポジは本当にぎこちないです。
しかし、確実に一歩一歩完成へと近づいている気がします。まだ先は見えませんけども。
ただ、できれば、たまにでもいいので、先生にこれ、これは良くできていて、問題ないとか、これはだめとかハッキリといってくれたほうが、安心できます。
それに、自分では曲などの完成度が低いと思っても、ポイントはある程度クリアしているのかもしれないですね。(そうだとうれしい)
次にレッスン行く時から、頑張って、いろいろと先生に質問してみます!!
それでだめなら、次があるさ(笑)。
皆様、本当に、こんなあんずの悩みを聞いてくださり、励ましていただいて
ありがとうございました。
602 Re:Re:弦のいろいろ  しらたま 2001/10/11[thu]17:3:43
あんずさん
先生についてのお悩みにレスできなくてすみませんでした。
私もいっしょに悩んでしまいました(^^;。
でも、皆さんが良いアドバイスをくださってよかったですね。
>しらたまさんは、すべての弦を使用されたのですか?
すべてってほどでもないです。
NO.595であげたものの他に数銘柄といったところです。
アマチュアとしては結構試している方かしら?
新しい弦を選ぶときは、
店員さんや職人さんに「こういう音にしたい」という希望を言って
紹介していただいくことが多いです。
先日もお店で職人さんにトニカを薦められながら、
「(トニカを)買う買わないはもちろんお客さんの自由ですが、
いい音を手にいれるには投資は必要ですよ。」
って言われました。
私もそうだと思います。
確かに、合うかどうかもわからないものに数千円払うのはちょっと冒険ですが、
弦で問題が解決するなら安いもんです。
ここは一つ宝くじでも買うつもりで(笑)。
#でも、ある職人さんには「弦を変えるならそれに合わせて調整もした方がいい」
#と言われました。より完璧を目指すなら、職人さんに相談した方がいいのかも。
#私は勝手にやっちゃってますけどね。
あと、一概には言えませんが小ぶりの楽器には
どちらかと言えば張力の強い弦を張ったほうがいいようです。
ドミナントにもSTARK(シュタルク=強い)という種類がありますね。
603 弦  Yue 2001/10/12[fri]18:55:18
しらたまさん、みなさん、こんばんは♪
ほんと、こちらにくると毎回毎回いい勉強を
させていただけます。
私はレッスンに通わなくなってから10年以上
たとうとしています。
ですから、いろいろな最新情報をなかなか耳にすることなく、
弦のこと、そして先生のことなど、なるほど・・・っと
思って読ませていただきました。
私は2年ほどまえに楽器を買い換えまして
安物なのですが、一応「イタリア楽器」をつかっています。
先日弓の毛替えにもっていきましたら、
お店の人に、最近の傾向としては、
「イタリア楽器には『オブリガート』があうらしい」
っということをお伺いしました。
今はガット弦の「オイドクサ」を使っていますが
来年、オケ活動がおちついたら、
しらたまさんもご紹介されている「オブリガート」
にしてみようと思っています♪
604 0.26か0.27か・・・  しらたま 2001/10/15[mon]11:2:1
Yueさん、こんにちは!
>来年、オケ活動がおちついたら、
>しらたまさんもご紹介されている「オブリガート」
>にしてみようと思っています♪
はい、是非!
それにしても、弦を交換するタイミングって難しいですね。
この前、本番直前(といっても、本番の2週間前)に、
ドミナントの新しい弦に張り替えたら、
ザリザリが気になって弾けなくなってしまって、
弦の表面をアルコールで拭いてみたり、
駒を動かしてみたり(本当はやってはいけません)、
G・D線を他の銘柄に変えてみたり、
いろいろやったけれど全然音楽にならなくて、
それで本番4日前にお店に泣きついてトニカを紹介してもらって、
その日の内に3本張り替えて(本当はやってはいけません)
なんとかおさまったのですが、
その2週間は気が気じゃなかったです(笑)。
前と同じ弦を張り替えただけなのに・・・。
今思い返してみると、E線をゴールドブラカット0.26から0.27
に変えたのが敗因だったのかも。←買うときに太さを間違った。
次はEを0.26にしてもう一度ドミナントに挑戦する予定です。
在庫がまだあるし、私はできればドミナントを使いたいのです(泣)!
605 おめでとうございます!  Yue 2001/10/17[wed]12:59:35
しらたまさん、みなさん、こんにちは♪
しらたまさん、HP開設一周年ですよね?
おめでとうございます!!
実は驚いたことに、私はしらたまさんの開設された
1週間後に自分のHPを開設していたんです!!
ほんとうに偶然なのですが、これこそステキなめぐり逢いと
思い、これからも末永く、よろしくです(^-^)/
ところで、E線のゴールドブラカットですが、
私も先日「オイドクサ」に変えるまで
同じものを使っていました・・・が、
線の太さなど、まるで気にすることなく
使っていました(^^ゞ
なるほど・・・確かにガット弦よりも
スチール弦の方がビンビン鳴り響くように
感じますね。
606 おお、一周年!  しらたま 2001/10/17[wed]16:49:16
>(Yueさん)しらたまさん、HP開設一周年ですよね?
わー、全然気づいていませんでした。
なんともまぬけな管理者で(笑)。
えー、皆さん、一周年でございます。
大したコンテンツもないこのHPに来ていただき、
また暖かく支えていただきありがとうございます。
この一年、ネットを通じて沢山の方々との出会いがあり、
私自身にも変化を感じています。
楽器があって私がいるから音がでるのではなく、
沢山の方々からの協力や情報があって、はじめて弦に弓が当てられ、
皆の力でこの世界に音を生みだしているんだなーと思うように
なりました。
(こういうことは書いていて自分でも恥ずかしいですが、
一周年記念ということでお許しください・笑)。
これからもよろしくお願いします!
607 おぉ!!  あんず 2001/10/17[wed]20:38:10
しらたまさん、一周年おめでとうございます。\(^o^)/
本当にしらたまさんにお会いできて、良かったです。
いつも、いつも困った相談ばかり聞いていただいて感謝です。
ところで、弦なんですが、ヘリコアはカーボンスチールみたいなんですが、
普通にペグで調弦しても、切れたりしないですよね??
実は、はじめのころ、E線を切って、ほんとうに恐ろしいというトラウマ(笑)が
いまだに消えず、E線以外を調弦するときも、ドミナントなのに、どきどきしてるんです。
(あぁ、情けない…。)
皆さんも、一度は弦がぶちきれたことがあると思うのですが、そんなに怖くはないですよね。
私って、小心者だわ。
608 おめでとうございます!  よっちん 2001/10/18[thu]7:22:37
しらたまさん、一周年おめでとうございます。
いろいろお世話になりました。今後ともお世話になりますのでよろしくお願いします。
弦の話ですが、自分の楽器はドミナントと強烈に相性が悪く、ドミナントだと金属音が共鳴しあってすごいことになります。それでも学生の頃は予算の関係でドミナントほか、スチール弦を使用していたのですが、今の先生になってからドミナント禁止令が出てしまいました。
先生の指定銘柄はオリーブ。もし金銭的に続かないのであればオブリガードを薦められました。でも後者の方は試したことはありません。
最初はガット弦に使い慣れず、ばんばん弦が切れ、それと同時にお札も飛んでいったのですが、楽器の維持管理をある程度手間をかけたら切れなくなりました。ちょこっと湿度に気を使うだけでも大分ちがいます。
609 調弦恐怖症  しらたま 2001/10/18[thu]14:9:31
あんずさん
>皆さんも、一度は弦がぶちきれたことがあると思うのですが、そんなに怖くはないですよね。
いやいや、怖かったですとも!
私が調弦中にE線をぶちきったのは始めてから1年くらいの時に一度きりなんですが、
しっかり調弦恐怖症になりましたよー。
確かケガはしなかったと思うんですが、顔の間近で「バチン」はものすごい恐怖でした。
スチール弦は凶器だって思いましたよ。
まあ、力加減のわからない初心者が調弦する場合、ある程度のところで弦が切れないと、
楽器の方が壊れるから、逆に切れたことに感謝しなければいけないんでしょうけどね。
そして切ったあと一週間くらい、怖くて楽器を持つことすらできなかったような記憶が・・・(笑)。
その後も半年くらい楽器を構えての調弦はできなかったです。
(E線だけは楽器をおろしてピツィカートで調弦していました。)
#ああ、思い出した!
#それが理由で、私はそれからの数年間、E線を裸スチール弦じゃなくて
#巻き線してある(と思われる)ものにしていました。
#もう、音色もなにも構っちゃいられない。安全第一!
#巻き線してあれば切れるときクッションになるから顔に当たることはないだろうと踏んで!
#(それ以来切っていないので、本当のところはわかりません。)
私の調弦恐怖症は、時とともに次第に回復し、
今ではペグでの調弦も裸スチール弦も平気になりました。
慎重にやるようになったせいか、
弦の傷をこまめにチェックしているからか、
それ以来調弦で弦を切ることはほとんどありません。
いや、もしかしたら毎回「切れませんように」と祈りながらやっているので、
その祈りが効いているのかもしれませんが(笑)!
>ヘリコアはカーボンスチールみたいなんですが、
>普通にペグで調弦しても、切れたりしないですよね??
過去4年ほどヘリコアを使っていてE線が切れたことはありません。
カーボンスチールという材質であっても
ドミナントのE線と同じくらいには切れないものと思いますよ。
よっちんさん
よっちんさんの楽器もドミナントと相性悪いんですか〜。
ドミナントは結構オールマイティーな弦だと聞かされていたので、
私の楽器だけがヘンなのかと思っていましたが・・・。
とはいっても、私の場合は自己判断ですから、
本当に合わないのかどうかは怪しいもんですね。
>最初はガット弦に使い慣れず、ばんばん弦が切れ、
>それと同時にお札も飛んでいったのですが、楽器の維持管理をある程度手間をかけたら
>切れなくなりました。ちょこっと湿度に気を使うだけでも大分ちがいます。
弦の長持ちさせるには、人間側の努力も必要なんですね。
そういえば最近ピラストロ社の弦は価格改定がありましたね。
何割くらいというのは計算しなかったんですが、
すごく安くなったような印象でした。
610 1周年おめでとうございます  Elie 2001/10/19[fri]1:17:36
しらたまさん、
おくればせながら1周年おめでとうございます♪
今後も楽しく、そして勉強になるサイトとしてますます発展していきますように!!
あんずさん、
レスが遅れましたが、やっぱり、あんずさんは、ものすご〜く練習されているんですね。
いまは、ちょっと停滞期なだけだと思います。
きっと、もうちょっとしたら、階段を1段、、、どころか、1段飛ばしで
上がるくらいな上達した実感が得られると思いますよ(^^)
#直前に・・・・
私も今週末本番を控えているのですが、月曜日に弓の毛替えをしてしまいました(^^;
当初は、なんとか保たせられるかな?と思っていたのですが、どうしても
減りすぎて辛かったので・・・
だったらもっと早く替えておくべきでした(笑)
なかなかタイミングというのも難しいですよね。
ほんとうはC線も変えたいのですが、これは、さすがに我慢しました。
611 おめでとうございます!  杏奈 2001/10/19[fri]12:4:58
おめでとうございます!
1周年、おめでとうございます!
1年で1万5千のヒット数を超えるなんてすごいですね。
コンテンツが少ないとおっしゃいますが、そんなことないです!中身が濃いのでいつも参考にさせて頂いております。10余年の軌跡は、何か落ち込む度に読んで勇気付けられています。しらたまさんの10余年分のヴァイオリン練習日記があったらなあ、、、と贅沢なことを考えてしまうほどです。
今、私もヴァイオリンのHPを作成中ですが、いろいろと参考にさせていただいてます(^^)
>あんずさん
1日3時間練習とはすごいですね。私は週末に最高3時間できれば良い方です・・・
その後先生との関係は改善されましたか?
私も子供時代にセヴィシックやシュラディック、カイザー、音階教本、鈴木、新しいヴァイオリン教本とやりましたが、これらの教本を何のためにやるのか(=何を改善/習得するために行うのか)については先生は必ず説明してくれました。それからどこがおかしいのか(フォームや音程)なども。客観的に観察して、改善点を提示してくれる人は、技術の習得段階では必要だと思うのですが、どうでしょう??
ただ、あんずさんの場合、相当努力されていますから、先生が何も言わないのは努力の結果のような気もします。私は1日1時間の練習が限度なので、先生に注意される回数もそれだけ多いのかもしれません(汗)。
>Elieさん
私も昔合奏会の1週間前に弓の毛替え&弦の張り替えをして冷や冷やしたことがあります。
毛替えは松脂をこまめに塗ればよいけれど、弦はガット線(オイドクサ)なので、1分毎に音が狂い参りました。幸い合奏会までには安定しましたが。
それ以来、ある程度使った弦をスペアとして保管しておくようにしました。大事な本番前に弦が切れたら悲惨ですから・・・でも古い弦を保管することが良いことなのかよくわかりません。。
612 弓の毛替  しらたま 2001/10/19[fri]16:22:49
皆さん、お祝いのお言葉ありがとうございます!
とっても嬉しいです(^^)。
>弓の毛替
私はだいたい3〜4ヶ月くらいで毛替えをするように心掛けていますが、
自分の予想よりも早くダメになるとあせりますね。
特に本番間近で、予兆なくダメになった場合は悩みます。
毛替直後というのは松脂が上手く毛に馴染んでいなくて、弾き難いんですよね。
それを承知で毛替を強行するか、つるつるな毛に圧力かけて無理やり摩擦力をつけるか・・・。
信頼できるサブ弓を持っていれば、こんな心配はしなくていいのでしょうけれど。
ところで張り替えた新しい毛に松脂を塗るのにも結構技術が必要ですよね。
具体的には、松脂を塗るときの力の入れ具合とか、角度とか、回数なんでしょうけれど、
初心者のうちは恐る恐るだったからでしょうか、なかなか元通りの音が出るようには塗れなくて、
毛替のあと2週間は使い物にならなかったです。
でも、最近は2〜3日で馴染むんですよ。
自分でも上手くなったな〜と思います。
杏奈さん
>しらたまさんの10余年分のヴァイオリン練習日記があったらなあ、、、と
>贅沢なことを考えてしまうほどです。
あったら面白かったかもですね〜。
しかし、かなり恥ずかしいことを考えながら練習していたと思われる(笑)。
>それ以来、ある程度使った弦をスペアとして保管しておくようにしました。
>大事な本番前に弦が切れたら悲惨ですから・・・でも古い弦を保管することが
>良いことなのかよくわかりません。。
私も本番には、ナイロン弦の古弦を予備弦として用意していきます。
ガットの古弦はナイロンと比べたらちょっと心配かもしれないですね。
ガット使いの方の中には、自分のサブ楽器に同じ弦を張っておいて安定したところ
を使うとか、ストレッチャー(弦を伸ばす道具)を使って予備弦をあらかじめ
伸ばしておくということをしている方もいるようですね。
ガット使っている人は大変だあ〜。
613 指番号  あんず 2001/10/19[fri]23:32:54
あたりまえですが、オケなどの楽譜には、指番号ありませんよね。
指定されている以外、自分の思うように弾いてよいと聞きましたが、
私は、よくわかりません。それに、オケの演奏を見る限り、全員が、
同じ手の動きをしているように思います。
なにかとりあえずの基準というか、きまりごとのようなものがあれば、
教えてください。オケ譜は難しいですね。
しらたまさん、
いまだに、私はE線の調弦ちょっと怖いなぁとかんじるとき、
やっぱりピチカートであわせてます。(^_^;)ははは…。
それに、レッスンの時は、先生が調弦してくれています。
本当は自分でしたほうが良い気がしますが…。
Elieさん、
私も、毛を変えたとき、値段の割に、毛がちゃっちいじゃんとか
自分の松脂の塗り方が悪いのを毛のせいにして、文句をたらたら
2週間くらい言っていると、良い状態になります(笑)。
本当に、弦もそうだけど、毛の張り替えも落ち着くまで嫌ですよね。
弦は張り替えると、しばらく、調弦ばかりで、練習にならない(笑)。
安奈さん、
私の先生は、いちいちこちらから注文をつけないと
駄目らしい…(^_^;)。うーん、安奈さんのいろいろと説明してくれる
先生、やっぱりいいなぁ。
しょうがないから、自分でいろいろ気をつけて頑張ってます。
614 一周年おめでとうございます。  江崎 2001/10/19[fri]23:55:6
こんばんは。
今ごろ出てきてすみません。一周年おめでとうございます。
しらたまさんには、いろいろ教えていただき感謝しております。
しらたまさん始め、諸先輩の方々のお話、本当に勉強になります。
この間初めて弓の毛替えをしました。やはり最初はツルツルで松脂塗るの難しいですね。
一ヶ月くらいかかるかな・・。
615 オブリガート  あんず 2001/10/20[sat]20:37:36
今日、やっと弦を張り替えました。
しらたまさんにアドバイスをもらい、よし!ヘリコアをかうぞ!!
と心に決め、お店に行きました。
しかし、私が買ったのは、オブリガート(^_^;)。
う〜ん、高い!!!私は、土壇場に弱い…。
だが、家に帰り、早速張って弾いてみました。
あれ??ドミナントとあんまり変わらない???
やっぱり、本物のオリーブを知らない私にはこの良さが
わからないのかしら。
と言うか、もしかしたら、楽器がそれほどたいそうな物ではないからか。
以前、10万くらいの量産品を使っていたときに、この楽器は、
あまりよい弦を張っても仕方ないと先生に言われたのを思い出しました。
今のは、一応完全手工品なんだけどなぁ…。おかしいなぁ…。
でも、ドミナントよりは、反応がはやいのか、発音がよいです。
でも、あまり柔らかい感じはしません。
どちらかと言うと、きりりと輝いている感じです。
そして、音量もすこし大き目です。
E線もゴールドスチールですが、今のところ良い感じです。
それと、ドミナントは、エコー?がかかって、多少弾き手が
音痴(笑)でも、カラオケと同じで、ごまかしてくれている気がします。
次は絶対ヘリコアかってみます。エバピラッティも勧められましたが、
ご使用になったかたいらっしゃいますか?
616 オケでの指使い  しらたま 2001/10/22[mon]0:2:19
指使いは音楽表現に大きな影響を及ぼすので、
指使いの何たるかを知らずに不用意に指使いをふってしまうと、
作曲者の意図からかけ離れた音楽ができあがってしまいます。
だから、本来ならば、
その指使いによってどういう効果が得られるのかを
熟知している演奏家レベルの人でなければ
指使いはつけられません。
#「初心者に指使いなど考えられるはずがない」と言っているのではありません。
#早いうちから自分で指使いを考えるのは良いことです。
#しかし、それが「未完成品」であることは知っておいてください。
音楽に表現の幅があるように、
指使いも「正解」は一つではありませんが、
オケの中では各パートの首席奏者に倣うのが普通です。
首席奏者が特に指示を出すわけではありませんが、
トゥッティ(後ろの席の人たち)は練習中に首席奏者の
手(または弓)を見て指使いを合わせます。
#プロは1〜2回の全体練習で、
#首席奏者の指使いを大体記憶してしまうようです。
#よっぽど難しいパッセージでなければ指番号が
#譜面に書き込まれることはありません。
#すごいですよね〜。
ただ、体格差やそれぞれの得意不得意もありますから、
必ずしも全員が首席奏者の指使いでやることがベストとは限りません。
トゥッティは、首席奏者の指使いを踏まえつつ、オケ全体として
ベストの結果が得られるように自分の指使いを調整します。
(でも、プロなら客席から見てわかるほどの調整が必要なことはまずないでしょう)
さて、指使いのきまりごとですが、
確かにそれは存在すると思うのですが、
私は今のところ文章にできるほど頭の整理はできていません。
たぶん、音楽理論や和声学にもかかわることでしょう。
もっともっと勉強しなければ、ダメですね。
指使いは奥が深いです。
ご質問の直接の答えにはならないかもしれませんが、
私のオケ経験の中で気がついたいくつかのことを書き出しておきます。
あんずさんが指使いを考える時の材料になれば、と思います。
開放弦について
・意味なく開放弦を使ってはいけない
・開放弦を使って指を休めたり、ポジション移動の時間をつくることがある
・開放弦を使って、正しい音程を確認することがある
・開放弦の生音を効果音として使うことがある
移弦について
・意味なく移弦してはいけない
・移弦は少ないほうが体力的にラクである
・移弦によってダイナミックさや落差を表現することがある(視覚的にも、音色的にも)
・重要な旋律では移弦はなるべく避ける
ポジションについて
・安易にファーストポジションを使ってはいけない
・ハイポジションでは緊張した苦しそうな音になる
・ローポジションでは素直でリラックスした音になる
ヴィブラートについて
・どの指でヴィブラートするかでその音の意味や表情は変わる
・最適な指でヴィブラートができるようにポジションは工夫される
617 Re:オブリガート  しらたま 2001/10/22[mon]12:2:28
江崎さん、こんにちは!
>今ごろ出てきてすみません。一周年おめでとうございます。
ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします!
あんずさん
>あれ??ドミナントとあんまり変わらない???
劇的な変化を期待していると案外「なーんだ」って感じになるかもしれませんね(笑)。
でも、ちゃんと違いを聞き分けていらっしゃる。
それでいいんだと思います。
そうやって自分をよりセンシティブな状態に追い込むんです。
あと、弦に合った弾き方をこころがけるといいです。
弦から学ぶことが沢山あると思います。
>以前、10万くらいの量産品を使っていたときに、この楽器は、
>あまりよい弦を張っても仕方ないと先生に言われたのを思い出しました。
>今のは、一応完全手工品なんだけどなぁ…。おかしいなぁ…。
確かに、オモテ板・ウラ板が必要以上に厚くとられているような楽器だと、
弦を変えてもほんの表面程度にしか変化が感じられないかもしれません。
だけどそういう楽器でも弦選びは慎重に行なわれるべきだと私は思っています。
ただ、「値段が高い=よい」とは思わないでください。
例えば、
オブリガートは、どちらかと言うと、十分に鳴っている楽器に張られたときに、
その性能を発揮できる弦だと思います。
逆に、ドミナントは、鳴り難い楽器も強制的に鳴らしてくれる性質の弦です。
だから、鳴りにくい楽器にとってはどちらかと言うとドミナントの方がよいのかもしれません。
その楽器の短所を補い、長所を活かしてくれる弦が本当の意味での「よい弦」だと思います。
618 21日のN響アワー  しらたま 2001/10/23[tue]13:7:57
21日のN響アワー 「楽譜は音の設計図?」ご覧なった方いらっしゃいますか?
面白かったですねー!
私は、普段おぼろげながらに思っていたことを(そんな立派な考えではないけど)、
指揮者の池辺晋一郎さんに言葉にしていただいた感じで嬉しかったです。
皆さんは楽譜でどう弾くか迷った経験ありませんか?
例えば、
p(ピアノ)からクレッシェンドしてff(フォルティッシモ)
しばらくしたらまたクレッシェンドしてff
というような書き方されている楽譜、よくありますよね。
「今ffなのに、どうやってもう一度ffまでクレッシェンドするの?
辻褄あわなーい。」
私はよく、こんなこと思っていました。
こういう場合、二回目のクレッシェンドの前に、
一度mf(メゾフォルテ)くらいに落としてから改めてクレッシェンドするしか
ないと思うんですが、指揮者から「ffから音量を落とすな!」って
言われたりして・・・。
こうなると、もう禅問答です(笑)。
楽譜って本当に不完全なものなんですね。
「楽譜は音楽ではない」という池辺さんのお話を聞きながら、
音楽って人の耳から耳へ受け渡される人という容器でしか持ち運びできない
ものなのなんだなって思いました。
当たり前といえば当たり前なんですが、
私にとってはちょっと発見(^0^)。
#「ffから音量を落とすな!」の答えはどうやら「客にわかるほど音量を落とすな」、
#「音色でクレッシェンドしろ」っていうことみたいでした。
619 Re: 21日のN響アワー  ねこひさ 2001/10/23[tue]14:45:3
ねこひさです。しらたまさん、こんにちは。
> 21日のN響アワー 「楽譜は音の設計図?」ご覧なった方いらっしゃいますか?
はい、私も見ました。
> 面白かったですねー!
> 私は、普段おぼろげながらに思っていたことを(そんな立派な考えではないけど)、
> 指揮者の池辺晋一郎さんに言葉にしていただいた感じで嬉しかったです。
# どうでもよいことですが、池辺先生はやはり「作曲家」ではないでしょうか。
# http://www.tokyo-concerts.co.jp/artist/ikebe.html
# 「ヴァイオリン協奏曲」なんかもあったりします。
私もこの番組は大抵チェックしていますが、それもこれも池辺先生の「音楽に関する
該博な知識」に心底驚嘆しているからです。ちょっと多すぎる「オヤジギャグ」に
辟易しながらも(もちろん「それがいい」という方々もいらっしゃるでしょうが)、
彼の解説とピアノを用いての楽理の実践・呈示は、私にとって実に多くの「学ぶもの」
を提供してくれます。お金を払っても聞きたいくらいです。芸大生がうらやましいです。
> 皆さんは楽譜でどう弾くか迷った経験ありませんか?
私もようやく「このレヴェル」に足を踏み入れつつあります。スラーの後の弓の配分
とか、これにスタッカートやスピッカートが絡んだ場合とか、何か「ぎこちなく」
なる。「だって、普通にやってたら、やっぱり弓(の長さ)が足らなくなるよなー」
という感じです。そこで、「予め、どのような弓使いをするのか、考えて」おかねば
ならないのだ、と思い知らされることになるのです。もっとも、現段階では「自力」
で解答を得る、というよりも、レッスン時に先生からヒントを戴くことばかりですが。
しらたまさんが例示された p や ff の発想記号についても全く同様の思いです。
ところで番組の中では、「近・現代音楽では、「ここはいたずらっぽく」とか、一体
どうやって奏けっていうんだ、というような指定まで作曲家によってなされるように
なった」と解説されており、その一つの例として「ティル=オイレンシュピーゲル」が
取り上げられていましたが、楽譜を持っていない私は、どこが「いたずらっぽく」と
指定されていたのだろう、とちょっと欲求不満でした。
# 指揮者の「それらしい表情の変化」で、「このあたりだろうな」と感じられない
# わけではなかったのですが、このマルチメディア時代、背景に楽譜のテロップを
# 流すくらいの工夫をして、池辺先生の解説と「有機的に」結びつけて欲しかった
# です。
ねこひさ 拝
620 フィンガリング  Elie 2001/10/24[wed]0:8:40
こんばんは。
しらたまさん、やっぱりすごいです〜
私はフィンガリングと演奏上の効果を結びつけて考えられるようになったのは、
本当に最近です。
しかも先生にしつこく言われて、ようやく。。。
けど、オケで弾くときは、まだ1stポジションの多用や開放弦を使ったり、
理想とは程遠いです(とほほ・・・^^;)
私が言われたことは、
(これは、ソロでの注意ですが、オケにもたぶんあてはまるでしょう)
「同じ音型が続くときには同じフィンガリングで弾く」
「速いパッセージでは複数回ポジション移動していては間に合わない」
「ポルタメントの効果を考えてポジション移動をしろ」
などです。
あんずさん、というわけで(?)プロは、ある程度指使いの統一が成されていると思います。
が、アマオケでは、たぶん、こう統一しろ、みたいな指示はされないと思うのです。
(個人のレベルの差が大きいし)
重要なところで、ポジションや、弾く弦の指示がされるくらいで。
大学オケでは、パート練習が何度もありますから、
そこでトップの人が皆に指使いを指示して、結果的に揃ってくる、ということがありますが、
多くのアマオケでは、そういう時間は無いと思いますから、
けっきょくのところ個人任せ・・・と私は思います。
N響アワーは見れませんでした・・・・が、
>「楽譜は音楽ではない」という池辺さんのお話
スターンさんも、ほぼ同じことをおっしゃっていたように思います。
「音符だけでは音楽にならない。
音と音との繋がりを考えなさい」
うーん、音楽って奥が深いですね。
と、同時に、ほんとに素敵なものでもありますよね。。。
621 Re:Re:21日のN響アワー  しらたま 2001/10/24[wed]10:53:43
ねこひささん、こんにちは!
# どうでもよいことですが、池辺先生はやはり「作曲家」ではないでしょうか。
ご指摘感謝です。
池辺さんが自作自演している姿が頭に浮かんで(見たこともないのに)、
つい、そのまま指揮者と書いてしまいました(^^;。
大変失礼しました!
># 指揮者の「それらしい表情の変化」で、「このあたりだろうな」と感じられない
># このマルチメディア時代、背景に楽譜のテロップを
># 流すくらいの工夫をして、池辺先生の解説と「有機的に」結びつけて欲しかった
># です。
同感です!
私もそれを期待しながら見てたんですが、
何も出てこないのでがっかりしました(笑)。
でも、あとから気が付いたんですが、
あの番組は意識的に演奏VTRをいじらないようにしているのじゃないでしょうか。
今までも演奏シーンに解説のテロップが入ったことはなかったように思います。
N響アワーは、近年くだけた感じになりましたが、もともとヘビーな(?)クラシック音楽ファン向けの番組。
純粋にN響の「ティル・・・」を聞きたい人にとっては、テロップは邪魔なのかもしれませんね。
私も、もし自分がこの曲演奏することになっていて
(恐ろしいことに「ティル・・・」はうちのオケで演奏曲目候補に上がったことがあります)、
参考映像として録画を繰り返しみるのだったらテロップはないほうがありがたいだろうと思います。
視聴者ターゲットを幅広く設定してあるこういう音楽番組は、それぞれがそれぞれの不満を持ちそうですね。
>そこで、「予め、どのような弓使いをするのか、考えて」おかねば
>ならないのだ、と思い知らされることになるのです。
そうそう、弓ならではの制約のために音楽がぎこちなくならないようにするためには、
綿密な弓の運行計画を立てておく必要があるんですよね。
私も、運弓が、音価単位の単純な足し算引き算じゃないってことに気づくのには、
ずいぶん時間がかかりました。
(つまり、常に4分音符を弓1/4の長さで弾いていれば上手くいくっていうものではない、ということです。)
#ところで弓の運動って、ちょっと鉄道ダイヤに似てませんか?
#計画が甘いと輸送効率が悪くなり、どこかで事故があると復旧に時間がかかるあたり(笑)。
Elieさん
>「同じ音型が続くときには同じフィンガリングで弾く」
そうそう、同じフィンガリングでモティーフの質感(音色)を揃えてやると、
より作曲者の意図した差異が強調できるんですよね。
※モティーフ・・・メロディーの最小単位。
622 奥が深いです。  あんず 2001/10/24[wed]19:2:12
しらたまさん、こんにちは。
指使いについて、たくさん教えていただき、ありがとうございました。
しらたまさんが、おっしゃるように、私のような初心者には、
指使いを考えるのはとても難しいです。
演奏技術が未熟なためか、いまだに指によって音色に変化
をつけられずにいます。
しかも、指板上の音の配列がピアノの鍵盤のように
あたまにしっかりとはいっていません。なので、指使いを考えるには、
いちいち楽器を持って音を出さなければなりません。
特に重音で、スラーがついているものなど、どうやって次の音に移動
しようとかなり悩みます。
オケのお話、やはりみなさんプロなんですね。
たった1、2度の全体練習でボーング、フィンガリングを
覚えてしまうなんて、とてもできません。
恐らく、プロの方がご自分で考えているフィンガリングなどは、
一人一人あまり変わりがないくらい完成されているのだと思います。
だから、1、2度の練習でもあわせていくことが可能なのでしょう。
演奏するその曲を熟知しているのでしょうね。
今はしらたまさんのアドバイスを参考に、自分なりにベストな
フィンガリングを研究してみます。
弦について。
そうなんです。私って、オリーブ的な音色ということで、
かなり劇的な変化を過剰に期待していたのです(笑)。
私の楽器は製作されてから、まだ4年弱?くらいしかたっていないので、
本当はドミナントのほうが、向いているのかもしれませんね。
今週のレッスンで、先生がどんな反応を見せるか、楽しみです。
(なんか、また文句つけられそう…。こわいなぁ。)
そういえば、肩当をマッハ・ワンにしてみましたが、なかなかよいです。
クンなどと形が違い、体にフィットして痛くないです。
もうなれてしまったけれど、音も結構かわりました。
本当にバイオリンってとても不思議。
楽譜のお話
私も、以前、ピアノを弾いていて、強弱記号になやんだことが
あります。スフォルツァンドのすぐあとにピアノがあるとか、
フォルテにクレッシェンドもよく見かけた気がします。
そういうときは、「もう、いっぱい、いっぱいで、無理じゃん」とちょっとぐちりつつ、
気迫というか、心で持ち上げて(?説明難しいです。)弾いていたような感じです。
本当に奥が深いです。
Elieさん、
Elieさんは、やはり大学オケに所属していらっしゃったことが、
あるのですか?いいなぁ。私の大学にはオケがなくて、かといって、
誰も知り合いのいない隣の大学オケに入団することもできずに、
社会人になってからはじめてしまったんですよ。
私も学生のうちにオケに入って、思いきり弾いておけば良かった…。
アマオケに入るのは、やっぱり、かなり熟練してないと、大変ですね(^_^;)
623 ガングリオン  しらたま 2001/10/25[thu]12:0:50
あんずさん、こんにちは!
>恐らく、プロの方がご自分で考えているフィンガリングなどは、
>一人一人あまり変わりがないくらい完成されているのだと思います。
>だから、1、2度の練習でもあわせていくことが可能なのでしょう。
>演奏するその曲を熟知しているのでしょうね。
そう!その通りなんです!
よくぞ、あのつたない文章からそこまで読み取ってくださいました。
>そういえば、肩当をマッハ・ワンにしてみましたが、なかなかよいです。
私も愛用のSuperKUNが大分へたってきたので(ウレタンパッドがぺちゃんこ)、
そろそろ肩当の買い替えも考えなくちゃいけないんですが、マッハ・ワンも
よさそうですよねー。
一度ちらっと試させてもらった時、音が固く締まるなーと思いました。
(SuperKUNは楽器への干渉が一番少ないと思うけれど音が広がる感じ)
ただ、木部の強度の面に問題があるということを小耳にはさんだので、ちょっと躊躇しています。
力をこめて楽器をアゴにはさむ癖のある人以外は平気なのかなー?
ところで、あれって薄いウレタンパッドを両面テープで貼れるようになってますよね?
マッハ・ワン使っている私の知り合いは両面テープがすぐにずれてしまって、
見た目がひどくなっていました。
あれはちょっとやだなぁ。
あんずさんは、ウレタンパッド貼ってます?
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
ところで、私はNo.525で、
>左手中指の付け根(てのひら側)に軟骨(と思われる)がぽっこり出ているのに気づきました。
と報告したんですが、最近ヴァイオリンの方が忙しくてヴィオラをさわれないでいたら、
あとかたもなく、なくなりました。
なぜ、この話を持ち出したかと言いますと、
昨日偶然ネット上でガングリオンという病気を知りまして、
私のもそれだったかも知れないなーと思ったわけです。
===========================
ガングリオン ganglion
手背部にできることが多い、良性の腫瘍。
中にゼリー状のものがはいっていて、はれると堅くなり、あたかも骨のように感じる。
患者は軟骨が出たと表現することがある。
無痛だが、腫瘍が神経を圧迫していると痛みを伴う。
若い女性に多い。
手首や指の付けに多く発生する。
自然に消滅することもある。
===========================
その発生の原因はわかっていないらしいんですが、
手の使いすぎも一つの要因になるみたいです。、
#そういえば、私が以前スーパーファミコンにはまっていたとき
#コントローラの操作のしすぎで左手親指の関節に同じようなものが
#できていました!そしてゲームのクリア後、消えました(笑)。
で、痛みがなければ放置していても特に問題はないらしいのですが、
痛みを伴う場合は治療が必要で、
その治療法というのが、
「押しつぶす」
「注射器で抜き取る」
・・・押しつぶすって・・・かなり痛そうだよ(泣)。
自然に治ってよかったです。
#この症状に思い当たる方、
#この記事を読んで安心してしまわず、
#必ずお医者さまに相談してくださいね。
それにしても、インパクトの強い病名だ。
624 肩当て  あんず 2001/10/25[thu]20:57:30
しらたまさん、こんばんは♪
私は実は、肩当てたくさんもってます(^_^;)。
ビバムジカ、クンオリジナル、ビオフレックス、センパープリムス、マッハワン。
(ちなみに、ビオフレックスは、形を自由に変えられ、柔らかいので、けっこう
体にフィットします。あと、ちょっと、外れやすいかなぁ。
センパープリムスは、ゴムでひっかけて固定します。パッドが布製で
これもけっこう体に優しく良いのですが、やっぱりはずれやすいです。)
初め、ビバムジカを使用していたのですが、他のも試してみたくて、次にクンを買いました。
でも、なんだかクンがよくなくて、他のも買ったのですが、結局、少し使用して、
またクンに戻ってしまうのです。(今はマッハワン一筋ですよ〜。)
でも、クンって、バージョンによって、かなり音、弾き易さ、耐久度が
違っているのですよね。
私も、スーパークンを買おうかどうしようか迷っていた時があります。
で、あるとき、楽譜を買いにいったのですが、レジのすぐ横に、
いかにも、マッハワンすごいよいですよ〜というように
置いてあって、ついつい、衝動買いしてしまいました。(^_^;)。
でも、あのカーブがとても良いのですよ〜。
そうそう、木目というか、耐久度が弱く、パキっと割れてしまうというの
聴いたことがありました。
そこで、私はすこし、うにうにと曲げてみました。
でも、何ともなかったです。
私は、あまりあごで挟む力つよくないのかもしれませんが、
普通の力では、割れないと思います。
そいういば、割れやすいという苦情がでてから、改良されたとも
聞きました。
私も、ウレタンパッド貼ってますよ〜。じゃないと、ちょっと滑って
逆に危ないのです。おとしそうなの…。
今のところ、まだ一月ほどですが、よれよれにはなってないです。
しらたまさん、ぜひ一度お買い求めになってください!!
しらたまさん、昔スーファミにはまっていたのですか?
おぉ、しらまたさんからあまり想像できません(笑)。
私のお友達も、左手首によくガングリオンできていて、
いつもリストバンドまいてましたよ。
しらたまさんのは、消えて良かったですね。しかし、その治療法、
聞いただけでも恐ろしいです(T-T)。
もしかして、また練習すると、やっぱり出てきてしまうのかしら??
困りますよね…。
したらまさん、あまり無理しないで下さいね。
625 肩当て2  しらたま 2001/10/26[fri]17:16:46
あんずさん、肩当のこと詳しく教えてくださってありがとうございます。
>でも、クンって、バージョンによって、かなり音、弾き易さ、耐久度が
>違っているのですよね。
そうみたいです。
私もはじめたころは普通のKUNを使っていて特に不満はなかったのですが、
つい先日お店で試奏するため久しぶりに普通のKUNをお借りしたら、
使用感が大分違うので驚きました。
やっぱりSuperKUNはスーパーなだけある(笑)。
>そいういば、割れやすいという苦情がでてから、改良されたとも
>聞きました。
>私も、ウレタンパッド貼ってますよ〜。じゃないと、ちょっと滑って
>逆に危ないのです。おとしそうなの…。
やっぱり滑りますよねー、あんなにツルツルじゃ(笑)。
私の知人のは発売したてのころのものなので、
両面テープやウレタンの種類も今とは違うかもしれませんね。
うーむ。そろそろ買ってみようかな。
>しらたまさん、昔スーファミにはまっていたのですか?
>おぉ、しらまたさんからあまり想像できません(笑)。
はまりましたよー(笑)。
それまでコンピュータゲームには全く興味がなかったんですが、
友人の家ではじめてスーファミやった時、
世の中にこんな面白い遊びがあってよいものかと思いました。
でも、ゲーム(とくにロールプレイング)ってすごく時間がかかるじゃないですか。
下手すると何十時間どころか何百時間ってゲームで時間がつぶれちゃう。
途中で邪魔が入るとイライラするし。
これはいかんと思って、自主的にゲーム機を押し入れにしまい込みました。
もう、ここ数年さわってないなー。プレステ2も買ってないし。
ゲームと音楽の両立(??)は難しいです。
>あまり無理しないで下さいね。
ありがとうございます。
でも私は本来なまけものだから大丈夫よ〜(笑)。
626 肩当てで音は変わるのでしょうか?  Elie 2001/10/26[fri]18:31:26
こんにちは。
あんずさん、たくさん肩当てを試したんですねえ(^^)
ところで、肩当て有りと、無しで、音が変わるのは、
理解できるのですが、肩当ての種類を変えても音が変わる、ってよく言われてますけど、
それは、なんでなのでしょう。いまいち理屈が分かりません。
私も、KUNから違う肩当てに変えたことがあるのですが、
その時はボーイングも一緒に変えたので、
肩当てのせいで音が変わったのかどうか分かりませんでした。
あと、KUNって材質がやわらかいせいか、しなって楽器の裏板にくっつき、
そこが傷になりませんか?
スーパーKUNだと、また違うのかなあ。
しらたまさん>>
しらたまさんとスーファミ・・・意外な取り合わせでした(笑)
たしかに、ゲームには、そうとうな時間が取られるので、わたしも、、
「ゲームにだけは手を出すまい!」と自分をいましめています(^^;
まあ、ゲーム機もってないんですけどね。
でも、プレステ2から出た、「ブラボーミュージック」あれは
やってみたいんですけど。
(RPGほどは時間をとられないでしょうし)
でも、そのためだけにプレステ2を買うのもねえ(^^;
プレステ2、、買ったらさいご、ほかのゲームもやりたくなるんだろうし。
627 Re:肩当てで音は変わるのでしょうか?  しらたま 2001/10/28[sun]8:39:49
それが変わるのですよ、Elieさん!
ヴィオラだと違いがわかりにくいかもしれません。
ヴァイオリンでも、弾く人が日々成長している時期には
わかりにくいですし、板が厚くて重い楽器では感じられにくいようです。
でも、安定した奏法で、状態の良い楽器で試して見ると、
理屈ぬき、音は変わります。
>それは、なんでなのでしょう。いまいち理屈が分かりません。
私も上手く説明できないんですが、
肩当ては楽器に接触している部分で多かれ少なかれその振動を止めます。
(またその振動を少々増幅します。)
KUNなどのブリッジ型は、楽器端の振動を止めます。
楽器端は高倍音を発生させるのに重要なポイントらしいです。
空気枕型は楽器の真ん中付近の振動を止めます。
楽器中心は低倍音を発生させるのに重要なポイントらしいです。
でも楽器の振動を止めるのはいけないことではありません。
肩当てなしで弾く場合も人間の肩が楽器の振動を止めているのです。
要は、いかに上手く止めるか。
音の響きのどの部分をどのくらいカットして(抑えて)やれば、
人の耳に心地よく聞こえるか、ということだと思います。
そして肩当ての形状や、材質、重さなどによって、カットのし具合も
変わってくるというわけです。
>あと、KUNって材質がやわらかいせいか、しなって楽器の裏板にくっつき、
>そこが傷になりませんか?
>スーパーKUNだと、また違うのかなあ。
私も自分がヴィオラを弾き始めるまでわからなかったんですが、
ヴィオラのOriginal KUNは危険ですね。
しなって肩当ての裏側が楽器にさわっちゃいます。
あまり強くあごで挟まない私でさえそうなのです。
私の知り合いにもKUNで楽器に傷つけちゃった人います。
でもSuper KUNは概ね平気なようです。
(ファットな楽器でどうかはわからないですが)
私はヴァイオリンの肩当てに関しては、
皆さんにはSuperをおすすめるにしても、
Originalを使うべきではないとまでは言いませんが、
ヴィオラの肩当てに限っていえばSuperの方が絶対いいです。
Originalの材質&形状は、ヴィオラの大きさ&重さを支えるには
不向きと思います。
>「ブラボーミュージック」
私もちょっとやってみたい・・・。
628 人体改造計画?  Elie 2001/11/5[mon]3:6:13
こんばんはー
今日レッスンがあったのですが、1の指で、5度の重音がどうしても押さえられない私に
先生が一言「もっと爪を短くしなさい」
といっても、もちろん、爪を伸ばしていたわけじゃないですよ。
ふつうに爪きりで切ったギリギリの短さにしていました。
それでは足りない、ヤスリで削りなさいと言うのです。
私の人差し指は、横から見ると「にく」よりも爪のほうがわずかに長く、先端に向かって細くなっています。
たぶん普通の人の指ってそうなっていると思うのですが・・・
他の指は、横から見ると「にく」が盛り上がっています。
これは、もともとそうなのかと思っていましたが、どうやら、今まで鍛えてきたことによって、
中指から小指までは、先端に「にく」がついた。
でも、人差し指は、爪のほうが長かったために、指を寝かせて押さえるようなカタチになっていたため、指先が鍛えられてこなかった・・・・
ということのようです。
ヤスリで、ギリギリまで削れば、指先で押さえられるようになって、
そのうち「にく」がついてくる!と言われました。
で、ふと思い出して久々に、「走査の部屋」を見たのですが、、、しらたまさんの指も、
みごとに、人差し指から小指まで、まんべんなく指先に「いいお肉(笑)」がついてますね!
さすがです。
私も、がんばって今から鍛えないと!
こうして、、、楽器のためなら肉体までも改造されていくんですねーーー(爆)
629 肩当Mach One(マッハ・ワン)使用感  しらたま 2001/11/5[mon]11:10:7
マッハ・ワンを買いました!
「割れやすい」「ウレタンパッドがずれる」などの問題は最近改良されたようです。
本体には以前より厚め(5mm厚ぐらい)のイミテーション・バックスキン張りウレタンパッドが
最初から接着されていました。
オリジナルの足は外れやすいということで、KUNのものに取り替えてもらいました。
本体のカーヴはKUNよりも大分きつく、肩がすっぽり「はまる」感じです。
構えると楽器はちょうど左斜め45度の位置で安定します。
ウレタンの沈み込みが少ない分、そう感じるのかもしれませんが、
右側の(のど元の)足の高さは一番低くしてもKUNよりも高いようです。
楽器をしっかり支えられる肩当といえそうです。
しかし、フィット感があるということは、それだけ肩の自由が奪われるということです。
左斜め45度の位置はヴァイオリンを弾く基本の姿勢とされますが、
体の小さい私がダウンボウで弓先を抜く時、またはハイポジションを押さえる時、
楽器を体のまっすぐ前、90度に回す必要があります。
そういう動きには肩当はついてこなくて、
きついカーヴと滑らないウレタンパッドがひっかかってストレスを感じます。
肩当にも良くない方向に力がかかるので、その結果足が楽器から外れてしまいます。
そこで、肩は自由に動くように、足幅を狭めて浅く(首周りで支えるように)セットしてみました。
これで少し良くなりましたが、肩当を浅くセットするのは足が外れやすいということでもあります。
先日、オケの練習でマッハ・ワンを使っていて、肩当が外れました。
「バーン」という木と木がぶつかり合う音のすごさはKUNの「ガコン」の比ではありません。
外れるのを予想して力を抜いていたので楽器に傷はありませんでしたが、
皆の注目を集めてしまいました(笑)。
慣れるまでは頻繁に足位置のチェックが必要そうです。
さて、音の変化ですが、
ウレタンパッドが厚くなった分、初期ヴァージョンより若干柔らかめになったようですが、
KUNが楽器が振動するにまかせて音が割れるような傾向にあったのに比べて、
マッハ・ワンは余計なビビリをカットして、固くまとめる感じ、お風呂場エコーをカットするような感じです。
その音色が好きかどうかは別として、「音割れ」を気にせず、
安心して弓にあともう一押しの圧力をかけられる肩当ではないかと思います。
630 Re:人体改造計画?  しらたま 2001/11/5[mon]11:56:26
Elieさん
>それでは足りない、ヤスリで削りなさいと言うのです。
私も昔、先生に同じようなこと言われたことあります。
「音大生はわざと深爪したりするのよ〜」って、遠まわしに深爪をすすめられた(笑)。
その時はやらなかったですけどね。バイキン入ったらいやだし。
でも、強烈にヴィブラートをかけはじめた頃から、自然に
爪がはがれて(「怪我して」に近い)、肉の丘が現れてきたら、
これがあるとないとでは大きな違いだってことがよくわかりました。
ほんの1ミリか2ミリの肉の盛り上がりなんですけれど、
弦を直角(または直角以上)に押さえられると、色んなことがとってもラクにできるんです。
最初から深爪気味の方はラッキーですが、大多数の人にとっては
弦を押さえる「指先パッド」は最初から備わっているものではなく、
努力して自分で作り出すものと思います。
私も人差し指と中指には、もう少し盛り上がりが欲しいです。
いっしょに、がんばりましょうね!
631 杏奈あらためyuki  yuki 2001/11/5[mon]21:44:7
HNを変えることにしました(笑)
ヴァイオリンのホームページを作っている際、自分のHNが浮いている気がしたので・・
これからはyukiでお願いします!
ホームページは来年一月あたりの開設を目指します。
ところで私も最近マッハ・ワンを購入したんですよ!KUNを使っていたのですが、裏板に傷がついてしまうんですよね。。。それにだいぶ使いこんでいて、パッドがかなり擦り切れていたので思いきって買い換えました。
ウレタン・パッド、最初から接着されていたんですか?
私のは別々になっていました・・・もしや在庫に残っていた改良される前のマッハ・ワンだったりして・・・
パッドはまだ接着しておりません。今のままで充分フィット感もあるのでこのままパッドはつけずにおこうかと思います。
音はびっくりするくらい変わりました。
前より音がシャープになった感じで、指使い・弓使いの一つ一つがクッキリハッキリと反映されてしまう気がします。「お風呂場エコーをカットする」っていい表現ですね(笑)
632 Re:杏奈あらためyuki  しらたま 2001/11/6[tue]10:52:16
yukiさん、こんにちは。
ハンドルネームも新たに、ご自分のホームページを制作中なんですね。
オープンを楽しみにしてます!
>KUNを使っていたのですが、裏板に傷がついてしまうんですよね。。。
KUNオリジナルですよね?
ヴァイオリンでも裏板に傷がついちゃいましたか。
下の記事で私、「ヴァイオリンは大丈夫」みたいなこと書いちゃったけど・・・。
>ウレタン・パッド、最初から接着されていたんですか?
私は、肩当てに合わせた楽器の調整も込みでヴァイオリン職人さんのところで
買ったんですが、肩当を受け取った時、見慣れない「薄茶色」のウレタンパッドが
貼ってあったので(以前のは「黒」くて薄いウレタンパッド)、その職人さんの
オリジナルかと思ってお尋ねしたら、「以前のタイプはクレームが多かったので、
メーカーが仕様変更して最初から接着して出すようになったみたいです」って
おっしゃっていました。
ヴァイオリンの小物って、とりあえず発売されて、後から使用者の意見を取り入れつつ
ちょこちょこと改良されたりすること多いですよね。
焦って買わずに、少し様子を見たほうがいい場合も・・・。
でも、そうやって皆が買い渋ったらいい製品も生産中止になっちゃいそうですね〜(笑)。
ところで、マッハワンに関していえば、初期ヴァージョンの方が「音はいい」らしいです。
633 えっ??指が…?  あんず 2001/11/10[sat]17:51:5
こんにちは。あんずです。
最近、うすうす感じてはいたのですが、もしかすると、左手の指が
成長しているかもしれません。
なんだか、右手よりも左のほうが長いように見え、まさか、そんなはずは
と思いつつも定規で測ってみました。
前回の測りかたが悪かったのかも知れないのですが、人差し指と小指が2ミリ
近く長くなっているのです!!
でも、成長期なんてとっくの昔(笑)に過ぎているのにそんなことって
あるのかしら…。
やっぱり気のせいなのかしら。皆さんはどうですか?
深爪
私は、ピアノのせいか、特に中指と薬指はつめの上3〜4mmが”肉”です…。
人差し指は肉とつめが同じくらいです。だから、人差し指のビブラートが
かけづらく、今ちょっとずつ深爪進行中(笑)です。
そいういえば、私のマッハワンは初期バージョンのものかもしれません。
ウレタンパッドは自分で貼りつけたので。
壊れやすいのかしら…。ちょっと怖いなぁ。バキッとかいって折れたりして…。
634 Re:えっ??指が…?  しらたま 2001/11/12[mon]10:13:31
あんずさん
私も左手の指の方が長いですよ。
はじめた当初の長さを計っていなかったので、もともとなのか
ヴァイオリンのせいで伸びたのか定かではありませんが、
小指にいたっては左手の方が3ミリは長いです。
でも、以前よりもラクに押さえられるようになったということは
少しは伸びているのかもしれません。
話は変わりますが、
ちょっと前にTVで、「大人の身長を伸ばす」という鍼灸師が紹介されていて、
それは首と足をベルトで固定して引っ張る(!)という超原始的な方法だったんですが
(でも、そのストレッチベッドには成長を促す特殊な電流が流れているんだとか・・・)レポーターの身長が施行後は10センチ弱も伸びていて「ホントか!」という
感じでした(笑)。
その鍼灸師の話によると、大人でも関節部分(軟骨部分)に隙間をあけてやると骨が伸びる可能性があるんだそうで、
そういえば宇宙飛行士なんかも重力がなくなると背が伸びるといっていたような・・・。
ヴァイオリンを弾く時の「指を目一杯に伸ばす」という動作の繰り返しが、
骨や関節を刺激することは確かですよね。
弾きたいが一念は指の長ささえ変えるでしょう!
人間の体って素晴らしい。
635 伸びる指  あんず 2001/11/13[tue]18:57:18
そうなんですか!!やっぱりしらたまさんも
指が伸びてるんですね。
やっぱり、絶対届かせてやるっ!!といういきおいが
そうさせているのは間違いないですね。
でも、身長が10センチ??というのは本当だったら凄い。
私もやってもらいた〜い。
それよりも、小指があと5ミリくらいでも成長してほしい。
本当に、人間の体はよくできていますね。
636 コンテンツページのエラーについて  しらたま 2001/11/15[thu]15:0:58
このところコンテンツページがバグっていましたね。
ご迷惑おかけしてすみません〜。
先程修正いたしました。
637 こけの一念?  Elie 2001/11/16[fri]2:10:51
指をも伸ばす・・・
ちなみに私、ずっと「苔」だと思ってましたが「虚仮」なんですよね(^^;
なんてことはおいといて。
私も左手のほうが全体的に指が長いような気がします。
手のひらを合わせると、なんとなく左手のほうが指が長い。
あと、ひだりてのほうが指が開く、とか。
知り合いのトロンボーン奏者は、スライドを操作するほうの腕が3センチくらい長いんだ、と言っていました。
あとオーボエ吹きは前歯に隙間ができるとか・・・
638 Re:こけの一念?  しらたま 2001/11/19[mon]10:48:37
Elieさん
>私も左手のほうが全体的に指が長いような気がします。
>手のひらを合わせると、なんとなく左手のほうが指が長い。
>あと、ひだりてのほうが指が開く、とか。
指関節の柔軟性も弾きこむことで変わってきますね。
特に、ヴァイオリン、ヴィオラ奏者は親指の付け根の関節に特徴があると思います。
観察していると、ヴァイオリニストって親指の付け根の関節が外側に
ポッコリ出ている方が多いです。
#左手親指と人差し指とでLをつくって、親指を目いっぱいに広げて、
#親指の関節はそこに固定、親指を人差し指と平行に戻した状態。
#これが力を抜いたまま、普通にできる。
私も最初は見た目で、そういう手の形にあこがれていたのですが、
実はあれもヴァイオリン用にカスタマイズされた結果のようなのです。
親指のつけ根の関節は手の支点となるので、
その他の指のつけ根の関節とできるだけ距離があったほうが有利なんでしょう。
ヴィブラートの力強い振りはここから生まれていると思われます。
>知り合いのトロンボーン奏者は、スライドを操作するほうの腕が3センチくらい
>長いんだ、と言っていました。
>あとオーボエ吹きは前歯に隙間ができるとか・・・
各楽器ごとに変化があるみたいですね。
しかも管楽器だと口の周りの筋肉がきたえられて各楽器ごとに顔つきが特徴的になるんだそうで・・・(笑)。
639 やっと取ったー  江崎 2001/11/19[mon]17:37:29
こんにちは。
やっとキリ番(かな)、15551取りました。
私の指も、左手の方が長いですね。薬指が約5mm、小指は1mmくらい。
ヴァイオリン始めてから伸びたかどうか不明です。
ではまた。
640 Re:やっと取ったー  しらたま 2001/11/19[mon]18:15:18
江崎さん、シンメトリーなキリ番、おめでとうございます(感涙)!
さっそくキリ番ゲッターズにお名前を掲載させていただきます!
さて、ちょっと面白い記事を見つけましたので皆様にご報告。
音楽家と素人はどこが違う?
http://www.cnn.co.jp/2001/TECH/11/15/musicians.brains.ap/index.html
(↑生ものですのでお早めにご覧ください・笑)
ここが違うんですって。
何となくわかるような気がしませんか?
脳を煩雑な作業から解放して全神経を集中させなければ、
本当の意味で音楽をコントロールすることは
できないんでしょうね。
私も早いところテクニックを完成させて、
音楽を意のままに操ってみたいです(笑)。
641 おやしらず  Elie 2001/11/21[wed]17:58:28
こんにちは♪
しらたまさんご紹介の記事、面白く読みました。
たしかに、納得がいくような気がします。
プロとアマの違いはそこにある、というか、
音程などのコントロールを無意識レベルでできるようにするために、
プロは小さい頃から厳しい訓練をするわけですよね。
・・・最近の私は、バイオリン曲などを聴くと(たとえば朝ドラ「ほんまもん」
のテーマ曲)自然とフィンガリングとボウイングを考えはじめたりしていて、
「ううむ。なかなか私も弦楽器奏者らしくなってきたわね!」
などと一人満足していたのですが、
、、、それこそが、、、「まだまだ!」という証だったとは(笑)
まだまだ精進が必要なのですね(笑)
ところで、みなさん、「おやしらず」は生えていますか?
私は2,3日前に、左の上の親知らずが生えはじめていることに気付いたのですが、
とんでもない位置にあるうえに、どうみても横向きです(>_<)
これは、もしや、、楽器の影響では?などと考えてしまったり。
いまのところ痛みはないのですが、痛みはじめたら弾けないかも、と心配になったり。
管楽器奏者は、年を取って歯が抜けたりするとダイレクトに影響があると
聞きますが、弦楽器奏者は奥歯が重要!?
なかなか、たかが歯でも、、あなどれませんね。
ちなみに左下の親知らずは、かろうじて収まる向きと位置で生えたのですが。。。
642 Re:おやしらず  しらたま 2001/11/21[wed]21:4:43
Elieさん
私も「おやしらず」4本持ってま〜す。
しかも、ぜんぶ完全に横向きです。
アゴが小さい人は歯も生える場所に困って
そうなりがちなんですって。
季節の変わり目は、歯も成長するのか、
痛くて口が開かず、食事にも困ることがあります。
でも、しばらく我慢していると歯同士で場所を譲り合うようで、
痛みが治まります。
ここ数年はそれの繰り返しです。
本当は虫歯にならないうちに抜いておいた方がいいんでしょうけれど、
一度抜く気満々で歯医者さんに行ったら、
「あなたのおやしらずは神経が動脈と交差しているから、ウチでは抜けません」
って言われて、怖気づいてしまいました(笑)。
ところで、皆さんはヴァイオリンを長時間弾いたあとで口が開けづらくなりませんか?
私は顎関節症になるのが怖いので、
練習の合間に、口をパクパクしたり、アゴを左右にずらしたりしています。
でも、私の身近にはそういうことしている人はいません。
ひょっとして、このアゴのだるさもおやしらずのせいなのかな?
お知らせ
この掲示板に「過去ログを一気に表示」という機能をつけました。
まだ1年ほどだというのに過去ログ読み返すとなつかしいですね。
643 ヘリコア  あんず 2001/11/27[tue]18:24:9
こんにちは!!
ヘリコア使用してみました。
まず、触った感じですが、他の弦に比べると、とても細いです。
しかもくたっとしてて柔らかいんですね。
やっぱりいままでの弦の太さになれたため、弦を押さえている感じが
あんまりしません。この弦になれてしまったら、他の弦押さえられなく
なったりするのでは(指の力が落ちて)、とちょっと心配になります。(大丈夫ですよね??)
音はほとんど飾り気がないです。(変なエコーみたいなものはないです。)
説明できませんが、自分の音がよくわかりました。
だが、しかし、やっぱりオブリガートを一度使用してしまったあんずは、
ヘリコアの音に馴染めず・・・。
ヘリコアは、なんとなく金属的な音というか、かすれた感じの音がするような気がします。
そこで、あらためて、ドミナントを張ってみました。
なんとこちらは、もっとすごいです。
ドミナントからオブリガートに変えたときはそんなに音がかわらないと
思っていましたが、逆になるとええ????
ドミナントの金属的な音(だからアルコールで拭くんですね)と、
耳が痛くなるようなキンキンとしたものすごいエコー・・・。
今までずっとこの弦を使用したの??ととても驚きました。
なんだか、もうこの弦は使用できないかも知れません・・・。
どうせなら、オリーブも買ってみたくなりました。うーん、どうしようかしら。
オリーブとオブリガートもぜんぜん違うのですよね?
おやしらず
私も、おやしらず4本しっかり生えてます。
でも、上の方は虫歯になりやすいので、歯磨きは気合入ってます。
親知らずのためか、バイオリンのためかわかりませんが、
下の歯並び(前歯)がちょっとがたがたになってきました。
矯正にいこうかどうか、考えてます。
今のところ、練習後、あごが痛くなったり、開きづらくなったりは
してないようです。
644 初めまして  スイカ 2001/11/27[tue]21:19:53
初めまして。楽しく読ませていただきました。
しらたまさんは、短期間のうちに、ずいぶん上達されたのですね。
ちょっと感動しました。
これからも、いろいろ教えて下さい。
645 Re:初めまして  しらたま 2001/11/27[tue]22:43:27
スイカさん、いらっしゃいませ!
>しらたまさんは、短期間のうちに、ずいぶん上達されたのですね。
曲の進みは速い方だったかもしれませんが、実際のところは怪しいもんですよ〜。
でも、やる気さえあれば大人からはじめても十分楽しめる
ということだけは胸を張って申し上げられます(笑)。
スイカさんは、ヴァイオリン歴どのくらいですか?
よかったら教えてくださいね。
あんずさん
>この弦になれてしまったら、他の弦押さえられなく
>なったりするのでは・・・・
細いけれど張力はかなりあると思うの。
たぶん大丈夫だと思うんだけどな〜。
>音はほとんど飾り気がないです。(変なエコーみたいなものはないです。)
>説明できませんが、自分の音がよくわかりました。
そうそう、余計な響きがカットされていて音程が聞き取りやすかったでしょう?
好みじゃないかもしれないけれど、音程やハーモニーをつきつめていく
時期に使えば役立つんじゃないかと思います。
>ドミナント・・・
>今までずっとこの弦を使用したの??ととても驚きました。
>なんだか、もうこの弦は使用できないかも知れません・・・。
でしょ、でしょ、金属音が気になるのよ。
だけど多くの人は音量を求めて(安さを求めて?)、
またドミナントに戻っていくものらしい(笑)。
>どうせなら、オリーブも買ってみたくなりました。
それだけ聞き分けられるなら、思い切って
買ってみるのもいいのじゃないかしら?
ガット弦も今年当たりから大分安くなったらしいし、ね!
試したら是非ご感想を!
>でも、上の方は虫歯になりやすいので、歯磨きは気合入ってます。
私も、おやしらずのために歯磨きがんばってます。
以前、歯科検診のブラッシング指導で、歯科衛生士さんに
「わー、歯磨き上手ですね〜」って感心されたことがあります(自慢)。
646 ヴァイオリン歴  スイカ 2001/11/28[wed]6:51:38
しらたまさん、よくぞ聞いてくださいました。
35年です。
それで、メンコンなどとても弾けません。
私なりに、頑張ったつもりですが・・・。
感動したというのは、
「私はできなかったけど、やればできるんだ」
というのがわかったということです。
身長が149pで、腕が短いので、それを気にしてました。
多分私は、最初の20年のレッスンが、
音程やリズムのことばかりだったのが、回り道の原因と思います。
ボーイングの基本のことを教えてくれたのが、
20年めで出逢った先生でした。
というわけで、ただいま修正中です。
(長い修正ですが、事実です。)
今でも、ちょっと難しい部分では、右手が固まってしまうのです。
647 Re:ヴァイオリン歴  しらたま 2001/11/28[wed]16:17:48
スイカさん
ヴァイオリン歴35年とは大先輩でいらっしゃる!
そういう方にもコメントをいただけるとは感激です!
>ボーイングの基本のことを教えてくれたのが、
>20年めで出逢った先生でした。
良い先生にめぐりあえたのですね。
それにしても20年+15年、
長期間レッスンに通いつづけられていることには頭がさがります。
(私は、通算でも7年くらい・・・?)
よっぽどヴァイオリンを大切に思っていなければできないことですよね。
長続きのコツはなんでしょう?
よかったらお教えください。
648 長いのはヴァイオリン歴だけです  スイカ 2001/11/28[wed]19:48:12
しらたまさん。ごめんなさい。
書き間違えたみたいです。
長いのはヴァイオリン歴だけです。
レッスンは休み休みなので、通算しても、15年くらい。
10年目くらいの時、「もう教えてあげることがない」
といわれ、中断してまして。
(この先生からは今でも連絡があるので、嫌われたとは思えないです。)
やっとめぐりあえた先生(20年目の)には、
「ブルッフのコンチェルトを○分で上げてきて」
といわれたのを最後に中断しました。
(実はブルッフは、それ以前にも一度やりましたが、あくまでマイテンポだったのです。)
その時は、いくら頑張ってもできなかったので、次の予約が入れられませんでした。
このときは、今思うと、もしかして上手なお断りだったかもしれないです。
とてもお忙しい先生でしたから。
挫折感もあり、10年くらいは、たまに合奏をするくらいでしたよ。
最近また、人生の終わりが予測できる年齢(オーバーですが)になって、
もう一度と、始めました。
今の私は、難しい曲がどうこうと言うのでなく、
ただ、美しい響きがほしいだけです。
若い頃は、競争心もありましたが、オケでも、ただ楽しいだけです。
そうですね、今こだわっているのは、音、響き・・・かな?
レッスンも「基本を」とお願いして、ゆっくりやってます。
649 Re:長いのはヴァイオリン歴だけです  しらたま 2001/11/29[thu]10:3:44
スイカさん
>10年目くらいの時、「もう教えてあげることがない」
>といわれ、中断してまして。
急に言われたらビックリですが、これは明らかにご卒業ですね。
>「ブルッフのコンチェルトを○分で上げてきて」
×楽章を○分以内にまとめてこいってことですよね。
うわー、きっつい・・・。
厳しいレッスンだったんですね。
>今思うと、もしかして上手なお断りだったかもしれないです。
先生が有能な方だと、かえっていろいろと勘ぐっちゃいますよね。
私も今の先生がとてもお忙しい方で、
「来月はスケジュールがいっぱいなので再来月になったら連絡ください」
と言われたときには、
「遠まわしに断られているのだろうか」などとつい思ってしまいました。
>最近また、人生の終わりが予測できる年齢(オーバーですが)になって、
>もう一度と、始めました。
>今の私は、難しい曲がどうこうと言うのでなく、
>ただ、美しい響きがほしいだけです。
穏やかで重みのあるお言葉ですねー。
私もいつかこういう心境に至りたいです。
そして今はオケで活躍されているんですか?
650 HPつくりました  Elie 2001/11/29[thu]12:15:18
しらたまさん、みなさん、こんにちは。
前から練習日記を書き溜めていたのですが、それをHPとしてUPしました。
内容は、ひたすら私の練習日記!ですが(^^;
よろしかったらご覧ください♪
しらたまさん、宣伝すいませんです(謝)
で、ご意見ご感想、、とりわけ、間違いの指摘!などお待ちしています。。。
651 Re:HPつくりました  しらたま 2001/11/29[thu]17:27:43
Elieさん、ホームページ開設おめでとうございます!
練習日記充実してますね〜。
読んでてとってもたのしいです。
そして、なにより的確な表現!
ハッとさせられるものがあります。
後ほどそちらのBBSにおじゃましますね。
652 ありがとうございます♪  Elie 2001/11/30[fri]1:49:13
しらたまさん、ありがとうございます(^^)
>そして、なにより的確な表現!
>ハッとさせられるものがあります。
しらたまさん、それは褒めすぎですよ〜〜
すぐ調子にのっちゃいますから、私。(笑)
でも、
>読んでてとってもたのしいです。
と言っていただけるのが何より嬉しいです。
で、リンクさせてもらっていいですか?
そのくせリンクページが、まだ無い・・・(爆)OKでしたら、早急につくりまっす!
653 CROSS-ROAD リンク完了  しらたま 2001/11/30[fri]14:12:32
Elieさん
リンク完了しました。ご紹介文はあれでいいですか?
ちょっと目を通してください♪
654 ありがとうございました!  Elie 2001/11/30[fri]18:31:12
しらたまさん、作業はや〜い!
感動っす。
暖かい紹介文をありがとうございます(照)
あんなふうに書かれてしまっては。。。いっそう、がんばらねば。。。!(決意)
わたしのほうのリンクは、しばらくお待ちくださいね。
655 リンク  Elie 2001/12/4[tue]8:48:28
しらたまさん、おはようございます。
リンクはらせていただきました。
ご確認よろしくおねがいしますm(__)m
656 オーケストラでは  スイカ 2001/12/4[tue]20:37:37
オーケストラに入ってます。
でも、本番のステージでは、自分の音がよくわかるので、問題ないのですが、
練習の時はなぜか、自分の音が聞こえにくいので、
音程がメチャクチャなんです。
というわけで、とても肩身が狭いの。
みんなは、ちゃんと自分の音が聞こえますか。
前の人が振り向くとドキッとします。
全くかすむか、フォルテでひくか、悩むところです。
でも、まわりがみんな落ちてると、音がないので、
ひけたりしますよ。
ヘンだよね。
657 Re:オーケストラでは  しらたま 2001/12/4[tue]21:34:8
スイカさん
>練習の時はなぜか、自分の音が聞こえにくいので、
わかりますー!
音響が悪くて練習にならない会場ってありますよね。
うちのオケも以前、指導していただいていた指揮者先生に、
「響きのいい練習場が確保できれば、このオケはもっと上手くなれるのにね」
と言われたことがあります。
なるほどなーと思いました。
自分の出している音が自分に聞き取れなければ、
いくらガミガミ言われても改善できないですものね。
>でも、まわりがみんな落ちてると、音がないので、
>ひけたりしますよ。
うーん、もしかしてスイカさん、
「この無法地帯で誰に合わせろというの〜?」
って思ったことは(笑)。
それは冗談として、スイカさんの楽器はそのオケの中では
相対的にパワーが足りていないのかもしれませんね。
一度、楽器の音量を上げる方向で
硬めの音にチューンナップしてみてはいかがでしょうか。
全然検討はずれだったらごめんなさい。
でも、私もオケの中で音が埋もれてしまうことに悩んで、
つい最近そういう調整を工房でお願いしたんですよ。
音を出すのが前より難しくなりましたけれど、音は立つようになりましたよ。
あと、これもつい最近、
演奏中に楽器の向きを自由に動かせるようになってからは、
聞いて確かめたい時は耳元に寄せて弾くようになりました。
・・・ってエラそうなこと言っているヤツに限って、
一人で暴走していたりするんですけどね(爆)。
Elieさん
リンク確認しました。ありがとうございました!
658 なるほど  スイカ 2001/12/5[wed]18:22:0
なるほどと思いました。
私は、自分の耳が悪いんだと思っていました。
音が立つというのは、本当かもしれない。
以前、「モーツアルトなのに、音が立っていない」と指摘されたことがあります。
耳を寄せてひくのは、私もしてます。
今まで、音色ばかり気にして、音を立てることに、神経が行ってなかった気がします。
しらたまさん、ありがとうございました。
ちょっと難しいけど、練習してみます。
659 いいですね〜。  あんず 2001/12/6[thu]18:43:59
こんにちは!
いや〜オフ会掲示板もにぎやかで、よいですね〜。
どこでもドアが欲しいです〜。
スイカさん、初めまして!
スイカさん、10年もレッスンに通われていたなんて、
とてもすごいです。
私なんて、いつまで続くかわかりません。(かなり熱しやすく
冷めやすいので・・・。)
私も、もう教えることがないと言われるくらい頑張らないと!
ところで、最近、というかかなり前からですけど、
わからないことがあります。
スタッカートとスピッカートの種類と区分についてなんです。
スピッカートは、スタッカートの種類にはいるのか。
これらの2つの違いは弓が跳ねるか跳ねないかで良いのか。
また、どのあたりからこの2つが区別されるのか。
そして、マルテレ以外はスピッカートの種類になるのか。
ソーティエとサルタートは、はっきりと区別されるのか。
(同じだという人と、違うという人がいます。)
あと、フライングスタッカートはスピッカートの中に入るのか。
(これは、一弓スタッカートとは違うのですよね。)
いろいろ考えているうちに、だんだんわらかなくなっています。
もともと、弓を弦着地させたまま弾くのがスタッカートで、
ちょっと弦の上から弾くのがスピッカートなのでしょうか。
一応先生にも尋ねましたが、いまいちはっきりわかってないです。
ぜひ、くわしく教えてください。
660 Re:なるほど  しらたま 2001/12/6[thu]18:50:47
スイカさん
>しらたまさん、ありがとうございました。
いえいえ、後で読み返してみたら、何だか失礼な文章で・・・。
お許しください!
ところで
>前の人が振り向くとドキッとします。
で思い出したんですけれど、
同じパートの人だけでなく、管楽器の方々も
振り返って見られるのはイヤなものみたいですね。
以前、パート内ではなく管楽器の方から
「後ろを振り返るのはマナー違反」
と言われたことがあります。
全く悪気がなくても、
振り向いた顔って引きつっちゃってて怖いらしい(笑)。
それを聞いて以来、
背後から管楽器の美しいソロが聞こえてきても、
振り返らずにじっと我慢しています。
パート内で指示を後ろに伝える時も、なるべく席を立って、
体ごと後ろを向くようにしています。
661 スタッカートとスピカート  しらたま 2001/12/7[fri]12:6:54
あんずさん
私も実はその辺の区別があやふやなんです(^^;。
調べたところによると、こんな感じなのかな?
■スタッカート(記譜上の表記。音を短くして次の音との間に区切りをつける。)
│
├─■普通のスタッカート(奏法)
│ │ 弓を弦から離さず、弦へかかる圧力をコントロールし、
│ │ 引っかけのあと一瞬で音を減衰させ、再び圧力をかけることで
│ │ 弦の振動を止めて音を区切る。
│ │
│ ├─■ワンボウでスタッカート
│ │ 同じ弓順の中でスタッカートを連続して行なう。
│ │ 普通のスタッカートよりも柔らかくテヌートぎみ?
│ │
│ └─■マルテレ
│ 「杭を打ち込む」の意味。引っかけを強調した、力強いスタッカート。
│
│
└─■スピカート(奏法)
│ 弓を弦にぶつけて(落として)バウンドさせる奏法。
│ 普通のスタッカートよりも音の長さが短く、鋭い。
│
├─■普通のスピカート
│ 一音一音に衝動を持つ。肘から上を使ってUP-DOWNを交互に繰り返す。
│
├─■ソティエ【仏 saut(ソー)〈跳ねる〉の意。】
│ 弛緩した手からある程度の距離を持って落とされた弓の
│ 自然な跳ね返りを利用する連続した速いスピカート。
│ 手首はほぼ固定して、手先だけでUP-DOWNを交互に繰り返す。
│
├─■ワンボウ・スタッカート
│ │ 一弓で行なう連続したスピカート
│ │
│ ├─■リコシェ【露 ?рикошет 跳弾、はねっかえり】
│ │ 最初の衝動で生じる弓のバウンドを利用して
│ │ 同じ弓順のいくつかの音を出す。 ≒サルタート
│ │
│ └─■サルタート【伊 saltato 跳ねる】
│ 中弓より上部を使った、1弓でのスタッカート。≒リコシェ
│
└─■フライングスピカート
弓の同じ位置で弓をバウンドさせる、
UP-DOWNがない連続したスピカート。
※上記解釈が正解とは限りません。鵜呑みにはしないでね!
先生によっては違う意味で使っていることがあるようです。
(とくにサルタート)
「跳ねること」を色んな国の言葉で言い換えているだけだったりして、
わかりづらいですよね〜。
皆さんはどう理解されていますか?
是非教えてください。
662 何となく  スイカ 2001/12/7[fri]22:2:7
何となく、また来てしまった。
そうしたら、あんずさんからのご挨拶が・・・。
うれしいです。
これからも、よろしく。
しらたまさんにも、一言。
失礼どころか、
こんなヒントを言ってもらえるなんて、
本当にありがたいです。
それと、スタッカートとスピカートの説明、
参考になります。
ところで、スタカートに対してスピカート、
スタッカートと言うときには、スピッカートと、
何となく思い込んでたのですが、違ったのですね?。
663 発表会を終えてきました  ねこひさ 2001/12/10[mon]18:15:24
しらたまさん、みなさん、こんにちは。
去る12月07日(金)に、私にとって第三回目となる発表会を終えました。曲目はバッハの「二つのヴァイオリンのための協奏曲」第一楽章で、セカンドは先生が担当してくださいました。
出来の方は「ま、こんなトコかな」といった感じです。第二回目の発表会(のようなもの)のときに「異常にアガってしまう」ということを体験していましたので、今回はその教訓を踏まえて、あがっても「絶対に落ちない」よう、万一落ちたとしても曲のどこからでも「復帰」できるよう、それなりに「弾き込んで」臨みました。
# 発表曲が決定してから(正確に数えてはいませんが) 700百回くらいは通奏したと思います。
# 最後の一週間ではちょうど100回弾き込みました(こちらは数えながらやりました)。
「それでもやはりアガってしまう」(その必要はないくせに・・・)というのが、私の紛れもない現実である、ということをよく理解しました。後は「場数」を踏むしかないようです。
昨日から「スズキの第六巻」の La Folia にとりかかりはじめました。カイザーの方は、中断していた 19番の再開です。この練習曲では「サルタート」を習得してみよう(山岡先生による)というようなことが書いてありましたので、この投稿の二つ下あたりにある「スタッカート」関連のお話は、私にとっても大変ためになります。
これからも、御教示のほど、宜しくお願いいたします。
# 最近、是非「弾けるようになりたい曲」の一つに、「ブラームスのヴァイオリンソナタ」
# も入ってきました。夢の実現を目指して、これからも練習を積んでいきたいと思います。
664 Re:発表会を終えてきました  しらたま 2001/12/10[mon]23:31:17
ねこひささん
発表会のご成功、おめでとうございます!
># 発表曲が決定してから(正確に数えてはいませんが)
>#700百回くらいは通奏したと思います。
># 最後の一週間ではちょうど100回弾き込みました(こちらは数えながらやりました)。
すごい!すごすぎる!
よく、
「できない」と言う前に100回さらってみろ、それでもだめなら1000回さらえ
と脅し半分で言われるけれど、本当に何百回も弾きこまれるとは!
プロ並の意識の高さですね。
>「それでもやはりアガってしまう」(その必要はないくせに・・・)というのが、
>私の紛れもない現実である、ということをよく理解しました。
ある先生が以前、「舞台に立っても全然アガらない人もいるけれど、それもまた問題」
ということをおっしゃっておられました(ヴァイオリンの先生ではないかもしれませんが)。
危機感というか、ここ一番というのが感じられないのは、演奏家としてはマイナス要因なんだそうです。
それで私は、アガるのも才能のうちと思うようにしています。
そして、アガった時にこそ実力以上のものが発揮できると信じています。
実際のところ、アガれない人にアガれと言うのはその逆よりずっと難しいと思うんですよ(笑)。
場数を踏むことで、コントロールできるようになったら、邪魔者だったアガリもきっと強い味方になると思います。
この調子でいけば、「ブラームスのソナタ」は
そう遠い話ではないかもしれませんね!
スイカさん
>ところで、スタカートに対してスピカート、
>スタッカートと言うときには、スピッカートと、
>何となく思い込んでたのですが、違ったのですね?
いえ、いえ、おっしゃるとおりと思います。
ただ、私は小さい頃にピアノで「スタッカート」と
教えられ、大人になってからは小さい「ッ」を使わない方が
ちょっとカッコイイと思って好んで「ッ」なし覚えたことから、
表記の不整合が起こっているものと思われます(笑)。
混乱させてすみません。
665 とてもくわしいです。  あんず 2001/12/11[tue]19:3:58
しらたまさん、ありがとうございます。
あやふやだったのが、かなりすっきりしたのですが、
実際弾くとなると、おそらく区別がついて聞こえていない
のだろうなぁ…。はははは…。
まだまだ修行が足りないです(^_^;)。
普通に弾いていても、結構発音の悪い、芯のにないスカスカの音(わかります?)
が多かったりしてます…。
一体いつになったら…。道のりとおいです。
ねこひささん、
700以上もお弾きになったのですか?
それはすごいです。
やっぱりある程度練習したところに、自信というものがついてきますものね。
でも、私は、ある程度弾けるようになると、飽きちゃうのです。
そのため、弾き方がてきとうに、雑になってしまうのです。
う〜ん、悪い生徒ですね〜。
私も、ブラームスの3番が弾きたいです。
666 そのうちなんとかなるもの??  あんず 2001/12/12[wed]18:38:0
こんにちは!
以前、2と3の指がひらかないーと悲鳴をあげていたのも
今は昔のはなし。と安心していたら、他の指にも問題がありました。
しらたまさんは、今もハンドグリップにぎにぎしていらっしゃいますか?
私の左手の筋力が足りないのか、どうかわかりませんが、
ちょっとできないことがあるんですよ。
A線1ポジで、1の指でシを押さえたまま2の指でド4の指でミを
(#♭はつきません。)ドミドミドミ・・・・・と繰り返すのがあるのです。
しかし、どうしても正確なミをひこうとすると2の指が少し上がって
来てしまうのです。しかもアレグロの表示があります。
まぁ、もうちょい小指が長ければ、なんて考えは置いておいて、
とりあえず、超スローであればなんとかなりますが。5秒に1音とか(笑)。
普通はできるものでしょうか???
自分では結構頑張ってはいるんですけどね〜。やっぱり筋力不足なんでしょうか…。
なにか良い方法があれば、教えてください(^_^;)。
667 Re:そのうちなんとかなるもの??  しらたま 2001/12/13[thu]10:7:35
あんずさん
>A線1ポジで、1の指でシを押さえたまま2の指でド4の指でミを
>(#♭はつきません。)ドミドミドミ・・・・・と繰り返すのがあるのです。
私の場合、曲中であまり必要のないときは1を離してずるしてしまいますが、
練習曲などでどうしてもという時は、
肘を中に入れ、
左手指を全体的にスクロール側に倒しぎみにし、
親指はネックの真下で支えるような位置にすると思います。
こうすると小指は弦をより真上から押さえられます。
人差し指はほぼ側面で弦を押さえることになって少し不安定に感じると思いますが、
戻り位置をマークしておく程度に軽く置いておきます。
全部をしっかり押さえられるならそれにこしたことはないのですが、
どうしてもできない場合は、今扱っている音優先でいいと思います。
今扱っている音をしっかり押さえられ、
尚且つ人差し指の位置もキープできる
親指の位置を探すといいでしょう。
筋力を使ってというよりは、
押さえる角度を工夫することから入ったほうがいいかなーと思います。
角度を工夫しても、力を入れるべきところには力を入れなくてはならないのですが、
「力ずくで指を広げて伸ばす」という感じはないほうがいいでしょう。
土台(腕・手首・親指の位置)をつくるために沢山の力は使うけれど、
土台の上で活動するもの(指)はなるべくフリーに、
打ち下ろすだけの状態にしておくのがポイント、かな?
ちなみに、今は全く筋トレしていません。
お気に入りのハンドグリップのバネが
弱くなってしまったのをきっかけに、
やめてしまいました。
私はどちらかと言えば筋トレ推奨派ですが、今までの自分の筋トレ体験から、
必要以上に筋力をつけると柔軟性に問題が出てくるような気がしています。
ヴァイオリンを弾くには、握力は30kg強あれば十分じゃないかしら(女性の場合)。
それ以下の方には、普段の練習と平行しての
ハンドグリップでの筋力強化をおすすめします。
#最近はヴィオラを弾くことが
#結構いい筋トレになっています。
668 Re:そのうちなんとかなるもの??  ねこひさ 2001/12/13[thu]13:14:39
ねこひさです。みなさん、こんにちは。
(しらたまさん 664)> それで私は、アガるのも才能のうちと思うようにしています。
(しらたまさん 664)> そして、アガった時にこそ実力以上のものが発揮できると信じています。
しらたまさん、コメントをどうも有難うございました。「アガっても萎縮しない」レヴェルに到達できれば、しらたまさんのいわれる「実力あるいはそれ以上のモノ」を発揮できるのかもしれませんね。私にはなんとなく一生ムリのような気もしますが (^^;
(あんずさん 665)> 700以上もお弾きになったのですか?
(あんずさん 665)> やっぱりある程度練習したところに、自信というものがついてきますものね。
あんずさん、どうも有難うございました。演奏の数だけこなしてもそれが決定的な意味を持ち得るかは、もちろん怪しいのですが、(不器用な)私の場合は、こうでもするより他なかったというのが実状です。「自信」という「積極的」な感情よりも、「これだけやってもダメなら仕方がない」という「諦念」とでもいうべき「消極的」な感情は確かにありました。
# 恐らく 500 回くらいこなしたところで「今まで別にどうってことのなかった箇所で
# 新たに左指がもたついたり」することに出くわしたときは、かなり動揺しました。
# 「おまえは一体足をどのように動かして歩いてるんだ?」と問われたムカデが
# そのメカニズムを自己反芻するに及んで、とうとう歩けなくなってしまった、
# という逸話とちょっと脈を通じるものがあったかもしれません。
さて、それはそうと、666 番であんずさんがいわれている
> A線1ポジで、1の指でシを押さえたまま2の指でド4の指でミを
> (#♭はつきません。)ドミドミドミ・・・・・と繰り返すのがあるのです。
> しかし、どうしても正確なミをひこうとすると2の指が少し上がって
> 来てしまうのです。しかもアレグロの表示があります。
という問題を、実は私も抱えています。これについてはしらたまさんがヒントをくださっていますが、これはやはり、かなりの難題です(少なくとも私にとっては)。といいますのも、「緊張を覚えている左指は早くは動かせない」という現実があるためです。
例えば、今、私の練習している「ラ・フォリア」(スズキ第六巻)の中にも似たような箇所(7ページ、Poco meno mosso 部分の第5小節)があり、「少し遅くなる」とはいえ、前部分のアレグロから引き続いて、16分音符で「ファラドラ・ファラドラ・・・」(f2/a2/c3/a2) を「1ポジで 1/3/4/3」と刻まねばなりません。基本的には「ド」がどうしても低めになってしまいます。これを意識すると、今度は「ラ」が上ずってきてしまいます。総じていって、この箇所は他の16分音符箇所に比べて「音が粒ぞろい」になりません。
それと、便乗質問で恐縮ですが、同じく「ラ・フォリア」にある(6ページ、Allegro moderato 部分の第1小節)「レファラファレファ・・・」(d2/f2/a2/f2/d2/f2) の「メゾスタッカート」(スタッカートの「点」記号の上にさらにテヌートの「横棒」もある)は、具体的に、どのような感じで弾いたら宜しいのでしょうか?(弓は跳ねさせない?)
ねこひさ 拝
669 メゾスタッカート  しらたま 2001/12/14[fri]10:16:48
ねこひささん
>それと、便乗質問で恐縮ですが、同じく「ラ・フォリア」にある
>(6ページ、Allegro moderato 部分の第1小節)
>「レファラファレファ・・・」(d2/f2/a2/f2/d2/f2) の「メゾスタッカート」
>(スタッカートの「点」記号の上にさらにテヌートの「横棒」もある)は、
>具体的に、どのような感じで弾いたら宜しいのでしょうか?(弓は跳ねさせない?)
当時調べようのなかった私、その記号は見て見ぬふりをしていました(笑)。
えー、で、現在の手元の参考書を調べますと、
・
♪
これは、普通のスタッカート
_
♪
これが、デタッシェ・ポルテ(テヌート)
_
 ・
♪
これが、デタッシェ・ランセ(メゾスタッカート)
という呼び方をするそうです。
(イヴァン・ガラミアン著「ヴァイオリン奏法と指導の原理」より)。
#ポルテ、ランセは仏語でしょうか?
#ねこひささん、できましたらこの単語の意味を教えていただきたいです。
で、そのままの文を引用するのは避けて、自分の言葉で表現しますと、
■デタッシェ・ポルテ
一音一弓の中で、弓の速さが、【 緩→急→緩 】であり、
抑揚によって音を分離させる奏法。
それによって、拍が先行し音がその後を追いかけるように聞こえる。
ウワー、ウワー、ウワー、・・・
■デタッシェ・ランセ
一音一弓の中で、弓の速さが、【 急→緩→緩 】であり、
弾き始めの「急」に目立ったアクセントはない、
緩急によって音を分離させる奏法。
一音一音の残響を演出する、柔らかく長めのスタッカート。
ワウン、ワウン、ワウン、・・・
※【 弾き始め→半ば→弾き終わり】
また、「音価」としての説明を音楽之友社「音楽中辞典」で発見しました。
実物は5線譜での表記ですが、意味を汲み取って言葉に直すと、
スタッカティッシモ 表記の音価の4分の1の長さで
スタッカート 表記の音価の2分の1の長さで
メゾスタッカート 表記の音価の4分の3の長さで
ということになると思います。
勉強になりました!
670 お絵かき掲示板開設  しらたま 2001/12/14[fri]11:11:45
お絵かき掲示板開設しました。
http://w2.oekakies.com/p/shiratam/p.cgi
↑
よかったら使ってみてください。
練習・雑談、歓迎。
しばらく使い勝手など様子を見てからリンクを張るつもりでいます。
671 Re: メゾスタッカート  ねこひさ 2001/12/14[fri]12:57:39
しらたまさん、
> ■デタッシェ・ランセ
> 一音一弓の中で、弓の速さが、【 急→緩→緩 】であり、
> 弾き始めの「急」に目立ったアクセントはない、
> 緩急によって音を分離させる奏法。
> 一音一音の残響を演出する、柔らかく長めのスタッカート。
> ワウン、ワウン、ワウン、・・・
>
> ※【 弾き始め→半ば→弾き終わり】
有難うございました。大変分かりやすい喩えで、おかげさまでイメジがつかめました。
スタッカート関連の奏法は、いまだ得意とはいえないので、意識的に十分練習を積んでいこうと思います。
> #ポルテ、ランセは仏語でしょうか?
はい、そうだと思います。今、手元にガラミアンの本がないので(自宅に「日本語版・ドイツ語版」があります)類推で書いてみます。
# もし間違っていたら、後ですぐ、訂正させて戴きます
d'etach'e lanc'e (表記 'e は「e の上に鋭アクセント---右上から左下方向に振られた---が付いたもの」とみなしてください)
d'etach'e port'e (同上)
が、原語(フランス語)です。d'etach'e, lanc'e, port'e は、それぞれ全て「他動詞(目的語を必要とする動詞)」
d'etacher(attacher = 英語の attach の反対語。繋がっているものを解き放つ、一つ一つ区切って発音する、スタッカートで奏する、の意)、
lancer(放る、投げる、矢を射る、発する、突き出す、一撃を与える、疾走させる、行為を起こす、の意。ちなみに「槍」は lance)、
porter(運ぶ、持っていく、支え持つ、状態を保つ、の意)、
の過去分詞から作られていますので、「受身」の意味---つまり「・・・された」---を持ちます。
# 「分」詞とは、そもそも「分」かち持つコトバの意。「動詞と形容詞」の意味・機能の
# 双方を持ち合わせていることに由来する名称です。一般的にいって、他動詞の
# 過去分詞は「受動的」な、自動詞(目的語を必要としないもの)の過去分詞は
# 「完了的」な、意味を持ちます。これに対し、もう一つの分詞「現在分詞」は
# 他動詞・自動詞の区別に関わりなく「能動的」な意味を担います。
さて、これらのうち d'etach'e は既に「名詞」に転化してもいますので、表記の原語は
「名詞 + (過去分詞である)形容詞」という構造になっています。
# フランス語では形容詞が「後置」され、これが「前」の名詞を
# 修飾することがあります
従って、(はなはだ不十分な訳語ですが、あえて一対一対応式に日本語にしてみると)
d'etach'e lanc'e は「スタッカート、放り投げられた」=放り投げられたスタッカート
d'etach'e port'e は「スタッカート、支え持たれた」=支え持たれたスタッカート
のようになると思います。
ねこひさ 拝
672 もしかしてソティエやリコシェも?  しらたま 2001/12/17[mon]16:44:25
ねこひささん
ポルテ、ランセについて詳しく教えていただきありがとうございました。
>lancer(放る、投げる、矢を射る、発する、突き出す、
>一撃を与える、疾走させる、行為を起こす、の意。
>ちなみに「槍」は lance)、
前の書き込みでは物知り顔に解説してみたものの、
私などは、言葉の意味を教えていただいてはじめて「なるほど」と思いました。
矢(または槍)が放たれる感じ、
そして矢が空中で失速していく感じに弾かれるべき
スタッカートなのでしょうね。
そういうイメージをもって弾いてみると、とても弾きやすいです。
すごいなぁ。
では、もしかしてソティエやリコシェ(下のスレでは[露?]と書きましたが
フランス語みたいですね)、スピッカートやサルタートも
それぞれの奏法のヒントになるような意味を持っているのでしょうか。
673 Re: もしかしてソティエやリコシェも?  ねこひさ 2001/12/18[tue]12:20:26
こんにちは、ねこひさです。
> では、もしかしてソティエやリコシェ(下のスレでは[露?]と書きましたが
> フランス語みたいですね)、
はい、そうです。
> スピッカートやサルタートも
> それぞれの奏法のヒントになるような意味を持っているのでしょうか。
1. ソティエ sautill'e ('e は e の上に鋭アクセント、以下同様) は自動詞 sautiller「ぴょんぴょん跳ぶ、跳ね回る、跳びはねるようにして踊る、の意」の過去分詞。sautiller は sauter「跳ぶ、ジャンプする、飛び上がる、小躍りして喜ぶ、の意」と同根。sauter はラテン語 saltare 「踊る」が語源。フランス語もイタリア語もラテン語が崩れて(進化して)出来上がってきたものだから、フランス語の sautill'e は結局「踊る、跳ねる」という意味を核として、イタリア語の saltato とダイレクトに結びつくことになります。
2. リコシェ ricochet は男性名詞で、「石・弾丸などが、水面や固いものの表面で跳ね返る、跳ねて飛ぶこと」を意味します。裏にはもちろん、ricocher「石・弾丸などが、水面や固いものの表面で跳ね返る、跳ねて飛ぶ、の意」の自動詞が潜んでいます。
# ricocher は riquer「軽くたたく <--- 擬音語語根 rikk(これはこすれる音を指す)」
# と hocher「上下左右に揺する、揺り動かすの意(因みに赤ん坊のガラガラは hochet
# オシェ という)」の合成語といわれています。
3. スピッカート spiccato はイタリア語で、他動詞 spiccare「・・・を引き離す、の意」の過去分詞です。
# イタリア語はほとんど全く知らないので、以下は「完全な類推」です。
# spiccare は s + piccare という語構成だと思います。piccare はフランス語の piquer
# 「突く、突き刺す」と同じです。フランス語で「(闘牛士の)槍」を pique ピク
# といいます。s はラテン語の接頭辞 ex が「なまった」、つまり「エクス」の「ス」
# だけが残ったものだと思われ、ここでは「強調」の意味だと考えられます。
# 従って、spiccare は「極めてはっきりと、槍でブスブスと刺す(ように切り離す)」
# というのが原義ではないでしょうか。
いずれにしましても、奏法上のテクニックをピタリと言語化するのは至難の業ですよね。先の投稿で私は、d'etach'e lanc'e 等を、放り投げられた「スタッカート」といってしまいましたが(そして事実フランス語で「デタシェ」とはいわゆるスタッカート奏法を指すようですが)、ガラミアン先生はもとより、日本においても「デタシェとスタッカート」は明瞭に区別されているので、d'etach'e lanc'e はやはり「放り投げられたデタシェ」と訳すべきでした。
確か、カール=フレッシュは、spiccato とか sautill'e とかいった曖昧な総括的名称の使用を止め、「跳弓(演奏者が受動で弓が能動)と投弓(演奏者が能動で弓が受動)」という術語を導入することを提唱し、この観点からボウイング理論をまとめなおそうとしたようですが、フレッシュの括り方・捕らえ方が広く普及しているとも思えません。
ねこひさ 拝
674 Re: Re: もしかしてソティエやリコシェも?  しらたま 2001/12/19[wed]12:37:48
ねこひささん、
大変勉強になりました。
>フランス語の sautill'e は結局「踊る、跳ねる」という意味を核として、
>イタリア語の saltato とダイレクトに結びつくことになります。
ということは、サルタートはソティエの方に分類されるべきものですね。
>リコシェ ricochet は男性名詞で、「石・弾丸などが、水面や固いものの表面で
>跳ね返る、跳ねて飛ぶこと」を意味します。裏にはもちろん、
>ricocher「石・弾丸などが、水面や固いものの表面で跳ね返る、
>跳ねて飛ぶ、の意」の自動詞が潜んでいます。
水面すれすれに向かって小石を投げて何回跳ねるか競争する遊び
「水切り」、あのイメージですよね。
そうすると、「1回きりの」とか「往復する」ではなく、
「一方向への連続した運動」が頭に浮かびます。
やはり、横着せず意味を調べないとダメですね。
でも、自分では到底ここまで調べられないですよ。
なんだか、ご好意に甘えてしまって申し訳ないですが、
本当に感謝です!
675 Re: もしかしてソティエやリコシェも?  ねこひさ 2001/12/19[wed]18:20:25
しらたまさん、こんにちは。
> ということは、サルタートはソティエの方に分類されるべきものですね。
という風に「かっちりとした術語」として「分類」することが「楽理」上、あるいは「奏法論」上、可能であるのか、までは、私には判断できません (^^;
人によっても「イメジしているものが違う」ことも大いにあるのではないでしょうか.
> やはり、横着せず意味を調べないとダメですね。
いえいえ、これは多分に「性格」に依存するケースだと思います。
私は「意味を知らないコトバを使う」のが何となく「気持ち悪い」と感じてしまう、という「ひょっとしたら随分と窮屈な性格」を背負っているに過ぎません (^^;
> なんだか、ご好意に甘えてしまって申し訳ないですが、
とんでもありません。しらたまさんにはこの 1000 倍以上もお世話を戴いております。
このようなことで、私にも何らかの貢献が出来るのでしたら、いつでもおっしゃってください。
# 私に「出来ない・分からない」ことであれば「正直に」その旨を回答させていただき
# ます。少なくとも私はそういう「性格」をしています。ご遠慮なされませぬよう。
ねこひさ 拝
676 リコシェ  Elie 2001/12/19[wed]20:47:34
しらたまさん、みなさん、こんばんは。
一連の、語源の話、とても勉強になりました。
ねこひさ先生、さすがですね(^^)
#リコシェ
手元の本には「ダウンの連続跳ばし弓」とあります。
まさしく、「小石の水面切り」のイメージですね。
※リコシェは、通常、最後の1つの音をアップで返して収める。
ただしアルペジオではダウン・アップの連続が許される。
さらには、
スピッカート・・・指で弓をたたくように弾ませて跳ばす
ソティエ・・・デタシェを小さく、素早くやるうちに弓自身の弾力で自然発生する
結果は同じように聴こえても、原理が全く違うテクニックだそうです。
#サルタート
については、ちょっと分かりませんでした。
この書き込みのネタ元は、田中千香士著「五本の柱」(レッスンの友社)
小説風のつくりで、解説写真などが無い割には、奏法など、分かり易くて愛読しています。
ただ、これを読んで「よし分かった!」と思っても、
いざ、楽器を手にすると「???」となってしまうのですが(^^;
それは、どの解説本を読んでもそうかもしれませんね。
本だけ読んでも「分かった気」になってるだけ、みたいな(^^;
677 Re: リコシェ  ねこひさ 2001/12/20[thu]11:51:58
Elie さん、こんにちは。
> ただ、これを読んで「よし分かった!」と思っても、
> いざ、楽器を手にすると「???」となってしまうのですが(^^;
全く同感です。
> それは、どの解説本を読んでもそうかもしれませんね。
> 本だけ読んでも「分かった気」になってるだけ、みたいな(^^;
仰るとおりかもしれません。ただ、頭の中に一度「言語」を通じて整理してみた音や奏法のイメジを持つことはやはり重要である、と思うのです。頭の中で「それぞれの音や奏法における何らかの相違」を自分なりに理解しないことには、そもそも「ソティエ、リコシェ、スピッカート、・・・」等の再現(創出)はまるっきりできないはずです。
とはいえ、もちろんこれは単なる「必要条件」であって、頭で分かっていさえすれば「ソティエ、リコシェ、スピッカート、・・・」等々は即奏けるようになる、というわけでは決してありませんよね。つまり「十分条件」ではありません。ここらあたりが、ヴァイオリン演奏(もっと普遍化して楽器演奏一般)の難しいところだと思います。だからこそ逆に「やりがい」のあるところでもあり、練習も積まねばならないのだと理解しています。
しかし、・・・・
自分に出来る限りの練習を積んで、それでもいつまでたっても出来なかったら・・・・・
うぅ、こちらの方向を想像するのはやめよーっと。(^^;
678 オブリガート  Yue 2001/12/20[thu]12:41:54
しらたまさん、みなさん、こんにちは♪
大変長らくご無沙汰してしまいましたYueです。
あいかわらずのしらたまさんの博学ぶりには
本当に頭がさがりっぱなしです。
ぜひぜひ、ご本人にお会いしたかった!!
来年こそはo(^ー^)o
ところで、シーズンが終わって早速
弦を「オブリガート」にしてみました。
実は「オリーブ」を使ったことがない
私ですが、なんとなく、スチール弦版「オリーブ」
の感覚がわかったような気がしています。
見事に音質が違いますねぇ〜。
透き通るような、きらびやかさとはまたちがった
クリアな音がでてきているように思います。
楽器屋さんいわく、最近はほとんどの方が
スチール弦を使っていらっしゃるとのことでした。
わがオケやほかのオケでエキストラさんをされていた
プロの方の弦もちょこちょこ拝見させていただきましたが、
スチール弦使っていらっしゃる方が意外にも多かった!!
しらたまさんに感謝です!いい情報、ありがとうございました♪
(↑かなり、遅い御礼になりまして、すいませんです。)
679 頭と体と心をバランスよく  しらたま 2001/12/21[fri]10:23:40
Elieさん
ご紹介くださってありがとうございます。
>田中千香士著「五本の柱」(レッスンの友社)
この本は評判がいいようですね。私は持っていないんですけど。
買っちゃおうかなー?
いや、オフ会で皆さんが絶賛していた、
「バイオリン体操」の方が先かな(笑)。
ねこひささん
>とんでもありません。しらたまさんにはこの 1000 倍以上もお世話を戴いております。
>このようなことで、私にも何らかの貢献が出来るのでしたら、
>いつでもおっしゃってください。
わー、ありがとうございます!
それではこれからも遠慮なく質問させていただきますね。
きっと私だけでなく、ここにお集まりの多くの方が、
ねこひささんのご回答に関心を寄せられていると思います。
#でも、「1000倍以上」はいくらなんでも誉めすぎですよ(*^^*)。
>ここらあたりが、ヴァイオリン演奏(もっと普遍化して楽器演奏一般)の難しいところ
>だと思います。だからこそ逆に「やりがい」のあるところでもあり、練習も積まねばな
>らないのだと理解しています。
本当におっしゃるとおりですね。
知識だけあってもだめ、がむしゃらに練習するだけでもだめ、
頭と体と心をバランスよく育ててやらないと、
なかなか成果として現れてこない気がします。
Yueさん
>見事に音質が違いますねぇ〜。
ね、たまには他銘柄の弦に浮気してみるのもいいものでしょう〜♪
ところで、オブリガートは確かナイロン弦だったと思います。
スチール弦は、全体的にまだちょっと「代用品」というイメージが
ぬぐいきれていない感じですね。
前にご紹介したヘリコアのような特殊なものもありますが。
680 速く弾くには?  間下 2001/12/26[wed]9:24:28
しらたまさん、みなさん、こんにちは。
お久しぶりです。
今、モーツァルトの協奏曲第四番を鈴木の10巻を使ってレッスンしてもらって
るのですが、2ページ目の終わりの方のトリルが連続で出てくる箇所がどうして
も「きれいに」「たくさん」入れることができません。
あと1ページ目の最初のほうの16分音符も「四分音符=72」以上のテンポだ
と、崩壊してしまいます。
先生にはできるようにしてきてくださいと言われてけっこう経つんですが、なか
なか思うように指が動きません。
実は自分でやってるセビシックなども指の開きや音程などを重視してやってるの
で、あまり指を速く動かす事を意識して練習してないんです。
先生はやり方は任せますとおっしゃるので、昨日からクロイツェルの9番を部分
部分で取り出してすこしずつ速く弾けるようにしたりとか、まだレッスンではや
ってない15番などを予習してみたりしてみているのですが、こういう練習で方
向はあってるんでしょうか?
とりあえず、地道にゆっくりからだんだん速くというのをやれば、この曲に関し
てはできるようになるだろうとは思うのですが、指がまわるようになる練習って
いずれにせよしていかなければならないと思うのでよかったらコメント・アドバ
イスなどお願いします。
(というか、じっくり練習すればいずれにせよ速く弾くことはできるはずだとは
思っているのですが、なかなか練習時間が取れないというのが本音です。。。)
681 Re:速く弾くには?  しらたま 2001/12/27[thu]15:20:28
間下さん、こんにちは!
Vn.con4番ですよね。
実は私、鈴木の10巻を持っていないんですよ。
9巻の5番を先生に弾いて聞かせた時、
「今のあなたにモーツァルトが弾けるわけがない」みたいなこと言われたんで(笑)、
それ以来、モーツァルトには手を出していないんです。
そんな私がお答えすべきではないのかもしれませんが、
雑談程度にお聞き流しください。
今フリーで手に入れた楽譜で確認しているので
もしかしたら間違いがあるかもしれませんが、
79小節目あたりからの2分音符でのトリルとか、
108小節目の全音符のトリルのことですよね。
16分音符は、52〜53小節目でしょうか?
前にNo.234「セブシック」でも少し触れましたが、
ある速度以上のことをやろうとする場合、
頭の切り替えが必要だと思うんです。
口で言わないにしても、一音一音を「タタタタ」と意識しながらでは、
そう速く弾くことはできないのです。
人間が認識できる(コントロールできる)速さには限界があります。
だから「この音とこの音を等間隔で打ち下ろそう」みたいには考えず、
ひとまとまりの動作「シリーズ」として認識して、
一度スイッチが入ったら自動的にそれが打ち出せるよう訓練するといいと思うんです。
最初はそのシリーズの中で音がでないのがあったりしてもいいんです。
まずはスイッチを入れる(きっかけを与える)練習からはじめます。
練習方法としては、「休み、1回のトリル、休み、休み」を繰り返す。
例えば四分音符=60くらいの4拍子で、
[休]―ソラソ―[休]―[休]
できるだけソラソ(E線ファーストポジション2と3のトリル)を速く、
一つの溶け合った音のように弾いてみます。
このとき一拍目の[休]を意識することが重要です。
溜めて溜めて、これ以上は無理というところまで我慢すると、
必然的にソラソは速くならざるを得ません。
それに慣れてきたら、今度は2拍子で
[休]―ソラソ
にしてみたり、メトロノームテンポを速めてみたり、連続で
ソラソッ―ソラソッ―ソラソッ―ソラソッ―[休]―{休]―[休]―[休]
そのコツを飲み込めたらトリルの回数を増やして
ソラソラソをまた最初のパターンからはじめるといいと思います。
ずーっと以前、TV番組で、
『ハエの羽ばたきは目に見えないくらい速いけれど、
ハエは1回の脳波を送ることで数回の羽ばたきをこなしている。
ひとつひとつの羽ばたきを意識しているわけではない。』
ということを実験で見せていました。
私はそれを見たとき
「トリルの極意はこれだ!」と思いました。
#実は人間の脳ではそうはいかないらしいけれど、
#イメージ的にはかなり近いと思います(笑)
682 おすすめチューナーは?  ichiro 2001/12/27[thu]15:59:32
しらまたさん、こんにちは。
ichiroと申します。ご無沙汰してます。
年末年始対策としてチューナーを買おうと思っているのですが、皆様のおすすめを教えていただきたいのです。A線だけあわせて、5度ずつ調整などという技は使えないので、4本とも機械的に調整できるのが希望です。
今まで、レッスンの時先生に合わせてもらい、それで次のレッスンまで弾いてました。時たま大幅に狂うのですが、音階を弾きつつ他の弦と調整していました。
ところが、最近の感想により、楽器を取り出すとペグが緩んでいる状態で、貴重な練習時間の多くを試行錯誤に取られてしまいます。そこでチューナーを買おうと思い立った次第です。
おすすめチューナー以外にも、皆様の使っているチューナーの使い勝手や調弦のお話が聞けたらうれしいです。
ひさしぶりに来て質問で心苦しいのですが、よろしくお願いします。
ichiro
683 Re:おすすめチューナーは?  しらたま 2001/12/28[fri]0:10:47
ichiroさん、お久しぶりですね!
私はつい最近まで、
メトロノーム兼用で音だけだせる、
SEIKO Digital Metronome DM-40
を使っていました。
基準音438〜445Hzまで対応、1オクターブ内の各音出せます。
耳で合わせられるなら、多機能でコンパクトなこれはオススメです。
また、この秋奮発して
KORG
ORCHESTRAL TUNER
OT-12
を購入し(1万円弱)、
今はもっぱらこちらを使っています。
基準音349〜499Hz、平均率だけでなく
古典調律(ピタゴラス、ミーン・トーン、ヴェルクマイスター、
キルンベルガー、ケルナー、ヴァロッティ、ヤング)で音を出したり、
メーターで見たりできて、いろいろ勉強になります。
#でも実はまだ上手く使いこなせていないんですけれど(^^;。
たぶん、これがあれば大抵のことはできると思います。
でも、できることなら面倒でも
最初は発振音を聞いて5度を耳で合わせ、
そのあと誤差をメーターで修正するようになさったほうがいいと思います。
チューナーは便利ですが、頼りすぎるとかえって
上達の妨げになると思います。
チューナーが「合っている」といっても、
人間の耳が「合っていない」と判断することが
あるのです。
是非、機械任せではなく、人の耳を納得させるチューニングを
目指していただきたいです。
<皆さま
その他のチューナーを使っている方がいらしたら、
是非使用感などをお聞かせください。
684 5度への挑戦  ichiro 2001/12/28[fri]10:46:19
しらたまさん、早速のお答えありがとうございます。
追加で教えていただきたいのですが。
1オクターブしか出ないチューナーだとG線やE線はどうやって合わせるのですか? 1オクターブ違うところで合わせるのですか? それって簡単なことなのでしょうか?
早く自分の耳で5度を合わせて見たいですね。
ここにも疑問があるのですが、5度で合わせるとはどういうことかということです。音の関係を「覚えて」おくのか、それとも5度の響きを「感じる」のかということです。どうも先生の言動から判断すると、音にはツボがあって、はまると綺麗に響くので、それを探す、みたいな感じですが、いかがなものでしょうか。
よろしくお願いします。
ichiro
685 トリルのはなし  よっちん 2001/12/28[fri]21:47:46
しらたまさん、皆さん、こんにちは。お久しぶりです。
>しらたまさん、間下さん、ちょっと私も混ぜてください。
しらたまさんの蝿のエピソードには思わず唸ってしまいました。良い例えがあるものですねぇ。確かにトリルというのは、頭の中で何回と考えていたらできないものかもしれません。やはりしらたまさんがおっしゃるように、指に覚えてもらうのが最も遠回りだけど実は一番近道でしょう。
ただし、各指の強さ(瞬発力)はどうしても差があるところなので、フィンガリングでカバーしなければならない場面は出てくるかもしれません。(例えば3,4の指でのトリルを避けるために、ポジション移動をするなど。)
セヴシックの話で思い出したのですが、セヴシックのOp.7は1冊すべてがトリルです。ちなみに幼い頃、始めてもらった譜面がこれでした。今ではトリルの指が回らないときのリハビリにはもちろん、寒さで指がちぢこまっているときの指ならしなどに重宝しています。
全ての指をランダムに動かす運動には、やはりセブシックのOp.1でしょうか。でも、セヴシックは本当に運動、鍛錬、反復といった感じですので、指慣らしやストレッチングのような感じで曲やエチュードの前にさらっとやるのをお勧めします。でも練習量は少しでも、毎日やっていると大きな成果を得られると思いますよ。
686 Re:5度への挑戦  しらたま 2001/12/28[fri]22:13:36
ichiroさん
>1オクターブしか出ないチューナーだとG線やE線はどうやって合わせるのですか?
>1オクターブ違うところで合わせるのですか?
そうですね。1オクターブ上か下の音と合わせることになります。
弦の2分の1の場所に軽く触れて1オクターブ高い音を出す
ハーモニクスというワザもありますが、
どちらかと言うと最後の仕上げに使います。
オクターブの響きは5度の響きを聞き分けるよりは簡単だと思いますが、
もし不安がおありでしたら、広い範囲の音が出せるものを選んだ方がいいでしょう。
#もしかしたら音をGDAEに限定した
#ヴァイオリン専用のチューナーもあるかもしれません。
>5度で合わせるとはどういうことかということです
先生のおっしゃるとおり「感じる」ことだと思います。
そして、合ったときの心地よい音を記憶に残すこと。
できるだけ沢山、先生や演奏家のチューニング中の音を聞いて、
耳に焼き付けるといいです。
そして、いつも批判的な耳で聞くことも大切。
>音にはツボがあって、はまると綺麗に響くので、それを探す・・・
ちょっと乱暴な言い方になりますが、
例えば、踏み切りの警報機、車のクラクションなど、
「汚い」「濁った」音(和音)に感じますよね。
こういう警告音は大体において、
2つの音をわざと少しだけずらしてあります。
つまり少しだけずれたチューニングは人間に「不快」や「危険」を感じさせるのです。
そして、音楽の場では「きれいな」「澄んだ」快い響きを目指します。
ずれた状態だと「波のようなうなり」が聞こえるので、
それが聞こえなくなったところがツボだと
教える先生もいます(私はやったことがないのですけれど)。
それを踏まえて集中して聞いていれば、
チューニングがピッタリ合った一瞬、
恐らく誰もが「あ、変わった!」と思うでしょう。
ただ、そのツボというのはピンポイントなので、
初心者のぎこちないペグさばきでは一瞬でそのツボを通りすぎてしまったり、
右手の問題で雑音が混ざって音の変化がよく聞こえないこともあります。
本当にここがツボだと実感できるまで、数年を要するかもしれません。
687 Re:トリルのはなし  しらたま 2001/12/29[sat]15:3:52
よっちんさん
> 蝿のエピソードには思わず唸ってしまいました。
モトネタは昔のNHKの科学実験番組です。
番組名忘れましたが、今で言うところの「ためしてガッテン」みたいなものでした。
その時の番組の趣旨が、ぶっ飛んでいて、
ピアニストの中村紘子さんのトリルとハエの羽ばたきを競争させる
というものだったんです(笑)。
子供心に「そんなことしていいのかなー?」って思った記憶があります。
で、実験してみると、
中村さんのトリルよりもハエの羽ばたきの方が断然速い。
だけど脳波の面でみれば、ハエよりも人間の方が速く多く出している。
ハエは数回に一回しか指令を出していないけれど、
中村さんはすべての指の動きを意識している。
「だから中村さんのトリルの勝ち〜!」という結論だったんです。
普通ならここで「ピアニストってすごいなぁ」って感動するところですが、
私は変なところに感動してしまった。
「ハエすごい!ハエえらい!
ハエのようにトリルができたらいいなー!」って(笑)。
> セヴシックのOp.7は1冊すべてがトリルです。
私はOp.1-1しか持っていないので、そういう情報をいただけるととても助かります。
トリルに限らず、その他にもおすすめのOp.がありましたら是非教えてください!
688 買いました  ichiro 2001/12/30[sun]18:14:56
しらたまさま、アドバイスをありがとうございました。結局コルグのCA-30を買いました。
ペグを「ちょっと」いじって合っているなと思ってチューナーを見ると結構合っていることが多くて喜んでいます。ところが、「ちょっと」でうまくいかず、いじりだすともう駄目です。すべてが合っているようにも、すべてが合っていないようにも聞こえ始め、しまいには高いか低いかもよくわからない状態になってしまいます。仕方がないので、チューナーを見ながらペグを動かすことになるのですが、これもいったりきたりでなかなか決まらず苦労します。
チューナーを見ていると右手が疎かになって、音が安定せず、なかなかぴたりと決まりません。チューナーひとつとってもそんなに簡単なものではないですね。
やはりしらたまさんがおっしゃったように、音を真剣に聞くことが大切だと思いました。
ichiro
689 年末!  Elie 2001/12/31[mon]14:21:27
しらたまさん、みなさん、
今年一年このけいじばんで楽しく過ごさせていただき
ありがとうございました。
なんといっても専門的で高度な話から、楽しい話まで
緩急自在?なところが、こちらの魅力だと思っています。
みんなで合奏できた、というのもすごいことですよね。
来年もまたそういう楽しい機会がたくさんあればいいなあ、と思います。
しらたまさんには個人的にもたくさんお世話になりました。
この場を借りてお礼申し上げます。
来年にはぜひ、まいばいおりんをGETしたいものです!
みなさま、来年もよろしくおねがいします。
690 行く年、来る年  よっちん 2001/12/31[mon]17:37:6
しらたまさん、みなさん、こんにちは。
今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。
>番組名忘れましたが、今で言うところの「ためしてガッテン」みたいなものでした。
私達が子供の頃というと、「ウルトラ・アイ」とかではなかったでしょうか?山川静夫アナが司会をやっていたと思うのですが。
>ピアニストの中村紘子さんのトリルとハエの羽ばたきを競争させるというものだったんです(笑)。
この企画を立てたNHKの職員(または企画会社の社員)の度胸を買います。(笑)
でも実際ハエの羽ばたきくらいの速さでトリルが出来たらどういう音がするんでしょう?あんまり2つの音の間隔が速い(狭い)と1つの音になってしまうような気もします。(^_^;)
あとセヴシックは、実はOp.1とOp.7しかやったことがないんですよ。私も別のがどういうものか教えてほしいです。
それから素朴な疑問ですが、最近は初心者の方でも最初からペグで調弦するという指導が主流なのでしょうか?どこのサイトを覗いても皆さん同じような悩みをお持ちのようです。 個人的には、5度の音の感覚を耳が覚えるまでは4弦アジャスターをつけても良いような気もします。最初からペグで調弦できるに越したことはないですが。
自分が今愛用しているチューナーは「ハーモニーディレクター」。パッと見はキーボード(鍵盤)なのですが、チューナーとメトロノーム機能もついたすぐれものです。チューナーは350〜450まで調整可能で、鍵盤は4オクターブついています。
実はこの機械、本当はチューナーではなく和音の調整などをするものらしいのですが、全然使いこなしていません。(^_^;) 鍵盤楽器とは異なり純正和音も作れるらしいんですけど…。でも鍵盤があるおかげで、臨時記号ばっかりの楽譜の音取りなどには重宝しています。
値段が高いので全ての方にお勧めするというわけにはいきませんが、便利です。
691 謹賀新年  しらたま 2002/1/4[fri]11:35:54
皆さま、明けましておめでとうございます。
旧年中はいろいろとお世話になりました。
今年も楽しくおしゃべりいたしましょう。
ichiroさん
>チューナーを見ながらペグを動かすことになるのですが、
>これもいったりきたりでなかなか決まらず苦労します。
何回もやっているうちに、
どのくらいのペグを動かしたら、どのくらい音程が変わるのか、
手と耳が覚えると思いますのでがんばってください。
それから、どうしてもツボを通り越してしまう時は、
思い切って15度とか20度とか緩めると次のアクションで上手くいくことがあります。
人間の手で1度〜2度を正確に動かすのは難しいけれど、20度くらいから
ジリジリとならできたりするんです。
これもお試しください。
Elieさん
年末のごあいさつできなくてごめんなさい。
こちらこそ昨年は大変お世話になりました。
バイオリニスト・デビュー心待ちにしています!
よっちんさん
>「ウルトラ・アイ」とかではなかったでしょうか?
ああ、そうだったかも知れません!そのタイトルなつかし〜。
>この企画を立てたNHKの職員(または企画会社の社員)の度胸を買います。(笑)
しかも中村紘子さん、右手で子犬のワルツを弾きつつ、
左手で玉子料理を作らされていたような記憶が・・・。
> 最近は初心者の方でも最初からペグで調弦するという指導が主流なのでしょうか?
私の最初の先生は、初心者であっても
「フルサイズには4弦アジャスターの必要なし」というお考えだったようです。
当時私は4弦アジャスターのことを知らなかったので、
何の疑問も持たずペグで調弦をやっていました。
でも、巷で流行のサイレント・バイオリンは最初から4弦アジャスターつきなので、
その関係の教室ではアジャスター調弦で教えているかもしれませんね。
692 あけちゃいました!  Yue 2002/1/7[mon]20:46:42
しらたまさん、みなさん
遅ればせながら、あけましておめでとうございます♪
昨年はいろいろなことをしらたまさんに教えていただき
ありがとうございました!
今年こそは、しらたまさん、みなさんにぜひぜひお会いしたく
また何度もいってしまいますが、
オフ会、よろしくおねがいいたしまーす(^-^)/
693 Re:あけちゃいました!  しらたま 2002/1/9[wed]9:40:3
Yueさん
今年もよろしくお願いします!
>オフ会、よろしくおねがいいたしまーす(^-^)/
はい。肝に銘じて(笑)!
そんな風に楽しみにしてくださっている方がいらっしゃると、
断然やる気がでますね。
12月のオフの模様を「オフ会リポート」
としてまとめ、昨日アップしましたので、
よかったらご覧下さい。
<オフ会に参加なさった皆様
「オフ会リポート」の内容に何か不都合がありましたら、
ご遠慮なくお知らせください。
694 ただいまDL中♪  Yue 2002/1/9[wed]12:57:9
しらたまさん、みなさん、こんにちは♪
オフ会リポート、拝見させていただきました!
やっぱり参加したかったでっす!!
管組の3番って私知りませんでした。
今度チェックしてみまっす(^-^)/
「カヴァレリア」はやくDLおわらないかなぁ(^0^)
695 懐かしいですね!  よっちん 2002/1/9[wed]23:12:31
しらたまさん、皆さん、こんにちは。
オフ会リポート読みました!
あれからもう1ヶ月経ってしまったんですね。短いような長いような。次回はぜひアルコール付きの方も参加させてもらいたいです。(^_^;)
本番10日前というのに、オケの曲はそっちのけでレッスンの課題曲ばかりさらっています。今度のプログラムはモチベーションが上がりません。寄り好み出来る身分ではないのですが。
696 Re:懐かしいですね!  しらたま 2002/1/10[thu]21:25:3
よっちんさん、こんにちは!
>次回はぜひアルコール付きの方も参加させてもらいたいです。(^_^;)
ほんとに、ご都合がよろしければ是非!
>今度のプログラムはモチベーションが上がりません。寄り好み出来る身分ではないのですが。
確かにやる気がおきないプログラムの時ってありますね〜。
まあ、好き嫌いを言えるのがアマのいいところでも
あるかなーとも思いますが。
以前プロの方に、「どんな作曲家、どんな曲がお好きですか?」
と尋ねたことがあります。
すると、
「すべて好きです。強いて言えばその時やっている曲が一番好きかな?」
というお答えが返ってきました。
肩透かしで物足りない答えだけれど、
演奏家としてこれ以上の模範解答はないですよね(笑)。
また、別の方は、
「私はどんな時でも全力投球です。曲が演歌あろうとポップスであろうと、
オケであろうとソロであろうと一緒です。アマオケのトラであっても同じです。」
とおっしゃっていました。
極めればどんなシチュエーションでも、どんな曲にも楽しみを見つけられるのでしょう。
仕事に優先順位をつけて末尾をおざなりにしてしまう人が多い中で、
やっぱりその方の演奏は他の人とはちょっと違った光り方をしているように感じられました。
甘えや妥協を許さないなんて、凡人が真似したらすぐに息切れしてしまいそうですけどね。
私も最近、自分を喜ばせるためではない音楽を目指そうと思うようになりました。
だからといって、お客さんを喜ばせるためでもないのです(喜んでくれれば、それは嬉しいけれど)。
「では、何のため」って?
それは、ヒ・ミ・ツ♪
697 好きな曲・そうでない曲  よっちん 2002/1/11[fri]21:17:15
しらたまさん、みなさん、こんにちは。
>「すべて好きです。強いて言えばその時やっている曲が一番好きかな?」
>「私はどんな時でも全力投球です。曲が演歌あろうとポップスであろうと、オケであろうとソロであろうと一緒です。アマオケのトラであっても同じです。」
ホントに気持ちの良い言葉ですね。教えていただいてありがとうございます。
「どんな曲でもいいところを見つけて好きになる」、曲のところをいろいろな言葉に言い換えられそうですね。素直にこういう姿勢になるには、自分はまだまだ人間としての修行が必要です。精進せねば。(^_^;)
>私も最近、自分を喜ばせるためではない音楽を目指そうと思うようになりました。
>だからといって、お客さんを喜ばせるためでもないのです(喜んでくれれば、それは嬉しいけれど)。
>「では、何のため」って?
>それは、ヒ・ミ・ツ♪
いいですね、いいですね。自分のため以外に音楽ができるってとても幸せなことだと思います。
興味津々なお言葉が続いていますが、追及しないでおきましょう。(^_^)
698 Re:好きな曲・そうでない曲  しらたま 2002/1/12[sat]0:8:37
>素直にこういう姿勢になるには、自分はまだまだ人間としての修行が必要です。精進せねば。(^_^;)
右に同じく(笑)。
私の鬼門はベートーヴェンです。
毎回どう受け止めてどう料理すればいいものやら全くわからず途方にくれます。
一言で言えばノれない状態なんですけど、
ノれないまま弾くのってつらいんですよね。
だけど、それでも「嫌い」とは言いたくないんですよ。
「嫌い」と言ってしまったら余計に曲が遠くへ離れていってしまいそうな気がするから(笑)。
(って、ほとんど言っているに等しいですが・・・)
おっと、このタイトルからすると、
よっちんさんも「嫌い」という言葉を避けているようですね?
>いいですね、いいですね。自分のため以外に音楽ができるってとても幸せなことだと思います。
別に大したことじゃないんです。
素朴で自然な行為。
もしかしたら皆さん、無意識にやっていらっしゃるかもしれない。
でも、言葉にするのはとっても難しい(恥ずかしい?)です(^^)。
699 好き嫌い  ichiro 2002/1/12[sat]10:7:20
まだ曲の好き嫌いをいえるようなところまで行っていない私ですが。
曲の好き嫌いを言えるのはアマチュアの特権のような気がしますが、どうなのでしょうか。自分が楽しみでやっているのですから、嫌いな曲を無理やり好きだと思い込んでやるのもなんだかという気がします。
食べ物と一緒で好き嫌いをしていると大きく(上手に)なれないものなのでしょうか。
もちろんできないから嫌い、というのはちょっと話が違いますけど。
ichiro
700 好きな曲・そうでない曲 その2  よっちん 2002/1/12[sat]18:19:10
しらたまさん、皆さん、こんにちは。
ichiroさん、こんにちは。
おっしゃるように好き嫌いを言うのは全然構わないと思います。
自分もプライベートで演奏する時に弾きたくない曲は弾かないですし、レッスンやカルテットの曲を選ぶ時なども自分の好みを優先します。
基本的に趣味ですから、このあたりは自分の意思を優先します。
ところが、オケで演奏するとなると、必ずしも自分の好みを優先するわけにはいかなくなってしまうんですねぇ。もちろん選曲の時にメンバーの意向を聞いてくれるオケが多いでしょうが、必ずしも自分の意思と一致するものではありません。
プログラムが決まってしまえば好きではない曲でも練習し、人様に聴いていただけるだけの完成度にしなければなりません。このあたりはプロもアマも変わらないような感じがします。
もちろんプロと違って「今度のプログラムは気に入らないから降りる」ということも出来ますし、実際にそうする人もいないわけではありませんが、周りとの摩擦や風当たりを物ともしない意思の強さと神経の太さが必要ですね。(^_^;)
自分の場合はそこまで自分を通そうとは思っていないので、気の乗らないプログラムの時でも舞台にのります。でもせっかく練習するのですから、「嫌いだな、イヤだな。」と思いながら練習に出るよりは、「好きじゃないと思ってたけど良い曲じゃないか。」と思えた方が精神上も良いですし、上達もすると思いますので理想的ですよね。
ところが理想どおりいかないところに、凡人ならではの悩みが出てきてしまうわけです。
また嫌いと言ってしまうと、そこで終わってしまうような感じがしてしまうのが悔しいようにも個人的には思ってしまいます。多分しらたまさんもほぼ同趣旨でいらっしゃるようにお見受けしますが?
でも繰り返しになってしまいますが、個人的なレベルで済む話なら、多いに好き嫌いを言わせてもらってます。(笑)
>食べ物と一緒で好き嫌いをしていると大きく(上手に)なれないものなのでしょうか。
明確に因果関係があるかどうかはわかりません。でも好きでない曲を我慢して練習しているよりは、好きな曲を練習する方が上達は早いと思います。
ただし習い始めの曲(教本の初期〜中期の曲)は、それぞれ習得上必要なことが含まれているから教本に載せてあると思いますので、とりあえず全部やった方がよいと思います。
その中でどう濃淡をつけて練習するかは、先生と相談した方がベターだと思います。
701 Re:好き嫌い  しらたま 2002/1/15[tue]11:28:2
ichiroさん
よっちんさんとほぼ同じ意見です。
アマチュアでも、断るわけにはいかない演奏の仕事が来ることがあり、
その仕事が気乗りしない曲に決まった場合どうするか。
舞台に対して(音楽に対して)真剣であればあるほど、
いやいやながらに演奏することは心苦しいものです。
それで、「嫌い」を「嫌い」のまま放っておかず、
受け止める側の自分に「嫌い」の原因を見つけることはできないか、
好きにはなれなくても「理解」することはできないだろうか、
ということになるのです。
これは「無理やり好きだと思い込む」とはちょっと違うと思います。
思い込みや心意気だけでは、音楽はコントロールできません。
> 食べ物と一緒で好き嫌いをしていると大きく(上手に)なれないものなのでしょうか。
『大きく(上手に)』の意味が「音楽の送り手になること」だとすれば、
私は、そうだと思います。
例えば、天才と言われているモーツァルトだって全くの無から音楽を作ったわけではありません。
彼の敬愛していたハイドンを知らないで「モーツァルト」が演奏できるでしょうか。
音楽は、過去から現在に至るまで互いに影響しあっています。
「嫌い」を理由にある音楽に耳をふさいでしまえばその流れを見失ってしまうのではないでしょうか。
「嫌う」ことで失うものはとっても多いと思うんです。
702 懐かしい!  Yue 2002/1/15[tue]13:0:26
しらたまさん、みなさん、こんにちは♪
すっかり遅くなってしまいましたが、
カバレリア、聴きました(^-^)/
とっても懐かしくなってしまいましたぁ。
実はこれ多治見オケで数年前にアンコールで
弾いたのです。一見簡単そうにみえるのですが
弾いてみるとなかなか難しいですよね?
でも、みなさんの楽しそうな姿が目に浮かんで
くるようでした(^-^)/
ところで、「好き嫌い」の話、私もよーくわかります。>ICHIROさん
実は昔からどうもモーツァルトとは愛称が悪い私。
小さいころは教本の中にいっぱいでてくるので
仕方なくなく練習していましたが、
ちょっと前まではオケやアンサンブルでしなければ
いけない以外はほとんとやろうという気がしませんでした。
でも、いつまでも苦手意識をもっていても
いずれはまたまわってくるモーツァルトの作品・・・。
やはり自ら克服するためにも!っと決心して、
ヴィオラの人に手伝っていただき、デュオを挑戦しています。
あいかわらず弾けないのですが、助けていただける人がいると
弾けないところも、だんだん弾けるようになるような気がしています。
これで少しでもモーツァルトさんと仲良くなれれば・・・なんて(^^ゞ
703 Re:懐かしい!  しらたま 2002/1/16[wed]23:44:13
Yueさん
> カバレリア、聴きました(^-^)/
> とっても懐かしくなってしまいましたぁ。
聴いていただきありがとうござましたm(_ _)m!
私もこの間奏曲にはなぜか縁があるようで、過去3回やっています。
教会の場面のあとの間奏曲なんだそうで、本当はパイプオルガンが入るらしいですね。
うちのオケが使うホールにはオルガンがないのでいつも木管アンサンブルが代わりをしています。
Yueさんのところはいかがでしたか?
私、最初のうちはこの曲よさが全然わからなくって
「なんだか間延びしたヘンな曲だなー」と思っていましたが、
でも3回目の時には客演の指揮者に、
「この曲の冒頭には、4拍子、3拍子、2拍子の変拍子が隠されているんです」
って教えていただいて、やっと納得いったのでした。
作曲家が何をしたかったのかがわかると、
同じ曲でもまったく違ったものに感じられますよね。
> 実は昔からどうもモーツァルトとは愛称が悪い私。
私もでした!
でも、モーツァルトに関するいろんな本を読んだり、
先生方からヒントをいただいたりして、
だいぶ楽しめるようになってきました♪(←もちろん自己基準で)
ヴァイオリンとヴィオラのデュオいいですね。
私もいつか挑戦してみたいです!
704 カバレリア  シュタルク@仕事場 2002/1/17[thu]10:27:28
しらたまさん
今日は。カバレリア、聴きました。なかなかの演奏ですね。
チェロは、バイオリンにかき消されていて、荒が目立たない
(笑)。録音は、MDになさったのだと思いますが、録音音量
はオートマチックではありませんでしたか。会場は音響面で
少しデッドのようですね・・・練習には、その方が良いでし
ょうが。
インフルエンザが流行り始めました。それと、ウイルス性胃
腸炎も。皆様、お身体を大切に。
705 Re:カバレリア  しらたま 2002/1/17[thu]19:17:45
シュタルクさん
>チェロは、バイオリンにかき消されていて、荒が目立たない
(笑)。
いえいえ、もともと流麗な演奏だったと思います。
カヴァレリアでは突如Vc.セカンドパートを
リクエストしてしまって申し訳なかったのですが、
さすがの実力でしっかり歌ってくださって助かりました。
>録音音量はオートマチックではありませんでしたか。
もしかして音量小さかったですか?>シュタルクさん、皆さん
音量の点では私のパソコンでモニタしたとき問題を感じなかったのですが。
音質の点では、私のパソコンにステレオ入力端子がないこととか、
フリーの音声変換ソフトを使っていることとか、
そのソフトも上手く使いこなせていないとか、
なるべくファイル容量を小さくするためだとか、
いろいろ訳があって(笑)かなり劣化させてしまったのは確かです。
MDマスターの方は、もっと臨場感あふれててクリアで残響も多少楽しめます。
> 会場は音響面で少しデッドのようですね・・・練習には、その方が良いでし
ょうが。
確かにハコ(部屋)の響きの恩恵に預かることはできなかったですね(笑)。
でも、私はデッドな会場での録音の音に慣れているので、
それほど聞きにくいとは思わなかったです。
たぶん、このくらい鳴っていればホールではもっと「ほわん」とまろやかに、
かなりいい感じになるだろうと想像いたします。
次は響きも楽しめる会場でできるといいですね〜。
706 いやいや・・・  Yue 2002/1/18[fri]8:8:13
しらたまさん、みなさん、こんにちは♪
シュタルクさん、はじめまして。
そっか、カバレリアのチェロパートはシュタルクさん
なのですね?
1台しかないにもかかわらず、低音が響いて
とても素敵でした♪
音響もパソコンできいていても、細かいところまで
聴くことができて、なんだかこちらまで一緒に弾いている
気分になってしまいました(^^ゞ
>しらたまさん
多治見オケがいつもかりている演奏会場にももちろん
パイプオルガンはありません。
だからアンコール程度にしかできませんね。
岐阜県のあるアマオケさんが昨年の夏だったかな?
にカバレリア・ルスティカーナを全曲披露されたようです。
もっちろんパイプオルガン付の会場で。
岐阜県ってそういう会場面ではけっこう恵まれている
と思うんですよね。いいホールなんかもありますし、
多治見オケが使わせていただいているホールも
葉加瀬太郎さんのコンサートをきいてつくづく思ったのですが、
いい音響しているんです♪
あんな舞台でいつも演奏させていただいているのかと思ったら
もっといい演奏ができるようにならなくっちゃ・・・って
改めて思いましたです(^^ゞ
707 ほめ言葉請求(^^みたいに  シュタルク@仕事場 2002/1/18[fri]11:6:1
なってしまいましたが、ありがとうございます>しらたまさん、
Yueさん。メールでも申し上げた通り、新しい楽器を入手して、
またぼつぼつ弾いています。
音量がオートマチックコントロールではないか、と思ったのは、
ダイナミックの変化が乏しかったように思えたからです。録音
の問題ではなく、もともとの演奏の性格だったのでしょうか。
MDプレーヤーですと、録音音量は、マニュアルで変化させる
ようになっていると思いますが、ダイナミックレンジは、さほど
広くない・・・レベルを上げ気味ですと、フォルテ以上の音量
で飽和してしまうようですね。マイクのセッティング場所、
録音機材とか、凝りだしたらきりはありませんが、ね・・・。
708 MDでの録音  しらたま 2002/1/18[fri]21:58:11
Yueさん
>岐阜県ってそういう会場面ではけっこう恵まれている・・・
う、うらやましいですっ!
わが地域もいいかげん本物の音楽ホールを作ってほしい(泣)。
いいハコがなきゃオケは育たないよ〜。クラシック音楽も地域に根付かないよ〜。
そして作るんならやっぱりパイプオルガンつきがいいな。
そしたらフォーレのレクイエムもできるかもしれないし♪
ところでYueさん、
今やっていらっしゃるモーツァルトのデュオってケッヘル何番ですか?
先程MIDIの音源でデュオを2曲手に入れてどっちかなーって思いながら聞いています。
シュタルクさん
> 新しい楽器を入手して、またぼつぼつ弾いています。
いい楽器が見つかったようで、よかったですね!
次回はその音色をご披露いただけるかしら?
密かに期待しております。
>音量がオートマチックコントロールではないか、と思ったのは、
>ダイナミックの変化が乏しかったように思えたからです。
なるほど、そのことでしたか。
pの弾き方を皆さんと十分打ち合わせできなかった(する時間がなかった)ことが一因、
マイクが近かったことが一因(私から50cmくらいの距離)、
そしてなにより私がMDの説明書をよく読んでいなかったことが最大の原因だったりして(笑)。
私自身は演奏をきれいに録音することにこだわりがないので、
すみませんが今後も音質については期待しないでくださいね〜。
もし参加者でその方面にお詳しい方がいらしたらお願いしちゃいたいです。
709 ヘ長調  Yue 2002/1/19[sat]12:31:54
しらたまさん、みなさん、こんにちは♪
>今やっていらっしゃるモーツァルトのデュオってケッヘル何番ですか?
ごめんなさい。ケッヘル番号は忘れてしまいましたが、
「へ長調」のものです。
モーツァルトのデュオは2曲あるようですね。
もう1曲の方もいつか挑戦してみたいと思っています♪
ヴァイオリンは一見簡単そうにみえて
これはなかなか難しいです(^^ゞ
でも、これをちゃんとあわせられるようになったら
きっと私はモーツァルトに対する苦手意識が
10%はへっていると思います(^-^)/
しらたまさんのおききになった感想もぜひぜひ
おきかせくださいね♪
710 パイプオルガン  よっちん 2002/1/20[sun]12:58:37
しらたまさん、皆さん、こんにちは。
演奏会もようやく終了し、気が抜けた日曜の昼下がりを過ごしています。(^_^;)
昨日の会場にはパイプオルガンがありました。実は、以前この会場のこのパイプオルガンと一緒にカバレリアをやったんですけど、良かったです。でも、オルガンはかなり離れているので音合わせが大変でした。
パイプオルガンと言えば、静岡県は浜松市の駅前の豪華ホールに、これまた豪華なパイプオルガンがあります。ところが数年前、警備会社が消防施設の点検中、誤ってスプリンクラーを作動させ、このパイプオルガン上から水をかぶってしまいました。
日本国内では修理できないので、分解してドイツ(だったかな?)まで運んだそうです。修理代に、演奏会のキャンセル費用なども含めるとウン億円くらいの被害額だったらしいのですが。多分保険が適用になるとは思いますが、弁償する方も寿命が縮んだのではないでしょうか。
711 Re:ヘ長調 Re:パイプオルガン  しらたま 2002/1/21[mon]11:44:2
Yueさん
> 「へ長調」のものです。
うーん、ヘ長調のがなかったんですが、
もしかして
Duo for Violin and Viola in Bb, K.424かしら?
頭が、「シ♭ーレソミファ、」ってやつ。
Allegro(vivaceかな?)からは転調してF-Durになっているように聞こえるので。
↓MIDIはこちらからいただきました。
http://www.classicalarchives.com/mozart.html
よっちんさん
本番お疲れさまでしたー。
> 警備会社が消防施設の点検中、誤ってスプリンクラーを作動させ、・・・
> このパイプオルガン上から水をかぶってしまいました。
どひゃ〜!
> 修理代に、演奏会のキャンセル費用なども含めるとウン億円くらいの被害額・・・
こわいよ〜、えーん。
ものすごい話ですね、これ。
パイプオルガンって設置するのもお金かかるらしいですが、トラブルが起きると大変なのですね。
何もなくても維持費がかかりそうだし。弾かないで放っておくのもいけないらしいし。
公共施設に設置するのは難しそうだなぁ。
712 聴きました。 and 買ってしまいました。  あんず 2002/1/21[mon]19:21:12
しらたまさん、皆様こんにちは。
なんだか忙しくて、プレーヤーをダウンロードできずにいましたが、
やっと皆様の演奏をお聞きすることができました。
とても素敵ですね。私もあの曲が大好きなんですよ。
いつか合奏したいです。
それと、私、コルグのOT-12のチューナー買いました♪。
年末に通信販売で頼んで、やっと今日我が家に到着しました。
(ちょっと遅すぎ)
しらたまさんの書き込みをみて、どうしても欲しくなってしまって…。
しかし、私も使いこなせるか…(笑)。
それと、しらたまさんのも台湾製??
なんだか値段の割に、プラスチックがとっても安っぽく、軽すぎ(笑)。
大丈夫か??と一瞬思ってしまいました。
713 Re:聴きました。 and 買ってしまいました。  しらたま 2002/1/22[tue]10:11:2
あんずさん
> いつか合奏したいです。
遠いですけれど、あんずさんさえよろしければ是非!
> それと、私、コルグのOT-12のチューナー買いました♪。
私のも台湾製って書いてあります。
最近の電子機器で純日本製のは少ないんじゃないかなー?
たぶん、持ち歩くことを前提に、意図して軽い材料を使っているんだと思います。
私もOT-12をお店で手にとってみて
「この軽さなら買ってもいいかな」って思いました。
昔のチューナーは重くて持ち運びが大変だったんだぞぅ(笑)。
そう言えば、よっちんさんがお使いのハーモニーディレクターについても調べてみました。
http://www.yamaha.co.jp/edu/catalog/h/h_hd100.html
どちらかと言えば指導者用なんでしょうね。
純正律の和音を聞かせながらの指導は説得力ありそう。
でも、135,000円・・・・・。
714 すいませんm(__)m  Yue 2002/1/22[tue]17:56:49
しらたまさん、みなさん、こんばんは♪
しらたまさん、すいません、私間違えてました。
ト長調の1番のほうです。
しらたまさんがDLされたサイトをきいて
自分の間違いに気づきましたです(>_<)
Duo for Violin and Viola in G, K.423のほうです。
ご迷惑をおかけしてすいませんでした。
でも、あんな便利なサイトがあるんですねぇ。
これからも参考にさせていただこうと思います♪
715 やっぱりそうですよね。  あんず 2002/1/22[tue]18:47:22
やっぱり国内で買うのだから、同じ韓国製ですよね(^_^;)。
でも安心しました。ありがとうございます。
ところで、バイオリン版ハノンというか、
一冊で、短時間で主要な練習ができる教本は
ないでしょうか。
今、時間がなくなってきて、ちょっと困っています。
それと、フレッシュのスケールシステムをご使用になったことは
ありますでしょうか。
どのような本かご存知でしたら、教えてください。
私も、お金があれば135000円(ちょっとびっくり)も
いいと思いました。
716 #17771  Yue 2002/1/23[wed]8:19:32
でした♪朝からラッキーV(^0^)
>あんずさん
バイオリン版ハノンとは、すごいものをお探しですねぇ!
ハノンなんて本当に懐かしいです。
私はピアノを途中で才能教育にかえるまで
ハノンなどの教本でレッスンしていました。
でも、あの基本のレッスンがあったから、
才能教育にかわっても、なんとかピアノを
続けられたのかも・・・(^^ゞ
717 Duo for Violin and Viola  しらたま 2002/1/23[wed]10:38:9
あんずさん
> フレッシュのスケールシステム
は使ったことないです。
どなたかご存知だったらレスお願いします。
> バイオリン版ハノン
元ピアノ弾きの私としては
セブシックのOp.1-1が「ハノンのようなもの」と思っていたんですが(笑)。
(そして、カイザーは「ツェルニーのようなもの」)
それ以外に何かあったらどなたか教えてくださいね。
時間がない時は、自分のレパートリーの中から、
弓をたっぷり使うゆっくりな曲とバロック系の早い曲の2曲をやると筋力維持にはいいと思うんですが。
そういう意味ではない?
Yueさん
17771番おめでとうございました!
> Duo for Violin and Viola in G, K.423のほうです。
何ともかわいらしい曲ですね。
子供がハアハア息を切らしてはしゃぎ回る感じで。
それから、私はなぜかピアノ・ソナタ&ソナチネを思い出しました。
音域が似てるのかな〜?
音の薄さなのかな〜?
いや、音源がMIDIなんで平均率の響きがそう思わせるのかもしれない(爆)。
とにかく、モーツァルトらしい、聞いても弾いても楽しそうな曲だと思いました。
718 フレッシュ  Elie 2002/1/24[thu]1:51:57
しらたまさん、みなさま。こんばんは。ごぶさたしてます。
まず宣伝(^^;
オフ会のときに配らせていただいた(^^;チラシですが、あの演奏会を
聴きにきたい!という方がいらっしゃいましたら、私宛までメールくだされば
チケットを用意させていただきます♪
Yueさん、
モーツァルトのデュオって良い曲ですよね(^^)。私も楽譜だけは入手してあります。
いつか一緒にできたらいいですね♪
ちなみにYueさん楽譜は何版をお使いですか??
あんずさん、
音階教本、小野アンナの音階教本はいかがでしょうか?
(なんて使ったことないんですけど^^;)
フレッシュは使ったことあります(ビオラ版ですけど、中身は一緒だと思うんです)
すっごく分厚いのに(^^;最初の数ページしか使いませんでした(笑)
まずC−Dur(バイオリンではG-Durになるかな?)で、音階(3オクターヴ)
とアルペジオ、各弦で2オクターヴの音階とアルペジオ、半音階、
あと重音(3度、6度、オクターブ、ハーモニクス)
が載っています。
そのあとは全ての調の分の譜面が載っていますが、基本的にやることは
どの調でも同じみたいでした。
で、私はC-Durを一通りこなすのに、たしか1年くらいかかりました(笑)
そして、けっきょくC−Durと、F−Durの途中までやったところでレッスンを中断してしまいました。
(フレッシュを使い始めたのはたしかレッスンを始めて1年くらいしてから、、、)
フレッシュは、ひとつの調にとても時間がかかってしまうので、
いろんな調の音階をいっぱいやりたい、という練習には向いてないんじゃないかなあ。
よほど飛ばしながらやる、とかじゃないと。。。
ただ、一つの調でじっくり音階や重音を練習したいときにはいいかも、と思います。
私はフレッシュで初めて重音の練習をやったので、それで余計に大変だったのですが、
それでもあの時練習したことは、いまでもかなり役立っています。
各弦でのハイポジションに慣れることが出来ましたし、重音も。たとえばオクターブ
1−4の形を保ったまま1音ずつ上がっていく練習なんかも、そのとき初めてやりましたから。
なーんて、ここまで書いておいてバイオリン版と中身が違ったらどうしよう(笑)
719 実はトリルが…。  あんず 2002/1/24[thu]19:52:26
しらたまさん、
私も、セブシックがハノンかもと思っていたのですが、
もう少し、短くて、効率良く練習できたらいいかなぁと。
しらたまさんに、言われてみれば、カイザーって、ツェルニーですね。
私は、ウォルファールトの本を使っていますが、いまいち、右手の練習には
パッとしません。どちらかと言うと、カイザーのほうがいいような…。
しらたまさんのご指摘通り、今、筋力維持とアップしたいのです。
実は、フィオッコのアレグロという曲がありますが、
後半部分のトリルの連続が、きちんとできないのです。
速く弾くと、弓も発音が悪い上、左手もきちんと指板を叩けない。
全く曲になりません。リズム練習とかもしてみのですけども…。
みなさん、どのように克服されているのでしょう??
Elieさん、
今、小野アンナも使用しています(笑)。
きちんと基本の練習ができて、音程の安定には、一番かもしれないですね。
フレッシュは、そんなに、分厚いのですか???
でも、一つ一つの調を極められそうですね。なんだか実物を見たくなってきました(笑)。
土曜日にでも、楽譜を見に行きますね。
それにしても、ビオラでのスケールとかの練習って、大変そうですね。
手が痛くなったりはしませんか??
720 教えてください!!  Michelle 2002/1/25[fri]12:5:57
しらたまさん、皆様、ご無沙汰しています。
オフ会成功おめでとうございます!
書き込みたいことはいろいろあるのですが、、、
しらたまさん、教えてください!!
今年から先生を変えました。音程に厳しい先生で、殆どスタートオーバー(最初からやり直し)状態です。質問はヘンデルのソナタ第三番第一楽章、鈴木の教本で言うと、上から5行目の第2と第4小節に現れるターンの弾き方です。シおよびドにかかっているターンです。今まで弾いていたやり方が、違うと直されたのですが、混乱して、わからなくなってしまいました。どう弾けばいいのか教えてくださいませ。
721 フレッシュつづき  よっちん 2002/1/25[fri]19:33:6
しらたまさん、みなさん、こんにちは。
>Elieさん、あんずさん
バイオリン版のフレッシュもビオラと同じです。
ちなみに厚さですが、測ってみたら1.2cmでした。(笑)
フレッシュの特徴といえば、移弦しないことでしょうか。
だからElieさんもおっしゃっているように、ポジショニングの練習には良いかもしれません。その代わり、とんでもないハイポジションも出てきます。
あと、ダブルやハーモニクスは相当難しいですね。この本を完ぺきに弾けたら、大概の曲は弾けるんじゃないかなぁ、と思います。
もし移弦を含めたオーソドックスなスケール練習をお考えでしたら、私も小野アンナをお勧めします。
722 トリル  しらたま 2002/1/26[sat]14:20:14
あんずさん
> 速く弾くと、弓も発音が悪い上、左手もきちんと指板を叩けない。
> 全く曲になりません。リズム練習とかもしてみのですけども…。
> みなさん、どのように克服されているのでしょう??
フィオッコのアレグロ、36小節目からの連続トリルですよね?
そのあたりはこの曲の見せ場で特に難しいんですよね〜。
私は大してトリルが入らないままで、先に進みました。
つまり、その場では克服できなかった(笑)。
鈴木では6巻にその曲が入っているのですけれど、
思うに、6巻のレベルで、指定のテンポを守ってそのトリルが完璧にできる人(子供)って
いるのでしょうか。自分ができなかったもので疑心暗鬼です(^^;。
とりあえず、練習方法としては、
トリルなしでテンポを守れるところまで練習する。
弓が一回ごとに逆になるので、右手がその動きを完全に覚えるまで弾きこみます。
必要なら拍の頭の音には弓順を書きこんで視覚的にもはっきりさせます。
そして、次にトリルのところに大げさなアクセントをつけて弾いてみる。
アップボウの時は弦へのカミが甘くなりがちなので注意。ダウンもアップも均一に。
そのあと、トリルの前で一旦停止して弓に気合をこめ、早いトリルをいれていきます。
気合はこめても体が固くならないように注意。
それができたら楽譜どおりに弾いてみます。
たとえトリルが入らなくても気にしないで前にすすむ。
でも絶対にテンポはくずさない、
拍の頭の音とトリルの頭の音ははっきりと発音させるようにします。
この一連の旋律の中に
ミ、ド、ミ、ド、ミ、ソ
ファ#、シ、ファ#、シ、ファ#、シ、ファ#、ラ
が浮かびあがるように。
その中にトリルが入れば、儲けもんという感じで。
Michelleさん
お久しぶりですぅ〜。
HPも更新されていないようだったので心配していたのですよ。
お元気でしたか?
> 書き込みたいことはいろいろあるのですが、、、
どうぞどうぞ、雑談でも近況でもお気兼ねなく。
> シおよびドにかかっているターンです。
> 今まで弾いていたやり方が、違うと直されたのですが・・・
ヘンデルのソナタ3番、第一楽章23小節目のトリルと25小節目のモルデントですね。
上からかけるか下からかけるか、という問題でしょうか。
専門家の間でも意見のわかれるところで、
私ごときがお答えできることではないのですが、
一般的に、モーツァルト以前は「上から」、
それより後の作曲家は「記譜音から」ということだったように記憶しています。
ただ、私の2番目の先生は、
「私もこれまでいろんな先生に習ってきましたが、
こと装飾音に関しては
皆さんおっしゃることがバラバラ。
だから私は、何が正しいとは言いません。」
って完全に逃げておられました(笑)。
ヘンデルのソナタも、バロック的に弾こうとした場合と、
現代的解釈で弾こうとした場合では、装飾音のつけ方は違うのかもしれません。
上からかけるか、下からかけるか、
たったそれだけのことで曲の雰囲気ががらっと変わったりするので、
装飾音の力ってすごいですよね。
723 回答ありがとうございます  Michelle 2002/1/27[sun]6:21:44
しらたまさん
早速ありがとうございます。
ご無沙汰しててご心配かけました。コンピューターの調子が悪かったのと、あたらしいエクスプローラーをインストールしたら日本語がまた書き込めなくなったりで、
ネットから遠ざかっていました。それに日本のネットの世界って、ときどき「濃すぎる」気がして、
(バイオリン関係以外のページのことですが)ついていけなくなることがあるんですよ。
人間関係が苦手な私としては、ネットより、バイオリン弾いてたほうが、心安らかだったりするので、
コンピューターのいすの前に座らない日が続いておりました。でも自分のページもそろそろ更新せねば、、。
前の先生に、不満があったわけではないんです。それどころか、とても好きだったんですがなぜか去年の冬頃突然
「もっといろんな先生に教わったほうがいいんじゃないか」と思い始めたんです。
その先生はあんまり細かいこと言わないし、非常に気楽だったんですが、もっとうまくなりたい、それにはもっとつめてやったほうがよくないか、という気がしてきて。
かなり悩んだんですが、ちょうどそのとき、私のバイオリンを再生してくれた人にも、別の先生を薦められて、私のニーズに合っているこの先生に思い切って変えました。
あたらしい先生は日本人で、地元のシンフォニーのコンサートマスターです。このレベルの先生に教わるなんて、自分の腕を考えると、ちょっとすごい気もする。
さすがに、厳しい、というか、かなり細かい先生で、どうやら私は徹底的にぜーんぶ直されそうです。ラモーのガボットまで進んでいたのですがヘンデルからやり直しで、まず音程を確実に取れるように、といわれました。確かに、他がどんなによくても、音程が合っていない演奏は、結局良くないですもんね、、、。私は音程はそのうちだんだんに良くなるだろうと悠長に構えていたのですが、一音ずつきっちりやるように指導されております、、、。
それと関連してですが、肩当なしで弾くように今努力しています。先生は使うなとは仰らなかったのですが、ブリッジ型の肩当をはずして弾いてみたら、
音の響きがよりよくわかる気がするのです。合っているとき、よく響くのがわかるので、使わない方向でいまやってみています。
ただ何もないと滑って弾きにくいので、子供が使うようなスポンジを当てています。これも裏板を覆ってしまうとまた響きが悪くなるので、なかなか難しいんですが。
しらたまさんは、肩当はどんなのをお使いですか?
左手の持ち方を変えたり、ビブラートも練習し直しで、今なんだかすごく苦しい状態なのですが、いいかげんなまま、「なかなかうまくならないなあ」とだらだらやるより、きちっと、今多少苦しくても上達のためにはいいかなあと、、、。ホームページにアップするつもりですので、見てください。
ターンのことですが、、、
モルデントってこの装飾音のことでしょうか?(無知でお恥ずかしい、、、)
英語ではこのマークはターンというようです。装飾音(一音だけの場合)はグレイス・ノート、トリルはトリルと呼ばれております。
前の先生はその基本音から上の音へ、指を一回おいて上げるだけの簡単なやりかたでした。全部で3音。
確かにきっとトリルはいろんなやり方が在って、各自の好みとか、曲に合わせて使い分けられてきたんでしょうね。やり方一つでぜんぜん違う感じがしますよね。新しい先生は必ず上の音からスタートするように仰います。
ちなみにセオリーの教科書では、トリルはバロックとクラッシックの場合は上の音からスタートする、と定義してありました。
やり方もいろいろ在るようなので、次回のレッスンで先生に確かめて見て、そのやり方でもう一度練習し直すしかないようですね。
そういえば今の先生は原典版を使っておられて、もとの譜には指番号もスラーも何も無いところご自分で付けて弾いておられました。
美しく響くよう自分で考えるそうです。ということはやっぱり解釈によって、いろいろ違ってくるんでしょうね。ネットはこういう時は役に立ちますね!やり方がいろいろ在ると聞いて、ちょっとほっとしました。あまり硬く、あれは間違い、これが正しいと考えないほうがいいこともありますよね。
しらたまさん、ありがとうございました。
724 分厚いですね。  あんず 2002/1/27[sun]12:31:17
よっちんさん、
私も、実物拝見しました…。やっぱり1cm以上はありましたね(笑)。
その充実さ?に圧倒され、結局買ってかえって来れませんでした。
独学できる自信がなくて(笑)。
しらたまさん、
右手に、アクセントを持たせ、弾きました。
すると、なぜかトリルがしやすくなりました。
一旦停止して、気合をいれるのがとても気に入っています(笑)。
”気”はとても大事ですね。
でも、私も思ったのですが、あの指定のテンポできちんと
弾ける子って、いないと思います。絶対(笑)。
私の先生も、きちんと弾けてないような(笑)。
725 お久しぶりです!!  あ ん ず 2002/1/27[sun]12:32:43
Michelle さんこんにちは。
お元気そうでなによりです。
ところで、先生をかわられたようですね。
実は、私も、以前から、ずっと考えていて、
今違う先生にお試レッスンを以来中です。
私も、Michelle さんと一緒で、ちょっと
飛ばしすぎるレッスンにストレスがたまってきて、
このままじゃいけないなとずっと悩んできました。
ある人は、「2度先生を替えたことがあって、
そのたびに、さらに新しいことを学ぶことが
できた。だから、また変わろうと思う」と言っていました。
私の母にも、料理人になる人は、1年くらいで、修行先のお店を転々と
変わるのよ。そうやって、どんどん新しいことを学び、自分の物にしていくんだ
といわれ、なんだか納得したことがあります。
確かに、一人の先生にずっと師事するのは良いことかもしれないけれど、
教えていただけることにも、限界があるのだと思います。
(究極に素晴らしい先生というなら話は別ですが)
昔、ピアノをならっていたときに、年に1度くらいなんですが、
とても演奏の素晴らしい先生のレッスンを受けるのです。
たった、1時間ほどのレッスンなのですが、そのレッスンを受けると
受けないでは、演奏にかなり違いが出たのを覚えています。
Michelle さんは、コンマスの方のレッスンを受けられるなんて、とても
うらやましいことです。
私は、一度、プロオケのコンマスの方に、レッスンをお願いしてみましたが、
お忙しいようで、断られましたよ(笑)。かなり、身のほど知らずだったんですけどね(笑)。
やはり、自分が一番素晴らしいと思える方にレッスンしていただきたいものです。
Michelle さん、HP遊びに行きますね。
726 <ただいま>です・・・。  多分誰も覚えてない月祠 2002/1/28[mon]1:7:31
転居に依る余波でずっと、ネット落ちしていた私・・・。
なんとか復帰できたので、
これからは時々は遊びに来ようと思ってます。
とりあえずは、今年の夏までは、かな???
(春休みシーズンはのぞいてね♪)
でも、いったい、誰が私のことなんぞを
覚えてらっしゃるものかは???
727 いろいろレス  しらたま 2002/1/28[mon]15:17:4
Michelleさん
プロオケのコンマスに習えるなんて滅茶苦茶うらやましいです!
再生されたヴァイオリンが幸運を運んできてくれたみたいですね。
そういう先生でしたら、トリルの件も全面的に信頼なさって、
この際、その先生から吸収できることはすべて
いただいちゃった方がよろしいでしょう。
その先生の原典版の楽譜には、書き込みがされているのでしょうか。
私、すご〜く拝見したいです。
Michelleさんも覗き見して、書き写すのですよ(笑)。
滅多やたらには見せていただけないものなのですから。
> しらたまさんは、肩当はどんなのをお使いですか?
私は今、MachOne7割、肩当なし3割くらいです。
でも、特に肩当なしを目指しているわけではなく、
取り付けるのが面倒なだけです(笑)。
薄着で肩当なしだと、何かの拍子にあごあての金具が鎖骨あたりの
神経を直撃してしまうことがあって痛いからだめなんですけれど、
適度に厚着のこの季節は肩当なしでも大丈夫です。
綿入れを羽織っているときは特に快適で(怠惰な日常がバレバレ・笑)、
はじめからこれくらいお肉がついていれば痛くないのでは、
なんて・・・いえ、私だって結構お肉はついているのですけれど(爆)。
ただ、やっぱり左手へ負担はかかっているらしく
(ずっと手を降ろさないから&ネックの重みがずっと乗っている)
長く弾いているとしびれてきてしまうので、2時間くらいが限度です。
> ただ何もないと滑って弾きにくいので、
肩当もあごあてもつけない古楽器の方はセーム皮をつかうみたいですね。
私はやってみたことはないんですけれど、滑るのは防げそう。
>ターンのことですが、、、
>モルデントってこの装飾音のことでしょうか?(無知でお恥ずかしい、、、)
>英語ではこのマークはターンというようです。
>装飾音(一音だけの場合)はグレイス・ノート、トリルはトリルと呼ばれております。
日本の音楽辞典では、モルデント(横向き雷マークに縦棒)、ターン(Sの横倒しマーク)とあって、
マークがドについていたら、
モルデントなら下向きで「ドシド」
ターンなら一音上がったあと下へ「ドレドシド」
となるようです。
あんずさん
> 右手に、アクセントを持たせ、弾きました。
> すると、なぜかトリルがしやすくなりました。
よかった、よかった(^^)。
>でも、私も思ったのですが、あの指定のテンポできちんと
>弾ける子って、いないと思います。絶対(笑)。
ホントにねぇ(笑)。
月祠さん
おかえりなさーい。
忘れたことなんてことありませんよぅ。
しかし、長〜いネット落ちでしたね(笑)。
お元気でしたか?
また、いろんなお話聞かせてくださいね!
728 良いです。  あんず 2002/1/28[mon]19:1:5
しらたまさん、この前言い忘れてしまったのですけど、
やっぱりあのチューナーすごく良いです。
なんといっても音への反応が早いです。(昔使っていたのがちゃっちいからだ
なんて言わないで下さいね〜。)
高音部もとても正確に反応してくれて、ミュートつけててもしっかり反応してくれます。
ご推薦ありがとうございます。
さらに音程に磨きをかけますね。
729 Re:お久しぶりです!!  MIchelle 2002/1/29[tue]5:12:43
あんずさん
おひさしぶりですね。時々この掲示板を覗いていたので、あんずさんががんばっていらっしゃる様子、いつも励まされていました。
先生で悩んでいらっしゃったようですね。先生選びって確かに難しいですよね。習ってみないと、自分にあっているのかどうかわからないし。テクニックだけでなくて、性格の合う合わないもありますものね。お試しレッスンってとってもいいと思います。
やっぱり自分が何も求めているかに合った先生がいいと思うんです。私も、楽しくアマチュアとして弾く、一応有名な曲も弾けちゃったりなんかする、というレベルでいいなら、前の先生のままでよかったんですが。私自身もっとうまくなりたい、きちんとしたテクニックで、きちんと弾きたい曲が弾けるようになりたいという欲求があったので、悩んだ末に変えたのでした。ほんとに、しらたまさんの仰るように再生バイオリンがこういう流れに持ってきてくれたのですよね。コンマスの先生は、このバイオリンを再生した方の先生でもあり、再生の際に、いろいろアドバイスしてくれたようです。
自分の腕を考えると、すごい贅沢、って感じなんですが、あきれずにちゃんと指導してくださるので、ありがたいです。そうなんですよ、原典譜、いろいろ書き込みがしてありました。でもこれは良く響くよう考えたフィンガリングなので、やりやすいとは限らないから、と言って本はさっさと閉じられてしまいました。(笑)それで私用には、もっと簡単で音の外れないのに変えてくださいました。これからも、どんなことを教えてくださるのか、すごーく楽しみです。
あんずさんも仰るように、いろんな先生に教わるのは、決して悪いことではないとおもいます。そのときの自分にあった先生がいれば、その先生に教わるのが一番です。新しいことをどんどん吸収しましょうね!!HPにレッスンメモをアップするつもりです。あんずさん、見て下さるなんとってもてうれしいですよ!!
月祠さん
覚えてますよー。書き込み楽しみにしています。
イオリさんも元気かなあ?またここでお会いしたいですねー。
>モルデント(横向き雷マークに縦棒)、ターン(Sの横倒しマーク)
これはそれぞれ奏法の違うものだったんですね。どっちもターンで済ませてしまう外国語嫌いのアメリカ人におそわったのが、そもそもの間違いかしら(笑)全くお恥ずかしいです。次回必ず先生に確認しますね。
肩当て、私は自分がなしで弾けるなんて思ってもみなかったんです。でも肩当も合わなくて悩んでたので、どっちみち悩むならなくてもいいか、なんて。今はだからすごい肩こりです。皮、ですね、なるほど。私も滑りさえしなければもうちょっと楽なのに、と思いながらやっています。
730 Re:良いです。  しらたま 2002/1/30[wed]15:47:25
あんずさん
> やっぱりあのチューナーすごく良いです。
そうですかー(^^)。
私はOT-12がはじめて手にするチューナーなので、比較するものがなくて、
そのありがたみがわからないんですが(笑)。
やっぱりお値段だけのことはあるのですね。
ご感想ありがとうございました。
Michelleさん
> HPにレッスンメモをアップするつもりです。
私も期待しています!
> 全くお恥ずかしいです。
いえ、そんなことないですよ。
単に呼び方の差なんですから。
私は、Michelleさんが紹介してくださる英語の音楽用語を毎回
とても楽しみにしてます。
この前の書き込みでも、一音だけの装飾音を
グレイス・ノート(grace noteですよね?)と言うのだということを知って感動しました。
あんまり深読みしちゃいけないかもしれませんが、
ちょっと辞書を引いただけでも「優美、気品、魅力、愛嬌、親切、猶予、神の恵み」など、
演奏上のヒントになりそうなキーワードがゴロゴロ出てきました。
日本語の「装飾」からはうかがい知れないイメージです。
> モルデント
mordentってどうも英語のようなんですが、私の辞書にはのってないんです。
どなたかこの単語の意味(語源など)、教えていただけませんか?
731 おお、久しぶりです。  あんず 2002/1/30[wed]22:50:36
しらたまさ〜ん
18000番取りました。
ひさびさのきりばんで、なんかよいことがありそう♪
732 モルデント  Michelle 2002/1/31[thu]0:36:43
>モルデント
フランス語の辞書(三省堂)には Mordant
音楽用語として下反発音、とあります。
その他の意味としては、1、噛む、傷つける 2、鋭い、甲高い 3、辛辣、
とありまして、2の例に甲高い声というのが挙げられています。語源としては
この辺からでしょうか?下から始まるとすると甲高いというのは、あんまりつながっていない気もしますが、、、。
ドイツ語の辞書には載っていませんでした。
英語の辞書(旺文社版−かなり古いものです)にはやはり音楽用語として、
Mordent 主要音から下2度の音を経てすぐ主要音にかえる装飾音、とあります。
てことは、元は英語ではないようです。しかし英語の辞書でここまで説明してあるのって
なんかすごい。しらたまさんのご説明通りですね。
イタリア語を調べてみる必要がありそうです。
733 モルデント  あんず 2002/1/31[thu]18:38:33
mordent 調べてみました。
語源はイタリア語にあるようです。
(イタリア語の辞書ないので、よくわかりませんが)
意味は 主要音から下2度の音を経て、すぐ主要音にかえる装飾音
とあります。
734 あらら、   あんず 2002/1/31[thu]18:41:21
すでに、Michelleさんが、書き込んでいらっしゃたのですね。
ちなみに、辞書は、私は、研究社のリーダーズを使用しています。
735 Re: モルデント  ねこひさ 2002/1/31[thu]18:46:55
みなさま、こんにちは。
モルデント、ドイツ語でも Mordent です (というよりイタリア語の恐らく
Mordente をそのまま借用しています)。調べてみますと、語源はラテン
語の mordere (噛む、犬などが噛み付く、虫などが刺す、ぐいと掴む、
鉤などで留める) となっています。フランス語ではモルダン Mordant の
他に、パンセ Pinc'e ('e は e の上に鋭アクセント記号) ともいうみたい
です。こちらの意味は「つねられた」。
また、短いモルデントと長いモルデント記号を、はじめて明確に使い分けた
のは、大バッハの息子カール=フィリップ=エマヌエル=バッハだった、と
あります。
# 短いモルデントの奏法:ドシド
# 長いモルデントの奏法:ドシドシド もしくは ドシドシドシド
短いモルデントの丁度逆が「プラルトリラー」Pralltriller
# ドレド
だったと思いますが、こちらはドイツ語です。Prall (激しい)ぶつかり
(の音)、衝突、跳ね返り、(あられ等のパチパチぶつかる)音、という語と
Triller トリル、鳥のさえずり、震音、という語から成っています。
# 「ヒバリがトリルを打つ」(ド直訳) とは「ヒバリが囀る」の意。
# (女性の額にかかる切り下げ前髪である)「ポニーの下にトリルを持つ」
# (ド直訳) とは「頭がおかしい」の意。
# トリルを「ガクガクと折れ曲がった髪」としてイメジしてみると
# なんか笑えます。
## いま、カイザー 19 番のサルタートで苦しんでいます (^^;
## 出来たり、出来なかったり、つまり意のままにはコントロール
## 出来ていないということです・・・・・
736 Re:Re:モルデント  しらたま 2002/2/1[fri]15:46:14
皆さん、
モルデントについていろいろ教えていただきありがとうございました。
何で私の辞書には載ってなかったんだろう・・・???
すみません、横着しちゃって(^^;。
Michelleさん
フランス語のMordant、
犬に噛まれる→びっくりして悲鳴を上げる(鋭い)→とっても痛い(辛辣)
っていう流れなんでしょうかねー。ただの想像ですが。
そう思ってみると「ドシド」のおたまじゃくしを結んででできる
V字型の音型が犬の歯型にも見えてきたりして(笑)。
ねこひささん
> また、短いモルデントと長いモルデント記号を、はじめて明確に使い分けた
> のは、大バッハの息子カール=フィリップ=エマヌエル=バッハだった、と
> あります。
そうなんですかー。
ということは、バッハ以前の音楽って、私が考えている以上に
装飾音符のつけかたは自由だったのかもしれませんね。
> 短いモルデントの丁度逆が「プラルトリラー」Pralltriller・・・
あられが降ってきて、固い地面に当たって、はねかえる感じですね。
質感とか、速さとか、
イメージをかきたてられます。
> ## いま、カイザー 19 番のサルタートで苦しんでいます (^^;
「出来たり、出来なかったり」という状況わかります。
私もまだ「出来るとはかぎらない」ので、苦しいです(笑)。
「ちょっとできる」ところから「だいたいできる」ようになるまでの道のりって
長いですよね。
あんずさん
18000番おめでとうございます!
キリ番ゲッターズにお名前のせました。
737 モルデントの奏法  Michelle 2002/2/2[sat]3:12:12
昨日のレッスンで早速確かめてきました。
先生がていねいに五線譜を書いて教えてくれました。
まずただのぎざぎざの場合は
上へあがる、ドならドレドとなります。最初の二つは16分音符で最後のドが八分音符
です。ヘンデルのソナタに出てきた2つ目のモルデントはぎざぎざに更に縦の棒が入って
います。これは、下からという記号だそうです。したがってドシド、同じく最初の二つは
16分音符で最後のドが八分音符です。ただこれはオリジナル記号ではないのでどこの
音符につけても、どのように弾いてもいいんだけど、とおっしゃっていました。
これが唯一の正解というわけでは無いかもしれませんが、なるほどと思いました。
ねこひさ先生
お久しぶりです。
つねられた、って言う説明が一番、イメージしやすいですね。皮膚をつねってでばった感じ、、、痛そうですけど。
語源を調べてみるとどういう風に弾けばいいのかヒントになって、勉強になりました。
738 Re: モルデントの奏法  ねこひさ 2002/2/4[mon]17:20:9
Michelle さん、こんにちは。
> まずただのぎざぎざの場合は
> 上へあがる、ドならドレドとなります。最初の二つは16分音符で最後のドが八分音符
> です。ヘンデルのソナタに出てきた2つ目のモルデントはぎざぎざに更に縦の棒が入って
> います。これは、下からという記号だそうです。したがってドシド、同じく最初の二つは
> 16分音符で最後のドが八分音符です。ただこれはオリジナル記号ではないのでどこの
> 音符につけても、どのように弾いてもいいんだけど、とおっしゃっていました。
> これが唯一の正解というわけでは無いかもしれませんが、なるほどと思いました。
私は (音)楽理(論) に詳しいわけでは全くありませんので Mordent 等の術語の正確な
定義は知りませんが、手持ちの「解説」をちょっと確認しただけでも「ネーミング」
に「揺れ」があるようです。
この下の私の投稿は dtv-Atlas zur Musik といった 2 巻本の新書を参照したもの
でした。
# この本は邦訳もあったと思います。
しかし、例えば、全音楽譜出版の Kayser 2 巻を見ますと、mordent = Pralltriller
と言い切っていますし、これは「主音とその 2 度上の音を急速に入れる」と解説にあり
記譜法は「ただのぎざぎざ」です。これと路線を同じくするのが同じく全音楽譜出版の
Hohmann 2 巻で、8--12 ページにわたって「装飾音 grace(s) または embellishment(s)」
に関する (それなりに) 体系的な解説がなされています。そして mordent ははっきり
「上反撥音」と訳されています (つまり、主音・上 2 度音・主音)。ドレドレドシの
ような mordent は「二重上反撥音 double mordent」となっています。
これに対し、dtv-Atlas zur Musik で命名されていた mordent は、Hohmann では
「逆モルデント inverted mordent」となっています。これの記譜法は「ぎざぎざ
に更に縦の棒」です。
しかし、音楽之友社の Kayser II では dtv-Atlas 同様、先の逆モルデントを
mordent といっています。もっとも記譜法は同じで「ぎざぎざに更に縦の棒」です。
そして先のモルデントは、こちらではやはり dtv-Atlas 同様 Schneller シュネラー
= Pralltriller プラルトリラー といっています。
まとめますと、
全音楽譜出版 ---> モルデント=「上反撥音」(= プラルトリラー = シュネラー)
逆モルデント = 「下反撥音」
音楽之友社・dtv-Atlas ---> モルデント =「下反撥音」
プラルトリラー = シュネラー = 「上反撥音」
こうして見てきますと、Schneller も Pralltriller もここだけドイツ語ですから、
ひょっとしたら C.P.E. バッハが「音楽之友社・dtv-Atlas 系解釈」の基礎を築いた
のかもしれません。因みに schnell は形容詞で「速い」の意味、しかし動詞の
schnellen は「はじける・はねる・はじく」となります。Schneller は前者ではなく
後者からのネーミングです。Pralltriller の Prall も prallen 衝突する・跳ね返る
という動詞から作られています。
# コメツキムシという甲虫がいます。仰向けにしてやると「パチッ」とはねておき
# あがる奴です。こいつはドイツ語で Schnellk"afer ("a は a の上に点々)
# シュネルケーファーといいます。ここでの Schnell もまさにこの「はねる」です。
# 「速い」ではありません。ケーファーは「甲虫」の意です。従ってフォルクスヴァーゲン
# 社の名車「ビートル beetle」はドイツ語では「ケーファー」と呼ばれています。
739 ヴァイオリンの弦はなぜ・・・  しらたま 2002/2/5[tue]10:58:53
こんにちは!
ねこひささん
> 手持ちの「解説」をちょっと確認しただけでも「ネーミング」
> に「揺れ」があるようです。
困っちゃいますねー、教本(出版社?)によって言い方がマチマチだと(^^;。
私の2番目の先生が、こと装飾音に関しては逃げまくっていたのがわかる気がします。
たぶん、知れば知るほど何を信用していいやらわからなくなるんでしょうね。
でも、どこにどうつけるかはさておき、せめて呼び方くらいは統一してほしいもんです。
■ヴァイオリンの弦はなぜ・・・
先日、ヴァイオリン弦を3セットほど通信販売で注文しました。
その注文ハガキを持ち歩いていたら、それを見た友人が、
友人「へー、ヴァイオリンってそんなに沢山弦をはるの〜(←注文した12本を一気に張ると思っている。)」
私「いや、4本だよ。あとはストック。」
友人「あれ、弦ってメートル単位で売ってるんじゃないんだぁ(←ホームセンターのワイヤー売り場を想像している?)」
私「・・・・」
いやぁ、そういう発想はしたことがなかったので、なかなか新鮮でした。
確かに工場では糸巻き状のものに数十メートルだかの弦が収まっているのでしょうね。
それを、先端にボールをつけたり滑らないように色糸で巻いたりするために切っているんですよね。
じゃあ、そういう加工が必要ないならメートル単位で買っても構わないわけだ(笑)。
しかし、その場ではそこまで頭が回らず、私はこう説明しました。
私「ほ、ほら、もともとが羊の腸だから、そんなに長くはないんだよ(ホントか?)」
友人「へー、羊の腸!よくそんなものを使おうと思ったね、昔の人は」
私「たぶん、丈夫で細長いものが他になかったんだよ」
口からでまかせ、オンパレード・・・。
皆さんだったら、何て説明しますか?
740 モルデントか逆モルデントか、、、  Michelle 2002/2/6[wed]2:46:46
ねこひさ先生
いろいろありがとうございます。
ほんとですね。装飾音って言うのはいろいろ呼び方も弾き方も在るんですね。
しらたまさんの先生の気持ちがわかるなあ。私の先生も「ま、どう弾いてもいいんですけどね。」っていってたなあ。やり方は自分で研究するしないんでしょうか。
>「へー、羊の腸!よくそんなものを使おうと思ったね、昔の人は」
というか、それしかなかったんでしょう。細長いものといったら。
私たちは、現代から発想しているから、物があふれていて、工業製品なんかもたくさんある今、何でわざわざ「羊の腸」?って思っちゃうんでしょうね。スチールとかナイロンとかなかったので、自然物から作るしかなかったんだと思います。紙もあまり無いころは羊皮紙にかかれたりしていますよね。羊っていろいろ使われたんですね。
741 羊の腸  Elie 2002/2/6[wed]9:31:2
こんにちは!
羊の腸、、、どのくらい長さがあるのか気になって私も調べてみました。
そしたら、出てくる出てくる。。。!「ソーセージの作り方(笑)」
ちなみにウィンナー=羊の腸詰。フランクフルト=豚の腸詰。ボローニアソーセージ=牛の腸詰。
なんだそうです。皆さん知ってました?(笑)
>じゃあ、そういう加工が必要ないならメートル単位で買っても構わないわけだ(笑)。
古楽器をやってる人のエッセイで読んだような気がするのですが、古楽器の奏者は
ピュアガット弦を束(数メートル??)で買って自分で必要な長さに切って使う、と、
書いてあったような。(テールピースには結び付けて使うとか、、、、)
だから弦のメートル売りって発想、あながち間違ってないんじゃないでしょうか(笑)
けっきょく、羊の腸の長さは分かりませんでしたが(^^;
でも、使われるようになった理由はやはり
「他に無かったから。あるいは、たまたま、それを普段から糸の代わりに使っていたから」
だと思います。
そもそもの初めは、身近にあるものを利用して楽器は作られたと思うので。
※獣医の手術用の糸も、なにかの腸じゃなかったでしたっけ?(ネタ元は「動物のお医者さん」です。爆)
でも、同じようなルーツで作られた(はずの)モンゴルの馬頭琴の弦は、
馬のシッポの毛を束ねて使っているそうです。
弓と同じものを使っているわけですよね。どんな音になるのかちょっと不思議、、、見て、聞いてみたいですね。
Michelleさん>>
おひさしぶりですね!
あいかわらず真摯にバイオリンに取り組んでいらっしゃるのですね。
うまくなりたい、だからがんばりたい、というその気持にはとても共感できます。
先生を替え、奏法を直す苦労というのは、私も通ってきた道なのですが、
たしかに最初は辛いですが、つらいのは数ヶ月ですし、きっと、苦労した分、上達しますから、
がんばってくださいね!!よい先生にもつけたようで何よりです(^^)
HPの更新、たのしみにしていますね。
月祠さん>>
おひさしぶりですねーー(^^)
また楽しい書き込みを期待しています。
742 I got a gut  ichiro 2002/2/6[wed]12:8:14
ガットの作り方のページを見つけました。
ちゃんと読んでないのですが、22ヤードとか15ヤードという数字があります。これが長さ?
思うに、手近なものを使ったのではなく、音のいいものを追求していったらガットにたどり着いたのではないでしょうか。
切り売りされているのは、やはり末端の処理が面倒だからではないでしょうか。あとはガットは保管の問題とかあるのですかねえ。
想像です。もちろん。
ichiro
743 I've got the gut.(文法おかしい?)  しらたま 2002/2/6[wed]20:12:34
皆さん、羊の腸についてのレスありがとうございました。
Michelleさん
>私たちは、現代から発想しているから、物があふれていて、
>工業製品なんかもたくさんある今、何でわざわざ「羊の腸」?って思っちゃうんでしょうね。
そうなんですよね。今の便利な生活からは、もののない昔の生活は想像しがたいです。
それに、特に日本では長い間広い地域で肉食が嫌われていたので、
日常に肉を食べ皮を着るようになった今でも、
四つ足の獣をプロダクツとは見られないのかもしれません。
Elieさん
>そしたら、出てくる出てくる。。。!「ソーセージの作り方(笑)」
爆笑!私はテニスラケットがずいぶんヒットしましたー(笑)。
>※獣医の手術用の糸も、なにかの腸じゃなかったでしたっけ?(ネタ元は「動物のお医者さん」です。爆)
おお、タイムリーな。
私、先週古本屋さんで「動物のお医者さん」全巻買って、読んでいるところなんです。
そろそろそのネタがでてくるかな?
> でも、同じようなルーツで作られた(はずの)モンゴルの馬頭琴の弦は、
> 馬のシッポの毛を束ねて使っているそうです。
ほほう。それもまた面白い。
ちなみに三味線の弦は絹糸をよったものだとか。
それぞれがElieさんのおっしゃるとおり「その地域では身近なもの」ですね。
ichiroさん
いいページをご紹介くださってありがとうございました。
(ichiroさんの書き込みの「URL」からとべます。)
実に詳しく説明してあって興味深かったです。
弦として使えるようになるまでに、大変な工程を要するのですね。
私は引き伸ばして乾燥させれば出来上がりかと思っていました(^^;。
そしてどうやら、腸ならどこでも使えるというわけでもないようですねー。
弦には弦に適した部分があるようで。
さてさらに後半を読まねば(笑)。
英語が苦手な皆さん(特に私のことですが)、これ使ってみてください。
http://www.excite.co.jp/world/url
(翻訳に少々時間がかかります)
かなり怪しげな翻訳になりますが、
頭をふにゃふにゃにして読めば大意はつかめるかも〜。
> 音のいいものを追求していったらガットにたどり着いたのではないでしょうか。
そうかもしれませんね。
ピュアガット弦は使ったことがありませんが、馬の毛よりも、絹糸よりも、
張りとツヤのある音が出せる気がします。
744 英語は得意じゃないので  ichiro 2002/2/7[thu]13:53:30
ガットのページの最初のところに、最初のガット製作者はアポロとか書いてありますね。これじゃ手近なものを使っていたというよりも、バイオリン製作者にとっては、物心ついた時(つまりアプリオリに)羊の腸を使うことになっていたということでしょうか。
ichiro
745 ウクレレと携帯電話の関係  しらたま 2002/2/8[fri]10:11:36
ichiroさん
>ガットのページの最初のところに、最初のガット製作者はアポロとか書いてありますね。
>これじゃ手近なものを使っていたというよりも、バイオリン製作者にとっては、
>物心ついた時(つまりアプリオリに)羊の腸を使うことになっていたということでしょうか。
ギリシャ神話にはいろいろな説があるそうで、そのまま信じるのはどうかと思いますが、
いずれにしてもヨーロッパではかなり昔から「弦=腸」の図式ができあがっていたのでしょうね。
興味深いことです。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
さて、友人ネタをもう一発。
最近ウクレレをはじめた友人。
いわく、
「手元にチューナーが無い時はケータイで音をとればいいって教本に書いてあったよ」。
私「えっ!?電話の発信音ってラだったっけ!!」。
TVやラジオの時報が440Hzの「ラ」なのは有名な話ですが、
電話の発信音は今まで気にしたことありませんでした。
#私はだいたいの音感はありますが
#デフォルトがA442Hz基準のピタゴラス律なので、
#集中しないと電子音の音名は聞こえてこないのです。
驚いて、その場で自分のケータイをONにしてツー音を確認したら、
・・・・「ソ」でした。
チューニング音が「ソ」でいいのだろうか。
気になって調べてみると、ウクレレは、第1弦(構えた時に下になる方)から、
ラ(a1)-ミ(e1)-ド(c1)-ソ(g1)
に調弦するのが一般的だそうです。
ギターとは違って第1弦ラから音が順に下がって、第4弦だけ高いソなので、
この第4弦を(携帯に限らず)電話の発信音「ツー」に合わせなさいということらしい。
生活の知恵ですねー。すばらしいです。
でも電話の発信音が「ラ」だったらヴァイオリンにも使えて便利だったのに。
746 バイオリンがどうして東洋には生まれなかったのかしら?  Michelle 2002/2/9[sat]1:29:34
ガット弦の製作ページ、面白いですね。
まだ全部読んでいないのですが、、、
>ガットのページの最初のところに、最初のガット製作者はアポロとか書いてありますね
ichiroさん、なんかえらそうで申し訳ないんですが、、、
ここのところ、あくまでも伝説では、ということで実際にガット弦が使用された実例としては、
1823年に発見されたエジプトのテーバイの墓にあった楽器、ということですね。
約二千年前からガットが使われていた、しかも二千年も眠っていたあとでも、
音が出たというのですからすごい。その音、聞いてみたい!このページの筆者も、
これが東洋であったなら、絹、熱帯地方であったなら、植物の繊維などが使われたに違いないといっています。
ということで、やはり、古代エジプト、ヨーロッパでは、弦としてガットが使われていたようで、
特にバイオリンに限ったことではなかったようですね。
Elieさんのおっしゃるように、手近な材料を使ったのが初めではないかと思います。
狩猟民族の彼らにとっては、ケダモノの一部って尤も効率的かつ身近な材料だったと思うのです。
勿論その前後には試行錯誤があり、音色の追求があって、ガットに定着したのでしょうね。
馬頭琴、テレビですが、きいたことありますよー。中国の胡弓みたいな感じだったような。
ラクダがそれを聞くと涙を流す、っていう楽器だが、弾き手だか、曲だかがあって
テレビでやっていました。「スーホーの白い馬」のお話、好きです。
琴を弾く友人が、「バイオリンの音を聞くと、がっかりしちゃう。だって琴とあまりに
違う。あんな音はだせないもの。」といってたことがあります。なるほどと思いました。
そもそも違うものだから比べてどうこう言うべきものではないかもしれませんが。
東洋の楽器は、胡弓みたいにかなり情緒的なのもありますが、一般に西洋楽器ほど
繊細な情緒表現には適していないですよね?笙とかひちりきとか琵琶とか。
バイオリンがどうして東洋には生まれなかったのかしらと、どうして西洋音楽とこれほど
違うのかしらとよく思うことがあります。西洋対東洋って、私が良く考えるテーマ
なんですが、こういう手に入る材料の違い、求める音色の違い、表現したいものの違い、いろいろあいまっているんでしょうね。
Elieさん
おひさしぶりです。
Elieさんも奏法を直す道をたどってきたと伺って、勇気づけられます!
今すごく苦しいんですが、支えになるのは「ここを越えれば、もっとうまくなれる」という一念なんですよね。
左手を変えたがために、ビブラートが出来なくなってしまい、ビブラートを習い始めたころを思い出しました。
「こんなことで、出来るようになるのかしら、、」今もなんかおんなじ気持ち。
でもう少しがんばればきっと前より、きれいなビブラートになっているはず、、そう思ってがんばっています。
>>苦労した分、、、うんきっとそうですよね!
747 肩当て  ばいお 2002/2/10[sun]16:38:29
初めまして。バイオリン歴8ヶ月の初心者です。
先日、肩当てで、一点支持式(クッション型では無い)のものを見かけました。
顎当てを固定するための金具に、鉄の板がジョイントされ、板の先に肩当て
が付いていました。
よって、裏板には、一切、触れていませんでした。
顎当てを固定する金具は普通に表板と裏板を挟み込むもので、見た目は普
通なのですが、鉄の板が取り付けられるようになっています。
また、肩当ては、簡単に取り外しができます(鉄の板の部分から外れる。鉄の
板と肩に当る部分は固定されていた)。
どなたか、購入できるところをご存知でしたら、教えて下さい。
連絡先は下記HP内の「初心者掲示板」「雑談掲示板」または非公開といなる
「管理人への連絡(私書箱)」へお願いします。
私は、インターネットをやっていないのでここの掲示板にレスがあっても見る
事が出来ません(今日はインターネットカフェからです)。
下記HPは携帯で作成したHPです(パソコンからも見られます)。
なお、この様な環境のため、他のHPにも同様の依頼を書き込みしますことを
お詫び申し上げます。
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=violinweb
748 新年あけましておめでとうございます♪  月祠 2002/2/12[tue]8:22:46
掟破りな(笑)旧暦(爆)での巻き返し♪と、言うことで。
いや、自室Deネット生活再開前にはこちらにこれなかった所為で、
年末年始のご挨拶もできませんでしたし・・・。
Viva♪旧暦♪♪♪こういうとき、日本は新・旧暦があってよかったなぁ〜・・・と、
しみじみとおもいますわ♪
なにはともあれ、最近、気がついたこと・・・。
エルガーとジャクリーヌ・ドュプレの所為か、
ご当地ではチェロものが多い・・・。(らぢおから聴こえてくるぶんだけですけどね)
749 Re:バイオリンがどうして東洋には生まれなかったのかしら?  しらたま 2002/2/13[wed]10:3:46
Michelleさん
> バイオリンがどうして東洋には生まれなかったのかしらと、どうして西洋音楽とこれほど
> 違うのかしらとよく思うことがあります。
ちなみに、バイオリンはともかくとして、
日本でも胡弓は一部地域ではお祭りに欠かせない楽器として活躍しているようです(「おわら風の盆」など)。
でも、それがなぜ三味線ほど広まらなかったのか、改良されなかったのかというのはわかりません。
中国では伝統楽器を改良して編成を組み、オーケストラ曲を演奏する試みもあったようです。
擦弦楽器があればそれも可能なんですよねー。
琴を弾くご友人のおっしゃりたいこと、よくわかります。
琴がいくら改良されたとはいえ、
西洋の現代楽器と比較すると、明らかにパワーも表現力もものたりないですものね。
しかし、日本の音楽について私、以前ちょっと思ったことがあります。
数年前、私が原生林の残る由緒ある神社の敷地内を歩いていると、
前を歩いていた一人の老婦人がふと立ち止まって、詩吟(だと思う)を高らかに唄いはじめました。
いきなりだったのでちょっとびっくりしたのですが、
彼女を追い越し遠ざかりつつその歌声に耳を傾けていたら、
すこし枯れた上品な歌声の上に、
風にゆれる木々のざわめき、深い森にこだまする小鳥のさえずりなどが
実に上手く溶け合って、それは風情のある音曲になっていて、
さながら自然のオーケストラのようでした。一種、現代曲に通じるものを感じました。
公民館のコンクリートの壁に囲まれて聞くのとは全然違った感じだったのです(笑)
日本の音楽って、本来こんな風に自然音と競演するものだったんじゃないかなーなんて想像してしまいました。
聞きかじりですが、もともと日本の伝統的家屋は外界との境があやふやな構造なんだそうです。
そういうのも何か関係しているもしれませんね。
ばいおさん
こんにちは、はじめまして。
普段掲示板は見られないとのことですが、
またインターネットカフェでご覧になる機会があったらと思いましてレスします。
さきほど「初心者掲示板」のぞきましたら、
私の知っている情報とほぼ同じものがすでに他の方から書き込まれているようでしたので、
そちらの方への書き込みはいたしませんでした。
その肩当ては、私の知人も使っています。
「いいよ〜」と言われましたが、最初の作業が面倒くさそうなのと、
値段が高いこともあって、試してみようとは思いませんでした(^^;。
顎当の金具のところにだけに集中して負担がかかりそうなのもちょっと心配でした。
使ってみたらぜひご感想をお聞かせください。
月祠さん
あけおめことよろ!!
そっかー、旧正月ですね。
どうりで会社にバイトにきている中国人留学生が最近姿を見せないわけだ(笑)。
750 今度は!  Yue 2002/2/25[mon]15:13:23
しらたまさん、みなさん、こんにちは♪
春らしいいいお天気になってきましたねぇ〜(^o^)ノ
今年は「モーツァルト特訓年」と名づけて、
今度はクラリネットとピアノとヴィオラのトリオに
挑戦しはじめましたYueです(^^ゞ
これがなかなか面白いんですよ!
管楽器といわゆる打楽器とのトリオなわけで、
お互いのタイミングが微妙に違うことで
アインザッツをあわせるのが
弦楽器とはちょっと違うんですよね。
しかもヴィオラ、、、、わたしのヴィオラは
上達するんでしょうか、、、???っというくらい
一人で足をひっぱってしまっていますが、
先日のVlaとVnのDUOも含めて、モーツァルト様に
お近づきできたような気がしています(^^ゞ
ところで話はかわりますが、しらたまさんって
松脂はなにをつかっていらっしゃいますか?
わたしは「ベルナルデル(?)」なのですが、
最近どうも「のり」が悪いよな気がしてならないのです。
なにかいい松脂をご存知でしたら、ぜひぜひ教えてください!!
751 Re:今度は  しらたま 2002/2/25[mon]20:18:31
みなさん、こんにちは!
春らしい明るい日差しが目に嬉しい今日この頃ですが、
花粉の被害は深刻ですねぇ。
心なしか空気が黄色く見えたりして・・・。
ここのところ仕事が滅茶苦茶忙しくて、
ネットどころかメールの返事すら書く余裕がなかったんですが、
今日やっと一息つけました。
ふー。
お、ちょうどいいタイミングでYueさんがお越しくださいましたね!
よし、今のうちにレスしちゃおう。
Yueさん、
私が使っている松脂は
ARCHET201(アルミケース入)¥ 3,500-
です。
私も以前は「ベルナルデル」を使っていたのですが、
買ってきてすぐ床に落として2つに割ってしまって(泣)、
さらに落として3つになって(号泣)、
でももったいないので我慢して使っていたのですが、
昨年末にやっと残り1cmくらいになったので「今度こそ買おう!」と思い立ち、
ネットでいろいろ調べていたらアルシェのさらさらの方が
新製品だけどなかなか評判がよいようなので買ってみました。
以前に比べて雑音が少なくなり、透明感のある音になった気がします。
均一で安定感がある音と言っていいでしょうか。
でも、松脂に関してはいろいろ試してみたわけではないので、この感想には
「新しくて嬉しいよ〜」という気持ちが多分に入っているかもしれないです(笑)。
塗りやすい形状である(つまり割れてない。表面平ら。)ってことは品質と並んで重要なポイント。
松脂を甘く見ちゃいかんです。>自分
皆様にもあまり我慢せず、使い難くなったら新しいのを買うことをおすすめします!!
あ、使いやすい一箇所を意固地に使って溝を作ったら割れてるも同じことですよ(笑)。
>今度はクラリネットとピアノとヴィオラのトリオに
その調子で挑戦していけば
今年中にモーツァルトと親友になれるかも!?(笑)
ウチの四重奏団では去年モーツァルトのクラリネット5重奏をちょっとだけやりました。
クラリネットがプロの方だったので、とても勉強になりました。
弦にクラリネットの音が入ると、言いようのない柔らかい響が生まれてくるんですよねー。
モーツァルトのそのトリオ、聞いたことはないのですが、
クラリネットの柔らかい音、ピアノのパラパラした快活な音、ヴィオラの情熱的な音が
それぞれの足りないところを補って、素敵な響きになりそうですね。
がんばってください!!
752 割れる割れる!!  Yue 2002/2/26[tue]12:35:58
しらたまさん、みなさん、またまた
こんにちは〜♪
「ベルナルデル」、割れますよねぇ〜。
私なんて落としてもいないのに、ぬっている最中に
ボロボロ割れます(^^ゞ
しらたまさんが使われている「ARCHET201(アルミケース入)」は
みたことがないかも・・・。
アルミケースのものはみたことがあるのですが、
ちょっと値段がちがっていたので、きっと違うものなのでしょうね。
今度、楽器屋さんでチェックしてみます♪
またまたいいアドバイスありがとうございました(^-^)/
ところで、クラリネットクインテット、私も昨年のほぼ1年かけて
がんばっています。一度、クラリネット奏者の師匠の方に
指導していただいたことがあるのですが、さすがはプロ!
私たちがとうてい気づきもしないところを、見事に
ズバズバ指摘してくれるんです。
久しぶりにレッスンをうけたぁ!!って感覚でした。
たまにプロの方にみていただいたり、一緒に共演させていただけるのは
本当にいい勉強になりますよね(^-^)
でも、そんな機会はめったにあるものではないのですが・・・。
その点、しらまたさんってそういう機会が多いですよねぇ!
うらやましいかぎりです!!
753 首を痛めてしまいました  しらたま 2002/2/28[thu]21:49:10
首を痛めてしまいました。
以前から首の筋を違えるのは癖になっているのですが、
今度は「寝違え」でも「うがい」でも「ヴァイオリンのせい」でもなく、
「手拍子」のせいです・・・。
数日前の深夜、今度オケでやる曲のジャズのリズムを練習していて、
初め5分くらいは楽器を構えて弾いていたのですが、
どうもリズムが飲み込めないので、楽器はすぐに下ろし、
30分ほど手を叩いてリズム練習をしていたのです。
そしたら、次の日は首が回らなくなっていました(爆)。
「手拍子」でそんなことになったのは初めてです。
体がなまってるのかな〜!?
Yueさん
> ちょっと値段がちがっていたので、きっと違うものなのでしょうね。
「アルシェ201」は新製品を取り入れるのに積極的なお店でないと、
置いてないかもしれませんねー。
取り寄せになるかな?
ネット通販でも買えるみたいですよ。
> たまにプロの方にみていただいたり、一緒に共演させていただけるのは
> 本当にいい勉強になりますよね(^-^)
> その点、しらまたさんってそういう機会が多いですよねぇ!
話のネタとしては面白いから、いろいろ書き込んではいますが。
オケの関係でたまにそういう機会に恵まれるだけで、
実際はそんなに多くはないんですよ〜。
むしろ、恒常的にいろんなアンサンブルのお声がかかるYueさんの方が
私はすごいと思います(笑)。
754 松脂の溝には注意(笑)  Elie 2002/3/1[fri]11:42:12
こんにちは。
Yueさん>
ビオラの松脂ですよね?
私は最近、ベルナルデルに変えました。以前つかっていたのはsalchow(?)で、
とくに良いとも悪いとも思っていなかったのですが、使い方が悪くて溝が2本、くっきりと彫れてしまったので(笑)
ちなみにベルナルデルは先生の推薦でした。
のりが悪い、というか、これって付けごこちが軽いというか手応えがないので
付いているか付いてないか分かりづらい、というのがありますよね。
ちなみに今度は溝が出来ないようにぐるぐるまんべんなく回して塗っているのですが、
そうすると今度はフチの部分がポロポロ欠けてきています(笑)
アルシェを試したら感想をおしえてくださいね。
#松脂に溝を彫ってしまうと、その部分で弓毛がこすれて、早く毛が傷んでしまうので良くないそうです。
モーツァルトのアンサンブルですが、
クラリネットが入ったビオラのアンサンブルってけっこうありますよね。
シューマンの「おとぎの絵本」とか。
クラリネットとは相性がいいのかな。
私も、色んなアンサンブルの機会があるYueさんが羨ましいです(^^)
オケはやっていますが、なかなかアンサンブルの機会はないんですよー
しらたまさん>
手拍子で首を痛める!?
よっぽど慣れないリズムだったんでしょうか。
指パッチンの練習などしすぎて手の筋をいためないようにもお気を付けてください(笑)
755 溝にはまって・・・  Yue 2002/3/2[sat]8:21:39
しらたまさん、みなさん、こんにちは♪
とうとう3月ですね。
一気にまわりが春らしい雰囲気になりつつある
こちら尾張名古屋ですが、みなさまのお住まいの
あたりはいかがですか?
>しらたまさん
「アルシェ201」ですね?
ネット通販をまだ一度も利用したことがない
私なのですが、しらたまさんはどちらの通販を
いつも利用されていらっしゃいますか?
>Elieさん
お久しぶりです(^^)/
ビオラの松脂は私は「クロネコ(?)」というプラスティックケースの
赤いふたのついたものを使っています。
ネルナルデルも含め、私も溝ができるできる!!(笑)
いつのまにか、弓の木の部分を傷つけちゃっているような気が・・・(閉口)
今度しらたまさんに教えていただいた「アルシェ201」を
ゲットできたら、今度こそ溝は作らないようにしたいと思います!!
アンサンブルですが、こんなにいろいろできるのも
私の所属するオケの雰囲気にもよるのかもしれませんね・・・。
本当にアットホームな感じで、団員のみなさんが仲がいいんです。
私から率先してみなさんにのっていただくアンサンブルもありますし、
いろいろな方から誘っていただくこともあります。
でも、みなさんがよろこんでのってくださるので
とても楽しく練習できてます♪そういう意味で
私はめぐまれているのかもしれませんね。
そして、今年こそ、みなさんとお会いして一緒に演奏できることを
楽しみにしていま〜っす(^-^)/
756 溝  よっちん 2002/3/3[sun]18:20:19
しらたまさん、みなさん、こんにちは。
私は、松脂に溝を作る派だった、というか、溝をつくるもんだとばっかり思っていました。そんなわけでせっせと十字の溝が出来るように松脂を塗っていたんですが。それで4つに割れたら寿命だと思ってました。もっともなかなかきれいに4つとはいかないんですけどね。
でも、毛に悪いんですか。知らんかったです。
757 減らない  ichiro 2002/3/3[sun]20:56:51
私の松脂を確認したら、ベルナルデルでした。たしかに感触がなく、塗れているのかどうかわかりません。
皆さんにお聞きしたいのですが、松脂ってどのくらいの頻度でつけるのですか? 最初に先生に教わったのが、てかってきたらつける、でした。見てもわかるようなわからないような感じなので、適当にやってます。1週間ぐらいつけないこともあります。
というわけで、2年間30分ずつ練習していますが、ほとんど減ってません。溝ができるなんていつになることやら。
758 松脂  スイカ 2002/3/4[mon]16:6:28
私は、楽器を弾くとき、弓には、1〜2往復松脂をつけます。
回しながらつけます。
それ以上はつけません。
弓の毛を替えたときは、一度だけ、たっぷりつけます。
このときは、20pくらいづつ区切るように、つけます。
どうも、これをしないと、あとあと松脂がのらなくなるようです。
練習時間が長くなるときは、間でもう一度つけるときもあります。
回しながら使うと、松脂の表面はいつも平らで、きれいです。
松脂を、つけすぎたら、私の場合は、音が汚くなり、
足らないと、弓がすべるようになります。
これは、私の場合ですので、正しいかどうかのわかりませんけど。
759 直径28mm  しらたま 2002/3/4[mon]23:53:40
皆さん、こんにちは!
松脂話で盛り上がってますね。
>松脂の溝
田中千香士さんの「五本の柱」にも、松脂の溝に
まつわるちょっとしたエピソードがあったと思います。
興味のある方は探してみてください。合宿の話のところです。
(私は雑誌で読んだだけなので、本でどう編集されているかはわからないのですが)
個人的には、溝の壁に弓毛が押されてダンゴになる部分が多くなるから、
松脂ののりにムラができるのではないかと思います。
また、溝つき松脂のヴァイオリン弾きを見ていると、ガードレールがあるだけに、
安心して勢い良く、悪く言えば乱暴につけている気がします。
撚れている上に必要以上の力が加わると「毛が痛む」かもしれませんね。
でも、よっちんさんはじめ、上手な人でも結構溝を掘ってたりするのです(笑)。
たぶん、培われたテクニックの前には松脂の溝など些細なことなのです。
ただ、その取るに足らない些細なことも積み重ねれば
何かの力のたしになるかもしれませんので、
よろしければお試しください。
:−:−:−:−:−:−:−:−:−:−:
新しい松脂を使った時真っ先に私が感じたのは
「ついている、ついていない」の「手ごたえ」の差でした。
ichiroさんが、「見てもわかるようなわからないような感じ」とおっしゃってますが、
私も見ためではちょっと判断はできません。
でも、松脂の平らな面をゆっくりと軽く弓で撫でていくと、
引っかかりが強く弓が遅くなる場所と、すべって速くなる場所があるのです。
(でもこれは、弓を正しく持てていないとわかりにくい感触かもしれません)
私はそれを感じながらできるだけ同じ手ごたえになるように松脂を塗ることにしています。
だいたい片道で手ごたえを掴んで、あと復路で微調整します。
また、松脂をつける頻度は、
私の場合3時間おきくらいです。
だから、ichiroさんの毎日30分で一週間(3時間半)つけないというのも、わかる気がします。
でも、スピカートの練習など、同じ場所ばかり使う場合は、
もう少し短い間隔でつけなおしてやったほうがいいかもしれません。
もちろん、練習の合間にこまめにつけなおす人もいます(1時間おきくらい?)。
人それぞれです。
:−:−:−:−:−:−:−:−:−:−:
スイカさんに同じく、毛換えのあとは私も小刻みに何十往復かします。
でも、私は10cmきざみくらい。短かすぎるかしら・・・?(笑)。
毛換えのあとでそんな風にガシガシやっている時に限り
「お、減ってるな」という実感がありますが、
それ以外では私の松脂もそんなには減らないです。
だから、たぶん、長く弾く人がというよりも、
毛換えを頻繁にやっている人の方が松脂の減りは早い(笑)。
皆さん、どうですか?この説!
>「アルシェ201」
アルシェの松脂には確か2種類あって、
201(さらっとタイプ?)がヴァイオリン用
202(しっとりタイプ?)がヴィオラ・チェロ用
だったと思います。
けれど、お好みで201をヴィオラで使ってもいいし、
202をヴァイオリンで使ってもいい、と説明があったと思います。
Yueさん
>しらたまさんはどちらの通販を
>いつも利用されていらっしゃいますか?
バイオリンサプライさんです。
一度トラブルがありましたが、やっぱり急ぐときはここに限る(笑)。
http://www.bekkoame.ne.jp/~violinsp/
残念ながらカタログにアルシェの松脂はありませんでしたが、
カタログ掲載以外の商品も扱っているそうですので、よかったら問い合わせてみてください。
>「アルシェ201」を
>ゲットできたら、今度こそ溝は作らないようにしたいと思います!!
実はこれ、直径が28mm、他のものにくらべて小さいんです。
十字溝を作るのは結構難しいですよー(爆)!
760 色  ichiro 2002/3/5[tue]23:58:53
どうでもいいことなんですけど。
松脂って、塊の時はきれいなオレンジ、弓の毛につけると普通の白い粉、布で拭くとあまりきれいでない黒、とだんだん貧弱になっていきますね。音を出して、エネルギーを使ってしまうのでしょうか?
761 松脂  スイカ 2002/3/6[wed]7:9:2
ichiroさん、なんて楽しい発想なんでしょう。
本当に、どうして布でふくと、黒いのかしら?
しらたまさん、10pきざみですか?
そういえば、私も、もっと小さく(えい!5pと言ってしまおう)
つけてたりします。
正確に観察してなかったです。
私のも、アルシェです。
楽器やさんにビオラ向きといわれましたが、
音の発音がはっきりする気がします。
合奏するとき、チェロさんに貸して上げられますし(これはどうでもいいことだけど)。
実はヒルのを愛用してたのに、楽器屋さんに、最初から平らになってる方がいいと、
アルシェをすすめられました。
私は、自分のボーイングが悪いのを棚にあげて、
きちんと、ひっかかることをリクエストして、これになりました。
でも、次に買うときは、アレにしてみようと言うのが、もうあるんです。
762 白い煙  よっちん 2002/3/6[wed]22:32:45
しらたまさん、みなさん、こんにちは。
改めて自分の松脂を見たら、固形のときから真っ黒でした。ちなみにピアストロです。選んだ理由は・・・ありません。(^_^;) いつ買ったのかも覚えていません。(笑)
以前マイスターか何かをやった時、トレーナーの先生(確か読売日響の人)が、ワグナーをやる時は白い煙が出るくらい松脂をつけるように!とおっしゃり、2,3回通すたびに松脂を塗りなおすよう指示されました。
その時は、「ワグナーだから」という言葉に妙に説得力があり、分かったような気でいたのですが、今考えると根拠はわかりません。(^_^;)
763 松脂・・・  月祠 2002/3/7[thu]11:25:57
そういえば、どんなに頑張っても、溝、ができてしまうんですよね〜・・・。
まぁ、アレは、癖だし・・・。一度そういう癖がついちゃうと、松脂新調しても同じ結果しか出ないし・・・。
溝を作らずに出来る方は、素晴らしい演奏なさる方、多いですよね・・・。
(反対に、溝派は・・・、言及するのはやめよう・・・。悲しくなるし・・・。)
松脂といえば、最初の頃は、琥珀色のヤツ使っていましたけど、
なんか、いつの間にか、最初から真っ黒黒すけの、
まるでオニキスみたいなヤツを使い始めましたね・・・。
(今、手元に楽器がないので、ナニ使ってるのか、わかんない(笑)♪)
で、最初、全弓で、2〜3回塗ってから、細かく、元弓とか先弓とか中弓とかを
シャコシャコシャコシャコと気が済むまで塗って、更に、トドメの如く全弓で1〜2回、
っつうのが、MyPattern、ですわね・・・。で、練習中、必要に応じて、塗りなおす、と♪
う〜ん、でも、松脂ぬりぬりって、実際上の必要性とは関係ナシに
やってるような気がするなぁ〜・・・、私の場合・・・。
アレやるとなんか、精神的に落ち着くし・・・。気合入れたり、リラックスするために
やってるパターンが多いかも・・・。うん。
<煙ッシモ>とかあんまり関係ナシに(笑)♪♪♪
(←だから、煙ッシモを要求するワーグナーみたいな独逸モノだろうと、
チャイコみたいな露西亜モノだろうと、とりたてて特別にぬりたくらない・・・(笑)♪)
764 白煙  しらたま 2002/3/10[sun]11:6:51
ichiroさん
>音を出して、エネルギーを使ってしまうのでしょうか?
私も松脂の塊を見て美しいなー(または、おいしそうだなー)とは思いますが、
そういう風に考えたことなかったです(笑)。
たぶん布で拭いたとき黒色になるのは、弦の金属粉が混ざるからでしょうけれど、
音を出すために力を使い果たして燃え尽きてしまった感じが確かにしますね。
あ、ちなみに松脂には赤いのもあるらしいです。
つけると弓毛がピンクになるらしい・・・。
スイカさん
>実はヒルのを愛用してたのに、楽器屋さんに、最初から平らになってる方がいいと、
>アルシェをすすめられました。
そう言えば、表面に、溶けた松脂が自然に固まった凹凸のあるものが多いですね。
その点、アルシェの201は、金太郎アメ状に切り分けられているので、切り口が見事に平ら。
だから、私もいつになく手ごたえを感じたんですね。
あ、ところで前の書き込みで私は「手ごたえ」で「ついている、ついていない」を感じている、
と書きましたが、どうやら塗っているときに出ている摩擦音も判断材料になっているようです。
>でも、次に買うときは、アレにしてみようと言うのが、もうあるんです。
何ですか?よかったら教えてください(笑)。
よっちんさん
>ワグナーをやる時は白い煙が出るくらい松脂をつけるように!・・・
ワグナーではなかったかもしれませんが、私も「白煙」がたつように弾けと
言われたことあります。
曲に合わせて松脂の量を調節することも必要なのかもしれませんね。
でも、プロオケはまず本番の舞台で松脂をつけなおしたりはしませんから、
どちらかと言えば教育的意味合いで言われたのかしら?
「もっと弓にスピードを!」
「もっと弓に圧力を!」
「わからなければせめて白煙を出してみせろ!」
って感じで。
月祠さん
>アレやるとなんか、精神的に落ち着くし・・・。気合入れたり、リラックスするために
>やってるパターンが多いかも・・・。うん。
うん。確かにそれもあるかも!
765 煙ッシモ(笑)  月祠 2002/3/12[tue]3:29:47
某アマオケの外でも通じるかどうかわからない、この言葉(笑)♪
結構、好きです♪♪♪
って、感情じゃなくって、ベートーベンやブラームス、ワーグナーなどのドイツ系楽曲や
ストラヴィンスキーやチャイコフスキーなどのロシア系の楽曲で
能く、この<煙ッシモ>が要求されます♪♪♪
<煙が上がるほど弾きやがれ、オラオラオラ>といったニュアンスで(笑)♪
(←註:実際には、もちょっとお上品な言い回しをしています!!!)
まぁ、実際、弓の圧力かけまくり〜ので、ベタにベタにねちこく引くわけですから、ねぇ〜・・・。
あと、煙ッシモの場合は、音量とスピードも関連しますよね♪♪♪
pppとか全音符の時とかで煙ッシモ、要求されたことはありませんし・・・。
でも、まぁ、そういう時って、普通の方でも、弓のプロテクションもかねて、
めいっぱい、松脂、コーティングなさってますね〜・・・。
ま、何はともあれ、松脂ぐらいはケチっちゃいけませんよね♪そんくらいは、ね♪♪♪
(←って、無意味に松脂塗ったくってるいいわけにはならないなぁ〜・・・)
766 私もレディースサイズ(7/8)ですよ!  snoopyX 2002/3/17[sun]21:8:46
初めまして、しらたまさん。(^-^)
しらたまさんのHP、拝見しました。
楽器のサイズのこと、書いておられましたね。
実は、私はプロのヴァイオリニストですが、体も手も(全部(^^;)小さいので、レディースサイズ(いわゆる7/8サイズというやつです。)のオールドヴァイオリンを使用しています。
チェロにも勿論レディースサイズがありますが、ヴァイオリンにしろ、チェロにしろ、レディースサイズがあることすら知らない人が(プロでも)結構いますよ。
自分の体(手)に合った楽器を持てる方が良いですね。
アマチュアならなおさらだと思います。
さてさて、少々宣伝になってしまい恐縮ですが、こちらの(現在、私は古巣の大阪で仕事をしています。東京へは音楽ユニオンの会議他のため、月に何度か日帰り出張していますが。。。)サイト『RogMecc Town』内の『ヴァイオリンのおけいこ』のオフ会を来月開催します。
習っている方も、独学の方も(とりあえず、今回は大阪です。)、一人で悩んでいたりする方も大歓迎していますので、是非、いらしてください。
また、アットホームなアマチュア弦楽合奏団、『守口シティ・フィルハーモニック室内合奏団』の無料コンサートが今週3/23(土)にあります。
ヴィヴァルディの『調和の霊感Op.3』など他にも色々と演奏します。
お近くの方が(いませんかね。(^^;)おられましたら、是非、お気軽にお立ち寄り下さい。
詳しくは、『RogMecc Town』内、『おけいこBBS』『守口シティ・フィル』ページなど
ご覧下さい。
しらたまさんのように、なかなか、マメに更新できておりませんが、宜しければ、のぞいて下さい。
では、また。
767 レディースサイズ!  しらたま 2002/3/20[wed]8:58:27
皆さん、こんにちは!
このところなかなかレスできなくてすみません。
月祠さん
>煙ッシモ
これ、わかりやすい!私も使わせてもらおう(笑)。
フォルティッシモで、もっとスピードと圧力がある感じですね。
snoopyXさん
いらっしゃいませ!
おお、プロでレディースサイズをお使いなのですねー。
これは、しらたま小豆の会(この掲示板にお集まりの小柄な方々。
勝手に命名。)にはうれしい情報です!
ところで、snoopyXさんの楽器、ボディレングスは何ミリですか?
よろしければ教えてください。
そういえば以前、音大を目指す女の子が、小さめの自分の楽器をさして
「これは×××(たぶん作者の名前)のベビーサイズです」と言っていました。
レディースサイズと同じ意味だったのかしら?
>自分の体(手)に合った楽器を持てる方が良いですね。
私も楽器の購入を相談された時、自分を基準として体格的にフルサイズが大変そうな人には、
7/8サイズをおすすめしています。まことに僭越ながら(笑)。
将来的にはフルサイズに持ち替えるにしても、
基礎的な筋力と柔軟性がつくまでは自分にあったサイズの楽器を使ったほうが
上達も早いだろうと思います。
7/8は数が少ないので、希望の価格帯で納得のいく楽器を見つけるのは難しいですけどねー。
でも、最近はお手頃価格の7/8が中国あたりからコンスタントに入ってきているようです。
10年前よりは幾分状況はよくなっているかも。
768 私の楽器ですか?  snoopyX 2002/3/20[wed]14:48:24
私のは、ほぼ316mmですね。
最初、この楽器と出会ったときは、ネックがすこぶる太く、『よく腱鞘炎にならなかったね?』と楽器工房やさんに言われたほどでした。
その後、ネックをきれいに(最適に)削ってもらい、今の状態になっていますが。。。
自分で(自分の。。。)言うのはおかしいかもしれませんが、この子、なかなか甘くていい音がします。
最初は、楽器が小さいから、音が出ないんじゃないかとか言われましたが、まったくそんなことはありません。(色々と調整してきましたが。)
高級な楽器の話しをすると何ですが、ストラディとかガルネリとか、良い楽器は大ぶりなのが多いですが、私が今まで見た中で、アマティは、かなり小降りなのがありましたね。
一瞬欲しい!と思いましたが、数年前で、3000万くらいでしたか。。。(T.T)
アマティの中ではかなり安いんでしょうが。。。
あと、楽器の事ばかりになりますが、弓のちょっと短めが、またあまり無いんですね。
残念ながら、弓はフルサイズでもちょっと長めなんですよ!私のは。
769 宜しければリンクを!  snoopyX 2002/3/22[fri]1:55:54
しらたまさん、こんばんは。
あまり更新できずにいるウチのサイトですが(^^;)、ドメイン取得後(何年たっている(T.T))やっと〜、リンクページ復活リニューアルしました。(笑)
ユーザーさんご自身に登録していただく形なので、宜しければ、リンクを張りに来てくださいませんか?
是非是非、レディースサイズのよしみということで!(笑)
770 重音の練習  Michelle 2002/3/23[sat]0:58:29
しらたまさんみなさま、こんにちは。
東京はもう桜が満開とか。いいですね、春って。
こちらも暖かくなってきて、ガーデンショップに出かけて、草花を買ってこようか、
庭の手入れも少ししないと、、と浮かれ出す季節です。
新しい先生になって、宿題をこなすのが大変でちょっとご無沙汰していました。
毎週ここをこうしなさいという、課題が出るのでありがたいことです。
重音(ダブルストップ)の練習を始めたんですが、これってとても良いですね。
エチュードもスケールも大事だと思うんですけど、重音を練習して、
なんだか、目からうろこでした。思いついただけでも、
耳の訓練(音程)
絶対音階の訓練
指の訓練
指の準備(次の音の準備)
コードの練習
といろいろメリットがあります。重音は1曲練習しただけですごーく疲れるんですが
響きを聞きながらやるのって、すごく楽しくもあります。ついこればっかりやってしまっています。
今週末はプロコフィエフのバイオリンコンチェルト(2番)を聞きにいきます。
楽しみです。
771 Re:私の楽器ですか?  しらたま 2002/3/23[sat]22:48:0
snoopyXさん
リンクの件、了解です。
今ちょっと時間がないので作業できませんが、リンク張りに行かせていただきます。
相互リンクでよろしいですかしら?
> 私のは、ほぼ316mmですね。
おお、それって、すごく小さくないですか!?
私の手元の資料には7/8の標準ボディレングスは345mmとあるのですが、
30mm以上小さいのもレディースサイズと呼ばれるんですねー。
>最初、この楽器と出会ったときは、ネックがすこぶる太く、
>『よく腱鞘炎にならなかったね?』と楽器工房やさんに言われたほどでした。
私のは逆にネックが薄く削られすぎていて、ヴィブラートがかけづらいのです。
これを改善するためにはもう接ぎネックしか方法がなく、
さりとてそこまで手をかけてやるほどの楽器でもなく、
そのまま我慢して使用しています。
比べるのもおこがましいですが、
好みの形に削る余地のある太いネックってちょっとうらやましいかも(笑)。
>最初は、楽器が小さいから、音が出ないんじゃないかとか言われましたが、
>まったくそんなことはありません。(色々と調整してきましたが。)
楽器の能力は「調整」によってもかなり変わってきますよね。
私も最近ようやく、楽器を生かすもコロすも調整しだいなんだってことがわかってきた感じです。
> 今まで見た中で、アマティは、かなり小降りなのがありましたね。
探せば名器の中にも小ぶりなのが見つかるんですね。
うーん、でも私には遠い世界の話だぁ(笑)。
> 残念ながら、弓はフルサイズでもちょっと長めなんですよ!私のは。
私のもメインの2本が745mmで、弓の長さ許容範囲が730〜750mmとするとちょっと長めのようです。
短い弓が欲しいと思ったこともありますが、今は大分慣れてあまり不満はありません。
Michelleさん
こんにちは!
関東地方ではすでに桜は散りはじめていますが、
この時期はいろんな花が(他所さまのお庭で)次々と咲くので楽しみです。
充実したレッスンが続いているようですね!
> エチュードもスケールも大事だと思うんですけど、重音を練習して、
> なんだか、目からうろこでした。
そういえば、私の2番目の先生が、
私が重音のエチュードに入るときに
ご自分のことでもないのに妙にウキウキして
「これが始まると一気に楽しみが増えるのよ〜」
とおっしゃっていたのを思い出しました。
たぶん、先生ご自身、重音のエチュードで新たな楽しみを見つけられたのでしょうね。
それに、《一人で》和音を出せるって結構すごいことなんですよ。
だって、声楽はだめでしょ?
管楽器もできないでしょ?
ハーモニカやピアノ、ハープやギターは、
和音出せるけど平均律だからにごりのある和音でしょ?
一人で、しかも純正律で、ビーンと響くハモリを作れるのって、
フレットなしの弦楽器の特権なんだそうですよ。
管楽器奏者にはよくその点を指摘され、羨ましがられます。
> 重音は1曲練習しただけですごーく疲れるんですが
重音のエチュードってホントに疲れますよね。
慣れないと数小節進むのも一苦労だったりします。
体に負担のかかる練習ですから、楽しくてもほどほどに(笑)。
772 リンクありがとうございますヽ(^o^)丿  snoopyX 2002/3/27[wed]23:10:38
こんばんは、しらたまさん。
早速、リンク登録しにきてくださってありがとうございます。
今、久しぶりにやってきて気が付いてしまいました。(^^;)
>> 私のは、ほぼ316mmですね。
> おお、それって、すごく小さくないですか!?
> 私の手元の資料には7/8の標準ボディレングスは345mmとあるのですが、
> 30mm以上小さいのもレディースサイズと呼ばれるんですねー。
そんなワケないですね。(笑)
しらたまさんの7/8のページを拝見しつつ、書いたので(?!?)弦長とボディ
サイズを間違えて書いてしまいました。(^^;)
私の楽器のボディサイズはだいたい345mm、弦長は316mmです。
レディースサイズとしては、標準に入るのだと思いますが。。。
では、また遊びに来ます。(^-^)
773 気が付いたこと  しらたま 2002/4/1[mon]20:23:15
私の2番目の先生は、
4本の弦を使うコード(重音)をうまく弾くコツとして、よく飛行機の離陸&着陸を例にあげておられました。
なるほど、飛行機が描く(だろう)曲線をなぞると弦に当たった時のショックが上手く吸収されて
弓の吸い付きがよくなります。
「いいヒントをいただいたわ〜♪」と今の今までそう思っていました
が、しかし、あれから十年も過ぎて、
さっきふと気が付きました。
ボウイング→ボーイング→飛行機・・・
先生、もしかして私にツッコミを期待していたのかなぁ?
「先生!!それはボーイング!」ちゃん、ちゃん。
snoopyXさん
>しらたまさんの7/8のページを拝見しつつ、書いたので(?!?)弦長とボディ
>サイズを間違えて書いてしまいました。(^^;)
あ、弦長のことでしたか!(~~;)
弦長316mm、私もそれくらいのが欲しかったですぅ〜。
774 音色を変えるにはどうしたら?  Michelle 2002/4/5[fri]23:17:25
しらたまさん、掲示板の皆様こんにちは。
曲や楽章ごとに「音色」を変えるように、先生から指導されているのですが
弾くのが精一杯で、「音色を変える」といわれても、正直言って
どうしたらいいか分からなくてとまどっています。
例えばヘンデルの1楽章は「もっとふくらみのある音に」といわれるんですが
思い込みで「ふくらみのあるつもり」で弾いても、実際にはそんな音はでていないし、、、
具体的に、音色を変えるためには、どういう方法があるのでしょうか?
右手左手、こうするとこんな音になるというようなものはあるのでしょうか?
それともこれは自分であれこれやってみて苦しんで何か見つけるもので、
一般的にはいえないのでしょうか。
もし、あまりにも「安易」な質問でしたら御容赦ください。
775 Re:音色を変えるにはどうしたら?  しらたま 2002/4/6[sat]4:29:17
Michelleさん、こんにちは!
> 右手左手、こうするとこんな音になるというようなものはあるのでしょうか?
ありますよ〜。
下にあげたのは一般的に知られていることなので、
もうご存知かもしれませんが。
■右手---------------
弓毛ベッタリで弾いた場合
力強い(乱暴な)、極彩色の、生命力あふれる、近くで響く、大地のような、濁った
少ない弓毛で弾いた場合
やさしい、淡い、はかない、遠くで響く、天空のような、透明な
音になると言われます。
弦に当たる毛の本数は、普通は弓を寝かせることで、
または弓を浮かすように持つことで調節します。
また、弓を置く場所によっても音色は変わります。
駒の近くで弾けば、油がきれた機械のような、悲鳴のような音になりますし、
逆に、指板のきわ近くで弾けば、フルートのような甘くて丸い響きになります。
こんな風に、弦に当たる毛の本数と、弾く場所(駒からの距離)、
そして、そこに圧力・スピード・上げ弓下げ弓・指弓という要素が加わって、
様々な音色が生まれてきます。
例えば、機嫌が悪くあたりちらすような音色が欲しい時は、
弓を立てて、少し駒よりの所で、圧力をかけて、速いスピードで弓を動かしてみてはどうでしょう。
甘えておねだりするような音色が欲しい時は、
弓を寝かせて、指板よりで、圧力を抜いて、ゆっくりなスピードで弓を動かしてみてはどうでしょう。
■左手---------------
指を立てて押さえた場合
固い、はっきりとした、ブリリアントな、機敏な
指を寝かせた場合、
柔らかい、ぼやけた、穏やかな、鈍重な
音色になります。
それにフィンガリング、音程、企まずして入る少しのポルタメント、
ヴィブラート(腕、手首、指、大、小、速、遅)が加わって、
いろんな効果を生み出すことができます。
・・・と、先生は簡単におっしゃるのですが、
私はその音色の違いを聞き分けるのにも数年を要し、
さらにそれを「利用」できるまでには、かなり修行が必要でした^^;。
今すぐに音色が変わらなかったとしても、決して悲観なさらないように。
> ヘンデルの1楽章
ヘンデルの3番ですよね?
「ふくらみ」を表現したいならば、まずは「へこみ」をつくらないと(笑)。
これは冗談ですが、要はコントラストなのですよ。
ある指揮者は、光の中にも陰を見つけるのがクラシック音楽の仕事なんだとおっしゃっていました。
楽しさを表現するとき、手放しで「楽しいね!」と言ってしまうのがボピュラー音楽。
「今は楽しいよ・・・だけどね」とひねくれて、
過去だの未来だの裏だの神様だのに思いをめぐらせるのがクラシック音楽(笑)。
ろうそくの炎は闇の中でこそ明るく輝くのです!
776 ありがとうございました  Michelle 2002/4/9[tue]0:16:42
しらたまさん
早速回答してくださってありがとうございます。
私は自分が勘違いしていたことに気が付きました。
「音色を変えるテクニック」という特殊なテクニックが
存在するかのように思い込んでいたのですね。
それに音色を変えるって「自分と違う音を出しなさい」って言われたように
勘違いしてしまっていたようです。
音色を変えるのは、こまごました、大きな音、小さな音
やわらかい音、強い音などなどを出すテクニックのいわば「組み合わせ」と
使い分けによってなされるのですね!
しらたまさんが指摘してくださったのは、知識としては知っていますが、
使い分けは、まだまだ出来ておりません。弾く位置とか弓の毛の分量とか
ごくごく曲の一部で意識してやっといくらか、という状態です。
でもそうですよね、コレが使い分けられるなんていうのは、当分先でしょう。
あせらずに、少しずつ、意識して挑戦するようにしていきます。
早速今日、ヘンデルの3番(第一楽章)「ふくらみのある音」ということなので、
そういう音を出すために、工夫してみます。弓の毛の量、弓を当てる場所、
動かすスピード、左手の指は少し寝かせてということなどは、
意識すれば出来そうなのでためしてみます。
しらたまさんがまとめてくださったのは、とても役に立ちそうです。
プリントして取っておきます!
>弦に当たる毛の本数と、弾く場所(駒からの距離)、
>そして、そこに圧力・スピード・上げ弓下げ弓・指弓という要素が加わって、
>様々な音色が生まれてきます。
>それにフィンガリング、音程、企まずして入る少しのポルタメント、
>ヴィブラート(腕、手首、指、大、小、速、遅)が加わって、
>いろんな効果を生み出すことができます
これらがその奏者の「味」になるんですね、きっと。
こんなのが使い分けられるようになりたいものですね〜。
>ある指揮者は、光の中にも陰を見つけるのがクラシック音楽の仕事なんだとおっしゃっていました。
うーん、上手い言い方ですね。たしかにポピュラーは、単純、テーマも一つか二つで
分かりやすいけれど、クラッシックはあらゆる物が詰まっているって言う感じですね。
同じ曲の中でも、部分によって違うし。今回は第2楽章とのコントラストで、
第2楽章はメリハリをつけて、ということでした。
でもそのメリハリもなかなか難しかったりして、、、、
でもまたやる気が出てきました!!がんばります!
しらたまさんありがとうございました!
777 「走査の部屋」更新しました  しらたま 2002/4/11[thu]23:30:22
Michelleさん
>音色を変えるのは、こまごました、大きな音、小さな音
>やわらかい音、強い音などなどを出すテクニックのいわば「組み合わせ」と
>使い分けによってなされるのですね!
たぶん、そうなんだと思います^^。
ただ、音楽的「ふくらみ」を表現するにあたっては音色を変化させるだけでなく、
溜め(タイミング)やピッチの助けも借りたほうがいいかもしれません。
そして、そういう総合表現の方向性は「呼吸」によって導かれるのではないかと私は考えています。
いつもよりも深くゆったりとした呼吸、是非おためしください。
<皆さま
昨年末に購入したまま放ったらかしにしていたデジカメで、
楽器の写真をとりました。
「走査の部屋」に何点かアップしましたのでよかったらご覧ください。
しかし、欲張りすぎてずいぶんと重いページになってしまいました。
ごめんなさーい。
778 A線のペグがこわれました  ねこひさ 2002/4/12[fri]12:33:52
しらたまさん、みなさん、こんにちは。
2 週間前の今日、レッスン直前の調弦時に A 線のペグを回そうとしたとき、「ミシッ」という怪音と共にペグのツマミ部分がむしりとられてしまいました。
# 先生には「そのような事故は初めて聞きました」といわれました (^^;
# ペグの材質は恐らくローズウッドだと思いますが、あるいはそれに似せた
# 材質の劣るものだったのかもしれません。
そもそも少し前から、ペグの回り具合が「何となく固いなー」と感じており、特に A 線のペグは、最近では楽器を肩から下ろした上で「右手」で回していました。既に右手でも「かなりの力」をかけないと回らないようになっていました。
事故のあった日は、楽器を構えたまま「左手」で無理して「むん」とやったら「ミシッ」という悲しい結果となってしまいました。
ところで、こうした事故を繰り返さないためにも、ペグ周りの普段のケアについて皆さんのお知恵を拝借したいのですが、皆さんは、どのようにしておられますか?
私は、弦を交換するとき「のみ」固い石鹸(ペグソープ)を塗って調整しています。弦交換はおよそ三ヶ月毎に行っています。弦交換の直後には、自分でいうのはちょっとおこがましいのですが、極めて理想的な状態でペグは動いてくれています。私は、各弦がペグボックスの壁にほぼ密着して巻き取られるようにしてセットします。
今回は、あと数日で弦交換、という矢先の出来事でした。ペグの回り具合を調整するには一旦弦を取り外さねばなりませんが、この作業は結構面倒くさいし時間もかかるので、私はこの作業を頻繁に行うことを無意識のうちに避けていたようです。
それにしても高い「教訓代」となってしまいました。「ペグ一本だけ交換」というわけにもいかず、現在「ペグ、テールピース、エンドピン」の三点セットごと取り替えてもらっている最中です。
P.S.
1. 新しい「走査の部屋」拝見いたしました > しらたまさん
2. 現在、私もヘンデルのソナタ第3番2楽章を勉強しています > Michelle さん
779 Re:A線のペグがこわれました  しらたま 2002/4/12[fri]19:36:24
ねこひささん
>「ミシッ」という怪音と共にペグのツマミ部分がむしりとられてしまいました。
お気の毒に(T_T)。
ショックだったでしょうね〜。
># 先生には「そのような事故は初めて聞きました」といわれました (^^;
過去に一度だけ、ペグを折った現場に居合わせたことがあります。
私がオケに入りたての頃でしたが、
チューニングの時、ペグが固くて調弦ができないでいる女性を助けようとして、隣席の男性が「クキっ」と。
折られた方も、折った方も気の毒でしたねー。
楽器は初心者用の量産品だったので、
ペグは黒い色でしたがもしかしたら黒檀ではなかったのかもしれません。
その時はじめてペグが折れるものだと知り、しばらくは調弦が怖かったです(^^;。
>私は、弦を交換するとき「のみ」固い石鹸(ペグソープ)を塗って調整しています。
私も弦の交換の時には市販の「コンポジション」を塗るようにしていますが、
それとは別に「固い」と感じたらその都度ペグを抜いて塗りなおすようにしています。
ペグを抜いたり弦を巻きなおしたりは確かに面倒ですが、私の場合力がなくって
ちょっとでも固いとほんとに調弦できなくなるんで、放っとくわけにはいかないんです(^^;。
この件に限っては、力がないことが幸いしているかもしれませんね。
ペグソープを塗る間隔、3ヶ月に1回はいいペースだと思いますが、
やっぱり、必要なときは弦の交換を待たずにケアしてやったほうがいいでしょうね。
特に、季節の変わり目は湿度の変化でペグの状態は悪くなりがちですから要注意です。
頻繁に弦を巻きなおすと、弦の寿命は短くなるらしいですが、
3点セット全交換に比べれば大した問題じゃないですよね!!
3点セットと言えば、私の楽器のは黒檀ですが、
新作として買ったわりにはペグが(もしかしたら他も?)リサイクルものです。
良く見ると実は4本で少しずつ形が違いますし、糸を通す穴を埋めたあともあります。
セットのものではなくて、同じような形のものを(ジャンクから?)4本拾って加工したのでしょうね。
それに気づいてしまった時は「新作でそんなところをケチるなんて・・・」と不満に思いましたが、
よく考えたら黒檀は今日び貴重なので
(しかも良質な黒檀はもう滅多に手に入らないのだと聞いた事があります)
リサイクルでも古いものの方がかえって木質がいいと考えられないこともないですよね。
少なくともリサイクルに耐えられた木ですし。
ちょっと話はそれましたが、
そんな感じで、私のはペグですらそんな寄せ集めなので、
ねこひささんの修理も、一本では売ってくれないだろうとしても
ペグ全交換でなんとかならなかったのかなーとちらっと思いましたが、
もしやローズウッドって・・・
色味や木目の関係で何か1点を変えるとなると
3点セットで交換ってことになってしまうのでしょうか!?
##
ところで、工房ではチョークの粉を石鹸を混ぜて独自のペグソープを調合すると聞いたことがありますが、
ねこひささんがお使いのペグソープというのは、何かそういう特別なものを手にいれられたのですか?
それとも、普通に家庭で使われる石鹸を乾燥させて固くしたものですか?
##
780 レッスン行ってきました  Michelle 2002/4/13[sat]0:22:48
しらたまさん、ねこひさ先生、皆様こんにちは。
昨日レッスンに行ってきました。弓のスピードをゆっくりめに、弓幅を広く取って、
弓の毛は少し少なめに弾くように心がけてみました。この曲は、もう1年近く弾いているんですが、
初めて、「ああこういう感じ!」って言うのが自分で出せた気がします。
レッスンでもほめられました!!第2楽章共に、「やっと曲の性格がでてきた」って。
うれしいです!しらたまさん、ありがとうございました。それで、次は、正にしらたまさんの言われたように、
フレーズとかをもっと研究して、音楽的表現ができるようにということでした。こうなるとますます弾くのが楽しみです。
ねこひさ先生
ペグが折れたなんて、ショックですね、、、。
私も、なかなか回らないときは、恐ろしくて力を入れられません。
私は弦交換時プラスちょっと固くなるとすぐコンパウンドというのを塗っています。
クレヨンそっくりのものです。それ以外に何か手入れ法というのはあるのでしょうか。
あるんでしたら私も是非知りたいです。
3点セットで変えないといけないとしたら、、、それはショックですね、、、。
ねこひさ先生も、ヘンデルをやっていらっしゃるんですね!良かったら是非もっとお話聞かせてください。
#1年程前、長男が1/8サイズのバイオリンに座って、思いっきり壊してしまいました。
#駒の下あたりから二センチ幅くらい割れてしまいました。
#スズキの、それこそ量産品の安い物だと思うんですけど、夫が今修理しようとしています。どうなるか楽しみです。修理の指導者は、私のバイオリンを再生してくれた方です。
781 ヴァイオリン体操  しらたま 2002/4/15[mon]0:7:37
Michelleさん
>初めて、「ああこういう感じ!」って言うのが自分で出せた気がします。
よかったですね!
これってたぶん、大きな変化の前兆ですよ。
今後が楽しみですね^^。
###
オフ会でも話題になっていた、
「ヴァイオリン体操」神原泰三著(音楽之友社)を遅まきながら手に入れました。
面白いです。そして気持ちいい(笑)。
以前この掲示板で紹介した
「音楽家ならだれでも知っておきたいからだのこと〜アレクサンダー・テクニーク」と
と趣旨はほぼ同じで、自分の体の構造を理解していい演奏につなげようということなんですが、
「アレクサンダー・・・」がマッピングというイメージトレーニングなのに対して、
「ヴァイオリン体操」は東洋医学などを引き合いにだしてひとしきり文章で説明したあとで実践に入ります。
ストレッチや体操で身体の状態を確認したり改善したりしていくんですね。
まだ、全部はやってみていないですけれど、期待できそうです。
ストレッチにはちょっとうるさい元体操部の私も、手ごたえを感じました(笑)。
続けていれば私の首の故障もなくなるかも?
782 Re: A線のペグがこわれました  ねこひさ 2002/4/16[tue]11:56:42
こんにちは。
(779 しらたまさん)> 私も弦の交換の時には市販の「コンポジション」
(779 しらたまさん)> を塗るようにしていますが、それとは別に「固い」
(779 しらたまさん)> と感じたらその都度ペグを抜いて塗りなおすように
(779 しらたまさん)> しています。
なるほど。やはり、この姿勢が基本なのですね。
(779 しらたまさん)> 頻繁に弦を巻きなおすと、弦の寿命は短くなるらし
(779 しらたまさん)> いですが、3点セット全交換に比べれば大した問題
(779 しらたまさん)> じゃないですよね!!
確かに。おっしゃる通りです (^^;
(779 しらたまさん)> よく考えたら黒檀は今日び貴重なので(しかも良質
(779 しらたまさん)> な黒檀はもう滅多に手に入らないのだと聞いた事が
(779 しらたまさん)> あります)リサイクルでも古いものの方がかえって
(779 しらたまさん)> 木質がいいと考えられないこともないですよね。
ご参考までに、今回の3点セットの購入価格を記しておきますと5万6千円で
した。材質は「ローズウッド(紫檀)」ということですが、私ではその「真
贋」の程は判断できません (^^; もちろん、これにさらに「加工料」等が
加算されます。加工料の詳細はまだ分かりません。
# 今回の加工箇所は、
# 各ぺグをぺグボックスの穴に合うように調整し、かつ、弦を通す「穴」をあける、
# エンドピンを、ヴァイオリン本体に既に空いている穴、に合うように調整する、
# テールピースに空いている E 弦用の穴を調整する(いわゆる Hill 型と呼ばれ
# る小さなアジャスタを取り付ける場合、弦が引っ張られる方向とアジャスタとの
# 方向が「一致」していないとテールピースが割れることがあるため、の措置だ
# そうです)、
# 顎当てと新しいテールピースとが干渉しないように、顎当ての裏アーチの部分を
# 削る、
# ぺグボックスのスクロール直下の壁を少々削る(これは、今回のぺグ事故とは
# 直接関係はないのですが、A 弦ぺグに弦を通すとき、穴から出た弦先がすぐ
# 壁でつかえてしまい「ピンセット」といった小道具を用いないと弦交換が出来
# ない有様でしたので、これもこの機会に直してもらうことにしました)、
# といったところです。
(779 しらたまさん)> ねこひささんの修理も、一本では売ってくれない
(779 しらたまさん)> だろうとしてもペグ全交換でなんとかならなかった
(779 しらたまさん)> のかなーとちらっと思いましたが、もしやローズ
(779 しらたまさん)> ウッドって・・・色味や木目の関係で何か1点を
(779 しらたまさん)> 変えるとなると3点セットで交換ってことになって
(779 しらたまさん)> しまうのでしょうか!?
店では業者から「3点セット」で仕入れるそうです(「クローソン」の部品とか
いってました)。「ぺグだけというのも OK だが、コーディネーションを
考えた場合、セットで交換というのが望ましい」という意見に私自身も納得
しました。
# さすがに「顎当て」までのコーディネーションは考えませんでした (^^;
(779 しらたまさん)> ところで、工房ではチョークの粉を石鹸を混ぜて独自
(779 しらたまさん)> のペグソープを調合すると聞いたことがありますが、
(779 しらたまさん)> ねこひささんがお使いのペグソープというのは、
(779 しらたまさん)> 何かそういう特別なものを手にいれられたのですか?
ヴァイオリンを再開した 1999 年 の 2 月頃、ヤマハ楽器店にて「ペグ回転用
調整剤をください」といったとき「はい、これですね」と出されてきたものを
使っています。当時は、ヴァイオリン本体・弓・小物等に関する商品知識は
(弦の種類を除き)ほぼ「ゼロ」でしたので、そのまま素直に購入したもの
がドイツは G"otz 社 ("o は o の上に二個の点々) の Wirbelseife (Wirbel=ペグ、
Seife=石鹸) でした。英語表記では PEG DOPE (ペグ用潤滑剤) となって
います。商品番号 No.96 です。直径13mm, 高さ45mm の円柱状のアルミケース
にそのペグソープは収まっています。銀紙が巻かれており、色は薄い黒灰色
で、ほぼ無香料です。値段は 900 円くらいでした。後で知ったところによれば
Hill 社からも同様の商品が出ているようです。
# ペグソープは長持ちします。ほとんど減っていません (^^;
その後、ヴァイオリン関連の色々な書籍等で、「コンポジション」なるもの
の存在と、どちらかというとこれが「一般的」であることを知ったとき、
「私のと違うじゃん」と思ったものです。
# 生産国表記に「W.Germany」とあり、東西ドイツの合併は 1990年の出来事
# ですから、ひょっとしたら、店の「デッドストック」だったのかも
# しれません (^^;
もっとも、私の楽器についている(た)ペグの場合は、ローズウッド(紫檀)と
ボックスウッド(柘植)で、主に「回転が固くなる」一方でしたので、
このペグソープだけで充分でした。つまり、「チョーク」等を併用したことは
ありません。なお、ペグソープの成分に「チョーク」が既に含まれているか
どうかも分かりません(原料表記がないので)。
(780 Michelle さん)> ヘンデルをやっていらっしゃるんですね!
(780 Michelle さん)> 良かったら是非もっとお話聞かせてください。
ヘンデルのソナタ第三番(スズキの六巻)を始めたのは、
第一楽章 Adagio が 2002年2月23日で、これは3月15日に終わりました。
私にとって「課題」となったのは、「五度の音を出すときに、最初の弦が
解放弦でポンと鳴ってしまう」癖を矯正することでした。具体的には、
例えば、第二小節目で二部音符四分音符の「ファー・ド」という箇所があり
ますが、「ファー」を抑えていた1の指をA線にずらした途端、どうしてもD線が
「ポン」と鳴ってしまうのでした。
これは、今でも完全に矯正できたわけではありませんが、当該箇所を
「めちゃくちゃ意識してバカ丁寧に運指」することで、「ほとんど鳴らない」
ようにはなりました。もっとも、「いつも安定してそのようにできる」わけ
ではありません (^^;
第二楽章 Allegro は3月16日から始めて、現在でもこれに取り組んでいます。
こちらの方は、例えば、11小節目の「ドファミファ / ドファミファ /
レファミファ / レファミファ」なんていう16分音符連続箇所を、「手首だけで」
制御できるように、とのアドヴァイスを受けています。私はこの箇所を弾くとき
「前腕」も動かしてしまうので、そこには「無駄な動き」があるそうです。
他にも、例えば、20小節目の「ドシドラ / シラシソ /ラーソファミ」なんて
いう箇所ですが、これは、最初の「ドシドラ」あたりから段々弓を中ほどまで
「計画的に」もってこないと、「ラーソファミ(ダウン・ダウン)」で弓の利用
できる部分が足らなくなる、ということを指摘されています。今の私の演奏では、
ある程度のスピードでこの部分を弾くと、弓がちょっと「跳ねて」しまいます。
後は、31小節目の16分音符連続箇所「ラファミファ / ドファミファ / レファミファ
/ ドファミファ」という箇所において「ラ・ド・レ・ド」の冒頭音が「ポン/ポン/
ポン/ポン」とリズミカルに浮き上がって響いてくるよう、音の粒を揃える努力をし
ています。
ではまた。
783 ヘンデルの3番  Michelle 2002/4/17[wed]2:1:30
ねこひさ先生
いろいろ詳しく書いてくださってありがとうございます。
最初の4小節、最初簡単だと思ったんですが(とんでもなかった)音程を確実におさえるのが、案外難しいところですね。私はまだまだ表現まで行っていないので、しばらくやることになりそうです。(涙)
第2楽章のほうが、いくらか形になってきました。きびきび、メリハリのある演奏にいくらかなってきたかな、、?というところです。
>11小節目の「ドファミファ / ドファミファ /
>レファミファ / レファミファ」なんていう16分音符連続箇所を、「手首だけで」
>制御できるように、とのアドヴァイスを受けています。
私は逆に手首だけで弾いていたんですが、「もっと前腕を使うように」といわれました。
手首だけで、やわらかすぎる音になっているので、前腕を使ってはっきりした音をだすようにと。私はどうも、前腕があまり働いていないらしくて「もっと前腕で弾けるといいんだけど」といつもいわれてしまっています。
理想的な速度で弾くにはまだ苦しいです。先生は2拍子のつもりで弾くよう仰るんですが。
他の方のお話を聞くのはとても面白いですね。私は特に、同じ大人の生徒をほとんど知らないので、バイオリンの話題の話し相手がいないのです。
また、お話聞かせてください。
がんばりましょう!
784 Re: ヘンデルの3番  ねこひさ 2002/4/17[wed]11:12:39
> 最初の4小節、最初簡単だと思ったんですが(とんでもなかった)
> 音程を確実におさえるのが、案外難しいところですね。
全く同感です。私はセカンドポジションが苦手ですので、サードからセカンド
に移ったときの「ド」の音を正確に取る練習に重点をおきました。
# 例えばセカンドポジションでの「音階練習」では、指番号を記しておかない
# とサードポジションでの指とすぐ混乱してしまう有様です。
> 私は逆に手首だけで弾いていたんですが、「もっと前腕を使うように」
> といわれました。
> 手首だけで、やわらかすぎる音になっているので、前腕を使ってはっき
> りした音をだすようにと。私はどうも、前腕があまり働いていないらし
> くて「もっと前腕で弾けるといいんだけど」といつもいわれてしまって
> います。
Michelle さんの先生の助言と私の先生の助言とを、言葉の表層においてのみ
比較すると、そこでは一見全く「正反対」のことが主張されているようにも取
れますが、もちろん、先生方のアドヴァイスはその背後にある「文脈(コンテ
クスト)」と密接に関わっているのですよね。
私の先生は、これからもっと早いパッセージを弾くようになるときのために、手首
による移弦運動の「カンジ」を是非習得しましょう、と助言してくださいました。
私の場合も、(そもそもあまり上手にできないのですが)手首だけで「交互移弦」
を含む早いパッセージを奏くと、そこの箇所がどうしても「小さな音」になって
しまいます。これでも「充分な音量」を出すことができれば理想的なのですが。
まだまだ「ボウイング」を修行せねばなりません。
現時点での私の奏する音は「でかい、けれど、なんとなく丸みのようなもの
がない」(自己認識)という感じです。
# piano 部分が不得手です。
# 先生にも「もっと piano 部分にメリハリをつけましょう」と指摘されます。
音が「でかい」だけで評価される演奏家はいないといわれます。やはり「美しく」なくては (^^;
> がんばりましょう!
はい。
P.S.
修理に出したヴァイオリンはまだ返ってきません・・・
785 20200  Elie 2002/4/18[thu]0:20:0
最近ずっとTOPから入ってなかったんですが^^;
2万、超えてたんですね。
さすがです!!
デジカメの部屋>
うわー。びおらってやっぱデカイっ!
ケースあけっぱなしっていいアイデアだと思うんですが、
とつぜん地震がきて「ばたん」ってケースのふたが閉まったら、、、
ちょっとこわい。。。
また私の部屋は狭いうえにモノがたくさんあるので、
開けているケースの上から何か間違ってモノが降ってきたら、、、
やっぱりどきどき。
(部屋を片せば済む問題だったりして。爆)
なるべくまわりにモノがないスペースならOKかもしれませんね。
786 いろいろレス  しらたま 2002/4/18[thu]17:56:33
ねこひささん
>ご参考までに、今回の3点セットの購入価格を記しておきますと5万6千円で
>した。
うわー、お高い!!
それに加工料が加算されたらいったいいくらになるのやら・・・。
でも、3点の交換が絶対に必要ではないとはいえ、
職人さんから「コーディネーションが・・」なんて言われたら
私も従っちゃうかも。
># ぺグボックスのスクロール直下の壁を少々削る(これは、今回のぺグ事故とは
># 直接関係はないのですが、A 弦ぺグに弦を通すとき、穴から出た弦先がすぐ
># 壁でつかえてしまい「ピンセット」といった小道具を用いないと弦交換が出来
># ない有様でしたので、これもこの機会に直してもらうことにしました)、
私も普段から弦の交換にはピンセットを使っています。
それこそペグソープを塗るために外した弦を取り付けるためには絶対必要(笑)。
穴から出た弦先を引っ張ろうにも、私の7/8楽器は突当たりの壁は深く掘り込んであるのですが
ペグボックスの幅が狭くて人差し指さえ入らないので、
仕方なくピンセットを使っています。
ペグボックスの壁に傷つけちゃうこともあるので、あまりよくないとは思うのですが。
出先での弦の交換もありえるので、
ピンセットのかわりに小型の「毛抜き」を楽器ケースにいれて持ち歩いています。
皆さんはいかがですか?
あ、ガット弦だとそんなに苦労はないかもしれないなー。
>ドイツは G"otz 社 ("o は o の上に二個の点々) の Wirbelseife (Wirbel=ペグ、
>Seife=石鹸) でした。
そうでしたか。
たまに耳にする「(市販の)ペグソープ」とは、
そのG"otz 社か、Hill社のものなんでしょうね。
># ペグソープは長持ちします。ほとんど減っていません (^^;
私もです。なくしたりしなければ一生買い替えないかも(爆)。
■ヘンデルの3番
(ねこひささん)
>私の先生は、これからもっと早いパッセージを弾くようになるときのために、手首
>による移弦運動の「カンジ」を是非習得しましょう、と助言してくださいました。
(Michelleさん)
>私は逆に手首だけで弾いていたんですが、「もっと前腕を使うように」といわれました。
(ねこひささん)
>Michelle さんの先生の助言と私の先生の助言とを、言葉の表層においてのみ
>比較すると、そこでは一見全く「正反対」のことが主張されているようにも取
>れますが、もちろん、先生方のアドヴァイスはその背後にある「文脈(コンテ
>クスト)」と密接に関わっているのですよね。
そうですね。
たぶん、右寄りにいる人に「左へ」、左寄りにいる人に「右へ」と言っているだけで、
先生方が指し示しているのは中央の同じ一点なのでしょう。
私はどちらかというとねこひささんと同じタイプです。
ヘンデルの3番の時ではないのですが、
似たような連続した早い移弦が出てきたとき無駄な動きが多いことを指摘されました。
私の場合、注意されてもなかなか直らなかったので、
先生はご自分の肘を私につかませて、
肘をほとんど動かさない移弦を実演してくださいました。
そのあと、先生は私の肘を軽くつかんで、
「肘を動かさないでできることは、さっきのでわかったでしょ?
さあ、手首だけでやってみなさい」って言われたんですけど、
軽くつかまれているだけなのに私はまったく動けなくなってしまいました。
それで、手首が固まっていて、肩と上腕を使って移弦していたことがよくわかりました。
以後、気をつけるようにはしていますけど。
今はどうかしら?
Elieさん
20200番おめでとうございます!
>ケースあけっぱなしっていいアイデアだと思うんですが、
>とつぜん地震がきて「ばたん」ってケースのふたが閉まったら、、、
>ちょっとこわい。。。
震度5くらいまでは大丈夫だと思うんですけど、たぶん(笑)。
それよりも奥行きのない場所で開けて、ふたが開ききってない時が危ない。
あ、ケースのつくりにもよりますね!
私のは、結構ふたが大きく開くので、開けっ放しでも安定感があるんです。
まあ、いづれにしてもずぼらの極みの策だからこの方法は人にはオススメはいたしません(笑)。
787 Re: いろいろレス  ねこひさ 2002/4/20[sat]13:14:5
しらたまさん、皆さん、こんにちは。
> 私も普段から弦の交換にはピンセットを使っています。
あ、そうなんですか。私は3台の(アコースティック)ヴァイオリンを
持っていますが、
# 内、1976年製造の「初めて手にした」スズキは指板が下がってしまった
# ことから修理を断念し --- かなりお金がかかるといわれましたので --- 、
# 構造をこの眼で確かめるために「解体」してしまいました。商品番号は ---
# 現在は存在しないようですが --- No.360 という普及品モデルです。
# 当時5万円でした。
ピンセットを使わなくては弦交換ができない楽器は、今回修理に出している
楽器だけだったんです。ですから、この楽器の「瑕疵」と考えていました。
# おまけに、この楽器が一番「高い」(^^;
P.S.
ヘンデル第3番の第2楽章は、昨日のレッスンで「一応」終わりました。
788 皆様、そんなご苦労を・・・  ネットに復帰した(笑)月祠♪ 2002/4/25[thu]4:46:2
皆様、お久しぶりです&初めまして♪
弦の交換にピンセットが必要とわ・・・。
いえ、My楽器は『レッスン用』に作られてる(笑)んで、ソノテの苦労をしたことなかったなぁ〜と♪
<(小学生のような)おちびでも出来る弦交換&調弦>(爆)がコンセプトな製品を
たまたまゲットできるチャンスがあったんで・・・。(←でも、音も、そんなに、悪くは、ナイ、ですよ?!
あぁ、でも、似非バイオリンとか、ビオラもどきとか、時々言われてるけど・・・。)
問題はそっちよりも、コマの扱い・・・。
油断すると、歪む歪む歪む歪む×∞。
ハッキリ言って、不器用なことに自信のある、わたくし・・・。
弦交換、したあとは、こまめにチェック入れてもらってます・・・。
(←で、ダメな時は微調整、入れてもらってます・・・。
ダメダメ人間だのぅ〜・・・。Vn.がシュミと公言するくらいなら、
そんくら、出来なきゃ、ダメなのに・・・。楽器、始めてから、何年たってんだろう・・・)
789 No! といえるねこひさ  ねこひさ 2002/4/25[thu]13:9:7
みなさん、こんにちは。
(No.788 月祠さん)> 弦の交換にピンセットが必要とわ・・・。
(No.788 月祠さん)> いえ、My楽器は『レッスン用』に作られてる(笑)んで、
(No.788 月祠さん)> ソノテの苦労をしたことなかったなぁ〜と♪
ですよね? 私も今回の「三台目」の楽器で、初めてこのような事態に遭遇しました。
ペグ穴に弦を通すと、すぐに壁に突き当たってしまうので、この状態でペグを回して
弦を巻き取ろうとしても、ペグ穴から出た弦先がすぐ後退してしまうんです。
ところで修理に出していた楽器ですが・・・・・・
先日楽器屋さんから「一応修理はできましたけど・・・」との電話。「一応」と
「けど」という、何かを含むような表現にこちらが身構えていると、果たして、
「顎当てが今ひとつマッチしないんですよね。音の問題もありますし・・・」と
のオコトバ。
結局、今週の土曜日に訪店し、顎当てをも「交換」するかどうかを検討することに
なりました。
果たして毅然として「ノー(サンキュ)」といえるのかどうか。「マッチしない」
とか「音が・・・」とか言われた時点で、既にやや腰砕けになりつつある情けない私。
思い起こせば、そもそもの始まりは、たった「一本」のペグ。
あー、弦楽器の奥は深いです (^^;
790 No!といわせようとするしらたま  しらたま 2002/4/25[thu]19:7:26
ねこひささん
> 顎当てをも「交換」するかどうかを検討することに
> なりました。
わー、ペグ一本がますます大変なことにっ(^^;。
えーと、あご当ては別に「セット」ではないんですよね?
じゃ、今回は見送りですよ。やっぱり!
セットものだったら、確保しておいたほうがいいかもしれないですけれど、
別物のあご当てならいつでも手に入るじゃないですかー。
あご当ては、ペグ・テールピース・エンドピンよりも
ずっと簡単な調整で取り付けられるはずですし。
一度楽器を引き取って、
しばらく使ってみて、
不満を感じたら再度お願いしても遅くはないと思いますよ。
その方が、使用前使用後の違いもわかって、楽しめると思うし。
・・・以上、
あんまりいい楽器を所有していない者の意見ですが、
お店の人の言葉にフラッとなったときの気付け薬にしてください(笑)。
月祠さん、こんにちは!
> (小学生のような)おちびでも出来る弦交換&調弦>(爆)がコンセプトな製品
「レッスン用」ですか・・・確かに私の最初のヴァイオリンも
ペグボックスは(だけでなく何もかも)大きいなぁ。
> 問題はそっちよりも、コマの扱い・・・。
逆に私は最初から曲がった駒、ずれた駒がゆるせなくて、
結構頻繁に自分で直していたんですが、
ある日つい力をいれすぎて駒を倒してしまった(爆)。
アジャスターの金具が表板を直撃、見事に傷がつきました(T_T)。
そういうことを最初の楽器で数回(!)体験し、
それがいい薬になって、以来、駒を正すときは
テールピースの下に厚く布を敷くことにしています。
そして、深呼吸をして精神集中し、息をはきながら・・・。
今のところ7/8ヴァイオリンは無事です(笑)。
791 そういえば・・・  月祠 2002/4/26[fri]13:35:18
よく、街で買い物する時にNo Bag Please!というと、
そのあとYou Don’t Need A Bag?と聞かれて、
ついつい『はい、いりません』と答えるつもりでYesと答えてしまい、
ポリ袋のなかに買ったものを詰められてしまうことが能くありますが・・・。
毅然としてNOといえる日が、はたして、いつかはやってくるのやら???
ねこひさ様<そうですよ!しらたま様が仰るように、不必要な出費は
出来るだけ抑えねば!!!そうでなくても楽器はやってると金がかかりますからねぇ〜・・・。
レッスン用楽器<普通のレッスン用に比べるとそこそこ高かっただけあって、
大きめにつくられているわけじゃあ無いんですが、
とても調弦&弦交換しやすくて、使いやすいです♪♪♪
(←でも、早く自分でコマの調整が出来るようにならねば・・・って永遠に無理かもしれない・・・)。
一弦一弦期間をずらして調弦する時はいいんですが、
時々一度に全部交換しちゃうので、そういう時は、もう、ホントお手上げですね・・・、コマ・・・。あう。
792 私も  スイカ 2002/4/26[fri]23:30:26
月祠さん、私も弦を全取替えするのが苦手です。
最近は、楽器やさんに、頼んでいます。
弦の代金だけでやってくれます。
1本だけなら、自分でもしますが、
どうも不器用で、なぜか弾いているうちに、
ペグが水平になって、また、巻きなおすことがあります。
ヴァイオリンは弾くのも、維持するのも難しいです。
793 かろうじて NO! といえたねこひさ  ねこひさ 2002/4/27[sat]17:50:52
皆様、こんにちは。
今日、修理に出していたヴァイオリンを受け取りに行ってきました。
皆様の力強いご助言に励まされ、顎当てについては一応 NO! といってきました。
# 「毅然と」とは、決して描写できる態度ではなかったですが・・・
修理代は一万円しなかったです。
アドヴァイスをどうも有難うございました > 皆様
さー、(私にとってはとっても高価だった)3点セットが宝の持ち腐れとならない
ように、これから練習に励まなくっちゃ。
794 Re:かろうじて NO! といえたねこひさ  しらたま 2002/4/27[sat]23:58:1
月祠さん
> ついつい『はい、いりません』と答えるつもりでYesと答えてしまい、
そういえば否定形で聞かれた時の答えは「No」が「はい」になるんでしたねー。
授業で習ったときは、
「じゃあ、私はYes、Noで答えない(だから覚えなくたって大丈夫)」
と強気でしたが、よっぽど身構えてないと「Yes」がでちゃいますよね。
> レッスン用楽器
なるほど。初心者用の楽器ではなくて、特別仕様の「レッスン用の楽器」
というのがあるんですねー。
なんだろー?ペグの弦を通す穴が大きかったりとかするのかな?
スイカさん
> 最近は、楽器やさんに、頼んでいます。
やっぱり職人さんに巻いてもらうと
使いやすいですよね。見た目にもきれいだし。
自分じゃこうはできないって思います。
でも、たまーに職人さんの好みで、
普段よりも微妙にペグが固くなっていて、
もったいないなーと思いつつ、また自分で巻きなおしたりとかもします。
> ヴァイオリンは弾くのも、維持するのも難しいです。
本当にそうですよね。
こんなに神経質で無防備な楽器って他にあるでしょうか??
・・・だからこそ面白いんですけどね(笑)。
ねこひささん
> 皆様の力強いご助言に励まされ、顎当てについては一応 NO! といってきました。
おめでとうございます!(笑)
ところで、ねこひささんお使いのペグソープGoez(ゲッツ)は、現在も製造されているようです。
手元の通販カタログによりますと、「Goezのペグソープは硬質のチョークタイプ、
Hillのコンポジションは軟質のクレヨンタイプで、用途によって使い分けてください」
とのことです。
この説明からすると、
ペグが固すぎる時はHillのコンポジションの方を使った方がいいのかな?、
両方使ったことのある人いらっしゃいませんかー?
795 ショック(笑)♪  月祠 2002/4/28[sun]8:50:35
ギードン・クレイマーって、ギードン・クレイマーって、だれのこと???
と、ただいま、ちょっと、ショックを受けてる最中の月祠です(笑)♪
でも、日本人も「きんだいちゅう」に「もうたくとう」なんだから、ひとのこと、言えないか(爆)♪
ねこひさ様<そうです!!!かろうじてだろうと、なんだろうと、NOということが大事なのです!
余計な出費は極力抑えねば!!!その分、レッスン料とか新しい楽譜とかに当てたほうが、ナンボもまし!!!
しらたま様<そう。アレは条件反射です♪アト「ExcuseMe」と「I’mSorry」ね・・・。
ついつい、Sorryというべきでないトコロでも、そう、言ってしまう我が身のふがいなさよ・・・。あうあうあう。
英国に関して言うのなら、「Hello」「ExcuseMe」「Please」「ThankYou」「Bye」の5単語さえ知っていれば、
生きていけるお土地柄です(笑)♪でも、日本人、よく日本人PleaseとThankYou付け忘れるからな〜・・・。
(コレだけは私は平気♪おかげで待遇が違う違う♪♪♪コレ付け忘れた隣席の日本人の方が、
スチュワーデスさんから、えっらい目に遭ってるのに、ヒトコト付け足してるだけで、こちらは好待遇♪♪♪
あぁ、だから(良イ目にあってるから、そのことがカラダと記憶にしっかりと残って、つけ忘れ、しないのかもね♪)
レッスン用楽器<あ〜・・・。たしかに、初心者用といえば初心者用の楽器なのかも知れませんが・・・。
ああいう値段のしたものを初心者用のヒトコトで切り捨てるのは、ちょっとイヤだったので(爆)♪
それに、イイ音が出る楽器でもないですし・・・(高音と低音にちょっと、難が・・・)。
こう、楽器がナいてくれない・・・っちゅうか・・・。でも、へたっぴが弾く分には、申し分ないです♪
でも、私の下手さ加減をカバーしてくれる、イイ楽器です♪
私のテクじゃ出せない音を出させてくれるって意味ではホント好い楽器です♪
(まだまだ、私の技術じゃ、ナき、ができないんですよね・・・。あうあうあう。)
でも、うまい人のテクニックに十全に応えられる楽器って言うわけでも、ないんですよねぇ〜・・・。
残念ながら・・・。だから、レッスン用(笑)♪
あぁ、農耕馬じゃないけど、競走馬にしては・・・、な馬♪
でも、乗馬訓練には最適・・・、な馬♪が一番近いニュアンスなのかも(笑)♪
前使ってた楽器を下請けに出しても、結構しました♪
親の援助なかったら、確実に買えなかったシロモノですね(自爆)♪♪♪
ペグとかは、かたくもなく、やわらかくもなく、ちょうどいいカンジで、
大きさも、小さくなく大きくなく丁度ってなカンジのモノでした♪っていうか、モノです♪♪♪
愛しているので、修復不能なほど壊れるまで、このコと付き合っていく予定です♪
796 コンポジション  あんず 2002/4/28[sun]16:41:56
お久しぶりです。
私は、Goezと、Hillの両方持っています。
しらたまさんが、お察しの通り、私が使用した限りでは、
Goezはすべり止め、Hillは、潤滑油という感じです。
Goezはろうそくのような質感で、(石鹸だからかしら)
においもそのような感じです。
Hillのほうが、よい匂いがします。私は結構好き。
やっぱり、コンポジションは、まめに塗ったほうが
調弦が早いですね。
797 「ゲッツ」は「滑り止め」でしたか?!  ねこひさ 2002/4/29[mon]12:28:23
皆さん、こんにちは。
しらたまさん、月祠さん、あんずさん、色々と有難うございました。
G"otz は「滑り止め」でしたか。うーむ、どうりで・・・
# 若い頃のゲーテ(という作家)の作品に
# 『鉄の手をもつゲッツ=フォン=ベルリヒンゲン』なんていうのが
# あります。中世末期のドイツ社会の中で「没落していく」騎士を
# 描いたものです。あああ・・・ゲッツはやはりいかんなー。
798 Re:コンポジション  しらたま 2002/5/1[wed]0:59:29
月祠さん
> ギードン・クレイマーって、ギードン・クレイマーって、だれのこと???
英語読みするとそーなっちゃうんですね、ギドン・クレーメル(笑)。
私はバッハの英語よみを知った時が一番ショックだったです。
> ついつい、Sorryというべきでないトコロでも、
>そう、言ってしまう我が身のふがいなさよ・・・。あうあうあう。
でも、英国人は案外気軽にSorryを使ってませんか?
私の数少な〜い外国語体験の中ででの出来事で恐縮ですが、
奥の席に着こうと人前を通りすぎるときとか、
「ソーリ、ソーリ、ソリ、ソリ」
って感じで連続で使っているのを聞いたことがあったので^^。
人数分「エクスキューズミ〜」を繰り返すのは、英国人にとっても
長くてかったるいのだろうと勝手に想像していたのですが(笑)。
いかが・・・ですか?
あんずさん
フォローありがとうございました。
ペグソープのGoez、どちらかと言えば滑らなくする効果があるんですね。
掲示板ってすごいなー、なんでも聞いてみるもんだなー(笑)。
真似してコンポジションのニオイも嗅いでみました。
ん?この臭い、どこかで嗅いだことがあるような・・・。
あ、粘土!?
ねこひささん
> G"otz は「滑り止め」でしたか。うーむ、どうりで・・・
でも、ねこひささんの場合、
「塗った直後は調子がよかった」とのことですから、
そのままG"otzをお使いになってもよろしいんじゃないでしょうか。
塗ってペグの状態が改善しなかった場合には、
コンポジションを試してみる価値はありそうですけどね。
あ、塗るばっかりじゃなく、たまには「拭き取る」ことも
必要なんだそうです。うーん、難しいなぁ(笑)。
799 Re: コンポジション  ねこひさ 2002/5/1[wed]13:19:51
みなさん、こんにちは。
> 英語読みするとそーなっちゃうんですね、ギドン・クレーメル(笑)。
> 私はバッハの英語よみを知った時が一番ショックだったです。
実は、「バック」と発音するのが「本来的に正しい」かもしれない、
という話をご存知でしたでしょうか。
Bach (バッハ) という現代ドイツ語は、確かに古ゲルマン語時代か
ら存在する古い言葉で「小川 (小規模に流れる水)」を意味します
が、もう一つ別系統の現代ドイツ語 backen (バッケン) もあり、
これは「パンを焼く」という意味を持ちます (英語の bake ベイク
に相当)。
backen は中世においては bachen と綴られることもありました。
そして、ここでキーとなってくるのは、あの「音楽の父」の遠い先
祖であるファイト=バッハが「パン屋」さんであった、という事実
です。職業名が苗字となるのは、当時は、当たり前のことでしたか
ら、ファイト=バッハもそもそもは「ファイト=バック」と発音さ
れていたかもしれない、ということです。
# この辺りの議論は、確か、Martin Geck の著書で読んだような記
# 憶がありますが、定かではありません。間違っていましたら、訂
# 正をお願い致します。> 皆様
もっとも、(術語で)「閉鎖軟口蓋音 (硬口蓋の後部あるいは軟口蓋
と奥舌面で声道を閉鎖して出す音)」といわれる [k] (ク) と、
「摩擦軟口蓋音 (奥舌面と軟口蓋で声道を狭めて出す音)」といわ
れる [x] (ハ、フ、ホ、のいずれでも近似できない、寒いときに
「ハーッ」と手に息を吹きかけたときに出る音。口の形によって
「ハ」と聞こえたり「ホ」と聞こえたりする) は、お互いに簡単に
移行しあいますから、「バッハ」と発音しようが「バック」と発音
しようが、実はどうでもよい事なのかもしれません。実際、英語母
語者は [x] の発音が苦手と見受けられます。彼等にとっては、軟
口蓋を完全に閉鎖しようが、あるいは、これを狭めようが、そこに
は「本質的な違い」を感じていないようで、単に彼等にとって発音
しやすい「バック」でやっている、といったところが実状のような
気もします。
# 上の無味乾燥な話に興味がある方は、「人体図鑑」の「喉」のあ
# たりを参照しながらお読みください (^^;
> 奥の席に着こうと人前を通りすぎるときとか、
> 「ソーリ、ソーリ、ソリ、ソリ」
> って感じで連続で使っているのを聞いたことがあったので^^。
> 人数分「エクスキューズミ〜」を繰り返すのは、英国人にとっても
> 長くてかったるいのだろうと勝手に想像していたのですが(笑)。
> いかが・・・ですか?
基本的には、各「個人」のキャラクタに帰属する問題だと思います
が、ひょっとしたら「国」や「文化圏」における共通の方向性のよ
うなものもあるのかもしれませんね。
ドイツでは、人ごみの中を前に進もうとしている人間が「注意!」
(Vorsicht! フォアズィヒト! ド直訳すると「前を見よ!」)とい
ってグイグイ進んでいくのを見て「すごいなー」と思った経験があ
ります。
# あるニュージーランド人は「ドイツ人は傲慢だ!」と力強く断言
# していました。
ただし、人前を通り過ぎるときのドイツにおける一般的な言い方は、
「ちょっと通して(いただけますか)?」(Mal durch? マール ド
ゥーヒ? mal は einmal の省略、ein=1、mal=回、durch=英語の
through) です。ドイツ人の弁護のために (^^;
> そのままG"otzをお使いになってもよろしいんじゃないでしょうか。
はい、そうします。
800 名前の外国語よみ。  Elie 2002/5/2[thu]0:24:8
しらたまさん、みなさま、こんばんは。
そのむかしフランス語教室にかよっていたとき、、、
音楽の話になったとき全然わからなかったです。
「むざ〜る」 って誰のことー!!??
正解:Mozart
ヴァン・ゴッホ(画家)はヴァン・ゴッグだったし・・・
バッハ もやはりバック でしたね。
801 英語(笑)♪  月祠 2002/5/2[thu]0:30:2
そうですね〜・・・。
イギリス人、結構、簡単にSorry使いますけど、
でも、それ以上にExcuseMeとかExcuseUsとかそっちの方を使ってるような・・・。
うん。知らなかったよ・・・。二人以上のときはExcuseUsとかWe'reSorryになるんだということを・・・。
でも、一番すげーのは、やっぱ、エジプト人でしょう・・・。
人の足踏んどきながら、マーレーシュ(気にすんな)はないでしょう、マーレーシュわよぅ〜・・・と、
ちょびっと、こないだ、ぐれかけてしまいました♪(イイ年こいて・・・)
この、マーレーシュ、英語ExcuseMeがわりに、使われてんもんな・・・。
やっぱ、5000年の歴史を持つ国は違うぜ・・・
(←って、なんか、Vn.と全然関係ない話になっているような・・・。
バック<そう。バッハとバックの中間点の発音、らしいですね♪本当は。
でも、そんな発音、わたしにはムリっちゅうことで(笑)♪
あと、キプロスがサイプラスになってたのもびっくりしました♪♪♪
803 ごめんなさい・・・  月祠 2002/5/2[thu]4:38:2
画面が真っ白になってしまったので、
リロードしたら、2重投稿になってしまいました・・・。
(リロードすると、画面が元に戻るコトって、たまにあるんで・・・。
元に戻んないときは、いったん、画面、閉じて、PCシャットダウンしなきゃだめなんですけど・・・)
すんませんでした・・・
804 譜面台の高さ?  しらたま 2002/5/3[fri]1:18:39
先日、オケの練習に「肩当て」を忘れていってしまい難儀しました。
#しかも、その日は強化練習日で7時間練習でした(^^;。
家で弾いている分には肩当てなしでもそんなには困らないんですが、
なぜかオケでは楽器がフラフラしてとっても弾きにくいです。
ポジションが不安定で、腕も疲れます。
その原因、今までイスに座って弾くからだろうと思っていたのですが・・・。
練習中に一回席替えがあって、
普段いっしょに座っている背の高い男性じゃない人と組むことになりました。
そしたら、席替えしたとたん楽器が体にしっくりくるんですよ。
なんでかおわかりになります?
譜面台の高さ、なんです。
背の高い人は、自分の見やすいように譜面台も
高めにセットしていたのです。
譜面台が高くセットしてあると、
座高の低い私のアゴが上がる。
アゴが上がると楽器との間に隙間ができる。
そして、私はオケではメガネをかけているので
譜を上目づかいには見れないというわけで、
無意識に、
楽器がフラフラ→アゴ下げる→楽譜が見えない→顔上げる→楽器がフラフラ・・・
を繰り返していたようです(笑)。
どうりで落ち着かないわけだ。
まあ、譜面台のせいだけではなく、
私の楽器の構え方が未熟なせいもありますけどね。
ちょっと発見でした。
ねこひささん
Bachのお話ありがとうございました。
>実は、「バック」と発音するのが「本来的に正しい」かもしれない、
>という話をご存知でしたでしょうか。
いいえー、全然知りませんでした!
私の中で、バッハは「小川さん」だったのですが、
そういうことなら考えを改めなくちゃ(笑)。
Elieさん
>「むざ〜る」
フランス語読みはいろいろとすごそうですねー。
Mozartは「むざ〜る」か・・・言われてみればなんとなくわかる気もするけど(笑)。
ねこひささん&月祠さん
ドイツ語の「フォアズィヒト(前を見よ!)」も、
エジプト語(?)「マーレーシュ(気にすんな)」も
すごいですね。
喧嘩売ってるようにしか思えない(爆)。
> やっぱ、5000年の歴史を持つ国は違うぜ・・・
↑ウケた!
805 指が苦しい、、、  Michelle 2002/5/4[sat]0:6:29
ねこひさ先生
私もバッハは小川さんだとばかり思っていました。面白いお話、ありがとうございました!バックと呼ぶのもあながち間違いではないんですね。
私もいつまでも英語読みに慣れません。パッヘルベルが「パコベル」になったりしていてときどきこけてしまいそうです、、、。
有名ですけど、アメリカ人はめったに「I’m sorry」っていいません。
Sorryって、彼らは「私が責任取ります」って言う意味だと思っているらしいです。だから日本人からみると、謝ってくれさえすればいいのに、その「一言」がないから、「いったい何なのー」って事が良く起こります。うむむ。
(ねこひさ先生)
>Michelle さんの先生の助言と私の先生の助言とを、言葉の表層においてのみ
>比較すると、そこでは一見全く「正反対」のことが主張されているようにも取
>れますが、もちろん、先生方のアドヴァイスはその背後にある「文脈(コンテ
>クスト)」と密接に関わっているのですよね
はい、全くその通りだと思います。一人一人弾き方も、問題点も違うわけで、先生の目指すところはよい演奏という点において同じだと思います。私はまだまだ右手にいろいろ問題があるようで、これからも苦難は続きます、、、。
しらたまさん
左手の2と3の指って開きにくいですよね?私は手はそんなに小さいほうではないんですけど、重音ですごく苦しいところがあるんです。ファーストポジションで、2の指でE線のGナチュラル、4の指でA線のEを抑えたまま、3の指でE線のAを抑えるという、サーカスのような技、、、、。3の指でE線のA、というのが苦しくて、全然開きません。当然すごーく低い音になってしまいます。これって、普段から開くように、トレーニングしないとダメだと思うのですが、こんな時はどうしてますか?たぶん、今すぐできるようになるのは無理、かなり時間がかかりそうです。
806 I'mSorry(爆)♪  月祠 2002/5/4[sat]3:28:3
Michelle様<
そう、米国人に比べると、英国人はがんがんI'mSorryって言葉をつかってるけど、
やっぱり、英国サバイバル必須5単語にI'mSorryは入ってない(笑)♪
多分、考え方とか、基本は一緒なんでしょう(爆)♪
バッハ<このコトバの意味を最初に知ったのは、
某エロイカより愛を込めてって漫画のおかげでした(爆)♪
好きだったなぁ〜・・・。猪川少佐・・・。
姿勢<そう。上手な方は、しぜ〜んに、安定してるんですよね・・・。
こっちはへたっぴ〜なもんだから、四苦八苦してなんとか音出そうとして、
その結果姿勢崩して、余計変な音ばっかりでちゃう・・・と。あうあうあう(T_T)。
なんか、イイ方法、ないんかなぁ〜・・・。
(練習あるのみって突っ込みはなしってことで♪王道が一番の近道ってのは知ってるんですけどねぇ〜・・・。
知っているのと、わかっているのは、違う(自滅)♪と♪♪♪)
807 Re:指が苦しい、、、  しらたま 2002/5/4[sat]10:10:40
Michelleさん
>ファーストポジションで、2の指でE線のGナチュラル、
>4の指でA線のEを抑えたまま、3の指でE線のAを抑えるという、
>サーカスのような技、、、、。
うーんと、これはミとソ、ミとラの連続した重音になるのでしょうか?
それとも、ミを押さえたままソとラでトリルとか?
ちょっと音のつながりがわかりませんでした。
もう少しご説明いただけますか?
同じような問題で
私は、シンフォニーの中ででてくる速い16分音符
♭シ♭ソ♭シラ!
[b1][ges1][b2][a2/c1](最後の[a2]は[c1]との重音)
指[1][2][4][3/2]
で苦戦中です。
無理して開いた2の指がすぐにはcに戻ってこないんですよね〜。
頂点の音♭シにも勢いがなくなっちゃうし。
このGW中の練習でどうしてもできなければ、
最後の重音はDIV.(お隣と分けて弾く)にして
もらおうかなーなどと思っていましたが
これを書きながらいいこと思いつきました。
[1][1][3][2/1]
でどーだろう!?
[1]-[1]でちょっとポルタメントかかるけど、
許してももらえるかな?
月祠さん
> なんか、イイ方法、ないんかなぁ〜・・・。
「ヴァイオリン体操」をおすすめします(笑)。
密かに、マイ・ブームなの。(←遅い・・・)
808 スミマセン  Michelle 2002/5/6[mon]1:12:11
しらたまさん
私の説明、わかりにくかったですね。すみません。
A線のEは2部音符で、その上に4部音符のGナチュラルがのっています。更にGはスラーで4部音符のAとつながっています。
仰る通りミとソ、ミとラの連続した重音です。Eの4の指は抑えたまま、ということになります。GとAも、出来たらGを上げてAを抑えるのではなくてGを抑えたままーAをおろす、というようにするべきだと思うんですが、4の指でEを抑えているため、その、2と3の指の間が開かないのです。Gを上げてしまえば何とかできるんですが、そうすると音が切れてしまいます。ふーふー言いながら練習してます、、、、、。
指を広げるいい練習方法ってありますでしょうか?
>無理して開いた2の指がすぐにはcに戻ってこないんですよね〜。
なるほどそういうこともあるのですね〜
月祠さん
>やっぱり、英国サバイバル必須5単語にI'mSorryは入ってない(笑)♪
多分、考え方とか、基本は一緒なんでしょう(爆)♪
でも、アメリカ人ってファナティック(狂信的)でちょっとコワイ。イギリス人のほうがその点はいいような、、、、。サバイバル必須五単語って、ぜひ教えてください。気になる〜。アメリカじゃ何だろう、、、
809 Re:スミマセン  しらたま 2002/5/6[mon]10:37:16
Michelleさん
>指を広げるいい練習方法ってありますでしょうか?
指を「広げる」練習も必要だと思いますが、
その前に、指が広がりやすい手の形を工夫されてみてはいかがでしょうか。
もしかしたらMichelleさん、今2の指を軸に4の指を「ヨイショ」と伸ばそうと
なさっていないでしょうか。(違ってたらゴメンナサイ)
こういう場合、3の指(もしくは4の指)が軸になるように
あらかじめ肘や親指の角度を合わせておくと、
案外「広げよう!」と思わなくても指が届くものなので、
ちょっと以下をお試しください。
:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:
親指と人差し指で軽くネックを支え、普通に楽器を構える。
親指の力を抜き静かにネックから離す。
人差し指の付け根の関節脇にネックの重さがちょこんとのっていることを確認する。
左肘を自分の側に引き寄せたり戻したりして、人差し指の付け根が
ネックというレール上ですべって自由に動くことを確認する。
この時手首は曲げず、肘から人差し指の付け根のラインがスッと伸びていて
十分リラックスしていることに注意。
肘をファーストポジションに戻し、
4の指でE線を軽くトントンと叩きながら(できなければピツィカートで)
「シ」の位置を探して押さえる。
人差し指の接触面はそれにつれて移動してもOK。
親指をネックに軽く添える。
4の指でA線「ミ」を叩く。
この時指を伸ばして「ミ」を押さえにいくのではなく、ほんの少し肘を内側に
入れることで指の位置を変える。
人差し指の付け根を軸にした肘の回転運動(親指が軸ではありません!)。
手の小さい人だと、手首が楽器の肩に軽く触れることがあるかも。
上記要領で4の指でE線「シ」とA線「ミ」を交互に叩いて
移弦が回転運動であることを確めてみる。
このとき、どちらの線の上でも4の指がつっぱらず理想的なカーヴを描いているように。
親指の接触面は人差し指の軸を中心にネックの周りを自由にローリングする。
A線「ミ」を押さえられるところで肘を止め、、
E線「ソ」の音を2の指で押さえ、重音にする。
2の指はかなり鋭角で入り違和感があるかもしれませんが、恐れないで。
肘の位置はA線の角度、E線の角度の中間をイメージする。
手の形はそのままで、
3の指を素直に下ろしたところがE線「ラ」になるように親指の位置を微調整する。
:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:
これでどうでしょう?
指を伸ばして押さえに行くのではなく、
振り下ろせばそこに音がある状態にしておくのがポイントです。
ただ、先生が重音の時も1の指を離さないように指導されていたら、
この方法はボツなのですが(笑)。
それから、手や指の形に無理があったり、
すでにやってらっしゃることだったらごめんなさい。
810 しらたまさん、ありがとう  Michelle 2002/5/6[mon]23:36:27
しらたまさん
非常に詳しいアドバイス、ありがとうございます.見も知らぬ(?)私のために、いつも丁寧に回答してくださって、ほんとにありがたいです.ネットっていいですねー。
>もしかしたらMichelleさん、今2の指を軸に4の指を「ヨイショ」と伸ばそうと
なさっていないでしょうか
えーと、私はですね、2と4の指だけの重音なら問題はないんです.4の指はもっとのばせます。ただ、2と4を抑えたまま、3の指をおろすと、そこはAではなくたかめのGシャープくらいのところなのです。おっしゃるように、指をおろした時に自然にそこがAになるようにしたいのですが、2と3の間が、開かないのですね。2と4を抑えたままなのでその間で、3の指を自在に動かして調整するって言うのが出来なくて、苦しいのです。
>3の指(もしくは4の指)が軸になるように
あらかじめ肘や親指の角度を合わせておくと
なるほど!広げようとばかりしていた、私にとってこれは目からうろこです。
そうですね。無理に広げようとしても、無理は無理、、.ある程度開くのも、大事だけど、3の指が軸になるように、、ですね。
>移弦が回転運動であることを確めてみる。
このとき、どちらの線の上でも4の指がつっぱらず理想的なカーヴを描いているように。
親指の接触面は人差し指の軸を中心にネックの周りを自由にローリングする。
指先だけでなくひじの角度、腕全体で押さえやすいい角度を探すわけですね!
>人差し指の付け根を軸にした肘の回転運動 これって私にはとても必要な練習のような気がします。そういえばE線で弾きにくい時は先生にひじをもっと入れて、とよく言われます。早速今日やってみますね。それでまたご報告します。ありがとうございました。
811 状況がよくわからないんですが・・・  月祠 2002/5/7[tue]21:56:3
2の指と4の指を固定して、3の指をぽちぽちと上げたり下ろしたり、
じゃ、ダメなんすか???
あと、同時進行で、ピアノのレッスンとか(スパルタ式)に通われると、改善します(笑)♪
ピアノのレッスンに通うと、指の筋力アップとか、指だけじゃなくて、手、全体が柔らかくしなやかになるという冗談はおいといて・・・。
(←でも、コレ、ホントです♪)
指の固定、は、結構、便利です♪(音程安定の為には♪♪♪)
このポジションの時は、絶対に、この指はこの位置って、一度、固定しちゃうと・・・ね♪
え〜っと・・・。1の指の位置だけ、しっかりさせて、
アトは、3の指の位置をしっかりさせるんですね♪
で、都合に合わせて、2の指と4の指の位置を決めるってやり方を、わたしはしてます♪
この場合は、コレの逆バージョンを応用してみればいかがでしょうか?
2と4の指の位置を固定させれば、自動的に3の指の位置は安定しますから♪
サバイバル英語♪<きちんとした、文章でしゃべれなくても、コレだけは必須の英単語♪
この5単語、知らない日本人なんて、見つけるほうが難しいのに、
案外日本人には使われていないこれらの言葉・・・。
これらの言葉をがんがん使いまくるだけで、あなたの、英国ライフは格段に向上します♪
Hello
ExcuseMe(Us)
Please
ThankYou
Bye
の五単語なんだそうです♪
特に、日本人、文末のPleaseと何かしてもらった後のThankYouを
忘れるので、扱いが酷くなるパターンって、結構、ありますよ♪
(ThankYouは、結果が出なくても、つけなきゃいけないんですよね・・・。)
例:Can I have a cup of tea?とTea,please!
どっちのほうが、ウェイトレスさんの待遇がいいでしょうか(笑)♪
Tea,pleaseの方が良いんです(爆)♪で、茶が出てきたら、Thanksをすかさず忘れずにつける、と♪
「お茶ないんです」と、茶が出てこなくてもThanksと(笑)♪
このプリーズとサンキューを忘れたためによくない待遇に遭う、日本人、続発です(笑)♪
米国サバイバル必須単語って、なんだろう???
でも、英国にしろ米国にしろ、サバイバル必須単語にI’mSorryが入ってないことは確実ですが(笑)♪
812 Re:状況がよくわからないんですが・・・  Michelle 2002/5/8[wed]0:6:46
月祠さん
ありがとうございます。
なんか、言葉じゃよく分からないですよね.その上説明が下手ですみません。
>2の指と4の指を固定して、3の指をぽちぽちと上げたり下ろしたり、
じゃ、ダメなんすか???
そうなんです。鍛え方がなってないだけかもしれませんが、上げ下ろししても、どうしても3の指がすごく2の指よりに下りてしまうんですね。
それでもっと4の指よりに持って来ておろそうとしても、3の指だけ動かすというのが(2と4が固定されているので)できないんですう。
でも、ポイントは、きっと
>都合に合わせて、2の指と4の指の位置を決めるってやり方を、わたしはしてます♪
この場合は、コレの逆バージョンを応用してみればいかがでしょうか
これだと私も思います!昨日はほんの少しよくなりました。あきらめずにやってみるものだと思いました。
ピアノの練習って、よさそうですよねー。私もそう思って一時期、ハノンなぞをせっせとやってみていました.今は忙しくて時間がないのでやめてしまったけど。
やっぱりまた再開しようかなあと思ってしまいました。
サバイバル英語、アメリカ編♪
Hi!(Hello)
Excuse me(us)
Thank you.
How are you?−Fine.(Good)
You,too.
>英国にしろ米国にしろ、サバイバル必須単語にI’mSorryが入ってないことは確実ですが(笑)♪
I’mSorryは使わないほうが、平和なUSAライフを送れるかもしれません(笑)
この5つがつかいこなせれば、アメリカでは英語のできるマトモな大人に見られること間違いなし(笑)
アメリカ人は、すぐフレンドリーに挨拶しまくるので、How are you?−Fine.(Good)これが使えるだけで、ぐっと流暢で社交的な感じがしてくるのです.
それに彼らはわかれる時、たいてい必ず「Have a good day!」とかなんとかいうので、You,too.といっておけば大丈夫。
私はめんどくさがりなので、自分からHave a good 何とか、というせりふを言うことはめったにありません.
たいてい相手が言ってくれるので、すべてYou,tooで済ましてます(笑)
アメリカ人はPleaseってあんまり使わない気がする.私もCan Iしか使わなかったりする、、、私が知らないだけで、悪い待遇だったのはこのせいだったのか、、、。
なんかPleaseって言うと、お母さんがパブリックなところで、いうこと聞かない子供に、「お願いだから、もう帰らなきゃいけないの、言うこと聞いて頂戴」って懇願してるイメージがあります。
それか、うちの子が「バーガーキングに行きたい、お願いお願い、プリーズッ、プリーズッ」って感じでしょうか(笑)
Please=懇願と聞こえるのは、私の脳ミソがだいぶアメリカ文化に染まっている証拠のような気がします、、、、。
813 ヴァイオリンって、難しいのね。  あんず 2002/5/9[thu]23:45:3
こんにちは!
最近、曲を弾かず、基礎に戻って練習に励んでいるあんずです。
そこで、とても大変なことになっています。
今まで、なんとなく、出していた音はきちんとしたヴァイオリンの音
ではなかったことがわかってしまったのです。
まず、人差し指に腕の重みをかけるということを全く知らなくて、
一度も気にかけたことがありませんでした。
しかも、弓をきちんと持つということもできていなかったのです。
先生に言われたとおりに音を出そうとすると、速く弓を動かせばなんとなかるのですが、
ゆっくりとした速度では、まったく音にならないのです。
本当に、ギー、ギーとしか音がでません。
以前、ある人に「はじめは、音が出なくて大変じゃなかった??」と聞かれた意味が
やっとわかりませした。
よく、弓が弦に吸い付くとか言いますが、私は一度もそのようなことを体感したことが
未だにないので、まだまだ、正しいボーイングにはなっていないようです。
毎日、試行錯誤みたいな感じで練習してますが、道のりはかなり長そうです(^_^;)
814 Re:状況がよくわからないんですが・・・2  しらたま 2002/5/9[thu]23:56:23
月祠さん
>2の指と4の指を固定して、3の指をぽちぽちと上げたり下ろしたり、
>じゃ、ダメなんすか???
うん、それが基本ですよね。
ただ、すでにMichelleさんはよい練習方法をご存知だったので
(No.231〜232ご参照ください。)、
私からは違った方法をご紹介してみました^^。
それに、お話からして手の甲から肘にかけてのラインが
垂直に立ちすぎているのかもしれないと思ったもので。
(私の経験からすると、このラインが垂直に近づくほど
3の指は2の指に吸い寄せられる。
逆に水平に近づくと3の指は4の指に吸い寄せられる。)
もしそうだとすると、あまり無理をすると関節や筋肉をいためてしまうかもしれない。
そこで、一点に集中してしまっている(だろう)緊張を分散させ、等分に負担することを
オススメしてみたわけです。
Michelleさん
>「バーガーキングに行きたい、お願いお願い、プリーズッ、プリーズッ」って・・・
この「プリーズッ」は強烈ですねー。
思わず耳をふさぎたくなるタイプのPleaseかも(笑)。
言葉って熟しきると意味が変質してきますよね〜。
あ、あんずさんだ。
また後ほどレスしまーす。
815 おぉっっっ♪  月祠 2002/5/10[fri]4:13:44
普段ロックしか響かない隣室からヴォオカリーズが・・・。
ってなことは、どうでもよくて・・。
Please<英国人に関して言えば、コレは、脊髄反射に近い感じが、そこはかとなく、いたします・・・。
えぇ、PleaseとThankYouとExcuseMe。この、三単語は最早脊髄反射です♪
弓に弦が吸い付く<それは・・・。へったっぴには経験できない境地でごじゃりましゅるの・・・。
いつかは、経験したいとは思っているのですが・・・。
基本<っていうか、案外、わたし、基本的なワザしか、知らなかったんで・・・。すんませんm(__)m。
実は、あんまし、裏ワザ知らないんですよ・・・。あうあう・・・。逃走っっっ。
816 Re:ヴァイオリンって、難しいのね。  しらたま 2002/5/11[sat]12:38:26
あんずさん
>ヴァイオリンって、難しいのね。
そうなのよ(笑)。
> 最近、曲を弾かず、基礎に戻って練習に励んでいるあんずです。
ん?ということは、もしかしたら先生を変わられたかな?
> 今まで、なんとなく、出していた音はきちんとしたヴァイオリンの音
> ではなかったことがわかってしまったのです。
ソリスティックな音の出し方を勉強されはじめたのですね。
以前の弾きかたはきっと「表面を撫でている」とか「楽器が鳴っていない」
と表現される状態だったのでしょう。
力まないことを重要視して、圧力をかけない弾き方で教える先生も
中にはいらっしゃるのですが、やはり最終的には
その楽器の持っているパワーを出し切るボーイングができるようになりたい
ものですね。
表面を撫でるような弾き方が絶対ダメだとは私は思いませんが、
その弾き方しかできないとなると、表現できる範囲は狭く、
どんな曲を弾いても同じ温度・同じ雰囲気になってしまって、
もったいないです。
> 先生に言われたとおりに音を出そうとすると、速く弓を動かせばなんとなかるのですが、
> ゆっくりとした速度では、まったく音にならないのです。
> 本当に、ギー、ギーとしか音がでません。
ffで非常にゆっくり弾く時は、最初の「引っ掛け」数センチ(3cm〜5cm)は
非常に速く、弦が十分振動し始めたら減速して圧力を1割ほど減らしてやると
上手くいくかもしれません。
(先生がお手本を弾いてくださる時、観察してみて!)
弦の振動を発生させるのは弓の圧力、その振動を止めるのも弓の圧力です。
振動が起こる前に弓の圧力で弦を押さえつけると「ギ、ギ、ギ」ってなります。
> よく、弓が弦に吸い付くとか言いますが、私は一度もそのようなことを体感したことが
> 未だにないので、まだまだ、正しいボーイングにはなっていないようです。
「弓が弦に吸い付く」を感じるようになるにはかなりな年月が必要だと思いますよー。
「正しいボーイング」=「弓が弦に吸い付く」ではない気もするし。
> しかも、弓をきちんと持つということもできていなかったのです。
私は未だにそうです(^^;。
がんばろうね!
817 新しい発見があります。  あんず 2002/5/12[sun]10:43:30
こんにちは。
先生を変えると、新しい発見が多いですよね♪
ちょっとのことで、とても弾きやすくなったり。
私の先生も、いつも私の周りをぐるぐると何周もして
構えかたとか、チェックしてくださいます。
なんだか、とてもありがたいです。
>ソリスティックな音の出し方を勉強されはじめたのですね。
>以前の弾きかたはきっと「表面を撫でている」とか「楽器が鳴っていない」
>と表現される状態だったのでしょう。
おぉ、ソリスティックな音の出し方だったんですねー。ちょっと嬉しいかも。
確かに、楽器の振動がが前よりも多くなったような気がしていました。
そういえば、先生に私の楽器を弾いてもらった後に、自分で弾いてみると、
良く響くんですよ!!先生は、最大限に、楽器を響かせることができるのですね。
私も、はやくそのようになりたいです。
でも、最低限と言うか、ある程度きちんとした圧力がかかっていないと、
ワンボウスタッカートとか苦労するのではないかと思います。(私がそうでした。)
>弦の振動を発生させるのは弓の圧力、その振動を止めるのも弓の圧力です。
>振動が起こる前に弓の圧力で弦を押さえつけると「ギ、ギ、ギ」ってなります。
おぉ、まさに私の弾き方です(笑)。しらたまさんに、私の弾き方が見えているようです。
>ffで非常にゆっくり弾く時は、最初の「引っ掛け」数センチ(3cm〜5cm)は
>非常に速く、弦が十分振動し始めたら減速して圧力を1割ほど減らしてやると
>上手くいくかもしれません。
この、弦が十分振動し始めたらというのがコツなんですね。
じっくりと観察してみます。
しらたまさんは、やはり、弦に弓が吸い付く感じというのを感じられているのですね。
磁石のような感じですか??
月祠さん
基本しか知らないなんて、そんなことないです。
私は、かなり上級者と思っておりますよ。
818 ヴァイオリンの奏法  スイカ 2002/5/12[sun]15:50:7
あんずさん、こんにちは。
とてもいい先生のようですね。
しらたまさんは、どうして何もかもわかってしまうのでしょう?
ところで、私はどうも混沌のなかにいます。
本当にヴァイオリンは難しいですね。
今までに、弓が吸い付いた気がしたことがありました。
その時は、弓とヴァイオリンが一体になって、
ビロードのような、甘く響く音がでました。
これだ!とは、思ったのですが、
コツをつかんだわけではなかったので、
翌日は、もとにもどってしまいました。
・・・あれは一体なんだったんでしょう?
819 いいなぁ  あんず 2002/5/13[mon]13:12:0
スイカさん、お久しぶりです!!
スイカさんは、一度吸い付く体験をされたのですね。
いいですね。私も、一度だけでも、これなんだ!という実感が欲しいです。
私なんて、超混沌の中です(笑)。
構え方自体変わってしまったので、それに見合ったボーイングも
しなくてはならないし、とにかく、体が辛い。すぐに筋肉痛っぽくなって
います(^_^;) ははは、情けない…。体がだるいです(T-T)。
本当に、最初に身についたものって、なかなか直らないです。
820 私もですよ〜  Michelle 2002/5/14[tue]0:20:57
あんずさん
こんにちは。先生をかえられたのですね!
今はとってもつらい時期だと思いますけど、きっと手ごたえがありますよ。そして上達を実感できると思います。がんばって!!
あんずさんの新しい先生って、とってもいい先生じゃないかしら。私の先生とおっしゃることが同じなんですもの(笑)
少なくとも、今のあんずさんのニーズに合った先生ではないでしょうか。
私も全くあんずさんとおなじだったのですよ。弓に全然圧力がかかっていない。
力を入れると、ギギギといやな音がするので、なるべくそっとそっと弾くように癖がついてしまっていたのです。
前の先生からそれは指摘されていたのですが、今ひとつ直っていませんでした。
よく「腕の重みで弾く」っていわれてますよね。それがどういうことなのかわかってなかったのです。
この適度な圧力がないと、しらたまさんのおっしゃるように
>表面を撫でるような弾き方、
その弾き方しかできないとなると、表現できる範囲は狭く、
どんな曲を弾いても同じ温度・同じ雰囲気になってしまって>
何を弾いても、平板で表現力のない弾き方になってしまうようです。(今までの私がそうでした)単に力を入れた、抜いたというフォルテ、ピアノだけで表現するんじゃ、狭すぎますよね。
「弦を振動させて、音を出すんです」と先生から私も言われ、今まで意識してなかったことに気づきました。これって大事ですよね。
あんずさん、からだがつらいのも、わかりますよー。私はやっと新しい先生になって4ヶ月たって、今の持ち方弾きかたになれてきた感じで、先生の要求する弾き方に近づいてきたかなと思ってます。先生変えてよかった!と今はほんとに思っています。
がんばりましょう!
スイカさん
はじめまして、こんにちは。
弓が弦に吸い付くって、私も実はよく分からないのですが、
数時間練習したあと、とくに夜などは、弓の感触も、音も滑らかになって
体全体がすごくやわらかく、今出せる一番良い状態の音になったような気がすることが
何度かあります。でもいつもはそんなことはなく、「あれは、いったい何処へ?」というくらいひどい音に戻っています.あの状態がいつもの状態になるようにって、できるんでしょうか?と、私も思っています。
821 Re:新しい発見があります。  しらたま 2002/5/14[tue]0:38:16
あんずさん
> しらたまさんは、やはり、弦に弓が吸い付く感じというのを感じられているのですね。
> 磁石のような感じですか??
素人レベルでのただの思い込みかもしれませんが、
「弓の吸い付き」感じています。
磁石というよりは、もっと柔らかな、
羽毛クッションの真ん中に手を埋めていく感じかしら?
そっと触れば同じ力で押し返してくるし、
グッと力を込めればペタンと凹んで床の手ごたえを感じる。
望みどおりの音を最小限の力で出せる状態。
ヴァイオリンにも弓にも自分にも、どこにも極端な負担がかかっていない、
力を分け合っている感じ。
上手くいっている時、弓の長さは20cmくらいに思えます(大げさかな?)。
でも、私の場合は、
ずっとそういう感覚で弾けているわけではなく、
曲を弾き込んで頭と体に曲想をたたきこんだあとで、
ようやく「吸い付き」を感じられます。
初見からそれができれば、すごいんですけどね、なかなか(^^;。
スイカさん
> 今までに、弓が吸い付いた気がしたことがありました。
> その時は、弓とヴァイオリンが一体になって、
> ビロードのような、甘く響く音がでました。
ステキですね!
弓とヴァイオリンの一体化!
弓とヴァイオリンがとけあって境界がなくなる感じでしょうか?
翌日元に戻ってしまったとのこと残念ですが、
偶然にしろ何にしろ、その音はスイカさんがご自分で実際に出されたのですから、
ちょっとしたヒントさえあれば自分のものにできそうですよね。
822 頑張りましょう!  あんず 2002/5/15[wed]15:23:9
Michelleさん
こんにちは!お元気ですか?
たまに、ホームページにお邪魔して、レッスンの様子を
拝見しています。
そうなんですよね。はじめのころ、綺麗な音を
出そうとして、圧力をかけずに弾いてしまうのですよね。
そして、そのまましっかりと楽器に振動を与えることをだれにも
指摘されず、教えてもらえないと、自分では、その音の出し方でいいと思ってしまう。
だから、どんなに頑張っても、深みのある音なんて出るわけがないですよね。
今は、圧力の掛かったギギギギという音がとても好きになりました(笑)。
なんだか上達していく気がしてます。
気のせいかもしれませんが、楽器自体も、だんだん響くようになってきています。
本当に、お互いに良い先生にめぐり合えてよかったですね。
練習頑張りましょう!
しらたまさん
羽毛クッションのような感じなんですね。
>そっと触れば同じ力で押し返してくるし、
>グッと力を込めればペタンと凹んで床の手ごたえを感じる。
>望みどおりの音を最小限の力で出せる状態。
>ヴァイオリンにも弓にも自分にも、どこにも極端な負担がかかっていない、
>力を分け合っている感じ。
まだ、きちんと実感できてませんが、なんとなく感覚的にわかる時があります。
でも、まだまだところどころに負担があるのがわかるので、どこがおかしいのか
分析が必要のようです。
アップのときは、楽なのに、ダウンのときは、腕に滑らかさがなくなったり
していて、まだまだ、ボーイング自体に問題があります。
ホント、修行ですね。
でも、絶対、頑張って見せます。(気合はだけはいっぱい(笑)。)
823 重音の指使いのその後、、、  Michelle 2002/5/15[wed]23:53:14
しらたまさん
例のところ、
「完璧ではないけど、次に行きましょう」ということで先生からマルをもらいました!
まだ、3の指を下ろしたところがぴたりAにはなりませんが、だいぶよくなって、ちょっとだけ低いAくらいになって、よくなりました。まだ苦しいけれど、どうしたらいいかが、少しわかってきた気がします。
>手の甲から肘にかけてのラインが
垂直に立ちすぎているのかもしれない
やっぱりひじをもっと入れて、最初に3の指の位置を探してみるのがよいみたいです。
ところが、この重音の曲集って、次々に苦しい指使いが出てくるんですね(苦笑)
これでほっとしたと思ったら、とんでもありません。どんどん難しくなっていく、、、、
先生いわく「すこし難しいくらいのをやったほうがいいでしょう」
あんずさん
私も前の先生での最後のころは、ギギギという音をいとおしく聞いていました。
今の先生になり「圧力かけながら、美しい音を」ということで
このギギギが減り、見違えるようになりました。楽器は何もやらない友人にせがまれて
弾いて見せたことが何度かあるのですが、新しい先生になってから彼女が「前より音がきれいになった、私でもわかる!」といってくれたのです。
あんずさんもきっとこのギギギを乗り越えて、次のステップでもっと美しい音が出せるようになりますよ。
あんずさんは上達が早そうだから、もうすぐそこですよ。
よい先生に巡り合えてほんとによかったですね。
今日も楽しく、弾きましょう!
824 弓の重心  しらたま 2002/5/16[thu]1:30:46
月祠さん
>基本<っていうか、案外、わたし、基本的なワザしか、
>知らなかったんで・・・。すんませんm(__)m。
いえいえこちらこそ、なんだか失礼な言い方してしまってすみません。
単に月祠さんの疑問にお答えしようと思っただけで、他意はありませんです。
いろんな視点から、いろんなアドバイスが出されることは私の望むところです。
どんどん、ご意見おきかせください。
あんずさん
>今は、圧力の掛かったギギギギという音がとても好きになりました(笑)。
汚い音もひっくるめてすべてヴァイオリンの音ですからね。
利用できるものは、すべて利用せねば(笑)。
私は、デタシェでの摩擦音「コー」というのを出したくて、練習しています。
第一線で活躍しているヴァイオリニストの演奏を聞くと、
音程のある音とは別に、弓と弦の間に起こる摩擦音がかなりクリアに聞こえる
時があります。
激しく弓を返す時、それはまるで打楽器かなにかのように「カッ、カッ、カッ」と鳴って
カッコイイんですよね〜。
私は是非それを実現したいです!
>アップのときは、楽なのに、ダウンのときは、腕に滑らかさがなくなったり
>していて、まだまだ、ボーイング自体に問題があります。
そうそう、ダウンボウの時の中弓から先弓へ移行していく時、
関節の動きが複雑でなかなか難しいですよね。
この動きを克服するとボーイングはぐっとラクになるかも。
> 上手くいっている時、弓の長さは20cmくらいに思えます(大げさかな?)。
自己レスです。
「何で20cmなんだろう」と自分でも不思議に思っていたんですが、
先ほど弓をいじっていたら親指の位置からヘッドに向かってほぼ20cm
(実測19cm)のところに弓の重心があることに気づきました。
私はそこをめがけて圧力をかけているのかもしれません。
(ご自分の弓の重心を知りたい方は、弓身の真ん中からちょっと元弓より
のところを親指&人差し指で軽くつまんで持ち上げてみてください。
少しずつずらしていって、弓の両端がちょうどつりあって
水平になるところがあなたの弓の重心です♪)
あ、Michelleさん、またのちほど!
825 モーツァルトのトリオ  シュタルク 2002/5/16[thu]12:36:26
しらたまさん
今日は。先日、といっても大分時間がたっちゃいましたが、
オフ(アプリコット)ではありがとうございました。あの
時、伊藤さんと三人で合わせさせて頂いた、モーツァルト
のトリオ(kv404a)、とても気に入って、彼に頼んで譜面
を送って頂きました。彼も仰っていたようですが、第一曲の
フーガは、やはりフーガの技法第一コントラプンクツスの
主題動機を用いたもののようでした。彼が音源も送ってくだ
さり、モーツァルト特有の清澄な響きと、フーガの造形性と
やはり良い曲だと思いました。また機会がありましたら、
是非よろしくお願い致します。
826 いろいろと大変ですよね  あんず 2002/5/17[fri]0:17:21
Michelleさん
重音は指が柔軟になってくれるまでがとても大変ですよね。
無理すると関節いためてしまうし。
私は、セブシックとかで一度終わった課題であまりできの良くないものを
たまにまた弾けるかどうか確認してみます。
たいてい大丈夫ですが、ちょっと指の動きが鈍くなっていたりします。
できることなら、一度できたら一生弾ける状態になりたいのですが、
それは私には無理のよう(笑)。
でも、曲のなかで、まだセブシックに出てきたような重音を
弾いたことがないので、指の柔軟性を高めるためだけなのかしら
と思うこともあります。私が、まだ初心者ということもありますが。
きっと大曲では必要なのでしょう。
ところで、Michelleさんは、今どの教本をお使いですか?
しらたまさん
>私は、デタシェでの摩擦音「コー」というのを出したくて、練習しています。
この音わかるような気がします。弓のスピードがかなり速くないとならないですよね???
かつ、摩擦がしっかりしてないと出ないような。
私は、弓が速くなると、弓の軌道がみだれてしまし、しっかりと摩擦できなくなります。
なので、デタッシュ自体をはやく完璧になるように、頑張りたいです。
>第一線で活躍しているヴァイオリニストの演奏を聞くと、
>音程のある音とは別に、弓と弦の間に起こる摩擦音がかなりクリアに聞こえる
>時があります。
>激しく弓を返す時、それはまるで打楽器かなにかのように「カッ、カッ、カッ」と鳴って
>カッコイイんですよね〜。
>私は是非それを実現したいです!
以前何度か、演奏会に行って、「えっ、まさか弓で楽器を叩いているの???」と
勘違いしたことがあったのですが、これのことなんですね。
コントラバスで多いのかしら???
> 上手くいっている時、弓の長さは20cmくらいに思えます(大げさかな?)。
>「何で20cmなんだろう」と自分でも不思議に思っていたんですが、
>先ほど弓をいじっていたら親指の位置からヘッドに向かってほぼ20cm
>(実測19cm)のところに弓の重心があることに気づきました。
そうだったんですか!重心にめがけていたので、20cmだったのですね。
私も、先生に言われるように、圧力をかけているのですが、
いつも人差し指の真下に掛かるようにかけています。
もしや、間違った圧力のかけ方だったのかも…。
弾けば弾くほど、疑問が沸いてきて、大変です。
質問するにも、自分の弾き方を、よく分析できてないと、
質問できない(笑)。
やっぱり大変な楽器だわ(笑)。
827 無題にしたいよ・・・。コレのタイトル・・・。  月祠 2002/5/17[fri]4:39:40
そういえば、打楽器な弦楽器を私は見たことが!!!
なんと、チェロの胴をがんがんとたたいているのです!!!
アレには驚きました・・・。
えぇ!!!なんちゅ〜曲を作ったんだ、三枝何某!!!
(←ショックのあまり敬称抜けてます)と、心中で叫びましたとも・・・。
しかも、弾いてたのは、ベルリンフィル所属のチェリストズ・・・。
勿論「なんちゅう曲を選んだんじゃ〜!!!」とも心中で叫びましたわ・・・。
演奏会は曲目を選んでいかなければイケナイ・・・というおはなし(教訓)?
弓の返しの音が打楽器みたい、な話題のレス・・・にはならないな・・・。
逃走っっっ。
828 教本  Michelle 2002/5/17[fri]5:2:38
あんずさん
ハイ、重音はきついですねー。1曲やっと楽に弾けるようになったと思ったら、
次の曲もまた苦しくて、ふーふーいいながら、やっています。
教本はですね、いまはいろいろ使っていますよ。
えーと、重音のエチュードがPOLOというものです。イタリアの出版社が出してる本です。
最初の1曲だけが簡単であとはすぐ難しくなっていく、恐ろしいモノです。
スズキの6巻のヘンデルもまだやってます(涙)今は主に4楽章です。
そのほか練習曲集としては
ウォールフォールト、セブシック、ホイッスラー(たぶん日本ではなじみがないと思います)
などから先生が2−3曲ずつ選んでやっています。
それぞれボウイング、指の練習、指弓の練習など目的別に、私にあったものを選んでくださるのです。
なんか贅沢な練習だと思っています。
エチュードも、先生の指導でいいことろは、音程もそうなんですが、弾けると次は、
スピードを上げて練習することです。
これで結構一つのエチュードをじっくり弾くことになります。
この次はやりたいのやって良いといわれ、モーツアルトのディベルティメントの中の一部とか、無伴奏の2番の中の一部とか、やらせてもらえそうなので、すごく楽しみです。
829 フォルティシモとピアニシモ  Elie 2002/5/17[fri]20:33:2
こんにちは。
以前にも、Michelleさんの投稿で「音色」の話がありましたが。。。
フォルティシモとピアニシモを表現するときって、どうしてますか?
たいてい、フォルティシモ→弓をたくさん使う
となっていると思います。
そしてピアニシモでは、(圧力も減らしますが)、無意識に、弓の使う量を減らしてませんか?
もちろん、それは、フォルティシモにしたりピアニシモを表現したりするのに有効だと思います。
でも、オケのトレーナーに言われたのですが、
「弓をたくさん使うピアニシモ」や
「弓を少ししか使わないフォルティシモ」があってもよい。と。
かなり目からウロコというか、逆転の発想でした。
ピアニシモは、弓を少し浮かせて、弓をたくさん使う。
フォルティシモは、圧力をかけて密度を濃く。
こういう音色が出せるようになると、表現の幅がぐっと広がるそうです。
ほんとに弦楽器のボーイングって奥が深いですよね。
「多彩な音色」って何気なく使ってる表現だけど、まだ私の音色は2種類くらいしかないかも^^;;
もっといろんな音色の出し方を覚えてそれを適切に使えるようになれるといいなあ。
Michelleさんとあんずさんはボーイングをがんばってらっしゃいますね。
私も(もうこちらでも何度か書いてますし自分のサイトの日記でも書いてますが)、
2年前にレッスンに就き直したとき、
構え方も弓の持ち方もボーイングの仕方も、何もかも全部、直されて、かなり大変な思いをしました。
はじめの1ヶ月間のレッスンは、ただひたすら開放弦のボーイング。家でも練習のほとんどを(といっても
30分とかですが^^;)ボーイング練習に費やしてました。
肉体的にもしんどかったし(フォームが変わったので)、「今から直るのか・・・身につくのか・・・」
という不安がつきまとっていて、精神的にも(^^;;)しんどかったです。
でも、不安な思いは打ち消して、とにかく先生についていく!という一念でがんばりました。
御二人とも私以上に熱意を持って練習していると思いますし、きっと、つらいのは数ヶ月で
それを乗り越えたら、1歩階段を登れたような気がすると思います。
がんばってくださいね^^
あ、「弓がすいつく感じ」ですが、私もまだまだなんですけど、、、
でも、「弓のどの部分で弾いていても、常に重心がつりあっている状態」を感じられるときがあります。
少し弓先よりで、早い移弦をくりかえしているときも弓や腕がバタバタ余分な動きをしないですんでいるときに、
「あ、弓がすいついてるな」と感じられます^^
・・・時々ですけど(笑)
スローテンポで全弓で弾くときなんかは、まだまだですねぇ。。。
830 ピアノでも歌う  スイカ 2002/5/17[fri]21:27:22
Elieさんこんにちは。
pでも歌いたいところは、弓を使いますが、
シバンよりにします。
やわらかな音になります。
fで緊迫した音は、駒よりでつくります。
これは、ボーイングほど難しくないので、
意識すれば(私にでも)できます。
こうして音をつくっていくと、
音に色がついてきます。
831 ようやく、マトモに参加できるかも♪  月祠 2002/5/18[sat]8:29:3
音量を変える<
能くあるのが、弓の位置は指板よりでもなく、コマよりでもない、中央において、
弓の量を変えることによって、音の強弱をつける方向です♪
でも、コレと、同じコトをしなくても、そう、弓の使っている量は同じでも
音量を変えることって実は出来るんです♪
(でも、その代わり、音質は完璧に変わっちまいます(爆)♪♪♪)
まずは、音を小さくする・・・指板に寄せる♪
音を大きくする・・・コマに寄せる♪
以上の2方針です♪基本は♪♪♪
指板よりにすれば、圧力がかかりにくくなるので、沢山弓を使おうと思えば使えますし、
コマよりになればなるほど、圧力をかけ易くなるので、
じっくりと、ねっとりとした音を出しやすい♪♪♪と。
まぁ、コレも能く知られたワザのひとつですので、いまさらなんでしょうけれど(笑)♪
一応、コレは、長きに渡って伝承され続けた、某アマオケの基本的な「裏技」のひとつです♪
(そのほかに、弾いてるフリとかいうのも、某「裏ワザ」には入っているらしい(笑)♪♪♪)
832 あ、大事なことを言い忘れた♪  月祠 2002/5/18[sat]8:38:15
え〜っと、裏ワザな方法での音の強弱のつけ方の練習法なんですが・・・。
幾つか方針を併用します♪
1:同じ長さの音を同じ分量だけ弓を使ってみる
2:コマよりの場合:圧力をがしがしかけることによって、弓をちまちまと使い、
できるだけ長い音を作ってみる♪
指板寄りの場合:圧力を出来るだけかけないで、弓を大胆にめいっぱい使い、
出来るだけ短い音を弾こうと努力する♪
3:2番の練習方法の反対をトライしてみる♪
この上記三つのやり方によって、音量の強弱のつけ方をマスターすることは、できるようになります♪
(でも、コノテのやり方って、所詮は裏ワザですから、
Vn.の先生方に叱られるやり方では、ありますよね・・・。
やっぱり、基本は、弓の量でしょう♪♪♪)
833 淡いピンクの小さな花  しらたま 2002/5/18[sat]12:20:33
Michelleさん
重音なんとかなったようで、よかったですね。
その場では完璧にはできなくても、「やったことがある」っていうのは重要ですよね。
中身が十分でなくても「ひきだし」さえ用意されていれば、
曲中で出会ったときに慌てないですむし(笑)。
私は重音はスケールくらいしか練習したことがないので、
そういう曲集を与えてもらえるレッスンが羨ましいです。
シュタルクさん、こんにちは!
>モーツァルトのトリオ
落ちまくりで私は楽しむどころじゃありませんでしたが、
お二人が奏でるハーモニーからその美しさは十分感じられて、
初見で弾くにはもったいない曲でした(笑)。
また、機会がありましたら誘ってください!(音源も聞いてみたいです!)
#アプリコット < 私がときどき参加させていただいている弦楽アンサンブルです。
あんずさん
>この音わかるような気がします。弓のスピードがかなり速くないとならないですよね???
>かつ、摩擦がしっかりしてないと出ないような。
そうです。まさにその音です!
その状態で激しく弓が返されると、「コー、コン、コン、コン」という風に
聞こえてきますよね。
>以前何度か、演奏会に行って、「えっ、まさか弓で楽器を叩いているの???」と
>勘違いしたことがあったのですが、これのことなんですね。
>コントラバスで多いのかしら???
もしかしたら、これは私のイメージしているのとは違うかもしれません。
コントラバスで良く聞かれる「バチン、バチン」という音は、
大きく振動した弦が指板に当たったときに鳴っているものじゃないのかなー?
それとも弓身が弦に当たる時の音なのか・・・?。
#このBBSには、さすがにCb.弾きさんはいらしてないかな?
>私も、先生に言われるように、圧力をかけているのですが、
>いつも人差し指の真下に掛かるようにかけています。
たぶん、今はあんずさんの意識が人差し指に集中しているから
そう感じるのでしょう。間違いではないですよ。
弓の圧力は親指を支点とするテコ運動なので、支点・力点・作用点
(確かそんなのありましたよね・・・??)
で考えていくと、企まなくても人差し指より遠い場所に
力が集まっているんだろうと思います。
方法としては「人差し指で圧力をかける」のですが、
最終目標は「弦の上に圧力をかける」で、
初期目標が「弓の重心をめがける(仮説)」って感じでしょうか。
#こうやって3段階の手順を踏まなくちゃいけないのは、たぶん弓がカーヴしているから。
#物理に詳しい方、フォローお願いします(笑)。
圧力を「かける」ところと、圧力が「かかる」ところは、必ずしも一致ではないのです。
圧力を「かける」ところと同等に圧力が「かかる」ところも意識するといいかもしれませんね。
月祠さん
>なんと、チェロの胴をがんがんとたたいているのです!!!
ギターだと「叩く」というの普通にやられるみたいですけど、
オールドのチェロをガンガン叩くのは勇気いるかも(笑)。
現代曲ってコワイ〜。
ヴァイオリンもピアソラあたりになかったでしたっけ?
Elieさん
>「弓をたくさん使うピアニシモ」
レッスンに通っているだけだと、なかなかそういう音楽には出会わないけれど、
オケだと弾ける弾けないにかかわらず、しょっちゅうそれが要求されますね。
私の考えでは、音量で「オブジェ」を、
弓の量で「距離や大きさ」を現せるんではないかと思います。
例えば、
「淡いピンクの小さな花が手元に一輪」だと、弓幅は狭く、音量はpp。
「淡いピンクの小さな花が100km先に一輪(あるはず)」だと、弓幅広〜く、音量pp。
どうでしょう、わかりにくいかな?
たぶん、音の成分にノイズが沢山含まれていた方が、
人間の耳には遠いものとして感じられるのでしょう。
また、奏者の激しい体の動きが生み出すものも
(視覚的要素をはじめ、衣擦れの音も、呼吸音も、腕の動きで起こる風もすべて含めて)、
与える印象と無関係ではないと思います。
>「多彩な音色」って何気なく使ってる表現だけど、まだ私の音色は2種類くらいしかないかも^^;;
彩どり、明るさ、距離、高さ、固さ、
色んな音色を集めて、自分の描きたい絵を完成させましょう!
今日は、この辺で。
834 スピッカートが…。  あんず 2002/5/19[sun]13:4:13
Michelleさん
いろいろと教本を使われているのですね。
日本で使われているのとやっぱりかなり違うのですね。
私も、ウォールフォールトは持っています。
POLOとホイッスラーは初めて聞きます。
POLOはきっとセブシックなんかよりも、はるかに難しいのでしょうねぇ…。
私も、先生に目的に合わせて、曲とか教本とか選んでいただきたいと思っています。
Michelleさんの先生は本当に良い先生ですね。
以前、聞いた話によると、外国では、ヘンデルのソナタをしっかりと
子供に学ばせ、歌心を身につかせるのだそうです。
他のソナタも難しいですけれど、ヘンデルをきちんと弾きこなすのも
相当大変ですよね。
私も、CDで聴くようなヘンデルを弾きたいです。
Elieさん
Elieさんも先生を変わられたとき、大変な思いをされたのですね。
私も、最初、大丈夫かしらと思いつつも、だんだんと
新しいフォームに慣れ始め、少しずつ楽にはなってきています。
本当に、先生が一つできないことがあると、一緒に弓を持って
どこが悪いのか、丁寧に分析してくださって、問題を解決してくださいます。
右手の薬指が突っ張る感じだったのですが、一度のレッスンで治りました。
とても信頼して安心してついていける先生です(^-^)
きっと、あと1ヶ月くらいでなにも意識しないで自然に弾けそうな気がします。
頑張りますね!
スイカさん
私も、指板よりとか駒よりで弾いてみました。
あまり意識して弾いたことがなかったのですが、
指板よりは弦からの圧力がとてもやわらかく、
pでも歌って弾くことができるということがわかりました。
それを曲に合わせて、自然に弾けるようになりたいです!
月祠さん
月祠さんの音の練習方法は裏技ではなく、きちんとした
大事な練習方法なのではと思いますが…。
私も、バイオリンと、チェロで本当に楽器本体を
叩いているのを見たことがあります。
なんて恐ろしいことを…。と思ってみてました。
月祠さんさんの場合、ベルリンフィルのチェリストズ
ですから、さぞかし驚かれたことでしょう…。
選曲は大事ですね(^_^;)
しらたまさん
>コントラバスで良く聞かれる「バチン、バチン」という音は、
>大きく振動した弦が指板に当たったときに鳴っているものじゃないのかなー?
>それとも弓身が弦に当たる時の音なのか・・・?。
私も、一瞬違ったかもと書きこんだ後にふと思いました。(うう、恥ずかしい。)
でも、バイオリンのあの音はわかります…。
>弓の圧力は親指を支点とするテコ運動なので、支点・力点・作用点
>で考えていくと、企まなくても人差し指より遠い場所に
>力が集まっているんだろうと思います。
なんだか、支点・力点・作用点という響き、懐かしい…。
自分は人差し指に集中している感じでも、弓としては
人差し指よりも、遠い場所に力が掛かっているのですよね。
弓が動いている時に、圧力が掛かっているのか考えながら弾いてみます。
しらたまさん、弓元に近いところでは、親指にあまり負担が掛からないのですが、
だんだんと先弓に近くなるにつれて、親指に力がかかってきて、
しばらく、その状態で弾いているとだんだんと親指が痛くなってくるのですが、
やっぱり弾き方がおかしいのでしょうか。もしや、私だけなのではと思っています。
淡いピンクの小さな花。最初、この題は?と思ったのですが、
音のお話だったのですね。すごく素敵な例えですね。
いつもしらたまさんの頭の中ではいろいろな絵がたくさんありそう。
オケの曲は、いろんなことを想像して豊かな音を作り上げていく、
素晴らしいものですね。
私は、一度オケに足を踏み入れたら、抜け出せなくなりそうです(笑)。
#おとといくらいなのですが、なんとなくスピッカートを練習したくなって、
#セブシックの練習曲を弾いてみました。
#なんと、驚いたことに、あんなに練習してもできなかったのに
#普通にできるようになっていました。
#弓の持ち方次第ですごく弓の弾力を感じることができるように
#なったらしいです。(感動)
835 Re:スピッカートが…。  しらたま 2002/5/19[sun]23:26:57
> しらたまさん、弓元に近いところでは、親指にあまり負担が掛からないのですが、
> だんだんと先弓に近くなるにつれて、親指に力がかかってきて、
> しばらく、その状態で弾いているとだんだんと親指が痛くなってくるのですが、
> やっぱり弾き方がおかしいのでしょうか。もしや、私だけなのではと思っています。
重心から遠い弓先に元弓と同じ圧力をかけようとすれば、
余計に力が必要になるのは道理ですよね。
大丈夫、おかしくないですよ。
これを読んだとき、「おぉ、あんずさんは中々いいボウイングをしているぞ」って思いました。
あんずさんご自身の努力もあるでしょうけれど、
短期間にそれだけの変化があるとは、本当にいいレッスンですね。
用もないのに親指に「力が入る(能動)」というのではなく、
必要な場面で親指に「力がかかる(受動)」という感じならば心配はいらないでしょう。
そのうち親指の皮が厚くなって痛みも和らいできます。
ただ、一つだけ心がけていただきたいのは
「必要でないときは十分脱力して親指を圧力から開放してやる」ということ。
楽しく、長く、弾きつづけられるために!
私も(正しいボウイングができているかどうかは別として)、
2〜3時間弾いた後は右手親指の頭(人差し指側)に小豆大の凹みができて
しばらく元に戻りません。復元したあとでも半日くらいはさわるとピリピリします。
#私の弓は65g強あるので(重っ・・・)余計にそうなのかもしれませんが。
> 淡いピンクの小さな花
自分で書いておきながらなんですが、よせばよかったと思いました。
さすがに、タイトルがこれだとちょっと引きますね(爆)。
皆さん、戻ってきて〜。
> いつもしらたまさんの頭の中ではいろいろな絵がたくさんありそう。
自分が弾いているときは、具体的な絵が見えているわけではないのですよ。
うーんと、頭の中では丸い玉のようなものを浮かしたり沈めたり、してるかな・・・(ナンノコッチャ)。
>「弓をたくさん使うピアニシモ」
追記です。
以前、プロコフィエフの「ロメオとジュリエット」第二組曲をやったときのこと、
「別れの前のロメオとジュリエット」冒頭部分(深夜のシーン)で、
Vn.とVa.が 32音符を p で「チキチキ、タカタカ、チキチキ、タカタカ・・」
と刻むところがあるのですが、
私はこれを時計のゼンマイの音と思っていたので、
弓幅は短く、小さくアタックをつけて固めに「チクチク、タクタク・・・」と弾いていたのですが、
首席の見解は違っていて「いや、これは風の音だ」と。
すなわち、弓幅広く、指板寄りで柔らかく「サワサワ、ザワザワ・・・」。
かなり違和感ありました。
時計の絵の上に矢印で「本当は風」って書き込むようなもので(爆)。
私の聞いたCDでは時計の機械音のような
固い表現だったんですけどね(ハープが「ゴーーーン」って、時報のような音を入れるし。)。
#ロミオとジュリエットの時代にゼンマイ式時計が
#あっていいかどうかはわかりません(笑)。
えーと、で、何が言いたかったかと申しますと、
「弓をたくさん使うピアニシモ」は、
距離や大きさを表したいときだけでなく、
具体的に「風」とか「霧」とかを表現したい時にも
使われますよね、っていうことです。
836 安心  あんず 2002/5/21[tue]18:25:30
しらたまさん
私の持ち方間違ってないのですね。
安心しました。これからは、親指の無理な力を抜くようにしなければ!
ちなみに、私の弓も64gはあったはず…。思いです。とくにヘッドに重みが
あるので、弓元でつらくなることもありました。今は、それも結構楽になりました♪
>首席の見解は違っていて「いや、これは風の音だ」と。
皆さんいろいろと考えがあるようですね…。
思いっきり、指揮者の意見を仰ぐとか(笑)。
私、オケに入ったら、けんかしてるかもしれない…。
入団して、半年持たずに辞めさせられてたりして(笑)
ははは…。
837 トラブル続きで、ねむいです、、、、  Michelle 2002/5/22[wed]2:15:44
コンピューターにウイルスが侵入したみたいで大変なことになっています。
その上、先週の金曜日に子供の小学校でカーニバルがあってその中のタレントショーで
バイオリンを弾くはずだったんですが、これがトンでもないことに。
なんと事前に何の連絡もなく、ショーの前にハイ弾いてというので、「舞台の下」で
リハーサルだと思って弾きました。お客さんはまだ誰も来ていません。
本番が始まって、ところが待てど暮らせど、出番なしで、ショーが終わってしまった、、、、。
どーなってるの?うちの子も含め、ピアノを弾いたほかの子達も、呆然。腹も立つし、悔しくて週末はずっとよく眠れませんでした。
私はまあ、人に聞かせるようなレベルではないから良いけど、でも一応学校のために、ボランティアで出演することにしたんですけど、
子供達は、こんな扱いを受けて全く気の毒、、、。
月曜に校長先生に抗議に行って、ショーの責任者は平謝り。そのあとの劇にあまりに熱心になるあまり余裕がなく、楽器演奏者を軽視してしまったらしい。
その人はピアノ専攻だったというのに、ミュージシャンを軽視するってよく分からない。
それで金曜に楽器の人は弾き直しすることに。
お客さんがいなかったのは、本当ははそのほうがよかったりするんですけど、、、。
というわけで一度終わったと思っていたので、集中力がもうきれてしまって
うーんどなるんでしょう、、、
すみません、寝ぼけていて、上手くかけないので、状況がよくわからないかも。
Elieさん しらたまさん
>「弓をたくさん使うピアニシモ」や
>「弓を少ししか使わないフォルティシモ」があってもよい。と。
ちょうどレッスンで、先生からそういうお話があったので、なんてタイムリーと思いました。
フォルティシモとピアニシモ、弓の毛の量を多くか少なくの違いかと思っていたら、そうではないんですね。
上の話に出たショーで弾く曲は「カバティーヌ」って言う小品なんですけど、真中辺に、ピアノでひくいAから高いAへたかいAから低いAへって弾くところがあるんです。
ここはピアノだから弓は少なく弾いたら、先生は「そこは弓をたくさん使って、ピアノで弾く」っておっしゃるんですよね。
先生が弾かれるとその部分は、ほんとに風が流れるような、その風に乗ったようなふわりとした音が鳴って、その前後の盛り上がって歌うような部分と、見事な対象をなすんです。
表現て、いろんなテクニックの組み合わせから生まれる物で、これができるとほんとに表現の幅が広がりますよね。
先生の演奏を身近で見られるだけでも、いい勉強になります。
表現て決して飛躍した何かでなくて、地道な技術の積み重ねだと分かると、私にもそのうちできそうな気がして、やる気が沸いてきます。
あんずさん
日本で使われている教本とだいぶ違いがありますか?
POLOは難しいけど、楽しい曲です。重音がちゃんと合うと美しく聞こえて
弾くのはたのしいですよ。教本はいろいろあるようですから、先生も迷われるみたいです。あんずさんの新しい先生はあんずさんの奏法をちゃんと見てくださっているようですから、きっと教本は違っても、目指すところは同じだと思います。
私も前の先生は、ほんとに性格とかはいい方で、それでずっと止めづらかったというのもあるんですが、あまりなにもおっしゃらないのが難点だったのです。それで今度の先生は同じ日本人ということもありますが、雑談して希望を伝えたりするようにしています。
いい先生なら、こっちが熱意を持っていればきっと答えてくれると思うんですよ。
私は最初にもっと上手くなりたいんです、とはっきり言ってしまいました。ずうずうしくも、、、
えらそうで、ちっと気が引けるんですが、あんずさんも、先生となるべくコミニュケーションを取られるようにぜひお勧めします。これをやりたいとか、こうしたいとか、これは自分で分からないけどどうなんだろうかとか(うるさがられない程度に−笑)お互いが、レッスンについてどう考えているか、クリアーにしておくのって大事だなと、先生を変えたことで学びました。
先生を変えたとき、もち方をがらりと変えたので、最初はどうなるかとほんとに思いました。この掲示板でのElieさんの暖かい励ましが、心の支えになりました。そうか数ヶ月苦労すれば、きっとよくなるんだって。 Elieさんありがとう、ともう一度いいたいです。あんずさんも、いっしょにがんばりましょうね!
838 ボランティア  シュタルク 2002/5/22[wed]12:23:19
Michelleさん
今日は。そして、始めまして。
学校でのボランティア演奏の件、ちょっと割り切れないですね。
本番へのテンションも一度途切れると、なかなか戻りませんし、
弾きなおして欲しい、と言われても・・・というお気持ちなのだ
ろうと察します。
私も学生時代、部内アンサンブルを組んで、病院などに慰問演奏
に出かけたことがありました。拙い演奏でしたのに、幸い、いつ
も歓迎してくださって、気分良く演奏をすることができました。
Michelleさんのケースは、ちょっと当てはまらないかもしれませ
んが、やはり受け入れ側の熱意がないと、何かむなしい気持ちだけ
が残ることになってしまいますね。その学校の先生は、音楽の先生
のようですが、考え直して頂きたいものですね。
それと、プロの演奏でもなかなか人を音楽で感動させるということ
は難しいのですから、アマチュアたるもの、どのような状況であっ
ても弾かせていただけるだけで満足しようと、思いながら、そうし
た慰問演奏をした記憶があります。Michelleさんの好意が正当に
評価されなかったことは、残念きわまることですが、演奏する機会
をもらったという気持ちで、ご自身の心が落ち着かれないものか
と、僭越ながら考えました。事情も分からず、失礼な物言いをお許
しくださいね。
ボランティアというものは、時として本当に難しいものです・・・。
その慰問演奏がきっかけで、付き合いを始め、ゴールインした部員
もいましたっけ・・・そのアンサンブルの首謀者の私が、愛のキュ
ーピッドとして結婚式で紹介されましたが、それまで私は全く知らな
かった(笑)。
Michelleさんは、オケとかオフとかにはいらっしゃらないのでしょう
か。そのような場ですと、皆互いの演奏をとても熱心に聴くものです。
どこかのオフで何時かご一緒しましょう。
839 RE:安心  しらたま 2002/5/24[fri]0:50:1
あんずさん
> 思いっきり、指揮者の意見を仰ぐとか(笑)。
それは、首席への宣戦布告になるのでヤバイ(笑)。
首席が指揮者に指示を仰ぐのはいいんですが、
シモジモが直で指揮者から指示をもらわなきゃならない状況は
それだけで一大事かも。
やるからには、それなりの根拠と勇気が必要です(笑)。
> 私、オケに入ったら、けんかしてるかもしれない…。
見解の相違はしょっちゅうですが、それはそれで面白いですよ。
時には「えーっ?そこをそうやるのぉ??」って思うこともありますが、
その言葉をグッとこらえてシブシブでもその通りやっていくうちに
「結構いいかも」って思えるようになったりすることもあるし。
与えられたルールの範囲内で、自分なりの妥協点を見つけることもできますしね。
他の人のやり方を取り入れることは、自分の世界を広げることにつながるんですよ。
決して苦いだけのものではありません。
#もっともあまりに的外れなやり方には
#私だって従おうとは思いませんが(爆)。
#その判断は難しいですね〜。
Michelleさん
>なんと事前に何の連絡もなく、ショーの前にハイ弾いてというので、「舞台の下」で
>リハーサルだと思って弾きました。お客さんはまだ誰も来ていません。
これはひどい!
百歩ゆずって、「実はBGMとしての出演依頼」だったとしても、
お客さんが誰もいない時間から弾かされるなんて・・・。
千歩ゆずって、弾くことに意義があるとしても、「本番」と知らされずに弾かされて
「はい終わり」では本番に向けてためこんだそのエネルギー、どうしてくれるのでしょう。
>その人はピアノ専攻だったというのに、ミュージシャンを軽視するってよく分からない。
不思議ですねー。
でも、想像するに、
本当に彼(彼女?)はそれでヨシって思っていたのかもしれませんよ。
自分が劇の前座(その人の認識として)で弾くならば、舞台下でのBGMだと思い込んで・・・。
プロならば、「この場所で、何時から何分間演奏してください」という契約なら
お客さんがいようといまいと弾くだけ弾いて帰りますものね。
でも、アマチュアは、アマチュアだからこそ舞台の中央に立たせてもらうべきだと、
私は思います。
お気の毒なことでした。
金曜日の弾き直しの会で皆さんがいい演奏ができますように!
シュタルクさん
>アマチュアたるもの、どのような状況であっ
>ても弾かせていただけるだけで満足しようと、思いながら、そうし
>た慰問演奏をした記憶があります。
それ、ボランティアする時には必要なこころがけですよね。
ボランティアだからこそ、特に
クラシック音楽に馴染みのないお客さんも大勢いるわけで、
そういう場でクラシックの聞きかたを強要するのは酷ですよね。
段取りが悪くても、会場が悪くても、与えられた状況で
ベストを尽くせるようになりたいものです。
ボランティアの話ではありませんが、
私は、ヴァイオリンを習い始めの頃は結構
お客さんにも会場にも要求することが多かったのですが、
それって「ありがたく聞きやがれ」という失礼な態度だったな
と反省しています。
自分に自信がなければないほど、周囲に気を使ってほしいもんなんですよね。
今は?・・・今は「この程度しか弾けない」という確かな自信があります(爆)!!
ところで、シュタルクさん、
MichelleさんはUSA在住なので
オフ会参加は難しいだろうなー。
でも、帰国時にちょっとでもお会いできたら私も嬉しいな。
ご本人を差し置いて、私からのヨコレスで失礼!
840 フォロー多謝  シュタルク 2002/5/24[fri]10:24:1
しらたまさん
Michelleさんへの私のコメント、誤解されてしまったか、
と思っておりましたが、思慮深いフォローを感謝します。
Michelleさんのケースは、主催者に問題があるようです
ので、私の後段の発言内容は、当てはまらないのではない
か、と思いました。ボランティアについての私自身の経験
と、それについての考えでした。
841 弓が鳴る  しらたま 2002/5/25[sat]20:14:2
楽器が大きい音で十分鳴っている時って、その振動をアゴや鎖骨に感じられますよね?
今日は、弓を持つ右手でも同じ振動を感じられることに気づきびっくりしました。
E線くらいの高い音になると振動も細かすぎてダメなんですが、
それ以下の音域だと、弦の上で起きている波が右手の指にビリビリ伝わってきます。
その感覚を味わうように弾いてみたら、弓の軌道がちょっと面白いくらいに安定しました。
さて、次に別の弓に持ち替えてやってみました(実験♪実験♪)。
これは、柔らかめで、私が持っている弓の中で一番雑音の少ないものです。
この弓では、G線でしかビリビリを感じられませんでした。
どうやら、すべての弓で同じようにビリビリが感じられるわけではなさそうです。
で、思ったのですが、
弓を替えると弾きごこちだけでなく楽器から出てくる音自体変わりますよね。
明るい音になったり、暗い音になったり、細い音になったり、派手な音になったり・・・。
そういう弓による音の違い、私は単に「弓がどんな風に弦を動かせるか」ということ
によるものだと思っていたのですが、
もしかしたら、弓も楽器といっしょに鳴っているからなのかも!!
では、「純粋な弓の音」とはどういう音なのか。
興味がわいたので、
弓をいつも弾くくらいに張って左手の甲で木の部分をノックし、耳を近づけてみました。
すると弓ごとに音の質が全く違いました。
ちなみに「びょーん」という音の中から目立つ音程を抜き取ってみると、
前述の弓がDes、後述の弓が3度下のBでした。
例えば、糸を左右両端から引っ張ると「ビーン」って音がしますよね?
あれと同じような現象が弓身で起こって、
楽器の響きを助けているとは考えられないでしょうか。
「弓の鳴り」に関してなにかご存知の方がいらっしゃったら、是非教えてください。
842 シュタルクさん、しらたまさん、ありがとう  Michelle 2002/5/26[sun]10:40:57
なんと数日コンピューターの電源が入らないというトラブルで
アクセスできずにいました。
シュタルクさん、はじめまして
暖かいレス、ありがとうございます。
昨日の金曜日に、やり直しの演奏をしてきましたが、
本番ってなかなか練習より上手く弾けないものだと悟りました、、、。
音程は悪くなかったけど、なんとなく全体がばらばら、フォルテやピアノもはっきり出せず、やっと調子が出てきたと思ったらもう曲が終わり、というような状態でした。伴奏ともあわせるのが難しい、、、。
でも、こういう機会ってめったにないので、私にはほんとにありがたい機会でした。
学校の先生方、校長先生、子供の友達の父母さんたちは、それでもほめてくれまして、
やってよかったとおもいました。
シュタルクさんのおっしゃりたいこと、わかりますよ。こういう機会を与えてもらったこと、ほんとに感謝したいです。人前で弾く機会って一人では作れないですし。
ボランティアって、無償だけれど、責任は有償の場合と同じようにあるもので、
いろいろ考えさせられますよね。
今回は、ほんとに最初はひどい!!教育上わるいよー!と思ったんですが、結果としては
ショーの責任者と話し合って、金曜に偶然、小学校のキーボードリサイタルがあったので
その時にいっしょに弾くことになったのです。
(キーボードリサイタルとは、子供全員が音楽の時間にクラビノーバでピアノをやっていて、その発表会です。日本は立笛だけど、こっちはクラビノーバ、豊かだなと思いました)
問題は話し合って解決するということを、子供達も経験でき、しかもこういうポジティブな形で解決策が見つかったので、よかったなと思いました。
どうやら、しらたまさん、責任者は、どうせあんまり練習してないし、あんまりやりたくないだろうから、これでいいやって勝手に思ってしまってたみたいですね。
シュタルクさん、しらたまさんと、ほんとにいつかオフ会でごいっしょできたら
と思っています。帰国した時に、参加できる機会があるとうれしいです!
>>私は、ヴァイオリンを習い始めの頃は結構
>>お客さんにも会場にも要求することが多かったのですが、
>>それって「ありがたく聞きやがれ」という失礼な態度だったな
>>自分に自信がなければないほど、周囲に気を使ってほしいもんなんですよね。
>>今は?・・・今は「この程度しか弾けない」という確かな自信があります(爆)!!
なんか、分かりますよー。とっても(爆)
私は特に回りに大人のバイオリン弾き(アマ)がいないので
自分のレベルが、わからないんですね。プロと比べたら、こんな下手なの聞かせて申し訳ないと思ってしまうし、全く楽器の心得のない人から見たら、それでもこれだけがんばって弾けるようになったんだから良いでしょ、って開き直ったり、どういう態度ででるべきか、迷いましたね(笑)
自分がバイオリン好きだから、楽器は、音楽は下手でも楽しいよ、と訴えるつもりでやりました。
また来年やるぞーと思った現金な私でした。ああ、ほんとに、オフ会や、オケに参加したいですーーー!!!
843 長期ネット落ちの前に、これからちょくちょくカキコしようっっっと♪  月祠 2002/5/27[mon]10:40:9
あんず様<
「指揮者様への直訴」はしらたま様じゃありませんが、できればおやめになった方が得策です♪
その代わりに、やはり「主席への直訴」へ代えた方がよろしいかと♪
「音楽的意見の相違」ですが、コレはアマオケの場合は
入る前に団の雰囲気をチェックしたアトに入ればかなり問題は緩和されるかと思います。
例えば、私が昔いたオケは「独裁体勢と伝統の維持」を公言しておりました。
問題は、自分の目できちんとみて、調べて、自分の頭で考えて、結論を導き出すことだと思います♪
正統的な練習法<え〜っと、能くわかんないんすけど、オケ向きの弾き方と、独奏用の弾き方は少々違うんだそうです♪
で、オケの表ワザは個人の裏ワザということがよくあるそうで(爆)♪
それで、私は、よく、先生に叱られてました♪
「テを抜くんじゃねぇ!!!コレはこれこれこういう風な演奏法をマスターさせる為に選んだ曲だ!!!」と(爆)♪♪♪
というわけで、、上記の話題には、あんまし関係ありませんが、オケで習った練習法の中には、
元弓と弓先をひっくり返して弾くっちゅうのもあります♪
打楽器としての弦楽器<そう。しかも、その楽器が、いかにも古そうで高そうだったのも、
心臓が口から飛び出そうなくらい驚いた理由のひとつです(笑)♪
Michelleさま<
トラブル<異国の地でのトラブルってイヤですよね〜・・・。
単純な警報装置の誤作動とか、警報装置へのイタズラとか、そんなコトでさえ、
日常生活上の言語環境が違うってコトにストレスがかかって、思わずナゲヤリになってしまうのに、
コンピューターウィルスやら、演奏会のトラブルやら、もっと大変なことが山積みに・・・。
(私のなんて、再試とVISAぐらいしか、今のところ問題ないしな〜って、それだけでも充分問題か(笑)???)
抗議<そうそう。日本にいると、そんなコトしなきゃなんない状況ってめったに出くわさないんだけど、
某最果ての地UKとか、その御親戚筋に当たる某USとかだと、(←ちっとも隠してない(爆)♪)
トラブルと抗議が日常茶飯事になっちまいますからねぇ〜・・・。はうっっっ。かなしいもんです。
演奏会<そうそう。演奏するって楽しいね♪が、音楽の基本ですものね♪♪♪
上手いヒトには上手い人なりの、へぼプレーヤーにはへぼなりの良さが、
アマチュアにはあると、わたくしは、思いますもの♪
でも、なにはともあれ、仕切りなおし演奏会、出来てよかったですね♪
そういえば・・・、6月末から、また、1年ほど原則ネット落ち生活に入りますが、
カムバックした時に、また、こうやって遊びに来れる様、
しらたま様のサイトの長命を祈らせていただきますね♪♪♪
(長期のネット落ちの難点は、知らない間にサイトが消えてしまうことなのよね〜・・・。
某ニャンコ先生のオケ生活のページも、落ちてる間に消えてしまったしな・・・。
あ、でも、こちらのサイトは、前回の長期落ちの際にも消えてなかったし、長寿を祈ってしまっても、イイのかしら???)
皆様<これからもよろしくお願いいたしますね♪
844 ここのサイトは永遠に不滅です!!  あんず 2002/5/29[wed]15:48:1
皆様こんにちは。
書きこみが遅くなってすみません。
Michelleさん
いろいろと大変なことがあったのですね。
私も、そんな扱いを受けたら、怒りで頭痛になっています(笑)。
しかも、けっこう、へこんで、1週間は引きずり、生活に支障が出る(笑)。
Michelleさんは、私のようなことはないと思いますので、
次回は楽しく弾けることを心に描いて、バリバリ練習してくださいね♪
先生
私の前の先生も、何も言わない方でした(笑)。
弾けていなくても、そのまま放置(笑)。練習方法とか、
なにが悪いか全く言ってくれませんでした。
ここまでやってこれたのは、皆様から掲示板で助言を
いただいたからです。(感謝)
今度の先生は、いろいろとお話ができるので、
一緒に相談しながら、レッスンできそうです。
しらたまさん
キャー、私は過激なことを書きこみしてしまいました。
指揮者に直訴はまずいですよね。
そのかわり、音に気持ちが反映されているはず。きっと(笑)。
弓のビリビリ感
私も、試にやってみました。2本しか弓はありませんが、
安い弓も、けっこうビリビリしていて、もしや、値段は関係ない
のかしら??と思いました。
月祠さん
長期ネット落ちされてしまうのですね。
淋しいです。
でも、ここのサイトはなくなっていないので(と勝手に決めるあんず)
大丈夫ですよ。(しらたまさん、大丈夫よね??)
月祠さん、私は、かなり小心者なので、実際は、きっと指揮者に直訴は
できないと思います(笑)。
アマオケの雰囲気って、とても大事ですよね。この前一度だけとあるオケの
見学にいったのですが、とてもよい雰囲気でした。和やかで。
ちょっとコンマスの女性は気が強そうでしたが(笑)。(だって、私より、ずっと
年上なんだもの…。)
>オケの表ワザは個人の裏ワザということがよくあるそうで(爆)♪
>オケで習った練習法の中には、元弓と弓先をひっくり返して弾くっちゅうのもあります♪
大変そうな練習ですが、かなり技術の習得には役立ちそうですね。
オケ曲は、自分のできないところがよくわかるので、とてもよい練習曲だと
前に聞いたことがあります。
私もはやくオケに入団せねば!!
845 ここのサイトは永遠に不滅です2&いろいろ質問  Michelle 2002/5/30[thu]0:34:2
私のメッセージって、改行とかが変で読みにくくてすみません。
未だに書き込みに慣れてないんですね。
月祠さん
ネット落ち、寂しいですね。必ず、カムバックしてくださいね!
このサイトはきっと大丈夫!(と私も勝手に決める)
ここがなければバイオリンの奏法、練習法を質問できることろがなくなってしまいます。
私も、書き込むところがなくなってしまうわけで、、、
そんなわけで、しらたまさんは、私たちを見捨てないと思います、、、。
そうそう、某USなんていう田舎に住んでいると、トラブルと抗議は日常茶飯事です。
言わなきゃ、負けだ〜という根性が身についてしまったようです。
>>上手いヒトには上手い人なりの、へぼプレーヤーにはへぼなりの良さが、
アマチュアにはあると、わたくしは、思いますもの♪
でも、なにはともあれ、仕切りなおし演奏会、出来てよかったですね♪
そうですよね♪そういってくださるととてもうれしいです。ありがとうございます。
あんずさん
そうそう、お話できるのって、大事なポイントですよね。
私も前の先生は、質問すれば答えてくれるんですが、自分で自分の問題点を
見つけるのって、素人には難しいことです。よくないのは分かっていても
何がどう悪いのか、そこが分からないので質問しようがないのです。
例えば悩みの一つは、自分の出す音が力がなく、輪郭がはっきりせず、
とくにヘンデルの二楽章のようなテンポの速いメリハリのある曲を弾くと、
へにゃへにゃした感じになることでした。他の曲でもそうですが、CDで聞く音は、
きりっとしているのに、なぜ?これはもっと上達しないと、こんな音にならないの?
と思ってました。でもそれも、新しい先生の指導で原因がはっきりわかり、
いくらか思ったような輪郭のはっきりした音に近づいてきました。
いい指導者というのは、いつもいい顔している人でなくて、悪い点ははっきり指摘する人
なんですね。
しらたまさん
弓が鳴る事について、私は何も知識は持ち合わせていないのですが、
先生が「弓は弾力があるので、それを利用して音を出す」というようなことをおっしゃっていて、いまさらながらなあるほどと思ったことを思い出しました。弓の弾力と大いに関係があるのではと思った次第です。
ここからは質問なのですが、みなさま、普段はA音は何Hzに合わせて練習していらっしゃいますか?私はいつも440で、先生もオーケストラもこの国では440が基本のようなのですが、日本やヨーロッパでは442とか、もっと高めなのでしょうか?
日本に帰って、オフ会に参加する時、どうなるのかなとふと疑問に思ったのでした。
*****
「アマデウス」って有名な映画がありますよね?これは我が家のお気に入りの一つで
しょっちゅう見るんですが、(子供も面白がってみるんです)ふと沸いた疑問、どなたか
ご存知の方、ぜひ教えてください。前半のほうでモーツアルトがオーストリア皇帝に謁見するシーンがありますよね。
サリエリがモーツアルトのために歓迎のマーチを作曲したところ、モーツアルトが思い切りそれをアレンジしてして見せて、その才能を見せつける、というシーンです。
あのアレンジは本当にモーツアルトが、サリエリの曲に施したものなのでしょうか?
それとも、映画用に誰かが、それらしくつくったもの?どうしても気になり始めて
ぜひ知りたくなりました。誰か、知っていたら、教えてくださいませ!!
846 いわゆる、ひとつのビリビリ感ですね  しらたま 2002/5/30[thu]1:28:30
月祠さん
> そういえば・・・、6月末から、また、1年ほど原則ネット落ち生活に入りますが、
やっと復活なさったと思ったら、もうですか〜(泣)。
残念ですねぇ。
> しらたま様のサイトの長命を祈らせていただきますね♪♪♪
はい。
できるだけ長く続けていきたいと思っています♪
あんずさん
> ここのサイトは永遠に不滅です!!
ああ、断言されてしまった〜(笑)。
> 弓のビリビリ感
> 私も、試にやってみました。2本しか弓はありませんが、
> 安い弓も、けっこうビリビリしていて、もしや、値段は関係ない
> のかしら??と思いました。
そうなんです。どうやら値段には関係ないらしいです。
この現象は何かの判断に役立ちそうなんだけど、
その「何か」がわからない(笑)。
引き続き考えていきたいと思います。
847 Re: ここのサイトは永遠に不滅です2&いろいろ質問  ねこひさ 2002/5/30[thu]13:29:26
> 「アマデウス」って有名な映画がありますよね?これは我が家のお気
> に入りの一つでしょっちゅう見るんですが、(子供も面白がってみる
> んです)ふと沸いた疑問、どなたかご存知の方、ぜひ教えてください。
> 前半のほうでモーツアルトがオーストリア皇帝に謁見するシーンがあ
> りますよね。サリエリがモーツアルトのために歓迎のマーチを作曲し
> たところ、モーツアルトが思い切りそれをアレンジしてして見せて、
> その才能を見せつける、というシーンです。
> あのアレンジは本当にモーツアルトが、サリエリの曲に施したものな
> のでしょうか? それとも、映画用に誰かが、それらしくつくったもの?
> どうしても気になり始めてぜひ知りたくなりました。誰か、知っていた
> ら、教えてくださいませ!!
サリエリの歓迎マーチを、例の「フィガロの結婚 第一幕」中の超有名アリア
「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」に作り変えてしまうシーンですね。
詳しいことは知りませんが、フィクションだと私は思います。
根拠:
1. もし、モーツァルトのアリアにそのようなエピソードがあったとしたら
もっと人口に膾炙しているはずである
2. 映画とは、基本が娯楽・フィクションである
といっても、もちろんこれは推量です。どなたか、詳しい方、フォローをお
願い致します。ただ、少年時代のモーツァルトは、ウィーンに旅行をした際、
サリエリ作曲のオペラ中のアリアをもとに、変奏曲を作曲したという事実は
あったはずです。この史実を適当に脚色したんじゃないでしょうか。
# モーツァルト、いいですよね。私も大好きです。
848 くふふふふ♪  月祠 2002/5/30[thu]18:32:45
不滅なサイト<よかった〜♪♪♪
こんだけ皆様が断言なさっていれば、きっと、
来年の秋ごろに復活しても、また、皆様とお逢いできますね♪♪♪
某田舎の地<そうそう。トラブルと抗議は日常茶飯事になってしまうんですよね〜・・・。悲しいことに・・・。
しかも、トラブルはほとんどすぐには解決しないし・・・。
日常化して、恒久化した頃、運がよければ解決するんですよね〜・・・。
でも、その手のこと、考えると、今回はホントよかったですね♪
すぐに、再演奏のチャンスがもらえて♪(それとも、ご親戚筋でも、USの方が現代的な感じがするから
棒最果ての地とは違って、トラブルはさっさと解決するのかしら???)
某最果ての地(爆)と某田舎(笑)<日本にいた頃は、こんな感想、持ったこともなかったのに・・・。あうあうあう・・・。
某UKとか某USとか某仏国に対して、綺羅綺羅しい憧れは持ったことはあっても!!!(実態はムゴかった・・・(笑)♪)
でも、某USの実態わ知らないけど(笑)♪でも、某国と某国はご親戚筋ですもの♪
きっと、「廉価良品」とか「サービス」とか「気遣い」ってコトバを知らないのよ〜♪♪♪
(あ、動物とコドモと女性と傷病人に対する気遣いはあっても、
基本的な人間関係としての気遣いがって言いたかったんです(爆)♪)
人口に膾炙<うんうん。クラシック界って、ソノテのコトにどちらかというと寛容ですもんねぇ〜・・・。
だから、「ベートーベンの交響曲第10番(笑)」だなんて、おちゃめなフレーズがまかり通っているワケだし(爆)♪♪♪
(←うんうん。私、この曲大好きです♪♪♪って、ソレは本題に関係ないような・・・)
と、言うわけで、私も詳しいことは全然わかりませんが、多分、モーツァルトのオリジナルだと・・・。
849 アマデウス  よっちん 2002/5/31[fri]23:33:39
しらたまさん、皆さん、こんにちは。どうもお久しぶりです。
アマデウスの話、横からで申し訳ありませんがちょっと混ぜてください。
私もフィクションだと思います。根拠薄弱ですが。(^_^;)
(理由)
ねこひささんがおっしゃっているように、映画はフィクションであるから。アマデウスという映画は自分ではモーツァルトを題材にした完全なフィクションであると思っています。(でもけして映画の評価を下げるつもりはありません。私もこの映画は大好きです。)
フィガロの結婚の作曲時期と、ウィーンで在住を始めた時期が、微妙に異なるため。
あのシーンでは皇帝との初対面のような感じでしたが、フィガロの結婚を作曲した頃は既にウィーンでの名声を勝ち得ており、皇帝と謁見するなら、作曲時期以前に招かれていた可能性が高いと思います。でも、過去に謁見したときに即興で作ったメロディを、フィガロの結婚に使用したという可能性は否定できませんが…。
アマデウスという映画は、実際のエピソードとフィクションを上手に織り交ぜてあるので、こういう楽しみ方もできるんでしょうね。また見たくなってきました。
P.S.明日は本番です。指揮者と心中して燃え尽きてきます。(笑)
850 ピッチ  しらたま 2002/6/1[sat]9:10:9
Michelleさん
> みなさま、普段はA音は何Hzに合わせて練習していらっしゃいますか?
> 私はいつも440で、先生もオーケストラもこの国では440が基本のよう
> なのですが、日本やヨーロッパでは442とか、もっと高めなのでしょうか?
私が今までついた先生は皆さん442Hzで、今まで関わったオケもすべて442Hzでした。
たぶん、日本では442Hzでやられることが多いんじゃないでしょうか。
では、なぜ、442Hzなのか・・・。
440Hzよりもこころもち明るく緊張感があるから、でしょうか?
ヨーロッパが地域的にピッチが高めかどうかはわかりませんが、
ウィーン・フィル、ベルリン・フィルはピッチが高いことで有名ですね。
446Hz〜447HZくらいでしょうか?
曲や調によって違うのかもしれませんが、
私が意識して聴いた部分ではそれくらいはありました(笑)。
ここまで高いと、聞くほうもつらくなってきますね。
油断してると音名の階段をふみはずして迷子になっちゃう。
それどころか、ついには調が裏返って聞こえたりもして(エッシャーの世界だね〜)。
こういうオケの演奏を聞く時、私は「落ちるもんか」とがんばるので
緊張して心臓がドキドキします(爆)。
アメリカのオケのピッチが440Hzだいう話ははじめて聞きました。
私が持っているCD、ニューヨーク・フィルの演奏は443くらいのようですが、
もしかしたら、近年あまりに高くなりすぎたピッチをもとに戻そうとする動きが
あるのかもしれませんね。
# ピッチは時代や地域によって違っていたようですし、
# 表現の方法としてもいろいろあっていいとは思いますが、
# 実際問題として、普段のピッチ以外でやるとなると管楽器が困るみたいですね。
# 弦はわりと融通が利きますが、管は特定のピッチにあわせて楽器を
# (マウスピースの長さなどを?)調整しておくので、あまりに低いピッチや高いピッチ
# を要求されると、苦しくて表現どころじゃなくなる、と聞いたことがあります。
# プロは技術でカヴァーできちゃうのかもしれませんけどね。
> 日本に帰って、オフ会に参加する時、どうなるのかなとふと疑問に思ったのでした。
私は大したこだわりはありませんので、
誰かが「こうしたい」というピッチがあって、その主張に説得力があれば
したがうと思います。でも、要望がでない限りは暗黙の了解のうちに442でしょうね〜(笑)。
初心者のうちは、まずは基本となる「耳」をつくるためにピッチは動かさない方が
いいとは思いますが、ある程度「耳」ができてきたら
ピッチを変えて弾いてみることも必要だと思います。
柔軟性はあるにこしたことはないです。
普段聞いているCDの演奏にあわせて弾いてみるのもいいですよ。
きっといろんな発見があります!
> 「アマデウス」
私も実際のところは知りませんが、
サリエリ(でも、私はサリエリの曲を聞いたことはないんですが・爆)
の音楽がどんどんモーツァルト風になっていくあの場面の音楽
とっても面白いですよね。
でも、器用な人は即興でも全然関係ない曲を
モーツァルト風とかバッハ風とかにアレンジして弾けちゃったりするじゃないですか。
だから、私は普通にこの場面の音楽は映画の演出用に作曲されたんだろうと思っていました。
私は四重奏で、「各作曲家風Happy Birth Day To You」という曲集を弾いたことがあります。
(すみません、正確なタイトル・出版社・作曲者などはわからないです〜)
世の中には、作曲家のクセを上手く真似る器用な人って
結構いるみたいですね。
ただ、それはなるほどなーと感心するよりはむしろジョークで、
ハッピーバースディに無理やり有名な曲のフレーズが入ってきたりして爆笑ものなんですけど
自分がよく知っている作曲家のヴァリエーションは笑えても、
知らない作曲家のヴァリエーションは、やっても「?」。
実は、自分の音楽的教養が試されるイヤな曲かもしれない(笑)。
851 トニカ、よい感じです。  あんず 2002/6/1[sat]13:43:54
ぜんぜん違う話題ですみません。
昨日、ずっと試してみたかったトニカを張ってみました!!
他にピラストロはオブリガートしか使かったことがなかったのですが、
張力は結構強くて、オブリガートとあまり変わらないようです。
ピラストロの弦の張り具合は、だいたいどの銘柄も似通っているのかしら???
とりあえず、4弦すべてトニカにしたのですが、とてもきりりと
響くのです。本当に綺麗な音です♪
響くと言っても、飾り立てたような響きではなく、楽器のもっている
響きを引き出してくれているように感じます。
E線はスチールにしてみましたが、派手に浮いたりせず、他の3弦と
結構合っています。
私には、オブリガートを張ったときよりも、弾きやすいし、
音も気に入っています。
シノクサも一緒に買ったのだけれど、トニカが気に入って、
はずせなくなっています(笑)。なんだか、もったいなくて(笑)。
ずっと前にしらたまさんが、トニカを張って、なかなかよい感じと
おっしゃっていたのがなんとなくわかります。
でも、この弦は今はあまり人気がないのか、使っている人は
あまりいないようですね。
(きっとオブリガートとかエバ・ピラッティのほうへ行ってしまうのね。
あとはドミナント…。)
もしかすると、分数弦があるので、わりと子供のほうが、使っている
確率が高いかも…。
よし、あと2、3日したら、シノクサを張ってみよう(笑)。
852 ピッチ♪  月祠 2002/6/2[sun]9:10:26
私の場合は・・・。
基本的には、ピッチもチューニングも気にしない(爆)♪(←あぁっっっ。最低!!!)
きちんとしてる方は、時間ごと、曲ごとに
きちんとピッチをあわしなおしますが、私はズボラな人間なので、
結構、ピッチがずれててもへっちゃらで演ってます(爆死)♪
とりあえず、バイオリン、弾く前に一回、そしたら、アトは大幅に音がずれたことが感知出来るまで、
ほったらかし派です・・・。
えっと、問題はそっちじゃなくて・・・。
Vn.の場合はピッチを443Hzに、声楽の場合は440Hzに合わせるようにしています♪
理由は簡単にして明瞭(爆)♪
だって、その方が音が出しやすいから・・・。
声楽の方は、勿論、音域に上限があるし、私の声質がアルトなコトも手伝って低めのっていうか、
標準の440Hz。Vn.の方はピッチを少々高めにとった方が、楽に音が出せるので、443Hz。
ああ〜・・・。なんて、イイカゲン・・・。ご都合主義・・・。
こんな私は、相対音感派♪(だって、絶対音感なんてナイもの〜!!!あった方が便利なんだろうケド・・・)
853 Re:トニカ、よい感じです。  しらたま 2002/6/3[mon]1:17:39
あんずさん
> とりあえず、4弦すべてトニカにしたのですが、とてもきりりと
> 響くのです。本当に綺麗な音です♪
気に入っていただけましたか(^^)。
トニカは張った直後から安定したきれいな音が出るのでいいですよね!
ブリリアントというよりはクリアで、オブリガートよりはやや重厚感がある、かな?
新作楽器特有の耳に痛いキンキンとした音が気になる方、
ドミナントのシャリシャリ音が気になる方にはおすすめの弦です。
> 私には、オブリガートを張ったときよりも、弾きやすいし、
> 音も気に入っています。
オブリガートは反応が良い分、神経を使わなきゃならないんですよね。
その点、トニカは寛容で、安心して弓を預けられる気がします(笑)。
> よし、あと2、3日したら、シノクサを張ってみよう(笑)。
私、シノクサは使ったことがないので、
張り替えたら是非ご感想をお聞かせください。
楽しみにしてます!
月祠さん
> Vn.の場合はピッチを443Hzに、
ということはWSOは443Hzなのかな?
> 声楽の場合は・・・・
声楽もおやりになるんですか!?
ベル・カント唱法とかで??
すっごーい!!
:−:−:−:−:−:
皆さん、楽器を弾いた後で手が痙攣しはじめたことってありますか?
私は先日はじめて体験しました。
オケの練習がデッドな(響きの悪い)会場であったので
音を通そうとして必要以上にバリバリ弾いていたら、
終わり頃には左手がふるえてきまして(笑)。
どこも痛くはないんだけれど、左手を逆くの字に曲げると
やろうと思ってないのにプルプルとヴィブラート状態になるんですよ〜。
例えば、激しい運動(テニスとか)をした直後にペンを持つと手が震えて、
上手く文字が書けないじゃないですか。あの感じです。
その痙攣は家に帰ってから寝るまでの数時間続いて、
その間、面白がってわざと手首を曲げてピクピクさせてしまいました(笑)。
それから数日間、忙しくて楽器をさわる暇がなかったんですが、
さすがに3日ほったらかしておくと指先の皮がやわらかくなってきちゃって
「これはイカン」と思い、無理やり時間をつくって(といっても5分〜10分程度)
久々に弾いてみました。
そうしたら、3日も弾いていないから筋力も落ちているだろうと思いきや、
予想に反して指の回りが以前より軽やかなんです。
そして、ヴィブラートも滑らかに、自由にかかるんです。
どうやら激しい運動のおかげでネック・ホールド用&ヴィブラート用の筋肉が増強されたらしいです。
筋肉を作るためには、たまには惜しみなく力を使い果たすことも必要なんだなーと、
思った出来事でした。
# でも、いやな痛みを伴うような無理は絶対にしないでくださいね。>皆さま
# 私の場合は、どこにも痛みはなかったのです!!
854 何ヘルツか?  Elie 2002/6/3[mon]1:38:5
しらたまさん、みなさん。こんばんは。
しらたまさん>
ハッピーバースデー各作曲家風の話、きいたことあります。
なぜかベートーベン風とかモーツァルト風とか分かるものらしいですね(笑)
たしかに自分の知らない作曲家のだと笑えないかも(^^;;
ピッチの話
日本では442Hzが主流なのですよね。
いつごろからでしたっけ・・・?
で、あるときアメリカで主に活動している指揮者(日本人)とやったとき、
「441Hzでやってください」と指示されたことがあります。
現在アメリカでは(高くなりすぎた)ピッチを下げる傾向にあるとか。
ただ、何Hzで、と具体的に指示されたのはその人のときだけでした。
それ以外は、どこのオケでも、オーボエの吹く音に合わせるので何Hzでやってるか知らないままだったりします(笑)
(さすがにAの音を聞いて、これは何Hz、とかは分からないです^^;;)
たぶん442が殆どだろうとは思いますが。。。
先生が何Hzでやってるかというと、先生がいつも調弦してくれちゃう(先生の家のピアノに合わせる)
ので、これまた知らないままだったりして(爆)
自分で家で練習するときは、なんとなくチューナー使って441でやってます(間をとる!?)
ところでピアノの調律もやはり442が主流なんでしょうか???
最相葉月「絶対音感」の中から引用ですが、外国を演奏旅行して回ったバイオリニスト談
「子供のころから442Hzで調弦していたので、ウィーンフィル・ベルリンフィルを中心に
ヨーロッパは445Hz以上、アメリカは440Hz,442Hz、、、国によって基準音が変わるので
苦労した」
また
「五嶋みどりがアメリカに渡ったとき、日本で440Hzのピアノで練習していったのに
アメリカでは442Hzだったので、気持ち悪さを感じた。
オーディションまで1週間のあいだ、必死に練習した。
その後、基準音の違いで音階を切り替える練習を重ねた」
絶対音感についてはまた論議になりそうですがここではおいておいて、
理想なのは「何Hzの音しか受け付けない」のではなくて、
基準音をもらってA線をあわせて、それに基づいて音階を作っていく。
ことが出来るようになればベストなのではないかと。。。
あくまで「理想」ですけど。
855 アマデウス&ピッチ  Michelle 2002/6/3[mon]9:28:6
みなさま
私の疑問に答えてくださってありがとうございます。
しらたまさん
うっかりアメリカのオケがすべて440であるかのような書き方をしてしまいました。
私が住んでいる中西部では440のようなのですが、たぶん東部だと違っていると思います。東部はアメリカの中で最も歴史、伝統があり、ヨーロッパに近い部分も多いようで、オーケストラによっても違っているのだろうと思います。
私が勝手にこの国では広く440だろうと思いこんでいたのは、通信販売のカタログによるかもしれません。
通信販売は広いこの国では、非常にポピュラーなのですが、楽器関係の通販もよくあり、私も弦を通販で買います。
通販はもちろん全米何処でも買えます。その通販のカタログ(数社)にある「音叉」もすべて440なのです。それでなんとなく何処でも440で通じるのだろうと思っていたようです。
Elieさん、なるほど、高くなりすぎたピッチを戻す傾向にあるのですね。時代によっても変化しているし、絶対的な物はないのですね。
日本では442が主流なのですね。
でもおっしゃるとおりしっかり耳が出来ていないと、ピッチを変えて練習するのは
非常に不安なので、しばらくは440でやっていき、耳にもっと自信が出来てから
変えての練習をしてみようと思います。
そうですよね、Elieさんもおっしゃってますが、柔軟性はあったほうが良いし、
すきなCDにあわせて変えてやってみるのも、面白そう!どの曲はどのピッチで弾いたら自分の好みに合うか実験なんてこともしてみたいです。でもまだそれはだいぶ先でしょうか、、。
私はやっぱり湿度が関係しているのかな?なんて勝手に思っております。
ここは非常に乾燥しているので、楽器がよく鳴るのです。低めのピッチでも
楽器がよく鳴れば響きがよく聞こえるので、440でいいのかなと。
逆に乾燥しすぎていて、キンキンなって気になることがあるので低めのほうがいいのかもしれません。
日本で弾くと湿度がものすごく高いことが気になります。乾燥地ほどは楽器が鳴らないので、少し高めのピッチにしたほうが響きがよく聞こえるのかと、、、、。
ねこひさ先生、よっちんさん
書き込みしたあと、自分でもっと調べてからにすればよかった、と思っていたので
ご意見が聞けてうれしいです。
しらたまさん、月祠さん、皆さん、あれは創作ではというご意見ですね。
私も、あれは映画の製作者が勝手に作ったのかな、と思っていたのですが、
モーツアルトが、他の作曲家の曲を勝手に彼なりに「改良」して、遊ぶというのは、
すごくありえそうなので、もしかしてホントの話?と急に気になりだしたのです。
あの場面って、すごく可笑しくて、アマデウスの中の最も好きな場面の一つです。
よっちんさんのおっしゃるとおり、創作だとしても映画の価値に変わりはないと思います。
やっぱり、センスのある人って、「モーツアルト風」とか「バッハ風」とか「ベートーベン風」ってアレンジできちゃうんですね。
ハッピーバースデー名作曲家風、聞いてみたいですね〜。でもさっぱり分からなくて、人に言えなかったりして(笑)
月祠さん
私もずぼらですよ〜(笑)楽器弾くのににこれじゃ、イカンイカンと自分を戒めながらやっております。
ところで、最果ての地(笑)、この田舎に住んでて、話して楽しい人だなと思ったら
最果ての地出身だったりします(笑)。私は結構最果ての地の人、好きかも知れない。
最果ての地の人が、ここに来て「カルチャーショックを感じた」って言っているのはナゼ?「サービス」とか「心遣い」とか「汲んでくれる」といったこととは無縁なのは、ご親戚筋で同じだと思うんですけど(爆)
856 閑話・・・というのもおこがましいか・・・。  月祠 2002/6/7[fri]10:14:43
今日、ぼー・・・としながらラジオをきくとはなしに聴いていたら、どっかで、聞いた曲が・・・。
なんだろう???どうして、この曲を知っている気がするんだろう???と、しばし黙考・・・。
そして、myパートが響き初めて、漸く、気がついた!!!
コレは、何年か前に、オケで乗ったことがある!!!と♪
っていうか、ナゼにこんな有名な曲をわすれられるんだ!!!とか、
自分のパート以外も覚えてろよ・・・とか、我ながら、アトでツッコミいれちゃいましたよ(笑)♪♪♪
ずぼら<えぇ・・・。ついでに言わせて貰えば、日本では「キング・オブ・ずぼら」としか言えない自分が、
某最果ての地にいると、思わず自身がその(ずぼらの)反対サイドの人間のような気がしてくるあたりもこわいですよね〜・・・。
カルチャーショック発言<ナニをずうずうしいことを、某最果ての地出身者は言っているのでしょうかねぇ〜・・・。
そういうセリフは、私たちみたいに、違う文化or文明圏出身の人間にこそ、言う権利があるのよ!!!
(それとも、私たちに見えないところで、やはし、なんか違いがあるのかしら???
ローリング・ストーンって、英語と米語では、意味、全然、変わっちゃいますからねぇ〜・・・。)
語弊<私も、よく、似たようなこと、やります・・・。
外人さんに日本を語る時とか、日本人に英国を語る時に、思いっきり、同じ轍を踏んでますわ・・・。
自分の周囲=日本またわ英国ってなかんじでしゃべっちゃうんですよね〜・・・。
実際は違うのにってこともめいっぱい・・・。
857 閑話・・・その2?  Elie 2002/6/10[mon]18:20:33
それはある晩、、、かなり疲れてぼーっとしながら教育TV「芸術劇場」をつけたところ、
ステージ上には二人のソリスト。
曲はとっても美しいアダージオ。
「ああ、、、ドッペルの2楽章か」と思いながらそのまま聴くでもなく聴いていました。
その楽章が終わって出たテロップ・・・
「モーツァルト:バイオリンとビオラのための協奏交響曲 2楽章」
がーーん!!(大笑)
いくら疲れていたとはいえ(??)バイオリンとビオラを見間違えたあげく聞き間違えるなんて^^;;;
なんて間抜けなのかしらっっ
と激しく自分ツッコミを入れたことでありました。
月祠さん>
ちなみにそれ、何の曲だったんですか?(笑)
858 どひゃ〜!449!  しらたま 2002/6/11[tue]21:28:47
皆さん、こんにちは!
このところちょっと忙しくすごしておりまして、
掲示板、毎日見てはいるんですがレスできなくてごめんなさい。
月祠さん、Elieさん、常連の皆さん、
すみませんがつないでおいてくださいませ(笑)。
閑話、雑談、歓迎。
*ピッチの話の続き。
今ベルリン・フィルのCDをバックにシンフォニーを練習しています。
何年の録音かわかりませんが、そのピッチは、
な、なんと、A-449Hz!!
ベルリン・フィル(のCD)にはずいぶんお世話になっていますが、
数値にしてみたのがは今回がはじめて。
(性能のいいチューナーを買ったので446Hz以上が計測できるようになったのです)
ベルリン・フィル、ピッチが高いとは思っていましたが、ここまでとは(笑)。
常にこのピッチでやっているのか、年代・曲・指揮者によって変わるのか・・・。
どうなんでしょうね?
859 では、やりたい放題、ということで(笑)♪  月祠 2002/6/12[wed]6:6:35
ドッペル<コレはダブルのドイツ語版なので、この場合はおっけ〜かと♪♪♪
えぇ!!!自分に対してのごまかしが、コレなら、マダ、きくような・・・。
だって、Vn.とVa.の二つ、ですから(笑)♪♪♪
ついでに言えば、Vn.Conなのに、「こっからココまで、ソロ(ソリじゃないです)が
ドッペル(二重奏)だから♪」という用法もあります(爆)♪
ピッチ<え〜っと・・・。たしかベルリン・フィルは、融通無碍な団体っちゅうのがウリだったような・・・。
どんな指揮者の要求にも応えることができるのが、Bフィル♪
(白いキャンバスってな喩えがあるらしい(爆笑)♪♪♪)
そして、頑固に伝統を守り続けるのがウィーンフィル(笑)♪
(だから、Wフィルで指揮者が冒険しようとすると団員ボイコットが起きて、
指揮者差し替えになるらしい(笑)♪←でも、Wフィルのハナシ・・・。ドコまで、ホントなんだか(爆笑)♪♪♪
普通は、指揮者ムシでハナシは丸く収まるんだけど(笑)♪♪♪))
あぁ、でも、たしか、B・フィルの場合は、カラヤン以後、何ピッチだろうと、
音程をはずしちゃいけなくなっちゃったらしいですよ(大爆笑)♪
曲名<・・・できたら、聞かないでいただけると・・・(笑)♪
えぇ!!!恥さらしこの上ないですから(爆笑)♪♪♪
へ○デルの交響詩のひとつ、とだけ・・・。
860 復帰!  しらたま 2002/6/30[sun]9:52:1
皆さん、ご無沙汰してます。
しらたま復帰しました。
(月祠さん、カキコありがとね)
このところ、仕事は忙しいわ、オケはゴタゴタするわで
なかなか大変でした(^^;)。
ゴタゴタの原因は弓順でした。
演奏会直前になって弓順を総入れ替えしようと、
コンマス以外の人が言い出してひと悶着。
弓順を変えるのはいいでしょう。
音楽に真剣に向き合った結果そうなってしまったなら、受け入れましょう。
アマだからコンマスに意見するのもありでしょう。
だけど、本番直前はやめてほしいの(T_T)。
自分が忙しくなってはじめて気がついたんですが、
誰の上にも潤沢に練習時間があるわけではないのですよね〜。
数ヶ月のあいだ時間をやりくりして本番に間に合うように気を張詰めて
練習を重ねてきて、オケのために生活のいろんなことを犠牲にして、
もう睡眠時間を削るしかないところまで
(いや、もうすでに削っているかも)きているのに、
ラストスパートでゴールラインをさらに遠くに移動されたら
ガックリきますですよ(笑)。
で、私はその弓順変更に猛烈に反対し、他の人も反対したので
その案は1週間で消え元に戻りました。
(私は元に戻ることを信じて、新しい弓順では練習しなかった・爆)
とりあえず良かったとは思うんですが、
それを受け入れられなかった狭量で不器用な自分が
また情けなくもあり・・・・。
はぁ〜〜〜。
========================
さて、新コンテンツ「画像の部屋2」をアップしました。
主に毛替えに関する話題です。
ご覧いただき、ご意見ご感想などお聞かせいただけると嬉しいです。
「走査の部屋」は「画像の部屋1」に名前変更しましたが、
中身は変わっていません(^^;)。
861 お久しぶりです。  あんず 2002/7/2[tue]10:1:42
しらたま様お久しぶりです。
オケ、大変だったのですね。弓順総入れ替えですか??
かなり弾き込んでしまったら、体が覚えてしまって、
なかなか直すのってつらいですよね。
それに、やっぱり、直前はキツイ。阻止できて良かったですね。
言われてみれば、私もバイオリンを始めてから、
睡眠時間が極端に少なくなってます(笑)。
たま〜に(本当にたま〜にか?)仕事に支障が…(笑)。
あぁ、なんて不真面目なあんず…。
画像のお部屋拝見しました。
確かに、毛がとてもきれいですね。
あれくらい少ないと、チップのほうもきれに
おさまるのでしょうね。
自分の弓をあらためて、観察しましたが、
けっこう綺麗だったことに気付きました。
でも、やはりフロッグのほうはいいのだけど、
チップ側は、毛の重なり方が不規則(ななめになったり)
でした。
今度毛替えのときは、ちょっと注文してみようと思います♪
そうそう、シノクサ張ってみました。
DG線はあまりにざらざらした音で耳障りなのであまりおすすめは…。
A線は紹介文に、音に伸びがあり人気で、ガットとも組み合わせできるとか
ありましたが、たしかに伸びはありますが、どうも芯がないように響く感じでした。
(あくまでも、私の楽器での音ですが。)で、すぐにはずして、またトニカです(笑)。
シノクサはけっこう昔から売られていて、トニカはピラストロ社がはじめて
本格的にナイロン弦を売り出そうと開発したらしいです。
なので、トニカのほうが上なのでしょう。きっと。
しらたまさんは今もトニカですか?
862 Re:お久しぶりです。  しらたま 2002/7/3[wed]11:48:38
あんずさん、お久しぶりです!
その後練習は順調に進んでいますか?
>弓順総入れ替え
確かに、ボツになってホッとしたのですが、
仕事が忙しくたって時間がなくたって、できる人はできるんですよね。
私はどうもそうはなれそうもないということがわかって悲しかったです。
最近特に自分の処理能力の低さとか、狭量さを身にしみて感じています。
弱い犬ほどよく吼えるといいますが、この件での私の行動はまさしく・・・。
>画像のお部屋拝見しました。
ありがとうございます(^^)
あんずさんの毛替えもきれいでよかったですね。
どういう毛替えがベストかというのは正直私にはわからないのですが、
これらの画像が、とかく人任せになりがちな毛替えを見直す
きっかけにでもなればと思います。
>シノクサ
やっぱりダメでしたか〜。
先入観をあたえちゃいけないと思って言わなかったんですが、
実は私のまわりではいい評判を聞かないんですよ。
(シノクサを使っている皆さんゴメンなさいm(_ _)m)
もちろん、楽器や弾き手によって結果は違ってくるのでしょうけれど、
楽器を選ぶ難しい弦みたいです。
最近はドミナント+オリーブ/GOLD E使ってます。
ようやくドミナントの金属音が気にならないようなボウイングが
できはじめたようで、張りたての音も平気になりました。
金属音消しのためにアルコールで拭くこともしなくなりました。
トニカもいいですよね。私も気に入っています。
ただ私の楽器だと、ほんの少し暖かめ・暗めの音に感じられるので、
ドミナントの方が今出したい音のイメージ(明るく・軽く・華やか)に
合っているみたいです。
863 能力が欲しい。。。  あんず 2002/7/4[thu]20:29:14
しらたまさん
しらたまさん、処理能力がひくいなんて、そんなことないですよ!!
私なんて、初見能力ゼロですもん。ピアノもぼろぼろ、バイオリンも…。
そういえば、絶対音感もなんちゃって絶対音感だったり、相対音感も、
ちょっとづつずれていってたりしてます。はぁ。
実は、音楽に向いてないかったりして…。ははは…。
楽譜みてすぐぱっと弾ける人って、やっぱり、うらやまじい…。
私の憧れは、重音をぱぱっと弾けることです。
今の私の状態は、指番号が1-3とか書いてあっても、
すぐにどこのポジションで押さえるのかわからない(笑)。
かなり長い時間悩んで、そうか、ここだったのかなんてやってます(汗)
あれは、やっぱり慣れなんでしょうか。
一体いつになったら、すらすらできるのか。それとも、もう無理なのか( T_T )。
弦
しらたまさんは、いまドミナントをお使いなのですね。
金属音が気にならないボーイングを私も習得したいです。いいなぁ。
本当に、ボーイングって、なんて難しいんだ(笑)。
今、ボーイングがひとときも頭から離れません。
弓がないときも、鉛筆もったりして、手首がこんな感じだったかしらとか、
つい練習してしまってます。
他人がみたら、少しおかしな人と思われてしまうっ(笑)。
864 知りたい  いちご 2002/7/5[fri]21:58:28
金属音が気にならないボーイングですって!
もう私は好奇心のかたまりです。
しらたまさんのボーイングを見に行きたい。
音を聞きたい。
どうするのか知りたい。
ヒントだけでも、教えていただけませんか?
865 Re:知りたい  しらたま 2002/7/6[sat]9:27:36
あんずさん
慰めてくれてありがとー。
私も大抵のことは研究と努力で克服できると信じているんですが、
なにしろそれにはとても時間がかかる。
世の中には、私が10日かかってすることを
たった10分でできてしまう人もいる。
そして、そういう人はあまった9日と23時間50分
でいろんな体験をし、いろんなものを生み出すのですよね。
それを思うと、私の人生は(おっと!大きくでたな)
なんて薄〜いもんなんだろうと(笑)。
挑戦することはやめたくないけれど、
持って生まれた速度や体力の違いは素直に認めて
「ここまで」という線を引かないといけないなと思ったんです。
背伸びしすぎは自分の首をしめることになるってこの年になって
やっと学んだわけです。ハイ。(爆)
>私の憧れは、重音をぱぱっと弾けることです。
重音はね、慣れだと思いますよ。
近・現代曲の不協和音とかは別ですけれど、
4本の指、4本の弦で「人間」ができる重音というのは
案外パターンが限られていると思うんです。
だから、経験を積めばほぼ反射的にできるようになると思います。
重音楽器ピアノ出身のあんずさんなら、なおさら♪。
でも、観察しているとそのオタマジャクシを
右脳優位で処理する派と左脳優位で処理すると
別れるみたいですね。
右脳派は「音符の模様、アンカーになる音の絶対位置、触覚」
左脳派は「調性、ポジション、度数」
そんな感じじゃないでしょうか。
いちごさん
こんにちは!
>金属音が気にならないボーイングですって!
>もう私は好奇心のかたまりです。
ということは、いちごさんもドミナントの金属音に悩まされていらっしゃる?(笑)
気になりだすと、我慢ができなくなるんですよね、あの音。
>どうするのか知りたい。
ヒントですか・・・。
うーん。
滞りのない速度、ぶれのない軌道、適度な圧力(つぶさない、かすらない)とか。
でも、これじゃただボウイングの基本を言っているだけですね〜。
あまりお役にはたてないか。
じゃあ、
「こする」のではなく息を吹き込むようなボウイング、風のようなボウイング、
ではどうでしょう?
倍音を沢山だして金属音と実音の境目をなくすのかも。
でも、私が金属音が気にならなくなったと言うのは
あくまで自己申告ですよ。
真偽のほどは定かではありません(笑)。
いちごさん、
まだプロフィールをお聞きしてなかったですよね?
よかったらヴァイオリン歴とか教えてください(^^)/。
866 大失敗  いちご 2002/7/6[sat]22:27:22
ああどうしましょう!
私はスイカでした。
ちょうど、いちご宛のメールが来て、
それに返事をした後だったので、
しらたまさんの所ではスイカになっていたのを
すっかり忘れて書き込みをしてしまった!
大失敗です。
なので、もうプロフィールはいりませんよね。
エイ!
こうなったら私は「いちご」に改名します。
皆様よろしく。
もともと単純な性格なので、使い分けは無理でした。
でも、教えてくださってありがとうございます。
長い間ガットを使用していたためか、
ほとんどの弦になじめません。
今はかろうじて、オブリガートにしています。
でもA線が長持ちしないので、困っていました。
やっぱりボーイングですよね。
風のような?
私には難しすぎるかも・・・
867 トニカのこと  K_Yako 2002/7/9[tue]0:4:39
はじめまして。
バイオリン歴3年ほどで、まだ1stポジションを習っています。
弦はトニカを使っているのですが、E線とD線は2種類ありますよね?
E線はスチールとスチール&アルミ、
D線はアルミとシルバー。
その違い(使用感)を聞かせて欲しいのですが。
先生は「好みで選べばいい」とおっしゃるのですが、未熟者の自分ではどう違うのかも
わからないので。。。(^_^;)
一般論、あるいは自分の楽器ではこうだった、というお話しになるかと思いますが、
ご意見を聞かせてください。
868 Re:トニカのこと  しらたま 2002/7/9[tue]11:3:51
いちごさん=スイカさんだったのですねー(爆)!
この掲示板はCookieを使っていないので書き込みの度に
HN思い出さなくちゃいけなくて不便ですね。
使い勝手悪くて申し訳ないです。
いつかかならずや、対処いたしますので・・・。
えー、では、
スイカさんはこれからは「いちごさん」ということで。
それにしても可愛いHNですねー。いちごさん。
> 今はかろうじて、オブリガートにしています。
> でもA線が長持ちしないので、困っていました。
オブリガートはA線が長持ちしないですか?
私も、一度だけ使った時には最初にA線の巻きがほどけて
だめになりましたけど。
いちごさんのおっしゃるのは音色面かしら?
K_Yakoさん
はじめまして!
書き込みありがとうございます。
トニカの弦の素材の違いですが、
私はトニカのE線は使ったことは無くて、
D線も使ったのはシルバーのみなんですけれど、
たぶん、E線は巻線をしているかしていないか、
D線は巻線がアルミかシルバーかの違いではないかと思います。
(違ってたらどなたかフォローお願いします)
#ご存知と思いますが、弦は芯にガット線、スチール線、またはナイロン線があり、
#その周りに弦の強度と重量を増すためのラッピング「巻き線」がほどこされています。
#ただ、E線は巻きのしていないものの方が多いかもしれません。
以下、「トニカ」の話ではなく、私が今まで使った弦での全体的な傾向ですが・・・
〇E線の巻きのありなし
巻線してあるものの方が「耳に柔らかい、安定した大きい音、反応は少し遅い」感じがしたように思います。
巻線してないものの方が、「耳に鋭く、反応はダイレクト」。
私は、調弦中にE線を切って「調弦恐怖症」になった時、
巻き線してあるE線をしばらく使っていました(笑)。
〇D線アルミ巻きorシルバー巻き
シルバー巻きの方が華やかな音で、確か太さがアルミよりも細かったと思います。
いくつかの銘柄ではG線はシルバー、A線はアルミと、巻き線の材料が変わるので、
その間のD線ではどちらかを選択できるようになっているようです。
G線からD線への変わり目とD線からA線への変わり目に
違和感のない方を選ばれたら、と思います。
あと、温かくストイックな感じにしたいならアルミ、
迫力と派手さが欲しいならシルバー、かなー。
(ぜんぜんトニカのことじゃなくて、すみません(^^;)
皆さんはどう思われますか?
869 ありがとうございます  K_Yako 2002/7/12[fri]0:55:20
しらたまさん、早速のお返事ありがとうございました。
E線の巻きのあるなしの音の違いは、構造からもなるほど、と思いました。
D線のアルミ巻きとシルバー巻きの違いはちょっと意外でした。
というのは私の材質に対するイメージが、
アルミ=ぺこぺこ音のするアルミ缶、
シルバー=絶えず磨いてやらなければいけない装身具
だったので、アルミのほうが硬い音がするのかな?と思っていました。
自分で聞き比べて、うんちくをたれることができるようになりたいです。
ありがとうございました。
870 音色じゃなくて  いちご 2002/7/13[sat]7:24:34
A線は、しらたまさんと同じです。
音色なら、多少我慢できますが、
物理的に、巻きがだめになるので、
(早いときは、1週間くらい)
セットで買っても、A線だけ余分に2〜3本買っています。
でも、音にあたたかさがあって、
○○の赤から張り替えたとき、感動してしまいました。
金属っぽい音だけでなく、シャリシャリしたのも苦手です。
ボーイングで解決したいですけど・・
ああうらやましい・・
871 Re:ありがとうございます  しらたま 2002/7/14[sun]9:57:28
K_Yakoさん
>アルミ=ぺこぺこ音のするアルミ缶、
>シルバー=絶えず磨いてやらなければいけない装身具
確かにアルミ缶をつぶす時はペコパコと硬い音がしますね〜(笑)。
私も銀器などが身近にあるような優雅な生活はしていませんが、
想像するに、銀の食器を石の床に落としたときは
アルミの食器を落としたときよりも
派手な音がしそうな・・・。
想像!ただの想像ですけどっ(笑)!
弦による音の違いを聞き分けるのはなかなか難しいですが、
先生や信頼できる人の意見を念頭に置きつつ、
実際にその弦を試してみて自分の耳で検証することを繰り返せば
耳は鍛えられると思います。
私は一時期、違いを聞き分けられる耳が欲しくて、
いろんな弦を買い込んで練習そっちのけで音の聞き分けに
明け暮れたことがありました。
一度では違いがわからないので、
一日に何十回も巻いたり解いたりしたため
ペグを回す指の皮がむけちゃったこともありました(笑)。
そんな風にお金と時間をかけても、
当時の私が感じられたのは
「なんとなく、そう言われればそんな気がしないでもない」
程度だったのですけれどね(爆)。
でもその「なんとなく」が今でも結構役に立っているように思います。
K_Yakoさんも違う弦を使ってみて「なんとなくこういう感じに聞こえた」
というのありましたら是非教えてください。
うんちくを持たない素直な耳の感想の方が、
かえって核心をついていることだってあると思いますよ。
いちごさん
>音色なら、多少我慢できますが、
>物理的に、巻きがだめになるので、
>(早いときは、1週間くらい)
やっぱりオブリガートA線の弱点は巻きの耐久性でしたか(笑)。
もうちょっと丈夫だと安心して使えるんですけどねー。
872 アルミとシルバー  Elie 2002/7/14[sun]22:16:42
こんばんは!
今日も暑いですね・・・・
さて、巻き線のアルミとシルバーのお話、タイムリーでした。
というのも、今日はじめて(笑)、オリーブのD線にアルミとシルバー巻きがあることに気付いたからです。
ビオラもバイオリンも、D線は2種類ありますね。
私、ビオラではずっとアルミ巻きを使ってきたのですが(それしかないと思ってた^^;)
シルバー巻きってどうなんでしょう?
しかも、シルバーのほうがお値段が安い!(原価はシルバーのほうが高そうに思えますが・・・なぜだろう?)
オリーブD線のシルバー巻きを使ったことがある方、ぜひ感想を教えてください。
・・・だって、もしシルバー巻きが合えば、弦のコストダウンが図れるし・・・・爆。
873 はじめまして  Viol 2002/7/15[mon]9:56:36
先日某所でお会いして某掲示板でしらたまさんのHPの存在を知ったViolです(^。^)
すごく探究心の旺盛な方なんですね!私は感覚的に弾いてしまっている
ところが多いのでいろいろ教えて下さい。先日はアルコールも入って
調子に乗ってしゃべってましたが、腕の方もたいしたことないし、お恥ずかしい
限りです。
874 Re:はじめまして  しらたま 2002/7/16[tue]1:2:6
Elieさん
>しかも、シルバーのほうがお値段が安い!
>(原価はシルバーのほうが高そうに思えますが・・・なぜだろう?)
どーしてなんだろうね、なぜなんだろうね(爆)。
まずは外観から確めてみるべし。
見るだけならタダだし(笑)。
でも、ふと思ったんですけれど、
もしかしたらD線って中途半端で
ちょうどいい重さの金属がないのかもしれないですね。
Violさん
いらっしゃいませ!
お越しいただけて光栄です!
ほとんど強引にひっぱりこんでますね、私(爆)。
>私は感覚的に弾いてしまっている
>ところが多いのでいろいろ教えて下さい。
とんでもありません〜。
いろいろ教えていただきたいのはこっちの方で!
わりとマッタリとした話題の多い掲示板ですので、
ゆっくりしていってくださいませ。
875 Re: Re:はじめまして  Viol 2002/7/16[tue]18:39:26
こんばんは\(^o^)/
>ほとんど強引にひっぱりこんでますね、私(爆)。
私は美女に弱いのでついフラフラと引き込まれてしまいました(爆)
ここの掲示板はかなり歴史も長くて、まったりとやっていらっしゃる
ようですね。よろしくお願いします。でも(断片的にしかまだ読んでいませんが)
しらたまさんの楽器に対する情熱がほとばしっているページですね。
私はすぐにキツイ練習にネを上げる根性ナシなのでここで元気をもらいたいです(^^;;
いずれシンフォニア、コンチェルタンテも
合わせたいですね。
みなさん、今後ともよろしくお願いいたします。
876 ガット弦シルバー巻き  Elie 2002/7/17[wed]18:52:53
しらたまさん、
>見るだけならタダだし(笑)。
じつは、もうご購入済みだったりします(笑)
色線(ペグ側)がピンクで、なにげにカワイイのです(^。^)v
逆に言えばこの色の弦てほとんど見たこと無いので、あまり一般的ではないのかも。
しかし、バイオリンではたしかにD線をG線(シルバー)と揃えたいかA線(アルミ)と揃えたいか、で
どちらを選ぶか変わってくると思うんですが、
ビオラの場合A線はスチール弦を使うわけだから、
D線のシルバー巻きを使えば、3線ぜんぶ揃うことになり、
一見よさそうに思えるのですが・・・
まあ張ってみなければなんとも言えませんよね!
使用感などはまたご報告させてください♪
しっかし弦の巻き線一つをとっても、なんと奥が深い世界なのかしら・・・(溜息)
877 オイドクサ  あんず 2002/7/22[mon]13:0:8
みなさま、こんにちは!
私も、皆様のかきこみをみていて、だんだんとオリーブを
購入したくなってきました。
ガットは他にオイドクサがありますが、オリーブとはやっぱり
かなり使用感がかわるのでしょうか?お値段は半分なので。
それと、ガットは半年くらいは張り替えなくても大丈夫と
聞いたのですが、本当に大丈夫なのでしょうか?
寿命がながければ、ナイロンとコストはあまりかわらないので、
やっぱり買ってみたいです。
アルミかシルバーかで話題になってますが、私はシルバーのほうが
良い響きがすると信じ込んでいます(笑)。
でも、オリーブはなぜシルバーのほうが安いのか、私も疑問に思ってました。
弦の色はおそらくペグ側はピラストロはどの弦も同じような気がします。
G線茶色、 D線シルバーがピンク、アルミが赤、 A線黒、
E線は種類に関係なくすべて緑。
ピンクと茶色はとても可愛い色だと思います♪
テールピースのいろんな色のしましまも気に入っています。
ちなみにトニカは赤のしましま、シノクサはピンクのしましまです。
オブリガートの赤と黒のしましまは、あまりかわいくないけど(笑)。
878 Re:オイドクサ  しらたま(びじょ) 2002/7/22[mon]21:23:10
皆さん、こんにちはー。
最近私のヴァイオリンは、ヴィオラに特等席(衣装ケースの上)を奪われて、
2週間ほどタタミの上に置かれていたのですが、久しぶりに弾いてみたら
なんだかボーっとした音、まさに魂柱のゆるんだような音になってまして(笑)。
ちょっとあせりました。
足元ってきっと湿気がたまるのでしょうね。
特にタタミがいけなかったのかしら?
梅雨の時期だったので余計だったのでしょうけれど、
これからは直接床に置くのはやめようと思いました。
Violさん
>いずれシンフォニア、コンチェルタンテも
>合わせたいですね。
はい。ぜひぜひ♪
Elieさん
私はヴィオラでは極力お金を使わないと心に誓っているので(じゃないと破産しちゃう・爆)、
弦の贅沢はできないのですよ。
使用感、是非教えてくださいませ。
>ピンクで、なにげにカワイイのです(^。^)v
外観で惹かれることってあるよねー。
私も最近ヴィオラA線、ラーセンの封ろうに感動しちゃいました。
赤い封ろうカッチョイイ〜、
(でも触ってみたら「ろう」ではなく合成樹脂みたいでちょっとガッカリ)
そして、ラーセンのA線ミディアムはちょっと細すぎて
私の重いヴィオラ弓だと音がつぶれちゃうのでした。
次はまたヴィオラA線の王道ヤーガーに戻します。
あんずさん
>それと、ガットは半年くらいは張り替えなくても大丈夫と
>聞いたのですが、本当に大丈夫なのでしょうか?
誰だったかプロ奏者が「ガット弦は切れる直前が一番いい音がする」
なんて言ってませんでしたっけ?
その言葉を信じれば、良い音が持続するのでしょうね。
ただ、一つだけ、これだけは覚悟しておいてください。
ガット弦は張ったとたんに切れることもある!!
自然のものなので、品質にもバラつきがあるのでしょうね。
悪くすると、1分持たなかったりとか(笑)。
でも、余裕があるなら一時期は使ってみるといいですよ。
オリーブはヴァイオリン弦の最高峰ですからねー。
>オブリガートの赤と黒のしましまは、あまりかわいくないけど(笑)。
私、あれは「カルメン模様」だと思っています(爆)。なんとなく。
879 Re: オイドクサ  ねこひさ 2002/7/23[tue]17:53:10
皆様、こんにちは。
(しらたまさん 878)> 赤い封ろうカッチョイイ〜、
(しらたまさん 878)>(でも触ってみたら「ろう」ではなく合成樹脂みたいで
(しらたまさん 878)> ちょっとガッカリ)
封蝋の主成分って、確か (私達にも馴染み深い)「マツヤニ」ではなかった
でしょうか。その封蝋を見たわけでもありませんので、ウソいってたら
ごめんなさい。
# 封蝋 = マツヤニ + その他もろもろ + 顔料着色
私自身は「封蝋」に親しく接するような生活とは無縁ですが、ごくたまーに
目にする「ン十年もの」のコニャックなんかには、この手の封蝋が施されて
います。そして、その「匂い」は、まぎれもない「マツヤニ」。
(あんずさん 877)> オブリガートの赤と黒のしましまは、あまりかわいくないけど(笑)。
そうですか (^^;
私は、あれのデザインが一番気に入っています (^^; ですが、
Dominant, Eudoxa, Obligato, Blue Infeld, Red Infeld, Evah Pirazzi と変遷を
重ねてきた結果、現段階での私は、Blue Infeld の音と音量を求めている、という
ことを自覚しました。
2002.07.14. に小さな発表会がありました。(「発表会」というタイトルはついていませんでしたが)
私は、ヘンデルのソナタ第3番第3楽章(スズキ第6巻)をやりました。他にも、
ヴィヴァルディの協奏曲イ短調第1楽章(スズキ第4巻)を弦楽合奏しました。
第1ヴァイオリン担当者を複数用意し、各々「一つのソロパート」を受け持つ
という趣向でした。
ところで、この発表会でのトップバッターは82歳の男性でした。介護士に付き添
われた彼は、これからの出番を控え何かと浮き足立っている参加者達とは極めて
対照的に、準備練習も音出しもすることなく、「すっと」曲を弾き出していきま
した。パラディス作シチリアーノ。すすけたようなそのヴァイオリンから流れ出
てくる音は、今にも消え入りそうな音量ではありましたが、確かな芯をもって、
聴衆の心に深く染み込んでいきました。全く気負いのない、かといって手を抜い
ているわけでもないその演奏は、私に「純粋」という言葉をイメジさせました。
うまく表現できませんが、彼の、この「邪念から解放された音楽」は、多くの人
の涙腺にダイレクトに作用しました。静かに、しかし、深く感動して、私の先生
は、「O さんの演奏は、私達の最終目標です」と明言されました。
最も浮き足立っていた、邪念の多い私は、この O さんを前にしたときの自分の
ちっぽけさを省みると、何か大きな溜息が出てしまいました。
880 張ってみました。  Elie 2002/7/24[wed]14:1:23
D線シルバー巻き。
レスポンスが速く、パワフル!という印象。
また、相乗効果?でA線もよく鳴るようになった気がしました。
なかなか良いかもしれないです〜♪
ただ、その前に張っていたのが、オイドクサなので、この特徴が「オリーブ全般」に言えるものなのか、
「オリーブの中でもシルバー巻き」に言えるものか、正確には分からないです。
次に張り替えのときに、お金があれば(爆)オリーブアルミ巻きを試してみたら、よく違いが分かるかな・・・?
あんずさん>
ペグ側はピラストロはみな同じって・・・!気づいてなかったです(爆)確かにそうですね♪
やっぱ、ピンクは可愛くて良いですよ〜〜(笑)
ガットはたしかに、音色の保ちはいいと思います。
私の場合、寿命は半年ほどです。(だいたい半年で切れます)
あ、でも今、張ってあるオイドクサは、1年弱、もっているかも・・・
でも、ガットといえど、切れなくても、1年もすれば、さすがに音質は落ちるような気がします。
「張ってすぐ」切れたことは、幸運にも私はないです。
あんずさんは、オイドクサは使ったことがあるのでしょうか?
オリーブと、オイドクサの違いは、楽器との相性や、奏者の好みも大きいのではないかと思います。
真夏に張るのは、少しきびしいので、秋になったらぜひガットを試してみてはいかがでしょう?
ねこひささん>
82歳になっても、バイオリンを弾いてココロの平安を得ることができるのですね。
なんだかすごく力づけられました。
心が洗われるようなお話ですね。ありがとうございます♪
881 オリーヴ  よっちん 2002/7/24[wed]23:8:59
しらたまさん、皆さん、ごぶさたです。暑い日が続きますがお変わりありませんか。今回は、オリーヴの話題が出ていたのでつられてきました。
学生時代、無け無しのバイト代を注ぎ込んでオリーヴを買ったのですが(当時G先が7、8千円したように思います)、弦を張って調弦を始めた瞬間に切れました。(涙) それ以来、ガット弦アレルギーとなってしまい、ドミナント専門でやっていました。でも私の楽器はナイロンとの相性が非常に悪く、金属的な雑音が入ってしまうのですが、当時は背に腹は替えられませんでした。(^_^;)
今はオリーヴを使用しています。数々の試行錯誤の末たどりついた理想の音だったから・・・と言えればカッコ良いのですが、今のレッスンの先生についたときに、「いつまでもドミナントのびゃーびゃーした音でいいならレッスンしない。次までにオリーヴに替えてきなさい。」と言われてしまったからです。以来、オリーヴを使っていますが、金銭的にはきついですね。
これはガット全般に言えることだと思いますが、楽器管理さえしっかりしておけば確かに半年くらいは切れません。でも自分の場合、手の脂と弦との相性が悪いのか、2ヶ月くらいすると巻きがとれてきます。
ちょうどよく使うポジションのところの巻きがとれてくるので、ハイポジなどの目安にはなってくれるのですが(^_^;)、いかんせんポジション移動のときに指先に違和感を感じるので、切れなくても交換してます。
音質は正直わかんないです。(汗) ドミナントよりははるかに良く、良い状態がはるかに長く持続することは感じましたが、他のガットと比べたことがないので何とも言えません。
ただよく伸び縮みします。あきれるくらいに。張替えた直後は言うに及ばず、湿気の多い今の時期も、練習中頻繁にチューニングしなければならないので面倒です。
では、また。
882 ちょっとこわいなぁ…  あんず 2002/7/27[sat]11:54:23
ガットはうまく使うと長持ちだったりするのですね。
そういえば、昔知人が「弦を張り替えてるとき、
一瞬にして千円札数枚が消えていった…」
とかなんとか言っていたのをかすかに思い出しました。
多分オリーブのことだったのですね。(そのころ、私は
超初心者だったので、なんのことを言っているのかわから
なかったのです。)
でも張り替えている時に切れるなんて、ちょっとこわいです。
最悪、切れてもA線くらいにして欲しい。
お店の人に張ってもらうという手もありでしょうか???
Elieさん、
オイドクサ1年くらいもったのですか?
すごいですね。私はオイドクサも使用したことがないですが、
もしや、オリーブより長持ちだったりするのかしら?
しかし、今の季節、湿度がかなり安定しないので、
9月くらいにチャレンジしたいです。
よっちんさん、
オリーブはまきが他の弦にくらべて、弱めなのですね。
私の先生は、どんな弦を使っていても、とくに何も言われませんが、
さすがに、オリーブ限定となると、ちょっとキツイですね。
もうちょっとお値段下がって欲しいです。
私も、弦が切れると、長い期間、調弦恐怖症に陥ってしまいます…。
いまでも、やっぱりE線はちょっとこわがりながら、調弦してます。情けない…。
赤と黒のしましま
しらたまさんとねこひささんには、人気のようですね(笑)。
カルメンと言われ、なんとなくそんな気がして、今は素敵な弦に
見えてます(笑)。
そうそう、しらたまさんが、ビオラ弦について書かれていて気がついたことがあります。
最近トニカからまたドミナント(まだ家に在庫が…。)に張りかえたのですが、なんと
A線の音がつぶれなくなりました。(私の弓も重いので)弦によってかなりの差がある
なんて知りませんでした。 トニカは弦が細いのかしら???
でも、バイオリンは毛の張り方や、弦によって弾きやすさがかなり違うなんて、
やっぱり大変な楽器ですね。
883 弦いろいろ  しらたま 2002/7/27[sat]22:57:19
ねこひささん
>封蝋の主成分って、確か (私達にも馴染み深い)「マツヤニ」ではなかった
>でしょうか。
考えてみれば、私本物の封蝋を知らないかもしれません〜。
私の頭にあったのは、ファンシーショップで売られているようなおもちゃの封蝋でした!
それって、固まるとパキパキと割れる「ろう」状のものだったんです。
でも、そっかー、本物って松脂が主成分なのですね。
松脂=樹脂で、代用品として合成樹脂使っているなら、
そうがっかりすることでもないのかなぁ(笑)。
>私の先生は、「O さんの演奏は、私達の最終目標です」と明言されました。
いいお話を聞かせていただきありがとうございました。
その演奏を聞いていもしないのに思わず涙腺がゆるんでしまいました。
勝手な想像ですが、その人の大きさと音楽の大きさがピッタリ一致した演奏だったのではないかと思います。
ありのままの自分を受け入れた上での甘えのない演奏、
私もそういう演奏を目指したいと思っています。
Elieさん
>D線シルバー巻き。
>レスポンスが速く、パワフル!という印象。
使用感ご報告ありがとうございます!
なるほど。
私の今までの経験からするとシルバーの方がパワフルだろうと思うのですが、
ただ、ご自分でも言ってらっしゃるけれどオイドクサから張り替えた時の印象では怪しいよね(笑)。
オリーヴとオイドクサは全く逆の性格の弦だから、その個性の違いに耳が惑わされるかも。
是非オリーヴのアルミ巻きとも比較してください(財政がゆるせば・笑)。
ところで、Elieさんの楽器、オリーヴ張った時とオイドクサ張った時と
両方弾かせていただきましたが、オリーヴの時の方が断然パワフルに感じました。
ほんと、オリーヴが合う楽器ですよね。
だから私としては次オリーヴのリジットをリクエスト♪
よっちんさん
>当時G先が7、8千円したように思います
あ、やっぱりそうですか?
私も昔はもっと高かったように思います。
>いつまでもドミナントのびゃーびゃーした音でいいならレッスンしない。
厳しい先生ですねー(^^;)。
でも、音色にまで踏み込む高度なレッスンをするためにはそれも必要なんでしょうね。
>ちょうどよく使うポジションのところの巻きがとれてくるので、
>ハイポジなどの目安にはなってくれるのですが
え〜〜っ!それはすごい。
私はどんな弦でもツボの上では巻きがとれたことがないです。
指板は掘れてくぼみになりますけれどね。
巻きがほどけるのはコマの付近か、ペグボックスの中。
あんずさん
>お店の人に張ってもらうという手もありでしょうか???
以前スイカさん(現いちごさん)が弦の総取替えは
お店でやってもらっていると書かれていましたね。
工房を持っているお店ならやってくれるかもしれませんね。
そして、その方が安全には違いない。
万が一調弦中に切れても、まさか「こんなんなっちゃいました」と
切れた状態でお客さんに楽器を返すことはないでしょうから(笑)。
でも、日常のメンテとして考えるなら、弦が切れるたびにお店に持ち込むというのは
あまり現実的ではない気はしますけれどね。
>もしや、オリーブより長持ちだったりするのかしら?
横レス失礼。
私はガットである限り耐久性はいっしょだと思ってたんですが、いかがでしょう>皆さま。
>トニカは弦が細いのかしら???
見た目はトニカの方が若干太いみたいですね。
張力もトニカの方が強い気がします。
(マイスター佐々木氏の弦データだとドミナントの方がわずかに強いのですが
私の感覚だとトニカの方が押さえる時に力が必要。トニカの方がしなりが少ないのかも?)
もしかしたら、もしかしたらですけれど、音のつぶれの原因は左手にもあったかも。
でも、開放弦でも音がつぶれるんだったら、左手は関係ないしなー。
弦の太さの分、サウンディングポイントのアーチ型が変わるから、
弓がのる角度はどうだったかしら?
うーん、どうしてつぶれていたんでしょうねー。
884 E線は鮮度が命!  Viol 2002/7/29[mon]21:31:9
皆さん、いい弦使ってらっしゃるんですね。私はここ10年以上はドミナントです。
ガットは高いのと、やはり音程がしょっちゅう狂うのがネックです。重音が頻出する
ような曲で音が狂うと悲惨です。。。
ドミナントでも弾き方次第でいい音しますよ。私の先生もドミナントですし、
プロでも使っている人は多いですね。ただし、ほとんど使い捨てに近い頻度で
変えているようですが。私は3ヶ月に1回くらいかなー。
寿命と言えばE線の寿命は本当に短いですね。すぐにパワーがなくなってきて、
どう弾いても追いつきません。普通に弾いている分には支障はなくても、レッスンとかで
ここ一番の高音をフォルテで出そうとすると限界が露呈します。とか言って弦のせいに
してますね、私 (^^;;
885 Re:E線は鮮度が命!  しらたま 2002/7/31[wed]0:0:55
Violさん
>ドミナントでも弾き方次第でいい音しますよ。
そうなんですよねー。
でも、そのいい音がなかなかでない〜(爆)!
>寿命と言えばE線の寿命は本当に短いですね。
E線の寿命が短いという話はよく聞くんですが、
私自信はそれを感じたことがほとんどないのです。
不満がないから、つい何ヶ月も使い続けてしまって、
他の弦の交換ついでにE線も替えている感じです。
そういえば、E線に限っては銘柄にもあまりこだわりがないかも。
(絶対ダメというのはあるけれど・・・)
私の耳が高音に鈍感なのか、たいした曲を弾いていないからなのか(笑)。
自分でも不思議なんですけど。
ViolさんはE線は何をお使いですか?
そしてどのくらいの頻度で交換していますか?
886 夢  いちご 2002/7/31[wed]23:21:55
私の夢はどんな楽器でも、
どんな弦を張っても、
おまけに、多少ものぐさで、その弦を1年くらいとりかえなくても、
美しくよく響いてくれることです。
。。。なんて思ってしまった。
887 Re:E線は鮮度が命!  Viol 2002/8/1[thu]9:58:15
暑いですね〜。バテバテで楽器の練習どころじゃありません(笑
>>ドミナントでも弾き方次第でいい音しますよ。
>そうなんですよねー。
>でも、そのいい音がなかなかでない〜(爆)!
「いい音」の定義が人によって違いますから、しらたまさんや
ガットを使っていらっしゃる方々の目指す「いい音」はやはり
ガットでなくては出せないのかもしれませんね。楽器や弓との
相性もあるでしょうし、ボーイングの個性も関係するでしょう。
ナイロン弦は確かに耳元ではあまり上品な音はしないかもしれませんね。
ちょっと離れて聞いたり、録音したりすると結構いい音だったりします。
>他の弦の交換ついでにE線も替えている感じです。
私も実際にはそういうケースも多いのですが、
これじゃいかんなぁといつも思います。
E線は汗ですぐに変色しますよね?銀色が灰色になるというか、つやが
なくなります。実用上は問題ありませんが、やはり新しい方がよく振動
しますよ。
E線はゴールドブラカットです。交換は3ヶ月に一度くらいかな。
E線だけはときどき先に換える事もあります。
練習の頻度が時期によってまちまちなので、音色的につらくなってきたら
換えます。
888 お暑うございます  しらたま 2002/8/4[sun]14:17:18
いちごさん
>私の夢はどんな楽器でも、
>どんな弦を張っても、
>おまけに、多少ものぐさで、その弦を1年くらいとりかえなくても、
>美しくよく響いてくれることです。
同じく!
そうなれたなら、どんなに自由で楽なことか(笑)!
「弘法筆を選ばず」といいますが、その境地ですよね。
楽器や弦に自分の好みを押し付けるのではなく、
それぞれの個性を見抜き、それにあった演奏をして、その楽器にこの世界との接点をつくってやる。
この世の中にはムダなもの、ダメなものなんて一つもないんだと示してやる。
そこまでできるようになれば、その演奏もきっと懐の深〜いものに
なることでしょう。
Violさん
>暑いですね〜。バテバテで楽器の練習どころじゃありません(笑
暑いですね〜。
クーラーつけていても、やっぱり楽器を取り出す気になれないです。
個人的には、夏は大好きな季節なのですが(洗濯物の二毛作とかできるし・爆)、
ヴァイオリン向きの季節ではないですねー。
>E線は汗ですぐに変色しますよね?銀色が灰色になるというか、つやが
>なくなります。実用上は問題ありませんが、やはり新しい方がよく振動
>しますよ。
私、弦が変色していること自体に気がついていないかも(^^;)。
でも、おっしゃるとおり、
新しい弦の方が、見た目にも振幅が広いように思います。
>練習の頻度が時期によってまちまちなので、音色的につらくなってきたら
>換えます。
ふーむ。やっぱり私は高音に鈍感なのかもしれないです(笑)。
張り替えて3ヶ月以内でE線の音色に不満をもったことがない・・。
普通は1ヶ月以内に音がくもってくるっていいますものね。
あ、そうか。私は張替え直後の音が嫌いなのかもしれない!
新しい弦って最初の数時間、ビビりのある不安定な音がしますでしょ?
いや、もしかしたらE線を巻くときの感触が嫌いなのかもしれない。
それで、無意識のうちに音色に耳をふさいでいるとか。
うん、ありえる、ありえる(爆)。
889 お知らせ  しらたま 2002/8/5[mon]22:37:11
誠に勝手ながらNO.889はこの掲示板の主旨にそぐわない内容と判断して削除させていただきました。
もし、私の勘違いならごめんなさいね。
890 アート・オブ・バイオリン  Michelle 2002/8/7[wed]5:9:58
しらたまさん、みなさま、お久しぶりです。
こちらでも暑くって、練習にならずに困っています。暑くって疲れ果てております。
バイオリンて夏向きの楽器じゃないですねえ。クーラーつけると、うるさくって、また困るし、、。
夏休みに入って、めちゃくちゃ忙しくなってしまった私は、すっかりご無沙汰してしまいました。
時々覗いてはいたのですが、書き込む余裕がなく、、、。練習も一通りやるだけで精一杯で、、、。
やっと今週あたりから、ホントの『夏休み』らしくなり、時間が出来てきました。
弦の話で盛り上がってらっしゃるようですね。ガット弦を使ったことのない私には、うらやましい限りです。
色々試してみたいけど、経済的余裕が、、、ああ。
一月ほど前、先生がこんな面白いビデオがあるよと、「アート・オブ・バイオリン」というのを教えてくださいました。
過去の伝説的名バイオリニストの演奏を記録した映像を集めたもので、パールマンなどが解説している非常に興味深いビデオです。
私は自分でもほしかったので、ネットでDVDを注文し、待つこと3週間(!)先週やっと手に入れ、見ることが出来ました。
その上先生が5本もバイオリン関係のビデオを貸してくださり、ビデオ三昧の日々です。
これが、もう、素晴らしくって、3回も繰り返し見てしまいました!(好きなシーンはもっと!)
私はもともとそんなに演奏家に詳しくないので、名前しか知らなかった人もたくさんいました。
なんと言っても感動したのはオイストラフでした。冒頭でメンデルスゾーンのコンチェルトをいろんなバイオリニストが弾いているシーンでつなげていく、
というのがあるのですが、トップバッターのオイストラフのすごい迫力。
私はすっかりファンになってしまいました。
メニューインとバッハのダブルコンチェルトを弾く所も、よかったです!
それと、人柄は結構強烈で好き嫌いが分かれたらしいミルシュテインの無伴奏の演奏も、感動しました。その音色の透明さに感嘆、、、。
またじっくり見て、他のそれぞれのバイオリニストも味わおうと思っています。
先生いわく、パールマンがオイストラフとメニューインが好きなので、ちょっと偏っている、といってました。
確かに、、、。でも貴重な映像、録音、楽しめます。それに、こういう天才、神童と呼ばれた大バイオリニストでも、陰では努力しているんですね。
オイストラフは公演の前の晩は、フレーズとか考えて眠れないことが多かった、とか、
ミルシュテインはひまさえあれば練習していて、どうやったらもっとクリアーな音が出るか等、奏法をいつも研究していたそうです。
うううーん。才能のないのを嘆くより、自分でも努力しなければいけないと身が引き締まったのでした。これでまたやる気がでてきましたよ〜。
本当に見てよかった、買ってよかったと、思ったのでした。
宣伝になってしまったらすみません。
***
最近、というわけであまり練習できていなかったのですが、最近は一応ヘンデルは休止(卒業でなく)ということになり、
ベートーベンのロマンス(ト長調)をやっています。重音が難しくって全然進まないです。ふうっ(ため息)
私は思い切って練習法を変えました。皆さんから見たらたいしたことないと思うんですが、音程をまずきちんと取る、その次に指の動き、シフト、ボウイングを整えていく、というふうに。
最近自分のビブラートが気に入らなくて、ちょっと悩んでいます。
自分でこういう風にしたいというのがまだないのも、理由の一つだと思うのです。自分の好きなビブラートをかける人を見つけて、真似してみるもの手でしょうか?
891 KV516  シュタルク 2002/8/7[wed]9:9:13
しらたまさん
いよいよ、地獄行きが間近になりました(笑)。・・・はい、穂高アンサンブル
オフです。私、成り行き上、沢山曲を抱え込んで、ふぅふぅ言っております。これで
オフで自滅して、自己嫌悪に陥る、というのは目に見えているのですが、今の
ところ楽しみにしています。
さて、モーツァルトの弦楽五重奏曲KV516をご存知でしょうか。彼特有のト短調
の絶望的なまでに暗い響きの曲。譜面を手に入れましたので、一楽章だけでも
合わせさせて頂きたく、あちらでお願いします。まぁ、遊びと言うことで・・・。
譜面・音源を持参します。とてもよい曲です。それと、ブランデンブルグ6番
1楽章は、チェロにとってもさほど難しくはないのですが、本番前にチェリスト
のお一人が帰られるようで、本番は、ピアノ伴奏ということになりそうです。
アリオーソのピアノ譜は、お持ちくださいね。暑さにばてないで、元気にお出で
下さい。
892 Re: アート・オブ・バイオリン  ねこひさ 2002/8/7[wed]13:5:15
> 一月ほど前、先生がこんな面白いビデオがあるよと、「アート・オブ・バイオリン」というのを
> 教えてくださいました。
私も,それ,見ました。これまで「演奏の音」もしくは「名前」でしか知らなかった大御所達の
「映像」まで見られるというのは,スゴイことですよね。
オイストラフ,スターン,ハイフェッツ,シェリング,ミルシティン,エルマン,シゲティ,
フランチェスカッティ,ティボー,ヌヴー等々,皆溜息モノですが(私の思い入れもある?),
私には,何といってもメニューインの「神々しさ」が印象的でした。
彼の子供時代・少年時代の貴重な映像も有難いものです。個人的な想いですが,私は,メニュー
インほどカッコイイ(容姿・思想・行動等を全て含んで)人間を見たことがありません(映画
俳優にだってこれほどの美形はそうそういないでしょう)。
「ハイフェッツは確かに神々しいが,メニューインはそれ以上。彼は地上に降り立った天使」
というギトリスのコメント(記憶で書いているので,ちょっと不正確かもしれません)には
私もその通りと感じます。
# ところで,この(おじいさんになった)ギトリスが「いい味」出してませんでしたか?
# 無造作に抱えたヴァイオリン(これ,恐らくストラディヴァリ)の弦は切れているし
# ペグは落っこちるし(このシーンは上手にカットされています),弓毛は切れてツンツン
# しているし。でも,ヴィデオの中でパガニーニの「鐘」を弾いているときの「若い」
# ギトリスは,それはもうダンディでかっこいい男。
そして,あの時代の多くの(特にユダヤ系の)演奏家が,同時に「コスモポリタン」でもあった
という点も興味深いです。大抵の巨匠が,普通に二ヶ国語以上を操っています。
# このヴィデオの中でメニューインは英語とフランス語をしゃべっていますが(シェリングや
# ギトリスも),彼はドイツ語もごく普通に話します。
893 メニューイン  Michelle 2002/8/8[thu]4:40:31
ねこひさ先生もご覧になったのですね!
メニューイン、私も同感です!この方って、生まれが高貴なのでしょうか?
なんだかそう思わせてしまうほど、品があって、育ちがよさそうで、性格のよさが
全面に出ている人だと思いました。ホントに、容姿も、俳優と比べてもかっこいいですよね。年をとってからも、品のある紳士ぶりは相変わらずだし、ビデオの最後のシャコンヌも私はとても好きです。演奏としては、もっと完璧なものが他にもあるかもしれないけれど、
非常に素直で、力みがなく、まっすぐに聞き手の心に入ってくるような、そんな弾き方にとても好感を持ちました。
パールマンはじめ、人から好かれていたのもうなずけます。
>># ところで,この(おじいさんになった)ギトリスが「いい味」出してませんでしたか?
はい〜(爆)
もうこの人が出てくるたびに、大笑いしながら見てました。弦は切れてるし、ペグははずれてるし、
しゃべりながら無造作に、それを戻したりして、バイオリンを出したりしまったり、
その扱いがまた、『物に頓着しないおじいさん』って感じで可笑しくって、、、。
この方も、若いころは、きまってましたよね〜。
フランス語になったり、英語になったり、この辺はほんとに、名バイオリニスト達のコスモポリタンぶりにおどろかされますね。
シェリングは、パールマンにこき下ろされてましたけど、どうなんでしょうか?
名バイオリニストは、ハイフェッツにしろ、『ものすごく個性的』ということで
やっぱり、好みがいろいろ分かれるのでしょうね。
ビデオの話ばかりで申し訳ありません。
894 あのしらたまさんが・・・  屋根の上のFiddler 2002/8/12[mon]21:34:24
知りませんでした。あのしらたまさんがページをもっていらっしゃるとは。
勉強不足でした。最近は、藤原さんのページに訪問してなかったもので。
自作CGIとは、勉強熱心ですね。私は、のっけから挫折して出来合いのものを
使ってしまいました。カウンターも自作ですか。私もがんばります。では。
895 Re: アート・オブ・バイオリン  しらたま 2002/8/12[mon]23:26:20
Michelleさん、ねこひささん
「アート・オブ・バイオリン」私も以前から気になっているんですが、
まだ手に入れていません。
お話を聞いたらますます欲しくなってしまって、
今日は買おうと思って出かけたのですが、やっぱり見つかりませんでした。
やっぱりネット通販で買おうかな?
ところで、DVDだけでなく、ビデオもあるんですよね?
DVDだけならプレイヤーから買わなくてはいけないわ(笑)。
> ビデオの話ばかりで申し訳ありません。
いいえ、全然構いませんよ。
お続けください。
>最近自分のビブラートが気に入らなくて、ちょっと悩んでいます。
私も自分のヴィブラートが魅力的でないことで悩んでいます。
以前よりはよくなっているとは思うんですが、
プロのような輝かしい響きには程遠くて・・・。
あと一歩がどうしても越えられない感じです。
このまま回数をこなしていけば到達できるのか、
それとも考え方を180度転換すべきなのか、悩みます。
私の場合、指の第一関節がすごく短いので(人差し指19mm)、
それもハンディになっている気がします。
「やりたいこと」と「できること」の間に
ギャップがありすぎなんだろうな(^^;)。
>自分の好きなビブラートをかける人を見つけて、真似してみるもの手でしょうか?
ヴィブラートのメカニズムが理解できていないうちから真似をしてしまうと、
悪い癖がついてあとあと困りそうですが、一通りヴィブラートを習得したあとで
真似するのはよいのではないでしょうか。
いろんな発見があると思います。
そして、普段から人の演奏を聞いていて「その音にヴィブラートを何回入れたか」
を数えてみるといいかもしれませんね。
耳がきたえられるとそれに応じて自分のヴィブラートにも変化があらわれます。
シュタルクさん
>いよいよ、地獄行きが間近になりました(笑)。
穂高オフは一段と「地獄」の形容がふさわしくなってきましたね(爆)。
「オフ」ってこんなにハードなものでしたっけ?
たぶん、シュタルクさんが一番大変なんだと思いますが、
私も結構大変ですのよ〜。
何が大変って、楽器を構えているのが大変なんですからっ(笑)。
で、KV516も追加して大丈夫なのかなぁ?
体力・集中力ともに持たない気がするけど、
・・・とにかく、楽しみにしております。
>アリオーソのピアノ譜は、お持ちくださいね。
了解しました。
ブランデンが決まった時点でソロを降りるつもりだったのですが、
ある方から「楽しみにしている」とクギを刺され・・・。
896 Re:あのしらたまさんが・・・  しらたま 2002/8/13[tue]0:19:56
屋根の上のFiddler様
いらっしゃいませ!
ようこそお越しくださいました。
>最近は、藤原さんのページに訪問してなかったもので。
そうですか、ふじわらさんのところからいらっしゃいましたか。
でも、リンクを置いていただいたのはほんの昨日のことなんですよ〜。
#皆さんすでにご存知かと思いますが、
#最近「大人から始めるヴァイオリン」のふじわらさんが
#2年という長い沈黙を破ってネットに復帰されました。
>カウンターも自作ですか。
いやー、全然自慢できることじゃないんですよ〜、バグだらけで(爆)。
度々クリアされているので、アクセス数は「おおよそ」でございます。
で、あまりにとぶので(原因はわかっているのですが)
今のところトップページだけは立派なソースをお借りしてきて貼り付けています。
フィドルのことは何も知らないので、いろいろ教えてください。
今後ともよろしくお願いします。
897 文字化けしちゃうんです  ヴィオラッタ 2002/8/13[tue]8:39:23
はじめまして。海外からアクセスしているせいかもしれないのですが、ヴィオラメモとスタートガイドが文字化けしちゃってぜんぜん読めないのです、、、くすん。(他の所はちゃんと読めるんですよ!!)イタリアの音楽院のヴィオラ専科にいます。ヴィオラの所が特に読みたいのに!!!!ところで、イタリアでは真っ昼間にお昼寝の時間があって、その時間帯は音が出せないのです。日本人の私は昼寝をする気にもなれず、かといって音も出せないので困っています。再来週に日本に帰ったときにでもサイレントビオラ(YAMAHAからでている、エレキギターのヴィオラ版のようなもの)を買おうかと思っているのですが、、、どんな感じなのでしょう??しらたまさんは試されたことがありますか??それと、金属製の弱音器って楽器に悪いのですかね、、、、。
898 Re:文字化けしちゃうんです  しらたま 2002/8/13[tue]14:30:43
ヴィオラッタさん
ようこそおいでくださいました!
>ヴィオラメモとスタートガイドが文字化けしちゃってぜんぜん読めないのです
わー、失礼しました(>_<)。
たぶん文字コードの指定が落ちていたからですねー。
日本語用でないブラウザだと、文字を自動判別してくれないんでしょう。
先ほど修正しましたので、試してみてください。
ところで、ヴィオラの専門家に私のヴィオラ・メモを見ていただけるなんて光栄です。
たいした内容ではありませんが、
何かお気づきの点がありましたら、是非教えてくださいませ。
>ところで、イタリアでは真っ昼間にお昼寝の時間があって、その時間帯は音が出せないのです。
イタリアの昼休みは長いとは聞いていましたが、なんと「お昼寝」もするんですねー(笑)。
>サイレントビオラ
そうそう、この春でしたか、とうとう出たんですよね。ビオラスケール(笑)。
私もまだ触ったことはありませんが、サイレント・バイオリンでさえあの重さだったので、
ビオラサイズになったらさらに重いんではないかと想像しています。
ボディーレングスも確か40cmだけだったと思うので、
筋トレにはいいかもしれませんが、つきつめた練習には向かないかも?
アンプ通しちゃうとどう弾いても可もなく不可もない音に修正されちゃいますしね。
あ、電気楽器としての良し悪しは私にはわかりませんが。
まずは、実際に店頭でさわってみてください。
>金属製の弱音器って楽器に悪いのですかね
私はヴァイオリンにもヴィオラにも使ってますですよ。
・・というか、消音器をつけずには練習できない環境にいるので(笑)。
ウチで生音を出すのは、休日の1〜2時間で、あとはずっと消音器装着です。
概ね快適ですよ。
ただ、ヴィオラに使った場合の方が音程が聞こえ難く感じています。
特にA線以上の高音では音がにごるので、実際はジャストを押さえているのに
音程がずれているように感じて、頭が混乱することがあります。
たぶん慣れの問題なのでしょうけれど。
いい楽器を使ってないということもありますが、
使ったあとで特に楽器の響きが悪くなる感じはしません。
それよりも、重い消音器が外れて楽器を傷つける危険があることの方が問題かも。
でも、着脱の時は慎重に、それから、つけた後で楽器の扱いに気をつけていれば
(つけた後は楽器をぶらさげたりしない)
そんなに危険なものでもないです。
あ、もちろんン千万のオールドとかお使いなら、避けた方が賢明ですよ!
899 \(^o^)/  ヴィオラッタ 2002/8/14[wed]18:33:5
すぐにお返事をいただいたようで、ありがとうございます。ヴィオラ・メモ、笑えます!!ヴィオラを弾くのは肉体労働なのだー、同感同感、、と思いながら読んでいます。試験前になって一日8時間ぐらい弾くと(普段たいして練習してないせいなんですが、、、ははは、、)翌日、そこここ痛くて、80歳のおばあさんはかくや、、、という感じです。そうそう、しらたまさんはもちろん、皆さん弦もちゃんと研究して張っているのですね、偉い!!私は、今自分の楽器に何が張られているのかさえ不明です、、、。(情けない、、、)エンド側がすべて赤の弦が張られています。半年に一回調整に出す時に、工房の人が勝手にかえてくれるので、、、、。しかしこれいったいなんの弦なのだろう??(今まで疑問にも思わなかった私、、、、)そう高価そうな弦には見えないのだけれど(オリーブの方が高そうにみえます)とてもいい音がします。
サイレントヴィオラ、アンプを通すとやはり可もなく不可もなくという音になるのですね、、。想像はしていたのですが、がっかり。やっぱり音色とヴィヴラートの研究は生音で腕の重さを弓にがしがしかけてやるしかなさそうですね。
そうそう、私の楽器はン千万円もしないので大丈夫です。サイレンサー試してみます。今、時間を見つけてヴァイオリンメモを頭から読んでいるところです。またメッセージします。
900 Re:\(^o^)/  しらたま 2002/8/15[thu]21:20:23
ヴィオラッタさん、こんにちは!
>ヴィオラを弾くのは肉体労働なのだー
ですよねー(笑)。
私もようやく慣れてはきましたが、
やっぱり1時間もガシガシ弾いたあとでは、
「ああ〜、しんど。よっこらしょ!」と楽器を降ろします。
そして再び「うんとこしょ」と構えます。
ヴィオラは掛け声がないと弾けないと思います(ウソ)。
>エンド側がすべて赤の弦が張られています。
↓ここで調べられるかしら?
http://www.shirakawaviolins.co.jp/strings/colors_detail.php3?instrument=VA
ヤーガーのFolteとかはエンドが赤みたいですね。
901 オフお礼  シュタルク 2002/8/18[sun]20:45:53
しらたまさん
オフでは、どうもお世話になりました。数々の企画、しらたまさんのご参加が
なければ、実現しなかったかもしれません。ブラームスのピアノ五重奏曲、私に
は、まだちと荷が重すぎたかもしれませんが、実現できて、嬉しかったです。
モーコンも、Eliさんともども、貴重な内声部を担当してくださり、ポーさん篤愛
のこの曲が、室内楽版とはいえ、ポーさんのソロで実現できたのは、嬉しいこと
でした。私、二日間とも睡眠時間約4時間で、その後、数時間のドライブをして
無事帰宅できて、我ながらまだ「若い・・・精神年齢だけかも・・・」と思って
います。ブランデンブルグ6番は、何時かオリジナル版で実現いたしましょう。
しらたまさんが、いつも楽しげに弾いていらっしゃると、家内が申しており
ました。これにこりず、また機会がありましたら、よろしくお願いします(私は、
しばらく冬眠に入りますが(笑))。
902 お疲れ!!!  パブロン・カゼデス 2002/8/19[mon]10:45:47
穂高オフ会、お疲れさまでした。
それにしても世の中は狭いですね。私のチェロ仲間のY氏とカルテットを
組んでいるとは、、、
Y氏とは、先週、上野公園にある(芸大)旧奏楽堂でチェロアンサンブル
をやったばかり、また、11月の山梨ツアーでもご一緒の予定です。
また、一緒に演奏する機会がありますように。。。
903 Re:オフお礼  しらたま 2002/8/19[mon]20:14:29
シュタルクさん
>オフでは、どうもお世話になりました。
こちらこそ、何から何までお世話になってしまって
恐縮でした。
アンサンブルは私が今までに体験したことのないレベルの高さで、
大変いい経験をさせていただいたと思っています。
ありがとうございました。
>私、二日間とも睡眠時間約4時間で・・・
>我ながらまだ「若い・・・
ですよね〜。見ているこちらの方がびっくりでした。
変わらぬ「若さ」、そして日頃の激務で培われた体力なのでしょう。
私なんて行って弾くだけなのに、口を開けば疲れたのしんどいのと
ピーピー泣き言をいって、情けないかぎり(笑)。
シュタルクさんは、あの曲数で、マネージャー業をこなした上での
堂々とした演奏で、本当にすごいと思いました。
>ブランデンブルグ6番
私が今回のアンサンブルで何が一番大変だったかって言いいますと、
ブランデンを最後まで弾き通せるところまで
体力をつけるのが大変だったのです(笑)。
あれ、きっついですわー。
1楽章の1va.ってほぼ休みなしですしね。
その認識が甘かったせいで、
最後の一週間の練習はほぼブランデンのみになっていました。
オフ会の前々日まではかなり危なくて、前日の時点でようやくなんとか・・・。
だからもう、表現も音程もあったものじゃなく、
落ちないことのみに目標をおいて怒涛のごとく走り抜けてしまったので、
もし、もう一度チャンスをいただけるなら
スコアもあたって(実は1va.のパート譜しか見てない・・・ゴメン、皆さん!)
じっくり仕上げてみたいと思っています。
いい曲ですからねー。本当は!(爆)
>しらたまさんが、いつも楽しげに弾いていらっしゃると・・・
いやー、お恥ずかしい。
その楽しそうな様子がうるさいと言われることもあるのですが(爆)。
パブロン・カゼデスさん
帰りは観光にもつきあっていただいて、ありがとうございました。
車に本物の「パブロン」が置いてあるのを見つけたときは大笑いでした。
アンサンブルもとても楽しかったです。
また、機会がありましたら、是非!
>私のチェロ仲間のY氏とカルテットを
>組んでいるとは、、、
ああ、まったく世の中は狭いったら〜(笑)。
そうですね〜、Y氏には、オケにカルテットに、随分お世話になっています。
こうなったら次のオフにはY氏もさそってみますか(爆)。
904 元を質せば・・・  シュタルク 2002/8/19[mon]21:25:11
ブランデンブルグ6番、そう言えば休みなしに弾きっぱなしでしたね。
だけど、ビオラの暖かな響きが心地よかったですよ。そんなに苦労な
さっていたとは・・・。ただ、伴奏はやはりピアノだと合いませんね。
チェロが、次回は頑張りますから、ね。
とすると、ブラームスは、一週間前には出来上がっていたんだ・・ふぅん
・・・凄い(笑)。2nd Vnのハムノリさんは、MIDIのブラームスの演奏
に合わせて練習していたそうです。彼もたいそう喜んでおられたとのこと、
今日ポーさんから伺いました。
しらたまさんが演奏する時、本当ににこにこして余裕たっぷりのように
見えます。プロだとすると、その方がよいかもしれませんが、アマチュ
アの場合は、あぁまだ余裕たっぷりのようだから、次はもっといろいろ
お願いしてもよいかもしれない、と「誤解」される可能性がありますね
(笑)。
しかし、元を質せば、私がいろいろ押し付けたために、しらたまさんが苦
労なさったことを、忘れないようにしないといけませんね。
905 お疲れ様です  へい 2002/8/19[mon]22:3:22
穂高オフお疲れ様でした。
ここを探してあて、早速やってきました。
シュタルクさんも書かれてますが、しらたまさんって
本当に楽しそうに弾いてますねぇ〜。演奏を見てて
思いました。私も早くチェロを手に入れて皆さんの
仲間に加われればなぁと思ってます。
(しかしそれは何年かかるだろうか・・・?)
906 すごいですね  ふじわら 2002/8/20[tue]1:42:19
掲示板最初から読ませていただきました。
大変勉強になりました。
しらたまさんのヴァイオリンにかける情熱に感服しました。
具体的に奏法の説明をしてらっしゃるのがすごいですね。
圧倒されました。
907 え、もしや  Elie 2002/8/20[tue]1:57:59
しらたまさんの大変さは、私のせいだった??(爆)
みなさま、お疲れ様でした!
しらたまさん、ブランデンがそんなに大変だったなんて、ごめんねごめんね(^^;;
確かに、あれは、休みがないわ・・・でも、ブラームスに比べたら、曲自体が、しんどくない、、、と、思うのだけど・・・
でも、皆さんが言われているように、大変そうには見えなかったですよ(^^)
楽しげに弾くって、アマでは(アマでも)大事なことなんじゃないかなあ〜〜
つらそうに弾いている人を見ると、こっちまで、しんどくなってしまう気がする(^^;;
カゼデスさん>
おっと、しらたまさんの知り合いのチェリストともお知り合いだったのですね!
本当に世間は狭いなあ〜〜
というか、チェリストって、チェリストどうしの知り合いが多そうな気がします。
やっぱ、チェロだけでアンサンブルが組める楽器だから、ですかねえ。
集団でいても、絵になる楽器ですよね。
1000人チェロとか。あれは、チェロだから、あれほど素敵なイベントになるんだと思います。
びおらだったら。。。。(以下自粛)
ヴィオラッタさん>
はじめまして!
イタリアの音楽院でビオラのお勉強をしていらっしゃるとは、ステキですね!
羨ましいかぎりです〜〜
私もビオラ弾きなので・・・(アマですが)
よろしければ、またビオラのお話も聞かせてくださいね。
908 穂高オフ、まとめてレス  しらたま 2002/8/20[tue]20:17:26
シュタルクさん
>とすると、ブラームスは、一週間前には出来上がっていたんだ・・
私、ブラームスって結構得意なんです〜(なんて書くと、次がまたすごい選曲になっちゃうかな・汗)。
でも、実はいろいろとごまかしてました。
ユニゾンなんかでは危ない音程は間引いていたし。
わかりませんでした?ならば成功!(*^^*)V。
>ハムノリさん・・・
MD特訓の成果か、ハムノリさんはとてもお上手でしたねー。
輪郭もくっきりと、「あの」ティファコさんとも絶妙なバランスで歌っていましたものね。
私が2Vn.だったら、あんな風には弾けてなかったと思います。
へいさん
いらっしゃいませ。
打ち上げでは、いっしょにフォーレのレクイエム歌ってくださってありがとう(爆)!
(へいさんは、コーラスのテナーなのです)
チェロ、早くはじめて来年あたりには是非!
Elieさん
>でも、ブラームスに比べたら、曲自体が、しんどくない、、、と、思うのだけど・・・
いや〜、結構しんどいよぉ。
ブランデンって、私の中ではラグビー部がランニングしているイメージ。
若さとパワーに満ちあふれた巨体が、エッホ、エッホ。
大変だったけれど、ブランデンを弾き通せたことで自信が持てました。
これでやっとヴィオラ弾きの仲間入りができたような気がします。
デュオに誘ってくれてありがとう、ね。
909 Re:すごいですね  しらたま2 2002/8/20[tue]20:21:53
ふじわらさん
ネットへの復帰、おめでとうございます。
「大人から・・・」掲示板も活気づいていますね。
私もまた遊びに行きたいと思っていますので、よろしく!
>掲示板最初から読ませていただきました。
全部読むの大変だったでしょう。
お忙しい中ご感想までいただきありがとうございます。
>具体的に奏法の説明をしてらっしゃるのがすごいですね。
大した腕でもないのに、口ばかり達者でお恥ずかしい(^^;)。
でも、この掲示板では皆さんから貴重なご意見や情報をいただけるので
私もとても助かっています。
ふじわらさんも、ご興味のある話題には是非ご参加ください。
910 Re:すごいですね  ふじわら 2002/8/20[tue]21:35:27
しらたまさんのHPを見て、大人から始めて上手くなるには
探究心の強さが必要なんだなと改めて思いました。
ところで穂高オフってどこのHPで相談等をしていたのですか?
911 穂高オフ概要  しらたま 2002/8/20[tue]23:39:12
ふじわらさん
>ところで穂高オフってどこのHPで相談等をしていたのですか?
内輪話で盛り上がっていて、すみません。>ふじわらさん、皆さん
簡単にご説明します。
穂高オフはチェロのシュタルクさんがご自分の音楽仲間と
ネット仲間に呼びかけて実現したもので、
特定のHPに集まった人たちのオフではないんです。
ですから「相談」はほとんどメール、
あるいは電話&ファックスだったのでは?
また、シュタルクさんは、
ご自分の行きつけの掲示板に参加者募集を書き込んだりもしていたのですが、
そのHPの管理人はあまり表には出てきたがらない人なので、
私からの公表は控えさせていただきます。
でも、本人さえよろしければどうぞ!>×××さん
あ、今まで話題に出てきた曲目だけ、ご紹介しておきますね。
ブラームス→ブラームス/ピアノ弦楽五重奏曲 Op.34 1楽章
ブランデン→バッハ/ブランデンブルク協奏曲第6番(ピアノリダクション版)1楽章
モーコン→モーツァルト/ピアノ協奏曲 K.466(ツェルニー編曲版)1楽章
1日半の練習ののち、上記の他12のソロ〜室内管弦楽曲が発表されました。
912 オフ概要補足  シュタルク 2002/8/21[wed]6:31:14
ふじわらさん
初めまして。北関東に棲息しています下手なチェロ弾きのシュタルク
と申します。穂高アンサンブルオフについては、しらたまさんが、
要領よく説明して下さった通りです。普通のネット上のオフとは
少し異なり、かなりの大曲(多くはその一部の楽章でしたが)を、
演奏しました。もう少し時間をかけるか、曲数を絞った方が良かった
かなぁという感想を持っています。まぁ、二日間でできることは
やった、という充足感もありましたが。相談するサイトは、特にあり
ませんでした。メール・電話(攻撃(笑))でのやり取りが多かった
です。二つ三つのウェブでアナウンスはしましたが・・。これを機会
に、ウェブサイトを開こうかとも思いますが、私、コンテンツがない
からと躊躇しています。しらたまさんのサイトは、レベルが高くて、アナ
ウンスするのも躊躇われました(笑)。
後輩のM君が、(恐らく仕事場から(笑))このウェブにアクセスし
て、その内容の豊富さに驚いておりました。
・・・とここに入り浸って、皆様のバイオリン談義の邪魔をしてい
るのではないかと、案じております。そろそろ、穂高の熱気も冷め
てきた私、またRomerに戻りますね。
913 Re:オフ概要補足  ふじわら 2002/8/21[wed]20:14:40
シュタルクさん、はじめまして。
北関東ですか。僕は前栃木や茨城にいたことがあります。
始めて入ったオケは栃木フィルという団体です。
レベルの高いオフ会ですね。
室内楽は好きなのでそのうちやりたいと思っています。
またよろしくお願いします。
914 もしかして、、、  きゅうり 2002/8/23[fri]3:31:11
わたくし、きゅうりと申します。
一年以上にわたりこのページを足繁く訪れ、掲示板もくまなく読んでいたのですが、
掲示板に書き込むチャンスがなくて、今まで沈黙を続けておりました。
しかし、
ヴィオラッタさん
もしかして、あなたは私の存じ上げるイタリアT市にお住まいのMさんではありませんか?
イタリア広しといえども、ビオラ科にいらっしゃる日本人となると、、、、(笑)
Elieさん、他ビオラ奏者の方すみません。
きゅうりはイタリアはM在住のヴァイオリン弾きです。
ヴィオラッタさんには、先月「運命の力」でもお世話になりました。
掲示板では、しらたまさんのヴァイオリンに対する真摯な姿勢と
技術上の質問に対する、的確なアドバイスにいつも感心しています。
小生も時おりパソコンの前でヴァイオリンを持って、どれどれと試してみたりしております。
ヴァイオリンでの表現の可能性は多分に、その人の持つ技術による所が大きく、
皆さんのように、まず技術上の問題を頭の中で解決しようとする姿勢は
とてもよい方法だと思います。
ところで
ヴィオラッタさんは、十分にレイトスターターですよね、、、、。
ああ、こんなこと勝手に書いてしまって、良いですかね、、?
915 Re:もしかして、、、  しらたま 2002/8/24[sat]0:39:9
きゅうりさん
はじめまして!
>一年以上にわたりこのページを足繁く訪れ、掲示板もくまなく読んでいたのですが、
>掲示板に書き込むチャンスがなくて、今まで沈黙を続けておりました。
おお、この度は書き込みいただきありがとうございました(^^)。
イタリアで活動されているヴァイオリニストさんなのですね。
そういう方にも来ていただいているとは、大変光栄です。
これからもよろしくお願いいたします。
>ヴィオラッタさん
うーん、ヴィオラッタさん、いかがでしょうね?
でも、本当にそうだとしたらなんという偶然。
イタリアにお住まいの音楽家お二人が、
「運命の力」に導かれて日本のサーバで再会・・・。
やはり音楽の世界は狭いですね〜。
ヴィオラは特に、なのかしら?(笑)
>掲示板では、しらたまさんのヴァイオリンに対する真摯な姿勢と
>技術上の質問に対する、的確なアドバイスにいつも感心しています。
うわー。
実際に試していらっしゃるのですかぁ〜!
冷汗がでちゃう(笑)。
でも、そうしていただけると大変助かります。
もし間違ったことや、危険なことを言っていたら、
どうぞ遠慮なくご指摘ください。
>「運命の力」
オペラはほとんど聞かないのですが、
序曲はアマオケでもとりあげられるので、
「運命の力」もあらすじだけ知っています。
この曲をやった時、指揮者から
冒頭から続く「タンタン、タンタン」という頭2拍のビートを
恐怖で縮み上がる「心臓の音」のように演奏してください、
と指示があって、「なるほど!」と思いました。
そして「それ、ステキだわ。是非やりましょう!」
と大いに意気込んだのですが・・・。
よく考えてみたら私は「タンタン」の係りではありませんでした。
大変くやしかったです(笑)。
916 Re.「弓が鳴る」  田吾作 2002/8/24[sat]13:22:18
始めまして、田吾作と申します。 以前(2002/5) しらたまさんが No.841 の中で「弓のビリビリ」について述べておられるのを拝見したので、そのことに触れてみたいと思います。
@ まず、弓本体は「演奏中は」振動しない方がいいと考えています。 なぜなら、「弦の振動エネルギー」の一部が「弓を振動させる」ために費やされること自体がまず損失です。 加えて、生じた「弓の振動」がまた弦に帰ることにより、時差のある二つの音の波形が混ざるために「響きが濁り、音量も減る筈」だからです。 この点で弓本体(毛ではない!)は、「不動・冷静」である方がよく、確かに「重い弓ほどしっかりしている」とも言えます。
ただし、重ければそれだけ「横に振動しようとする」弦に負荷がかかるということもあり、「木という材質での理想的な重さ」の許容範囲が大体定まっているわけです。
A ここで「演奏中は」と敢えて記したのには訳(わけ)があります。 弓の良し悪しを測るには色々な尺度がありますが、一つの判定基準として、「軽く叩いてビンビン鳴るかどうか」というやり方があります。 ただし、これは弾いている際中のことではありません。 楽器を置き、毛を軽く張った弓の先端部(通常は象牙)を左手の指先にでも軽く叩きつけて、右手が「ビンビン感じるほどいい」という判断です。
ただし、いい弓なら@とAが両立するかというと、そうでもないようです。 強度、バランスなど、大事な要素は他にもありますし・・・。 これらの点で従来総合的に最も優れているとされてきたのが、「ペルナンブコ」という木です。
実は当方 Violin/Viola を弾くかたわら「新素材の弓」を扱っている、早い話が「ちっぽけな楽器屋」なのですが、「いい弓とは・・・?」と絶えず考えています。 私自身まだわからないことだらけなので、弓について御存知の方、色々お教えください。
917 Re:Re.「弓が鳴る」  しらたま 2002/8/27[tue]0:1:52
田吾作さん、いらっしゃいませ!
興味深いお話をありがとうございました。
今週はちょっと忙しくてお返事が遅くなっています。
週末に改めてレスいたしますので、もう少々お待ちください。
では、皆さん、雑談モードでどうぞ!(笑)
918 はじめまして  十六夜 2002/8/29[thu]16:36:21
こんにちは はじめて書き込みします。(^-^)
実は 先日 初めてバイオリンを手にする機会がありました。習ってみたくてお教室の見学に行ったら、授業の後で30分ほど教えていただけたんです。(感激でした)
線を一本ずつ弾いて、きらきら★をやりました。(嬉しくてきっと瞳の方がきらきら★してたと思います)
習ってみたくて行ったのですから、習えばいいのでしょうが、問題が山積み。まず家族への説得です。私は既に41歳の、世間ではおばさまと呼ばれてしまう年齢で、手も小さく、同じ位に小さい手の人とくらべても指が短く、うでの長さも短い。無謀も暴挙もいいところ!いい加減にしなさい!というのが周りの方のご意見です。
やってみたことがないので、そんなに暴挙なのか、お金の無駄なのかわかりません。
個人差はあると思いますが、実際はどうなんでしょうか?やる気だけで曲は弾けないの? 今からやっても曲が弾ける前に体力的にバイオリンが持てなくなる?
覚悟はできています。私に現実を教えてください。
それを聞いても習いたかったら頑張って家族を説得しようと思います(^-^)
919 十六夜様  あんず 2002/8/29[thu]19:41:45
こんにちは!はじめまして。
私が言うのもなんですが、なんでもやってみないと
できるかどうかなんて絶対わからないもんです。
私もずっとバイオリンを弾きたくて10数年の長い年月を経て
習い始めました。
(もっと早く始められなかったのはいまでもかなりの後悔です。)
私の場合、(皆さん良くご存知の)大手の音楽教室の
グループレッスンから始めました。
いろいろな音楽教室があるのでどうかわかりませんが、そこは
3ヶ月は無料でレッスン時に楽器を貸してくれるました。
その3ヶ月の間に続けられそうかどうか考えることができるので、
すぐに楽器を買う必要もなくて、経済的かもしれません。
それに、5人くらいでみなさんとわいわい楽器を弾くのも
結構たのしかったりしますよ。
本当は、個人レッスンを受けたほうが良いのですが、おためしだったら
グループもいいのではと思ってます。
大人から始めた場合、思うように体が言うことをきかないので(笑)、
子供よりはかなり上達が遅いですが、そんなに難しい曲でなければ、
そこそこ弾けるようにはなると思います。
何かを始めるのは、大変なことですが、そのぶん日々の生活に
充実感が増すことは確実です!!
それに、すでに41歳ということはないです。まだ41歳だと思います。
時期を逃してしまったら、ちょっと心残りになってしまうかもとも思います。
(すみません。私がいろいろと心残りなことが最近多くて…。)
バイオリンって本当に楽しいですよ。ぜひ一緒に素敵なひとときを
過ごしましょう!!
920 十六夜さん がんばって !  田吾作 2002/8/30[fri]1:47:32
十六夜さん、ぜひがんばって始めていただきたいと思いますが・・・。
もちろん「やる気さえあれば曲は弾け」るようになりますし、その喜びは何物にも替え難いものです。 それで充分なのかもしれません。 しかし私たちが自分を客観的に見れる(聴ける)ようになればなるほど自分に満足できなくなるように、もし十六夜さんが目標を高く置けば「悩みの種」もまた増えてくるでしょう。 「やる気と時間と体力」だけでは片付かない事柄も・・・。 それ以外の諸条件が整うことを願うばかりです。
では、その諸条件とは・・・。 山ほどあると思われる中で、ここではそのうちの2つを独断で記させていただきます。
@「楽器+あご当て」の厚さが出来るだけ薄い楽器を!
十六夜さんは「腕が小柄」とおっしゃっているので、「7/8の楽器を入手する」ことを選択肢としてお考えになるのも一案かと思います。 そして、それ以上に大事だと思われるのが上記のことです。
Violaを弾く方はよくお分かりと思いますが、大きい楽器は支えるだけでも大変です。 ここで「長さ」以上に大敵なのが「厚さ」なのです。 あごに挟む物が分厚いものであればあるほど、「ヘッド・アップ」現象が起こるために「左手は下がりやすくなります」!! (「Violaが下がりやすい」一因です。)
その意味でも、小柄な方ほど「厚さ」には注意しなければなりません。
ついでながら、「あご当て」は出来れば「ブリッジ式」の物にして、「あごの位置が原因となって、楽器の先端が余り左を向きすぎない」ことを個人的にはお薦めします。 (ただ、ブリッジ式には薄い物が少ないのが悩みの種です。)
A 姿勢・構え方にうるさい先生を!
まずは「左手指が広がらない」というのが誰にでもある悩みですが、むやみに広げればいいものではなく、ちゃんとした方法論があります。 次に、指を「楽にしっかり」押さえるためには、今度は「肘を反時計回りの方向に」ある程度入れねばなりません。 そのためには、胴体の姿勢が大事で、さらには足の位置が・・・というように、一見「指先とは関係なさそうな」事柄が大変重要だと考えています。 「身体の末端は、根幹の影響を受ける」というわけです。
ついでに、楽器は「左手で支えたり、肩当の厚さで支える」というよりは、「腰で支える」(!)のだと思っていただければ、姿勢がどれだけ大事なことか、おわかりいただけるのですが・・・。
最後に、弓を持つ右手ですが、「指の位置」、「腕の高さ」、「腕、手首、指の動かし方」には様々な流儀があることにお気付きでしょうか? ここではそれらについては敢えて触れません。 大事なのは、前述した「胴体の姿勢」、「楽器の構え方」によって、「右手の形・動き」までもが、良くも悪くも影響を受けるということだけを申しあげたいのです。
以上、人間の身体を一本の樹木に例えると、指に相当する「葉」、手首にあたる「小枝」、腕たる「大枝」、胴体の「幹」、足の位置は「根」・・・と、「根幹が大事」だということを絶えず指摘してくださるような先生にお会いになれれば、それだけ進歩も早いということをお伝えしたいと思います。
「Violin は姿勢が不自然だから難しい」と、よく言われますし、私もそのとおりだと思います。 では、何がどう不自然なのか、どうしたら直せるのか? それとも不可能だから、「骨格が柔らかい低年齢のうちに、強制的に不自然な形に押し込まねばならないのか」? 大変奥の深い問題だと思います。
921 いくつから始めても  パブロン・カゼデス 2002/8/30[fri]20:33:11
十六夜様、はじめまして。
私はチェロ弾きですから、ヴァイオリンの細かい点まではわかりませんが、
どんな楽器でも、趣味でやる分には、いくつになって始めても本人のやる気
しだいだと思います。
もちろん、急には上手くはなりませんし、ある程度弾けるようになるまでに
は、3年とか5年とかいう期間が必要でしょう。また、他の方もお書きにな
っているように、たとえグループレッスンでもいいから、定期的にレッスン
を受けた方がいいでしょう。
特に、弦楽器の場合、金管楽器などと比べるとかなり高齢になっても続けや
すいということもあるし、人生80年の時代。41で始めたってあと30年
や40年は弾けるじゃないですか。少なくとも10年後には、けっこう弾け
るようになってますよ。
あせらず、ゆっくり、しかし、あきらめることなく続ける決意さえあれば、
大丈夫です。
922 十六夜さま、私も応援しちゃいます。  森野たぬ 2002/8/30[fri]20:35:45
しらたまさんとは、ほかの場でお目にかかっているんですが
書き込みは初めてさせていただきます。皆さん、よろしくお願いします。
十六夜さん、
私は音楽関係の習い事はまるっきりしたことなくて
中学までの音楽の授業しか「音楽」とは接点がなかったのに、
(高校では、芸術科目は選択で、美術をとってました)
三十ウン歳のあるとき、本当に突然バイオリンってものをやってみたくなって、始めてしまいました。
それから〇年、途中、家庭の都合で休業期間もあったりしたし
音楽的知識&経験がない上に、練習時間もあまり取れなくて
上達のほうは足踏み状態でもありますが
「バイオリンは楽しい」の一言に尽きます。
私の教室は先生との二重奏をたくさんやる教室で、習い始めて間もないころ
自分は♪ミ ファ ソ ラ ソ ファ ミ・・って
簡単な音階を弾いただけなんですが、先生が下のパートを弾いて二重奏にしてくれて
もう本当に数小節の二重奏でしたが、我ながらとっても綺麗な「曲」になって
感動しちゃいました。
今も、決して難しい曲は弾けるようになっていないんですが
とても楽しいです。
>やる気だけで曲は弾けないの?
「やる気」が一番だと思います。
頑張ってください!
923 Re:ありがとうございます。  十六夜 2002/8/30[fri]23:13:13
あんずさん、田吾作さん、パブロン・カゼデスさん、森のたぬさん。
暖かいお返事、本当にありがとうございます。m(__)m
メッセージあるかなってアクセスしたら、書き込みがびっしり!でびっくり!「わあっ」て声がでちゃいました。(゚o゚)
こんなにいっぱい応援をしてくれる方がいると思っていなかった、むしろやめた方がいいとアドバイスされると考えていたので驚きと勇気がわいてきました(^o^)。
今日も一日 自分なりにあれこれ考えてました。確かに 弾ける曲も限られてしまうのかもしれませんが、それをやる前に決めてしまって習うことを諦めたら、あんずさんの言うように、心残りになってしまう気がします。(もっと早く習えていたらって既に思っているんですもの☆)
田吾作さんの書き込みの、「骨格が柔らかい低年齢のうちに・・・」というところをまさに友人に指摘されて、「(だから)本当に上手になるのは無理」と言われてショックだったのです。
嘘っぽくよりは本当に上手になりたいなって思います。
パブロンさん、80歳までバイオリンって弾けるんですか?それなら後40年も弾けるっ♪なんだか元気になりました。(^^)
森野たぬさんの先生って素敵ですね。グループレッスンも楽しそう。参考になります。
皆さんからのメッセージ、とても嬉しかったので、プリントアウトしました。私のお守りにして頑張ろうと思います。(^o^)丿
本当にありがとうございました。m(__)m
924 その時その時が楽しいのがバイオリンですよ。  Michelle 2002/8/30[fri]23:55:7
十六夜さん、はじめまして。
私もレイトスターターです。私もブランクがありますが、5年ほど習っております。
今からはじめても、遅いことなんか全然ないですよ。私の周りにも、40代50代と
思しき初心者の方が何人かいらっしゃいます。
最近では25歳の息子さんがいらっしゃる方が、最近チェロをはじめたとおっしゃっていました。
パブロン・カゼデスさんのおっしゃるとおり(はじめまして!)人生80年、80代まで弾いていたバイオリニストはたくさんいますし、
たしかカザルスは97歳まで生きて、90代でも弾いてましたよね。
私も後40年は弾けるかなあと思って焦らないようにしています。ちなみに統計的に音楽家は長生きなんだそうです。残りの人生はバイオリンと、音楽といっしょって思ったら、
いいなあと自分でも思ってしまいます。
私の先生は、こんな話を教えてくださいました。ある有名なダンサーが40代で、
現役で激しい踊りをしているのですが、テレビのインタビューで
『40代になって、今まで出来なかったことが、できるようになった。筋肉が20代の頃より柔らかくなった。』って、いっていたんだそうです。
先生は、年齢じゃない、やる気と根気さえあればできるようになるということを、私に言いたかったのです。
上達の速度は人によると思いますが、バイオリンのいいところは、どんなレベルにいても、それなりに楽しいことではないでしょうか。開放弦でもロングロングアゴ−でも、ガボットでも、ユーモレスクでも、ビバルディ−でも、ほんとに弾いている時、楽しいのです。
上達すれば、『音がきれいになってきた!』とか、また楽しみは増えます。
あんずさんのおっしゃるような楽器をレンタルしてくれるところなどで
気軽にはじめられたらいかがでしょう?
いっしょに、楽しくバイオリンを弾きましょう♪
925 Re:「弓が鳴る」&はじめまして  しらたま 2002/8/31[sat]8:40:0
田吾作さん
「弓が鳴る」件にレスをいただきありがとうございました。
>加えて、生じた「弓の振動」がまた弦に帰ることにより、
>時差のある二つの音の波形が混ざるために「響きが濁り、音量も減る筈」だからです。
なるほどなーと思いました。
同じ楽器でも弓によって出てくる音が違うのは、
こういったことも一因となっているのでしょうね。
ところで、田吾作さん、
「重い弓ほどしっかりしている」というのは、弓の総重量に比例して弓自体の振動は
少なくなると考えてよろしいのでしょうか。
と申しますのは、私の持っている3本の弓の中では
65gの弓が一番ビリビリ感があり、続いて62gが、そして58gが一番ビリビリ感が少ないのです。
また、おっしゃる通りビリビリ感が強いほど雑音(響きの濁り)も多く混じり、
小さな音では雑音が少ない弓の方音程感があり音量が増している感じがあるのですが、
最大音量はビリビリ感が強い弓ほど音量も大きく感じます。
錯覚なのでしょうか。
色んな要素の組み合わせによるもので一概には言えないのかもしれませんが、
私のこの感じ方で何かお気づきのところがあったら教えてください。
>楽器を置き、毛を軽く張った弓の先端部(通常は象牙)を左手の指先にでも軽く叩きつけて、
>右手が「ビンビン感じるほどいい」という判断です。
軽く叩きつけたあと、弓が宙に浮いている間に右手が感じる縦波ですよね?
各弓で反応が大分違うのはわかるのですが(音が違うので私はそればかりに
気を取られてしまいます・笑)、それが強弱としては感じられませんでした。
何か具体的な違いをあげていただけませんか?
十六夜さん
すでに皆さんから良いアドバイスがでているので、
私からはことさらに言うべきこともないのですが、
体験レッスンがそんなに楽しかったのでしたら、
始めることをおすすめします。
手が小さいことや遅く始めたことは、
今後確かに、人と競争する上ではハンディになるでしょうけれど、
競争に勝てなかった人の音楽が人を楽しませないわけではないと思います。
もし、練習していく過程で超絶技巧的な曲が苦手だとわかったとしても、
ありったけの工夫を凝らして小品を丁寧に歌い上げるような
ヴァイオリン弾きになればよろしいんではないでしょうか。
きらきら星を心から楽しめる人は、
きらきら星でだって人を感動させることができるでしょう!きっと。
そして、他にいろんな楽器があるのに、その中でも「どうしてもヴァイオリンを!」
と思うのでしたら、やはりやってみるべきだと思います。
言葉にはならない、もやもやした気持ちが自分の中に一杯たまって
はちきれそうになっているとき、「無意識」は理屈や言葉を省略して
「これ!」と思われる出口に惹かれて近寄っていくものです。
誰が何と言おうと、上手いも下手も関係なく、
世の中には確かに「ヴァイオリン」が必要な人がいるんです。
どうぞご自分の直感を大切になさってください。
926 擦弦現象  シュタルク 2002/8/31[sat]13:34:37
しらたまさん・田吾作さん
横から失礼します。弦楽器、特に擦弦楽器の発音機構には、素人ながら
興味があります。議論なさっていることについて、私見を述べさせて下さい。
素人故間違いもあるかと思いますので、ご指摘いただけたらと思います。
弓が鳴る、びりびりする、という現象を、田吾作さんは、恐らくウルフ音
からの類推で議論されていらっしゃるようですが、それは違うように思い
ます。というのは、
1)弓は、ボーイング時に、ボーイング方向に弦を引っ張り、ある点で、
弦は弓の引張りから逃れて、反対方向に滑る、という運動を、弦に生じさ
せているだけで、弓は、弓の方向に引っかかる抵抗が断続的に生じている
だけに過ぎない(stick and slipと言うらしい)。
2)弓に固有振動周波数があり、それを共鳴する構造であれば、ウルフ音
と同様の問題が生じえるが、実際はそうではない。
という理由によります。
しらたまさんの観察された、重い弓ほど、そのびりびり感が強い、という
現象は、stick and slip運動が、それだけ強く起きる・・・要するに、
弓を押さえる圧力を増やすことと同じ、なのではないでしょうか。
ただ、重い弓は、(すべてがそうではないでしょうが)、弓のしなりを
確保するために、太い木材を使っているためのことが多く、マイスター佐
々木によると、そうした弓では、弓の重心が、点として感じられないで、
ぼやける嫌いがあり、実際の使用上重いだけでなく、ボーイングをする上
で障害になる、とのことです。
ボーイング時の雑音は、弓の毛と、弦との摩擦and/or上記stick and
slip運動によって生じるもので、弦の共鳴とは、一応無縁な広範な音域
(特に可聴域の中でも高音域だと思いますが)の音だと思います。びりび
り感と、その雑音が、相関するというしらたまさんの観察は、両者が、同
じ機序によって生じている、と推測する根拠にもなるでしょう。
927 レートスターター  シュタルク 2002/8/31[sat]14:6:2
十六夜さんには、いろいろな方が必要十分なアドバイスをなさっているような
ので、私がしゃしゃり出る幕ではないのですが・・・
私もレートスターターの一人でして、自分にいつも言い聞かせていることは・・
若い頃のように、がむしゃらに練習を機械的に繰り返すことができない。
機械的に同じ動作を繰り返すと、すぐに関連した筋・腱に痛みを生じる。だから、
その機械的な訓練を最小限にしつつ、練習の効果をあげるために、自分で考えな
がら弾く・・・本当は、レッスンについたほうが良いのでしょうが、なかなか・・
(苦笑)。しらたまさんのサイトに載っている情報等が、レートスターターバイオリ
ニストにとっては、考えながら練習するものにとっては、大切なのだと思います。
身体に無理を生じさせない練習を、心がける必要がありますね。
練習時間を捻出すること。私の場合は、チェロの練習の合間に仕事をしている
ようなものです(冗談)が、一定の練習時間を、毎日のように作ることは、
社会人にとっては、なかなか難しいと思います。毎日の生活で何かの時間を削
ってでも、定期的な練習時間を確保したいところです。
良い音楽、目指すべき演奏を、いつもたっぷり聴くこと。いつかはあのように
弾いてみたい、という具体的な目標があると良いですね。私は、シュタルケルの
弾くブラームスのソナタ1番が目標です。ドボコンだなんて、大それたことは
申しません(笑)。
と、アドバイスめいたことを書いておいて、おいその効果が出ているのか?と突
っ込まれると、返答に窮しますので、引っ込みます(笑)。さぁ、練習練習・・。
928 Re:「弓が鳴る」  田吾作 2002/8/31[sat]14:44:42
しらたまさん、早速お試しになったんですね、鋭い御指摘、ありがとうございました。
@ 共振のしにくさ (音質の純度)
>「重い弓ほどしっかりしている」というのは、弓の総重量に比例して弓自体の振動は
> 少なくなると考えてよろしいのでしょうか。
「同じ材質ならば」確かにそう言えると思います。 お手持ちの弓の場合、
> 58gの弓が一番ビリビリ感が少なく、65gの弓が一番ビリビリ感がある
> ビリビリ感が強いほど雑音(響きの濁り)も多く混じる
とのことですので、音質だけを問題にすれば「58gの弓が材質的に優れている」ということがわかります。 「共振しにくい」と言えるからです。
A 強度・剛性 (コシの強さ)
重めの弓の場合、問題は「なぜ重いか」ですが、音質のためというよりは、「強度・剛性を増すため」に重く作ることが多いようです。 材質自体が重いこともあれば、各部の太さを増してそれだけ重くなる場合や、先端部のふくらみを調節することもあります。 バランスの問題も当然関係してきます。
B 音量
> 小さな音では雑音が少ない弓の方が音程感があり音量が増している感じがあるのですが、
> 最大音量はビリビリ感が強い弓ほど音量も大きく感じます。
それで自然だと思います。 (「音程感」は「音質の純度」として感じられるでしょう。) 「圧力のかかった」フォルテに関して言えば、弓自体が重ければ人為的に重さを加えなくてよいわけですから、それだけ音量も出やすいでしょう。 {軽い弓でも「圧力のかけ方」さえ良ければ(!) 同等の効果をあげられますが。}
大きい音では、小音量のときに問題となった「共振による雑音要素」の及ぼす影響は「小さく感じられる」と考えられます。 もっとわかりやすく言えば、もしここに「共振による雑音要素」を20%発生する1本の弓があるとします。 仮に「音量 5」、「音量 100」で音をだしたとすればそれぞれの「音量の損失度」は、"1/5"、"20/100" となり、理論上はどちらも雑音として聞き取れる筈ですが、どうも人間の耳は、「大音量時の方が感度がにぶい」ようです。 ちょうど、「味の濃い料理」では微妙な風味が感じられないようなものではないでしょうか。 (以上、数値は極度に単純化してみました。)
余談ですが、人間の耳は「自然対数目盛り」で出来ているそうですね。 「音量が2倍に聞こえた」というのは実際には「メーターでは10倍に跳ね上がった」ことになるそうです。 大音量から耳を守るべくなされた、造物主の配慮なのでしょうか。
C 音の伝導速度
>楽器を置き、毛を軽く張った弓の先端部(通常は象牙)を左手の指先にでも軽く叩きつけて、
>右手が「ビンビン感じるほどいい」という判断です。
今度は叩いた場合ですね。 はっきりしなかったら、弓は「裏返し」に持って毛を上に向け、指先が痛かったら「手のひら」を使ってください。 (横向きに叩いたり、力余って弓先を折らないように・・・。) 発生する「音」は無視して、弓の振動を手で感じてください。 「大きさ・強さ」というよりは、「残響時間の長さ」と表現した方が正確かもしれません。 やってみてください、「ブー」ですか、「ブーン」ですか、それとも「ブーーン」? (チェロなど、太い弓の場合は感じにくいかもしれません。)
音質が純粋な材質ほど、「音の伝導速度」が速いのだそうです。 だからどうして「ブーーン」なのか、実は私にもわからないんです、いつも考えているのですが・・・。 誰か、理系の強い方、教えてください。
以前「弓がビンビン・・・」とあったのでこのやり方を(演奏中と区別する意味で)記してみたのですが、もし「ブー」でしたら余り気にしないでくださいね。
以上、お答えになったでしょうか。 上記は弓の判定基準の一部に過ぎず、バランス、柔軟性なども大事な要素ですが、ここでは一切触れませんでした。
929 シュタルクさんありがとう  田吾作 2002/8/31[sat]18:24:14
シュタルクさん、御意見ただいま拝見しました。 大変参考になり、ありがとうございました。
> ボーイング時の雑音は、弓の毛と、弦との摩擦and/or上記stick and
> slip運動によって生じるもの
私が「音の濁る」原因として挙げた「共振」は、「固有振動周波数」はなくとも起きる現象のことで、"Wolf Tone" は全く頭にありません。 (ちなみに「共鳴」も「共振」も英語ではともに "Resonance" ですが・・・。)
「弦の振動が弓の毛にも伝わる」までは問題ないと思うのですが、今ここで、楽器の表板として用いられる "Spruce" で弓を作ったとしましょう、振動しやすい材料です。 弓本体が毛とつながっている以上は、本体も毛の振動の影響から逃れられず、それが440Hzであれ、10,000Hzであれ、今以上に弦の振動と一緒に(頼りなげに)動いてしまうような感じになると思われます。 「本体が弓の毛の振動と同じ動きをする」ような極端な想像をすればわかりやすいと思います。 (それがピッタリ呼応して440/10,000Hzで振動するかどうかは私にはわかりませんが、"stick and slip"運動こそが、まさにこの周期で起こっているものではないでしょうか。)
これまで弓のための最高級素材として実際に用いられてきた「ペルナンブコ」は、楽器裏板の "Maple" と並んで共振性は "Spruce" の1/3弱ですが、それすらも振動と無縁ではありません。 しかしいにしえからの試行錯誤の結果、「音質」・「剛性」など他の要因などと総合して、従来最高の材料とされてきたわけです。 { もっともこの「ペルナンブコ」、そもそもは酒樽の「たが」(Hoop)としてブラジルからやってきたのだそうですね。 何でも最初はそんなもの (?)。}
さて、弓本体に何らかの振動が起こるとすれば、それが再び弦に影響を及ぼすのは明らかです。 なぜならその振動が逃げる道は、袋小路の通せんぼ、他には周囲の空気しかありませんから。
(あるいは、シュタルクさんと私は、"stick and slip" というそもそも同じことを言っているのでしょうか。)
もしこのようなことが起こらないとすれば、「弦の振動は、毛にまでは行くが弓本体にはたどりつかないで、すべて弦に帰る」という、ちょっと考えにくいことになります。
*「共振性」は私の類推ではなく、実験からみても明らかに存在する現象です。
> しらたまさんの観察された、重い弓ほど、そのびりびり感が強い、という
> 現象は、stick and slip運動が、それだけ強く起きる・・・要するに、
> 弓を押さえる圧力を増やすことと同じ、なのではないでしょうか。
私の結論は、「しらたまさんの軽い弓は、(とにかく)3本の中で共振性がもっとも低かった」です。
共振性の低い、また優れたある弓を手にしたアマチュアのチェリストが、色々な弓と弾き比べながら「この弓本当に振動しないね !」と、左手を当てながらびっくりして言ったのを私は今でも覚えています。 Violin より重い、Violoncello の弓の話です。
「弓の吸い付き」とか、「バタつかない弓」とかよく言いますよね。 「弓の重さ」というよりは「バランス」、「元から先までの連続性」、果ては「弾き方自体の効率」、「弓と弦の角度によるロス」、「楽器が下がる傾きによるロス(Violin/Viola)」など、私には色々な言葉が連想されますが、ひょっとすると「共振性も関係あるのかな?」などと相変わらず首を傾げています。
930 補筆訂正いたします  田吾作 2002/8/31[sat]23:36:51
「弓が鳴る」に関する私の一連の記述ですが、当方の英語版 HOMEPAGE に以下のような1節がありましたので、ご紹介かたがた若干の補筆及び訂正をさせていただきます。 皆様、しらたまさん、シュタルクさん、お赦しください。 たびたびすみませんでした。
・・・弦の振動は楽器本体のみならず弓のスティックにも伝わり、「楽音としては往々にして望ましからぬ固有周波数」における振動が生れます。 この周波数はやがて弓の毛、弦を通して楽器本体へと伝わります。 その結果音は歪み、表層ノイズや、さらに弓の返しによって生じるに似た副次ノイズが生じます。・・・
http://www.arcus-bow/de/english.htm
931 弓の物理学  シュタルク 2002/9/1[sun]0:41:45
田吾作さん
ご説明をありがとうございます。まだ、よく理解できないでいるのですが・・・
第一に、弦から弓に伝わる振動というものの実際の形が理解できません。私が愛読(笑)
しております九州芸工大の方が記された「楽器の音響学」という著作には、擦弦楽器の
発音機構に関しては、stick and slipの動き以外の現象は記述されておりません。
弦の振動は、ボーイングの方向とは直角になりますから、その弓が受動的に振動するの
は、ボーイングの方向そのものとなるように思います。具体的に、どのような振動が
生じるのでしょうか?
第二に、弦から弓に受動的に伝わる振動が、あると仮定して、その周波数(成分)は、
弦の振動と同じになるはずです。とすると、弦の振動による楽器の音質には、影響は
ないはずです。さらに、その弓の受動的な振動が、弦に再びフィードバックして、音量
等に影響するというのは、エネルギーの側面からもありえない様に思われます。(弦
の振動エネルギーの一部が、その弓の受動的な振動に費やされるとしても、弦から
駒を通して、効率的な共鳴体である楽器本体に伝えられる音響エネルギーに比較したら
ごく僅かであるように思えます。)
弓によって楽器の音質が変化するのは、しばしば経験するところですが、それは、stick
and slipの生じ方の変化により、高次倍音の成分に変化を生じるため、と理解していま
す。
弓の機能については、音響物理学でも理解できぬことがらが多々あると、上記の書物にも
記されています。素人の私には、ボーイングを物理現象として常識の範囲で理解するのは
難しいことなのかもしれません。ただ、自分で理解できないことには、一応「噛み付いて
みる」性癖がありまして(笑)、さらにご教示を頂けたらと思います。
932 Re:「弓が鳴る」  しらたま 2002/9/1[sun]8:48:41
シュタルクさん、田吾作さん
いろいろなご意見ありがとうございました。
シュタルクさん
>しらたまさんの観察された、重い弓ほど、そのびりびり感が強い、という
>現象は、stick and slip運動が、それだけ強く起きる・・・要するに、
>弓を押さえる圧力を増やすことと同じ、なのではないでしょうか。
私もその辺が気になってした質問ですが、
田吾作さんのご説明でそうではなさそうだということがわかってきました。
やはり、私の感じた「びりびり感」は弓の材質によるものなんだと思います。
そして弓の共振は雑音の発生につながる。
私は段々納得してきましたよ(笑)。
田吾作さん
>音質だけを問題にすれば「58gの弓が材質的に優れている」ということがわかります。
ご指摘の通り、58gの弓が私の持っている弓の中では一番購入した時の価格が高く、
長年プロに使われていたらしきもので(1930年製)、見た目にも木質が密です。
>「圧力のかかった」フォルテに関して言えば、弓自体が重ければ人為的に重さを
>加えなくてよいわけですから、それだけ音量も出やすいでしょう。
確かにそれもあると思いますが、
私が重い弓で大きな音量が出せるのは、重さではなく弓のコシのお陰だと思うのです。
58gの弓でも腕のひねりによって同じような重みを弦にかけることはできるのですが、
圧力をかけても返ってくる反発(波)が遅く、弦を大きく振動させることが
できない気がするのです。
(もしかしたら私の圧力のかけかたがまだ未熟なのかもしれませんが。)
それと関係があるのかどうかわかりませんが、
弓の先端部を叩いた時の右手の感じは、
重い弓では「ブーーン」で
軽い弓では「・ぷーン」。
58gの弓の方が振動が細かく立ち上がりが遅いような気がします。
材質的に「共振性の少ない」性質がもともとあるとしても、
この「立ち上がりの遅さ」がより「共振性のなさ」を装っているとは
考えられないでしょうか。
お忙しい中、複数相手に(爆)申し訳ありませんが、
田吾作さんのご意見をお聞かせくだされば幸いです。
933 おはようございます!  ヴィオラッタ(しらたま代) 2002/9/2[mon]1:54:46
9月1日、ヴィオラッタさんから
メールで以下のような投稿をいただきました。
掲示板に書き込むとエラーになるんだそうで、私しらたまが代理で投稿です。
# 実はいただいたメールも文字化けしていて、かすかに見える顔文字から
# 悪意はなさそうな・・・なんて思いながら眺めておりました(爆)。
# 一度は解読をあきらめたのですが、どうしても気になっていろいろやっていたら、
# Unicodeに変換してついに解読成功!
# 掲示板に書き込めないのもこの辺が原因なのかなー?
# 文字コードをShif-JISにしておくともしかしたら上手くいくかも?
-----------------------------------------------------------------------------
おはようございます!
ネットにこの時間帯に登場する人も珍しいと思うのですが、、時差ボケで、、、(笑)
きゅうりさんの知り合いのヴィオラッタです。
世間は狭いです。特にヴィオラは、、、、(爆)
おくればせながら、十六夜さん、ぜひ頑張ってください!!
私もレイトスターターです。
でもあらびっくり、イタリアまで行って頑張っているのですから、、、。
(そのうち機会があれば、お話しますね。)
何かを始めるのに遅すぎるということはないと思います。
今より若いときはないのですから、、、。
ところで、全然関係無いのですが
Michelleさん
日本語システムを英語版のウィンドウズに乗っけてお使いのようですが、
私の場合、改行キーを押すと日本語の設定が外れて、イタリア語モードに戻ってしまいます。
どうしたらいいのでしょう???
今は日本の家のパソコンなので改行も自由自在ですが、
イタリアに戻ったら、また改行無しで、ずらずらここに書き込みをすることに、、、
ああ、どなたかご存知の方、助けてください!!
弓についてですが、私も私なりに考えてみました。
そこで良く分からないのは、
田吾作さんの理論によると、
弓は軽ければ軽いほど良いことになるわけですが、
音量を必要とする場合となると
> 軽い弓でも「圧力のかけ方」さえ良ければ(!) 同等の効果をあげられますが。}
というわけで、やはり弦の振動を圧力によって押さえるわけで、
この場合、弓自体が重い、つまり比較的に圧が平均的に上からかかる場合と比べて、
腕で圧力をかけるわけですから、さらに不要な力が弦にかかることにならないでしょうか?
小さい楽器を使っているので、
「弓の材質」「弓の重さ」「音量」は私の最大の関心事なのです(笑)。
田吾作さん、シュタルクさんがいろいろ議論してくださるので、嬉しいです。
どんどん議論してくださーい。(^O^)/
なんだか、ずらずら長く書いてしまったついでに、
もう一つ質問しますと
Elieさん、 しらたまさん、他ヴィオラをお持ちの方、ケースは何を使ってますか?
ヴァイオリン奏者の方でもお勧めがあったら教えてください。
なんだか、みすぼらしくなってきたので買い替えようと思っているのですが、、、
今のケースは、雨の日も風の日も肌身はなさず持って歩いてるので
(、、、冗談です。よく楽器を家に忘れます。ただ単に扱いが悪いだけなのかも、、)
3年で瀕死状態です、、、。
934 弓の不可思議 ??  田吾作 2002/9/3[tue]1:12:8
(No.933) ヴィオラッタさん、始めまして !
@ > 田吾作さんの理論によると、弓は軽ければ軽いほど良いことになるわけですが・・・
私の書き方が充分でなかったかもしれませんが、全然そうは考えていません。
仮に全弓で、弓の元、中央、先と弾きながら、どの部分でも同じ重さが弦にかかるように試みてみましょう。 弦の上での弓自体の重さは各部分では異なりますから、あたかも弓の重さが減ったり増えたりするように奏者が調節しなければなりませんね。
もしここに弓が何本かあって、重さ以外の他の性能はまったく変らないとすれば、その調節の仕方は弓ごとに当然異なってきます。 「では、その中でどの弓を選ぶか」に関しては「いい/悪い」の絶対的基準は存在しませんから、あとは「どんな要素を重要視するか」だけにかかってくるというわけです。
A > 音量を必要とする場合となるとやはり弦の振動を圧力によって押さえるわけで・・・
いいえ、「弦を振動させるために必要最小限の重さをかける」だけです。
確かに「横に振動しようとする弦に負荷がかかる」のは良くないのですが、「弓と弦との摩擦抵抗によって音を出す」のが「擦弦楽器」の宿命ですから、「下向きの重さ」は必要悪と言えます。 今ここに振動している弦があり、その断面方向から振動の様子が観察できるとしましょう。 理想的には「真横の方向」だけに振動してほしいのですが、何らかの重さが加わるのが普通ですから、弦は「円運動に近い動きをしている」と考えられないでしょうか?。 (たとえ弓が発音後に弦から離れてしまった状態でも。)
あとは、「横長の楕円」になるか、「縦長の楕円」になるかで音の「重さ・軽さ」「美しさ・きたなさ」などが決まるように思うのですが。 「駒からの弓の位置」、「弓の速度」がここで大いに関係してくることは言うまでもありません。 シュタルクさんのおっしゃる、
> ボーイング時の雑音は、弓の毛と、弦との摩擦and/or上記stick and slip運動によって生じるもの(No.926)
は、この次元のことを、少なくともある程度は指摘しておられると考えます。
B > この場合、弓自体が重い、つまり比較的に圧が平均的に上からかかる場合と比べて、
> 腕で圧力をかけるわけですから、さらに不要な力が弦にかかることにならないでしょうか?
いいえ、「弓自体の重さと何ら変りがないようなやり方で、必要最小限の重さをかける」というのが、私の申しあげた
> 軽い弓でも「圧力のかけ方」さえ良ければ(No.928)
ということの意味です。
今この場では詳述を避けますが、しらたまさんの
> 58gの弓でも腕のひねりによって同じような重みを弦にかけることはできるのですが(No.932)
は、恐らくこのことを言っておられる筈です。
C > 小さい楽器を使っているので、「弓の材質」「弓の重さ」「音量」は私の最大の関心事なのです(笑)。
そうですか。 私も Viola は4台あって、胴長38.5cm〜44.5cmと様々ですが、最近はもっぱら小さいものを愛用し、「小さな素材から最大の効果を」と、望みだけは高くしております。
(No.932)しらたまさん、こんにちは。
> 58gの弓の方が振動が細かく立ち上がりが遅いような気がします。
> 材質的に「共振性の少ない」性質がもともとあるとしても、
> この「立ち上がりの遅さ」がより「共振性のなさ」を装っているとは考えられないでしょうか。
「音の立ち上がり」は材料の「剛性(コシの強さ)」と関係があり、「共振性」とは本質的に別のものと考えています。 (材質によっては「二つの要素が互いに補い合う形で共存する」ことは大いに考えられますが。)
今ここに「鉛」「アルミ」「ペルナンブコ」"SPRUCE(表板)" "MAPLE(裏板)" "CARBON" があるとすると、
剛性(こしの強さ)のもっとも優れたものは、"CARBON"、次いで ペルナンブコ、"MAPLE"、"SPRUCE"、アルミ、鉛。
「低」共振性 のもっとも優れたものは、鉛、次いで アルミ、"CARBON"、ペルナンブコ、"MAPLE"、"SPRUCE" の順になります。
(金属まで持ち出して恐縮です。 「剛性」中の "MAPLE"、"SPRUCE" は測定値がないので、私のまったくの想像です。)
剛性は、「単位重量」ごとの値ですから、同じ材質ならば(!)「重い弓は軽い弓より音の立ち上がりがいいという意味でしっかりしている」と言えます。 ただし、「弓のどの部分でも立ち上がりがいいか」どうかは、また別の問題であることをおわかりいただけると思います。
(No.931)シュタルクさん、こんにちは!!
@ > 弦から弓に伝わる振動というものの実際の形が理解できません。私が愛読(笑)
> しております九州芸工大の方が記された「楽器の音響学」という著作には、擦弦楽器の
> 発音機構に関しては、stick and slipの動き以外の現象は記述されておりません。
私が、(No.929)
> "stick and slip"運動こそが、まさにこの周期(弦の振動数の逆数)で起こっているものではないでしょうか。
> あるいは、シュタルクさんと私は、"stick and slip" というそもそも同じことを言っているのでしょうか。
と申しあげたのは、「弓によって弦が振動する」のと、「弦によって弓が振動する」現象が同時に起きているからです。 (どちらの立場にも立たず、両者を客観的に見れば!! それを、「弦の振動」の側に立ちたいばかりに「弦 "の振動" によって弓が振動する」と書いてしまっていることを反省しております。)
そしてその「振動の形」は、弦の振動方向からして、「弓の毛の延長方向に伝わる縦波」と考えるのが自然だと思われます。 (音響に詳しい、理系の方! そろそろ、だずげで〜〜〜。)
そして、「弦と同じ振動数が、弓の毛にまずは伝わる」と大まかに考えてもいいと思います。 しかしその弓の毛は、「均一に張られたようでも様々な張力、密度、太さ・・・の集合体」ですから、その振動数が「正確にスティックにまで伝わる」と考えるのは不自然だということが、今回考えるうちにわかってきました。 (「スティックの共振」については後述します。)
「共振が帰ってくる頃には、もう次の音が演奏されている」ということもあるでしょうから、まさに「演奏音と共振雑音との合成結果(音の歪み)は不確定性に満ちたもの」(はやりの言葉で言えば「ファジー」?)と言えましょう。
したがって、シュタルクさんの、
A > 弦から弓に受動的に伝わる振動が、あると仮定して、その周波数(成分)は、
> 弦の振動と同じになるはずです。
とは言えないような気がしてきました。 私も単純化して述べたりしているので、本当に申しわけありませんでした。
B > 弓の受動的な振動が、弦に再びフィードバックして、音量等に影響するというのは、
> エネルギーの側面からもありえない様に思われます。(弦の振動エネルギーの一部が、
> その弓の受動的な振動に費やされるとしても、弦から駒を通して、効率的な共鳴体で
> ある楽器本体に伝えられる音響エネルギーに比較したらごく僅かであるように
> 思えます。)
おっしゃっていること、よくわかります。 しかし現実には、「かなり鳴っているはずだ!」と「手応えで感じられる」反面、実際には音が出ていないと思えることがこれまでに何度もありました。
確かに他の要素が介在している余地は大いにあるのですが、しかしここで、
@ 弦と弓の接点で発生したエネルギーは、両者にまずは同じ量だけ伝わるはずで、弓側に伝わるのは決して「弦の振動エネルギーの一部が再びフィードバックした」ような「受動的振動」とは言えず、ピンと張られた毛を通って弓本体に到達するエネルギー量は決して無視できないこと。
A 弦自体の振動は、楽器の胴体の「増幅作用」がなければ耳でじかに聴き取るのは困難であるほど、実は低エネルギーであり、「楽音」という「豊かなイメージ」は、実は弓の「継続」運動が低エネルギーを連続供給し、この「増幅作用」と相俟(あいま)っての産物であること。
B 弓の共振現象によって帰ってくるエネルギーは、当初からすると減衰しているとは言えるが、よく耳を澄ますと聞き取れる場合が確かにあること。 (強いて言えば「イーッ」とか「ジーッ」、「ズーッ」とか・・・、もちろんこれも増幅作用の結果です。)
などを考慮すると、私には雑音エネルギーがかなり大きいように思えるのですが・・・。
最後に・・・。
今私の目の前には、ある「折れ線グラフ」があり (お見せできないのが残念ですが)、縦軸に「音量」、横軸は「周波数帯」(音の高さ)で、低い音は 50Hz、高い音は 10,000Hz までの領域に亘っています。 折れ線は、ギザギザ曲がっていて(株価や通貨価値変動などのグラフを想像してください)、ところどころに高いピークがあります。
これは何かと言うと、実は「弓の共振雑音の音高と強弱」を表した当方の資料で、弓の種類はと言うと・・・、「1,900年頃、Lyon の誰それ作」とあります。
雑音の周波数帯は領域すべてに亘り、(10箇所のピークを仮に「固有周波数」と呼べば) 人間の耳に不快と感じられる固有周波数が7つ見られます。 (面白いですね、低いからうるさい、高いからキンキン・・・、ではなくて、それらは 210Hz、360Hz、500Hz、1,700Hz、2,100Hz、4,100Hz、5,500Hzと、飛び飛びにあるというのです。 それで全部ではないかもしれませんが。)
さて、お疲れ様でした。 これまでにお話しした、「弓の共振による雑音」の一例をお目にかけ・・・るのは無理ですので、お聞きいただきました。 (当方でも雑音のない素材の開発に努めていますが、雑音そのものを完全になくすのは、どんな弓でも不可能と言えます。 ならば・・・と、せめて雑音のレベルを出来るだけ引き下げ、これら「不快な固有周波数」だけでも完全にカットする方向で研究を進め、そのような素材をすでに製作しています。)
最後までお読みくださった方、忍耐力と集中力、まことにどうもありがとうございました。
935 英語環境(すみません、役に立たなくて、、)  Michelle 2002/9/3[tue]8:52:21
ヴィオラッタさん
はじめまして!
全然お役には立てないと思うのですが、似たような環境で苦労しているもので、つい一言、、、。
うちの場合、英語のウインドウズを使っていますが、日本語のワープロ機能みたいなのは、
特別のをのせているわけでなくて、アウトルックエクスプレスの日本語版をダウンロードして使っています。
一時は、これを中国製の怪しい日本語ワープロ(お試しでタダ)にいったんコピーして、
そこから更にコピーしここの書き込みに貼り付けしていました。
今はウインドウズ2000で、これだとネットからダウンロードしたソフトにてちゃんと書き込めます。
日本語ワープロは高いし、ディバイダーものせないといけないらしいので、今まで買わずに済ませてきました。
ヴィオラッタさんのは、どしてなんでしょうね。パソコンに詳しくないので、なんともいえませんが、、、
改行を押すと設定が変わってしまうとは、面倒ですね。私も文字化けと戦ったり、すごく面倒な思いをしたりしながら何とかやっています。
改行なしでも、大丈夫ですよ、イタリアからまた、ぜひここでお会いしましょうね。
イタリアの話、聞かせてください。
イタリアは食べ物が美味しくて、気候が良くて、私は一度住んでみたい憧れの国です。弦楽器も良く響くのでしょうか?
936 NO.930 で田吾作さんご紹介のURL  しらたま 2002/9/4[wed]11:0:28
× http://www.arcus-bow/de/english.htm
○ http://www.arcus-bow.de/english.htm
ですよね?ドイツのドメインで。
でも、英語ニガテで読めない、なさけない私・・・。
937 HP開設しました  yuki 2002/9/5[thu]23:15:37
しらたまさん、こんにちは、お久しぶりです^^
なかなか書き込むチャンスがありませんでしたが、
毎日のように訪れてました^^;)
実は、ようやくホームページを開設しました。
以前からこの掲示板でも「ホームページを開設する」
と宣言しておきながら、ずっと頓挫していましたが^^;
しかし!ようやく開設までこぎつけることができました。
内容は主にヴァイオリンと映画です。
ぜひぜひ訪れてみてください♪
また、相互リンク、お願いできますか??
よろしくお願いします^^
938 Re:HP開設しました  しらたま 2002/9/7[sat]21:26:20
yukiさん
HP開設おめでとうございます!
さわやかで、おしゃれなデザインですね。
さすがー。
さっそくリンク集に加えましたので、内容ご確認ください。
ヴィオラッタさん
>私もレイトスターターです。
>でもあらびっくり、イタリアまで行って頑張っているのですから、、、。
>(そのうち機会があれば、お話しますね。)
おお、その辺のお話、是非伺いたいです(^^)。
期待して待ってますので、よろしくお願いしまーす。
>Elieさん、 しらたまさん、他ヴィオラをお持ちの方、ケースは何を使ってますか?
私は団から楽器を借りた時についてきた大きくて重〜い角型の木製ケース
(30年くらいは使われていそうな古いもの)と、
友人から譲り受けたひょうたん型(メーカー不明)の2つを使っています。
ひょうたん型は軽くて持ち運びには非常に便利なのですが、
曲線部分で弓の両端に負担がかかるので、普段は木製ケース、
外出するときだけひょうたん型に入れ替えています。
ヴァイオリンはSuperLightの角型使っています。
強固性にはやや欠けるらしいけれど、軽さを優先するなら、
現時点ではこれが一番かな〜?
皆さん、他になにかおすすめありますか?
>改行キーを押すと日本語の設定が外れて、イタリア語モードに戻ってしまいます。
Excelとかではセル内で改行したいとき、ALTを押しながらEnterを押しますでしょう?
アレが使えないでしょうかねー。
森野たぬさん
すっかり遅くなってしまいましたが、
いらっしゃいませ!
いつも、いろいろとお世話になっています(^^)/。
田吾作さん
弓の共振性についてのさらに詳しい説明をありがとうございました!
>(強いて言えば「イーッ」とか「ジーッ」、「ズーッ」とか・・・、
> もちろんこれも増幅作用の結果です。)
これ、重い弓の方ではっきりと聞きとれます。
私が持っているのは、共振性の面で両極端の弓なのでしょうね。
これがもし似たような性質の弓2本であったら
そもそも私は「ビリビリ感」にさえ気づかなかったかもしれません。
弓って元々そういうものだって思い込んじゃうでしょうから。
しかし私は、お話を伺ったあとでも材質的には優れている軽い弓ではなく、
雑音の多い重い弓の方を使っています。
軽い弓は音はいいけれど、できないことが多くて・・・(単にテクニックの問題かもしれませんが)。
弓の使える使えないは総合力で決まるのですねぇ。
私はまだ究極のお気に入りの一本には出会っていないようです。
939 ケース  Elie 2002/9/8[sun]1:23:19
ヴィオラッタさん、私もレイトスターターからイタリアに渡るまでのお話、ぜひ聞きたいです!
期待してますね^^
ケースですが、私は、アルファ社のストレート型を使っています。
角型ではなく、ひょうたん型と四角の中間、長細いオニギリ型のような感じです。
ただ、これ、重いです。
スーパーライトの角型のほうが軽いのではないかと、、、。
ケースの外側にポケットは付いてるので、楽譜はいちおう入ります。
造りとしてはしっかりしているので、楽器の保護という点では安心ですし、長持ちはするのではないかと。
ただ、まだ買ってから1年たっていないくらいなので、本当に長持ちするかは不明^^;;
940 早速  yuki 2002/9/8[sun]8:54:52
こんにちは、しらたまさん
早速のリンクをありがとうございます!
紹介文もすてきですね。
私の方も早速リンクを貼らせていただきます。
今後もよろしくお願いします♪
941 VIOLA用ケース  田吾作 2002/9/8[sun]22:40:3
ヴィオラッタさんから御質問のあった「VIOLAのケース」について、
手元の資料をまとめてみました。
ポイントは、予算、軽さや耐久性、肩当てや小物の収納しやすさ、
湿度計の有無などでしょうか。
@ SUZUKI No.5F \19,000
とにかく最低限の予算で済ませたいとき。
A 東洋楽器 スーパーシェル \25,000
この会社の最近のものには皆、背負い用 2本ストラップがついていて
> 便利
です。 1.6kg。
B 東洋楽器 ULシェルR \35,000
Aの上級モデル。指を入れて持つ「引っ掛け袋」が売り物で、
内部のネック・ホールダーは可動式。 1.8kg。
C 東洋楽器 エスプリUL (四角) \55,000
値段の高いのはなぜかとよく訊かれるのですが、いい材料を使っているからだ
と思えば間違いありません。
> 超軽量で堅牢、吸湿性・気密性に優れています
2.5kg 前後。 「スーパー・ライト」のような追加持ち手があり、
やはり背負い用ストラップがついています。 弓 4本収納。
肩当が中でネックにぶつからないように、専用の収納スペースがある気配りがいい。
> 新開発
のボディ(サイズ)調節機能付。
D SUPER LIGHT 三角 \33,000
このメーカーのキャッチ・フレーズは、
> 断熱効果に優れている
ことで、直射日光が心配な方には安心でしょう。 1.8kg。
E SUPER LIGHT 四角 \44,000
私はこのケースの中になぜか Violin を入れて愛用しています。
湿度計がついていて「いいな」と最初は思ったのですが、普段はほとんど見ていません。
私には「宝の持ち腐れ」! 皆さんもそんな経験、ありませんか?
2.8kg。 弓収納 3本。
可動式ネック・ホールダー、ないしはボディ調節機能が「ない」のが残念。
他のメーカーでは、
F GEWA (ドイツ) (重め、「丈夫で長持ち」。)
シェル \24,000
新型ライト \45,000 (弓 4本入り。)
G FEL (フランス) ORLY (ケース本体が緩衝素材。)
四角 10色 \59,000
(一回り大き目の楽譜用サイド・バッグがついている。)
三角 9色 \45,000
H BAM (フランス) (ケース本体が緩衝素材。楽譜が「多数」
収納でき、小物の出し入れは、内ブタがなくて「簡単」。.).
No.1 (角) クラシック \46,000 (弓 2本入り。)
トレッキング \67,000
イタリア製のものもあったように思います。
なお、Violin とのダブル・ケースには、
東洋楽器 エスプリ コンビネーション \85,000 4.3kg 、
B A M コンビ \65,000
などがあります。
* 値段を含めて「どの点をとっても文句ない」ということはケースの場合にもないので、
結局は使う人がどの面を重視して選ぶかということに尽きるようです。
(たまに中国製の超お得な製品が売り出されますが、すぐに売り切れてしまうようです。)
以下は、お使いになった方からの、貴重な「ビックリ情報」ですよ!!
証言T E SUPER LIGHT について
> 傘の柄が貫通したという人を知ってます。
> 満員電車に乗る可能性のある人にはお薦めできませんよ。
証言U F GEWA について
> 楽譜以外の必要品を入れた状態で5.2kgでした。
> ショルダーベルトの付いている位置が悪くて、「左肩にしか」かけられない。
> ショルダーベルトが柔らかくて細いので、よじれて使いにくい(ただし丈夫)。
> 内部で楽器のネックを止めるテープの接着が弱く、振動などで外れて中で楽器が動く。
> どうせなら紐タイプの方が確実。
> 楽譜入れのファスナーが一方向にしか開かず、しかも立て置きしたときに
> 下になる側から開くので、立てていると開けられない。
> もっとも、そういう作りだから雨には強い。
> バケツをひっくり返したような雨に降られて、ファスナー部分の上に水が溜まった
> ことがありますが、浸水はなかった。
> 湿度計は付いていましたが、いつも50-70%を指していて??。
> 加湿用の水入れがついていました。
> 日本製のような細やかな心配りには欠ける点が見られます(縫製もあまり良くない)
> が、頑丈です。体重かけてもびくともしない。毎日持ち歩いては転んで、ぶつけて、
> の私には良いケースです。
証言V 湿度計について
> 「乾きすぎを事前に検知するのが主な目的」との見方をすれば、ケースに湿度計は不要です。
> (日本では、湿気が多すぎることはあっても、乾きすぎることはめったにないから。)
証言W 湿度計について
> いえいえ、冬の北海道では、暖房が強すぎて室内が極端に乾燥し、
> 一瞬の不注意から乾燥でネックが反ってしまい、指板が外れてしまいました・・・。
942 ありがとうございます!  ヴィオラッタ 2002/9/11[wed]5:41:12
皆さん こんにちは!
それから、、、しらたまさん、Micheleさん、Elieさん、田吾作さん
さっそくのお返事をありがとうございます。
(田吾作さんの情報収集力には、弓についての話題の時もそうでしたが、びっくりです。)
せっかく日本に帰ってきたのだから、と大学時代の友人たちと旅行に行ったはいいものの、
日本のウイルスに免疫がなくなっていたのか、旅先で風邪をひいてしまい
ネット落ちしていました、、、、。
ところで、田吾作さん、「ケース本体が緩衝素材」というのは、
つまりは、ぼんぼんぶつける度に、ケースが窪むあれですか、、、?
私の身の上話は、本当にうそみたいな話なのですが、
大学一年の時にヴィオラを始めまして、
こちらの掲示板によくいらしていた方が居られた、例のマンモス学生オケに入っていたのですが、実家が一人暮らしをするには近すぎるけれど、終電を気にしなければならないほど十分に遠い所にあったために、1年でオケはやめまして、個人レッスンに通うことにしました。
その後の3年間は月に四回から六回レッスンに通い、かなりまじめに練習していたと思います。
基本的に大学生とは暇なものなので、日に最低4時間、多い時は7時間ぐらい弾いていました。私が大学4年の時、ちょうど日本の不景気が一時回復するかにみえた時期でして、
「新卒でなくても大丈夫だよね、、、きっと、、、」というほんの軽い気持ちから、
一年イタリアでヴィオラの勉強をして、それからでも就職はいいよね、、人生長いんだし、
と、イタリアに音楽雑誌で見つけたコースのために行きました。
そこで知り合った先生が良い先生でして、とにかく試験だけでも受けてみれば?
と、熱心に勧めてくれまして、(ピアノは3歳の時から弾いていたので、副科のピアノの
試験を落すことだけはないと思ったらしい、、、、。)
4月から10月上旬の試験までほぼ一日おきにレッスンに通いました。
月謝は日本で月に6回レッスンに通うのとほぼ同じでした。
(8月はヴァカンスなのでまったくレッスンはなし)
そんなこんなで、あたふたと曲目をそろえて試験を受けてみたところ、
びっくりなことに、受かってしまったのでもう3年もイタリアに居るのです。
大学院に行った友達も今年就職し、正直なところ、
将来の不安はあるのです、、、、。
でもなんだかあまりにもすんなり、ヴィオリスタへの道がひらけてしまったので、
(それで本当になれるのか?、、となるとまた別の話なのですが、、、)
とりあえず、頑張ってこの道を進んでいるところなのです。
なんだか、ずいぶん長く書いてしまったようなので、今日はこの辺にしますが、
自分が本当にやりたいと思うことは、人に多大な迷惑をかけないのならば
やった方がいいと思うのです。そう思いませんか?
(偉そうなことを言って、私はまだ親に経済的に多少の迷惑をかけているのですが、、、)
943 VIOLA用ケースA  田吾作 2002/9/11[wed]8:43:7
ヴィオラッタさん、こんにちは。 体調は戻られましたか?
>「ケース本体が緩衝素材」というのは、
> つまりは、ぼんぼんぶつける度に、ケースが窪むあれですか、、、?
> C 東洋楽器 エスプリUL (四角) \55,000
> (値段の高いのはなぜかとよく訊かれるのですが、いい材料を使っているからだと思えば間違いありません。)
> G FEL (フランス) ORLY (ケース本体が緩衝素材。)
> 四角 10色 \59,000
> 三角 9色 \45,000
> H BAM (フランス) (ケース本体が緩衝素材。)
> No.1 (角)クラシック \46,000
> トレッキング \67,000
東洋楽器のリーフレットには、
> 低密発泡(スチロール)と特殊軽量合板の成型品を素材にして、超軽量化を実現。吸湿・機密性能は・・・
とありますので、基本的にはおっしゃるとおりだと思われます。
ただ、強度も違うでしょうし、一番外側は固めの素材(合板)ですから、「簡単に」へこんでしまうことはありません。
もっとも、
> 日常の移動で考えられる衝撃に耐えられる設計になっています・・・
とわざわざ断ってあるので、
傘を「突き刺す」!!! (>_<) (No.941 の証言U)などにたいしては、これとても保証の限りではありません。
(GEWA だったらひょっとして大丈夫?)
これらに興味をお持ちの場合、輸入品は在庫が無いことが多いのですぐには入手できないかもしれません。
それに ITALIA には "MUSAFIA" というブランドから同素材のものも出ていますので、
お急ぎでなかったら現地で探されるのもよいかと思われます。
944 リンク完了です。  yuki 2002/9/12[thu]12:56:58
しらたまさん、こんにちは!
こちらもリンク完了しました^^
紹介文に不都合な点がありましたら
ご連絡くださいね。
また、遊びに来てください^^
待ってます♪
945 はじめまして  MAKI 2002/9/18[wed]18:16:16
しらたまさん、はじめまして。レイトスターター中心の合奏団のトレーナーをしているMAKIと申します。こちらのサイトは、藤原さんのサイトのリンクで見つけました。
団員達と色々話をする中で、レイトスターターの話題がよく出ます。「これは」と思った方のサイトをご紹介したいのですが、リンクを張らせていただいてもよろしいでしょうか。しらたまさんの熱意も、書き込みも、そしてこのBBSも、面白く、みんなにとっても役にたつものだと思いました。
どうぞよろしくお願いします。
946 多忙につき・・・  しらたま 2002/9/19[thu]17:37:18
皆さん、書き込みありがとうございます。
週末にはレスできると思いますので、しばしお待ちくださいませm(_ _)m。
947 Vaの読譜の練習方法を教えて  uraitamiru 2002/9/22[sun]8:6:11
Vnを何十〜年と(その殆どがブランク!)しまいこんで来ました.
今度、シルバーにかなり近い世代の同期生(私もそういうことになります)とカルテット
しよう、ということになり、「よし!、それならVaは任せて!」と言ったものの、
さて・・・はて・・・楽譜が読めないことが、後になって分かりました.
もう後戻りできないのです.Vnの先生に伺いをたてても、「それは練習するしかないよ」
という、お言葉・・・・・・.この哀れな私に、どなたか、練習方法をお教えください.
「ハ音譜の音を3度下げて読み、Vnを持っている気分で弾く」これでいいのでしょうか?
でも、半音を考えると、頭の中が真っ黒です.
948 お待たせしました!  しらたま 2002/9/22[sun]12:48:25
二週間もご無沙汰しちゃいまして、申し訳ありません。
ヴィオラッタさん
せっかく書き込んでいただいたのに、すぐにお返事できなくてすみませんでした。
もうイタリアへお戻りになってしまったかしら?
それにしてもすご〜い。初心者から5年でヴィオリストの道へですか・・・。
世の中にはそんな方もいらっしゃるんですねー。
元々才能に恵まれていて、ご本人の並ならぬ努力があったからこそとは思いますが、
大学で始めて5年で音楽院を受験できるまでになるとは
よっぽど神様はヴィオラッタさんにヴィオラを弾かせたかったのでしょうね(笑)。
しかも、最初からヴィオラって大変じゃなかったですか。
なにせ構えるだけでも一苦労な楽器ゆえ。
小さい楽器を使っていらっしゃるとのことで、
体格的にはそう大きくない女性の方だろう想像しておりますが、
いかがですか?
そして始めてどれくらいで手ごたえを感じましたか?
例えば、このまま練習を重ねていけば何でも弾けるだろうなと思えた時点とか!
よろしければこの掲示板で「イタリアへの軌跡(勝手に仮題)」など
連載していただけると嬉しいです(^^)。お時間がありましたら是非!
田吾作さん
VIOLA用ケースについて、いろんな情報ありがとうございました!
> 「乾きすぎを事前に検知するのが主な目的」との見方をすれば、ケースに湿度計は不要です。
> (日本では、湿気が多すぎることはあっても、乾きすぎることはめったにないから。)
私も一時期湿度計付きケース(ヴァイオリン)にあこがれていたのですが、
友人たちが口をそろえて「ただの飾りだよ」というのですっかり気持ちが萎えてしまいました(^^;)。
実際に活用されている方がいたらお話を伺いたいです。
#例えば、湿度計でも、センサーは内部にあって、メーターが外側についているのって
#作れないんですかねー。すごく便利だと思うんですけど。
#警告音&警告ランプが光ればなお良し(笑)。
#見栄えが悪くなるかな?それとも気密性に問題がでちゃう?
> もっとも、そういう作りだから雨には強い。
> バケツをひっくり返したような雨に降られて、ファスナー部分の上に水が溜まった
> ことがありますが、浸水はなかった。
GEWAのつくりが頑丈とは聞いていましたが雨にも強いとは知りませんでした。
しかし左肩にしかかけられないのはちょっとつらいですねー。
普通の雨なら抱きかかえるように持てばなんとかなりますが、
台風など嵐の日に持ち歩くときは浸水が気になります。
私もかつて、ケース内の上掛1/3まで浸水したことがありました。
外側が合成樹脂コーティングのケースだったので大丈夫だろうと思ってたのですが、
やはりファスナーの部分から容赦なく浸水がありました。
一昨年前にも嵐の日に出かける用があって、浸水が心配だったので、
クリーニング用のポリ袋に包んで持っていきました(カッコ悪い)。
それがあまりにみっともなかったので、
とうとう専用のレインカヴァーを購入したのですが (^。^)v、
まだ使う機会がありません。
早く使ってみたい、けれど嵐は来て欲しくない(笑)。
MAKIさん
はじめまして!
リンクのお誘いありがとうございます。
相互でよろしいですよね?
こちらも近日中にリンク集に追加させていただきます。
よろしくお願いします。
949 Re:Vaの読譜の練習方法を教えて  しらたま 2002/9/22[sun]14:6:32
uraitamiruさん、こんにちは!
ハ音記号でお困りですねー。
私も最初苦労しましたが、
無理してでも読んでいくとなれるものですよ。
>「ハ音譜の音を3度下げて読み、Vnを持っている気分で弾く」これでいいのでしょうか?
えーと、たぶん、これは五線上のおたまじゃくしと指の位置を一致させる変換方法ですね。
左脳の働きが活発で計算能力に優れている方は、楽譜をこういう風に読めるみたいですね。
つまり、
ヴィオラで五線譜真ん中の音(ド)は、
ヴァイオリンで言うと第3弦の1stポジションの3の指で押さえる「ソ」と
位置が同じである。
でも、仰るとおり半音がでてくると、ややこしくなりそうです(^^;)。
私がヴィオラを始めた時は上のような読み方は考え付きもしなかったので、
お力になれるかどうかはわからないのですが、
私がやった方法はこんな感じです。
最初にやったのは
「ハ音記号(アルト記号)」のおたまじゃくしを半音上にずらして「ト音記号」として読むことです
(実際の音は1オクターブ低い音になるのですが)。
まずは五線の中心がドだということ、それから第3弦3の指が「ド」だということ「だけ」
を頭に叩き込みました。
そこから上に向かって「ミ」「ソ」、下に向かって「ラ」「ファ」、
五線の「線の上」にある5つの音が指板上のどこにあるのかを覚えました。
ドミドミドミドミ・・・
ミソミソミソミソ・・・
ドラドラドラドラドラ・・・
ラファラファラファラファ・・・
こんなことをやって、この5音と5線上の位置の関係を頭にいれ、それを手がかりに
読譜していきました。
もしかしたら分散和音を練習されたら理解が早いかもしれませんね。
↑自分はやっていないくせにエラそうだわ、私ったら(爆)。
あと、知り合いの演奏家(移調楽器)は
「真ん中ド音」という考え方をすれば、
いろんな音部記号(ト音、ヘ音、いろいろなハ音記号)にも抵抗がなくなると
言っていました。
つまり、ヴァイオリンで言う第4弦1stポジション3指の「ド」(1点ハ音)のおたまじゃくしを中心に、
上にト音記号の五線を、下にヘ音記号の五線を配置し、
さらに中心になった「ド」の架線を延長して楽譜を11本線のものとして見るという考え方です。
で、音部記号によって、その中の五本づつを抜き出して上下にスクロールして見ているだけなのだと。
なるほどなーと思います。
でも私にはまだ今ひとつピンときません(笑)。
もしかしたらヴィオラに加えチェロも弾いてテノール記号を使うようになれば、
実感がわくのかもしれません。
950 Re:Vaの読譜の練習方法を教えて  田吾作 2002/9/22[sun]17:41:36
uraitamiru さん、始めまして !
アルト記号を初めて見たときの驚き、私も未だに忘れません。
しらたまさんのおっしゃるように、
> ヴィオラで五線譜真ん中の音(ド)は、
> ヴァイオリンで言うと第3弦の1stポジションの3の指で押さえる「ソ」と位置が同じである
ことに注目して慣れる方々が一番多いようですし、私もとりあえずこの方法で読み始めた記憶があります。
この段階でお勧めしたいのは、「任意の1オクターブの上行/下降音階」が、アルト譜表ではどのように書かれるかに、出来るだけ早く慣れることです。 音階にも、
@ 0(開放弦)から始まって、オクターブ上が3の指で終るもの
A 1がスタートで、4までのオクターブのもの ・・・・・・
とあるので、それぞれのカテゴリーごとに「指と記譜の対応関係」に親しんでみられては如何でしょうか?
やがて「譜面を読んでいる」ことが意識から去り、「VIOLIN と同じ指使いで、5度低い音が出ている」ことを実感されれば、もうしめたものです! そのうち偶数ポジションにも挑戦してみたくなります。
アルト譜表に「数多く触れているうちに」、きっと違和感がなくなりますよ !!
> ハ音記号(アルト記号)」のおたまじゃくしを半音上にずらして「ト音記号」として読むこと
つまり、VIOLIN に親しんだ方が「ト音譜表と関係付けて」覚えたいのは「人情」ですが、却って混乱するように思います。
なぜなら、しらたまさんがお断わりになっているとおり、
> 実際の音は1オクターブ低い音になる
からです。 それよりは、
> 楽譜を11本線のものとして見て、
その音域の中心の「中央ハ」がアルト譜表では、まさに中央に来る
ことを意識した方が、「新しいものを、全体の中の位置付けの中で取り入れ」やすいように思われます。 ト音譜表との「関連付け」は、もしかしてなさらない方が・・・。
〜余談その1〜
ト音譜表、アルト譜表ともに、「五線上の音符は(奇数ポジションでは)奇数の指に対応する」ことは、まだ救いなのかもしれません。 チェロの音は VIOLA よりも1オクターブ低い上に「4の指」を多用するために、さらにコントラバスは調弦法が異なるためもあって、「我々の」この原則のような「規則性」がまったく当てはまりません。
VIOLA をお弾きになる方は、ためしにバス譜表に書かれたチェロの譜面を、VIOLA を弾きながら読んでみてください。 (もちろん、記譜よりもオクターブ上の音が鳴るように。) 偶数の指が五線上に来ることに、最初はかなり抵抗があるはずです(?_?)。
〜余談その2〜
御存知のように、VIOLA の譜面ではハ音記号とト音記号の両方が、音高に応じて使い分けられています。 ト音記号で書かれた部分が「やっと終った!」とばかりにホッとしていたら、実はまだ「ト音記号が有効だった」(*_*) という思いを経験したことのあるのは、ひょっとして私だけ ?? 少しでも「目立たない、低い音を弾きたい」という、VIOLA弾きの習性なのでしょうか?
〜余談その3〜
市販されている VIOLA やチェロの譜面、あるいはスコアの中には、ときどきハ音記号やト音記号が落ちていたり、逆の印刷がされていたりすることがあります。 (たまに、テナー譜表までが VIOLA の譜面に堂々と出現したりします。)
7度とか、5度違う音が出るわけですが、誤植にすぐ気付くこともあれば、そうでないことも・・・。
ある近代のオーケストラ曲を練習していたときのこと、指揮者がこれに気付いて的確な指示を与えました。 「そこはト音記号の間違いですよ。」
VIOLAセクションの面々、鉛筆を手に神妙な顔つきで譜面に訂正を書き込んだものの、隣りの相棒を見ながら、なんだか全員ニヤニヤ・・・。 だって、すでに何度かお客様の前で演奏している曲だからです。m(__)m
「さて、あのときの指揮者は誰だったかな・・・(・_・?)」
951 今晩は〜はじめまして〜  四無 2002/9/22[sun]21:5:3
友人の田吾作さんからこのHPを紹介いただきました〜
四無といいます。 アマチュアのアル中のヴィオラ弾きです。
幼稚園から中学前までスズキでヴァイオリンおけいこしていて、
やめちゃって、大学オケでクラやってて、5年からヴィオラ
始めました、卒業できなかったから〜
ヴィオラに惚れちゃって、気がついたら、30年超えます〜
要するにじぃーです。弦楽アンサブルやってますが、仲間の通称、
じぃー、またはおっちゃんです。
さて、弓4本持っていて、重くて結構古い木の弓、普通の重さで木
の新作で強い弓、カーボンファイバの弓で重い弓と、カーボンで
超軽い弓。楽器は2000年12月にできた新作で、テールピースは
チタンの製を使ってます、尾止糸はタングステン使ったり、新
素材好みです。
さて、なかなか弓の共鳴現象についての田吾作さんの話、なかなか
興味深いですね。 実感あります、演奏する立場としての実感あり
ます、基本的には胴体の振動を最も効率的に鳴らすための、どうし
たらいいかという話と思います。
アル中なので、空想的には、テールーピース、指板、駒などの
付属品はすべて将来はダイヤモンドがいいと思います、弓もダイヤ
モンドで細くして、弾力があれば最高じゃないかと思います。
今、ダイヤモンドがありふれた世界を舞台のSF小説読を、ビール
飲みながら、読んでいるもので‥‥
大変、失礼しました〜また懲りずに投稿しませう〜
952 わかったかも!  しらたま 2002/9/22[sun]21:28:38
田吾作さん!
私も今ようやく頭がつながりました。
uraitamiruさんさんが「3音下げて」とおっしゃっていたのが気になっていて、
確かにその通りだけれど、何で3度なんだろう?って考えていました。
ヴィオラの「ド」を弦一本分、5度上げるとヴァイオリンの「ソ」の位置。
だけど、5度も数えるのが面倒だから、1オクターブ下に影を落として読む。
それが8−5=3度下げなのですねー。
3音下の音と結びつけるのは難しいんじゃないかと思っていたんですけれど、
5度上げて読むならば私にもできるかも。
ああ、私もそうやって覚えればよかった。
ですが、時すでに遅し。
相変わらずマヌケっぷり炸裂のしらたまでした。
余談も面白く読ませていただきました。
〜余談その1〜
ヴィオラはチェロの曲を借りて弾くことが多いので、
へ音記号をそのまま弾けるようになったらいろいろと便利だろうなーと思って
私も何回か挑戦してみたことはあるのですが、上手くいきませんでした。
・・・そうですか、そういう問題があったとは(笑)。
〜余談その2〜
ヴィオラは初心者ですけれど、すでにその経験あります。
ト音記号の方がよっぽど親しんでいるはずなのに、なぜ?
ハ音記号には妙な吸引力がある気がします。
〜余談その3〜
怖いですねー。音部記号まるごとの誤植。
指揮者も面目まるつぶれ。
5度だとハモっちゃって発覚しにくそうだし、
7度でも不協和音を多用する曲中では(^^;)。
願わくは気づける範囲のかわいい誤植にしていただきたい(笑)。
音部記号のことではありませんが
誤植は特にフランスの楽譜が危険だって聞いたことがあります。
ある音楽家がその誤植について出版社に文句をつけたら、
「音楽家ならこのくらいの間違いにすぐに気づいて正しい音で弾くはず。
音楽家でない人にはこの曲を弾けるはずがないので問題ない。」と言われたとか。
うーむ、上手い!フランスの出版社に座布団1枚!
でも、誤植はいけませんです。はい。
四無さん
>ヴィオラに惚れちゃって、気がついたら、30年超えます〜
おお、大先輩、いらっしゃいませ。
新素材にお詳しいですね。
チタンの製のテールピースには興味そそられます。
普通に入手できるものですか?
いろいろ教えてください。
今後ともよろしくお願いします。
------------------------
ということで、また週末まで登場できないかもしれませんが
ご了承ください。
10月からはヒマになる予定です。
「またか」と言われてしまうかもしれませんが、そう、そうなんです。
実はまた・・・・(^_^; 。
953 ありがとうございました  uraitamiru 2002/9/23[mon]5:17:44
しらたまさん、田吾作さん、お答えいただき、ありがとうございました.
お話の中の「弾くことによって、慣れる、違和感がなくなる」という事かも知れません.
そのためには、音階、分散和音を集中して練習することが必要ということでしょうか.
「Vnのこの音符はなぜ、この指で抑えるのか」の質問に答えられないのと同じように
Vaについても、ストレートに音符と指位置を結びつけると言うことかと思います.
でも、あるアマオケマンが練習中、Vn・Vaを楽章ごとに持ち替えているのを
見たことがありますが、これは驚異です.いったい何によって、
切り替えをしているのでしょうか? ・・・・・・また、頭の中が混乱しはじめています.
でも、もう考えないようにしよう.・・・・1ヶ月後のアンサンブルをめざして、
がんばります!!!.
954 Re:ありがとうございました  しらたま 2002/9/27[fri]19:58:46
uraitamiruさん
>1ヶ月後のアンサンブルをめざして、がんばります!!!.
わー、あと1ヶ月なんですかー。それは大変。
私だったら、大方を暗譜して、あぶないところにドレミを書き入れるかなー?
頭の回転の遅い私としては、不安のある時こそ
頭を使わず、体にたたきこむ!(爆)
>Vaについても、ストレートに音符と指位置を結びつけると言うことかと思います.
人によっていろんなアプローチのしかたがあると思いますが、
ゆくゆくはヴィオリストの目で譜面を読み、ヴィオリストの頭で弦を押さえるべきでしょうね。
ただ、今回のアンサンブルに限って言えば、
日にちが差し迫っているので音階練習では解決しなそう。
音階練習は余裕があったらやるとして、
当面はフレーズごとに指の動きを体に叩き込んでおくことをおすすめします。
目が迷子になっても、しばらくは指が勝手に動くくらいにですね(笑)。
真性のヴィオラ弾きさんには笑われるかもしれませんが、
私、最初のうちは弾きながら楽譜上で迷子になってました。
ほとんど、楽譜を模様のように見ていて、それでも目が泳いじゃって
休符をたよりにつじつま合わせていくような。
もしかしたら、楽譜で現在地点を確認していただけかも?
それでも、アンサンブルは楽しかったです!
がんばってください!
>でも、あるアマオケマンが練習中、Vn・Vaを楽章ごとに持ち替えているのを
>見たことがありますが、これは驚異です.
最初は神業に思えましたが、慣れればできるようになるのですよねー。
私も、そろそろ大丈夫そうですよ。
ただ、ずーっと(2週間くらい)ヴァイオリンを触っていなくて
いきなりヴィオラから持ち替えるとひどい音が出ます。
あ、でも、楽譜を読み間違うことはないです。
私の場合は、楽器を持ち替えてファーストポジションの一音の幅を確かめた瞬間に
パチッと頭が切り替わります。
人間の能力って大したもんです。
P.S.
重複書き込み削除いたしました。
見つけたら気が付いたときに消しますので、どうぞお気になさらず(^^)。
とはいっても、今回は長らく放ったらかしで、気になってしまいましたよね。
ごめんなさいm(_ _)m。
*****
ところで、NO.952の私の書き込み、×度、と×音を混ぜて使っていましたね、失礼しました。
全部×度のつもりで書きました。
でも別に「1オクターブ下に影を落として読む」わけではないですね。
んー、やっぱりまだわかっていないかも(爆)。
答えが -3 になる式、どなたか考えてくださいませ。
955 助かりました!  uraitamiru 2002/9/29[sun]0:19:57
しらたまさん
2重書き込み削除いただき、ありがとうございました.
お手数をおかけしました.ホッ としています.
頭からすっぽり布団をかぶって、目だけ出して、おそるおそる辺りをうかがう・・・・
そんな気持ちで(笑)、掲示板を開いて、発見しました.
実を言いますと、私は2重書き込みの前科がありまして・・・いや〜・・・あの時は
3重でした!!! ・・・ (この方、だんだん態度が大きくなってきています).
さて、「−3」の件ですが、なぜ、そうなるのか、不思議ですね.
試しに、ハ音譜(アルト譜が正しいのでしょうか)にト音記号を追記し、ヴィオラと
ヴァイオリンの開放弦の位置を入れてみますと、3度づつ、ずれています.
このあたりが、ヒントにならないでしょうか?
でも、これから先の、なぜそうなるのか?・・・は、堂々廻りでして、分かりませんです.
>目が迷子になって・・・、楽譜が模様の様に見えて・・・、目が泳いでしまって・・・、
確かに、その通りです、今の私そのものです、思わず吹き出してしまいました.
でも、音楽は楽しむもの と開き直って、アンサンブル当日は、いい汗(冷や汗です)
をかいてこようと思っています.
956 メゾ・ソプラノ記号 ? 5+4=8 ?  田吾作 2002/9/29[sun]10:17:30
> さて、「−3」の件ですが、なぜ、そうなるのか、不思議ですね.
(Nos.952,954,955)
Violin を持ってのト音譜表と、Viola でのアルト譜表とでは、「なぜ指使いが3度違うのか?
」という、この問題・・・。
答は、5−7=−2 ということではないでしょうか。
御存知のように、両譜表の同じ位置に記された音符の間には7度の差があり、
一方、Violin/Viola の指使いでは、隣りの弦に跨って5度ごとに同じ指を用いることになります。
それで、5−7=−2 なのです。(−3ではなくて。)
ハ音記号を用いた譜表には、(下から数えて)第4線が中央ハの「テナー譜表」、第3線がハの「アルト譜表」がありますが、今ここで仮に、
第2線を中央ハとする、「メゾ・ソプラノ譜表」なるものを想像してみましょう。
するとここでは、(Violin/Viola の)低いG線上のCに当たる音を、3の指で押さえることになりますね。 何かと似ていませんか?
そうです、Violin でも Viola でも、「第2線の音」は (第1ポジションでは) 「3の指で押さるという点が共通」していることになります。
つまり、もし「メゾ・ソプラノ譜表」なるものがあって、Viola の音符がそこに記されていたとしたら、Violin を持ってト音譜表を弾いているのと同じ指使いで Viola が弾けていたろうと思われます。
(もちろん音符の位置は同じでも、出てくる音には5度の差があります。)
ところが、実際はアルト記号を使って Viola を弾くわけですから、双方の譜表の差となる3度分だけ指がずれることになり、そこで
5−7=−2 となるのです。
もうお分かりと思いますが、3度と言っても音程は「2段階の差がある」だけなので、
ここに「2と3のズレ」が生じてくるのではないでしょうか。
長3度と短3度を足すと完全5度になりますし、完全5度と完全4度を足すと完全8度のオクターブになるわけです。
音程には「0度」というものはなく、同じ音程は「1度」と呼ぶ、この取り決め、ややこしいですね。
寝る前にあんまり考えていると、「め〜〜〜ゾ・ソプラノ記号」になりますよ。
(羊が一匹、羊が二匹、・・・。)
957 音部記号  パブロン・カゼデス 2002/9/29[sun]23:41:6
チェロの場合、ヘ音記号とテナー記号が混在するのは日常茶飯事ですから、間違えそうになることも少なくありません。幸い、5度の関係なので「隣の弦を弾く」作戦が通用するので、アルト記号とト音記号ほどのギャップはないのですが。
ただし、五度の関係というのは良し悪しで、メロディの時はともかくとして、それ以外の時は違和感があまりないこともあったりして...(笑)そう言えば昔、「ルスランとリュドミラ」をやった時、トロンボーンのやつがテナー記号とアルト記号を間違えたことがあります。この場合もハモってしまいますから、いつもと違う和音に気づいた指揮者がサインを出しているのに、本番中でテンションが上がっていた彼は、気づかないまま吹き続け、レセプションの時に平謝りしておりました。
ところで、楽器を弾いている時って、「ドレミ」よりも「次は5度上だから隣りだな」とか「3度上だからこの指だ」という感覚の方が強くありませんか?チェロの場合、ポジションの移動が多いせいからかもしれませんが、楽器を持たずに楽譜を見ている時と弾いてる時で、微妙に違うような気がする。もちろん、弾いてる時だって、まったくドレミを感じてないわけではないのですが...
958 ヴァイオリンとヴィオラとチェロと楽譜  MAKI 2002/9/30[mon]10:24:55
最近こちらを拝見させていただくようになったMAKIと申します。
面白そうな話題が続いているので、ちょっと僕の体験を書かせて下さい。
僕がヴィオラを初めて弾いた(弾かされた?)のは、高校生の時でした。その時、どうしても譜面が読めなくて、「一音上げる」とか、みなさんが書かれているいろいろな方法を試してみました。結果、「そこそこなんとかなる」ところまでついていけるようにはなりました。しかし、「初見がダメ」なんですね・・・知っている曲ならともかく、知らない曲だと全く弾けない。ある日、はたと気づきました。「楽譜を音符で読んでいない!」
つまり、耳で判断することを補助輪にして読んでいたんです。現実問題として、ブラームスになるともう初見では弾けない。そこで改めて「実音で読んで弾く」ように努力しました。さて、本題はここから。
弟が小さい頃からチェロを弾いていたので、僕もいたずらで弾いていました。一応ピアノも弾きますので、「弦楽器で使われる音符は全て実音で読める」ようになったんです。ところが、「楽器を替えると読めなくなる」ことを発見して、またびっくり。
つまり、「ヴァイオリンでヴィオラの譜面を演奏する」「ヴィオラでチェロの譜面を演奏する」「ヴァイオリンでチェロの譜面を演奏する」「チェロでヴィオラの譜面を演奏する」という四つのことをやってみると、難易度が全く違うんです。もちろん、「音が高いから技術的に大変」という要素を取り去ってみても、楽譜の読め方が違う。ヴァイオリンの練度が高いことは明らかなのですが、ヴァイオリンでヴィオラの譜面を弾くことが決して一番易しいわけではありません。なんでなんだろう・・・と考え続けているのですが、どうもしっくりくる回答を得るまでに至っていません。(ホルンの譜面を弾いてみるときも同じ悩みに遭遇するんですねぇ・・・in Bの譜面を弾くのに、ヴァイオリンの方が易しかったりする・・・)何故なんでしょうか。不思議です。
横道ですみません(_ _)
959 移調楽器  パブロン・カゼデス 2002/9/30[mon]23:17:30
実は、チェロを始める前にサックスをやってた関係で、今でもサックスを吹く機会があります。サックスの場合、完全5度または4度(ひとつおきならオクターブ)の間隔でソプラニーノからコントラバスまでの7種類(ただし、通常使われるのはソプラノからバリトン)の楽器があるのですが、すべて同じフィンガリングで吹けるよう楽譜の方を移調して書いてあります。
何を吹いても同じ指使いというのは便利と言えば、便利なのですが、演奏しながら自分の音を聴くと実音との差が大きい楽器ほど違和感があるのです。
たとえば、バリトン・サックス。出ている音は、チェロの、それも通常ヘ音記号で記譜される音域なのに目の前の楽譜はト音記号。(ちなみに、バリトンサックスとチェロの最低音は同じ!!)幸か不幸か絶対音感の持ち主ではないのですが、ここまで離れると(実音のオクターブと長6度上で記譜される)さすがに気持ち悪い。(笑)
楽器を演奏する時って、頭の中に、楽譜を目で読んでる部分(当然音名)・フィンガリングに変換している部分・頭の中で高さをイメージする部分・実際に自分が出した音をチェックしている部分が同時に存在するんだと思います。
たぶん、「楽器を替えると読めなくなる」のはこのせいではないでしょうか。
960 う〜ん・・・むむむ・・・  uraitamiru 2002/10/1[tue]5:25:23
田吾作さん
「−3」の件、メールを読ませてもらい、ず〜〜〜と、考えていました.
私の頭が、どうも理解しようとしないのです.(要はおつむがよろしくない)
「−3の証明はもういいではないか」と言う陰の声も聞こえてきます.
でも、でも、解決したい・・・・そこで以下の様に考えてみました.
ト音譜面の下第一線 1stポジション、3の指でヴァイオリンにて「ド」の音を考え
ヴァイオリンをヴィオラに持ち替え、ヴァイオリンとして弾くと、実音はファの音.
ハ音譜面の下第一線の実音は、レの音 ・・・レ〜ファ・・・だから3度・・・
待てよ・・・これは結果であって、なぜなぜの証明ではないな???・・・
う〜〜〜ん・・・ むむむ ???
ごめんなさい、「−3」の証明は、しばらく、休みとさせて頂きます.
961 3度で2音の差  しらたま 2002/10/1[tue]22:32:16
台風お見舞い申し上げます。
皆さんご無事ですか〜?
田吾作さん
-3をわかりやすく説明してくださってありがとうございました。
順序数を足し算引き算しようとするからわからなくなるのですね。
×度ではなく、×音で考えると、
0(ドの現在位置)+4(5度で4音上げる)−6(7度で6音下げる)=−2(3度で2音の差)
おお、ぴったりだ(笑)。
uraitamiruさん、これでどうですか?
>寝る前にあんまり考えていると、「め〜〜〜ゾ・ソプラノ記号」になりますよ。
さすがです。田吾作さん・・・。
パブロン・カゼデスさん、MAKIさん
音部記号や読み替えのお話とても面白いです(^^)。
>(ホルンの譜面を弾いてみるときも同じ悩みに遭遇するんですねぇ・・・
> in Bの譜面を弾くのに、ヴァイオリンの方が易しかったりする・・・)
すごーい。移調楽器の譜面をヴァイオリンで!
ここまでくると私の頭では理解不能(笑)。
だけど、私もいつかそういうことができるようになりたいです。
便利だろうなー。そうなれば。
スコアを見ただけでフルオーケストラが頭の中で鳴るような境地に至ってみたい!
962 読み替えとか  Elie 2002/10/1[tue]23:24:20
皆様こんばんは。
楽譜の読み替えの話、興味ぶかく読んでいました。
#ちなみに私は中学までピアノ、大学から(バイオリン経験なしにいきなり)ビオラ弾きです。
少し私の経験も書いてみようかと。
私がビオラを始めたときはト音、ヘ音は読めたので、ハ音記号は「1音あげて」よんでいました。(オクターブの違いは気になりませんでした)
そのうち1音上げて考えるプロセスを飛ばして、音符を見たらそのまま実音の音が浮かび、同時に指が動くようになりました。
というか、指が動いて次に音が浮かぶ、といった具合です。
なのでビオラを構えていないときに譜読みをするのは結構大変^^;;
ビオラ弾きにはト音記号がつきものですが、私の場合は「ト音記号で読みやすい音符」みたいなのがいくつかあって、それを手がかりに他の音は「○度上・・・」とか考えているみたいです。
ビオラでバイオリンの楽譜をそのまま弾いたりして遊んでいたこともあって、ト音記号はあまり苦になりません。(頻繁に混ざるとイヤですが^^;;)
困ったのはヘ音記号です。
下で書いている方がいましたが、ビオラでチェロ譜(ヘ音記号)を弾く。これ、想像以上に難しかったです。
なぜかというと、ピアノの鍵盤で、ヘ音記号は真ん中のドから順に下がっていく。。。というふうにイメージしているから、のようです。
なので、なんというか音が右に向かって上がっていくイメージのビオラとは、相容れないものを感じてしまうのです。
けっきょくヘ音記号は殆ど読めなくなってしまいました^^;;
ピアノに向かうと、どうにかピアノは弾けるのですが。。。
しらたまさん他がおっしゃっているように、線が11本あって、真ん中がアルト記号で、、、と考えれば、すべての楽譜が読めるような気がするのですが。
つまりヘ音記号も、低いドから上がっていく、というふうに楽譜を読めば。
でもそうすると、こんどはピアノが全然できなくなってしまうような気がして、ためらってます。
とりあえずヘ音記号は諦めモードの私です(^^;;
ちなみに移調楽器は全然ダメです(苦笑)
963 ホルンを弾く?  MAKI 2002/10/2[wed]5:39:41
>パブロン・カゼデスさん
おっしゃるように、譜面を見た瞬間に色々な情報が総合されているために起こる現象なのかもしれませんね。ただそれだと、「ホルンの譜面をヴァイオリンで弾く」場合と「ヴィオラで弾く」場合の難易度の差が説明できない・・・
>しらたまさん
昔出入りしていたニフティのフォーラムのオフ会では、オケの楽器が足りないとヴェテランがそのパートを替わりに吹いたり弾いたりしていました。クラリネットを弾く、とか、ヴィオラを吹く、なんていうことがしょっちゅう(^ ^;;でも、ヴァイオリンからヴィオラに移った人なら、移調楽器の譜面を読めるようになるのに、そんなに時間はかからないと思いますよ。ちょこっとスコアを弾いてみてくださいませ。意外と簡単だと思われるんじゃないかしら?
964 ありがとうございました  uraitamiru 2002/10/2[wed]5:51:17
田吾作さん
親切、丁寧なメールを頂き、ありがとうございました.
ト音譜はハ音譜の同じ位置の音と比べると、実音で7度高い(ド〜シ).
その読み違えたト音譜をヴィオラを持って、ヴァイオリンとして弾くと
実音(ミ)で5度下がる.だから7−5=2
この「2」はハ音譜をト音譜として、そのままの位置で読み違えた場合の、
正しい音との隔たり(上に2音高い)である.
よって、正しい音をだすためには、
「ハ音譜をト音譜と読み替え、2音下げて(3度下げて)ヴィオラを持って、
ヴァイオリンとして弾く」
ヤッター〜!!!!。これでいいのだ〜〜〜.
田吾作さんが掲載されたNo.956の以下の部分に尽きると思います
>御存知のように、両譜表の同じ位置に記された音符の間には7度の差があり、
>一方、Violin/Viola の指使いでは、隣りの弦に跨って5度ごとに同じ指を用いることになり>ます。
>それで、5−7=−2 なのです。(−3ではなくて。)
田吾作さん、本当にありがとうございました.
さて、そこで、こんな楽器があったらいいな〜と思うのですが、いかがでしょうか?
5本の弦をもち、ヴィオラとヴァイオリンの音域をカバーできるもの・・・・・
名づけて ヴァイオラリン・・・・これがあればハ音譜のこんな苦労はしないのに・・・.
トホホ・・・。
965 ご無沙汰してます  へい 2002/10/4[fri]0:37:49
おかげさまで、今月26日にサントリーホールにて
行われるフォーレ・レクイエムのコンサートに
合唱団の一員として出演できることになりました。
お暇のある方、聴きにいらしてくださいませ。
なお、チケットは残り少ない模様・・・
966 Re:ご無沙汰してます  しらたま 2002/10/4[fri]21:54:34
おお、へいさん、オーディション合格おめでとうございます。
ここのところのゴタゴタで危うく忘れるところでしたが、
お陰様でチケットも何とか取れました(^^)。
本番がんばってくださいねー。
私は客席でペンライト振ります(ウソ)。
967 感動です。バイオリン製作者の自伝  テヅカ 2002/10/4[fri]23:3:52
「海峡を渡るバイオリン」陳昌鉉著(河出書房新社)を読みました。たまらなく感動してしまいました。皆さんにも是非一読してほしいと思い、この掲示板に書かせていただきました。この本を読んで、一夜で陳昌鉉さんのファンになりました。自分の信念を曲げずにただただ夢に向かって生きる姿は感動です。読み終わるまでに三度ほど涙しました。皆様にも是非おすすめいたします
968 おありがとうございます。  へい 2002/10/5[sat]0:51:23
チケットお買い上げありがとうございます。
私は、最前列で歌うことになりましたので
探してみてくださいませ。
969 おつかれさまでした  Viol 2002/10/7[mon]16:3:52
しらたまさん、先日某所ではお疲れさまでした。
楽器の話や技術的なことなど、短い時間ですがお話しできて楽しかった
です。
大きな楽器、将来が楽しみですね!
970 海峡を渡るバイオリン  城川ひとみ 2002/10/8[tue]1:27:12
私も「海峡を渡るバイオリン」を読みました。これはものすごい作品ですね。こんな本を読んだのはワイルドスワン以来ですね。テヅカさんの言うとおりまさしく感動の一冊でした。バイオリンを愛する気持ちは誰にも負けないようですね。
971 Re:おつかれさまでした  しらたま 2002/10/8[tue]11:37:24
Violさん
お疲れさまでした!
こちらこそ、間近でヴィブラートのやり方とか見せていただいて
勉強になりました。
Violさんの演奏は気品があってステキですね。
>大きな楽器、将来が楽しみですね!
おっと、バラされちゃった(笑)。
実はマイ・ヴィオラを購入しました。
ボディーレングス41cmの中国製。
私に弾きこなせるのか、ちょっと不安が残るのですが、
大きいだけあって豊かな音量です(たぶん)。
そのうち、撮影して皆さまに見ていただこうと思っています。
972 New Viola  Viol 2002/10/8[tue]22:2:39
>>大きな楽器、将来が楽しみですね!
>おっと、バラされちゃった(笑)。
もしかしてバラしちゃいけないかな、と思って婉曲な表現を使ったのですが(笑)
あらためて、ご購入おめでとうございます。大きいだけあってふくよかな、
ヴィオラならではの音色ですね。これからどんどんよくなっていくでしょうね。
しらたまさんの演奏はメリハリの効いた、歯切れのいい印象でした。
インパクトがあっていいですね。
ヴァイオリンって本当に人間性というか、性格が出ますね(笑)
私は気品があると言えば聞こえがいいですが、ときどき輪郭がぼやけて
しまうことがあるので気をつけています。
973 Re:New Viola  しらたま 2002/10/10[thu]1:17:32
Violさん
> もしかしてバラしちゃいけないかな、と思って婉曲な表現を使ったのですが(笑)
お気遣い、感謝です!
「性懲りもなく、また軽率な買い物を」と、諸先輩方からお叱りを受けそうなので、
ちょっと迷っていたのですが、遅かれ早かれ知れちゃうことですから(笑)。
その後41cmヴィオラにも大分慣れてきました。
アッパーバウツの幅が狭くてなで肩、
指板の幅も狭めに作られているので、41cmにしては意外に弾きやすいです。
ヴァイオリンと違ってヴィオラはいろんな形があるので、選ぶの楽しいです。
(で、つい飛び込みで買っちゃったんです・・・うう、意志薄弱)
取りにくかった重音なんかもパシっと押さえられたりして「おお!」って感じです。
安物なのでそれほど期待はしていないのですが、
音が柔らかすぎて立ち上がりが遅いのが気になっています。
技術不足によるものなのか、調整が必要なのか・・・。
計画性のない買い物のせいで、いらない心配が増えちゃいました(^^;)。
-----------
ヴァイオリンの方も、オケ以外の曲を久しぶりに練習しはじめました。
バッハ/無伴奏パルティータNo.3 プレリュード
独学なのでほんの遊び程度ですが、これって思ってたよりも体力的にきついんですね。
約4分間、びっちり16分音符が続く(131小節?)。
今は譜めくりがあるから、そこで一息ついているけれど、
いずれは暗譜して通奏・・・できるのかな?
974 見せて見せて!!  ヴィオラッタ 2002/10/11[fri]3:11:48
わ〜、New Viola おめでとうございます。
見たいな、見たいな、、、、。
> 音が柔らかすぎて立ち上がりが遅いのが気になっています。
技術不足によるものなのか、調整が必要なのか・・・。
しばらく、弾いてみて納得がいかなかったら、調整等に出すのもひとつの手だと思います。
(音を聞いていないのでなんとも言えないのですが、、、、、)
私の最初の楽器のことなのですが、超お買い得な量産楽器だったのです。
ものすごく重いし音はポワンとしているし、、、。
しかし、なにせ安物で安心なので
今でも時々、キャンプだの砂漠の中だのに連れていってあげていたのです。
今年の夏、遊びに行った砂浜で朝練をしているところに、
夏の間だけそこに来ていたドイツ人ヴァイオリン職人が通りかかり
「こりゃ〜ひどい!!」と絶句、、、。
その量産楽器のメーカーがドイツだったこともあって、ひどく同情してくれて、
「良い音にしてあげるから、預からせてくれ」ということになり
3ヶ月たらずで、解体して板も削ってくれて、、、、。
その結果、音量も音質も完全に変わってしまって、
量産楽器の面影はいずこへ、、、?
こういうことって、あるみたいですよ、、、。
しかし、41cm いいですね、、、。
私が今弾きこんでいるのは、39cmです。
975 Re:見せて見せて!!  しらたま 2002/10/14[mon]2:33:29
ヴィオラッタさん
やっぱりヴィオラッタさん、ヴィオラ運がいいですよ・・・。
だってどのくらいの確率で、
砂浜で朝練してて、都合よく「親切な」「ドイツ人の」「ヴァイオリン職人」
が歩いてくるんですのっ!?(爆)
とても偶然とは思えない〜。
とは言え、量産楽器も手を入れれば鳴るようになるんですねー。
感心しました。
>しばらく、弾いてみて納得がいかなかったら、調整等に出すのもひとつの手だと思います。
そうですよね。調整で変わるかもしれないですよね。
すでに気になっているところもあるし(駒のアーチ型とかあご当ての厚さとか)、
しばらく弾いてみて気になるところを洗い出して近々工房に調整をお願いしてみようと思います。
ただ、今日判明したことがが一つあるのでご報告を。
どうも、弓が悪いみたい(^^;)。
友達の良い弓を借りて弾いて見たら、メチャクチャ華やかな音で鳴りました。
私の弓は明らかに、この楽器の音の輪郭を一回り削ってしまっているのです。
誰が弾いてもそうだったから、私の弾き方のせいではないみたい。
私の弓で弾くと押しつぶしたような、つやを消したような音になってしまって、
それで、立ち上がりが遅いと感じるみたいです。
そういえば、楽器を試奏している最中、
楽器屋さんが何度も「弓もありますよ!いい弓がありますよ!」と言っていたっけ。
弓を買うつもりのない私は、完全に聞き流しモードでしたが、
もしかしたらこのことを言いたかったのでしょうか・・・。
参ったなー(笑)。
弓まで買う余裕はないし。
自分の弓で試奏して「良い」と思ったから買ったはずなんですけれど、
手元に持つとどんどん欲がでますね。
まずは、今の弓の毛替えでもしてみようかな。
先ほど、Newヴィオラの画像を「画像の部屋3」にアップしました。
内容は超手抜きですが(全然説明になっていないの)、お許しください〜(^^;)。
とりあえず、画像のお披露目ということで。
976 Re: New Viola  Viol 2002/10/14[mon]21:57:38
しらたまさん
>音が柔らかすぎて立ち上がりが遅いのが気になっています。
>技術不足によるものなのか、調整が必要なのか・・・。
ヴィオラのことはよく分からないのですが、楽器の方を納得がいくまで
買ったお店で調整してもらってはいかがでしょうか?だいたい無料で
やってくれますよね?弓を換えるのはそれからでも遅くないし(笑
安いとは言っても中国製であの値段だとすると向こうの人件費を考えると
かなりのお買い物でしたね。大当たりか、大はずれのどっちかかも(^^;;
>バッハ/無伴奏パルティータNo.3 プレリュード
>独学なのでほんの遊び程度ですが、これって思ってたよりも体力的にきついんですね。
>約4分間、びっちり16分音符が続く(131小節?)。
技術的にも体力的にもキツイですね。私はあれを弾くといつも腕と肩が痛くなって
しまいます。バッハを弾くとボーイングのまずさが露呈しますね。バッハがムリ無く
いい音で弾けるよう最近いろいろ試行錯誤しています。肩当をはずして楽器をフリーに
して左手を最大限に活用したり、弓を軽くして弓幅を増やしてみたり、コマにできる
だけ近づけてみたり。。。あと、最近気付いたのですが首の動きも結構大事ですね。
首をできるだけフリーにして弓の動きに合わせて動くようにすると音の伸びが違って
くるようです。メニューインはかなり首を動かしていますね。足腰から首まで全身を
フルに使うのであんなに自然な感じで線の太い演奏になるのかな?
977 中国製ヴィオラ  しらたま 2002/10/15[tue]8:27:19
Violさん
>だいたい無料でやってくれますよね?
はい。買った時お店の人もそういっていました。
ただ、ベストの状態にまでもっていくのに時間がかかるならば、
お金を払ってでも一発でやってくれるなじみのお店にもっていった方がいいかな?
とか思ったりして(笑)。
とにかく、一度買ったお店に持っていってみますね。
>安いとは言っても中国製であの値段だとすると向こうの人件費を考えると
>かなりのお買い物でしたね。大当たりか、大はずれのどっちかかも(^^;;
おっしゃるとおりビミョーな価格帯なのですよ(笑)。
10万以下なら「まあ、そんなもんだろう」で済むのでしょうけれど。
でも、私は練習用の楽器が欲しかったわけではないので、ちょっとがんばってみたのです。
ところで市場には、いろんな国のラベルがはられて中国製が出回っているのはご存知のとおりですが、
私が楽器店ですすめられた日本のブランドの量産品も実は中国製です。
その価格帯ではかなり定評があるブランドの規格なので品質的には安心でしょうけれど、
それだと型やサイズがきまっちゃっているのですね。
せっかくヴィオラを買おうっていうのに、面白くないじゃないですか(笑)。
それで、同じ中国製なら個性的なものを、と私はバクチに出たわけです。
はっきり「中国製です」と申し出ている心意気もすてきだと思って。
だけど私の買った楽器もノーラベルです。
どうせなら手書きのラベルを(漢字で!)つけて欲しかったな(笑)。
>バッハ/無伴奏パルティータNo.3 プレリュード
先日、友人にも目の前で弾いてもらいましたが、
弾きおわって微笑む友人の額には大量の汗が!
本当にスポーツをやった後のような汗の量で、私もびっくりでした。
そういうものなんでしょうね(笑)。
>首をできるだけフリーにして弓の動きに合わせて動くようにすると音の伸びが違って
>くるようです。
おお、是非今度見せてください!
私は、このプレリュードを弾くために第二次筋トレを開始しました。
ダンベル体操と腕立てふせ(笑)。
がんばるぞー。
978 Re:中国製ヴィオラ  Viol 2002/10/15[tue]23:10:43
しらたまさん
>ただ、ベストの状態にまでもっていくのに時間がかかるならば、
新作の場合、どうしても落ち着くまでに時間がかかりますから一発で
やるのは難しいと思います。私も数年かかりました。
一番いいのは製作者のところに持って行って話し合いながら調整して
もらうことですね。自分で製作した楽器なのでとことんやってくれます。
見違えるようになりますよ。ただ、中国まで行くとなると大変ですが。
>バッハ/無伴奏パルティータNo.3 プレリュード
本来は涼しい顔して弾き終わるくらい無駄な力が抜けているのがベスト
なんでしょうけど、至難の技ですね。特にあの曲は途中でやっかいな移弦が
出てくるのでどうしてもギクシャクします。
>>首をできるだけフリーにして弓の動きに合わせて動くようにすると音の伸びが違って
>>くるようです。
>おお、是非今度見せてください!
まだまだ実験を開始したばかりなので効果のほどは全く未知数ですが、今考えていることは:
普通日本では「顎当て」に上から垂直にしっかりと顎を当てて楽器を押さえる
ように習いますよね?弓が動こうともびくともしないくらいにしっかりと。
でも、Art of Violin を見ているとそういう風に構えている
巨匠はいません。顎はエンドピンあたりにあって、顎当てには左の頬が当たって
います。まずここから自分は間違っているのかな、なんて思ったりして。
しかもかなりゆるく楽器を押さえている上に、ときどき顎を完全に浮かせてリラックス
したりしています。そして弓の動きに合わせて首を実に柔軟に使っている。特に感心
したのはグリュミオーですね。首を含めて全てが柔らかく、リラックスしきっている。
そこからあんな信じられないような音が生まれるのかもしれません。
考えてみれば全身をムチのようにしなやかに使おうとするのに首だけ硬直しているのは
おかしいですよね。いろいろ試行錯誤してみます。
979 やあ〜今晩は〜  四無 2002/10/16[wed]22:37:14
今晩は!
飲んだくれの〜四無じぃーです〜
お久しぶりです。相変わらす飲屋からの投稿です。2通目ですね
ヴィオラの構え方の話を見ていて、思わずキーボードを打ってしまった
次第です‥‥
実は、四無のヴィオラ演奏は、10数年前から、勿論、肩当ないし、
ヴィオラは左手できちんと持って支えてます。 肩、顎なんかで支え
てません、だって、ヴィオラみたい重い楽器を顎、肩で支えるのは、
顎、肩など上半身が硬直して、とても、よくないと、四無の経験では
思います。疲れるし、上半身の柔軟性がなくなってしまう、感じ。
左手でヴィオラを持つようになって演奏の疲れがなくなりました。
ただし、ポジションの移動は、難ありで、ちょっとぎこちなくなります。
とくに下がる移動のやつ。
昔、プリムローズの公開レッスンまたメニューインの教則本などでは、
このようなヴィオラの持ち方を推奨された記憶ありますが‥‥
ご参考までに〜ご意見いだだければ‥‥
980 Re:やあ〜今晩は〜  しらたま 2002/10/17[thu]13:21:10
Violさん
>でも、Art of Violin を見ているとそういう風に構えている
>巨匠はいません。
実はまだ、Art of Violinを見ていないんです〜。
来月廉価版が出るらしいので、それを狙っています(笑)。
早く見たいです。
ああ、だけどまだDVDプレイヤーがないんだった!
普通のDVDプレイヤーにするか、プレステにするか、
パソコンにつけるか、悩む〜。
四無さん、こんにちは!
>10数年前から、勿論、肩当ないし、
>ヴィオラは左手できちんと持って支えてます。。
私も左手で支えることに異存はありませんが、長く弾く時は
やっぱり肩当てがあった方がいいです。
ヴィオラはそのものに厚みがあるのでヴァイオリンほど肩当てが必要だとは思わないのですが、
私の場合、全くなしだと1時間、2時間と弾くうちにだんだん支えている左手と左手を上げている腕が
しびれてきちゃうんです(笑)。
鍛え方が足りないんですかねー。
肩当てがあれば、休符の時とか、楽譜をめくる間とか、
ちょくちょく左腕&左手の緊張を解くことができるので、消耗が少なく長く引き続けられるのです。
ただ、楽器の重さを左手にも分担させて保持する感覚というのは、
肩当てなしで弾くことではじめてはっきり感じることができました。
いつでもどこでも3点支持という感じです。
僭越ながら、楽器の支えを首の力に頼りすぎている方は一度肩当てなしを経験されると、
左手(具体的には人差し指の付け根側面から肉球にかけて)の役割を見直せるんじゃないかと思います。
肩当てなしで、激しくポジション移動すると、どういうわけで
何もない空間のその場所に楽器が留まっていられるのかがよくわかります(笑)。
(ああ、でも肩当てなしでも首の力に頼っちゃう人もいるから、
一概にはおすすめはできないのかしら・・・)
>ただし、ポジションの移動は、難ありで、ちょっとぎこちなくなります。
そうそう。上がるより下がるほうが不安定になりますよね〜。
ところで肩当てなしの時、手の汗の状態って結構ポジ移動に影響しませんか?
私は手がベタベタしている時は、失敗する確率が高くなります(笑)。
と、私の楽器の持ち方はこんな感じですが、いかがでしょう、四無さん。
他のタイプの持ち方をされているのでしたら、また詳しく教えてください。
981 どうも、どうも〜  四無 2002/10/17[thu]21:44:6
四無じぃーです〜相も変わらず飲屋からの投稿です〜
また、くどくど長い投稿だ←いい加減にせーおんりゃー
コメントどうも、どうも〜
10年以上前、肩当なしになった瞬間、あれほど得意だった
左手での瞬間芸のオケでの譜面めくりできなくなってしまった。
これ残念でした。
さて、若干、言葉足らずのところありで、左手でヴィオラを支え
ているというのは大袈裟で、顎・肩、左手、この二つのポイント
全体でヴィオラを支えていますね〜
しかも、実は左手は、ご指摘のとおり、2点で楽器を支えてますね、
、だって、こうじゃないとポジション移動が理屈からできない、
これノウハウだから、楽器を左手で支えて、かつ、ポジション移動
というのは、そこの左手の支え位置の微妙な変更と顎、肩での瞬間
芸的な楽器支持アシストしてやっていると思います(考えてやって
るわけでないですよ)〜だから、重音、オクターブなどで連続的
に下がる時はつらいですね、もうがっちり、顎・肩でヴィオラが
抜けないようするしかないです。
実は、このようなヴィオラの持ち方が一番いいなと思ってほんと
に惚れているところは、前回書かなかったのだけど、ヴィオラが
まったく自由になることです。
ま〜わかりにくいかも知れませんが、正しい位置でヴィオラを
構えて、先っぽ、渦巻きのところが、そう、四無の場合はチビ
なので、直径40cm位の円のなかで自由に振り回して弾くこと
ができます。要するに、ソロなんかやって興にのって、楽器を上
げたり、下げたり、左に振ったり、右に振ったり自由です、勿論、
体本体の姿勢はそれほど壊さないでです。
肩当は面で楽器と体が接触してしまうので、肩と楽器の位置関係を
あまり自由にできないのが、寂しいです〜
裏板の音を止めないという点では、肩当はいいと思います、特に
ヴィオラは〜
では〜また‥‥飲んだくれのじぃーの感想です〜
982 Re:どうも、どうも〜  しらたま 2002/10/18[fri]2:27:1
四無さん
>10年以上前、肩当なしになった瞬間、あれほど得意だった
>左手での瞬間芸のオケでの譜面めくりできなくなってしまった。
>これ残念でした。
あ、肩当て無しだとそういう問題も発生するんですね。
とくにヴィオラだと左手めくりが普通みたいだから大変だ〜(笑)。
>実は、このようなヴィオラの持ち方が一番いいなと思ってほんと
>に惚れているところは、前回書かなかったのだけど、ヴィオラが
>まったく自由になることです。
この利点は、よく言われますね。
私は、肩当てありでも、左右に回したりネックを上げたりは
無理やりやっちゃいますけれど、
ネックを下げたり、そして楽器の傾斜を変えようとした場合
(ネックからエンドピンを結ぶ線を軸にした回転運動)、
やっぱり肩当てなしの方が自由だな〜と思います。
たぶん、アゴの位置と肩の位置の落差を利用することで
体の姿勢を崩さずに楽器のネックを上げ下げできたり、
楽器の傾斜をコントロールできたりするんでしょう。
(肩当ては、この落差を故意に埋めているので、それを補うために
私は背骨を使っています。いいことかどうかはわかりませんが・・・。)
実際、落差を利用するとサウンディングポイントが自分側に近づくので
右手がかなりラクなんですよね〜。
特にヴィオラの場合(笑)。
>裏板の音を止めないという点では、肩当はいいと思います、特に
>ヴィオラは〜
裏板の真ん中の振動を止めないという点では、(ブリッジ型の)肩当てに軍配が上がりますね。
楽器のキャラクターによって、結果は少し変わるようですが、
私の楽器でも肩当てをしたほうが明らかに音量は豊かです。
983 実験!  しらたま 2002/10/18[fri]2:27:41
NO.980で左手の役割を見直す云々申し上げましたが、
その実験方法を考えてみましたので、ご紹介します。
ヴァイオリン・ヴィオラ共通。初心者の方向けです。
肩当てをつけずに行ってください。
(1)
楽器を左ナナメ45度、ヴァイオリンの正しい構え方と言われる位置、正しい姿勢で構えます。
最初は左手で楽器の右肩(本体E線側のカーヴ)を軽くさわって補助します。
その左手の補助を外すと楽器が右下に向かって落ちそうになることも確認しておいてください。
(2)
補助している左手の形をスライドしやすい形に整えます。
左手の親指は楽器に触れないように横に開き、残りの4本は揃えてぴんと真っ直ぐに立てます。
このとき、なるべく肘から指先のラインが地面に対して垂直になるように、肘の位置を調節してください。
そして、手首を曲げず肘から指先にかけてのラインが一直線であることを意識してください。
(3)
人差し指の付け根の「しわ」のところ側面が
指板とネックの境目に触れるところまで手の位置を移動します。
親指はネックに触らない位置で横向きにピンと伸ばしておきます。
(4)
人差し指の付け根側面はネックに触れたままで、てのひらを楽器の肩から2cmくらい離してみてください。
最低限の安定が得られる以上にはアゴの力は入れないでください。
(ここで全く楽器が安定しなければ、この実験は中止してください。)
(5)
さて、ここまで上手くいった方は、左手をスクロール方向に遠ざけてみましょう。
肘から指先にかけての一直線のラインを感じながら、
人差し指の側面をネックにつけたまま移動していきます。
人差し指の「しわ」の位置が指板とネックの境目のラインからずれないように注意。
自分から一番遠いところ、ファーストポジションの位置まで移動しても、
人差し指のその一点だけで楽器が支えられていることを確認してください。
(6)
そのまま、何回か前後にスライドさせてみましょう。
(7)
次に、人差し指以外の指の力は抜いて、スライドさせてみましょう。
また、人差し指1本だけを立てて
付け根の「しわ」ではない位置(指先の方とかもっと根元とか)でも試してみましょう。
今度は、全部の指の力を抜いて、手をふんわりと丸くして、
スライドさせてみましょう。
(8)
最後に、親指をネックに軽く添えて、ファーストポジションで各弦ごとに1234の指を使って
「ソラシドソラシド」のような簡単な音型を弾いてみましょう。
人差し指がネックにあたる位置を微調整して押さえやすい手の形を見つけてください。
人差し指にネックの重さがのっていれば肩当てなしでも弾けると思います。
アゴにしても左手にしても意外に小さな力で楽器は支えられること、
おわかりいただけましたでしょうか?
(姿勢ははじめてだとつらいとは思いますが・・・)
ただし、私は普段の演奏に肩当てをしないことを皆さんにすすめているわけではありません。
必要な方は使っていいんです。私も使っています。
ただ、肩当てをつけたからといって、左手がサポートの役割を全く放棄してしまうと、
その分をどこかが補わなくてはならなくなます。
楽器を支えようと体は固くなり、ガイドを失ったポジション移動は不安定になるでしょう。
実際にはもっと複雑な要素がからみあって、終始人差し指だけで楽器を
サポートするわけではありませんが、この実験が楽器の保持について考える材料にでもなればと
思います。
試してみられた方、ご感想お待ちしております(^^)。
984 首の筋肉の使い方  Viol 2002/10/18[fri]16:53:51
しらたまさん、四無さんこんにちは。
首の筋肉の使い方の話から肩当て問題へ話が発展しましたね。この問題は非常にいろんな要素が
絡むので難しいですね。首の筋肉を柔軟に使えるのであれば使っても使わなくてもいいのかなと
思います。体型によっても違いますし、ヴァイオリンとヴィオラでもまた事情がかなり異なる
と思います。
ヴィオラの場合、平均的にはヴァイオリンより楽器を下げて構えている人が多いですよね?
プロオケなどを見ていてもそうです。ということは左手の支えがポジション移動の際に一瞬
弱くなっても落差が少なくてすみますが、水平より上げて構えたヴァイオリンの場合はかなり
の落差になり、演奏への悪影響大ですね。しかもヴァイオリンのソロの難曲は激しいポジ移動が
頻発しますのでその度にガクッと来たのでは演奏になりません。その度に肩で支えた場合は
首や肩に緊張が走るのでこれもマイナス要素です。
では、左手で支える技術を磨いてガクッとならなくすればいい、ということになりますが
これもいろいろ難しい問題があります。1つの方法はポジション移動の際に親指と他の指の
タイミングをずらす。先に親指だけ降りたり、残って後に降りるようにすれば楽器の上下動は
少なくてすみます。ただ、この場合は手の形が崩れますので音程やヴィブラートなどに影響が
でる可能性がありますね。
もう1つの方法はネックを親指と人差し指の股、あるいはそこまでいかなくてもかなり深く持つ
ことで安定をはかれます。ただ、この場合も手が大きくないと指を伸ばしたりとか、ヴィブ
ラートにマイナスの影響が出ますね。Art of Violin やパールマンの演奏を見ていると
かなり深く左手で竿を持っていますが、これは彼らの手の大きさと指の肉厚があるからできる
のかな、と思います。メニューインはもっと浅く、いわゆる親指の腹で持っていますね。
人差し指の付け根も楽器保持に参加させた場合はヴィブラートがかからなくなってしまいます。
これらのことを考えると現実的にはヴァイオリンで肩当なしは相当キツイ話ですね。
今、いろんな方法で試してはいますが、最終的には肩当てありに戻るのかな?
確かに肩当てナシにも楽器との密着など捨てがたい魅力があるのですが。。。
あと、楽器の動きに関してですが、本質的にはそんなに楽器を大きく動かすのはあまり得策では
無いと思います。楽器と弓の角度等の関係はそれほど動かさずに、体の方が最大限の演奏効果を
出すようにそれに合わせて動くのが理想かと思います。ハイフェッツの演奏など見ているとまさ
にそんな感じで、必要最小限ですが右半身と左半身のねじりをフルに活かしてあれほどの強烈な
演奏をしているように見えますね。首に関してはかなり動いていまして、ダウンのときは左方向
へ、アップのときはその逆に動いています。
985 肩当てと右手  MAKI 2002/10/18[fri]19:53:40
面白そうな話題になっていますね。ちょっと参戦(^ ^)
僕は「原則肩当てなし」です。ただし、場合によりつけます。
(チャイコのコンチェルトなど、ごくごく特殊な曲を弾く場合)
左手の自由度を上げるためです。ただし、表現にはかなりのロスを感じます。
楽器の動きは表現に直結しますから。
と、自分のことは置いておいて、ちょっと違う視点から。
弦楽器の右手の難しさに、「発音」があります。
羊羹を「スパッと」切ったように、弓の初動から楽器が鳴るボウイングです。
名手とそうでない人の大きな差でもありますね。
これを体感するのに、肩当てを外してみると面白い実験ができます。
肩当てを外し、左手で楽器を支えます。ただし「持たない」。
単に左手をネックの下に置くだけ。また、楽器と肩が離れていることが必要です。
真ん中よりやや元弓で、ダウンボウで開放弦を弾きます。
ヴァイオリンならD線がいいかな。
きちんとした発音ができていると、楽器が一瞬だけ弓の進む方向に動きます。
ごくごく小さくですが、瞬間的に「パキッと」動きます。
きちんとした発音ができていないと、楽器の動き方が「でれっと」していたり、
動かなかったりします。
(ちなみに、この実験は、僕は弟子に必ずやらせます。
発音の状態をチェックするには一番わかりやすいので。)
実際に楽器を弾いているとき、この発音の感覚を感じているような気がします。
ちゃんと感じられないと、無意識に修正しているのかな?
この感覚が、肩当てをするとないんです。
僕が肩当てをしない最大の理由がこれ。
もちろん、肩当てをしたら発音自体がだめになる訳ではありませんが、
僕にとっては感覚として大切なんですね。
というわけで、肩当てをするかどうかは、左手だけでは決められないかも・・・
という話でした。
MAKI
986 楽器と左手をつなぐ要  しらたま 2002/10/20[sun]0:57:56
Violさん
>水平より上げて構えたヴァイオリンの場合はかなり
>の落差になり、演奏への悪影響大ですね。・・・・
>これらのことを考えると現実的にはヴァイオリンで肩当なしは相当キツイ話ですね。・・・
うーむ。この辺はどうなんでしょうね?
私は高さよりもネックが右に振れることが問題だと思うのですが、
Violさんは、肩当てなしで左手を離すと真下にネックが落ちます?
私の構え方が特殊なのかな〜??
私の構え方では、手を離すとネックが右下に振れる点においてはヴァイオリンもヴィオラも
変わりはないように思えます。
ヴィオラのネックを下げ気味に構えても、楽器の方向が体のナナメ45度であれば、
左手を離すとネックが右下にずれてきます。
試してみたら、その現象はヴァイオリンもヴィオラも同じで
むしろ、重量がある分、ヴィオラの方がそれが起こった時の衝撃は大きいように思います。
それで、NO.983の実験で私が何を言いたかったかと申しますと、
ヴァイオリンにしてもヴィオラにしても、肩当てをするしないにも関係なく、
「左手の主な役割は、右側のストッパーである。ネックを下から持ち上げているのではない。」
ということなんです。
肩が左側の、鎖骨が下側の、アゴが上側と前方向の、
首が後方向の、そして左手が右側のストッパー。
そして楽器は、前後左右上下から少しずつの力を受けて、
安定してその場所に留まっていられる。
また、肩当てなしだと楽器裏板の曲面のため自然に右下への力が発生する。
肩当ては、首から肩への落差を埋めるものだけれど、
同時に裏板の曲面をなくす役割も果たしていて
(KUNだと曲面をなくすだけでなく、さらに人体にフィットするように
楽器裏板のカーヴとは逆に反っていますよね)、右への力を弱めている。
だけれど、右への力というのは、全くなしではいけない。
右への力は、楽器と左手を結びつける要だから。
だから、肩当ては、装着しただけで楽器が水平になるほど高くてはいけない。
首元だけで楽器を支えてしまうと、左手は楽器との関係を失って不安定になる。
そう考えているのです。
もちろん、奏法によってはこの考え方があてはまらないのかもしれませんが、
Violさんはいろんな奏法がおできになるから、たぶんおわかりいただけるんではないかな〜?
もし私の言葉が足りなかったら補っていただければ幸いです。
MAKIさん
> ごくごく小さくですが、瞬間的に「パキッと」動きます。
なるほど!面白い実験ですね。
肩当てなしの利点が、右手を感じるためという見方、今までしたことがありませんでした。
この動きはエンドピンーネックを軸とした楽器の回転運動ということでいいですよね?
やってみたら、楽器がめくれるように弓についてきました。
私の場合、「パキッ」というのではなく、「プルン」という感じなのですが・・・。
まだ甘いですかねー(笑)。
皆さま
NO.983の実験で、
(8)は説明を大分省略しています。
実はここが一番難しいところなんですけれどね(笑)。
あまり長くなりすぎると、読みづらいかなーと思って。
もし、詳しく書いた方がよければ、リクエストしてください。
987 Re:楽器と左手をつなぐ要  Viol 2002/10/20[sun]7:18:15
しらたまさん
>私は高さよりもネックが右に振れることが問題だと思うのですが、
>Violさんは、肩当てなしで左手を離すと真下にネックが落ちます?
右下に落ちますね。高く上げていた方が落差は大きくなります。
>「左手の主な役割は、右側のストッパーである。ネックを下から持ち上げてい
>るのではない。」ということなんです。
>肩が左側の、鎖骨が下側の、アゴが上側と前方向の、
>首が後方向の、そして左手が右側のストッパー。
うーん、ちょっとこれは単純化し過ぎのような気がします。鎖骨と顎だけで楽器を
持った場合、楽器はかなり下がりますよね?肩を使わずに楽器を上げようとしたら
左手を使うしかないのでは?弦には弓によって上からと横からの両方の力がかかります
から、それを支えるには弦の両側に下からと横からの逆向きの力がかかった方がいいと
思いますが。
右からのストッパーについてですが、これは奏法によって変わってきますね。
しらたまさんが書いているように人差し指の付け根をネックにつけて親指とV字型に
保持すればいいわけですが、このときの問題はビブラートがかかりにくくなることです。
指先と親指、人差し指の付け根の3点で楽器に接触した場合、動きがかなり制限されて
しまいます。外人のようにすごく長くてかつ柔軟な指を持っていればこれでも十分に
ビブラートがかかりますが、平均的な日本人の場合はビブラートの際には親指の腹と弦を
押さえる指先の2点接触にしないと難しいでしょう。そうすると今度は右からのストッパー
役を弦を押さえる指に負わせるしかなくなり、これはこれで難しい。結局こういう事情から
肩当てをつけている人が圧倒的に多いのだと思います。
外人と日本人では体型も違いますしね。スターンは肩当て否定派でしたが、彼は首がほとんど
なくて頭が大きく、首や顎にでっぷり肉が付いているのですから肩当てを必要としなかった
のでしょう。肩幅も広いとそれだけで有利ですね。肩で一瞬楽器を支える歳も鎖骨から距離が
ある方が断然ラクですから。分数ヴァイオリンを弾いてみれば分かります。
988 Re:Re:楽器と左手をつなぐ要  しらたま 2002/10/20[sun]8:20:15
Violさん
レスありがとうございます(^^)。
>鎖骨と顎だけで楽器を
>持った場合、楽器はかなり下がりますよね?肩を使わずに楽器を上げようとしたら
>左手を使うしかないのでは?
あ、では、Violさんのようなヴェテランさんでも、NO.983実験の(4)の段階ですでに
アウトですか?
Violさんができないなら、初心者の方はもっとできないだろうな。
何か説明で言い落としているのかなー?
私が実際に試しながら書いているから、ウソではないんですよ(笑)。
人差し指一本で楽器のズレは止まる!
>このときの問題はビブラートがかかりにくくなることです。
>指先と親指、人差し指の付け根の3点で楽器に接触した場合、動きがかなり制限されて
>しまいます。
そう!
私が長らくこのHPでヴィブラートについて触れられなかったのも、
その点を上手く説明することができなかったからなのですが、
先日ようやく「これだ!」と思われる理屈を掘り当てたのですよ(笑)。
それでウキウキ気分で、あの実験をご紹介した次第で。
もし実験(7)まで成功した方がでたら、(8)を補足して、さらにその先
「ヴィブラート時の支点の差し替え」を説明しようと
思っていたのですが、
成功者が一人もいないとなると、この実験は打ち切りですね(^^;)。
うーむ、我ながらいい発想だと思ったんだけれど(爆)、残念無念。
989 Re:Re:楽器と左手をつなぐ要  Viol 2002/10/20[sun]10:38:10
しらたまさん
>>鎖骨と顎だけで楽器を
>>持った場合、楽器はかなり下がりますよね?肩を使わずに楽器を上げようとしたら
>>左手を使うしかないのでは?
>あ、では、Violさんのようなヴェテランさんでも、NO.983実験の(4)の段階ですでに
>アウトですか?
実験とは関係なく、一般論として左手を一切楽器に触れさせず、肩も使わなければ
楽器は大きく下がりますよね?両手を「気を付け」の位置にした場合。メニューインの
奏法の本でもそうなっていましたよ。
実験についてですが、7と8で前提条件が全く変わってしまっている気がします。
8においても親指を楽器に付けずに弾けるというなら人差し指だけで楽器が
止まるということになりますが。演奏におけるデフォルトな状態というのは弓も載せて
指も押さえた状態ですよね?(まれに開放弦もありますが)。そうするとその状態において
弓と指の上から/横からの力、楽器自体の重みによる上から/横からの力に総合的にどう対処
するかということを考えなくてはいけないと思います。その際に人差し指の付け根も活用
できるときは積極的に活用すべきだと思いますが、ハイポジションになってきた場合は
人差し指の付け根はつけようにもつかなくなってきますし、大きなビブラートをかける場合に
も障害になりえます。肘の角度や手の角度も刻々と変わりますから、肘が地面と垂直という
のもデフォルトな状態ではありません。
これらのことを考えると人差し指の付け根に重要な役割を持たせることはローポジション
かつあまり大きなビブラートを要求されない場合に楽器を横滑りさせないという点では
意味がありますが、汎用性のある技術とは思えません。更にブラッシュアップして汎用性の
ある技術に仕立て上げられればそれはまたそれでスゴイことでしょう。期待しています。
990 重音のこと〜など  四無 2002/10/20[sun]22:15:12
四無です〜今晩は、相変わらず飲屋からの投稿です〜
結構、左手で楽器をもつ、肩当ってどうかなんての話、盛り上がって
ますね! 火つけた甲斐ありで興味深々ですね。
でも、判断の基準は、その人が一番いい音が出るのが、一番いい持ち方
ですよね。、
さて、ここで、ひとつ、話題提供ですが〜重音です。
ヴィオラ弾きがヴィオラに惚れちゃっている、だいたい最大の理由
は室内楽ですよね。 その、室内楽のヴィオラ=例としてブラームス
の作品など=このヴィオラパートの重音をいかに正確に誤魔化すか、
これは、かなりの問題です。四無じぃーのようにチビで指が極端に
短いから、ヴィオラでは2.4の短3度重音がとても苦しい
です=例としてシューベルトの「死と乙女}1楽章の提示部の最後の
ところの重音の短3度重音の連続など=これって、実は、ガキのころ
から、正確な重音の弾ける指の形を造ってしまえば問題ないのですよね。
多分、ヴィオリン弾きにはこのヴィオラの大きさからくる苦労はわかり
にくいでしょうね。
四無じぃーの経験だと、肩当を使用していた時は、このような
重音が最適になる指の形を一生懸命練習してました‥‥でも、
結果として=親指のかなり腹、先っぽでネックを持つことになり
ますが=とにかく、指の力が足りなく、いい音がしない、ヴィ
ヴィラートはかかりにくい〜いいことなかったですね。
左手で楽器を持って、ネックの持つ位置を親指の深い左側と、
人指指の深い外側にかえた時、いい音と、ヴィヴラートが
きれいにかかるようになりました=理由は皆さん考えてみれば
すぐわかると思います=ただし、指短いから、重音はきつくなり
ましたね。
最近、重音の練習をさぼっているので、やりなおそうかな
と思っている毎日です。
では〜
991 肩当てなしで弾いてみた  Elie 2002/10/21[mon]23:45:11
こんばんは。
肩当てなしで弾く話題、盛り上がってますね^^
しらたまさんの実験、試してみました。(びおらで、です)
人差し指の付け根のしわ、というか、その下に骨が出ていますよね、その骨のくぼみに
のっける、という解釈でいいのでしょうか?
それでしたら、できました。
そのあと、(8)は、省略してあるとのことですが、
掌が楽器のショルダーと向き合っている(7)の状態から、掌を微妙に回転させ、指板に沿わせる過程のことでしょうか。
この方式ですと、左手(の親指)は、ネックを(下から)支えるという役目からはかなり外されていますね。
私は、ふだんから左手の親指に負担がかかる気がしていたので、これは、いいかもしれない〜〜^^
でも、左手の感覚がかなり変わるので、今からは変えられるかどうか^^::
それと、私は、ふだん、そもそも45度よりも少し内側に向けて楽器を構えています。
すなわち、楽器を顎だけではさむと、右下にぶれて落ちる、その角度から
そのまま下からしゃくるように持ち上げた位置です。
そうすると、左手の役目は、右側へのストッパーという役目からは解放されて、
もっと自由に動かせるようになるかもしれません。
しかし、これだと、文字通り左手で(しかも親指)支えている状態になるので、
長時間弾いたり、オケなどでは、しんどいかなと思います。
でも、肩当てなして弾いてみて、意外と、ポジション移動や重音などもこなせたのは驚きでした。
前は、「肩当てなして弾くなんてとんでもない!」と思ってたし、実際、出来なかったから。
今回、肩当てなして弾いてみたら、楽器の響きをより体感できるようになって、
気持ちよかったです。
左手の負担さえ減らせれば、個人で弾くときは肩当てなしで弾いてもいいかも、と思ったくらいです^^
それが今回の収穫かな♪
992 Re: 重音のこと〜など  Viol 2002/10/22[tue]0:9:54
四無さん
>でも、判断の基準は、その人が一番いい音が出るのが、一番いい持ち方
>ですよね。、
そのとおりですが、まずヴァイオリンとヴィオラ、それからヴァイオリンの中でもどういう
レパートリーを想定するかで全く必要とされる音楽や技術が異なっていますのでこれらは
完全に分けて考えないと混乱をきたすと思います(どっちが難しいとかいうことではなく、
音楽の性質と楽器の違いからくる違いです。)
ヴィブラート一つとってもアンサンブルの内声として抑制のきいたヴィブラートを多用
するヴィオラと、コンチェルトなどでどの指でも幅広かつ高速なヴィブラートがかけられなく
てはならないヴァイオリンでは自ずと手の形や構えなども変わってきます。重音についても
例えばパガニーニなどでは12度くらいまで出てきますし、フィンガードオクターブや10度の
連続で旋律をこなしたりヴィブラートをかけなくてはならないとなるともはや人差し指側を
ネックにつけておくことは物理的に不可能になってしまいます。ポジション移動もとんでも
ない飛びつきや飛び降り、G線でも指板がなくなるところまでSul G で上がっていくなど、
左手だけで楽器を支えるにはあまりに不利な条件が多いのです。
ただ、ヴァイオリンとは言ってもオケや室内楽のセカンドだとまた全く別の技術が必要なので
上記のような前提とは違った技術体系でやることも可能でしょう。
993 27400!  なかむら 2002/10/23[wed]9:49:16
はじめまして
普段、掲示板に書き込みとかしないのですが、
ふらっと立ち寄ったら、カウンターが
27400だったので、
書き込みしたほうがよいのか迷ったあげく、
書き込みしてみました。
私もヴァイオリンを習ってますが、
ここのページは読んでいてとてもためになりました。
これからも更新を楽しみにしています。
994 Re:27400!  しらたま 2002/10/24[thu]22:27:2
なかむらさん、
キリ番おめでとうございます!
書き込みは最初はなかなか勇気がいるものなんですよね(笑)。
「普段は」なんておっしゃらず、大歓迎ですので
気軽になんでも書いてください。
よかったら、なかむらさんのヴァイオリンのお話も聞かせてください。
お待ちしております。
Elieさん
実験にご協力いただきありがとうございましたm(_ _)m。
>人差し指の付け根のしわ、というか、その下に骨が出ていますよね、その骨のくぼみに
>のっける、という解釈でいいのでしょうか?
人差し指の付け根の下の骨にのっける---確かに弾き方としてはそれもありなのですが、
今回の実験では「真横から指一本でネックを受け止める」ところがポイントになります。
実感できなかった原因としては、Elieさんは45度よりも内側よりに構えていらっしゃるということで、
左肩が積極的に裏板に関わっていなかったからじゃないかなと思います。
(左肩が裏板に触れないのがいけないと言っているのではありません!
「この実験を成功させるために」は左肩の働きが是非とも必要なんです。)
ですから今回は、45度で構えてみてください!
それでも実感できなければ、真横・90度でお試しください。
この実験では、楽器の裏板の曲面と肩で作られる右方向の力を体感していただきたいのです。
体感していただいた上で、気に入ったらその力を自分の奏法に応用していただければ、ということなのです。
念のため、もう一度申し上げておきますが、
肩当てを使うなとか、演奏中ずっと人差し指で支え続けろという意図ではありません。
>それと、私は、ふだん、そもそも45度よりも少し内側に向けて楽器を構えています。
>すなわち、楽器を顎だけではさむと、右下にぶれて落ちる、その角度から
>そのまま下からしゃくるように持ち上げた位置です。
>そうすると、左手の役目は、右側へのストッパーという役目からは解放されて、
>もっと自由に動かせるようになるかもしれません。
その持ち方もありで、実際にそれで弾いていらっしゃる方も多いと思うのですが、
私はその持ち方ではポジ移動が不安定だったのです。
だから、今のところ、ヴィブラート無しの時とポジ移動の最中には
人差し指の根元を楽器に沿わせてガイドにして、
ヴィブラートをかけ始める時、また4ポジ以上に上がった時には
支点を親指に移行しています。
#今、ガラミアンの「ヴァイオリン奏法と指導の原理」を読んでいるのですが、
#第二章「左手」の中の「手」という項目に似たような記述がありましたので、
#お持ちの方はご参照ください。
#この本は前から持ってはいたんですけれど今まで写真しか見ていなくて(笑)、
#文章は昨日はじめて読みました(爆)。
#いいことが沢山書いてありますね〜。(←生意気〜!)
ところで、この実験を友人にもやってもらったんですが、
(1)が既に私のイメージとは違っていました。
楽器を構える時、左肩を肩甲骨ごと前に出すのって普通にやられていないんでしょうか。
よく「右肩を左手でつかみ、その状態の左肩に楽器をのせる」とか言いますよね?
これって「肩を前に出す」ことだと思うのですが。
995 姿勢、肩当、顎当て、・・・  田吾作 2002/10/25[fri]14:58:48
しらたまさん、今日は。
> よく「右肩を左手でつかみ、その状態の左肩に楽器をのせる」とか言いますよね?
> これって「肩を前に出す」ことだと思うのですが。
私はこれ、始めて聞いたのですが、だとすれば
「肘を(右に)入れ、身体に引き寄せる」ことだと私は考えます。
ちょっと話がそれるようですが、肩当があると「やりにくくなる」ことがいくつかあるとすれば、その中の一つに
「楽器+肩当て」の厚さが邪魔で、肘を入れにくくなり、指を真上から指板に降ろせない (特に低弦で)
ことがありませんか。
とは言ってみましたが、「そう言えば・・・」とおっしゃる方と「影響は全然ない」と言う方、
実際のところさまざまだと思います。
なぜなら「肩当の有無」などは、それだけが問題なのではなく、「姿勢・構え方」その他との
密接な関係において決まってくるからではないでしょうか。
「姿勢・構え方」は、私たちが右手・左手を使ってやらなければならない様々な事柄のうち、
その演奏者がまず第一に重要視して求める要素が何であるかを、端的に表すような気がします。
(もちろん、すべてを満足させるような「理想的な構え方」があれば最高ですし、
みんなそれを求めているわけですが。)
つまり、姿勢や構え方が異なるAさんとBさんでは、同じ肩当について議論しても正反対の意見になることがありうると言いたいのです。
同じように、左手の指のどの部分で楽器を支えるか、あるいは支えないか、楽器は左45度に構えるのがいいのか、・・・
などの問題に関して色々な説があり、この掲示板でも議論が尽きないのは、おのおのが異なる立場に立脚しているからではないでしょうか。
自分のことで恐縮ですが・・・
かつて、Violin、Viola を弾きながら「どの肩当が自分に合うか」を模索していた頃、ありとあらゆるものを試してみたことがあります。 (「肩当なし」も含めて。)
そのうち、同じ(サイズの)楽器でも「顎当てとの組み合わせ」によって結果が全然異なることに気付きました。
それがきっかけで、今度は色々な顎当てを試し始めました。
(ひとつお断わりしておきますが、肩当や顎当ての「楽器の響きに及ぼす影響」に関してはここでは触れず、もっぱら「姿勢・構え方」との関連のみにおいてお話ししていることをお許しください。)
さて顎当てですが、様々なものがありますね。 厚いもの・薄いもの、ブリッジ式の(テール・ピースを跨ぐ)もの、縁が盛り上がって一見支えやすく見えるもの・・・。
そんなある日、今度は顎当ての取り付け位置によっても、音色や音程のとりやすさがかなり異なることに気が付きました。
さらに色々と自分で「人体実験」を繰り返すうちに、「この左右の位置関係」のみならず、
「楽器の奥に押し込む」か、「多少はみ出し気味に取り付ける」か次第でも、結果にかなり劇的な差異があるのを体験してきました。
現在もその延長にある中で、右手・左手はもちろん「全身の楽さ具合」、音色を含めた「右手のテクニック」、「左手のテクニック」など、音を聴き、感覚の差を確かめながら、許された少ない時間を、「出来るだけ効率的に使いたい」との希望を持ちつつ楽器を弾いています。
ちなみに今私の使っている肩当は、PLAY-ON-AIR の DELUXE (黒い空気袋)に少なめに空気を入れ、一番薄い顎当て(ベークライト製が最も薄い)をさらに「削って」薄く平坦にして、とんでもない取り付け方をして弾いています。 Violin も Viola も今まで弾いてきた限りでは一番楽に、効果的に弾けるようになったと自分では感じています。
話がそれたようなので元に戻しますが、肩当や顎当ての「常識」の中には、
「嘘」とは言わないまでもかなり問題のある要素が多く介在していますので、
「がむしゃらにさらう」のが疲れた方は、これら「最も身近なアタッチメント」の機能を一度疑ってみて、
御自分の演奏法、御自分の愛用備品を「編み出す」べく、実験なさることをお勧めします。
996 ご来場  へい 2002/10/27[sun]1:42:40
ありがとうございました。>しらたまさま
無事フォーレ・レクイェムの公演終了しました。
打ち上げ参加し、ついさっき帰ってきたところです。
明日は新潟公演のエキストラのため、また歌いに
行ってまいります。それでは、おやすみなさい。
997 Re:姿勢、肩当、顎当て、・・・  しらたま 2002/10/28[mon]13:18:34
田吾作さん
レスありがとうございます!
>> よく「右肩を左手でつかみ、その状態の左肩に楽器をのせる」とか言いますよね?
>> これって「肩を前に出す」ことだと思うのですが。
>私はこれ、始めて聞いたのですが、だとすれば
>「肘を(右に)入れ、身体に引き寄せる」ことだと私は考えます。
最近の大手楽器店のヴァイオリン教室ではそう教えるみたいなのです。
また、菅原英洋さんが「ヴァイオリン奏法の知識」の中で書いていらっしゃいます。
これは、「楽器の構え方」の章に出てきていてまだ左手をあげない状態で紹介されているので、
指板の上に指を配置するために肘を入れることとは関係なく、構えるためだけにも
有効なポーズなのではないかと思います。
私がヴァイオリンを習い始めた時はこんな風には教わらず、
肩当て(KUN)を使っていてもいつも楽器がフラフラしていて、
でも「どこにも力を入れてはいけない」と言われて八方塞がりになり、
体だけでなく精神的にも辛かったです。
そこで何が悪いのかわからないままに、
自主的にアゴの下にちょっとの隙間もできないような高い肩当てを
使ってみたり(そうすると、今度はおっしゃるとおり《「楽器+肩当て」の厚さが邪魔で》
左手の自由が利かなくなってしまいました)、
首を右に傾けて構えて見たり(これをやると、今度は右手の自由が失われる。)、
試行錯誤の末、最近は肩当てなしでも弾けるようになって「なぜ?」と振り返ってみた時、
昔より肩が少し「前」に出ていることに気がついたのです。
そして、たぶんこれが「右肩を左手でつかみ、その状態の左肩に楽器をのせる」
の意味するところではないかと。
また、これをスタートで教わった人は恵まれているなーと思うわけです。
「肩を前に出す」という言葉で誤解があるといけないので、つけ加えますが、
肩を上げる(イカラせる)ことや、体をひねって左肩を前に出すこととは違います。
例えば、壁におしり・背中をべったりくっつけて楽器を構えた時、
左の肩甲骨の一帯だけが壁から離れる、この動きのことです > ヴェテランの皆さま。
これを「体のひねり」と説明する方もいらっしゃると思いますが、
元体操部の私としては、「ひねり」とは分けて、
左肩関節に連動する左肩甲骨の動きと呼びたいと思います。
小さい頃からやってきた方々は、長年の経験から
「弾くぞ」と思った瞬間、無意識に肩も左手についてきてよい位置に
セットされますが、
私も含め、大人から始めた人の多くは、「左手を上げろ」と言われたら、
素直に左腕の関節から先を動かしてしまうんです。
それが、私たちにとって普通の「手をあげる」動作だからです。
そうすると左肩・背骨・右肩が一直線に開いてしまっている状態のままなのですね。
楽器を迎え入れるための左半身のステージが完成していない。
それにすぐに気づいてヒントをくださる先生ならよいのですが、そうでなかった場合、
私のように遠回りすることになります。
だから、
左肩を全く使わないで弾ける先生について、その先生の構え方を
1から10まですべて伝授してもらえる方は別として、
以前の私のように何がいけないのかわからないけれど、楽器が安定しないという方は、
NO.983の実験を行うことで改善の糸口が見つかるかもしれない、ということでご紹介したのです
>そのうち、同じ(サイズの)楽器でも「顎当てとの組み合わせ」に
>よって結果が全然異なることに気付きました。
顎当ては、肩当て以上に演奏に大きな影響を及ぼしますよね。
私は、割合早い時期に、「偶然」自分にあったアゴあてに出会ってしまって、
今までその重要性に気づきもしなかったのですけれど、
最近ヴィオラを弾くようになって、
借り物のヴィオラについていた顎当ても、
新しいヴィオラについていた顎当てもダメで、
顎当てによって、力のかかり方がこんなに違うのかとびっくりしました。
今でも、一番合わなかった借り物の顎当てを目にすると、
その時の痛みが「味覚」として思い出されます。
結構、血の味に近いかも(笑)。
あ、思い出しちゃった。痛たたた・・・。
私はまだ顎当てを肩当てとの組み合わせでは選んだことはないんですが、
組み合わせによっても、いろいろあるんだろうな〜と思います。
>ちなみに今私の使っている肩当は、PLAY-ON-AIR の DELUXE (黒い空気袋)に少なめに空気を入れ、
>一番薄い顎当て(ベークライト製が最も薄い)をさらに「削って」薄く平坦にして、
PLAY-ON-AIRの空気を抜いて使うと、その生地のザラザラが「滑り止め」として働いてくれるので、
楽器が肩で滑るという問題を解決しつつ、肩当てなしで構えたに近い効果が得られるみたいですね。
ベークライト製の顎当てというのは、まだ見たことがありませんが、「薄い」というのは魅力的ですね。
普通に手に入れられるものですか?
「平坦にして」というのも共感できます(すみません生意気で)。
例の血の味を思い出す痛かった顎当てが、縁の高いタイプだったので(笑)。
>とんでもない取り付け方をして弾いています。
もしかして、中央よりも右側ですか?
私は、できれば真ん中につけたいのですけれど、そのタイプの顎当てって
あまり売っていないようで、まだ実現できずにいます。
>「がむしゃらにさらう」のが疲れた方は、これら「最も身近なアタッチメント」の機能を一度疑ってみて、
>御自分の演奏法、御自分の愛用備品を「編み出す」べく、実験なさることをお勧めします。
私もおすすめします、というか、自分がやってみたい(笑)。
時間もお金もかかるんですけどね〜。
998 Re:ご来場  しらたま 2002/10/28[mon]14:18:32
へいさん、公演のご成功おめでとうございます!
すごく良かったです。
失礼ながら、こんなに素晴らしいものになるとは
予想していなかったです。
演奏が終ったあとで、「頼むからもう一回聞かせて!」と思いました。
前プロだったのが残念だ〜。
余韻をウチに持って帰りたかった〜。
実は私、指揮者が振り下ろす前から泣いていました(←これは反則か・・・)。
だって、会場の雰囲気からして何か違いましたですよ。
関係者が多かったのか、宗教心のある人が多かったのか、
フォーレク・ファンの特徴なのか、(いや東響&東響コーラスのファンの特徴なのか?)
とにかく、皆さん集中していて、聞こうという体勢がバッチリ整っている。
こんなに大人な雰囲気の演奏会ははじめてでした。
演奏中、身動きする人はほとんどいませんでした。
解説や歌詞が載っていたけれど演奏中にパンフレットをめくる人は一人もいない。
演奏ももちろん素晴らしかったのですけれど、聴く側の協力体勢もすごかったです。
(と思うのは、ファンの贔屓目なのでしょうか。フォーレクのことになると
自分が正常な判断できているかどうか自信がもてない・笑)
ホント、お見事。
できれば毎年やっていただきたいです!
また、情報くださいね!
END---