♥舞 |
「はうぅぅ〜…いい……素敵だわあ…」
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♠達也 |
「…おい…」
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♥舞 |
「なに?たっくん?」
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♠達也 |
「…あ〜…そのだな…別に素敵なことに陶酔しようが、溺死しようが、トーテムポー
ル立てかけて阿波踊りしようが…それらは個人によることで他人にはどーでもいい
ことなんだが…」
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♥舞 |
「ねぇ…たっくん…ここ、ここ…ここなんて素敵でしょ♥」
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♠達也 |
「…番組始まってるんですけど…」
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♥舞 |
「……………………え?………」
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♥舞& ♠達也 |
『…………………………………』
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ごすっ!
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♥舞 |
「はいいいいっと、言うわけで始まりました【スレイヤーズラジオ】裏番組==あん
だ〜ば〜EX。いつでもどこでも笑顔元気な舞ちゃんがお送りいたしまあ〜す」
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♠達也 |
「それより…舞…なぜ殴る…」
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♥舞 |
「自業自得よ」
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♠達也 |
「何で…」
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♥舞 |
「番組が始まったことをもっと早く教えてくれればよかったのよ…そうすれば番組も
ちゃんとはじめられたし…ああ〜もう…すごく恥ずかしいんだから…」
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♠達也 |
「お前さんの今までの行動のほうがよっぽど恥ずかしいだろが!!」
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♥舞 |
「それはさておき…」
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♠達也 |
「おい!」
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♥アメリア |
「あの〜…ちょっとよろしいですか?」
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♥舞 |
「はいはあ〜い…アメリアさんなんでしょうか?」
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♥アメリア |
「唐突ですけど…舞さんたちってこの番組のギャラ貰ってるんでしょうか?」
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♥舞♠達也 |
『は?ギャラ?』
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♥リナ |
「アメリア…あんた、ホント唐突ね…」
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♥アメリア |
「…あ…いえ…なんか当然、そんな疑問が浮かんだもので…」
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♥舞 |
「あの…それってどういう意味でしょうか?」
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♥アメリア |
「…いえ…あのですね…リナさんが言うには【スレイヤーズラジオ】はノーギャラで
番組をなさってるらしんですよ。だからこちらはどうなのかなって…」
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♥舞 |
「もらっていますよ。ちゃんと」
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♠達也 |
「オレももらってるけど…」
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♠ガウリィ |
「なあ…リナ…オレたちはこっちでは貰ってるのか?」
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♥リナ |
「…え?…え〜と…その〜…」
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♥舞 |
「たしか…出してるはずなんですけど…」
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♠ガウリィ |
「え?そうなのかリナ?」
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♥リナ |
「…え?何のこと?あたししらなあ〜い♥」
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♥アメリア |
「ゼルガディスさんは貰ってます?」
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♠ゼル |
「いや…そのための交渉もしていないが…」
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♥舞 |
「え?でもスタッフからはちゃんと交渉してるって…」
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♠ガウリィ |
「そうなのか?リナ?」
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♥リナ |
「え〜何のことお〜?」
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全員 |
『………………………』
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♠達也 |
「なあ〜るほど…独り占めってやつか?」
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♥リナ |
「………………………ぎくっ…」
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♥アメリア |
「リ〜ナ〜さ〜ん〜」
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♥リナ |
「…あ…あははは…んじゃ、ま、そういうことで…翔封界っ──」
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♥舞 |
「あ…逃げた…」
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♥アメリア |
「まってください。リナさん。それは正義じゃありません!翔封界っ!」
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♠達也 |
「…あ〜…元気だねぇ…アメリアさんは…ずずずずずずず…」
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♠ガウリィ |
「ずずずずずずず…まあなあ〜それがあいつのとりえだしなあ…ずず…」
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♠ゼル |
「おまえらどこから持ってきたそのお茶は…」
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♥舞 |
「というわけで、本日の放送も残りわずかとなりました」
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♠達也 |
「え?」
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♥舞 |
「ではまた来週♥」
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♠達也 |
「って。何でもう終わる。まだ、始まったばっかりだろ!」
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♥舞 |
「だって…今回は仕方ないのよ…」
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♠達也 |
「なんで?」
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♥舞 |
「この後、ラジオドラマあるんだもん」
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♠達也 |
「え?そうだっけ?」
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♥舞 |
「っと言うわけでまた次回お会いしましょう♥」
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全員 |
『さようならあ〜』
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