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OTOMO KATSUHIRO Comics

総天然色 AKIRA

Full Culor AKIRA 1

総天然色 AKIRA 第1巻


Full Culor AKIRA 2

総天然色 AKIRA 第2巻

コメント

Full Color AKIRA ad kit envelop
1,2巻の宣伝キット封入封筒
Full Color AKIRA ad flyer
1,2巻の宣伝キット
(B5 版予約用チラシ)
Full Color AKIRA ad Poster 1
1,2巻の宣伝キット(B3 版販促ポスター1)
Full Color AKIRA ad Poster 2
1,2巻の宣伝キット(B3 版販促ポスター2)

1988年からリリースが始まった初の海外版「AKIRA」となる北米版は、まだ「マンガ - manga」が一般的ではなく、現地での「Comics」のスタイルに則って「オールカラー、薄いペーパーバック」というスタイルでした。1995年の第38巻リリースをもって全巻完結した北米版ですが、ペーパーバックの合本版「AKIRA COLLECTION」、豪華本ばかりを出している Graphitti Design社からの「ハードカヴァー版 AKIRA」のような「manga」のスタイルに近い形でのリリースもありました。
 一方、日本では北米のペーパーバック版を逆輸入し、日本製の箱に対訳冊子とともに入れて「オールカラー 国際版 AKIRA」としてリリースもしていました。
 1990年代中盤以降になると、欧米における「manga」の認知度が一気に高まり、200〜400ページという厚さでの単行本のリリースという日本スタイルも定着し始めました。また、オリジナルがモノクロであった作品は、オリジナル通りモノクロで読みたいというファンも増え、2000年前後からは各国でこぞってオリジナルとよく似た体裁の単行本が再リリースされています。

Full Color AKIRA 1 with skelton case
スケルトン・ケースに
入った状態の1巻

しかし、日本では限定発売に近かった「オールカラー 国際版 AKIRA」はすでに入手困難となり、また海外のオールカラー版単行本も上記のような流れで次々と絶版になる中、日本でのオールカラー版単行本のリリースに対する要望が強くなり始めました。そのような状況で、満を持してリリースが始まったのがこの「総天然色 AKIRA 全6巻」です。

マンガは北米のオールカラー版を基本としているため、左開き、オノマトペも英語というスタイル。ただし台詞は上記「オールカラー 国際版 AKIRA」に付けられた黒丸尚による日本語訳(translation back)が使われています。英語化に際して変化した細かい台詞回しやニュアンス、また欧米スタンダードの概念、物の名前などがさらに日本語訳されているため、オリジナルの台詞とはかなり異なります。「オールカラー 国際版 AKIRA」の時は別冊子だったためにあまり気になりませんでしたが、さすがにフキダシの中に異なる台詞が入っていると違和感は相当なものです。好き嫌いのはっきり別れるところでしょう。


Full Culor AKIRA box subscription postcard
1巻付属全巻収納ボックス
応募はがき
Full Culor AKIRA box subscription ticket
2巻付属全巻収納ボックス応募券

色は北米版と同じはずですが、実際に比較するとこの「総天然色 AKIRA」はかなり濃い、暗い色合いになっていることが分かります。また、全体に線のエッジがぼやけていて、顕著なページではかなり気になります。時期は違いますが、同じように北米のオールカラー版を元としたフランス版などはくっきりと印刷されているので、オールカラー版製作から流れた月日が(物理的に)影響しているのではないかと思われます。大変残念です。
 装丁はハンコ・タイプの「フルカラー総天然色」という部分を除いてモノクロ。これは中身との対比を狙ったものでしょう。派手めなものが多い欧米版と比較すると、非常にスタイリッシュで格好良いです。初回出荷版のみプラスチック製のスケルトン・ケース付き。また、初回出荷版1、2巻には全6巻を収納できるボックス・ケースの全員プレゼント応募はがき/応募券が付いており、2004年6月頃に配付される予定(配布されました)。やたらと力の入った(力み過ぎ!?)宣伝もそうですが、中身よりも付加価値で気を引こうとしているのが見え見えのような‥‥。

2003年12月からリリースが始まり、2004年4月に最終6巻が発売される予定。→予定通り全巻刊行されました。第6巻には、大友コメントもあり。

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