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OTOMO KATSUHIRO Interviews
大友克洋インタビュー 1998 (雑誌、単行本)
日経ゼロワン 1998年1月号
- 「GO AHEAD OF HOLLYWOOD [アニメーション・
デジタル革命]:スペシャルインタビュー大友克洋」 - 3p, color, 写真1点、「STEAM BOY」「MEMORIES」
「ルナパーク・コマーシャル」からのカット7点 - インタビューア:編集部
- 1997年暮れ?、場所不明
- 日経ホーム出版社
- 発行:1998年1月1日
- 194p
- A4 版
- 本体価格 467円
- 雑誌コード:17105-1
バンダイビジュアルの「デジタル・エンジン構想」発表会の記事と、制作中の「STEAMBOY」について、特に CG 技術の使用法について。映画「STEAMBOY」に関する最も早い段階の特集記事のひとつ。対象年齢を映画「AKIRA」よりも下げたことなど、ここではじめて公開された情報は数知れず。また、他作家の作品などについてもコメントされていたりします。全体的に技術的な話に終始していますが、作家性についての話なども。それにしても凄い表紙‥‥
アニメージュ 1998年1月号
- 「[BANDAI VISUAL'S 2001:
an animation odyssey]内インタビュー」 - 1p, color, 写真2点、自画像1点
- インタビューア:編集部
- 1997年10月28日
- 徳間書店
- 発行:1998年1月1日
- 208p
- A4 版
- 本体価格 590円
- 雑誌コード:01577-01
10ページに渡る「バンダイ・デジタルエンジン構想」特集の中のインタビュー記事。制作途中の「STEAMBOY」について。他のページでも「STEAMBOY」のパイロット・フィルムからのスチールやイメージ画を掲載。映画「STEAMBOY」に関する最も早い段階の特集記事のひとつで、1997年当時の映像イメージという点では最も充実した内容です。また、同時に川崎博嗣監督、大友克洋監修 (・脚本となっている) 映画 (後の「SPRIGGAN」のこと)、りんたろう監督、大友克洋脚本の「メトロポリス」が制作準備中であることが報じられています。さらに、11月2日に行われた東京国際ファンタスティック映画祭のプログラム『EMOTIONアニメ新世紀宣言!』の模様を伝える1頁記事も。
Newtype 1998年2月号
- 「EXCITING MOVIES!! PART:2 大友克洋 SHOW」
- 4p, color, 写真2点
- インタビューア:GICHI OHTSUKA & HIROSHI ODAGIRI
- 1998年1月?、スタジオ4℃にて
- 角川書店
- 発行:1998年2月1日
- 234p
- A4 変形版
- 本体価格 495円
- 雑誌コード:07009-2
公開直前の「スプリガン」、「PERFECT BLUE」について、制作中の「STEAMBOY」について。
COMICKERS 1998年4月号
- 「大友克洋+森本晃司+今 敏「デジタル・
アニメーションの現在と未来」を語る」 - 4p, b/w, 写真12点(うち6点は
各人の作品の紹介写真) - インタビューア:-
- 1997年12月12日、デイジー VISIONS
大友克洋とデジタル新時代展会場(渋谷パルコ)
- 美術出版社
- 発行:1998年4月1日
- 154p
- A4 変形版
- 本体価格 933円
- 雑誌コード:07612-4
渋谷パルコの会場での対談の様子を収録、再構成したもの。デジタル・アニメーションとはどんなものを指すのか、何ができるのか、何ができないのか。今まで使った技術について、これからの展望について、等々。制作中の「STEAMBOY」の展示資料の紹介も。マンガ関連の話題はほぼゼロ。なお、この対談記事の前は、カラー3ページの「デイジー VISIONS 大友克洋とデジタル新時代展」の紹介記事。行けなかった人には開場の雰囲気を知るよい資料です。
週刊ポスト 1998年8月7日号
- 「PeOPLe: 世界の『AKIRA』の作者が新作完成」
- 3p, b/w, 写真2点
- インタビューア:中山清美
- 1998年夏頃(映画「SPRIGGAN」試写会会場?)
- 小学館
- 発行:1998年8月7日
- 258p
- B5 版
- 定価 300円
- 雑誌コード:20051-8/7
映画「SPRIGGAN」完成披露試写会の後(?)取られたと思われるインタビュー。2点の写真が3ページのうち2.5ページを占めていて、インタビュー部分は少ないです。内容は「SPRIGGAN」制作に関わった経緯と、完成後の感想、それに制作に入っていた「STEAMBOY」に関して。この時点では「翌年夏」(1999年夏) の完成を目指していたようです。
smart 1998年8月24日号
- 「SMART VIP ROOM #10」
- 3p, b/w, 写真2点、映画「SPRIGGAN」
からのカットおよび童夢からの数点 - インタビューア:三嶽貴彦
- 1998年夏頃(映画「SPRIGGAN」完成直後)
- 宝島社
- 発行:1998年8月24日
- 146p
- A4 版
- 本体価格 371円
- 雑誌コード:23814-8/24
映画「SPRIGGAN」のインタビューかと思いきや、出身地の話やデビュー当時の話など、興味深い内容のインタビュー。あまり語られたことのない、アクション時代の担当者の話なども。短いながら、充実したインタビューです。ファッション誌、侮れず。
ビッグコミックスピリッツ 1998年8月24-31日号
- 「映画「SPRIGGAN」完成記念特別対談:大友克洋×浦沢直樹」
- 3p, color, 写真3点、映画「SPRIGGAN」からのカット多数
- インタビューア:-
- 1998年夏(映画「SPRIGGAN」完成披露試写会会場?)
- 小学館
- 発行:1998年8月31日
- 384p
- B5 版
- 本体価格 248円
- 雑誌コード:27765-8/31
浦沢直樹の大友体験についての話から始まります。浦沢直樹が大友克洋に影響を受けたというのは、彼のインタビューでは時々言及されていたことでしたので、これは念願の対談だったのではないでしょうか。それから、漫画は最近描いていないが絵は相変わらず描いているから、「消えた漫画家じゃない」という発言が(笑)。そのほか、「SPRIGGAN」でたくさん使った CG についてや、現在の日本のアニメ界、漫画界についてもの申す、といった感じで語られています。短いですが、面白い対談です。
Gainer 1998年9月号
- 「MAN OF THE MONTH:大友克洋」
- 3p, color, 写真4点、映画「SPRIGGAN」からのカット4点
- インタビューア:不明
- 1998年夏頃、場所不明
- 光文社
- 発行:1998年9月1日
- 200p
- A4 版
- 本体価格 619円
- 雑誌コード:13555-9
映画「SPRIGGAN」の公開前のインタビューで、大友克洋が果たした役割についての話から、作品を作ることについて、大友作品には「テーマがない」ことについてなど、創作活動全般に渡るかなり根元的な話がされています。分量は少な目ですが、興味深いです。
relax 1998年9月号
- 「INTERVIEW:大友克洋×川崎博嗣
「超高速アニメ『SPRIGGAN』を語る」 - 5p, color, 写真4点、映画「SPRIGGAN」からのカット多数
- インタビューア:不明
- 1998年夏頃、場所不明
- マガジンハウス
- 発行:1998年9月1日
- 106p
- A4 版
- 本体価格 457円
- 雑誌コード:19301-09
映画「SPRIGGAN」の公開前のインタビューで、監督と監修者の対談形式のインタビュー。2人の出会いから、「SPRIGGAN」を選んだ理由、アニメーション制作の現場について(これがかなりいろいろ暴露されていて面白い)などなど。写真が多くて(大きくて)文章はページの割に少な目。ただ、内輪話は面白いです。
"オリコン" ウィーク The Ichiban 1998年9月7日号
- 「ミニ特集「スプリガンのすべて」内:
大友克洋インタビュー」 - 2p, b/w, 写真4点、映画「SPRIGGAN」からのカット3点
- インタビューア:不明
- 1998年夏頃、場所不明
- 株式会社オリコン
- 発行:1998年9月7日
- 82p
- A4 変形版
- 定価 310円
- 雑誌コード:21963-9/7
映画「SPRIGGAN」の公開前のインタビュー。監修を請け負った経緯、作品について、描き下ろしたポスターとノアの箱舟デザインについて。2ページのミニ特集の中、1/4ページほどで分量は少ないです。
MEN'S NON-NO 1998年9月号
- 「特集「ジャパニーズ・ニュー・シネマ」内:
大友克洋インタビュー」 - 2p, b/w, 写真4点、映画「SPRIGGAN」からのカット3点
- インタビューア:不明
- 1998年夏頃、場所不明
- 集英社
- 発行:1998年9月8日
- 222p
- A4 変形版
- 本体価格 552円
- 雑誌コード:18627-9
映画「SPRIGGAN」の公開前のインタビュー。そこから、若手との関わりについて、日本アニメの海外進出についての話題へ。VIDEOGRAPHY 付き。また、同特集では若手映画監督数名のインタビューがあり、その内のヤン・クーネン、ジョシュ・ペイトが大友作品からの影響を語っています。
Boon 1998年10月号
- 「大友克洋:今世紀最後のインタビュー」
- 3p, b/w, 写真2点、映画「SPRIGGAN」からのカット多数
- インタビューア:不明
- 1998年夏頃、場所不明
- 祥伝社
- 発行:1998年10月1日
- 274p
- A4 変形版
- 本体価格 410円
- 雑誌コード:07787-10
映画「SPRIGGAN」の公開直前のインタビューで、総監修という立場についてのフランクな話からスタート。話は大友作品と現在〜未来社会のシンクロについてに移るんですが、大友さんはあまりそういうことは考えていないということが判明(笑)。また「SPRIGGAN」の話題に戻り、原作のテーマと大友世界とは、やはり全然重なっていないということが語られています。分量短めながら、それなりに面白いです。他に、大友作品の年表などもあり。
美術手帳 1998年12月号
- 「特集:マンガ 内 大友克洋インタビュー
「デカいビルを壊せばいいんだ!」」 - 8p, color, 写真1点、作品からのカット多数
- インタビューア:不明
- 1998年秋頃、吉祥寺にて
- 美術出版社
- 発行:1998年12月1日
- 284p
- A5 版
- 本体価格 1524円
- 雑誌コード:07611-12
初期の作品制作の動機について、映画からの影響について、エンターテイメント性を導入していった過程について、「AKIRA」について、マンガの未来について等。マンガを体系的に捉えようという特集内のインタビューにしては、割とありがちな質問に終始しているのが残念。ただし、初期の創作の動機を語った部分は興味深いです。なお、特集自体は充実しています。
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