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Otomo Interview 1997

OTOMO KATSUHIRO Interviews

大友克洋インタビュー 1998 (雑誌、単行本)

日経ゼロワン 1998年1月号

zero-one 1998/1

バンダイビジュアルの「デジタル・エンジン構想」発表会の記事と、制作中の「STEAMBOY」について、特に CG 技術の使用法について。映画「STEAMBOY」に関する最も早い段階の特集記事のひとつ。対象年齢を映画「AKIRA」よりも下げたことなど、ここではじめて公開された情報は数知れず。また、他作家の作品などについてもコメントされていたりします。全体的に技術的な話に終始していますが、作家性についての話なども。それにしても凄い表紙‥‥

アニメージュ 1998年1月号

Animage 1998/1

10ページに渡る「バンダイ・デジタルエンジン構想」特集の中のインタビュー記事。制作途中の「STEAMBOY」について。他のページでも「STEAMBOY」のパイロット・フィルムからのスチールやイメージ画を掲載。映画「STEAMBOY」に関する最も早い段階の特集記事のひとつで、1997年当時の映像イメージという点では最も充実した内容です。また、同時に川崎博嗣監督、大友克洋監修 (・脚本となっている) 映画 (後の「SPRIGGAN」のこと)、りんたろう監督、大友克洋脚本の「メトロポリス」が制作準備中であることが報じられています。さらに、11月2日に行われた東京国際ファンタスティック映画祭のプログラム『EMOTIONアニメ新世紀宣言!』の模様を伝える1頁記事も。

Newtype 1998年2月号

New Type 1998/2

公開直前の「スプリガン」、「PERFECT BLUE」について、制作中の「STEAMBOY」について。

COMICKERS 1998年4月号

Comickers 1998/4

渋谷パルコの会場での対談の様子を収録、再構成したもの。デジタル・アニメーションとはどんなものを指すのか、何ができるのか、何ができないのか。今まで使った技術について、これからの展望について、等々。制作中の「STEAMBOY」の展示資料の紹介も。マンガ関連の話題はほぼゼロ。なお、この対談記事の前は、カラー3ページの「デイジー VISIONS 大友克洋とデジタル新時代展」の紹介記事。行けなかった人には開場の雰囲気を知るよい資料です。

週刊ポスト 1998年8月7日号

Weekly Post 1998/08/07

映画「SPRIGGAN」完成披露試写会の後(?)取られたと思われるインタビュー。2点の写真が3ページのうち2.5ページを占めていて、インタビュー部分は少ないです。内容は「SPRIGGAN」制作に関わった経緯と、完成後の感想、それに制作に入っていた「STEAMBOY」に関して。この時点では「翌年夏」(1999年夏) の完成を目指していたようです。

smart 1998年8月24日号

smart 1998/08/24

映画「SPRIGGAN」のインタビューかと思いきや、出身地の話やデビュー当時の話など、興味深い内容のインタビュー。あまり語られたことのない、アクション時代の担当者の話なども。短いながら、充実したインタビューです。ファッション誌、侮れず。

ビッグコミックスピリッツ 1998年8月24-31日号

Big Comic Spirits 1998/08/24-34

浦沢直樹の大友体験についての話から始まります。浦沢直樹が大友克洋に影響を受けたというのは、彼のインタビューでは時々言及されていたことでしたので、これは念願の対談だったのではないでしょうか。それから、漫画は最近描いていないが絵は相変わらず描いているから、「消えた漫画家じゃない」という発言が(笑)。そのほか、「SPRIGGAN」でたくさん使った CG についてや、現在の日本のアニメ界、漫画界についてもの申す、といった感じで語られています。短いですが、面白い対談です。

Gainer 1998年9月号

Gainer 1998/09

映画「SPRIGGAN」の公開前のインタビューで、大友克洋が果たした役割についての話から、作品を作ることについて、大友作品には「テーマがない」ことについてなど、創作活動全般に渡るかなり根元的な話がされています。分量は少な目ですが、興味深いです。

relax 1998年9月号

relax 1998/09

映画「SPRIGGAN」の公開前のインタビューで、監督と監修者の対談形式のインタビュー。2人の出会いから、「SPRIGGAN」を選んだ理由、アニメーション制作の現場について(これがかなりいろいろ暴露されていて面白い)などなど。写真が多くて(大きくて)文章はページの割に少な目。ただ、内輪話は面白いです。

"オリコン" ウィーク The Ichiban 1998年9月7日号

ORICON Week The Ichiban 1998/9/7

映画「SPRIGGAN」の公開前のインタビュー。監修を請け負った経緯、作品について、描き下ろしたポスターとノアの箱舟デザインについて。2ページのミニ特集の中、1/4ページほどで分量は少ないです。

MEN'S NON-NO 1998年9月号

MEN'S NON-NO 1998/09

映画「SPRIGGAN」の公開前のインタビュー。そこから、若手との関わりについて、日本アニメの海外進出についての話題へ。VIDEOGRAPHY 付き。また、同特集では若手映画監督数名のインタビューがあり、その内のヤン・クーネン、ジョシュ・ペイトが大友作品からの影響を語っています。

Boon 1998年10月号

boon 1998/10

映画「SPRIGGAN」の公開直前のインタビューで、総監修という立場についてのフランクな話からスタート。話は大友作品と現在〜未来社会のシンクロについてに移るんですが、大友さんはあまりそういうことは考えていないということが判明(笑)。また「SPRIGGAN」の話題に戻り、原作のテーマと大友世界とは、やはり全然重なっていないということが語られています。分量短めながら、それなりに面白いです。他に、大友作品の年表などもあり。

美術手帳 1998年12月号

BT 1998/12

初期の作品制作の動機について、映画からの影響について、エンターテイメント性を導入していった過程について、「AKIRA」について、マンガの未来について等。マンガを体系的に捉えようという特集内のインタビューにしては、割とありがちな質問に終始しているのが残念。ただし、初期の創作の動機を語った部分は興味深いです。なお、特集自体は充実しています。

Otomo Interview '01

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