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OTOMO KATSUHIRO on Magazines

ヤングマガジン (「AKIRA」第1巻収録分)

Young Magazine 1982年12月20日号 No.24

Young Magazine '82/12/20

単行本3〜29ページ。巻頭7ページ4色。うちそのまま単行本に収録されたのは第1ページのみ。2,3ページ目の見開き「AKIRA」発動シーンは全面描き直しの上4ページへ、4,5ページのバイク・シーンは、2ページで全6コマあったものを単行本では3コマに圧縮(絵はすべて流用)、その後にあったネオ東京の衛星写真の絵は単行本ではバイク・シーンの前に移された。絵自体も、モザイクの目が細かくされ、掲載範囲も大きくなった。この衛星写真の絵の雑誌版は「AKIRA CLUB」に収録されたが、他のページは未収録。白黒ページでは、単行本12ページのフキダシ内の擬音が、雑誌では描き文字だった以外、変更なし。

この時点では誰も(大友克洋自身さえも‥‥当初は「10回くらい連載するか」という感じだったそう)120回にも及ぶ長期連載になるとは思っていなかった「AKIRA」の記念すべき第1回掲載号。表紙はもちろん大友克洋。ただし、キャラクターの固まっていない時期に描かれたもので、誰だか不明(笑)。読者プレゼントは、表紙原画の複製パネル(四つ切り)50名。
なお、この号は記念すべき「AKIRA」第1回掲載誌ということで、割とよく保存されているようです。ただし、同じ理由からプレミアが付いており、1,500円程度で流通している模様2012年現在は5,000円前後になることもあるようです(2012.8.26追記)。でも、「AKIRA」が表紙の号ではもっとも入手が容易でしょう。

Young Magazine 1983年1月3日号 No.1

Young Magazine '83/01/03

単行本30〜48ページ。扉は4色。31-1コマ目、34-1コマ目、トーン追加。

通常の読者プレゼントではなく、巻末の「タバスコ通信」で、「バラエティ臨時増刊「幻魔大戦」スペシャル号」の大友サインつきを10名にプレゼント。

Young Magazine 1983年1月17日号 No.2

Wanted!

単行本49〜67ページ。49-1,3コマ目、50-1コマ目にトーン追加。50-2コマ目の「ベコっ」という音は連載時は描き文字だったが、単行本では写植に変更。

Young Magazine 1983年2月7日号 No.3

Young Magazine '83/02/07

単行本68〜86ページ。69-6コマ目、「〜銃器を使用し乍ら〜」が単行本ではかなにひらかれている。この回全体で、ケイのコートの襟のトーンが貼り忘れられていたのを修正。

Young Magazine 1983年2月21日号 No.4

Young Magazine '83/02/21

単行本87〜105ページ。この回は扉を含めた4ページが指定3色(赤、茶、緑)だった。指定なので、原稿は単行本収録のものと同一。ただし、ほとんどのトーンは単行本化に際して貼られたもの。103-1コマ目、アーミーの上着にトーン追加。

Young Magazine 1983年3月7日号 No.5

Young Magazine '83/03/07

単行本106〜124ページ。107-5コマ目、バックのトーン追加。

Young Magazine 1983年3月21日号 No.6

Young Magazine '83/03/21

単行本125〜143ページ。変更なし。

Young Magazine 1983年4月4日号 No.7

Wanted!

単行本144〜162ページ。変更なし。

Young Magazine 1983年4月18日号 No.8

Wanted!

単行本163〜181ページ。163-1コマ目中央の台詞、「〜と云うのは一体どう云う〜」の「云う」をかなに(この「云う」の扱いについてはあまり統一がとれていないように思うんですが‥‥。以下。「云う」の変更には触れない場合もあり)。172-6コマ目、トーン追加。

Young Magazine 1983年5月2日号 No.9

Young Magazine '83/05/02

単行本182〜200ページ。この回は巻頭カラーで、冒頭4ページが4色だった。一枚絵の扉はなく、「AKIRA CLUB」に収録されたとおり、本文内に「アキラ」の文字が入れられていた。単行本化に際しては、4ページがすべて描き直され、さらに3ページに圧縮された。

同号には山上たつひこの読み切り「黄金の国ジパング」16枚も掲載。

Young Magazine 1983年5月16日号 No.10

Wanted!

単行本201〜221ページ。この回も単独の扉絵はなく、単行本202〜203の見開きに写植が被さっていた。214-1コマ目、背景にトーン追加。219〜221ページは、連載時2ページだったものが引き延ばされた。219-1、2、5コマ目、220-5コマ目、221-2、3コマ目が新たに描かれた。それ以外は連載時の再利用。また、221-最後のコマの台詞は、連載時は「気分はもう絶体絶命以下次号だぜ!」だったのが、当然のごとく直された。

Young Magazine 1983年6月6日号 No.11

Wanted!

単行本222〜241ページ。226-4コマ目、背景のトーン削り直し。228-1コマ目、背景にトーン追加。230-2コマ目「危い!」を「危ない!」に、231-1コマ目、「アーミイ!」を「アーミー!」にそれぞれ訂正。239〜241ページは、連載で2ページだったものが引き延ばされた。カットの順番も、連載時は先に「風呂云々」のシーンがあり、その後アーミーのいるゲートをくぐり抜けて終了していたが、逆に変更された。239-1、4、5コマ目、240-1、2、4コマ目、241-5コマ目が新たに描かれたもの。240-3コマ目は、吹き出しを追加、修正して再利用。

Young Magazine 1983年6月20日号 No.12

Wanted!

単行本242〜260ページ。一部の写植が貼り直されている以外、変更なし。

Young Magazine 1983年7月4日号 No.13

Young Magazine '83/07/04

単行本261〜279ページ。278-2コマ目はリライト。連載時の鉄雄は吠えるような表情だった。

読者プレゼントは、バイクにまたがる金田イラストのTシャツ、白とモスグリーン各100名、「愛してね!」ステッカー 1,000名。

Young Magazine 1983年7月18日号 No.14

Young Magazine '83/07/18

単行本280〜300ページ。284〜285ページは単行本描き下ろし。286-1コマ目、トーン追加。

読者プレゼントは、バイクにまたがる金田イラストのTシャツ、白とモスグリーン各50名。

Young Magazine 1983年8月1日号 No.15

Young Magazine '83/08/01

単行本301〜319ページ。315-3コマ目、貼り忘れの鉄雄のシャツのトーン追加。

読者プレゼントは、バイクにまたがる金田イラストのTシャツ、白とモスグリーン各20名。また、通常のプレゼントの他に巻末の「タバスコ通信」で、遂に発売になった単行本「童夢」のTシャツ(「スーパーアクション No.3」でプレゼントされている 3D プリントのものと思われる)を20人にプレゼント。それと、表3(裏表紙の裏側)は、双葉社の「童夢」1面カラー広告。

Young Magazine 1983年8月15日号 No.16

Young Magazine '83/08/15

単行本320〜338ページ。329-1コマ目、金田の服装の修正 (連載時は単に印刷の関係でつぶれているだけかもしれませんが‥‥)。

読者プレゼントは、バイクにまたがる金田イラストのTシャツ、白とモスグリーン各20名。

Young Magazine 1983年9月5日号 No.17

Wanted!

単行本339〜357ページ。扉は4色。349-4コマ目、350-1、2、6コマ目、351-2、3コマ目、破壊物の追加と効果線、トーンの追加。352-3、4コマ目、353-6コマ目、空の部分にトーン追加。

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