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OTOMO KATSUHIRO on Magazine

りぼんコミック '71年1月号

Ribon Comic '71/01
  • 集英社 3-1
  • 1971年1月1日
  • 446p
  • B5 版
  • 特別価格 150円

収録作品

タイトル 作家 頁数
恋するお年頃 4c8p+2c8p 一条ゆかり 48
友紀の海を返して! 1 井出ちかえ(原作:速水マキ) 39
ささやくときはピアニシモ 2c8p 汐見朝子 39
わたしはコウモリちゃん 2c8p 山岸凉子 32
木枯しにふたりだけ ささやななえ 24
売れ残っちゃう 北川 賢(協力:萩尾望都) 16
ハプニングひとり旅 巴 里夫 31
トコちゃん サドハラユッコ 1
しあわせという名の女 4c1p+2c1p もりたじゅん 79
ハウスキーパー募集中 田淵由美子 16
ショーゲキのギャグ特集 よこたとくお、吉森みきを、宮のぶなお 8
りぼんコミックスクール第16回 編集部 4
人気まんが家年賀状 一条ゆかり、のがみけい、汐見朝子、吉森みきを、もりたじゅん、山岸凉子、宮のぶなお、巴 里夫、井出ちかえ、北川 賢、土田よしこ、樹村みのり、ささやななえ、サドハラユッコ 4
アイ・アム・女の子 文・大木 圭、え・もりたじゅん 12
チャオチャオBB のがみけい 24
笑っちゃいや〜ン 土田よしこ 4
オー!ゲバハレ学園 羽生敦子+弓月光 11

コメント

(確認されている限りで)2作目の投稿作品「ママの誕生日」(「りぼんコミック '70年10月号」)に続き、大友克洋の投稿作品が掲載されています(投稿者名はやはり妹さんの名前で「大友文子」)。
 作品のタイトルは「終…」。佳作となった「ママの誕生日」とは違い、この時は30点満点で18点の努力賞で内容紹介はなく、寸評のみの掲載でその内容は不明ですが、「スーパーフィクション '82年11月9日号」で語られている「女子高生が自分を裏切った友達をペテンにかけて殺してあーよかった」という作品がこれに当たるのではないかと思われます。寸評では「ユニークなペンタッチとコマ運びは個性的で、全体に独特のフィーリングがあります」と持ち上げられている一方、「前作ほどの新鮮さや、センスのひらめきといったものが感じられない」「主人公の顔も魅力に乏しく、ストーリーもよくある話で、構成も甘い。時間をかけてテーマをよく消化してほしい」と、全体としてはさんざんな言われよう。総評でも全く触れられていません。また、収録されているのは同作品の扉絵のみで、最小の扱いとなってしまっています。
 なお、同号で佳作を取った中には山崎三枝子、佐伯かよのの名前があります。

この当時の少女漫画誌はかなり少ないのですが、「りぼんコミック」はなかでもだいぶ入手困難な雑誌です。相場は 2,000円〜ですが、入手はかなり困難と思われます。

 

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