Apple Paradise: OTOMO KATSUHIRO: Magazines: MONO Mag (2001/06/16-2006/09/16)

OTOMO KATSUHIRO on Magazines

MONO マガジン (2001/06/16-)

1999年５月から、休刊号である2001年５月にかけて、「電撃アニメーションマガジン」で２年間連載された自転車コラム「CARBON HEART」の続編。「CARBON HEART」同様リレー連載で、大友、北久保弘之、寺田克也の３人の１Pイラスト入りコラムが、基本的に大友→北久保→寺田の順に掲載されました。途中からは自転車仲間のアニメーター、マンガ家なども登場。連載は（途中で北久保さんが消えたものの）順調に進み、2006年12月16日号の第60回で終了しました。2008年には「CARBON HEART」全話と共に、単行本「Viva Il Ciclissimo!」として出版されました。

ワールドフォトプレス
2001年6月16日号 No.431
A4 版
定価 620円
「おしゃれハンドル第１回」収録

新装スタート第１回ということで「CARBON HEART」第１回にも登場した自転車の天使（？）が描かれています。大友さん太ってます。ギャグは相変わらずです。トバしてます。

ワールドフォトプレス
2001年9月16日号 No.436
A4 版
定価 620円
「おしゃれハンドル第４回」収録

第４回は2001年「ツール・ド・フランス」のレポート。見た人なら誰もがあのウルリッヒの転倒には驚いたことでしょう（笑)。イラストはその2001年「ツール・ド・フランス」に出場しなかったマルコ・パンターニ。エラくかっこいいこのイラストは、色鉛筆＋マーカーでしょうか。「豪快！映画学」の感触と近いです。

ワールドフォトプレス
2001年12月16日号 No.442
A4 版
定価 620円
「おしゃれハンドル第７回」収録

前回の寺田克也に引き続き、'01年10月25日に行われた「ツール・ド・信州」のレポート。いつもの通り駄洒落満載。客観的なレポートは「フィギュア王 No.49」や「BiCYCLE CLUB '01年12月号」参照。

ワールドフォトプレス
2002年4月16日号 No.449
A4 版
定価 620円
「おしゃれハンドル第10回」収録

第10回は「鳩と雨宿り」と題した、大友さんのツーリング・エピソード。雨の中のツーリングは危険です。MD 聴いてたらもっと危険！そして鳩の本能は侮りがたかった。

ワールドフォトプレス
2002年9月16日号 No.458
A4 版
定価 620円
「おしゃれハンドル第14回」収録

前回の第13回はゲストの小原秀一氏が担当したため、一回ずれて第14回。今回は大友さんのアイデア見本市。今年のツールがあまり面白くなくて、ヤケになってるんでしょーか。

ワールドフォトプレス
2002年11月16日号 No.462
A4 版
定価 620円
「おしゃれハンドル第16回」収録

第14回から１回置いただけで大友さんの番になった第16回では、「ツール・ド・信州」を前に立ちはだかる数々敵との死闘を赤裸々に描くのみならず、自転車ファンの漫画家垂涎の自転車仕事イス（これだけついてて結局イスなのね…）を紹介。車輪以外の自転車のパーツを余すところなく使ったデザインに、並々ならぬリサイクル精神が感じられます（ウソ）。

ワールドフォトプレス
2003年3月16日号 No.469
A4 版
定価 620円
「おしゃれハンドル第19回」収録

北久保弘之氏が参加しなくなってはや半年。りんたろう氏や小原秀一氏を３人目に迎えて回しているなかの第19回は、日本の誇る警らシステムへの苦言という、少々シリアスな内容。警ら課の標準装備、ここで言われる「白い恋人たち」を検証し、その弱点を暴いています。あの後部荷台の箱は、弁当箱だ！‥‥と、固く信じていた幼少の私。細部に渡る検証は、大友さんならではでしょう。というか、パリで見た自転車ポリスがかっこよかったのね。

ワールドフォトプレス
2003年７月16日号 No.477
A4 版
定価 620円
「おしゃれハンドル第22回」収録

横山剣氏にお願いした新タイトル・ロゴで装いも新たな第22回は、丸２年前の走行会の思い出話。ノン・フィクションとフィクションが入り交じる文章に、クレイジーケンバンドの面々がリアルな、かなり本気度の高いイラスト。もっとこんなイラスト描いて欲し～。

ワールドフォトプレス
2003年10月16日号 No.482
A4 版
定価 620円
「おしゃれハンドル第25回」収録

「仕事の方もかなりヤバイのでレースなんか出ている場合ではない（原文ママ）」大友克洋が参加５回目のツール・ド・信州に臨む！「子連れ狼で一人分（原文ママ）」の大友克洋が軽量化に挑む！その最終兵器は「ヘ」‥‥じゃなかった「He」。ヘリウム・ガスによる軽量化はルールの盲点を突いたナイス・アイディア！（？）。ビニール成型時のあそびまで考慮した本気度の高いもののみならず、さまざまな読者層に共感を呼ぶバルーンのデザイン画７点を披露！完成物装着の勇姿は冬の自転車誌を待て！（本気にしないよーに）