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OTOMO KATSUHIRO on Magazine

週刊漫画アクション '80/10/09号

Weekly Action '80/10/09
  • 双葉社
  • 1980年10月9日
  • 240p
  • B5 版
  • 定価 200円
  • 雑誌コード:29422-10/9

収録作品

タイトル 作家 頁数
井上泉 4c ピンナップ -- 1
ケイの凄春 根差-1 対岸より前編 4c扉+2c4p 小池一夫/小島剛夕 26
我ら九人の甲子園 高橋三千綱+かざま鋭二 20
武士は泣かない 二階堂正宏 3
新ルパン三世 159 モンキー・パンチ 18
おれのあいつ(読み切り) はしもとてつじ 20
オシャカ坊主列伝 643 2c 小島功 4
ほんにゃらゴッコ 植田まさし 4
みみづく寺縁起 岩本久則 3
夏の別れ(読み切り) はやせ淳 21
ゲバゲバ時評 はら たいら 5
博多っ子純情 8-38 2C4p 長谷川法世 20
気分はもう戦争 (連載第8回) 【中ソ戦争をより一層お楽しみいただく為に】 矢作俊彦/大友克洋 16
ほいほいランド 福永ヒロ 4
リョウの常識 12 上村一夫 20
拳侠伝 19 バロン吉元 21
結作物語 赤鞘遊侠伝 453 2c4p 黒鉄ヒロシ 8

コメント

「気分はもう戦争 (双葉社版および角川書店版)」で唯一の未収録の回、「気分はもう戦争【中ソ戦争をより一層お楽しみいただく為に】」が掲載されています。アオリはなし。
 この回は本編ではなく、ここまでの総集編です。ただ、単なる総集編ではなく、本編では文字として語られていなかった、作品舞台である世界情勢の解説が行われています。それも、小説仕立てで。全16ページの約1/4が文章で、それはすべて矢作俊彦の筆によるものと思われます。残りの約3/4は、ほとんどが第1回から第7回までからの引用で、一コマから見開き2ページまで、重要な場面が抜き出されています。これも、エピソード単位で語られていた作品本編と違い、ほぼ時系列に並べられているので、なにがいつ起こったのか、理解しやすくなっています。また、新たに描かれた絵も8点あり、それらは単行本では使われていません (ただし1点のみ角川書店版の巻末余白に使用された)。いずれにせよ、これを読むことにより、この作品の世界をより深く知ることができるという意味で、重要な回です。

70〜80年代の週刊漫画アクションは入手困難です。この号は現代漫画図書館には所蔵されていませんが、国会図書館にはあります。

 

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