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OTOMO KATSUHIRO on Magazine

週刊漫画アクション '79/03/08号

Weekly Action '79/03/08
  • 双葉社
  • 1979年3月8日
  • 240p
  • B5 版
  • 定価 180円
  • 雑誌コード:29422-3/8

収録作品

タイトル 作家 頁数
ピンナップ 麻生美紀 --
ケイの凄春 4c扉+2c 小島剛夕・小池一夫 --
嗚呼!!花の応援団 どおくまん --
星をまちがえた女 上村一夫 --
じゃりン子チエ はるき悦巳 --
East Of The Sun, West Of The Moon 2c4p 大友克洋・狩撫麻礼 22
くるくるぱーティー大会 いしいひさいち --
ゲバゲバ時評 はら たいら --
イカシマ物語 岩本久則 --
オシャカ坊主列伝 2c 小島功 --
博多っ子純情 長谷川法世 --
いじわる爺さん 赤塚不二夫 --
新ルパン三世 モンキー・パンチ --
日本柔侠伝 2c バロン吉元 --
赤鞘遊侠伝 2c 黒鉄ヒロシ --

コメント

さよならにっぽん」および「Carib Song Side A」収録の「East Of The Moon, West Of The Sun」が掲載された号です。アオリは「40年程前、上海の租界ではすでにビバップのSP盤が鳴っていた」。
 雑誌掲載時は、冒頭4ページが2色でした。「さよならにっぽん」ではモノクロで収録されていますが、「Carib Song Side A」では2色が再現されています。ただし、「さよならにっぽん」の(本全体の)扉および「Carib Song Side A」で扉として使われている4色のイラストは、初出の2色の扉絵の上からから更にカラー着色した上、窓外の摩天楼を月の写真と差し替えたもので、本来の扉は「さよならにっぽん」にモノクロで収録されているもの(が2色のもの)でした。
 内容での連載時と両単行本との大きな違いは、一番背の低いドラマーの上着にすべてトーンが追加されている点。連載では3人とも白っぽい服装でした。また、多くのコマに、陰影を表現するトーン、カケアミが追加されています。逆に、効果線の削除も見られます。また、特にライヴハウス内のディテールの描写にかなり手が加えられています。連載時は(大友克洋の絵としては)明らかに描きかけの状態というコマもありました。
 全体として、連載と単行本では、かなり印象が異なります。

70年代の漫画アクションは入手困難です。

 

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