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OTOMO KATSUHIRO on Magazine
シリーズ「さよならにっぽん」
『さよならにっぽん』収録のタイトル作「さよならにっぽん」は、1977年8月から翌年2月にかけて、週刊漫画アクション誌上で5回に渡って連載されました。掲載間隔は1ヶ月ちょっと。間に『漫画アクション増刊』での短編掲載が挟まっていたため、これ位の間隔が必要だったのではないかと思われます。なお、この前に「傷だらけの天使」シリーズがありますが、「さよならにっぽん」は、主人公固定で描かれた最初の連載作品となります。
この時期のアクションは入手困難です。第1回の掲載誌は、まだ入手できていません。
週刊漫画アクション 1977年9月8日号
タイトル | 作家 | 頁数 |
茂助じい 前編 4c扉+2c4p | ちばてつや | 30 |
新ルパン三世 11 | モンキー・パンチ | 22 |
博多っ子純情 4-2 | 長谷川法世 | 24 |
ゲバゲバ時評 | はら たいら | 5 |
オシャカ坊主列伝 487 2c4p | 小島功 | 4 |
ボクサー 8 | 村野守美 | 22 |
嗚呼!!花の応援団 74 | どおくまん | 22 |
新生活読本 街あかり 5 | 西岸良平 | 13 |
60センチの女 1 2c4p | 上村一夫 | 24 |
きゅうそ君 34 | 岩本久則 | 5 |
さよならにっぽん II | 大友克洋 | 24 |
21世紀の狐 9 | 小池一夫・田上建治 | 24 |
赤鞘遊侠伝 2c4p | 黒鉄ヒロシ | 8 |
- 双葉社
- 1977年9月8日
- 256p
- B5 版
- 定価 180円
- 雑誌コード:9422-9/8
『さよならにっぽん』収録の「さよならにっぽん II」が掲載されています。アオリは「ニューヨークの下街で道場を開いた日本青年の生活は…」。また、第4,5話にはありませんが、この回には<武道版新西洋事情>というサブ・タイトルが付けられていました。
雑誌と単行本では、ネームの細かい部分に至るまで変更はありません。
週刊漫画アクション 1977年10月20日号
タイトル | 作家 | 頁数 |
博多っ子純情 4-8 4c扉+2c4p | 長谷川法世 | 28 |
嗚呼!!花の応援団 77 | どおくまん | 24 |
男柔侠伝 4 | バロン吉元 | 25 |
ゲバゲバ時評 | はら たいら | 5 |
オシャカ坊主列伝 493 2c4p | 小島功 | 4 |
60センチの女 7 | 上村一夫 | 23 |
中年スーパーマン佐江内氏 2 | 藤子不二雄 | 15 |
新ルパン三世 17 2c4p | モンキー・パンチ | 20 |
きゅうそ君 40 | 岩本久則 | 5 |
さよならにっぽん III | 大友克洋 | 24 |
春がきた 29 | 小池一夫+小島剛夕 | 28 |
赤鞘遊侠伝 304 2c4p | 黒鉄ヒロシ | 8 |
- 双葉社
- 1977年10月20日
- 11-55-603
- 244p
- B5 版
- 定価 180円
- 雑誌コード:9423-10/20
『さよならにっぽん』収録の「さよならにっぽん III」が掲載されています。アオリは「ニューヨークの裏街で迷子になった日本人旅行者は キミか!?」。
単行本化に際して、単行本 p86-6コマ目および p90-4コマ目の背景のディテール追加、p91、p92の捜査官の服のトーン貼り忘れの修正が行われています。ネームの変更はありません。
週刊漫画アクション 1978年1月5日号
タイトル | 作家 | 頁数 |
グラビア:鳥(とき:L特急)に魅せられた男たち 4c | 米山淳一・大山茂樹 | 3 |
60センチの女 17 4c扉+2c4p | 上村一夫 | 28 |
嗚呼!!花の応援団 83 | どおくまん | 22 |
さよならにっぽん IV | 大友克洋 | 25 |
海洋冒険活劇 アクション王 | 秋 竜山 | 2 |
ゲバゲバ時評 | はら たいら | 5 |
オシャカ坊主列伝 503 2c4p | 小島功 | 4 |
新ルパン三世 27 | モンキー・パンチ | 22 |
新生活読本 全自動人間屠殺機 | 西岸良平 | 15 |
博多っ子純情 5-3 2c4p | 長谷川法世 | 23 |
きゅうそ君 50 | 岩本久則 | 5 |
ボクサー 16 | 村野守美 | 24 |
春がきた 33 | 小池一夫+小島剛夕 | 28 |
赤鞘遊侠伝 314 2c4p | 黒鉄ヒロシ | 8 |
- 双葉社
- 1978年1月5日
- 244p
- B5 版
- 定価 180円
- 雑誌コード:9421-1/5
『さよならにっぽん』収録の「さよならにっぽん IV」が掲載されています。アオリは「エンヤートット オットット変な日本人だなあー」。
雑誌と単行本では、ネームの細かい部分に至るまで変更はありません。
週刊漫画アクション 1978年1月5日号
タイトル | 作家 | 頁数 |
春がきた 37 4c扉+2c4p | 小池一夫+小島剛夕 | 32 |
さよならにっぽん V | 大友克洋 | 20 |
60センチの女 24 | 上村一夫 | 23 |
ゲバゲバ時評 | はら たいら | 5 |
オシャカ坊主列伝 510 2c4p | 小島功 | 4 |
博多っ子純情 5-11 | 長谷川法世 | 23 |
中年スーパーマン佐江内氏 6 | 藤子不二雄 | 15 |
海洋冒険活劇 アクション王 32 | 秋 竜山 | 2 |
男柔侠伝 2c4p | バロン吉元 | 26 |
イカシマ物語 4 | 岩本久則 | 5 |
新ルパン三世 34 | モンキー・パンチ | 23 |
あゝ五高武夫原頭に草萌えて 1-7 | 影丸譲也・梶原一騎 | 24 |
赤鞘遊侠伝 321 2c4p | 黒鉄ヒロシ | 8 |
- 双葉社
- 1978年2月23日
- 240p
- B5 版
- 定価 180円
- 雑誌コード:9424-2/23
『さよならにっぽん』収録の「さよならにっぽん V」が掲載されています。アオリは「大好評シリーズ にっぽん人をシニカルな視点で描く‥‥」となっており、どうやらこの時点ではシリーズが終わることは決まっていなかったようです。この後はちょっと間があって、それから短編を描いていることから、しばらく休養を取っていたのかもしれません。その後、このシリーズを描き続けることに飽きてしまって、別の話を描いたのではないでしょうか。
雑誌と単行本では、ネームの細かい部分に至るまで変更はありません。…それにしても単行本p142の1コマ目の背景、一体何を表しているのでしょう…普通「両雄相まみえる!」というときは竜とか虎とか描くものですよねぇ…??
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