http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040221-00000178-kyodo-soci
出会い系の架空請求　３人逮捕、１万通郵送か

　愛知県警捜査２課と中署などは２１日、女子高生に出会い系サイト利用料の架空請求書を送り、現金をだまし取ろうとしたとして、詐欺未遂の疑いで同県豊山町豊場下戸、廃棄物収集会社社長福島道正容疑者（３１）と同社社員の男２人を逮捕した。
　福島容疑者らは「約１万人に架空請求書を郵送した」と供述。名古屋市内の各警察署には、女子高生やその保護者から「身に覚えがない請求書が届いた」との相談が１７日以降計約１５００件寄せられ、同市消費生活センターにも同様の相談が相次いでいた。
　社員２人は同市西区中小田井、柳本省吾容疑者（４９）と豊山町豊場高前、吉川誠容疑者（３８）。
　調べでは、３人は１６日、名古屋市の高校１年の女子生徒（１６）に出会い系サイトの架空請求書を郵送。銀行の指定口座に現金約１万円を振り込ませようとした疑い。いずれも容疑を認めている。（共同通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040226-00000089-kyodo-soci
高校生ら９人が３０００万詐取　出会い系装いメール

　インターネットの出会い系サイトを装い偽の利用代金通知を無差別にメールで送り付け、応じた人から現金をだまし取ったとして、警視庁ハイテク犯罪対策総合センターと昭島署は２６日までに、詐欺容疑で、東京都調布市深大寺北町、無職長野倫久容疑者（２２）ら６人を逮捕。
　長野容疑者の指示でメールを送る役をしていた私立高校３年の男子生徒３人を詐欺容疑で書類送検した。
　昨年９月から１１月、約７万件のメールを送信し約１９０人から約３０００万円を詐取、うち３割が女性だった。銀行の口座に約３００万円を振り込んだ岩手県の男性を筆頭に、１００万円以上を支払った被害者が１０人以上おり、同センターが裏付けを進めている。（共同通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040311-00000005-mai-l06
出会い系サイト利用料架空請求　詐欺で６人逮捕−−天童署　／山形

　天童署は１０日までに、インターネットの出会い系サイト利用料を架空請求し金をだまし取った疑いで、東京都内の６人を詐欺容疑で逮捕した。全国の約２２０人から計６０００万円を超える金をだまし取っていたとみられ、余罪を調べている。
　逮捕したのは、足立区綾瀬１、土木作業員、〓亜波（２２）▽葛飾区西水元１、無職、内田直希（２１）▽荒川区町屋、鞄製造業、梁峻彦（２０）▽豊島区東池袋４、無職、石川大祐（２３）▽同、同、田村菜摘（２５）▽台東区浅草６、同、佐藤孝徳（２０）の６容疑者。
　同署が２月、貸金業法違反などの容疑で再逮捕した〓、内田、梁３容疑者の調べで判明した。
　調べでは、〓、内田両容疑者は昨年１２月、女性になりすまして携帯電話の出会い系サイトを利用。アクセスした神奈川県内の男性（２６）に後日電話し、利用料を架空請求した疑い。二十数人、計約３５０万円の余罪があるらしい。
　梁容疑者ら４人も昨年１０〜１１月、同様の手口で２人から計約７８万円をだまし取った疑い。約２００人、６０００万円の余罪があるとみられる。【山根真紀】（毎日新聞）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040319-00000001-mai-l37
「ワン切り」や出会い系サイト関係のトラブル急増　自主防衛を呼びかけ　／香川

　携帯電話の着信音を数秒鳴らして電話を切り、履歴に残った番号にかけ直させる「ワン切り」への返信や、パソコンの無料アダルト系サイトなどへのアクセスをきっかけに、債権回収業者を名乗る人間から携帯電話に使用料をしつこく要求されるトラブルが昨年末から急増している。県県民参画課は「ワン切りに絶対返信しないことや、『無料』をうたったアダルト系サイトへアクセスしないなど自主防衛を心掛けてほしい」と呼びかけている。
　同課によると、県消費生活センター（高松市松島町１）など県の消費生活相談に寄せられた相談件数は今年２月だけで、ワン切り関係１４件▽出会い系サイト関係９９件▽有料・無料アダルト系サイト関係３０５件の計４１８件。昨年４月から１１月までの各平均件数の総数は１９１件だったため２倍強に増えている。
　手口は、債権回収業者を名乗る人間が個人の携帯電話に、ワン切りの返信やサイトへのアクセス使用料を暴力的な言葉を交え請求し、指定した金融機関に払い込ませるもの。これまでの手口と違い、「もしかして、あの時の……」と身に覚えがあるような事柄を持ち出し、相手の弱みにつけこんで支払わせる。心理的に追い込む巧妙な手口になっている。
　被害は、２０〜４０歳代の男性が中心。先月の相談件数４１８件のうち７１件の相談者が現金を支払った。被害額は２０万円前後が多い。中には、数回にわけて約１７０万円支払ってしまったケースもあったという。
　同課はアドバイスとして、法務省のホームページ（ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｍｏｊ．ｇｏ．ｊｐ／）で、債権回収会社を詐称しているとみられる業者名一覧の確認▽脅されても住所など個人情報を漏らさない▽脅された場合、携帯電話番号変更などの検討――などを挙げている。　【近藤大介】（毎日新聞）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040203-00000149-kyodo-soci
５人に１人が出会い系利用　規制知らない中高生７割

　１８歳未満の未成年者に交際を勧誘することなどを禁じた「出会い系サイト規制法」が昨年９月に施行されたが、中高生の３割しかサイトの利用が法律で規制されていることを知らず、５人に１人はサイトを利用した経験があることが３日、警視庁が実施した「少年と携帯電話等に関する調査」で分かった。
　規制を「知っている」と答えた生徒らのうち、売春の誘引など書き込みの禁止事項について大半が理解。７割以上は「もう利用しない」としているが、警視庁は「生徒や父母に危険性を訴える必要がある」としている。
　調査は昨年９月１日から１１月１０日にかけ、警視庁が逮捕、補導した中高生５７５人（非行少年）と、都内の中高生２０３０人（一般少年）を対象に実施した。
　携帯電話の所持率は７７・５％で、携帯電話で出会い系サイトを利用したことのある生徒らは全体の２１・９％。中学、高校生とも非行少年のほうが利用率は高かった。（共同通信）