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The Last Federation イントロ翻訳

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 カティニーがはかどる!


【クニツィアのノミのサーカスのパクリとか言ったヤツ出てこいよ!ぶっ殺してやるよ俺が!】

 2014/02/12 Stardock信者ちゃんねる「ぼうずめくりSP」

 昨年秋にiAppでリリースされたStardock 「Dead Man's Draw」のPC版がリリースされたので紹介しました。
 AIプレイヤーとの1v1で山札からカードを引き、同じ絵柄が出たらドボン。伸るか反るかの欲どころがおもしろい。
 …という、まあいわゆるバースト系(日本で有名なのは坊主めくり)ですが。

 この手のジャンルで世界的に知れ渡っている『クニツィアのノミのサーカス』では得点札を集めて役をつくることで「あともう一枚引きたい!」というカード欲を持たせたのに対し、Dead Man's Draw では場に出たカードの効果により、自分の得点札を用いたり、相手の得点札を奪ったり、川に落ちたカードを拾ってきたりするというあたりが特徴的。
 世界で最も簡単なルールのデッキビルドカードゲーム(日本で有名なのはドミニオン)と言えるでしょう。

 バースト系で、しかもデッキビルドカードゲームの要素があるなら、熱くならないワケないのですが。なぜかこのゲームにはマルチプレイが搭載されてません。3マッチ星取り・総得点とか、4人マルチがあれば友達にも勧められたのに!
 …PCでリリースされたカードゲームにマルチプレイがないっていうのは、さすがにどうなん?ってキモチですが。
 カードゲームではなくAIプレイヤーと遊ぶソリティアとして見ればかなり楽しめますよ。


【The Last Federation のレビュー用コピーもらったよYeah!】


 ArcenGames新作「The Last Federation」(20ドル - 天候が良ければ02/24の週にリリース)が、ただいまレビュア募集キャンペーン中。プレスやチャンネル持ちの方はArcenGamesにメールすればプレビュー/レビュー用のsteamKeyがもらえるそうです。

 ということで、ダメで元々のキモチでメール送ってみたら、なんとレビュー用のsteamKeyがもらえることになりました!Yeah!

 Stardock信者ちゃんねるでもレビュー用コピーがもらえるみたいなので、ウチよりも影響力大きいプレスやチャンネル持ちの方ならプレビュー用(ゲーム発売前)コピーがもらえるかもしれません。是非ぜひ、メールを送ってみて、ArcenGames新作「The Last Federation」を日本でも広めるべくプレビューしてくださいね。
 おねがいしますね。


 ゲームの内容は、AI国家が戦争しあう中、惑星間連合を提案できるよう惑星間のパワーバランスを保ち膠着状態を生み出すべく、強きをくじき弱きを助ける戦闘ミッションをクリアしていくものとなっています。同じゲーム力学のDrox Operativeがポイントクリックタイプのアクションゲームなのに対し、こちらはタクティカルRTSになってるのが特徴。
 とまあ表面的に見れば上記の通りですが、実のところ、プロシージャルにストーリィが生成されるRTS-RPGです。
 タワーディフェンス+4XRTSの AI War が、プレイヤーがやってくるまでダンジョンで待ち続けるボスを順に攻略していき、最後に親玉を撃破するRPGとすれば、The Last Federation はAI国家の相互作用で生まれるストーリィにシナリオ(戦闘ミッション)の取捨選択で介入していくフリーシナリオRPGと言えるでしょう。ArcenGamesはコレをバタフライ・エフェクトというシステムとして早い段階からアナウンスしています。
http://feedproxy.google.com/~r/ChristopherMPark-Blog/~3/CyVooh1Aono/butterfly-effect-sources-in-last.html

 手に入り次第、スタちゃんで紹介しますのでお楽しみに!

 と、いうことで、今週のラジオで紹介させていただいたThe Last Federation のイントロムービーはこちら。

 トークコーナーの時にお話したストーリィが微妙に間違ってたっぽいので、下記に字幕を翻訳しておきました。
 重厚なバックボーンが伝われば何よりです。


/*---*/
 私は最後のハイドラル族だ。この星系で最も古い種族であり、最初に星々へ到達した種族だ。
 だが、利己的な略奪者であった我々は――勝ち得たアドバンテージの維持に熱狂していた。
 何世紀にわたり、我々は8つの他種族惑星から打ち上がる有人機を撃ち落とした。誰であろうと、我等の星が浮かぶこの黒い海に迎えるつもりはなかった。
 スパイ探査機は時々やってきた。誰かが我々を監視していることは知っていたが、それにかまうことはなかった。
 彼等が軌道衛星や探査機を打ち上げるのは、まあいいだろう。しかし、それより大きい物はなにもかまわずに爆破した。
 彼等は我々を憎悪しているに違いない。しかし、我々は賢明だと思えた。さまざまな理由で、とにかく、他の種族は友人とするに不向きなのだ。

 バールストは常に戦争し、いくつもの帝国が生まれては滅びていた。それらに脅かされる可能性などあってはならない。
 アンドールは平和的なロボットのユートピアを築いていたので、彼等を閉じ込めておくのに全く苦労しないとハイドラルの長官は結論づけた。
 同様にペルティアン――共産農耕家。 弱い。まるで動物だ。彼等が我々の厄介事には成り得ない。
 スカイラシアンは知的で、尊敬するぐらい――そう、数が多い。彼等を抑圧する必要があるのは自明の理だ。
 ゾーラシアンは悪夢からやってきた何かだ。正気の者なら誰もでも彼等が襲いかかるリスクを考える。
 リストは続く。
 孤独な縄張り屋のボアリーン。いい考えではない。
 あるいはアキュティアン。冷酷な、ロボットの資産家? 絶対に無い。
 そして最後にエビュック。平穏で、学究的な、世捨て人ども。彼等はこれまで一度も有人機を打ち上げていない。我々はそれらにほとんど注意を払わなかった。我々が騙されていたなら、彼等は我々のものを超えた科学技術を手にするだろう。そして我々は死滅するだろう。


 知っての通り、我々ハイドラルの生まれは海洋惑星だ。しかし、エビュックの探査機の数が増えたあたりから我々は異変に気付き始めた。
 そうだ。我々は気づいた。
 ハイドラルの人口は400億からたった数千にまで落ち込んでしまった。
 死にかけた我等の惑星で、我々は報復と征服のための準備を進め始めた。

 私だけが異なる考え――-同胞が理解できないであろう考えを持っていた。
 他の種族が我々の星々に加わるのは時間の問題だ。それらはすでに、独力で星々にまで達しようとしていた。
 この時点で、惑星間連合だけが和平への唯一の道だった。

 開戦が目前となり、私に決断を迫った。私はポッドに技術書類を詰め込み逃げ出した。
 ちょうどその時、我々は我々自身への注意がそれており、月にアキュティアンのロケットが取り付けられたのを見逃していた。我々の船は全て、さらなる探査機に対する防御と、それらの排除活動に割り当てていたのだ。
 我々ハイドラルが作り上げたものはすべて、一瞬にして失われた。


 私が知るかぎり、私の船が唯一の生存船だ。爆風により破損した私のポッドはかろうじて最寄りの惑星にまで辿り着いた。
 私が贈り物として用意した技術は奪い取られ、私は囚われたまま残された。
 だが、私は囚人ではない。
 私は待ちつづけた。彼等はハイドラルに一度も会ったことがなく、私の力を侮っていた。
 彼等がついに衛星軌道へ進出したその時、私は彼等の旗艦をハイジャックし...別れを告げた。

 私がこの星系を統一しよう。
 私は指導者になるつもりはない。影の支配者になるつもりもない。
 今の私は無名の傭兵だ。
 しかし、私はこの試練の時に遺産を残しておきたい。

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