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ピュアオーディオはシグルイなり。

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audio-technica ステレオヘッドセット ATH-770COM

 買いました、買いました。
 前から欲しかったAudiotechnicaのヘッドセットです。











 とまあファーストインプレッションはこんな具合。
 シーズン2開始からLogicoolのヘッドセットを用いてましたが、スピーカー接続部のジョイントがガッガッと破裂音立ててたのをマイクで拾ってたのが気になってたンですよね。これでよーやく、耳障りな破裂音がなくなりました。

 スピーカーの品質は、まあ、3000円のヘッドセットから乗り換えた形なので、いわゆる人生観変わる程度の音質。
 密閉型なので音漏れ対策もバッチリ。ですが、密閉型ゆえにちくと蒸れる。夏場あたりはちょっと怖そうです。

 気になるマイクの品質ですが、オーディオテクニカが高感度マイクと言ってるだけに流石の感度でした。
 が、ノイズキャンセリングマイクではないので、低周波数のノイズをかなり拾ってる感じ。その分、当然、声の音質の再現はびっくりするほどの代物でしたが、低周波ノイズを抑えるためにゲインレベルを落とす形となるので、高感度の分が相殺されてる感じはします。一応、最終的には、ノイズ-48dBで、声が平均-12dBとなったので、結果的には声をより大きく&キレイに拾えるようになった所です。
 特色は全面フレキシブルアーム。一部だけ稼働、ではなくマイクアーム全部がフレキシブルなので、口角に合わせるのがすごく楽!
 口角に合わせれば息が当たらず声だけ取れるので、触れる寸前までマイクを近づけることができます。どーしても声量が稼げない、あとすこしマイクが近ければ… っていう構造面での不自由が無いのは好感度!

 手元のコントロール部分は機械式。マイクスイッチがけっこー大きいのは良い感じで、スピーカーの絞りも片手で操作できるから操作感は必要最低限をクリア。してるけど、コントロール部分がピンで止めるタイプではないから、服に留められずぶらーんぶらーんしてるのはちくと気にかかりますね。ケーブルはけっこー太いので、丈夫な感じはします。


 自分が思う分には。
 オンボードのサウンドを使ってる人なら、3000円のUSBヘッドセットのほうが効果を感じるでしょうし、7000円台のUSBヘッドセットなら、なおさら上の音質になるでしょう。オンボードのサウンドにコレを使うのは、ちょっと費用対効果良くないですね。

 あと、おなじピンプラグでも、配信環境としてではなくFPS用としてなら、Razer Tiamat 2.2がいいですね。
 なかなか確保しづらいサブウーファーがヘッドセットで楽しめるので、劇的な聞き音質の改善を望めるでしょう。

 質素ながら堅牢な作りで、実用一辺倒ながら安っぽくはなく、ピンプラグやフレキシブルアーム、非ノイズキャンセリングマイクという上級者向けながら、いわゆる「おすすめ品」ではかゆいところに手が届かないというカユカユ感を払拭できるだけの代物でした。人にはUSBヘッドセットをオススメしますが、配信機材を求めてる方なら、『次のステップアップ品』として紹介したいですね。前提としては音源用のボードをオゴってるかどうかなので、けっこー敷居は高いですねw

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