【Spec-R】

　スクエニの最新作、宇宙ストラテジー『スターギャラクシー』については、また今度。



　エンドレススペース拡張第一弾『ディスハーモニー』で追加されたおもしろ要素について紹介差し上げました。
　（最大の見所である艦載機の出番は１時間３０分から）

　…が、対艦載機用のポイントディフェンスと、戦闘のフォーメーションについての説明が間違っておりましたので、改めて、追加要素についてご紹介。


【国家】
■ユナイテッドエンパイアの分派『シャーディン』が追加。UEの分派なので当然、ダスト（金）が強い。
■無機生命体『ハーモニー』が追加。ダストが使えないどころか毒になる国家。
　ユニットのアップグレード、ヒーロー雇用、緊急建設などなど、ダストを使う関連が全部アウト。
　エンドレススペースの力学から外れたへんてこ国家。
■やったねたえちゃん！ソウアーがまた弱くなったよ！

【戦闘】
■艦船の武器は種類ごとにロングレンジ・ミドルレンジ・メーレ―の３種類を割り振れる。
　ロングレンジが一番ダメージ出るようになり、ロングレンジフェイズ・ミドルレンジフェイズで艦隊戦がほぼ終わる。
　ストラテジックリソースを抑えても、ロングレンジで質量弾やビームが出るから終盤の手応えが増えた。
■ターゲッティングの指定ができるようになった。
　まんべんなく攻撃するか、敵艦隊の先頭を集中攻撃か、艦船の1/3を敵艦船の先頭から３隻に集中攻撃させるか。
　各フェイズごとに設定が可能。
　戦闘画面で画面下に並び順が表示されるようになった。
■フォーメーションの指定ができるようになった。 (※)
　（※：ラジオ放送中は艦載機のターゲィッティングと間違えて説明してしまいました。ごめんなさい）
　自分の艦隊の並び順を変更。HP多い順、防御力高い順、経験値多い順、といった具合。
　敵のターゲッティングによる集中攻撃を避けるのが主な目的。
■艦船にスペシャルモジュール用のスロットがついた。
　スペシャルモジュールはファイター、ボンバー、トルーパー、ポイントディフェンスの４種類。
　艦載機は後述。トルーパーは惑星侵略で降下コマンド出すと敵惑星の人口を削れる。
　ポイントディフェンスは艦船の防御力を対艦載機用の攻撃にできる。
■艦載機が登場。ロングレンジフェイズから３ラウンドかけて相手の船まで飛んでいき、船に攻撃する。(※)
　（※：６ラウンド移動してからメーレ―フェイズで攻撃すると間違えて説明しました。ごめんなさい）
　艦載機はファイターでしか撃ち落とせないんじゃねーか？ ってぐらい強い。
　ミドルレンジフェイズとメーレ―フェイズは艦載機の独壇場。
■惑星侵略が艦船の総合戦闘力ではなく、侵略力で計算される。
　対施設爆撃、対人口爆撃のモジュールで、惑星侵略のスピードを選択できるようになった。
　（無傷で侵略するか、敵施設を破壊して星系の防御力を落とすか、敵人口を削って防御力を落とすか）
■種族ごとにデストロイヤー級の能力が若干変化。
　戦闘の得手不得手が如実に出るようになった。
■戦闘系テックツリーが大幅変化。戦闘系テックツリーで艦隊サイズを拡大できるようになった。

【内政】
■序盤のゴミ施設の使い勝手が大幅向上。ガンガン施設建てて強化できるようになった。
　まあ流石にニューラルロボティクスは弱体化。
■防衛施設が、対侵略と対艦載機の２種類になった。
■流石にアドミニストレーターの工業＋30は弱体化されるわな。

【その他】
■音楽３曲追加。内２曲は戦闘BGM。
■戦闘で艦載機カメラがついてちくと派手になった。


　とまあ箇条書きするとこんな具合で。
　無印の時にちくと残念だった単調な戦闘と終盤の作業感を、戦闘力学を大幅に変更したことにより改善したのが今回の拡張です。
　んまあ、ゲームの肌触りは無印の時そのままですが、内政をリバランスし、戦闘をリビルドした形となってます。
　個人的には、この手のゲームの艦載機って、たいていバランスブレイカーにしかならないのですが。エンドレススペースは上手く艦載機の出番のために、艦船の攻撃を始めとする戦闘力学をリビルドしてくれたのが嬉しかったです。

　あいかわらずノーマル難度だとゲームのチュートリアル程度にしかならないので、無印をがっつりやりこんじゃった人なら、ちくと魅力薄いかと思いますが。これから始める人や、無印を程々に遊んだ方なら、戦闘がよりおもしろくなるのでオススメです。

　なんせ艦載機ですよ艦載機！