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[ 失礼な電話。 ]
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昨日変な電話があったんだ。
携帯電話の番号通知だったから、お客さんの予約かな?と思って出たら有線の仕事をしているという説明だった。 もしかして事務所に有線つけて欲しいっていう営業かな?と思ったらそれも違うみたいだった。
よく話を聞いてみるとその人は福島県・郡山の人で、営業先のお客さんからうちと同じことをしたいと相談受けたんだって。それで色々話を聞かせてくれって。
届けは何の届けが必要かとか、誰がホームページ作ってるのかとか、居酒屋とカラオケの仕事の割合、果ては一ヶ月の売上はいくらか、上がりはいくらか、求人は?とかどんな営業方法かとか、びっくりするほど聞いてきた。
いくらなんでも、売上とかそんなの答えられないよね〜!(-_-;)
でも他は簡単にだけど答えてしまった・・・。 別に真似されたからってうまくいくとは限らないしね。
経営者の考え方とかポリシーとか、(これは大事だと思う!)後は女の子への教育、採用基準、また女の子と経営者との信頼関係みたいな・・・そういうのが大事だと思うからね。 形だけ真似ても違うと思うんだ。
今思えば何で見ず知らずの人に、しかも電話で失礼な質問してくるような人に少しでもノウハウみたいな話ししちゃったんだろうって自分で腹が立つけど。
そういえば他にも結構、失礼なこと言われたんだよね。
コンピューターが主な仕事で、オマケでコンパニオン派遣やってるのかとかさ。(面倒だから「そうです。」と答えたけど。)
営業とかしなくてほっといても客が利用してくれるのかとかさ。 (実際、銀座のママのようなマメな営業は必要なんだろうけど、どうもそういうのは苦手で、してないのは事実・・・。)
でもね! 私は一回一回の宴会に全力尽くして、全部力を出し切ってしまうくらいの気持ちで接客してるつもりなんだ。
それから細かい心遣いとかも大切にしてる。 売上につながらない、例えば普通なら「そんなの面倒臭い。」と思うような細かいサービスだって心をこめてしているつもりなんだ。
だからこそ一年間、何の連絡もしてなかったのに次の年も利用してくれるお客さんたちがいてくれるんじゃないのかな。
ほんとはこれではいけないんだけどね。 ちゃんとご機嫌を伺うお手紙とか出さなきゃいけないんだけど・・・。
でもね、一年も経ってまた利用してくれるという事は、一年前の宴会が楽しかったからじゃないかな?「あの時楽しかったな。」って思い出が色褪せていないから、また呼んで頂けるんだと思う。
この仕事はそれが大事なんだと思う。
キャバクラの時もそうだったけど、楽しければお客さんは来てくれる。 たとえ営業電話しなくても、(全くしなかった・・・。)お客さんは「あの店行こう!あいつに会いに行こう!」って来てくれる。
キャバクラのようないつでも受け入れOKの店舗じゃなくて、 うちのような年に一回とかの宴会だったら余計そう。
一期一会。 もう会うことはないかも知れないけど、全力で誠意を尽くす。
でもそれがまた、次に会えるきっかけになるかも知れないからね。
2001/11/08(木曜)
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