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香奈の日記
2001/02 <<

[ 着々と回復だよ! ]
湿布なんかしたってそんなに変わらないだろう、と馬鹿にしてたんだけど、だいぶよくなった。
今日一日、湿布を次々と張り替えてたの。スースーしなくなったらまた新しい物・・・という感じで。そうしたら、夕方過ぎには結構ラクになってた。よかった。

今日は仕事に行きたいなーと思ってたんだ。でも簡単な家事はOKだけど、少しでも重い物だと持つのが辛い。・・・という事はボトルは持てない。グラスや灰皿くらいしか持てない。

これじゃあお店のママに悪いもんね。ちゃんと正規の派遣料金を貰ってるのにね。

明日までに何とか良くなる様にして、明日から出よう。

昨日は普通に座ってるのが辛かった。頭を支えてる重みが首にきて、すごい辛かった。でも、今日はそれもない。ぐんぐん良くなってる。
足の傷も、ガーゼを変える時に見てみたらキレイになってる。フランケンみたいだけどね。黒い糸で縫ってるのがよけいにコワイ。

妹が言っていたけど、顔とかに怪我しなくてよかった。一応この顔も商売道具だもんね。造りどうこうじゃなくて。
痛々しい顔で接客なんて、周りに変な気を遣わせちゃうよね。

そういえば、以前あばら骨を2本骨折した事があったのね。当時働いていたランパブを休むと罰金がすごくて、ましてその日は指名日だったの。だから、出勤しても指名がないと一日タダ働き。休めば三日分くらいタダ働きになっちゃう。

だから骨折したのは当日だったんだけど、出勤したんだ。あばらを折ってるから、コルセットの様な物を巻いて出たの。そうしたら、お客さんから冗談で「おいおい。俺、あばら折れてる女に接客してもらいたくないよー。落ち着かねえよー。」って言われたんだけど、確かにそうだよね。
お客さんに変な気を遣わせたり、お店に迷惑が掛かるのはいけない。
だから、明日はケガなんかしていない様に見える様に動くんだ。
2001/01/31(水曜) 晴れ


[ これか・・・。 ]
よく事故に遭ったばかりの時は何ともないのに、後からくるって言うよね。でもね、これほんと。

事故の直後は「すごい!足を切っただけで済んだ!」って感動してたんだけど、救急車で運ばれて足を縫っている時に「ちょっと首が痛いかも?」なんて思ってたの。

でも早く戻りたかったし、そんなんで見てもらうのもお金がもったいないから・・・なんてせこく考えて帰った。でも、その後も実は段々痛みが強くなってきてたんだ。

それでもう、今日なんか最高に痛いぞ!どうしよう?
とりあえず近所の病院へ行って、ほとんど1日がかりで足&首や背中&腰などを見てもらった。

今までの私なら、待合室で数時間待たされてると「あー。人生の中でこんな時間、無駄だなあ。」なんて思ってたのね。いや、別にだからって他の時間は有意義に使ってて、無駄は絶対にない!なんて事はないんだけど。

でもね、変わったよ。私。
「こうやって待っていられるのも、生きてるからなんだよなー。」しみじみ。

こんな感じ。ね?変わったでしょ?

とにかく小さな事は気にしない。何事も生きてるからこそなんだなんて考えられる様になったね。

体が痛いけど、でも生きてるぞ。ありがたいな。そんな気持ちです。

仕事には出たかったけど今日は周りから止められたし、早く治りたいからガマン。

私が体を動かす時に、「いたたたた。」とか「いててて。」とか、つい言ってしまうので、その度に子供達が「大丈夫っっっ!?」って子供部屋から走ってくる。
外に買い物に行く時も、「お母さん、ゆっくりでいいからね。靴履くの。」なんて付き添ってくれて。ほんと申し訳ないねえ。

ゆっくり寝てろって言われても寝てらんないよ。何だか。
本来は怠け者なんだから、喜んで寝てればいのにね。
2001/01/30(火曜) 晴れ


[ 危機一髪の事故。 ]
今、こうやってパソコンに向えるのも、本当にありがたい事です。
生きていてよかった。それをしみじみ感じています。

私は今日、『交通事故』に遭いました。自爆なので、とにかく自分が悪いんですけど。

夜、子供達を自宅に残して愛車(エスティマ・ルシーダ)に乗って、いつもの道をいつもの様に走っていました。
本当は沙羅さんという方のお店に、ゆみゆみちゃんと行こうと約束していたのですが、現在クラブへの助っ人で毎晩仕事なので、時間的に今日はムリそうだと判断してゆみゆみちゃんへ断りの電話を入れたのが午後6:54。

その後、母と電話で話したのが午後7:15。電話を切る時に母はいつもの様に「車なんだから、くれぐれも気を付けてよ。」と私に言ったのです。私はやっぱりいつもの様に、「平気平気。」と軽く答えました。

その後、高島平から高速に入り、志村料金所を過ぎて『板橋本町出口・あと800メートル』という表示の手前で、その事故は起きました。

志村料金所のあとは右に左に急カーブが続いています。首都高5号線はただでさえ急カーブの多い道です。
それなのに私は、エスティマの様に高さがあって安定が悪い車で、120キロ以上のスピードで、しかも急カーブでムリな追い越しをしてしまったんです。

自分の運転テクニックを過信していました。今まで事故にも遭った事がないので尚更でした。

左の車線から右の追い越し車線へ移ろうと、ハンドルを切りながらブレーキをかけてしまったんです。
すると車はギギギー!と高い音を立て、突然ハンドル操作が出来なくなりました。右に左に大きく蛇行し、キューキューいいながら走りました。側壁が右や左に近づいて来て、私は無我夢中で利かないハンドルを操作しようと動かし続けました。

そしてまず車は、すごい勢いで左の壁にぶつかり、その衝撃でスピン。何回転も景色が回り、それを見ながら私は「そうか。こうやってみんな死んじゃうのか。私もこれで死ぬんだ・・・。」と思いました。
そして車はまだ止まらずに走り続け、再び右の壁に激突してからやっと止まりました。

あれ?まだ私生きてる。頭も胸も打っていないよ。ただ、足からは血がばんばん流れていた。でも意識はちゃんとある。

他の車のおじさんが駆け寄って来てくれて、大丈夫か?と声を掛けてくれた。「はい。大丈夫です。」と言うとおじさんはすぐに警察と救急車を呼んでくれた。

私はとにかくスタッフの上原君とお店に電話しなきゃ。それしか考えられなかった。そんな時点でも私は仕事に行く気だったから・・・。
でも携帯がない。車の中を探したけどない。後から救急隊の人に「窓は開けていなくて、割れてもいないんだから、道には落ちているはずがないよ。」と言われたので「そうか。」と思ったけど、事故直後だからそんな事にも気付かずに私は車から降りて探し歩いた。

通報してくれたおじさんに、「俺が探すから、とにかく車の中にいなさい。」と何度も叱られた。確かに足から血を流して歩き回るのはよくない。また、他の車に轢かれる可能性もあるし・・・。私はおとなしく車に戻った。

ヘンな所で冷静だった私は、「こんな銀ラメのハイヒールじゃ、救急隊員の人が見たらびっくりするな。恥ずかしいな。」と、車に積んでいた黒のヒールに履き替えたりした。

しばらくしてやっと救急車が到着。包帯で止血して、年齢は?お名前は?など色々訊かれながら、板橋の中央総合病院という所に搬送された。携帯も探してもらえて、とにかく今日行くはずのクラブのママさんと上原君に電話。その後、一緒にクラブへ助っ人に行って貰ってる女の子にも電話。

レントゲンを撮って、麻酔をして何針も縫った。怖くて何針かは訊けなかったけど。そして救急隊員の人からもお医者さんからも「本当によくこんなんで済んだよね。」と言われた。

手当てが済んで上原君に電話をした。すると、もう妹と連絡を取っていてくれて、とにかくタクシーで妹のマンションへ来る様にと言われた。
妹が私の仕事の為に車をしばらく貸してくれるという事で、上原君の運転で帰る事になった。

事故車は志村料金所に保管されてると聞いたので、積んであるスーツなどを取りに行った。その時に改めて車を見たんだけど前は原型をとどめていなかった。ナンバープレートが飛んで落っこちていたのは現場を歩き回った時に見たけど、これじゃあ飛ぶわ・・・と思った。

帰宅してから事故の情景を思い出して急に怖くなった。

妹たちといた時は「ヅラを被っていなくてよかったよね!だって半分ヅラがとれた状態で救急車で運ばれたら笑われちゃうもんね!!」とか言ったりしてわざとふざけていたけど、やっぱりほんとは怖かった。

・・・というか、後から怖さが蘇ってきた。

自宅玄関の鍵を開けながら、この家に帰って来れて本当によかったと思った。
子供達の寝顔を見て、助かってよかったと思った。

またこの家に帰ってくるつもりで、数時間前、この家を出た。
でも、そうやって出て行って二度と帰って来れない人もたくさんいる。

私はスピンする車の中でぼんやりと「これで死ぬんだ。」と思った。
「人の死なんて突然であっけないんだなあ。」と思いながら、悔いはなかった。

でも、こうやって助かった。
私自身が「悔いはなかった。」と思っても、残された人々の事を考えるとやっぱり死ねない。

今まで私は悔いがない様に生きてきたつもりだった。
でも、もっともっと、大切に生きなければ。

今回の件で、五体満足で生きれる事がどんなにありがたい事か、わかりました。

死は自分にとって遠いモノとどこかで思ってきた。

親戚の叔母が亡くなった時。父が亡くなった時。
死は誰にでも身近にあると判ったはずだったのに、やっぱり本当は判っていなかったのかな。

大切に大切に毎日を生きなきゃね。
2001/01/29(月曜) 晴れ


[ 雪だるまの思い出 ]
今日もゆっくりしていたんだ。
そして夜、子供達を迎えに大泉学園という所にある、私の実家へ行ったの。

実家の駐車場の周りにはまだ結構、雪の塊が残っていたんだけど、お構いなしでそこに突っ込んで駐車して家の中へ。

すると子供達が「お母さん!今日ね、雪だるま作ったんだよ!!」と嬉しそうに言うから、「そう。冷たかったんじゃない?」とか相槌をうっていたんだけど「・・・・・まさか。」

「ちょっと。それ、何処に作ったの?」
「駐車場。」
「だから駐車場のどの辺?」
イヤーな予感。

やっぱりあの塊は雪だるまだったのか。ごめん。勢い良く轢いちゃったよ。

それで思い出した。
私の父はタクシーの運転手だったのね。

ほとんど仕事に行かない人だったから、珍しく仕事に行ったりした時の事は、よく覚えてるの。

明け方、仕事を終えて会社に戻る前にうちに寄って、つり銭の計算を母にやらせるのね。

その家は狭い家だったから、居間で布団敷いてみんなで寝ていたの。だから当時、神経質だった私は目覚めてしまうの。

ある雪の朝。
父がアルミで出来たお盆の上に、小さな雪だるまを作ってきてくれた。
私はとってもとっても嬉しくて、もったいないからと冷蔵庫にしまったの。でも、あとでそーっと開けて見たら、水になっていた。

父はどうしようもない人だったけど、本当に私たちを愛していてくれていた。父のあの笑顔は忘れない。

子供達に言った。「ごめんねー。せっかく一生懸命作ったのに・・・。よし!また今度作ろうね。お母さんも一緒に作るから、出来上がったら記念に写真撮ろうね。」

子供達は「撮ろう!撮ろう!」ってはしゃいでいた。
子供達が大人になった時、私と一緒に大きな雪だるまを作った事、覚えていてくれるのかな?

明日からまた、忙しい毎日が始まるぞー。
2001/01/28(日曜) 晴れ


[ ごろごろ。 ]
びっくりした。起きたらスゴイ雪で。
子供も実家へお泊りに行ってるし、一人だからゆーっくり寝ていたらもう夕方だった。

今日はなーんにもしたくなかったので、近所のほっかほっか弁当へ車で行った。結構、ここの『のり弁デラックス』がお気に入りなんだ♪

すぐ近所だし、大丈夫だろう・・・と車で行ったけど怖かった。すごい滑るし、道の真ん中や坂道で止まっちゃったら大変。

帰って来てもりもり食べて、パソコンいじって今日は終わり。

普通の主婦やっていたら、本来私は怠け者だから、きっとぶくぶく太るんだろうな。毎日毎日食っちゃ寝してそう。

でも頑張ってるし、たまにはこんな一日もいいのよと自分で言い訳して納得してお布団に入りましたとさ!

ごめんね、今日はつまんない日記で。
2001/01/27(土曜) 雪


[ 汚れキャラで人気者だった時代。 ]
今日は娘の授業参観だった。
私は帰宅したのが朝の4時位で、すぐに眠れる訳ではないから結局眠ったのは5時半。子供を7時に起こしていつもの様に学校へ送り出して、また布団に入った。そしたら爆睡してしまって、娘の帰宅した音で目覚めた。

「あっ!」と思って時計を見たらもう、授業参観なんてとっくに終わってる時間。

あーあ。やっちゃった。初めて授業参観に行かなかった。
娘は私を気遣い、「大丈夫。そんなに大した事やってないから。」と言ってくれてるけど、本当は楽しみにしていただろうから、私もとてもツライ。娘に何度も謝った。

夜は仕事が2つ入ってた。年末に会社の忘年会で使ってくれた方が、自分の大学時代の同級生と集まるからと、また利用してくれた。こういうのって本当に嬉しい。

それに、びっくりする位気を遣ってくれちゃって。それは私たちの仕事なのに。申し訳ないよ。とてもいい人たちで、帰るのが名残惜しかった。

11時からはまた、パブクラブの助っ人。今日は金曜日だから3人必要らしいので、うちの一番人気の子を連れて行ったんだ。

私の中にはいろんなキャラがある。(みんなそうだとは思うけどね。)

家族といる時の自分。好きな人といる時の自分。気が強い友達といる時の自分。おちゃらけた友達といる時の自分などなど、多少なりともみんな違うんだ。でもどれも本当の自分で、私の中のそれぞれの一部を前面に出してキャラを変えているだけなの。

このパブクラブでの私のキャラは、なるべく大人しくしてお店の女の子たちを立てる。人なつこく礼儀正しく。受け答えも品良く。

だから昨日、お客さんに「君、根が真面目でしょ。」と言われてしまった。だから私は困って「そういう部分もありますね、確かに。でもふざけた部分だってありますよ。」と答えた。

それが、今日は三枚目キャラになってしまった・・・。

私はキャバクラ時代、このキャラで指名を取ってきた。汚れキャラってやつです。お客さんの中には、気に入ってくれる人もいればダメな人もいる。たいがいは気に入ってもらえたけど、何回か「君がもっと上品で女らしい子だったら俺はハマったのにな。」とも言われた。

私自身も気に入ってるキャラだけど、何せ『汚れキャラ』だし。
今のお客さんには信じてもらえないかも知れないけど、当時似ていると言われた芸能人はダントツで『磯野貴理子』。次いで『久本雅美』。

お客さんたちは皆『いい奴だな。お前。』という気持ちで指名で通ってきてくれた。『口説きたい。落としたい。』という人たちは極少数。

それなのに今日着いたお客さんによって、汚れキャラが半分(だから全開ではないけど。)出てしまった。お店のチーママ&女の子1名&うちの人気コンパニオンにバレてしまった!

内心みんな引いていたかも・・・・・・。

でも、このキャラは自分自身好きだし、ほんとは血が騒いでしまった・・・。フフフフ。
2001/01/26(金曜) 曇り


[ 採用基準 ]
今日も行って来たよ。パブクラブに。

10:00からお店に入ったんだけど、珍しくお客さんはゼロだった。
だから私以外の女の子たちは、タバコを吸ったり雑談しながら待機。
その横でママが、ずうっとお客さんに電話をかけていた。

人なつこくて明るいママ。一生懸命、営業電話を掛けてる。
きっと雇われている訳じゃなくて、自分が経営しているお店だから余計に頑張ってお客さんを呼ぶのかもしれない。

ホステスの子たちといえば、言い方は悪いけど知らん顔。別にお客が来なくても時給を貰えるからかな。指名制度もあるから、指名されたら、されたでバックが入るけど、別に時給は保証されてるからいいやって感じなのかな。

ママはいい人すぎるかも。本当にいい人。

話は変わるけど、本日「体験入店」の子がいたんだよ。私は3日目だから、その子は前から働いている子だろうと思ってたの。でも同じ席に着いた時に、お客さんと乾杯しながら「本日体験入店のマイ(仮名)です。よろしくお願いします。」って言ってたのね。びっくりした。

何がびっくりしたかって、とにかくどんな話にも一生懸命に入っていこうと努力してるし、明るく話して、お客さんともとても盛り上がっていたから。まさか体験入店なんてね。

ただ見かけが、お世辞でもカワイイとかキレイな子とは言えない。でも、個人的には頑張りやさんで私は好きかな。

私は帰る時にママに言ったの。「体験入店の子が来てよかったですね。」って。せっかく高いお金を出して求人広告を出してるんだもん。とにかく人が来てくれないと困るもんね。よかったなと本心から思ったから、そう言ってみた。

するとママはちょっと困った顔で「そうなんだけどねー・・・でもね。」そして言いにくそうに「とにかく人手がね、足りないから今日やってもらったけどね。でもね。どう思う?」

きっとママも容姿の事が気になるんだろうな。けれどその時ママと私の近くには、ボーイさんも他の子もいたから突っ込んだ話をする訳にもいかない。私は「うーん。・・・でも明るくて一生懸命で、いい子だとは思いますよ。」とだけ言って、お店を出たの。

帰りに車の中で、スタッフにその話をしたの。
そしたらスタッフが「ママはそんな月並みな意見は求めていなかったんじゃないですか?」って言うの。

「きっとママは、貴方だったらこの子が面接に来たらどうする?って訊きたかったんだと思いますよ。」

そっかー・・・!!!
私、あの場でつまんない答え方しちゃったな。

そう思ったらいたたまれなくなって、すぐママに電話した。
「あのー。お忙しいのにごめんなさい。私、さっき全然参考にならない答え方をしてしまって。ママは今日の子に、明日から来て下さいと言おうかやっぱり断ろうかとか、今悩んでいらっしゃるんじゃないかと思いまして、お節介を承知で電話しました。」
ママさんは「そうなのよー・・・。どうしようかと思って。」と言ったので、私は続ける。

「私がママさんの立場だったら、まずは雇ってみます。確かにルックスはよくないとは思います。でも、やる気があって明るくて、私が見ていた所では、仕事はよく出来ていると思いますよ。ですから後は、もっとスタイルがよく見える服を着せるとか、化粧を教えるとかで少しはよくなると思います。ですから私ならまずは使ってみます。使ってみてダメならクビにすればいいと思います。冷たい様ですが。まあ、これはあくまでも私の意見ですけど・・・。」

するとママは「わざわざ有り難う。気を遣わせてしまって。」と喜んで電話を切ってくれたけど、お節介とか生意気とか思われてないかな?

それでは女の子を採用する基準を書きます。
店舗と派遣ではちょっとだけ違うと思うんだ。

お店ではだいたい照明が暗いし、場の雰囲気で女の子がキレイに見える。でも、私たち派遣は明るい居酒屋・料理屋・カラオケボックスで接客するから誤魔化しがきかないの。

だから、まずはルックス重視。
その次にヤル気・礼儀・人なつこさかな。

いくら見た目がよくても、礼儀知らずや非常識な子はダメ。面接の電話の時から私は、ちゃんと受け答えや言葉遣いを見ています。

また、面接が終わって帰る時のドアの閉め方。
こういうのは絶対にお客さんの前でボロが出てしまうと思うの。

それから、時間や約束を守るのは当たり前だしね。

さっきも書いた様に、ヤル気は大切。
「時給がいいから。」とただ時間を過ごせばいいやと思ってる子は、きっとお客さんの話を一生懸命聞かないし、気配りもできるはずはないと思う。

私たちは形がある物を売るのではなくて、「紳士服のアオキ」じゃないけど、思いやりとか心を込めたおもてなしをして、商売が成り立っている。

例えばお弁当やさんやコンビニ店員の様に、やる気さえあれば雇うって訳にもいかないの。(お弁当屋さんたちを馬鹿にしてるんじゃないよ。)ただモノを売るだけなら容姿が悪くてもいい。でも、私の仕事は容姿だって商品のうちだから。

お金を払ってくれるお客さんの事を考えたら妥協できないよね。

2001/01/25(木曜) 雨


[ 不倫 ]
昨日から、パブへ助っ人に行ってるんだ。

本来は宴会・飲み会のコンパニオンなんだけど、最近こういうお仕事も増えてきたんだよね。
いくら高い広告費を出して女の子を募集しても、全然集まらないから営業できない・・・という事で「何日間か助けて欲しい。」って依頼です。

今回のお店のママさんは、やり手という感じ。仕事に出ていて、張り合いがある。ぱっと見はママさんに見えないんだけどね。失礼だけど、働いている女の子の一人みたいに見える。

でも仕事がデキル。それに明るくて一生懸命。素晴らしい。ママが一番お店で接客頑張ってる。まさに女の子のお手本。それに落ち着くんだよね。このお店。これじゃ、お客さんはこのお店に通っちゃうよなーって思う。

昨日最初に着いたのは、そのお店の常連さんらしき人に、初めて連れて来られたらしいお客さんだったの。
始めはずっと常連さんを中心にしたお話で盛り上がっていたので、その方は黙りっぱなし。

私は新人という事になってるからあまりでしゃばれないんだけど、でもずっとそのお客さんの事が気になってて。「ちゃんと楽しめてるかなあ。もしかして、つまらないまま帰るかも。」って。

そのうちにママと常連さんが話し込みだしたので、私はそのお客さんに色々話を振ってみた。すると結構話す人だったの。よかった。やっぱり話したかったんだ!

その人は家庭があるらしいんだけど、不倫をいっぱいしてきたらしい。時には「W不倫」だった事も!!奥さんを愛している気持ちは変わらないけど、他の女性も愛してしまう。その時はそれぞれを愛しているんだって。

うーん。私も情熱家(自称)だから、気持ちが止められないのはワカル。でも、その恋って辛そう。だって、好きになればなる程、人って束縛したくなるよね。自分だけを愛して欲しい。自分だけしか見て欲しくない。

始めは「割り切って付き合っていける。」って思う。でも、段々耐えられなくなりそう。私の場合。

私はたまたま家庭のある人を好きになった経験がないだけで、好きになっちゃったら仕方ないかもね。好きな気持ちって止められないと思うから。ホラ、自称情熱家だし。

自分にダンナさんがいて、もしその人が不倫なんてしたら、気が狂っちゃいそう。でも客観的に見ると「人の心なんて縛りつけておけないからそれも仕方ないかな。」って思う。

「家庭があるから好きにはならない。」とか、「冷たい人だから好きにならない。」とか、そういう理屈じゃないもんね。好きになるのって。

「ヒドイ人なんだけど、でも好き。」とかね。

パワー居るよね。恋愛って。それがいいんだけどね。ドキドキした恋愛っていいね。懐かしいね!

会えるだけでいい。とか、一緒にいられるだけでいい。とか、そういう純粋な恋愛が懐かしいよね。

それにしても、初対面の私によく話してくれたよね。そんな重い話。
私っていつもそう。初めて会っても、「何だかつい話してしまったよ。」っていうお客さんが多い。

夫婦の秘密や悩み・男女の悩み・人生の悩みなど・・・。
でもそういう話をしてくれるのって嬉しいね。私も誠実に接するよ。ちゃんと真剣に考えてコメントしてます。

悩みのある人、寄っといで!!おきらくに生きれるヒントをあげるよ。
でも、自分の意見を押し付けたりはしないよ!だから気軽に言ってみてね。いつでも相談に乗るよ♪
2001/01/24(水曜) 晴れ


[ ズル休み ]
ズル休みといっても、まさか今、私がするっていうんじゃないよ。誤解しないでね。

実は今日、私が仕事へ行く支度をしている時に、息子が「クラスの○○ちゃんがスキーに行ってるんだよ。5日間位だって。」って言うのね。だから私は「またなの?」って言ったの。

こういう話は、去年から何度も聞く話なんです。今、学校を休んで旅行に行く家族が多いらしいんですよ。

昔からそういう子、クラスにもいたけどね。でも仮病つかって、そーっと旅行に行ってたよ、確か。結局あとから誰かにポロッと言っちゃって広まっちゃったりしてたけどね。

それが、今は堂々と担任にも友達にも言っていくんだよね。中には自慢する子もいるらしいの。

信じられないよ。時代が変わったのかなー。私の考え方が古いのかなー

子供がお休みの日って世間もお休みだから、どこへ出掛けても混むしね。それなら、平日にお父さんは有給をとって、子供も休ませて旅行に行こうよって思うのもわからないではないんだよね。

でも、それをやっちゃうとマズくない?
だって、「そうか。自分の都合で学校を休んでもいいんだ。遊びに行くのに学校休んでもいいんだ。」って子供は思っちゃうんじゃないかなあ。そしたら、そういう考えのまま、大人になるもんね。

親がもし将来、子供に「仕事をくだらない理由で休んじゃダメだ。」って言ったとしても、そんなの説得力がないと思うんだけど。

よそのお宅には、よそのお宅の考えややり方があるから、まあ別にいいんだけどね。個人的にはよくないかなーと思うだけです。

子供達には、「そのお家はそういう考えだけど、うちは違うからね。学校は行かなきゃダメ。お休みの日にお出掛けすればいいでしょ。」と言ってます。
子供達も内心は友達が羨ましいなと思っているかも知れないけど、「うん。そうだね。僕は行かなくていいよ。」とか言ってます。

子育てや教育って難しい。大人になっちゃえば学校なんて関係ないし、本当は、何日か休ませてもどうって事ないのかもしれないけど。

でも、親の考え方や教え方一つで、将来どういう考えを持つ人間になるかが決まるような気がします。ほんと、責任重大です。親は。

今日はつまらない話だったかも?明日は能天気な私に戻りますからネ♪
2001/01/23(火曜) 晴れ


[ 掲示板、私ばっかじゃん!! ]
妹からもスタッフからも、「レス早すぎ。今日1日何してたの?」と笑われてしまった。どうも、ハマリやすい性格で困る。キリ番も自分でゲットしちゃったよ。どうしよう、誰か何かチョーダイ。(カン違い。)

今日は、私のホームページも充実した内容にしたいので、夢中でいろいろなホームページに行って、勉強してたの。そしたらあっという間に一日が終わってしまった。昨夜もずっと掲示板にいて、眠ったのは明け方5時。そして子供達を起こす為に、7時に起きたので睡眠時間2時間。 
まあ、今日は宴会がなかったからいいけど、慣れない事したからクタクタ。こんなに眠らないのは、ショーのレッスン以来。

あの当時は毎日寝不足でもうろうとして、半分夢の中みたいな感じだったなー。接客中も一瞬気が遠くなっていたり、(多分、数秒寝ていた。)お店のトイレの便座に座ると、座ったまま(おしり出したまま)、すうーっと眠りに落ちて、「はっっ!!」としたり。

あんなに何かに打ち込んで頑張ったのは、生まれて初めてだった。ロッカーには「エスタロン・モカ」を2ダース、箱で入れておいて、まず営業前に1本。そして眠気が襲ってきたらまた飲んで。よくやっていたなと思う。でも楽しかった。それもいい思い出だな。

・・・・という事で、今は、やっとこさ日記を書いてます。文章おかしくないかな?まあ、いいや。子供からもさっき、「お母さん、何か今日ヘン。」って言われたの。「何がヘン?」って訊いたら「顔がヘン。しおれてる。」って言われた。ガーン。「しおれた。」はないだろ。

でもね、やっぱり掲示板に何か書いてくれると嬉しくって嬉しくってね。楽しみなんだよね。でも、もう寝ます。限界だー。おやすみなさい。

2001/01/22(月曜) 晴れ


[ おだてに弱いサル? ]
今日は雪も降っていなくて晴れた。車が多く通る道は雪も溶けたし、よかったよかった。

実は昨日のもう一人の幹事さんから、嬉しいメールが来たよ!では簡単に抜粋します。
「料金といい、接客態度といい、何一つとっても申し分ありませんでした。会員各位のあんなに楽しそうな笑顔を見る事が出来たのも、ひとえにあなた方のとても素晴らしい笑顔と細かい気遣いのお蔭だと思います。」

きゃーきゃーきゃー。嬉しすぎて大興奮です。
自分の容姿や性格とかを誉めてもらうのも、それはそれで嬉しいんだけど、やっぱり仕事を・・・しかもうちのコンパニオンを誉めてもらえるのって本当に感激。

私は動物占いではサルなのね。だから、誉められるのダ〜イスキ♪それに、言葉をそのまま受け取る人間だから、例えば「君はいい子だね。」と言われれば、「そっかー。うん。私っていい子なんだ。」って思っちゃう。

謙遜しないんだよねー。だから、「そんな事ありませんよー。」とは言わないで「ほんと?嬉しい。ありがと!」となる。 

自分自身がお世辞言わないし。本心から思って誉めてるから。「この人のこれがイイな。素晴らしいな。」って思って言ったりしてるから、相手が「君、調子いいねー。」とか「さすが水商売。よっ営業上手!」とか言われちゃうと結構寂しい。本心なのに〜。
だから、自分も素直に受け取る様になったの。

それに人間って男女問わず、誉められると変わるよね。いい方向に変わる。だから、私も付き合う彼とかコンパニオンを誉める。いい所を誉めます。初めのうちは、それまでそういう事を言われた経験がないからと、照れて聞いてくれなかったり、「どうせお世辞だ。」くらいにしか思っていないんだろうけど1ヶ月もすればかなり変わる。

ほんと、自信ってスゴイよね。

皆さんも彼氏や彼女にお試しくださいね。
2001/01/21(日曜) 晴れ

My Diary Version 1.21
[ 管理者:香奈 著作:じゃわ 画像:牛飼い ]