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香奈の日記
2001/03 << >> 2001/01

[ 箱ごとくれ! ]
ウィッグを5つも買っちゃった。現在、3コあるけど他に欲しいなーと思ってたんだ。

昼間、廃車にする車の中の荷物を引き取りに川口へ行ったのね。その帰りに戸田のジャスコに寄って、ふらっと入った雑貨店にたくさんウィッグが展示してあったの。

今は洒落た店ばかりではなくて、ダイエーやヨーカドー、西友などでも結構品揃えが豊富なんだけど、でもつけ毛が多いのね。私は本格的にスポッと被るのが欲しかったんだ。だからついお店に入っちゃった。そして「試着できます。」と張り紙してあったんで、店員さんに試着したいと伝えたの。

すると店員さんがネットを貸してくれた。その伸縮性のある、キツメの細かい網目のネットを被ったの。鏡で見たらすっごいヘン。そりゃそうだけど。でもね、その状態のまんま、店員さんがピンを探してきますので・・・とレジの方へ行ってしまった。がーん。一人で置いてかないでくれー。

ジャスコの中の店舗だから仕切りもなんもない。ばんばん人が通るし・・。うひゃーマイッタ。結構待たされた。やだよー。ただでさえ今日は暗い色のオーバーオールなんか着て小僧みたいなのに。おまけにスッピン。んで、網被って・・・
「ひとりにしちゃやだ・・・。」って情けない顔してポツンときらびやかな店内にいるワタシ・・・。

泣きそうな顔で「あのぉー・・・ピン、なければ結構ですヨ・・。」と言ってみたが「いやいや、ありますからちょーっと待っててね♪」とかわされてしまった。トホホ・・・。

それでやっとピンを借りて網をきちんと固定して全カツラを被った。スッピンだと幼いと言われる私。だからどうも髪だけゴージャスなんだ。うーん。化粧してないとよくわかんないなあ。でもいいや。と、次から次へと試着。全部で6つ試した。

んじゃあ、コレとコレと・・この5つください!と言うと店員さんが「え!?」とか驚いてる。「え?5つ全部・・・ですか?」ともう一回確認してくるので「はい。そうです。」と答えた。

きっとワタシ、小僧の様な格好だし、「かつら5つもいっぺんに買うなんてこの人何者??」とか思ってるんだろうなー。恥ずかしいから「いやー私ももちろん被るんですけどね。コンパニオンやってるんで他の子たちにも貸せるからいっぱい買ったんですよ!」と言い訳してみた。まあ、本当に貸す為なんだけどね。

今までかつらをいっぺんに買ったお客さんは、せいぜい2コだったらしい。それも踊りをやってる人。ダンサーね。

私は何を買うのでも買い方が豪快と人に言われるし、自分でもそう思う。服を買いに行ってもそう。仕事用スーツを買いに行っても6着くらい試着したら全部買う。
いつも買いに行くお店の店長さんにある時言われた。「こんな買い方する人って香奈ちゃんだけだよ。」って。え?そうなの?って聞いたら普通は2着試着して1着買う・・又は3着試着して1着買う。または試着してみて買わない。らしい。

私はスタイルがよく見える服しか買わないのね。どんなに気に入っても、自分の体型が綺麗に見えないものは買わない。諦める。最近はハンガーに掛かってる時点で綺麗なカタチかどうかわかるので、試着してみて合わない事は本当に少ないの。だから「じゃあ、全部ちょうだい。」ってなるんだ。

そういえば、いつだったか上原君とそんなに親しくなってなかった時に、コンビニでその頃ハマってたガムがあったんだけどね。それを箱ごと買ったのね。ほら、そのままお店に出してあるでしょ。何十個も入って。あれごとレジに持っていったら上原君、腰抜かしてた。

上原くんとは一緒に行動する事が多いから、その時その時でハマってるモノもすぐバレるんだけど、コンビニとかで「これ、箱ごと買うのとかやめてくださいね。」とからかわれるのだ・・・。

子供の時にね。欲しい本があって、買うのどうしようか延々本とにらめっこして悩んだ事があったの。それこそ冷や汗かいてうーんうーんって。1時間以上、うーんうーん言ってた。将棋やってるオヤジみたいに腕組みして。

それで、買おう!とようやく決心して、家に走って帰って、財布握り締めてまた全速力で本屋に戻ったらその本売れてた。

その時に固く心に決めたんだ。
「欲しいものはその時に買おう!迷わず買おう!」って。

だから私は迷ったら買わないし、コレ!と思ったら買うのだ。何でも。
2001/02/28(水曜) 曇り


[ 募集広告♪ ]
実はここのところ女の子の面接ラッシュなんだ。とても嬉しいことです。
それがまた今回はいい子が続々。
うちは新聞の折込広告でコンパニオンを集めているの。一人暮らしで新聞をとっていない子には見てもらえないんだけど、例えば家族と同居ならほとんどは新聞をとっているから、そういう子が見てくれる。

でも実際、その広告を見るのは主婦が多いと思うのね。だから何でもかんでもが面接に来るとやってられないので、始めのうちは「容姿に自信のある方」と募集広告に書いていたのね。でも、そうなると敷居が高くなるのか、あまり応募してこない。

それから年齢制限はどうしようか。
本当は35才くらいでも、すごく若く見えて綺麗な人ならいい。けど、世間にそんな綺麗な人って多くはないもんね。それに若くても所帯じみてて、醜いといけないし・・・。でも目安として「30才くらいまで。」と載せた。この「30才くらい」という言葉がポイントね。
このお蔭で30才でもとても綺麗で若く見える、いい子が来てくれた。(でもやっぱり若い子が多いので平均年齢は22才だけど。)

そうやって試行錯誤しながら現在の広告に落ち着いたんだ。
今の文章にしてからは、以前より応募の数が多くなったの。自分がもし応募するとしたら何が気になるかな?どんな文章だと心惹かれるか・・・。私も10代の頃、わりのいいバイトないかな?と求人誌を毎週見ていたんだ。その時の、面接に行ってみようと思わせる記事のポイントを考えた。

今回は問い合わせも多かったし、面接をすっぽかす人もゼロ。よかった。でもね、実は2週続けて広告出したんだよ。1週目は1人しか面接来なくてがっかり。だって面接に来た人を全部採用するわけじゃないから。結構採用基準、厳しいと思うし。

それがね、その1週間は全然反響ないし、こりゃダメだーって思っていたんだ。でも広告屋が「もう1週、出してみませんか?」と電話してきたのね。サービスするって言うし、もう一回ダメもとで出してみよう・・・と出してみたらこの反響。こればっかりはほんとわからない。これも女の子との縁というのかなー。

そんなこんなで久々のヒットです♪この子たちもなるべく長く働いてくれるといいなあ。張り切って仕事教えて行こうっと。

わくわくするなー。
2001/02/27(火曜) 晴れ


[ 自己改革。 ]
今日の掲示板にその話題が出たんだ。
私は元々、人見知りがかなり激しかった。慣れるまで時間がかかる。内弁慶なので、慣れるとスゴイんだけどね、昔から。
それに一人が好き。これは今でもそうなんだけどね。

私は妹に誘われてランパブに入った時もそうだったし、もっと前に(結婚前)キャバクラなどにいた時もお客さんと会話するのがニガテだったの。なんか話さなきゃって焦れば焦るほど、アタマが真っ白になって会話にならない。それに変にマジメ。

だから変態客ばっかり。1時間も2時間も延々と、ヤラセロと説得され続けてしまう。こんなの5分でも長く感じるよ。ツライ。それを延々される。私もマジメに「それは出来ません。」と延々と答える。変な席だよね、よそから見たら。

それに比べて妹のお客さんは明るくて、自分はお客だと割り切って来てくれてて羨ましい。何でかな?私と何が違うんだろう。

妹はお客さんに言いたい事を言うタイプ。これは私にはちょっと出来ない。じゃあ、私は何がいけないんだろう。私の何が変態を集めてしまうんだろう。

私は気が付いた。もじもじしてるから、そこにつけ込まれるんじゃないかな。こいつ、頼み込んだらどうにかなりそうだ。そう思われちゃうんだろうな。じゃあ、隙を作らないキャラにしよう。

あと、私は慣れればすっごい話せるし、面白い事も言える。そういう所を始めから出せればいいな。最初に静かに接してしまうとそのキャラから抜け出せなくなってしまう。

お客さんたちは、私を勝手に「大人しくて清純な子」と思ってしまっている。だから面白い下ネタ話の輪に入れない。お客さんに「君ってそんな子だったの?」と思われるのがこわい。

よし、このキャラを変えよう。でも、同じお店で今日からいきなり違うキャラにはなれない。だから私は、お店を変わるのをきっかけにした。

自分で色々分析して、そして編み出した方法。
まずは初対面のお客さんの席に行くまでの短い時間で自分の中のテンションを上げる。そして、「どうもー!はじめまして!!香奈デース!!」挨拶は元気よく。アタマ悪いのか?そう思われたっていいの。

その後はそのハイテンションな自分のペースにお客さんを引き込む。むりやり。汚れ全開でね。

とにかくインパクトが大事なんだよね。キャバクラで指名とるには。すごい争奪戦だからね、お客さんの。

お客さんが3時間いたとするでしょ、そうすると女の子は20人ちかく変わるのね。その中で印象薄かったら、まず次回は指名されない。

名刺も15枚くらい貰ったとするでしょ?だいたいお客さんはお酒を飲んでるからね。覚えてないの。どの子がどうだったか。(シラフでも覚えられないとは思うけどね。)

私が21番目に着いたとするでしょ?会話でも頑張ってグングン引っ張って、気に入って貰えたとする。

じゃあ、名刺あげちゃおうねーと言って名刺を渡す。お客さんが「いっぱい貰っちゃってるんだよ。こんなにあったらわかんないよ。」と言うので、「今まで貰った名刺見せて。」って言って見せてもらった事があるんだけどね。

それで、この名刺の子は?って一人一人覚えてるか訊いてみるとだいたい2人か3人覚えてればいい方なんだ。あとはちっとも覚えていない。みんな同じ位の時間、接客してたはずなのにね。

だから私はもちろん写真名刺にしてた。そしてお客さんに私の名前覚えた?と何回も復唱して覚えてもらった。私の名刺の裏にお客さんは自ら「花マル」を書いたりして、忘れない様にしてる人もいたね。

お客さんの中には「もう、お前の名刺だけあればいいから、他のはいらない。」と他の女の子の名刺を私にくれてしまおうとする人もいた。でも、なんかそれは他の子に悪いから、とりあえず持って帰りなさいと言ってポケットに入れさせてたけどね。

だいたい次に指名で来た時、お客さんはシラフが多かったんだけど、「この前はかなり酔っていたし、色んな女の子が着いたのは覚えてるんだけど、お前の事しか覚えていないんだよ。」と言われる。

いい意味でのインパクト勝ちだったよ。

でも今はそんな接客法はしていない。当時のキャラは、すっごい支持されるかお客さんにすっごいひかれてしまうから。
ひかれちゃったら困るもん。だから、万人ウケするキャラにしてる。

たま〜にそういうインパクトのある昔のキャラが出てしまう事もあるけど・・。封印してるね、普段は。どあんさんはそんなキャラの私に興味があるらしいけどね。ふふふ。

自己改革、頑張ってね。どあんさん。
2001/02/24(土曜) 晴れ


[ 女の子たち。 ]
今日は女の子の面接だった。
始めは6時からの予定だったんだけど、電話が入って7時からに変更。
きちんと連絡をくれた。断りの電話もなしのバックレが多いから、こんな当たり前の事でも嬉しいな。

門限もなし。毎日出勤可。こういう子もありがたい。頑張って育てていこう。まずは一度現場に出してみないとわからないけど・・・。

1回。または2回現場に出せば使えるか使えないかはわかる。1回目。初めての仕事だから、多少ぎこちないのはわかる。でも、やる気があるかどうかは見える。そして2回目。だいぶ現場の雰囲気には慣れてるはずだから、ボロが出る。これで可哀想だけどクビにするパターンが多い。

女の子のお客さんのウケって現場に出してみないとわからない。あまりウケがよくないかも・・・と思っていても実際はとてもよかったり、その反対もある。

今日は面接の後は仕事。常連さんなので女の子二人に行ってもらった。このお客さんは以前も書いたけどこのサイトの愛読者。シラフだと恥ずかしがり屋さんなので、書き込みも酔ってから書くように言っておいた。

開始は9時だった。このお客さんたちはいつも長い時間利用してくれる。ほとんど4時間使う。この前は新記録で5時間だった。今日は何時間かな?女の子たちには、もちろん自宅まで車で送るから、延長には応じるように言って聞かせた。特にこのお客さんたちとは時間が経つのがいつも早く感じる。

今日は4時間半だった。居酒屋→カラオケコース。よかった。盛り上がったみたい。お客さんは楽しんでもらえたかな?女の子の話では大丈夫だったみたい。なんせ、自分がその場にいるワケではないからね、心配なのだ。

女の子たちを送り届け、帰宅したのは3時半。でも、女の子たちがちゃんと延長に付き合ってくれて、お客さんたちも楽しんでくれたのなら、こんな時間でもへっちゃら。充実感がある。

ほんの何日か前、落ち込んだりしてた自分が嘘のようだね。幸せだね。
女の子たちもかわいい。大切。いつか辞めていく日がくるんだろうけど、それは仕方ない。正直言って寂しいけどね。
でもうちにいる間は、色々な現場で色々なものを見たり、たくさんの人と会ってたくさん会話をして、いっぱいいろんなものを吸収してほしい。

でね、いい人生を送ってもらいたいな。みんなにも。
2001/02/23(金曜) 雨


[ 昔のお客さん。 ]
今日は昔のお客さんのお誕生日。222だから覚えやすい。早速昼間、携帯に電話してみた。まだこの電話使ってるかな?全然連絡してないからなあ。留守電になったので能天気なメッセージを入れておいた。

すると10分もしないで私の携帯が鳴った。出てみたらすごい懐かしい声だった。そのお客さんからだった。今日で38歳になったらしい。早いなあ。知り合った時は32歳だったと思うんだけど。当時は私だって25歳だった。間もなく26歳の誕生日で、そのお客さんもお祝いに来てくれたし。お互いだね。年とったのは。

その人は、もともと妹のお客さんの連れだった。当時、妹はランパブにいたの。私はランパブを辞めてショークラブで働いていた。その妹のお店と私がいたお店は結構近くだから、妹のお店の後にうちに来る人や、またその逆もよくあった。

その日、私は自分のお客さんの送り出しで地上に出てたの。(お店は地下だった)そうしたら、向こうから妹のお客さんが歩いてきた。結構このパターンで私はお客さんを生け捕りにしていたので、その時も「あー!みっけ!!」とか大声で声を掛けた。その隣りにいたのがそのお客さんだったんだ。

妹のお客さんは「お前ココで働いてるんだ?知らなかった。今、妹のとこに行ってきたんだよ。」と言って、連れのそのお客さんに「どうします?寄って行きますか?」と訊いた。私はすっごいとびきりのカワイイ笑顔を作って「そりゃあ、こんないい女に会っちゃったら寄ってくしかないよねえ!?はいはいお二人さんどうぞ〜♪」と黒服に案内させてしまったのね。

そのお客さんは圧倒されたんだろうね。入店してくれた。妹も強烈なキャラだけど姉もすげえな。そんな風に言われた。それで、その日から毎日来てくれるようになった。(妹には悪いけど・・。)

私は大好きなお客さんがたくさんいる。人間としてね、大好き。古いお客さん、新しいお客さん問わず、大好きな人っていっぱいいるんだよ。このお客さんもその一人。ほっと出来る人なんだ。

散々、このお客さんには勝手な事してると思うんだ。
例えば、夜10時頃になるとこの人に電話してた。お店から。毎日ではないけどね。それで、「もしもしい?今、仕事ちゅう?」と訊いてみる。その日によって、まだ仕事してる事もあるから。

すると訊かれる。
「あ!もしかしてまたハラ減ってるのか?」
(ドキッ!)「え!?いーや。うん。そう。ありゃ?何でわかるの?」
「お前はハラ減ると電話してくるからなあ。・・・・何?今ヒマなのか?」「うん・・・・・・。」「よし、わかった。閉店前にはつくよ。」

そう言って、閉店前たった40分とかでも1時間料金を払って来てくれた。そしてお店が終わった後はおいしいものをいっぱい食べさせてくれた。私が大喜びで食べ物を頬張るのをいつもニコニコ見てた。

いつだったかは、その日は珍しく早く仕事が終わったらしくて家に帰り、パジャマ姿でビデオを観ていたらしかった。それなのに服に着替えて来てくれた。

またある時は、そのお客さんが明日からバカンスで海外旅行に行くという事で、朝起きれるかわからないからとお店に飲みに来てくれたの。閉店後は私の仲良しの、一緒に働いていたキャバクラ嬢5人くらいを連れて朝までカラオケ。

そのお客さんはバテてグーグー寝てた。その横で私たちは大騒ぎ!歌いまくり!朝7時くらいに「ほら、お会計だよ!!」って起こして、(これも半分ギャグで言ってる)そこで女の子たちは解散。私は見送る為に新宿の、成田行きの電車の乗り場まで行ったんだ。お客さんは夜更かしに付き合ってくれてありがとうと言いながら喜んで出掛けて行った。

お店を辞めてから4年半。私が辞める時、「飲みに行く店、なくなっちゃったなあー。」って残念がってくれた。それからはあまり飲みに行っていないらしい。仕事が忙しくなったのもあるんだろうけどね。

忘れた頃に電話してくる私を、いつも暖かく対応してくれる。私は本当にいい人たちに囲まれてるなと思うんだ。


2001/02/22(木曜) 晴れ


[ やっぱり社長に見えない? ]
今日は遅い時間からのお仕事。開始時間は10時。
本来は受けないんだけどね。

何故受けたかというと・・・『接待』で使う、らしい。
★場所は池袋のカラオケボックスでという事。(近い)
★女の子は2名。(2名なら何とか出来そう。)
★利用時間は2時間。(指定地域と決めている近場では、1時間半から
 の利用受付なの。そうなると最短の、1時間半の予約ってのが多いの。)

それで、今日の昼間、女の子をもう一人増やしたいという依頼があって、もう一人手配がついたので今日は3人で行く事になった。

接待される方がサンシャインプリンスホテルに泊まっているから、その近所のカラオケボックスを予約しておいてもらいたいという事だったので、私は何日も前からゲームセンターの上にあるカラオケを予約していた。でも行くのは初めて。

フロント前に今はあまり見かけなくなったプリクラ機がいっぱいあったので、お客さんが来るまでの間、女の子たちと撮っていた。久々のプリクラ。性能がすごいね、最近のは。びっくりした。

お客さんは4人。2人が2人を接待、という事らしい。みんな盛り上がった。『営業職』って言ってたけど、ほんと体育会系のすごいノリ。本来は延長してもらえると嬉しいけど、今日は開始が遅かったし、女の子はみんな昼間OLだから、ここでお開き。それでちょうどよかった。

実はね、この仕事の電話は私がずっと受けていたんだけどね。ホラ、私の声ってオバさんに間違われる事もあるでしょ?
それで幹事さんに「何歳の子が来るんですか?」って電話で訊かれたから、「21歳の子と25歳の子と・・・。」これまではほんと。でもいくらなんでも「31歳の、この私が参ります。」とは言えなかったんだよねー。

それで、あまりサバ読むのも気が引けるんで、「あと28歳の子が参ります。」と言ってしまった!!んー、私なら28歳でも大丈夫だよね??世間って『31歳』のイメージ悪いんだもん。確かに差がつくお年頃だからねー。でもね、いくら「若く見える31歳です。」って電話で言ってもわかってもらえっこないもん。その場で白状すればいいやって思ってね。

ちゃーんと白状したよ。31って。そしたら「見えない。」っていつものお客さんと同じ様に驚いてくれたけどね、みんなありがとね♪
そりゃあね、若くいるのも仕事だからね、奥様と同じ年には見えないって言ってたけど、私はコレで食ってるからねー。

でね、まさか自分から自己紹介で「私、代表です。」とか「私、社長です。」とか言えないじゃない。だいたいいつもは、女の子がお客さんとの会話で言ってくれて誰かが「おー!君、社長なんだってー?」とか言ってきて他の人もわかるってパターンなんだ。

でも今日は接待だから、帰りに名刺を幹事さんにそっと渡した。ちゃんと私が渡した名刺もじっくり見ていたはずの幹事さん。それなのにプライベートで会おうと誘ってきた。けっこう強引。やっぱり私を一コンパニオンと思っている様な誘い方。でも今更自分は社長だなんて言ってもしょうがないしね。それに、電話でずっと対応していたのも私だよ。気付いていないのかな?

たまにある。私をコンパニオンだと思って「会社抜きで会おう。」と言ってくるお客さん。いやいや、困った。一応商売としてやってるからねー、キリがなくなっちゃうしね、そういうのに答えていたら・・。ほんと困ります・・・。

やっぱり普通の小娘だからね、どうみても社長じゃないもんな。

でも現場では酔ったお客さんたちに「ママ」とか「リーダー」と呼ばれる事が多い。それでいいんだ。お気軽になんとでも呼んでちょ−だい。

私も社長って呼ばれちゃ、照れる。最近は前ほどではないけどね。
だから呼び名は何でもいいけどね。

まあ、『ばばあ』はキツイな。そう呼ばれたの一回だけあったけど。
これはやめてね。暴力ばばあに変身するよ。
2001/02/20(火曜) 晴れ


[ 少しずつ任せること。 ]
今日は常連さんからのお仕事。場所は新宿にあるKホテルの47階のカラオケルーム。女の子二人に行ってもらった。

このお客さんはいつも同じ顔ぶれの二人で利用する。場所は必ずホテル内のカラオケボックスやカラオケルーム。本来、ホテルへの派遣はお断りしているんだけど、このお客さんたちは特別。会社や身元も確認済みだし、有名な会社の人たちでヘンな事はきっと出来ない人たちだから。今までも何度も利用してくれて実績もある。いつも品よく楽しんでくれるし、それにホテルの部屋への派遣ではない。

私が現場に出ないのは、このお客さんへの誠意一杯の配慮なんだ。どうもこのお客さんは、私がいると監視されている気分になるのか、落ち着かない様子だった。始めから。何だか私にすごい気を遣ってるの。

ホテルのロビーで女の子たちと待ち合わせ。本当は私がいなくても平気だろうけどね。そういうホテル自体、女の子たちは慣れていないから緊張するだろうし、常連さんといっても彼女達はお客さんと初対面だからね。私とロビーで会って、話をして緊張がほぐれてから向ってもらった。

47階のカラオケルームの前まで二人を案内して私は別れる。ホテルの廊下の窓からもすごい夜景。このホテルは46階がバー。客室はその下。だからここが最上階。ここへは普通のエレベーターでは来られない。乗換をするか宴会場用を使う。

すごーい・・。廊下の窓からでも充分な夜景。いいなあ。好きな人と来たいなあ。と普通の女の子みたいに思った。こんな景色のいい所じゃ、カラオケ歌ってるのもったいないなあ。私ならずーっと窓にかじりついてる。田舎モノだね。

今日は子供を車に乗せて来ていた。女の子たちをリラックスさせて案内したりするのに15分くらいはかかったので、その間は子供達だけで車中に待たせていた。

この日、子供たちをNSビルに連れて行ってあげようと思っていたの。たまに行く志木にある丸井の、外が見えるエレベーターに乗るといつも「高いね〜。」と喜んでいる子供たち。それを見て、もっとスゴイのを見せてあげようと思っていたんだ。

ビルの中に入って子供と三人で「ひゃあ〜!すごいねえ!」と、つい大きいリアクション付きで言ってしまった。何度か来た事があったけどこんなだったっけ?スゴイ。

30階まで吹き抜けだよ。すごーい。空中廊下もある。世界一の振り子時計もさすがでっかい。ビル全体のライティングもいい。明るくなくて、薄暗いのが雰囲気バツグン。写真撮りまくった。

さっそく30階までエレベーターで上がる。平日の夜だからすごい空いてる。30階をぐるっと廻って、29階へ行き、空中廊下を渡って、向こう側にあった創作料理のお店に入った。

今日はだいぶフンパツだね。子供連れてくる様なお店じゃないもんね。しかし、浮くね。他のお客さんはサラリーマンとОLの飲み会とか中年カップルとかしかいなかったのに、うち子供連れ。しかも私、若作り。そのまんまデートにでも行けそうな格好で子供付き。浮いてるよ。

うちの子はすっごい静かなので、周りの大人たちの騒ぎを長男が「あの人たち静かにして欲しいよね・・・。」とか言ってた。隣りの団体のうちの一人が奇声をたびたび発していたからね。大人なのにうちの子に言われてどうする!って思って思わず笑ってしまった。

軽く食事後はおとなしく安全運転で帰る。家に着いた頃、女の子たちが仕事終了の連絡をくれた。「とてもいい方たちでした。」今日も何もトラブルなく無事終わった。よかった。私が同行しない仕事はやっぱり心配。女の子からの「無事に終了しました。」の電話がかかってくるまで落ち着かない。

本当は仕事すべてに顔を出したい。でも、私が出ない方がいい事も増えてきたし(特に常連さんたち)、女の子たちにも任せないと仕事を覚えない。それに女の子たちも、任されればやる気が出て責任感も付くだろうし。

まだまだ現場には出るけどね。私、好きだからね。

2001/02/19(月曜) 晴れ


[ お墓。 ]
今日は天気がいいので父の墓参りに行った。

お墓に行く途中で気が付いたんだけど、今までの車にはいつでも墓参りに行ける様に、お線香2種類とお酒のパックが積んであったの。でも事故でその車も乗れないでしょ。今は妹の車借りてるから何も積んでいない。お線香なんてどこにでも売ってるワケじゃないしね。
だからお墓の近所でワンカップを買って行った。ま、お線香より喜ぶかもね。

父のお墓。
場所は私の住む朝霞から池袋へ向う途中にある。都内にお墓を買えるなんて正直な話、家族みんな考えていなかった。

父が亡くなって悲しみと驚きとで混乱している時、お墓のパンフや葬儀のお返しの分厚いパンフが毎日たくさん届いたなあ。

こんな時に・・・って半分腹が立ったけど、やっぱり葬儀のお返しなんかは役に立ったね。

父は次男だからお墓を買わなければいけない。父は生きている時、「俺は墓はいらないよ。骨は押入れにでもしまっておいてくれ。それで、もし引っ越す時はその度に持って行ってくれ。」と言っていた。

私たちは「押入れなんかに入れておくのイヤだよ。ダメだよ、一応土の中に埋めないと。」と反対した。
「じゃあ、庭に埋めてくれ。この家の庭に埋めてくれたらそれでいい。」「もし、この家を出て他へ引っ越す時に、お父さんの骨を忘れて行っちゃったら、あとでこの家に住んだ人が庭を掘り起こした時に人骨が出てきて気持ち悪いからダメ!」

そんなやりとりがあったね・・・と母と話しながら「でも、お墓は買ってあげよう。」という事になった。父は自分がいい加減に生きてきたから墓を持つなんて申し訳ないとわかっていたんだと思うけどね。

所沢の方などを中心に、何件も見に行った。でも気に入る場所がない。所沢近辺なら大泉の実家からも車でそんなに遠くないし・・という事で見に行っていたんだけどね。なんか気に入らない。母も「私も入る墓だから、ここではイヤだなあ。」と言っていた。私が入るんでもなんか気にくわない。

散々見に行って、私はフッと考えた。
なるべくならすごい近所で、毎日でも行ける場所の方がいいんじゃないかな。その方がお父さんも喜ぶんじゃないかな。遠いと、お盆とかお彼岸とか決まった時にしか行けないもんな・・。

私はうちのすぐ近所にあるお墓に母を連れて行った。そこは気に入らなかったんだけど、それがヒントになってダメもとで近くのお墓を探し出し始めた矢先、今のお墓を見つけた。

値段は驚くほど安い。都内なのに所沢と変わらないか、少し安い。墓石とセットでの値段なんだけどね。じゃあ、見学に行ってみよう。

本当に近かった。私はそこまで車で20分くらいの距離。母もバスを使って来れる位置。妹だって来やすいし。場所はすごいイイね。

お墓は・・小高い丘の上にあって見晴らしがいい。それにキレイでこじんまりとしてる。あまり広すぎるお墓だと、その分墓参りの時期は混んで一日がかりになってしまう。ほどよい狭さが気に入った。

私たちは何度か見に行った。でも、第一印象で全員が「ここ!」と思った。私もここなら埋めてもらいたい。

墓石はちょっと凝ってあげた。一番狭い区画だけど、お父さんの好きだった言葉を一文字、彫った。横型の洋風の墓石。母もこれなら怖くないと言っていた。

だから私は父の墓は怖くない。

母は所詮、父は他人だし、夕方でももうお墓にいたくないと怖がる。父が亡くなった時もうっかり「お父さんの死体がまだ焼かれていないからコワイ。」と言って何度も私が「死体じゃなくて遺体でしょ!」と怒った。

私は辛い事や困った事があると父の墓に行く。嬉しい事があった時も父に報告しに墓に行く。
以前、仕事の後、夜中2時頃自宅に帰る時。父の墓の近所を通るのでよっぽど寄って行こうかと思った。その日はなんだか父に会いたかったから。でもやめておいた。もし通行人がいたら、私のこと気持ち悪いだろうしね、こんな真夜中に墓に入って行ったら。それにヘタしたら通報されてしまう。

いいお墓に出会うのも人との出会いと一緒。『縁』なんだなーって思った。私もいつかこのお墓に入るかも。結婚しなければ。いや、結婚しても分骨してもらってここに半分埋めたい。子供に遺言作っとこう。
2001/02/18(日曜) 晴れ


[ 今日はマジメだなあ ]
なんか、日記じゃなくなってきてるね。これでいいのか?
仕事内容やお客さんネタは書かない方がいいだろうからなあ。

そういうの暴露しちゃえば毎日ネタもあるのかもしれないけどね。
でも、それは一ホステスで店に属しているからこそ書けるネタなのだ。

トップはそんな事書けないし。自分の素性も明かしているから尚更ね。だからネタに困るのだ。
まあ、いいお客様ばっかりで愚痴なんてないので幸せですよ。

この仕事もキャバクラにいた時もそうだけど、「また来るよ。」「また呼ぶよ。」とお客さんが言ってくれても、必ずしも再び会えるとは限らないんだよね。だからこそ、また利用してくれると嬉しさも大きい。

今は頻繁に利用してくれてるけど、一生使ってくれるかはわからない。いつかは消えていってしまうんだろうなあって思う。
だからお客様にはいい思い出を残してさしあげたいね。

去年の忘年会で大勢呼んでくれた幹事さんがね、おととしの忘年会で利用してくれた幹事さんだったの。一年経ってまた呼んでくれた。これは嬉しかった。忘れられていてもおかしくないのに。

その幹事さんの弟が、その去年の忘年会に出席した中にいたんだけど、世間って狭いね。私の妹を知ってるんだって。飲み友達が妹を指名して妹がいるお店に飲みに行ってて、自分も一緒に行ってるらしい。
いつも友達のおごりで飲みに行っているからと妹に「たまには自分の金で飲みに来いよ!」と叱られたらしい。

その弟さんが「新年会でもまた使うよ。」って言ってくれたんだけどね、本当に今日また使ってくれた。本当に感謝だね。

風邪で調子悪かったのも吹っ飛んだよ!

この仕事はだからやめられない。
お店で働いていた頃も、私に会いに来てくれる人がいて、楽しんでくれる人がいて、喜んでもらえる。ダイレクトにそれが伝わってくる。

学歴ナイけどね、私にも人を喜ばせる事が出来るんだなーって思うと幸せです。
アレ?なんだか今日は真面目な内容だね。まあこんな日もいいでしょう。
2001/02/17(土曜) 晴れ


[ 必殺!! ]
復活したよ。いつもの私に。よかった、よかった。
本日は『アンタってそんな人だったんだ!?』パート2です。

私が×2なのは皆さんご存知かと思います。
それで二番目のダンナとの離婚の時の話です。

入籍して間もなくダンナは行方不明。どっか行っちゃったんだよね。
たまーに向こうから電話がくるけど、埼玉県のどっかにいるという事しかわからない。言わないんだよね。

それで、始めは信じて待ってたんだよ。「仕事に専念したい。」って言葉信じて。でもね、2年も経ったらいくら私がのんきでも、いい加減アホらしくなってきた。それで徐々に「離婚しようかなあ。」と思う様になったの。

忘れた頃にたまにダンナの実父から電話がきて、「別れる気はあるか。」とか訊かれていたんだけど、その度に「もう別れてもいいんですけど、一度きちんと会って話をしない事には・・。」と答えていたのね。

すると実父は「わかった。連絡させる。」と言って切るんだけどまたそれっきり。そういう事が何回もあったんだけどね。ある日、速達で郵便が届いたんだよ。なんだろ?実父からだ。

開けて見たら離婚届一通。それのみ。
相手の欄はちゃんと本人の直筆で項目は埋めてある。

おいおいおい。なんかひとことないのかーーーーー!!
例えばさ、紙切れにでもいいから「これを提出しておいてください。」でもいいんだよ!まったく親子揃って常識知らずめ!!!

アッタマきたから、提出してやるもんか!って思ってその辺にぽいっとしておいた。でも何ヶ月か経って、「こんな人と籍入っていても仕方ないしなあ。」と考えてやっぱり提出する事にした。

ただ、あっさり提出してやるのもなんかムカつく。スカッ!とする仕返しないかな?私は考えた。

書店で法律の本を買ってきてとうとう考えついた★
女房なら勝手に本籍を移動できる。
私は籍を抜く前に相手がビックリする場所へ転籍してやる事に決めた。

どこがいいかな?できれば遠い所がいい。
その場所に行かないと籍の移動が出来ないと思っている人が多いから、なかなか行けない場所にしよう。

沖縄・・。これは飛行機で簡単に行けちゃうな。うーん、やっぱりあんまり船の便がない、不便な島がいい。

そうだ!!北方領土だっ!!
本屋で詳しく載っている北海道全図という地図を買った。高かったけど。でも私は夢中だから値段なんてどーだっていいの。

日本から一番遠いのは択捉島。よし。これだ。
村は読めなそうな、書くのも難しい字にしよう。
『蕊取』よしよし。これ。『しべとろ』って読むんだけどね。

そこで北海道庁に電話した。
「択捉島って日本じゃないけど本籍置けますか?」と訊くと
電話に出た人はムッとして「択捉島は日本です。」と言う。そんなのはどっちでもいいんだけどなあ。それで、根室支局に電話する様に言われたので、早速そっちへ電話。

「本籍を置きたいのですが。」と言うと「もちろん置けますよ。どちらの村ですか?」と訊かれたので蕊取村がいいと答えた。
すると、もっと細かな部落の名前も指定してもらわないとと言われた。

私は「大ざっぱな地図しか手元にないんで、細かい村や部落まではわからないんです・・・。」と打ち明けた。するとその電話口の人はとても親切でヒマな人で、「じゃあこれから部落の名前を順々に読み上げていきますので、いいものがあったらストップ!と声を掛けてください。・・・」と順々にカタカナの変わった部落の名前を読み上げてくれた。

私は「ポロサン」がかわいいと思ったのでストップをかけてそれに決めた。

あとは市役所に必要書類と転籍届けを提出するだけ。

根室支局の親切だった人は、私との電話を切る前に「あの。失礼ですが、こちら択捉島にご先祖様かどなたかがいらっしゃるんですか?」と訊いてきたので「いいえ。」と答えたのね。そしたら「別に日本全国どこにでも置けますけど、普通はこちらにお世話になった恩人がいらっしゃるとかご先祖様がいらっしゃるからと言う人が置くんですけど・・・。もっとよくお考えになってからの方がよろしいかと思います。」とわざわざ忠告してくれた。

いや、腹いせで置くワケだからねー、ごめんね、不純で。

そうしたらその数日後、あんなに連絡もよこさなかったダンナが私の前に現れた!!しかもミョ〜に怯えて。

「お前・・・・。何か魂胆でもあるのか?」ってビビってたよ。
私は笑って「いやーあっさり抜くのもムカつくからねー腹いせ!腹いせ!」と答えてやった!!

免許の書き換えでわざわざ大阪まで行ったのに本籍ありませんって言われたんだって!!ははははは!!!スッキリしたーーー♪
2001/02/16(金曜) 晴れ


[ そりゃ、ストーカーだろ。 ]
火曜日くらいからちょびっと落ち込み気味。情緒不安定。私がこんなの珍しいぞ。イヤな事続いてるし風邪ひいて体調が良くないのもあるのかなあ。

私がこんなではイケナイ。なんたっておきらく人生のワタシなんだから。周りも調子狂っちゃうよねー、ごめんごめん。

それがねー、今日の仕事でまた追い討ちがかかる。かかる。でも頑張ったぞ!悪口気にしないぞー!(と、言い聞かす。)

このホームページには愚痴は書きたくないんだよね。うん。

よし、じゃあ違う話行ってみよー!
『昔の女』の話を書いていたらちょうど、いきつけのホームページの掲示板の常連様から書き込みがあった。

海外にいる元彼女から意味深なプレゼントと帰国予定日時のお知らせが来たらしいんだけどね。
うーん、未練あるよね、それは。

私は基本的には別れたら連絡しないのね。新しく彼女がいたら悪いでしょ。モメる原因作っちゃうから。

でもね、生まれて初めて付き合った彼にしつこくした事があるのだ。実は。(またこれでコワイ女と思われてしまう・・・。)
フラレても納得いかなくて何とか友達でいてほしくてね。
ちょっとその頃の私は頭がオカシかったと思うよ、彼の事で。

彼がネコ好きで、私と別れた後ネコを飼いだした事を人づてで聞いたのね。それである日、中学時代の仲良しだった女の子と捨て猫を拾ったの。
うちは当時アパートだったから飼えないし、友達ももう飼ってるから無理。どうしようか。誰か猫好きで飼ってくれる人いないかな。

そこで別れた彼の事を思い出した。あの人ならきっと飼ってくれるよ、優しい人だから。勝手にそう決めて彼の家へ向った。

まだ彼の部屋(2階)には灯りがともっていないので帰っていないかも・・・と外で様子を伺いながら友達と猫を抱いたまま待った。

数時間後、帰って来たらしく灯りがついた。

電話なんかしてもきっと出てくれないし、彼のお母さんや家族が出て気まずいのもイヤだなあ。どうしようかな。

その時、私は彼の言葉を思い出した。

付き合っていた頃に「窓からベランダに出て、塀を伝っていくと外に出入りできるんだよね。俺、よくやったんだ。」と私に話していたの。

確か・・・そうそう、この裏のアパートの外階段を上まで登って、塀の方によじ登ってまたいで渡って、塀を横歩きして行くと彼の部屋の前にあるベランダに出れる。

友達が「そんな事して平気なの・・・?」と心配するのも聞かず、私は子猫を抱いたままよじ登って塀に渡り、彼の家のベランダへ。

はじめは声を掛けたんだけど、聞こえないらしいので軽く窓ガラスをこつんこつんと叩いた。
すると部屋の中の彼は窓際に立って「どなたですか?」と怖がりながら聞いてきた。

私は自分の名前を言ったのね。そうしたら窓が開いた。

「何の用なの?こんな所に来て・・・。」すっごい怒ってるよ。当たり前だけど。
私は子猫を差し出しながら、「あの。この子を貰ってもらえないかなと思って。」

・・・・・・・・・・・。さむ〜い空気。

「あのねー・・・。飼えないし。困るよ。こういうの。」
そりゃそうだ。どうでもいいけどなんでオマエは人んちのしかも2階にあるベランダに来てんだよっ!おい!!そう言いたかっただろうね。

「しつれいしました・・。」そう言って私はまた子猫を肩に乗せて来た時と同じく塀を伝って帰って行きました。トホホ。情けない去りかた。

今思えば立派なストーカーじゃん!これ!!

とにかくこの時の私は、正常な判断なんか出来ないアタマでした。
ほんと、キチガイじみた事して悪かったし恥ずかしかったです・・・。

皆さん。これ読んで明日から態度変わらないでねー。
2001/02/15(木曜) 晴れ


[ 昔の女・2 ]
それではつづきです。

彼も彼女も若くして結婚したからね。
だから彼の周りの友達はまだ独身で遊んでる。それで毎晩お誘いが来るらしいのね。友達の方も、彼には家庭があるんだからもうちょっと遠慮してくれたらいいのにね。

彼女も「まだ彼だって遊びたいだろうから、遊びも気分転換になるだろうし。」と、黙って送り出していたらしい。エライよね、若いのに。

最初は深夜0時前には帰って来ていたのに、やがて1時、2時、3時と遅くなっていって、朝帰りを繰り返したのち帰って来なくなっちゃったんだって。

私はびっくりして彼のポケベルの番号を教えてもらって連絡してみた。彼女が鳴らしても無視しまくってるから、私なら連絡してくるだろうからと彼女にも頼まれたしね。

案の定、彼はすぐ電話してきた。すごい明るい声で。
「ちょっと。今どこにいるの?もうずっと帰っていないらしいじゃないの。」と訊くと彼はペラペラと話し出した。

「友達の所にいるけどもうあの家に帰る気はない。」「まだ自分もやりたい事があるし遊びたい。」じゃあ何故結婚したの?子供を産んでいいって言ったの?

「本当はあいつの事もそんなに好きじゃなかった。子供だって欲しくなかった。仕方なかった。」もう呆れたよ。私。

「本当に変わっていないね。あなたを信じた彼女もいけないけど、子供まで抱えちゃった彼女はどうなるの。一人ならまだ出直しも簡単だけど。まして、貴方の家族は大家族でしょ。お婆ちゃんも両親も妹たちもいて、その中で肩身の狭い思いしてひたすら帰りを待っているあの子はどうなるの。」他にも色々言ってやった。昔から彼はイヤな事があると逃げてしまう。しかも全部人のせいにして。責任感がない。

付き合っていた当時もそういえば、こうやって私にいつも怒られていたなあ、彼。

「お願いだからこれ以上ガッカリさせないでね。こんな男、別れてよかった!と思わせないでね。」と言って電話を切った。

何日かして彼から電話。
「悪いけどお金貸して。必ず返すから。」
「貸せなくはないけど、何に使うの?」
「自分で部屋を借りたいから。」
「ごめん。そういう事なら貸せない。お金が余っていてもその理由じゃ貸せない。家に帰りな。」電話を切った。

彼女には「追うほど逃げる人だと思うから、そっとしておいた方がいいかも。ただ決めるのは自分だから。好きなら待っていてもいいしね。でも貴方だったら若いしやり直しもきくよ、私より。」確かそんな言葉をかけたと思うな。

それにね、彼女には妻としての自信も持って欲しかった。だからいつも私は彼女に言っていた。
「私はたった半年しか付き合っていなかったし、結婚もしてない所詮元彼女なだけだからね。私よりも貴方のほうが彼の事知ってると思うよ。それに私が知っているのは過去の彼だから。現在の彼は知らない。知っているのは貴方だけだよ。だから自信を持って。」

行く宛てもないし、きっと帰ってくるだろうと私は考えていた。
それからもたまに彼女に電話を入れて帰ってきたかその都度訊いていた。でもその度に、まだなんですと言う答え。

それから1年以上経ってフッと思い出し、どうなってるかなと彼女に電話してみた。電話口に彼女が出た。覚えてないかな?私は名前を言ってあれからどうなりましたか?彼は帰ってきましたか?と訊いた。

すると彼女はすごい冷めた声で「もうとっくに帰ってきてますけど。」と答えた。

「そう・・・・。それは安心しました。仲良くやっているのでしたらそれでいいです。ごめんなさい。」そうだけ言って慌てて電話を切った。

あれれ?何だか冷たい・・・。でもこれでいいや。昔の女なんてやっぱり気分悪いものなのが普通だもん。もう二度と電話もかけないよ。どうか仲良く暮らしてね。

彼女達と私はそれっきりです。
2001/02/14(水曜) 晴れ


[ 昔の女 ]
今日テレビでやっていたんだけどね。自分のダンナさんにカラオケボックスで合コンさせて、隠しカメラで隣りの部屋で奥さんが見てるってやつね。

ダンナさん、ちゃんと奥さんや子供がいるのを明かしていたけど、ウハウハなんだよね。そりゃ仕方ないのかな?若い女の子が両隣りで自分に気がある素振りだし。

この奥さんの様に、自分ならこんなに落ち着いて見ていられるかなあ。うーん。きっとまだ収録途中なのに殴りこみかけちゃうか、その場はガマンしてあとは半殺しかな???なーんてね。

私はすごいヤキモチ焼きだからなー。これでも昔よりはそうでもなくなったんだけどね。

そういえばね、昔の事なんだけど・・・。
ある日、知らない女の子から電話があったのね。その頃はもう家族とは別に暮らしていたから、この番号を知っているのは一部の友達だけ。

でも、名前も声も聞き覚えがない。それなのにその子は私の名前を知っていて、私に電話をかけてきたのは確かなの。どうやら実家に電話して聞いたらしい。

よく訊いてみると、どうやら私が以前付き合っていた男の子の現在の彼女だった。でも何故?私に何の用だ??

その子は私より2つ年下で当時18才くらいだったんだけどね。私の元彼が私と別れた後に彼女と知り合って、付き合う様になったんだって。

私と元彼が別れた原因は、ある時元彼が私と別れたいと言い出したのね。元々ナンパが好きな人だったから、一人と真面目に付き合うより色んな女の子と遊びたいと言うの。始めは私も承知しなかったし別れる気もなかったからモメていたんだけど、やがて私に好きな人が出来たから急に「いいよ別れよう。」って事になったの。

それまでグズグズしていた私が急にいいよ、別れようって言い出したもんだから元彼は私の事をかえって気になりだしたらしいの。それで、やっぱりヨリを戻したいとか言い出したの。でも私はそんな気はないから断った。だから最終的には私が振ったカタチになったのね。

でね、その女の子が言うにはせっかく新しく彼女が出来たのに、私の話ばかりするんだって。楽しかった思い出とか、私のこと何から何まで話したらしいの。それこそ好きだった音楽までね。

振られた方って、思い出が美化されるじゃない?それもあるんだと思うけどね、とにかく私の話ばっかりする彼に彼女は始め腹が立っていたのに聞いているうちに気持ちも変わってきたらしいの。

それで段々「この人がここまで言うなんて、もしかしたら本当に素晴らしい女性なのかも。」って思う様になって、「是非会ってみたい。」「友達になって欲しい。」と思ったんだって。

びっくりだよね〜!!だって昔の女だよ!?出来れば一番会いたくないと思うんだけどなあ。でも彼女は彼の事でいつも悩みが尽きないから、是非相談相手になって欲しいって言うのね。

だから私は「いやー・・・私は全然構わないけど・・・。でも貴方本当にいいの?私そんなにスバラシイ人間じゃないと思うよ・・・。」と訊いてみたんだけど「お願いします!友達として付き合って下さい!!」って頼み込んでくるので友達になる事にした。

それからは彼と何かモメる度に電話をかけてきて、私が仲直りできる様にアドバイスしたり励ましたりしてたの。

やがて二人に子供が出来て結婚する事になったのね。先に出産して後で式を挙げたんだけどね。私も祝福に駆けつけた。よかったなーってほんと思った。

ただね、その彼は精神的に子供で親に甘やかされて育ったから、この若さで父親になるなんて大丈夫かなあってちょっと心配だった。でも、子供が生まれてから父親としての自覚が持ててしっかりする人もいるし・・・と考えたの。

結婚して仲良くやっていると思っていたある日・・・また電話が来た。彼が家出してしまって行方不明だって彼女は電話口で泣いてるの。

ごめん。明日につづく×××
2001/02/13(火曜) 晴れ


[ 分割払いだあ。 ]
あちゃー、やっぱり風邪ひいた。
今日はトヨタへ行ったよ。この前も行ったんだけどね、車を見に。

その担当者がすごいんだよ。毎日営業電話してくるの、家に。
それに言葉をちゃんと選んでかけてくるからね、イヤミじゃないんだ。

すごいねー営業のカガミだよねー。私もこうだったらもっと売上上がっ
たかな?キャバクラの時に。
ただ、モノを売るのと違うから私達の商売は難しいけどねー。

それでね、とうとう契約したの。新車。初めての新車。
またかと言われそうだけどね。エスティマです。
仕事で使わないのなら、別にセダンでもいいんだけどね。
やっぱり送りにも使うし、この車の中で女の子が着替える事も多いから、広い車内でないとね。

ふふふふ。ウレシイよ。でも今日は珍しく私、情緒不安定気味だったのです。またこうやって余計なお金がかかる。元はと言えば私が事故起こして廃車にしたからだーとか考えたりして。おまけにコンパニオンの数が少なくて、連絡つかない子もいて、仕事は入ってきてるのに・・・って思ってたらイライラしたり落ち込みモードになってしまったよ。

車は一応、ドライバー上原君も乗るので今日は一緒に連れて行ったのね、トヨタに。んで、料金交渉までしてくれたんだよ。助かった☆

営業の人と上原君は、色々とオプションなどの話をしてたんだけどね。
私といえば、風邪薬を飲んでるから眠くてぼお〜っとしてたのね。だから隣りでふにゃら〜と座ってたら二人が私に訊いてきた。「ナビだけならこの値段なんですよ。それでCDとTVはついてるんですけどね、MDは別につけないといけなくなるのでそうしますと・・・・。」うう〜〜わかんにゃいよー眠くてアタマ働いてないしー。

「あのねーあたしはとにかくMD付けてくれたらそれでいいからー。あとの事はチンプンカンプンだあー上原君マカセタ!」と言い放った。

その後は子供を迎えに実家へ行った。車を買った事をお母さんに報告したら、「お金は大丈夫なのかい?」と心配されてしまった。いや、ダイジョーブじゃないけど、しょうがないのさー。必要だしー。

妹に借りてる車に乗り慣れないうちに、車を買いたかったからね。


納車は今月終わりから来月あたまらしい。シャンパンゴールドのエスティマだぞー。モノ好きかなあ?この色。

今度は安全運転ね、ハイ。わかってます。

2001/02/12(月曜) 晴れ


[ 健康ランドだ! ]
今日は健康ランドへ行ったよ。
昨日急に決まったんだけどね、行こうって。

相手はふふふ。女性です。
まだ知り合って間もないんだけどね。今日で会うのも3回目。それでハダカのお付合い。考えるとスゴイ。長い付き合いの友達でも、一緒にお風呂に入った事がない子って多いのにね。

でね、行ったその健康ランドがまたすごいんだ。ビルになってるし、24時間営業だから大人気らしい。オジちゃんオバちゃんで賑わってた。それに連休だからね、家族連れもいっぱい。垢すり&オイルマッサージを初体験しようって思っていたんだけど、かなり混んでるんで今度にした。それはまたゆっくり来よう。

お風呂の後に大宴会場へ行ったんだけど満席だった。なんとか席は確保出来たけどね。それがね、だだっ広い宴会場にちゃんと舞台もあって、おじちゃんおばちゃんが気分良く、その舞台の上でカラオケ歌ってるんだ。気分がいいだろうね。だって満席の宴会場だよ。売れない歌手が温泉などで歌ってもこんなに大勢の人はいないよね、多分。

壁には『カラオケ待ち時間』ってのがあって、最初は1時間だった。1時間待ってもみんな、歌いたいらしい。
すごい気持ちよさそうに歌ってる。すると、仲間がテーブルでヒューヒュー言ったり、歌のリズムにあわせて挙げた両手を左右に振ったり親衛隊みたい。

なんかこういうの平和でいいねえ。私はつい職業のクセで、歌の間奏や始まり・終わりに拍手してしまう。仕事じゃないんだからと思って気をつけてやらない様にしてるんだけど、無意識のうちにやっちゃうね。ちゃんと相手の話を聞いてるし、会話もしてるんだけどね、体が覚えちゃってるね。ヘヘ。

それで、宴会場が閉まる11時過ぎまでいたよ。入ったのが5時くらいだったから、結構いたよね。でもいい気分転換になったよ。お風呂入ってみんなとお揃いのムームー着て、食べたり飲んだり。リラックス出来るね。ほんと、そのまま泊まりたかったよ。

そういえばキャバクラ時代に妹が「同伴でラドン温泉に行ってるんだけど、スゴイいいよー。」って言うので私もマネてみた。どのお客さんでもいい訳じゃないから、素に近い自分でいられるお客さんで、同伴出勤で温泉に行ってくれると了解してくれた人ね。

入る時は一緒でも中ではもちろん別々だよね。でもお風呂上りはもちろんスッピンで、浴衣っぽい服で一緒に座敷で食べたり呑んだりくつろいで、それからお店へ同伴したの。それに、このコースを気に入ってくれたお客さんがいたんだよ。

お互いに距離が近くなった気がするしね、こういうのって。キャバクラ嬢とお客っていう感じはしないしね。

だから今日彼女と過ごした時も、何だか古い付き合いみたいな気がしてきた。今日は来て本当にヨカッタ。
2001/02/11(日曜) 晴れ


[ ホームページ愛読者。 ]
いつまでも妹の車を借りているワケにはいかないし、女の子の送りでは大きな車でないと不便なので、今日はトヨタへ車を見に行った。

それで、新しいエスティマを試乗したんだけど、やっぱりいいよねー。
廃車になった車は平成7年のモノだったのね。それはディーゼルのだった。だからガソリンというだけで静かでパワーがある。それに、たった5年くらいなのに車ってどんどん改良されて良くなってるでしょう。

やっぱり欲しいな。でも高いな。トヨタの営業の人は私の欲しいって心をこちょこちょする。でもね、大きな買い物だからね。また考えてからにしますと言って帰ってきた。

夜は新宿で仕事。この人はうちの常連さんで、お得意さんでもある。
会った途端にこのホームページネタを突っ込まれちゃったよ。「おいおい、自分で抜糸しちゃマズイだろ!」って。
どうやら毎日欠かさず見ているらしい。お願いだから、書き込みもしてくれーって言っといた。

今日はあっという間の5時間。ずーっと同じお店で5時間ってスゴイね。カラオケではなくて、居酒屋で会話だけで5時間!

この日は、大学時代の友達が上京してきたから楽しませてあげたいという事で私たちを呼んでくれたんだ。嬉しいね、こういうの。友情っていいね。私も久々に友達と会いたくなったよ。

解散は夜中1時。そのお客さんは明日も仕事だって言ってたけど大丈夫だったのかな?ワインも1本半空けていたし。でも結構シャキシャキ歩いて帰って行ったなあ。さすがは酒が強い人。スゴイ。。。

帰って寝るときにノドが痛かった。あれ?風邪ひいたカモ。
2001/02/10(土曜) 晴れ


[ すごい親子 ]
連休が始まるので、子供達は実家の母の所にお泊りに行く事になった。
母には事故の事をいつか話さなきゃいけないし、今日あたり美味しいご飯でも食べさせながら打ち明ける事にしよう、と決めた。

実家近くの焼肉屋へ連れて行って、場の雰囲気を見計らって話したんだ。そしたら泣いちゃったよ、お母さん。「助かってよかった。」って。マイッタなー。隣りの家族連れも見てるよ。その家族連れは私の事故話にも驚いてる様だけど、それ以上にお母さんのリアクションに目が釘付けらしい。

でも話してすっきりしたよ。隠しておくのはイヤだし、だからといって電話で話したら、お母さん失神しちゃうし。元気に振舞う私が話すからこそ、お母さんも安心したんだよね。よかった、よかった。

そういえばこの焼き肉屋は、すっごい美味しいから私のお気に入りなんだけどね、以前ここのお客さんですごい親子がいたんだよ。

お父さんと子供達(推定年齢10歳・12歳の二人)が仲良く焼肉を食べていたんだけどね。その時の私たちは、その親子の隣りのテーブルにいたの。それでね、話の内容がつい、聞こえてきたんだけど、すっごい難しい話をしてるんだ。理数系の話を延々してるのね、その親子。
私チンプンカンプンだけど、聞いてたのね。そうすると、そのお父さんが「その数値が○○だったとしたら、結局は○○になるとも言えるね。」とか言ったら子供達と一緒に「はっはっは!そうとも言えるね!」ってウケまくり。おいおいおい。笑うとこなの?それ???

その後も延々と難しい話をしながら難しい冗談を言い合って笑う親子。それに言葉遣いも先生と生徒みたい。すっごいなあ。世の中にはこういう親子もいるんだー。子供もお勉強できるんだろうなー。

私なんか中学生になっても鬼ごっこしてたのになー。ほんと違いすぎるね。

私は学歴ないから、そういう人たちって別世界。かっこいいなと思う。でも、自分の人生は楽しいからヨシとしようっと。


2001/02/09(金曜) 晴れ


[ サービスサービス!! ]
昨日に引き続き、バイトの話です。

ある時、私はとても仲良しの友達とお弁当屋さんでバイトしてました。

当時の私と彼女は、自分の家族といるよりも長い時間一緒にいたのね。
それで、なんかバイトないかなって思ってた時。その彼女は後楽園に住んでいたんだけど、自分の家の近所でバイトしてたのね。それで、何度かそのお弁当屋さんに顔を出してるうちに自分も働こうかなーって思って決めたんだ。

そこでお喋りしながらのバイト。同じバイト仲間にかっこいい先輩がいたり、そこで友達が出来たりして楽しい毎日だったなー。

当時高3だった私たちは育ち盛りだから、働いている間にお腹も空くの。そうすると、メンチカツとかから揚げとか、カレーとかを食べながら働く。たまに口にもぐもぐ入ったまま、お客さんが来ちゃってそのままレジに出て接客したり。

明日のお弁当に・・とおかずを持ち帰るのも毎日。みんなやっていたから自然にやる様になっていったのね。

でね、カッコイイお兄さんがお弁当を買いに来たりしたらもう大変!友達と二人で「私が行く!!」「ダメ!私!!」なんてレジに出るのを取り合いだよね。
それで、いらっしゃいませ〜♪って友達が走ってレジに出て行っちゃったりするでしょ。いいなあ。近くに行っちゃって・・・
よし、私も自分を売り込まなきゃーって、大サービスしちゃうのさ!

そのお兄さんがただの『のり弁』をたとえ頼んでいたとしてもだ!
焼肉やらメンチやらから揚げ、果てはゴハンまで大盛りさ!!

それで私は、奥から満面の笑みで、「ありがとうございました〜♪」とご挨拶。ふふふ・・・。帰ってお弁当開けたら、私の笑顔の意味がわかるぞ。ふふふ。

またある時は、かわいいおじいちゃんがお弁当を買いに来た。私たちはもちろん、ゴハンやおかずをサービス。長生きしてね、おじーちゃん。

そんな事ばっかりやってたから、ある日クビよ。

どうも君たちが入っている日は、おかずとゴハンの減りが以上に早い・・・と言われて。
本当は毎回、ゴハンの重さも量らなきゃいけないんだけど、そんなのやったのは始めだけ。

これじゃあ、オーナーだって気付くよね。
今だったらこの人でなし!もっと真剣に働け!ってぶん殴りたいよね。

2001/02/08(木曜) 晴れ


[ 笑っちゃダメさ! ]
最近、だいぶ前に辞めた女の子から、たまにメールが来るんだ。

家庭の事情や彼女の置かれていた当時の状況を考えて、連絡が取れなくなった時も「元気でやってくれたらいいな。」と思って追わなかった。
まあ、元々去る者は追わないんだけどね。

でも消えていったその子が、お元気ですか?とメールをくれた。やっぱり嬉しいよね。
ヒドイ辞め方をしていたら、そうもいかないんだろうけどね。

彼女は「迷惑を掛けたから。」と直では連絡してこないけど、もっとひっどい辞め方の子だっているしね。だから、彼女にまた会いたいなあと思っている今日この頃です。

私もね、10代の頃はほんと悪いヤツだったと思う。
今から思えば『人でなし』。
めんどくさかったり、かったるかったらすっぽかす。そんなの当たり前。

色々なバイトをしたけど、キレイに辞めた方が少なかった。
面接に行っても断りの電話入れなくてバックレちゃったり。

私が高校1年の頃、高校の目の前にある郵便局で、冬に『ハガキの区分けのバイト』をしたの。時給がいいんだよね。当時では。
隣りのクラスの仲良しだった子と一緒に始めたんだ。

それでね、基本的に人のハガキは読んだり見たりしちゃいけないのね。でも宛名が芸能人の名前だったり、気になるものは内緒で見ちゃうの、みんな。

それで写真ハガキってあるでしょ?初めての子供が出来ると、嬉しくてその赤ちゃんの写真をハガキに印刷する人って多いんだよね。
それは別に自由なんだけどね、中には笑っちゃう赤ちゃんの顔とか表情もあるんだよね。ほんとに悪いんだけど。

ウケ狙いの大人の写真なんかよりずーーーっと面白いんだ、これが。
それでね、それを見つけると友達と見せ合って笑ってたのね。

そしてある時、上の人から「絶対に見るなとは言えないけど、笑うな!もし次に笑ったらクビだぞ!」って言われたの。
でも、そう言われたら余計に笑いたくなる年頃でしょ。

一生懸命にこらえたんだけどね、その友達がとびっきり笑える赤ちゃんの写真を見せてきた。口半開きでよだれダラダラの、顔もスゴイおっかしい赤ちゃんの。

それでブハーーって大笑いしちゃったのね。
まさか本当にはクビにしないだろう、こんな事で・・・と思ったらとんでもない。その場でクビでした。

後日、お給料を貰いに行った時には、局内で私は有名人。
「あの子だ、笑ってクビになったの・・・。」

今思えば、ほんと遊び半分で働いていた、ろくでなしでした。
現在の私だったら、昔の自分は使いたくないなあ。
2001/02/07(水曜) 雪


[ ブラック・ジャック??? ]
いい加減、病院へ抜糸しに行かないといけないなー。
でもね、この前近所の病院へ行った時の医者の印象が悪くてね。
だって、私の診察中に私用電話を延々してたんだよ。

「いやー。はっはっは。勘弁してくださいよー。え?そうですねー。しばらくそっちの手術からは離れてますねー。いやー。そんなからかわないで下さいよ。・・・・これからですか?うーん、いいですよ。どうせこれで終わりだし。」

医者同士の会話らしい。きっと向こうが先輩なんだろうなあ。
しーんとした診察室でその先生の声だけが響いてる。
困っちゃうなあ。聞いていないフリをしてあげた方がいいよなあ。
私が悪い事をしてる訳じゃないのに、何故か気マズイのです。

仕方ないので、机の前に貼ってあったカレンダーを見ながら考え事をしているフリをした。「私はあなたの話なんかちっとも聞いてませんよ。」って表情で。

そういえばこの先生はさっきの診察の時も、入ってきた他の先生と向こうに話しに行っちゃって、看護婦さんが「あのー。包帯はどちらを使ったら・・・。」と何度も訊いてるのに聞こえないみたいだった。

結局その看護婦さんは、私に「あのう。どっちの包帯がいいでしょう?」と訊いてきた。なんでワタシに訊くんだあ?!
ビックリして私は「この包帯とこっちの包帯はどう違いがあるんですかね?」とつい、訊いてしまった。

「こちらは無料の包帯で、こちらは有料なんです。」いや、値段じゃなくて。「あのー。伸びない、硬い素材の方がいいと思うんですけど。救急車で行った病院で、なるべく傷口が浮かない様にギュッと締めた方がいいと言われたので。」私が説明してどうする。

「それでは、有料の方でいいですね?」ワタシに相談しないでくれー。でも、看護婦さんも不安なんだろうなあ。誰かに確かめないと。

包帯を巻き終わる頃に、その先生が席に戻ってきた。
看護婦さんは「あの、この包帯でよかったですか?」と先生に訊くとその先生はちらっとこっちを見て「あーあー、いいよ。何でも。」コラコラ。何でもいいって言うなーーー。

だから、なーんか行きたくないんだよね。その医者以外の医者には会っていないんだけどね。でも、一人そういう人がいると悪い印象がついちゃうよね。飲食店でもそうだし、キャバクラや、私のやってる仕事もそう。

一人ヘンなのがいたら、他にいい子がいるかもなんて思わない。もう利用しない。だからコワイよね。悪い印象の方が強く残るからね。

そんなこんなで本日、自分で抜糸してしまいました!!

傷口に糸がどんどんくっついちゃうと困るし、もう治ってきて痒くなってるし。確か一週間で抜糸って言ってたし。よし、自分でやっちゃえ。

ピンセットはある。先のとがった細いハサミはないかな?あったあった。これ、ちょうどいいや。

9針の糸を1針1針とゆっくり丁寧に切る。傷は治ってるから少々傷口を引っ張っても大丈夫。糸を引っ張りながら先端の細いハサミで切る。
そしてすーっと糸を皮膚から抜く。

いつの間にか子供達が私がしている事に気が付いて、心配そうに覗き込んでる。

「お母さん大丈夫?」「それ、自分でやっちゃっていいの?」
私は「大丈夫だよ。痛くないし、お母さん器用だから。」と答えた。

すると娘が「あのー。・・・そのハサミ、眉毛を整えるハサミじゃなーい?」とツッコんできた。
「ピンポーン。なんで知ってるの?そんな事を。」
「知ってるわよ、そんなの。見れば分かるわよ。」
なんで2年生なのにそんな事知ってるんだ?君は。

無事に抜糸も終わり、簡単なバンソウコウを貼って出来上がり。

抜糸って自分で出来るんだねー!!縫うのは怖いけどね!!
2001/02/06(火曜) 晴れ


[ 人生賭けたギャグ。 ]
今日は車を引き取らなきゃいけない日。

高校の友達(男)が働いているお店から買った車だったから、その人に連絡して引き取ってもらう事になったんだ。

志村料金所の隣りのパーキングに保管してあるので、高速道路で行ったんだけど、家からはあの事故の日と全く同じルートだよ。

あの道は人の運転でなら、あの後も何度も通ったよ。でも今回は自分で運転。だって避けていられないもんね。あの道の運転を。
この前の日記にも書いたけど、それを避けていたらずっと通れなくなってしまいそうだからね。

でもね、やっぱりドキドキもんだったよー!
それに妹から借りてる車は左ハンドルだからね。慣れてないし。
事故ったのが左カーブだったからか、左カーブがキョワイ〜。

でも、私って精神的に強いのかなあ?ちょうど一週間前にあんな事故に遭っといて、もう高速道路を運転出来る。それも事故った道。
やっぱり図太いんだねー。前からわかってたけど。

それでね、やっぱり引き取りに来た友達がビックリしてた。まさか自分で運転してくるとは思わなかったんだろーねー。会った瞬間、スゴイびっくりして「大丈夫なの!!?」とか言ってたもん。

んで、愛車を見てまたビックリしてた。
どうも廃車らしいよ・・。覚悟はしてたけど、でももしかしたら修理で治るかなーと思っていたからガクー・・だよ。

その友達が「エスティマは、前の部分が長いワンボックスだから助かったんだよ。コレ、普通のワンボックスだったら助かったとしても足挟まれてグチャグチャだよ。」それを聞いてハハハと笑ってたけどゾーっとしたよ。

助かったとしても、足、切断になってたかも。
本当によかったよ〜!神様ありがとう!!!

帰りも安全運転で帰りましたよ。模範的運転手みたいにね。
それで、エスティマはとりあえず預かってもらった。

今日は高速も運転したしね、あと最後にやりたい事は、あの時のCDを聴く事だね!!

あの日、高速に乗る前に以前なくしたお気に入りのCDを買ったんだ。そのCDは『デッド・オア・アライブのリップ・イット・アップ』というアルバムなんだ。高校の時に12インチシングルで発売されて、ノンストップの編成。

ユーロ・ビート全盛期の時代で、コレ、売れたんだよね。
当時の私はこれをテープにダビングして、ウォークマンで聴きながらチャリンコで通学してたんだよね。

特に2曲目から3曲目に移る時が、ついつい加速したくなってしまう作りなんだよね。チャリンコでさえも加速してしまう曲だった。

それで今回は、あの時の様にチャリンコではなくて車でしょ。
気分良くアクセルをバンバン踏んでたからね。それで事故ったよ。

だいたいどの曲の辺りで激突したかも覚えてる。
激突した後、こんなに大きなボリュームでは駆け寄って来てくれたおじさんと話が出来ないからと、電源をオフにしたんだ。(ほんと冷静だよね・・・。)

だから、きっと電源を入れて再生すればまた続きがかかる。
これから先、この曲のこの部分を聞くとあの事故を思い出すだろうけど、それでいいんだよね。あの時はほんと助かってよかったと毎回思うしね。このCDの曲を一生怖くて聴けなくなるのもイヤだしねー。

そうそう、上原君がね。
その話を言ったら「あのー、それネタですか?」って訊くんだよ。
「へ?何で?」って言ったら
「だってデッド・オア・アライブでしょ、聴いてたの。」

は〜、なるほどおー・・・
『死ぬか生きるか』ねえー・・・。いいオチですな。

やっぱり私って、自分の人生を、自らギャグ狙って生きてるのかなあ?
はー。楽しい人生だっっ?!
2001/02/05(月曜) 晴れ


[ 強烈な母。 ]
ずっと忙しかったんだけどね、やっと一息ついたので急に体にキタよ。そういえば、足の方も関節が痛いかな。だからちょっとビビッてしまって今日はゆっくりしていたよ。きっと私は子供と一緒で、昨日まで仕事に夢中だったから、今まで何ともなかったのかな?

今日は仕事の電話もないし、ほんとにゆっくりしたよ。

あとは車だね。明日で一週間だから、それ以上経つと羽田なんかに持って行かれちゃうんだって。だから明日取りに行く手配はした。お母さんに何て言おうかな?やっぱり事故の事、隠し通せないよなあ・・・。

お母さんに言ったら「もう一生運転するな!!」とか極端な事を言われそう。元々怖がりな人だから、普通に運転していて同乗させていても「危ない!」とか、「ちょっとー。この道は細いよ!」とか後ろでウルサイ。

音楽をかけながら走っていようモンなら、「ちょっとっ!!こんなもんかけてたら事故を起こすよ!!止めなさい!!」とか大騒ぎ。・・・・あのー。貴方のその声の方が音楽かけてるより危険。ほんと、ドキッ!!とするんだよね。いちいち後ろで悲鳴あげるから・・・。

そういえばね、下品な話で悪いんだけどね。
うちのお母さんて昔から、大切な日の前日に大酒かっくらうのね。
例えば授業参観。遠足。社会科見学・・・。いつも朝、「ごめんよお・・・。」と泣きそうに枕元で謝られて目覚める。

「もしや!!またか!?!」と飛び起きると集合時刻ギリギリとかね。
「もう間に合わないから休みな。」とか言われて、そんなのヤダーって泣きながら支度したりして。ある時は校長先生が私の為に自転車で迎えに来てくれて、遠足のバスまで送ってくれた事もあった。

そして親戚の叔母さんが亡くなった時。通夜でまた、お母さんは浴びるようにお酒を飲んだの。そして次の日の告別式。

お経を読んでるお坊さんよりも大きな声で「オエー!オエー!」とずっと言ってるの。吐きそうならトイレにでも引っ込んで吐けばいいのに、皆と一緒に正座して吐かないようにこらえてる。でもほんと、周りに迷惑だし恥ずかしかった。心の中で「だから呑むなって止めたのに・・・。」とか思ってたの。

いよいよ火葬場へ行く事になって、みんなでマイクロバス数台に乗り込んだ。お母さんはバスに乗ったから余計、気分が悪くなったのか、さっきより「オエー!」の感覚が短くなってる。

そしてお母さんは、何度かオエー!と言っていたと思ったが早いか、いきなりバスの窓を開けてゲロを吐いた。
走っているバスだよ。バス。

吐いた後は何もなかった様にすまして座ってる。そしてまたクルと窓から吐く。

私は怖くなって「お母さん・・・。まずいんじゃないの?街を汚して・・・。それにバスも汚してるんじゃないの?」と訊くと「いいんだよ。しょうがないんだよ。」と平然としてる。

スゴイ光景だったと思う。外を走っている人や歩いている人から見たら。だって、走ってる車の窓から顔だけ出してゲロ垂れ流しだよ!!

後でそーっと見てみたら、バスの車体にはお母さんのゲロが横にびったり流れて付いていた・・・・・・。


2001/02/04(日曜) 晴れ


[ 延長交渉 ]
今日は8時半から銀座のカラオケレストランで仕事があったんだ。

山形県から東京を観光しに来た団体さんたちだったんだけど、明るい方たちで、大盛り上がりのうちにあっという間に時間がきてしまったんだ。

うちはね、指定地域というモノを決めていて、その地域内は交通費無料で1.5時間から利用できる事になってるの。(それ以外は電車賃などの交通費実費で2時間からの受け付け。)

でね、お客さんは初めての利用ではほとんどが1.5時間の予約なのね。ほら、もし気に入らない女の子や盛り上がらない子だったりすると、2時間もその場にいられるのツライし、お金ももったいないでしょ。

だから、とりあえずは最低時間の利用にしておいて、もし気に入ったり盛り上がれば延長しよう・・・と思うみたい。
私もそれでいいと思うのね。
確かに最初から2時間・3時間と予約してくれればその方がスゴイ嬉しいけど、お客さんの不安な気持ちもよく分かるし、お客さんたちが納得した上で延長を選んでくれたら嬉しいからね。

でね。結果的には、今まで延長しない人の方が珍しい位なのね。ほとんど延長になるし、中には3時間以上の延長も珍しくないから。だから楽しんで貰える自信はあるの。

それでね、今日も最初は1.5時間の予約だったの。

1.5時間ていうと、だいたいお客さんたちがみんな打ち解けて、スゴイ大盛り上がりの時間なんだ。私はむりやり延長をさせるのはイヤなの。だって、予算だってあるだろうしね。だから、幹事さんや他の人たちの会話や発言・雰囲気で延長交渉したりしなかったりを判断するの。

今日の場合は、予算の都合でこれで終わりですという雰囲気だったから、もちろん延長してなんて言わずに引き揚げたのね。そして送りの車に乗って帰路についたの。

そして時間は10時半過ぎていたかな。私は化粧ポーチをカラオケレストランへ忘れてきた事に気が付いたの。

せめて女の子を池袋まででも送り届けなきゃいけないし、ポーチを取りに戻るのはその後にしようと思って、幹事さんに「申し訳ないですが、お店の人に預けておいて下さい。」と電話したの。そうしたら、「今からでも延長できませんか?」って言われたのね。びっくり!!

コンパニオンに訊いたら一人は帰らなきゃいけないと言う事だったけど、二人は一緒に戻って延長もOKだというので、茗荷谷という駅から電車に乗って銀座に戻ったの。

そして改めてお客さんと過ごしたんだけどね。
その時に私たちがお店を出た後、私の携帯に何度か「やっぱり延長したい。」と電話を入れてくれたらしかったの。でも出ないから「やっぱり縁がなかったんだと思って諦めた。」らしいのね。そしたら私がポーチを忘れたからと幹事さんに電話した。

それも縁だったのかなあ?とにかく、お客さんも私たちも大喜びで延長時間を過ごしました。

結局二時間も延長で、この日のご利用は3時間半でした。

明日、また観光して山形へ帰ると言っていたけど、東京で過ごした2日間が楽しかったと思って貰えたら嬉しいな。
2001/02/03(土曜) 晴れ


[ いっぱいおしゃれしようよ! ]
今日でパブクラブの契約は終わりだったんだ。
このお店に愛着が湧いていたので、何だか寂しいな。

今日はものすごくお店が混んだので、あっという間に終わってしまった。それにゆっくりお別れも出来ずにお店を後にした。残念・・・。

お店ではスカウトで入った事になってるから、お店のホステスもお客さんもそれを信じてるのね。だから、「今日でおしまいなんです。お世話になりました。」なんて言う訳にもいかないしね。私を気に入ってくれる人もいたけど、「ごめんね。きっと来週来ても私はもういないんだ。」と心の中で言ってたんだ。

仕事終了後は達成感ていうのかなあ。すごい清清しい気持ちだったよ。だからこの二週間、一緒に働きに行ってくれていた子とスタッフと共に乾杯して、軽く食事して帰った。ほんと、みんなごくろうさん。

帰宅後お布団に入って、とっても気分よく眠りにつきました。

あのお店でお会いしたお客さんやホステスさんたちとも、もしかしたらもう二度と会う事がないかもしれないけど、これもいい思い出だな。

いつもの仕事の様な宴会と違って、店舗でホステスとして働くのって懐かしいな。指名は取っちゃダメだし、目立ちすぎちゃダメだけど、お店の女の子を引き立たせる会話をするのもまた楽しい経験だよ。

基本的に自分は指名を取る接客が得意だけど、ヘルプの仕事も大切だし実はすごい大好き。

店舗派遣は最近増えてきてるけど、どこも頼んでくる理由は同じなんだよね。

まずは頭数。
求人広告を出してるけど間に合わないから、とにかく手っ取り早く人数を揃えたいという事ね。

それから、ホステスへ緊張感を持たせたいから。
長い期間同じ顔ぶれで働いていると緊張感がなくなる。化粧も身だしなみも手を抜くようになる。接客もそう。

そこにポンと新人が入ってくる。新人なのに接客もちゃんと出来るし、いいスーツ着てて化粧も毎日変えてくる。

そうすると「これではまずい。」と頑張りだすんだよね。特にこういう仕事をしている女の子たちは負けず嫌いだから。

そういうのも私たちの役目なんだ。
だから私もすごい張り切って、わざと華やかな格好やヘアメイクで行くの。それがまた楽しい。

店舗派遣は、実はうちの女の子にとってもいい刺激&お勉強になるんだよ。ホステスさんのいい所は見習えるし、また、悪い部分を見れば自分は気をつけなきゃと思う。なかなか自分じゃ気が付かない事もあるからね。

そういえば服装の事なんだけどね。今まで行ってる店舗のホステスさんたちはみんな地味なんだ。何故か。
普通に街を歩いている様な普段着っぽい格好なの。みんなね。

私はお客さんから高いお金を頂くんだから、普段着はいけないという考え方なのね。宴会などで「目立つ格好やコンパニオンと判る様な格好はイヤだ。」とお客さんが言えば、それに従うけどね。

だから店舗で働くホステスなんだったら尚更、着飾らなきゃと思うんだよね。お客さんにしてみれば、印象にも残らない様などーでもいい格好よりキレイで華やかな服で隣りに座られた方が嬉しいんじゃないかなあ。

うちの女の子たちは、私の服を貸してあげたりする時、「こういう色は着た事がないです。」なんて驚くのね。別に蛍光色とかじゃないんだよ。

みんなグレーとか黒とか茶ばっかり着てるからね、女の子たちは。
別に普段は何を着たっていいんだよ。でもね、高いお金をお客さんから頂くんだしね。きれいなピンクとか、男性が着ない様なね、女の子だからこその色を身に付けて欲しいの。

それを言っても女の子たちはピンときていないみたいなんだけどね。でも最近、店舗派遣でお店のホステスさんたちの服装を見て「地味すぎますよね。もっと華やかなスーツ着ないんですかね。」なんて言う様になってきたんだよ。私たちだけがすごく華やかで、いい意味で浮いてるんだよね。そういう事を、うちのコンパニオンの子たちも判ってきてくれたみたいで嬉しい。

衣装一つにまで気を配りたい。私はそう思ってるんだ。
2001/02/02(金曜) 晴れ


[ お仕事復帰♪ ]
今日からまた、パブクラブへ行ったよ。でも、とうとう上原君がダウンしたので、行きは電車&帰りはお店の送りを利用したんだ。

包帯なんか巻いてると痛々しいし、かえって歩きにくくて『びっこ』ひいちゃうから、ガーゼを畳んで傷口に貼ってテープで止めたよ。

お店に行ったんだけど、私のスーツは超ミニだから座ってるとお客さんも女の子もちょうど私のヒザに目がいってしまうらしいのね。だから何度も「転んだの?」と訊かれた。その度に「いや。9針ほど縫って。」と答えると、みんな驚きまくる。

例えば包帯なら「縫った。」という感じがするけど、なんたってガーゼを安っぽいテープで貼ってるだけだからねー。お粗末な感じなんだよね。でもこの方が私のキャラにピッタシかなって思ってね。

本日のいでたちですが、あえて事故に遭った時のスーツ&銀のハイヒール&アクセサリーで行ったぞ!でもね、それを言ったら周りは「何もそんなモン着てこなくても・・・。」とか、「イヤじゃないの?」とか訊いてきたけどね。

挑戦だ!!かかってこい!!って感じ。誰に?って、災いの神にね!

でもね、ほんとにわざと着たんだよ。幸いにもその真っ白のスーツには血がつかなかったしね。(事故の後、出勤するつもりだったから、気を付けて汚さないようにしていた。)

私はあえてその事故現場にも当日にもう一回行ったし、復帰の日にその服も着たの。そうしないと怖くてずっと着れなくなりそうだよ。きっと、その現場も通りたくなくなっちゃうよ。

それにね、考え方を変えればそのスーツは強運のスーツかなとも思ったのね。だってあんなコワイ事故に遭っても大したケガもしなかったし、ましてスーツに血も付かなかったワケでしょ。

だから、これからもあの道は避けないし、このスーツだって愛用するよ。

もし、この強運スーツが見たかったらリクエストすればいつでも着て行くよ!!

強運のご利益あるかもね!?

2001/02/01(木曜) 晴れ

My Diary Version 1.21
[ 管理者:香奈 著作:じゃわ 画像:牛飼い ]