登場順です。
サンデースペシャルとルナバース分が抜けているのが難点・・・
第1巻
山菱理恵教授[やまびしりえ教授]
シャンポリオンの再来と言われ、16歳でコーネル大学の教授に抜擢された言語学の天才。御神苗優とは幼なじみ。
御神苗優[おみなえゆう]
高校生の時からスプリガンとして活躍してきたこの物語の主人公。AMスーツを着用し、類まれなる運動神経と反射神経・抜群の戦闘センス・幅広い知識に裏打ちされたとっさの機転で数々の危機を乗り越えてきた。幼少期、米軍に両親を虐殺された上、誘拐されプロジェクトCOSMOSに組み込まれたという壮絶な過去を背負っている。小学館高校に通うものの任務のため欠席がちで、たまに登校すると出席日数の計算ばかりしている。
山本所長[やまもと所長]
アーカム財団日本支部所長で御神苗優の直属の上司。温厚な性格で御神苗優の良き理解者。元スプリガンであり、現役を退いた今でも腕は落ちていない。
諸刃功一[もろはこういち]
旧ソ連KGB極東支部に所属。諸刃家の末裔で風獣・ヒヒイロカネ製の剣で御神苗優を苦しめた。
ヴィクトル・シュトローフ[う゛ぃくとる・しゅとろーふ]
旧ソ連スペツナズ特別独立小隊長。DNA操作と脳手術で力や治癒能力を数十倍に高めており、その肉体はマシンガンの掃射はおろか、首をへし折られようが、喉に木の枝を突き立てられようが平気。
笹原初穂[ささはらはつほ]
御神苗優の同級生。笹原香穂の双子の姉。笹原耕一の娘。
笹原香穂[ささはらかがほ]
御神苗優の同級生で学級委員を務める。笹原初穂の双子の妹。笹原耕一の娘。
笹原耕一[ささはらこういち]
笹原初穂・香穂の父親。考古学マニアで資産家。パレンケの仮面を手に入れたことからトラブルに巻き込まれる。
ケツァルクァトル[けつぁるくぁとる]
紀元前3前年頃、中南米に降り立ち人類に文明を伝えた地球外生命体の末裔。テスカポリトカとの戦いで傷ついた肉体を捨て、パレンケの仮面に自分の記憶を写してケイ素系生物になった。
テスカポリトカ[てすかぽりとか]
中南米の古代文明において「死と戦いの神」として恐れられた魔術師。人間をジャガーに変える魔術などを使い、独裁者として残虐の限りを尽くした。肉体が衰えると自分の精神を他の人間の肉体に移す転生術を使って生き続けたが、ケツァルクァトル率いる原住民達の叛乱に遭い魂の塚に封印された。サンチェスによって現代に甦り、ケツァルクァトルであるパレンケの仮面を破壊しようとする。
サンチェス[さんちぇす]
メキシコのサンロレンツォ近辺で占いをしていた。テスカポリトカを信仰し、ついには復活させてしまう。
ダッチ・メイトリスク少佐[だっち・めいとりすく少佐]
「アイアン・アーム」の通称を持つ、米軍機械化小隊の脱走兵。右手に熱破壊装置とヒートナイフ・左手に高振動粉砕システムを搭載。笹原耕一の体を乗っ取ったテスカポリトカに雇われ、御神苗優を狙う。
第2巻
マクドガル大佐[まくどがる大佐]
米軍機械化小隊所属。外見は小学生だが、脳内に頭脳磁界増幅装置を移植し、手を触れずに対象物を意のままに移動させたり破壊したりできる恐ろしい能力を持っている。部下いわく「悪魔の力をもつ男」 ノアの力を発動し、人類を滅ぼそうとした。
メイゼル博士[めいぜる博士]
アーカム財団開発部の頭脳とも言うべき存在。オリハルコンの精製など古代超高等科学に精通している。
マーガレット[まーがれっと]
メイゼル博士の助手を勤める女性。
ファットマン[ふぁっとまん] 米軍機械化小隊所属。バルカン砲を使い、リトルボーイと共にアーカムのノア防衛部隊を壊滅させた。オリハルコン製ボディアーマーを着用していたが、同じくオリハルコン製のナイフを装備した御神苗優に敗北した。
リトルボーイ[りとるぼーい]
米軍機械化小隊所属。ファットマンと同じくオリハルコン製のボディアーマーを着用。右手にグレネードランチャー・左手に対人用ワイヤーカッターを装備。機械化小隊No.1のスピードを誇るが、それを遙かに上回るジャン・ジャックモンドに敗北。
ジャン・ジャックモンド[じゃん・じゃっくもんど] フランス出身。スプリガンの一人でライカンスロープ。通常でも人間の反射神経を遙かに凌駕するスピードで行動することができる。肉体に大きな損傷を受けたり極端に感情的に高ぶったりすると獣人に変化し、パワー・スピードとも飛躍的にアップする。しかし獣人になっている間は理性を完全に失っており、動くものをすべて破壊し尽くすまで止まらない。
第3巻
岡部弥生[おかべやよい]
御神苗優の同級生。駅伝大会の実行委員を務めた後、転校した。
マウザー博士[まうざー博士]
狂戦士を発掘した宇宙考古学説提唱者。しかし博士の説は各国の軍事筋ではすでに常識であり、あえて一般には情報を隠蔽しているものなので博士の研究は日の目をみることは無かった。
リッキー[りっきー]
SAS隊員。御神苗優と交戦し負傷。
バーナード[ばーなーど]
SAS隊員。御神苗優と交戦し負傷。
マリア・クレメンティ中佐[まりあ・くれめんてぃ中佐]
英軍技術将校。MITを首席で卒業し20歳で博士号を取った機械工学の天才。発動した狂戦士をくい止めるため御神苗優と協力した。
染井芳乃[そめいよしの]
超古代文明の遺跡を手に入れては売りさばく「遺跡荒らし」 外見に見合わず戦闘能力は非常に高い。また霊媒体質という特殊能力を持ち、各組織を出し抜いてきた。普段は飯床野女子高等学校に通い、休みがちなので病弱な良家の令嬢を演じている。
暁巌[あかつきいわお]
生還者の異名を持つトライデント行動部隊長。格闘の腕も一流である上、トライデントで開発されたAMスーツを着用しており、その戦闘力はスプリガンに匹敵する。自ら進んで命を危険にさらす危ない精神構造の持ち主である。
第4巻
ケルトハイマー大尉[けるとはいまー大尉]
ネオナチス所属。水晶のドクロをアーカムから奪い、発動させる作戦の陣頭指揮をとった。
朧[おぼろ]
スプリガンの一人。仙人となることを目指し日夜修行に励んでいる。御神苗優の拳法の師匠。1対1の格闘戦において、人類という種の到達できる究極の高みに登りつめた男。
川原正三教授[かわはらしょうぞう教授]
アーカム財団に協力し、危険な遺跡の発掘に尽力した。水晶のドクロ発掘の際、ネオナチスのハンス・シュナイダーに惨殺される。
川原鈴子[かわはらすずこ]
川原正三の娘。御神苗優がネオナチスから水晶のドクロを奪回するのに協力した。後に小学館高校に歴史の教師として赴任。
ボー・ブランシェ[ぼー・ぶらんしぇ]
ネオナチス少尉。ドーピングにより肉体を強化し、初登場時は実力では御神苗優を上回っていた。実力はスプリガンレベルだが、自らの理想に傾倒し周りが見えなくなることが多く、結果として敗北を喫することが多い。
ハンス・シュナイダー[はんす・しゅないだー]
ネオナチスに所属するナイフ使い。川原正三から水晶のドクロを奪い、生きながら解体した。猟奇趣味がある危険人物だが実力は大したことはなく、御神苗優にあっさり敗北した。
金谷唱[かなやしょう]
マッパムンディスを取り戻すため、御神苗優のクラスに転校してきた新生COSMOSの一員。後に部隊全体を統率するNo.0になる。
ラルフ・クーリー大佐[らるふ・くーりー大佐]
プロジェクトCOSMOSに発足当初から関わってきた。かつてCOSMOS部隊を壊滅させ、自分の左目と左手を奪った御神苗優を恨んでいる。
御神苗秋葉[おみなえあきは]
アーカム財団会長秘書。御神苗優の従姉妹。幼少期から一緒に育ったため御神苗優は姉として慕っている。
御神苗隆[おみなえたかし]
自称冒険家。御神苗優の叔父であり、育ての父親。トラップ作りの名人。
第5巻
ヘウンリー・バレス[へうんりー・ばれす]
黒魔術師。リバースバベルを発動して世界を混沌で包み込み、自らの思想で世界を統一しようとした。3体の甲冑と1体の人体(出所は不明)を操り、御神苗優を苦しめた。
シスター・ケイト[しすたー・けいと]
リバースバベルについて書かれた聖書の外典を受け継ぐ教会の修道女。
ティア・フラット[てぃあ・ふらっと]
「魔女」の通称をもつスプリガンの一人。外見は若い女性だが実年齢は?である。コーリング・ビーストや空間操作など古代高等魔術を使うことができる。
マリア[まりあ]
ジャン・ジャックモンドの育ての親。下町で娼婦をしていた。
マーク[まーく]
ジャン・ジャックモンドの弟として育った少年。
ラリー・マーカスン大佐[らりー・まーかすん大佐]
トライデント本部長。かつて暁巌とともに傭兵部隊に所属していた。傭兵時代の彼は暁曰く「もっとも有能な指揮官」であったが、ある時期から組織を動かすことに興味を覚えたらしく、トライデント内部の人間となった。
デリー・グレアム[でりー・ぐれあむ]
トライデントに所属するライカンスロープ。吸血鬼タイプで再生能力に優れるが、定期的に人間の血液を摂取する必要がある。戦闘能力はそれほどでもなく、御神苗優に大敗を喫し、暁巌にコケにされた。
リック・ボルドー[りっく・ぼるどー]
トライデントに所属するライカンスロープで、ジャン・ジャックモンドの父親。幼いうちに離ればなれになったジャン・ジャックモンドをトライデントに引き入れようと説得を試みる。戦闘能力は非常に高いようだ。
第6巻
ウージェニー[うーじぇにー]
ジャン・ジャックモンドの生みの母親。
ジミー・マックス[じみー・まっくす]
A級エージェント「マックス隊」隊長。御神苗優とのつきあいも長い。
ジョン[じょん]
マックス隊隊員。
ジャック[じゃっく]
マックス隊隊員。御神苗優につらく当たった。
アドルフ・ヒトラー[あどるふ・ひとらー]
第二次世界大戦時、ナチスの総統としてドイツを独裁し、ユダヤ人を虐殺した。ドイツの敗色が濃くなり拳銃自殺したがクローン技術と聖杯の力によって現代に甦った。
第7巻
スティーブ・H・フォスター[すてぃーぶ・H・ふぉすたー]
アーカム財団海洋開発部特別最高顧問。通称「船長」 最新鋭船ロシナンテを建造した。
ボーマン教官[ぼーまん教官]
元アーカム財団に所属し、御神苗優にナイフ戦および戦闘の基本をたたき込んだ。二重身の使い手で爆発物の扱いにも長けている。変化してきたアーカムの内情に疑問を持ち、アーカムを脱退。トライデントの行動部隊の少佐として幽霊島調査に来た御神苗優の前に姿を現した。
エヴァ・マクマホン教授[えう゛ぁ・まくまほん教授]
アーカム財団考古学研究所所属。ドゴン族の遺跡の調査を行った。かつて御神苗優に考古学を教えた恩師でもある。
トニー・ベネット[とにー・べねっと]
発火能力者。CIAの非合法員としてジャック・リッパーと共にドゴン族の遺跡を調査するアーカムの調査隊を襲った。その残忍なやり口から裏の世界では「史上最悪の男」として知られる。後にアーカム財団に移籍しスプリガンとなる。
ジャック・リッパー[じゃっく・りっぱー]
米軍機械化小隊所属。両腕に超振動ブレードを装備する。トニー・ベネットと共にドゴン族の遺跡を調査するアーカムの調査隊を襲った。機械化小隊の中で唯一の真人間。
第8巻
アラブの虎[あらぶのとら]
元傭兵。神酒により不死身となって朧に挑むが敗れた。
パーカップ・ラムディ[ぱーかっぷ・らむでぃ]
スプリガンの一人で普段はタイ郊外で医者をしている。かつて「神を宿す手を持つ男」として裏の世界でNo.1の殺し屋だった。
源双烈[ちぇんすわんりえ]
エレクシィの用心棒として御神苗優を苦しめた格闘家。かつて朧に挑んで敗北し朧に強い復讐心を抱いている。
エド・クルーガー[えど・くるーがー]
アーカム財団に所属する科学者であったが、腐敗した財団の内情に嫌気がさし、神酒の製造法などを盗み出してエレクシィに売り込んだ。
リャン[りゃん]
エレクシィのボス。
真田柊[さなだひいらぎ]
御神苗優の同級生。御神苗優の異質な高校生活に興味を持ち、修学旅行の際に探りを入れてくる。
田山教授[たやま教授]
考古学者。自宅の庭から賢者の石を発掘してしまい、内閣調査室のエージェントに殺害される。
中野建造[なかのけんぞう]
甲賀流忍者の末裔。内閣調査室でスパイ技術の教官をしている。
第9巻
ヘッジ・ホッグ大尉[へっじ・ほっぐ大尉]
米軍機械化小隊所属。右手にニードルガンを装備。カナダインディアンの儀式の謎を解明するためインディアン達を拘束しようとした。白人至上主義者。
勝田[かつた]
高隅化学工業勤務。トライデントのためジャン・ジャックモンドの細胞を研究し出来損ないのライカンスロープを作った。
マイク・スペンサー上等兵[まいく・すぺんさー上等兵]
米国陸軍所属。前インカ文明時代の脳模型に基づいた脳手術を受け他人の思考をすべて知覚するようになってしまい発狂した。
ヘンリー・ガーナム[へんりー・がーなむ]
アーカム財団の新会長。就任以前から財団を自らの理想のために作り替えようとしていた。
「シバの女王」の船長[くいーん・おぶ・しばの船長]
暁巌をトライデントの行動部隊隊長と知っていて対等の態度で接しているところを見ると堅気の人間ではないらしい。
サイドワインダー[さいどわいんだー]
米国機械化小隊所属だがその正体はアーカム財団の二重スパイ。指先に射出式ドリルを装備。態度は大きいが御神苗優にあっさり敗北。
第10巻
高隅浩三[たかすみこうぞう] 高隅財閥会頭。