□ 2005/01/26(Wed) 01:47:00 |
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今日は、うっかりプー太郎が 外で遊んでいるところに、 たまを小屋から出してしまいました。 ぷーたろうにとってたまは目の敵です。 たまは強そうに見えるのですが、 見かけによらず弱虫で雨や風が強いと 気が狂わんばかりに、泣叫ぶのです。 だからついつい、抱っこしてよしよし・・ と、なってしまうのですが、 それを隣の小屋から見ている 甘えん坊のぷうたろう。 日ごろのジェラシーが溜まりに溜まって、 たまを見るなり飛び掛っていきました。
がっちりと組み合う2匹・・・ すぐにも引き離したかったのですが、 オス猫同士の激しいケンカに手を出すのは、 とても危険です。
こんな時には、箱かかごをどちらか一方に かぶせてしまいます。 激しい興奮がしずまるまで、飛び出さないよう しっかりと押さえておきます。 たいていは相手が見えなくなると、 荒い鼻息をふたつみっつ、 吐いたところで落ち着いてきます。
急いで箱をとってきて、たまにかぶせました。 しかし、時に激しい興奮状態は 感染するのです。 ぷうたろうの興奮が、茶々丸にうつり、 今度は茶々丸とぷうたろうの ケンカとなってしまいました。 2匹は藪の中に入って一触即発の状態で 睨み合っています。 「いいこだからケンカしない〜。こっちにおいで。」 私の叫ぶ声も耳に入らない様子です。
でも、茶々丸とぷうたろうには、 もともと理由の無いケンカ、 茶々丸はたまに加勢したわけでもなく、 単に、興奮状態がうつっただけなので 猫缶を持ってきて、パカッと開け、 「おいで〜猫缶だよ〜」と スプーンで缶をたたいて見せると 笑っちゃうほどあっさりと、 2匹は早足で戻ってきたのでした。
あとから、たまとぷうたろうが 怪我をしていないか、 それぞれに探してみましたが、 幸い、たいした怪我はありませんでした。
ぷうたろうを抱いて、 毛を分けながら見ていると 膝の上のぷうたろうは、ゴロゴロと喉を鳴らし さっきの様子が嘘のように、 うっとりとした表情をしています。
ぷうたろうには、こういう時間が 足りなすぎたのでしょう。 ジェラシーが、あれほどの憎しみに変わるほど ぷうたろうは、愛情に飢えていたのだと思うと 胸の痛む思いでした。
今夜は、ぷうたろうを抱きしめて 眠ることにしましょう。
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