出立時、フロントから案内されたのは、
ホテルの道路向かいから4系統のバスが直通しているということだったのだが、
鉄の端くれとしては、
たとえネオプラン車両を投入されたとしても列車を利用しないわけにはいかない。
こちらの駅にも自動券売機があるのだが、なにやら故障している様子だったので、
窓口に並んで乗車券を購入。
サンタルチア行きの列車は行き先案内が専用になっているくらいで頻繁にやってくる。
しかしやってきた電車は入り口が人でいっぱい。
とりあえずなんとか1階席に乗り込んで、走行中の車窓をMotionPixで撮る。
今回は途中無停車で、ゆっくりとサンタルチア駅に到着。
しかしホームに下りたとたんにタバコを吸う人がけっこういるのう。
*
午前chu!:
とりあえずヴァポレットの切符売り場に行って48時間券21EURを確保。
そしてまずはトラゲット乗り場へ(ぉ。
しかし舟はおらず、日曜運休であることからメーデーの今日も運休と推定。
だめだこりゃ次行ってみよう、ということでヴァポレット1系統でサンマルクオーラへ。
ここのトラゲットも休日運休の模様で、カジノの裏を通ってカドーロへ。
すると今度はトラゲットをやっていて、まんまと乗り込む。
運賃はまっぷるには2EURと書いてあったが実際には50セントである。
で何やら青果市場が開かれているところから歩いて
リアルト橋
へ。うぅー、人人人だなぁ。
*
おひる〜 & ゴゴー:
付近のセルフサービス店で昼食をとった後は、再び歩き出す。
細かい街路の折れや幅の変化は図に描ききれないので、たまに迷うわけだが、
道を間違ったところでそこはヴェネツィアの街であり、見所であるわけで、
どこでも見たくなって困る代償として、迷ってもそれが楽しめてしまう
のだった。
サントマのトラゲットも休日運航していて、それに乗ったあとは、
アカデミア橋を渡って、サルーテからヴァポレットでサンマルコへ。
庭園でちょっとベンチに腰掛けて、MY BUS ITALYに明日の集合場所について確認。
「Lei o cualcuna parla giapponese」とか言うまでもなく、
しょっぱなの応答から日本語だった。
ホテルダニエリ前に
日本語の通じるイタリア人スタッフが小さな案内を持って待っている由。
あとは今日のツアーのバウチャーをOLTREXに渡すまでに30分程時間があるので、
船着場が並ぶ岸辺の道を海洋歴史博物館のあたりまで歩いて往復。
アフリカ系の兄ちゃんが白いシートを広げてバッグとか売っているのだが、
何かの拍子に突然一斉に風呂敷を畳むかのごとくシートをまるめたかと思うと、
本当に風呂敷包みを背負った昔の漫画の泥棒か火事から着の身着のまま逃げる人の如く
走り去るという光景が展開して爆苦笑。
*
ゴンドラツアー:
ツアー参加者は約8人で、私だけが日本人。
ダンドロ館脇で待って、スタッフの案内でそのすぐ海側から
二手に分かれて
ゴンドラに乗る
と、パリア橋・溜息橋をくぐって、狭い水路をぶつかりもせずたくみに曲がって、
最後は待機場所を掠めるダンドロ館脇に到着。
いやー、これは楽しくて50分程があっという間だった。
ちなみに一人でゴンドラをチャーターしている人は見かけず、
ツアー以外は最少でもカップルであった。
ちなみにARIAには殆ど描かれないが、生ヴェネツィアは欧米なので、
路上や街中では歩きながら・立ち止まってを問わず
いちゃいちゃしているカップルがやたらといる。
あまりにいすぎていちいち「恥ずかしい行動禁止!」などと突っ込んでいられないので
気をつけましょう(←何を?)
*
高いところと周回の旅:
さてゴンドラの跡は、煙とナントカは……というわけで鐘楼へ登る列に並ぶ。
いやー絶景かな絶景かな。
それから2系統の時計回り外回りで島の外周東半分を回って駅前へ。
無料HotSpotのある飲食店があるというので探してみると閉店していたので、
また駅前から52系統で島の北側を回ってリドへ。
リドから1系統で駅前に戻るわけだが、さすがにいろいろ見すぎて眠かった。
で駅近くのセルフサービス店で夕食を摂る
のだった。