以前買ってきたWindyにFreeBSDを入れるのにkasiwaのDVD-ROMからネットワーク経由ですべく、
kasiwaをFTPサーバー化する方策を試す。
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Cygwin in.ftpd:
/etc/inetd.conf に、 ftpプロトコルをin.ftpdで受けるように記述し、
/usr/sbin/inetd --install-as-service で、Windowsのサービスに追加し、
あとはnet startコマンドなりコントロールパネルのサービスで追加すればいいわけだが、
普通のユーザー名とパスワードによるログインはできるが、
anonymousログインは失敗する。
ということでこれは断念して inetd --remove-as-service。
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Cygwin ProFTPD:
こちらはcygrunsrv -Iでサービスとして登録し、
net startまたはコントロールパネルで起動する。
こちらもやはりユーザー名でのログインは問題ないのだが、
anonymousの場合だと
ftp: Directory /home/ftp/ is not accessibleということになって、
privilegeが得られずログインに失敗してしまう。
/home/ftpはちゃんと/cygwin内にあるし、
パーミッションもちゃんと読めるようにしてあるのに
なんでアクセスできないのかよくわからない。
<Anonymous /cygdrive/c>、Group Administratorsと書けば
anonymousまたはftpでのログインができるようになったのだが、
さすがに匿名ユーザーがAdministratorsグループのUIDでC:\を読めるというのは
いくらなんでもキモすぎるので、なんとかアクセス制御をかけたいところ。
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TINYFTPD:
もとがWindows95用だけに、ユーザー管理がWindowsアカウントとは別になっていて、
それにドライブレターを単一ツリーのパスに置き換えたりする話が加わって、
説明文書がわけのわからぬ状態に。
しかし設定したホームディレクトリ(FTP時に/となる)に、
他のドライブへのショートカットを置いておくことで、
クライアントから他のドライブも見られるようなので、これはこれで使えるかも。