昨日の続き.
クリーンインストールということで,いろいろ設定することが多い.
linuxconfで,自分のホスト名とドメイン名を設定するところが2箇所あるのだ
が,片や/etc/hosts,片や/etc/HOSTNAMEに対応していて連動していないらしく,
片方だけ設定しているとXF86Setupが済んでいてもstartxできない.
(xinitはできる.)
XF86Setupは手動で実行したのだが,Netscapeのメニューなどが日本語フォン
トになっていなくて文字化けした.
日本語フォントはxfsを使っているのだが,/etc/XF86ConfigのSection "Files"に
FontPath "unix/:-1" の記述を欠いていた.
しかし昔はTCPを使って"unix/:7100"だったんだけどねぇ.
またホイールつきマウスを使うために,Section "Pointer"に
Protocol "IMPS/2",Buttons 3,ZAxisMapping 4 5 と記述.
何故かnetscapeやktermはそれだけでスクロールしたりするのだが,
emacsの場合は
(if window-system
(progn
(defun scroll-wheel-up ()
(interactive)
(scroll-up 1)
(scroll-up 1))
(global-set-key [mouse-5] 'scroll-wheel-up)
(defun scroll-wheel-down ()
(interactive)
(scroll-down 1)
(scroll-down 1))
(global-set-key [mouse-4] 'scroll-wheel-down)))
を.emacs.el
*1
に書く.
仮名漢字変換プログラムがデフォルトではCannaなので,
~/.vine/system/imeのEMACS_IME, XIM_PROGの行をwnnに書き変える.
また、ここまで句点が「.」、読点が「,」になっているのは.emacs.elで
use-kuten-for-periodとuse-touten-for-commaとの値をnilにしているせいで
ある。tにしたので「。」「、」が復活した。
/varって、ログとかスプールだよねとすっかり油断して、バックアップを
取らずにいたのだが、namedのデータベースファイルが見事に/var/namedを使
用していた。仕方がないのでバッタ本を見ながら手書き。
今度は自分のホームディレクトリに原本を置いてある。
*
昨日のインストール:
そういえばあまり書いていなかった。
恒例通りにブートディスクを作成し、試しにそのまま起動してみると、
なんとHPT366を認識した。さすがにPIIX4をさしおいてide0にはなってくれな
いので、pci=reverseとして起動。
/varに割り当てたパーティションが余りまくっていたので300MBばかり/homeの
方に振ろうと、fdiskして真中の拡張パーティションを削除したのち追加して
みたら、番号が後ろになってしまった。へー知らなかった。
kamakura
では30分以上かかったパッケージコピーであるが、
kanazawa
では僅か8分少々。ん〜。って、CPUクロック数からいえばそんなもんか。
あとはささっとXF86Setupとlinuxconfをして、あとフロッピーディスクにlilo
を入れた。
*
カーネルコンパイル:
2.2.19を前回と同じ手順でコンパイル。
今回はUSB関係のドライバをモジュールとして入れたのだが、
起動時にデーモンを上げようとして失敗する。
まぁUSB機器は今のところ全然持っていないので、対策は後回し。
ext2 fsを作成したDVD-RAMのマウントも全く問題なし。
*1: .emacsから,XEmacsかGNU Emacsかによって.emacs.elまたは.xemacs.elをload
する.