>ずーっと、「馬場」でいいだろ? いいです。照れくさい。いまさら「馬場さん」なんて言えん。 >恐ろしいことに新日と全日はセ・リーグとパ・リーグのようなものだと思っていました。 え。違うんですか! じゃあ何なんですか!! >新日ファンにとって馬場がヒールだとすれば、何だかんだいって強さを認めていたからでしょう。 そうなんでしょうか。 「馬場なんて片手で3分」とか言って欲しかったし似たようなことを言ってたような記憶もないではないような気もしないでもないです。僕は本気で、馬場は猪木から逃げてるんだと思ってましたよ。 それで認めてない認めたくないのに結構どころかえらい認められてるから余計に腹が立ったというか何というか。
とツッコミを入れたいところですが、続けて馬場のことを出されちゃあ・・・。 残念ながら、僕は馬場の全盛期を殆ど憶えていません。ブロディやハンセンやブッチャーを両団体で見掛けたりしていたので、恐ろしいことに新日と全日はセ・リーグとパ・リーグのようなものだと思っていました。だもんで、当時の新日ファンの馬場に対する気持ちはさっぱりわからないんですが。 新日ファンにとって馬場がヒールだとすれば、何だかんだいって強さを認めていたからでしょう。強くて、(猪木とは)違う個性を持っていて、(馬場が意図していたかはともかく)神経を逆撫でされ続け、無視しようと思っても無視出来ない。馬場は立派にヒールだったと思います。
馬場は「馬場さん」と呼ばれた。それは、敬意や親近感やいろんな感情が入っているのであろう。そう呼ばれる理由は、なんとなく分かる。 しかし、私は「馬場さん」とは呼ばなかった。プロフェッショナルに対し、呼び捨てにするのは当たり前のことだからだ。スーパースターに敬意を表すゆえに呼び捨てにすべきという言い方もできる。しかし、馬場の場合は、そんな常識を超えていたようだ。なんとなく、さん付けが似合うような気もする。「馬場」と呼び捨てにしているこちらの方が、別に当たり前のことなのに、何故か妙に肩身の狭いような気にさせられた。 ファンが選手をどう呼ぼうが自由だろう。しかし、マスコミの紙面で「馬場さん」の文字が溢れているのを見るのは、いい気分ではなかった。インタビューで面と向って「おい、馬場」などと言ったら只の無礼者だが、通常の記事やコラムにおける「さん付け」にはとても違和感を感じたものだった。 その馬場が、突然、思いもかけない形で、「さん付け」されるべき対象になってしまった。「馬場さん」と呼ぶことが、当たり前のこととなってしまったのだ。しかし、いまさら「馬場さん」なんて言えるか!照れくさいじゃないか!ずーっと、「馬場」でいいだろ?
馬場は、日本人で初めてNWA世界ヘビー級チャンピオンになった男である。しかも3回もだ。防衛記録も残っている。当時のNWAである。当時のNWAの権威は揺るぎ無いものがあった。それを馬場が取ったのだ。とてつもない快挙である。馬場追悼のテレビ画面は繰り返しそのシーンを映していた。 前座の6人タッグの馬場を見て、元NWA世界チャンピオンということを思い出しはしない。そもそもNWAなど知らないファンも多いはずだ。NWA自体の権威もどこかにいってしまった。しかし、馬場が逝去してワイドショーで流れるのは、NWA世界王座奪取のシーンだ。NWAの権威が燦然と輝いていた時代を思い出した。NWAにはとてつもない説得力、神通力があった。 そのNWAの価値が分かっているからこそ、NWA加盟もならず、加盟してもチャンピオンが来なかった新日本のファンとしては気に入らなかったのだ。その価値は否定できす、その快挙も否定できず、その栄光も否定できなかった。それを手にしたのだから、凄いというか、羨ましいというか、おめでとうというか、コノヤローというか・・・、とにかく複雑だったのだ。 そのNWAのチャンピオンベルトを巻いたことがある、その一点だけでも、充分ベストヒールに値することだと思う。
ジャイアント馬場は間違いなく日本が産んだスーパースターである。日本プロレス史を語るとき「力道山、馬場、猪木・・・」となるのは当然のことであるが、プロレスの枠を越えた世界でも抜群の知名度を誇り、抜群の存在感を示していた。 ジャイアント馬場は大スターである。しかし、猪木ファンの私にとっては、馬場はヒールだった。猪木と馬場の関係はそう単純ではないのであろう。しかし、猪木ファンの馬場への想いは結構単純化されていた。あまりにも巨大なスターは、あまりにも憎たらしいヒールだったのだ。 筋を通す。馬場の好きな言葉だ。確かに馬場は筋を通す。この業界において馬場の信頼は非常に厚い。しかし、馬場は誠実なだけの男ではなかった。相手が筋を通さなかった時どうするのか?何が起こるのか? やられたらやり返す。一見、猪木の専売特許のようなこの言葉こそ、馬場の真骨頂だったのかもしれない。それは業界の掟を破り、新日本がブッチャーを引き抜いたときに発覚した。新日本もそこまで馬場を見抜けなかったのか?それとも、馬場のことを甘く見ていたのか? ブッチャーを引き抜かれた馬場は、シンを抜き返し、加えてハンセンまでも引き抜いた。ブッチャーをうまく使えなかった新日本に対し、馬場は「ハンセンとやったら、1分ももたないだろう。」という新日ファンの期待を見事に裏切り、年間最高試合まで取ってしまった。仁義なき戦いは、ジャパンプロ、カルガリーハリケーンズの移籍を迎え、新日本は崩壊の一歩手前まで追い込まれたのだ。 やったもん勝ち最強説。それにストップをかけるには、目には目を式の二倍三倍返しの制裁しかない。レスラー猪木はそれを実行したが、レスラー馬場はそれを否定するだろう。しかし、プロモーター馬場は、それを確実に持っていたのだと思う。
「あの幻の名勝負をできるだけ多くの人に伝えたい」という私の意志を引き継ぎ、闘魂Vスペシャルが佐々木健介VS大谷晋二郎戦をビデオ化することになりました。つきましては、誠に勝手ながら、さわやか師弟対決は前回分を持ちまして終了とさせて頂きます。
ウラカンでもフランケンでもなんでもいいけど 相手を回転させたあとにでき上がる、 相手の胸あたりに乗っかる体勢、専門用語(パンクラス用語でも可) なんて言いましたっけ? あ、フライングボティシザース・ドロップからのマウントパンチも いいなあ。頼む>フライ
藤田がフランケンシュタイナーをやりはじめた時は何か違和感があってその違和感がまた良くてそれなりに喜んでましたが、なるほどそういう訳だったのか。
ドン・フライの新必殺フルコース フランケン・シュタイナーからマウントパンチ。 これは効きます。シャムや藤田がなぜやらないのか不思議。
健介も貫禄で勝てるようになったか。しみじみ。 ゴングの健介インタビュー。小川の「ルール破り」の説明が他の人達とちょっと違っていて面白かったですね。 要するに、もう完全に勝っちゃってる小川がレフェリー不在をいいことに更に攻撃をしていたことが「ルール破り」で、10カウントで終わってれば誰も文句言わない。ってのが健介の解釈。レフェリー不在にしたのは橋本だろう? とか、フライもグローブ付けて殴ってるじゃないか。とかツッコむ要素は多々ありますが、筋が通ってると言えば通ってますね。一体どうしたんだろう? 健介。 大仁田戦の時「電流爆破でやるべき」とか茶々入れられたんだから、橋本の気持ちなんか考えず「俺がやる」って言えばいいのに。