コラム182 ブログ date: 2007/5/7 23:54
 ブログ作りました。
 一応ほぼ毎日更新しているが、ここのコラムと違うところはやはり身辺雑記に行きがちなところと、なんとなく嘘を書くことがはばかられるということだ。
 それにしても、なにがあった、こう思った、と言う文章の下手さ加減であり、わざと筋悪な文章を書こうとしていた後遺症で、ほんとうに筋悪になってしまった。しかも文が短い。感想が書けない。というかない。
 ミクシィも入ってるがまだマイミクは5人だ。日記も更新していない。筆無精なのを忘れていた。こちらはこれから初心に戻って演劇についてコラムを書きます。

コラム181 キャラクター  date: 2007/5/2 14:02
 キャラクターという言葉を、芝居する上で使わないことにしている。そういうキャラで、とかいう言葉が聞こえるとほんとうにむっとする。
 東浩紀はライトノベルではキャラクターは共有財化され、膨大なキャラクターのデータベースから個別の作品にかかわらずキャラクターが引っ張り出され、それぞれのプロットの中で、それこそキャラクターが壊れることなく、作品が紡がれる、と言っている。
 なぜ高校演劇で、はじめから観客が承知しているかのように、不思議な存在が紹介なしに次から次へと現れるのかと思っていた。つまり妖精なり、猫耳なり、死に神が、人類に既知なもののように、説明抜きに現れる。東の著作でなんとなく分かった。そりゃ目的が違うわけだから分かりあえないや。
 演劇的な感興を目的にしてるのではなく、えーと、キャラ萌えを目的にしてるから、これはみんな、演劇をしよう。ラノベのように演劇を作らない方がいいよ。

コラム180 趣味 date: 2007/4/17 23:17
 高校演劇のサイトなので今まで触れないできたが、さすがに記念なのでここにも記しておきたい。日本では初めてだと思うし、世界でも類を見ないことだと思う。実は調べたことがないので、正確に言えないのが残念だがあれがとうとう3000回を越えた。
 一口に3000回と言っても並大抵のことではない。しかも、自分で言うのもなんだが、勤めをしながら、部活をしながら、である。何を言っても自慢のように聞こえると思う。しかしなにしろ3000回である。ここはもう何を言っても嫌みになりようがないだろう、と勝手に思って、言わせてもらう。いや我ながら大変なことをしたと思う。
 まあ同好の士の間ではナカムラがとうとう3000回を迎えるというのは、主にネット上で話題になっていたことであり、多少のプレッシャーにはなっていた。しかし、繰り返すが3000回である。前人未踏と言っても良い。素直に、この3000回を迎える喜びをかみしめたいと思う。
 ここまで協力してくれた人に感謝したい。ここで初めて言うことだが、この3000回を区切りにして、身を引こうと思う。現役から引退する。2999回から3000回を達成するまでに7年かかっている。記録のためにやっている、などという噂もあった。甘んじてそのそしりは受けよう。なかったと言えば嘘になる。
 これから後進の指導に当たろうと思う。この記録に挑戦し、抜き去ってやろうという意欲の持ち主が現れることを期待したい。

コラム179 温泉 date: 2007/4/17 23:03
 以前にも書いたし、雑誌などにも紹介されているので知っている人も多いと思うので、今さらという感じだが、私の住んでいる地方は手掘りで温泉が出る。各家々に露天風呂があるようなもので、家を建てるとその家の主人はスコップを持って庭を掘る。機械を入れるのはどうも沽券に関わるというところがあり、どこの家も手掘りである。
 温泉を掘っていたら石油が出てきた、というのあれはまあ、誰でも嘘と分かるが、これだけ雑誌にも出て、テレビでも紹介されているので、まさか知らない人がいるとは思わないので、驚かれるとこちらがびっくりする。どうもこの自宅の露天風呂に慣れると、ない方が不思議とさえ思えてくる。
 ただうちの露天風呂は屋根がない。雨の日が大変だ。そろそろ屋根を作らないと、と思うのだが、後回しになっている。このへんの家はみな内風呂を作らないので雨の日の風呂はちょっとつらい。あと知らないで作ったINAXとTOTOの支店が相次いでつぶれた。事前に調査しないものかな。風呂はかけ流しなので、お湯が流れこむ小川の川縁はとても暖かく、水辺に咲く花菖蒲はすごく大きくなる。しかし人の背丈ほどもある花菖蒲は風情というものがない。機会があればみなさんうちの露天風呂にどうぞ。月末はちょっと温度が下がるので月のなかほどにでも。 

コラム178 修学旅行 date: 2007/4/15 23:37
 実は青森大会で最優秀、青森中央高校の「修学旅行」を観ていない。BS放送も、録画も観る機会がなく今まで来てしまった。今日、紀伊國屋ホールで青年劇場の「修学旅行」を観て大笑いし、また感心して帰ってきた。これはすごい。
 脚本を考えるときいつも思い悩むのは場の設定で、これさえ決まればもうできたようなものだ。平田オリザ言うところのセミパブリックな空間である。だいたい始まったらずっとその場所で芝居が進むことが多いので、場所の工夫がないと劇にならない。
 つまり、なぜそこに人が集まっているのか、が大切なのだ。しかもできたらお互い知ってるような知らないような薄いつながりの方が都合がいい。だって濃いつながりの人たちはあまりしゃべらないか、自分たちにしか分からない符丁のような言葉でしゃべるから。
 「七人の部長」は予算会議、お互い顔見知りだが話したことはない。「修学旅行」はその名の通り修学旅行班、しかも結構出入りが多いのだ。修学旅行の生徒の泊まる部屋は。で、自分のことだが「全校ワックス」は廊下、全校ワックスという行事のための班割り。アイウエオ順。
 それにしても設定がすぐれている、話はおもしろい、寓意があり、存分に楽しめた芝居でした。

コラム177 部登録 date: 2007/4/14 01:50
 生徒会顧問なので代議員、学園祭実行委員などをのぞきつつ、演劇部の集合場所へ。一年生、3人。自己紹介などするよう指示し、別の打ち合わせに。
 まだ昨日までの公演の片づけが残っていて、別棟のホールに行くと、一年生もジャージに着替え待っていた。二人増えている。新入部員は5人だ。しかも全員演劇部に入るために甲府昭和高校に入学したという。3年生部員も大喜びで、舞い上がってしまい挙動がおかしい。
 土日は休みで月曜日から稽古だ。もう台本をすぐにも決めてしまいたい。7人のキャストのもの。音響と照明、受付は誰かに頼もう。月曜日から走るという。一年生は心配顔である。
 片づけを終え、他の部活の生徒の追い出し。教員の歓送迎会である。遅れて参加。例の甲府昭和高校演劇部のファンの先生は異動だ。話し込む。なぜ教員は自校の演劇部の舞台を観ないのか、と嘆いてくれたのだが、なんと涙が出ている。言っておくが四十過ぎだ。ファンも極まった。

コラム176 新歓片付け date: 2007/4/12 23:30
 二日目の公演が終わり、入部希望者に手伝ってもらいながら片づけをする。校長先生が途中から見に来た。
 芝居の方は昨日の方がよかった。今日はひとり暴走気味でダメを出されたことばかりしてしまった。呼吸も合わない。だいぶ安定していると思っていた矢先なのでちょっとがっかりする。
 あいかわらずえんえんと片づけをする。それはもうえんえんとだ。今日は前の行事が押したので開演も押し、片づけはでききれなかった。部員は新一年生が来て舞い上がってしまいだいぶ浮かれている。それでね、バミっていうのはね、とか言ってるので、ちょっと恥ずかしくなる。結局今日は片付けきれず時間切れ。また明日片付け。
 明日部登録。何人来るか。

コラム175 新歓公演 date: 2007/4/11 23:22
 新歓公演一日目。四季を意識して二日間の公演にした。うちにしては相当ロングランだ。仕込みは6日からはじめ部員二人と顧問ひとりでこつこつ会場を作った。出し物は「靴下スケート」で、狭いところでやるとまたいいんだなこれが。一年生も10人以上来てよく笑っていたしよかった。
 狭い、ほんとに狭い舞台はゴミ袋であふれかえった。そういえばいくつゴミ袋に中身を詰めたろう。地区大会で100個、県大会で詰め直し、関東大会でもう一回一から詰め直し200個、自由劇場でまた詰めた。2トントラックで運ぶのだがよく考えると空気を運んでいるようなものだ。だいたい部員二人でやったのだが、これでもう片づけだと思うとゴミ袋を前にして少ししみじみする。
 ところで、先日年下の同僚に怒られた。ふざけてからかったのだが度が過ぎたらしい。こちらとしては悪ふざけは度が過ぎないと面白くないので、たいてい度が過ぎるのだが、やはり怒る人は怒る。家に帰ってそのことを話すとあなたが悪いとまた怒られた。こればかりは性分でふざけないと気が済まないのだ。
 脚本を書くといつも出てくるのが、何かにスポイルされた少女で、ああまたお前か、とよびかけたくなるほど昔なじみのように、年齢や性格を変えながら再会する。「靴下スケート」でまた会った。
 おれはなんだかまっとうな仕事について、ちゃんとやってますみたいな顔をしているが、お前と少しも変わらないんで。しばらく会えないけど元気でな。

コラム174 自由劇場 date: 2007/4/10 00:12
 春季全国大会が終わった。すばらしい劇場。
 大会は官立の劇場ばかりで、その多くが汎用ホールだ。こちらはえらい気になって部員や新しく顧問になった他校の先生にいい気持ちでいろんなことを教えちゃったりするが、それが唯一絶対とは思ってないが、当然のことのように箱馬がどうだ平台がどうだ、知ったかぶりをする。自由劇場には箱馬だの開き足だのというものはない。決まったものの組み合わせではなくて一から作ればいいわけだ。ロングランだし。
 ところで帰ってから新歓公演をすることにし、なにしろ部員を獲得しないとつぶれる。全国二度も行った翌年につぶれたらしゃれにならん。いつものホールがオリエンテーションなどで使えないが、16畳二間の和室がある。和室にゴミ袋持ち込んで「靴下スケート」をやろうと思う。しかもロングラン、二日間公演だ。一応座布団は二十枚用意した。
 和室を使うのは初めてだ。ないしょでヒートンを大量にうちこんで遮光カーテンを吊り、照明を吊りこんだ。天井が低いの焦点が合わない。パーカンを吊ろうとしたら一間幅くらいにしかあたらないのでやめた。しかもコンセントはやたらとあるが一回路しかきていない。あちこちケーブルをはい回す。
 二度と縁がないかもしれないが自由劇場で上演できた。上の大会はほんとうにおまけ以外の何者でもないがおまけにも時々すごいのがある。

コラム173 劇団四季 date: 2007/3/13 22:31
 隣の席の同僚に、もしぼくに劇団四季から電話が来たら、中村先生、劇団四季からお電話です、とみんなに聞こえるように大きな声で教えて下さい、と頼んでいるがなかなか四季から電話は来ない。もっとも技術的な問題が生じるような劇ではない。それでも待っていると、今日、連絡が来た、と思ったらFAXだった。残念だ。
 今日職員会議の連絡事項で、劇団四季の劇場で全国大会があります。本校の演劇部の上演は28日です。マイクロバスを出してくれるので、観覧希望の方はお知らせ下さい。と言ったら、職員室で、みんなで劇団四季の芝居を観に行くんですか?わたしも行きます、タダですか?と言われた。間をすっとばして聞いていたらしい。全国大会だ全国だと騒いでいるのは顧問だけだ、とつくづく感じた。
 劇団四季が今上演している舞台を見せてくれるそうで、ありがたいことだ。やはりここは全国大会出場校、「キャッツ」だの「ライオンキング」だのメジャーなところではなく、歌と踊りだけ台詞なしの実験的な「コンタクト」を観なければと、希望を出したところ、「コンタクト」を観に行くのは甲府昭和だけだ。みんなどうした。「コンタクト」じゃないのか?
 大道具と呼べるかどうかわからないが、観た人はご存じでしょうが、大道具を作り、練習場所のホールはもう春の課外で使うので、となりの厨房にむりやりつっこんだ。厨房はえらいことになっている。みんなに厨房を使わないように頼んだ。火をつけたら火事になるのは間違いないのでだれも使わないだろうが。
 「全校ワックス」以来、甲府昭和演劇部の大ファンになった先生がいる。どのくらいのファンかというと、BS放送を録画して毎日5歳の子どもと観ている。子どもはもう一言一句もらさず台詞を言えるそうだ。こないだの県大会も一家そろって観に来てくれた。関東大会のビデオを貸したらハードディスクに録画して、毎日観ているそうだ。もっと前のも見せてください、というのでデジタルビデオとハイエイトですが、というと全部DVDに焼いてくれるという。よかったらバケツをくれませんかと言うので差し上げる。5歳の息子は毎日バケツをかぶっているそうだ。






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