◆ 真田幸村 ◆ 〜家康が恐れた男の生涯〜 著者:佐竹申伍 PHP文庫(780円) 上田合戦から夏の陣までの真田幸村の一生を描いた小説 上田合戦前夜、上杉の人質であった幸村を さらってくるところからはじまります。 この人の本は、読みやすいのでよいですね。 作者なりの脚色が非常に上手にされていて、面白い。 構成もとてもしっかりしています。 真田十勇士(の名前の登場人物)も全員でてきます! それと、竹林院(幸村の嫁)の輿入れ前の姿がとても可憐に描かれてます。 小田原出陣前のこのシーンが、情緒があふれ、私は一番好きです。 (どうも竹林院のイメージはこの時固定されたような・・・) 可哀想なのは幸村の幼少の時の初恋の相手(乳兄弟)で、野党にさらわれて悲痛な人生を送るが、最後には・・・。 |
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