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カバーを作るぞ!


 〇動機

動機もなにも、C1のカバーみたいなカバーが欲しいってだけです。
しかし、このページ(http://www.zaucover.com/)を見なかったらE1を買うことの決心ももっと遅れたかもしれないし、カバーを作ろうってことも思わなかったでしょう。
買ってしまおうかとか一瞬思ったんですが、実際にE1を見て自分が考えるカバーの構造と、ここのカバーの構造が一致するか判断できないのでやめておきました。


 〇設計

さて、E1を買ってきました。カバーは表、裏に手軽に回せるタイプが前提で考えます。
問題なのはどこを支点にして表と裏に返せるようにするかということです。
上に紹介した伊藤氏のカバーは両面テープで本体に固定してしまう方式のようですが、自分の美学的に初期状態に戻せないというのはちょっと敬遠されます。 (しっかり固定されそうですから、恐らく伊藤氏の選択が正しいのでしょうけど...。)

では私の場合はどうするかですがカバーの一部が固定できれば、そこを支点にしてフリップできると考えて固定できそうな場所を探します。
つかえそうな点として、SDスロット、CFスロットがあげられました。
SDは今のところ使う予定がないのでここでも良いのですが、幅の小ささから安定度がどうしても弱くなります。また、SDを使うことになったら使えなくなるわけですから良い選択ではありません。
その上、SDスロットを使用するとカバーを横へ開くことになります。横画面ならそれが良いのですが、縦画面なので縦にあいたほうが使用感がいいはずです。

よって、CFスロットが候補になります。 何故CFを使っているのに候補になるかというとCFを装着した状態でも隙間があるからです。しかも半端な隙間じゃありません。2ミリ近く空いてます。

これだけの隙間と、深さがあればカバーを支える事ができそうです。
頭の中で設計して直接作ったんで、あとづけの絵ですが、こんなの考えているわけです。

では、作ってみましょう。


 〇材料

材料はアルミを使うことにしました。やっぱ、軽くて加工しやすいってのはいいことです。
あとは蝶番です。ハンズで一番小さいものを調達しました。
アルミはもちろん柔らかい、傷がつくという問題があるのでアルミはアルミでもちょっと選ぶことにします。
アルミ板は写真のように二種類を調達しました。

まず、すり傷防止のためカラー処理が施されているのを使うことにします。
そして強度の問題は二枚を重ねるということで克服します。蝶番も二枚ではさんだほうが強度が生まれますし、有利な点が多いのです。
赤いほうは見たら穴ぼこだらけです。実は黒いのも小さい穴があいているタイプです。 これはカラーリングされてるもので穴があいてないのが売ってなかったっていうのもあるんですが、このタイプって切断がものすごく楽です。特殊な工具は要りません。カッターと手で切れます。

接着は瞬間接着剤です。とてもフツーです。


 〇作成

いよいよ作成です。
といっても、設計を実際に作っていくだけです。
長さを測ったわけでもなく、アルミ板をあてがって大きさを合わせて切っていき、蝶番を挟み込んで瞬間接着剤でつけていっただけです。

注意点といっても、瞬間接着剤は乾いたら白くなってしまうのではみ出さないようにとか、ペンが取り出せるようにうまくずらそうとか、完全に乾く前に装着したら変な物質がCFについたりするので付けたくっても乾くまで我慢しようとかぐらいです。

あと、今回はCFに刺さる部分もアルミ板で作ってしまいましたが、プラスティック系の素材で作るべきだと思います。最初はCFのケースで作ってみたんですが、蝶番がすぐはずれてしまって実用レベルにならなかったんです。厚さの似たプラ板とか買っておけばよかった。

ということで、こんなんできました。


 〇完成

完成しまして、接着剤も完全に乾きましたので装着してみました。
こんな感じになります。

なかなかいい感じ。

それぞれ装着部分のアップ、裏返したときの装着部分のアップです。
あちこちに白い汚れが...。そうです。接着剤の量が難しいんですよ。 板の穴から出てくるし...。
まあ、7割方満足のいく出来なので良しとしましょうかね。とりあえず強度も問題なさそうだし。


 〇感想

さてさて、とりあえずは完成なんですが、実用に際してあからさまに問題になりそうなところがありますね。
穴のあいたアルミ板ゆえに切ったところがいかにもいろいろなものを引っ掛けそうです。
こりゃいけません。
解決として考えているのは電気回路とかのコードの絶縁とかで使うドライヤーで縮むゴム管みたいなものがあったと思うんで、それを切り開いてまわりにかぶせてドライヤーで蒸着させるというのを考えてます。
さらに、液晶面へのゴミの進入と、液晶面に直接アルミ板があたらないように液晶保護シートかなにかをアルミ板に貼り付けておくなどしないとだめですね。

ということで、多少の課題を残して絞めるとしましょう。


 〇追記 (20010323)

上であげた問題点の解決に関してですが、液晶保護シートを誤解していたようで、買いに行ったら想像してるのとは全く違いました。
で、自分の想定に近いものとしてシール状の緩衝剤ということになりまして、薄いスポンジシールの様なものをハンズで調達してきました。

あと、縁につけようと思ってた縮むやつですが、心配していたとおり収縮するだけで粘着性はないのでサイズがあったところですぐに外れます。しかも、これに粘着性を加えて張り付けたところでそれほどいい感じにならない気がしてきました。
なぜなら、収縮すると結構シワシワになっちゃうからです。

ということで、縁もスポンジシートを流用してしまいました。

完成図はこんな感じです。
カバーの裏面に液晶の大きさのスポンジシートも張り付いてます。これによって、カバー自体の落ち着きがましました。スポンジが結構空気を排除するので空気圧で開きにくくなったんです。これはうれしい誤算って感じです。
以上、このカバーは完成です。


 〇追記 (20010506)

なんか、何度か壊れて付けなおしたりしてるうちに白カビのようなエリアが増えてきたし、見た目もちょっと飽きてきたので、表面の素材の変更と接着用具の変更をしてみました。
結構一般受けしそうな感じになったと思います。(笑

で、今回採用した接着用具はグルーガン。ポリ素材(グルー)を熱で溶かして、接着に使うというものでポリ素材のハンダのような感じです。
はなまるマーケットで使ってたのではじめて知ったんですが、この手のものって高価だと思ってたんですがハンズで見つけたら1000円しかしないわけですよ。しかも、グルーも結構いっぱい入ってるし、普通にボンドとか買うよりも経済的かもしれません。

ということで、表面素材だけの変更ですからあっさりとこういう感じになりました。
グルーガンの接着力は想像以上に強力です。
とくに、素材が穴があいているので、ここにグルーが入り込んだりしてがっちりと接着されます。
さらに、瞬間接着剤と違って変な白カビが出ない透明感ある仕上がりに成るのでいい感じです。


 〇追記 (20010624)

グルーガンを仕入れて壊れなくなったわけですが、やはり結構汚れているということでいくつかさらに作りました。
グルーガンも良いのですが、取り扱いが今一つ難しいわけで(熱くて固まる前に手早く細かい調整が出来なかったり)別の接着手法を手に入れることにしました。
で、採用しましたのが実に単純な手法である両面テープです。
今の時代は進んでおりますね。アルミ用の強力な両面テープが売っております。200円もしないで手に入るんですからいいですね。

というわけで、三兄弟。中央の長いやつは長距離用って事で小さいボタンもカバー。

日常用を装着した写真。シンプル。
テープ:約200円、アルミ版:約300円、スポンジシート:約200円、蝶番:約200円。 1000円ぐらいのカバーですね。
ただ、かーどえっじやら、ぴーいんやらのタイプ2が必要な場合は別のカバーにならざるを得ないんですね。まだ、わたしゃもんだいありませんが。