Page 438 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼詳細(3/4) "東高の星" 05/7/23(土) 19:02 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 詳細(3/4) ■名前 : "東高の星" ■日付 : 05/7/23(土) 19:02 -------------------------------------------------------------------------
[戦況3/4] 一方、好投を続ける中村(竜)は3回は先頭打者に安打を、4回は先頭打者の死球を与え、いずれも犠打で得点圏に走者を許すも気迫の投球で後続を断った。しかし5回、この回も先頭打者に安打を許しその後犠打等で2死2塁とした。ここで堅田が意表をつく3盗。捕手若松の送球が不運にも走者のヘルメットに当たり、球が外野を転々とする間に走者が生還し、2-1と1点差に詰め寄られる。 詰め寄られた東高は、6回には得点こそ挙げられなかったが、岩崎(真)の内野安打、盗塁、金子の送りバントなど徐々に山田投手を捕らえ始めた。そして7回、疲れの見え始めた山田投手からこの回先頭の中野が四球を選び、奥村が初球をきっちりと送る。続く向山は2球目をジャストミート。打球は右中間を深々と破る大3塁打で中野が踊るように生還し3-1。中継が乱れるのを見て向山は本塁を狙いクロスプレーとなったがタッチアウト。しかし向山のアグレッシブな打撃と走塁はナインに勇気を与えた。その勇気をもらって3番中村(竜)も初球を振り切りなんとセンター頭上をはるかに越える連続3塁打。続く若松が四球を選んだが金本は倒れこの回は1点止まり。しかし、嫌な流れを引き戻すことができ、1点以上の大きな価値があった。 |