Page 431 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼詳細(3/4) "東高の星" 05/7/21(木) 23:11 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 詳細(3/4) ■名前 : "東高の星" ■日付 : 05/7/21(木) 23:11 -------------------------------------------------------------------------
[戦況3/4] 一方、好投を続ける中村(竜)。4回にはこの試合2本目の安打を許すものの、バットの芯をとらえた打球はなく、奥村、中野、川村らのファインプレー、さらに変化球、速球いずれもキレが良く三振の山。7回に2つの四球と内野安打などで2死満塁のピンチを招くも、最後は速球、カーブ、ズバッと速球の3球三振。7回を終わって21アウト中、11奪三振、7内野ゴロと力強く、安定した投球が続く。後は東高の追加点を待つばかりであった。 8回は打順良く先頭打者は奥村。やはりこの重苦しい雰囲気を打開するのはこの男だ。コンパクトなスイングながら、3球目をはじくと打球はセンター頭上を越える2塁打。向山はこの試合2個目の初球犠打で奥村を3塁に進める。このチャンスに中村(竜)は迷わず初球の速球を見事な左前クリーン適時打で2-0。のどから手が出るほど欲しかった追加点であった。この後若松もこれまた痛烈な左前安打、金本も執念の内野安打で続き1死満塁。ここから東高の真骨頂が披露される。 |