Page 365 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼悔しさ・無念さを糧に 冷静分析者 04/7/22(木) 22:04 ┗Re:悔しさ・無念さを糧に 分析者その2 04/7/23(金) 19:29 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 悔しさ・無念さを糧に ■名前 : 冷静分析者 ■日付 : 04/7/22(木) 22:04 -------------------------------------------------------------------------
今から26年前(1978年)の夏、彦根東高野球部は、北村監督の下、投打にまとまりのあるハイレベルのチームで、主将土方、主戦大辻、主軸の矢島・植村(敬称略)を中心に、選手権大会滋賀大会も決勝戦まで勝ち上がり、夏の甲子園初出場が正に目の前に迫っていました。しかし、リードしながら実力的には格下の膳所高(失礼!)にまさかの逆転(彦根東3-5膳所)を許してしまいました。当時、私は中学生でしたが、正に文武両道を行く彦根東高野球部に強い尊敬と憧れの念を抱いたものでした。 以来、彦根東高野球部の活躍を常に注目し影ながら応援して来ました。私の在学中は、秋季大会で準優勝し近畿大会出場するも、初戦で報徳学園に大敗しましたが、後輩の皆さんの奮闘活躍もあり歴代好チームが多かったです。特に1990年の夏、全国的にも名が知れた主戦平松を中心とした彦根東高は、県内最強のチームで、予想通り決勝戦まで危なげなく勝ち進みました。ここでも甲子園初出場がぐいと手元に迫ったかに思われたのですが、八幡商に先制し安打数でも上回りながら(彦根東5-6八幡商)と苦渋をなめさせられました。以後、西崎・植田両投手の時代、西・岩崎両投手の時代など素晴らしい成果をあげながらも、今一歩のところで甲子園出場はなりませんでした・・・。 そして、今年(2004年)は岩崎・高橋両投手、主軸の真田・小島を中心とした投打にバランスのとれた総合力の高いチームであり、昨秋・今春の安定した戦績から、個人的には「今年こそは、大きな壁を破り・・・」と内心大いに期待をしていましたし、欲目なしに夏を制するだけの力は備わっていると評価させてもらってました。 しかしながら、たいへん残念な結果となりました。私は春夏秋問わず、公式戦は可能な限り観戦させてもらってきましたが、昨日は都合により観戦できず、速報を聞いた時は、耳を疑ってしまいました(確かに光泉は力のあるチームですが、敗れ去るチームではないと確信していたので・・・)。勿論、選手の皆さん、今井監督、そして数多の関係諸兄の方々の無念さは、筆舌に尽くし難いと思いますが、正直私もかなり悔しく感じました。当然、他チームも厳しい練習を積んで本大会に臨んで来ている訳ですから、簡単に勝たせてはくれないでしょうが、彦根東高の今一歩のところで実力が発揮できない"勝負弱さ"は一体何に原因があるのかとしばし考えてしまいました。勿論、選手の皆さんや監督を責めるつもりは毛頭ありませんが、この悪しき伝統を何とか看破できないものでしょうか。と言っても、強豪校の様に野球一辺倒の生活をする必要はないと思いますが(高校生は勉学が第一だと思いますので)、決して甲子園出場は強ち途方もない夢ではないと思います。全国的にも多数派ではありませんが、秋田高・静岡高・郡山高(奈良)・松江北高(島根)のような 歴史的に彦根東高に似た学校が甲子園出場を果たしているのですから。やはりここ一番をものにするには、技術は当然ですが"精神的なタフさと集中力"でしょうか。言うは易し云々ということになるでしょうが・・・・。 ダラダラと取り留めのないことを書き、中には気分を悪くされた方もいらっしゃるかも知れませんが、野球部に代表される彦根東高の活躍は、私のようなOBにとっても一服の清涼剤であり、ついつい気持ちが入ってしまうもので御容赦下さい。 最後になりましたが、選手の皆さん、お疲れ様でした。この悔しさ無念さを決して忘れず、野球に限らず今後の人生の糧とされますことを望んでやみません。 |
>歴史的に彦根東高に似た学校が甲子園出場を果たしているのですから。やはりここ一番をものにするには、技術は当然ですが"精神的なタフさと集中力"でしょうか。言うは易し云々ということになるでしょうが・・・・。 ちなみに私も東高OBの一人ですがごもっともだと思います。私のときは近江高に惜敗してしまいましたが、勝つためには何よりもまず、“ファイティングスピリッツ”が大切だと思います。つまり東高が勝てない原因の1つは彦根東高校の校風にも関係していると思います。もし仮に、東高と近江高の生徒が喧嘩をしたとしたら間違いなく近江高が勝つでしょう。その東高生の中の一部が野球部にすぎないのですから種目が野球であれバレーであれ、まともに力勝負をしたら勝てないでしょう。しかし、私はこの考え方こそが勝負に弱い原因でもあると思う。自分たちよりも力のある相手に真っ向勝負を挑む精神であったり、やられたらやり返すといった執念が東高生には欠けている気がする。現在、勝ち残ってる北大津や八南や近江なんかにはそんな選手が多いように感じる。来年は東高野球部に目つきの鋭い選手が増えていることを願います。ファイトー!! |