Page 279 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼速報(詳細 1/3) 高校野球キチ 03/10/25(土) 23:09 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 速報(詳細 1/3) ■名前 : 高校野球キチ ■日付 : 03/10/25(土) 23:09 -------------------------------------------------------------------------
[戦況 1/3] 昨年のこの大会ベスト4、選抜出場、今大会の県大会5試合41イニング無失点と圧倒的な強さで勝ち進み、今大会の優勝候補の斑鳩相手に彦根東が赤鬼魂で打ち崩す事が出来るか!注目の一戦は快晴の皇子山球場で13時54分にプレイボールとなった。 斑鳩先攻で始まったこの試合、東高の先発はエース岩崎(晃)。試合前の投球練習では変化球が決まらず一抹の不安があった。しかし先頭打者を低めの変化球で追い込み、決め球も鋭いスライダーで三振に打ち取り、嫌な予感が消えたように思われたが、続く打者には追い込みながらもファールで粘られて歩かせてしまった。さらに3番打者に対して追い込んでからの5球目をセンター川端の頭上を越される3塁打を放たれ、先制点を許してしまった。苦笑いで余裕の表情を見せていた岩崎であったが、続く打者にも2-1と追い込んだ後の4球目を中前に運ばれ追加点を許す。この後、後続は許さず2点止まりとしたものの東高にとっては痛い先制パンチとなった。この日の岩崎はいつもとは違って投球間隔が異常に短く、ネット裏では投げ急いでいるように見えた。 その裏、東高の攻撃は先頭の奥村が空振りの三振の後、滝、川端いずれも1塁ゴロに倒れ、三者凡退。 2回表、岩崎は2本の安打を連打され、無死1,3塁のピンチ。ここでたまらず捕手小島がタイムを取り、一息入れる。その直後、1塁走者が2盗を敢行。小島、強肩を披露して走者を刺したが、タッチに手間取る間に3塁走者が生還して斑鳩に3点目を許してしまった。この追加点で試合の主導権は完全に斑鳩の手に渡ってしまった。 その裏、東高は1死から久々に先発に起用された冨江が、ゆるい変化球をうまくためて、技ありの見事な中前へのチーム初安打。さらに2死後、小島も1,2塁間を破り、2死ながらも1,2塁と攻め立てる。しかし期待の岩崎は遊ゴロに倒れてあと1本が出ない。 3回に入って岩崎は斑鳩の先頭打者を歩かせてしまいこの回もピンチ。斑鳩は盛んにエンドランで攻めるが、岩崎ここは踏ん張り後続を打ち取り、この試合初めて斑鳩のスコアボードの0を点灯させた。しかしその裏の東高は9番西野からの攻撃であったが、3者凡退に終わりゼロ行進が続く。 斑鳩のエース高間は評判通りの好投手。伸びのある速球に鋭く変化するスライダーと落差の大きいゆるいカーブを織り交ぜ、東高につけ入るスキを与えない。斑鳩優勢のまま試合は中盤へと進む。 |