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 ▼戦況  高校野球キチ 03/9/28(日) 20:11

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 ■題名 : 戦況
 ■名前 : 高校野球キチ
 ■日付 : 03/9/28(日) 20:11
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   [戦況]
 近江、兄弟社、八日市南を相手に27イニング無失点を続ける玉川の好投手田中(直)を打ち崩せるか!調子の波に乗る玉川打線を東高のダブルエースがどう押さえ込むか!注目の準々決勝は準決勝の相手が比叡山に決まった直後に行われた。試合前のシートノックでは東高に比べて躍動感、スピード感が今ひとつの玉川であったが、先攻の玉川は初回に速攻を見せた。
 東高の先発は今日も高橋(晃)。問題の立ち上がりは低めにボールが集まらない。1死後、ライト線、右中間への連続2塁打を放たれ簡単に先制点を許す。いずれも高めの球を狙い打たれたもので前回と同じパターン。その後は踏ん張り、この1点にくい止めた。
 今の東高にとってこの1点は何のプレッシャーにもならない。むしろ玉川に対する闘志を駆り立てるだけであった。先頭の奥村が初球をいきなり中前安打。続く滝は2-0と追い込まれながらも右前にしぶとく連打。川端が初球をキッチリ送り、1死2,3塁のチャンス。しかし期待の真田、小島が続くことが出来ず、無得点に終わったが田中投手を捕らえるのは時間の問題と思われた。
 そして2回、6番の村林がジャストミートの左前安打。ここで7番の日根野は1-3と打者有利のカウントからバントの構えからバスターで何と中越えのタイムリー大3塁打。29イニング目にして初失点の田中は動揺する。8番岩崎(晃)の初球スクイズを無警戒で許し、かつ転がしたコースも絶妙だったが、1塁手と譲り合い、結局内野安打。東高はたとえ下位打線であっても大技、小技を織り交ぜ、あっという間に逆転。2-1とし、主導権を握った。
 さらに3回も先頭の3番川端が右中間をライナーで破る3塁打。続く4番真田も初球をセンター守備位置の5m程左へのライナーであったが、何しろ打球が速く、あっという間にフェンスに達する連続3塁打で追加点。5番小島のバットから快音が響いたが3塁手正面のライナーで1死となったが、村林が3球目をキッチリ投手前にスクイズを成功させ、これが野選となり自らも1塁に生きた。村林の打席では玉川バッテリーが再三スクイズを警戒していたが、この3球目は絶妙のタイミングであった。
 今の東高はこのままでは終わらない。続く日根野が逆風の中を何と2打席連続タイムリー3塁打でこの回3点。5-1とリードを4点としゲームは中盤へ。
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