Page 202 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼一夜明けて熱闘報告(その2) 高校野球キチ 03/7/25(金) 21:45 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 一夜明けて熱闘報告(その2) ■名前 : 高校野球キチ ■日付 : 03/7/25(金) 21:45 -------------------------------------------------------------------------
[戦況] 甲子園への大きな関門である比叡山戦。東高ナインは赤鬼魂で果敢に戦った。 東高の先攻で始まったこの試合、初回2死から絶好調の真田が、比叡山大西投手の自信を持って投げた勝負球である内角高め速球を見事に打ち返し、広くなった皇子山球場の右中間フェンスダイレクトの3塁打。真田はこの大会7本目の安打。続く村山が2-0に追い込まれながらもよく四球を選び2死1,3塁チャンスとなったが、丸山が1ゴロに倒れ無得点。2回も2死から小島が高めのカーブをうまくとらえ三遊間を破る安打、続く岩崎が四球を選び初回と同じ1,3塁チャンスとなったが、川端が2ゴロに倒れいずれも先制点のチャンスを逃した。 一方、東高先発はこの試合も2年生岩崎。初回は7球で3者凡退に退けた。2回は1死1,3塁のピンチを招くが、落ち着いた巧みなコンビネーションで続く打者を連続三振に討ち取りこの試合も気合いの入った立ち上がりであった。 この好投岩崎に早く先制点をプレゼントしたい東高は3回先頭打者青木が外角低めのシンカーを逆らわずに右前安打で出塁。真田の手堅い犠打などで2死2塁とした。この場面で期待の丸山はあわやフェンスオーバーかと思わせる左翼越えの2塁打で青木をホームに迎え入れ待望の先制点。この先制点が岩崎に勇気を与えた。岩崎は強気の投球で、3,4回を3人ずつで退ける。東高は4回も小島の左前安打、岩崎の犠打で2死2塁、5回は青木の中前安打、真田の犠打で1死2塁、6回も1死から西野のうれしい初安打が出たが、いずれも追加点の好機を迎えながらあと1本が出ない。しかし好投岩崎は5回,1死3塁のピンチも気迫の連続三振で切って取り、小さなガッツポーズでベンチに引き上げ、6回以降をエース西にマウンドを譲った。6回表を終わり1-0であるが東高の圧倒的優位のまま、6回の裏を迎える。 |