Page 182 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼勝利報告(その4) 高校野球キチ 03/7/17(木) 21:56 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 勝利報告(その4) ■名前 : 高校野球キチ ■日付 : 03/7/17(木) 21:56 -------------------------------------------------------------------------
[続々戦況] 6回からマウンドに立ったエース西は、代わりばなに不運な右前安打を許すも連続三振で討ち取るなど、タテに割れる大きなカーブが有効的に決まり毎回2三振の快投。ことに8回は先頭打者を内野安打で出塁させるも、うまい牽制球で誘い出し、自らピンチをしのいだ。その後は連続三振に打ち取り、8回の攻撃に期待が膨らんだ。 8回裏、先頭の真田が投手の足下を痛烈に抜くこの試合3本目となる中前安打で出塁。続く西は投手が3塁寄りにダッシュする癖を見抜き、投手の右にうまく転がし内野安打。さらに村山も四球を選び、無死満塁。このチャンス、丸山への4球目が右手首に直撃し、労せず押し出しでの2点目。しかしこの後がいただけない。西野が3球目にスクイズを敢行し、決まったかに見えたが野村投手に見事なフィールディングでホームゲッツー。続く小島も初球に捕邪飛に倒れて1点止まり。スタンドからはため息が漏れた。しかし、最終回を迎えての2点差はエース西には安全圏であった。 果たしてエース西は僅か6球で3者凡退に退け、この試合に終止符を打った。 この試合、確かに栗東の野村投手の出来も素晴らしかったが、打線にもう少し元気がほしかった。とはいえこれが初戦のプレッシャーというものだろう。2回戦は日頃の力を爆発させてくれることだろう。 しかしそれにしても岩崎、西ともに投球内容は両投手合わせて94球の完璧といえる内容であった。今後もこの投手リレーが見られると思われる。とにもかくにも公式戦、特に夏の県予選は内容よりも結果が求められる大会。まずは初戦突破おめでとう! |