Page 180 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼勝利報告(その2) 高校野球キチ 03/7/17(木) 21:50 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 勝利報告(その2) ■名前 : 高校野球キチ ■日付 : 03/7/17(木) 21:50 -------------------------------------------------------------------------
[戦況] 昨年夏の練習試合で大勝している相手とは言え、やはり緒戦の硬さがが抜けきらず苦しい展開となった。しかし勝利に対する執念、近江に勝つまではこんなところには負けてはいられないという赤鬼魂に勝利の女神が微笑んだ試合だった。 栗東の先攻で始まったこの試合、彦根東の先発は調子をあげている2年生の岩崎。エース西は右翼にまわった。注目された岩崎の立ち上がりであるが、直球、カーブ、スライダーいずれもキレが良く、初回は僅か8球で3者凡退に退けた。 1回の裏、1番川端が一塁ゴロエラーで出塁。青木が手堅く送り、真田に期待する。その期待に応え真田は内野安打を放ち、1死1,3塁の先制のチャンス。4番西の1球目にベンチはエンドランを敢行したが西が空振りし真田は2塁寸前で憤死。結局西も空振りの三振を喫し、先制のチャンスを逃した。 2回も先頭打者の村山が四球で出塁した後、6番丸山がバントと見せかけがら空きとなった三遊間に見事にバスターを決め、無死1,2塁のチャンス。しかし7番の滝がスリーバント失敗、続く8番小島も見逃しの三振に倒れた。9番岩崎が粘って四球で出塁して満塁とするも、川端が初球にあえなく一塁ゴロに倒れ無得点。 2番から始まる3回、打者一巡した後ということで期待されたが、青木、真田、西の三者ともに飛球を打ち上げ、重苦しいムードが球場に漂った。一方先発の岩崎は3イニング26球、無安打と完全に栗東打線を封じ込め、スキを与えない完璧な序盤であった。試合は中盤へと進む。 |