じゃりまん小学校

じゃりまん読書感想文
2002年1月分


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2002年1月度 印象に残ったナイスな作品 じゃりまんの部   

「小学五年生」
 ズボラーキングのばらちゃん:兎野みみ

「砂漠の海賊!キャプテンクッパ」1巻●小学館 谷上俊夫
「月刊コロコロコミック」
 魔法キッズないしょのクルミラ!:玉井たけし
「あまいぞ!男吾」1巻●英知出版 Moo.念平
「とどろけ!一番」上巻●英知出版 のむらしんぼ


今月はこんな感じ。
玉井たけしの新連載は好きなんだけど大丈夫かなあ。
この人の作品ってあんまり長続きしないからなあ。
せめて5巻くらいまで続いてほしいもんだ。

とどろけ!一番はマジでおもしろいから、読んで。お願い。
メガバカなんぞとは比べものにならないからホントに。

2002年1月29日 「とどろけ!一番」上巻●英知出版 のむらしんぼ

ぼくがのむらしんぼ作品を知ったのは「男トラゴロウ」からだったので、
その前作である「とどろけ!一番」を読むのは今回が初めて。
前々から読んでみたいとは思っておりました。
1980年(昭和55年)頃の作品なのでかなり古いですが。

読んだ感想を一言。
めっちゃおもしろいです。

主人公は轟一番(小5)。試験魂に情熱を燃やす熱血少年だ。
一番は試験で常にトップであるが故に次々とライバル達に試験勝負を挑まれる。
しかしその勝負方法は点数ではない。彼らは100点満点で当たり前。
だから100点満点をとることはあくまでも前提であり、
「いかに早く答えを全て書くことができるか」が勝負の決め手となっている。
その決め手となるのが轟一番の数々のミラクル技。
見てると、児童マンガっぽいムチャクチャな荒技ばかりで笑えるんだなこれが。

そのミラクル技の大半はジャンプ技。空中回転している間に
素早く答案用紙に答えを書いていくのだ。(しかも両手で2枚の答案用紙に)

できるわけねーだろー!!

だからジャンプ技を封じられると使える技の数はほんのわずかとなる。

試験なんだから座ったままできる
秘技を開発しろよ
と言いたくなりますが。

そして轟一番という人間自体もおもしろい。一見普通の(?)
熱血少年だが服を脱げばなんとふんどし姿!
たまにでべそを見ることもでき、まるでいなかっぺ大将の大ちゃんを
思い出させる。

試験のために鍛え上げられたその体!!すばらしい!!!

このマンガ、語り始めたらホントにキリがないですね。
一番少年の熱血ぶりもおもしろいが周りの人間も試験魂に
闘志を燃やしているのがね。ホント、最近のマンガにはないノリですよ。
読んでて実に気持ちが良かったです。

「カンニンGOOD」の満天完人がテストの時にハイテクグッズを
使用しているのに対し、轟一番は己の肉体がこそが武器。まさに格闘!!!
強引かつムチャクチャな展開も加わって最後までのむらしんぼ魂を
堪能させてもらいました!

2002年1月28日 「あまいぞ!男吾」1巻●英知出版 Moo.念平

1986年(昭和61年)くらいにコロコロで連載していた作品の復刻版です。
いやーホントに男吾って暴れん坊を絵に描いたような少年ですね。
今のコロコロ連載陣のどのキャラクターと比べても元気さでは
男吾に勝るキャラは無し!!

家族もスゴイ!父は空手三段、母は柔道二段、姉は剣道二段と
格闘の心得がある人ばかり。男吾はこのすさまじい家庭の中で
たくましく生きているのです。でも男吾は格闘は習ってなくて
専ら「ケンカ道」を邁進中。

このマンガの特徴の1つとして、子供達がテレビゲームやホビーで
遊ぶシーンが全くないんですよね。あくまで男吾の暴れっぷりを中心とした
脇キャラとのやりとりなんかが主な内容でして。
それだけ彼らの人間性というか人間らしさ、本来の子供らしさが
たっぷり堪能できるというわけです。

女性キャラではなんといっても男吾の母ちゃんが魅力的ですね。
強く、気っ風のいい肝っ玉母さん。それでいて子供たちを厳しく、そして
温かく見守る。ある意味、理想的な母親像といえるかもしれない。

今読み返してみると、ところどころでやっぱ古いかな・・・と
感じざるを得ない場面も見受けられるし、今のコロコロにも
もう合わないんじゃないかなとも正直思う。
でも今の子供たちにも是非読んでもらいたい、
そう思わせる作品です。

まあ900ページ近くあるマンガなので少しずつ読んでいくのが
いいと思います。

2002年1月26日 「特上へろへろくん」6巻●講談社 かみやたかひろ

「TOPアイドル」がなかったのが残念でしたが、
それでも全体的におもしろく読めました。

メカメカくんの発明品、メカパンツは男の子なら
絶対欲しい(?)アイテムだ!
おしっこし終わった後はチンチンをドライヤーで
自動的にかわかしてくれるのが嬉しい(笑)。

やせ動物さんのお話も良いです。
絵本感覚で楽しく読めるのがGOOD。
今回のテーマは“男の意地”。
ちょっとしたことでバリバリくんとケンカしてしまった
へろへろくん。「本当はきみは悲しんでるんだよ」と
やせ動物さんに教えられ、バリバリくんに謝ることを
決意する。なかなかいいお話。

やせ動物さんシリーズはたまにでいいから
続けて欲しいですね。心温まる。

2002年1月26日 「特上へろへろくん」5巻●講談社 かみやたかひろ

この単行本が出た頃、へろへろくんのアニメも順調のようで
作者もノリにのってるご様子。
だけど自分のことをばかみやって呼ぶのはなあ・・・
気になってしょうがない。

気になると言えばへろへろくんの口が藤子・F・不二雄風に
なってきているのが気になります。
イメチェンか?

この巻ではへろへろくんのかけ算テストが大爆笑。
3×1の問いにへろへろくんは3と書いた。
お、合ってるじゃん!・・・と思ったのもつかの間、
36×12の問いに

363636363636363636363636

などとバカな答えを書いてます。
なるほど、3×1はただ単に3を1つ書いただけなのね。
納得と同時に大笑いさせていただきました!

2002年1月25日 「特上へろへろくん」4巻●講談社 かみやたかひろ

へろへろくんの夢の中に出てきたやせ動物さんたちがいい感じ。
ホッとします。へろへろくんっていつもおどけて笑わせてくれるけど
心優しい男の子でもあるんだよなあ。

魔人のお話も良かった。シータの涙を手に入れるため
気弱な魔人が勇気を出して強敵シータに立ち向かっていく。
彼がここまで成長したのはへろへろくんとバリバリくんとの
友達パワーがあってこそだ。友情ってすばらしい。

今までギャグ一辺倒だったこのマンガも、魔人のお話や
やせ動物さんのお話など、ホッと一息つくようなお話を取り入れて
変化のある作品にしている。

でもやっぱり「TOPアイドル」のようなギャグ路線のほうが
楽しいしおもしろい。へろ子はついにガングロに。
いくらナイスバディでもヤツはやっぱり化け物だ。

2002年1月25日 「特上へろへろくん」3巻●講談社 かみやたかひろ

この巻ではへろへろくんとバリバリくんがランプの魔人と一緒に
魔法の国を大冒険するお話が収録されている。
気が弱くて魔法も使えない心優しい魔人が
へろへろくんとバリバリくんの2人と協力し、
シータの涙を手に入れ、マジクールの国をめざす。

魔人が魔法を使えないことで自信を失っているときに、
へろへろくんとバリバリくんが魔人を励まし、
元気づける場面が随所に見られる。
いいよなー。やっぱ友情だよな、友情!!
この話は次巻へと続きます。

あとは「TOPアイドル」が良かったかな。
へろ子は完全に奇怪生物。しかもプラス思考なので
却って始末が悪い。

にてるようでにてない国語辞典のコーナー、
「深呼吸→ちんこギュ〜」のネタって
女の子からの投稿でしょうか。すごいっすね。

2002年1月24日 「特上へろへろくん」2巻●講談社 かみやたかひろ

この巻もなかなか好調。ギャグネタも笑えるし、
おもしろい新キャラも続々登場してるので飽きが来ません。

こわこわくんは不気味です。どんな態度をとっても怖いです。
あの顔でしかも表情に変化がないから余計に怖いのです。

ぜにぜにくんは大人かと思ったら子供なのね。
ずいぶんオヤジっぽい顔だなあ。

新シリーズの「TOPアイドル」。結構イケてる。
この物語の主人公、屁呂へろ子(←スゲー名前)は
体はナイスバディの女子高生だが、頭はかみの毛と唇が女性化した
へろへろくん顔なので、とても変。奇妙な姿だ(笑)。
おまけに性格も異常。なんか謎の生物みたいに見える。

2002年1月23日 「特上へろへろくん」1巻●講談社 かみやたかひろ

へろへろくんが特上となってパワーアップしました。
でも単行本のお値段は前作のへろへろくんより
お安くなっているのがミソ。

へろへろくんをはじめとするおなじみのキャラクターたちに加え、
新キャラや新コーナーなどもいろいろできて
ますます賑やかになったこのマンガ。
相変わらずおもしろいです。

“超熱血教師へろへろ”が私のお気に入り。

2002年1月16日 「月刊コロコロコミック」2002年2月号●小学館

コロコロマンガを描いてる漫画家さん達のサイン会があるようですね。
こういう機会はあまりないと思いますので
行ける人は是非行っておきましょう。

▼爆転SHOOT ベイブレード:青木たかお
聖封士(セント・シールズ)とはこりゃまた恐ろしい。
でも聖獣を封印する集団というのは敵キャラとしては
なかなかおもしろそう。

▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿
すみません。今回のオチはシャレにならないと
思うのだが・・・

マジでビビった。マンガの世界は厳しいし。
ホントにそうなのかと思っちゃったよ!

ところで20分で終わる旅ってどんな旅だ?

▼コロッケ:樫本学ヴ
ウンチ使いのプリンプリンがおもしろかったですね。
ルミちゃん人形を守るためのウンチバリアには
思わず笑ってしまいました。

あとプリンプリンの素顔ですが、学級王ヤマザキでも
似たようなキャラいたでしょ?
苦院エリカも素顔はきれいだったし、
メメ子先生もメガネを取ると美人だし。

プリンプリンの場合は覆面をかぶるとぶさいくな顔に
なるわけだね。

次はウスターがバンカーサバイバルに挑む。

▼ドラベース:まんが/むぎわらしんたろう・原案協力/藤子プロ
シロえもんのWボールを打ち破ったクロえもんですが
あの球がホームランにならなかったとは。
先月のわすれろ草といい、意表をつかれる展開が
GOODです。

▼魔法キッズないしょのクルミラ!:玉井たけし
新連載。人間の父親と魔法使いの母親との間に生まれた
ミチルという男の子が主人公。
母親はカンペキな魔法使いだが、ミチルは半分人間の血が
流れているため、魔法力は今ひとつである。

・・・で、読んでみたのですが、キチッと児童マンガしています。
小さい子にも受け入れられそうな内容です。
キャラクターがかわいいし、ちょっぴり下ネタも入ってて
おもしろおかしいです。

玉井たけしの作品らしさが直に感じ取れる
元気のいいマンガでした。

▼ロックマンエグゼ:鷹岬諒
はぐれ戦隊 爆電ジャー!!
あの2人、根っからの悪人ではないですよ。多分。
だっておもしろいもん。

▼サルゲッチュ ウキウキ大作戦!:後藤英貴
確かにフケって雪に見えるけど、粉チーズにも見えるよね。
カケルくんやばいね。サルゲッチュ2に
登場してないよ。マジでどうすんの?主役。

それにしてもどこもかしこも「ヒカル」って名前、
流行ってるなあ。

▼デュエルマスターズ:松本しげのぶ
黄昏ミミは刑務所に入れられてもあっという間に
脱獄できそう。尋常じゃないよ、あのパワー。
ホント、味方になってくれて良かったよね、勝舞は。

対白凰戦のほうは勝舞が早くも残りシールドが
1枚になるピンチに。
でもお互いまだ大きな動きとかはないように
思えるのだが・・・
本当の勝負はまだまだこれからでしょ。

▼爆写王スナップキッズ:ひじおか誠
ワンダーの心を理解しようとするシュウトくん。
格闘好きのワンダー、ベロッチと真正面から
ぶつかり合ってます。
シュウトくんのワンダーに対するやさしさが
見て取れるなあ。すごくいいです。

▼怪怪ハンタージンタ!:こしたてつひろ
読み切り。前・後編2回あって今月は後編です。

先月あんなこと書いたけど今月はおもしろかったな〜。
対戦相手をやっつけて、その能力を得る度に、
少しずつ怪物に変身していく小島くん。
なるほど、恐れと憎悪に魂を満たしきったとは
よく言ったものです。

▼ポケットモンスター:穴久保幸作
砂漠の世界では水が貴重だけど
極寒の世界では温かいもの高価であると。
そんな極寒の地に住む人々のために
ピッピが一肌脱ぐんだけど、結果は町を破壊しただけ。

アイデアはすごく良かったんだけどねー。

▼ZOIDS惑星 Zi:塩崎雄二
ゾイドでのバトルシーンもよく描けてるし
お話の流れもつかみやすいし、
今のところは特に問題ないと思うけど。
がんばって欲しいです。

今月はクーゴが、ある村でグウという男と知り合いに
なります。

▼筋肉番付外伝 怪傑!金剛くん:まんが/大内水軍・原案、監修/樋口潮
早速、犬版SASUKEをマンガに取り入れてますね。
しかしまたなんで金剛くんはあんな子犬を
スーパードッグ競技会に参加させるんでしょう。

▼K−1ダイナマイト:坂井孝行
最終回っす。う〜ん・・・食い足りない終わり方だ〜。
でもまあマイトがK−1ファイターらしい戦いを
存分に見せてくれたので良しとしましょう。

最後にはなたれマイトが見られたのがうれしかった。

▼爆転HERO ブレーダーDJ:おおせよしお
また別冊付録にて連載。
新しいベイバトルスタジアム、“マグネシステム”を
ブレーダーDJと周斗くんが楽しく解説。
それと同時にマグネシステムの魅力も
うまく描かれている。
なんで別冊付録なんだよ!?

2002年1月15日 「コミックボンボン」2002年2月号●講談社

▼激闘!クラッシュギアT:原作/矢立肇・まんが/松本久志
万願寺タケルのギア、鎧輝(ガイキ)はすごいねえ。
超高速スピンとホイールの摩擦熱で竜巻を発生させることができるんだから。

でも危険じゃん、それ。
しかもムリがあるぞ。

結局コウヤはキョウスケとクロウドの3人がかりでも
鎧輝には勝てませんでした。

コウヤは洗濯機の渦を見て竜巻攻略法を発見したようですが
それはいったい!?

キョウスケは結構熱くなりやすい性格だったのね。

▼ゴエモン 新世代襲名!:津島直人
ゴエモンはハンゾウの体に取り憑いていた妖魔憑きを
見事退治。
妖魔憑きは見かけは情けない姿ですが取り憑かれると
恐ろしいんです。

▼閃光シュート!モロキューくん:サダタロー
モロキューくんの所属するあけぼのSCが
黒鉄SCの四軍と対戦。最初は3点を先制されてしまうものの
モロキューくんの活躍で逆転に成功する。

モロキューくんは低い背を活かしたスルーパスが
得意なようだ。

・・・まあこのマンガ、楽しいことは楽しいけど絵に動きがないです。
というか試合なのにシュートする場面しか描いてないじゃないですか〜。
何とかして下さい〜。

▼グランボ:竹山ゆたろう
カケルはピヨリカに続いてウキウッキを
仲間に加えました。早速役に立ってますね。
おもしろいです。

ピヨリカはしゃべれないから札に字を書いて
それを読者(カケル)に見せるんだね。

▼カードファイトVマスター:原作/原裕朗・まんが/きむら繁
新連載。弁天大丸(10)が主人公のカードゲームマンガ。
全体的に明るい感じがして楽しく読めました。
召喚バトル疑似体験マシンを使うと、召喚したキャラクターが
出現し、さらに会話までできるというのがおもしろいですね。

▼携帯電獣テレファング2:零願雷蔵
こちらも新連載。転校したばかりで友達のいない
炎京(ほむらきょう)くんと、これまたいじめられてばかりで
友達のいない電獣レックスがお互い打ちとけて
友達になるところから物語がスタート。

これから京とレックスがどんな活躍をしてくれるのか、期待。

▼ロボットボンコッツ2:原作/下田敦&レッドエンターテイメント・まんが/タモリはタル
本当にもう何度も書くんだけど、どうして女性キャラの胸を
あんなに大きく描くんだろう。胸がものすごく大きいので体型がおかしく
なっちゃってます。腕は見えないし、足はものすごく太くなってるし。

▼仰天人間バトシーラー ガッツとオルカの冒険伝説:舵真秀斗
うわあああっ!!!オルカが、
オルカがあああぁぁぁっ!!

いやーすごいことになってるなー。
オルカが大人になっちゃったよ
・・・ってそういう問題じゃないか。

オルカの出生の秘密も分かったし
次月がとっても楽しみです。

▼特上へろへろくん:かみやたかひろ
10000点満点のテストで100点をとったへろへろくん。
でも100点満点に直すとたったの1点ってことだよ・・・

▼ゴーゴー五つ子ら・ん・ど:はやさかゆう
最終回。最後まで今ひとつな内容でした。
元気な子供が5人もいるのにその元気さが
ストレートに伝わってこなかった。惜しい。

2002年1月8日 「砂漠の海賊!キャプテンクッパ」1巻●小学館 谷上俊夫

別コロでこのマンガを初めて見たときから「ぜひ単行本化してほしい」と
常々思っていたのですがついに単行本化。ウレシー!

主人公はクッパという男の子。渇ききった砂漠の海を相棒のロボット、
ドラムと一緒に水を求めて大冒険!
敵は人間から水を奪ったカクテキという化け物。
このカクテキを倒し、奪われた水を取り戻すのがクッパの真の目的となります。

本当に冒険活劇と呼ぶにふさわしいマンガでクッパがカクテキの手下を
やっつけるシーンは見ていてスカッとしますよ。

愛くるしいキャラクター、次々に場面が切り替わるスピーディーなバトル展開、
それでいて人が死ぬことはなく、子供にも安心して読めるセーフティな内容と
いいとこづくめのマンガです。

もしぼくが今、小学生だったならこのマンガに心ウキウキさせながら
別コロ次号発売まで首を長ーくして待ってただろうなあ。

それくらい、小さい子供には特に薦めたいマンガ。すばらしい。

2002年1月2日 「小学一年生」2002年2月号●小学館

▼爆転!!BBランド:むさしのあつし
新連載。ベイブレードの四聖獣が登場する4コマギャグ。
四聖獣のかっこいいイメージをくずしてるね(笑)。
とにかく回転がテーマになっていて、オチのほとんどが
回転・爆転で締めくくる。

▼スーパー0くん:さくらももこ
0くんが住む星では、雪の日にはユキザブロウという
乗り物に乗るそうです。
(馬車に顔がついた化け物みたいな乗り物)
ユキザブロウの燃料は焼きいもということなので、
やっぱりガスの力で走るんでしょうか。

▼星のカービィ:さくま良子
さすがのデデデ大王もカービィにはかないませんね。
おしくらまんじゅうでひどい目に遭わされてます。

▼かんたん!びっくり!!Dr.トランプのトランプ手じな入もん:あきやまてつしげ
小学1年生でもできる簡単な手品をマンガで解説。
トランプのマークでクラブはクローバーではないと
解説しているところが良し。

▼なぞポン:じょうさゆり
なぞポンが雪山でくしゃみをしたら
鼻水しぶきがダイヤモンドのようにきらきら輝いて・・・
でも汚い。

総理大臣が大切にしている乗り物ってなに?という
なぞなぞに爆笑。うまい。(答えは下をドラッグしてみてね)

答え→ そり(そうりだいじん→そりだいじ→そり大事)

▼コメットさん:あべさより
最終回。王子様よりツヨシくんとネネちゃんを選ぶ
コメットさんにホロリ。

2002年1月2日 「小学五年生」2002年2月号●小学館

前に小学五年生に連載されてた「松井秀喜物語」に登場する猫のナナ。
本当に昔、松井秀喜氏が飼っていたらしいっすね。

▼きゃらめる☆ホイップ!:山辺麻由
しかしまー伽羅とかいう女の子は、あつかましーやっちゃのー。
他人の家にズカズカと入り込み、商品のケーキをぐちゃぐちゃにし、
さらに無断で材料を使ってケーキを作ったり・・・
なめてんのか、この女。

でもおもしろかったです。伽羅のド厚かましさが却って笑える。
菓依くんの家に居座ることとケーキ食い放題を賭けて、伽羅が
菓依くんのいとこの蜜生(みつき)くんとケーキ勝負をします。
内容は“どちらがおいしいケーキを考案できるか”。

そういや伽羅と蜜生くんのいざこざも見ていて笑えるのよね。

▼聖闘士BLADERS:シナリオ/宮崎まさる・まんが/印照
ハヤトくん、いよいよベイバトル南関東大会決勝戦。
対戦相手は三島慶。こいつの心理作戦によって
ハヤトくんは熱く燃え上がってしまい、自分を見失ってしまうが
マイちゃんのおかげでハヤトくんは落ち着きを取り戻すので
ありました。

まったくハヤト、シュータ揃って女の子には弱いんだなあ。

決勝戦はハヤトくんが勝利をものにしたけど、三島がなにやらあやしそうだ。
このままでは終わらない!・・・次号につづく。

▼ズボラーキングのばらちゃん:兎野みみ
あーおもしろかったー!!
のばらちゃんのズボラぶりがいかんなく発揮されていて
楽しませていただきました!!
最後に自分のズボラ秘技で脱水症状を起こすオチも
最高。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
お風呂のお湯を校長先生に飲ませようとするあさりちゃん。
きたねーなー。

2002年1月2日 「小学二年生」2002年2月号●小学館

▼星のカービィ:さくま良子
カービィって風船の中に紛れると区別つかなく
なるんだね(笑)。

それとわたあめって冬に作りませんかね・・・?
デデデ大王は季節はずれとか言ってますが。

▼ポケモンゲットだぜ!:あさだみほ
自分のいた時代に戻れなくなるのを覚悟で
ときわたりの石を使うシュウ。
しかも今し方敵だった者のために。
昨日の敵は今日は友。いい話だ。

▼ちょっとだけ☆マーメイド:プロデュース/のぞみえるつきよ・まんが/たちばな真未
新連載。みおちゃんという女の子が主人公。
5年前にみおちゃんが海でおぼれていたところを
人魚に助けてもらい、その時にもらった
マリンタロットで突然みおちゃんが人魚になっちゃった
という話です。

マリンタロットというアイテムが今後のキーになりそう。

▼やっタネ!カリンちゃん:ふくやまけいこ
とっても素敵な魔法を使うカリンちゃんですが
サボリぐせがあるのが玉にキズ。

▼名探偵コナン:原作/青山剛昌・絵/松田辰彦
宙に浮いていたピストルの正体は
実は透明人間になった犯人の持っているピストルだった。
しかしコナンたちの勇気ある行動で犯人を逮捕。
犯人のおしりの蒙古斑がチャーミングです。

▼コメットさん:あべさより
最終回。ほのぼのしてて、ちょっと笑えて、心温まる最終回だった。
もうメテオさんったら素直じゃないんだから・・・

▼風のひゅうすけ!!:阿部潤
有名な妖怪ではなくて、オリジナルの妖怪が登場する
このマンガ。今回は頭がリンゴで体がタコのタコリンゴという
妖怪が登場。
それにしてもこのマンガはいったいどこが
舞台になってんでしょーね。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
あさりちゃん、雪の中服脱いでなーにやってんだか。

2002年1月1日 「小学六年生」2002年2・3月合併号●小学館

「ムチャ丸の月刊小六ニュース」今回のテーマは
愛子さまは天皇になれないのか?ということです。
日本の今の法律では女の子は天皇になれないそうです。
うーーーーーーん・・・難しいですね。
だからといってここに男女差別を持ち込むのは見当違いよ。
みなさん。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
ちっ、閻魔の野郎、時間を戻しやがった。
夢オチと似たようなもんじゃねえか。

やっぱ人類を滅亡させてしまったら収集つかなくなるっしょ。

▼少女少年:やぶうち優
卒業式寸前に札幌へ行ってしまった稔。
切ないよな〜。せめて卒業まで東京にいれば
よかったのに。
でも稔は今度は男として活躍できるようになったんだし
めでたしめでたしじゃないですか。
エンディングもかっこよかった。

▼勝ちぬけベイバトル Go!シュータ!!:シナリオ/宮崎まさる・まんが/印照
いよいよベイバトルトーナメント北関東大会決勝戦。
シュータくんの対戦相手は橘左京くん。名門剣術家の跡取りです。
だからなんで居合抜き免許皆伝の天才剣士が
こんな大会に出ているのでしょうか?


んでもって

剣もコマもそこに戦いがあるかぎり同じ武の道

ですか?コマが武の道ねえ・・・

・・・それはともかくシュータくん、優勝おめでとー!!

▼ゴリ押し成就ドラマジ!?:高田祐三
入れ替え虫ってとんでもないヤツだったんだな。
こいつのせいで世界征服させられそうになるんだけど
そこはドラマジとあかりの力で・・・

エンディングは温かく、爽やかな締めくくりでした。
ドラマジもあかりも無事でよかった。

▼幽子ちゃん100連発!!:楠桂
小田仏くんって最初は冴えない少年だったのに、
今では幽子ちゃんと霊子ちゃんの2人にモテモテ。
やっぱり優しい性格とまじめな性格が2人を惹きつけるんだよな。
それでも小田仏くんはやっぱり「幽子ちゃん一筋」。
霊子ちゃんも新しいボーイフレンドができてヨカッタヨカッタ。

▼釣りキチ三平:矢口高雄
付録についてるマンガです。有名なので敢えて説明しませんが。
いつものように三平の釣りのスゴさが見られるのかな〜と思ったら
ユリッペの女としての成長に三平が照れてる場面があったんで
こりゃ意外でしたな。別の意味で楽しめた。

2002年1月1日 「小学三年生」2002年2月号●小学館

密かにめんこスタジアムを流行らそうとしてませんか?

▼とっても!ミニモニ。:まんが/こやまゆき・原案協力/永野ゆかり
馬を描くのが苦手なのを理由にホースを描くというのは
ナイスなアイデア。

▼星のカービィ:さくま良子
バレンタインネタ。チョコの代わりにカレールーをカービィにあげる
デデデ大王。ナイスだ!

▼ポケモン4コマ大百科:山下たかひろ
ルージュラっていくつ本命チョコ持ってんだろ・・・?
もてない女(?)ってのもつらいね。

▼ベイブレード大戦 聖龍伝:黒岩よしひろ
こちらもアスカがリョウたちから勇気をもらい
ガルオンを撃破!四聖獣もそろい、邪悪との
最終決戦へ。

アスカとドランザーのコンビって華麗だよね。

▼ズボラーキングのばらちゃん:兎野みみ
新連載。・・・つーか私にとってはすっかりおなじみなんですが。
のばらちゃんによるとホワイトデーとは男の子が女の子に
ホワイト(白)なものをあげる日なのだそうです。
こういうボケが楽しくていいですね。
準くんの大阪弁もGOOD。

▼ゴエ:吉田さとし
少しずつおもしろくなってきてます。今月号もなかなか。
木の上に作った秘密基地を猫たちにゆずってあげる
子供たち。うーん爽やかだね。

▼探偵少年カゲマン:玉井たけし・原作/山根あおおに
雪合戦で雪玉の代わりに餅玉を使うのは
ナイスなアイデア?

2002年1月1日 「小学四年生」2002年2月号●小学館

ベイブレードとスタジアムにそれぞれ磁石を埋め込むことで
ベイブレードが予測のつかない動きをして、よりエキサイティングな
ベイバトルが展開される“マグネスタジアム”。
お互いの磁石の反発する力を利用しているわけだ。
次から次へといろいろ考えるね。
あと付録のマジックルーペも楽しいねえ。

▼ベイブレード大戦 聖龍伝:黒岩よしひろ
ミトラとドライガーは邪悪に支配されていなかった。
そのことを知ったリョウとドラグーンは勇気100倍!!
見事、マサルとガルマーンを撃破!!

相変わらず聖獣たちが涙もろいのが気になりますが、
それは正義の心があればこそってことにしておきましょう。
そしていよいよ邪悪との最終決戦。

▼とっても!ミニモニ。:まんが/こやまゆき・原案協力/永野ゆかり
辻ちゃんと加護ちゃんが大人らしくなる話。
おもしろかったです。本人たちは大変だったみたいですが。
この2人が急にまじめな性格になるというのも土台無理な話。

▼星のカービィデデデでプププなものがたり:ひかわ博一
カービィが桃太郎で大活躍・・・かと思ったら、
浦島太郎やらシンデレラやら昔話をごちゃごちゃに詰め込みすぎて
なにがなにやら分からない内容になってしまった。

▼ズボラーキングのばらちゃん:兎野みみ
なんだよ!のばらちゃんたちが探偵になるお話じゃ
なかったんかい!!

表紙を見てすっかりだまされる私。
勇介のだぶだぶの黒服が笑いを誘う。

今回は勇介が好きな女の子からバレンタインチョコが
もらえるかって話。
そんなに心配なら好きな女の子のスカートなんぞめくるなと
言いたくなりますが。
勇介は意外に力持ちであることが判明。

▼探偵少年カゲマン:玉井たけし・原作/山根あおおに
今回付録のマジックルーペ使いまくりです。

▼少女少年:やぶうち優
新連載です。なんと今回は小学四年生で連載!
小学五年生でも続けるようで。とにもかくにも6巻決定。

主人公は谷川光という小学4年生の男の子。
光は児玉なすのという同い年の女の子に
ひっそり恋心を抱いている。
なすのは青葉のぞみというアイドルの大ファン。
そんなある日、光は青葉のぞみと間違えられて、
村崎プロデューサーに連れ去られてしまい、
そこで青葉のぞみの身代わりをさせられてしまうという・・・
(本人もすっかりノリ気)

もうこれだけでいろいろおもしろくなりそうな要素があって
これから先が大いに期待できます。
なすのが応援してきた青葉のぞみが実は光だった・・・
とかね。とても楽しみです。

▼えんじぇる☆BOY:池田多恵子
やっぱり有羽ちゃんは翼くんのことが好きなんだなあということが
前面に押し出されていた回。やっと翼くんが好きって気持ちが強くなったのに
翼くん、引っ越してしまうんだとさ。どうなっちゃうんでしょうねー。
あとアメリカへ行った両親は・・・?

▼あさりちゃん:室山まゆみ
非常におもしろかったです。
あさりちゃんが友達の誕生会で自分の描いたマンガを
友達にプレゼントする話です。
美化されたあさりちゃんと自分に都合のいい
ストーリー展開に大爆笑。