作者 | 綾辻行人(おっぺ)
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公的データ | 半年前、凄惨な四重殺人の起きた九州の孤島に、大学ミステリ研究会の7人が訪れる。島に建つ奇妙な建物「十角館」で彼らを待ち受けていた、恐るべき連続殺人の罠。生きて残るのは誰か?犯人は誰なのか?鮮烈なトリックとどんでん返しで推理ファンを唸らせた新鋭のデビュー作品。(おっぺ)
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感想文等 | 作中で犯人が仕掛けるトリックはトリックとして、叙述トリックの部分として大きいのは、「こうなん」と音読みできる江南がコナン・ドイルだから、同じように名前を音読みしたとき「もりす」となる守巣はモーリス・ルブランだろう。。。と読者が勝手に解釈してしまうところにあるのではないか?(私はモロにそうだった。。。) 特に、コナン・ドイルとモーリス・ルブランは「ルパンとホームズ」ということで、日本のミステリ好き児童にとっては入口の作家たちだから、なおさら。 で、私は、最後の方の守巣のセリフ、刑事の「君はなんてアダナなんだい、モーリス・ルブランあたり?」という『おや、この刑事もわかっているじゃないか』なセリフに対する、 「いえ、ヴァン・ダインです」 に仰天したのだった。。。 「迷路館」にも感心したし、「人形館」にも膝を打ったけれど、「あっ!」と声をあげたのは、この瞬間だった。。。 ミステリを読んで「あっ!」となったのは、何年ぶりだっただろう。(おっぺ)
確かに。十角館には驚きました。 舞台が「島」でなければいけないという必然性があるとどこかで誉めてました。
時計館で、主人公?の時計をどうやって操作したのかが いまだに分からずにいます。
新作執筆中の「暗黒館」も楽しみです。 しかし、文庫発売はいつになるやら・・(うらら)
ただある程度ミステリを、コナン・ドイルとかモーリス・ルブランとか知らないと今1つ面白くないかも。 ・たった一言で世界が変わる! ・鳥肌たちました。 ・館シリーズの新作まだかなーー。 ・あの叙述トリックには驚いた。
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