語る「万華鏡」

(「ドラゴン・ティアーズ」に書き足す)

ドラゴン・ティアーズ(どらごんてぃあーず)

項目名ドラゴン・ティアーズ
読みどらごんてぃあーず
分類サスペンス小説

作者
  • ディーン・クーンツ(おっぺ)
  • 公的データ
  • タフでクールな女コニーと、まじめで理性的な男ハリーは、カリフォルニア警察の特別プロジェクトに携わる警官。ある日彼らが昼食をとっていた店で、突然ひとりの男が銃を乱射しはじめた。ふたりは協力して犯人を射殺、事件は終わったかのように見えた。しかし、それは悪夢の始まりだった。同じ頃、その周辺では人間離れした巨体の不気味な怪物が出没していた。その正体とは…。(おっぺ)
  • 感想文等
  • ここしばらくは、クーンツの「ドラゴン・ティアーズ」を読んでました。私は時々、ストーリーとかプロットとか、テーマとかと少し離れたところのちょっとしたエピソードや寸景で「。。゛(ノ><)ノ ヒィ」と思ってしまうんですが、今回は、端役(?)のひとり、主人公の親友だった警官のエピソードが一番記憶に残りました。

     重を負い、内臓を次々摘出して、まだ若いのに老人のようになってしまった彼、しかし、瀕死のときも、それからリハビリのときも、以前通りの陽気さを保っていた彼が、妻に出て行かれてから一気に精神的にも老け込んでしまったこと。。。

     男としてはちょっと文句を言いたくなってしまいます。これ、男女逆だったら、絶対非難の嵐轟々の仕打ちのはずなのに。そんな状態の妻を見捨てるなんて、人間の風上にも置けない、と。なのに。。。

     いや、文句は一種の愚痴なので聞き流してください(ごめんなさいです(^^;))、単純に、凄く彼の気持ちが分かってしまったということで。。。

     どんな状態にあっても、たったひとり、支えになる人がいれば、頑張れる。それが折れ砕けたなら、もはや立ち続けることはきつすぎる。

     つまりは、そういうことなんですけどね(^^;)。(おっぺ)
  • 脇役の、しかも名前しか出てこない奥さんだったので、内面的なものは全然分からないんですよね。だから、実際のところどうだったのかは分からないので、私も彼女自身に「(泣)」と思っているんじゃなくて、男女差別の存在に少しプリプリしたわけなのでした(笑)。

     男が女性を「振る」と「ひどい」で、女性が男を振ると「前向き」なんですってさ(泣)。どうか、それは違うと言って下さい(泣)。

     あ、いや、私が最近振られたというのではないんですけどね(^^;)(おっぺ)
  • 作者
  • 作家・監督等
  • 公的データ
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