語る「万華鏡」

(「めぞん一刻」に書き足す)

めぞん一刻(めぞんいっこく)

項目名めぞん一刻
読みめぞんいっこく
分類コミック

作者
  • 高橋留美子(おっぺ)
  • 公的データ
  • まだ書き込みはありません。
  • 感想文等
  • このとき、ちょうど私も五代くんと同じに大学生だったんだよね。。。そして、五代くんと同じに教育実習に行ったり、就職浪人したり、なんだかんだあったのだった。
     今読み返してやはり思うのは。。。五代も三鷹も、それは浮気性で他の女性のことを想ったり行動にも出たりもしてしまいはするけれども、けれども、こと響子さんの近くにいるときは常に純情に頭がかっかしていた。。のに、響子さんの方は、なんだかとっても淡泊な感じで、それが擬音というのかな、「スタスタ。。。」とかいう「音」の表現に出ている。。。でもだからって、五代や三鷹に興味・関心がないかというとそんなこともなく、焼き餅も焼くし、情熱的にもなるし。。だからこそ、あの「スタスタ。。。」表現は、なんだか男としては不思議だった。。。
     それとも、女性からすると、ごくごく当たり前のことなのかな? あの、不思議な淡泊さというのは。。。こちらが一途なほどに燃えてしまっているのに、なんだか「すかっ」という感じにかわされているふうに思うのは(笑) そして、それが別に嫌いだとか無関心だとかいうわけでもないというのは。。。
     この男と女の書き分けが巧まずにできるところが、高橋留美子の天才さのゆえんだと想うんだけどなー(笑)(おっぺ)
  • それは・・・<ナルシシズム的限界>のことが密かにお題に、されてイルのでしょう。
    いつまでも”今、ここ”にとどまっている・コトはデキナイからさ。
     ♪時は流れ〜る〜 愛は流れる〜 ♪ from「マクロス

     水は流れ、風も流れ、風を入れない押し入れは腐り(爆)。そうすっと”イノチを守れない”、カラでしょう。。
     私、ニンゲンも<音符>だと思う。アレコレ・アチコチで、ビリヤードのナインボールのように、ぶつかりあいながら、別れたりまた出会ったりしながら続いてく・・・。
     一種残酷さも少々は感じながら、デモ、ココロの核は「もう知っている」・・・のデハ?
     ドコカ納得デキル、のでは?

     「この感覚」は、中沢新一『宗教入門』(マドラ出版)からのウケウリ・デス。

     でも、”愛が有るから”、流れている・んだよ。うん。
    (そうすっと、有史以来、”愛のナイ場所は無かった”・・・。って、コトかな?そーゆーことになるなぁ・・・。)


     高橋留美子は、天才です(キッパリ。)。新潟の星やっ!(爆爆)(新潟県人)
  • あ、新潟の人だったのね、高橋留美子。。。(^^)
     読み返していると、白眉はやっぱり「坂の途中」だなあ。。(おっぺ)
  • うーむ、かつてはさほどでもなかった「桜迷路」が何だかジーンときてしまうのは。。。(笑)
     そして、ポジティブな感動の白眉は「坂の途中」としても、今読んでても胸が詰まるのはやっぱり「閉ざされた扉」なんだよね、こればっかりは。。。
     ここで五代が響子さんに向かって半分壊れながら言っていることは。。。あまりにも、よく、知っている感情だから。。。(おっぺ)

  • 「泣き虫」。
    この回の、八神の響子さんへの「泣き虫!」は。。。
     前に読んでたときは「苛立ち」とか「怒り」だけしか感じられなかったんだけど、
     今は。。。
     これは、、、確実に、エールそのものだったように。。。(おっぺ)
  • 長女−小6、12才−が、高橋留美子の大FANで、
    (もとは、私の持っている「うる星やつら」,「るーみっくわーるど」など
     を読んで、FANになった。)
    人魚シリーズ」、「らんま」、「犬夜叉」などを買い揃えたと思っていたら、
    とうとう私が1度処分してしまった「めぞん一刻」まで買い揃えてきました。

    はたして、解って読んでいるのやら。

    舞夜さんの「花嫁人形」に比べれば、かわいいもんでしょうが。

    私の血をひいているせいか、高橋留美子、あさりよしとう(これも私の所有)
    など独特の間というか感覚が好きみたいですけど。(youpon)
  • > はたして、解って読んでいるのやら。
     読み方は、大人だってそれぞれでしょうから、子供も子供に必要な形で解ってるんじゃないでしょうかしら(^^)
    > 私の血をひいているせいか、高橋留美子、あさりよしとう(これも私の所有)
    > など独特の間というか感覚が好きみたいですけど。
     この「間」はやっぱり作者の資質としか言いようがないのかなー(笑)(おっぺ)
  • > 長女−小6、12才−が、高橋留美子の大FANで、

    > はたして、解って読んでいるのやら。

    私もお嬢さんの歳から中学ぐらいにかけて読みました。って、別に若いって主張してるんじゃないですよ(笑)。
    あのときは、あのときなりに、わかって読んでいましたね。今読み直すと、取り方がずいぶん違っているんだろうけど。

    ただ、ラストはちょっと中学生には刺激が強かったですね。その後の「そういう
    状況になったとき」観にかなり影響を与えているような・・・、変な話ですが。
    子供はこういう刺激から学んで行くんだな、つくづくおもいます。(とも)
  • ともさん、こんにちは(゜゜)(。。)ペコッ
    > あのときは、あのときなりに、わかって読んでいましたね。今読み直すと、取り方が
    > ずいぶん違っているんだろうけど。
     子供の頃「こういうことだろう」と思って読んでいたのが、今読み返すと、実は「そういう意味ではなかった」。。。ということって、ありますね(^^;)
    > ただ、ラストはちょっと中学生には刺激が強かったですね。その後の「そういう
    > 状況になったとき」観にかなり影響を与えているような・・・、変な話ですが。
    > 子供はこういう刺激から学んで行くんだな、つくづくおもいます。
     今、本屋さんに行くと何だかやたら「人生で必要なことは全て○○から学んだ」みたいなタイトルの本があって、この「○○」の中味は、例えば「サンダーバード」だったり(^^;いろいろですけど、実際、本とかドラマとか、そういった「自分の生きているのとは別の、もう一つの人生」みたいなものからいろいろ覚える(学ぶ、というほど偉そうなことではなくても(^^;)ということはありますよね。
     標準的なものを覚えるのではなくて、変に歪む場合もあるかもしれませんが(爆)(おっぺ)
  • ううん。。。
     久しぶりに再読したけれど。。。
     やはり、これはかなり奇跡的なほど見事な作品なんじゃないかしら。。。(おっぺ)
  • 四谷さんって何者・・・・??
    ・恋のというより、人生の教科書です。
    ・管理人さん・・・
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