語る「万華鏡」

(「因果応報」に書き足す)

因果応報(いんがおうほう)

項目名因果応報
読みいんがおうほう
分類必殺シリーズ

作者
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  • 必殺仕事人2009第5話
    脚本:前川洋一  監督:酒井信行


    江戸で人々から崇められる住職・正円(平幹二朗)による大仏の建立が決まった。こう(野際陽子)やふく(中越典子)に付き添って寺にやってきた小五郎(東山紀之)は、2人が正円を前に、見栄を張って大金を寄進するのを見て渋い

    一方、大仏建立のために新たに導入された商い税に源太(大倉忠義)も反感を隠せない。そんな源太の知り合いの棟方宗兵衛(堤大二郎)をはじめ、大仏建立のために、宮大工棟梁たちが江戸に集められた。


    旗本・田上重太郎(藤田宗久)から大仏建立を一任された材木問屋・木屋(谷本一)は、近辺の住民の立ち退きを始める。小五郎は、立ち退きを断った男が木屋の雇ったやくざ者・仁吉(細川純一)らによって袋叩きになっているのを助けるが、筆頭同心の坂本勘助(宇梶剛士)から、立ち退きの邪魔をするなと厳重注意を受けてしまう。

    そんな中、木屋が手配したのが粗悪な材木だという事実を知った宗兵衛。ひそかに木屋から大仏の図面を盗み出すと、仲間の棟梁・佐平(徳井優)に向かって、不正を寺社奉行に訴えると言い放った。だが、その矢先、仁吉らによって宗兵衛の家族は斬り殺され、家には火を放たれてしまう。

    それを知り、宗兵衛の娘に思いを寄せていた作太郎(前田航基)もショックを受ける。宗兵衛の息子・耕太(小杉彩人)だけは、源太の家に泊まりに来ていたおかげで難を逃れた。その耕太の証言で、宗兵衛が木屋の不正について佐平と話していたことがわかる。しかし、小五郎から話を聞かれた佐平は、不正は宗兵衛の勘違いだったとしらをきる。佐平は、木屋とつながっていたのだ。


    さらに、涼次(岡昌宏)の調べで、正円と田上が結託しており、大仏建立も商い税も2人の私利私欲のためだったことがわかる。

    耕太の頼みで、仕事が始まった。
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