語る「万華鏡」

(「まぼろしの怪人」に書き足す)

まぼろしの怪人(まぼろしのかいじん)

項目名まぼろしの怪人
読みまぼろしのかいじん
分類ミステリ小説

作者
  • 横溝正史
  • 公的データ
  • ここ数年間、どんな厳重な警戒体制も潜り抜け、高価な宝石類を略奪して日本中を荒らしまわる、まぼろしの怪人。警察が必死の捜査を繰り広げるが、この男の正体も隠れ家も、いまだにつきとめられてはいない。
     その怪人から警視庁の等々力警部あてに不敵な犯行予告状が届いた。彼の目当ては、探偵小僧御子柴進が寄宿している、新日報社社長の姪可奈子の宝石であった。等々力警部と五人の刑事、さらに新日報社の敏腕記者三津木俊助と御子柴少年が警戒に当たった。そして遂に、怪人が予告したクリスマスの夜がやってきたのである。 強烈なサスペンスで描く傑作推理。
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