語る「万華鏡」

(「タイムスリップ森鴎外」に書き足す)

作者	鯨統一郎(おっぺ)
公的データ	大正11年、何者かの手によって80年後の渋谷道玄坂に突然タイムスリップさせられた森鴎外こと、森林太郎。元の世界に帰る方法を探る彼は、女子高校生・麓うらら達と共に昭和初期の作家達に共通する奇妙な現象を発見する。(おっぺ)
感想文等	かなり面白かった。こういう「ズレ」感覚のお話って、好きなのかもしれない。そういえば、森雅裕「マンハッタン英雄未満」も面白かったなあ。　ただ、強いて言えば、やはり「犯人」が江○川乱歩というのは、乱歩の作品のみならず各種随筆などをも読んで育った者としては、いささか「待て待て！」と言いたいところは。。。(笑) 　同じ（でもないが）デンで、清涼院流水の「コズミック」が松尾芭蕉を犯人にしていたときには別にムッともしなかったんだけど（笑）。　ドタバタミステリというか時間SFの一種として楽しんだけど、最後に鴎外の新刊（笑）として出てきた本たちのタイトルは、これはちょっと遊びすぎ？　だって、これじゃあまるっきり盗作したみたいでは（笑）。(おっぺ)

*公的データと感想文等は、タグ一部OKです。

この項目の一部を削除する