語る「万華鏡」

(「迷宮の扉」に書き足す)

迷宮の扉(めいきゅうのとびら)

項目名迷宮の扉
読みめいきゅうのとびら
分類ミステリ小説

作者
  • 横溝正史
  • 公的データ
  • 金田一耕助の行く所、必ず事件あり。
     三浦半島巡りを楽しんでいた金田一は、突然、嵐に遭い、神館という屋敷へ逃げ込んだ。
     だがその直後、一発の銃声と共に誰かが土間に倒れこんできた。
     うつぶせになった男の背中の左肺部のあたりから血が噴き出していた。
     殺された男は、毎年この屋敷の主、東海林日奈児少年の誕生日に、カードを届け、ケーキを切りにくる黒づくめの男だった。
     不審に思った金田一が 尚も聞き込もうとしたが、日奈児の後見人降矢木は、なぜか言葉を濁した……。
     莫大な遺産をめぐる人々の葛藤をテーマに、完璧なトリックと緻密な構成で描く傑作本格推理。
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