語る「万華鏡」

(「瞳の中の女」に書き足す)

瞳の中の女(ひとみのなかのおんな)

項目名瞳の中の女
読みひとみのなかのおんな
分類ミステリ小説

作者
  • 横溝正史
  • 公的データ
  • 夕方の雑踏で賑わう吉祥寺駅前で、袴姿の金田一耕助と等々力警部が、ひそひそ話し込んでいる。
     挙動不審の一人の青年を見張っていたのだ。
     やがて、動き出した青年を等々力警部が尾行し、金田一は、見当をつけていた現場へ先回りすることになった。
     青年は新聞記者で、一年前、不可解な事件にまきこまれたて失った記憶を取り戻そうとしていた。
     その事件のを握る謎の女は、彼の瞳の中だけに存在するのである。
     今ようやく、事件の全貌が明らかにされようとしていた……。
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