語る「万華鏡」

(「ドラゴンの歯」に書き足す)

作者	エラリー・クイーン
公的データ	父の旧友の息子ボー・ラムメルと手を組み、私立探偵社を開業することになったエラリイのもとに、ある日、”ウォール街の幽霊”と呼ばれる財界の大物キャドマス・コールが訪れた。　将来事件を委嘱するとだけいい、巨額の契約金を払って立ち去ったコールは、数日後、愛用のヨットの上で謎の死を遂げる。　残された莫大な遺産を相続するのは、コールの二人の姪だった。　が、彼女たちをめぐって、奇妙な事件が相次いで起こり、ついには娘の一人が何者かに射殺されてしまった！コールが蒔いたという”ドラゴンの歯”とはいったい何か？
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